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JP2764155B2 - 水田投げ込み用製剤 - Google Patents

水田投げ込み用製剤

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JP2764155B2
JP2764155B2 JP4152175A JP15217592A JP2764155B2 JP 2764155 B2 JP2764155 B2 JP 2764155B2 JP 4152175 A JP4152175 A JP 4152175A JP 15217592 A JP15217592 A JP 15217592A JP 2764155 B2 JP2764155 B2 JP 2764155B2
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克典 高橋
幸生 桐谷
武 今北
好江 深山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水稲害虫の防除において
薬剤施用の簡便なる投げ込み製剤を提供し、またそれに
より簡易な薬剤処理方法を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】近年、稲作の低コスト化を指向して急速
に水田の大規模化や機械化が進んでいる。それに対応す
る様に農薬の散布に関しても各種省力型製剤及び散布機
が開発されており、大きく技術革新して省力化の方向へ
進んでいる。しかしながら、現実には未だ殺虫剤を含め
た各種の水田用の農薬の散布は、粉剤、粒剤、乳剤、水
和剤、フロアブル等を散布器具等を用い、更には多くの
場合には水田中に踏み入り、且つ重い散布機械等を背負
い実施されることが多い。そのため、農薬の散布に要す
る時間は従来に比較し短時間になったとは言え、近年増
加している高齢農業従事者には大変な作業であり、更に
省力的な製剤と施用法の開発が望まれている。
【0003】殺虫剤に関しても乳剤やフロアブル剤をヘ
リコブターやラジコンヘリ等を用い空中散布する方法が
実施されているが、ドリフトによる環境汚染の問題や自
動車の塗装への影響また散布コストが嵩む等の問題があ
り普及には限界があると考えられる。大型の散布器具を
用いる粉剤や乳剤並びに粒剤等に代わり、最近一人で施
用が出来ることやドリフトがないことから蚕毒を有する
殺虫剤を施用する際には確かに有利な水面施用油剤の提
唱があった。これは水田面に施用後に添加した界面活性
剤の力により水面を拡展するものであるが、本方法に於
いても水田中に踏み入らない局所処理では、現実には均
一に殺虫剤を水田面に拡展し安定した殺虫効果を発揮さ
せることはかなり困難で実用性には問題がある。また極
最近、殺虫剤の粒剤を水溶性フィルムよりなるパッケー
ジに詰めて10aあたり10ケ程度を水田中に投げ入れ
る省力的な殺虫方法が試験されているが、基本的に既存
の粒剤を水溶性のフィルムに詰めたものであるため重量
が軽減されないこと、又袋が嵩高い為に水田への投入時
に稲体に引っ掛かり水田面に到達せず効果を発揮しない
ばかりでなく水稲もしばしば損傷するためその生育上望
ましくない等の問題点が指摘されている。
【0004】また特開平4−134002号公報には、
農薬原体を油性溶剤または分散媒に溶解または分散し、
乳化剤、分散剤または拡展剤としての界面活性剤を添加
した油性製剤をゼラチン膜性のカプセルに封入した水面
直接施用農薬用投げ込み製剤の提示があるが、ゼラチン
カプセル内に油性製剤を封入する際の技術的問題から封
入できる量が限定されて投げ込みの個数が多くなる等の
欠点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決し、特別な薬剤散布機を用いずに簡易な方法
により、水田害虫の防除を行なうに適当な製剤を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、水に難溶性あ
るいは非水溶性の殺虫活性成分を比重が1以下の非水溶
性の高沸点溶剤に溶解した農業用水面施用油剤を水溶性
