JP2590350B2 - 酸加速ヒドロカルボキシル化 - Google Patents
酸加速ヒドロカルボキシル化Info
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- C07C53/126—Acids containing more than four carbon atoms
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D315/00—Heterocyclic compounds containing rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom according to more than one of groups C07D303/00 - C07D313/00
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/10—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide
- C07C51/14—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide on a carbon-to-carbon unsaturated bond in organic compounds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C67/00—Preparation of carboxylic acid esters
- C07C67/30—Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
- C07C67/313—Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by introduction of doubly bound oxygen containing functional groups, e.g. carboxyl groups
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明はオレフィン性不飽和直鎖アルケンおよびエス
テルのヒドロカルボキシル化に関するものである。
テルのヒドロカルボキシル化に関するものである。
ロジウム触媒とヨウ化物促進剤(promoter)とを用
い、反応剤を適当な溶媒に溶解させる、オレフィン性不
飽和化合物のヒドロカルボキシル化はクラドック(Crad
dock)らの米国特許3,579,552に開示されている。
い、反応剤を適当な溶媒に溶解させる、オレフィン性不
飽和化合物のヒドロカルボキシル化はクラドック(Crad
dock)らの米国特許3,579,552に開示されている。
ロジウム触媒とヨウ化物促進剤とを用いる塩化メチレ
ン中でのブタジエンのヒドロカルボキシル化は1984年11
月8日付の米国特許出願S.N.669,851に開示されてい
る。
ン中でのブタジエンのヒドロカルボキシル化は1984年11
月8日付の米国特許出願S.N.669,851に開示されてい
る。
本発明は、エステルおよび末端不飽和アルケンより選
択したオレフィン性不飽和直鎖化合物をヒドロカルビオ
キシル化して、先行技術の方法で得られるよりも多量の
直鎖カルボン酸を含有する混合物を形成する方法であ
る。本発明によれば、オレフィン性不飽和化合物を塩化
メチレン、1,2−ジクロロエタンおよび6ないし9個の
炭素原子を有する芳香族のハロゲン化されたあるいはハ
ロゲン化されていない炭化水素溶媒、たとえばベンゼ
ン、トルエン、キシレン、エチルベンゼンよりなる組よ
り選択した溶媒に溶解させ、ついで、この溶液を一酸化
炭素、ロジウム触媒、ヨウ化物促進剤ならびに4.2ない
し5.2の範囲のpKaを有する脂肪族および芳香族の酸より
なる組より選択した加速剤と混合する。ついで、この混
合物を50ないし300℃の温度で反応させると、得られる
生成物は直鎖の酸を高い比率で含有する。
択したオレフィン性不飽和直鎖化合物をヒドロカルビオ
キシル化して、先行技術の方法で得られるよりも多量の
