JP2018193171A - 検出装置、検出方法、搬送装置、及びインクジェット記録装置 - Google Patents
検出装置、検出方法、搬送装置、及びインクジェット記録装置Info
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Abstract
【課題】媒体の伸縮変形の検出を可能とする検出装置、検出方法、搬送装置、及びインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】媒体Sの第一面SAについて、第一方向の複数の位置の高さを測定する測定部204、第一方向の媒体の第一面上の長さを算出する演算部、及び媒体の変形の有無を判定する判定部を備え、測定部は第二方向の媒体の端部について第一方向における非端部を含む範囲を対象として測定を行う。演算部は前記第二方向における媒体の端部について、第一方向における媒体の第一面上の長さである第一端部長と第一基準値との差又は比を表す第一演算値を算出する。判定部は第一演算値と第一閾値とから第一方向の媒体の変形を判定する。【選択図】図4
Description
本発明は検出装置、検出方法、搬送装置、及びインクジェット記録装置に係り、特に用紙の検出に関する。
プリンタ、及び複写機などの画像形成装置において、搬送方向における媒体の長さ、及び幅方向における媒体の長さの少なくともいずれかを用いて、媒体のサイズ、及び媒体の形状等を把握する技術が知られている。
特許文献1は、手差用の給紙部にセットされた媒体のサイズと指定された媒体のサイズとが異なる場合に、その不一致をユーザに知らせることができる手差用の給紙部を備えた複写機が記載されている。なお、本明細書における媒体は、特許文献1における用紙に対応している。
特許文献2は、定形サイズ以外の媒体に印刷する要望が高まる中、異なる大きさの媒体にも容易に情報のページ単位での記録ができるようにするために、廉価で簡素な構成により記録開始前に媒体の長さを知って記録情報のページ管理が行えるインクジェット記録装置が記載されている。
特許文献2に記載の発明は、シート状の媒体を予め定められた方向へ送り、媒体の先端、及び後端の通過を検出し、先端の検出タイミングと後端の検出タイミングとの違いに基づいて媒体の送り方向の長さを算出している。
特許文献2に記載の発明における媒体の搬送方向の長さは、媒体の先端から媒体の後端までの最短距離である。なお、本明細書における媒体は、特許文献2における記録媒体に対応している。また、本明細書における検出は、特許文献2における検知に対応している。
特許文献3は、簡易な構成で媒体の形状を高精度に求めることが可能な搬送装置が記載されている。特許文献3に記載の搬送装置は、搬送される媒体は一方の面への印刷時に定着装置から加熱、及び加圧されることで、例えば、長方形から台形等のように不均一に伸縮変形し表裏見当ずれに至る課題を解決している。
特許文献3に記載の発明は、第1検知センサがシートの先端部を検出した際に、幅検知センサが媒体幅方向の両端部の位置を検出する。また、後端検知センサが媒体の後端位置を検出する。第1検知センサが媒体の先端部を検出した際の後端検知センサの検出位置から媒体の搬送方向の長さが求められる。特許文献3に記載の発明における媒体の搬送方向の長さは、媒体の先端から媒体の後端までの最短距離である。
次に、媒体が搬送され、第2検知センサにより搬送方向後端部が検出される。その際に、幅検知センサはシートの幅方向の両端の位置を検出する。第1検知センサが媒体の先端部を検出した際の幅方向の両端の位置と、第2検知センサが媒体の後端部を検出した際の幅方向の両端の位置とに基づいて媒体の形状を算出する。なお、本明細書における媒体は、特許文献3におけるシートに対応している。また、本明細書における検出は、特許文献3における検知に対応している。
インクジェット印刷機において高精細な画像を得るためには、液体吐出ヘッドの吐出面と媒体との距離を近づけ、インクの着弾ばらつきを抑える必要がある。そのためには、媒体を支持する面に備えられた吸着穴を用いて吸着支持することで、媒体を平らな状態に変形させなければならない。例えば、主原料に木材繊維が使用される媒体の場合、媒体の保管環境に依存して媒体に局所的な伸縮変形が生じてしまい、媒体を平らな状態に変形させることが困難な場合があり得る。
媒体を平らな状態に変形させることが困難な場合は、媒体がインクジェットヘッドの吐出面と接触し得る。媒体と吐出面との接触が発生する前に媒体の搬送を急停止させなければ、インクジェットヘッドを破損させてしまう可能性がある。そのために、搬送される媒体の浮きを事前に測定し、媒体と吐出面とが接触する可能性がある場合は、媒体と吐出面とが接触する前に媒体の搬送を急停止させジャム状態に至る。
媒体の伸縮変形を抑制するためには、媒体が製造されてから、物流、裁断、及び給紙部における集積までの環境を一定範囲に制御しなければならないが、複数の工程が存在するために、環境湿度を一定範囲に制御することは困難である。よって、ニップローラを用いて媒体を搬送する一般的なオフセット印刷機と比較して、インクジェット記録装置では媒体の伸縮変更に起因するジャムの発生が多くなり、装置のダウンタイムが増えてしまうという課題が存在する。
媒体の保管環境に依存して媒体に局所的な伸縮変形が発生する理由は以下のとおりである。以下の説明における媒体は、紙などの吸湿、又は除湿に起因して局所的な伸縮変形が発生し得る媒体である。
媒体の力学特性は、周囲の湿度環境に大きく依存することが既に知られている。特に、周囲の相対湿度と媒体の含水率には正の相関がある。媒体の含水率の増加に起因して媒体の主原料である木材繊維が吸湿し、媒体は伸び、かつ、媒体のヤング率が低下する。これにより媒体は柔らかくなる。一方、媒体の含水率の減少に起因して木材繊維が乾燥し、媒体は縮み、かつ、媒体のヤング率は増加する。これにより媒体は硬くなる。
一般に、製紙メーカは、相対湿度が60パーセントRhの前後の環境において平衡となる含水率に媒体を調整して出荷している。したがって、印刷室の相対湿度が60パーセントRhから離れていると媒体の水分分布にむらが生じ、カール、ウエーブエッジ、及びタイトエッジといった媒体の伸縮変形が発生する。
なお、Rhは相対湿度を表す英語表記であるrelative humidityの省略語である。また、印刷室は、媒体が使用される印刷装置が配置される環境の一例を表している。
積み重ねられた状態で保管された媒体の場合、外気と接触しない媒体の中央部の含水率は変化せず、媒体の中央部は伸縮変形が発生しない。一方、外気と接触する媒体の四辺は、媒体の周囲の相対湿度の変化に依存して含水率が変化し、媒体の四辺は伸縮変形が発生する。
したがって、媒体の周囲の湿度変化に起因して、ウエーブエッジ、及びタイトエッジと言われる特徴的な媒体の伸縮変形が発生する。
このように伸縮変形した一枚の媒体を平らに変形させる場合、伸縮変形が発生していない中央部の長さと、伸縮変形が発生している端部の長さとを合わせる必要がある。例えば、媒体搬送方向に沿って媒体の伸縮変形が発生している場合、搬送方向と平行となる方向に引張荷重、又は圧縮荷重を掛けたとしても、媒体の厚みは薄く、媒体は容易に座屈するために媒体にしわが発生する。媒体幅方向に沿って媒体が伸縮変形した場合も同様である。
したがって、媒体の端部に伸縮変形が発生した場合、媒体を平らに変形させることは困難である。なお、媒体の端部は、媒体搬送方向における端部、及び媒体幅方向における端部の両者を含み得る。
特許文献1に記載の発明において測定される媒体の長さは、媒体搬送方向における媒体の先端と媒体の後端との最短距離を計測して把握されている。媒体搬送方向における媒体の先端と媒体の後端との最短距離を用いて媒体の伸縮変形の有無を判定することは困難である。
また、特許文献1に記載の発明は、現実の媒体のサイズと指定された媒体のサイズとの不一致の検出を目的とするものであり、特許文献1は媒体の伸縮変形の検出に関する発明を開示していない。
特許文献2に記載の発明は、特許文献1に記載の発明と同様に、測定される媒体の長さとして媒体搬送方向における媒体の先端と媒体の後端との最短距離を計測しているので、媒体の伸縮変形を検出することは困難である。また、特許文献2に記載の発明は記録情報の管理を目的として媒体の長さを検出するものであり、特許文献2は媒体の伸縮変形の検出に関する発明を開示していない。
特許文献3に記載の発明は、媒体の幅方向の端の位置、媒体の先端位置、及び媒体の後端位置を検出して媒体の形状を算出しているので、媒体の幅、及び媒体の搬送方向の長さは、先端と後端との最短距離である。したがって、媒体の伸縮変形を検出することは困難である。
また、特許文献3に記載の発明は、媒体の形状を算出することを目的とするものであり、特許文献3は媒体の伸縮変形の検出に関する発明を開示していない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、媒体の伸縮変形の検出を可能とする検出装置、検出方法、搬送装置、及びインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、次の発明態様を提供する。
第1態様に係る検出装置は、シート状の媒体の第一面について、第一方向における複数の位置の高さを測定する測定部と、測定部の測定結果を用いて、第一方向における媒体の第一面上の長さを算出する演算部と、演算部を用いて算出された第一方向における媒体の第一面上の長さに基づいて、媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する判定部と、を備え、測定部は、第一方向と直交する第二方向の媒体の端部について、少なくとも第一方向における非端部を含む範囲を対象として、第一方向における複数の位置の高さを測定し、演算部は、第二方向における媒体の端部について、測定部を用いて測定された範囲に対応する、第一方向における媒体の第一面上の長さである第一端部長を算出し、かつ、第一端部長と第一基準値との差又は比を表す第一演算値を算出する演算を行い、判定部は、第一演算値と予め定められた第一閾値との比較結果に基づいて、第一方向における媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する検出装置である。
第1態様によれば、媒体の端部における媒体の第一面上の長さに基づいて、ウエーブエッジ、及びタイトエッジなどの媒体の伸縮変形の検出が可能である。
媒体の一例として、紙が挙げられる。
媒体の第一面上の長さは、第一方向における媒体の第一面に沿う長さである。媒体の第一面上の長さは、伸縮変形が発生している媒体では、媒体の先端から後端までの最短距離以上となり得る。
端部とは、伸縮変形の生じやすさの観点から定められた範囲であり、媒体の端から予め定められた距離の範囲内を意味する。非端部とは、端部以外の領域であり、媒体の端から予め定められた距離を超える範囲を意味する。
第2態様は、第1態様の検出装置において、測定部は、第二方向の媒体の端部について、第一方向における媒体の全長を対象として、第一方向における複数の位置の高さを測定し、演算部は、第二方向の媒体の端部について、第一方向における媒体の全長に対応する第一端部長を算出する構成としてもよい。
第2態様によれば、媒体の一部を測定する場合と比較して、第一演算値と第一閾値との差を大きくすることが可能となり、媒体の第一端部長を算出する際の演算の精度が向上する。
第3態様は、第1態様又は第2態様の検出装置において、演算部は、測定部から得られた測定結果について、測定部の測定範囲を積分範囲とする線積分を行い、第一端部長を算出する構成としてもよい。
第3態様によれば、媒体の高さの測定結果を用いた第一端部長の算出が可能となる。
第4態様は、第1態様から第3態様のいずれか一態様の検出装置において、測定部は、第二方向の媒体の非端部について、少なくとも第一方向における非端部を含む範囲を対象として、第一方向における複数の位置の高さを測定し、演算部は、第二方向の媒体の非端部について、測定部を用いて測定された範囲に対応する、第一方向における媒体の第一面上の長さである第一非端部長を算出し、かつ、第一非端部長を第一基準値として演算を行う構成としてもよい。
第4態様によれば、第一基準値として、媒体の非端部の測定結果を用いて算出された第一非端部長を用いることで、媒体の伸縮変形の状態に適した第一基準値を用いることが可能となる。
第5態様は、第4態様の検出装置において、測定部は、第二方向の媒体の非端部について、第一方向における媒体の全長を対象として、第一方向における複数の位置の高さを測定し、演算部は、第二方向の媒体の非端部について、第一方向における媒体の全長に対応する第一非端部長を算出する構成としてもよい。
第5態様によれば、媒体の第一非端部長を算出する際の演算の精度が向上する。
第6態様は、第4態様又は第5態様の検出装置において、演算部は、測定部から得られた測定結果について、測定部の測定範囲を積分範囲とする線積分を行い、第一非端部長を算出する構成としてもよい。
第6態様によれば、媒体の高さの測定結果を用いた第一非端部長の算出が可能となる。
第7態様は、第1態様から第6態様のいずれか一態様の検出装置において、測定部は、非接触式の測定器、又は接触式の測定器を備えた構成としてもよい。
非接触式の測定器の例として、レーザ変位計、及び立体カメラ等が挙げられる。接触式の測定器の例として、段差計が挙げられる。
第8態様は、第7態様の検出装置において、第一方向について、非接触式の測定器、又は接触式の測定器と媒体とを相対的に移動させる第一相対移動部を備えた構成としてもよい。
第8態様によれば、第一方向について媒体と測定器との相対移動による測定が可能となる。
第8態様において、媒体を固定して第一方向について測定器を移動させてもよい。また、測定器を固定して第一方向について媒体を移動させてもよい。更に、媒体、及び測定器の両者を第一方向について相対的に移動させてもよい。
第9態様は、第7態様又は第8態様の検出装置において、第二方向について、非接触式の測定器、又は接触式の測定器と媒体とを相対的に移動させる第二相対移動部を備えた構成としてもよい。
第9態様によれば、第二方向について媒体と測定器との相対移動による測定が可能となる。
第9態様において、媒体を固定して第二方向について測定器を移動させてもよい。また、測定器を固定して第二方向について媒体を移動させてもよい。更に、媒体、及び測定器の両者を第二方向について相対的に移動させてもよい。
第10態様は、第8態様又は第9態様の検出装置において、測定部は、媒体の厚みに対応する測定値の変化が発生したタイミングを基準タイミングとして、媒体と測定部の相対移動速度、及び基準タイミングからの経過期間を用いて高さの測定範囲を決定する構成としてもよい。
第10態様によれば、測定部を用いた媒体の高さの測定において、測定部の測定パラメータを用いて測定範囲を決定し得る。
第11態様は、第1態様から第10態様のいずれか一態様の検出装置において、測定部は、第一方向の媒体の端部について、少なくとも第二方向における非端部を含む範囲を対象として、第二方向における複数の位置の高さを測定し、演算部は、第一方向における媒体の端部について、測定部を用いて測定された範囲に対応する、第二方向における媒体の第一面上の長さである第二端部長を算出し、かつ、第二端部長と第二基準値との差又は比を表す第二演算値を算出する演算を行い、判定部は、第二演算値と予め定められた第二閾値との比較結果に基づいて、第二方向における媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する構成としてもよい。
第11態様によれば、第一方向、及び第二方向の両者について、媒体の伸縮変形の有無の検出が可能となる。
第12態様は、第11態様の検出装置において、測定部は、第一方向の媒体の端部について、第二方向における媒体の全長を対象として、第二方向の複数の位置の高さを測定し、演算部は、第一方向の媒体の端部について、第二方向における媒体の全長に対応する第二端部長を算出する構成としてもよい。
第12態様によれば、媒体の第二端部長を算出する際の演算の精度が向上する。
第13態様は、第11態様又は第12態様の検出装置において、測定部は、第一方向の媒体の非端部について、第二方向の媒体の端部、及び第二方向の媒体の非端部を含む範囲の測定を行い、演算部は、第一方向の媒体の非端部について、第二方向における媒体の第一面上の長さである第二非端部長を算出し、かつ、第二非端部長を第二基準値として演算を行う構成としてもよい。
