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JP2018174473A - ネットワーク制御装置及びネットワークシステム - Google Patents

ネットワーク制御装置及びネットワークシステム Download PDF

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JP2018174473A
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Abstract

【課題】同報転送方式が適用される区間に、同報転送方式に非対応のネットワーク機器を使用した場合でも、同報転送方式が適用される区間に機器管理用の特別なネットワークを設けることなく、幹線のネットワーク機器と支線部のネットワーク機器との通信を実現すること。【解決手段】端末装置とネットワークとの間に設けられたネットワーク制御装置であって、端末装置及びネットワークからフレームデータを受信する場合は、フレームデータの転送方式の情報である転送情報と、受信した前記フレームデータに含まれる識別情報とを照合して転送方式を判定し、対応する機能部にフレームデータを送信する。ネットワーク制御装置は、端末及びネットワークへデータを送信する場合、転送された前記フレームデータをネットワークへ転送する。【選択図】図1

Description

本発明は、送信側の端末装置及び受信側の端末装置間を接続するレイヤ2ネットワークに関し、特に、レイヤ2スイッチ装置を含むレイヤ2ネットワークを制御するネットワーク制御装置及びネットワークシステムに関する。
送信側の端末装置及び受信側の端末装置間を接続するレイヤ2ネットワークが知られている。例えば特許文献1には、レイヤ2ネットワークを含むネットワークシステムが記載されている。
国際公開第2006/001060号
特許文献1は、次に示すような転送方式でフレームデータを転送する。
(1)送信側のスイッチ装置がシステムに固有な認識番号及びシリアル番号を有するフレーム識別子を生成し、シリアル番号を進めながら、端末装置から連続して送出されるフレームデータにフレーム識別子を順次付与し、フレームデータを複数のネットワークに対して夫々コピーして転送する。
(2)受信側のスイッチ装置が保持している認識番号及びシリアル番号と、受信したフレームデータ内のフレーム識別子に含まれる認識番号及びシリアル番号とを照合し、受信したフレームデータが今回受信されるまでは未受信であれば、フレーム識別子内の認識番号及びシリアル番号を記憶後、受信したフレームデータのフレーム識別子を削除して端末装置へ転送し、既受信であれば受信したフレームデータを廃棄する。
このような転送方式を、以下においては同報転送方式と称する。同報転送方式によってフレームデータが転送されることを、同報転送と称する。フレーム識別子を生成する機能部が生成したフレーム識別子の情報を含め、同報ヘッダと称する。
また、フレームデータに対して冗長化プロトコルを用いて転送先ポートを選択し、選択したポートへフレームデータを転送するものがある。このような転送方式を、以下においてはL2(Layer 2)転送方式と称する。L2転送方式によってフレームデータが転送されることを、L2転送と称する。
レイヤ2で構築される既存の幹線のネットワークにおいては、前述した同報転送方式で通信が行われている。ネットワークシステムにおける同報転送方式の区間に配置される機器は、同報転送方式に準拠しているため、同報転送方式に非対応のネットワーク機器を同報転送方式の区間へ配置する場合、幹線のネットワーク機器と支線部のネットワーク機器とは通信できない可能性がある。特許文献1には、同報転送方式で通信が行われるネットワークに同報転送方式に非対応のネットワーク機器が存在する場合については考慮されておらず、改善の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、同報転送方式が適用される区間に、同報転送方式に非対応のネットワーク機器を使用した場合でも、同報転送方式が適用される区間に機器管理用の特別なネットワークを設けることなく、幹線のネットワーク機器と支線部のネットワーク機器との通信を実現することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るネットワーク制御装置は、端末装置とネットワークとの間に設けられる。本発明に係るネットワーク制御装置は、フレームデータの転送方式の情報である転送情報を有し、転送情報を用いて、端末装置及びネットワークから受信したフレームデータの転送先を決定して転送する第1転送制御部と、第1転送制御部からフレームデータを受信し、受信したフレームデータに付与された転送方式を示す情報に基づいた処理を行って、転送先ポートへ転送する第2転送制御部と、フレームデータに対して冗長化プロトコルを用いて転送先ポートを選択し、送信制御部から受信したフレームデータを、選択したポートへ転送する第3転送制御部と、を含む。第1転送制御部は、端末装置及びネットワークからフレームデータを受信する場合は、転送情報と受信したフレームデータに含まれる識別情報とを照合して転送方式を判定し、第1の転送方式である場合は受信したフレームデータを第2転送制御部に転送し、第2の転送方式である場合は受信したフレームデータを第3転送制御部に転送し、端末装置及びネットワークへデータを送信する場合は、第2転送制御部及び第3転送制御部から転送された前記フレームデータをネットワークへ転送する。
本発明に係るネットワーク制御装置は、同報転送方式が適用される区間に、同報転送方式に非対応のネットワーク機器を使用した場合でも、同報転送方式が適用される区間に機器管理用の特別なネットワークを設けることなく、幹線のネットワーク機器と支線部のネットワーク機器との通信を実現することができる、という効果を奏する。
