JP2019098335A - スプレーガン用ヘッド装置、並びにそれを用いた皮膜の形成装置及び形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】塗料に促進剤などの液体を配合することが可能なスプレーガン用ヘッド装置、並びにそれを用いた皮膜の形成装置及び形成方法を提供する。【解決手段】塗料(P)を吐出するスプレーガンの吐出口先端に取り付け可能なヘッド本体と、前記ヘッド本体内に形成された、前記塗料(P)が通過する流路(CP)と、前記ヘッド本体内に形成された、前記塗料(P)に混合するための液体(L)が通過する流路(CL)と、前記液体(L)を前記ヘッド本体の前記流路(CL)に供給する液体供給ラインと、前記液体供給ラインの途中にエア(A1)を供給する液体混合用エア供給ラインとを有するスプレーガン用ヘッド装置を用いる。【選択図】図1
Description
本発明は、塗料に促進剤などの液体を配合することが可能なスプレーガン用ヘッド装置、並びにそれを用いた皮膜の形成装置及び形成方法に関する。
建物の屋根、外壁、屋上・ベランダなどの防水加工には、例えば、二液型ウレタン系防水塗料が用いられる。二液型ウレタン系防水塗料は、使用時に2種類の液体を混合・攪拌する必要があることから、混合に手間がかかるだけでなく、液体の配合ミスや攪拌不良による品質低下が起きる場合があり、また混合後はすぐに塗工する必要もある。また、使用時に液体を混合・攪拌する必要のない一液型ウレタン系防水塗料も知られている。一液型ウレタン系防水塗料を用いれば、液体を混合・攪拌する工程を省くことができるので作業効率が向上する。さらに、液体の配合ミスや攪拌不良による品質低下の心配がなく、また開栓後も比較的長い期間使用することができるものが多い。
一方、塗料の皮膜の形成は、刷毛、ローラー、こて刷毛などを用いて手作業で行うのが一般的である。ただし、特に、建物の屋根、外壁、屋上・ベランダなどに対して大面積の塗工を行う場合には、手作業では効率が著しく低いことから、エアガンやエアレスガンを用いて塗料を吹き付けることで皮膜を形成する方法が採られている。特許文献1には、塗料の貯留された塗料タンクと塗料を噴射するノズルとを繋ぐ塗料供給経路に低圧ポンプ及び高圧ポンプを配置し、前記低圧ポンプにより前記塗料タンク内の塗料を前記塗料供給経路の下流側へ送出し、その塗料を前記高圧ポンプで増圧した後に前記ノズルに供給し、同ノズルのオリフィスから噴射させるようにしたエアレス塗装装置であって、前記ノズルとして、前記塗料をチャンバで旋回させ、前記オリフィスから噴射させるものが用いられ、前記塗料供給経路の前記ノズルよりも上流側近傍に前記高圧ポンプが配置されていることを特徴とするエアレス塗装装置が記載されている(特許文献1参照)。
一液型の塗料は、前述のように、開栓後も比較的長い期間使用することができるものの、塗料の皮膜を形成した後の硬化に時間がかかる。特に屋外の屋根、外壁、屋上・ベランダなどを防水加工では、例えば、形成した皮膜が硬化する前に雨などが降ってしまうと皮膜の形成をやり直す必要があった。皮膜の硬化を速める促進剤もあるが、一液型の塗料に促進剤を混合してしまうと混合後はすぐに塗工する必要があり、結局は一液型のメリットを享受できないという問題があった。
そこで、本発明は、塗料に促進剤などの液体を配合することが可能なスプレーガン用ヘッド装置、並びにそれを用いた皮膜の形成装置及び形成方法を提供することを目的とする。
本発明は、
塗料(P)を吐出するスプレーガンの吐出口先端に取り付け可能なヘッド本体と、
前記ヘッド本体内に形成された、前記塗料(P)が通過する流路(CP)と、
前記ヘッド本体内に形成された、前記塗料(P)に混合するための液体(L)が通過する流路(CL)と、
前記液体(L)を前記ヘッド本体の前記流路(CL)に供給する液体供給ラインと、前記液体供給ラインの途中にエア(A1)を供給する液体混合用エア供給ラインとを有するスプレーガン用ヘッド装置である。
塗料(P)を吐出するスプレーガンの吐出口先端に取り付け可能なヘッド本体と、
前記ヘッド本体内に形成された、前記塗料(P)が通過する流路(CP)と、
前記ヘッド本体内に形成された、前記塗料(P)に混合するための液体(L)が通過する流路(CL)と、
