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JP2843592B2 - L−リボース誘導体 - Google Patents

L−リボース誘導体

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Publication number
JP2843592B2
JP2843592B2 JP1045357A JP4535789A JP2843592B2 JP 2843592 B2 JP2843592 B2 JP 2843592B2 JP 1045357 A JP1045357 A JP 1045357A JP 4535789 A JP4535789 A JP 4535789A JP 2843592 B2 JP2843592 B2 JP 2843592B2
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JP
Japan
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deoxy
ribose
reaction
solution
biopterin
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Application number
JP1045357A
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JPH02225484A (ja
Inventor
春彦 菊池
謙治 森
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Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Group Inc filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
Priority to JP1045357A priority Critical patent/JP2843592B2/ja
Priority to US07/485,274 priority patent/US5043446A/en
Priority to AT90103683T priority patent/ATE90097T1/de
Priority to DE9090103683T priority patent/DE69001767T2/de
Priority to EP90103683A priority patent/EP0385336B1/en
Priority to CA002010980A priority patent/CA2010980C/en
Publication of JPH02225484A publication Critical patent/JPH02225484A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2843592B2 publication Critical patent/JP2843592B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D475/00Heterocyclic compounds containing pteridine ring systems
    • C07D475/02Heterocyclic compounds containing pteridine ring systems with an oxygen atom directly attached in position 4
    • C07D475/04Heterocyclic compounds containing pteridine ring systems with an oxygen atom directly attached in position 4 with a nitrogen atom directly attached in position 2

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 (6R)−テトラヒドロビオプリテンはパーキンソン氏
病その他の神経伝達系の異常によって起こる種々の疾病
の有効な治療薬として期待されている。本発明はその前
駆体であるl−ビオプテリンの合成中間体である5−デ
オキシ−L−リボースフェニルヒドラゾンおよびその製
造方法、さらには5−デオキシ−L−リボースフェニル
ヒドラゾンからl−ビオプテリンを製造する方法に関す
る。
本発明はまた、上記したD−リボースを出発原料の1
つとして用いるl−ビオプテリンの合成法において合成
中間体として得られる夫々新規な化合物である6−デオ
キシ−3,4−O−シクロヘキシリデン−L−アリトー
ル、5−デオキシ−L−リボースフエニルヒドラゾンに
も関する。
〔従来の技術〕
従来l−ビオプテリンは次の反応式 に従って2,5,6−トリアミノ−4−ピリミジノール(TA
P)と5−デオキシ−L−アラビノースとの反応で製造