実施の形態1に係るネットワーク制御装置を含むネットワークシステムの一部分を示す系統図 実施の形態1に係るスイッチ装置の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係るスイッチ装置の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係るスイッチ装置の動作を示すフローチャート 実施の形態2に係るネットワーク制御装置を含むネットワークシステムの一部分を示す系統図 実施の形態1及び2に係るスイッチ装置のハードウェア構成を示す図 実施の形態1及び2に係るスイッチ装置のハードウェア構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係るネットワーク制御装置及びネットワークシステムを図面に基づいて詳細に説明する。実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るネットワーク制御装置1及び2を含むネットワークシステム100の一部分を示す系統図である。ネットワークシステム100は、実施の形態1に係るネットワーク制御装置1及び2と、ネットワーク3及び4とを含む。ネットワーク制御装置1及び2は、L2スイッチ装置である。ネットワーク制御装置1は、端末装置17,19及び20とネットワーク3及び4との間に設けられ、ネットワーク制御装置2は、端末装置18,19及び20とネットワーク3及び4との間に設けられる。以下において、ネットワーク制御装置1及び2を適宜、スイッチ装置1及び2と称する。
L2スイッチとは、コンピュータネットワークにおいて、通信相手を切り替える機能を持った装置である。L2スイッチは、パケットに宛先情報として含まれるMAC(Media Access Control)アドレスのようなアドレスによって中継先を判定する。スイッチ装置1とスイッチ装置2とは、ネットワーク3及び4によって接続される。
実施の形態1において、ネットワーク3及び4は、L2ネットワークである。実施の形態1において、ネットワークシステム100は2個のネットワーク3及び4を有するが、ネットワークシステム100が有するネットワークの数は2個に限定されず、1個であってもよいし、3個以上であってもよい。
ネットワークシステム100には、端末装置17,18,19及び20が接続される。つまり、端末装置17,18,19及び20の間に、ネットワークシステム100が形成される。詳細には、端末装置17はスイッチ装置1に接続され、端末装置18はスイッチ装置2に接続される。端末装置19はネットワーク3に接続され、端末装置20はネットワーク4に接続される。実施の形態1において、ネットワークシステム100に接続される端末装置は、ネットワークシステム100を介して通信できれば、接続の形態及び数は問わない。この条件が満たされれば、端末装置の数は4個に限定されず、3個以下でもよいし、5個以上でもよい。
ネットワークシステム100において、例えば、端末装置17がデータを送信し、端末装置18がデータ受信するとする。端末装置17は、ネットワークシステム100を介してフレーム化されたデータ、具体的にはイーサネット(登録商標)フレームデータを送信する。以下においては、イーサネット(登録商標)フレームデータを適宜、フレームデータと称する。端末装置18は、端末装置17から送信されたフレームデータを、ネットワークシステム100を介して受信する。
ネットワークシステム100において、端末装置17,18,19及び20のうち少なくとも1つがフレームデータを送信すればよい。また、端末装置17,18,19及び20のうち少なくとも1つは、ネットワークシステム100を介して、送信されたフレームデータを受信すればよい。端末装置17,18,19及び20が送受信するフレームデータは、イーサネット(登録商標)フレームデータに限定されない。
2台のスイッチ装置1及び2は、同一の構造である。スイッチ装置1は、同報転送又はL2転送を行う転送処理部5を有する。同報転送は、第1の転送方式である同報転送方式によって、フレームデータを転送することをいう。L2転送は、第2の転送方式であるL2転送方式によって、フレームデータを転送することをいう。
転送処理部5は、第1転送制御部である転送方式判定部7,10及び11と、第2転送制御部である同報転送制御部8と、第3転送制御部であるL2転送制御部9とを有する。スイッチ装置1の転送方式判定部7は、端末装置17と接続されている。転送方式判定部7は、同報転送制御部8及びL2転送制御部9と接続されている。同報転送制御部8は、転送方式判定部10及び11と接続されている。L2転送制御部9は、転送方式判定部10及び11と接続されている。転送方式判定部10は、ネットワーク3と接続されている。転送方式判定部11は、ネットワーク4と接続されている。
スイッチ装置2の転送処理部6は、スイッチ装置1の転送処理部5に該当する。スイッチ装置2の転送方式判定部12,13及び16は、スイッチ装置1の転送方式判定部7,10及び11に該当する。スイッチ装置2の同報転送制御部14は、スイッチ装置1の同報転送制御部8に該当する。スイッチ装置2のL2転送制御部15は、スイッチ装置1のL2転送制御部9に該当する。
スイッチ装置2の転送方式判定部12は、端末装置18と接続されている。転送方式判定部12は、同報転送制御部14及びL2転送制御部15と接続されている。同報転送制御部14は、転送方式判定部13及び16と接続されている。L2転送制御部15は、転送方式判定部13及び16と接続されている。転送方式判定部13は、ネットワーク3と接続されている。転送方式判定部16は、ネットワーク4と接続されている。
