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JP2703048B2 - プロリン誘導体の製法 - Google Patents

プロリン誘導体の製法

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JP2703048B2
JP2703048B2 JP1107362A JP10736289A JP2703048B2 JP 2703048 B2 JP2703048 B2 JP 2703048B2 JP 1107362 A JP1107362 A JP 1107362A JP 10736289 A JP10736289 A JP 10736289A JP 2703048 B2 JP2703048 B2 JP 2703048B2
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Japan
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mmol
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誠一 高野
國郎 小笠原
好治 岩渕
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Nisshin Seifun Group Inc
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Nisshin Seifun Group Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Pyrrole Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不斉ホスフィンリガンド(K.Achiwa,J.Am.Ch
em.Soc.,1976,98 p8265)、γ−アミノ−β−ヒドロキ
シ酪酸(T.Shibata,K.Iino and Y.Sugimura,Heterocycl
es,1986 24 p1331)、カルバペネム(P.Renand and D.S
eebach,Synthesis,1986 p424;J.Hausler,Monatsh.Che
m.,1987,118 p865)アンジオテンシン変換酵素阻害剤
(E.M.Smith et al,J.Med.Chem.,1988,31,p875)などの
有用な化合物を合成するための重要中間体である(2S,4
R)−4−ヒドロキシプロリンとこの化合物の前駆体で
ある一般式(I)で表わされる化合物の高立体選択的な
製法に関する。
〔従来技術および発明が解決しようとする問題点〕
従来、下記構造式(III) で表わされる(2S,4R)−4−ヒドロキシプロリンは、
天然物から複雑な工程を経て得られていたが、その単
離、精製が極めて困難であるため、工業的には、満足ゆ
く製法とはいえない。
また、この構造式(III)で表わされる(2S,4R)−4
−ヒドロキシプロリンの化学合成の手段による製造も種
々試みられてはいるが、この化合物は、ピロリジン環の
2位および4位への不斉誘導が難かしいため、化学合成
による有効な、高立体選択的製造法は未だ確立されてい
ない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、かかる問題点を解決すべく鋭意検討し
た結果、一般式(II)で表わされる化合物を出発原料と
して、工業化し易く、かつ高収率で、高純度の(2S,4
R)−4−ヒドロキシプロリンおよびその前駆体である
一般式(I)で表わされる化合物を、高立体選択的に製
造する方法を見い出した。
すなわち、本発明は、 一般式(II) (式中、R1は水酸基の保護基であり、R2はアリールまた
はアルキルである。) で表わされる化合物をヨウ素で処理することにより環化
して、式(I) (式中、R1およびR2は上述のとおりである。) で表わされる化合物を得ることから成る。
この化合物からの(2S,4R)−4−ヒドロキシプロリ
ンの合成は、この化合物のN位を保護して、式(IV) (式中、R1およびR2は上述のとおりであり、R3はN位の
