JP2706039B2 - 鏡面方向性珪素鋼板の製造方法 - Google Patents
鏡面方向性珪素鋼板の製造方法Info
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Description
極めて低い方向性珪素鋼板(以下方向性電磁鋼板と云
う)の製造方法に関するものである。二次再結晶工程
(仕上げ焼鈍工程)で、高い磁束密度を得ると同時にそ
の鋼板表面にフォルステライト被膜(以下、グラス被膜
と云う)を形成させずに、サーマルエッチングにより鋼
板表面を鏡面とした状態で同工程を完了させ、その後、
磁区細分化、張力コーティング等の処理を行い、鉄損の
極めて低い磁気材料を提供し、エネルギーロスの低減を
図ろうとするものである。
として多用され、エネルギーロスを少なくすべく、改善
が繰り返されてきた。方向性電磁鋼板の鉄損を低減する
手段として、仕上げ焼鈍後の材料表面にレーザービーム
を照射し、局部歪を与え、それによって磁区を細分化し
て鉄損を低下させる方法が、例えば特開昭58−264
05号公報に開示されている。又局部歪は、通常行われ
る加工後の応力除去焼鈍(歪取り焼鈍)によって除去さ
れるので、磁区細分化効果が消失する。この改善策、す
なわち応力除去焼鈍しても磁区細分化効果が消失しない
手段が、例えば、特開昭62−8617号公報に開示さ
れている。
面近傍の磁区の動きを阻害する地鉄表面の凹凸を取り除
くこと(平滑化)が重要である。平滑化の最も高いレベ
ルが鏡面である。仕上げ焼鈍後の材料表面を平滑化(鏡
面化)する方法としては、特開昭64−83620号公
報に開示されている化学研磨、電解研磨等がある。更
に、特開平3−ll0627号公報等に、焼鈍分離剤を
アルミナ等のシリカと反応しにくい物質とすることで二
次再結晶と同時に鏡面化した表面が得られることが開示
されている。
化(平滑化)する方法としては、前記化学研磨、電解研
磨の他にブラシ研磨、サンドペーパー研磨、研削等の化
学的あるいは物理的方法がある。しかしながら、これら
の方法は、小試片、少量の試料を作るには適するが、工
業的に多量生産される金属ストリップ等の表面鏡面化
(平滑化)のためには、諸々の困難を伴う。最も平滑化
できるとされる化学的方法、すなわち、化学研磨におい
ては、薬剤濃度管理、排水処理等の環境問題、又物理的
方法においては、工業的に大きな面積を持つ表面を同一
基準で平滑化(鏡面化)することは、極めて困難であ
る。
生産規模で方向性電磁鋼板の表面を鏡面化あるいは平滑
化する方法を提供することを目的とする。当然ながら鏡
面化あるいは平滑化のために、磁気特性が失われてはな
らない。本発明においては、仕上げ焼鈍工程で同時に目
的を達成しようとするものである。すなわち、二次再結
晶の方位を制御し、極度に高い磁束密度を得、かつ鏡面
あるいは平滑表面を得ようとするものである。
ろは、仕上げ焼鈍時に高い磁束密度で鏡面あるいは平滑
表面を得るところにある。通常行われているMgOを主
体とする焼鈍分離剤を用いずに、鋼板表面に生成するS
iO2 と反応しにくい物質を焼鈍分離剤、すなわち、S
iO2 ,ZrO2 ,BaO,CaO,SrO及びフォル
ステライト(Mg2 SiO4 )のl種あるいは2種以上
を主体とする焼鈍分離剤を塗布し、仕上げ焼鈍する。こ
れにより、高い磁束密度の方向性電磁鋼板を得ると同時
に、鋼板の表面にグラス(フォルステライト)被膜を形
成させずに、金属表面を露出させた状態で二次再結晶さ
せ、同時に、サーマルエッチングにより金属表面を鏡面
あるいは平滑化することができる。
あるいは焼鈍を行わずに、1回又は中間焼鈍を挟む2回
以上の冷間圧延を行い、最終板厚とし、次いで一次再結
晶焼鈍を行った後、焼鈍分離剤を塗布乾燥し、仕上げ焼
鈍を施す方向性珪素鋼板の製造方法において、一次再結
晶焼鈍後、鋼板表面の酸化層を鋼板片表面当たり酸素量
が0.03g/m 2 以上、0.30g/m2 以下まで除
去し、Al2 O3 ,SiO2 ,ZrO2 ,BaO,Ca
O,SrO及びフォルステライトの1種あるいは2種以
上を主成分とする焼鈍分離剤を該鋼板に塗布乾燥し、中
性あるいは還元性雰囲気で仕上げ焼鈍するものである。
%、酸可溶性Al:0.008〜0.05重量%、N≦
0.010重量%、残部Fe及び不可避的不純物からな
る珪素熱延鋼帯を、焼鈍した後あるいは焼鈍を行わず
に、l回又は中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を行
い、最終板厚とし、次いで一次再結晶焼鈍を行った後、