転送方式判定部7,10及び11は、フレームデータの転送方式の情報である転送情報を保持している。転送方式判定部7,10及び11は、転送情報を用いて、端末装置17,18,19及び20とネットワーク3及び4とから受信したフレームデータの転送先を決定して転送する。詳細には、転送方式判定部7,10及び11は、端末装置17,18,19及び20と、ネットワーク3及び4とからフレームデータを受信した場合、受信したフレームデータに含まれるVLAN ID(Virtual Local Area Network IDentification),IP(Internet Protocol)アドレス等の識別情報と、転送方式判定部7,10及び11が有する転送情報とを照合し、同報転送又はL2転送のどちらであるかを判定する。そして、転送方式判定部7,10及び11は、判定された転送方式を取り扱う機能部、詳細には同報転送制御部8又はL2転送制御部9に、フレームデータを転送する。転送方式判定部7,10及び11は、一つ又は複数の識別情報を用いて転送方式を判定してもよい。転送情報は、フレームデータの転送方式の情報である。転送情報はVLAN IDが例示されるが、これには限定されない。識別情報は、フレームデータを識別するための情報である。
転送方式判定部7,10及び11は、端末装置17,18,19及び20とネットワーク3及び4とにフレームデータを送信する場合、同報転送制御部8及びL2転送制御部9から転送されたフレームデータを順次、端末装置17、ネットワーク3及び4の少なくともいずれか1つへ転送する。
同報転送制御部8は、転送方式判定部7,10及び11のいずれか1つからフレームデータを受信し、受信したフレームデータに付与された転送方式を示す情報に基づいた処理を行って、転送先ポートへ転送する。転送方式判定部7,10及び11のいずれか1つから受信したフレームデータは、同報転送方式によって転送されることを意味する。
同報転送制御部8は、転送方式判定部7,10及び11のいずれか1つからフレームデータを受信すると、受信したフレームデータに同報ヘッダが付与されていない場合には、例えば、システムに固有な認識番号とシリアル番号とを有するフレーム識別子を生成する。そして、同報転送制御部8は、シリアル番号を進めながら、受信したフレームデータにフレーム識別子を含む同報ヘッダを順次付与し、フレームデータをそれぞれコピーして、転送先ポートへ転送する。
同報転送制御部8は、受信したフレームデータに同報ヘッダが付与されている場合には、同報転送制御部8が保持している認識番号及びシリアル番号と、受信したフレームデータ内の同報ヘッダに含まれる認識番号及びシリアル番号とを照合する。照会の結果、フレームデータを受信するまで、そのフレームデータが未受信であれば、同報転送制御部8は、同報ヘッダ内の認識番号及びシリアル番号を記憶後、当該フレームデータの同報ヘッダを削除し、ポートへ転送する。受信したフレームデータが既受信であれば、同報転送制御部8は、受信したフレームデータを廃棄する。
L2転送制御部9は、転送方式判定部7,10及び11のいずれか1つから受信したフレームデータに対して、冗長化プロトコルを用いて転送先ポートを選択する。L2転送制御部9は、転送方式判定部7,10及び11のいずれか1つから受信したフレームデータを、選択したポートへ転送する。転送方式判定部7,10及び11のいずれか1つから受信したフレームデータは、L2転送方式によって転送されることを意味する。
冗長化プロトコルは、例えば、STP(Spanning Tree Protocol)のような標準の冗長化プロトコルが用いられる。STPは、ループ状に形成されたL2ネットワークにおいて、自動的に特定のポートで通信を行えない状態にすることで、データが永続的に流れ続けることを防止するプロトコルである。L2転送制御部9が用いる冗長化プロトコルはSTPには限定されず、リングプロトコル又はリンクアグリゲーションであってもよい。
スイッチ装置2の転送方式判定部12,13及び16は、スイッチ装置1の転送方式判定部7,10及び11と同様の機能を有する。スイッチ装置2の同報転送制御部14は、スイッチ装置1の同報転送制御部8と同様の機能を有する。スイッチ装置2のL2転送制御部15は、スイッチ装置1のL2転送制御部9と同様の機能を有する。
次に、スイッチ装置1及び2の動作について説明する。まず、端末装置17から端末装置18にフレームデータが同報転送で送信される例について説明する。端末装置17及び18は、同報転送を示すVLAN ID1で通信をすることとする。
図2は、実施の形態1に係るスイッチ装置の動作を示すフローチャートである。ステップS101において、端末装置17はスイッチ装置1にフレームデータを送信する。ステップS102において、スイッチ装置1は、端末装置17からフレームデータを受信し、ステップS103において、転送処理部5の転送方式判定部7へフレームデータを転送する。
ステップS104において、フレームデータを受信した転送方式判定部7は、受信したフレームデータに含まれる識別情報であるVLAN IDと転送方式判定部7が有する転送情報とを照合して、転送方式を判定する。詳細には、転送方式判定部7は、同報転送又はL2転送のいずれかであるかを判定する。この例では、フレームデータに含まれるVLAN IDが同報転送を示すVLAN ID1であるため、転送方式判定部7は、受信したフレームデータは同報転送方式で転送されると判定し、ステップS105において、受信したフレームデータを同報転送制御部8へ転送する。
受信したフレームデータには同報ヘッダが付与されていないため、ステップS106において、同報転送制御部8は、受信したフレームデータへ固有の認識番号とシリアル番号とを有するフレーム識別子を含む同報ヘッダを付与する。ステップS107において、同報転送制御部8は、フレームデータをそれぞれコピーして、転送方式判定部10及び11へ転送する。
ステップS108において、転送方式判定部10は、同報転送制御部8から受信したフレームデータを順次、ネットワーク3へ転送し、転送方式判定部11は、同報転送制御部8から受信したフレームデータを順次、ネットワーク4へ転送する。
ステップS109において、スイッチ装置2は、ネットワーク3及び4からフレームデータを受信する。スイッチ装置2が有する転送処理部6内の転送方式判定部13は、ネットワーク3からフレームデータを受信し、転送処理部6内の転送方式判定部16は、ネットワーク4からフレームデータを受信する。