保護基である。) で表わされる化合物とし、次に、この化合物の2位の保
護基を除去して、式(V) (式中、R2およびR3は上述のとおりである。) で表わされる化合物とし、次にこの化合物を酸化反応に
付して、式(VI) (式中、R2およびR3は上述のとおりである。) で表わされる化合物とし、次にケン化して式(VII) (式中、R3は上述のとおりである。) で表わされる化合物とし、次いでN位の脱保護化するこ
とにより行なわれ、かくして式(III)の(2S,4R)−4
−ヒドロキシプロリンが製造される。
上記式(I)および式(II)の化合物において、水酸
基の保護基としては、例えばベンジル基、フェニル基の
水素が低級アルキルまたは低級アルコキシによって置換
されたベンジル基が挙げられ、好ましくはベンジル基で
ある。また、式(IV)の化合物においてN位の保護基と
しては、例えば、t−ブトキシカルボニル基が挙げらら
れる。
本発明において、式(II)の化合物をヨウ素で処理し
て式(I)の化合物を得る反応は、ヨウ素を、式(II)
の化合物に対して、1〜5倍モル、好ましくは3倍モル
使用して、非プロトン性溶媒、例えば、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジエチレングリ
コールジエチルエーテルなどと、水の混合溶媒中で−10
〜10℃、好ましくは−2〜2℃の反応温度で、5〜20時
間(反応は、10時間位で完結する。)かけて行なわれ
る。得られた式(I)の化合物は単離精製するか、また
は粗製のまま次の反応工程に使用される。
次の式(I)の化合物のN位に保護基を導入して式
(IV)の化合物を得る反応は、塩基、例えばトリエチル
アミン、トリブチルアミン、ピリジン、キノリン、ジメ
チルアニリンなどの含窒素有機塩基の存在下、例えばジ
−t−ブチルジカーボネートを用い、例えばジクロルメ
タン、クロロホルム、ジクロルエタン、トリクレンなど
のハロゲン系溶媒中、0〜40℃、好ましくは10〜30℃の
反応温度で、5〜20時間(反応は、10〜15時間位で完結
する。)かけて行なわれる。
次の、式(IV)の化合物の2位の保護基を除去して式
(V)の化合物を得る反応は水素添加触媒、例えば水酸
化パラジウム−炭素触媒の存在下に溶媒、例えばメタノ
ール、エタノール中において、10〜30℃の反応温度で、
10〜30時間常圧下または加圧下に水素添加(15〜20時間
で水素の吸収がなくなり反応は終了する。)することに
よって行なわれる。
次の、式(V)の化合物を酸化して式(VI)の化合物
を得る反応は、過ヨウ素酸ナトリウムを用いて、塩化ル
テニウムの存在下に溶媒、例えば適当な比率の四塩化炭
素−アセトニトリル−水系の溶媒中において、10〜30℃
の反応温度で、20分〜1時間(30分程度で反応は完結す
る。)かけて行なわれる。
次の、式(VI)の化合物を加水分解して式(VII)の
化合物を得る反応は、炭酸カリウムまたは炭酸ナトリウ
ムを用いて、溶媒、例えばメタノールまたはエタノール
中において、10〜30℃の反応温度で、30分〜2時間(約
1時間で反応は終了する。)かけて行なわれる。
最終工程である式(VII)の化合物を脱保護化して式
(I)の(2S,4R)−4−ヒドロキシプロリンを得る反
応は、例えばジオキサンとHCl水溶液中で加熱還流下行
なわれる。
本発明の原料である式(II)(R1=ベンジル)の化合
物は、次の方法により調製することができる(Synthesi
s 139(1987)を参照されたい。)。
(スキーム中、Bnはベンジル基であり、Phはフェニル基
である) すなわち、式(VIII)の(S)−O−ベンジルグリシ
ドールを、ジメチルスルホキシド中、ナトリウムアセチ
リドと反応させ、式(IX)の化合物を得、次に、この化
合物をPd/CaCO3触媒の存在下、酢酸エチル中、室温で半
還元して式(X)の化合物とし、次に、この化合物を、
ジイソプロピルアゾジカルボキシレートおよびトリフェ
ニルホスフィンの存在下、テトラヒドロフラン中、−15
〜−25℃で、フタルイミドと反応させ式(XI)の化合物
とし、次に、この化合物をエタノール中、ヒドラジンと
約6時間、加熱還流し、式(XII)の化合物とし、最後
に、この化合物を、トリエチルアミンの存在下、塩化メ