する(E.L.Patterson et.al.,J.Am.Chem.Soc.,78,5868
(1956))か、次の反応式 に従ってTAPと5−デオキシ−L−アラビノースフエニ
ルヒドラゾンとの反応で製造する(松浦ら、Bull.Chem.
Soc.Jpn.,48,3767(1975))か、次の反応式 に従ってTAPとトリアセチルオキシ−5−デオキシ−L
−アラビノースフエニルヒドラゾンとの反応で製造する
(M.Viscontini et.al.Helv.Chim.Acta.,60,211(197
7))か又は次の反応式 に従ってオキシムとα−アミノシアノ酢酸ベンジルエス
テルと反応させ、得られた3−(1,2−ジヒドロキシプ
ロピル)ピラジン−1−オキシド誘導体をグアニジンと
縮合させ、続いてN−オキシドの脱酸素化反応によって
製造する(E.C.Taylor et.al.,J.Am.Chem.Soc.,96,6781
(1974))か、または次の反応式 に従って、クロトン酸より得られたα−ヒドロキシケト
ンとTAPとの反応によって製造される(M.Viscontini e
t.al.,Helv.Chim.Acta.,55,574(1972))か、または次
の反応式 に従って水酸基を保護したTAPと4−アセトキシ−2,3−
エポキシペンタナールとを反応させ、次いでヨウ素酸
化、脱保護することによって製造され(松浦ら、日本化
学会第53秋季年会、講演番号(J−02(1986))てい
る。
上記した既知方法のうち、前四者はいずれも5−デオ
キシ−L−アラビノースを出発原料とする方法である
が、この5−デオキシ−L−アラビノースは工業的に大
量に入手することが困難で高価なL−ラムノースを出発
原料とし、これを糖化学において既知の減炭反応に付し
て得られるものであるから、これらの方法は必ずしも経
済的に有利な方法ではない。
上記した既知方法のうち後二者は、L−ラムノースを
出発原料とするものではないが、得られるビオプテリン
はdl体であるので所望のl−ビオプテリンを取得するた
めには光学分割を必要とし工程は繁雑化し、収率は低く
なる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記したように、本出願前に既知であったl−ビオプ
テリンの製造方法の夫々は、入手が困難で従って高価格
なL−ラムノースを出発原料とし、しかして収率が悪い
反応経路によってl−ビオプテリンとするものであるか
ら、L−ラムノースを出発原料としない方法にあっては
必然的にラセミ分割を行わなければ所望のl−ビオプテ
リンを得ることができない反応を用いるものであるので
その収率は好ましくないという固有の欠点があった。従
ってL−ラムノースを出発原料とはせず、しかも反応中
にラセミ化の起こらない反応を見出すことにより安価な
原料物等を用いてしかも好収率でl−ビオプテリンを得
る方法の開発が求められたのである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は上記した課題を解決するために鋭意研究を
行い、既に(S)−乳酸アルキルを原料とするl−ビオ
プテリンの製造法を開発している(特願昭63−4458
3)。そしてこの研究の過程において見出された知見を
基に更に研究を重ねた結果、D−リボースを出発原料と
して幾つかの中間体化合物を経由して5−デオキシ−L
−リボースを合成し、この5−デオキシ−L−リボース
のフエニルヒドラゾンあるいはそのアシル化合物と、2,
5,6−トリアミノ−4−ピリミジノール塩との反応によ
ってl−ビオプテリンが得られることを見出して本発明
を完成させるに至ったのである。
本発明の中間体化合物である5−デオキシ−2,3,O−
シクロヘキシリデン−L−リボースは既にレツトらによ
りミオノシトールより数工程を経て合成されているもの
であり(Bull.Soc.Chim.Fr.,2299(1972))また、5−
デオキシ−L−リボースも既にスナイダーらによってラ
ムノースより数工程を経て合成されているものである
(Carbohydrate Res.163,169(1987))が、それらはい
ずれも製法上異性体が多く副生しやすいという固有の欠
点があり、従ってより安価な原料を用いて、しかも高選
択的な反応で収率よく5−デオキシ−L−リボースを得
る方法の開発が求められたのである。
すなわち、D−リボースを出発原料とし、これに触媒
量の酸存在下にケトン化合物あるいはそのアセタール体
を反応させD−リボースの2,3位の水酸基をアセタール
基で保護した。例えば2,3−O−シクロヘキシリデン−
D−リボースを生成せしめ、この2,3−O−シクロヘキ
シリデン−D−リボースにメチルマグネシウムハライド
を反応させて立体特異的グリニヤール反応により6−デ
オキシ−2,3−O−シクロヘキシリデンアリトールを生
成せしめ、この6−デオキシ−2,3−O−シクロヘキシ
リデンアリトールを酸化的に開裂させて2,3−位の水酸
基をシクロヘキシリデンアセタールで保護した5−デオ
キシ−2,3−O−シクロヘキシリデン−L−リボースと
し、この5−デオキシ−2,3−O−シクロヘキシリデン
−L−リボースを加水分解して5−デオキシ−L−リボ