焼鈍分離剤を塗布乾燥し、仕上げ焼鈍を施す方向性珪素
鋼板の製造方法において、一次再結晶焼鈍後、鋼板表面
の酸化層を鋼板片表面当たり酸素量が0.03g/m 2
以上、0.30g/m2 以下まで除去し、Al2 O3 ,
SiO2 ,ZrO2 ,BaO,CaO,SrO及びフォ
ルステライトの1種あるいは2種以上を主成分とする焼
鈍分離剤を該鋼板に塗布乾燥し、中性あるいは還元性雰
囲気で仕上げ焼鈍するものである。
後あるいは焼鈍を行わずに、l回又は中間焼鈍を挟む2
回以上の冷間圧延を行い、最終板厚とし、次いで一次再
結晶焼鈍を行った後、焼鈍分離剤を塗布乾燥し、仕上げ
焼鈍を施す方向性珪素鋼板の製造方法において、一次再
結晶焼鈍後、アンモニアによる窒化処理を行い、しかる
後、鋼板表面の酸化層を鋼板片表面当たり酸素量が0.
03g/m 2 以上、0.30g/m2 以下まで除去し、
Al2 O3 ,SiO2 ,ZrO2 ,BaO,CaO,S
rO及びフォルステライトのl種あるいは2種以上を主
成分とする焼鈍分離剤を該鋼板に塗布乾燥し、中性ある
いは還元性雰囲気で仕上げ焼鈍するものである。
%、酸可溶性Al:0.008〜0.05重量%、N≦
0.010重量%、残部Fe及び不可避的不純物からな
る珪素熱延鋼帯を、焼鈍した後あるいは焼鈍を行わず
に、l回又は中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を行
い、最終板厚とし、次いで一次再結晶焼鈍を行った後、
焼鈍分離剤を塗布乾燥し、仕上げ焼鈍を施す方向性珪素
鋼板の製造方法において、一次再結晶焼鈍後、アンモニ
アによる窒化処理を行い、しかる後、鋼板表面の酸化層
を鋼板片表面当たり酸素量が0.03g/m 2 以上、
0.30g/m2 以下まで除去し、Al2 O3 ,SiO
2 ,ZrO2 ,BaO,CaO,SrO及びフォルステ
ライトのl種あるいは2種以上を主成分とする焼鈍分離
剤を該鋼板に塗布乾燥し、中性あるいは還元性雰囲気で
仕上げ焼鈍することである。ここで、鋼板表面の酸化層
を除去する方法を酸洗とすること、特にフッ酸を混入し
た酸で酸洗することは極めて有効である。又、磁束密度
向上の点から、昇温時の雰囲気中N2 を5%以上とする
ことも有効である。
は下記に示す条件を満たすものとする。すなわち、外
観上、金属光沢を呈していること、光の乱反射が少な
くくもりがないこと、磁気特定的には磁束密度
(B8 )が高い時、磁区細分化及び引っ張り張力を付与
すると、低い鉄損を示すこと、鋼板表面に酸化物、窒
化物等の金属以外の異物が存在しないことである。更に
平滑面(鏡面)と称しているのは金属色を示しているが
鈍い光沢で、いわゆるダルと称される表面である。表面
粗さ計で表面のプロフィールを測定すると、鏡面と称す
る表面のプロフィールは滑らかで、平滑面と称している
表面のプロフィールは粗くなり、更に金属光沢が失われ
た表面では粗さは更に増加する。
明者等は、仕上げ焼鈍中のインヒビター劣化の律速過程
を詳しく調査したところ、熱延鋼板成分にAlを含む場
合には鋼板界面におけるAlの酸化過程が最大の因子で
あり、一次再結晶焼鈍時に生ずる鋼板表面の酸化層がイ
ンヒビターの劣化に大きく関与していることを見出し
た。一方、熱延鋼板成分にAlを含まず、インヒビター
として、MnS,MnSe,MnSb等を含む場合は、
温度上昇による析出物の溶解、あるいは析出物の粗大化
いわゆるオストワルド成長によりインヒビター強度が劣
化することが分かった。従って、二次再結晶に対する鋼
板表面(界面)の影響はあまり大きくなく、一次再結晶
焼鈍時に生ずる鋼板表面の酸化層を除去してもしなくて
も大きな影響がない。
いて述べる。本発明者等は、仕上げ焼鈍中のインヒビタ
ー劣化の律速過程を詳しく調査したところ、鋼板界面に
おけるAlの酸化過程が最大の因子であり、一次再結晶
焼鈍時に生ずる鋼板表面の酸化層がインヒビター劣化に
大きく関与していることを見出した。Si:3.3重量
%、酸可溶性Al:0.028重量%、N:0.008
重量%、Mn:0.14重量%、S:0.007重量
%、C:0.05重量%、残部Fe及び不可避的不純物
からなる珪素熱延鋼帯を1100℃で2分間焼鈍した
後、冷間圧延し、0.23mm厚とした。これらの冷延板
を、脱炭を兼ねるために湿水雰囲気とした焼鈍炉で80
0℃で2分間焼鈍し、一次再結晶させた。
モニア雰囲気中で窒化処理を行い、全窒素量を180pp
m とし、インヒビターを強化した。その後、そのまま
(酸素量片面当たり、0.85g/m2 )、及び0.