ステップS110において、転送方式判定部13は、受信したフレームデータに含まれる識別情報であるVLAN IDと転送方式判定部13に登録された転送情報とを照合し、転送方式を判定する。詳細には、転送方式判定部13は、同報転送方式又はL2転送方式のいずれかであるかを判定する。この例では、ネットワーク3から受信したフレームデータに含まれるVLAN IDが、同報転送を示すVLAN ID1であるため、転送方式判定部13は、受信したフレームデータは同報転送方式で転送されると判定する。ステップS111において、転送方式判定部13は、受信したフレームデータを同報転送制御部14へ転送する。同様に、ステップS110及びステップS111において、転送方式判定部16は、受信したフレームデータを同報転送制御部14へ転送する。
ステップS112において、同報転送制御部14は、受信したフレームデータに同報ヘッダが付与されているか否かを判定する。この例では、受信したフレームデータに同報ヘッダが付与されているため、ステップS113において、同報転送制御部14は、同報転送制御部14が保持している認識番号及びシリアル番号(以下において適宜、第1識別情報と称する)と、受信したフレームデータ内の同報ヘッダに含まれる、固有の認識番号及びシリアル番号(以下において適宜、第2識別情報と称する)とを照合して、受信したフレームデータが現時点において、未受信か既受信かを判定する。
第1識別情報と第2識別情報とが同一である場合、同報転送制御部14は、受信したフレームデータは既受信であると判定し(ステップS113,Yes)、ステップS114において、受信したフレームデータを廃棄する。第1識別情報と第2識別情報とが異なる場合、同報転送制御部14は、受信したフレームデータは未受信であると判定する(ステップS113,No)。ステップS115において、同報転送制御部14は、第2識別情報、すなわち受信したフレームデータに含まれる同報ヘッダ内の認識番号及びシリアル番号を記憶した後、受信したフレームデータに含まれる同報ヘッダを削除して、削除後のフレームデータを転送方式判定部12へ転送する。
ステップS112及びステップS113において、同報転送制御部14は、転送方式判定部13及び16から送られるフレームデータのうち、早く受信した方の同報ヘッダを削除し、転送方式判定部12へ転送する。同報転送制御部14は、後に受信したフレームデータを破棄する。
ステップS116において、転送方式判定部12は、同報転送制御部14から受信したフレームデータを順次、端末装置18へ転送する。同報転送制御部14から受信したすべてのフレームデータが端末装置18に転送されると、処理は終了する。
次に、端末装置18から端末装置17にフレームデータが同報転送で送信される例について説明する。端末装置17及び18は、同報転送を示すVLAN ID1で通信をすることとする。端末装置18から端末装置17にフレームデータが同報転送で送信される場合は、端末装置17から端末装置18にフレームデータが同報転送で送信される場合と同様の処理なので、図2のフローチャートを用いて説明する。
ステップS101において、端末装置18はスイッチ装置2にフレームデータを送信する。ステップS102において、スイッチ装置2は、端末装置18からフレームデータを受信し、ステップS103において、転送処理部6の転送方式判定部12へフレームデータを転送する。
ステップS104において、フレームデータを受信した転送方式判定部12は、受信したフレームデータに含まれる識別情報であるVLAN IDと、転送方式判定部12に登録された転送情報とを照合して、転送方式を判定する。この例では、フレームデータに含まれるVLAN IDが同報転送を示すVLAN ID1であるため、転送方式判定部12は、受信したフレームデータは同報転送方式で転送されると判定し、ステップS105において、受信したフレームデータを同報転送制御部14へ転送する。
受信したフレームデータには同報ヘッダが付与されていないため、ステップS106において、同報転送制御部14は、受信したフレームデータへ固有の認識番号とシリアル番号とを有するフレーム識別子を含む同報ヘッダを付与する。ステップS107において、同報転送制御部14は、フレームデータをそれぞれコピーして、転送方式判定部13及び16へ転送する。
ステップS108において、転送方式判定部13は、同報転送制御部14から受信したフレームデータを順次、ネットワーク3へ転送し、転送方式判定部16は、同報転送制御部14から受信したフレームデータを順次、ネットワーク4へ転送する。
ステップS109において、スイッチ装置1は、ネットワーク3及び4からフレームデータを受信する。スイッチ装置1が有する転送処理部5内の転送方式判定部10は、ネットワーク3からフレームデータを受信し、転送処理部5内の転送方式判定部11は、ネットワーク4からフレームデータを受信する。
ステップS110において、転送方式判定部10は、受信したフレームデータに含まれる識別情報であるVLAN IDと、転送方式判定部10に登録された転送情報とを照合し、転送方式を判定する。この例では、ネットワーク3から受信したフレームデータに含まれるVLAN IDが、同報転送を示すVLAN ID1であるため、転送方式判定部10は、受信したフレームデータは同報転送方式で転送されると判定する。ステップS111において、転送方式判定部10は、受信したフレームデータを同報転送制御部8へ転送する。同様に、ステップS110及びステップS111において、転送方式判定部11は、受信したフレームデータを同報転送制御部8へ転送する。
ステップS112において、同報転送制御部8は、受信したフレームデータに同報ヘッダが付与されているか否かを判定する。この例では、受信したフレームデータに同報ヘッダが付与されているため、ステップS113において、同報転送制御部8は、第1識別情報と第2識別情報とを照合して、受信したフレームデータが現時点において、未受信か既受信かを判定する。
