JP2018130076A - 線虫を用いた物質の生理活性評価法 - Google Patents
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Abstract
Description
ポンピング回数を目視でカウントする方法以外には、電気生理学的な手法を用いて測定する方法があるが、1匹ずつしか測定できず、また、測定操作に対する習熟度が要求される。さらに、計測装置の初期投資とともに消耗品も高価でコストがかかる。
Kerrらは、咽頭筋の筋細胞中に蛍光カルシウムプローブであるカメレオン(cameleon)を発現させ、カルシウムイオン濃度の変化を画像化したことを報告した(非特許文献5)。カメレオンは、4つのドメイン(CFP、カルモジュリン、M13(カルモジュリン結合ドメイン)およびYFP)から構成されるカルシウムプローブで、これにより咽頭筋のカルシウムイオンの変動を検出できる。しかし、カメレオン(YC2.1)による蛍光比の変化量は野生型株で4.31±0.16%と小さく(非特許文献5)、またカメレオンは、1波長励起2波長測光タイプであるため2波長を測定できる測定装置が必要でありコストがかかってしまう。さらに、カメレオンにはCFPとYFPの2つのGFP変異体が含まれることから、これらの蛍光タンパク質間等で組み換えが起こりやすく遺伝子が不安定になりやすい問題があり、カメレオンを導入した線虫を長期的に使用する際には注意を要する。
以上、発明者らは、実験結果から良好な結果を得られたため、薬剤のスクリーニング等に使えるという考えに至った。
(1)蛍光カルシウムプローブであるCaMPの1または複数が咽頭筋の筋肉細胞内で発現しているか、または発現可能な状態である線虫。
(2)前記CaMPが下記の(a)、(b)または(c)に示される蛍光カルシウムプローブからなるグループから選択される蛍光カルシウムプローブであることを特徴とする上記(1)に記載の線虫。
(a)配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12および配列番号14で表されるアミノ酸配列からなる蛍光カルシウムプローブ、
(b)配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12および配列番号14で表されるアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が付加、置換、挿入もしくは欠失したアミノ酸配列からなる蛍光カルシウムプローブ、
(c)配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12および配列番号14で表されるアミノ酸配列と80%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなる蛍光カルシウムプローブ
(3)前記線虫が、C. elegans、C. briggsaeまたはC. remaneiであることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の線虫。
(4)下記の(a)および(b)の工程を含む、試験物質の生理活性を評価する方法。
(a)上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の線虫と試験物質を接触させる工程、
(b)前記線虫内で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程
(5)下記の(c)および(d)の工程をさらに含む、上記(4)に記載の方法。
(c)上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の線虫内で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程、
(d)前記工程(c)のカウント数と上記(4)の工程(b)のカウント数と比較する工程
(6)下記の(a)および(b)の工程を含む、生体への放射線の影響を調べる方法。
(a)上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の線虫に放射線を照射する工程、
(b)前記線虫の咽頭筋で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程
(7)下記の(c)および(d)の工程をさらに含む、上記(6)に記載の方法。
(c)上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の線虫内で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程、
(d)前記工程(c)のカウント数と上記(4)の工程(b)のカウント数と比較する工程
本発明の実施形態で使用される線虫の種類は、遺伝子操作が容易なものであれば、いかなるものであっても使用可能であり、例えば、C. elegans、C. briggsaeまたはC. remaneiなどを挙げることができ、好ましくは、C. elegansである。