直鎖カルボン酸を含有する混合物を形成する方法であ
る。本発明によれば、オレフィン性不飽和化合物を塩化
メチレン、1,2−ジクロロエタンおよび6ないし9個の
炭素原子を有する芳香族のハロゲン化されたあるいはハ
ロゲン化されていない炭化水素溶媒、たとえばベンゼ
ン、トルエン、キシレン、エチルベンゼンよりなる組よ
り選択した溶媒に溶解させ、ついで、この溶液を一酸化
炭素、ロジウム触媒、ヨウ化物促進剤ならびに4.2ない
し5.2の範囲のpKaを有する脂肪族および芳香族の酸より
なる組より選択した加速剤と混合する。ついで、この混
合物を50ないし300℃の温度で反応させると、得られる
生成物は直鎖の酸を高い比率で含有する。
本発明の方法の原料(feedstock)はエステルの“酸
部分”に4ないし16個の炭素原子を有する、たとえば式 式中、 nは0ないし5であり、 R1はH、CH3またはC2H5であり、R2は4ないし16個の炭
素原子を有するアルキルである、の直鎖のオレフイン性
不飽和エステルまたは4ないし16個の炭素原子を有する
直鎖の末端オレフィン性不飽和アルケンである。
部分”に4ないし16個の炭素原子を有する、たとえば式 式中、 nは0ないし5であり、 R1はH、CH3またはC2H5であり、R2は4ないし16個の炭
素原子を有するアルキルである、の直鎖のオレフイン性
不飽和エステルまたは4ないし16個の炭素原子を有する
直鎖の末端オレフィン性不飽和アルケンである。
本件反応はかなり広い温度範囲で実施し得るが、比較
的穏やかな条件が好ましい。許容し得る収率は100ない
し220℃、好ましくは140ないし200℃の範囲の温度で実
現する。この範囲の上限を超える温度では、原料の直鎖
の酸への転化が有意に減少する結果となる。上記の範囲
の下限に達しない温度では、反応が、経済的というには
あまりに遅くなる。
的穏やかな条件が好ましい。許容し得る収率は100ない
し220℃、好ましくは140ないし200℃の範囲の温度で実
現する。この範囲の上限を超える温度では、原料の直鎖
の酸への転化が有意に減少する結果となる。上記の範囲
の下限に達しない温度では、反応が、経済的というには
あまりに遅くなる。
たとえば10ないし200、好ましくは13ないし20気圧の
範囲の比較的穏やかな一酸化炭素分圧が満足すべきもの
である。
範囲の比較的穏やかな一酸化炭素分圧が満足すべきもの
である。
使用する触媒は妨害性配位子、特に二座ホスフィンお
よび窒素配位子を含有しないロジウム錯化合物のいかな
るものであってもよい。塩化ロジウム(III)−RhCl3・
3H2O、ヨウ化ロジウム(III)−Rhl3、ヨウ化ロジウム
カルボニル−Rh(CO)nI3(n=2−1)、酢酸ロジウ
ム(III)−Rh(NO3)3・2H2O、ドデカカルボニルテト
ラロジウム(0)−Rh4(CO)12、アセチルアセトナト
ジカルボニルロジウム(I)−Rh(CO)2(C5H7O2)、
クロロビス(エチレン)ロジウム(I)二量体−[Rh
(C2H4)2Cl]2、アセチルアセトナト(1,5−シクロオ
クタジエン)−ロジウム(I)−Rh(C8H12)(C5H
7O2)、クロロカルボニルビス(トリフェニルホスフィ
ン)ロジウム(I)−RhCl(CO)(PPh3)2、ヘキサデ
カカルボニルヘキサロジウム(0)−Rh6(CO)16、ト
リス(アセチルアセトナト)ロジウム(III)−Rh(C5H
7O2)3、オクタン酸ロジウム(II)二量体−Rh2[CO2
(CH2)6CH3]4、クロロジカルボニルロジウム(I)
二量体−[Rh(CO)2Cl]2、クロロ(1,5−シクロオク
タジエン)ロジウム(I)二量体−[Rh(C8H12)Cl]
2、アセチルアセトナトビス(エチレン)ロジウム
(I)−Rh(C2H4)2(C5H7O2)および酢酸ロジウム
(II)二量体−Rh2(CO2CH3)4のようなロジウム錯化
合物が好ましい。
よび窒素配位子を含有しないロジウム錯化合物のいかな
るものであってもよい。塩化ロジウム(III)−RhCl3・
3H2O、ヨウ化ロジウム(III)−Rhl3、ヨウ化ロジウム
カルボニル−Rh(CO)nI3(n=2−1)、酢酸ロジウ
ム(III)−Rh(NO3)3・2H2O、ドデカカルボニルテト