ースとし、この5−デオキシ−L−リボースとフエニル
ヒドラジンとを反応させて5−デオキシ−L−リボース
フエニルヒドラゾンとし、必要によってこのヒドラゾン
をアシル化し、このヒドラゾンまたはアシル化されたヒ
ドラゾンと2,5,6−トリアミノ−4−ピリミジノールと
を反応させ、次いで反応生成物を酸化するかまたはこの
酸化反応生成物がアシル化されている場合は脱アシル化
することによって所望のl−ビオプテリンを得ることが
できることを見出して本発明を完成させたのである。
上記したD−リボースとケトン化合物の反応はD−リ
ボースに対してケトン化合物あるいはそのアセタール体
を等モル−溶媒量で使用でき、通常は溶媒量で用いて行
われる。この際用いられるケトン化合物あるいはそのア
セタール体としては例えばアセトン、ジエチルケトン、
メチルエチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサ
ノン、2,2−ジメトキシプロパン、1,1−ジメトキシシク
ロヘキサノンなどを使用することができる。またこの反
応はケトン化合物あるいはそのアセタール体を溶媒量用
いて行わせる他、不活性溶媒例えばDMFなどを溶媒とし
て行うこともできる。用いられる酸触媒としては、有機
酸例えばパラ−トルエンスルホン酸などをD−リボース
に対して0.01モル〜0.1モル、通常は0.02モル量位で用
いて行われる。反応温度は室温〜ケトン化合物、あるい
はそのアセタール体の沸騰温度の範囲で行われる。この
反応によって2,3−位の水酸基をアセタール基で保護し
たD−リボースを得る。
次いでこの2,3−O−アルキリデン−D−リボースは
選択的グリニヤール反応に付されそのヘミアセタール基
部分を1炭素増炭せしめられる。このグリニヤール反応
にはグリニヤール試薬としてメチルマグネシウムヨージ
ド、メチルマグネシウムブロミドあるいはメチルマグネ
シウムクロリドなどのグリニヤール試薬を使用すること
ができる。反応は2,3,O−アルキリデン−D−リボース
に対して3〜20倍モル量のグリニヤール試薬を用いて行
われ、通常は10倍モル量で行われる。この際用いられる
溶媒は不活性溶媒、例えばエーテル、ジメトキシメタン
THFなどを使用することができる。反応温度は−20℃〜
室温の範囲の温度で行われる。反応時間は2〜24時間、
通常は4〜12時間で行われる。
次いで得られたトリオールは酸化的開裂反応に付さ
れ、そのα−ジオール部分がアルデヒド基に変換せしめ
られる。この開裂反応には酸化剤としてメタ過ヨウ素酸
塩が用いられ、例えばメタ過ヨウ素酸ナトリウムをトリ
オールに対して1.0〜1.5倍モル量、通常1.3倍モル量用
いて行われる。反応は通常不活性有機溶媒、例えばエー
テル、ベンゼンなどと水との2層系で行われ、反応温度
は0゜〜溶媒の沸騰温度の範囲の温度で行われる。この
酸化反応は上記酸化剤の他に任意のα−ジオール開裂の
ための酸化反応で行うことができる。かかる酸化反応の
例としてはクロム酸、四酢酸鉛、ヨードシル化合物ある
いは酸素などを酸化剤として用いる反応が挙げられる。
次いでこの5−デオキシ−2,3−O−アルキリデン−
L−リボースは加水分解に付され、脱アセタール化して
5−デオキシ−L−リボースを得る。この加水分解反応
は脱アセタール化反応の通常の反応条件下に行われる。
例えば、1%H2SO4ap.、0.N HCl aq.、0.2N HCl aq.、
水あるいは、THF、1,4−ジオキサン、イソプロピルアル
コール、ジメトキシエタン、ジグライムなどの不活性溶
媒と前記酸水溶液との混合溶媒中で0゜〜溶媒の沸騰温
度の範囲で行われる。またDOWEX 50Wやアンバーライト1
R−120B,118などの強酸性イオン交換樹脂を酸触媒とし
て用いて行うこともできる。
次いでこの5−デオキシ−L−リボースは2,5,6−ト
リアミノ−4−ピリミジノールと縮合反応せしめられ引
続いて縮合物は酸化反応に付される。この反応は例えば
5−デオキシ−L−リボースにフエニルヒドラジンをメ
タノール中で作用させてフエニルヒドラゾンとした後、
2−メルカプトエタノールの存在下に2,5,6−トリアミ
ノ−4−ピリミジノール二塩酸塩を水−メタノール混液
中、約40℃の温度で2時間反応させ、引き続きヨウ素、
ヨウ化カリウム、フエリシアン化カリウムのギ酸酸性水
溶液を加えて酸化を行うか、または上記のフエニルヒド
ラゾンを無水酢酸等のアシル化剤でアシル化した後、酢
酸カリウムとハイドロサルフアイトナトリウムの存在下
に2,5,6−トリアミノ−4−ピリミジノール硫酸塩を水
−メタノール混液中で40℃の温度で約24時間反応させた
後ヨウ素のメタノール溶液を加えて酸化し、更に塩基性
条件下例えばアンモニア水により、あるいは酸性条件下
例えば希塩酸水または希酢酸水中で脱アシル化して行な
われ、かくして所望のl−ビオプテリンを得ることがで
きた。
この反応を反応図式で示すと、例えば次の反応図式の
通りである。
以上本発明を詳細に説明したが、次に本発明を実施例
によって更に詳細かつ具体的に説明する。
実施例 1 2,3−O−シクロヘキシリデン−D−リボース シクロヘキサノン(200ml)にD−リボース30.0g(0.
