JP2023506303A - アザインドール構造を含む駆虫剤化合物 - Google Patents
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Abstract
Description
WO2017/178416は、駆虫薬と考えられる化合物、すなわち、下記の構造のピラゾロピリミジン誘導体を開示している。
さらに、前記新規な駆虫性化合物を、異なる治療計画、特に月1回又はより長い治療計画で使用できることが目的である。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR2R3、COOH、C(=O)OR4、SR4、SOR4、SO2R4、SO2NR5R6及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ又はC1-6-アルキルメルカプトは、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR2′R3′、C(=O)OR4′、SR4′、SOR4′、SO2R4′、SO2NR5′R6′及びC(=O)NR5′R6′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキルで置換されたC1-6-アルキル、5~10員複素環で置換されたC1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-6-アルキル及び5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキルからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキルで置換されたC1-6-アルキル、5~10員複素環で置換されたC1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-6-アルキル又は5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキル又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、カルボニル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、メルカプト、NR2″R3″、C(=O)OR4″、SR4″、SOR4、SO2R4″、SO2NR5″R6″及びC(=O)NR5″R6″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R2″、R3″、R4″、R5″及びR6″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C6-10アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR8R9、COOH、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10、SO2NR11R12及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C6-10アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ又はC1-6-アルキルメルカプトは、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR8′R9′、C(=O)OR10′、SR10′、SOR10′、SO2R10′、SO2NR11′R12′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキルで置換されたC1-6-アルキル、5~10員複素環で置換されたC1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-6-アルキル、5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキルからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキルで置換されたC1-6-アルキル、5~10員複素環で置換されたC1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-6-アルキル又は5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキル又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、カルボニル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、メルカプト、NR8″R9″、C(=O)OR10″、SR10″、SOR10″,SO2R10″、SO2NR11″R12″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R14は水素、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、NR14′R14″であり、R14′及びR14″は独立にC1-3-アルキルであり、又は
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記5個若しくは6個の炭素原子を含む環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、又は
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記5個若しくは6個の炭素原子を含む環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R16は独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は独立に水素、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR17′R17″であり、R17′及びR17″は独立にC1-3-アルキルであり、
R18は独立に水素、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR18′R18″であり、R18′及びR18″は独立にC1-3-アルキルであり、
R19は、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR20R21、C(=O)OR22、SR22、SOR22、SO2R22、SO2NR23R24及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-C6-アルキル、5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキルからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ又はC1-6-アルキルメルカプト又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、カルボニル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、メルカプト、NR20′R21′、C(=O)OR22′、SR22′、SOR22′、SO2R22′、SO2NR23′R24′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R25は水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから独立に選択される。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択される。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′、及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環、及び5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)-OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール、及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール、及び5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R10、R11及びR12は、水素又はC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素又はC1-6-アルキルから独立に選択される。
R8″及びR9″は、水素又はC1-6-アルキルから独立に選択される。
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニルメチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択される。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記5個若しくは6個の炭素原子を含む環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は独立に水素、C1-3アルキル、又はC1-3アルコキシであり、
R18は独立に水素、C1-3アルキル、又はC1-3アルコキシである。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記5個若しくは6個の炭素原子を含む環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は独立に水素、C1-3アルキル、又はC1-3アルコキシであり、
R18は独立に水素、C1-3アルキル、又はC1-3アルコキシである。
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ及びヒドロキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良い。
前記C6-10-アリールが、
C1-6-アルキル、ハロゲン、シアノ及びニトロからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良い。
前記C6-10-アリールは、フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルである。
式(A)の化合物:
R1、R7、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19及びR25は請求項1~13のいずれか1項でのように定義される。]と反応させて、前記式(I)による化合物を得る段階を含む方法を提供する。
-式(I)による化合物、及び
-1以上の生理的に許容される賦形剤
を含む動物薬組成物を提供する。
有利な点として、本発明による化合物及び/又はそれらのいずれかの実施形態はジロフィラリア・イムミチス(Dirofilaria immitis)などの蠕虫に対して有効であるが、哺乳動物の健康、特にイヌの健康に特に関連する細菌、例えばアシネトバクター・バウマニイ(アシネトバクター・バウマニイ(Acinetobacter baumaii)又はスタフィロコッカス(Staphylococcus)属種又はストレプトコッカス(Streptococcus)属種に対しては有効ではない。