チレン中、塩化ベンゾイルと反応させることにより、式
(II)の(S)−N−ベンゾイル−1−ベンジルオキシ
−ペンタ−4−エン−2−イル アミンを得る。
〔実 施 例〕
以下の実施例により本発明をさらに詳しく説明する
が、本発明はそれらに限定されるものではない。
実施例 1 (S)−N−ベンゾイル−1−ベンジルオキシペント−
4−エン−2−イル アミン a)(S)−1−ベンジルオキシペント−4−エン−2
−イル フタルイミド S.Takano,Y.Sekiguchi,N.Sato,K.Ogasawara,Synthesi
s,1987,139に記載の方法に従って合成した(R)−1−
ベンジルオキシ−2−ヒドロキシ−4−ペンテン4.82g
(25.1mmol)、トリフェニルホスフィン7.24g(27.6mmo
l)およびフタルイミド4.06g(27.6mmol)のテトラヒド
ロフラン(200ml)溶液を−20℃に冷却し、これにジイ
ソプロピルアゾジカルボキシレート5.43ml(27.6mmol)
を10分にわたって滴下し、さらに同温度で10時間撹拌し
た。次いで、室温に戻し、カラム用シリカゲル40gを加
えて、減圧下、溶媒を留去した後、シリカゲル300gを用
いたカラムクロマトグラフィー(溶剤、エチルエーテ
ル:n−ヘキサン=1:7)に付し、標記化合物を無色油状
物として得た。
収量5.90g(73.0%) IR:▲νneat max▼(cm-1)1775、1710 NMR:δ(ppm)2.30〜2.95(2H,m)、3.60〜4.10(2H,
m)、4.45〜4.80(3H,m)、4.90〜5.15(2H,m)、5.50
〜6.00(1H,m)、7.75(5H,s)、7.60〜7.90(4H,m)。
MS:m/e321(M+)、91(100%) 元素分析値(C20H19NO3として) C% H% N% 計算値: 74.75 5.96 4.36 実測値: 74.87 6.02 4.41 b)(S)−1−ベンジルオキシペント−4−エン−2
−イル アミン 前記a)で得られた化合物5.0g(15.6mmol)のエタノ
ール(100ml)溶液に、90%ヒドラジンモノヒドレート
1.01ml(18.7mmol)を加え、6時間加熱還流した。次に
空冷した後、減圧下で溶媒を留去して、残渣をクロロホ
ルムで洗浄し、次いでセライトを通して過した。液
を減圧下で溶媒留去し、淡黄色油状物の粗製アミン(標
記化合物)2.90gを得た。次いでクーゲルロールを用い
て蒸留することにより、無色油状物の生成物を得た。
収量2.57g(87%) 沸点120〜125゜(0.5mmHg) IR:δ1.60(2H,s)、1.85〜2.45(2H,m)、2.90〜3.5
5(3H,m)、4.55(2H,s)、4.95〜5.25(2H,m)、5.55
〜6.05(1H,m)、7.30(5H,s)。
MS:m/e191(M+)、91(100%) 元素分析値(C12H17NOとして) C% H% N% 計算値: 75.35 8.96 7.32 実測値: 74.95 9.10 7.19 c)(S)−N−ベンゾイル−1−ベンジルオキシペン
ト−4−エン−2−イル アミン 前記b)で得られた化合物2.2g(11.5mmol)の塩化メ
チレン(20ml)溶液に、0℃でトリエチルアミン1.76ml
(12.7mmol)および塩化ベンゾイル1.4ml(12.1mmol)
を滴下し、10分間撹拌した。室温に戻した後、塩化メチ
レン10mlを加え、有機層を水、飽和NaCl水溶液で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した。次いで、減圧下で溶
媒を留去し、残渣をシリカゲル120gを用いたカラムクロ
マトグラフィー(溶離剤:エチルエーテル−n−ヘキサ
ン)に付し、無色固体として標記化合物3.25g(100g)
を得た。この固形物をエチルエーテル−n−ヘキサンか
らの再結晶に付して、無色針状晶を得た。
収量3.09g(95%)、融点64〜66℃ 〔α〕=29.5゜(c=1.01、CHCl3) IR:▲νneat max▼(cm-1)1650 NMR:δ(ppm)2.40〜2.55(2H,bt,J=7Hz)、3.40〜
3.75(2H,m)、4.10〜4.50(1H,m)、4.55(2H,s)、5.
