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JP2019077848A - インクジェット記録用水系インク - Google Patents

インクジェット記録用水系インク Download PDF

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JP2019077848A
JP2019077848A JP2017208208A JP2017208208A JP2019077848A JP 2019077848 A JP2019077848 A JP 2019077848A JP 2017208208 A JP2017208208 A JP 2017208208A JP 2017208208 A JP2017208208 A JP 2017208208A JP 2019077848 A JP2019077848 A JP 2019077848A
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伊藤 弘
Hiroshi Ito
弘 伊藤
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Abstract

【課題】保存安定性及び吐出安定性が良好で、記録物における耐水性の良好なインクジェット記録用水系インクを提供すること。【解決手段】色材と、水−オクタノール分配係数が+1.0以上+5.0以下のノニオン性アルカノールアミド界面活性剤と、水溶性有機溶剤と、前記ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤以外のノニオン性界面活性剤と、ゼータ電位が−65mV以上−15mV以下の樹脂粒子と、を含み、アニオン性界面活性剤を500ppmを超えて含まない、インクジェット記録用水系インク。【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェット記録用水系インクに関する。
インクジェット記録方法は、微細なノズルからインクの小滴を吐出して、記録媒体に付着させて記録を行う方法である。この方法は、比較的安価な装置で高解像度かつ高品位な画像を、高速で記録できるという特徴を有する。インクジェット記録方法においては、用いるインクの性質、記録における安定性、得られる画像の品質をはじめとして、非常に多くの検討要素があり、インクジェット記録装置のみならず、用いるインクに対する検討も盛んである。
例えば、インクジェットインクは、配合される固形分(顔料や樹脂粒子)を安定に分散させることが求められている。そのため安定な分散状態を得るための界面活性剤等の検討も行われている。特許文献1には、ポリマー粒子の乳化重合時に界面活性剤としてポリオキシエチレンアルキルアミドと反応性界面活性剤を用いたインクジェット記録用水系インクが開示されている。また、特許文献2には反応性界面活性剤を用いたラテックス粒子と、プロトン化ポリエチレンオキシドアミドを0wt%〜5.0wt%の範囲で添加した水性インクが開示されている。また、インクジェットインクではないが、特許文献3にはアクリル及びポリ酢酸ビニル系ラテックスと、起泡剤(泡安定化剤)としての脂肪酸アルカノールアミド類を添加した輪転グラビア用の水性起泡性インキ組成物が開示されている。
特開2006−283005号公報 特表2006−520405号公報 特開昭59−015460号公報
特許文献1に開示されたインクでは、配合されるポリマー粒子が形成される前から反応性界面活性剤とポリオキシエチレンアルキルアミド系界面活性剤が同じ重合系の中で共存している。そのため、反応性界面活性剤とアミド系界面活性剤が相互作用したとしても、ポリマー粒子自体の分散の安定化への寄与は大きくならない。また、ポリオキシエチレンアルキルアミド系界面活性剤は、ポリオキシエチレン骨格の存在により水溶性(親水性)が強く、印刷物の耐水性の不足が懸念される。
また、特許文献2に開示されたインクでは、補助的な界面活性剤として、プロトン化ポリエチレンオキシドアミドを用いている。しかしプロトン化ポリエチレンオキシドアミドはポリオキシエチレン骨格の存在により水溶性(親水性)が強く、印刷物の耐水性が不十分となると考えられる。さらに、特許文献2に開示されたインクでは、ラテックス粒子を作成する際に、スルホン酸塩系の反応性界面活性剤を用いており、重合反応の際の反応性活性剤の反応収率は100%となりにくい。そのためスルホン酸塩系の界面活性剤が遊離してインク中に残留しやすく、過剰に残留した場合にはプロトン化ポリエチレンオキシドアミドとの相互作用によりインクが増粘しやすく、長期的なインクの安定性が得られにくいと考えられる。
また、特許文献3に開示されたインキは、起泡性のインキであり、脂肪酸アルカノール
アミド類は、泡の安定化剤として用いられている。グラビア印刷用のインクとは異なり、インクジェット記録用水系インクでは、微小なノズルから液滴を吐出させるため、起泡性が高いと安定な吐出を維持することが難しくなる。
本発明の幾つかの態様に係る目的の一つは、保存安定性及び吐出安定性が良好で、記録物における耐水性の良好なインクジェット記録用水系インクを提供することにある。
本発明は上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することができる。
本発明に係るインクジェット記録用水系インクの一態様は、
色材と、
水−オクタノール分配係数が+1.0以上+5.0以下のノニオン性アルカノールアミド界面活性剤と、
水溶性有機溶剤と、
前記ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤以外のノニオン性界面活性剤と、
ゼータ電位が−65mV以上−15mV以下の樹脂粒子と、
を含み、
アニオン性界面活性剤を500ppmを超えて含まない。
このようなインクジェット記録用水系インクは、水−オクタノール分配係数が+1.0以上+5.0以下の水溶性の低いノニオン性アルカノールアミド界面活性剤を含むことにより、記録物の耐水性を悪化させることなしに、インクに他のノニオン性界面活性剤を添加することができる。
また、ゼータ電位が−65mV以上−15mV以下の樹脂粒子と、水−オクタノール分配係数が+1.0以上+5.0以下のノニオン性アルカノールアミド界面活性剤と、を共存させることで、樹脂粒子中の官能基とノニオン性アルカノールアミド界面活性剤のアミド結合部分とが強い水素結合で結びついて樹脂粒子を分散安定化することによってインク全体の分散安定性(保存安定性)を強化する事が出来る。
また、インク中にアニオン性界面活性剤が500ppmを超えて含まないことにより、アニオン性界面活性剤とアルカノールアミド界面活性剤との相互作用によってインク中に生じた気泡が安定化されることが抑制される結果、インクジェットヘッドにおける吐出安定性を良好とすることができる。
本発明に係るインクジェット記録用水系インクにおいて、
前記ノニオン性界面活性剤は、シリコーン系、フッ素系及びアセチレングリコール系から選ばれる一種以上であってもよい。
このようなインクジェット記録用水系インクによれば、樹脂粒子とアルカノールアミド界面活性剤との相互作用を阻害しにくく、かつ、分散安定性をさらに良好とすることができる。