の容器に内包することを特徴とする水田用投げ込み製剤
であり、また当該の水田用投げ込み製剤を、10a当り
1〜100ケ、かつ投げ込み製剤の総重量が50〜30
00gになるように、湛水した水田に投げ込み施用し、
水中で水溶性の容器が溶解し内容物の油剤を田面上に拡
展せしめることを特徴とする水稲害虫の殺虫方法であ
る。
【0007】ここで言う水溶性の容器とはポリビニルア
ルコール、水溶性セルロース又はゼラチン等の水溶性フ
ィルムにて製袋したもの、また上記の水溶性の素材にて
成形して得た成形物を示す。水溶性の容器の形状として
は、その形によって薬効が大きく影響されるものではな
いのでいずれの形状の物であってもよいが、水溶性フィ
ルム製の袋に於いては正方形もしくは長方形の袋に上記
水面拡展剤を入れた座蒲団或いは布団状のもの、成形物
に於いては箱状、円柱状、球状、円錐状正四面体状、瓶
状、楕円球状、棒状等のものが挙げられるが、基本的に
液状の水面施用油剤が内包できればよくこれらに限定さ
れるものではない。これらの容器の厚みは、内包する水
面施用油剤が流出するまでの時間を規定する主要な因子
であり、袋状の場合と成形物の場合で当然その製造方法
上から規定を受けて異なるが、袋上の容器の場合には
0.01〜1.0mm程度が好ましく、また成形体の場
合には0.1〜3.0mm程度が好ましい。この範囲を
はずれて薄すぎる場合には、内容液の流出までの時間は
短くなるが容器の強度上の問題が発生し、厚すぎる場合
には容器の強度は増すが、内容液が流出するまでに非常
に長い時間を要する事になり好ましくない。上記の厚み
の範囲に於いては水田中の通常の水温(10〜30℃)
では3時間以内に容器の一部が溶解して内容液が流出す
る。
【0008】本発明による投げ込み剤は、湛水した水田
に施用すると、水面に浮遊して水との接触により水溶性
の容器が溶解し内包している水面施用油剤が水面を拡展
して均一に田面に拡がる。本発明に於ける殺虫性成分が
対象となる水田害虫であるウンカ、イネミズゾウムシ、
ドロオイムシ等は通常は稲体に棲息して吸汁をしている
が、水分を補給するために時折茎を通り水中に入る際に
茎の部分に付着又は水面に拡展した皮膜状の上記の殺虫
成分と接触して死に至る。従って、本発明に於ける殺虫
性成分は水表面に存在する必要があり、内包する水面施
用油剤は非水溶性で、かつ水表面で拡展して存在する為
に比重が1以下である必要がある。さらには殺虫活性成
分を効果的に水に拡展させるためには、水面施用油剤を
直接水田面中に施用するより、本発明の如くに軽い素材
によりなる水溶性の容器に内包し、さらに浮力を付与す
るために容器内を完全に油剤にて満たすのではなく一部
気泡を共存させる等の工夫ができる本発明の方法の方が
より好ましい。
【0009】本発明に於ける投げ込み剤は水に難溶性も
しくは非水溶性の殺虫活性成分を、比重が1より小さい
非水溶性の高沸点溶剤に溶解したものに、界面活性剤を
添加したものからなる。本発明で言う比重が1より小さ
い非水溶性の高沸点溶剤とは沸点が200℃以上である
フタル酸ジノルマルオクチル、フタル酸ジイソオクチ
ル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル、ラ
ウリン酸ノルマルブチル、アジピン酸ジ2−エチルヘキ
シル、マレイン酸ジ2−エチルヘキシル、セバシン酸ジ
2−エチルヘキシル、フェニルキシリルエタン、流動パ
ラフィン等が挙げられる。このなかで特に好ましいもの
としてフタル酸ジノルマルオクチル、フタル酸ジノルマ
ルノニル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジノルマル
デシル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ジノルマルウ
ンデシル、フタル酸ジノルマルドデシル、フタル酸ジノ
ルマルトリデシル等の炭素数が8〜13のアルキル基を
有するフタル酸アルキルエステルが挙げられる。これら
の溶剤は単独又は複数の組み合わせにて使用することが
でき、もちろん上記の条件を満たす高沸点溶剤であれば
これらに限定されるものでもない。