(薬学的に許容される)塩を作る上で好適な有機酸の例には、コール酸、ソルビン酸、ラウリン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、ギ酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、グルコン酸、ジグルコン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、グルクロン酸、マレイン酸、フマル酸、ピルビン酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、安息香酸、アントラニル酸、メシル酸、ステアリン酸、サリチル酸、p-ヒドロキシ安息香酸、フェニル酢酸、マンデル酸、エンボン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、パントテン酸、2-ヒドロキシエタンスルホン酸、スルファニル酸、シクロヘキシルアミノスルホン酸、β-ヒドロキシ酪酸、ガラクタル酸、ガラクツロン酸、アジピン酸、アルギン酸、酪酸、ショウノウ酸、カンファースルホン酸、シクロペンタンプロピオン酸、ドデシル硫酸、グリコヘプタン酸、グリセロリン酸、ヘプタン酸、ヘキサン酸、ニコチン酸、2-ナフタレンスルホン酸、シュウ酸、パルモ(palmoic)酸、ペクチン酸、3-フェニルプロピオン酸、ピクリン酸、ピバル酸、チオシアン酸、トシル酸、ウンデカン酸及び酸性アミノ酸、例えばアスパラギン酸及びグルタミン酸などがあるが、これらに限定されるものではない。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択される。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R5及びR6は、水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから独立に選択される。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択される。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択される。
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素又はC1-6-アルキルから、好ましくは水素又はC1-3-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素又はC1-6-アルキルから、好ましくは水素又はC1-3-アルキルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-6-アルキルから、好ましくは水素又はC1-3-アルキルから独立に選択される。
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択される。
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニル、好ましくはジメチルアミノ及びモルホリン-4-イルからなる群から独立に選択される。
R13は、水素又はC1-3アルキルであり、
R14は、水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
より好適には、本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、
R13は、水素又はC1-3アルキルであり、
R14は、水素又はC1-3アルキルである。
より好適には、本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、
R13は、水素、メチル又はエチル、好ましくは水素又はメチルであり、
R14は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R15は、独立に水素、ハロゲン,C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R13は、水素又はC1-3-アルキルであり、
R14は、水素、C1-3-アルキル、又はC1-3-アルコキシであり、
R15は、水素、ハロゲン、C1-3-アルキル、C1-3-アルコキシ、又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、水素、ハロゲン、C1-3-アルキル、C1-3-アルコキシ、又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、水素又はC1-3-アルキルであり、
R18は、水素又はC1-3-アルキルである。
R13は、水素、メチル又はエチル、好ましくは水素又はメチルであり、
R14は、水素又はメチル、好ましくは水素であり、
R15は、水素又はC1-3アルキル、好ましくは水素又はメチルであり、
R16は、水素又はC1-3アルキル、好ましくは水素又はメチルであり、
R17及びR18は水素である。
R13は、水素、メチル又はエチル、好ましくは水素又はメチルであり、
R14は、水素又はメチル、好ましくは水素であり、
R15、R16、R17及びR18は水素である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記5若しくは6個の炭素原子を含有する環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良い。
・・・・・・は、アミド基への結合を示しており;
-・-は、上記環系が、芳香環と縮合していることを示している。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記非芳香環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-又は-O-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシである。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記芳香環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル、又はC1-3アルコキシである。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシである。
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C(=O)OR22、SO2R22、SO2NR23R24及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択される。
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ及びヒドロキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良い。
前記5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ及びヒドロキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良い。
前記5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル及びハロゲン、好ましくはハロゲンからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良い。
前記5~10員ヘテロアリールは、
C1-6-アルキル及びハロゲン、好ましくはハロゲンからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されている。
前記C6-10アリールが、
C1-6-アルキル、ハロゲン、シアノ及びニトロからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良い。
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルである。
本発明は、R1及びR7は上記のように定義される、本発明による化合物及び/又はそれの実施形態を提供する。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択される。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択される。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記非芳香環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-又は-O-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシである。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記芳香環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシである。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルである。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択される。
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
任意に、本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され,
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記非芳香環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され,
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-又は-O-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシである。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記芳香環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3-アルコキシである。
本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシである。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルである。
本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択される。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記非芳香環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルである。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-又は-O-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択される。