本発明に係るインクジェット記録用水系インクにおいて、
前記水溶性有機溶剤の水−オクタノール分配係数は、−0.5以上+1.0以下であってもよい。
このようなインクジェット記録用水系インクによれば、分散安定性がさらに良好で、か
つ吐出安定性がさらに良好である。
本発明に係るインクジェット記録用水系インクにおいて、
前記ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤は、脂肪酸エタノールアミド、脂肪酸ジエタノールアミド、脂肪酸メチルエタノールアミド及び脂肪酸プロパノールアミドから選ばれる一種以上であってもよい。
このようなインクジェット記録用水系インクによれば、分散安定性がさらに良好で、かつ吐出安定性がさらに良好である。
本発明に係るインクジェット記録用水系インクにおいて、
前記ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤の含有量は、0.05質量%以上2質量%以下であってもよい。
このようなインクジェット記録用水系インクによれば、分散安定性がさらに良好で、かつ吐出安定性がさらに良好である。
本発明に係るインクジェット記録用水系インクにおいて、
前記水溶性有機溶剤は、水酸基が2以上のポリオール系有機溶剤及びそのエーテル化合物から選ばれる一種以上であってもよい。
このようなインクジェット記録用水系インクによれば、吐出安定性がさらに良好である。
本発明に係るインクジェット記録用水系インクにおいて、
前記樹脂粒子は、アニオン性の反応性界面活性剤を構成単位に含んでもよい。
このようなインクジェット記録用水系インクによれば、分散安定性がさらに良好で、かつ吐出安定性がさらに良好である。
本発明に係るインクジェット記録用水系インクにおいて、
前記樹脂粒子は、アニオン性の水溶性基を有する付加重合性モノマーを構成単位に含んでもよい。
このようなインクジェット記録用水系インクによれば、分散安定性がさらに良好で、かつ吐出安定性がさらに良好である。
本発明に係るインクジェット記録用水系インクにおいて、
含有される溶剤の標準沸点が、250℃以下であってもよい。
このようなインクジェット記録用水系インクによれば、記録物における画像の耐水性をより早期に得ることができる。
以下に本発明のいくつかの実施形態について説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の一例を説明するものである。本発明は以下の実施形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において実施される各種の変形形態も含む。なお以下で説明される構成の全てが本発明の必須の構成であるとは限らない。
1.インクジェット記録用水系インク
本実施形態に係るインクジェット記録用水系インクは、色材と、ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤と、水溶性有機溶剤と、ノニオン性界面活性剤と、樹脂粒子と、を含む。
1.1.色材
本実施形態に係るインクジェット記録用水系インクは、色材を含む。色材としては、顔料、染料のいずれも用いることができ、カーボンブラックを含む無機顔料、有機顔料、油溶染料、酸性染料、直接染料、反応性染料、塩基性染料、分散染料等を用いることができる。本実施形態のインクジェット記録用水系インクでは、色材が分散樹脂により分散されていてもよい。
無機顔料としては、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャネルブラック等のカーボンブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ等を用いることができる。
カーボンブラックとしては、三菱化学株式会社製のNo.2300、900、MCF88、No.20B、No.33、No.40、No.45、No.52、MA7、MA8、MA100、No2200B等が挙げられる。デグサ社製のカラーブラックFW1、FW2、FW2V、FW18、FW200、S150、S160、S170、プリテックス35、U、V、140U、スペシャルブラック6、5、4A、4、250等を例示できる。コロンビアカーボン社製のコンダクテックスSC、ラーベン1255、5750、5250、5000、3500、1255、700等を例示できる。キャボット社製のリガール400R、330R、660R、モグルL、モナーク700、800、880、900、1000、1100、1300、1400、エルフテックス12等を例示できる。
有機顔料としては、キナクリドン系顔料、キナクリドンキノン系顔料、ジオキサジン系顔料、フタロシアニン系顔料、アントラピリミジン系顔料、アンサンスロン系顔料、インダンスロン系顔料、フラバンスロン系顔料、ペリレン系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、ペリノン系顔料、キノフタロン系顔料、アントラキノン系顔料、チオインジゴ系顔料、ベンツイミダゾロン系顔料、イソインドリノン系顔料、アゾメチン系顔料又はアゾ系顔料等を例示できる。
インクジェット記録用水系インクに用いられる有機顔料の具体例としては下記のものが挙げられる。
シアン顔料としては、C.I.ピグメントブルー1、2、3、15:3、15:4、15:34、16、22、60等;C.I.バットブルー4、60等が挙げられ、好ましくは、C.I.ピグメントブルー15:3、15:4、及び60からなる群から選択される一種又は二種以上の混合物を例示できる。
マゼンタ顔料としては、C.I.ピグメントレッド5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、112、122、123、168、184、202、C.I.ピグメントバイオレット19等が挙げられ、好ましくはC.I.ピグメントレッド122、202、及び209、C.I.ピグメントバイオレット19からなる群から選択される一種又は二種以上の混合物を例示できる。
イエロー顔料としては、C.I.ピグメントイエロー1、2、3、12、13、14C、16、17、73、74、75、83、93、95、97、98、119、110、114、128、129、138、150、151、154、155、180、185、等が挙げられ、好ましくはC.I.ピグメントイエロー74、109、110、128、及
び138からなる群から選択される一種又は二種以上の混合物を例示できる。
オレンジ顔料としては、C.I.ピグメントオレンジ36若しくは43又はこれらの混合物を例示できる。グリーンインクジェット記録用水系インクに使用される顔料としては、C.I.ピグメントグリーン7若しくは36又はこれらの混合物を例示できる。
上記例示した顔料は、好適な顔料の例であり、これらによって本発明が限定されるものではない。これらの顔料は一種又は二種以上の混合物として用いてよいし、染料と併用しても構わない。
また、顔料は、水溶性樹脂、水分散性樹脂や界面活性剤から選ばれる分散剤を用いて顔料分散して用いてもよく、あるいはオゾン、次亜塩素酸、発煙硫酸等により、顔料表面を酸化、あるいはスルホン化して自己分散顔料として用いてもよい。
本実施形態のインクジェット記録用水系インクに用い得る染料としては、水溶解系として酸性染料、直接染料、反応性染料、及び塩基性染料、水分散系として分散染料、油溶染料等を挙げることができる。