ラロジウム(0)−Rh4(CO)12、アセチルアセトナト
ジカルボニルロジウム(I)−Rh(CO)2(C5H7O2)、
クロロビス(エチレン)ロジウム(I)二量体−[Rh
(C2H4)2Cl]2、アセチルアセトナト(1,5−シクロオ
クタジエン)−ロジウム(I)−Rh(C8H12)(C5H
7O2)、クロロカルボニルビス(トリフェニルホスフィ
ン)ロジウム(I)−RhCl(CO)(PPh3)2、ヘキサデ
カカルボニルヘキサロジウム(0)−Rh6(CO)16、ト
リス(アセチルアセトナト)ロジウム(III)−Rh(C5H
7O2)3、オクタン酸ロジウム(II)二量体−Rh2[CO2
(CH2)6CH3]4、クロロジカルボニルロジウム(I)
二量体−[Rh(CO)2Cl]2、クロロ(1,5−シクロオク
タジエン)ロジウム(I)二量体−[Rh(C8H12)Cl]
2、アセチルアセトナトビス(エチレン)ロジウム
(I)−Rh(C2H4)2(C5H7O2)および酢酸ロジウム
(II)二量体−Rh2(CO2CH3)4のようなロジウム錯化
合物が好ましい。
触媒の濃度は厳密ではないが、通常は反応媒体の重量
を基準にしたロジウム金属の量で、0.04−0.16重量%の
範囲に保たれる。この触媒はヨウ化物により促進されて
十分な反応速度を達成するようになっていなければなら
ない。ヨウ化水素は好ましいヨウ化物原料ではあるが、
1−10個の炭素原子を有するヨウ化アルキル、たとえば
ヨウ化メチルが特に高めの反応温度において適当な促進
剤である。他の適当な促進剤にはヨードエタン、1−ヨ
ードブタン、2−ヨードプロパン、1−ヨードプロパン
およびヨードヘプタンが含まれる。上記のことより明ら
かであると考えられるが、促進剤およびロジウムはヨウ
化ロジウムにおけるように同一の化合物中に存在してい
てもよい。一般に、促進剤の濃度は反応媒体の量を基準
にしたヨウ化物の量として0.1ないし1.0重量%であり、
ロジウムに対するモル比は少なくとも3.0/1である。
を基準にしたロジウム金属の量で、0.04−0.16重量%の
範囲に保たれる。この触媒はヨウ化物により促進されて
十分な反応速度を達成するようになっていなければなら
ない。ヨウ化水素は好ましいヨウ化物原料ではあるが、
1−10個の炭素原子を有するヨウ化アルキル、たとえば
ヨウ化メチルが特に高めの反応温度において適当な促進
剤である。他の適当な促進剤にはヨードエタン、1−ヨ
ードブタン、2−ヨードプロパン、1−ヨードプロパン
およびヨードヘプタンが含まれる。上記のことより明ら
かであると考えられるが、促進剤およびロジウムはヨウ
化ロジウムにおけるように同一の化合物中に存在してい
てもよい。一般に、促進剤の濃度は反応媒体の量を基準
にしたヨウ化物の量として0.1ないし1.0重量%であり、
ロジウムに対するモル比は少なくとも3.0/1である。
この反応は塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、お
よびC6ないしC9の芳香族のハロゲン化されたあるいはハ
ロゲン化されていない炭化水素溶媒よりなる組より選択
した溶媒の存在下に実施する。使用する溶媒の量は広い
範囲で、たとえば反応混合物の重量を基準にして40ない
し99、通常は60ないし99、好ましくは85ないし95重量%
の範囲で変えることができる。
よびC6ないしC9の芳香族のハロゲン化されたあるいはハ
ロゲン化されていない炭化水素溶媒よりなる組より選択
した溶媒の存在下に実施する。使用する溶媒の量は広い
範囲で、たとえば反応混合物の重量を基準にして40ない
し99、通常は60ないし99、好ましくは85ないし95重量%
の範囲で変えることができる。
直鎖の酸の収率を増加させるためには、4.2ないし5.2
の範囲のpKaを有する脂肪族および芳香族の酸よりなる
組より選択した加速剤の存在下に反応を実施することが
重要である。この酸は反応混合物中に、モルベースで、
少なくともオレフィン性不飽和化合物の量と等量存在し
なければならず、かつ、この酸はオレフィン性不飽和化
合物の量の少なくとも10倍量存在し得る。好ましい酸は
C2ないしC5の脂肪族カルボン酸である。
の範囲のpKaを有する脂肪族および芳香族の酸よりなる
組より選択した加速剤の存在下に反応を実施することが
