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JP2019039261A - コンクリートディストリビュータ - Google Patents

コンクリートディストリビュータ Download PDF

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JP2019039261A
JP2019039261A JP2017163555A JP2017163555A JP2019039261A JP 2019039261 A JP2019039261 A JP 2019039261A JP 2017163555 A JP2017163555 A JP 2017163555A JP 2017163555 A JP2017163555 A JP 2017163555A JP 2019039261 A JP2019039261 A JP 2019039261A
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JP2017163555A
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野村 裕晧
Yuko Nomura
裕晧 野村
浩二 飯田
Koji Iida
浩二 飯田
國男 梶
Kunio Kaji
國男 梶
慧太 西尾
Keita Nishio
慧太 西尾
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Taiyu Co Ltd
Taiyu KK
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Taiyu Co Ltd
Taiyu KK
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Abstract

【課題】低空頭の作業空間において、コンクリートの吐出位置の範囲を広くすることができるコンクリートディストリビュータを提供する。【解決手段】鉛直方向に伸びる第1旋回軸周りに回動自在な第1旋回装置9を有する旋回台2と、一端が前記第1旋回装置9に支持され、第2旋回装置によりに水平面内で互いに回動自在に配置された複数のアーム11、12を有し、鉛直方向に伸びる前記第2旋回軸14によって前記複数のアーム11、12が互いに平行に連結されているブーム部材3と、前記第1旋回装置9及び前記第2旋回装置14の回転中心と一致する回転中心を有する継手部材22、23を有し、前記ブーム部材3に支持されたコンクリート給送配管4と、前記コンクリート給送配管4の先端に連通し、水平方向に伸びるノズル回転軸を中心として鉛直面内で上下方向に移動可能に構成されている吐出配管5と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、主としてトンネル工事など、低空頭の作業現場において、コンクリートを打設するコンクリートディストリビュータに関する。
従来、コンクリートディストリビュータを用いてコンクリートを打設する際には、施工領域を一定の打設ブロックに分割し、コンクリートポンプに装着されるコンクリート配管を備えるブームが可動する各種の油圧式コンクリートディストリビュータを用いて、打設ブロックごとに施工することが一般的であった。その際用いられるコンクリートディストリビュータは、例えば、特許文献1から3などに開示されている。
特許文献1から3に記載されているコンクリートディストリビュータは、コンクリートを給送する給送配管を通してコンクリートを送り、給送配管の先端に設けられているノズルからコンクリートを吐出させる構成となっている。
上記各特許文献に記載のディストリビュータは、ノズルを所定の位置に配置させるために、給送配管を支持するブームを備え、ブームの可動範囲内をコンクリートが吐出される目的位置とすることができる。
また、上記のディストリビュータは、支持台にブームが旋回可能に支持されており、支持台の旋回中心の回りにブームを旋回させることで、目的位置を旋回中心から回転方向に変更することができる。さらに、ブームは、第1及び第2ブームが上下方向に屈曲可能に組み合わされた構成となっている。
また、第1ブームが支持台に仰角が変更可能に設けられているため、第1及び第2ブームの屈曲角度及び第1ブームの仰角を調整することで、支持台の旋回中心から半径方向への目的位置を変更可能となっている。
