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JP2019078182A - 送風用飛行体 - Google Patents

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JP2019078182A
JP2019078182A JP2017203410A JP2017203410A JP2019078182A JP 2019078182 A JP2019078182 A JP 2019078182A JP 2017203410 A JP2017203410 A JP 2017203410A JP 2017203410 A JP2017203410 A JP 2017203410A JP 2019078182 A JP2019078182 A JP 2019078182A
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敬介 市毛
Keisuke Ichige
敬介 市毛
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Toyota Central R&D Labs Inc
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】屋内において簡易に必要とされる場所へ送風することを可能にする。【解決手段】送風用飛行体30は、回転翼34の揚力及び推進力により室内の天井12に沿って移動可能とされた本体部32を有している。回転翼34により、本体部32よりも鉛直下方へ送風され、室内の空気が撹拌される。【選択図】図4

Description

本発明は、飛行体に係り、特に屋内で送風を行うための送風用飛行体に関する。
従来、オフィスや工場などの屋内に設置される送風機は、室内の空気を循環させたり、工場のライン上のゴミを吹き飛ばしたり、製造物を乾燥させたりするために用いられる。屋内では、温度ムラが生じたり、送風が必要とされる場所が変動するなどにより、送風機の位置を移動させたり、多くの送風機を設置して使用するなどして対応している。例えば、特許文献1には、天井に敷設されたレールに台車を介して送風機を取り付け、扇風機をレールに沿って移動させる構成が開示されている。また、特許文献2には、天井に複数の送風機を設置し、空間内を移動するクレーンの位置に応じて送風方向を制御し、空間内の温度ムラ減少させる送風システムが開示されている。
特開昭和63−6138号公報 特開2015−206571号公報
しかしながら、特許文献1では、天井にレールを敷設する必要があり、設備が大掛かりとなる。また、特許文献2では、広い領域をカバーできるように、天井に多くの送風機を設置する必要があり、特許文献1と同様に設備が大掛かりとなる。
本発明は、上記事実を考慮して成されたものであり、屋内において簡易に必要とされる場所へ送風することが可能な送風用飛行体を提供することを目的とする。
請求項1に記載の送風用飛行体は、複数の回転翼の揚力及び推進力により屋内で移動可能とされた本体部と、前記本体部に設けられ、前記本体部よりも鉛直下方へ送風する送風部と、を備えている。
請求項1に係る送風用飛行体は、本体部を有している。本体部は、複数の回転翼の揚力及び推進力により屋内で移動可能とされている。そして、本体部よりも鉛直下方へ送風する送風部が本体部に設けられている。したがって、天井に特別な部材を設けることなく、回転翼によって揚力及び推進力を得て送風部を移動させることができ、送風部で送風することにより、移動先で送風することができる。このような構成を備えることにより、天井に特別な設備を備えることなく、屋内において簡易に必要とされる場所へ送風することができる。
請求項2に記載の送風用飛行体は、前記回転翼が、前記送風部を兼ねている。
このように、回転翼が送風部を兼ねることにより、回転翼と別に送風部を有する場合と比較して、簡易な構成にすることができる。
請求項3に記載の送風用飛行体は、前記推進力は、前記複数の回転翼の各々の回転数を制御して前記回転翼の回転軸を傾けることにより得られること、を特徴とする。
請求項3に係る送風用飛行体は、複数の回転翼の各々の回転数を制御することにより回転翼の回転軸を傾けることにより、回転翼の回転により得られる反力の方向が鉛直上向きから傾く。これにより、回転軸を傾けていた方向へ移動させることができる。このようして推進力を得ることにより、推進力を得るための別部材を設ける必要がなく、簡易な構成にすることができる。