5%フッ酸−5%硫酸混合溶液で酸洗した(酸素量片面
当たり、0.04g/m2 )2種の材料にAl2 O3を
静電塗布し、100%H2 雰囲気で、15℃/Hrの昇温
速度を保ちながら仕上げ焼鈍を行った。
(Al,Si)N等)を調べたところ、図1に示すよう
に、一次再結晶焼鈍時に鋼板表面に生ずる酸化層を有す
る材料は、酸化層のない材料に比べて、インヒビタ
ー強度が早く劣化することが分かった。すなわち、一次
再結晶焼鈍時鋼板表面に生ずる酸化層を除去すれば、高
温まで強いインヒビター強度が保持できるのである。鋼
板中の酸可溶性Alは、仕上げ焼鈍中、SiO2 を主体
とする酸化層から酸素を取りAl2 O3 等となって酸化
層中に析出する。従って、鋼板中の酸可溶性Alは減少
していく。なお、図1では、インヒビター強度として鋼
中酸可溶性Al濃度を示したが、Alは、AlN,(A
l,Si)N等の化合物(析出物)を形成して、インヒ
ビターとなっているので、酸可溶性Al量がインヒビタ
ー強度を示す指標と考えて良い。
律速過程を詳しく調査したところ、前記の鋼板界面にお
けるAlの酸化以外に鋼中窒素及び焼鈍雰囲気中の窒素
量にも影響されることが分かった。なお焼鈍雰囲気中の
窒素量は鋼板界面を通して鋼中の窒素量を増加させてい
るものであり、その効果は、当初から鋼中に入っている
窒素と同じである。鋼中窒素及び焼鈍雰囲気中の窒素
は、AlN等の析出物を増加させてAlを固定しAlの
鋼板界面への移動を少なくするために、Alの酸化が抑
制されるのである。
量は、窒素分圧の高い方が劣化は少なく、高温までイン
ヒビターは強い。本発明の主旨の一つである高い磁束密
度を得るためには、インヒビターは強い方が良いのであ
るが、強く一定に維持されることが望ましい。これは、
二次再結晶開始から終了まで方位の良い結晶(GOSS
粒)のみを成長させるためであり、二次再結晶開始から
終了までにインヒビターが弱体化すると方位の悪い粒ま
で成長し、製品鋼板の磁束密度が下がる。
然ながら鋼板温度の上昇と共に大きくなり、必然的にイ
ンヒビターは劣化する。この方策として、温度が上昇す
るに従い窒素の分圧を上げて鋼板中の窒素量を増やし、
析出物としてのAlNを一定に維持することが望まし
い。しかしながら本発明の主旨とするところの一つであ
る鏡面を得るには、窒素分圧があまり高くなりすぎては
いけない。
せるという点でAlNの溶解度が変化しない、すなわち
インヒビター強度が変わらない一定温度での二次再結晶
は、極めて有効である。前記するように、AlNの溶解
度は、一定温度に保持すれば変わらないが、酸可溶性A
lは雰囲気中の酸素あるいは、鋼板表面のAlより酸素
親和性の小さい元素の酸化物より酸素をとり、Al2 O
3 となって減少してゆき、インヒビターは劣化する。従
って、この場合も、窒素分圧を上げてAlNの溶解を抑
え、酸可溶性Alの減少を抑制しなければならない。
について述べる。前記するように、熱延鋼板成分にAl
を含まないような珪素鋼板では、インヒビターとしては
S,Se,Te,Sb等を添加して、MnS,MnS
e,MnTe,MnSb等を析出させ、インヒビターと
して用いるのが普通である。これらの析出物は、Alの
ように鋼板界面からの脱離によってインヒビターが劣化
することはなく、鋼板温度の上昇による溶解度の上昇で
析出物の減少、あるいは析出物のオストワルド成長によ
る析出物平均粒径の粗大化で、インヒビター効果強度は
劣化する。従って、一次再結晶焼鈍後に、該焼鈍で生成
する鋼板表面の酸化膜の存在に関わらずインヒビターの
挙動はほぼ一定である。
%、Mn:0.08重量%、S:0.002重量%、
C:0.05重量%、残部Fe及び不可避的不純物から
なる珪素熱延鋼帯を0.23mmまで冷間圧延し、前記同
様、脱炭を兼ねるために湿水雰囲気とした焼鈍炉で80
0℃で2分間焼鈍し、一次再結晶させた。その後、そ
のまま、及び0.5%フッ酸−5%硫酸混合溶液で酸
洗した2種の材料に、Al2 O3 を静電塗布し、l00
%H2 雰囲気で、15℃/Hrの昇温速度を保ちながら仕
上げ焼鈍を行った。仕上げ焼鈍中のSを分析し図2を得
た。
が減少しないことが分かる。しかし、これはインヒビタ
ー強度が共に高温まで強いことを意味しない。その理由
は前記の通り、析出物の溶解、及び析出物のオストワル
ド成長による粗大化である。