酸性染料としては、C.I.アシッドイエロー17、23、42、44、79、142、C.I.アシッドレッド52、80、82、249、254、289、C.I.アシッドブルー9、45、249、C.I.アシッドブラック1、2、24、94等を例示できる。
直接染料としては、C.I.ダイレクトイエロー1、12、24、33、50、55、58、86、132、142、144、173、C.I.ダイレクトレッド1、4、9、80、81、225、227、C.I.ダイレクトブルー1、2、15、71、86、87、98、165、199、202、C.I.ダイレクトブラック19、38、51、71、154、168、195、C.I.ダイレクトブルー2、3、8、10、12、31、35、63、116、130、149、199、230、231等を例示できる。
反応性染料としてC.I.リアクティブイエロー2、7、15、22、37、42、57、69、76、81、95、102、125、135、C.I.リアクティブレッド2、14、24、32、55、79、106、111、124、C.I.リアクティブブルー2、13、21、38、41、50、69、72、109、120、143、C.I.リアクティブブラック3、4、5、8、13、14、31、34、35、39等を例示できる。
塩基性染料としては、C.I.ベーシックイエロー1、2、13、19、21、25、32、36、40、51、C.I.ベーシックレッド1、5、12、19、22、29、37、39、92、C.I.ベーシックブルー1、3、9、11、16、17、24、28、41、45、54、65、66、C.I.ベーシックブラック2、8等を例示できる。
また、分散染料、油溶染料としては、インクビヒクル中で溶解せずに分散する色材であればいずれも用いることができ、アゾ系、金属錯塩アゾ系、アントラキノン系、フタロシアニン系、トリアリルメタン系等を例示できる。
分散染料としては、C.I.ディスパースレッド60、82、86、86:1、167:1、279、C.I.ディスパースイエロー64、71、86、114、153、233、245、C.I.ディスパースブルー27、60、73、77、77:1、87、2
57、367、C.I.ディスパースバイオレット26、33、36、57、C.I.ディスパースオレンジ30、41、61等を例示できる。
油溶染料としては、C.I.ソルベントイエロー16、21、25、29、33、51、56、82、88、89、150、163、C.I.ソルベントレッド7、8、18、24、27、49、109、122、125、127、130、132、135、218、225、230、C.I.ソルベントブルー14、25、35、38、48、67、68、70、132、C.I.ソルベントブラック3、5、7、27、28、29、34等を例示できる。
上記例示した染料は、好適な色材の例であり、これらによって本発明が限定されるものではない。これらの染料は一種又は二種以上の混合物として用いてよいし、顔料と併用しても構わない。
色材の含有量は、用途に応じて適宜調整することができるが、好ましくは0.10質量%以上20.0質量%以下であり、より好ましくは0.20質量%以上15.0質量%以下であり、さらに好ましくは1.0質量%以上10.0質量%以下である。
1.2.ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤
本実施形態のインクジェット記録用水系インクは、ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤を含む。本実施形態では、ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤は、水−オクタノール分配係数(logP値)が+1.0以上+5.0以下のノニオン性アルカノールアミド界面活性剤から選ばれる。色材を分散させる作用の強さ、インク全体の分散を安定させる作用の強さの観点から、ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤のlogP値は、+1.3以上+4.7以下がより好ましく、+1.5以上+5.5以下がさらに好ましい。
ここで、水−オクタノール分配係数、つまりlogP値とは、OECD Test Guideline 107で定義される値をいう。logP値は、高いほど疎水性が高く、低いほど親水性が高いことを示す。
本実施形態におけるノニオン性アルカノールアミド界面活性剤の機能の一つとしては、色材の分散性を強化し、インク全体の分散状態をより安定化させることが挙げられる。
これにより、インクジェット記録用水系インクをインクジェット記録装置に用いた場合に、例えば、凝集物の発生を抑制して記録ヘッド等のインクの流路を詰まりにくくしたり、記録ヘッドからのインクジェット記録用水系インクの吐出安定性を高めることができる。
ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤としては、水−オクタノール分配係数(logP値)が+1.0以上+5.0以下のノニオン性アルカノールアミド界面活性剤から選ばれる限り、限定されないが、具体例として、N−(2−ヒドロキシエチル)ヘプタンアミド[logP:+1.03]、N−(2−ヒドロキシエチル)オクタンアミド[logP:+1.57]、N−(2−ヒドロキシエチル)ラウリンアミド[logP:+3.69]、N−(2−ヒドロキシエチル)テトラデカンアミド[logP:+4.75]、N−(2−ヒドロキシプロピル)オクタンアミド[logP:+1.91]、N−(2−ヒドロキシプロピル)デカンアミド[logP:+2.97]、N−(2−ヒドロキシプロピル)ラウリンアミド[logP:+4.04]、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)カプリル酸アミド[logP:+1.81]、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)デカンアミド[logP:+2.87]、N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)ラウリンアミド[logP:+3.94]、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)テトラデカンアミド[logP:+5.00]等が挙げられる(括弧内にlogP値を記載した。)。
また、ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤は、複数種を用いてもよい。
なお、ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤の基本的な構造は、酸アミドの窒素原子にアルカノールが結合し、炭素原子にアルキル基が結合した化合物である。ノニオン性アルカノールアミド化合物の酸アミド構造、アルカノールの個数、アルキル基の個数、炭素数等は、上記logP値を満たすことができる範囲で特に限定されない。
ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤は、上記例示した中でも、脂肪酸エタノールアミド、脂肪酸ジエタノールアミド、脂肪酸メチルエタノールアミド及び脂肪酸プロパノールアミドから選ばれる一種以上であることがより好ましい。このようなノニオン性アルカノールアミド界面活性剤を選択すると、インクジェット記録用水系インク中で特に色材の分散安定性がさらに強化することができる。
ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤の配合量は、インクジェット記録用水系インクの全量に対して、0.05質量%以上2質量%以下、好ましくは0.1質量%以上1質量%以下、より好ましくは0.2質量%以上0.5質量%以下である。ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤の配合量がこの範囲であれば、インクジェット記録用水系インクの泡立ちを抑えつつ、色材の分散安定性と系の分散安定性を強化できる。
1.3.水溶性有機溶剤
本実施形態のインクジェット記録用水系インクは、水溶性溶剤を含む。水溶性溶剤としては、水溶性を有するかぎり特に限定されないが、例えば、水酸基が2以上のポリオール系溶剤及びそのエーテル化合物、含窒素化合物、エステル系化合物等が挙げられる。また、水溶性有機溶剤は、水酸基が2以上のポリオール系溶剤及びそのエーテル化合物から選ばれる一種以上であることが好ましい。
水溶性有機溶剤としての水酸基が2以上のポリオール系溶剤又はそのエーテル化合物の具体例としては、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル[logP:−0.46]、3−エトキシ−1,2−プロパンジオール[logP:−0.43]、1,2−ブタンジオール[logP:−0.34]、3,3−ジメチルブタン−1,2−ジオール[logP:−0.11]、1,2−ペンタンジオール[logP:+0.01]、ジトリメチロールプロパン[logP:+0.21]、ブチルトリグリコール(トリエチレングリコールモノブチルエーテル)[logP:+0.29]、ブチルジグリコール(ジエチレングリコールモノブチルエーテル)[logP:+0.56]、3−ブトキシ−1,2−プロパンジオール[logP:+0.59]、ジプロピレングリコ−ルモノプロピルエーテル[logP:+0.60]、1,2−ヘキサンジオール[logP:+0.70]、1,2−ヘプタンジオール[logP:+1.0]、1,2−ペンタンジオール(logP:+0.01)、2−メチル−3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール(logP:+1.10)、3−(3−メチルフェノキシ)−1,2−プロパンジオール(logP:+1.21)、3−ヘキシルオキシ−1,2−プロパンジオール(logP:+1.36)、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール(logP:+1.78)、1,3−ペンタンジオール、2−エチル−1,3−プロパンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,2−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール等のグリコール類が挙げられる。上記幾つかの化合物については、logP値を括弧で付した。
水溶性有機溶剤としての含窒素化合物の例としては、1−(2−ヒドロキシエチル)−2−ピロリドン[logP:−0.46]、N−メチル−2−ピロリドン[logP:−
0.45]、3−メチル−2−オキサゾリジノン[logP:−0.39]、N−エチル−2−ピロリドン[logP:−0.13]、1,5−ジメチル−2−ピロリドン[logP:+0.09]、3−メトキシ−N,N−ジメチルプロパンアミド[logP:+0.30]、1−プロピル−2−ピロリドン[logP:+0.67]、3−ブトキシ−N,N−ジメチルプロパンアミド[logP:+0.86]、2−ピロリドン、ε−カプロラクタム等のラクタム類、α−アセトラクトン、β−プロピオラクトン、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン等のラクトン類、トリメチルグリシン等が挙げられる。上記幾つかの化合物については、logP値を括弧で付した。
水溶性有機溶剤としてのエステル系化合物としては、トリアセチン[logP:−0.24]、1−ブチリン[logP:−0.21]、グリセリン 1−メタクリレート[logP:−0.12]、3−イソペンチルオキシ−1,2−プロパンジオール[logP:+0.64]、α−モノカプロイン[logP:+0.85]、1,3−ジブチリン[logP:+1.59]、2−エチルヘキサン酸 2,3−ジヒドロキシプロピル[logP:+1.73]等が挙げられる。上記幾つかの化合物については、logP値を括弧で付した。
水溶性有機溶剤のlogP値は、限定されないが、水への溶解性及び溶剤との親和性の観点から、logP値が−0.5以上+1.0以下、好ましくは−0.3以上+0.8以下、より好ましくは0.0以上+0.5以下であることがより好ましい。
水溶性有機溶剤の機能の一つとしては、疎水性の高い成分と水とを親和させることが挙げられる。また、本実施形態のインクジェット記録用水系インクは、水溶性有機溶剤を含有することにより、ノニオン性界面活性剤と水との親和性を高めることができる。また、水溶性有機溶剤を含有することにより、後述する樹脂粒子の配合量を高めることができ、インクの保存安定性を向上させたり、画像の耐水性をより高めることができる。
水溶性有機溶剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。水溶性有機溶剤の合計の配合量は、インクジェット記録用水系インクの全量に対して、0.5質量%以上30質量%以下、好ましくは1質量%以上20質量%以下、より好ましくは2質量%以上15質量%以下、さらに好ましくは3質量%以上10質量%以下である。水溶性有機溶剤の配合量がこの範囲であれば、樹脂粒子の凝集を抑制することができる。
また、本実施形態のインクジェット記録用水系インクに含有される有機溶剤は、標準沸点がいずれも250℃以下、好ましくは240℃以下、より好ましくは230℃以下となるように選択されることがさらに好ましい。このようにすれば、記録媒体に付着した後の乾燥がより早くなり、記録物の画像の耐水性をより早期に発現させることができる。
主な有機溶剤の標準沸点を例示しておく。1,2−ブタンジオール[194℃]、1,2−ペンタンジオール[210℃]、1,2−ヘキサンジオール[224℃]、1,2−ヘプタンジオール[227℃]、1,3−プロパンジオール[210℃]、1,3−ブタンジオール[230℃]、1,4−ブタンジオール[230℃]、1,5−ペンタンジオール[242℃]、1,6−ヘキサンジオール[250℃]、2−エチル−2−メチル−1,3−プロパンジオール[226℃]、2−メチル−2−プロピル−1,3−プロパンジオール[230℃]、2−メチル−1,3−プロパンジオール[214℃]、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール[210℃]、3−メチル−1,3−ブタンジオール[203℃]、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール[244℃]、3−メチル−1,5−ペンタンジオール[250℃]、2−メチルペンタン−2,4−ジオール[197℃]、ジエチレングリコール[245℃]、ジプロピレングリコール[232℃]、トリエチレングリコール[287℃]、グリセリン[290℃]、ε−カプロラクタム[13