第1識別情報と第2識別情報とが同一である場合、同報転送制御部8は、受信したフレームデータは既受信であると判定し(ステップS113,Yes)、ステップS114において、受信したフレームデータを廃棄する。第1識別情報と第2識別情報とが異なる場合、同報転送制御部8は、受信したフレームデータは未受信であると判定する(ステップS113,No)。ステップS115において、同報転送制御部8は、第2識別情報、すなわち受信したフレームデータに含まれる同報ヘッダ内の認識番号及びシリアル番号を記憶した後、受信したフレームデータに含まれる同報ヘッダを削除して、転送方式判定部7へ転送する。
同報転送制御部8は、転送方式判定部10及び11から送られるフレームデータのうち、早く受信した方の同報ヘッダを削除し、転送方式判定部7へ転送する。同報転送制御部8は、後に受信したフレームデータを破棄する。
ステップS116において、転送方式判定部7は、同報転送制御部8から受信したフレームデータを順次、端末装置17へ転送する。同報転送制御部8から受信したすべてのフレームデータが端末装置17に転送されると、処理は終了する。
次に、端末装置17から端末装置19にフレームデータがL2転送で送信される例について説明する。端末装置17と端末装置19とは、L2転送を示すVLAN ID2で通信をすることとする。
図3は、実施の形態1に係るスイッチ装置の動作を示すフローチャートである。ステップS201において、端末装置17はスイッチ装置1にフレームデータを送信する。ステップS202において、スイッチ装置1は、端末装置17からフレームデータを受信し、ステップS203において、転送処理部5の転送方式判定部7へフレームデータを転送する。
ステップS204において、フレームデータを受信した転送方式判定部7は、受信したフレームデータに含まれる識別情報であるVLAN IDと転送方式判定部7に登録された転送情報とを照合して、転送方式を判定する。この例では、フレームデータに含まれるVLAN IDがL2転送を示すVLAN ID2であるため、転送方式判定部7は、受信したフレームデータはL2転送方式で転送されると判定し、ステップS205において、受信したフレームデータをL2転送制御部9へ転送する。
ステップS206において、L2転送制御部9は、受信したフレームデータに対してSTPのような冗長化プロトコルを用いて、転送先ポートを選択する。この例では、L2転送制御部9は、冗長化処理によって転送方式判定部10とネットワーク3との通信経路を使用しない状態とし、転送方式判定部11へフレームデータを転送する場合について説明する。この場合、L2転送制御部9は、転送先ポートとして転送方式判定部11のポートを選択する。
ステップS207において、転送方式判定部11は、L2転送制御部9から受信したフレームデータを順次、ネットワーク4へ転送する。ステップS208において、スイッチ装置2の転送処理部6が有する転送方式判定部16は、ネットワーク4からフレームデータを受信する。
ステップS209において、転送方式判定部16は、受信したフレームデータに含まれるVLAN IDと、転送方式判定部16に登録された転送情報とを照合し、転送方式を判定する。この例では、ネットワーク4から受信したフレームデータに含まれるVLAN IDが、L2転送を示すVLAN ID2であるため、転送方式判定部16は、受信したフレームデータはL2転送方式で転送されると判定する。ステップS210において、転送方式判定部16は、受信したフレームデータをL2転送制御部15へ転送する。
ステップS211において、L2転送制御部15は、受信したフレームデータに対してSTPのような冗長化プロトコルを用いて、転送先ポートを選択する。この場合、転送先ポートは、転送方式判定部13のポートになる。ステップS212において、L2転送制御部15は、受信したフレームデータを、転送方式判定部13へ転送する。
ステップS213において、転送方式判定部13は、L2転送制御部15から受信したフレームデータを順次、ネットワーク3へ転送する。ステップS214において、ネットワーク3は、受信したフレームデータを端末装置19へ転送する。すべてのフレームデータが端末装置19に転送されると、処理は終了する。
次に、端末装置17から端末装置20にフレームデータがL2転送で送信される例について説明する。端末装置17と端末装置20とは、L2転送を示すVLAN ID2で通信をすることとする。
図4は、実施の形態1に係るスイッチ装置の動作を示すフローチャートである。ステップS301において、端末装置17はスイッチ装置1にフレームデータを送信する。ステップS302において、スイッチ装置1は、端末装置17からフレームデータを受信し、ステップS303において、転送処理部5の転送方式判定部7へフレームデータを転送する。
ステップS304において、フレームデータを受信した転送方式判定部7は、受信したフレームデータに含まれる識別情報であるVLAN IDと、転送方式判定部7に登録された転送情報とを照合して、転送方式を判定する。この例では、フレームデータに含まれるVLAN IDがL2転送を示すVLAN ID2であるため、転送方式判定部7は、受信したフレームデータはL2転送方式で転送されると判定し、ステップS305において、受信したフレームデータをL2転送制御部9へ転送する。
ステップS306において、L2転送制御部9は、受信したフレームデータに対してSTPのような冗長化プロトコルを用いて、転送先ポートを選択する。この例では、L2転送制御部9は、冗長化処理によって転送方式判定部10とネットワーク3との通信経路を使用しない状態とし、転送方式判定部11へフレームデータを転送する場合について説明する。この場合、L2転送制御部9は、転送先ポートとして転送方式判定部11のポートを選択する。
ステップS307において、転送方式判定部11は、L2転送制御部9から受信したフレームデータを順次、ネットワーク4へ転送する。ステップS308において、ネットワーク4は、受信したフレームデータを端末装置20へ転送する。すべてのフレームデータが端末装置20に転送されると、処理は終了する。
