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JP2018168676A - 断熱材の固定構造、及び床断熱構造 - Google Patents

断熱材の固定構造、及び床断熱構造 Download PDF

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JP2018168676A
JP2018168676A JP2017069227A JP2017069227A JP2018168676A JP 2018168676 A JP2018168676 A JP 2018168676A JP 2017069227 A JP2017069227 A JP 2017069227A JP 2017069227 A JP2017069227 A JP 2017069227A JP 2018168676 A JP2018168676 A JP 2018168676A
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fixing structure
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真介 平林
Shinsuke Hirabayashi
真介 平林
征希 遠山
Masaki Tooyama
征希 遠山
達也 緑川
Tatsuya Midorikawa
達也 緑川
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】断熱材を容易に床下に配設できて効率よく施工することができる。【解決手段】床組5の大引3に囲まれた内側空間6に充填された第1断熱材10と、自己保形性を有する板状の断熱材からなり内側空間6及び大引3の下に配置された第2断熱材20と、大引3の下面3bと第2断熱材20の上面20aとを粘接着する粘接着手段40と、を備えることにより、所定形状に保たれた第2断熱材20を大引3に対して所定位置に対向させて当接させるだけで、容易に固定することが可能な構成の断熱材の固定構造を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、板状の断熱材を床下に固定するための断熱材の固定構造、及び床断熱構造に関する。
従来、住宅などの建築物を施工する際、床下にグラスウールなどの断熱材が床下に固定されている。特許文献1には、1つの支持具で大引間に配設される第1断熱材と、大引の真下と大引間の中間部とに配設される2の断熱材とを支持する断熱材の支持具が提案されている。
特許文献1に示される断熱材の支持具は、大引の側面に隣接する垂直部の下端に、略水平面を有する水平部が接続されていた。水平部の上面と大引との間の高さ方向の厚みが断熱材の高さ方向の厚み以上に設けられ、水平部の上面と大引との間に断熱材が配置されて固定されていた。
特開2014−77332号公報
しかしながら、従来の支持具を用いた断熱材の固定構造では、大引の真下に支持具の平板状の水平部が設けられており、この水平部と大引の下面との間の間隔に断熱材の端部を差込んで断熱材の端部を固定していた。そのため、作業者は大引の下方に隠れた位置となる狭い部分に断熱材を差し込んだり、その位置で固定したりしなければならず、断熱材を配置及び固定する作業に著しく手間を要し、断熱材を床下に効率よく施工することができなかった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、断熱材を容易に床下に配設できて効率よく施工できる断熱材の固定構造、及び床断熱構造を提供することを目的としている。
本発明に係る断熱材の固定構造は、上記目的を達成するために、床組の横架材に囲まれた内側空間に充填された第1断熱材と、自己保形性を有する板状の断熱材からなり、前記内側空間及び前記横架材の下に配置された第2断熱材と、前記横架材の下面と前記第2断熱材の上面とを粘接着する粘接着手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明では、自己保形性を有する板状の断熱材からなる第2断熱材が、粘接着手段により横架材に粘接着されている。そのため、第2断熱材を所定位置に所定形状で安定して固定でき、横架材の下面における断熱性と内側空間の下方との両方を第2断熱材により覆って断熱性を確保することができる。
また、本発明では、第2断熱材の上面と横架材の下面との一方又は双方の所定位置に予め粘接着手段を配設しておくことにより、所定形状に保たれた第2断熱材を横架材に対して所定位置に対向させて当接させるだけで、容易に固定することができる。
したがって、板状の断熱材を容易に床下に配設できて効率よく施工することができる。
また、本発明に係る断熱材の固定構造は、上記目的を達成するために、床組の横架材に囲まれた内側空間に充填された第1断熱材と、自己保形性を有する板状の断熱材からなり、前記内側空間及び前記横架材の下に配置された第2断熱材と、前記第1断熱材の下面及び前記横架材の下面と前記第2断熱材の上面とを粘接着する粘接着手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明に係る断熱材の固定構造では、自己保形性を有する板状の断熱材からなる第2断熱材の上面と横架材の下面とを粘接着手段により粘接着するとともに、第2断熱材の上面と第1断熱材の下面とを粘接着手段により粘接着してそれぞれ固定している。そのため、横架材に対向する第2断熱材の上面と横架材の下面との一方又は双方の所定位置に予め粘接着手段を配設してくことにより、所定形状に保たれた第2断熱材を横架材に対して所定位置に対向させて当接させるだけで、容易に固定することができる。