第13態様によれば、第二基準値として、媒体の非端部の測定結果を用いて算出された第二非端部長を用いることで、媒体の伸縮変形の状態に適した第二基準値を用いることが可能となる。
第14態様は、第13態様の検出装置において、測定部は、第一方向の媒体の非端部について、第二方向における媒体の全長を対象として、第二方向における複数の位置の高さを測定し、演算部は、第一方向の媒体の非端部について、第二方向における媒体の全長に対応する第二非端部長を算出する構成としてもよい。
第14態様によれば、媒体の第二非端部長を算出する際の演算の精度が向上する。
第15態様は、第1態様から第14態様のいずれか一態様の検出装置において、媒体の端部は、媒体の端から50ミリメートル以内の範囲であり、媒体の非端部は、媒体の端から50ミリメートルを超える範囲である構成としてもよい。
第15態様によれば、媒体の端から50ミリメートル以内の媒体の伸縮変形の検出が可能となる。
第16態様に係る検出方法は、シート状の媒体の第一面について、第一方向における複数の位置の高さを測定する測定工程と、測定工程の測定結果を用いて、第一方向における媒体の第一面上の長さを算出する演算工程と、演算工程において算出された第一方向における媒体の第一面上の長さに基づいて、媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する判定工程と、を含み、測定工程は、第一方向と直交する第二方向の媒体の端部について、少なくとも第一方向における非端部を含む範囲を対象として、第一方向における複数の位置の高さを測定し、演算工程は、第二方向における媒体の端部について、測定工程において測定された範囲に対応する、第一方向における媒体の第一面上の長さである第一端部長を算出し、かつ、第一端部長と第一基準値との差又は比を表す第一演算値を算出する演算を行い、判定工程は、第一演算値と予め定められた第一閾値との比較結果に基づいて、第一方向における媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する検出方法である。
第16態様によれば、第1態様と同様の効果を得ることができる。
第16態様において、第2態様から第15態様で特定した事項と同様の事項を適宜組み合わせることができる。その場合、検出装置において特定される処理や機能を担う構成要素は、これに対応する処理や機能を担う検出方法の構成要素として把握することができる。
第17態様に係る搬送装置は、シート状の媒体を搬送する搬送部と、媒体の第一面について、第一方向における複数の位置の高さを測定する測定部と、測定部の測定結果を用いて、第一方向における媒体の第一面上の長さを算出する演算部と、演算部を用いて算出された第一方向における媒体の第一面上の長さに基づいて、媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する判定部と、を備え、測定部は、第一方向と直交する第二方向の媒体の端部について、少なくとも第一方向における非端部を含む範囲を対象として、第一方向における複数の位置の高さを測定し、演算部は、第二方向における媒体の端部について、測定部を用いて測定された範囲に対応する、第一方向における媒体の第一面上の長さである第一端部長を算出し、かつ、第一端部長と第一基準値との差又は比を表す第一演算値を算出する演算を行い、判定部は、第一演算値と予め定められた第一閾値との比較結果に基づいて、第一方向における媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する搬送装置である。
第17態様によれば、第1態様と同様の効果を得ることができる。
第17態様において、第2態様から第15態様で特定した事項と同様の事項を適宜組み合わせることができる。その場合、検出装置において特定される処理や機能を担う構成要素は、これに対応する処理や機能を担う搬送装置の構成要素として把握することができる。
第18態様に係るインクジェット記録装置は、シート状の媒体にインクを吐出させるインクジェットヘッドと、媒体を搬送する搬送部と、媒体の第一面について、第一方向における複数の位置の高さを測定する測定部と、測定部の測定結果を用いて、第一方向における媒体の第一面上の長さを算出する演算部と、演算部を用いて算出された第一方向における媒体の第一面上の長さに基づいて、媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する判定部と、を備え、測定部は、第一方向と直交する第二方向の媒体の端部について、少なくとも第一方向における非端部を含む範囲を対象として、第一方向における複数の位置の高さを測定し、演算部は、第二方向における媒体の端部について、測定部を用いて測定された範囲に対応する、第一方向における媒体の第一面上の長さである第一端部長を算出し、かつ、第一端部長と第一基準値との差又は比を表す第一演算値を算出する演算を行い、判定部は、第一演算値と予め定められた第一閾値との比較結果に基づいて、第一方向における媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定するインクジェット記録装置である。
第18態様によれば、第1態様と同様の効果を得ることができる。
第18態様において、第2態様から第15態様で特定した事項と同様の事項を適宜組み合わせることができる。その場合、検出装置において特定される処理や機能を担う構成要素は、これに対応する処理や機能を担うインクジェット記録装置の構成要素として把握することができる。
第19態様は、第18態様のインクジェット記録装置において、媒体の厚みの情報を取得する媒体厚み情報取得部を備え、搬送部は、媒体に吸着圧力を付与して媒体を吸着支持する吸着圧力付与部を備え、吸着圧力付与部は、媒体厚み情報取得部を用いて取得された媒体の厚み情報に基づいて、媒体に付与される吸着圧力の大きさを制御する構成としてもよい。
第19態様によれば、媒体の厚みに応じて媒体に付与される吸着圧力が制御される。これにより、吸着圧力の不足に起因する媒体の搬送異常が抑制される。
第19態様において、許容範囲を超える伸縮変形が検出された媒体の厚みが、予め定められた厚み以下の場合に、媒体に付与される吸着圧力を動的に制御して、媒体の伸縮変形に起因する媒体の搬送異常を回避し得る。
第20態様は、第18態様又は第19態様のインクジェット記録装置において、媒体を搬送部へ供給する媒体供給部を備え、測定部は、媒体供給部に備えられる構成としてもよい。
第20態様によれば、媒体供給部において、媒体の伸縮変形の有無を検出可能となる。これにより、伸縮変形が発生している媒体を供給前に取り除くことが可能である。
第21態様は、第18態様から第20態様のいずれか一態様のインクジェット記録装置において、判定部を用いて媒体の変形が許容範囲を超えると判定された場合に、搬送部から媒体を排出させる排出部を備えた構成としてもよい。
第21態様によれば、伸縮変形が発生している媒体を取り除くことが可能となる。
本発明によれば、媒体の端部における媒体の第一面上の長さに基づいて、ウエーブエッジ、及びタイトエッジなどの媒体の伸縮変形の検出が可能である。
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。本明細書では、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
[用語の説明]
本明細書における平行は、交差するものの、平行と同様の作用効果を得ることが可能な実質的な平行が含まれる。また、直交は、90度未満の角度、又は90度を超える角度で交差するものの、90度で交差する場合と同様の作用効果を得ることが可能な実質的な直交が含まれる。
本明細書における平行は、交差するものの、平行と同様の作用効果を得ることが可能な実質的な平行が含まれる。また、直交は、90度未満の角度、又は90度を超える角度で交差するものの、90度で交差する場合と同様の作用効果を得ることが可能な実質的な直交が含まれる。
本明細書における上は重力方向に反対となる方向を表す。上部、及び上側などの上も同様である。下は重力方向を表す。下部、及び下側などの下も同様である。
本明細書における同一は、相違するものの同様の作用効果を得ることが可能な実質的な同一が含まれる。
本明細書におけるインクと液体とは、相互に読み替えが可能である。
本明細書における吐出、打滴、画像形成、及び画像記録は、相互に読み替えが可能である。
本明細書では、用紙搬送方向と媒体搬送方向とは相互に読み替えが可能である。また、用紙幅方向と媒体幅方向とは相互に読み替えが可能である。用紙幅方向は用紙搬送方向と直交する方向である。媒体幅方向は媒体搬送方向と直交する方向である。
[インクジェット記録装置の説明]
<全体構成>
図1はインクジェット記録装置の全体構成図である。同図に示したインクジェット記録装置10は、枚葉の用紙Sにインクを用いてインクジェット方式で画像を描画するインクジェット記録装置である。用紙Sは紙を適用可能である。用紙Sは媒体、及び印刷媒体などと呼ばれることがあり得る。用紙Sはシート状の媒体の一態様である。
<全体構成>
図1はインクジェット記録装置の全体構成図である。同図に示したインクジェット記録装置10は、枚葉の用紙Sにインクを用いてインクジェット方式で画像を描画するインクジェット記録装置である。用紙Sは紙を適用可能である。用紙Sは媒体、及び印刷媒体などと呼ばれることがあり得る。用紙Sはシート状の媒体の一態様である。
インクジェット記録装置10は、主として、給紙部12、検出装置13、処理液付与部14、処理液乾燥処理部16、描画部18、インク乾燥処理部20、及び排紙部24を備えている。以下、各部を詳細に説明する。
<給紙部>
給紙部12は、給紙台30、給紙ローラ対34、フィーダボード36、前当て38、及び給紙ドラム40を備えている。フィーダボード36はリテーナ36A、及びガイドローラ36Bを備えている。給紙部12は図示しないサッカー装置を備えている。
給紙部12は、給紙台30、給紙ローラ対34、フィーダボード36、前当て38、及び給紙ドラム40を備えている。フィーダボード36はリテーナ36A、及びガイドローラ36Bを備えている。給紙部12は図示しないサッカー装置を備えている。
リテーナ36A、及びガイドローラ36Bは、フィーダボード36の用紙Sが搬送される搬送面に配置される。前当て38はフィーダボード36と給紙ドラム40との間に配置される。
給紙ドラム40は、回転軸40Bに平行となる方向を長手方向とする円筒形状を有している。給紙ドラム40は長手方向について、用紙Sの全長を超える長さを有している。なお、給紙ドラム40の回転軸40Bの方向は図1の紙面を貫く方向である。
ドラムとは円筒形状を有し、用紙Sの少なくとも一部を保持して円筒形状の中心軸について回転させることに起因して、用紙Sを円筒形状の外周面に沿って搬送させる搬送部材である。
給紙ドラム40はグリッパー40Aを備えている。グリッパー40Aは、複数の爪、爪台、及びグリッパー軸を備えている。なお、複数の爪、爪台、及びグリッパー軸を図示は省略する。
グリッパー40Aの複数の爪は、給紙ドラム40の回転軸40Bに平行となる方向に沿って配置される。複数の爪の基端部はグリッパー軸に揺動可能に支持される。複数の爪の配置間隔、及び複数の爪が配置される領域の長さは、用紙Sのサイズに応じて決められている。
爪台は給紙ドラム40の回転軸40Bに平行となる方向を長手方向とする部材である。給紙ドラム40の長手方向について、爪台の長さは複数の爪が配置される領域の長さ以上とされる。爪台は複数の爪の先端部と対向する位置に配置される。
給紙部12は、給紙台30に積載された用紙Sを一枚ずつ処理液付与部14へ給紙する。給紙台30の上に積載された用紙Sは、図示しないサッカー装置を用いて上から順に一枚ずつ引き上げられて、給紙ローラ対34に給紙される。
給紙ローラ対34に給紙される用紙Sは、フィーダボード36に載置され、フィーダボード36を用いて搬送される。フィーダボード36を用いて搬送される用紙Sは、リテーナ36A、及びガイドローラ36Bを用いてフィーダボード36の搬送面に押し付けられ、凹凸が矯正される。
フィーダボード36を用いて搬送される用紙Sは、先端を前当て38に当接することに起因して傾きが矯正される。フィーダボード36を用いて搬送される用紙Sは、給紙ドラム40に受け渡される。
給紙ドラム40に受け渡された用紙Sは、給紙ドラム40のグリッパー40Aを用いて先端部が把持される。給紙ドラム40を回転させることに起因して、用紙Sは給紙ドラム40の外周面に沿って搬送される。給紙ドラム40を用いて搬送される用紙Sは処理液付与部14へ受け渡される。給紙部12は、媒体供給部の一例である。
<検出装置>
検出装置13は、給紙台30の用紙S、又は給紙台30から一枚ずつ分離された直後の用紙Sを検出可能な位置に配置される。検出装置13は給紙部12に備えることが可能である。検出装置13は、用紙Sの搬送方向における用紙Sの高さ情報、及び用紙Sの幅方向における用紙Sの高さ情報の少なくともいずれか一方を一定の周期で取得する。検出装置13の詳細は後述する。
検出装置13は、給紙台30の用紙S、又は給紙台30から一枚ずつ分離された直後の用紙Sを検出可能な位置に配置される。検出装置13は給紙部12に備えることが可能である。検出装置13は、用紙Sの搬送方向における用紙Sの高さ情報、及び用紙Sの幅方向における用紙Sの高さ情報の少なくともいずれか一方を一定の周期で取得する。検出装置13の詳細は後述する。
以下、用紙Sの搬送方向は、用紙搬送方向と記載する。また、用紙Sの幅方向は、用紙幅方向と記載する。
<処理液付与部>
処理液付与部14は、処理液ドラム42、及び処理液付与装置44を備えている。処理液ドラム42はグリッパー42Aを備えている。グリッパー42Aには給紙ドラム40の
グリッパー40Aと同様の構成を適用することができる。
処理液付与部14は、処理液ドラム42、及び処理液付与装置44を備えている。処理液ドラム42はグリッパー42Aを備えている。グリッパー42Aには給紙ドラム40の
グリッパー40Aと同様の構成を適用することができる。
図1に示した処理液ドラム42は、給紙ドラム40の二倍の円周長を有している。処理液ドラム42はグリッパー42Aが二か所に配置されている。二か所のグリッパー42Aの配置位置は、処理液ドラム42の外周面42Cにおいて半周分ずらされた位置である。
処理液ドラム42は用紙Sを支持する外周面42Cに、用紙Sを固定させる構成を有している。処理液ドラム42の外周面42Cに用紙Sを固定する構成の例として、処理液ドラム42の外周面42Cに複数の吸着穴を備え、複数の吸着穴に負圧を発生させる構成が挙げられる。
処理液ドラム42には、上記以外は給紙ドラム40と同様の構成を適用することができる。符号42Bは処理液ドラム42の回転軸である。
図1に示した処理液付与装置44はローラ塗布方式が適用される。図1に示した処理液付与装置44は、処理液槽、計量ローラ、及び塗布ローラを備えている。なお、処理液槽、計量ローラ、及び塗布ローラの図示は省略する。
なお、図1に示した処理液付与装置44の構成はあくまでも一例であり、処理液付与装置44は、ブレードを用いた塗布、インクジェット方式を用いた吐出、又はスプレー方式を用いた噴霧などの他の方式を適用してもよい。
グリッパー42Aを用いて用紙Sの先端を把持した状態において処理液ドラム42を回転させることに起因して、用紙Sは処理液ドラム42の外周面42Cに沿って搬送される。処理液ドラム42の外周面42Cに沿って搬送される用紙Sは、処理液付与装置44を用いて処理液が付与される。処理液が付与された用紙Sは処理液乾燥処理部16へ送られる。
用紙Sに付与される処理液は、後段の描画部18で用紙Sに吐出させるインク中の色材を凝集させる機能、又はインクの色材を不溶化させる機能を有している。用紙Sに処理液を付与してインクを吐出させることに起因して、汎用の用紙を用いても着弾干渉等を起こすことなく、高品位な画像形成を行うことができる。
処理液付与部14を用いて処理液が付与された用紙Sは、処理液乾燥処理部16へ受け渡される。
<処理液乾燥処理部>
処理液乾燥処理部16は、処理液乾燥処理ドラム46、用紙搬送ガイド48、及び処理液乾燥処理ユニット50を備えている。処理液乾燥処理ドラム46はグリッパー46Aを備えている。グリッパー46Aには給紙ドラム40のグリッパー40Aと同様の構成を適用することができる。
処理液乾燥処理部16は、処理液乾燥処理ドラム46、用紙搬送ガイド48、及び処理液乾燥処理ユニット50を備えている。処理液乾燥処理ドラム46はグリッパー46Aを備えている。グリッパー46Aには給紙ドラム40のグリッパー40Aと同様の構成を適用することができる。