以上説明したように、スイッチ装置1及び2が有する転送方式判定部7,10,11,12,13及び16は、受信したフレームデータに含まれるVLAN ID及びIPアドレス等の識別情報と、スイッチ装置1及び2に登録された転送情報とを照合し、同報転送又はL2転送のいずれであるかを判定して、判定された転送方式を取り扱う機能部に転送する。このような処理によって、ネットワークシステム100の同報区間に配置された機器は、同報転送方式であるか、L2転送方式であるかを問わず、すべてのノードと通信できる。
その結果、実施の形態1は、ネットワークシステムにおいて同報転送方式が適用される区間に、同報転送方式に非対応のネットワーク機器を使用した場合でも、同報転送方式が適用される区間に機器管理用の特別なネットワーク及び機器を設けることなく、幹線のネットワーク機器と支線部のネットワーク機器との通信を実現できる。このため、実施の形態1は、幹線として用いられるネットワークに配置される機器に標準の機器が使用できる。
実施の形態1は、ネットワークシステムに必要なスイッチング容量に応じた機器を適用することにより、ネットワークの規模に応じて適切にネットワークを構築できる。また、実施の形態1は、幹線のネットワーク機器に、必要とされるスイッチング容量に応じた安価な汎用機器を適用できるので、適切なコストでネットワークを構築できる。さらに、実施の形態1は、特別な開発を伴わずに、幹線として用いられるネットワークの構築が可能となることに加え、適切なコストでネットワークの構築が可能となる。また、実施の形態1は、同報転送とL2転送との両立が可能であるので、無瞬断ではないが抗たん性が高いネットワークの構築が可能になること、抗たん性の有無が選択可能になること等、柔軟にネットワークを構成することが可能となる。
実施の形態1は、同報転送と判断されたフレームデータのヘッダに同報ヘッダを付与するが、同報ヘッダはフレームデータの挿入箇所に依存するものではない。同報ヘッダは、例えば、フレームデータのフッタに付与されてもよい。さらに、実施の形態1では、同報転送制御部8及び14が、同報転送と判断されたフレームデータに対して、フレームデータ内の同報ヘッダと、同報転送制御部8及び14に保持されている同報ヘッダの情報とを照合して、未受信か既受信かを判定する。そして、同報転送制御部8及び14は、既受信ならばそのフレームデータを破棄し、未受信ならばフレームデータの同報ヘッダの情報を記憶した後、同報ヘッダを削除し転送する。しかし、スイッチ装置1及び2が実行する同報転送の処理方式は、前述したものに限定されるものではない。
また、実施の形態1において、スイッチ装置1及び2は、フレームデータをL2転送で転送する際にSTPのような冗長化プロトコルを用いて転送先ポートを選択した。しかし、スイッチ装置1及び2のL2転送の処理は、前述したものに限定されるものではない。
実施の形態1で開示した構成は、以下の実施の形態においても適宜適用できる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係るネットワーク制御装置1A及び2Aを含むネットワークシステム100Aの一部分を示す系統図である。実施の形態1のスイッチ装置1及び2は、端末装置17及び18と転送方式判定部7及び12とが直接接続されていた。実施の形態2のネットワーク制御装置1A及び2Aは、図5に示されるように、端末装置17及び18と転送処理部5及び6との間に、フレームデータの行き先を決定する決定部21及び22を有する。以下において、ネットワーク制御装置1A及び2Aを適宜、スイッチ装置1A及び2Aと称する。
スイッチ装置1A内の決定部21は、端末装置と接続するための物理ポート23,24及び25と、転送処理部5と接続するための内部ポート29とを有する。スイッチ装置2A内の決定部22は、端末装置と接続するための物理ポート26,27及び28と、転送処理部6と接続するための内部ポート30とを有する。端末装置17は、物理ポート23に接続されている。端末装置18は、物理ポート26に接続されている。物理ポート24,25,27及び28は空いているが、他の端末装置が接続されてもよい。その他、実施の形態1と同様の構成については、実施の形態1と同一の符号を付す。
次に、スイッチ装置1A及び2Aの動作について説明する。端末装置17から端末装置18にフレームデータが同報転送で送信される例を説明する。端末装置17及び18は、同報転送を示すVLAN ID1で通信をすることとする。まず、フレームデータが端末装置17からスイッチ装置1A内の決定部21の物理ポート23へ転送される。
物理ポート23へ転送されたフレームデータは、決定部21において行き先を決定され、内部ポート29へ転送され、転送処理部5に受信される。フレームデータが、スイッチ装置1Aの転送処理部5から、スイッチ装置2Aの転送処理部6が有する転送方式判定部12まで転送される際の処理は、実施の形態1と同様である。
転送方式判定部12から内部ポート30へ転送されたフレームデータは、決定部22において行き先が決定される。この例では、フレームデータは端末装置18へ転送されるため、決定部22は、フレームデータを物理ポート26へ出力する。この処理によって、フレームデータは端末装置18へ転送される。
スイッチ装置1A及び2Aは、フレームデータの転送元及び転送先を選択する決定部21及び22を有する。このような構造により、スイッチ装置1A及び2Aは、複数の端末装置から入力がある場合にも、転送方式判定部7及び12が受信したフレームデータに含まれるVLAN ID、IPアドレス等の情報と、転送方式判定部7及び12に登録された転送情報とを照合し、同報転送又はL2転送のいずれであるかを判定し、フレームデータを転送することができる。その結果、スイッチ装置1A及び2Aを有するネットワークシステム100Aの同報区間に配置された機器は、同報転送であるかL2転送方式であるかを問わず、すべてのノードと通信できる。
実施の形態2で開示した構成は、以下の実施の形態においても適宜適用できる。
実施の形態3.