前記液体(L)を前記ヘッド本体の前記流路(CL)に供給する液体供給ラインと、前記液体供給ラインの途中にエア(A1)を供給する液体混合用エア供給ラインとを有するスプレーガン用ヘッド装置である。
本発明は、
塗料(P)をスプレー状に吐出するスプレーガンと、
前記スプレーガン用ヘッド装置と
を有し、
前記スプレーガンの吐出口先端に、前記スプレーガン用ヘッド装置の前記ヘッド本体が取り付けられている
皮膜の形成装置である。
塗料(P)をスプレー状に吐出するスプレーガンと、
前記スプレーガン用ヘッド装置と
を有し、
前記スプレーガンの吐出口先端に、前記スプレーガン用ヘッド装置の前記ヘッド本体が取り付けられている
皮膜の形成装置である。
本発明は、前記の皮膜の形成装置を用いて、塗料(P)により対象物の表面に皮膜を形成する方法であって、
前記スプレーガンから前記塗料(P)をスプレー状に吐出して、前記ヘッド本体内に形成された流路(CP)を通過させる工程と、
前記液体(L)に前記エア(A1)を混合する工程と、
前記エア(A1)が混合された前記液体(L)を、前記ヘッド本体内に形成された流路(CL)を通過させ、スプレー状に吐出された前記塗料(P)に混合する工程と
を有する皮膜の形成方法である。
前記スプレーガンから前記塗料(P)をスプレー状に吐出して、前記ヘッド本体内に形成された流路(CP)を通過させる工程と、
前記液体(L)に前記エア(A1)を混合する工程と、
前記エア(A1)が混合された前記液体(L)を、前記ヘッド本体内に形成された流路(CL)を通過させ、スプレー状に吐出された前記塗料(P)に混合する工程と
を有する皮膜の形成方法である。
本発明によれば、塗料に促進剤などの液体を配合することが可能なスプレーガン用ヘッド装置、並びにそれを用いた皮膜の形成装置及び形成方法を提供することができる。
<スプレーガン用ヘッド装置>
本発明に係るスプレーガン用ヘッド装置は、塗料(P)を吐出するスプレーガンの吐出口先端に取り付け可能なヘッド本体を有するものであり、そのヘッド本体には、塗料(P)が通過する流路(CP)と、塗料(P)に混合するための液体(L)が通過する流路(CL)が形成されている。スプレーガンとしては、塗料(P)をスプレー状に吐出可能なものであればよく、例えばエアガンやエアレスガンを用いることができるが、エアレスガンを用いることが好ましい。
本発明に係るスプレーガン用ヘッド装置は、塗料(P)を吐出するスプレーガンの吐出口先端に取り付け可能なヘッド本体を有するものであり、そのヘッド本体には、塗料(P)が通過する流路(CP)と、塗料(P)に混合するための液体(L)が通過する流路(CL)が形成されている。スプレーガンとしては、塗料(P)をスプレー状に吐出可能なものであればよく、例えばエアガンやエアレスガンを用いることができるが、エアレスガンを用いることが好ましい。
塗料(P)としては、保護塗料、遮熱塗料、耐熱塗料、防水塗料、撥水塗料、防錆塗料、蛍光塗料、蓄光塗料、発光塗料、下塗り塗料などが挙げられ、その材質(主成分)としては、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル樹脂などが挙げられる。本発明に係るスプレーガン用ヘッド装置は、例えば、建物の屋根、外壁、屋上・ベランダなどに、一液型ウレタン系防水塗料の皮膜を形成する際に使用するスプレーガンの先端に取り付けるためのヘッド装置として好適である。
本発明の一実施形態に係るスプレーガン用ヘッド装置を、図1(正面から見た模式図)、図2(図1のA−A断面図)、及び図3(図1のB−B断面図)に示す。図1〜3に示すスプレーガン用ヘッド装置において、ヘッド本体1は、先端ノズル10と、先端ノズル10の背面側から先端ノズル10に接続された接続コネクタ20と、先端ノズル10の前面側から先端ノズル10の内部に配置されたプラスノズル30とで構成されている。接続コネクタ20の背面にはスプレーガンが接続可能である。プラスノズル30は、外部から挿入するチップ(不図示)により先端ノズル10の内部に固定され、そのチップの形状により塗料(P)の吹出量やパターンが調整される。