00〜5.20(2H,m)、5.60〜6.05(1H,m)、6.40(1H,b
m)、7.30(5H,s)、7.25〜7.50(3H,m)、7.60〜7.80
(2H,m)。
MS:m/e295(M+)、105(100%) 元素分析値(C19H21NO2として) C% H% N% 計算値: 77.26 7.17 4.75 実測値: 77.23 7.18 4.75 実施例 2 (2S,4R)−4−ヒドロキシプロリン a)(2S,4R)−4−ベンゾイルオキシ−2−ベンジル
オキシメチル−ピロリジン 実施例1で得られた(S)−N−ベンゾイル−1−ベ
ンジルオキシペント−4−エン−2−イルアミン487mg
(1.72mmol)のテトラヒドロフラン−水(1:1v/v,5ml)
溶液に、アルゴン気流下、0℃でヨウ素1.32g(5.16mmo
l)を加え、同温度で9時間撹拌した。この反応溶液に
飽和NaHCO3水溶液5mlを加えた後、ヨウ素の色が消える
まで10%Na2S2O3水溶液を加えた。分液後、有機層を飽
和NaCl水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した
後、減圧下、溶媒を留去した。得られた粗生成物の1部
をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付
し、無色油状物として標記化合物を得た。
▲〔α〕24 D▼=+33.6゜(c=2.0、CHCl3) IR:▲νneat max▼(cm-1)1710、3400 NMR(CDCl3):δ(ppm)1.7〜2.2(2H,m)、2.30(1
H,s,exchangeable with D2O)、2.95〜3.70(5H,m)、
4.55(2H,s)、5.30〜5.60(1H,m)、7.20〜7.70(8H,
m)、7.90〜8.16(2H,m)。
MS:m/e311(M+) b)(2S,4R)−N−〔(1,1−ジメチルエトキシ)カル
ボニル〕−4−ベンゾイルオキシ−2−ベンジルオキシ
メチル−プロリン 前記工程a)を繰返して(但し、シリカゲルによるカ
ラムクロマトグラフィーを省略して)得られた(2S,4
R)−4−ベンゾイルオキシ−2−ベンジルオキシメチ
ル−ピロリジンの粗生成物を塩化メチレン5mlに溶解
し、トリエチルアミン0.12ml(0.86mmol)およびジ−t
−ブチルジカーボネート394mg(1.81mmol)を加え、室
温で12時間撹拌した。5%HCl水溶液、飽和NaCl水溶
液、飽和NaHCO3水溶液、飽和NaCl水溶液で洗浄後、硫酸
マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。得ら
れた褐色油状物(890mg)を、シリカゲル32gを用いたカ
ラムクロマトグラフィーに付し、無色油状物として、標
記化合物を得た。
収量549mg(77.6%) ▲〔α〕24 D▼=−49.7゜(c=2.05、CHCl3) IR:▲νneat max▼(cm-1)1710、1680 NMR(CDCl3):δ(ppm)1.46(9H,s)、2.10〜2.45
(2H,m)、3.50〜3.85(4H,bm)、4.00〜4.30(1H,b
m)、4.55(2H,s)、5.40〜5.65(1H,m)、7.25〜7.70
(8H,m)、7.90〜8.10(2H,m)。
MS:m/e411(M+)、68(100%) c)(2S,4R)−N−〔(1,1−ジメチルエトキシ)カル
ボニル〕−4−ベンゾイルオキシ−2−ヒドロキシメチ
ル−ピロリジン 前記b)で得られた化合物870mg(2.11mmol)および2
0%Pd(OH)(炭素上)40mgをメタノール15mlに溶解
し、次いで、クロロホルム0.1mlを加え、水素気流下、1
8時間、室温で撹拌した。セライトを通して過し、
液を減圧下溶媒留去した。残渣をシリカゲル25gを用い
たカラムクロマトグラフィーに付し、無色油状物として
標記化合物を得た。
収量542mg(80%) ▲〔α〕24 D▼=−53.7゜(c=1.17、CHCl3) IR:▲νneat max▼(cm-1)3400、1720、1680 NMR(CDCl3):δ(ppm)1.46(9H,s)、1.70〜2.50