すなわち、上記特許文献1から3に記載されているコンクリートディストリビュータは、ブームの屈曲と支持台に対する旋回角度を調整することで、ブームの長さに応じた任意の位置にコンクリートを吐出する目的位置を移動させることができる。
特開平8−21092号公報 特開平9−177323号公報 特開平11−311025号公報
しかし、上記のブームの構成を有する特許文献1から3に記載のディストリビュータは、ブームの仰角及び上下方向の屈曲角度を変更することでノズルの目的位置を変更するため、旋回中心から近い位置を目的位置とするときは、ブームの仰角を大きくし、ブームを持ち上げる必要があった。
このため、トンネル内などにおける低空頭の作業空間においては、ブームを高く持ち上げることができず、支持台から近い場所にコンクリートを吐出することができず、目標位置の範囲が小さいという問題があった。
このため、コンクリートを吐出する目標位置によっては、支持台を移動させる必要があり、作業の手間が大きい。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、コンクリートディストリビュータを提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成のコンクリートディストリビュータを提供する。
コンクリートディストリビュータは、鉛直方向に伸びる第1旋回軸周りに回動自在な第1旋回装置を有する旋回台と、
一端が前記第1旋回装置に支持され、第2旋回軸の周りに回動自在な第2旋回装置により水平面内で互いに回動自在に配置された複数のアームを有し、鉛直方向に伸びる前記第2旋回軸によって前記複数のアームが互いに平行に連結されているブーム部材と、
前記第1旋回軸及び前記第2旋回軸の回転中心と一致する回転中心を有する継手部材を有し、前記ブーム部材に支持されたコンクリート給送配管と、
前記コンクリート給送配管の先端に連通し、水平方向に伸びるノズル回転軸を中心として鉛直面内で上下方向に移動可能に構成されている吐出配管と、
を備えることを特徴とする。
上記構成において、前記ブーム部材のアームは、
前記旋回台に略水平方向に支持された第1アームと、
第2旋回軸の周りに前記第1アームに対して水平面内で回動自在に設けられた第2アームと、で構成されていることが好ましい。
上記構成において、前記第2アームは、前記第2旋回軸に対して前記吐出配管に対向する端部側にカウンターウェイトを備えることが好ましい。
前記吐出配管は、前記ブーム部材の他端に設けられ、前記ノズル回転軸と回転中心が一致するノズル継手部材を介して前記コンクリート給送配管に連通するように構成することができる。
また、前記ブーム部材は、前記第1アームと、少なくとも2本の第2アームを備え、前記それぞれの第2アームが前記第2旋回装置により長さ方向に配列されるように連結することができる。
本発明によれば、旋回台の第1旋回装置により水平方向に支持されたブーム部材が、互いに平行に配置され、水平面内で互いに回動自在に配置されたアームにより、ブーム部材全体として、第1旋回軸及び第2旋回軸を中心とした水平面内での旋回が可能となる。よって、ブーム部材の仰角を変更することなく、第1旋回軸の近くに吐出配管を配置することも可能であり、低空頭での作業領域において、コンクリートの吐出位置を広範囲に設定することができる。
また、ブーム部材の先端には上下方向に移動可能な吐出配管が設けられているため、ブーム部材が存在する高さ位置からコンクリートの吐出高さが離れている場合は、吐出配管により高さ調整をすることができる。これにより、例えば、吐出位置がブーム部材から下方に存在する場合、高い位置からコンクリートを落下させる必要がなく、コンクリートの固体成分と液体成分の分離の原因を排除できる等の問題を解消することができる。
また、ブーム部材は旋回台に支持された第1アームと第1アームに設けられた第2旋回軸に設けられた第2アームとで構成し、第2アームにカウンターウェイトを設けることで、第2アームの横方向のモーメントを小さくして、旋回台に加わる横方向の力を小さくすることができる。