請求項4に記載の送風用飛行体は、前記本体部から鉛直方向上側へ延出される支持部と、前記支持部の先端に設けられ前記揚力により天井に押圧されつつ転動する回転部と、を有する脚部を備えている。
請求項4に係る送風用飛行体は、脚部を備えている。脚部は、本体部から鉛直方向上側へ延出される支持部、及び、支持部の先端に設けられ揚力により天井に押圧されつつ転動する回転部を有している。したがって、送風用飛行体は、天井付近でホバリングするときには、脚部を天井に接触させた状態で安定してホバリング状態を維持することができる。また、天井に沿って移動するときには、回転部を天井に押圧させつつ転動させることにより、安定させつつスムーズに移動することができる。
請求項5に記載の送風用飛行体は、前記脚部を複数備え、前記支持部は各々が伸縮可能とされると共に前記支持部を伸びる向きに付勢する伸縮部材が設けられている。
請求項5に記載の送風用飛行体は、脚部を複数備えており、当該脚部に備えられている支持部は各々が伸縮可能とされており、支持部には該支持部を伸びる向きに付勢する伸縮部材が設けられている。したがって、送風用飛行体が傾斜したり、天井に凹部があったりしても、支持部を伸縮させることにより脚部を天井に接触させた状態を維持することができる。これにより、安定して移動させることができる。
請求項6に記載の送風用飛行体は、前記脚部よりも水平方向外側に、鉛直方向上側の障害物を検知する鉛直位置センサを備えている。
請求項6に係る送風用飛行体によれば、鉛直方向上側の障害物を鉛直位置センサで検知することにより、脚部が当該障害物を避けるようにすることができる。
請求項7に記載の送風用飛行体は、前記回転翼よりも水平方向外側に、進行方向前側の障害物を検知する水平位置センサを備えている。
請求項7に係る送風用飛行体によれば、水平方向における進行方向前側の障害物を水平位置センサで検知することにより、回転翼が当該障害物を避けるようにすることができる。
請求項8に記載の送風用飛行体は、一端が室内の上部に取り付けられると共に他端側が前記本体部に取り付けられ、落下時に前記本体部を吊り下げる吊り下げ部材、を備えている。
請求項8に係る送風用飛行体によれば、故障等により送風用飛行体が揚力を失って落下することを、吊り下げ部材で吊り下げることにより回避することができる。
請求項9に記載の送風用飛行体は、前記回転翼の外周を覆うガード部材、を備えている。
請求項9に係る送風用飛行体によれば、回転翼の外周を覆うガード部材を備えることにより、回転翼に障害物が直接ぶつかることを回避することができる。
請求項10に記載の送風用飛行体は、屋内の状態情報に基づいて移動先を決定し、前記推進力を制御して天井に沿って移動させる制御部を備えている。
請求項10に係る送風用飛行体によれば、屋内の状態情報に基づいて制御部により制御することにより、送風用移動体を自動的に必要な場所へ移動させて送風させることができる。
請求項11に記載の送風用システムは、複数の回転翼の揚力及び推進力により屋内で移動可能とされた本体部と、前記本体部に設けられ、前記本体部よりも鉛直下方へ送風する送風部と、を備えた、送風用飛行体と、前記屋内の複数個所の状態情報を検知する状態検知部と、前記状態検知部からの状態情報に基づいて、前記送風用飛行体を制御する制御部と、を備えている。
請求項11に係る送風用システムによれば、屋内の状態情報に基づいて制御部により制御することにより、送風用飛行体を自動的に必要な場所へ移動させて送風させることができる。なお、状態情報としては、温度、湿度、化学物質等の濃度等を設定することができる。
以上説明したように、本発明の送風用飛行体によれば、天井に特別な設備を備えることなく、屋内において簡易に必要とされる場所へ送風することができる。