【0010】本発明で用いられる界面活性剤は難溶性も
しくは非水溶性の殺虫活性成分の非極性の高沸点溶剤中
に溶解したものを水面に於ける拡展性を与えるものであ
り、例えば脂肪酸塩系、高級アルコール硫酸エステル
系、液体脂肪油硫酸エステル塩系、脂肪族アミンおよび
脂肪族アマイドの硫酸塩系、脂肪族アルコールリン酸エ
ステル塩系、二塩基性脂肪エステルのスルホン酸塩系、
脂肪酸アミドスルホン酸塩系、ホルマリン縮合のナフタ
リンスルホン酸塩系等の陰イオン系界面活性剤、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル系、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル系、ポリオキシエチレンアル
キルエステル系、ソルビタンアルキルエステル系、ポリ
オキシエチレンソルビタンアルキルエステル系等の非イ
オン系界面活性剤が挙げられる。界面活性剤はこれらの
ものを各系統の一種または二種以上の混合物として使用
してもよく、また陰イオン系界面活性剤と非イオン系界
面活性剤の混合物としての使用もできる。
【0011】ここに言う難溶性または非水溶性の殺虫活
性成分とは2−(エトキシフェニル)−2−メチルプロ
ピル 3−フェノキシベンジルエーテル、ジメチル
(4−エトキシフェニル)[(4−フルオロ−3−フェ
ノキシ)フェニルプロピル]シラン、1−(4−フルオ
ロ−3−フェノキシフェニル)−4−(4−クロロフェ
ル)−4−シクロプロピルブタン、(RS)−α−シア
ノ−3−フェノキシベンジル(RS)−2、2−ジクロ
ロ−1−(4−エトキシフェニル)シクロプロパンカル
ボキシラート、3−フェノキシベンジル=(1RS,3
RS)−(1RS,3RS)−3−(2、2−ジクロロ
ビニル)−2、2−ジメチルシクロプロパンカルボキシ
ラート、(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル=(1RS,3RS)−(1RS,3RS)−3−
(2、2−ジクロロビニル)−2、2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシラート、(RS)−α−シアノ−3
−フェノキシベンジル=(RS)−2−(4−クロロフ
ェニル)−3−メチルブタナート等が挙げるれるが、こ
れらに限定されるものではない。
【0012】この中で特に好ましいものとしては、2−
(エトキシフェニル)−2−メチルプロピル 3−フェ
ノキシベンジルエーテル、ジメチル (4−エトキシフ
ェニル)[(4−フルオロ−3−フェノキシ)フェニル
プロピル]シラン、1−(4−フルオロ−3−フェノキ
シフェニル)−4−(4−クロロフェル)−4−シクロ
プロピルブタン、(RS)−α−シアノ−3−フェノキ
シベンジル(RS)−2、2−ジクロロ−1−(4−エ
トキシフェニル)シクロプロパンカルボキシラートが挙
げられる。
【0013】本発明に於いて容器内に内包する水面施用
油剤中の上記殺虫活性成分の濃度は用いる殺虫活性成分
の種類にも依るが、水面施用油剤全体の比重に制限を受
ける。即ち、水面施用油剤が効果的に拡展する為に油剤
全体の比重が1より小さくなることが必須となり、上記
の様に比重が1〜1.1程度の殺虫活性成分を用いる場
合には30重量%程度が上限となる。また散布時の効率
及び製品コスト等の制限から0.5重量%程度が下限と
なる。以上の様に本水面施用油剤中の殺虫活性成分の好
ましい濃度は0.5〜30%で、更に好ましくは1〜2
0重量%である。本発明に於いて容器内に内包する水面
施用油剤中に用いる界面活性剤の量は、通常、油剤中の
0.1〜20重量%、好ましくは1〜10重量%であ
る。
【0014】本発明に於いては投げ込み剤を10a当た
り1〜100ケ、かつ投げ込み剤の総重量が50〜30
00gになるよう施用するが、この範囲を大きく外れる
と薬効及び薬害に於いて望ましくなく、その上散布時の
作業性が著しく低下する。更に望ましい施用方法として
は水溶性の容器の製造方法、大きさ、殺虫成分、非極性
の高沸点溶媒、界面活性剤の種類及び配合割合の相違に