ヘッド本体1内には、塗料(P)が通過する流路(CP)が形成されている。図1〜3に示すスプレーガン用ヘッド装置においては、接続コネクタ20の背面に接続されたスプレーガン(エアレスガン50)から導入された塗料(P)は、接続コネクタ20に形成された流路(CP)21、プラスノズル30に形成された流路(CP)31、及び先端ノズル10に形成された流路(CP)11を通過して外部に吐出される(図2〜3のa)。各流路(CP)の径は適宜設定することができるが、例えば、流路(CP)21及び流路(CP)31の径を0.5〜3mmφ程度とし、流路(CP)11の径を5〜20mmφ程度とすることができる。この場合、流路(CP)21及び流路(CP)31を通過した塗料(P)が流路(CP)11の内部で霧状になり、その塗料(P)が円錐状に広がるように外部に放出される。
また、ヘッド本体1内には、塗料(P)に混合するための液体(L)が通過する流路(CL)が形成されており、そこには液体(L)を流路(CL)に供給する液体供給ラインが接続されている。図1〜3に示すスプレーガン用ヘッド装置においては、接続コネクタ20に接続された液体供給ライン41から導入された液体(L)が、接続コネクタ20に形成された流路(CL)22及び先端ノズル10に形成された流路(CL)12を通過して、先端ノズル10の流路(CP)11を通過する塗料(P)に向かって側方から吐出される構造になっている(図2のb)。各流路(CL)の径は適宜設定することができるが、例えば、流路(CL)12及び流路(CL)22の径を0.5〜3mmφ程度とすることができる。
こうすることで、流路(CP)11を通過する塗料(P)に液体(L)を配合することが可能となることから、塗料(P)のタンクに液体(L)を混合する方法に比べ手間が省け、また実際に吐出した塗料(P)にのみ液体(L)を配合できることから、残余の塗料(P)が無駄にならなくて済む。なお、液体(L)の具体例としては、塗料(P)の促進剤、着色剤などが挙げられる。
ここで、ヘッド本体1内に液体(L)を供給する液体供給ライン41の途中には、エア(A1)を供給する液体混合用エア供給ライン42が接続されている。すなわち、液体供給ライン41を通過する液体(L)にエア(A1)を混合することが可能な構造になっている。こうすることで、エア(A1)が混合された流体(L)が流路(CL)12から流路(CP)11の内部に向かって霧状に放出され、流路(CP)11の内部で霧状になって通過している塗料(P)に混合されやすくなる。また、流路(CL)22及び流路(CL)12の内部で液体(L)による目詰まりが発生することを防止できる。
さらに、ヘッド本体1内には、エアカーテンを形成するためのエア(A2)が通過する流路(CA)が形成され、そこにはエア(A2)を流路(CA)に供給するエアカーテン用エア供給ラインが接続されていることが好ましい。図1〜3に示すスプレーガン用ヘッド装置においては、接続コネクタ20に接続されたエアカーテン用エア供給ライン43から導入されたエア(A2)が、接続コネクタ20に形成された流路(CA)23及び先端ノズル10に形成された流路(CA)13を通過して、先端ノズル10の先端から外向きに吐出される(図3のc)。各流路(CA)の径は適宜設定することができるが、例えば、流路(CA)13及び流路(CA)23の径を0.5〜3mmφ程度とすることができる。
こうすることで、先端ノズル10の先にエアカーテンを形成することができ、エアカーテンにより塗料(P)の飛散を防止することができる。なお、先端ノズル10の先に形成された流路(CA)13の出口(吐出口)からは、エア(A2)がらせん状に吹き出され、先端ノズル10の先端から外部に向かって吹き出される塗料(P)を全体的に包み込めることが好ましい。
このとき、液体混合用エア供給ライン42に供給するエア(A1)と、エアカーテン用エア供給ライン43に供給するエア(A2)を共通にすることもできる。すなわち、エア(A)を供給するエア供給ライン44と、エア(A)を液体混合用エア供給ライン42とエアカーテン用エア供給ライン43に分配するエア分配器34とを有する構成とすることができる。こうすることで、1つのエア供給装置から、液体(L)に混合するためのエア(A1)及びエアカーテンを形成するためのエア(A2)の両方を供給することができ、簡便な装置となる。エア分配器34による分配率は適宜設定することができるが、例えばエア(A1)/エア(A2)=30〜70/70〜30とすることができ、エア(A1)/エア(A2)=50/50とすることが好ましい。
