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JP2020128134A - 車両用動力装置および発電機付き車輪用軸受装置 - Google Patents

車両用動力装置および発電機付き車輪用軸受装置 Download PDF

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JP2020128134A
JP2020128134A JP2019021168A JP2019021168A JP2020128134A JP 2020128134 A JP2020128134 A JP 2020128134A JP 2019021168 A JP2019021168 A JP 2019021168A JP 2019021168 A JP2019021168 A JP 2019021168A JP 2020128134 A JP2020128134 A JP 2020128134A
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brake
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雄司 矢田
Yuji Yada
雄司 矢田
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

【課題】動力の補助のために設けた電動機が高速域で却って車輪の回転抵抗となることが防止でき、かつ自動車固定部材の改造無しで車両に取り付けることが可能となる車両用動力装置および発電機付き車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】この車両用動力装置1は、車輪用軸受2と、ロータ18およびステータ19を有する電動機3とを備える。ロータ18が内輪7に同軸心に支持される。内輪7に対しロータ18を回転伝達の接続状態と遮断状態とに切替えるクラッチ20を備える。車輪用軸受2における、ハブフランジ7aaのアウトボード側面よりも軸方向に突出する部分を除く全体と、ロータ18と、ステータ19と、クラッチ20と、ブレーキロータ12における摩擦パッド16aに接触するディスク部12bとが、ハブフランジ7aaとナックル14のアウトボード側面との軸方向範囲L1に設置された。【選択図】図1

Description

この発明は、前輪駆動または後輪駆動などの車両において、モータ、内燃機関、またはこれらを組合せたハイブリッド形式の主駆動源とは別に設けられて、車両性能を向上させる車両用動力装置および発電機付き車輪用軸受装置に関する。
車輪内部にモータを組み込んだ車両用動力装置は、車輪を支持する車輪用軸受と、車輪の駆動および回生を行うモータとを備え、車両の駆動アシスト、減速時の回生、各輪のトルク制御による姿勢安定化など多くの利点がある。従来からの車両用動力装置においては、コンパクトサイズを維持しながら、モータ性能を発揮させるため、クラッチおよび減速機を搭載する提案がなされている(特許文献1,2)。
図15は、従来の発電機能付き走行用モータを搭載した車両用動力装置の断面図である。
発電機能付き走行用モータを搭載した車両用動力装置は、ブレーキロータ60の内周以内に収められる。自動車固定部材であるナックル61に、車輪用軸受外輪62、モータステータ固定部材63を介して、モータステータコア64が固定される。モータステータコア64には、電流を流し磁力を発生させるためのモータ巻線コイル65が巻かれている。
車輪用軸受フランジ66にモータロータケース67とモータロータ68が取り付けられ、これらモータロータケース67およびモータロータ68がモータステータコア64周りを回転する。この車輪用軸受69と一体化されたモータ70が車両走行状態に合わせて、駆動および回生を行う。
特開2015−190566号公報 特許第5690153号公報
従来の車両用動力装置では、モータ70はブレーキロータ60の内周以内に収納されるため、サイズが小さく、大出力、高トルクを得にくい。また、一般に低速から高速域まで一定出力のモータ70を設計することは困難であり、高速域では出力が低下し、モータ70は車輪の回転抵抗となる。モータ70は回転数が上昇するにつれて、モータ70に発生する逆起電圧が大きくなり、モータ70を動作することが困難となる。つまり高速域では、モータ70は動作できない状態で、モータ70による引き摺りトルクである回転抵抗に逆らって車輪が回転することになる。
従来では、これらの欠点を克服するために、高トルク化を目指して減速機を導入する、または高速域の回転抵抗の低減を目指しクラッチによる高速域でのモータの切り離しなどを行っている。しかしながら、減速機またはクラッチの追加により車両用動力装置の車輪軸方向長さが長くなり、この車両用動力装置を自動車に搭載する際、ナックル61の改造が必要となっている。
従来の車両用動力装置は、クラッチが車輪用軸受およびモータと、車輪軸方向に直列に接続されるため、車両用動力装置が車輪軸方向に延長され、ナックルの改造無しでは取り付けが困難であった。
この発明の目的は、動力の補助のために設けた電動機が高速域で却って車輪の回転抵抗となることが防止でき、かつ自動車固定部材の改造無しで車両に取り付けることが可能となる車両用動力装置を提供することである。
この発明の他の目的は、高速域において発電機に発生する逆起電圧が大きくなり、発電機による引き摺りトルクである回転抵抗に逆らって車輪が回転することを防止でき、かつ自動車固定部材の改造無しで車両に取り付けることが可能となる発電機付き車輪用軸受装置を提供することである。
この発明の車両用動力装置は、固定輪およびこの固定輪に転動体を介して回転自在に支持された回転輪を有し、この回転輪に設けられたハブフランジに車両の車輪およびブレーキロータが取付けられる車輪用軸受と、
ロータと、前記固定輪に取付けられたステータを有する電動機と、を備えた車両用動力装置であって、
前記ロータが前記回転輪に同軸心に支持され、
前記回転輪に対し前記ロータを回転伝達の接続状態と遮断状態とに切替えるクラッチを備え、
前記車輪用軸受における、前記ハブフランジのアウトボード側面よりも軸方向に突出する部分を除く全体と、前記ロータと、前記ステータと、前記クラッチと、前記ブレーキロータにおける摩擦材に接触する被接触部とが、前記ハブフランジと前記車両における足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置されたものである。
この構成によると、車両の走行状態等に応じて電動機を駆動させることで、車両の走行性能を向上させることができる。車両の低速運転時には、クラッチにより回転輪に対しロータを回転伝達の接続状態とすることで、電動機により車輪の駆動補助または回生を行う。逆に高速運転時は、クラッチにより回転輪に対しロータを遮断状態とすることで、電動機による回転抵抗を無くすことができる。