より一概に規定することはできないが、10a当たり1
00〜2000gの水面施用油剤を水溶性の容器1 ケ当
たり20〜200g程度に分割し、これを1〜20ケ施
用する。このように本発明の投げ込み剤は水田に入らず
畦畔から水田に投げ込めばよいので、散布時の作業性は
極めて簡単であり、従来の粒剤、粉剤等を中心とした施
用方法と比べると非常に有利となる。
【0015】本発明による投げ込み剤は、水面近辺に生
息する有害害虫、例えばイネミズゾウムシ、イネクビホ
ソハムシ、ヒメトビウンカ、トビイロウンカ、セジロウ
ンカ、ツマグロヨコバイ、ボウフラ等に対する防除に適
している。
【0016】
【実施例】次に、実施例及び試験例にて本発明を更に詳
しく説明するが、勿論本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0017】実施例1 フタル酸ジノルマルオクチルを94重量部、ノイゲンE
A−70[第一工業製薬(株)製、内容物: ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル]2重量部及び2−(
エトキシフェニル)−2−メチルプロピル 3−フェノ
キシベンジルエ- テル( 以下エトフェンプロックスとい
う)4重量部を混合し、エトフェンプロックスを4%を
含む油剤を100%重量部得た。この油剤50gをポリ
ビニルアルコール製のフィルム[理研ビニル(株)製、
厚み:0.1mm]にて製袋した5cm×15cm大の
袋(内容量:100ml)に封入して布団状の投げ込み
剤を得た。
【0018】実施例2 フタル酸ジイソデシル94重量部、ソルポール3851
[東邦化学工業(株)品:ノニオン系界面活性剤とアニ
オン系界面活性剤との配合品]2重量部及びエトフェン
プロックス4重量部混合し、エトフェンプロックスを4
%を含む油剤を100重量部得た。この油剤50gをポ
リビニルアルコールのペレット[クラレ(株)製、製品
番号:PVA#505、重合度:500]を用いブロウ
成形法にて得た重量5gのアンプル型の容器( 胴体部:
35mmφ×85mmφ、首頚部:12mm×30mm、
胴体部の厚み:0.4mm、内容量: 100ml)に封
入し投げ込み剤を得た。
【0019】実施例3 フタル酸ジイソノニル94重量部、ソルポール3154
[東邦化学工業(株)品:ノニオン系界面活性剤とアニ
オン系界面活性剤との配合品]2重量部及びエトフェン
プロックス4重量部混合し、エトフェンプロックスを4
%を含む油剤を100重量部得た。この油剤0gをポリ
ビニルアルコールのペレット[クラレ(株)製、製品番
号:PVA#505、重合度:500]を用いブロウ成
形法形にて得た重量5gのアンプル型の容器(胴体部:
35mmφ×85mmφ、首頚部:12mm×30mm、
胴体部の厚み:0.4mm、内容量: 100ml)に封
入し投げ込み剤を得た。
【0020】実施例4 フタル酸ジイソノニル94重量部、ソルポール3154
[東邦化学工業(株)品:ノニオン系界面活性剤とアニ
オン系界面活性剤との配合品]2重量部及びエトフェン
プロックス4重量部混合し、エトフェンプロックスを4
重量部を含む油剤を100重量部得た。この油剤50g
をポリビニルアルコール製のフィルム[理研ビニル
(株)製、厚み:0.1mm]にて製袋した5cm×1
5cm大の袋に封入して布団状の投げ込み剤を得た。
【0021】比較例1 キシレン88重量部、界面活性剤(ポリオキシエチレン
スチリルフェニルエーテル系とアルキルベンゼンスルホ
ン酸系との配合品)2重量部及びエトフェンプロックス
10重量部を混合し、エトフェンプロックスを10%を
含む乳剤を100重量部得た。この乳剤20gをポリビ
ニルアルコールのペレット[クラレ(株)製、製品番
号:PVA#505、重合度:500]を用いブロウ成
形法にて得た重量5gのアンプル型の容器(胴体部:3
5mmφ×85mmφ、首頚部:12mm×30mm、
胴体部の厚み:0.4mm、内容量: 100ml)に封
入し投げ込み剤を得た。
【0022】試験例1 イネミズゾウムシに対する殺虫活性試験 田植後4週間経過してイネの葉令が5葉程度に成長した
5cm湛水条件の一区画169m2(13m×13m)