以上のような構成を有するスプレーガン用ヘッド装置をスプレーガンにセットすることで、塗料(P)に促進剤などの液体(L)を配合することが可能となる。
<皮膜の形成装置及び形成方法>
本発明に係る皮膜の形成装置及び形成方法は、塗料(P)を対象物の表面に吹き付けることで、その対象物の表面に皮膜を形成する装置及び方法である。対象物としては、屋根、外壁、室内壁・天井、浴室、床、道路、屋上・ベランダなどが挙げられ、その材質としては、木、プラスチック、金属、アスファルト、ガラスなどが挙げられる。対象物の表面に皮膜を形成する塗料(P)としては、保護塗料、遮熱塗料、耐熱塗料、防水塗料、撥水塗料、防錆塗料、蛍光塗料、蓄光塗料、発光塗料、下塗り塗料などが挙げられ、その材質(主成分)としては、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル樹脂などが挙げられる。本発明に係る皮膜の形成装置及び形成方法は、例えば、建物の屋根、外壁、屋上・ベランダなどに、一液型ウレタン系防水塗料の皮膜を形成するためとして好適である。
本発明に係る皮膜の形成装置及び形成方法は、塗料(P)を対象物の表面に吹き付けることで、その対象物の表面に皮膜を形成する装置及び方法である。対象物としては、屋根、外壁、室内壁・天井、浴室、床、道路、屋上・ベランダなどが挙げられ、その材質としては、木、プラスチック、金属、アスファルト、ガラスなどが挙げられる。対象物の表面に皮膜を形成する塗料(P)としては、保護塗料、遮熱塗料、耐熱塗料、防水塗料、撥水塗料、防錆塗料、蛍光塗料、蓄光塗料、発光塗料、下塗り塗料などが挙げられ、その材質(主成分)としては、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル樹脂などが挙げられる。本発明に係る皮膜の形成装置及び形成方法は、例えば、建物の屋根、外壁、屋上・ベランダなどに、一液型ウレタン系防水塗料の皮膜を形成するためとして好適である。
本発明に係る皮膜の形成装置及び形成方法では、25℃における粘度が2Pa・s以上という高粘度の塗料を用いることもできる。このような高粘度の塗料をエアガンやエアレスガンなどで塗工すれば作業効率は高まるものの、動作圧力の高いポンプを用いる必要があり、そうなると塗料の飛び散りが多くなり、また高粘度の塗料であるがゆえに皮膜に泡(ピンホール)やテールが発生してしまう課題があった。それに対し、本発明に係る皮膜の形成装置及び形成方法であれば、高粘度の塗料を用いた場合でも高効率で高品質な(泡やテールが少ない)被膜を形成することが可能となる。塗料の25℃における粘度は、3〜200Pa・sでもよく、4〜100Pa・sでもよく、5〜40Pa・sでもよい。
本発明の一実施形態に係る皮膜の形成装置の構成を図4に示す。図4に示す皮膜の形成装置では、前述のスプレーガン用ヘッド装置に、スプレーガンとしてのエアレスガン50、ポンプ51、塗料吸込キット52、及びエアレス管53が接続されている。
エアレスガン50は、その構成例を図5に示すように、エアレス管53から導入される塗料(P)を、小さな穴が形成された吹出部50aから吹き出すことが可能なものであり、通常、作業者はグリップ50bを握りながら引金50cを引くことで吹出部50aから塗料(P)を吹き出させることができる。なお、スプレーガン用ヘッド装置を取り付けるスプレーガンは、塗料(P)をスプレー状に吐出できるものであればよく、エアレスガンに限らず、例えばエアガンでも構わない。
塗料(P)55は、吸込口52aを有する塗料吸込キット52からポンプ51の力で吸い込まれ、加圧された状態でエアレス管53を通じてエアレスガン50に導入される。ここで、ポンプ51は、動作圧力(最大吐出圧力)が20MPa以上のものを使用することが好ましい。こうすることで、高粘度の塗料を用いた場合でも、エアレスガン50の吹出部50aから塗料を吹き出すことが可能となる。ポンプ51の動作圧力は、25〜50MPaであることがより好ましい。塗料吸込キット52はホッパーから塗料を供給する方式のものでもよいが、高粘度の塗料を用いることから、図4に示すように、ドラム缶や一斗缶などの塗料容器54から塗料(P)55を直接吸い上げる方式のものが好ましい。