200モル)を懸濁させ、p−トルエンスルホン酸0.70g
(3.68ミリモル)を加え室温下1晩反応させた後、反応
液を酢酸エチル500ml(×2)で抽出し、水、飽和重曹
水、飽和食塩水(各300ml)で順次洗浄した。無水硫酸
マグネシウムで乾燥後減圧濃縮し淡黄色オイル55gを得
た。この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(SiO2;300g,CHCl3→CHCl3/MeOH=20/1)にて精製し
微黄色オイルとして43.6gの2,3−O−シクロヘキシリデ
ン−D−リボースを得た(収率95%)。
IR νmax(film)cm-1:3400(s),2940(s),2865
(m),1455(m),1375(m),1338(w),1290
(w),1252(w),1235(m),1168(m),1104
(s),1160(m),1000(w),945(m)。1H−NMR
δ:1.45〜1.85(m,10H)、3.72(d,2H,J=2Hz)、4.40
(s,1H)、4.57(d,1H,J=6Hz)、4.81(d,1H,J=6H
z)、5.42(s,1H)。HR−MASS実測値:m/z230.1131。C11
H18O5に対する計算値230.1153。
実施例 2 6−デオキシ−3,4−O−シクロヘキシリデン−L−ア
リトール 金属マグネシウム52.8g(2.17モル)にエーテル(210
ml)とヨウ素の結晶(少量)を加えて水冷下、ヨウ化メ
チル324g(2.28モル)のエーテル(100ml)溶液のうち
約100mlを注意深く滴下した。反応が開始したら、ゆる
やかに撹拌しながら残りのヨウ化メチル溶液を穏やかな
還流を維持する程度の速さで滴下した。滴下終了後、水
浴を除去し室温下で45分間撹拌した。
得られたヨウ化メチルマグネシウム溶液を食塩−氷浴
にて−10℃まで冷却し、2,3−O−シクロヘキシリデン
−D−リボース50.0g(0.217モル)のTHF(400ml)溶液
を1時間かけて、内温を5℃以下に保って滴下した。滴
下終了後氷浴を除去し、室温下5時間撹拌し次いで1晩
静置した。
反応液を食塩−水浴で冷却し、ゆっくり撹拌しながら
飽和塩化アンモニウム水溶液(500ml)を滴下した。生
成した固形物に更に水(400ml)を加えて室温下1時間
撹拌し灰白色のスラリー状の反応液に酢酸エチル(500m
l)を加えて抽出した。更に水層を酢酸エチル(500ml)
で3回抽出し、合せた有機層を水、飽和食塩水で洗浄
し、無水MgSO4で乾燥後減圧濃縮した。得られた橙色の
粗生成物50.8gをシリカゲルクロマトグラフイー(SiO2:
350g,CHCl3)で精製し、淡黄色オイルとして目的のトリ
オール48.7gを得た(収率91%)。
IR νmax(film)cm-1:3350(s),2940(s),1455
(m),1372(m),1338(w),1280(m),1235
(w),1170(m),1100(s),1045(s),942(m),
905(m)。1H−NMR δ:1.34(d,3H,J=6Hz)、1.30〜
1.45(bs,2H)、1.45〜1.70(s,8H)、3.60(b,3H)、
3.65〜4.15(m,6H)。HR−MASS実測値:246.1438。C12H
22O5に対する計算値:246.1466。
別法として、次の反応操作によって同様に6−デオキ
シ−3,4−O−シクロヘキシリデン−L−アリトールを
得た。
金属マグネシウム1.83g(75.3ミリモル)にTHF(38m
l)とヨウ素の結晶(少量)を加えて、室温下激しく撹
拌しながら塩化メチルガスを吹き込んだ。反応が開始し
たらTHFがゆるやかな還流を維持する程度に水浴にて冷
却した。マグネシウム片が完全に反応した後、塩化メチ
ルガスの吹き込みを中止し、室温下30分間撹拌した。得
られた塩化メチルマグネシウム溶液を食塩−氷浴にて−
10℃まで冷却し、2,3−O−シクロヘキシリデン−O−
リボース1.73g(75.1ミリモル)のTHF溶液(20ml)を30
分間かけて、内温を5℃以下に保って滴下した。滴下終
了後氷浴を除去し、室温下に5時間撹拌し、次いで反応
液を食塩−氷浴で冷却し、ゆっくり撹拌しながら飽和塩
化アンモニウム水溶液(20ml)を滴下した。生成した固
形物に更に水(20ml)を加えて室温下に1時間撹拌し、
灰白色のスラリー状の反応液に酢酸エチル(40ml)を加
えて抽出した。更に水層を酢酸エチル(40ml)で抽出
し、合せた有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水MgSO
4で乾燥後減圧濃縮した。得られた無色の粗生成物1.70g
をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(SiO2:40g,CHC
l3)で精製し、無色オイルとして目的のトリオール1.51
gを得た(収率82%)。
実施例 3 5−デオキシ−2,3−O−シクロヘキシリデン−L−リ
ボース トリオール46.0g(0.187モル)のエーテル(700ml)
溶液に氷冷下メタ過ヨウ素酸ナトリウム54.0g(0.253モ
ル)の水(400ml)溶液をゆっくり注加し、1時間撹拌
した後有機層を分取し、水層を酢酸エチル(800ml)で
2回抽出した。合わせた有機層を飽和重曹水、飽和食塩
水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥後濃縮し淡黄色オイル33.