図1に示した処理液乾燥処理ドラム46は給紙ドラム40の二倍の円周長を有している。処理液乾燥処理ドラム46は処理液ドラム42と同様にグリッパー46Aが二か所に配置されている。二か所のグリッパー46Aの配置には、処理液ドラム42と同様の配置を適用することができる。
処理液乾燥処理ドラム46の上記以外の構成には、給紙ドラム40と同様の構成を適用することができる。符号46Bは処理液乾燥処理ドラム46の回転軸である。
用紙搬送ガイド48は処理液乾燥処理ドラム46の外周面46Cと対向する位置に配置される。用紙搬送ガイド48は処理液乾燥処理ドラム46の下側に配置される。
処理液乾燥処理ユニット50は処理液乾燥処理ドラム46の内部に配置される。処理液乾燥処理ユニット50は処理液乾燥処理ドラム46の外部に向けて風を送風する送風部、及び風を加熱する加熱部を備えている。図示の都合上、送風部、及び加熱部の符号を省略する。
処理液付与部14から処理液乾燥処理部16へ受け渡された用紙Sは、処理液乾燥処理ドラム46のグリッパー46Aを用いて先端を把持される。
用紙Sは、用紙搬送ガイド48を用いて、処理液が塗布された面の反対側の面が支持される。用紙搬送ガイド48を用いて支持される際に、用紙Sは、処理液が塗布された面が処理液乾燥処理ドラム46の外周面46Cに向けた状態とされる。
用紙Sは、処理液乾燥処理ドラム46を回転させることに起因して、処理液乾燥処理ドラム46の外周面46Cに沿って搬送される。
処理液乾燥処理ドラム46を用いて搬送される用紙Sであり、用紙搬送ガイド48を用いて支持される用紙Sは、処理液乾燥処理ユニット50から加熱された風が吹き当てられて乾燥処理が施される。
用紙Sに乾燥処理が施されることに起因して、用紙Sに付与された処理液中の溶媒成分が除去され、用紙Sの処理液が付与された面に処理液層が形成される。処理液乾燥処理部16を用いて乾燥処理が施された用紙Sは描画部18へ受け渡される。
<描画部>
描画部18は、描画ドラム52、用紙押さえローラ54、液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、液体吐出ヘッド56K、及びインラインセンサ58を備えている。
描画部18は、描画ドラム52、用紙押さえローラ54、液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、液体吐出ヘッド56K、及びインラインセンサ58を備えている。
描画ドラム52はグリッパー52Aを備えている。グリッパー52Aは描画ドラム52の外周面52Cに設けられた凹部の内部に配置される。グリッパー52Aの配置以外の構成には給紙ドラム40のグリッパー40Aと同様の構成を適用することができる。
描画ドラム52は処理液ドラム42と同様にグリッパー52Aが二か所に配置されている。二か所のグリッパー52Aの配置には、処理液ドラム42と同様の配置を適用することができる。
描画ドラム52は、用紙Sを支持する外周面52Cに吸着穴を備えている。吸着穴は用紙Sを吸着支持する媒体支持領域に配置される。なお、吸着穴、及び媒体支持領域の図示を省略する。
描画ドラム52の上記以外の構成には、給紙ドラム40と同様の構成を適用することができる。符号52Bは描画ドラム52の回転軸である。
用紙押さえローラ54は円筒形状を有している。用紙押さえローラ54の長手方向は描画ドラム52の回転軸52B、及び用紙幅方向に平行となる方向である。用紙押さえローラ54は、長手方向について、用紙幅方向における用紙Sの全長以上の長さを有している。
用紙押さえローラ54は、描画ドラム52における用紙搬送方向について、用紙Sの受け渡し位置の下流側の位置であり、液体吐出ヘッド56Cの上流側の位置に配置される。
液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kは、インクジェット方式を用いてインクを吐出させるノズル部を備えている。なお、ノズル部の図示を省略する。ノズル部は液体吐出面に形成されたノズル開口が含まれる。ノズル部はノズル開口と連通する圧力室、ノズル開口と圧力室とを繋ぐノズル連通流路を含んでいてもよい。
図1において、液体吐出ヘッドの符号に付されたアルファベットは、インクの色を表している。Cはシアンを表している。Mはマゼンタを表している。Yはイエローを表している。Kはブラックを表している。
液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kは、描画ドラム52の上側の位置に配置される。液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kは、用紙搬送方向に沿って、用紙搬送方向の上流側から、液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kの順に配置される。
インラインセンサ58は、用紙搬送方向について液体吐出ヘッド56Kの下流側の位置に配置される。インラインセンサ58は撮像素子、撮像素子の周辺回路、及び光源を備えている。
撮像素子はCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子を適用することが可能である。なお、撮像素子、撮像素子の周辺回路、及び光源の図示を省略する。CCDはCharge Coupled Deviceの省略語である。CMOSはComplementary Metal-Oxide Semiconductorの省略語である。
撮像素子の周辺回路は、撮像素子の出力信号の処理回路を備えている。処理回路として、撮像素子の出力信号からノイズ成分を除去するフィルタ回路、増幅回路、又は波形整形回路などが挙げられる。なお、フィルタ回路、増幅回路、又は波形整形回路の図示を省略する。
光源はインラインセンサ58の読取対象物に照明光を照射可能な位置に配置される。光源にはLEDやランプなどを適用することができる。LEDはlight emitting diodeの省略語である。
処理液乾燥処理部16から描画部18へ受け渡された用紙Sは、描画ドラム52のグリッパー52Aを用いて先端が把持される。描画ドラム52のグリッパー52Aを用いて先端が把持された用紙Sは描画ドラム52の回転に起因して、描画ドラム52の外周面52Cに沿って搬送される。
用紙Sは用紙押さえローラ54の下を通過する際に、描画ドラム52の外周面52Cに押し当てられる。用紙押さえローラ54の下を通過した用紙Sは、液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kの直下において、液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kのそれぞれから吐出させたカラーインクを用いて画像が形成される。
液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kを用いて画像が形成された用紙Sは、インラインセンサ58の読取領域において、インラインセンサ58を用いて画像が読み取られる。
インラインセンサ58の読取情報は、図1に図示しないシステムコントローラへ送信される。システムコントローラは図2に符号100を付して図示する。インラインセンサ58の読取情報は、液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kの吐出異常検出に適用し得る。
インラインセンサ58を用いて画像が読み取られた用紙Sは描画部18からインク乾燥処理部20へ受け渡される。
<インク乾燥処理部>
インク乾燥処理部20は、チェーングリッパー64、インク乾燥処理ユニット68、ガイドプレート72を備えている。チェーングリッパー64は第一スプロケット64A、第二スプロケット64B、チェーン64C、及び複数のグリッパー64Dを備えている。
インク乾燥処理部20は、チェーングリッパー64、インク乾燥処理ユニット68、ガイドプレート72を備えている。チェーングリッパー64は第一スプロケット64A、第二スプロケット64B、チェーン64C、及び複数のグリッパー64Dを備えている。
チェーングリッパー64は、一対の第一スプロケット64A、及び第二スプロケット64Bに、一対の無端状のチェーン64Cが巻き掛けられた構造を有している。図1には、一対の第一スプロケット64A、及び一対の第二スプロケット64B、並びに一対のチェーン64Cのうち、一方のみが図示されている。
チェーングリッパー64は、一対のチェーン64Cの間に複数のグリッパー64Dが配置される構造を有している。また、チェーングリッパー64は用紙搬送方向における複数の位置に複数のグリッパー64Dが配置される構造を有している。図1には、一対のチェーン64Cの間に配置される複数のグリッパー64Dのうち、一つのグリッパー64Dのみが図示されている。
図1に示したチェーングリッパー64は、用紙Sを水平方向に沿って搬送する水平搬送領域、及び用紙Sを斜め上方向に搬送する傾斜搬送領域が含まれる。
インク乾燥処理ユニット68はチェーングリッパー64における用紙Sの搬送経路の上側の位置に配置される。インク乾燥処理ユニット68の構成例として、ハロゲンヒータ、赤外線ヒータ等の熱源を含む構成が挙げられる。インク乾燥処理ユニット68の他の構成例として、熱源を用いて熱せられた空気を用紙Sへ吹き付けるファンを含む構成が挙げられる。インク乾燥処理ユニット68は熱源、及びファンを含む構成とされてもよい。
ガイドプレート72の詳細な図示を省略するが、ガイドプレート72は板状の部材が適用される。ガイドプレート72は、チェーングリッパー64における用紙搬送方向と直交する方向について、用紙Sの全長を超える長さを有している。
ガイドプレート72は、チェーングリッパー64を用いた用紙Sの水平搬送領域における搬送経路に沿って配置される。ガイドプレート72は、チェーングリッパー64を用いた用紙Sの搬送経路の下側の位置に配置される。ガイドプレート72は、チェーングリッパー64における用紙搬送方向について、インク乾燥処理ユニット68の処理領域の長さに対応する長さを有している。
インク乾燥処理ユニット68の処理領域の長さに対応する長さとは、インク乾燥処理ユニット68の処理の際に、ガイドプレート72が用いられる用紙Sの支持が可能なガイドプレート72の長さである。
例えば、用紙搬送方向について、インク乾燥処理ユニット68の処理領域の長さとガイドプレート72の長さを同一にする態様が挙げられる。ガイドプレート72は、用紙Sを吸着支持する機能を備えてもよい。
ガイドプレート72に代わり、用紙Sを吸着する吸着穴が形成されたベルトを備えてもよい。チェーングリッパー64に同期してベルトを移動させてもよい。ベルトの移動方向は、チェーングリッパー64の走行方向と平行となる方向とされる。
描画部18からインク乾燥処理部20に受け渡された用紙Sは、グリッパー64Dを用いて先端が把持される。第一スプロケット64A、及び第二スプロケット64Bの少なくともいずれか一方を、図1における時計回りに回転させてチェーン64Cを走行させることに起因して、用紙Sはチェーン64Cの走行経路に沿って搬送される。
用紙Sがインク乾燥処理ユニット68の処理領域を通過する際に、用紙Sに対してインク乾燥処理ユニット68を用いてインク乾燥処理が施される。インク乾燥処理ユニット68を用いてインク乾燥処理が施された用紙Sは、チェーングリッパー64を用いて搬送され、排紙部24へ送られる。
図1に示したチェーングリッパー64は、用紙搬送方向におけるインク乾燥処理ユニット68の下流側の位置において、図1における左斜め上方向へ用紙Sを搬送させる。図1における左斜め上方向へ用紙Sを搬送させる傾斜搬送領域の搬送経路には、ガイドプレート73が配置される。
ガイドプレート73は、ガイドプレート72と同様の部材を適用することができる。ここでは、ガイドプレート73の構造、及び機能の説明を省略する。
<排紙部>
排紙部24は、排紙台76を備えている。排紙部24における用紙Sの搬送にはチェーングリッパー64が適用される。排紙台76はチェーングリッパー64を用いる用紙Sの搬送経路の下側の位置に配置される。排紙台76は図示しない昇降機構を含み得る。排紙台76は、積載される用紙Sの増減に応じて昇降させて、最上位に位置する用紙Sの高さを一定に保つことができる。
排紙部24は、排紙台76を備えている。排紙部24における用紙Sの搬送にはチェーングリッパー64が適用される。排紙台76はチェーングリッパー64を用いる用紙Sの搬送経路の下側の位置に配置される。排紙台76は図示しない昇降機構を含み得る。排紙台76は、積載される用紙Sの増減に応じて昇降させて、最上位に位置する用紙Sの高さを一定に保つことができる。
排紙部24は画像形成の一連の処理がされた用紙Sを回収する。用紙Sが排紙台76の位置に到達すると、グリッパー64Dは用紙Sの把持を開放する。用紙Sは排紙台76に積載される。
図1では、処理液付与部14、及び処理液乾燥処理部16を備えたインクジェット記録装置10を示したが、処理液付与部14、及び処理液乾燥処理部16が省略される態様も可能である。
また、図1では、描画後の用紙Sを搬送する構成としてチェーングリッパー64を例示したが、描画後の用紙Sを搬送する構成には、ベルト搬送、又は搬送ドラム搬送など他の搬送形態が適用されてもよい。
[液体吐出ヘッドの説明]
<全体構成>
図1に示した液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kは、用紙幅方向における用紙Sの全長以上の長さにわたってノズル部が形成されるライン型ヘッドが適用される。
<全体構成>
図1に示した液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kは、用紙幅方向における用紙Sの全長以上の長さにわたってノズル部が形成されるライン型ヘッドが適用される。
なお、以下の説明における液体吐出ヘッド56は、図1に示した液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kの総称、又は液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kの任意の一つを表している。液体吐出ヘッド56は、インクジェットヘッドの一例である。
液体吐出ヘッド56は、用紙幅方向について複数のヘッドモジュールを繋ぎ合わせた構造を適用し得る。液体吐出ヘッド56を構成する複数のヘッドモジュールは同一の構造を適用可能である。また、ヘッドモジュールは単体でも液体吐出ヘッドとして機能させることが可能である。なお、ヘッドモジュールの図示は省略する。
ヘッドモジュールは、液体吐出面に反対の上面の側に、インク供給室とインク循環室等から構成されるインク供給ユニットを備えていてもよい。インク供給室は、供給側個別流路を介してインクタンクに接続される。
インク循環室は、回収側個別流路を介して回収タンクに接続される。なお、インク供給室、インク供給ユニット、インクタンク、インク循環室、回収側個別流路、回収タンクの図示は省略する。
ヘッドモジュールは、ヘッドモジュールの短手方向について、本体部が両側から固定部材に挟まれて固定されてもよい。なお、本体部、及び固定部材の図示は省略する。
本明細書において、ヘッドモジュールの短手方向は液体吐出ヘッド56の短手方向と読み替えることが可能である。また、本明細書において、ヘッドモジュールの短手方向、及び液体吐出ヘッドの短手方向は用紙搬送方向と読み替えることが可能である。
液体吐出面は複数のノズル開口が形成される。複数のノズル開口は二次元配置が適用されてもよい。
ヘッドモジュールは、媒体搬送方向と直交する方向に対して第一角度の傾きを有する長辺方向に沿った長辺側の端面と、媒体搬送方向に対して第二角度の傾きを持つ短辺方向に沿った短辺側の端面とを有する平行四辺形の平面形状としてもよい。
ヘッドモジュールは、長辺方向に沿う行方向、及び短辺方向に沿う列方向について、複数のノズル開口がマトリクス配置されてもよい。ノズル開口の配置は媒体搬送方向と直交する方向に沿う行方向、及び媒体搬送方向と直交する方向に対して斜めに交差する列方向に沿って複数のノズル開口がマトリクス配置されてもよい。
ノズル開口のマトリクス配置とは、複数のノズル開口を媒体搬送方向と直交する方向に投影させて、複数のノズル開口を媒体搬送方向と直交する方向に沿って配置させた媒体搬送方向と直交する方向の投影ノズル列において、ノズル開口の配置間隔が均一となるノズル開口の配置である。