車輪用軸受の略全体と、ロータと、ステータと、クラッチと、ブレーキロータの被接触部とが、ハブフランジと、足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置されたため、車両用動力装置を、自動車固定部材である足回りフレーム部品の改造無しで車両に搭載することができる。このように、車体を大きく改造することなく電動機およびクラッチ等を備えた車両用動力装置を車両に搭載することができ、自動車の燃費低下、車両動力性能の向上に寄与する。
ブレーキが、円筒部、およびこの円筒部のインボード側開口端から外径側に延びる前記被接触部であるディスク部を含む前記ブレーキロータと、前記ディスク部を挟み付ける前記摩擦材を有するブレーキキャリパとを備えるディスクブレーキであり、
前記固定輪にベース部材を介して前記ステータが取付けられ、且つ前記ベース部材に前記ロータが回転自在に支持されると共に、前記ロータと前記ブレーキロータとの間に前記クラッチが設置され、
前記ディスク部、前記ブレーキキャリパ、前記ステータ、前記ロータおよび前記クラッチが、前記ハブフランジと前記足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置されたものであってもよい。
この構成によると、ディスクブレーキ式のブレーキを備えた車輪において、ベース部材にステータが取付けられ、且つベース部材にロータが回転自在に支持されると共にロータとブレーキロータとの間にクラッチが設置されたため、回転輪に対しロータを所望のタイミングで遮断状態にすることができる。またディスク部、ブレーキキャリパ、ステータ、ロータおよびクラッチが、ハブフランジと、足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置されたため、車両用動力装置を、足回りフレーム部品の改造無しで車両に搭載することができる。
前記ディスク部、前記ブレーキキャリパ、前記ステータ、前記ロータおよび前記クラッチが、車軸周りの同心円上に配置されてもよい。この場合、前記構成部品同士が軸方向に干渉することがなく、電動機およびクラッチ等の設置によってブレーキキャリパの設置が妨げられることもない。
前記ベース部材に、前記クラッチを作動させるアクチュエータが支持されてもよい。この場合、電動機が支持されるベース部材を利用してアクチュエータを支持することができる。このアクチュエータにより車速等に応じてクラッチの接続・遮断を確実に切替えることができる。
前記固定輪と前記ベース部材とが同一材料から一体に構成されたものであってもよい。この場合、固定輪とベース部材とを、一体に、つまり複数の要素を結合したものではなく単一の材料から例えば機械加工または鍛造等による加工により成形することで、部品点数の低減を図り、構造を簡略化することができる。これにより組立工数の低減を図ることができる。
前記固定輪にベース部材を介して前記ステータが取付けられ、且つ前記ベース部材に前記ロータが回転自在に支持され、
ブレーキが、円筒部、およびこの円筒部の内周側部分に設けられた円筒状のドラム部を含む前記ブレーキロータと、前記ベース部材に設置され前記ドラム部の周面に接触する前記摩擦材であるブレーキシューとを備えるドラムブレーキであり、
前記ドラム部、前記ブレーキシュー、前記ステータ、前記ロータおよび前記クラッチが、前記ハブフランジと前記足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置されたものであってもよい。
この構成によると、ドラムブレーキ式のブレーキを備えた車輪において、ドラム部、ブレーキシュー、ステータ、ロータおよびクラッチが、ハブフランジと、足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置されたため、車両用動力装置を、足回りフレーム部品の改造無しで車両に搭載することができる。
前記ドラム部、前記ブレーキシュー、前記ステータ、前記ロータおよび前記クラッチが、車軸周りの同心円上に配置されてもよい。この場合、前記構成部品同士が軸方向に干渉することがなく、電動機およびクラッチ等の設置によってドラムブレーキの設置が妨げられることもない。
前記クラッチは、前記回転輪と共に回転する回転体に設けられた摩擦板と、この摩擦板に押し付けられることにより摩擦力を発生するクラッチ部材とを有する摩擦クラッチであってもよい。この場合、クラッチ部材が摩擦板に押し付けられることで発生する摩擦力により、回転輪に対しロータを回転伝達可能な接続状態とすることができる。逆にクラッチ部材が摩擦板から離れることで、遮断状態に切替えることができる。
前記クラッチが多板クラッチであってもよい。この場合、摩擦力が増大し、より大きな伝達トルクが得られる。
前記クラッチは、前記車両が低速域のとき前記接続状態となり、前記車両が高速域のとき前記遮断状態となる逆遠心クラッチであってもよい。この場合、回転速度に応じて自動的に接続状態と遮断状態とが切り替わるため、アクチュエータなど外部からクラッチを操作する機構を必要としない。よって、構造を簡単化できコスト低減を図れる。
この発明の発電機付き車輪用軸受装置は、固定輪およびこの固定輪に転動体を介して回転自在に支持された回転輪を有し、この回転輪に設けられたハブフランジに車両の車輪およびブレーキロータが取付けられる車輪用軸受と、
ロータと、前記固定輪に取付けられたステータを有する発電機と、を備えた発電機付き車輪用軸受装置において、
前記ロータが前記回転輪に同軸心に支持され、
前記回転輪に対し前記ロータを回転伝達の接続状態と遮断状態とに切替えるクラッチを備え、
前記車輪用軸受における、前記ハブフランジのアウトボード側面よりも軸方向に突出する部分を除く全体と、前記ロータと、前記ステータと、前記クラッチと、前記ブレーキロータにおける摩擦材に接触する被接触部とが、前記ハブフランジと前記車両における足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置されたものである。
この構成によると、車両の走行状態等に応じて発電機を駆動させることで、車両の走行性能を向上させることができる。車両の低速運転時には、クラッチにより回転輪に対しロータを回転伝達の接続状態とすることで、発電機により回生を行う。発電機の回転数が上昇するにつれて、発電機に発生する逆起電圧が大きくなり、発電機を動作することが困難となる。つまり高速域では、発電機は動作できない状態で、発電機による引き摺りトルクである回転抵抗に逆らって車輪が回転することになる。そこで、発電機動作ができないのであれば、回転抵抗だけでも無くすことが有効な手段となる。高速域において、クラッチにより回転輪に対しロータを遮断状態とすることで、発電機による回転抵抗を無くすことができる。
