JP2023067266A - 光走査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成でアイボックスを広げることを可能とする光走査装置を提供する。【解決手段】光走査装置は、レーザ光を出射する光源と、少なくとも1軸周りに揺動する可動ミラーを有し、光源から出射されたレーザ光を可動ミラーで反射することにより変向するミラー装置と、ミラー装置により変向されたレーザ光を眼球の中心に集光する集光光学系と、を備える。【選択図】図4
Description
本開示の技術は、光走査装置に関する。
近年、実際に見ている光景に、仮想の画像、各種の情報等を重ねて表示するAR(Augmented Reality(拡張現実))グラスが実用化されている。ARグラスは、スマートグラス、ヘッドマウントディスプレイ(HMD(Head Mounted Display))、ARメガネ等とも呼ばれている。
ARグラスには、光源から出射されたレーザ光を、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)で構成された可動ミラー(MEMSミラーとも称される。)で変向することにより、ユーザの目の網膜に直接走査する方式を採用したものがある。このような方式は、網膜走査方式と称される。網膜走査方式のARグラスでは、可動ミラーにより変向されたレーザ光は、集光光学系によりユーザの目の瞳孔に集光されて網膜に走査される。網膜走査方式は、目の水晶体の焦点調節機能によらないため、ユーザは、近視、遠視、又は老視であっても網膜に投影される映像をはっきりと見ることができる。また、網膜走査方式のARグラスは、エネルギー効率が高いため、長時間の駆動が可能である。
一方、網膜走査方式のARグラスでは、集光光学系によるレーザ光の集光点と瞳孔の位置が一致していないと映像が見えなくなる、すなわち、ユーザが目を動かすことにより瞳孔の位置が集光点からずれた場合には映像が見えなくなるという問題がある。この問題は、映像を綺麗に見るために目を動かすことが可能な範囲が狭い、すなわちアイボックスが狭いとして知られている。
このように網膜走査方式のARグラスでは、アイボックスを広げることが課題となっている。特許文献1において、可動ミラーにより変向されたレーザ光をプリズム又は導光板で複製することによりアイボックスを広げる技術が知られている。また、非特許文献1において、アイトラッキングにより瞳孔の位置を追跡しながら、レーザ光をミラーにより瞳孔の位置に集光させることによりアイボックスを広げる技術が知られている。
Changwon Jang, Kiseung Bang, Seokil Moon, Jonghyun Kim, Seungjae Lee, and Byoungho Lee. 2017. Retinal 3D: augmented reality near-eye display via pupil-tracked light field projection on retina. ACM Trans. Graph. 36, 6, Article 190 (November 2017). Retrieved from the Internet: <URL: http://library.usc.edu.ph/ACM/TOG%2036/content/papers/190-0330-jang.pdf>.
しかしながら、特許文献1及び非特許文献1に記載の技術は、アイボックスを広げるための構成が複雑である。このため、より簡単な構成でアイボックスを広げることを可能とする技術が望まれている。
本開示の技術は、簡単な構成でアイボックスを広げることを可能とする光走査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の光走査装置は、レーザ光を出射する光源と、少なくとも1軸周りに揺動する可動ミラーを有し、光源から出射されたレーザ光を可動ミラーで反射することにより変向するミラー装置と、ミラー装置により変向されたレーザ光を眼球の中心に集光する集光光学系と、を備える。
集光光学系は、凹面を有するハーフミラー又はミラーであり、ミラー装置により変向されたレーザ光の少なくとも一部を、凹面で反射することにより眼球の中心に集光することが好ましい。
凹面は楕円面であり、楕円面の一方の焦点に可動ミラーの揺動軸が位置し、他方の焦点に眼球の中心が位置することが好ましい。
集光光学系は、グレーティング又はホログラムにより構成されていることが好ましい。