また、本明細書中、蛍光カルシウムプローブとは、カルシウムが結合すると蛍光強度が変化するタンパク質のことである。本発明においては、蛍光カルシウムプローブとしてCaMPが使用される。上述のとおり、CaMPは、発明者らによって開発された蛍光カルシウムプローブで、カルシウムイオンと結合することで、その蛍光特性(例えば蛍光強度)が変化する特徴を有しており、例えば、細胞内におけるカルシウムイオン濃度の変化を検出するために使用することができる。CaMPの例として、(a)配列番号2(G-CaMP2)、配列番号4(G-CaMP4)、配列番号6(G-CaMP6)、配列番号8(G-CaMP7)、配列番号10(G-CaMP8)、配列番号12(R-CaMP1.07)および配列番号14(R-CaMP2)で表されるアミノ酸配列からなる蛍光カルシウムプローブ、(b)配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12および配列番号14で表されるアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が付加、置換、挿入もしくは欠失したアミノ酸配列からなる蛍光カルシウムプローブ、(c)配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12および配列番号14で表されるアミノ酸配列と80%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなる蛍光カルシウムプローブ、を挙げることができる。CaMPとして、特に好ましくは、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10または配列番号12で表されるアミノ酸配列からなる蛍光カルシウムプローブである。
なお、本明細書中、単に「CaMP」と記載したときは、CaMPタンパク質のことを表す。
また、ストリンジェントな条件とは、当業者によって容易に決定されるハイブリダイゼーション条件のことで、一般的に、プローブ長、洗浄温度および塩濃度に依存する経験的な実験条件である。通常、プローブが長くなると適切なアニーリングのための温度は高くなり、プローブが短くなると温度は低くなる。核酸同士のハイブリッドの形成は、相補鎖がその融点よりやや低い環境において再アニールする能力に依存する。より具体的に述べると、低ストリンジェントな条件とは、例えば、ハイブリダイゼーション後のフィルターの洗浄段階において、37℃〜42℃の温度条件の下、5×SSC(1倍濃度のSSC溶液(1×SSC)の組成は、例えば、150mmol/L 塩化ナトリウムおよび15mmol/L クエン酸ナトリウムである)、0.1%SDS溶液中で洗浄する条件などを挙げることができる。また、高ストリンジェントな条件とは、例えば、洗浄段階において、60℃〜70℃、好ましくは65℃の温度条件の下、0.1×SSC、0.1%SDS中で洗浄する条件などが挙げられる。さらに、温度を上げる等のストリンジェントな条件をより高くすることにより、相同性の高い核酸を得ることができる。
なお、本明細書において、「発現可能な状態」には、CaMPが恒常的に発現している状態のみならず、例えば、熱ショックプロモーター等の誘導的なプロモーターにより、所望の時期にCaMPが発現可能な状態でCaMPをコードするDNAが細胞内に導入されている状態も含まれる(参考文献 Bacaj T and Shaham S: Temporal Control of Cell-Specific Transgene Expression in Caenorhabditis elegans. Genetics 176: 2651-2655, 2007.)。
(a)第1の実施形態にかかる線虫と試験物質を接触させる工程、
(b)前記線虫内で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程
すなわち、下記の(a)〜(d)の工程を含む、試験物質の生理活性を評価する方法も本発明の第2の実施形態に含まれる。
(a)第1の実施形態にかかる線虫と試験物質を接触させる工程、
(b)前記線虫内で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程、
(c)第1の実施形態にかかる線虫内で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程、
および
(d)前記工程(c)のカウント数と工程(b)のカウント数を比較する工程
以上のように、線虫の咽頭筋のポンピングは試験物質の生体への影響評価する上で非常に有効である。
本発明の線虫はポンピングを行う度に、蛍光強度が変化するため、この蛍光強度の変化の回数をポンピングの回数として検出することができる(蛍光強度の1ピークの数をポンピングの数とすることができる。実施例参照のこと)。
従って、例えば、単位時間あたりの蛍光強度の変化の回数が、試験物質の有無で異なる場合には、試験物質により線虫の咽頭筋の運動に何らかの影響が及ぼされたと判断することができる。
(a)第1の実施形態にかかる線虫に放射線を照射する工程、
(b)前記線虫の咽頭筋で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程
本発明の第3の実施形態にかかる方法は、第1の実施形態にかかる線虫をモデル生物とし、その咽頭筋のポンピング回数に対する放射線の影響を調べ、その結果に基づいて、生体に与える放射線の影響を評価する方法である。放射線の影響の有無は、放射線を照射していない第1の実施形態にかかる線虫のポンピング回数と比較することで評価することができる。
すなわち、下記の(a)〜(d)の工程を含む、生体への放射線の影響を調べる方法も本発明の第3の実施形態に含まれる。
(a)第1の実施形態にかかる線虫に放射線を照射する工程、