特に、車輪用軸受の略全体と、ロータと、ステータと、クラッチと、ブレーキロータの被接触部とが、ハブフランジと、足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置されたため、発電機付き車輪用軸受装置を、自動車固定部材である足回りフレーム部品の改造無しで車両に搭載することができる。このように、車体を大きく改造することなく発電機およびクラッチ等を備えた発電機付き車輪用軸受装置を車両に搭載することができ、自動車の燃費低下に寄与する。
この発明の車両用動力装置は、固定輪およびこの固定輪に転動体を介して回転自在に支持された回転輪を有し、この回転輪に設けられたハブフランジに車両の車輪およびブレーキロータが取付けられる車輪用軸受と、ロータと、前記固定輪に取付けられたステータを有する電動機と、を備えた車両用動力装置であって、前記ロータが前記回転輪に同軸心に支持され、前記回転輪に対し前記ロータを回転伝達の接続状態と遮断状態とに切替えるクラッチを備え、前記車輪用軸受における、前記ハブフランジのアウトボード側面よりも軸方向に突出する部分を除く全体と、前記ロータと、前記ステータと、前記クラッチと、前記ブレーキロータにおける摩擦材に接触する被接触部とが、前記ハブフランジと前記車両における足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置された。このため、動力の補助のために設けた電動機が高速域で却って車輪の回転抵抗となることが防止でき、かつ自動車固定部材の改造無しで車両に取り付けることが可能となる。
この発明の発電機付き車輪用軸受装置は、固定輪およびこの固定輪に転動体を介して回転自在に支持された回転輪を有し、この回転輪に設けられたハブフランジに車両の車輪およびブレーキロータが取付けられる車輪用軸受と、ロータと、前記固定輪に取付けられたステータを有する発電機と、を備えた発電機付き車輪用軸受装置において、前記ロータが前記回転輪に同軸心に支持され、前記回転輪に対し前記ロータを回転伝達の接続状態と遮断状態とに切替えるクラッチを備え、前記車輪用軸受における、前記ハブフランジのアウトボード側面よりも軸方向に突出する部分を除く全体と、前記ロータと、前記ステータと、前記クラッチと、前記ブレーキロータにおける摩擦材に接触する被接触部とが、前記ハブフランジと前記車両における足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置された。このため、高速域において発電機に発生する逆起電圧が大きくなり、発電機による引き摺りトルクである回転抵抗に逆らって車輪が回転することを防止でき、かつ自動車固定部材の改造無しで車両に取り付けることが可能となる。
この発明の第1の実施形態に係る車両用動力装置およびその周辺の構成を示す断面図である。 同車両用動力装置等をインボード側から見た側面図である。 同車両用動力装置の要部の部分拡大断面図である。 この発明の他の実施形態に係る車両用動力装置等の断面図である。 同車両用動力装置等をインボード側から見た側面図である。 同車両用動力装置の要部の部分拡大断面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る車両用動力装置等の断面図である。 同車両用動力装置等をインボード側から見た側面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る車両用動力装置等の断面図である。 同車両用動力装置等をインボード側から見た側面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る車両用動力装置等の断面図である。 いずれかの車両用動力装置を用いた車両用システムの概念構成を示すブロック図である。 同車両用システムを搭載した車両の一例となる電源系統図である。 同車両用動力装置を用いた他の車両用システムの概念の説明図である。 従来の車両用動力装置の断面図である。
[第1の実施形態]
この発明の実施形態に係る車両用動力装置を図1ないし図3と共に説明する。
図1に示すように、この車両用動力装置1は、車輪用軸受2と、電動機3と、アクチュエータ付クラッチ4とを備える。
<車輪用軸受2について>
車輪用軸受2は、固定輪である外輪5と、複列の転動体6と、回転輪である内輪7とを有する。外輪5に複列の転動体6を介して内輪7が回転自在に支持されている。外輪5と内輪7との間の軸受空間には、グリースが封入されている。内輪7は、ハブ輪7aと、このハブ輪7aのインボード側の外周面に嵌合された部分内輪7bとを有する。ハブ輪7aは、外輪5よりも軸方向のアウトボード側に突出した箇所にハブフランジ7aaを有する。
ハブフランジ7aaのアウトボード側面には、車輪10のホイール11とブレーキロータ12と後述する外側ロータケース13とが軸方向に重なった状態で、ハブボルトHbにより取り付けられている。ホイール11の外周に図示外のタイヤが取付けられている。
なおこの明細書において、車両用動力装置1が車両に搭載された状態で車両の車幅方向の外側寄りとなる側をアウトボード側と呼び、車両の車幅方向の中央寄りとなる側をインボード側と呼ぶ。
<ブレーキ17について>
図1は、図2のI-I線断面図である。図1および図2に示すように、ブレーキ17は、ディスク式のブレーキロータ12と、ブレーキキャリパ16とを備えるディスクブレーキである。ブレーキロータ12は、円筒部12aと、被接触部であるディスク部12bとを有する。円筒部12aは、平板状部12aaと、外周部12abとを有する。平板状部12aaは、ハブフランジ7aaに外側ロータケース13を介して重なる環状で且つ平板状の部材である。外周部12abは、平板状部12aaの外周縁部からインボード側に円筒状に延びる。ディスク部12bは、外周部12abのインボード側開口端から外径側に延びる。
ブレーキキャリパ16は、ディスク部12bを挟み付ける摩擦材である摩擦パッド16aを有する。ブレーキキャリパ16は、車両における足回りフレーム部品であるナックル14に取付けられている。ブレーキキャリパ16は、油圧式および機械式のいずれであってもよく、また電動モータ式であってもよい。
<電動機3について>
図1および図3に示すように、電動機3は、車輪10の回転で発電を行い、給電されることによって車輪10を回転駆動可能な走行補助用の電動発電機である。電動機3は、外側ロータケース13と、内側ロータケース15と、ロータ18と、ステータ19とを有する。外側ロータケース13は、ハブフランジ7aaに取付けられ、内側ロータケース15、ロータ18およびステータ19等を覆う。電動機3は、ロータ18がステータ19の半径方向外方に位置するアウターロータ型である。また電動機3のロータ18が回転輪である内輪7にクラッチ20等を介して取付けられたダイレクトドライブ形式である。外側ロータケース13、内側ロータケース15、ロータ18およびステータ19は、ブレーキロータ12の円筒部12aよりも小径である。
