JP2848242B2 - 触媒機能を有する高周波発熱体 - Google Patents
触媒機能を有する高周波発熱体Info
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Description
て加熱・昇温させ、自動車などの内燃機関から排出され
る排気ガス中の炭化水素、一酸化炭素などの有害物質を
触媒的に分解する高周波発熱体に関するものである。
中に含まれる炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物の排出
規制が強化される動きにある。これら汚染物質の浄化方
法の一つとして触媒による後処理方式があり、代表的な
触媒としては空燃比を理論空燃比付近に制御することに
より炭化水素、一酸化炭素の酸化と窒素酸化物の還元を
同時に行い、無害な炭酸ガス、水蒸気、窒素に変換する
触媒体(三元触媒)がある。
アを主成分とするコーディエライトの300〜400ce
ll/inch2のモノリス担体、または鉄−クロム−アルミ
ニウム系合金をコルゲート加工した金属製の担体(メタ
ル担体と呼ばれている)に、表面積の大きいアルミナな
どの微粒子からなるウォッシュコートと呼ばれるコーテ
ィング層、もしくは前記メタル担体の酸化被膜層を設
け、このコーティング層もしくは酸化被膜層に白金、パ
ラジウム、ロジウムなどの貴金属微粒子を担持して構成
されており、触媒機能は排気ガスの加熱によって発揮さ
れる。
るため、前記メタル担体に直接電流を流し、触媒体を急
速加熱する電気ヒータ方式が検討されている。
媒体の構成では、触媒機能を発揮させるには触媒層の温
度が350℃以上を必要とし、排気ガスのみによって加
熱される場合は前述の触媒として機能する温度に到達す
るのに約1分を要し、それまでは有害な排気ガスがその
まま大気へ排出されるという課題があった。
ヒータ方式の触媒体は排気ガスのみによって加熱される
触媒体に比べ、昇温スピードが改善されるがメタル担体
の熱容量が大きいので極めて短時間で昇温させるには大
電力を必要とするという課題があるとともに、電気的絶
縁など信頼性に欠けるという課題がある。
波加熱を利用し、自動車などのエンジン始動時に排出さ
れる排気ガス中の有害物質である炭化水素や一酸化炭素
を低減する触媒機能を有する高周波発熱体の提供を目的
としたものである。
め、本発明の触媒機能を有する高周波発熱体はセラミッ
ク多孔体に高周波エネルギを吸収し発熱する高周波吸収
層を形成してなる高周波吸収体と、複数のセラミック繊
維からなる支持体にセラミック微粒子からなる担体層を
形成するとともに前記担体層に触媒を担持してなる触媒
体とから構成している。
体は高周波エネルギを吸収し発熱するセラミック多孔体
からなる高周波吸収体と、複数のセラミック繊維からな
る支持体にセラミック微粒子からなる担体層を形成する
とともに前記担体層に触媒を担持してなる触媒体とから
構成している。
高周波発熱体(高周波吸収体と触媒体)に高周波エネル
ギが給電されると、前記高周波吸収体は高周波エネルギ
を吸収し、発熱する。同時に前記高周波吸収体に隣接し
て配置されている触媒体が触媒として機能する温度に加
熱され、自動車などから排出される排気ガス中の一酸化
炭素や炭化水素は加熱された触媒によって無害な炭酸ガ
スと水蒸気に変換され大気へ排出される。
多孔体で構成されているので軽量となり、熱容量を小さ
くすることができる。したがって高周波エネルギによる
急速加熱が可能となり、前記高周波吸収体を短時間で高
温に昇温させることができる。
れている触媒体はその骨格がセラミック繊維で構成され
ているので従来の触媒体に比べ軽量となり、熱容量を小
さくすることができる。したがって前記触媒体は前記高
周波吸収体によって発生した熱を受けて短時間で触媒と
して機能する温度に昇温し、触媒機能を発揮することが
できる。
説明する。
機能を有する高周波発熱体の一部断面図を示している。
図1(a)において、1は高周波吸収体でありセラミッ
ク多孔体2に高周波エネルギを吸収して発熱する高周波
吸収材料からなる高周波吸収層3が形成されている。セ
ラミック多孔体2は同図(b)に示すように均一な連続
気孔を有する三次元網状の骨格構造を有している。また
図2(a)において、4は触媒体であり、複数のセラミ
ック繊維からなる支持体5に比表面積を拡大するセラミ
ック微粒子からなる担体層6が形成され、さらに担体層
6には排気ガス中の有害物質を分解する触媒7が担持さ