4.8重量%、インヒビター構成元素として、酸可溶性
Al,Mn,S,Se,Sb,P,B,Sn,Bi,N
b,Ti,Mo,Cu等のl種あるいは2種以上が添加
される。Siは、電気抵抗を高め鉄損を下げるうえで重
要であるが、4.8%超では、冷間圧延時に割れ易くな
る。一方、2.0%未満では、電気抵抗が低く鉄損を下
げるうえで問題がある。
る。酸可溶性Alは、インヒビター構成元素として重要
であり、窒素、珪素等と化合して、AlN,(Al,S
i)N等の析出物を作りインヒビターの役割を果たす。
インヒビター強度の面、すなわち、磁束密度が高くなる
範囲として、0.008〜0.06重量%である。窒素
は、0.010重量%超では、ブリスターと呼ばれる空
孔を鋼板中に生ずるので、この範囲が最適である。その
他インヒビター成分としては、Mn:0.03〜0.4
0重量%、S:0.01〜0.05重量%、Se:0.
01〜0.10重量%、Sb:0.01〜0.10重量
%の範囲でl種あるいは2種以上が添加される。更にS
n,Bi,Nb,Ti,P,Mo,Cu等がインヒビタ
ー構成あるいは補助元素として用いられる。なお、炭素
は0.085重量%以下が望ましい。
去量と磁気特性の関係を詳しく調べた。一般に、一次再
結晶焼鈍は鋼板の脱炭のため湿雰囲気中で行われるの
で、鋼板表面には酸化層が生ずる。この時の湿雰囲気
は、鉄を酸化させないように水素が添加されているの
で、鋼中の鉄より酸素親和性の高い(大きい)元素のみ
酸化される。珪素鋼においては、Siが他の添加元素に
比べて極度に多いので、表面に生成する酸化層の主体は
シリカ(SiO2 )である。発明者等が一次再結晶焼鈍
板の表面の酸化物の組成を分析したところ、90%以上
がシリカであった。
ロアナライザー、電子顕微鏡等の手法で解析したとこ
ろ、表面からl〜3μmの深度に及んだ。ここでは、鋼
中のSiがSiO2 となり鉄中に分散しているようであ
る。すなわち、X線マイクロアナライザーの分析結果に
よれば、この領域ではSi,O,Feの存在が認められ
る。
アンモニアによる窒化後、酸洗により表面層の除去量を
変えた。その後、Al2 O3 を主成分とする焼鈍分離剤
を該鋼板に塗布乾燥し、窒素100%雰囲気中で15℃
/Hrの昇温速度で1200℃まで昇温、更に、1200
℃到達後、水素:100%に切り換えて、20時間保持
する仕上げ焼鈍を行った。仕上げ焼鈍終了後、レーザー
ビーム照射による磁区細分化処理を行い、更に張力コー
ティング処理を行い、表面観察及び磁気特性を調べた。
その結果を表1に示す。
溶性Al:0.029重量%、N:0.008重量%、
Mn:0.13重量%、S:0.007重量%、C:
0.05重量%、残部Fe及び不可避的不純物からなる
材料である。更に、酸洗は、硫酸−フッ酸の混合液を用
い、常温で酸洗時間を変えて酸洗し、酸洗した鋼板の酸
素量を分析した。これを鋼板表面積(片面)当たりの酸
素量で表示した。
以下で、表面が鏡面化され磁気特性が向上することが分
かる。しかし、鋼板の酸素量が0.30g/m2 (片
面)超では磁気特性の向上が不十分である。又、鋼板の
酸素量が0.03g/m2 (片面)未満では若干磁気特
性が劣るようである。従って、鋼板酸素量の最適量は
0.03g/m 2 以上、0.30g/m2 (片面)以下
であり、最も磁気特性が良好な範囲は、0.04g/m
2 以上、0.30g/m 2 (片面)未満である。
満で磁気特性が劣化するのは、酸洗が過剰で鋼板表面が
荒れて(粗度が大きくなり)磁気特性すなわち鏡面の程
度を劣化させるためと理解している。又酸洗を過剰にす
ることは、製品重量が減少するという製造上の観点から
も良くない。
るのは、鋼板の酸素の主体であるSiO2 と焼鈍分離剤
の反応によるもので、例えば、アルミナを焼鈍分離剤と
するとき、鋼板の酸素量が多いと多量のムライト(Al
2 O3 ・SiO2 )等を鋼板表面に生成し鏡面化を妨げ
るからである。表1中で鋼板の酸素量が0.30g/m
2 (片面)超の材料では、仕上げ焼鈍後の材料は平滑で
あるが、乳白色で、完全な鏡面ではない。これを電子顕
微鏡(SEM)で観察した結果を図3及び図4に示す。
図3は酸洗によって鋼板の酸素量を0.72g/m
2 (片面)とした材料にアルミナを焼鈍分離剤として塗
布し、仕上げ焼鈍した方向性電磁鋼板の表面をSEMで
観察した結果である。