電動機3は、アウターロータ型のIPM(Interior Permanent Magnet)同期モータ(もしくはIPMSM(Interior Permanent Magnet Synchronous Motor)と標記)である。もしくはSPM(Surface Permanent Magnet)同期モータでもよい。その他、電動機3は、スイッチトリラクタンスモータ(Switched reluctance motor;略称:SRモータ)、インダクションモータ(Induction Motor;略称:IM)等各種形式が採用できる。各モータ形式において、ステータ19の巻き線形式として分布巻、集中巻の各形式が採用できる。
外側ロータケース13は、有底円筒状であり、平板状で且つ環状のケース底部13aと、このケース底部13aの外周縁部からインボード側に円筒状に延びるケース円筒状部13bとを有する。これらケース底部13aと、ケース円筒状部13bとは一体もしくは別体で形成されている。ケース底部13aは、ブレーキロータ12の平板状部12aaと、ハブフランジ7aaとの間に挟まれる。
ステータ19は、外輪5の外周面に、ベース部材であるステータ固定部材21を介して固定されている。ステータ固定部材21は、軸方向に互いに分割されたインボード側の第1の分割構造体21aと、アウトボード側の第2の分割構造体21bとを有する。第1の分割構造体21aは、ナックル14に固定され、且つ、外輪5の外周面におけるインボード側部分に嵌合固定される。第1の分割構造体21aのアウトボード側の外周面には、半径方向外方に突出する車体取付フランジ21aaが設けられている。この車体取りフランジ21aaがナックル14にボルトにより締結される。第2の分割構造体21bは、外輪5の外周面におけるアウトボード側部分に嵌合固定される。
第1の分割構造体21aの内周面に、半径方向外方に凹む環状凹みが形成され、外輪5の外周面におけるインボード側部分に、前記環状凹みが圧入嵌合されている。第1の分割構造体21aにおける、前記環状凹みの一部を成す段差部に、外輪5のインボード側端面が当接する。また第2の分割構造体21bの内周面に、半径方向外方に凹む環状凹みが形成され、外輪5の外周面におけるアウトボード側部分に、前記環状凹みが圧入嵌合されている。第2の分割構造体21bにおける、前記環状凹みの一部を成す段差部に、外輪5のアウトボード側端面が当接する。つまり外輪5の両端面を第1,第2の分割構造体21a,21bで挟み込む。
さらに第1,第2の分割構造体21a,21bは、軸方向の端面同士が突合せ状に接触するように配置される。第1,第2の分割構造体21a,21bの外周面に、ステータ19のステータコア19aが固定される。ステータ19は、前記ステータコア19aと、電流を流し磁力を発生させるための巻線コイル19bとを有する。ステータコア19aは、例えば、電磁鋼板、圧粉磁心、またはアモルファス合金等から構成される。巻線コイル19bは、ステータコア19aの各ティースに巻回されている。
第1の分割構造体21aには、転がり軸受22を介して、内側ロータケース15が回転自在に支持されている。具体的には、第1の分割構造体21aの車体取付フランジ21aaのアウトボード側端面に、軸方向に突出する略円筒状の軸受支持部材23が固定されている。軸受支持部材23は、車輪用軸受内輪7に同軸心に配置されている。この軸受支持部材23の外周面に半径方向内方に凹む環状凹みが形成され、この環状凹みに、転がり軸受22の内輪が嵌合固定されている。転がり軸受22は、固定輪である内輪と、回転輪である外輪と、内外輪間に介在される転動体とを有する。転がり軸受22として、この例では深溝玉軸受が適用される。
転がり軸受22の外輪の外周面および一端面に、内側ロータケース15が支持されている。内側ロータケース15は、例えば、軟磁性材料から成り、内輪7と同軸心の略円筒形状である。内側ロータケース15のインボード側の内周面には、半径方向外方に凹む環状凹み、およびこの環状凹みに繋がり内輪端面に対し軸方向隙間を隔てて形成された環状の逃がし部が形成されている。転がり軸受22の外輪の外周面に、内側ロータケース15の前記環状凹みが嵌合固定され、内側ロータケース15は車輪用軸受内輪7に同軸心に配置される。内側ロータケース15の内周面に、円周方向複数の永久磁石から成るロータ18が設けられている。このロータ18も車輪用軸受内輪7に同軸心に配置される。
<クラッチ20等について>
アクチュエータ付クラッチ4は、クラッチ20と、このクラッチ20を駆動するアクチュエータ24とを有する。クラッチ20は、内輪7に対しロータ18を回転伝達可能な接続状態と遮断状態とに切替えるものである。外側ロータケース13のケース円筒状部13bの内周面と、内側ロータケース15の外周面との間に、クラッチ20が設置される。クラッチ20は、摩擦板25,26と、クラッチ部材27とを有する摩擦クラッチである。
外側および内側ロータケース13,15は車輪用軸受内輪7と共に回転する回転体であり、この回転体である外側ロータケース13、内側ロータケース15に、それぞれ摩擦板25,26が設けられている。つまり、外側ロータケース13のケース円筒状部13bの内周面には、円環状で、且つ、その内周がアウトボード側に向かうに従って小径となるテーパ形状の摩擦板25が固定されている。内側ロータケース15の外周面には、円環状で、且つ、その外周がアウトボード側に向かうに従って大径となるテーパ形状の摩擦板26が固定されている。また摩擦板25,26は互いに径方向に対向するように配置されている。
クラッチ部材27は、直動のアクチュエータ24の駆動により摩擦板25,26に押し付けられることにより摩擦力を発生する。クラッチ部材27は、アウトボード側に向かうに従って小径となる断面円錐状となるリング形状である。またクラッチ部材27の円錐の勾配と、テーパ形状の摩擦板25,26の勾配とは一致するように設定されている。クラッチ部材27は、アクチュエータ24に転がり軸受28を介して回転自在に支持されている。
車体取付フランジ21aaのインボード側面に、複数のアクチュエータ24のアクチュエータ本体が取り付けられている。車体取付フランジ21aaには、アクチュエータ24のアクチュエータ本体から突出するロッド部が挿通される挿通孔が形成され、各ロッド部の先端に、環状の軸受支持部材29が設けられている。軸受支持部材29は、車輪用軸受内輪7に同軸心に配置されている。この軸受支持部材29の外周面に半径方向内方に凹む環状凹みが形成され、この環状凹みに、転がり軸受28の内輪が嵌合固定されている。