本発明では、図4〜5に示すように、エアレスガン50の吹出部50aに、前述のスプレーガン用ヘッド装置のヘッド本体1が設置されている。ヘッド本体1は、エアレスガン50から吹き出された塗料(P)を再霧化させ、その塗料(P)に液体(L)を混合することができる。さらに、エアカーテンを形成可能な前述のスプレーガン用ヘッド装置であれば、エアカーテンで塗料(P)を包み込むことで塗料(P)の飛散を防止することもできる。
より具体的には、コンプレッサー3及びエア供給ポンプ2によりエア供給ライン44の内部に吸い込まれたエア(A)は、エア分配器45により液体混合用エア供給ライン42のエア(A1)とエアカーテン用エア供給ライン43のエア(A2)に分配される。液体混合用エア供給ライン42のエア(A1)は液体供給ライン41に供給され、エアカーテン用エア供給ライン43のエア(A2)はヘッド本体1に供給される。液体(L)は、液体容器5からポンプ4により液体供給ライン41の内部に吸い込まれ、液体混合用エア供給ライン42から供給されたエア(A1)と混合されて、ヘッド本体1に導入される。
上記のような構成を有する皮膜の形成装置を用いることで、塗料(P)により対象物の表面に皮膜を形成することができる。より具体的には、スプレーガンとしてのエアレスガン50から塗料(P)をスプレー状に吐出して、ヘッド本体1内に形成された流路(CP)を通過させる。一方、液体(L)にエア(A1)を混合し、エア(A1)が混合された液体(L)を、ヘッド本体1内に形成された流路(CL)を通過させ、スプレー状に吐出された塗料(P)に混合する。こうすることで、塗料(P)に促進剤などの液体(L)を配合しながら皮膜を形成することが可能となる。また、エアカーテンを形成可能なスプレーガン用ヘッド装置を用い、ヘッド本体1内に形成された流路(CA)を通過させ、ヘッド本体1の先にエアカーテンを形成することで、エアカーテンで塗料(P)を包み込むことができ、塗料(P)の飛散を防止することができる。
次に、図6及び図7を用いて、本発明の他の実施形態によるスプレーガン用ヘッド装置について説明する。前述の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。図6及び7に示すスプレーガン用ヘッド装置において、ヘッド本体2は、先端ノズル10と、接続コネクタ20と、プラスノズル230と、チップ240とを備える。先端ノズル10及び接続コネクタ20の構成は前述の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
プラスノズル230は、略円筒形状を有する円筒本体231と、円筒本体231の軸方向後端部の内周に固定される円筒形状の樹脂部材232とを主に備える。円筒本体231は、フランジ231aと円筒穴231bとを主に備える。フランジ231aは、円筒本体231の軸方向後端部に円柱形状の外周面から全周に渡って径方向外側に向けて突出する。円筒穴231bは、円筒本体231の軸に対して直交方向に貫通する。樹脂部材232の内周は、円筒本体231と同軸となるように設けられ、流路232aを形成する。
プラスノズル230がヘッド本体2に取り付けられた状態について説明する。円筒本体231は先端ノズル10の内周に挿入される。フランジ231aは、先端ノズル10の一端面により接続コネクタ20に向けて押圧され、他方、樹脂部材232は、接続コネクタ20により先端ノズル10に向けて押圧される。これにより、円筒本体231が先端ノズル10及び接続コネクタ20に固定される。樹脂部材232が接続コネクタ20と密着することにより、流路21及び流路232aから塗料が外部に漏れることを防止できる。
先端ノズル10には、その軸に対して直交方向に貫通する図示されない円筒穴が外周面に開口する。この図示されない円筒穴を介して、円筒穴231bに後述するチップ240が挿入される。
チップ240は、チップ本体241とノブ241とを主に備える。チップ本体241は、円柱形状を有し、その軸方向に貫通する流路241aと、流路241aの先端に設けられる噴射孔241bと、流路241aの後端に設けられる洗浄用孔241cとを主に備える。ノブ241は、平面視T字型を有し、チップ本体241の軸方向端部に取り付けられる。使用者は、ノブ241をつまんでチップ240を回転させ、プラスノズル230の先端側に、噴射孔241bあるいは洗浄用孔241cを位置させることができる。