m2 (片面)とした材料にアルミナを焼鈍分離剤として
塗布し、仕上げ焼鈍した方向性電磁鋼板の表面をSEM
で観察した結果である。鋼板の酸素量が0.72g/m
2 (片面)の材料は、鋼板の酸素量が0.17g/m2
(片面)の材料に比べて鋼板表面に微細な粒子が非常に
多く存在するのが分かり、これをマイクロアナライザー
等で元素分析すると、Al,Si等の元素が認められ
る。
せないためには、鋼板の酸素量を少なくすることである
が、これは前記したようにインヒビターの劣化も抑える
ことにもなる。しからば、少なくすればするほど良いか
というと前記のように、別の問題、すなわち鋼板表面が
荒れるという問題を生じ、最適値が存在するようにな
る。
2 ,ZrO2 ,BaO,CaO,SrO及びフォルステ
ライトを主成分として用いるが、これらは、単独でも、
又2種以上を混合して用いても良い。更にこれらの主成
分に若干の防錆剤等を添加しても差し障りない。鋼板へ
の焼鈍分離剤の塗布方法は、静電塗布、水スラリー塗
布、有機溶剤スラリー塗布、粉末散布塗布等何れでも良
いが、水スラリー塗布の場合、水と反応する物質、すな
わちCaO,BaO,SrOは不都合である。
晶焼鈍時、鋼板表面にできる酸化層は、仕上げ焼鈍時に
次の2つに影響する。すなわち、前記するようにイン
ヒビター強度を弱め、十分な磁束密度が得られない、
製品の表面の平滑度が不十分で、磁気特性に悪影響を与
え、極限の磁気特性が出にくい。従って、究極の磁気特
性を得るためには、一次再結晶焼鈍時、鋼板表面にでき
る酸化層を除去することが望ましい。除去する方法とし
ては、機械研磨、例えばブラシ研磨、サンドペーパー研
磨、研削等があり、本目的には有効であるが、工業上種
々の困難を伴う。本発明者等は、酸洗による方法が極め
て容易でかつ有効であることに気付いた。これは、熱延
鋼帯あるいは、鋼板等の連続酸洗ラインが既に実用化さ
れているからである。
硫酸、硝酸等の鉱酸が有効であるが、鋼板表面にできる
酸化層は、主にSiO2 を主体とした酸化物であるため
に塩酸、硫酸、硝酸等の鉱酸だけでは酸洗しにくい。こ
れらの酸にフッ酸を混合すると極めて効率的、すなわ
ち、高速で酸化層を除去することができる。なお、酸洗
とブラシ研磨等の機械研磨など物理的な方法を組合わせ
ることも有効である。
一次再結晶焼鈍後から仕上げ焼鈍前にアンモニアによる
窒化処理を行い、インヒビターを強化することは有効で
ある。これは、一次再結晶完了時のインヒビター強度で
は、二次再結晶のためには不十分で、又仕上げ焼鈍中の
窒素分圧を上げてインヒビターを強化あるいは劣化防止
しても、二次再結晶時に十二分なインヒビターを確保で
きない。このため一般にアンモニア処理によるインヒビ
ター強化が、磁気特性を向上させる。
確保するために、昇温時に焼鈍雰囲気中に窒素ガスを5
%以上95%以下入れるのが望ましいが、水素ガス10
0%でも良い。なお、窒素ガス5%未満では、インヒビ
ターの強化あるいは、劣化防止には効果が薄い。窒化物
をインヒビターとしない場合は、窒素分圧の効果は薄
い。なお、中性あるいは還元性雰囲気とは、窒素、酸
素、水分、水素、アルゴン等の不活性ガスの内から1種
あるいは2種以上のガスの混合物で、珪素の酸化還元に
対して中性あるいは還元性であるガス組成をいう。一般
に電磁鋼板の仕上げ焼鈍では、窒素及び水素ガスが用い
られるので、この両ガスの0%から100%までの組合
わせである。窒素分圧を調整するために、この両ガスの
組合わせにアルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを混合し
ても何等支障はない。
鋼中Alの減少防止及び、鋼中の珪素を酸化させて表面
にSiO2 を造らないあるいは、増加させないためであ
る。なお、二次再結晶完了後、純化及び鋼板表面の鏡面
化を完全にするために水素濃度を上げ、1200℃付近
で数時間保持することは、極めて有効である。仕上げ焼
鈍における二次再結晶可能な温度までの昇温温度は、高
速であればあるほどインヒビターの劣化が少なく好都合
であった。昇温速度15℃/Hr未満では、インヒビター
の劣化が著しく二次再結晶時に必要なインヒビターが十
分確保されず、十分な二次再結晶が得られなかった。本
発明の主旨の一つである高い磁束密度を得るという点で
は、50℃/Hr以上の昇温速度が望ましい。