れている。本発明の触媒機能を有する高周波発熱体は高
周波吸収体1と触媒体4の両者で構成される。図2
(b)は複数のセラミック繊維からなる支持体5の一部
断面図であり、支持体5は複数のセラミック繊維8を集
束して得られる撚糸によって構成されている。同図
(c)、(d)は支持体5が同図(b)で示した撚糸の
偏織品で構成されたものを示しており、支持体5は実用
的には前記偏織品を用いることが望ましい。同図
(c)、(d)は平織の例を示しているが、朱子織、か
らみ織、ブレード、ロープ、テープなど各種の織り方が
可能である。また、上記織布ではなく、ペーパーやマッ
トなどの不織布も適用できる。
有機質の多孔体(例えばポリウレタンフォーム)を基材
としこれにセラミック材料をコーティングし、焼成して
得られるものであり、このセラミック材料としては耐熱
性、機械的強度に優れたアルミナ、シリカ、マグネシ
ア、ジルコニアの少なくとも1種が適用される。
周波吸収特性に優れた半導体材料が挙げられ、特に亜
鉛、銅、マンガン、コバルト、鉄、スズ、チタン、ケイ
素を主成分とする酸化物、炭化物、前記金属を含むペロ
ブスカイト型複合酸化物などの複合酸化物の少なくとも
1種からなるものが適用される。上記半導体材料が高周
波エネルギの吸収・発熱特性に優れている理由は上記半
導体材料が高周波の吸収に適した導電特性、誘電特性を
有していることが考えられる。特に高周波吸収材料とし
て炭化ケイ素を適用することにより、より優れた高周波
エネルギの吸収・発熱特性と排気ガス雰囲気下での耐熱
性、化学的安定性を実現することができる。 セラミッ
ク繊維8は耐熱性に優れたセラミック材料が望ましく、
特にアルミナ、シリカ、ジルコニアの少なくとも1種が
適用される。
る触媒7の分散性を向上させ、触媒活性を高くするため
(比表面積の拡大)のものであり、その材料としては耐
熱性に優れたシリカ、アルミナ、ジルコニア、セリアの
少なくとも1種を主成分とするセラミック微粒子が適用
される。
パラジウム、ロジウムの貴金属、銅、マンガン、コバル
トの酸化物、ペロブスカイト型複合酸化物が挙げられ、
これらの少なくとも1種が適用される。
に形成されることが望ましいが、支持体5を構成する各
々のセラミック繊維8またはセラミック繊維8よりなる
撚糸に予め形成することも可能である。
3を構成する高周波吸収材料、およびセラミック支持体
5と担体層6を構成するセラミック微粒子は無機質バイ
ンダで接着され、また触媒7は前記無機質バインダによ
る接着もしくは触媒溶液の浸漬・乾燥処理により担持さ
れる。また無機質バインダは特に限定されるものではな
いが、耐熱性、接着性に優れたアルミナ、シリカ、ジル
コニアなどのコロイド粒子のものがよい。
る。高周波吸収材料に無機質バインダと溶媒(通常は
水)からなるスラリーを作製し、このスラリーにセラミ
ック多孔体2を浸漬するか、もしくは前記スラリーをセ
ラミック多孔体2に刷毛塗りやスプレーなどの方法によ
り塗布し、高周波吸収材料と無機質バインダを付着させ
て高周波吸収層3を形成した後、乾燥もしくは焼成す
る。前記スラリーの組成は必要とする高周波吸収材料の
付着量や接着力を保持できる無機質バインダ量、浸漬処
理の際の作業などによって適宜設定される。
る。シリカ、アルミナなどのセラミック微粒子と無機質
バインダと溶媒(通常は水)をからなるスラリーを作製
し、このスラリーに支持体5を浸漬するか、もしくは前
記スラリーを持体5に刷毛塗りやスプレーなどの方法に
より塗布しセラミック微粒子からなる担体層6を形成し
た後、乾燥もしくは焼成する。次に金属からなる触媒
7、もしくは触媒7を含む金属化合物を分散(または溶
解)させた触媒溶液を作製し、この触媒溶液中に上記の
担体層6を形成した支持体5を浸漬するか、もしくは前
記触媒溶液をスプレーなどにより担体層6に塗布した
後、乾燥もしくは焼成する。また触媒7は予め前述のセ
ラミック微粒子と無機質バインダと溶媒とからなるスラ
リーに所定量を加えておき、担体層6の形成と同時に触
媒7を担持してもよい。なお、触媒7が金属酸化物であ
る場合、触媒の担持は次のように行われる。触媒7と無
機質バインダと溶媒からなるスラリーを作製し、このス
ラリーに支持体5を浸漬するか、もしくは刷毛塗りやス
プレーにより塗布した後、乾燥もしくは焼成する。
体の作用と効果について、排ガス浄化装置を一例に挙げ
説明する。
で構成される触媒機能を有する高周波発熱体9を配置し
た自動車から排出される排気ガスを浄化する装置の一例