本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、当該化合物は、式(Ini)によるものであり、好ましくは(S)-エナンチオマーの形態である。本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、当該化合物は、式(Inii)によるものであり、好ましくは(S)-エナンチオマーの形態である。本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、当該化合物は、式(Iniii)によるものであり、好ましくは(S)-エナンチオマーの形態である。本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、当該化合物は、式(Iniv)によるものであり、好ましくは(S)-エナンチオマーの形態である。本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、当該化合物は、式(Inv)によるものであり、好ましくは(S)-エナンチオマーの形態である。本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、当該化合物は、式(Invi)によるものであり、好ましくは(S)-エナンチオマーの形態である。本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、当該化合物は、式(Invii)によるものであり、好ましくは(S)-エナンチオマーの形態である。本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、当該化合物は、式(Inviii)によるものであり、好ましくは(S)-エナンチオマーの形態である。本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、当該化合物は、式(Inix)によるものであり、好ましくは(S)-エナンチオマーの形態である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記芳香環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルである。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択される。
本発明は、R13、R14、R15、R16、R17及びR18並びにR25が上記のように定義される、本発明による化合物及び/又はそれの実施形態を提供する。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記非芳香環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″R16′であり、R16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素,C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
本発明の1実施形態及び/又はそれの実施形態において、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-又は-O-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記芳香環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3であり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、当該化合物は、式(Ioiv)によるものであり、好ましくは(S)-エナンチオマーの形態である。本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、当該化合物は、式(Iov)によるものであり、好ましくは(S)-エナンチオマーの形態である。
本発明は、R19及びR25が上記のように定義される、本発明による化合物及び/又はそれの実施形態を提供する。
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
本発明は、R1、R7並びにR13、R14、R15.R16、R17及びR18が上記のように定義される、本発明による化合物及び/又はそれの実施形態を提供する。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記非芳香環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-又は-O-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシである。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記芳香環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシである。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシである。
本発明は、R1、R7及びR19が上記のように定義される、本発明による化合物及び/又はそれの実施形態を提供する。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルである。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択される。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
本発明は、R1、R13、R14、R15、R16、R17、R18並びにR19が上記のように定義される、本発明による化合物及び/又はそれの実施形態を提供する。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記非芳香環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
任意に、本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルである。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-又は-O-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択される。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記芳香環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルである。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択される。
本発明は、R1、R13、R14、R15、R16、R17、R18並びにR25が上記のように定義される、本発明による化合物及び/又はそれの実施形態を提供する。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記非芳香環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-又は-O-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記芳香環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシは、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′は、水素及びC1-6-アルキルから、好ましくは水素及びC1-3-アルキルから独立に選択され、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
任意に、本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
C1-6-アルキル及びC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′は、水素及びC1-3-アルキルから、より好ましくは水素及びメチルから独立に選択され、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R1は、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択され、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記非芳香環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルである。
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-又は-O-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択される。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記芳香環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルである。
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択される。
本発明は、R7、R13、R14、R15、R16、R17、R18及びR25が上記のように定義される、本発明による化合物及び/又はそれの実施形態を提供する。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記非芳香環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-又は-O-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記芳香環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
本発明は、R7、R19及びR25が上記のように定義される、本発明による化合物及び/又はそれの実施形態を提供する。
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
前記C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-3-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-3-アルコキシが、
C1-3-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R8′及びR9′は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R8″及びR9″は、水素又はC1-3-アルキルから、好ましくは水素、メチル又はエチルから独立に選択され、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R7は、