本実施形態に係る送風用飛行体と使用される室内の概略斜視図である。 本実施形態に係る送風用飛行体の斜視図である。 本実施形態に係る送風用飛行体の平面図である。 本実施形態に係る送風用飛行体の脚部の天井に沿った移動姿勢を示す側面図である 本実施形態に係る送風用飛行体の(A)は最長状態を示す図であり、(B)は最短状態を示す図である。 本実施形態に係る送風用飛行体が緊急時に巻き取り装置に巻き取られて吊り下げられた状態を示す図である。 本実施形態に係る送風用飛行体の収納状態を示す側面図である。 移動先決定処理のフローチャートである。 本実施形態に係る送風用飛行体の進行方向前側に障害物がある状態を示す図である。 本実施形態に係る送風用飛行体の上部に障害物がある状態を示す図である。 本実施形態に係る送風用飛行体がホバリングしつつ送風している状態を示す図である。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を参照して説明する。なお、各図に適宜示される矢印UPは鉛直方向上側を示している。また、水平方向を矢印Hで示している。送風用飛行体30は、後述する回転翼34の回転軸34Aが鉛直方向に配置されるように設定されている。
図1に示されるように、本実施形態の送風用飛行体30は、天井12、壁面14、及び不図示の床面で囲まれて、空間Rが形成された、例えば、オフィス、工場、倉庫等の屋内で用いられる。壁面14の上部には、空調機20が設置されている。また、壁面14及び天井12には、互いに離れた位置に温度センサ16が複数設置されている。温度センサ16は、温度を測定し、得られた温度データを、送風用飛行体30の後述する制御部18へ送信する。
空調機20は、冷暖房機能を備えた機器であり、指示に応じて、熱交換を行い、冷気または暖気を放出する。空調機20には、送風用飛行体30を収納する収納部22が設けられている。収納部22は、空調機20の前面上部に形成された開口部24、及び、ベース部26を備えている。ベース部26は、板状とされ、一部が収納部22の内側に配置され、開口部24から外側へ突出されている。
図2及び図3にも示されるように、送風用飛行体30は、本体部32、回転翼34、脚部40を有している。本体部32は、中央部32A、アーム部32B、及び、骨格部32Cを有している。中央部32Aは中空とされ、内部に後述する制御部18、不図示の通信アンテナ、バッテリ等が収納されている。中央部32Aは、平面視において、送風用飛行体30の中央に配置される。以下、この中央部32Aを中心として、平面視で中央部32Aの中心から離れる方向を径方向外側、中央部32Aの中心へ近づく方向を径方向内側という。
アーム部32Bは、4本設けられ、平面視で中央部32Aから外側に放射状に延出されている。アーム部32Bの各々の先端には、回転翼34が取り付けられている。アーム部32Bは中空とされており、内部に回転翼34を作動させるモータや、制御用、動力用の配線等が収納されている。骨格部32Cは、4本設けられ、平面視でアーム部32Bと重なり合わないように、且つ、各々の骨格部32Cが等間隔で配置されるように、中央部32Aから外側に放射状に延出されている。骨格部32Cは、アーム部32Bよりも径方向外側へ延出され、後述するガード部材60を支持している。
中央部32Aには、制御部18が収納されている。制御部18は、CPU、ROM、RAM、メモリ、通信アンテナで送受信する信号の入出力用のポート等を含んで構成されており、送風用飛行体30を制御するための各種処理プログラムや、データ等が記憶されている。
各々のアーム部32Bの先端には、回転翼34が設置されている。回転翼34は不図示のモータの作動により回転軸34A周りに回転し、送風用飛行体30に揚力を作用させる。また、回転翼34は、4つ設けられた回転翼34の各々の回転数を制御することにより、図4に示されるように、移動方向前側の回転数を少なくして、移動方向前側が低くなるように送風用飛行体30を傾け、回転軸34Aが傾いた状態で回転を続けることにより推進力を持たせている。また、回転翼34は、回転により鉛直方向下方へ送風する送風機能を有する送付部を兼ねている。
各々の骨格部32Cの延出方向の中間部上側には、脚部40が設けられている。図5(A)及び図5(B)に示されるように、脚部40は、支持部42及び回転部49を有している。
支持部42は、骨格部32Cの上面から鉛直方向上側に延出され、外筒44、中間筒45、及び、内軸46を有している。外筒44は円筒状とされ、上端に開口径を狭める外段差部44Aが形成されている。外筒44の内側には、中間筒45が収納されている。
中間筒45は、外径が外筒44の内径よりも小さく、下端に径方向外側へ突出する突出部45Aを有している。突出部45Aの外径は外段差部44Aより上側の内径よりも大きく設計されている。中間筒45の内部には、円柱状に中空とされた上空間45B、下空間45C、及び、退避空間45Eが形成されている。上空間45Bと下空間45Cの間には、内段差部45Dが形成されている。下空間45Cの下側には、中間ブロック45Mが固定されており、中間ブロック45Mよりも下方に退避空間45Eが形成されている。