を示すものである。同図において、10は内燃機関の排
気ガスを排出する排気管、11は排気管の途中に設けら
れた加熱室であり、本発明の触媒機能を有する高周波発
熱体9は加熱室11に収納される。このとき前記触媒機
能を有する高周波発熱体9は排気ガスの流れに対し前流
側に高周波吸収体1、後流側に触媒体4となるように配
置されている。12は加熱室11に収納される触媒機能
を有する高周波発熱体9を支持するための支持部材であ
り、この支持部材12は前記触媒機能を有する高周波発
熱体9の外周と加熱室11の内壁との間の断熱機能も兼
ねている。13は加熱室11に給電する高周波エネルギ
を発生させる高周波発振器、14は高周波発振器13か
ら発生した高周波エネルギを加熱室11に伝送する導波
管である。15、16は加熱室11を限定する高周波遮
蔽手段であり、多数のパンチング孔を有する金属板ある
いは多数の貫通孔を有する金属のハニカム構造体から
構成される。
ジンから排出された一酸化炭素や炭化水素などの有害物
質を含む排気ガスは排気管10を通り、触媒機能を有す
る高周波発熱体9に流入する。一方、エンジン始動と同
時にあるいはエンジン始動直前に高周波発振器13が制
御部(図示せず)からの指令により高周波エネルギを発
生させる。この高周波エネルギは導波管14を伝送して
加熱室11に給電されると、高周波吸収体1によって吸
収され(実際にはセラミック多孔体2に形成されている
高周波吸収層3)、熱に変換される。同時に高周波吸収
体1の排気ガスの流れに対し後方に隣接して配置されて
いる触媒体4が高周波吸収体1からの熱伝達によって加
熱される。そして触媒体4の担体層6に担持されている
触媒7が触媒として機能する温度に到達すると、排気ガ
ス中の有害物質である一酸化炭素や炭化水素は排気ガス
中に含まれる酸素との反応が起こり無害である水蒸気と
炭酸ガスに分解される。この無害となった排気ガスはマ
フラーを通過して排気管10より大気に排出される。
ルミナ、シリカ、マグネシアからなる成形体(直径80
mm、容積50cc、25cell/inch2)と、高周波吸収層3
を構成する高周波吸収材料として炭化ケイ素ウィスカー
を用い、高周波吸収体1を作製した。また支持体5とし
て直径15μmのシリカの連続繊維を1000本集束し
た撚糸を縦糸、横糸ともに10本(撚糸)/inch2の打ち
込み数で平織された織布(直径80mm)と、担体層6を
構成するセラミック微粒子としてアルミナと、有害物質
を分解する触媒7として白金を用い、触媒体4を作製し
た。なお、無機質バインダとしてアルミナゾルを用い
た。
ねて高周波発熱体9を構成し、図3に示す排気ガス浄化
装置(高周波消費電力1.5kw)の加熱室11に高周波
吸収体1が排気ガスの前流側となるように収納し、排気
ガス量約300l/min、排気ガス温度300〜350℃
となるようにエンジン(排気量2000cc)を運転し、
炭化水素分析計による炭化水素の浄化性能を評価したと
ころ、高周波給電30秒後で約70%の浄化率が得られ
た。
ム、パラジウムの貴金属および銅、マンガン、鉄、コバ
ルトの金属酸化物を用いたところ、高周波給電30秒後
で45〜70%の浄化率が得られた。
ルミナ、ジルコニアからなる成形体(直径80mm、容積
50cc、25cell/inch2)と、高周波吸収層3を構成す
る高周波吸収材料として酸化亜鉛ウィスカーを用い、高
周波吸収体1を作製した。また支持体5として直径12
μmのアルミナの連続繊維を800本集束した撚糸を縦
糸、横糸ともに10本(撚糸)/inch2の打ち込み数で平
織された織布(直径80mm)と、担体層6を構成するセ
ラミック微粒子としてジルコニアと、有害物質を分解す
る触媒7として白金を用い、触媒体4を作製した。な
お、無機質バインダとしてアルミナゾルを用いた。
ねて高周波発熱体9を構成し、図3に示す排気ガス浄化
装置(高周波消費電力1.5kw)の加熱室11に高周波
吸収体1が排気ガスの前流側となるように収納し、排気
ガス量約300l/min、排気ガス温度300〜350℃
となるようにエンジン(排気量2000cc)を運転し、
炭化水素分析計による炭化水素の浄化性能を評価したと
ころ、高周波給電30秒後で約65%の浄化率が得られ
た。
波吸収材料として酸化亜鉛ウィスカーの代わりに銅、マ
ンガン、コバルト、チタン、スズ、鉄の各酸化物、それ
らの混合物、それらの金属を1種以上含む複合酸化物、
チタン−ケイ素−炭素−酸素の化合物を用いたところ、
高周波給電30秒後で45〜65%の浄化率が得られ