可動ミラーは、互いに直交する第1軸及び第2軸の周りに揺動可能に構成されていることが好ましい。
本開示の技術によれば、簡単な構成でアイボックスを広げることを可能とする光走査装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本開示の技術に係る実施形態を詳細に説明する。一例として、以下の各実施形態では、本開示の技術に係る光走査装置をARグラスに適用した形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るARグラス10の構成を示す。図1に示すように、ARグラス10は、フレーム11、2つのレンズ12、2つのテンプル13、モジュール14、及びハーフミラー15により構成されている。2つのレンズ12は、フレーム11に保持されている。2つのテンプル13は、それぞれフレーム11の端部にヒンジ(図示せず)を介して接続されている。
モジュール14は、2つのテンプル13のうちの一方に設けられている。また、2つのレンズ12のうち、モジュール14が設けられたテンプル13側のレンズ12には、ハーフミラー15が設けられている。本実施形態では、右目側のテンプル13にモジュール14が設けられ、右目側のレンズ12にハーフミラー15が設けられている。なお、2つのテンプル13の両方にモジュール14を設け、2つのレンズ12の両方にハーフミラー15を設けてもよい。
モジュール14は、画像信号に応じて変調されたレーザ光Lをハーフミラー15に向けて出射する。ハーフミラー15は、レーザ光Lを反射し、ARグラス10を装着するユーザの眼球の中心に集光する。符号Pは、ハーフミラー15によるレーザ光Lの集光位置を示している。ハーフミラー15は、本開示の技術に係る「集光光学系」の一例である。
図2は、モジュール14及びハーフミラー15の構成を示す。図2に示すようにモジュール14は、制御装置20、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ドライバ22、発光装置24、合波光学系26、コリメータ28、及びMEMSミラー30を備える。MEMSミラー30は、本開示の技術に係る「ミラー装置」の一例である。
発光装置24は、レーザドライバ25及びレーザ光源27を有する。本実施形態のレーザドライバ25は、制御装置20から供給される強度変調信号に基づいてレーザ光源27を駆動し、画像を形成するためのレーザ光Lをレーザ光源27から出力させる。レーザ光源27は、例えば、R(Red)、G(Green)、及びB(Blue)の3色のレーザ光Lを出力する。レーザ光源27は、本開示の技術に係る「光源」の一例である。
レーザ光源27から出力されたレーザ光Lは、合波光学系26により合波された後、コリメータ28を介してMEMSミラー30に照射される。MEMSミラー30に照射されたレーザ光Lは、MEMSミラー30によりハーフミラー15に向けて反射される。
MEMSドライバ22は、制御装置20からの制御に基づいて、MEMSミラー30を駆動する。MEMSミラー30では、レーザ光を反射するミラー部40(図3参照)が、互いに直交する2つの軸のそれぞれを中心軸として独立して揺動する。本実施形態では、駆動信号に基づいてミラー部40が揺動することにより、ハーフミラー15においてレーザ光がリサージュ曲線を描く状態に走査される。リサージュ曲線とは、第1軸周り揺動周波数、第2軸周り揺動周波数、及びそれらの位相差によって決まる曲線である。ミラー部40は、本開示の技術に係る「可動ミラー」の一例である。MEMSミラー30は、レーザ光Lをミラー部40で反射することにより変向する。なお、変向とは、レーザ光Lの進行方向を変化させることをいう。
本実施形態の制御装置20は、FPGA(Field Programmable Gate Array)20A、及びメモリ20Bを含む。メモリ20Bは、例えば、揮発性メモリであり、ハーフミラー15に投影する画像を表す画像信号等の各種情報を記憶する。メモリ20Bには、例えば、ARグラス10の外部から入力された画像信号が記憶される。
ハーフミラー15には、MEMSミラー30から入射したレーザ光Lの少なくとも一部を鏡面反射する凹面15Aが形成されている。ハーフミラー15は、レーザ光Lの少なくとも一部を鏡面反射することに加えて、外光を透過させる。本実施形態では、凹面15Aは楕円面である。より具体的には、凹面15Aは、楕円をその2つの焦点を通る軸を中心として回転させてなる回転楕円体の一部の面である。すなわち、凹面15Aは、非軸楕円面である。一方の焦点から出力された光は、凹面15Aで鏡面反射されると、必ず他方の焦点に到達する。