ヘッドモジュールは、インク供給路、個別供給路、圧力室、ノズル連通路、及び循環個別流路を備える構造を採用し得る。ヘッドモジュールは、インク供給路、個別供給路、圧力室、ノズル連通路、循環個別流路、及び循環共通流路が形成される流路構造体の上に、振動板、圧電素子が配置される構造を採用し得る。
なお、インク供給路、個別供給路、圧力室、ノズル連通路、循環個別流路、流路構造体、振動板、及び圧電素子の図示は省略する。
圧電素子は、接着層を介して振動板の上に配置されてもよい。圧電素子は、下部電極、圧電体層、及び上部電極の積層構造としてもよい。なお、下部電極は振動板と共通化されてもよい。上部電極は、各圧力室の形状に対応してパターニングされた個別電極としてもよい。
圧電素子は、複数のノズル部に対して一体に圧電体層が形成され、各ノズル部に対応して個別電極が形成され、ノズル部ごとに活性領域が形成される構造を適用してもよい。
インク供給路から個別供給路を介して圧力室にインクが供給される。圧電素子に駆動電圧を印加すると、圧電素子が変形して圧力室の容積が変化する。圧力室の容積の変化に伴う圧力変化に伴い、ノズル連通路を介してノズル開口からインクが打滴される。
入力画像データから生成されるドット配置データに応じて、各ノズル開口に対応する圧電素子の駆動を制御し、ノズル開口からインクを打滴する。
用紙Sを一定の速度で媒体搬送方向に搬送しながら、用紙Sの搬送速度に合わせて各ノズル開口からのインクの打滴タイミングが制御され、用紙Sの上に所望の画像が形成される。
圧力室は平面形状を概略正方形としてもよい。圧力室は正方形の対角線上の両隅部の一方にノズル開口への流出口が設けられ、他方に供給インクの流入口である個別供給路が設けられてもよい。
なお、圧力室の平面形状は、正方形に限定されない。圧力室の平面形状は、菱形、長方形などの四角形、五角形、六角形その他の多角形、円形、及び楕円形など、多様な形態があり得る。
ノズル開口、及びノズル連通路を含むノズル部は、循環出口が形成される。ノズル部は、循環出口を介して循環個別流路と連通する。ノズル連通路のインク、及びノズル開口のインクのうち、打滴に使用されないインクは循環個別流路を介して循環共通流路へ回収される。
循環共通流路は、インク循環室に繋がっている。循環個別流路を通ってインクが循環共通流路へ回収され、非打滴時におけるノズル開口の近傍のインクの増粘が防止される。
圧電素子に代わり圧力発生素子として圧力室の内部にヒータを備え、ヒータに駆動電圧を供給して発熱させ、膜沸騰現象を利用して圧力室の内部のインクをノズル開口から打滴するサーマル方式が適用されてもよい。
<制御系の説明>
図2は制御系の概略構成を示すブロック図である。図2に示されるように、インクジェット記録装置10は、システムコントローラ100を備えている。システムコントローラ100は、CPU100A、ROM100B、及びRAM100Cを備えている。
図2は制御系の概略構成を示すブロック図である。図2に示されるように、インクジェット記録装置10は、システムコントローラ100を備えている。システムコントローラ100は、CPU100A、ROM100B、及びRAM100Cを備えている。
図2に示したROM100B、及びRAM100Cは、CPUの外部に配置されてもよい。CPUはCentral Processing Unitの省略語である。ROMはRead Only Memoryの省
略語である。RAMはRandom Access Memoryの省略語である。
略語である。RAMはRandom Access Memoryの省略語である。
システムコントローラ100は、インクジェット記録装置10の各部を統括的に制御する全体制御部として機能する。また、システムコントローラ100は、各種演算処理を行う演算部として機能する。システムコントローラ100は、プログラムを実行して、インクジェット記録装置10の各部を制御してもよい。
更に、システムコントローラ100は、ROM100B、及びRAM100Cなどのメモリにおけるデータの読み出し、及びデータの書き込みを制御するメモリーコントローラとして機能する。
インクジェット記録装置10は、通信部102、画像メモリ104、搬送制御部110、給紙制御部112、処理液付与制御部114、処理液乾燥制御部116、描画制御部118、インク乾燥制御部120、排紙制御部124を備えている。
通信部102は、図示しない通信インターフェースを備えている。通信部102は通信インターフェースと接続されたホストコンピュータ103との間でデータの送受信を行うことができる。
画像メモリ104は、画像データを含む各種データの一時記憶部として機能する。画像メモリ104は、システムコントローラ100を通じてデータの読み書きが行われる。通信部102を介してホストコンピュータ103から取り込まれた画像データは、一旦画像メモリ104に格納される。
搬送制御部110は、インクジェット記録装置10における用紙Sの搬送部11の動作を制御する。図2に示した搬送部11には、図1に示した処理液ドラム42、処理液乾燥処理ドラム46、描画ドラム52、及びチェーングリッパー64が含まれる。
図2に示した給紙制御部112は、システムコントローラ100からの指令に応じて給紙部12の動作を制御する。給紙制御部112は、用紙Sの供給開始動作、及び用紙Sの供給停止動作などを制御する。
処理液付与制御部114は、システムコントローラ100からの指令に応じて処理液付与部14の動作を制御する。処理液付与制御部114は、処理液の付与量、及び付与タイミングなどを制御する。
処理液乾燥制御部116は、システムコントローラ100からの指令に応じて処理液乾燥処理部16の動作を制御する。処理液乾燥制御部116は、乾燥温度、乾燥気体の流量、及び乾燥気体の噴射タイミングなどを制御する。
描画制御部118は、システムコントローラ100からの指令に応じて、描画部18の動作を制御する。描画制御部118は、図1に示した液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kのインク吐出を制御する。
図2に示した描画制御部118は、図示しない画像処理部を備えている。画像処理部は入力画像データからドットデータを形成する。画像処理部は、図示しない色分解処理部、色変換処理部、補正処理部、及びハーフトーン処理部を備えている。
色分解処理部は、入力画像データに対して色分解処理を施す。例えば、入力画像データがRGBで表されている場合、入力画像データがR、G、及びBの色ごとのデータに分解される。ここで、Rは赤を表す。Gは緑を表す。Bは青を表す。
色変換処理部は、R、G、及びBに分解された色ごとの画像データを、インク色に対応するC、M、Y、Kに変換する。ここで、Cはシアンを表す。Mはマゼンタを表す。Yはイエローを表す。Kはブラックを表す。
補正処理部では、C、M、Y、及びKに変換された色ごとの画像データに対して補正処理を施す。補正処理の例として、ガンマ補正処理、濃度むら補正処理、又は異常記録素子補正処理などが挙げられる。
ハーフトーン処理部は、例えば、0から255といった多階調数で表された画像データを、二値、又は入力画像データの階調数未満の三値以上の多値で表されるドットデータに変換する。
ハーフトーン処理部を用いたハーフトーン処理は、予め決められたハーフトーン処理規則が適用される。ハーフトーン処理規則の例として、ディザ法、及び誤差拡散法などが挙げられる。ハーフトーン処理規則は、画像記録条件、及び画像データの内容などに応じて変更されてもよい。
描画制御部118は、図示しない波形生成部、波形記憶部、及び駆動回路を備えている。波形生成部は駆動電圧の波形を生成する。波形記憶部は駆動電圧の波形を記憶する。駆動回路はドットデータに応じた駆動波形を有する駆動電圧を生成する。駆動回路は駆動電圧を、図1に示した液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kへ供給する。
すなわち、画像処理部を用いた処理を経て生成されたドットデータに基づいて、各画素位置の吐出タイミング、インク吐出量が決められ、且つ、ドットデータに基づいて、各画素位置の吐出タイミング、インク吐出量に応じた駆動電圧、各画素の吐出タイミングを決める制御信号が生成される。
駆動電圧、及び制御信号は、液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kへ供給される。駆動電圧、及び制御信号に基づいて、液体吐出ヘッド56C、液体吐出ヘッド56M、液体吐出ヘッド56Y、及び液体吐出ヘッド56Kから吐出させたインクを用いて、用紙Sはドットが記録される。
図2に示したインク乾燥制御部120は、システムコントローラ100からの指令に応じてインク乾燥処理部20の動作を制御する。インク乾燥制御部120は、乾燥気体温度、乾燥気体の流量、又は乾燥気体の噴射タイミングなどを制御する。
排紙制御部124は、システムコントローラ100からの指令に応じて排紙部24の動作を制御する。排紙制御部124は、図1に示した排紙台76が昇降機構を含む場合に、用紙Sの増減に応じて昇降機構の動作を制御する。
図2に示したインクジェット記録装置10は、検出装置13、及び変形用紙排出制御部126を備えている。検出装置13は、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生しているか否かを検出する。検出装置13は、システムコントローラ100を介して、変形用紙排出制御部126へ検出結果を送信する。
変形用紙排出制御部126は、変形用紙排出部26を用いて、検出装置13の検出結果に基づいて、用紙Sの搬送経路からジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sを排出する。なお、用紙Sは図1に示した用紙Sである。以下の説明においても同様である。変形用紙排出部26は、排出部の一例である。
図2に示したインクジェット記録装置10は、厚み情報取得部128を備えている。厚み情報取得部128は、用紙Sの厚みが含まれる用紙Sの厚み情報を取得する。厚み情報取得部128は、システムコントローラ100を介して、用紙Sの厚み情報を搬送制御部110へ送信する。
厚み情報取得部128は、操作者が入力した用紙Sの厚み情報を取得してもよい。厚み情報取得部128は、用紙Sのストッカー等に取り付けられた情報記憶体から用紙Sの厚み情報を読み出して、用紙Sの厚み情報を取得してもよい。厚み情報取得部128は媒体厚み情報取得部の一例である。
搬送制御部110は、図示しない吸着圧力付与部を用いて、用紙Sの厚みに応じて、用紙Sに付与される吸着圧力を制御する。すなわち、相対的に厚みが厚い用紙Sは相対的に大きい吸着圧力が付与される。相対的に厚みが薄い用紙Sは相対的に小さい吸着圧力が付与される。
搬送制御部110は、用紙Sの厚みと用紙Sに付与される吸着圧力との関係を表すテーブルから、用紙Sの厚みをパラメータとして、用紙Sに付与される吸着圧力の設定値を読み出してもよい。ここでいう用紙Sに付与される吸着圧力は、図1の描画ドラム52における用紙Sの吸着圧力が含まれる。
図2に示したインクジェット記録装置10は、操作部130、表示部132、パラメータ記憶部134、及びプログラム格納部136を備えている。
操作部130は、操作ボタン、キーボード、及びタッチパネルなどの操作部材を備えている。操作部130は複数の種類の操作部材が含まれていてもよい。なお、操作部材の図示を省略する。
操作部130を介して入力された情報は、システムコントローラ100に送られる。システムコントローラ100は、操作部130から送出された情報に応じて各種処理を実行させる。
表示部132は、液晶パネル等の表示装置、及びディスプレイドライバーを備えている。図2では、表示装置、及びディスプレイドライバーの図示を省略する。表示部132はシステムコントローラ100からの指令に応じて、装置の各種設定情報、及び異常情報などの各種情報を表示装置に表示させる。
パラメータ記憶部134は、インクジェット記録装置10に使用される各種パラメータが記憶される。パラメータ記憶部134に記憶されている各種パラメータは、システムコントローラ100を介して読み出され、装置各部に設定される。
プログラム格納部136は、インクジェット記録装置10の各部に使用されるプログラムが格納される。プログラム格納部136に格納されている各種プログラムは、システムコントローラ100を介して読み出され、装置各部において実行される。
図2では、機能ごとに各部を列挙している。図2に示した各部は適宜、統合、分離、兼用、又は省略が可能である。図3に示す検出装置13のブロック図についても同様である。
[検出装置の詳細な説明]
<全体構成>
図3は図2に示した検出装置のブロック図である。図3に示した検出装置13は、制御部200、通信部202、測定部204、第一移動部206、第二移動部208、演算部210、判定部212、及び記憶部214を備えている。
<全体構成>
図3は図2に示した検出装置のブロック図である。図3に示した検出装置13は、制御部200、通信部202、測定部204、第一移動部206、第二移動部208、演算部210、判定部212、及び記憶部214を備えている。
制御部200は、検出装置13の各部を統括制御する。図3に示した制御部200は、図2に示したシステムコントローラ100と一部、又は全部の共通化が可能である。
通信部202は、制御部200の制御に基づいて、図2に示したシステムコントローラ100へ用紙Sの伸縮変形検出の検出結果を送信する。図3に示した通信部202は、図2に示した通信部102と同様の構成を適用し得る。
図3に示した測定部204は、制御部200の制御に基づいて、用紙搬送方向における用紙Sの高さ情報、及び用紙幅方向における用紙Sの高さ情報の少なくともいずれか一方を取得する。測定部204は、レーザ変位計、及び立体画像を撮像する立体カメラ等の非接触式の測定器を備えていてもよい。
非接触式の測定器はレーザ光以外の光を用いる測定器でもよい。非接触式の測定器は超音波を用いる測定器でもよい。測定部204は、段差計等の接触式の測定器を備えていてもよい。用紙Sの高さ情報の詳細は後述する。
第一移動部206は、制御部200から送信される指令信号に基づいて、用紙搬送方向について用紙Sと測定器とを相対移動させる。第一移動部206は、位置が固定された用紙Sに対して測定器を移動させてもよい。第一移動部206は、位置が固定された測定器に対して用紙Sを移動させてもよい。第一移動部206は、用紙S、及び測定器の両者を移動させてもよい。
第二移動部208は、制御部200から送信される指令信号に基づいて、用紙幅方向について用紙Sと測定器とを相対移動させる。第二移動部208は、位置が固定された用紙Sに対して測定器を移動させてもよい。第二移動部208は、位置が固定された測定器に対して用紙Sを移動させてもよい。第二移動部208は、用紙S、及び測定器の両者を移動させてもよい。
演算部210は、測定部204を用いて測定した用紙Sの高さ情報に基づいて、用紙Sの長さを算出する。用紙Sの高さ情報は、用紙搬送方向における用紙Sの高さ情報、及び用紙幅方向における用紙Sの高さ情報の少なくともいずれか一方が含まれる。
演算部210は、用紙搬送方向における用紙Sの高さ情報を取得した場合、用紙搬送方向における用紙Sの長さを算出する。演算部210は、用紙幅方向における用紙Sの高さ情報を取得した場合、用紙幅方向における用紙Sの長さを算出する。
演算部210は、用紙搬送方向における用紙Sの高さ情報、及び用紙幅方向における用紙Sの高さ情報を取得した場合、用紙搬送方向における用紙Sの長さ、及び用紙幅方向における用紙Sの長さを算出する。演算部210における演算の詳細は後述する。
本実施形態における用紙Sの長さとは、用紙Sの第一面に沿う長さである。用紙Sの第一面は、図7に符号SAを付して図示する。なお、用紙Sの長さは用紙Sの第一面の反対側の面である、用紙Sの第二面に沿う長さとしてもよい。
用紙搬送方向における用紙Sの先端から後端までの最短距離、及び用紙幅方向における両端間の最短距離は、本実施形態において算出される用紙Sの長さの概念には含まれない。
判定部212は、演算部210を用いて算出された用紙Sの長さに基づいて、用紙Sにジャムに至る伸縮変形が発生しているか否かを判定する。判定部212の判定結果は、記憶部214へ記憶される。
制御部200は、給紙対象の用紙Sについてジャムに至る伸縮変形が発生している場合、通信部202、及び図2に示したシステムコントローラ100を介して、給紙対象の用紙Sに許容範囲を超える伸縮変形が発生していることを表す情報を、図2に示した変形用紙排出制御部126へ送信する。