た。
微粒子としてジルコニアの代わりにシリカ、セりアを用
いたところ、高周波給電30秒後で約60%の浄化率が
得られた。
を給電しない場合、30秒後の浄化率は約5%であっ
た。
高周波発熱体9(高周波吸収体1と触媒体4)を排気ガ
ス浄化装置に適用し、高周波を給電することにより優れ
た浄化性能を得ることができる。この理由は以下のよう
に考察できる。高周波吸収体1の骨格となるセラミック
支持体を多孔体で構成することで従来のコーディエライ
ト担体からなる触媒体に比べて重量を軽くすることがで
き、高周波吸収体1の熱容量を小さくすることができ
る。その結果、高周波エネルギによる急速加熱が可能と
なり、短時間で高温に加熱することができる。さらに、
高周波吸収体1に隣接して配置している触媒体4はその
骨格がセラミック繊維からなる支持体5で構成されてい
るので触媒体4においても従来の触媒体よりも軽量化さ
れ、熱容量を小さくすることできる。したがって触媒体
4は高周波吸収体1で発生した熱を受けることにより短
時間に触媒として機能する温度に上昇し、触媒機能を発
揮することができる。
用いたが、この積層の枚数は限定されるものでなく、高
周波発熱体として要求される圧力損失特性、熱容量、触
媒性能によって最適な状態に適宜設計されるものであ
る。
の通路は織布の縦糸と横糸で構成される格子を利用して
いるが、この構成に限定されるものではなく、織布をス
パイラル状に巻き、織布と織布の隙間で排気ガスの通路
を構成してもよい。
媒体4を同じ加熱室11内に配置しているが、この構成
に限定されるものではなく、触媒体4は高周波遮蔽手段
16の後方に配置してもよい。
を有する高周波発熱体を構成する高周波吸収体の一部断
面図である。高周波吸収体17は高周波エネルギを吸収
し発熱する機能を有するセラミック多孔体で構成され、
図1で説明したセラミック多孔体2と同様な構造を有す
るものである。すなわち、ポリウレタンなどの有機質の
多孔体(例えばポリウレタンフォーム)を基材としこれ
に高周波エネルギを吸収し発熱するセラミック材料をコ
ーティングし焼成して得られる均一な連続気孔を有する
三次元網状の骨格構造体が適用される。
ック多孔体自身が高周波を吸収し発熱するので高周波吸
収層3を必要としないことである。
収体1と同様に触媒体4との組み合わせで用いられる。
また高周波吸収体17を構成する材料は前述の高周波吸
収層3と同じものが適用される。
るセラミック多孔体として炭化ケイ素からなる成形体
(直径80mm、容積50cc、25cell/inch2)を作製
し、高周波吸収体17とした。また支持体5として直径
12μmのアルミナの連続繊維を800本集束した撚糸
を縦糸、横糸ともに10本(撚糸)/inch2の打ち込み数
で平織された織布(直径80mm)と、担体層6を構成す
るセラミック微粒子としてジルコニアと、有害物質を分
解する触媒7として白金を用い、触媒体4を作製した。
なお、無機質バインダとしてアルミナゾルを用いた。
重ねて高周波発熱体9を構成し、図3に示す排気ガス浄
化装置(高周波消費電力1.5kw)の加熱室11に高周
波吸収体17が排気ガスの前流側となるように収納し、
排気ガス量約300l/min、排気ガス温度300〜35
0℃となるようにエンジン(排気量2000cc)を運転
し、炭化水素分析計による炭化水素の浄化性能を評価し
たところ、高周波給電30秒後で約70%の浄化率が得
られた。
周波エネルギを吸収し発熱するセラミック多孔体を用い
ても優れた浄化性能を得ることができる。これは実施例
1、2と同様に高周波吸収体として高周波エネルギを吸
収し発熱するセラミック多孔体を用いることにより熱容
量を小さくすることができるので急速加熱が可能となる
とともにその熱を触媒体4へ効率よく伝達でき、触媒と
して機能する温度により速く昇温させることができるた
めである。
形成する必要がないので、高周波吸収体1よりもさらに
軽量化することができる可能性を有し、さらなる上記浄
化性能の向上が期待できる。
長時間曝されると燃料などの含まれるイオウ分の付着に
より触媒が劣化するが、本発明の高周波発熱体9は触媒
体4が高周波吸収体1、17の排気ガスの流れに対し後
流側に配置されるので排気ガス中に含まれるイオウなど
の付着が抑制され、被毒による触媒の劣化を防止するこ
とができる。
熱体9はオーブン電子レンジなどの調理器から排出され
る油煙、臭気の分解手段としても利用できる。
有する高周波発熱体によれば、以下の効果が得られる。