メチル、エチル、イソプロピル、イソプロペニル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ヒドロキシ、メチルメルカプト、エチルメルカプト、メチルスルホキシル、メチルスルホニル、メチルチオ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、イソプロピルメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メトキシエチルアミノ、モルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、3-ヒドロキシ-ピロリジン-1-イル、3-フルオロアゼチジニル及び3,3-ジフルオロアゼチジニルからなる群から独立に選択され、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記非芳香環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-O-、又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
本発明の1実施形態及び/又はそれの実施形態において、
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-又は-O-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記芳香環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、ハロゲンC1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は、独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C1-6-アルコキシ、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素、C1-3アルキル又はC1-3アルコキシであり、
R19は、C6-10-アリールであり、
C6-10アリールは、
フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルであり、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記環形成炭素原子の1以上が-NH-、-N=、=N-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R16は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R17は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R18は、独立に水素又はC1-3アルコキシであり、
R19は、
2,3-ジフルオロフェニル、2,6-ジフルオロフェニル、2,3,5-トリフルオロフェニル、3-クロロ-2-フルオロフェニル、2,3-ジクロロフェニル及び3,5-ジクロロフェニルからなる群から独立に選択され、
R25は、水素又はメチル、好ましくは水素である。
式(A)の化合物:
Halはハロゲンであり、
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR2R3、COOH、C(=O)OR4、SR4、SOR4、SO2R4、SO2NR5R6及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ又はC1-6-アルキルメルカプトは、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR2′R3′、C(=O)OR4′、SR4′、SOR4′、SO2R4′、SO2NR5′R6′及びC(=O)NR5′R6′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキルで置換されたC1-6-アルキル、5~10員複素環で置換されたC1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-6-アルキル及び5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキルからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキルで置換されたC1-6-アルキル、5~10員複素環で置換されたC1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-6-アルキル又は5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキル又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、カルボニル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、メルカプト、NR2″R3″、C(=O)OR4″、SR4″、SOR4、SO2R4″、SO2NR5″R6″及びC(=O)NR5″R6″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R2′、R3′、R4′、R5′及びR6′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R2″、R3″、R4″、R5″及びR6″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C6-10アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR8R9、COOH、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10、SO2NR11R12及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C6-10アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ又はC1-6-アルキルメルカプトは、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR8′R9′、C(=O)OR10′、SR10′、SOR10′、SO2R10′、SO2NR11′R12′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキルで置換されたC1-6-アルキル、5~10員複素環で置換されたC1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-6-アルキル、5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキルからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキルで置換されたC1-6-アルキル、5~10員複素環で置換されたC1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-6-アルキル又は5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキル又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、カルボニル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、メルカプト、NR8″R9″、C(=O)OR10″、SR10″、SOR10″、SO2R10″、SO2NR11″R12″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R13は水素又はC1-3アルキルであり、
R14は水素、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、NR14′R14″であり、R14′及びR14″は独立にC1-3-アルキルであり、又は
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記5個若しくは6個の炭素原子を含む環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、又は
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記5個若しくは6個の炭素原子を含む環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は独立に水素、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR17′R17″であり、R17′及びR17″は独立にC1-3-アルキルであり、
R18は独立に水素、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR18′R18″であり、R18′及びR18″は独立にC1-3-アルキルであり、
R19は、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールは、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR20R21、C(=O)OR22、SR22、SOR22、SO2R22、SO2NR23R24及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-C6-アルキル、5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキルからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ又はC1-6-アルキルメルカプト又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、カルボニル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、メルカプト、NR20′R21′、C(=O)OR22′、SR22′、SOR22′、SO2R22′、SO2NR23′R24′、及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R25は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。]と反応させて、前記式(I)による化合物を得る段階を含む、前記式(I)による化合物の製造方法を提供する。
本発明の実施形態及び/又はそれの実施形態において、当該プロセスは、酸素の存在下に行うことができる。
本発明による化合物又は本発明による動物薬組成物を用いて、医薬を製造する。好ましい実施形態では、本発明による化合物又は本発明による動物薬組成物は、フィラリア症及び特にイヌ糸状虫病などの蠕虫感染の治療のための医薬を製造するのに使用される。