転がり軸受28は、固定輪である内輪と、回転輪である外輪と、内外輪間に介在される転動体とを有する。転がり軸受28として、この例では深溝玉軸受が適用される。転がり軸受28の外輪の外周面および一端面に、クラッチ部材27が支持されている。クラッチ部材27の基端部には、転がり軸受28の外輪の外周面が嵌合固定される被嵌合部が設けられている。複数のアクチュエータ24が同期して駆動されることで、クラッチ部材27の円錐形状部分がテーパ形状の摩擦板25,26の対向する周面に押し付けられることにより摩擦力を発生する。
これにより、外側ロータケース13と内側ロータケース15とが接続される(クラッチ20の接続状態)。例えば、自動車の低速運転時にクラッチ20を接続状態とすることで、電動機3により車輪10の駆動補助または回生を行う。逆に、各アクチュエータ24により、クラッチ部材27の円錐形状部分を摩擦板25,26の対向する周面から離すと、外側ロータケース13と内側ロータケース15とが切り離される(クラッチ20の遮断状態)。例えば、自動車の高速運転時にクラッチ20を遮断状態とすることで、電動機3による回転抵抗を無くす。
車輪用軸受2、ステータ19、ロータ18、クラッチ20、ディスク部12bおよびブレーキキャリパ16が、車輪軸の軸方向に略同じ位置(車軸周り)の同心円上に配置されている。また、車輪用軸受2における、ハブフランジ7aaのアウトボード側面よりも軸方向に突出する部分を除く全体と、ステータ19と、ロータ18と、クラッチ20と、ディスク部12bおよびブレーキキャリパ16が、ハブフランジ7aaのアウトボード側面と、ナックル14のアウトボード側面との軸方向範囲L1に設置されている。またブレーキロータ12の円筒部12aよりも半径方向内方に、外側ロータケース13、クラッチ20、内側ロータケース15、ロータ18およびステータ19等が配置されている。
<シール構造等について>
外側ロータケース13のインボード側の内周面と、車体取付フランジ21aaの外周面との間には、クラッチ20、電動機3および車輪用軸受2内部への水および異物の侵入を防ぐシール部材SLが配置されている。
<回転検出器31について>
この車両用動力装置1には、回転検出器31が設けられている。この回転検出器31は、低速運転時にクラッチ20を繋げて走行補助用の電動機3の回転を制御し、高速運転時にクラッチ20を遮断するために、外輪5に対する内輪7の回転角度または回転速度を検出する。回転検出器31は、被検出部保持部材等に取付けられた被検出部31aと、この被検出部31aを検出するセンサ部31bとを有する。ステータ固定部材21のインボード側の内周面に、センサ固定部材32を介してセンサ部31bが固定されている。この回転検出器31として例えばレゾルバが適用される。なお回転検出器31としては、レゾルバに限定されるものではなく、例えば、エンコーダ、パルサーリングあるいはホールセンサなど形式を問わず採用可能である。
<作用効果>
以上説明した車両用動力装置1によれば、車両の走行状態等に応じて電動機3を駆動させることで、車両の走行性能を向上させることができる。車両のECU等は、回転検出器31からの検出信号により低速運転時と判断すると、クラッチ20により内輪7に対しロータ18を回転伝達の接続状態とすることで、電動機3により車輪10の駆動補助または回生を行う。逆に高速運転時は、クラッチ20により内輪7に対しロータ18を遮断状態とすることで、電動機3により回転抵抗を無くすことができる。
車輪用軸受2における、ハブフランジ7aaのアウトボード側面よりも軸方向に突出する部分を除く全体と、ステータ19と、ロータ18と、クラッチ20と、ディスク部12bおよびブレーキキャリパ16が、ハブフランジ7aaのアウトボード側面と、ナックル14のアウトボード側面との軸方向範囲L1に設置されたため、車両用動力装置1を、ナックル14の改造無しで車両に搭載することができる。このように、車体を大きく改造することなく電動機3およびクラッチ20等を備えた車両用動力装置1を車両に搭載することができ、自動車の燃費低下、車両動力性能の向上に寄与する。
ディスク部12b、ブレーキキャリパ16、ステータ19、ロータ18およびクラッチ20が、車軸周りの同心円上に配置されたため、これら構成部品同士が軸方向に干渉することがなく、電動機3およびクラッチ20等の設置によってブレーキキャリパ16の設置が妨げられることもない。
<他の実施形態について>
以下の説明においては、各実施の形態で先行して説明している事項に対応している部分には同一の参照符号を付し、重複する説明を略する。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、特に記載のない限り先行して説明している形態と同様とする。同一の構成から同一の作用効果を奏する。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
図4は、図5のIV-IV線断面図である。図4〜図6に示すように、クラッチが多板クラッチ20Aであってもよい。この多板クラッチ20Aは、第1,第2の摩擦板33,34と、直動案内部15aと、クラッチ部材27Aとを有する。第1の摩擦板33は、ケース円筒状部13bの内周面に軸方向一定間隔置きに複数設けられ、各第1の摩擦板33は、それぞれ軸方向に垂直な環状板に形成されている。第2の環状板34は、クラッチ部材27Aに一体に付設され、且つ、軸方向一定間隔置きに複数設けられている。各第2の環状板34は、軸方向に隣り合う第1の摩擦板33,33間に配置されている。
クラッチ部材27Aは、円筒部27Aaと、立板部27Abと、被案内部27Acとを有する。円筒部27Aaは、転がり軸受28の外輪の外周面に嵌合固定された円筒状の部分であり、立板部27Abは、円筒部27Aaのアウトボード側端から内径側に延びる円板状に形成されている。被案内部27Acは、立板部27Abの内径側端部からアウトボード側に延びる略円筒状であり、内側ロータケース15の外周面に設けられた直動案内部15aに沿って、軸方向に移動自在に支持されている。直動案内部15aの外周面と、被案内部27Acの内周面とは、例えば、スプラインによって軸方向に互いに移動自在であるが周方向には相対移動不能に連結されている。
この構成によると、複数のアクチュエータ24が同期して駆動されることで、被案内部27Acが直動案内部15aに沿って移動し、第2の摩擦板34が第1の摩擦板33に押し付けられることにより摩擦力を発生する。これにより、外側ロータケース13と内側ロータケース15とが接続される(クラッチの接続状態)。逆に、各アクチュエータ24により、被案内部27Acを軸方向逆向きに移動させることで、第2の摩擦板34が第1の摩擦板33から離隔する。これにより、外側ロータケース13と内側ロータケース15とが切り離される(クラッチの遮断状態)。