本発明の第1実施形態に係るコンクリートディストリビュータの全体構成を示す側面図である。 図1のコンクリートディストリビュータの平面図である。 図1のコンクリートディストリビュータが使用されるトンネルの断面構造を示す模式図である。 図1のコンクリートディストリビュータを用いて旋回台の近傍に吐出配管を配置した状態を模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態に係るコンクリートディストリビュータの全体構成を示す側面図平面図である。 図5のコンクリートディストリビュータの側面図である。 図5のコンクリートディストリビュータが設けられる作業用桟橋の平面図である。 図5のコンクリートディストリビュータの旋回台の移動に伴うコンクリート給送配管の伸縮の状態を模式的に示す図である。 本発明の第3実施形態に係るコンクリートディストリビュータの全体構成を示す側面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係るコンクリートディストリビュータについて、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るコンクリートディストリビュータの全体構成を示す側面図である。図2は、図1のコンクリートディストリビュータの平面図である。
本実施形態に係るコンクリートディストリビュータ1は、図1や図3に示すように、トンネルなどの低空頭の作業領域において好適に用いられる。作業領域の一例としてのトンネル100は、図3に示すように、トンネル100の道路中心101に対して左右に分けて底面にインバートコンクリート102が打設されている。本実施形態にかかるコンクリートディストリビュータ1は、このインバートコンクリートの打設作業において用いられる。
トンネル100は、掘削作業後、上側面及び、底面に分けて吹き付けコンクリート103a,103bを施し、底面の吹き付けコンクリート103bの上から、左右に分けてインバートコンクリート102を打設する。また、上側面の吹き付けコンクリートの表面には、覆工コンクリート104が設けられる。
インバータコンクリート102の上方には、トンネルの長さ方向に伸びる中央排水管105a及び側方に設けられた排水口(図示無し)から中央排水管に連通する横断排水管105bが設けられ、これらの排水管105a,105bを埋設コンクリート106に埋設する。本実施形態にかかるコンクリートディストリビュータ1は、当該埋設コンクリート106の打設にも用いることができる。
図1,図2に示すように、本実施形態にかかるコンクリートディストリビュータ1は、旋回台2と、ブーム部材3と、コンクリート給送配管4と、吐出配管5とを備えている。
旋回台2は、トンネル100の底面に載置固定され、ブーム部材3を支持する部材である。旋回台2は、台本体6と移動のための車輪7と地面に固定するためのアウトリガー8とで構成されている。台本体6の上面には、ブーム部材3を支持する第1旋回装置9が設けられている。
第1旋回装置9は鉛直方向に伸びる第1旋回軸10回りに回動し、内部にコンクリート給送配管4が連通する。コンクリート給送配管4は、第1旋回軸10の回転中心と一致するように鉛直方向に貫通するように第1旋回装置9内を連通し、後述するように第1継手部材22により第1旋回軸10の回転に応じて自由に角度を調整できるようになっている。
第1旋回装置9は第1旋回軸10を回転駆動させるためのモータ9aを備えており、ブーム部材3の向きを任意の角度に変更することができる。
ブーム部材3は、第1旋回装置9に固定された第1アーム11と第1アーム11の先端に回動可能に設けられた第2アーム12とを備えている。本実施形態では、第1アーム11は、第2アーム12と吐出配管5の合計長さよりも長くなるように構成されている。
第2アーム12は、第1アームの先端に設けられた第2旋回装置13によって、第1アームの下側に配置されており、第2旋回装置13によって第1アーム11に対して回動可能となっている。
第2旋回装置13は鉛直方向に伸びる前記第2旋回軸14回りに回動可能であり、内部にコンクリート給送配管4が連通する。コンクリート給送配管4は、第2旋回軸14の回転中心と一致するように鉛直方向に貫通するように第2旋回装置9内を連通し、後述するように第2継手部材23により第2旋回軸14の回転に応じて自由に角度を調整できるようになっている。
第1アーム11と第2アーム12は鉛直方向に伸びる前記第2旋回装置13によって回動可能に連結されているため、互いに平行に配置されて、水平面内で回動自在となっている。
第2旋回装置13は第2旋回軸14回りに回転駆動するためのモータ13aを備えており、第2アーム12の向きを任意の角度に変更することができる。