図2に示した変形用紙排出制御部126は、変形用紙排出部26を用いて、用紙Sの搬送経路からジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sを排出する。
図2、及び図3に示した各種の処理部のハードウエア的な構造は、以下に示す各種のプロセッサである。各種のプロセッサには、CPU、PLD、及びASICなどが含まれる。処理部の例として、図2、及び図3に示した各種の処理部は、実質的に処理を担うものの、名称に処理部の用語が使用されていない場合がある。制御部などの用語が使用される場合も、各種の処理部の概念に含まれうる。
図2、及び図3に示した各種の処理部の例として、搬送制御部110、給紙制御部112、及び描画制御部118などが挙げられる。なお、制御部は、英語表記を用いてprocessing unitと記載されるものが含まれる。プロセッサは英語表記を用いてprocessorと記載されるものが含まれる。
CPUは、ソフトウエアを実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサである。ソフトウエアは、プログラムと読み替えることが可能である。PLDは、製造後に回路構成を変更可能なプロセッサである。PLDの例として、FPGAが挙げられる。PLDはProgrammable Logic Deviceの省略語である。FPGAはField Programmable Gate Arrayの省略語である。
ASICは、特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサ、又は専用電気回路である。ASICはApplication Specific
Integrated Circuitの省略語である。
Integrated Circuitの省略語である。
一つの処理部は、上記した各種のプロセッサのうちの一つで構成されていてもよい。一つの処理部は、同じ種類の二つ以上のプロセッサ、又は異なる種類の二つ以上のプロセッサを用いて構成されてもよい。同じ種類の二つ以上のプロセッサの例として、複数のFPGAが挙げられる。異なる種類の二つ以上のプロセッサの例として、CPU、及びFPGAの組み合わせが挙げられる。
また、一つのプロセッサを用いて複数の処理部を構成してもよい。一つのプロセッサを用いて複数の処理部を構成する例として、一つ以上のCPU、及びソフトウエアの組合せを用いて一つのプロセッサを構成し、一つのプロセッサが複数の処理部として機能する態様が挙げられる。具体例として、サーバ、及びクライアントなどのコンピュータが挙げられる。
複数の処理部を一つのプロセッサで構成する他の例として、複数の処理部を含むシステム全体の機能を一つのICチップで実現するプロセッサを使用する態様が挙げられる。具体例として、システムオンチップが挙げられる。システムオンチップは英語表記を用いてSystem On Chip、又はSoCと記載されるものが含まれる。なお、ICはIntegrated Circuitの省略語である。
このように、図2、及び図3に示した各種の処理部は、ハードウエア的な構造として、上記した各種のプロセッサを一つ以上用いて構成される。
更に、上記した各種のプロセッサのハードウエア的な構造は、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路である。なお、電気回路は英語表記を用いてcircuitryと記載されるものが含まれる。
図2、及び図3に示した各種の記憶部の具体例として、メモリ、記憶素子、又は記憶装置が挙げられる。図2、及び図3に示したプログラム格納部136の例として、各種のプログラムが格納されている記憶装置が挙げられる。
<検出装置の構成例>
図4は図1に示した検出装置の構成例を示す検出装置の構成図である。図4に符号Xを付して図示した矢印線は用紙幅方向を示している。また、符号Yを付して図示した矢印線は用紙搬送方向を示している。
図4は図1に示した検出装置の構成例を示す検出装置の構成図である。図4に符号Xを付して図示した矢印線は用紙幅方向を示している。また、符号Yを付して図示した矢印線は用紙搬送方向を示している。
図4に示した検出装置13は、キャリッジ240、及び幅方向ガイド242を備えている。キャリッジ240は、測定部204に具備される測定器が少なくとも搭載される。幅方向ガイド242は、図示しないモータを用いて用紙幅方向に沿って移動するキャリッジ240を支持する。キャリッジ240、幅方向ガイド242、及び図示しないモータは、図3に示した第一移動部206の構成要素である。第一移動部は第一相対移動部の一例である。
検出装置13は、第一搬送方向ガイド260、第二搬送方向ガイド262、第一支持部264、及び第二支持部266を備えている。第一搬送方向ガイド260は、第一支持部264を介して用紙搬送方向に平行となる方向に沿って移動するキャリッジ240を支持する。
第二搬送方向ガイド262は、第二支持部266を介して用紙搬送方向に平行となる方向に沿って移動するキャリッジ240を支持する。第一支持部264は、幅方向ガイド242の一方の端を支持する。第二支持部266は幅方向ガイド242の他方の端を支持する。
第一支持部264、及び第二支持部266の少なくともいずれか一方は、図示しないモータを用いて媒体搬送方向へ移動する。
第一搬送方向ガイド260、第二搬送方向ガイド262、第一支持部264、第二支持部266、及び図示しないモータは、図3に示した第二移動部208の構成要素である。
図4に示したキャリッジ240、及び幅方向ガイド242は、用紙幅方向に沿ってキャリッジ240に搭載された測定部204を移動させる。また、第一搬送方向ガイド260、第二搬送方向ガイド262、第一支持部264、及び第二支持部266は、用紙搬送方向に沿ってキャリッジ240に搭載された測定部204を移動させる。
このようにして、用紙幅方向、及び用紙搬送方向について、キャリッジ240に搭載された測定部204を移動させることで、測定部204は固定した用紙Sの第一面SAにおける任意の位置の高さ情報を取得し得る。
図示は省略するが、固定された測定部204に対して用紙Sを移動させる場合、用紙幅方向、及び用紙搬送方向について用紙Sを移動させる二次元移動ステージを用いて、用紙Sを移動可能に支持すればよい。かかる態様におけるステージは、図3に示した第一移動部206、及び第二移動部208の構成要素である。第二移動部は第二相対移動部の一例である。
また、図3に示した第一移動部206を用いて測定部204を移動させ、かつ、第二移動部208を用いて用紙Sを移動させてもよい。同様に、第一移動部206を用いて用紙Sを移動させ、かつ、第二移動部208を用いて測定部204を移動させてもよい。
用紙Sの移動は一次元移動ステージを適用しうる。測定部204の移動はキャリッジ240を移動させる移動機構を適用しうる。
図4に示した検出装置13を用いた用紙Sの検出の際に、用紙搬送方向、及び用紙幅方向について、図示しないガイドなどの姿勢規制部材を用いて、用紙Sの任意の一辺が用紙搬送方向、又は用紙幅方向に平行となるように、用紙Sの姿勢を規制することが好ましい。
一方、用紙Sの姿勢を規制する姿勢規制部材を備えておらず、用紙Sの姿勢が用紙搬送方向、又は用紙幅方向に対して斜めに傾いていても、図4に示した検出装置13を用いて用紙Sの測定が可能である。例えば、用紙搬送方向に対して斜めに傾いた用紙Sを測定する場合は、用紙搬送方向に平行となる方向の用紙Sの辺に対して斜め方向に沿って用紙Sの高さを測定することが可能である。
本実施形態に示した用紙Sの検出方法は、用紙Sの端部における用紙Sの長さと、用紙Sの非端部における用紙Sの長さとの差、又は比に基づき用紙Sのウエーブエッジ、及びタイトエッジを検出しているので、用紙Sの任意の一辺に対して斜め方向に測定がされた場合でも、用紙Sの端部における用紙Sの長さ、及び用紙Sの非端部における用紙Sの長さは同様の傾向を持って変わると考えられる。両者の差、又は比への影響は無視できる程度である。
但し、用紙Sの端部の測定を実行する場合、全ての測定位置が用紙Sの端部に属するように測定範囲を決めるとよい。換言すると、全ての測定位置が用紙Sの端部に属する測定範囲が決められる場合は、用紙搬送方向、又は用紙幅方向に対して用紙Sの任意の一辺が傾いていてもよい。用紙Sの非端部の測定を実行する場合も同様である。用紙Sを移動させて測定する際に用紙Sが斜行する場合も、固定した用紙Sを測定する場合と同様である。
すなわち、本実施形態に示した用紙Sの伸縮変形の検出方法は、用紙Sの任意の一辺が用紙搬送方向、又は用紙幅方向に平行となる場合、及び用紙Sの任意の一辺が用紙搬送方向、又は用紙幅方向に対して斜めに傾いている場合の両者に適用可能である。
<用紙の伸縮変形の説明>
次に、用紙Sの伸縮変形について説明する。図5はウエーブエッジの一例を示す斜視図である。図6はタイトエッジの一例を示す斜視図である。
次に、用紙Sの伸縮変形について説明する。図5はウエーブエッジの一例を示す斜視図である。図6はタイトエッジの一例を示す斜視図である。
図5に示したウエーブエッジは、用紙Sの四辺SBが波状に変形した状態である。ウエーブエッジは、周囲湿度の上昇に伴い、用紙Sの四辺SBが伸長した場合に発生する。なお、符号SCは用紙Sの四隅を示している。符号SDは用紙Sの中央部を表している。
図6に示したタイトエッジは、用紙Sの四隅SCが用紙Sの中央部SDよりもせり上がった状態である。タイトエッジは、用紙Sの周囲湿度の低下に伴い、用紙Sの四辺SBが収縮した場合に発生する。なお、タイトエッジは、用紙Sの中央部SDが用紙Sの四隅SCよりもせり上がる場合があり得る。
本実施形態に示した検出装置13は、図5に示した用紙Sのウエーブエッジ、及び図6に示した用紙Sのタイトエッジなど、ジャムに至る伸縮変形が発生しているか否かを判定する。ジャムに至る伸縮変形は、図1に示した描画ドラム52の外周面52Cに備えられた吸着穴を用いた吸着支持など用紙搬送経路に備えられる用紙Sの矯正機構を用いても矯正が困難な伸縮変形であり、変形が維持されたまま搬送されると、ジャムが発生し得る。以下に、ジャムに至る伸縮変形検出について詳細に説明する。
<用紙の伸縮変形検出の説明>
図7は用紙の伸縮変形検出における用紙の端部、及び用紙の非端部を示す用紙の平面図である。本実施形態に示した検出装置13は、図7に示した用紙Sの非端部300における用紙Sの長さ、及び用紙Sの端部における用紙Sの長さを算出し、両者の差分が予め定められた閾値を超えた場合に、ジャムに至伸縮変形が用紙Sに発生していると判定する。
図7は用紙の伸縮変形検出における用紙の端部、及び用紙の非端部を示す用紙の平面図である。本実施形態に示した検出装置13は、図7に示した用紙Sの非端部300における用紙Sの長さ、及び用紙Sの端部における用紙Sの長さを算出し、両者の差分が予め定められた閾値を超えた場合に、ジャムに至伸縮変形が用紙Sに発生していると判定する。
用紙Sの長さの算出は、用紙搬送方向、及び用紙幅方向について行ってもよいし、用紙Sの長さの算出は、用紙搬送方向、又は用紙幅方向のいずれか一方について行ってもよい。用紙搬送方向、又は用紙幅方向について用紙Sの長さに基づく用紙Sの伸縮変形検出を行う場合、用紙Sの流れ目を考慮するとよい。例えば、用紙Sの伸縮変形が発生しやすい用紙Sの流れ目と直交する方向について、用紙Sの長さに基づく用紙Sの伸縮変形検出をしてもよい。
用紙搬送方向について用紙Sの長さを算出する場合、用紙Sの端部は、用紙幅方向における用紙Sの一方の端部302、及び用紙幅方向における用紙Sの他方の端部304の少なくともいずれか一方である。
用紙幅方向について用紙Sの長さを算出する場合、用紙Sの端部は、用紙搬送方向における用紙Sの先端部306、及び用紙搬送方向における用紙Sの後端部308の少なくともいずれか一方である。用紙Sの一方の端部302、他方の端部304、先端部306、及び後端部308は、いずれも用紙Sの四辺SBから50ミリメートル以内の領域である。
図7に示すように、用紙搬送方向の端部の範囲と用紙幅方向の端部の範囲とを異なる大きさとしてもよい。図7には、用紙幅方向の端部の範囲が用紙搬送方向の端部の範囲よりも大きくされる用紙Sが図示されている。
なお、先に説明したように、用紙搬送方向における用紙Sの長さとは、用紙搬送方向における用紙Sの第一面SAに沿う長さである。用紙幅方向における用紙Sの長さとは、用紙幅方向における用紙Sの第一面SAに沿う長さである。
用紙搬送方向について、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生しているか否かを判定する場合、用紙搬送方向における用紙Sの第一面SAに沿う長さは、第一方向における媒体の第一面上の長さ、及び第一端部長に対応する。
用紙幅方向について、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生しているか否かを判定する場合、用紙幅方向における用紙Sの第一面SAに沿う長さは、第一方向における媒体の第一面上の長さ、及び第一端部長に対応する。
非端部300における用紙Sの長さと端部における用紙Sの長さとの差は、端部における用紙Sの長さから非端部300における用紙Sの長さを減算して算出してもよいし、端部における用紙Sの長さから非端部300における用紙Sの長さを減算した値の絶対値としてもよい。
非端部300における用紙Sの長さと端部における用紙Sの長さとの差に代わり、非端部300における用紙Sの長さと端部における用紙Sの長さとの比を適用してもよい。非端部300における用紙Sの長さと端部における用紙Sの長さとの比は、端部における用紙Sの長さを非端部300における用紙Sの長さで除算して算出してもよいし、非端部300における用紙Sの長さを端部における用紙Sの長さで除算して算出してもよい。
図5に示したウエーブエッジが発生している場合と、図6に示したタイトエッジが発生している場合とでは、非端部300における用紙Sの長さと、端部における用紙Sの長さと大小関係が異なる。
詳細は後述するが、用紙Sにウエーブエッジが発生している場合は、非端部300における用紙Sの長さは、端部における用紙Sの長さ未満の長さとなる。一方、用紙Sにタイトエッジが発生している場合は、非端部300における用紙Sの長さは、端部における用紙Sの長さを超える長さとなる。
したがって、非端部300における用紙Sの長さと端部における用紙Sの長さとの差、又は比は、用紙Sのウエーブエッジを検出するか、用紙Sのタイトエッジを検出するか、又は両者を検出するかに応じて適宜定められる。
図8から図10を用いて、用紙Sの伸縮変形検出の具体例を説明する。図8は用紙の伸縮変形検出における用紙の座標、及び用紙の測定位置を示す用紙の平面図である。図9は測定部から得られる測定結果の一例を示す図である。図10は図9の一部拡大図である。
以下に、用紙搬送方向について、端部における用紙Sの長さ、及び非端部300における用紙Sの長さに基づき、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生しているか否かを判定する用紙Sの伸縮変形検出の具体例を示す。
用紙Sの四隅SCのいずれかを原点とし、用紙幅方向をx軸方向とし、用紙搬送方向をy軸方向とする。図8に示す例では、用紙Sの左上の隅SC1を原点Oとし、x軸方向の正方向を図8における左から右へ向かう方向とし、y軸方向の正方向を用紙搬送方向に反対となる方向としている。また、用紙Sの厚み方向をz軸方向とする。z軸方向の正方向は、図8の紙面を裏面から表面へ貫く方向とする。なお、原点、及び座標軸は、用紙Sの外側に設定してもよいし、用紙Sの内側に設定してもよい。
次に、用紙幅方向の端部302の任意の位置x1について、用紙搬送方向に沿う複数の位置yiの用紙Sの高さzaiを測定する。高さzaiは、図9に図示する。測定位置の数をnとすると、iは0以上n以下の整数である。なお、nは図9に示したn1、n2、及び図11に示したn3のうち、用紙Sの高さzaiの測定位置、及び用紙Sの伸縮変形の種類に応じて定められる。
図8に符号320を付して図示した破線は、用紙幅方向の位置x1における、高さzaiを測定する位置yiを結んだ線である。高さzaiの測定では、図3に示した測定部204の測定器として、レーザ変位計を適用する。
用紙幅方向の位置x1における用紙搬送方向に沿う複数の位置yiの用紙Sの高さzaiの測定では、まず、図4に示した測定部204をx1に移動させる。次に、測定部204を用紙搬送方向に沿って一定の速さで移動させながら、一定の周期で測定部204から測定値を取得する。