ARグラス10は、凹面15Aの一方の焦点にMEMSミラー30の揺動軸が位置し、他方の焦点にユーザの眼球EBの中心が位置するように構成されている。この幾何学的関係により、MEMSミラー30からハーフミラー15に入射したレーザ光Lは、凹面15Aで反射されることにより、眼球EBの中心に集光する。
図3は、MEMSミラー30の構成の一例を示す。MEMSミラー30は、ミラー部40、第1支持部41、第1可動枠42、第2支持部43、第2可動枠44、接続部45、及び固定枠46を有する。
ミラー部40は、入射光を反射する反射面40Aを有する。反射面40Aは、例えば、金(Au)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、又は銀の合金等の金属薄膜で形成されている。反射面40Aの形状は、例えば、円形状である。
第1支持部41は、ミラー部40の外側に、第2軸a2を挟んで対向する位置にそれぞれ配置されている。第1支持部41は、第1軸a1上でミラー部40と接続されており、ミラー部40を第1軸a1周りに揺動可能に支持している。
第1可動枠42は、ミラー部40を取り囲む矩形状の枠体であって、第1軸a1上で第1支持部41を介してミラー部40と接続されている。第1可動枠42の上には、第1軸a1を挟んで対向する位置にそれぞれ圧電素子50が形成されている。このように、第1可動枠42上に2つの圧電素子50が形成されることにより、一対の第1アクチュエータ51が構成されている。
一対の第1アクチュエータ51は、第1軸a1を挟んで対向する位置に配置されている。第1アクチュエータ51は、ミラー部40に、第1軸a1周りの回転トルクを作用させることにより、ミラー部40を第1軸a1周りに揺動させる。
第2支持部43は、第1可動枠42の外側に、第1軸a1を挟んで対向する位置にそれぞれ配置されている。第2支持部43は、第2軸a2上で第1可動枠42と接続されており、第1可動枠42及びミラー部40を、第2軸a2周りに揺動可能に支持している。本実施形態では、第2支持部43は、第2軸a2に沿って延伸したトーションバーである。
第2可動枠44は、第1可動枠42を取り囲む矩形状の枠体であって、第2軸a2上で第2支持部43を介して第1可動枠42と接続されている。第2可動枠44の上には、第2軸a2を挟んで対向する位置にそれぞれ圧電素子50が形成されている。このように、第2可動枠44上に2つの圧電素子50が形成されることにより、一対の第2アクチュエータ52が構成されている。
一対の第2アクチュエータ52は、第2軸a2を挟んで対向する位置に配置されている。第2アクチュエータ52は、ミラー部40及び第1可動枠42に、第2軸a2の周りの回転トルクを作用させることにより、第2軸a2の周りにミラー部40を揺動させる。
接続部45は、第2可動枠44の外側に、第1軸a1を挟んで対向する位置にそれぞれ配置されている。接続部45は、第2軸a2上で第2可動枠44と接続されている。
固定枠46は、第2可動枠44を取り囲む矩形状の枠体であって、第2軸a2上で接続部45を介して第2可動枠44と接続されている。
本実施形態では、第1軸a1と第2軸a2とは互いに直交している。以下の説明では、第1軸a1に平行な方向をX方向とし、第2軸a2に平行な方向をY方向とし、第1軸a1及び第2軸a2に直交する方向をZ方向とする。
図4は、MEMSミラー30、ハーフミラー15、及び眼球EBの位置関係を示す。図4に示すように、MEMSミラー30は、1つの揺動軸である第1軸a1が楕円面である凹面15Aの一方の焦点を通るように配置されている。具体的には、MEMSミラー30は、第1軸a1と第2軸a2との交点が楕円面である凹面15Aの一方の焦点に一致するように配置されている。この幾何学的関係により、凹面15Aで反射されるレーザ光Lの集光点Pは、凹面15Aの他方の焦点に一致する。
ARグラス10は、ユーザが装着した際に、眼球EBの中心が集光点Pに一致するように構成されている。このため、ユーザは、ARグラス10を装着した状態でハーフミラー15の凹面15Aを見た場合に、凹面15Aにより反射されたレーザ光Lの一部が瞳孔を通過して眼球EB内に入射し、集光点Pで集光した後、網膜に入射する。眼球EB内に入射したレーザ光Lは、主として、網膜のうち中心窩を含む黄斑に対応する領域に入射する。中心窩は、色及び形を認識する細胞が密集した部分であり、網膜のうち最も解像度が高い。ユーザは、網膜に投影されるレーザ光Lにより、映像を認識する。