第1アーム11と第2アーム12にはそれぞれ、カウンターウェイト15,16が設けられている。第1アーム11のカウンターウェイト15は、第1旋回装置9に対して、第1アームの先端反対側に設けられており、図2に示すようにブーム部材3全体が左右方向に回動した場合の旋回台2に加わる横方向のモーメントを軽減する。なお、カウンターウェイト15,16は、図示しない駆動装置により、第1アーム及び第2アームの端部から伸縮可能な支持部材により設けられているため、アーム端からの位置を変更可能である。これにより、第1アーム及び第2アームの向きに応じて、その位置を調整することができる。
第2アーム12のカウンターウェイト16は、第2旋回装置13に対して、第2アームの先端反対側に設けられており、図2に示すように第2アーム12が左右方向に回動した場合の第1アーム11に加わる横捻れ方向のモーメントを軽減する。
第2アーム12の先端には、水平方向に延びるノズル回転軸18の回りに吐出配管5を上下移動させるための第3旋回装置17が設けられている。第3旋回装置17は水平方向に伸びるノズル回転軸18が設けられており、内部にコンクリート給送配管4が連通する。コンクリート給送配管4は、ノズル回転軸18の回転中心と一致するように水平方向に貫通するように第3旋回装置17内を連通し、後述するように第3継手部材24によりノズル回転軸18の回転に応じて自由に角度を調整できるようになっている。
第3旋回装置17はノズル回転軸18を回転駆動させるための駆動装置19を備えている。駆動装置19は、本実施形態では、伸縮可能なシリンダ19aを備えており、シリンダ19aを伸縮することで、吐出配管5に設けられた駆動レバー19bを操作し、吐出配管5をノズル回転軸18回りに上下方向に回転駆動させる。
吐出配管5は、第3旋回装置17に連結する給送管支持アーム20と給送管支持アーム20に支持される吐出部21とを有している。給送管支持アーム20は、第3旋回装置17の回転駆動により上下方向に回転駆動する。吐出部21は、コンクリート給送配管4の先端に設けられており、先端から給送されたコンクリートを吐出する。
コンクリート給送配管4は、図示しないコンクリート給送ポンプから送られたコンクリートを吐出配管5のノズル部21に給送する。コンクリート給送配管4は、コンクリート給送ポンプから旋回台2の下側より鉛直方向上向きに屈曲され、第1旋回装置9内を鉛直方向上向きに通過する。第1旋回装置9内では、第1継手部材22により、第1旋回軸10回りに回転可能である。第1旋回装置9の上方では、第1アーム11に沿うように水平方向に屈曲され、第1アーム11に支持されて第1アーム11の先端側に伸びる。
第1アーム11の先端に設けられている第2旋回装置13へは、コンクリート給送配管4は下向きに屈曲し、第2旋回装置13内を鉛直方向下向きに通過する。第2旋回装置13内では、第2継手部材23より、第2旋回軸14回りに回転可能である。第2旋回装置13の下方では、第2アーム12に沿うように水平方向に屈曲され、第2アーム12に沿って第2アーム12の先端側に伸びる。
コンクリート給送配管4は、図2に示すように、第2アーム12に沿って第2アームの側方に伸び、先端側で第2アームの延在方向に直交するように水平方向に屈曲し、第3旋回装置17内を水平方向に通過する。第3旋回装置17内では、第3継手部材24により、ノズル回転軸18回りに回転可能である。第3旋回装置17の側方では、給送管支持アーム20に沿うように給送管支持アーム20の延在方向に屈曲され、給送管支持アーム20に支持されて給送管支持アーム20の先端側に伸びる。
上記の通り、コンクリート給送配管4の先端には、吐出部21が設けられている。吐出部は、第3旋回装置17により上下に移動可能であるので、吐出部21からの吐出位置をコンクリートの打設位置の近くに配置させることができる。これにより、高い位置からコンクリートを吐出することによるコンクリートの分離の問題を防止することができる。
上記のように、本実施形態にかかるブーム部材3は、第1旋回装置9及び第2旋回装置13によりそれぞれ水平方向に旋回することができる。
具体的には図3に示すように、第1旋回装置9を駆動させて、ブーム部材3を符号90,91に示すように左右に移動させることにより、ブーム部材3が直線状に伸びた状態では、吐出配管5の先端が二点鎖線80に示す範囲内で第1旋回装置9を中心とする円弧状に移動する。
一方、第2旋回装置13を駆動させることにより、吐出配管の先端が二点鎖線81に示す範囲内で第2旋回装置13を中心とする円弧状に移動する。