用紙Sの厚み分の段差を検出したことをトリガーとして、用紙Sの先端SEを検出する。用紙Sの先端SEのy軸方向の座標をy0とする。
測定周期ごとの測定部204の移動距離δは、用紙搬送方向における測定部204の速さv、及び測定周期Tを用いて、下記の式1を用いて表される。
δ=v×T …式1
測定周期ごとの測定部204の移動距離δの単位はミリメートルである。用紙搬送方向における測定部204の速さvの単位はミリメートル毎秒である。測定周期Tの単位は秒である。測定部204は、測定部204の速さvを用いて測定位置を特定し得る。
測定周期ごとの測定部204の移動距離δの単位はミリメートルである。用紙搬送方向における測定部204の速さvの単位はミリメートル毎秒である。測定周期Tの単位は秒である。測定部204は、測定部204の速さvを用いて測定位置を特定し得る。
用紙搬送方向における用紙Sの全長について、用紙搬送方向に沿う複数の位置yiの用紙Sの高さzaiの測定を実行する場合、用紙Sの先端SEを検出したタイミングから用紙Sの後端SFを検出したタイミングまでの期間について測定を実行すればよい。
用紙Sの厚み分の段差を検出したことをトリガーとして、用紙Sの後端SFの検出が可能である。用紙Sの後端SFに相当するy軸方向の座標をyn1とする。用紙Sの後端SFのy軸方向の座標をyn1は、図8に図示する。図8に示したynには、図9に示したyn1、yn2、及び図11に示したyn2、yn3が含まれる。
y軸方向の位置yiと、y軸方向の位置yiにおける用紙Sの高さのzaiとの関係を図9に示す。図9に示したy0、y1、y2、y3、yi−1、yi、yi+1、及びyn1は、端部における用紙Sの高さの測定位置である。図9に示したza0、za1、za2、za3、zai−1、zai、zai+1、及びzan1は、端部における用紙Sの高さの測定値である。
図9に示した曲線330は、用紙幅方向の端部の任意の位置x1における、x軸方向から見たy軸方向の用紙Sの形状を表している。用紙幅方向に伸縮変形が発生している場合、用紙Sの厚み分の段差をトリガーとして用紙Sの先端を検出してy軸方向の座標を決めると、曲線330を用いて示される位置x1におけるy軸方向の座標値と、曲線332を用いて示される位置x2におけるy軸方向の座標値とは相違する。図9では、位置x1におけるy軸方向の座標値と、位置x2におけるy軸方向の座標値とを一致させている。図11に示した曲線332、及び曲線334についても同様である。
図3に示した演算部210は、用紙搬送方向における用紙Sの全長について、用紙搬送方向に沿う位置yiと、位置yiごとの用紙Sの高さzaiの測定値を基に線積分を行い、用紙幅方向の端部における用紙搬送方向の用紙Sの長さlaを算出する。積分範囲は用紙Sの全長である。
図10に示すように、用紙幅方向の端部における用紙Sの長さlaを算出する線積分では、座標(yi−1,zai−1)と座標(yi,zai)との距離laiを算出し、座標(yi,zai)と座標(yi+1,zai+1)との距離lai+1を算出し、距離laiに距離lai+1を加算する。
このようにして、距離laiと距離ali+1との算出、及び距離laiと距離lai+1との加算をi=1からi=n1まで行うことで、用紙幅方向の端部における用紙Sの長さlaを算出する。
用紙幅方向の端部における用紙Sの長さlaと同様の手順を用いて、図8に示した用紙幅方向の非端部300における用紙Sの長さlbを算出する。図8に符号322を付して図示した破線は、用紙幅方向の位置x2における、高さzbiを測定する位置yiを結んだ線である。
用紙幅方向の位置x2における用紙搬送方向に沿う複数の位置yiの用紙Sの高さzbiの測定では、まず、図4に示した測定部204をx2に移動させる。次に、測定部204を用紙搬送方向に沿って一定の速さで移動させながら、一定の周期で測定部204から測定値を取得する。
用紙幅方向の位置x2の測定における測定部204の速さv、及び測定部204の測定周期T等の測定条件は、用紙幅方向の位置x1の測定条件と同じ条件を適用可能である。また、用紙Sの先端SE、及び用紙Sの後端SFの検出についても、用紙幅方向の位置x1の測定と同様の検出が可能である。
図9に示したyn2は図8に示した用紙Sの後端SFに相当する。図9に示したzb0、zb1、zb2、zb3、zbi−1、zbi、zbi+1、及びzbn2は、端部における用紙Sの高さの測定値である。図9に符号332を付した破線の曲線は、用紙幅方向の端部の任意の位置x2における、x軸方向から見たy軸方向の用紙Sの形状を表している。
図3に示した演算部210は、用紙搬送方向における用紙Sの全長について、用紙搬送方向に沿う位置yiと、位置yiごとの用紙Sの高さzbiの測定値を基に線積分を行い、用紙幅方向の非端部における用紙搬送方向の用紙Sの長さlbを算出する。
用紙幅方向の非端部における用紙Sの長さlbを算出する線積分は、用紙幅方向の端部における用紙Sの長さlaを算出する線積分と同様である。ここでは、用紙幅方向の非端部における用紙Sの長さlbを算出する線積分の説明を省略する。
図3に示した演算部210は、用紙幅方向の端部における用紙Sの長さlaと、用紙幅方向の非端部における用紙Sの長さlbとを比較し、両者の差分dlを算出する。差分dlは、以下の式2を用いて表される。
dl=la−lb …式2
図11はタイトエッジが発生している場合の測定部から得られる測定結果の一例を示す図である。図11に符号334を付した実線の曲線は、用紙Sにタイトエッジが発生している場合の、用紙幅方向の端部の任意の位置x1における、x軸方向から見たy軸方向の用紙Sの形状を表している。
図11はタイトエッジが発生している場合の測定部から得られる測定結果の一例を示す図である。図11に符号334を付した実線の曲線は、用紙Sにタイトエッジが発生している場合の、用紙幅方向の端部の任意の位置x1における、x軸方向から見たy軸方向の用紙Sの形状を表している。
図11に示したyn3は、用紙Sにタイトエッジが発生している場合の用紙Sの後端SFに相当する。n3は、用紙幅方向の端部の任意の位置x1における用紙Sの高さzaiの測定値の数である。
用紙Sにタイトエッジが発生している場合は、用紙Sの非端部と比較して用紙Sの端部は縮小が大きいため、端部における用紙Sの長さlaは、非端部における用紙Sの長さlb以下となり得る。換言すると、端部における用紙Sの長laさと、用紙幅方向の非端部における用紙Sの長さlbとの差分dlが負の数になり得る。
そうすると、一つの閾値を用いてウエーブエッジの発生、及びタイトエッジの発生の両者の判定が困難となる。そこで、差分dlをla−lbの絶対値|la−lb|とすることに起因して、一つの閾値を用いてウエーブエッジの発生、及びタイトエッジの発生の両者の判定が可能となる。すなわち、差分dlとして、以下の式3を用いて表されるla−lbの絶対値|la−lb|を適用することが好ましい。
dl=|la−lb| …式3
図3に示した判定部212は、差分dlが予め定められた閾値に達した場合に、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生していると判定する。図3に示した判定部212は、用紙Sの高さzai、及び用紙Sの高さzbiのデータ数の違いを用いて、端部における用紙Sの長さlaと、非端部における用紙Sの長さlbとが異なることを判別してもよい。すなわち、データ数の差分を用紙Sの長さの差分としてもよい。端部における用紙Sの長さlaは第一端部長の一例である。非端部における用紙Sの長さlbは、第一基準値の一例であり、かつ、第一非端部長の一例である。差分dlは第一演算値の一例である。
図3に示した判定部212は、差分dlが予め定められた閾値に達した場合に、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生していると判定する。図3に示した判定部212は、用紙Sの高さzai、及び用紙Sの高さzbiのデータ数の違いを用いて、端部における用紙Sの長さlaと、非端部における用紙Sの長さlbとが異なることを判別してもよい。すなわち、データ数の差分を用紙Sの長さの差分としてもよい。端部における用紙Sの長さlaは第一端部長の一例である。非端部における用紙Sの長さlbは、第一基準値の一例であり、かつ、第一非端部長の一例である。差分dlは第一演算値の一例である。
用紙Sの長さの測定では、用紙Sの変形が大きいと用紙Sの高さzaiの変動が大きくなる。用紙Sの変形が大きい場合を考慮して、測定周期をより短くすることで測定精度の確保が可能となる。
また、用紙Sの変形が大きい場合を考慮して、図1に示した給紙台30から用紙Sを一枚ずつ分離させる際に用いられるローラによるニップ機構、又は吸着搬送機構を利用して、用紙Sの高さzai、又は用紙Sの高さzbiの測定を行うことが好ましい。換言すると、用紙Sの変形が小さくされた位置において、用紙Sの高さzai、又は用紙Sの高さzbiの測定を行うことが好ましい。
同様に、用紙搬送方向の端部、用紙搬送方向の非端部について、用紙幅方向の用紙Sの長さを算出し、用紙幅方向の用紙Sの長さに基づいて、用紙幅方向について、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生しているか否かを判定することが可能である。
用紙搬送方向について、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生しているか否かを判定する場合、用紙搬送方向は第一方向に対応する。用紙幅方向は第二方向に対応する。用紙幅方向について、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生しているか否かを判定する場合、用紙幅方向は第一方向に対応する。用紙搬送方向は第二方向に対応する。
用紙搬送方向、及び用紙幅方向について、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生しているか否かを判定する場合、用紙搬送方向は第一方向、又は第二方向の一方に対応し、用紙幅方向は第一方向、又は第二方向の他方に対応する。
図3に示した演算部210を用いて算出される用紙Sの端部における第一方向の用紙の長さは第一端部長に対応し、用紙Sの非端部における第一方向の用紙の長さは第一非端部長に対応する。
演算部210を用いて算出される用紙Sの端部における第二方向の用紙の長さは、第二端部長に対応し、用紙Sの非端部における第二方向の用紙の長さは、第二基準値の一例であり、第二非端部長に対応する。
用紙Sの端部における第二方向の用紙の長さと、用紙Sの非端部における第二方向の用紙の長さとの差分は、第二演算値に対応する。第二方向における用紙Sの伸縮変形検出に適用される閾値は、第二閾値に対応する。
<用紙の伸縮変形検出方法のフローチャート>
図12は用紙の伸縮変形検出の手順の流れを示すフローチャートである。用紙Sの伸縮変形検出が開始される。まず、端部高さ測定工程S10が実行される。端部高さ測定工程S10では、図3に示した測定部204は、用紙幅方向、及び用紙搬送方向の少なくともいずれかの用紙Sの端部について、複数の位置における用紙Sの高さzaiを測定する。
図12は用紙の伸縮変形検出の手順の流れを示すフローチャートである。用紙Sの伸縮変形検出が開始される。まず、端部高さ測定工程S10が実行される。端部高さ測定工程S10では、図3に示した測定部204は、用紙幅方向、及び用紙搬送方向の少なくともいずれかの用紙Sの端部について、複数の位置における用紙Sの高さzaiを測定する。
図12の端部高さ測定工程S10において、図3に示した測定部204が用紙Sの端部について複数の位置における用紙Sの高さzaiを測定した後に、図12の端部長さ算出工程S12へ進む。端部長さ算出工程S12では、図3に示した演算部210は、図12の端部高さ測定工程S10において測定された用紙Sの高さzaiを用いて、用紙Sの端部における用紙Sの長さlaを算出する。
端部長さ算出工程S12において、図3に示した演算部210が用紙Sの端部における用紙Sの長さlaを算出した後に、図12の非端部高さ測定工程S14へ進む。非端部高さ測定工程S14では、図3に示した測定部204は、用紙幅方向、及び用紙搬送方向の少なくともいずれかの非端部について、複数の位置における用紙Sの非端部の高さzbiを測定する。
図12の非端部高さ測定工程S14において、図3に示した測定部204が用紙Sの非端部について複数の位置における高さzbiを測定した後に、図12の非端部長さ算出工程S16へ進む。非端部長さ算出工程S16では、図3に示した演算部210は、図12の非端部高さ測定工程S14において測定された用紙Sの高さzbiを用いて、用紙Sの非端部における用紙Sの長さlbを算出する。
非端部長さ算出工程S16において、図3に示した測定部204が用紙Sの非端部における用紙Sの長さlbを算出した後に、図12の判定工程S18へ進む。なお、端部長さ算出工程S12と非端部高さ測定工程S14とは、入れ替えが可能である。
端部長さ算出工程S12は演算工程の構成要素の一例である。非端部長さ算出工程S16は演算工程の構成要素の一例である。
判定工程S18では、図3に示した判定部212は、端部における用紙Sの長さlaと非端部における用紙Sの長さlbとの差分dlと、予め定められて閾値thとを比較し、比較結果に基づいて、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生しているか否かを判定する。差分dlは、上記の式3に示したdl=|la−lb|を適用する。
判定工程S18では複数の閾値を用いてもよい。例えば、判定工程S18において、ウエーブエッジ判定用閾値th1、及びタイトエッジ判定用閾値th2を用いてもよい。また、用紙幅方向における伸縮変形用の閾値th3、及び用紙搬送方向における伸縮変形用の閾値th4を準備してもよい。判定工程S18では用紙幅方向における伸縮変形と、用紙搬送方向における伸縮変形とを別々の閾値を用いて判定してもよい。
図12の判定工程S18において差分dlが閾値th未満の場合、図3に示した判定部212は、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生していないと判定する。一方、図12の判定工程S18において、差分dlが閾値th以上場合の場合、図3に示した判定部212は、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生していると判定する。
図12の判定工程S18において、図3に示した判定部212がジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生しているか否かを判定した後に、図12の判定結果出力工程S20へ進む。判定結果出力工程S20では、図3に示した制御部200は、通信部202を介して判定結果を出力する。
図12の判定結果出力工程S20において、図3に示した制御部200が判定結果を出力した後に、検出終了判定工程S22へ進む。検出終了判定工程S22では、図3に示した制御部200は、用紙の伸縮変形検出を終了するか否かを判定する。図12の検出終了判定工程S22において、図3に示した制御部200が用紙Sの伸縮変形検出を終了しないと判定した場合はNo判定となる。
No判定の場合、図12の端部高さ測定工程S10へ進む。以下、図12の検出終了判定工程S22においてYes判定となるまで、端部高さ測定工程S10から検出終了判定工程S22までの各工程が繰り返し実行される。
検出終了判定工程S22において、図3に示した制御部200が用紙Sの伸縮変形検出を終了すると判定した場合はYes判定となる。Yes判定の場合、図3に示した制御部200は、用紙の伸縮変形検出を終了する。
図3に示した制御部200は、伸縮変形検出プログラムを実行して、図12に示した用紙Sの伸縮変形検出の手順を実行することが可能である。
判定工程S18における閾値thは第一閾値の一例である。用紙搬送方向、及び用紙幅方向の両者について、用紙Sの伸縮変形検出を実行する場合、第二方向とされる方向における用紙Sの伸縮変形検出に使用される閾値は第二閾値の一例である。
[作用効果]
上記の如く構成された検出装置、及び検出方法によれば、用紙Sの端部における複数の位置における用紙のSの高さzaiを測定し、用紙Sの端部における複数の位置における用紙のSの高さzaiから用紙Sの端部における長さlaを算出する。また、用紙Sの非端部300における複数の位置における用紙のSの高さzbiを測定し、用紙Sの非端部300における複数の位置における用紙のSの高さzbiから用紙Sの非端部300における長さlbを算出する。