6℃]、γ−ブチロラクトン[204℃]、ジエチレングリコールモノブチルエーテル[230℃]。
1.4.ノニオン性界面活性剤
本実施形態のインクジェット記録用水系インクは、上述のノニオン性アルカノールアミド界面活性剤の他に、ノニオン性界面活性剤を含有する。ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤以外のノニオン性界面活性剤は、ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤と協働してインクジェット記録用水系インクの分散安定性に寄与する。本明細書では、ノニオン性界面活性剤を「表面張力調整剤」ということがある。
ノニオン性界面活性剤としては、特に限定されないが、シリコーン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤及びアセチレングリコール系界面活性剤から選ばれる一種以上を用いることが好ましい。
シリコーン系界面活性剤としては、ポリシロキサン系化合物、ポリエーテル変性オルガノシロキサン等が挙げられる。シリコーン系界面活性剤の市販品としては、特に限定されないが、具体的には、BYK−306、BYK−307、BYK−333、BYK−341、BYK−345、BYK−346、BYK−348、BYK−349、BYK−3455(商品名:ビックケミー・ジャパン株式会社製)、KF−351A、KF−352A、KF−353、KF−354L、KF−355A、KF−615A、KF−945、KF−640、KF−642、KF−643、KF−6020、X−22−4515、KF−6011、KF−6012、(商品名:信越化学株式会社製)、シルフェイスSAG002、005、014、503A、008(商品名:日信化学工業株式会社製)等が挙げられる。
フッ素系界面活性剤としては、FC−4430、FC−4432(商品名:スリーエムジャパン株式会社製)、メガファックF−444、F−477、F553、F556(商品名:DIC株式会社製)、サーフロンS−241、S−242、S243、S−386(商品名:AGCセイミケミカル株式会社製)等が挙げられる。
アセチレングリコール系界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、オルフィンE1004、E1010、E1020、PD−001、PD−002W、PD−004、PD−005、EXP.4200、EXP.4123、EXP.4300(以上商品名:日信化学工業株式会社製)、サーフィノール104E、104H、104A、104BC、104DPM、104PA、104PG−50、104S、420、SE、SE−F、61、82、DF−110D、420、465、485、2502、ダイノール604、607(商品名:エアプロダクツ社製)、アセチレノールE00、E103T、E40、E60、E100、E200(商品名:川研ファインケミカル株式会社製)、オルフィンE1004、E1010、E1020、PD−002W、PD−004、EXP4001、EXP4002、EXP4123、EXP4300(商品名:エアプロダクツ社製)、サーフィノール465(商品名:日信化学工業社(Nissin Chemical Industry CO.,Ltd.)製)などが挙げられる。
ノニオン性界面活性剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。ノニオン性界面活性剤の合計の配合量は、インクジェット記録用水系インクの全量に対して、0.05質量%以上5質量%以下、好ましくは0.1質量%以上3質量%以下、より好ましくは0.2質量%以上2質量%以下、さらに好ましくは0.5質量%以上1質量%以下である。ノニオン性界面活性剤の配合量がこの範囲であれば、インクジェット記録用水系インクの分散安定性に十分寄与できる。
1.5.樹脂粒子
本実施形態のインクジェット記録用水系インクは樹脂粒子を含む。そして、かかる樹脂粒子は、ゼータ電位が−65mV以上−15mV以下である。ゼータ電位が−65mV以上−15mV以下でである樹脂粒子は、アニオン性基の存在が一因となり、ゼータ電位が−65mV以上−15mV以下となっている。
樹脂粒子の機能の一つとしては、色材を記録媒体に固定する(定着させる)ことが挙げられる。樹脂粒子は、インクジェット記録用水系インク中で、粒子状の形態となっており、これにより、溶液として定着用樹脂を配合する場合に比較して、インクジェット記録用水系インクの粘度を低く抑えることができる。樹脂粒子は、エマルジョンの形態で配合されてもよい。
樹脂粒子のゼータ電位を−65mV以上−15mV以下としやすいアニオン性基としては、スルホン酸基、カルボキシル基、リン酸基等を挙げることができ、これらの複数の基が存在してもよい。樹脂粒子にアニオン性基を導入する方法の一つとして、樹脂粒子を重合する際のモノマーとして、アニオン性反応性界面活性剤を用いることが挙げられる。このうようなモノマーを用いて重合された樹脂粒子は、アニオン性反応性界面活性剤を構成単位として含むことになる。
樹脂粒子は、付加重合系モノマーを使った乳化重合や懸濁重合により、分散体として合成することができる。また、アニオン性反応性界面活性剤自体が付加重合系モノマーであってもよいし、その他のモノマーであってアニオン性の水溶性基を有する付加重合性モノマーを用いて重合してもよい。
係る乳化重合や懸濁重合の態様は、特に限定されず、重合に用いるモノマーを全て混合して乳化状態のモノマー組成物を作成し、これを開始剤溶液に滴下する方法、重合に用いるモノマーの種類及び/又は量を複数に分けて、乳化状態の複数のモノマー組成物を作成し、これを開始剤溶液に滴下する方法などを採用することができる。重合反応によって、モノマーは互いに共有結合して重合体(高分子)となり、粒子状の形態となる。
重合に用いるモノマーとしては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸エステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル等のメタクリル酸エステル、酢酸ビニル、エチレン、プロピレン、イソブチレン、ブタジエン、スチレン、メチルスチレン、スチレンスルホン酸及びその塩、塩化ビニル、無水マレイン酸、ジビニルベンゼン等の炭素炭素二重結合を有する化合物を用いることができる。
また、本実施形態の樹脂粒子に結果的に導入されるアニオン性反応性界面活性剤単位は、アニオン性反応性界面活性剤をモノマーとして用いることにより導入される。すなわちアニオン性反応性界面活性剤は、炭素炭素二重結合を含む化合物であり、係る二重結合を利用して、樹脂粒子の構成単位に組み込まれる。
アニオン性反応性界面活性剤が有する親水性部位は、特に限定されないが、スルホニル基、カルボキシル基、ホスホニル基等であることが好ましい。アニオン性反応性界面活性剤の親水性基は特に限定されないが、樹脂粒子のゼータ電位が−65mV以上−15mV以下、好ましくは−50mV以上−20mV以下、より好ましくは−40mV以上−25mV以下となるような量及び種類で配合される。