特に、クラッチが多板クラッチ20Aである場合、摩擦力が増大し、より大きな伝達トルクが得られる。
図7は、図8のVII-VII線断面図である。図7および図8に示すように、クラッチとして、逆遠心クラッチ20Bを用いてもよい。この逆遠心クラッチ20Bは、車両が低速域つまり車輪10の低速回転時に接続状態となり、車両が高速域つまり車輪10の高速回転時に遮断状態となる遠心クラッチである。逆遠心クラッチ20Bは、外側ロータケース13の内周面に設けられた圧縮コイルばね等から成るばね20Baと、このばね20Baの先端部に設けられた錘20Bbとを有する。
車輪の低速回転時に錘20Bbがばね20Baの押圧力により内側ロータケース15に接続されることで、逆遠心クラッチ20Bが接続状態となる。高速回転時に錘20Bbに発生する遠心力により、ばね20Baの押圧力に抗して錘20Bbが半径方向外方に移動することで、逆遠心クラッチ20Bが遮断状態となる。このように回転速度に応じて自動的に接続状態と遮断状態とが切り替わるため、アクチュエータなど外部からクラッチを操作する機構を必要としない。よって、構造を簡単化できコスト低減を図れる。
図9は、図10のIX-IX線断面図である。図9および図10に示すように、ドラムブレーキ式のブレーキを備えた車輪10に車両用動力装置1が設けられてもよい。車輪用軸受2およびステータコア19aを固定するベース部材BPが、ナックル14に取り付けられる。ベース部材BPに設置された軸受BR1,BR1により、ロータケース15Aおよびロータ18が回転自在に支持されている。これにより、ロータケース15Aおよびロータ18はステータコア19a周りを回転する。
一方、ホイール11と接合されたブレーキロータ12の外周側縁部には、インボード側に延びる円筒部12Aが形成されている。この円筒部12Aの半径方向外方にクラッチ20Bが設置され、円筒部12Aとロータケース15Aとの間の接続および切り離しを行う。車輪10の低速回転時に錘20Bbがばね20Baの押圧力により円筒部12Aに接続されることで、クラッチ20Bが接続状態となる。車輪10の高速回転時に錘20Bbに発生する遠心力により、ばね20Baの押圧力に抗して錘20Bbが半径方向外方に移動することで、クラッチ20Bが遮断状態となる。
ブレーキロータ12は、ステータコア19aより内径側に円筒状のドラム部Dmを有し、ベース部材BPに設置されたブレーキシューBsとの間でドラムブレーキを構成する。ドラム部Dmの内周面に、摩擦材であるブレーキシューBsが接触することで、制動力が発生する。
車輪用軸受2、ドラム部Dm、ブレーキシューBs、ステータ19、ロータ18およびクラッチ20Bが、車輪軸の軸方向に略同じ位置(車軸周り)の同心円上に配置されている。また、車輪用軸受2における、ハブフランジ7aaのアウトボード側面よりも軸方向に突出する部分を除く全体と、ドラム部Dmと、ブレーキシューBsと、ステータ19と、ロータ18およびクラッチ20Bが、ハブフランジ7aaのアウトボード側面と、ナックル14のアウトボード側面との軸方向範囲L1に設置されている。このため、ドラムブレーキ式のブレーキを備えた車輪10においても、車両用動力装置1を、ナックル14の改造無しで搭載することができる。またブレーキ機構を、ディスクブレーキ式のブレーキよりも内径側に構成できることで電動機3を外周側に設置できることから、電動機3の直径寸法を大径化し得る。よって電動機出力を増大することができる。
図11に示すように、外輪5と、ステータ固定部材21の第1の分割構造体21aとが、同一材料から一体に構成されてもよい。この場合、外輪5と第1の分割構造体21aとを、一体に、つまり複数の要素を結合したものではなく単一の材料から例えば機械加工または鍛造等による加工により成形することで、部品点数の低減を図り、構造を簡略化することができる。これにより組立工数の低減を図ることができる。
<車両用システムについて>
図12は、いずれかの車両用動力装置1を用いた車両用システムの概念構成を示すブロック図である。
この車両用システムにおいて、車両用動力装置1は、主駆動源と機械的に非連結である従動輪10を持つ車両30において、従動輪10に対して搭載される。車両用動力装置1における車輪用軸受2(図1)は、従動輪10を支持する軸受である。
主駆動源35は、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジン等の内燃機関、または電動発電機(電動モータ)、または両者を組み合わせたハイブリッド型の駆動源である。前記「電動発電機」は、回転付与による発電が可能な電動モータと称す。図示の例では、車両30は、前輪が駆動輪10、後輪が従動輪10となる前輪駆動車であって、主駆動源35が内燃機関35aと駆動輪側の電動発電機35bとを有するハイブッリド車(以下、「HEV」と称することがある)である。
具体的には、駆動輪側の電動発電機35bが48V等の中電圧で駆動されるマイルドハイブリッド形式である。ハイブリッドはストロングハイブリッドとマイルドハイブリッドとに大別されるが、マイルドハイブリッドは、主要駆動源が内燃機関であって、発進時や加速時等にモータで走行の補助を主に行う形式を言い、EV(電気自動車)モードでは通常の走行を暫くは行えても長時間行うことができないことでストロングハイブリッドと区別される。同図の例の内燃機関35aは、クラッチ36および減速機37を介して駆動輪10のドライブシャフトに接続され、減速機37に駆動輪側の電動発電機35bが接続されている。
この車両用システムは、従動輪10の回転駆動を行う走行補助用の電動発電機である電動機3と、この電動機3の制御を行う個別制御手段39と、上位ECU40に設けられて前記個別制御手段39に駆動および回生の制御を行わせる指令を出力する個別電動発電機指令手段45とを備える。電動機3は、蓄電手段に接続されている。この蓄電手段は、バッテリー(蓄電池)またはキャパシタ、コンデンサ等を用いることができ、その形式や車両30への搭載位置は問わないが、この実施形態では、車両30に搭載された低電圧バッテリー50および中電圧バッテリー49のうちの中電圧バッテリー49とされている。
従動輪用の電動機3は、変速機を用いないダイレクトドライブモータである。電動機3は、電力を供給することで電動機として作用し、また車両30の運動エネルギーを電力に変換する発電機としても作用する。
電動機3は、ハブ輪である内輪7(図1)にロータ18(図1)が取付けられているため、電動機3に電流を印加すると内輪7(図1)が回転駆動され、逆に電力回生時には誘起電圧を負荷することで回生電力が得られる。
<車両30の制御系について>