第1旋回装置9と第2旋回装置13は、それぞれが独立して駆動するので、第1旋回装置9が符号90,91に示すように左右に移動した場合、第2アーム12の回転中心である第2旋回装置13は、二点鎖線82に示す軌跡で移動する。また、当該軌跡上で独立して第2旋回装置13が旋回することで、二点鎖線83,84に示す軌跡に沿って吐出配管5の先端を移動させることができる。よって、本実施形態のコンクリートディストリビュータは、吐出配管5を配置させることができる領域を広い範囲とすることができる。
また、本実施形態のコンクリートディストリビュータは、ブーム部材3が水平方向にのみ旋回するように構成されているため、図4に示すように、旋回台2の近傍に吐出配管5を配置した場合であっても、ブーム部材5が高い位置へ持ち上げられることがなく、トンネルなどの低空頭の領域において、コンクリートの打ち込み作業の手間を軽減することができる。
なお、第1旋回装置9と第2旋回装置13により、第1アーム11及び第2アーム12が左右に振れた場合、旋回台2や第1アーム11に横方向のモーメントが加わるが、当該横方向のモーメントについては、第1アーム11及び第2アーム12に設けられているカウンターウェイト15,16により、釣り合いが取られるため、当該モーメントの影響を小さくすることができる。よって、水平方向に旋回するブーム部材5によっても、コンクリートディストリビュータ1の設置の安定性を確保することができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態にかかるコンクリートディストリビュータの全体構成を示す平面図である。図6は、図5のコンクリートディストリビュータの側面図である。
本実施形態に係るコンクリートディストリビュータ31は、図6に示すように、トンネルなどの低空頭の作業領域において作業用桟橋110の長手方向に移動可能に取り付けられて使用される。作業領域の一例としてのトンネル100は、図3に示すトンネルと同様であるが、コンクリートのうち込み作業において、桟橋110を設置し、桟橋110が設けられている範囲内においてコンクリートの打ち込み作業を行う。
作業用桟橋110は、図7に示すように、両端に乗り上がり台111が設けられ、中間位置に覆工板112を有する数十メートルの長さを有する桟橋である。乗り上がり台11は、設置面に対し、傾斜した斜面に構成されており、工事車両などを接地面に対し上方に配置された覆工板112上に導入するためのものである。覆工板112はメッシュ又は金属板の敷板113を有しており、敷板の左右両側に手摺114が設けられている。
図1,図2に示すように、本実施形態にかかるコンクリートディストリビュータ31は、旋回台32と、ブーム部材33と、コンクリート給送配管34と、吐出配管35とを備えている。
旋回台32は、作業用桟橋110の覆工板112の手摺114の外側部分に載置固定され、ブーム部材33を支持する部材である。旋回台32は、手摺114を上下方向から挟むことによって手摺114に固定するクランプ部36とクランプ部36の下方に位置し、ブーム部材33を支持する旋回部37とを備えている。
クランプ部36には、図示しない駆動手段が設けられており、手摺114に沿って手摺114の長手方向に移動可能となっている。また、旋回部37は、ブーム部材33を支持する第1旋回装置39が設けられている。
第1旋回装置39は鉛直方向に伸びる第1旋回軸40回りに回動可能であり、内部にコンクリート給送配管34が連通する。コンクリート給送配管34は、第1旋回軸40の回転中心と一致するように鉛直方向に貫通するように第1旋回装置39内を連通し、後述するように第1継手部材42により第1旋回軸40の回転に応じて自由に角度を調整できるようになっている。
第1旋回装置39は、作業用桟橋110の覆工板112よりも下側に位置するように配置されている。これにより、後述するブーム部材33を作業用桟橋110の下側に旋回させることができる。
ブーム部材33は、第1旋回装置39に固定された第1アーム41と第1アーム41の先端に回動可能に設けられた第2アーム42とを備えている。第2アーム42は、第1アームの先端に設けられた第2旋回装置43によって、第1アームの下側に配置されており、第2旋回装置43によって第1アーム41に対して回動可能となっている。