重要である。この酸は反応混合物中に、モルベースで、
少なくともオレフィン性不飽和化合物の量と等量存在し
なければならず、かつ、この酸はオレフィン性不飽和化
合物の量の少なくとも10倍量存在し得る。好ましい酸は
C2ないしC5の脂肪族カルボン酸である。
実施例 実施例 1 300mlのハステロイ(Hastelloy)−C製機械的撹拌反
応器に窒素を、ついで高純度一酸化炭素を噴流させた。
ついで、この反応器にヘキセン−1(12.6g;150ミリモ
ル)、酢酸(18.0g;300ミリモル;pKa=4.75)、メタノ
ール(0.48g)ヨウ化メチル(2.13g;15ミリモル)およ
びo−ジクロロベンゼン(5.0g;ガスクロマトグラフィ
ー分析用内部標準)を含有する塩化メチレン溶液150ml
を装入した。この反応器をCOで200psiの圧力に加圧し、
ついで170℃に加熱した。6mlの水中にRhCl3・3H2O 0.4g
(ロジウム1.5ミリグラム原子)を含有する溶液を反応
器に結合している15mlの注射器で注入してヒドロカルボ
キシル化反応を開始させた。ついで、調節弁を用いて反
応器圧を正確に400psiに調整した。COの吸収速度、した
がってカルボニル化速度は、圧力変成器を用いて貯槽の
圧力低下を測定するにより監視した。予備的な流量補正
により圧力低下とCO吸収モル数とを結び付けておいた。
応器に窒素を、ついで高純度一酸化炭素を噴流させた。
ついで、この反応器にヘキセン−1(12.6g;150ミリモ
ル)、酢酸(18.0g;300ミリモル;pKa=4.75)、メタノ
ール(0.48g)ヨウ化メチル(2.13g;15ミリモル)およ
びo−ジクロロベンゼン(5.0g;ガスクロマトグラフィ
ー分析用内部標準)を含有する塩化メチレン溶液150ml
を装入した。この反応器をCOで200psiの圧力に加圧し、
ついで170℃に加熱した。6mlの水中にRhCl3・3H2O 0.4g
(ロジウム1.5ミリグラム原子)を含有する溶液を反応
器に結合している15mlの注射器で注入してヒドロカルボ
キシル化反応を開始させた。ついで、調節弁を用いて反
応器圧を正確に400psiに調整した。COの吸収速度、した
がってカルボニル化速度は、圧力変成器を用いて貯槽の
圧力低下を測定するにより監視した。予備的な流量補正
により圧力低下とCO吸収モル数とを結び付けておいた。
COの吸収は76psiであった。吸収は3時間後に実質的
に完了した。CO吸収を基準にした速度は速度論的にはヘ
キセン−1に対して1次であり、速度定数は25.3×10-3
毎分であった。
に完了した。CO吸収を基準にした速度は速度論的にはヘ
キセン−1に対して1次であり、速度定数は25.3×10-3
毎分であった。
6.5時間後、この反応器を20℃に冷却した。調節弁を
通してCOを徐々に排気した。生成物溶液を反応器から排
出し、反応器を100℃で加圧下に200mlのメタノールで、
ついで環境温度で150mlのメタノールを用いて洗浄し
た。この生成物と洗浄液とをまとめて、メチルエステル
としてガスクロマトグラフィーにより分析した。
通してCOを徐々に排気した。生成物溶液を反応器から排
出し、反応器を100℃で加圧下に200mlのメタノールで、
ついで環境温度で150mlのメタノールを用いて洗浄し
た。この生成物と洗浄液とをまとめて、メチルエステル
としてガスクロマトグラフィーにより分析した。
この分析は、添加した1−ヘキセンを基準にして68.4
%のn−ヘプタン酸と9.5%の2−メチルヘキサン酸と
を示した。したがって、直鎖酸への選択率は87.8%であ
った。
%のn−ヘプタン酸と9.5%の2−メチルヘキサン酸と
を示した。したがって、直鎖酸への選択率は87.8%であ
った。
比較例 1 酢酸加速剤を省略したこと除いて上記の実験を繰り返
した。
した。
COの吸収は5時間後においても僅かに8psiであった。
1次の速度定数は0.58×10-3毎分であった。
1次の速度定数は0.58×10-3毎分であった。
5時間後に室温に冷却して反応を停止させた。メチル
エステルとしての生成物の分析値は僅かに9.3%のn−
ヘプタン酸と2.1%の2−メチルヘキサン酸とを示した
のみであった(直鎖率(linearity)81.6%)。