ユーザは、MEMSミラー30によりハーフミラー15の凹面15Aに投影される映像のうち、視線方向の中央に位置する部分を鮮明に認識することができる。
なお、図4では、第1軸a1と直交するYZ平面内で凹面15Aがレーザ光Lを集光点Pに集光する様子を示しているが、凹面15Aは、YZ平面に限られず、2つの焦点を含むYZ平面以外の平面内においてもレーザ光Lを集光点Pに集光する。
図5~図7は、本実施形態に係るARグラス10によりアイボックスが広がることについて説明する。図5は、ユーザが正面を見ている状態を示している。この場合、ハーフミラー15の凹面15Aに投影される映像のうち、主として中央の映像に係るレーザ光Lが瞳孔を通過して網膜の中心窩付近に入射する。符号60は、ユーザが脳内で認識するイメージを表している。符号61は、イメージ60全体のうち、ユーザが鮮明に認識することができる領域(以下、高精細領域という。)を表している。高精細領域61は、網膜の中心窩付近の領域に対応する。図5の場合には、高精細領域61は、イメージ60の中央に位置する。
図6は、ユーザが正面から右側に視線を動かした状態を示している。この場合、ハーフミラー15の凹面15Aに投影される映像のうち、主として右側の映像に係るレーザ光Lが瞳孔を通過して網膜の中心窩付近に入射する。図6の場合には、高精細領域61は、イメージ60の右側に位置する。
図7は、ユーザが正面から左側に視線を動かした状態を示している。この場合、ハーフミラー15の凹面15Aに投影される映像のうち、主として左側の映像に係るレーザ光Lが瞳孔を通過して網膜の中心窩付近に入射する。図7の場合には、高精細領域61は、イメージ60の左側に位置する。
図5~図7に示されるように、本実施形態に係るARグラス10では、ハーフミラー15の凹面15Aで反射されたレーザ光Lが眼球EBの中心に集光されるので、ユーザが視線を動かすことにより瞳孔の位置が移動したとしても、凹面15Aに投影される映像のうちユーザが注視している領域(上述の高精細領域61に対応)のレーザ光Lが常に網膜の中心窩付近に入射する。このように、本開示の技術では、ハーフミラー15の凹面15Aに投影される映像のうち、ユーザが鮮明に認識できる領域はやや狭いが、注視している領域については視線を動かしても常に鮮明に認識することができる。すなわち、本開示の技術によれば、簡単な構成でアイボックスを広げることができる。
図8は、従来の網膜走査方式について説明する。従来の網膜走査方式では、レーザ光Lは、瞳孔の中心付近で集光されてから網膜に入射する。図8は、ユーザが正面を見ている状態を示している。この場合、レーザ光Lの集光点Pが瞳孔の中心付近に位置するため、網膜に入射するレーザ光Lの入射角が広い。すなわち、従来の網膜走査方式では、ユーザが正視している場合には、視野が広く、イメージ60の全体を認識することができる。一方、従来の網膜走査方式では、ユーザが視線を動かすと、瞳孔の位置が集光点Pからずれるので、アイボックスが狭いという問題がある。
図9は、従来の網膜走査方式において、ユーザが正面から右側に視線を動かした状態を示している。この場合、例えば、瞳孔の右側から入射するレーザ光が瞳孔の左側に位置する虹彩で遮られる。この結果、イメージ60のうち、右側の領域の映像が見えなくなる。このように、ユーザは、右側を見ようとして右側に視線を動かしたにも関わらず、右側の映像が見えなくなるので、ストレスを感じてしまう。
これに対して、本開示の網膜走査方式では、レーザ光Lは眼球EBの中心に集光されるので、ユーザが視線を動かすことにより瞳孔の位置が移動したとしても、ユーザは視線の中央付近を常に鮮明に認識することができ、従来のようにストレスを感じることはない。本開示の網膜走査方式は、従来の網膜走査方式と比較して、視野がやや狭くなるが、人間はそもそも視野の中央付近のみしか鮮明に認識することができず、文字を読む場合等には着目領域に応じて目を動かす必要がある。このため、本開示の網膜走査方式のように、ユーザは視線の中央付近を常に鮮明に認識することができさえすれば、周辺領域を鮮明に認識できなくても実用上の問題はない。
[変形例]
次に、上記実施形態の各種変形例について説明する。上記実施形態では、集光光学系をハーフミラー15により構成しているが、集光光学系は、各種の変形が可能である。
次に、上記実施形態の各種変形例について説明する。上記実施形態では、集光光学系をハーフミラー15により構成しているが、集光光学系は、各種の変形が可能である。