2.0〜4.8重量%、インヒビター構成元素として、
酸可溶性Al,Mn,S,Se,Sb,P,B,Sn,
Bi,Nb,Ti,Mo,Cu等の1種あるいは2種以
上が添加された溶鋼を、通常の工程で、もしくは連続鋳
造して、熱延鋼板あるいは熱延鋼帯とする。この熱延鋼
板あるいは熱延鋼帯は、750℃〜1200℃の温度域
で、30秒〜3分間磁束密度向上のための焼鈍が行われ
る。続いて、これらの熱延鋼板あるいは熱延鋼帯は、冷
間圧延される。
報に開示されているように最終冷間圧延率:80%以上
とする。冷間圧延後の材料は、通常鋼中の炭素を除去す
るために湿水雰囲気中で、750℃〜900℃の温度域
で一次再結晶焼鈍される。この時、脱炭、一次再結晶と
共に鋼板表面には酸化層が形成される。この酸化層は、
湿水雰囲気すなわち水分の入った雰囲気の水分量の程度
(通常、露点で表わす)によるが、いわゆる内部酸化層
を形成し、ここには酸化物として主にSiO2が存在す
る。なお一次再結晶焼鈍時に形成される酸化物の酸素量
の80〜90%以上は、SiO2 の形態をとっている。
限の磁気特性を追及する時は表面の酸化層が除去され
る。酸化膜除去方法は、前記の通り物理的及び化学的方
法があるが、一般に酸洗によって行われる。窒化物のイ
ンヒビタ一を使用する場合は、鋼板表面の酸化層除去に
先立ってインヒビター強化のためアンモニアによる窒化
処理を行うことは、磁束密度向上に極めて有効である。
は、前記の焼鈍分離剤が塗布されて仕上げ焼鈍炉に入れ
られる。仕上げ焼鈍の昇温時の雰囲気は、中性あるいは
還元性で、窒素分圧調整のためアルゴン、ヘリウム等の
不活性ガスを混合することは何等差障りない。二次再結
晶完了後、純化のため100%水素で高温(約1200
℃)保持される。仕上げ焼鈍終了後、レーザービーム照
射等の磁区細分化処理を行い、更に張力コーティング処
理を行う。
%、N:0.009重量%、Mn:0.07重量%、
S:0.015重量%、C:0.08重量%、Se:
0.15重量%、Sn:0.15重量%、Cu:0.0
7重量%、残部Fe及び不可避的不純物からなる珪素熱
延鋼帯を1120℃で2分間焼鈍した後、冷間圧延し、
0.23mm厚とした。これらの冷延板を脱炭を兼ねるた
めに湿水雰囲気(露点:65℃)とした焼鈍炉で850
℃で2分間焼鈍し、一次再結晶させた。その後、0.5
%フッ酸−5%硫酸混合溶液で酸洗した。
g/m2 (片面)及び0.17g/m2 (片面)であ
った。これら2種の材料にAl2 O3 (アルミナ)を静
電塗布し、1200℃まで、25%N2 −75%H2 雰
囲気で、15℃/Hrの昇温速度を保ちながら昇温し、1
200℃到達後、100%水素とし、該温度で20時間
保持した。仕上げ焼鈍終了後、レーザービームを照射
し、リン酸−クロム酸系の張力コーティング処理を行っ
た。得られた製品の特性は、表2の通りである。本発明
による製品の表面は平滑度が向上し、鉄損が低くなっ
た。なお、比較例の仕上げ焼鈍後の表面状態を平滑面
(鏡面)と表中に記したが、表面は金属色を示している
が鈍い光沢で、いわゆるダルと称される表面であった。
%、N:0.008重量%、Mn:0.13重量%、
S:0.007重量%、C:0.05重量%、残部Fe
及び不可避的不純物からなる珪素熱延鋼帯を1100℃
で2分間焼鈍した後、冷間圧延し、0.155mm厚とし
た。これらの冷延板を脱炭を兼ねるために湿水雰囲気と
した焼鈍炉で820℃で2分間焼鈍し、一次再結晶させ
た。次に二次再結晶を安定化させるために、アンモニア
雰囲気中で窒化処理を行い、全窒素量を200ppm と
し、インヒビターを強化した。その後、0.5%フッ酸
−5%硫酸混合溶液で酸洗した。
g/m2 (片面)及び0.24g/m2 (片面)であ
った。これら2種の材料にAl2 O3 (アルミナ)を静
電塗布し、1200℃まで、75%N2 −25%H2 雰
囲気で、15℃/Hrの昇温速度を保ちながら昇温し、1
200℃到達後、100%水素とし、該温度で20時間
保持した。仕上げ焼鈍終了後、レーザービームを照射
し、リン酸−クロム酸系の張力コーティング処理を行っ
た。得られた製品の特性は、表3の通りである。本発明
による製品の表面は平滑度が向上し、鉄損が低くなっ
た。なお、比較例の仕上げ焼鈍後の表面状態を平滑面
(鏡面)と表中に記したが、表面は金属色を示している