9gを得た。これをシリカゲルクロマトグラフイー(Si
O2;300g,CHCl3)で精製し、微黄色オイルとして目的の
5−デオキシ−2,3,−O−シクロヘキシリデン−L−リ
ボース30.5gを得た(収率76%)。
IR νmax(film)cm-1:3430(s),2940(s),2865
(m),1455(m),1375(m),1338(w),1285
(w),1232(w),1168(m),1105(s),1062
(s),995(m),944(m)。1H−NMR δ:1.34(d,3H,
J=7Hz)、1.30〜1.50(m,2H)、1.55〜1.85(m,8H)、
3.51(d,1H,J=2Hz)、4.36〜(q,1H,J=6Hz)、4.55
(d,1H,J=6Hz)、4.66(d,1H,J=6Hz)、5.44(d,1H,J
=2Hz)。HR−MASS実測値:214.1202。C11H18O4に対する
計算値:214.1204。
実施例 4 5−デオキシ−L−リボース 5−デオキシ−2,3,−O−シクロヘキシリデン−L−
リボース27.3g(0.128モル)の1,4−ジオキサン(150m
l)溶液に0.2N HCl水(150ml)を加え、浴温60℃で3時
間、更に70℃で7時間反応させた後反応液を冷却して希
アンモニア水でpH7とした。次いで反応液を全量の1/3ま
で減圧濃縮し、残液をクロロホルム(200ml)で2回洗
浄した後液を濃縮して14.7gの黄色オイルを得た。一方
クロロホルム層は濃縮し5.00gの黄色オイルとして未反
応原料を回収した。得られた粗5−デオキシ−L−リボ
ースは分析用としてその一部をメタノール中フエニルヒ
ドラジンと反応させヒドラゾンとし、残りは直ちに次の
反応の原料として用いた。
フエニルヒドラゾンとして分析、m.p.115〜117℃。IR
νmax(KBr)cm-1:3450(s),3270(s),3200
(s),2940(m),1610(s),1532(m),1500
(m),1452(m),1432(w),1410(w),1340
(w),1250(w),1260(s),1140(m),1125
(m),1062(s),1010(s),928(w),888(m)。
実施例 5 l−ビオプテリン 実施例4において得られた粗5−デオキシ−L−リボ
ース14.7gをメタノール(150ml)に溶解し、フエニルヒ
ドラジン12.0g(0.111モル)と酢酸(0.1ml)を加えて
室温下2時間静置した後、反応液を減圧濃縮した。残渣
をIPE及びヘキサンで洗浄し得られた粗フエニルヒドラ
ゾン約18.9gを次の反応に供した。
2,5,6−トリアミノ−4−ピリミジノール・2塩酸塩1
8.0g(0.084モル)をメタノール・水(3・2)混液(5
40ml)に懸濁させ・これにメルカプトエタノール(1.0m
l)を滴下し、続いて先に調製した粗フエニルヒドラゾ
ン18.9gをメタノール・水(3.2)混液200mlに溶解して
注加した。アルゴン雰囲気中、室温下にて1時間撹拌し
た後60゜〜70℃で40分間加熱撹拌した。反応液を−10℃
まで冷却した後、ヨウ素40g(0.158モル)、ヨウ化カリ
ウム66g(0.398モル)、フエリシアン化カリウム40g
(0.122モル)及び80%ギ酸(40ml)を水(1)に溶
解し10分間で注加した。0℃で1.5時間空気を吹き込み
反応した後、反応液を減圧濃縮し、残渣を10%アンモニ
ア水(1)で抽出し、不溶物を去後、液を濃縮
し、残渣を再度2%アンモニア水(2)に溶解してイ
オン交換樹脂カラムクロマトグラフイー(DOWEX1×8;10
cm×40cm;0.15Nギ酸アンモニウム緩衝液(pH9))によ
り分離を行った。流出液を減圧濃縮し、残渣を10%アン
モニア水(240ml)に溶解し活性炭により脱色した。液
を全量の1/3まで減圧濃縮し、氷冷下1晩静置後、析出
した淡黄色固体を氷水、エタノールで洗浄し、真空乾燥
(80℃,6h)してl−ビオプテリン5.00g(0.021モル)
を得た。
m.p.>300℃(約270℃で褐変)。〔▲α〕24 D▼−65.