集光光学系は、ハーフミラーに限られず、凹面に金属膜等が設けられ、レーザ光Lを高反射するミラーであってもよい。集光光学系をミラーとすることで、没入型の映像を投影する光走査装置を構成することができる。
また、集光光学系は、ハーフミラー又はミラーに限られず、グレーティング又はホログラムにより構成することも可能である(例えば、米国特許出願公開第2018/0299680号明細書参照)。集光光学系をグレーティング又はホログラムとすることで、MEMSミラー30から入射するレーザ光Lを、鏡面反射による反射方向以外の方向に反射して、眼球EBの中心に集光することができる。すなわち、集光光学系をグレーティング又はホログラフィック反射板とすることで、レンズ12が平面、若しくは緩やかな勾配を有する面である場合であってもその表面に集光光学系を設けることができ、ARグラス10のデザイン設計の自由度が向上する。
また、上記実施形態で示したMEMSミラー30の構成は適宜変更可能である。例えば、上記実施形態では、第1アクチュエータ51及び第2アクチュエータ52を環状としているが、第1アクチュエータ51及び第2アクチュエータ52のうちの一方又は両方をミアンダ構造とすることも可能である。また、第1支持部41及び第2支持部43として、トーションバー以外の構成の支持部材を用いることも可能である。
また、制御装置20のハードウェア構成は種々の変形が可能である。制御装置20の処理部は、1つのプロセッサで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA(Field Programmable Gate Array)の組み合わせ、及び/又は、CPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願および技術規格は、個々の文献、特許出願および技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
10 ARグラス
11 フレーム
12 レンズ
13 テンプル
14 モジュール
15 ハーフミラー
15A 凹面
20 制御装置
20A FPGA
20B メモリ
22 MEMSドライバ
24 発光装置
25 レーザドライバ
26 合波光学系
27 レーザ光源
28 コリメータ
30 MEMSミラー
40 ミラー部
40A 反射面
41 第1支持部
42 第1可動枠
43 第2支持部
44 第2可動枠
45 接続部
46 固定枠
50 圧電素子
51 第1アクチュエータ
52 第2アクチュエータ
60 イメージ
61 高精細領域
EB 眼球
L レーザ光
P 集光点
a1 第1軸
a2 第2軸
11 フレーム
12 レンズ
13 テンプル
14 モジュール
15 ハーフミラー
15A 凹面
20 制御装置
20A FPGA
20B メモリ
22 MEMSドライバ
24 発光装置
25 レーザドライバ
26 合波光学系
27 レーザ光源
28 コリメータ
30 MEMSミラー
40 ミラー部
40A 反射面
41 第1支持部
42 第1可動枠
43 第2支持部
44 第2可動枠
45 接続部
46 固定枠
50 圧電素子
51 第1アクチュエータ
52 第2アクチュエータ
60 イメージ
61 高精細領域
EB 眼球
L レーザ光
P 集光点
a1 第1軸
a2 第2軸
Claims (5)
- レーザ光を出射する光源と、
少なくとも1軸周りに揺動する可動ミラーを有し、前記光源から出射された前記レーザ光を前記可動ミラーで反射することにより変向するミラー装置と、
前記ミラー装置により変向された前記レーザ光を眼球の中心に集光する集光光学系と、
を備える光走査装置。 - 前記集光光学系は、凹面を有するハーフミラー又はミラーであり、前記ミラー装置により変向された前記レーザ光の少なくとも一部を、前記凹面で反射することにより前記眼球の中心に集光する、
請求項1に記載の光走査装置。 - 前記凹面は楕円面であり、
前記楕円面の一方の焦点に前記可動ミラーの揺動軸が位置し、他方の焦点に前記眼球の中心が位置する、
請求項2に記載の光走査装置。 - 前記集光光学系は、グレーティング又はホログラムにより構成されている、
請求項1に記載の光走査装置。 - 前記可動ミラーは、互いに直交する第1軸及び第2軸の周りに揺動可能に構成されている、
請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の光走査装置。
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