図6を参照すると、噴射孔241bは、一方向に延びる長円形を有する。これにより、噴射孔241bから噴射される塗料が正面視楕円形形状となる。このとき、穴13は、噴射孔241bの長手方向外側に設けられる。
図7を参照すると、洗浄用孔241cは、噴射孔241bより大きな開口面積を有する。洗浄用孔241cを用いて、塗料による流路241aの詰まりを解消できる。すなわち、使用者がノブ241を回して、プラスノズル230の先端側に洗浄用孔241cを位置させた後に塗料や溶剤を噴出させると、流路241aに詰まった塗料を洗浄用孔241cから外部に排出させて、塗料による流路241aの詰まりを解消できる。
接続コネクタ20の背面に接続されたスプレーガン(エアレスガン50)から導入された塗料(P)は、接続コネクタ20に形成された流路(CP)21、プラスノズル230に形成された流路(CP)232a、チップ本体241に形成された流路(CP)241a、及び先端ノズル10に形成された流路(CP)11を通過して外部に吐出される(図7のa)。各流路(CP)の径は適宜設定することができる。流路(CP)21から流路(CP)241aを通過した塗料(P)が流路(CP)11の内部で霧状になり、その塗料(P)が長円錐状に広がるように外部に放出される。
接続コネクタ20に接続された液体供給ライン41から導入された液体(L)が、接続コネクタ20に形成された流路(CL)22及び先端ノズル10に形成された流路(CL)12を通過して、先端ノズル10の流路(CP)11を通過する塗料(P)に向かって、液体用開口14から、すなわち吐出された塗料の側方から吐出される。
その他の構成については、前述の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態によれば、前述の実施形態と同様の効果を得る。また、チップ240を回転させることにより、チップ240における塗料の詰まりを容易に解消することができる。
なお、噴射孔241bの形状は前述の長円形に限定されず、塗料の性質や要求される吐出量等により、矩形、長方形、円形、楕円形、多角形等が適宜選択される。
いずれの実施形態においても、前述の各流路(CL)の径は、前述の値に限定されず、塗料の性質や要求される吐出量等により、適宜設定される。
また、いずれの実施形態においても、穴13の数は4つに限定されず、塗料の性質や要求される吐出量等により、適宜選択され、例えば、噴射孔241bの長手方向外側かつ両側に1つずつ設けられてもよい。
また、いずれの実施形態においても、穴13の位置は前述の位置に限定されず、塗料の性質や要求される吐出量等により、適宜選択される。
また、上記実施形態では、流路12は、先端ノズル10の内周面において、上下1つづつ、合計2つ設けるとして説明したが、流路12の位置及び数は前述のものに限定されない。すなわち、先端ノズル10の内周面において、上下2つづつ、合計4つ設けられてもよく、上に1つ、下に2つの合計3つ、又は上に2つ、下に1つの合計3つでもよく、塗料の性質や要求される吐出量等により、適宜設定されてもよい。
なお、本明細書および図中に示した各部材の大きさ、形状。及び数量は例示であって、これらの大きさ、形状。及び数量に限定されない。また、各部材の素材は例示であって、これらの素材に限定されない。
ここに付随する図面を参照して本発明の実施形態が説明されたが、記載された発明の範囲と精神から逸脱することなく、変形が各部の構造と関係に施されることは、当業者にとって自明である。
1 ヘッド本体
2 エア供給ポンプ
3 コンプレッサー
4 液体供給ポンプ
5 液体容器
10 先端ノズル
11 流路(CP)
12 流路(CL)
13 流路(CA)
20 接続コネクタ
21 流路(CP)
22 流路(CL)
23 流路(CA)
30 プラスノズル
31 流路(CP)
41 液体供給ライン
42 液体混合用エア供給ライン
43 エアカーテン用エア供給ライン
44 エア供給ライン
45 エア分配器
50 エアレスガン
50a 吹出部
50b グリップ
50c 引金
51 ポンプ
52 塗料吸込キット
52a 吸込口
53 エアレス管
54 塗料容器
55 塗料(P)
2 エア供給ポンプ
3 コンプレッサー
4 液体供給ポンプ
5 液体容器
10 先端ノズル