(b)前記線虫の咽頭筋で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程、
(c)第1の実施形態にかかる線虫内で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程、
および
(d)前記工程(c)のカウント数と工程(b)のカウント数を比較する工程
ここで「放射線」とは、高い運動エネルギーをもって流れる物質粒子(イオン、電子、中性子、陽子および中間子などの粒子放射線で、α線、β線、電子線、陽子線、中性子線および重粒子線など)と高エネルギーの電磁波(γ線、X線などの電磁放射線)のことであり、特に限定はされない。
以下に実施例を示してさらに本発明の説明を行うが、実施例は、あくまでも本発明の実施形態の例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
G-CaMP2(配列番号2)を発現するトランスジェニック線虫の作成は、マイクロインジェクション法(Mello et al., EMBO J. 10, 3959-3970, 1991)に従って行った。この方法は、線虫雌雄同体の成虫の生殖巣にDNA溶液をマイクロインジェクションすることにより形質転換を行うものである。実験装置は以下のものを用いた。
実験装置
(1)実体顕微鏡:線虫のマウントに用いた。0.7-15倍程度の倍率で観察しながら、線虫をアガーパッド(スライドガラスに寒天を薄く伸ばしたもの)上にマウントした。
(2)倒立顕微鏡:線虫のマイクロインジェクションに用いた。線虫の移動をスムーズに行うために、グラインドタイプのステージを装着した。対物レンズは微分干渉用レンズ、40倍と低倍率4倍(針と線虫を近づけるため)を用いた。
(3)ニードルプラー:ガラス管を熱して細く引き、マイクロインジェクション用の針を作成した。
(4)マニピュレーター:倒立顕微鏡のステージに取り付けてマイクロインジェクション用の針を操作する装置である。
(5)マイクロインジェクションマニピュレーター:マイクロインジェクションの際の圧力を制御する装置である。
宿主となる線虫は、C. elegans野生型N2株を用いた。マイクロインジェクション用のガラス針にDNAを注入し、マイクロインジェクションマニピュレーターにセットした。雌雄同体の成虫をアガーパッドにマウントし、すみやかに生殖巣にガラス針を挿入し、DNAを生殖巣内に注入した。注入後、虫を回収し、線虫用の培養用固形培地(NGM培地)で培養した。マイクロインジェクションから3-4日後に、CaMPの蛍光やマーカー(主に蛍光)を指標にして形質転換体(F1)を識別して分離し、新しいNGM培地で培養した。さらに3-4日後に形質転換体(F2)を選別し、CaMPの蛍光やマーカーの発現が伝達しているトランスジェニックラインを得た。この方法で得られるトランスジェニック線虫は、染色体外DNAアレイをもつ細胞ともたない細胞の2種類の細胞を体内に持つキメラ体である(Exライン)。そこで、UV法に従い(Mitani Development Growth & Differentiation 37 (5) 551-557,1995)、CaMPを安定に発現するトランスジェニックライン(Isライン)を作成した。この方法は、短波長の紫外線(254nm)をExラインに照射してDNAの組み換えを惹起し、DNAアレイを染色体内に挿入するものである。Isラインは、さらに野生型株(N2)と数回戻し交配を行った。得られたトランスジェニック線虫は、解析に用いるとともに、凍結ストックを作成して保管した。
マイクロインジェクションに用いたG-CaMP4の発現ベクターは、以下のように構築した。
pFX_EGFPTベクターに制限酵素NotIとBglIIを加えて37度で2時間反応させた後、反応物を1%アガロースにて電気泳動した。電気泳動後、ゲル撮影装置にてゲル上でのDNA断片の位置を確認し、ゲル断片を切り出した。ゲルからのDNA断片の回収はMagExtractor PCR & Gel Cleanup kit(東洋紡ライフサイエンス事業部)または、FastGene Gel/PCR Extraction kit(日本ジェネティクス)を用い、キットのマニュアルに従って操作を行い、EGFP部分を含まないベクター断片を得た。G-CaMP4のDNA断片は以下の方法で調整した。pN1-G-CaMP4ベクターをテンプレートとして用いてPCR法により5’末端側にNotIサイト、3’末端側にBglIIサイトを付加した。PCR反応には以下のプライマーペアを用いた。
GCaMP4#F1: 5'-TGCGGCCGCATGCGGGGTTCTCATCATCA-3'(配列番号15)
GCaMP4#R2: 5'-TAGATCTTCACTTCGCTGTCATCATTTG-3'(配列番号16)