上位ECU40は、車両30の統合制御を行う手段であり、トルク指令生成手段43を備える。このトルク指令生成手段43は、アクセルペダル等のアクセル操作手段56およびブレーキペダル等のブレーキ操作手段57からそれぞれ入力される操作量の信号に従ってトルク指令を生成する。この車両30は、主駆動源35として内燃機関35aおよび駆動輪側の電動発電機35bを備え、また二つの従動輪10,10をそれぞれ駆動する二つの電動機3,3を備えるため、前記トルク指令を各駆動源35a,35b,3,3に定められた規則によって分配するトルク指令分配手段44が上位ECU40に設けられている。
内燃機関35aに対するトルク指令は内燃機関制御手段47に伝達され、内燃機関制御手段47によるバルブ開度制御等に用いられる。駆動輪側の発電電動機35bに対するトルク指令は、駆動輪側電動発電機制御手段48に伝達されて実行される。従動輪側の電動機3,3に対するトルク指令は、個別制御手段39,39に伝達される。前記トルク指令分配手段44のうち、個別制御手段39,39へ出力する部分を個別電動発電機指令手段45と称している。この個別電動発電機指令手段45は、ブレーキ操作手段57の操作量の信号に対して、電動機3が回生制動により制動を分担する制動力の指令となるトルク指令を個別制御手段39へ与える機能も備える。
個別制御手段39はインバータ装置であり、中電圧バッテリー49の直流電力を三相の交流電圧に変換するインバータ41と、前記トルク指令等によりインバータ41の出力をPWM制御等で制御する制御部42とを有する。インバータ41は、半導体スイッチング素子等によるブリッジ回路(図示せず)と、電動機3の回生電力を中電圧バッテリー49に充電する充電回路(図示せず)とを備える。なお個別制御手段39は、二つの電動機3,3に対して個別に設けられるが、一つの筐体内に収められ、制御部42を両個別制御手段39,39で共有する構成であってもよい。
図13は、図12に示した車両用システムを搭載した車両の一例となる電源系統図である。同図の例では、バッテリーとして低電圧バッテリー50と中電圧バッテリー49とが設けられ、両バッテリー49,50は、DC/DCコンバータ51を介して接続されている。電動機3は二つあるが、代表して一つで図示している。図12の駆動輪側の電動発電機35bは、図13では図示を省略しているが、従動輪側の電動機3と並列に中電力系統に接続されている。低電圧系統には低電圧負荷52が接続され、中電圧系統には中電圧負荷53が接続される。低電圧負荷52および中電圧負荷53は、それぞれ複数あるが、代表して一つで示している。
低電圧バッテリー50は、制御系等の電源として各種の自動車一般に用いられているバッテリーであり、例えば12Vまたは24Vとされる。低電圧負荷52としては、内燃機関35aのスタータモータ、灯火類、上位ECU40およびその他のECU(図示せず)等の基幹部品がある。低電圧バッテリー50は電装補機類用補助バッテリーと称し、中電圧バッテリー49は電動システム用補助バッテリー等と称しても良い。
中電圧バッテリー49は、低電圧バッテリー50よりも電圧が高く、かつストロングハイブリッド車等に用いられる高圧バッテリー(100V以上、例えば200〜400V程度)よりも低く、かつ作業時に感電による人体への影響が問題とならない程度の電圧であり、近年マイルドハイブリッドに用いられている48Vバッテリーが好ましい。48Vバッテリー等の中電圧バッテリー49は、従来の内燃機関を搭載した車両に比較的容易に搭載することができ、マイルドハイブリッドとして電力による動力アシストや回生により、燃費低減することができる。
前記48V系統の中電圧負荷53は前記アクセサリー部品であり、前記駆動輪側の電動機3である動力アシストモータ、電動ポンプ、電動パワーステアリング、スーパーチャージャ、およびエアーコンプレッサなどである。アクセサリーによる負荷を48V系統で構成することで、高電圧(100V以上のストロングハイブリッド車など)よりも動力アシストの出力が低くなるものの、乗員やメンテナンス作業者への感電の危険性を低くすることができる。電線の絶縁被膜を薄くすることができるので、電線の重量や体積を減らすことができる。また、12Vよりも小さな電流量で大きな電力量を入出力することができるため、電動機または発電機の体積を小さくすることができる。これらのことから、車両の燃費低減効果に寄与する。
この車両用システムは、こうしたマイルドハイブリッド車のアクセサリー部品に好適であり、動力アシストおよび電力回生部品として適用される。なお、従来よりマイルドハイブリッド車において、CMG、GMG、ベルト駆動式スタータモータ(いずれも図示せず)などが採用されることがあるが、これらはいずれも、内燃機関または動力装置に対して動力アシストまたは回生するため、伝達装置および減速機などの効率の影響を受ける。
これに対してこの実施形態の車両用システムは従動輪10に対して搭載されるため、内燃機関35aおよび電動モータ(図示せず)等の主駆動源とは切り離されており、電力回生の際には車体の運動エネルギーを直接利用することができる。また、CMG、GMG、ベルト駆動式スタータモータなどを搭載する際には、車両30の設計段階から考慮して組み込む必要があり、後付けすることが難しいが、従動輪10内に収まるこの車両用システムの電動機3は、完成車であっても部品交換と同等の工数で取り付けることができ、内燃機関35aのみの完成車に対しても48Vのシステムを構成することができる。この実施形態の車両用システムを搭載した車両に、図12の例のように別の補助駆動用の電動発電機35bが搭載されていても構わない。その際は車両30に対する動力アシスト量や回生電力量を増加させることができ、さらに燃費低減に寄与する。
図14は、いずれかの実施形態に係る車両用動力装置1を、前輪である駆動輪10および後輪である従動輪10にそれぞれ適用した例を示す。駆動輪10は内燃機関からなる主駆動源35により、クラッチ36および減速機7を介して駆動される。この前輪駆動車において、各駆動輪10および従動輪10の支持および補助駆動に、車両用動力装置1が設置されている。このように車両用動力装置1を、従動輪10だけでなく、駆動輪10にも適用し得る。
図12に示す車両用システムは、発電を行う機能を有するが、給電による回転駆動をしないシステムとしてもよい。この車両用システムには、モータを兼用しない発電機3と、車輪用軸受2とを備える発電機付き車輪用軸受装置が搭載される。この発電機付き車輪用軸受装置は、いずれかの実施形態の車両用動力装置に対し、電動機を除き同一構成である。
この場合、車両の低速運転時に、発電機3が発電した回生電力を中電圧バッテリー49に蓄えることにより、制動力を発生させることができる。機械式のブレーキ操作手段57と併用や使い分けで、制動性能も向上させることができる。逆に、発電機3の回転数が上昇するにつれて、発電機3に発生する逆起電圧が大きくなり、発電機3を動作することが困難となる。つまり高速域では、発電機3は動作できない状態で、発電機3による引き摺りトルクである回転抵抗に逆らって従動輪10が回転することになる。そこで、発電機動作ができないのであれば、回転抵抗だけでも無くすことが有効な手段となる。高速域において、クラッチにより回転輪に対しロータを遮断状態とすることで、発電機3による回転抵抗を無くすことができる。高速域において充電可能な回生電力よりも発電機3による回転抵抗のデメリットが大きくなるか否かは、例えば、試験またはシミュレーションにより判断し得る。