実施の形態1及び2において、VLAN ID及びIPアドレス等が識別情報としてフレームデータに含まれる。実施の形態1及び2において、図1及び図5に示される転送方式判定部7,10,11,12,13及び16は、VLAN IDを転送情報として有し、VLAN IDを用いて同報転送かL2転送かを判定した。このため、転送方式判定部7,10,11,12,13及び16は、VLAN ID以外ではVLAN IDを用いて同報転送かL2転送かを判定できない。
実施の形態3において、図1及び図5に示される転送方式判定部7,10,11,12,13及び16が有する転送情報は、フレームデータに含まれる識別情報を少なくとも含む。詳細には、転送方式判定部7,10,11,12,13及び16が有する転送情報は、VLAN IDに加えて、例えばIPアドレス等をさらに含む。このようにすることで、転送方式判定部7,10,11,12,13及び16は、VLAN ID以外の識別情報から、同報転送かL2転送かを判定することができる。
図1に示されるネットワークシステム100又は図5に示されるネットワークシステム100Aにおいて、端末装置17から端末装置18にフレームデータが送信される場合の例について説明する。端末装置17及び18は、同報転送のサブネットで通信をすることとする。まず、スイッチ装置1又は1Aが端末装置17からフレームデータを受信し、転送処理部5が有する転送方式判定部7へフレームデータを転送する。
転送方式判定部7は、受信したフレームデータに含まれるサブネットと転送方式判定部7へ登録された情報とを照合し、同報転送又はL2転送のいずれであるかを判定する。この例では、フレームデータに含まれるサブネットが同報転送のサブネットであるため、転送方式判定部7は、フレームデータを同報転送制御部8へ転送する。
スイッチ装置1又は1Aが有する同報転送制御部8から後における、スイッチ装置1又は1A及び2又は2Aが有する各機能部の動作は、実施の形態1又は実施の形態2における、端末装置17から18への送信の場合と同様である。
実施の形態3は、転送方式判定部7が、VLAN ID以外の情報から同報転送であるかL2転送であるかを判定する。その結果、スイッチ装置1及び2又はスイッチ装置1A及び2Aを有するネットワークシステム100又は100Aの同報区間に配置された機器は、同報転送であるかL2転送方式であるかを問わず、すべてのノードと通信できる。
実施の形態3で開示した構成は、以下の実施の形態においても適宜適用できる。
実施の形態4.
実施の形態4は、図1及び図5に示される複数のネットワーク3及び4に、それぞれ異なるVLAN IDを割り当てて通信を行う。
図1及び図5において、ネットワーク3にはVLAN ID3を、ネットワーク4にはVLAN ID4が割り当てられる。次に、端末装置17から端末装置18にフレームデータがL2転送で送信される例について説明する。端末装置17と端末装置18とは、L2転送を示すVLAN ID3で通信することとする。
スイッチ装置1又は1Aは、端末装置17からフレームデータを受信し、転送処理部5が有する転送方式判定部7へフレームデータを転送する。転送方式判定部7は、受信したフレームデータに含まれるVLAN IDと、転送方式判定部7に登録された転送情報とを照合し、同報転送又はL2転送のいずれであるかを判定する。この例では、フレームデータに含まれるVLAN IDがL2転送を示すVLAN ID3であるため、転送方式はL2転送であると判定される。転送方式判定部7は、受信したフレームデータを、L2転送制御部9へ転送する。
L2転送制御部9は、転送先ポートを選択する。この例では、ネットワーク3に、VLAN ID3が割り当てられている。また、端末装置17及び18は、VLAN ID3で通信を行う。このため、L2転送制御部9は、転送方式判定部10にフレームデータを転送する。
転送方式判定部10は、L2転送制御部9から受信したフレームデータを順次、ネットワーク3へ転送する。スイッチ装置2は、ネットワーク3からフレームデータを受信する。スイッチ装置2の転送処理部6が有する転送方式判定部13は、ネットワーク3からフレームデータを受信する。
転送方式判定部13は、受信したフレームデータに含まれるVLAN IDと、登録された転送情報とを照合し、同報転送又はL2転送のいずれであるかを判定する。この例では、フレームデータに含まれるVLAN IDがL2転送を示すVLAN ID3であるため、転送方式はL2転送であると判定される。転送方式判定部13は、L2転送制御部15にフレームデータを転送する。
L2転送制御部15は、転送先ポートを選択する。この例では、端末装置18にフレームデータが転送されるので、L2転送制御部15は、フレームデータを転送する転送先ポートを、転送方式判定部12のポートとする。そして、L2転送制御部15は、受信したフレームデータを、転送方式判定部12に転送する。転送方式判定部12は、L2転送制御部15から受信したフレームデータを順次、端末装置18へ転送する。
実施の形態4では、複数のネットワークへそれぞれ異なるVLAN IDを割り当ててL2転送を行うことが可能となる。
実施の形態5.