11 流路(CP)
12 流路(CL)
13 流路(CA)
20 接続コネクタ
21 流路(CP)
22 流路(CL)
23 流路(CA)
30 プラスノズル
31 流路(CP)
41 液体供給ライン
42 液体混合用エア供給ライン
43 エアカーテン用エア供給ライン
44 エア供給ライン
45 エア分配器
50 エアレスガン
50a 吹出部
50b グリップ
50c 引金
51 ポンプ
52 塗料吸込キット
52a 吸込口
53 エアレス管
54 塗料容器
55 塗料(P)
Claims (7)
- 塗料(P)を吐出するスプレーガンの吐出口先端に取り付け可能なヘッド本体と、前記ヘッド本体内に形成された、前記塗料(P)が通過する流路(CP)と、
前記ヘッド本体内に形成された、前記塗料(P)に混合するための液体(L)が通過する流路(CL)と、
前記液体(L)を前記ヘッド本体の前記流路(CL)に供給する液体供給ラインと、前記液体供給ラインの途中にエア(A1)を供給する液体混合用エア供給ラインとを有する
スプレーガン用ヘッド装置。 - 前記ヘッド本体内に形成された、エアカーテンを形成するためのエア(A2)が通過する流路(CA)と、
前記エア(A2)を前記ヘッド本体の前記流路(CA)に供給するエアカーテン用エア供給ラインと
をさらに有する請求項1に記載のスプレーガン用ヘッド装置。 - エア(A)を供給するエア供給ラインと、
前記エア(A)を、前記液体混合用エア供給ラインと前記エアカーテン用エア供給ラインに分配するエア分配器と
をさらに有する請求項2に記載のスプレーガン用ヘッド装置。 - 前記ヘッド本体は、前記塗料(P)を噴射する噴射孔(241b)と、液体(L)を吐出する液体用開口(14)と、エア(A2)を吐出する開口(13)とを備え、
前記噴射孔は、前記流路(CP)に対して直交する方向に長軸を有する長円形を有し、
前記液体用開口は、前記噴射孔から吐出される塗料に向けて開口し、
前記開口は前記ヘッド本体の先端面に開口する
請求項2又は3に記載のスプレーガン用ヘッド装置。 - 前記スプレーガンが、エアレスガンである
請求項1〜4のいずれか1項に記載のスプレーガン用ヘッド装置。 - 塗料(P)をスプレー状に吐出するスプレーガンと、
請求項1〜5のいずれか1項に記載のスプレーガン用ヘッド装置とを有し、
前記スプレーガンの吐出口先端に、前記スプレーガン用ヘッド装置の前記ヘッド本体が取り付けられている
皮膜の形成装置。 - 請求項6に記載の皮膜の形成装置を用いて、塗料(P)により対象物の表面に皮膜を形成する方法であって、
前記スプレーガンから前記塗料(P)をスプレー状に吐出して、前記ヘッド本体内に形成された流路(CP)を通過させる工程と、
前記液体(L)に前記エア(A1)を混合する工程と、
前記エア(A1)が混合された前記液体(L)を、前記ヘッド本体内に形成された流路(CL)を通過させ、スプレー状に吐出された前記塗料(P)に混合する工程とを有する皮膜の形成方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017235093 | 2017-12-07 | ||
| JP2017235093 | 2017-12-07 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019098335A true JP2019098335A (ja) | 2019-06-24 |
Family
ID=66975071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018227110A Pending JP2019098335A (ja) | 2017-12-07 | 2018-12-04 | スプレーガン用ヘッド装置、並びにそれを用いた皮膜の形成装置及び形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019098335A (ja) |
-
2018
- 2018-12-04 JP JP2018227110A patent/JP2019098335A/ja active Pending
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