第2旋回装置43は鉛直方向に伸びる前記第2旋回軸44が設けられており、内部にコンクリート給送配管34が連通する。コンクリート給送配管34は、第2旋回軸44の回転中心と一致するように鉛直方向に貫通するように第2旋回装置39内を連通し、後述するように第2継手部材53により第2旋回軸44の回転に応じて自由に角度を調整できるようになっている。
第1アーム41と第2アーム42は鉛直方向に伸びる前記第2旋回装置43によって回動可能に連結されているため、互いに平行に配置されて、水平面内で回動自在である。
第2旋回装置43は第2旋回軸44を回転駆動させるためのモータ43aを備えており、第2アーム42の向きを任意の角度に変更することができる。
第2アーム42にはカウンターウェイト46が設けられている。第2アーム42のカウンターウェイト46は、第2旋回装置43に対して、第2アームの先端反対側に設けられており、図6に示すように第2アーム42が左右方向に回動した場合の第1アーム41に加わる横方向のモーメントを軽減する。
第2アーム42の先端には、水平方向に延びるノズル回転軸48の回りに吐出配管35を上下移動させるための第3旋回装置47が設けられている。第3旋回装置47は水平方向に伸びるノズル回転軸48が設けられており、内部にコンクリート給送配管34が連通する。コンクリート給送配管34は、ノズル回転軸48の回転中心と一致するように水平方向に貫通するように第3旋回装置47内を連通し、後述するように第3継手部材54によりノズル回転軸48の回転に応じて自由に角度を調整できるようになっている。
第3旋回装置47はノズル回転軸48を回転駆動させるための駆動装置49を備えている。駆動装置49は、本実施形態では、伸縮可能なシリンダ49aを備えており、シリンダ49aを伸縮することで、吐出配管35に設けられた駆動レバー49bを操作し、吐出配管35をノズル回転軸48回りに上下方向に回転駆動させる。
吐出配管35は、第3旋回装置47に連結する給送管支持アーム50と給送管支持アーム50に支持される吐出部51とを有している。給送管支持アーム50は、第3旋回装置47の回転駆動により矢印95に示すように、上下方向に回転駆動する。吐出部21は、コンクリート給送配管4の先端に設けられており、先端から給送されたコンクリートを吐出する。
コンクリート給送配管34は、図8に示すコンクリート給送ポンプ88から送られたコンクリートを吐出配管35のノズル部51に給送する。コンクリート給送配管34は、コンクリート給送ポンプから手摺114に沿って旋回台32まで延び旋回台32の上方より鉛直方向下向きに第1旋回装置39内を通過する。第1旋回装置39内では、第1継手部材52により、第1旋回軸40回りに回転可能である。第1旋回装置39の下方では、第1アーム41に沿うように水平方向に屈曲され、第1アーム41に支持されて第1アーム41の先端側に伸びる。
第1アーム41の先端に設けられている第2旋回装置43へは、コンクリート給送配管34は下向きに屈曲し、第2旋回装置43内を鉛直方向下向きに通過する。第2旋回装置43内では、第2継手部材53より、第2旋回軸44回りに回転可能である。第2旋回装置43の下方では、第2アーム42に沿うように水平方向に屈曲され、第2アーム42に沿って第2アーム42の先端側に伸びる。
コンクリート給送配管34は、図5に示すように、第2アーム42に沿って第2アームの側方に伸び、先端側で第2アーム42の延在方向に直交するように水平方向に屈曲し、第3旋回装置47内を水平方向に通過する。第3旋回装置47内では、第3継手部材54により、ノズル回転軸48回りに回転可能である。第3旋回装置47の側方では、給送管支持アーム50に沿うように給送管支持アーム50の延在方向に屈曲され、給送管支持アーム50に支持されて給送管支持アーム50の先端側に伸びる。
上記の通り、コンクリート給送配管34の先端には、吐出部51が設けられている。吐出部は、第3旋回装置47により矢印95に示すように、上下に移動可能であるので、吐出部51からの吐出位置をコンクリートの打設位置の近くに配置させることができる。これにより、高い位置からコンクリートを吐出することによるコンクリートの分離の問題を防止することができる。
上記のように、本実施形態にかかるブーム部材3は、第1旋回装置39及び第2旋回装置43によりそれぞれ水平方向に旋回することができる。また、旋回台32は、図8の矢印93,94に示すように、手摺114に沿って、手摺114の延在方向に移動可能となっている。