PCR反応後、反応液を1%アガロースゲルを用いて電気泳動し、MagExtractor PCR & Gel Cleanup kitまたは、FastGene Gel/PCR Extraction kitを用い、増幅したPCR産物を回収した。回収したPCR産物はZero Blunt TOPO PCR Cloning Kit(サーモフィッシャーサイエンティフィック)を用いて、キットのマニュアルに従って操作を行い、pCR Blunt IIベクター(サーモフィッシャーサイエンティフィック)にサブクローニングした。サブクローニングしたDNAの大腸菌からの抽出にはPlasmid mini prep kit(キアゲン)またはFastGene(登録商標)プラスミドミニキット(日本ジェネティクス)を用い、キットのマニュアルに従って操作を行った。PCR増幅したG-CaMP4のDNA配列の確認はDNAシーケンシング(GenomeLab DTCS Quick Start Kit ベックマンコールター)を用いて確認した。PCR増幅したG-CaMP4を持つpCR Blunt IIベクターに制限酵素NotIとBglIIを加えて37度で2時間反応させた後、MagExtractor PCR & Gel Cleanup kitまたは、FastGene Gel/PCR Extraction kitを用い、DNA(G-CaMP4 cDNA)をゲルから回収した。DNA Ligation kit ver 2.1 (タカラバイオ)を用いて、キットのマニュアルに従って操作を行い、NotI/BglIIで切断したEGFP部分を含まないpFX_EGFPTベクターと、NotI/BglIIで切断したG-CaMP4のPCR産物を結合させた。
Ligation反応物はOne shot Top10 chemically competent E. coliにまたはDH5αchemically competent E. coli(タカラバイオ)にトランスフェクションし、上記と同様の方法によりプラスミドを回収し、G-CaMP発現用プラスミドPmyo-2::G-CaMPを得た。
スライドガラスに3%寒天を薄く延ばして敷いたアガーパッドを作成した。このアガーパッドに咽頭筋にCaMPを発現する線虫を載せ、さらにカバーガラスを載せるかまたは載せないで観察した。4倍または10倍対物レンズを用いてレーザー顕微鏡(A1RMP ニコン)の共焦点モードで15枚〜30枚/秒(512x512ピクセルサイズ)でタイムラプス撮影した。488nmのレーザーを励起光として用いて、蛍光画像、透過光画像を撮影した。撮影後、画像解析ソフト(NIS Elements ニコンインステック)を用いたオフライン解析した。線虫の咽頭筋部分に関心領域(ROI)をとり、蛍光輝度を測定して、その時間変化をグラフ化した。
上記のPmyo-2::G-CaMPベクターを野生型線虫N2に形質導入した結果、咽頭筋内においてCaMPの発現が確認された(図1左)。このC. elegansの咽頭から得られるCaMPの蛍光を蛍光顕微鏡(レーザー共焦点顕微鏡)で測定したところ、咽頭筋の収縮運動に呼応して、蛍光強度変化が観察された(図1右)。また、蛍光測定は、蛍光顕微鏡(FN1 ニコンインステック)に装着した研究用高感度cMOSカメラ(ORCA-Flash 4.0 浜松ホトニクス)でも行う事が可能であった。
Claims (7)
- 蛍光カルシウムプローブであるCaMPの1または複数が咽頭筋の筋肉細胞内で発現しているか、または発現可能な状態である線虫。
- 前記CaMPが下記の(a)、(b)または(c)に示される蛍光カルシウムプローブからなるグループから選択される蛍光カルシウムプローブであることを特徴とする請求項1に記載の線虫。
(a)配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12および配列番号14で表されるアミノ酸配列からなる蛍光カルシウムプローブ、
(b)配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12および配列番号14で表されるアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が付加、置換、挿入もしくは欠失したアミノ酸配列からなる蛍光カルシウムプローブ、
(c)配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12および配列番号14で表されるアミノ酸配列と80%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなる蛍光カルシウムプローブ - 前記線虫が、C. elegans、C. briggsaeまたはC. remaneiであることを特徴とする請求項1または2に記載の線虫。
- 下記の(a)および(b)の工程を含む、試験物質の生理活性を評価する方法。
(a)請求項1ないし3のいずれかに記載の線虫と試験物質を接触させる工程、
(b)前記線虫内で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程 - 下記の(c)および(d)の工程をさらに含む、請求項4に記載の方法。
(c)請求項1ないし3のいずれかに記載の線虫内で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程、
(d)前記工程(c)のカウント数と請求項4の工程(b)のカウント数を比較する工程 - 下記の(a)および(b)の工程を含む、生体への放射線の影響を調べる方法。
(a)請求項1ないし3のいずれかに記載の線虫に放射線を照射する工程、
(b)前記線虫の咽頭筋で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程 - 下記の(c)および(d)の工程をさらに含む、請求項6に記載の方法。
(c)請求項1ないし3のいずれかに記載の線虫内で発現しているCaMPからの蛍光強度変化数をカウントする工程、
(d)前記工程(c)のカウント数と請求項4の工程(b)のカウント数を比較する工程
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