外筒44の内側には、中間筒45の突出部45Aよりも下側に、外スプリング44Bが収納されている。外スプリング44Bは、突出部45Aに当接され、中間筒45からの押圧力により、外筒44の内側下部に圧縮状態で収納され、中間筒45を上方へ付勢している。
上空間45B及び下空間45Cには、内軸46が配置されている。内軸46の上端には受部48が設けられている。受部48は、上下方向から見て円形状とされ、上空間45Bに少なくとも一部が配置されている。受部48には、上方に開口する略半球状の凹部48Aが形成されている。凹部48Aの外周上端には、径方向内側へ突出する押え部48Cが形成されている。押え部48Cの内径は、凹部48A内径及び回転部49の外径よりも小径とされている。凹部48Aの底面には、球状のボール48Bが回転可能に複数配置されており、後述する回転部49がボール48Bに支持されている。
内軸46は、中間部ロック45Mを貫通し、受部48よりも小径の円柱状とされ、受部48の下面から延出されて下空間45Cに挿入されている。内軸46には、内スプリング46Aが外挿されている。内スプリング46Aは、内段差部45Dと受部48の間に挟み込まれ、上空間45Bに配置されている。内スプリング46Aは、受部48を中間筒45から突出する方向へ付勢している。
支持部42は、上方から内軸46へ作用する力に応じて、図5(A)に示す最長状態L1から、図5(B)に示す最短状態L2の間で長さが変化する。すなわち、内軸46へ上から作用する力に応じて、外スプリング44Bの長さが変化して外筒44から上に突出する中間筒45の突出長さが変化し、且つ、内スプリング46Aの長さが変化して、上空間45Bから上に突出する受部48の突出長さも変化する。
凹部48Aには、球状の回転部49が配置されている。回転部49は、下側がボール48Bと接触し、上側が凹部48Aから突出するように配置されている。凹部48Aの外周上端に配置された押え部48Cにより、回転部49の凹部48Aからの外れが防止されている。回転部49は、ボール48Bに支持されつつ回転可能とされている。
図2に示されるように、骨格部32Cの脚部40が取り付けられた部分よりも径方向外側には、鉛直位置センサ64が配置されている。鉛直位置センサ64は、天井12との距離を測定可能とされており、赤外線センサや超音波センサを用いることができる。鉛直位置センサ64で測定した距離に基づいて、天井に障害物や凹み等があるがどうかが判定され、制御部18によって、送風用飛行体30の動きが制御される。すなわち、回転翼34を制御して進行方向を変えたり、揚力を小さくして天井12から一旦離れたりすることにより、障害物や凹みを回避することができる。
本体部32には、本発明のコードとしての電源ケーブル50の一端が取り付けられている。電源ケーブル50は、送風用飛行体30へ電力を供給するためのものであり、他端は壁面14の上部に設置された巻き取り装置52を介して電源に接続されている。図4に示されるように、巻き取り装置52は、電源ケーブル50を巻き付けるためのリール52Aと、リール52Aを回転させるための動力源であるモータ52Bを有している。リール52Aは、送風用飛行体30が作動中の通常時には、電源ケーブル50にたるみが生じないように、巻き取り、巻き出し駆動が制御されている。一方、送風用飛行体30に飛行異常が発生して、制御部18から飛行異常信号を受信した場合には、モータ52Bを作動させて、リール52Aで電源ケーブル50を巻き取り、図6に示されるように、送風用飛行体30を吊り下げ状態にする。
本体部32及び回転翼34の径方向外側には、各回転翼34に共通のガード部材60が設けられている。ガード部材60は、平面視で円形の枠状とされ、送風用飛行体30の外形を構成している。ガード部材60は、径方向内側から骨格部32Cによって支持されている。
ガード部材60の外周で骨格部32Cに対応する位置には、水平位置センサ66が配置されている。水平位置センサ66は、ガード部材60の高さにおける進行方向前側の障害物の有無を検出可能とされており、赤外線センサや超音波センサを用いることができる。水平位置センサ66で検出した結果に基づいて、制御部18によって、送風用飛行体30の動きが制御される。すなわち、回転翼34を制御して進行方向を変えることにより、障害物を回避することができる。