アニオン性反応性界面活性剤の具体例としては、ラテムルPD104、PD105(商品名、花王株式会社製)、エレミノールJS−20、RS−3000(商品名、三洋化成
工業株式会社製)、アクアロンKH、HS、BC(商品名、第一工業製薬株式会社製)、アデカリアソープSR−10、SE−10N、PP−70(商品名、株式会社ADEKA製)、アントックスMS−60、MS−2N、EMH−20(商品名、日本乳化剤株式会社製)等が挙げられる。樹脂粒子の重合において、アニオン性反応性界面活性剤は、単独又は複数を用いてもよい。
乳化重合又は懸濁重合のための重合開始剤としては、特に限定されないが、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、アゾビスイソブチロニトリル、過酸化ベンゾイル、過酸化ジブチル等の水溶性重合開始剤が好ましい。
このようにして乳化重合又は懸濁重合によりアニオン性反応性界面活性剤を構成単位に含む樹脂粒子を得ることができるが、重合は多段階で行われてもよい。例えば、あらかじめ上述したアニオン性反応性界面活性剤を含まない系で乳化重合又は懸濁重合を行い、その後に逐次的にアニオン性反応性界面活性剤を含む系として乳化重合又は懸濁重合を行ってもよい。このようにすれば、核(コア)部分でアニオン性反応性界面活性剤の存在割合が小さく、殻(シェル)部分でアニオン性反応性界面活性剤の存在割合が大きい樹脂粒子を得ることができる。これにより、例えばアニオン性反応性界面活性剤をより少量用いて十分な機能を有する樹脂粒子を得ることができる。
上記のように、樹脂粒子の重合を逐次的に行う場合であって、アニオン性反応性界面活性剤を含まない系で乳化重合又は懸濁重合を行う際には、乳化又は懸濁させるためにさらに適宜の界面活性剤を使用することができる。この場合に用いる界面活性剤としては特に限定されないが、非反応性界面活性剤を用いることができる。
非反応性界面活性剤としては、例えば、ハイテノールNF−08、ハイテノールNF−17、ハイテノール330T、ハイテノールLA−10、プライサーフA212C、プライサーフA208B(以上商品名、第一工業製薬株式会社製)、ラテムルWX、ラテムルE−150、エマルゲン1108、エマルゲン1150S−60、ペレックスSS−H、ペレックスSS−L(以上商品名、花王株式会社製)、エレミノールCLS−20、エレミノールMON−7、サンモリンOT−70(以上商品名、三洋化成工業株式会社製)を例示することができる。
乳化重合又は懸濁重合において、上述のアニオン性反応性界面活性剤を用いると、重合前及び重合中に乳化又は懸濁することができる上に、重合反応が進むにつれて、乳化剤として機能する化合物(反応性界面活性剤)が減少することになる。したがって、重合反応が終了したときに、遊離の状態で系中に残るアニオン性反応性界面活性剤の量を十分に少なくすることができる。これにより形成された乳化液又は懸濁液は、気泡を生じにくくなる。
なお、親水基として機能する基は、樹脂粒子に結合しており、系中に残る乳化剤(界面活性剤)の量が少なくても、樹脂粒子の分散性が大きく損なわれることがない。また、アニオン性反応性界面活性剤をモノマーとして用いる場合であっても、乳化力を補うために非反応性界面活性剤を共存させて重合することもでき、その場合には、反応性界面活性剤の使用量を低減することができる。さらに、乳化重合又は懸濁重合において、連鎖移動剤、オリゴマー、マクロマーの共存下で重合することもできる。また、樹脂粒子は、複数種のモノマーを用いた乳化重合により合成され得るが、各種のモノマーの単独又はその混合物を用いた重合を逐次的に行って合成されてもよい。
樹脂粒子を合成する際のアニオン性反応性界面活性剤の合計の配合量としては、全モノマーを100質量%とした場合に、0.5質量%以上5質量%以下、好ましくは1質量%
以上4.5質量%以下、より好ましくは1.5質量%以上4質量%以下、さらに好ましくは2質量%以上3.5質量%以下である。また、逐次的な重合を行う場合であっても、樹脂粒子を合成する際のアニオン性反応性界面活性剤の配合量は、各重合反応に使用するモノマーの合計において、上記範囲とすることが好ましい。
アニオン性反応性界面活性剤を用いた重合の後、未反応物あるいは不純物としてのアニオン性界面活性剤(遊離のアニオン性界面活性剤)が系に残存する場合がある。このようなアニオン性界面活性剤が系中に多く残存すると、インクジェット記録用水系インクの起泡性が高まり、消泡性が低下することがある。これは、ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤がアニオン性界面活性剤と相互作用して、泡を安定化させてしまうことがあるからである。また、インクジェット記録用水系インクに、アニオン性反応性界面活性剤に由来しない遊離のアニオン性界面活性剤(意図的に添加されたもの及び意図的に添加されないものと含める)が含まれる場合でも同様である。
したがって、本実施形態のインクジェット記録用水系インクでは、遊離したアニオン性界面活性剤は、インクジェット記録用水系インク全体に対して質量基準で、500ppm(500質量ppm)以下とする。また上記の理由により、このような遊離したアニオン性界面活性剤は、例えば、好ましくは400質量ppm以下、より好ましくは300質量ppm以下、さらに好ましくは200質量ppm以下である。なお、遊離のアニオン性界面活性剤は、例えば高速液体クロマトグラフィーによって定量することができる。
また、インクジェット記録用水系インクにおける、樹脂粒子の配合量(固形分)は、複数種を用いる場合も含め、合計量として、インクジェット記録用水系インクの全質量に対して、固形分として、0.5質量%以上20質量%以下とすることが好ましく、1質量%以上15質量%以下とすることがより好ましく、5質量%以上15質量%以下とすることがさらに好ましい。樹脂粒子の含有量が0.5質量%以上であることで、インクジェット記録用水系インクの記録媒体との密着性が一層良好となる。また、樹脂粒子の含有量が20質量%以下であることで、インクジェット記録用水系インクの記録ヘッドからの吐出性が良好になる傾向にある。
1.6.水
本実施形態に係るインクジェット記録用水系インクは、水を含んでいる。水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、及び蒸留水等の純水、並びに超純水のような、イオン性不純物を極力除去したものが挙げられる。また、紫外線照射又は過酸化水素の添加等によって滅菌した水を用いると、インクジェット記録用水系インクを長期保存する場合に細菌類や真菌類の発生を抑制することができる。
水の含有量は、インクジェット記録用水系インクの総量に対して、30質量%以上、好ましくは40質量%以上であり、より好ましくは45質量%以上であり、さらに好ましくは50質量%以上である。なおインクジェット記録用水系インク中の水というときには、例えば、原料として用いる顔料分散液、樹脂粒子分散液、添加する水を含むものとする。水の含有量が30質量%以上であることにより、インクジェット記録用水系インクを比較的低粘度とすることができる。また、水の含有量の上限は、インクジェット記録用水系インクの総量に対して、好ましくは90質量%以下であり、より好ましくは85質量%以下であり、さらに好ましくは80質量%以下である。なお、本明細書において「水系インク」という場合には、インクの全質量(100質量%)に対して、水を30質量%以上含有するインクのことを指す。