ク多孔体で構成されるので、従来のコーディエライト担
体からなる触媒体に比べて熱容量を小さくすることがで
きる。したがって、高周波吸収体を短時間で高温に昇温
させることができ、高周波吸収体に隣接して配置してい
る触媒体に高温の熱を伝達することができる。
ク繊維から構成されるので、従来の触媒体に比べて熱容
量を小さくすることができる。したがって、触媒体を高
周波吸収体からの熱を受けて短時間で触媒として機能す
る温度に昇温させることができ、優れた排気ガスの浄化
性能を得ることができる。
流れに対し後流側に配置されるので、排気ガス中に含ま
れるイオウなどの付着が抑制され、被毒による触媒の劣
化を防止することができるので触媒寿命を向上させるこ
とができる。
熱体は触媒として機能する温度に極めて短時間で昇温で
きるので、エンジンの排気ガスの熱による触媒加熱を必
要とせず、エンジンから離れた位置に配設することでき
る。したがって自動車が高速走行時などのようにエンジ
ン直下で排気ガス温度が高い状況でも高温環境が避けら
れるので高周波吸収体、触媒体の劣化が著しく抑制さ
れ、優れた耐久性を実現することができる。
する高周波吸収体の一部断面図
図
成する高周波吸収体の一部断面図
Claims (9)
- 【請求項1】セラミック多孔体に高周波エネルギを吸収
し発熱する高周波吸収層を形成してなる高周波吸収体
と、複数のセラミック繊維からなる支持体にセラミック
微粒子からなる担体層を形成するとともに前記担体層に
触媒を担持してなる触媒体とから構成される触媒機能を
有する高周波発熱体。 - 【請求項2】高周波エネルギを吸収し発熱するセラミッ
ク多孔体からなる高周波吸収体と、複数のセラミック繊
維からなる支持体にセラミック微粒子からなる担体層を
形成するとともに前記担体層に触媒を担持してなる触媒
体とから構成される触媒機能を有する高周波発熱体。 - 【請求項3】セラミック多孔体は主成分がシリカ、アル
ミナ、マグネシア、ジルコニアの少なくとも1種である
請求項1または2記載の触媒機能を有する高周波発熱
体。 - 【請求項4】高周波エネルギを吸収し発熱する高周波吸
収層と高周波エネルギを吸収し発熱するセラミック多孔
体は主成分が半導体材料である請求項1または2記載の
触媒機能を有する高周波発熱体。 - 【請求項5】高周波エネルギを吸収し発熱する高周波吸
収層と高周波エネルギを吸収し発熱するセラミック多孔
体は亜鉛、銅、マンガン、コバルト、鉄、チタン、ケイ
素の少なくとも1種を含む酸化物および炭化物である請
求項1または2記載の触媒機能を有する高周波発熱体。 - 【請求項6】高周波エネルギを吸収し発熱する高周波吸
収層と高周波エネルギを吸収し発熱するセラミック多孔
体は主成分が炭化ケイ素である請求項1または2記載の
触媒機能を有する高周波発熱体。 - 【請求項7】複数のセラミック繊維からなる支持体は主
成分がシリカ、アルミナの少なくとも1種である請求項
1または2記載の触媒機能を有する高周波発熱体。 - 【請求項8】担体層を構成するセラミック微粒子は主成
分がシリカ、アルミナ、ジルコニア、セリアの少なくと
も1種である請求項1または2記載の触媒機能を有する
高周波発熱体。 - 【請求項9】触媒は白金、パラジウム、ロジウムからな
る金属微粒子、銅、マンガン、コバルト、鉄の金属酸化
物の少なくとも1種である請求項1または2記載の触媒
機能を有する高周波発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116601A JP2848242B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 触媒機能を有する高周波発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP6116601A JP2848242B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 触媒機能を有する高周波発熱体 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07324616A JPH07324616A (ja) | 1995-12-12 |
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1994
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