本発明の好ましい実施形態又はそれの実施形態において、本発明による化合物又は本発明の組成物は、回虫症の治療における使用のためのものである。本発明の好ましい実施形態又はそれの実施形態において、本発明による化合物又は本発明の組成物は、蠕虫がアスカリジア・ガリ(Ascaridia galli)である、蠕虫によって引き起こされる障害/疾患の治療における使用のためのものである。
分析-HPLC法
方法1
クロマトグラフィーシステム:
カラム:YMC-Triart C18、3×50mm、3μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/NH4OH(0.04%);溶媒B:アセトニトリル
流量:1.5mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:YMC-Triart C18、3×50mm、3μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/NH4OH(0.04%);溶媒B:アセトニトリル
流量:1.5mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:ACE Excel 3 SuperC18、3×50mm、3μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/NH4HCO3(5mM);溶媒B:アセトニトリル
流量:1.2mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:HALO C18、3×30mm、2μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/ギ酸(0.1%);溶媒B:アセトニトリル/ギ酸(0.1%)
流量:1.5mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:HALO C18、3×30mm、2μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/ギ酸(0.1%);溶媒B:アセトニトリル/ギ酸(0.1%)
流量:1.5mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:HALO C18、3×30mm、2μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/ギ酸(0.1%);溶媒B:アセトニトリル/ギ酸(0.1%)
流量:1.5mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:HALO C18、3×30mm、2μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/TFA(0.05%);溶媒B:アセトニトリル/TFA(0.05%)
流量:1.5mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:HALO C18、3×30mm、2μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/TFA(0.05%);溶媒B:アセトニトリル/TFA(0.05%)
流量:1.5mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:HALO C18、3×30mm、2μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/ギ酸(0.1%);溶媒B:アセトニトリル/ギ酸(0.1%)
流量:1.5mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:Shim-pack XR-ODS、3×50mm、2.2μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/TFA(0.05%);溶媒B:アセトニトリル/TFA(0.05%)
流量:1.2mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:Shim-pack XR-ODS、3×50mm、2.2μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/TFA(0.05%);溶媒B:アセトニトリル/TFA(0.05%)
流量:1.2mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:Exsil Mono 100C18、3×30mm、1.7μm
オーブン:45℃
溶離液:溶媒A:水/ギ酸(0.1%);溶媒B:アセトニトリル/ギ酸(0.1%)
流量:1.2mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:Titank C18、2.1×30mm、1.8μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/NH4OH(0.04%);溶媒B:アセトニトリル
流量:0.8mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:KinetexEVOC18、3×50mm、2.6μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/NH4HCO3(5mM);溶媒B:アセトニトリル
流量:0.8mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:KinetexEVOC18、3×50mm、2.6μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/NH4OH(0.04%);溶媒B:アセトニトリル
流量:1.2mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:Kinetex C18 100A、2.1×50mm、1.7μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/TFA(0.05%);溶媒B:アセトニトリル/TFA(0.05%)
流量:1.2mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:Poroshell HPH-C18、3×50mm、2.7μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/NH4OH(5mM);溶媒B:アセトニトリル
流量:1.2mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:Poroshell HPH-C18、3×50mm、2.7μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/NH4OH(0.04%);溶媒B:アセトニトリル
流量:1.2mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:L-column3 C18、3×30mm、2.0μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/NH4OH(0.04%);溶媒B:アセトニトリル
流量:1.2mL/分
勾配:
クロマトグラフィーシステム:
カラム:Agilent HPH、3×50mm、2.7μm
オーブン:40℃
溶離液:溶媒A:水/NH4OH(0.04%);溶媒B:アセトニトリル
流量:1.2mL/分
勾配:
(S)-1-(2,3-ジクロロフェニル)-4-(ジメチルアミノ)-N-(1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-カルボキサミド(実施例14)の合成
4-クロロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-カルボン酸(300mg、1.526mmol)のジメチルホルムアミド(3mL)中溶液に、室温で撹拌しながら1,1′-カルボニルジイミダゾール(272mg、1.679mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した後、(S)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-アミン(449mg、3.05mmol)を添加した。得られた溶液を60℃で終夜攪拌した後、酢酸エチルで希釈した。生成物を濾過により回収した。これにより、白色固体250mg(45.3%)を得た。
マイクロ波リアクターの容器中、(S)-4-クロロ-N-(1,2,3,4-テトラヒドロ-ナフタレン-1-イル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-カルボキサミド(120mg、0.368mmol)のn-ブチルアルコール(2mL)中溶液に、室温でN,N-ジイソプロピルエチルアミン(166mg、3.68mmol)とジメチルアミン塩酸塩(476mg、3.68mmol)をその順で加えた。容器を密閉した後、マイクロ波照射下に150℃で1時間反応させた。得られた混合物を室温まで冷却し、減圧下に濃縮した。残留物を逆相フラッシュクロマトグラフィー(C18シリカゲル;移動相、水(0.04%重炭酸アンモニウム含有)及びアセトニトリル(20分で5%アセトニトリルから70%まで))により精製した。これにより、白色固体100mg(73%)を得た。
マイクロ波リアクターの容器中、(S)-4-(ジメチルアミノ)-N-(1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-カルボキサミド(110mg、0.329mmol)のN,N-ジメチルアセトアミド(2mL)中溶液に、室温で1,2-ジクロロ-3-ヨードベンゼン(359mg、1.316mmol)、ヨウ化銅(I)(31.3mg、0.164mmol)及び炭酸カリウム(227mg、1.654mmol)をその順で加えた。容器を密閉し、マイクロ波照射下に180℃で3時間反応させた。得られた混合物を室温まで冷却し、ジクロロメタン30mLで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液5mLで2回及び飽和塩化ナトリウム水溶液5mLで1回それぞれ洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物を逆相クロマトグラフィー(C18シリカゲル;移動相、水(0.04%重炭酸アンモニウム含有)及びアセトニトリル(20分で10%アセトニトリルから70%まで))により精製した。これにより、白色固体34.2mg(16%)を得た。
4-クロロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-カルボン酸(1g、5.09mmol)のジメチルホルムアミド(8mL)中溶液に、室温で撹拌しながら1,1′-カルボニルジイミダゾール(911mg、5.60mmol)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した後、2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-アミン(2.03g、15.27mmol)を加えた。得られた溶液を室温で2時間攪拌した。得られた溶液を酢酸エチルで希釈した。生成物を濾過により回収した。これにより、白色固体1g(63%)を得た。MS(ESI)m/z:312[M+H]。