図6及び図7は、実施の形態1及び2に係るスイッチ装置1,2,1A及び2Aのハードウェア構成を示す図である。実施の形態5では、実施の形態1及び2に係るスイッチ装置1,2,1A及び2Aのハードウェア構成を説明する。図1に示されるスイッチ装置1及び2の機能と、図5に示されるスイッチ装置1A及び2Aの機能とがソフトウェアで実現される場合、図6に示されるように、スイッチ装置1,2,1A及び2Aは、プロセッサ50P及びメモリ50Mを含む。スイッチ装置1,2,1A及び2Aが有する転送処理部5及び6の機能は、プロセッサ50Pによって実現される。プロセッサ50Pは、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、又はDSP(Digital Signal Processor)ともいう。
この場合、図1及び図5に示される転送処理部5及び6の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組合せにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ50Mに記憶される。プロセッサ50Pは、メモリ50Mに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、転送処理部5及び6の機能を実現する。これらのプログラムは、転送処理部5及び6が実行する手順及び実施の形態1−4におけるスイッチ装置1,2,1A及び2Aの動作をコンピュータに実行させるものであるともいえる。メモリ50Mは、プロセッサ50Pが処理を実行する際の一時記憶装置として使用される。
メモリ50Mは、同報転送制御部8及び14が同報ヘッダを保持する機能、及び転送方式判定部7,10,11,12,13及び16が転送情報を保持する機能を実現する。メモリ50Mは、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、及びEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)(登録商標)といった揮発性又は不揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、及びDVD(Digital Versatile Disc)が該当する。
図1及び図5に示されるスイッチ装置1,2,1A及び2Aが有する転送処理部5及び6の機能は、図7に示される処理回路50Sによって実現されてもよい。処理回路50Sは、転送処理部5及び6の機能を実現するための専用のハードウェアである。処理回路50Sは、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。転送処理部5及び6のそれぞれの機能を異なる処理回路50Sが実現してもよいし、それぞれの機能をまとめて1つの処理回路50Sが実現してもよい。
転送処理部5及び6の機能は、一部が専用のハードウェアで実現され、一部がソフトウェア又はファームウェアで実現されてもよい。このように、スイッチ装置1,2,1A及び2Aは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組合せによって、転送処理部5及び6の機能が実現される。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略及び変更することも可能である。
1,1A,2,2A スイッチ装置(ネットワーク制御装置)、3,4 ネットワーク、5,6 転送処理部、7,10,11,12,13,16 転送方式判定部、8,14 同報転送制御部、9,15 L2転送制御部、17,18,19,20 端末装置、21,22 決定部、23,24,25,26,27,28 物理ポート、29,30 内部ポート、50M メモリ、50P プロセッサ、50S 処理回路、100,100A ネットワークシステム。

Claims (4)

  1. 端末装置とネットワークとの間に設けられたネットワーク制御装置であって、
    フレームデータの転送方式の情報である転送情報を有し、前記転送情報を用いて、前記端末装置及び前記ネットワークから受信した前記フレームデータの転送先を決定して転送する第1転送制御部と、
    前記第1転送制御部から前記フレームデータを受信し、受信した前記フレームデータに付与された転送方式を示す情報に基づいた処理を行って、転送先ポートへ転送する第2転送制御部と、
    前記フレームデータに対して冗長化プロトコルを用いて転送先ポートを選択し、前記送信制御部から受信した前記フレームデータを、選択したポートへ転送する第3転送制御部と、を含み、
    前記第1転送制御部は、
    前記端末装置及び前記ネットワークから前記フレームデータを受信する場合は、前記転送情報と受信した前記フレームデータに含まれる識別情報とを照合して転送方式を判定し、第1の転送方式である場合は受信した前記フレームデータを前記第2転送制御部に転送し、第2の転送方式である場合は受信した前記フレームデータを前記第3転送制御部に転送し、
    前記端末装置及び前記ネットワークへデータを送信する場合は、前記第2転送制御部及び前記第3転送制御部から転送された前記フレームデータを前記ネットワークへ転送する、
    ネットワーク制御装置。
  2. 前記転送情報は、前記フレームデータに含まれる識別情報を少なくとも含み、
    前記第1転送制御部は、一つ又は複数の識別情報を用いて転送方式を判定する、請求項1に記載のネットワーク制御装置。
  3. 複数の前記ネットワークへ、異なる識別情報が割り当てられる、請求項1又は請求項2に記載のネットワーク制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のネットワーク制御装置と、
    前記ネットワーク制御装置に接続される、少なくとも1つの端末装置と、
    前記ネットワーク制御装置に接続される、少なくとも1つのネットワークと、
    を含む、ネットワークシステム。
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