上記の如く構成された検出装置、及び検出方法によれば、用紙Sの端部における複数の位置における用紙のSの高さzaiを測定し、用紙Sの端部における複数の位置における用紙のSの高さzaiから用紙Sの端部における長さlaを算出する。また、用紙Sの非端部300における複数の位置における用紙のSの高さzbiを測定し、用紙Sの非端部300における複数の位置における用紙のSの高さzbiから用紙Sの非端部300における長さlbを算出する。
用紙Sの端部における長さlaと用紙Sの非端部300における長さlbの差分dlと予め定められた閾値thとを比較して、ジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生しているか否かを判定する。これにより、ジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sの検出が可能となる。
[変形例]
<用紙の高さの測定範囲、用紙の長さの算出範囲>
本実施形態では、用紙Sの全長について用紙Sの高さを測定したが、用紙Sの一部について用紙Sの高さを測定してもよい。用紙の一部について用紙Sの高さを測定する場合、測定位置数、測定期間を用いて測定範囲を定めることが可能である。
<用紙の高さの測定範囲、用紙の長さの算出範囲>
本実施形態では、用紙Sの全長について用紙Sの高さを測定したが、用紙Sの一部について用紙Sの高さを測定してもよい。用紙の一部について用紙Sの高さを測定する場合、測定位置数、測定期間を用いて測定範囲を定めることが可能である。
例えば、用紙搬送方向の伸縮変形を検出する場合、用紙搬送方向の非端部300の少なくとも一部における用紙Sの高さを測定し、用紙Sの長さを算出すればよい。用紙Sの高さの測定範囲の例として、図8に符号324を付して図示した範囲が挙げられる。
用紙の伸縮変形の検出は、用紙の端部は伸縮変形しやすく、用紙の非端部は伸縮変形しにくいことを利用している。例えば、用紙搬送方向における伸縮変形は、用紙幅方向の端部における用紙搬送方向の用紙Sの長さと、用紙幅方向の非端部300における用紙搬送方向の用紙Sの長さとの差に基づいて判定しうる。
用紙搬送方向の先端部306における用紙幅方向の端部、及び用紙搬送方向の先端部306における用紙幅方向の非端部は、いずれも伸縮変形しやすいと考えられる。そうすると、用紙搬送方向の先端部306における用紙幅方向の端部の長さと、用紙搬送方向の先端部306における用紙幅方向の非端部の長さとの差は微小である。
したがって、用紙搬送方向における用紙Sの長さを算出する場合、用紙搬送方向の先端部306、及び用紙搬送方向の後端部308を除外しても、伸縮変形の検出結果に与える影響は小さいと考えられる。
また、用紙搬送方向の非端部の全長の一部について、用紙幅方向の端部における用紙Sの長さ、及び用紙幅方向の非端部における用紙Sの長さを算出してもよい。用紙Sの一部について用紙Sの長さを算出する場合、線積分の積分範囲は高さの測定範囲となる。
用紙Sの一部について用紙Sの長さを算出する場合、用紙Sの厚み分の段差を検出したタイミング、検出器の速さ、及び用紙Sの端部の長さを用いて、検出器が用紙Sの非端部に進入するタイミングを把握することが可能である。用紙Sの厚み分の段差を検出したタイミングからの経過期間を用いて用紙Sの高さの測定範囲の終了タイミングを決定し得る。
用紙Sの厚み分の段差は媒体の厚みに対応する測定値の変化の一例である。用紙Sの厚み分の段差を検出したタイミングは基準タイミングの一例である。検出器の速さは媒体と測定部との相対移動速度の一例である。
一方、用紙Sの長さを算出する演算は、サンプル数がより多いほど精度が向上し得るので、用紙搬送方向の非端部の全長について、用紙幅方向の端部における用紙Sの長さ、及び用紙幅方向の非端部における用紙Sの長さを算出することが好ましい。
用紙幅方向の伸縮変形を検出する場合についても、用紙搬送方向の伸縮変形を検出する場合と同様である。
また、用紙Sの原点を用紙Sの四隅SCの任意の一つとする場合、用紙Sの厚み分の段差を検出して用紙Sの先端SEを検出する場合、用紙Sの高さの測定範囲に測定対象の方向と直交する方向における用紙Sの端部が含まれてもよい。用紙搬送方向について用紙Sの高さを測定する場合、図7に示した用紙搬送方向における用紙Sの先端部306が測定範囲に含まれてもよい。
<用紙の長さの変形例>
用紙Sの両端について、用紙Sの高さを測定してもよい。用紙搬送方向における用紙Sの高さを測定する場合、用紙幅方向の一方の端部302について、用紙搬送方向における用紙Sの高さを測定し、かつ、用紙幅方向の他方の端部304について、用紙搬送方向における用紙Sの高さを測定してもよい。
用紙Sの両端について、用紙Sの高さを測定してもよい。用紙搬送方向における用紙Sの高さを測定する場合、用紙幅方向の一方の端部302について、用紙搬送方向における用紙Sの高さを測定し、かつ、用紙幅方向の他方の端部304について、用紙搬送方向における用紙Sの高さを測定してもよい。
両者の測定結果のそれぞれに基づいて、用紙幅方向の一方の端部302における用紙搬送方向の用紙Sの長さ、及び用紙幅方向の他方の端部304における用紙搬送方向の用紙Sの長さを算出してもよい。
用紙幅方向の一方の端部302における用紙搬送方向の用紙Sの長さ、及び用紙幅方向の他方の端部304における用紙搬送方向の用紙Sの長さの代表値を用紙搬送方向の用紙Sの長さとしてもよい。代表値として最大値を適用してもよい。
また、用紙Sの非端部300の複数の位置について、用紙Sの長さを算出してもよい。例えば、図8に示したx軸方向の位置x2、及びx軸方向の位置x3について、用紙搬送方向における用紙Sの長さを算出してもよい。
x軸方向の位置x2における用紙Sの長さ、及びx軸方向の位置x3における用紙Sの長さの代表値を、用紙Sの非端部300における用紙搬送方向の用紙Sの長さとしてもよい。代表値として最大値を適用してもよい。
<差分算出の変形例>
本実施形態では、端部における用紙Sの長さlaと、非端部における用紙Sの長さlbとの差分dlを用いたが、非端部における用紙Sの長さlbを固定値としてもよい。非端部は伸縮変形が発生しにくいので、固定値に置き替えても実用上問題にならないと考えられる。
本実施形態では、端部における用紙Sの長さlaと、非端部における用紙Sの長さlbとの差分dlを用いたが、非端部における用紙Sの長さlbを固定値としてもよい。非端部は伸縮変形が発生しにくいので、固定値に置き替えても実用上問題にならないと考えられる。
固定値の例として、用紙Sの規格値を適用してもよい。また、複数枚の用紙Sにおける一枚目の用紙Sの測定値など、複数枚の用紙Sにおける一部の用紙Sの測定値を適用してもよい。基準値となる固定値は、図4に示した記憶部214に記憶してもよい。固定部は第一基準値の一例である。
<測定部の変形例>
図4に示した測定部204は、測定器を複数備え、用紙Sの端部、及び用紙Sの非端部を別々の測定器を用いて測定してもよい。
図4に示した測定部204は、測定器を複数備え、用紙Sの端部、及び用紙Sの非端部を別々の測定器を用いて測定してもよい。
[インクジェット記録装置における給紙方法の説明]
図13は図1示したインクジェット記録装置における給紙方法の手順の流れを示すフローチャートである。給紙方法が開始される。まず、給紙開始指令取得工程S100において、図2に示した給紙制御部112は、システムコントローラ100から送信された給紙開始指令を取得する。
図13は図1示したインクジェット記録装置における給紙方法の手順の流れを示すフローチャートである。給紙方法が開始される。まず、給紙開始指令取得工程S100において、図2に示した給紙制御部112は、システムコントローラ100から送信された給紙開始指令を取得する。
図13の給紙開始指令取得工程S100において、図2に示した給紙制御部112がシステムコントローラ100から送信された給紙開始指令を取得した後に、図13の排紙判定工程S102へ進む。
排紙判定工程S102では、図2に示した給紙制御部112がジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生している旨の判定結果を取得したか、又は給紙制御部112がジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生していない旨の判定結果を取得したかを判定する。
図13の排紙判定工程S102において、図2に示した給紙制御部112がジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生していない旨の判定結果を取得した場合はNo判定となる。No判定の場合、図13の給紙処理工程S104へ進む。給紙処理工程S104では、図2の給紙制御部112は、給紙部12の動作を制御して給紙を実行する。
図13の給紙処理工程S104において、図2に示した給紙部12が用紙Sの給紙を実行した後に、図13の給紙終了判定工程S108へ進む。
一方、図13の排紙判定工程S102において、図2に示した給紙制御部112がジャムに至る伸縮変形が用紙Sに発生している旨の判定結果を取得した場合はYes判定となる。
Yesの場合、図13の排紙処理工程S106へ進む。排紙処理工程S106では、図2に示した給紙制御部112は、変形用紙排出部26の動作を制御して、給紙部12からジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sを排出する。変形用紙排出部26を用いて排出された用紙Sはシーズニング等の再生処理を施してもよい。
ジャムに至る伸縮変形が発生した用紙Sは、シーズニング等の再生処理が施されることに起因して、水分の分布が均一化され再利用が可能となる。ジャムに至る伸縮変形が発生した用紙Sを再利用する場合は損紙を減らす効果が得られる。
図13の排紙処理工程S106において、図2に示した変形用紙排出部26が用紙Sの排紙を実行した後に、図13の給紙終了判定工程S108へ進む。
給紙終了判定工程S108では、図2に示した給紙制御部112は、給紙部12から給紙された用紙Sの枚数が予め定められた給紙枚数に達したか否かを判定する。図13の給紙終了判定工程S108において、給紙部12から給紙された用紙Sの枚数が予め定められた給紙枚数に達していない場合はNo判定となる。
No判定の場合は、図13の給紙開始指令取得工程S100へ進む。以降、給紙終了判定工程S108においてYes判定となるまで、給紙開始指令取得工程S100からS108までの各工程が繰り返し実行される。
一方、図13の給紙終了判定工程S108において、給紙部12から給紙された用紙Sの枚数が予め定められた給紙枚数に達したと判定された場合はYes判定となる。Yes判定の場合は、図2に示した給紙制御部112は、給紙方法を終了する。
[インクジェット記録装置における給紙方法の作用効果]
ジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sが検出された場合に、ジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sを給紙部12から排出させる。これにより、ジャムに至る伸縮変形が発生している用紙を給紙前に取り除くことが可能となる。
ジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sが検出された場合に、ジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sを給紙部12から排出させる。これにより、ジャムに至る伸縮変形が発生している用紙を給紙前に取り除くことが可能となる。
また、用紙Sのジャムの発生の抑制に起因して、用紙Sのジャムの発生を原因とするインクジェット記録装置10の稼働停止が抑制され、インクジェット記録装置10の稼働率が向上し得る。
[給紙方法の変形例]
ジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sが検出された場合、用紙Sの厚みが薄い場合は、吸着圧力を動的に制御してジャムに至ることを抑制し得る。すなわち、図2に示した厚み情報取得部128を用いて取得された用紙Sの厚みが、予め定められた厚み以下の場合は、ジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sであっても、排出されずに給紙される。
ジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sが検出された場合、用紙Sの厚みが薄い場合は、吸着圧力を動的に制御してジャムに至ることを抑制し得る。すなわち、図2に示した厚み情報取得部128を用いて取得された用紙Sの厚みが、予め定められた厚み以下の場合は、ジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sであっても、排出されずに給紙される。
図2に示した搬送制御部110は、予め定められた厚み以下の用紙Sであり、ジャムに至る伸縮変形が発生している用紙Sが給紙された場合、図示しない吸着圧力付与部を用いて、用紙Sに付与される吸着圧力を制御する。吸着圧力の制御には、吸着圧力を大きくする場合、及び吸着圧力を小さくする場合の両者が含まれる。
[他の装置適用例]
本実施形態では、インクジェット記録装置10の給紙部12の用紙において、ジャムに至る伸縮変が発生している用紙Sを検出する検出装置13を例示した。検出装置13は、媒体を搬送する搬送装置において、許容可能範囲を超える伸縮変形が発生しているシート状の媒体を検出する検出装置に適用することが可能である。
本実施形態では、インクジェット記録装置10の給紙部12の用紙において、ジャムに至る伸縮変が発生している用紙Sを検出する検出装置13を例示した。検出装置13は、媒体を搬送する搬送装置において、許容可能範囲を超える伸縮変形が発生しているシート状の媒体を検出する検出装置に適用することが可能である。
搬送装置の例として、シート状の媒体に対して予め定められた処理を施す処理部の処理領域において、媒体を搬送する搬送装置が挙げられる。予め定められた処理の例として、液体の塗布処理、加熱処理、乾燥処理、及び裁断処理などが挙げられる。
以上説明した本発明の実施形態は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜構成要件を変更、追加、削除することが可能である。本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当該分野の通常の知識を有する者により、多くの変形が可能である。
10 インクジェット記録装置
11 搬送部
12 給紙部
13 検出装置
14 処理液付与部
16 処理液乾燥処理部
18 描画部
20 インク乾燥処理部
24 排紙部
26 変形用紙排出部
30 給紙台
34 給紙ローラ対
36 フィーダボード
36A リテーナ
36B ガイドローラ
38 前当て
40 給紙ドラム
40A、42A、46A、52A、64D グリッパー
40B、42B、46B、52B 回転軸
42 処理液ドラム
42C、46C、52C 外周面
44 処理液付与装置
46 処理液乾燥処理ドラム
48 用紙搬送ガイド
50 処理液乾燥処理ユニット
52 描画ドラム
54 用紙押さえローラ
56、56C、56M、56Y、56K 液体吐出ヘッド
58 インラインセンサ
64 チェーングリッパー
64A 第一スプロケット
64B 第二スプロケット
64C チェーン
68 インク乾燥処理ユニット
72、73 ガイドプレート
76 排紙台
100 システムコントローラ
100A CPU
100B ROM
100C RAM
102 通信部
103 ホストコンピュータ
104 画像メモリ
110 搬送制御部
112 給紙制御部
114 処理液付与制御部
116 処理液乾燥制御部
118 描画制御部
120 インク乾燥制御部
124 排紙制御部
126 変形用紙排出制御部
128 厚み情報取得部
130 操作部
132 表示部
134 パラメータ記憶部
136 プログラム格納部
200 制御部
202 通信部
204 測定部
206 第一移動部
208 第二移動部
210 演算部
212 判定部
214 記憶部
240 キャリッジ
242 幅方向ガイド
260 第一搬送方向ガイド
262 第二搬送方向ガイド
264 第一支持部
266 第二支持部
300 非端部