1.7.その他の成分
本実施形態のインクジェット記録用水系インクは、保湿剤、pH調整剤やその他の成分
を含有してもよい。
1.7.1.保湿剤
本実施形態のインクジェット記録用水系インクは、保湿剤を含有してもよい。保湿剤としては、一般にインクジェットインクジェット記録用水系インクに用いられるものであれば特に限定されず使用可能である。保湿剤の標準沸点は、好ましくは180℃以上であり、200℃以上がより好ましい。また、保湿剤の標準沸点の上限は、250℃以下、好ましくは230℃以下である。標準沸点が上記範囲内であることにより、インクジェット記録用水系インクに良好な保水性及び湿潤性を付与することができる。
保湿剤の具体例としては、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ペンタメチレングリコール、トリメチレングリコール、2−ブテン−1,4−ジオール、1,4−ブタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、トリプロピレングリコール、イソブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、メソエリスリトール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールなどのポリオール類、2−ピロリドン、ε−カプロラクタム等のラクタム類、尿素、チオ尿素、エチレン尿素、1,3−ジメチルイミダゾリジノン類等の尿素誘導体、グルコース、マンノース、フルクトース、リボース、キシロース、アラビノース、ガラクトース、アルドン酸、グルシトール(ソルビット)、マルトース、セロビオース、ラクトース、スクロース、トレハロース、マルトトリオース等の単糖類、二糖類、オリゴ糖類及び多糖類及びこれらの糖類の誘導体、グリシン、トリメチルグリシンのベタイン類などが挙げられる。
本実施形態のインクジェット記録用水系インクに保湿剤を配合する場合の配合量としては、インクジェット記録用水系インクの全量に対して、0.2質量%以上30質量%以下、好ましくは0.4質量%以上20質量%以下、より好ましくは0.5質量%以上15質量%以下、さらに好ましくは0.7質量%以上10質量%以下である。
1.7.2.pH調整剤
本実施形態のインクジェット記録用水系インクは、そのpHを調整する目的で、pH調整剤を添加することができる。pH調整剤としては、特に限定されないが、例えば、無機酸として、硫酸、塩酸、硝酸等、無機塩基として水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア等、有機塩基としてトリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリスヒドロキシメチルアミノメタン、有機酸としてアジピン酸、クエン酸、コハク酸、乳酸等が挙げられる。
1.7.3.その他の成分
本実施形態に係るインクジェット記録用水系インクは、その保存安定性及びヘッドからの吐出安定性を良好に維持したり、目詰まり改善のために、又はインクジェット記録用水系インクの劣化を防止するために、防腐剤、溶解助剤、粘度調整剤、酸化防止剤、防黴剤及び分散に影響を与える金属イオンを捕獲するためのキレート化剤などの、種々の添加剤を適宜添加することができる。
1.8.作用効果
本実施形態に係るインクジェット記録用水系インクは、水−オクタノール分配係数が+1.0以上+5.0以下のノニオン性アルカノールアミド界面活性剤を含むことにより、記録物の耐水性を良好に保てる。また、ゼータ電位が−65mV以上−15mV以下の樹脂粒子と、水−オクタノール分配係数が+1.0以上+5.0以下のノニオン性アルカノールアミド界面活性剤と、が相互作用することによってインク全体の分散安定性(保存安
定性)が良好である。また、インク中にアニオン性界面活性剤が500ppmを超えて含まないことにより、インク中に生じた気泡の安定化が抑制される結果、インクジェットヘッドにおける吐出安定性が良好である。
2.実施例及び比較例
以下、本発明を実施例によってさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
2.1.樹脂粒子分散液1(樹脂エマルジョン1)の調製
モノマーとしてメタクリル酸メチル50g、メタクリル酸−2−エチルヘキシル100g、アニオン性の硫酸エステル型反応性界面活性剤としてアクアロン HS(商品名、第一工業製薬株式会社製)3.5g、イオン交換水100gをホモミキサーで混合してモノマー乳濁液1を調整した。
モノマーとしてメタクリル酸メチル100g、メタクリル酸−2−エチルヘキシル50g、メタクリル酸1g、アニオン性のスルホン酸エステル型反応性界面活性剤としてアントックス MS(商品名、日本乳化剤株式会社製)3.5g、イオン交換水100gをホモミキサーで混合してモノマー乳濁液2を調整した。
重合開始剤として過硫酸アンモニウム0.5gをイオン交換水20gに溶解した開始剤溶液を調整した。
次に撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管、滴下ロート3ヶを備えた反応器に、イオン交換水150g、炭酸水素ナトリウム0.2gとモノマー乳濁液1を50gを投入し、窒素を通気しながら80℃で30分撹拌を行った。続いて開始剤溶液を滴下ロートから15分かけて投入、さらにモノマー乳濁液1の残り全量を滴下ロートから1.5時間かけて投入、続けてモノマー乳濁液2の全量を滴下ロートから2時間かけて投入して重合を行った。熟成3時間おいてから冷却し、イオン交換水の追加とアンモニア水でpH=7.5に調整して固形分濃度40%の樹脂粒子分散液1を調整した。粒子径は200nmであった。この樹脂を0.1wt%に希釈してゼータサイザーナノZS(商品名:Malvern Instruments Ltd 社製)にてゼータ電位を測定した結果、−55mVであった。
2.1.2.樹脂粒子分散液2及び3の調製
各材料の種類および添加量を表1に示したように変更した以外は、上記樹脂粒子分散液1の調製と同様にして、樹脂粒子分散液2及び3を調製した。各分散液における樹脂粒子のゼータ電位は、表1に記載した。
Figure 2019077848
表1中、「ラテムルPD−104」は、花王株式会社から、「アクアロンHS」、「アクアロンBC」は、第一工業製薬株式会社から、「アントックスMS」「アントックスSMH−20」は日本乳化剤株式会社から、「エレミノールJS−20」は、三洋化成工業株式会社から入手した。
2.2.インクの調製
別に調整したシアン顔料分散液(顔料濃度15%)を20g、アルカノールアミド界面活性剤としてN−(2−ヒドロキシプロピル)デカンアミドを0.2g、水溶性溶剤として1,2−ヘキサンジオールを5g、表面張力調整剤としてシルフェイスSAG503A(商品名、日信化学工業株式会社製)を0.6g、樹脂エマルジョン1を15g、および保湿剤としてグリセリンを15g、pH調整剤としてトリイソプロパノールアミンを0.4g混合して、イオン交換水を加えて全量を100gとした。孔径1.2μmのメンブレンフィルターで濾過を行って、実施例1のインクを調製した。そして超遠心分離機にて10万rpm×1時間にて固形分を分離し、続いて孔径0.2μmのメンブレンフィルターで濾過後、高速液体クロマトグラフィーにて遊離のアニオン性系界面活性剤総量を定量した結果、60ppm(質量)であった。