本実施形態にかかるコンクリートディストリビュータは、第1旋回装置39を駆動させて、ブーム部材33を符号92に示すように左右に移動させることにより、ブーム部材33が直線状に伸びた状態では、吐出配管35の先端が二点鎖線85に示す範囲内で第1旋回装置39を中心とする円弧状に移動する。なお、上述のように、第1旋回装置39は、作業用桟橋110の覆工板112よりも下側に位置するように設けられているため、ブーム部材33は、桟橋110の下側にも旋回することが可能となっている。
また、第1実施形態にかかるコンクリートディストリビュータと同様に、第2旋回装置43を駆動させることにより、吐出配管の先端が第2旋回装置13を中心とする円弧状に移動する。
第1旋回装置9と第2旋回装置13は、それぞれが独立して駆動するので、第1旋回装置39及び第2旋回装置43の旋回角度を調整することで、二点鎖線85の内側の任意の領域に吐出配管35の先端を配置することができる。よって、本実施形態のコンクリートディストリビュータは、吐出配管35を配置させることができる領域を広い範囲とすることができる。
また、旋回台32は、上記のように手摺114に沿って手摺114の延在方向に移動可能となっているため、旋回台を移動させることで、図5に示す二点鎖線86の領域に吐出配管を配置させることができる。
なお、旋回台32の左右方向の移動による旋回台32とコンクリート給送ポンプ88との距離の変化に伴い、コンクリート給送配管34は、上下方向に屈曲することでその水平方向成分の距離を変化させることができる。具体的には図8に示すように、手摺の近位側端部と旋回台32において継手部材55a,55bを設け、コンクリート給送配管34の中間部位に継手部材56を設ける。これらの継手部材55a,55b,56はいずれも水平方向の回転軸回りに回転可能に構成されており、旋回台32の位置に応じて、屈曲又は伸張して水平方向成分の距離を変更することができる。
また、本実施形態のコンクリートディストリビュータは、ブーム部材33が水平方向にのみ旋回するように構成されているため、第1実施形態と同様に、吐出配管35の配置位置外ずれの位置においても、ブーム部材35が高い位置へ持ち上げられることがなく、トンネルなどの低空頭の領域において、コンクリートの打ち込み作業の手間を軽減することができる。
なお、第2旋回装置43により、第2アーム42が左右に振れた場合、旋回台32や第1アーム41に横方向のモーメントが加わるが、当該横方向のモーメントについては、第2アーム42に設けられているカウンターウェイト46により、釣り合いが取られるため、当該モーメントの影響を小さくすることができる。
(第3実施形態)
図9は、本発明の第3実施形態にかかるコンクリートディストリビュータの全体構成を示す側面図である。図9に示すように、本実施形態にかかるコンクリートディストリビュータ1aは、第1実施形態にかかるコンクリートディストリビュータ1とブーム部材3の構成を除き、共通する構造を有する。
ブーム部材3aは、第1旋回装置9に固定された第1アーム11と第1アーム11の先端に位置する2つの第2アーム12-1及び12−2とを備えている。本実施形態は、第1アーム11の長さ寸法を短くし、第2アームによる横捻れ方向のモーメントの影響を小さくすると共に、第2アームを折り畳み構造にすることによって、第1アームの長さの影響を小さくするために構成されたものである。
第2アーム12−1,12−2は、第1アームの先端に設けられた第2旋回装置13−1及び2つの第2アーム12−1,12−2の間に設けられる第2旋回装置13−2によって、第1アームの下側に配置されており、第2旋回装置13−1及び2つの第2アーム12−1,12−2の間に設けられる第2旋回装置13−2によって第1アーム11に対して回動可能となっている。
第2旋回装置13−1,13−2は鉛直方向に伸びる前記第2旋回軸14−1,14−2を中心として回動可能であり、内部にコンクリート給送配管4が連通する。コンクリート給送配管4は、第2旋回軸14−1,14−2の回転中心と一致するように鉛直方向に貫通するように第2旋回装置9内を連通し、後述するように第2継手部材23−1,23−2により第2旋回軸14−1,14−2の回転に応じて自由に角度を調整できるようになっている。
本実施形態にかかるコンクリートディストリビュータ1aによれば、第2アームを折り畳み構造にすることにより、第1アームを短く構成することが可能であり、第2アームの回動時に第1アームに加わる横方向の捻れモーメントの影響を小さくすrことができる。