が鈍い光沢で、いわゆるダルと称される表面であった。
せるために、アンモニア雰囲気中で窒化処理を行い、全
窒素量を220ppm とし、インヒビターを強化した。そ
の後、硫酸−フッ酸混合液で鋼板表面に生成している酸
化層を除去した。その酸素量は0.13g/m2 (片
面)であった。
ン交換水に懸濁させて、ロールコーターで塗布乾燥し、
ZrO2 を防錆剤の入ったイオン交換水に懸濁させ
て、ロールコーターで塗布乾燥し、更に比較のため、
MgOをイオン交換水に懸濁させて、ロールコーターで
該鋼板に塗布乾燥し、これら3種の材料を、75%N2
−25%H2 雰囲気で、15℃/Hrの昇温速度を保ちな
がら昇温し、1200℃到達後、100%水素とし該温
度で20時間保持した。仕上げ焼鈍終了後、レーザービ
ームを照射し、リン酸−クロム酸系の張力コーティング
処理を行った。得られた製品の特性は、表4の通りであ
る。なお、グラスと称しているのは、フォルステライト
被膜のことである。
させるために、アンモニア雰囲気中で窒化処理を行い、
全窒素量を220ppm とし、インヒビターを強化した。
その後、硫酸−フッ酸混合液で鋼板表面に生成している
酸化層を除去した。その酸素量は0.13g/m2 (片
面)であった。Al2 O3 、SiO2 、Zr
O2 、BaO、CaO、SrOの6種をそれぞ
れ、該鋼板に静電塗布し、更に比較のため、MgOを
イオン交換に水懸濁させて、ロールコーターで該鋼板に
塗布乾燥した。
5%N2 −5%H2 雰囲気で、20℃/Hrの昇温速度を
保ちながら昇温し、1200℃到達後、100%水素と
し、該温度で20時間保持した。仕上げ焼鈍終了後、レ
ーザービームを照射し、リン酸−クロム酸系の張力コー
ティング処理を行った。得られた製品の特性は、表5の
通りである。なお、グラスと称しているのは、フォルス
テライト被膜のことである。
させるために、アンモニア雰囲気中で窒化処理を行い、
全窒素量を230ppm とし、インヒビターを強化した。
その後、塩酸水溶液で鋼板表面に生成している酸化層を
除去した。その酸素量は0.70g/m2 (片面)及
び0.20g/m2 (片面)であった。これにAl2
O3 を防錆剤の入ったイオン交換水に懸濁させて、ロー
ルコーターで塗布乾燥した。
H2 雰囲気で、15℃/Hrの昇温速度を保ちながら昇温
し、1200℃到達後、100%水素とし該温度で20
時間保持した。仕上げ焼鈍終了後、レーザービームを照
射し、リン酸−クロム酸系の張力コーティング処理を行
った。得られた製品の特性は、表6の通りである。な
お、比較例の仕上げ焼鈍後の表面状態を平滑面(鏡
面)と表中に記したが、表面は金属色を示しているが鈍
い光沢で、いわゆるダルと称される表面であった。
性を阻害する要因である鋼板表面の凹凸の小さい(鏡面
である)方向性電磁鋼板が容易に得られ、レーザービー
ム照射処理等の磁区細分化、張力コーティング処理によ
り、極めて低鉄損の磁気材料が提供された。この方向性
電磁鋼板の製造に当たっては、鋼板の鏡面化処理が通常
の仕上げ焼鈍炉中で行われるため、極めて容易であり、
工業上の価値は絶大である。
Al)の変化を示す図表である。一次再結晶焼鈍後、
はそのまま、は表面酸化層を取り除いたものである。
仕上げ焼鈍中の鋼板のSの変化を示す図表である。一次
再結晶焼鈍後、はそのまま、は表面酸化層を取り除
いたものである。
面)とした材料にアルミナを焼鈍分離剤として塗布し、
仕上げ焼鈍した方向性電磁鋼板の表面をSEMで観察し
た金属組織の写真である。
面)とした材料にアルミナを焼鈍分離剤として塗布し、
仕上げ焼鈍した方向性電磁鋼板の表面をSEMで観察し
た金属組織の写真である。
Claims (6)
- 【請求項1】 珪素熱延鋼帯を、焼鈍した後あるいは焼
鈍を行わずに、1回又は中間焼鈍を挟む2回以上の冷間
圧延を行い、最終板厚とし、次いで一次再結晶焼鈍を行
った後、焼鈍分離剤を塗布乾燥し、仕上げ焼鈍を施す方
向性珪素鋼板の製造方法において、一次再結晶焼鈍後、
鋼板表面の酸化層を鋼板片表面当たり酸素量が0.03
g/m 2 以上、0.30g/m2 以下まで除去し、Al
2 O3,SiO2 ,ZrO2 ,BaO,CaO,SrO
及びフォルステライトの1種あるいは2種以上を主成分
とする焼鈍分離剤を該鋼板に塗布乾燥し、中性あるいは
還元性雰囲気で仕上げ焼鈍することを特徴とする鏡面方