0゜(c=0.2,0.1N HCl)。IR νmax(KBr)cm-1:3400
(s),3270(s),2800(w),1720(m),1680
(s),1535(m),1412(w),1290(w),1125
(w)。1H−NMR δ:1.17(d,3H,J=6Hz)、422(q,1H,
J=6Hz)、4.94(d,1H,J=5Hz)、8.96(s,1H)。元素
分析:実測値;C;43.62,H;4.83,N;28.45%。C9H11N5O3
1/2H2Oに対する計算値;C;43.90,H;4.91,N;28.44%。
実施例 6 l−ビオプテリン フエニルヒドラゾン28.5g(0.127モル)をピリジン
(200ml)に溶解し、これに無水酢酸(100ml)を加えて
室温下2時間静置した後、反応液をトルエン(200ml)
で希釈し減圧濃縮した。更に残渣にトルエン(200ml)
を加えて減圧濃縮した。得られたトリアセチル体をメタ
ノール(400ml)とピリジン(90ml)の混液に溶解し、
続いてこれにハイドロサルフアイトナトリウム3.0g(0.
017モル)、酢酸ナトリウム・3水和物38.5g(0.283モ
ル)の水(900ml)溶液と2,5,6−トリアミノ−4−ピリ
ミジノール・硫酸塩30.0g(0.125モル)の水(1200ml)
懸濁液を順次注加し、アルゴン置換して浴温40〜45℃で
終日反応させた。得られた赤かっ色均一溶液にヨウ素7
5.0g(0.926モル)のメタノール(900ml)溶液を約50分
間で滴下した。反応液を約300mlまで濃縮し、赤かっ色
懸濁溶液を食塩−氷浴で1時間冷却し析出物を取し
た。これを冷水(160ml)、冷エタノール(300ml)、エ
ーテル(300ml)で洗浄し、粗ジアセチルビオプテリン
を得た。これを3.5の熱水に溶解し活性炭で脱色し、
食塩−氷浴で2時間冷却し析出した淡黄色固体を取
し、冷水(50ml)、冷エタノール(50ml)、エーテル
(50ml)で洗浄し、乾燥し12.9g(0.040モル)のジアセ
チルビオプテリンを得た。次いでこのジアセチル体を3N
HCl(130ml)に溶解し50℃〜60℃で3時間加熱反応し
た後、反応液を減圧濃縮し残った赤色シロツプを希アン
モニア水(200ml)で抽出した。抽出液を残量50mlまで
減圧濃縮し、液を冷蔵中で1晩静置した。析出した淡黄
色固体を取し、冷水(20ml)、冷エタノール(20m
l)、エーテル(20ml)で洗浄し乾燥した得られた固体
を20%酢酸水より再結晶化し、l−ビオプテリン9.90g
(0.042モル)を得た。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】5−デオキシ−L−リボースフェニルヒド
    ラゾン。
  2. 【請求項2】2,3位の水酸基がアセタール基で保護され
    たD−リボースをメチルマグネシウムハライドと反応さ
    せて3,4位の水酸基が保護されたヘキサン−1,2,3,4,5−
    ペンタオールを得、その1,2位を酸化的に開裂して2,3位
    の水酸基が保護された5−デオキシ−L−リボースと
    し、これを脱アセタール化して5−デオキシ−L−リボ
    ースとし、次いでこれをフェニルヒドラジンと反応させ
    ることからなる5−デオキシ−L−リボースフェニルヒ
    ドラゾンの製造方法。
  3. 【請求項3】5−デオキシ−L−リボースフェニルヒド
    ラゾンまたはそのアシル化物を2,5,6−トリアミノ−4
    −ピリミジノール塩と縮合させ、次いでこの縮合物を酸
    化し、次いで必要に応じて脱アシル化することからなる
    l−ビオプテリンの製造方法。
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