マイクロ波リアクターの容器中、4-クロロ-N-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-カルボキサミド(500mg、1.61mmol)のn-ブチルアルコール(10mL)中溶液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.04g、8.05mmol)及びジメチルアミン塩酸塩(656mg、8.05mmol)を室温でその順で加えた。容器を密閉し、マイクロ波照射下に、150℃で1時間反応させた。得られた混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残留物を逆相クロマトグラフィー(C18シリカゲル;移動相、水(0.04%重炭酸アンモニウム含有)及びアセトニトリル(20%アセトニトリルを20分間で80%まで))で精製した。これにより、白色固体350mg(68%)を得た。MS ESI)m/z:321[M+H]。
マイクロ波リアクターの容器中、N-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル)-4-(ジメチルアミノ)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-カルボキサミド(100mg、0.312mmol)のN,N-ジメチルアセトアミド(2mL)中溶液に、室温で1,3-ジクロロ-5-ヨードベンゼン(93.5mg、0.343mmol)、ヨウ化銅(I)(29.6mg、0.156mmol)及び炭酸カリウム(215mg、1.56mmol)をその順で加えた。容器を密閉した後、マイクロ波照射下に、180℃で4時間反応させた。得られた混合物を室温まで冷却した後、ジクロロメタン20mLで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液4mLで2回及び飽和塩化ナトリウム水溶液4mLで1回それぞれ洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、逆相クロマトグラフィー(C18シリカゲル;移動相:水(0.04%重炭酸アンモニウム含有)及びアセトニトリル(20分で20%アセトニトリルから100%まで;検出器、UV254nm))により精製した。これにより、白色固体30.4mg(21%)を得た。MS m/z(ESI):465[M+H]。
エチル4-(ジメチルアミノ)-2-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-カルボキシレート(900mg、3.64mmol)のエタノール(8mL)及び水(13mL)の混合物中溶液に、水酸化ナトリウム(437mg、10.92mmol)を加えた。混合物を70℃で終夜攪拌した。室温に冷却後、混合物のpHを約7に調節し、混合物を酢酸エチルにより抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で脱水し、減圧下に濃縮して、生成物を黄色固体として得た。
4-(ジメチルアミノ)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-カルボン酸(300mg、1.462mmol)のDMF(1.0mL)中溶液に、室温で、(S)-クロマン-4-アミン(262mg、1.754mmol)、トリエチルアミン(592mg、5.85mmol)、EDC塩酸塩(336mg、1.754mmol)、1-ヒドロキシ-7-アザベンゾトリアゾール(398mg、2.92mmol)をその順で添加した。混合物を室温で終夜攪拌した後、ジクロロメタン10mLで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液5mLで2回及び飽和塩化ナトリウム水溶液5mLで1回それぞれ洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物を分取HPLC(XBridge Prep OBD C18カラム、30×150mm 5μm;水(10mM NH4HCO3)及びアセトニトリルの勾配)によって精製した。生成物を白色固体として得た。
(S)-N-(クロマン-4-イル)-4-(ジメチルアミノ)-2-メチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-カルボキサミド(50mg、0.143mmol)の1,4-ジオキサン(0.1mL)中溶液に、1,3-ジクロロ-5-ヨードベンゼン(117mg、0.428mmol)、CuI(54.3mg、0.285mmol)、炭酸セシウム(93mg、0.285mmol)及びN,N′-ジメチルシクロヘキサン-1,2-ジアミン(81mg、0.571mmol)をその順に室温で加えた。容器を密閉し、その後、70℃で2時間反応させた。得られた混合物を室温まで冷却し、ジクロロメタン10mLで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液5mLで2回及び飽和塩化ナトリウム水溶液5mLでで1回それぞれ洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物を分取HPLC(XBridge Prep OBD C18カラム、30×150mm 5μm;水(10mM NH4HCO3)の勾配)によって精製して、生成物を固体として得た。MS m/z(ESI):497.1[M+H]。
下記の表Aは、式(I)の各例示化合物(No)の構造を提供し、すべての例示化合物において、R17、R18及びR25は水素である。「R/S」は、R13を有する不斉炭素の立体化学を示し、空欄はラセミ体又は不斉がないことを示している。
表Bは、計算分子量(MW)(グラム/mol)、実測MSシグナル(m/z)、HPLC保持時間(Rt)(分)、及び分析に用いた上記(「分析:HPLC法」)に記載のHPLC法を示す。
イン・ビトロアッセイ:アスカリジア・ガリ(Ascaridia galli)及びエソファゴストムム・デンタツム(Oesophagostomum dentatum)
アスカリジア・ガリ(Ascaridia galli)(ニワトリの腸管内線虫)第3期幼虫(以下「L3」);及びエソファゴストムム・デンタツム(Oesophagostomum dentatum)(ブタの腸結節虫)第3期及び第4期幼虫(それぞれ「L3」「L4」)を栄養培地に懸濁させ、96ウェルプレートにウェル当たり20匹を分配した。このウェルには、濃度が低下させながらの化合物のDMSO溶液を加えた。駆虫効果は顕微鏡検査により判定し、幼虫の少なくとも1匹が死亡、運動性の変化又は発育の進行の変化を示す濃度である最小有効濃度(「MEC」)により定義された。
2、3、4、6、7、8、9、10、12、13、14、16、17、19、21、22、24、25、26、27、28、29、30、31、33、34、35、36、38、39、40、43。
2、3、4、6、7、8、10、13、14、16、17、21、22、24、25、26、27、29、33、35、36。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、13、14、16、17、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、48、50。
1、2、3、4、6、7、8、9、10、13、14、16、17、19、21、22、24、25、26、27、28、29、31、32、33、34、35、36、50。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、13、14、16、17、18、19、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、43。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、13、14、16、17、19、21、22、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、38、40。
濃度を低下させながらの化合物のDMSO中溶液を調製し、栄養培地で希釈し、96ウェルマイクロタイタープレートに分注した。ヘモンクス・コントルツス(Haemonchus contortus)のエクスシースL3幼虫を、水浴で37℃にて20分間培養し、遠心によって分離し、幼虫300匹/ウェルでウェルに添加した。7日間培養した後、自動顕微鏡で運動性を評価した。陽性対照としてイベルメクチン、陰性対照としてDMSOを用い、陽性対照に関して運動性を50%低下させる個々の化合物についての濃度を表すED50値を算出した。
2、4、6、8、9、10、12、13、14、16、17、19、21、22、24、25、27、28、29、30、31、33、39、40。
2、4、6、8、9、10、13、14、16、17、19、21、22、24、25、27、28、30、31、33、39、40。
栄養培地及び濃度を変えながらのDMSO中の被験物質を含むマイクロタイタープレートに、D.イムミチス(D.immitis)ミクロフィラリア約500匹を添加した。3日間インキュベートした後、陰性対照としてのDMSOと比較した運動量の減少として活性を評価した。化合物は二連で調べた。濃度応答曲線に基づき、EC50値を計算した。
1、2、3、5、6、7、9、10、13、14、15、16、17、18、19、21、22、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、40、43、50、51。
1、2、3、5、6、7、9、10、13、14、16、17、18、19、21、22、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、38、40。
1、2、3、5、6、7、10、13、14、16、17、21、24、25、26、27、28、29、31、32、33、34、35、36。
D.イムミチス(D.immitis)のL4幼虫10匹を、栄養培地及び濃度を変えながらのDMSO中の試験化合物を含むマイクロタイタープレートに加えた。3日間インキュベートした後、陰性対照としてのDMSOと比較した運動量の減少として活性を評価した。化合物を二連で調べた。濃度応答曲線に基づき、EC50値を計算した。
2、6、8、13、14。
2、6、13、14。
A.ビテアエ(A.viteae)のミクロフィラリア約500匹を、栄養培地及び濃度を変えながらのDMSO中の試験化合物を含むマイクロタイタープレートに加えた。3日間インキュベートした後、陰性対照としてのDMSOと比較した運動量の減少として活性を評価した。化合物を二連で調べた。濃度応答曲線に基づき、EC50値を計算した。
4、8、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、43、45、48、49、51。
4、8、19、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、43、45、49。
4、8、21、24、25、26、27、29、32、33、34、35、36、45、49。