向性珪素鋼板の製造方法。 - 【請求項2】 Si:2.0〜4.8重量%、 酸可溶性Al:0.008〜0.05重量%、 N≦0.010重量%、 残部Fe及び不可避的不純物からなる珪素熱延鋼帯であ
ることを特徴とする請求項1記載の鏡面方向性珪素鋼板
の製造方法。 - 【請求項3】 一次再結晶焼鈍後、アンモニアによる窒
化処理を行い、しかる後、鋼板表面の酸化層を鋼板片表
面当たり酸素量が0.03g/m 2 以上、0.30g/
m2 以下まで除去することを特徴とする請求項1又は2
記載の鏡面方向性珪素鋼板の製造方法。 - 【請求項4】 鋼板表面の酸化層を除去する方法を酸洗
とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
記載の鏡面方向性珪素鋼板の製造方法。 - 【請求項5】 フッ酸を混入した酸で酸洗することを特
徴とする請求項4記載の鏡面方向性珪素鋼板の製造方
法。 - 【請求項6】 仕上げ焼鈍の昇温時の雰囲気中N2 を5
%以上とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
1項に記載の鏡面方向性珪素鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229734A JP2706039B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 鏡面方向性珪素鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229734A JP2706039B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 鏡面方向性珪素鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0748674A JPH0748674A (ja) | 1995-02-21 |
| JP2706039B2 true JP2706039B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=16896857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5229734A Expired - Lifetime JP2706039B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 鏡面方向性珪素鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2706039B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BR112018007877B1 (pt) * | 2015-10-26 | 2021-09-21 | Nippon Steel Corporation | Chapa de aço elétrico com grão orientado, chapa de aço descarburada usada para produzir a mesma e métodos de produção das referidas chapas de aço |
| KR102120277B1 (ko) * | 2018-09-27 | 2020-06-08 | 주식회사 포스코 | 방향성 전기강판 및 그 제조방법 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05179354A (ja) * | 1991-06-10 | 1993-07-20 | Nippon Steel Corp | 鏡面方向性珪素鋼板の製造方法 |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP5229734A patent/JP2706039B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0748674A (ja) | 1995-02-21 |
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