エステルとしての生成物の分析値は僅かに9.3%のn−
ヘプタン酸と2.1%の2−メチルヘキサン酸とを示した
のみであった(直鎖率(linearity)81.6%)。
したがって、酢酸の存在(実施例1による)は速度を
4.6の比で増加させたことになる。
4.6の比で増加させたことになる。
実施例 2ないし5 酢酸の量を変化させたことを除いて実施例1を繰り返
した。得られた結果は表1に概括してある。
した。得られた結果は表1に概括してある。
このデータは、ヒドロカルボニル化速度に対する酢酸
の加速効果がその濃度とともに増加することを示してい
る。最高速度は純酢酸(実施例5)で得られるが、直鎖
異性体への選択率(“直鎖率”)は塩化メチレン含有溶
媒中での反応試行と比較してかなり低い。
の加速効果がその濃度とともに増加することを示してい
る。最高速度は純酢酸(実施例5)で得られるが、直鎖
異性体への選択率(“直鎖率”)は塩化メチレン含有溶
媒中での反応試行と比較してかなり低い。
実施例 6 酢酸を18.3g(150ミリモル)の安息香酸(pKa=4.2)
で置き換えたことを除いて実施例1の実験を繰り返し
た。COの吸収(64psi)は約2時間で完了した。この反
応に関する1次の速度定数は11.6×10-3毎分であった。
で置き換えたことを除いて実施例1の実験を繰り返し
た。COの吸収(64psi)は約2時間で完了した。この反
応に関する1次の速度定数は11.6×10-3毎分であった。
生成物の分析は装荷したヘキセン−1を基準にして8
7.2%のC7カルボン酸を示した。直鎖選択率は78.8%で
あった。
7.2%のC7カルボン酸を示した。直鎖選択率は78.8%で
あった。
実施例 7 酢酸を15.3g(150ミリモル)のトリメチル酢酸[2,2
−ジメチルプロピオン酸(pKa=5.0)]で置き換えたこ
とを除いて、実施例1の実験を繰り返した。
−ジメチルプロピオン酸(pKa=5.0)]で置き換えたこ
とを除いて、実施例1の実験を繰り返した。
COの吸収(75psi)は約1.5時間で完了した。1次の速
度定数は21.1×10-3毎分であり、C7カルボン酸の収率は
90%であった。直鎖選択率は78.2%であった。
度定数は21.1×10-3毎分であり、C7カルボン酸の収率は
90%であった。直鎖選択率は78.2%であった。
実施例 8 ヘキセン−1を同当量(17.1g;150ミリモル)の4−
ペンテン酸メチルで置き換え、酢酸の量を9.0g(150ミ
リモル)に減少させたことを除いて実施例1の実験を繰
り返した。COの吸収(75psi)は約4時間で完了した。
1次の速度定数は15.2×10-3毎分であった。メタノール
で希釈する前の反応混合物の分析は主要な生成物がアジ
ピン酸モノメチルであることを示した。メタノールでエ
ステル化したのちの分析はアジピン酸66%、メチルグル
タル酸13.4%(ジメチルエステルとして)およびγ−バ
レロラクトン16.8%を示した(直鎖率;83.1%)。
ペンテン酸メチルで置き換え、酢酸の量を9.0g(150ミ
リモル)に減少させたことを除いて実施例1の実験を繰
り返した。COの吸収(75psi)は約4時間で完了した。
1次の速度定数は15.2×10-3毎分であった。メタノール
で希釈する前の反応混合物の分析は主要な生成物がアジ
ピン酸モノメチルであることを示した。メタノールでエ
ステル化したのちの分析はアジピン酸66%、メチルグル
タル酸13.4%(ジメチルエステルとして)およびγ−バ
レロラクトン16.8%を示した(直鎖率;83.1%)。
比較例 8A 酢酸を省略したことを除いて実施例8の実験を繰り返
した。5時間後においてもCOの吸収は28psiに過ぎなか
った。1次の速度定数は(誘導期間1時間ののちに)僅
かに1.5×10-3毎分であった。メチルエステルとしての
生成物の分析はアジピン酸31%、α−メチルグルタル酸
6.2%、3−ペンテン酸22.8%および回収4−ペンテン
酸21.8%を示した。
した。5時間後においてもCOの吸収は28psiに過ぎなか
った。1次の速度定数は(誘導期間1時間ののちに)僅
かに1.5×10-3毎分であった。メチルエステルとしての
生成物の分析はアジピン酸31%、α−メチルグルタル酸