線虫slo-1a(受託番号Y51A2D.19a)を安定にトランスフェクトしたCHO K1細胞株を確立した。細胞をマイクロタイタープレート(黒色384ウェルMTP、透明底)に培地25μL中細胞1万個/ウェルの濃度で播種し、37℃及び5%CO2で20~24時間培養した。細胞培地を取り出し、細胞をタイロード液で洗浄した。FMP色素ブルー-タイロード液25μLを各ウェルに加え、室温で30分間インキュベートした。
1、2、4、5、6、8、10、13、14、16、17、18、19、21、24、25、26、27、28、29、30、31、34、36、38、40。
1、2、4、5、6、8、10、13、14、16、17、21、24、25、27、28、29、30、31。
CHO K1細胞株を、ヒトMaxi KチャンネルのKCNMA1(KCa1.1、U11058)及びβ1(KCNMB1)サブユニット(Ponte et al, Molecular Pharmacology 2012, 81(4), 567-577)で安定にトランスフェクトさせた。
14、17、38。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、15、16、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51。
Claims (22)
- 下記式(I)の化合物又はその立体異性体、生理的に許容される塩、エステル、溶媒和物、多形体、プロドラッグ及び混合物。
[式中、
R1は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR2R3、COOH、C(=O)OR4、SR4、SOR4、SO2R4、SO2NR5R6及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ又はC1-6-アルキルメルカプトは、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR2′R3′、C(=O)OR4′、SR4′、SOR4′、SO2R4′、SO2NR5′R6′及びC(=O)NR5′R6′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキルで置換されたC1-6-アルキル、5~10員複素環で置換されたC1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-6-アルキル及び5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキルからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキルで置換されたC1-6-アルキル、5~10員複素環で置換されたC1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-6-アルキル又は5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキル又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、カルボニル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、メルカプト、NR2″R3″、C(=O)OR4″、SR4″、SOR4、SO2R4″、SO2NR5″R6″及びC(=O)NR5″R6″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R4、R5及びR6は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R2′、R3′、R4′、R5′及びR6′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R2″、R3″、R4″、R5″及びR6″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R7は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C6-10アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR8R9、COOH、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10、SO2NR11R12及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C6-10アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ又はC1-6-アルキルメルカプトは、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR8′R9′、C(=O)OR10′、SR10′、SOR10′、SO2R10′、SO2NR11′R12′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R8及びR9は、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキルで置換されたC1-6-アルキル、5~10員複素環で置換されたC1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-6-アルキル、5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキルからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキルで置換されたC1-6-アルキル、5~10員複素環で置換されたC1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-6-アルキル又は5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキル又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、カルボニル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、メルカプト、NR8″R9″、C(=O)OR10″、SR10″、SOR10″、SO2R10″、SO2NR11″R12″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R10、R11及びR12は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R13は水素又はC1-3アルキルであり、
R14は水素、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、NR14′R14″であり、R14′及びR14″は独立にC1-3-アルキルであり、又は
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記5個若しくは6個の炭素原子を含む環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、又は
R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記5個若しくは6個の炭素原子を含む環は1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15は独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″は独立にC1-3-アルキルであり、
R16は独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″は独立にC1-3-アルキルであり、
R17は独立に水素、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ又はNR17′R17″であり、R17′及びR17″は独立にC1-3-アルキルであり、
R18は独立に水素、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR18′R18″であり、R18′及びR18″は独立にC1-3-アルキルであり、
R19は、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、C1-6-アルキルメルカプト、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、NR20R21、C(=O)OR22、SR22、SOR22、SO2R22、SO2NR23R24及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21は、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ-C1-6-アルキル、C6-10-アリールで置換されたC1-C6-アルキル、5~10員ヘテロアリールで置換されたC1-6-アルキルからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ又はC1-6-アルキルメルカプト又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環は、
C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C2-6-アルキニル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、カルボニル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、メルカプト、NR20′R21′、C(=O)OR22′、SR22′、SOR22′、SO2R22′、SO2NR23′R24′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′は、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R25は水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される。] - R1が、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR2R3、C(=O)OR4及びC(=O)NR5R6からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシが、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R2及びR3が、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリール又はR2及びR3がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC1-6-アルコキシからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R4、R5及びR6が、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R2′及びR3′が、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される、請求項1に記載の化合物。 - R1が、