(3H,m)、3.50〜3.90(4H,m)、4.05〜4.90(1H,m)、
5.40〜5.55(1H,m)、7.30〜7.55(3H,m)、7.90〜8.10
(2H,m)。
MS:m/e322(M+1)、68(100%) d)(2S,4R)−N−〔(1,1−ジメチルエトキシ)カル
ボニル〕−4−ベンゾイルオキシプロリン 前記c)で得られた化合物680mg(2.12mmol)の四塩
化炭素−アセトニトリル−水(1:1:1.5v/v,10.5ml)溶
液にアルゴン気流下、室温で過ヨウ素酸ナトリウム1.37
g(6.36mmol)および塩化ルテニウム(RuCl3・H2O)11m
g(2.2%mol=47μmol)を加え、30分間撹拌した。反応
液を塩化メチレン10mlで抽出し、有機層を飽和NaCl水溶
液で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶
媒を留去し、得られた残渣を飽和NaHCO3水溶液20mlに溶
解し、ジエチルエーテル10mlで洗浄した。水層を10%HC
l水溶液でpH1とした後、ジエチルエーテルで抽出し、こ
れを飽和NaCl水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下で溶媒を留去し、無色のアモルファスとし
て標記化合物を得た。
収量530mg(74.6%) IR:▲νneat max▼(cm-1)3100、1700 NMR(CDCl3):δ(ppm)1.46(9H,s)、2.40〜2.65
(2H,m)、3.70〜3.90(2H,m)、4.35〜4.70(1H,m)、
5.40〜5.65(1H,m)、7.30〜7.60(3H,m)、7.60〜7.80
(1H,bs)、7.90〜8.10(2H,m)。
MS:m/e335(M+)、57(100%) e)(2S,4R)−4−ヒドロキシプロリン 前記d)で得られた化合物550mg(1.64mmol)のメタ
ノール(10ml)溶液に、炭酸カリウム498mg(3.61mmo
l)を加え、室温で3時間撹拌した後、溶媒を減圧下、
留去した。残渣に水10mlを加えて溶解し、ジエチルエー
テル10mlで洗浄した後、水層に10%HCl水溶液を注意深
く加えて、pHを約2に調整し、塩化メチレン10mlで5回
抽出した。<注1> 減圧下で溶媒を留去し、得られた残渣((2S,4R)−
N−〔(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル〕−4−
ヒドロキシプロリン)をジオキサン10mlに溶解し、これ
に10%HCl水溶液を10mlを加え、30分間加熱還流した。
空冷後、ジエチルエーテル10mlで3回洗浄した後<注2
>、水層を減圧下、濃縮した。これをDowex50(H+型)2
0ccを用いたイオン交換樹脂カラムクロマトグラフィー
(溶剤:0.23N NH4OH)に付して、目的化合物の(2S,4
R)−4−ヒドロキシプロリン180mg(94%)を得た。こ
れを、(水−エタノール)から再結晶して無色板状結晶
を得た。収量125mg(65%)、融点270〜274゜(分
解)、NMR(D2O溶媒)、TLC上の挙動、ニンヒドリン発
色は、該化合物の標準試料の結果と完全に一致した。
<注1>メタノリシス条件下、安息香酸メチルおよび安
息香酸が生成してくるが、安息香酸は、目的化合物(ヒ
ドロキシ酸)からは分離できない。
<注2>安息香酸は、ここで除去できる。
フロントページの続き (72)発明者 岩渕 好治 宮城県仙台市青葉区土樋1丁目4―5 道交会館 (56)参考文献 特開 昭61−33166(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(II) (式中、R1は水酸基の保護基であり、R2はアリールまた
    はアルキルである) で表わされる化合物をヨウ素処理して環化することから
    なる、一般式(I) (式中、R1およびR2は上述のとおりである) で表わされる化合物の製造方法。
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