各材料の種類および添加量を表2に示したように変更した以外は、上記実施例1のインクの調製と同様にして、各例のインクを調製した。また各例のインクの遊離のアニオン性系界面活性剤総量を表2に記載した。
Figure 2019077848
表2中、「ネオハイテノールL−30」は、第一工業製薬株式会社製のアニオン性界面活性剤であり、遊離のアニオン性界面活性剤となるように比較例2のインクに添加している。また、表2中、「N−メチル−N−[2−(ソジオオキシスルホニル)エチル]ドデカンアミド」は、アミド系界面活性剤でアルカノールタイプでないもの(logP:−0.66)であり、比較例3に用いている。また、表2中、「シルフェイスSAG503H」は、日信化学工業株式会社から、「サーフィノール104S」は、エアプロダクツ社から入手した。
2.3.インクの評価
2.3.1.保存安定性
各例のインク組成物をサンプル瓶に入れ、60℃及び−20℃で1週間放置した。放置前後のインク粘度を比較してインク保存安定性を評価した。評価基準を以下に示す。
A:粘度変動が±5%未満
B:粘度変動が±5%以上から±10%
C:粘度変動が±10%以上
D:放置後凝集もしくはゲル化
2.3.2.吐出安定性
インクジェット方式のプリンターEM−930C(商品名:セイコーエプソン株式会社製)に実施例及び比較例の各インクをそれぞれ充填し、吐出ヘッドを吸引キャップから外して1日放置、放置後にクリーニング1回行って全ノズルを吐出しながら20頁連続印刷して、印刷抜け、曲がりのノズル本数を以下の基準で評価し、結果を表2に記載した。
A:抜け、曲がりが0ノズル
B:抜け、曲がりが1〜5ノズル
C:抜け、曲がりが6ノズル以上
2.3.3.記録物耐水性
インクジェット方式のプリンターEM−930C(商品名、セイコーエプソン株式会社製)にて上質紙に印刷、1日乾燥してから文字印刷部に純水1滴を滴下して乾燥させ、文字のにじみ状態を目視比較して耐水性を評価した。以下の基準で評価し、結果を表2に記載した。
A:にじみが見えない
B:文字周辺ににじみ出しがあるが、文字は判別できる
C:文字が判別できない
2.4.評価結果
評価結果をみると、色材と、水−オクタノール分配係数が+1.0以上+5.0以下のノニオン性アルカノールアミド界面活性剤と、水溶性有機溶剤と、ノニオン性界面活性剤と、ゼータ電位が−65mV以上−15mV以下の樹脂粒子と、を含み、アニオン性界面活性剤を500ppmを超えて含まない、各実施例のインクは、保存安定性、吐出安定性及び記録物の耐水性のいずれも非常に良好な結果となった。この結果は、ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤による分散安定性の向上と、アニオン性界面活性剤を500ppmを超えて含まないことによる消泡性による吐出安定性が得られていることを裏付けている。
一方、ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤を含まない比較例1のインクでは、保存安定性及び吐出安定性が不十分な結果となった。アルカノールアミド界面活性剤による樹脂粒子の分散安定化が不足した結果と推測される。またアニオン性界面活性剤を5000ppm含む比較例2では、保存安定性及び吐出安定性が非常に悪かった。アルカノールアミド界面活性剤によりアニオン性界面活性剤の泡形成を増強し、気泡がインク中に多量に残り易くなった結果と推測される。さらに、ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤に代えて水溶性の強いアミド系界面活性剤のN−メチル−N−[2−(ソジオオキシスルホニル)エチル]ドデカンアミドを用いた比較例3では、記録物の耐水性が不十分となった。該界面活性剤の水−オクタノール分配係数が+1.0以上+5.0以下の範囲外でlogP=−0.68と易水溶性のため、記録物上の樹脂粒子や色材を吸水によって再分散させてしまい耐水性が悪いと推測される。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。

Claims (9)

  1. 色材と、
    水−オクタノール分配係数が+1.0以上+5.0以下のノニオン性アルカノールアミド界面活性剤と、
    水溶性有機溶剤と、
    前記ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤以外のノニオン性界面活性剤と、
    ゼータ電位が−65mV以上−15mV以下の樹脂粒子と、
    を含み、
    アニオン性界面活性剤を500ppmを超えて含まない、インクジェット記録用水系インク。
  2. 請求項1において、
    前記ノニオン性界面活性剤は、シリコーン系、フッ素系及びアセチレングリコール系から選ばれる一種以上である、インクジェット記録用水系インク。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記水溶性有機溶剤の水−オクタノール分配係数は、−0.5以上+1.0以下である、インクジェット記録用水系インク。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
    前記ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤は、脂肪酸エタノールアミド、脂肪酸ジエタノールアミド、脂肪酸メチルエタノールアミド及び脂肪酸プロパノールアミドから選ばれる一種以上である、インクジェット記録用水系インク。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項において、
    前記ノニオン性アルカノールアミド界面活性剤の含有量は、0.05質量%以上2質量%以下である、インクジェット記録用水系インク。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項において、
    前記水溶性有機溶剤は、水酸基が2以上のポリオール系有機溶剤及びそのエーテル化合物から選ばれる一種以上である、インクジェット記録用水系インク。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項において、
    前記樹脂粒子は、アニオン性の反応性界面活性剤を構成単位に含む、インクジェット記録用水系インク。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか一項において、
    前記樹脂粒子は、アニオン性の水溶性基を有する付加重合性モノマーを構成単位に含む、インクジェット記録用水系インク。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項において、
    含有される溶剤の標準沸点が、250℃以下である、インクジェット記録用水系インク。

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