6.2%、3−ペンテン酸22.8%および回収4−ペンテン
酸21.8%を示した。
実施例 9 4−ペンテン酸メチルを3−ペンテン酸メチル(17.1
g)で置き換えたことを除いて実施例8の実験を繰り返
した。
g)で置き換えたことを除いて実施例8の実験を繰り返
した。
COの吸収(70psi)は5時間で実質的に完了し、1次
の速度定数は7.5×10-3毎分であった。メチルエステル
としての生成物の分析はアジピン酸48.3%、α−メチル
グルタル酸21.4%、エチルコハク酸4.3%およびγ−バ
レロラクトン9.3%を示した(直鎖率;65.3%)。
の速度定数は7.5×10-3毎分であった。メチルエステル
としての生成物の分析はアジピン酸48.3%、α−メチル
グルタル酸21.4%、エチルコハク酸4.3%およびγ−バ
レロラクトン9.3%を示した(直鎖率;65.3%)。
比較例 9A 酢酸を省略したことを除いて実施例9の実験を繰り返
した。
した。
5時間後においてもCOの吸収は約15psiに過ぎなかっ
た。速度定数は1.1×10-3毎分であった。メチルエステ
ルとしての生成物の分析は回収3−ペンテン酸76.6%、
アジピン酸15.1%、およびα−メチルグルタル酸5.3%
を示した(直鎖率73.9%)。
た。速度定数は1.1×10-3毎分であった。メチルエステ
ルとしての生成物の分析は回収3−ペンテン酸76.6%、
アジピン酸15.1%、およびα−メチルグルタル酸5.3%
を示した(直鎖率73.9%)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B01J 27/13 B01J 27/25 X 27/25 C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 C07D 307/32
Claims (7)
- 【請求項1】式、 式中、 nは0ないし5であり、 R1はH、CH3またはC2H5であり、 R2は4ないし16個の炭素原子を有するアルキルである、 の直鎖のオレフイン性不飽和エステルおよび4ないし16
個の炭素原子を有する直鎖の末端オレフイン性不飽和ア
ルケンよりなる組より選択されたオレフィン性不飽和直
鎖化合物を塩化メチレン、1,2−ジクロロエタンおよび
6ないし9個の炭素原子を有する芳香族のハロゲン化さ
れたあるいはハロゲン化されていない炭化水素溶媒より
なる組より選択した溶媒に溶解させ、かくして形成した
溶液を一酸化炭素、水、ロジウム触媒、ヨウ化物促進剤
ならびに4.2ないし5.2の範囲のpKaを有する脂肪族およ
び芳香族の酸よりなる組より選択した加速剤と混合し、
この混合物を50ないし300℃の温度で反応させて直鎖状
カルボン酸を形成することよりなる、上記オレフィン性
不飽和直鎖化合物をヒドロカルボキシル化して直鎖カル
ボン酸を高い割合で含有する混合物を形成する方法。 - 【請求項2】上記のオレフィン性不飽和直鎖化合物が末
端不飽和であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の方法。 - 【請求項3】上記加速剤が酢酸であり、この加速剤がオ
レフィン性不飽和直鎖化合物の量に対してモルベースで
少なくとも等量存在することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の方法。 - 【請求項4】上記触媒がハロゲン化ロジウムであり、上
記工程を1ないし50気圧の範囲の圧力で実施することを
特徴とする特許請求の範囲第3項記載の方法。 - 【請求項5】末端オレフィン性不飽和化合物がアルケン
であることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の方
法。 - 【請求項6】上記のオレフィン性不飽和直鎖化合物が4
−ペンテン酸メチルであることを特徴とする特許請求の
範囲第2項記載の方法。 - 【請求項7】上記のオレフィン性不飽和直鎖化合物が3
−ペンテン酸メチルであることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の方法。
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