送風用飛行体30の下側には、カバー部材62が設けられている。カバー部材62は、通気性を有する網状とされ、外周がガード部材60に取り付けられ、中央部が下へ膨出するドーム状とされている。カバー部材62により、本体部32、及び回転翼34が下側から覆われる。
本実施形態では、送風用飛行体30、温度センサ16、及び制御部18により本発明の送風用システムが構成されている。なお、本実施形態では、制御部18を送風用飛行体30の内部に設けたが、制御部18を送風用飛行体30と別に設け、各種の指示を送風用飛行体30へ送信することにより、送風用飛行体30を制御してもよい。
骨格部32Cの中央部分には、温度センサ68が配置されている。温度センサ68は、温度を測定可能とされており、送風用飛行体30が配置されている部分の温度を測定し、制御部18へ測定した温度データを送信する。
次に、本実施形態における、送風用飛行体30の動作について説明する。
使用しない時には、図7に示されるように、送風用飛行体30は、空調機20の収納部22に収納されている。収納部22では、送風用飛行体30の水平方向の一部が開口部24から空調機20の内部に配置され、その他の半分が外側へ突出している。
使用時には、ユーザーが不図示のスイッチをオンにし、送風用飛行体30を作動させる。なお、送風用飛行体30の作動は、空調機20の作動中でもよいし、空調機20の非作動時でもよい。また、空調機20の使用時に必ずしも送風用飛行体30を作動させる必要はなく、必要な場合に作動させることができる。
送風用飛行体30の作動時には、回転翼34を回転させ、送風用飛行体30を天井12まで移動させ、脚部40の回転部49を天井12に押しつける。そして、制御部18から指示された場所へ移動する。
制御部18では、天井12及び壁面14に設置された複数の温度センサ16、及び、送風用飛行体30に装備された温度センサ68からの温度情報に基づいて、送風用飛行体30の移動先を決定する。例えば、空調機20の冷房運転時には温度が最も高い場所を移動先とし、暖房運転時には温度が最も低い場所を移動先とする。本実施形態では、一例として、図8に示すように、高温位置送風フィードバック処理が行われる。高温位置送風フィードバック処理は、ステップS10で、各温度センサ16、68で検知された温度のデータを取得する。次に、ステップS12で、取得した温度データの中で最高温度の温度データを検知した温度センサ16、68の位置を、移動先データとして、送風用飛行体30へ送信する。そして、ステップS14で、所定時間が経過するまで待機し、所定時間の経過後にステップS10へ戻って、上述の処理を繰り返す。この高温位置送風フィードバック処理は、送風用飛行体30の作動が終了するまで継続される。
移動先データを受信した送風用飛行体30は、回転翼34を回転させて揚力を生じさせると共に、回転翼34の回転軸34Aを鉛直方向に対して傾けることにより、推進力を得て、移動先へ移動する。送風用飛行体30が移動する際には、回転翼34の各々の回転数を制御することにより、移動方向前側の回転数を少なくして、移動方向前側が低くなるように送風用飛行体30を傾け、回転軸34Aが傾いた状態で回転を続けることにより移動先へ向かう推進力を持たせる。移動の際には、回転部49が天井12に押しつけられ、送風用飛行体30の傾きに応じて、内スプリング46A及び外スプリング44Bの付勢力により脚部40が伸縮され、天井12への接触状態が維持される(図4参照)。
このとき、図9に示されるように、移動方向前側に障害物N1がある場合には、水平位置センサ66から障害物N1の存在が検出され、回避して移動する。また、図10に示されるように、鉛直位置センサ64により天井12に凹部や凸部、その他の障害物N2が検出された場合には、当該検出された障害物N2を回避して移動する。移動先へ到着した後は、図11に示されるように、回転軸34Aを鉛直方向に戻して、脚部40を天井12に押し付けつつ、ホバリングする。このときの送風用飛行体30の脚部40は鉛直方向に配置され、回転翼34は鉛直方向下向きになる状態が維持される。この状態で、回転翼34の回転により送風用飛行体30の下方へ風が送られ、空気が撹拌される。これにより、部分的に高温であった移動先の温度を低下させることができる。
なお、上記では、温度が最も高い場所を移動先としたが、暖房時には温度が最も低い場所を移動先としてもよいし、ユーザーからの指示により、移動先を決定してもよい。