の野外水田圃場6区画分を用意した。この各試験区に上
記実施例1〜4及び比較例1に示した各投げ込み剤1個
をほぼ区画の中央部に投げ入れた。また残る2区画の内
片方には市販されているトレボン粒剤(エトフェンプロ
ックス1.5%含有) を133g(上記の実施例1〜4
及び比較例記載の投げ込み剤一個中と有効成分量は同
量)を均一に散布し、また片方には実施例1に示した組
成の水面拡展性の油剤を50mlを試験区画のほぼ中央
部にて約30分を要して滴下処理を行った。
【0023】試験結果は施用前にイネミズゾウムシの成
虫の個体数を調査し、また散布後1、3、5、7、10
日後に同成虫数を調査して、下記式にて補正密度指数を
算出し、第1表(表1)に示した。 [B]×[C] (1)補正密度指数=─────────×100 [A]×[D] A:無処理区の生存固体数 B:無処理区の散布前生存固体数 C:処理区の生存固体数 D:処理区の散布前生存固体数
【0024】
【表1】
【0025】第1表に示す様に、実施例1〜4に示す各
投げ込み剤は水面拡展性油剤を直接滴下にて施用した場
合と同様にイネミズゾウムシに対し非常に良好な殺虫活
性を示した。また、これらの水面拡展性油剤を用いた場
合には、それを水溶性の容器に内包するしないに関わら
ず、市販のトレボン粒剤を同じ有効成分量用いた場合よ
り良好な結果を示した。また、通常の乳剤を水溶性の容
器に入れた剤では、良好な殺虫活性が得られなかった。
【0026】試験例2 各投げ込み剤の拡展性試験 試験例1の野外水田圃場を用いて、実施例1〜4の投げ
込み剤を水田中に投入した後容器が溶解し、内容物の水
面拡展性油剤が流出するまでに要する時間及び油剤がそ
の後24時間以内に拡展し到達した距離を第2表に示し
た。
【0027】
【表2】
【0028】第2表に示す如く、内容物の水面拡展性の
油剤をどのような水溶性の容器に入れるかによって内容
物が流出するまでの時間が左右さるが、流出後に拡展し
て到達する距離は、油剤を滴下処理したものと比しても
全く遜色はなく非常に良好であった。
【0029】
【発明の効果】本発明は、水田への薬剤施用が簡便な投
げ込み製剤であり、この投げ込み製剤を水田に施用する
ことにより、水稲害虫を効率的に防除することができ
る。
フロントページの続き (72)発明者 今北 武 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化 学株式会社内 (72)発明者 深山 好江 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化 学株式会社内 (72)発明者 松本 俊男 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化 学株式会社内 (72)発明者 榎本 祐司 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化 学株式会社内 審査官 柳 和子 (56)参考文献 特開 平5−78203(JP,A) 特開 平5−78207(JP,A) 特開 平6−9301(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01N 25/00 - 25/34 A01N 31/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2−(エトキシフェニル)−2−メチル
    プロピル 3−フェノキシベンジルエーテル比重が1
    より小さい非水溶性のアルキル基の炭素数が8〜13の
    フタル酸アルキルエステルに溶解したものに界面活性剤
    を添加した農業用水面施用油剤を、ポリビニルアルコー
    ルをブロウ成形法にて成形して得た厚みが0.1〜3.
    0mmである瓶状又はアンプル型の形態を有する成形物
    に内包することを特徴とする、ウンカ、イネミズゾウム
    シ、ドロオイムシ又はツマグロヨコバイ防除用水田用投
    げ込み製剤。
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