以上説明したように、本実施形態にかかるコンクリートディストリビュータによれば、ブーム部材が水平方向にのみ旋回するように構成されているため、吐出配管を任意の位置に配置した場合であっても、ブーム部材が高い位置へ持ち上げられることがなく、トンネルなどの低空頭の領域において、コンクリートの打ち込み作業の手間を軽減することができる。また、ブーム部材に設けられているカウンターウェイトによって、横方向にブーム部材を旋回させた場合でも、横方向のモーメントを相殺して小さくすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
1,1a,31 コンクリートディストリビュータ
2,32 旋回台
3,33 ブーム部材
4,34 コンクリート給送配管
5,35 吐出配管
6 台本体
7 車輪
8 アウトリガー
9,39 第1旋回装置
9a モータ
10,40 第1旋回軸
11,41 第1アーム
12,12−1,12−2,42 第2アーム
13,13−1,13−2,43 第2旋回装置
13a,13a−1,13a−2 モータ
14,14−1,14−244 第2旋回軸
15,16,16−1,16−2,46 カウンターウェイト
17,47 第3旋回装置
18,48 ノズル回転軸
19,49 駆動装置
19a,49a シリンダ
19b,49b 駆動レバー
20,50 給送管支持アーム
21,51 吐出部
22,52 第1継手部材
23,23−1,23−2,53 第2継手部材
24,54 第3継手部材
36 クランプ部
37 旋回部
55a,55b,56 継手部材
100 トンネル
101 道路中心
102 インバートコンクリート
103a,103b 吹き付けコンクリート
104 覆工コンクリート
105a,105b 排水管
110 作業用桟橋
111 乗り上がり台
112 覆工板
113 敷板
114 手摺

Claims (7)

  1. 鉛直方向に伸びる第1旋回軸周りに回動自在な第1旋回装置を有する旋回台と、
    一端が前記第1旋回装置に支持され、第2旋回軸の周りに回動自在な第2旋回装置により水平面内で互いに回動自在に配置された複数のアームを有し、鉛直方向に伸びる前記第2旋回軸によって前記複数のアームが互いに平行に連結されているブーム部材と、
    前記第1旋回軸及び前記第2旋回軸の回転中心と一致する回転中心を有する継手部材を有し、前記ブーム部材に支持されたコンクリート給送配管と、
    前記コンクリート給送配管の先端に連通し、水平方向に伸びるノズル回転軸を中心として鉛直面内で上下方向に移動可能に構成されている吐出配管と、
    を備えることを特徴とする、コンクリートディストリビュータ。
  2. 前記ブーム部材のアームは、
    前記旋回台に略水平方向に支持された第1アームと、
    第2旋回軸の周りに前記第1アームに対して水平面内で回動自在に設けられた第2アームと、で構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のコンクリートディストリビュータ。
  3. 前記第2アームは、前記第2旋回軸に対して前記吐出配管に対向する端部側にカウンターウェイトを備えることを特徴とする、請求項2に記載のコンクリートディストリビュータ。
  4. 前記吐出配管は、前記ブーム部材の他端に設けられ、前記ノズル回転軸と回転中心が一致するノズル継手部材を介して前記コンクリート給送配管に連通することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1つに記載のコンクリートディストリビュータ。
  5. 前記ブーム部材は、前記第1アームと、少なくとも2本の第2アームを備え、前記それぞれの第2アームが前記第2旋回装置により長さ方向に配列されるように連結することを特徴とする、請求項2に記載のコンクリートディストリビュータ。
  6. 前記旋回台は、自走車両に搭載されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1つに記載のコンクリートディストリビュータ。
  7. 前記旋回台は、桟橋の長手方向に沿って移動可能に前記桟橋に設けられていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1つに記載のコンクリートディストリビュータ。
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