送風用飛行体30の作動を停止させる時には、天井12に脚部40を接触させつつ送風用飛行体30を空調機20の近傍まで移動させる。そして、送風用飛行体30をベース部26に着陸させ、回転翼34を停止させる。
次に、送風用飛行体30が使用中に故障した場合の緊急処理について説明する。
送風用飛行体30は、作動が開始された後に飛行異常が発生すると、制御部18から飛行異常信号が発信される。巻き取り装置52がこの飛行異常信号を受信してモータ52Bが作動し、リール52Aが回転してリール52Aにより電源ケーブル50が巻き取られる。これにより、図6に示されるように、送風用飛行体30は落下することなく、吊り下げられた状態となる。
本実施形態の送風用飛行体30は、回転翼34による揚力及び推進力により室内の天井12に沿って移動可能なので、天井に特別な設備を設けることない。したがって、屋内において簡易に必要とされる場所へ移動し、送風することができる。これにより、室内の温度ムラを効果的に解消することができる。また、天井に設備を設けた場合のように、当該設備のメンテナンスが不要となる。
また、回転翼34が下方へ送風する送風機能を兼ねているので、別体として送風部を備える必要がなく、部品点数を増加させることなく、簡易な構成にすることができる。
また、本実施形態の送風用飛行体30では、推進力は、回転翼34の回転数を制御して、回転軸34Aを傾けることにより得ているので、推進力を得るための別部材を設ける必要がなく、簡易な構成にすることができる。
また、本実施形態の送風用飛行体30は、脚部40を備えているので、天井12付近でホバリングするときには、脚部40を天井12に押し当てた状態でホバリング状態を維持することができる。天井付近では、送風用飛行体30は、回転翼34の回転で発生する空気流によって、飛行姿勢の維持が難しいが、脚部40を天井12に押し当てることにより、容易に飛行姿勢を安定させることができる。また、天井12に沿って移動するときには、回転部49を天井12に押し当てながら、回転翼34の回転数を制御して送風用飛行体30(回転軸34A)を傾斜させる。このとき、複数の脚部40は、内スプリング46A及び外スプリング44Bの付勢力により伸縮され、天井12への接触状態が維持されるので、送風用飛行体30を安定して移動させることができる。また、移動時には、脚部40の回転部49が転動するので、スムーズに移動させることができる。
また、本実施形態の送風用飛行体30は、骨格部32Cの脚部40が取り付けられた部分よりも径方向外側に鉛直位置センサ64が設けられているので、脚部40が衝突等する前に鉛直位置センサ64で障害物や凹みを検知することができる。これにより、送風用飛行体30は、障害物や凹みを回避することができる。
また、送風用飛行体30には、ガード部材60の外周で骨格部32Cに対応する位置に水平位置センサ66が設けられているので、ガード部材60の高さにおける進行方向前側の障害物の有無を検出することができる。これにより、送風用飛行体30は、障害物を回避することができる。
また、本実施形態の送風用飛行体30は、本体部32及び回転翼34の径方向外側に、ガード部材60が設けられている。したがって、水平位置センサ66による障害物の検知が遅れたり、障害物が飛び込んできたりした場合等に、当該障害物が回転翼34へ衝突することを防止でき、回転翼34を保護することができる。
また、本実施形態の送風用飛行体30は、飛行異常が発生して落下の危険が生じた場合に、リール52Aにより電源ケーブル50が巻き取られ、吊り下げられた状態となる。これにより、送風用飛行体30の落下が防止され、安全性を高めることができる。
また、本実施形態の送風用飛行体30は、自力で飛行するので、メンテナンス等の際に床に移動するように制御することができ、高所へアクセスしてメンテナンス等を行う必要がない。したがって、簡易にメンテナンス等を行うことができる。
なお、本実施形態では、回転翼34が送風機能を兼ねる例について説明したが、回転翼34とは別に送風機能を備えた送風部を有していてもよい。
また、本実施形態では、脚部40を天井12に押し付けた状態で、送風用飛行体30の移動を行ったが、天井12から脚部40を離間させて送風用飛行体30の移動を行ってもよい。
また、本実施形態では、送風用飛行体30の下側にカバー部材62を設けたが、カバー部材62は必ずしも必要ではない、本実施形態のようにカバー部材62を設けることにより、回転翼34を保護することができる。
また、本実施形態では、電源ケーブル50を用いて送風用飛行体30へ電力を供給したが、送風用飛行体30にバッテリを搭載して電力源としてもよい。