302、304 端部
306 先端部
308 後端部
320、322 測定位置を結んだ線
324 測定範囲
330、332、334 曲線
la 用紙の端部における用紙の長さ
lb 用紙の非端部における用紙の長さ
S 用紙
SA 第一面
SB 四辺
SC、SC1 四隅
SD 中央部
SE 先端
SF 後端
x1、x2、x3 位置
y0、y1、y2、y3、yi−1、yi、yi+1、yn1、yn2、yn3 y軸方向の位置
za0、za1、za2、za3、zai−1、zai、zai+1、zan1、zan3、zb0、zb1、zb2、zb3、zbi−1、zbi、zbi+1、zbn2 用紙の高さ
S10からS22 検出方法の各工程
S100からS108 給紙方法の各工程
11 搬送部
12 給紙部
13 検出装置
14 処理液付与部
16 処理液乾燥処理部
18 描画部
20 インク乾燥処理部
24 排紙部
26 変形用紙排出部
30 給紙台
34 給紙ローラ対
36 フィーダボード
36A リテーナ
36B ガイドローラ
38 前当て
40 給紙ドラム
40A、42A、46A、52A、64D グリッパー
40B、42B、46B、52B 回転軸
42 処理液ドラム
42C、46C、52C 外周面
44 処理液付与装置
46 処理液乾燥処理ドラム
48 用紙搬送ガイド
50 処理液乾燥処理ユニット
52 描画ドラム
54 用紙押さえローラ
56、56C、56M、56Y、56K 液体吐出ヘッド
58 インラインセンサ
64 チェーングリッパー
64A 第一スプロケット
64B 第二スプロケット
64C チェーン
68 インク乾燥処理ユニット
72、73 ガイドプレート
76 排紙台
100 システムコントローラ
100A CPU
100B ROM
100C RAM
102 通信部
103 ホストコンピュータ
104 画像メモリ
110 搬送制御部
112 給紙制御部
114 処理液付与制御部
116 処理液乾燥制御部
118 描画制御部
120 インク乾燥制御部
124 排紙制御部
126 変形用紙排出制御部
128 厚み情報取得部
130 操作部
132 表示部
134 パラメータ記憶部
136 プログラム格納部
200 制御部
202 通信部
204 測定部
206 第一移動部
208 第二移動部
210 演算部
212 判定部
214 記憶部
240 キャリッジ
242 幅方向ガイド
260 第一搬送方向ガイド
262 第二搬送方向ガイド
264 第一支持部
266 第二支持部
300 非端部
302、304 端部
306 先端部
308 後端部
320、322 測定位置を結んだ線
324 測定範囲
330、332、334 曲線
la 用紙の端部における用紙の長さ
lb 用紙の非端部における用紙の長さ
S 用紙
SA 第一面
SB 四辺
SC、SC1 四隅
SD 中央部
SE 先端
SF 後端
x1、x2、x3 位置
y0、y1、y2、y3、yi−1、yi、yi+1、yn1、yn2、yn3 y軸方向の位置
za0、za1、za2、za3、zai−1、zai、zai+1、zan1、zan3、zb0、zb1、zb2、zb3、zbi−1、zbi、zbi+1、zbn2 用紙の高さ
S10からS22 検出方法の各工程
S100からS108 給紙方法の各工程
Claims (21)
- シート状の媒体の第一面について、第一方向における複数の位置の高さを測定する測定部と、
前記測定部の測定結果を用いて、前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さを算出する演算部と、
前記演算部を用いて算出された前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さに基づいて、前記媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する判定部と、
を備え、
前記測定部は、前記第一方向と直交する第二方向の媒体の端部について、少なくとも前記第一方向における非端部を含む範囲を対象として、前記第一方向における複数の位置の高さを測定し、
前記演算部は、前記第二方向における媒体の端部について、前記測定部を用いて測定された範囲に対応する、前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さである第一端部長を算出し、かつ、前記第一端部長と第一基準値との差又は比を表す第一演算値を算出する演算を行い、
前記判定部は、前記第一演算値と予め定められた第一閾値との比較結果に基づいて、前記第一方向における媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する検出装置。 - 前記測定部は、前記第二方向の媒体の端部について、前記第一方向における媒体の全長を対象として、前記第一方向における複数の位置の高さを測定し、
前記演算部は、前記第二方向の媒体の端部について、前記第一方向における媒体の全長に対応する前記第一端部長を算出する請求項1に記載の検出装置。 - 前記演算部は、前記測定部から得られた測定結果について、前記測定部の測定範囲を積分範囲とする線積分を行い、前記第一端部長を算出する請求項1又は2に記載の検出装置。
- 前記測定部は、前記第二方向の媒体の非端部について、少なくとも前記第一方向における非端部を含む範囲を対象として、前記第一方向における複数の位置の高さを測定し、
前記演算部は、前記第二方向の媒体の非端部について、前記測定部を用いて測定された範囲に対応する、前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さである第一非端部長を算出し、かつ、前記第一非端部長を前記第一基準値として演算を行う請求項1から3のいずれか一項に記載の検出装置。 - 前記測定部は、前記第二方向の媒体の非端部について、前記第一方向における媒体の全長を対象として、前記第一方向における複数の位置の高さを測定し、
前記演算部は、前記第二方向の媒体の非端部について、前記第一方向における媒体の全長に対応する前記第一非端部長を算出する請求項4に記載の検出装置。 - 前記演算部は、前記測定部から得られた測定結果について、前記測定部の測定範囲を積分範囲とする線積分を行い、前記第一非端部長を算出する請求項4又は5に記載の検出装置。
- 前記測定部は、非接触式の測定器、又は接触式の測定器を備えた請求項1から6のいずれか一項に記載の検出装置。
- 前記第一方向について、前記非接触式の測定器、又は前記接触式の測定器と媒体とを相対的に移動させる第一相対移動部を備えた請求項7に記載の検出装置。
- 前記第二方向について、前記非接触式の測定器、又は前記接触式の測定器と媒体とを相対的に移動させる第二相対移動部を備えた請求項7又は8に記載の検出装置。
- 前記測定部は、媒体の厚みに対応する測定値の変化が発生したタイミングを基準タイミングとして、媒体と前記測定部の相対移動速度、及び前記基準タイミングからの経過期間を用いて前記高さの測定範囲を決定する請求項8又は9に記載の検出装置。
- 前記測定部は、前記第一方向の媒体の端部について、少なくとも前記第二方向における非端部を含む範囲を対象として、前記第二方向における複数の位置の高さを測定し、
前記演算部は、前記第一方向における媒体の端部について、前記測定部を用いて測定された範囲に対応する、前記第二方向における媒体の前記第一面上の長さである第二端部長を算出し、かつ、前記第二端部長と第二基準値との差又は比を表す第二演算値を算出する演算を行い、
前記判定部は、前記第二演算値と予め定められた第二閾値との比較結果に基づいて、前記第二方向における媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する請求項1から10のいずれか一項に記載の検出装置。 - 前記測定部は、前記第一方向の媒体の端部について、前記第二方向における媒体の全長を対象として、前記第二方向の複数の位置の高さを測定し、
前記演算部は、前記第一方向の媒体の端部について、前記第二方向における媒体の全長に対応する前記第二端部長を算出する請求項11に記載の検出装置。 - 前記測定部は、前記第一方向の媒体の非端部について、前記第二方向の媒体の端部、及び前記第二方向の媒体の非端部を含む範囲の測定を行い、
前記演算部は、前記第一方向の媒体の非端部について、前記第二方向における媒体の前記第一面上の長さである第二非端部長を算出し、かつ、前記第二非端部長を前記第二基準値として演算を行う請求項11又は12に記載の検出装置。 - 前記測定部は、前記第一方向の媒体の非端部について、前記第二方向における媒体の全長を対象として、前記第二方向における複数の位置の高さを測定し、
前記演算部は、前記第一方向の媒体の非端部について、前記第二方向における媒体の全長に対応する前記第二非端部長を算出する請求項13に記載の検出装置。 - 媒体の前記端部は、媒体の端から50ミリメートル以内の範囲であり、
媒体の前記非端部は、媒体の端から50ミリメートルを超える範囲である請求項1から14のいずれか一項に記載の検出装置。 - シート状の媒体の第一面について、第一方向における複数の位置の高さを測定する測定工程と、
前記測定工程の測定結果を用いて、前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さを算出する演算工程と、
前記演算工程において算出された前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さに基づいて、前記媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する判定工程と、
を含み、
前記測定工程は、前記第一方向と直交する第二方向の媒体の端部について、少なくとも前記第一方向における非端部を含む範囲を対象として、前記第一方向における複数の位置の高さを測定し、
前記演算工程は、前記第二方向における媒体の端部について、前記測定工程において測定された範囲に対応する、前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さである第一端部長を算出し、かつ、前記第一端部長と第一基準値との差又は比を表す第一演算値を算出する演算を行い、
前記判定工程は、前記第一演算値と予め定められた第一閾値との比較結果に基づいて、前記第一方向における媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する検出方法。 - シート状の媒体を搬送する搬送部と、
媒体の第一面について、第一方向における複数の位置の高さを測定する測定部と、
前記測定部の測定結果を用いて、前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さを算出する演算部と、
前記演算部を用いて算出された前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さに基づいて、前記媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する判定部と、
を備え、
前記測定部は、前記第一方向と直交する第二方向の媒体の端部について、少なくとも前記第一方向における非端部を含む範囲を対象として、前記第一方向における複数の位置の高さを測定し、
前記演算部は、前記第二方向における媒体の端部について、前記測定部を用いて測定された範囲に対応する、前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さである第一端部長を算出し、かつ、前記第一端部長と第一基準値との差又は比を表す第一演算値を算出する演算を行い、
前記判定部は、前記第一演算値と予め定められた第一閾値との比較結果に基づいて、前記第一方向における媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する搬送装置。 - シート状の媒体にインクを吐出させるインクジェットヘッドと、
媒体を搬送する搬送部と、
媒体の第一面について、第一方向における複数の位置の高さを測定する測定部と、
前記測定部の測定結果を用いて、前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さを算出する演算部と、
前記演算部を用いて算出された前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さに基づいて、前記媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定する判定部と、
を備え、
前記測定部は、前記第一方向と直交する第二方向の媒体の端部について、少なくとも前記第一方向における非端部を含む範囲を対象として、前記第一方向における複数の位置の高さを測定し、
前記演算部は、前記第二方向における媒体の端部について、前記測定部を用いて測定された範囲に対応する、前記第一方向における媒体の前記第一面上の長さである第一端部長を算出し、かつ、前記第一端部長と第一基準値との差又は比を表す第一演算値を算出する演算を行い、
前記判定部は、前記第一演算値と予め定められた第一閾値との比較結果に基づいて、前記第一方向における媒体の変形が許容範囲であるか否かを判定するインクジェット記録装置。 - 媒体の厚みの情報を取得する媒体厚み情報取得部を備え、
前記搬送部は、媒体に吸着圧力を付与して媒体を吸着支持する吸着圧力付与部を備え、
前記吸着圧力付与部は、前記媒体厚み情報取得部を用いて取得された媒体の厚み情報に基づいて、媒体に付与される吸着圧力の大きさを制御する請求項18に記載のインクジェット記録装置。 - 媒体を前記搬送部へ供給する媒体供給部を備え、
前記測定部は、前記媒体供給部に備えられる請求項18又は19に記載のインクジェット記録装置。 - 前記判定部を用いて媒体の変形が許容範囲を超えると判定された場合に、前記搬送部から媒体を排出させる排出部を備えた請求項18から20のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017097593A JP2018193171A (ja) | 2017-05-16 | 2017-05-16 | 検出装置、検出方法、搬送装置、及びインクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017097593A JP2018193171A (ja) | 2017-05-16 | 2017-05-16 | 検出装置、検出方法、搬送装置、及びインクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018193171A true JP2018193171A (ja) | 2018-12-06 |
Family
ID=64569889
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017097593A Pending JP2018193171A (ja) | 2017-05-16 | 2017-05-16 | 検出装置、検出方法、搬送装置、及びインクジェット記録装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018193171A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110132543A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-08-16 | 北京兆维智能装备有限公司 | 一种高效cofcg外观检查设备 |
-
2017
- 2017-05-16 JP JP2017097593A patent/JP2018193171A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110132543A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-08-16 | 北京兆维智能装备有限公司 | 一种高效cofcg外观检查设备 |
| CN110132543B (zh) * | 2019-05-28 | 2024-06-07 | 北京兆维智能装备有限公司 | 一种高效cofcg外观检查设备 |
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