このように発電を行う機能に限定した場合、個別制御手段39はインバータ装置ではなく、AC/DCコンバータ装置(図示せず)として構成することができる。前記AC/DCコンバータ装置は、3相交流電圧を直流電圧に変換し平滑化することで、発電機3の回生電力を中電圧バッテリー49に充電する機能を備え、インバータと比較すると制御方法が容易であり、小型化が可能となる。
以上、実施形態に基づいてこの発明を実施するための形態を説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…車両用動力装置、2…車輪用軸受、3…電動機(発電機)、5…外輪(固定輪)、6…転動体、7…内輪(回転輪)、7aa…ハブフランジ、10…車輪、12…ブレーキロータ、12A…円筒部、12b…ディスク部(被接触部)、14…ナックル(足回りフレーム部品)、16…ブレーキキャリパ、16a…摩擦パッド(摩擦材)、18…ロータ、19…ステータ、20,20A,20B…クラッチ、21…ステータ固定部材(ベース部材)、24…アクチュエータ、25,26…摩擦板、27…クラッチ部材、BP…ベース部材、Bs…ブレーキシュー、Dm…ドラム部

Claims (11)

  1. 固定輪およびこの固定輪に転動体を介して回転自在に支持された回転輪を有し、この回転輪に設けられたハブフランジに車両の車輪およびブレーキロータが取付けられる車輪用軸受と、
    ロータと、前記固定輪に取付けられたステータを有する電動機と、を備えた車両用動力装置であって、
    前記ロータが前記回転輪に同軸心に支持され、
    前記回転輪に対し前記ロータを回転伝達の接続状態と遮断状態とに切替えるクラッチを備え、
    前記車輪用軸受における、前記ハブフランジのアウトボード側面よりも軸方向に突出する部分を除く全体と、前記ロータと、前記ステータと、前記クラッチと、前記ブレーキロータにおける摩擦材に接触する被接触部とが、前記ハブフランジと前記車両における足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置された車両用動力装置。
  2. 請求項1に記載の車両用動力装置において、ブレーキが、円筒部、およびこの円筒部のインボード側開口端から外径側に延びる前記被接触部であるディスク部を含む前記ブレーキロータと、前記ディスク部を挟み付ける前記摩擦材を有するブレーキキャリパとを備えるディスクブレーキであり、
    前記固定輪にベース部材を介して前記ステータが取付けられ、且つ前記ベース部材に前記ロータが回転自在に支持されると共に、前記ロータと前記ブレーキロータとの間に前記クラッチが設置され、
    前記ディスク部、前記ブレーキキャリパ、前記ステータ、前記ロータおよび前記クラッチが、前記ハブフランジと前記足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置された車両用動力装置。
  3. 請求項2に記載の車両用動力装置において、前記ディスク部、前記ブレーキキャリパ、前記ステータ、前記ロータおよび前記クラッチが、車軸周りの同心円上に配置された車両用動力装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の車両用動力装置において、前記ベース部材に、前記クラッチを作動させるアクチュエータが支持された車両用動力装置。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用動力装置において、前記固定輪と前記ベース部材とが同一材料から一体に構成された車両用動力装置。
  6. 請求項1に記載の車両用動力装置において、前記固定輪にベース部材を介して前記ステータが取付けられ、且つ前記ベース部材に前記ロータが回転自在に支持され、
    ブレーキが、円筒部、およびこの円筒部の内周側部分に設けられた円筒状のドラム部を含む前記ブレーキロータと、前記ベース部材に設置され前記ドラム部の周面に接触する前記摩擦材であるブレーキシューとを備えるドラムブレーキであり、
    前記ドラム部、前記ブレーキシュー、前記ステータ、前記ロータおよび前記クラッチが、前記ハブフランジと前記足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置された車両用動力装置。
  7. 請求項6に記載の車両用動力装置において、前記ドラム部、前記ブレーキシュー、前記ステータ、前記ロータおよび前記クラッチが、車軸周りの同心円上に配置された車両用動力装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の車両用動力装置において、前記クラッチは、前記回転輪と共に回転する回転体に設けられた摩擦板と、この摩擦板に押し付けられることにより摩擦力を発生するクラッチ部材とを有する摩擦クラッチである車両用動力装置。
  9. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の車両用動力装置において、前記クラッチが多板クラッチである車両用動力装置。
  10. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の車両用動力装置において、前記クラッチは、前記車両が低速域のとき前記接続状態となり、前記車両が高速域のとき前記遮断状態となる逆遠心クラッチである車両用動力装置。
  11. 固定輪およびこの固定輪に転動体を介して回転自在に支持された回転輪を有し、この回転輪に設けられたハブフランジに車両の車輪およびブレーキロータが取付けられる車輪用軸受と、
    ロータと、前記固定輪に取付けられたステータを有する発電機と、を備えた発電機付き車輪用軸受装置において、
    前記ロータが前記回転輪に同軸心に支持され、
    前記回転輪に対し前記ロータを回転伝達の接続状態と遮断状態とに切替えるクラッチを備え、
    前記車輪用軸受における、前記ハブフランジのアウトボード側面よりも軸方向に突出する部分を除く全体と、前記ロータと、前記ステータと、前記クラッチと、前記ブレーキロータにおける摩擦材に接触する被接触部とが、前記ハブフランジと前記車両における足回りフレーム部品のアウトボード側面との軸方向範囲に設置された発電機付き車輪用軸受装置。
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