水素、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ及びハロゲンからなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びNR2′R3′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R2′及びR3′が、水素及びC1-3-アルキルから独立に選択される、請求項1又は2に記載の化合物。 - R1が、
水素、メチル、トリフルオロメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、フルオリド及びクロリドからなる群から独立に選択される、請求項1~3のいずれか1項に記載の化合物。 - R7が、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、C3-10-シクロアルキル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′、及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9が、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、C6-10-アリール、5~10員複素環、及び5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8″R9″、C(=O)-OR10″及びC(=O)NR11″R12″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R10、R11及びR12が、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′が、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″、R9″、R10″、R11″及びR12″が、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される、請求項1~4のいずれか1項に記載の化合物。 - R7が、
水素、C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ、NR8R9、C(=O)OR10、SR10、SOR10、SO2R10及びC(=O)NR11R12からなる群から独立に選択され、
各C1-6-アルキル、C2-6-アルケニル、4~10員複素環又はC1-6-アルコキシが、
C1-6-アルキル、5~10員複素環、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR8′R9′、C(=O)OR10′及びC(=O)NR11′R12′からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R8及びR9が、
水素、C1-6-アルキル、C6-10-アリール、及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、又は
R8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、1個の環原子がNであり、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
前記C1-6-アルキル、C6-10-アリール、及び5~10員ヘテロアリール又はR8及びR9がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ヒドロキシ及びNR8″R9″からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
R10、R11及びR12が、水素又はC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8′、R9′、R10′、R11′及びR12′が、水素又はC1-6-アルキルから独立に選択され、
R8″及びR9″が、水素又はC1-6-アルキルから独立に選択される、請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物。 - R7が、メチル、エチル、イソプロピル、エテニル、2-プロペニル、メトキシ、エトキシ、ヒドロキシ、ジメチルアミノ、及びモルホリン-4-イルからなる群から独立に選択される、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物。
- R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む非芳香環を形成しており、前記5個若しくは6個の炭素原子を含む環は1以上のC1-3-アルキル又は=Oによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-、-S(O)-、-S(O)2-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15が独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″が独立にC1-3-アルキルであり、
R16が独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″が独立にC1-3-アルキルであり、
R17が独立に水素、C1-3アルキル、又はC1-3アルコキシであり、
R18が独立に水素、C1-3アルキル、又はC1-3アルコキシである、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。 - R13及びR14がそれらが結合している原子とともに、5個若しくは6個の炭素原子を含む芳香環を形成しており、前記5個若しくは6個の炭素原子を含む環が1以上のC1-3-アルキルによって置換されていても良く、及び/又は前記環形成炭素の1以上が-NH-、-N=、=N-、-O-又は-S-によって置き換わっていても良く、
R15が独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR15′R15″であり、R15′及びR15″が独立にC1-3-アルキルであり、
R16が独立に水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、又はNR16′R16″であり、R16′及びR16″が独立にC1-3-アルキルであり、
R17が独立に水素、C1-3アルキル、又はC1-3アルコキシであり、
R18が独立に水素、C1-3アルキル、又はC1-3アルコキシである、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。 - R19が、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、NR20R21、C(=O)OR22及びC(=O)NR23R24からなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良く、
R20及びR21が、
水素、C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル及びC6-10-アリールからなる群から独立に選択され、又は
R20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに、3~12個の環原子を有する飽和若しくは不飽和複素環を形成しており、0、1、2若しくは3個のさらなる環原子がN、S及びOから選択され;
各C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル又はC6-10-アリール又はR20及びR21がそれらが結合しているN原子とともに形成している前記複素環が、
C1-6-アルキル、C3-10-シクロアルキル、5~10員複素環、C6-10-アリール、5~10員ヘテロアリール、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、NR20′R21′、C(=O)OR22′及びC(=O)NR23′R24′からなる群から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていても良く、
R22、R23及びR24が、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択され、
R20′、R21′、R22′、R23′及びR24′が、水素及びC1-6-アルキルから独立に選択される、請求項1~9のいずれか1項に記載の化合物。 - R19が、
C6-10-アリール及び5~10員ヘテロアリールからなる群から独立に選択され、
各C6-10-アリール又は5~10員ヘテロアリールが、C1-6-アルキル、C1-6-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ及びヒドロキシからなる群から独立に選択される、請求項1~10のいずれか1項に記載の化合物。 - R19がC6-10-アリールであり、
前記C6-10-アリールが、C1-6-アルキル、ハロゲン、シアノ及びニトロからなる群から独立に選択される1以上の置換基で置換されていても良い、請求項1~11のいずれか1項に記載の化合物。 - R19がC6-10-アリールであり、
前記C6-10-アリールが、フルオリド、クロリド及びブロミドからなる群から独立に選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されたフェニルである、請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物。 - R25が水素である、請求項1~13のいずれか1項に記載の化合物。
- (S)-エナンチオマーの形態で存在する、請求項1~14のいずれか1項に記載の化合物。
- -請求項1~15のいずれか1項に記載の式(I)による化合物、及び
-1以上の生理的に許容される賦形剤
を含む動物薬組成物。 - 前記1以上の生理的に許容される賦形剤が担体、充填剤、香味剤、結合剤、酸化防止剤、緩衝剤、糖成分、潤滑剤、界面活性剤、安定剤、流動剤、崩壊剤及び防腐剤並びにそれらの混合物から選択される、請求項17に記載の動物薬組成物。
- 医薬としての使用のための、請求項1~15のいずれか1項に記載の式(I)による化合物又は請求項17若しくは18に記載の動物薬組成物。
- 蠕虫によって引き起こされる障害/疾患の治療における使用のための、請求項1~15のいずれか1項に記載の式(I)による化合物又は請求項17若しくは18に記載の動物薬組成物。
- 前記疾患がイヌ糸状虫病である、請求項20に記載の使用のための、請求項1~15のいずれか1項に記載の式(I)による化合物又は請求項17若しくは18に記載の動物薬組成物。
- 前記蠕虫がジロフィラリア・イムミチス(Dirofilaria immitis)である、請求項20又は21に記載の使用のための、請求項1~15のいずれか1項に記載の式(I)による化合物又は請求項17若しくは18に記載の動物薬組成物。
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