また、本実施形態では、送風用飛行体30を屋内で使用しているが、天井のみを有する野外の施設等に用いることもできる。
また、本実施形態では、温度センサで検知された温度情報に基づいて、送風用飛行体30の移動先を決定したが、他の状態を検知するセンサ、例えば、所望の化学物質濃度を検知するセンサや、湿度センサを複数配置し、当該センサにより検知された情報に基づいて移動先を決定し、送風用飛行体30を移動させてもよい。この場合には、当該検知された化学物質が屋内で撹拌される。
また、本実施形態では、送風用飛行体30が1機のみ屋内に配置された例について説明したが、複数の送風用飛行体30を屋内で用いてもよい。
12 天井
16 温度センサ(温度検知部)
18 制御部
30 送風用飛行体
32 本体部
34 回転翼(送風部)
34A 回転軸
40 脚部
42 支持部
44B 外スプリング(伸縮部材)
46A 内スプリング(伸縮部材)
49 回転部
50 電源ケーブル(吊り下げ部材)
60 ガード部材
64 鉛直位置センサ
66 水平位置センサ
68 温度センサ

Claims (11)

  1. 複数の回転翼の揚力及び推進力により屋内で移動可能とされた本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記本体部よりも鉛直下方へ送風する送風部と、
    を備えた、送風用飛行体。
  2. 前記回転翼は、前記送風部を兼ねている、請求項1に記載の送風用飛行体。
  3. 前記推進力は、前記複数の回転翼の各々の回転数を制御して前記回転翼の回転軸を傾けることにより得られること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の送風用飛行体。
  4. 前記本体部から鉛直方向上側へ延出される支持部と、前記支持部の先端に設けられ前記揚力により天井に押圧されつつ転動する回転部と、を有する脚部を備えた、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の送風用飛行体。
  5. 前記脚部を複数備え、前記支持部は各々が伸縮可能とされると共に前記支持部を伸びる向きに付勢する伸縮部材が設けられている、請求項4に記載の送風用飛行体。
  6. 前記脚部よりも水平方向外側に、鉛直方向上側の障害物を検知する鉛直位置センサを備えた、請求項4または請求項5に記載の送風用飛行体。
  7. 前記回転翼よりも水平方向外側に、進行方向前側の障害物を検知する水平位置センサを備えた、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の送風用飛行体。
  8. 一端が室内の上部に取り付けられると共に他端側が前記本体部に取り付けられ落下時に前記本体部を吊り下げる吊り下げ部材、を備えた、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の送風用飛行体。
  9. 前記回転翼の外周を覆うガード部材、を備えた、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の送風用飛行体。
  10. 屋内の状態情報に基づいて移動先を決定し、前記推進力を制御して天井に沿って移動させる制御部を備えた、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の送風用飛行体。
  11. 複数の回転翼の揚力及び推進力により屋内で移動可能とされた本体部と、前記本体部に設けられ、前記本体部よりも鉛直下方へ送風する送風部と、を備えた、送風用飛行体と、
    前記屋内の複数個所の状態を検知する状態検知部と、
    前記状態検知部からの状態情報に基づいて、前記送風用飛行体を制御する制御部と、
    を備えた、送風用システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114030593A (zh) * 2021-11-03 2022-02-11 南京甲子智能科技有限公司 一种垂直起降无人飞行器
WO2024116874A1 (ja) * 2022-11-30 2024-06-06 Dic株式会社 飛行体及び飛行体用ガード

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