さらに、第1断熱材に対向する第2断熱材の上面と第1断熱材の下面との一方又は双方の所定位置に予め粘接着手段を配設しておくことで、第1断熱材と第2断熱材とを対向させて当接するだけで容易に固定することができる。
したがって、板状の断熱材を容易に床下に配設できて効率よく施工することができる。
また、本発明に係る断熱材の固定構造は、床組の横架材に囲まれた内側空間に充填された第1断熱材と、自己保形性を有する板状の断熱材からなり、前記内側空間及び前記横架材の下に配置された第2断熱材と、前記第1断熱材の下面と前記第2断熱材の上面とを粘接着する粘接着手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明に係る断熱材の固定構造では、自己保形性を有する板状の断熱材からなる第2断熱材の上面と第1断熱材の下面とを、粘接着手段により粘接着して固定している。そのため予め第1断熱材を内側空間内に固定した上で、第2断熱材の上面と第1断熱材の下面との一方又は双方の所定位置に予め粘接着手段を配設しておくことにより、所定形状に保たれた第2断熱材を第1断熱材に対して所定位置に対向させて当接させるだけで、容易に固定することができる。
したがって、板状の断熱材を容易に床下に配設できて効率よく施工することができる。
本発明に係る床断熱構造は、上述した断熱材固定具を使用した床断熱構造であって、基礎に載置されている土台と該土台に隣接して設けられている大引との間、及び隣り合う大引同士の間にそれぞれ配設された第1断熱材と、上面が前記第1断熱材の下面に当接して配設されているとともに、前記大引の下面に当接して配設された第2断熱材と、を備え、前記第2断熱材は、少なくとも該第2断熱材の上面に前記粘接着手段を備えて支持されていることを特徴としている。
本発明では、自己保形性を有する板状の断熱材からなる第2断熱材が、粘接着手段により大引等に粘接着されている。そのため、第2断熱材を所定位置に所定形状で安定して固定でき、横架材の下面における断熱性と内側空間の下方との両方を第2断熱材により覆って断熱性を確保することができる。また、本発明では、第2断熱材の上面に予め粘接着手段を配設しておくといった簡単な方法により、板状の断熱材を容易に床下に配設できて効率よく施工することができる。
本発明に係る床断熱構造、及び床断熱構造によれば、自己保形性を有する板状の断熱材を容易に床下に配設できて効率よく施工できる。
本発明の一実施の形態による断熱材の固定構造を示す縦断面図である。 図1に示す固定構造において、固定前の横架材を示す部分斜視図である。 図1に示す固定構造において、固定前の断熱材を示す部分斜視図である。 第1変形例による断熱材の固定構造を示す縦断面図である。 第2変形例による断熱材の固定構造を示す縦断面図である。 第3変形例による断熱材の固定構造を示す縦断面図である。
以下、本発明の一実施の形態による断熱材の固定構造、及び床断熱構造について、図1乃至図3を用いて説明する。
本実施形態では、図1に示すような根太を有さない床、いわゆる根太レス工法(剛床工法)で施工された床構造に断熱材の固定構造を適用する例を用いて説明する。
まず、図1に示される根太レス型の床構造は、基礎1と、土台2と、大引3と、通気パッキン4と、を有して構成されている。
基礎1は、一般的な住宅などの建築物に採用される鉄筋コンクリート製からなり、図示しない地面から上方へ突出した立ち上がりに形成されている。そして、その立ち上がりの上面1aは、土台2の下面2bの幅より少し大きく形成されている。基礎1の構造としては立ち上がり部と図示しない底板とを有するベタ基礎、立ち上がり部と図示しないフーチングとを有する布基礎のどちらでもよく、本実施の形態による床断熱構造が適用される床部分においては基礎1の内外表面には断熱材は設けられていない。
土台2は、床組の横架材であり、木製の角材からなる。基礎1の上面1a側に互いに所定の間隔を保って植設された図示しないボルトを介して基礎1上に固定されるように構成されている。なお、土台2は木製の角材に限るものではなく、中空の鋼製であってもよい。
大引3は、床組の横架材であり、通常、土台2より断面形状の小さい木製の角材からなり、相対する土台2間に互いに所定の間隔を保って、例えば90cmの間隔を保って配置されている。図1の例では、大引3は1本しか示されていないが、実際には、土台2に対向して設けられている図示しない土台との間に複数本の大引が設けられる。なお、大引3は木製の角材に限るものではなく、中空の鋼製であってもよい。
大引3は、周知の大引と同様に、長手方向の両端部が図示しない土台にそれぞれ固定されるとともに、大引3の長手方向の下面3bの複数の箇所が地面に設けられている束石に載置されている床束で保持されるように構成されている。
土台2及び大引3の関係において、土台2の上面2a及び大引3の上面3aを結ぶ面は、同一水平面と一致するように構成されている。したがって、これら土台2及び大引3の上面間に図示しない床板が載置固定されたときにその床板を同一水平面に保つことができる。
なお、通気パッキン4は、周知の通気パッキンと同様に、合成樹脂製や金属製の厚さが2〜3cm程度の扁平の板材からなり、基礎1の上面1aと土台2の下面2bと間に設けられている。すなわち、この通気パッキン4は、基礎1及び土台2との間に設けられているので、この土台2は一種の猫土台を形成している。
次に、このような根太レス型の床構造における床組5に断熱材を固定するための本実施形態の固定構造について説明する。
この固定構造は、図1に示すように、第1断熱材10と、第2断熱材20と、粘接着手段40と、を含んで構成されている。
第1断熱材10は、一般の住宅などの建築物の床や壁の断熱材として多用されているグラスウールやロックウール等の繊維系断熱材で構成されている。すなわち、この第1断熱材10は、繊維が絡み合って形成され、その内部に多くの空気層を含み、柔軟性を有し、かつ比較的軽量で、いわゆる綿状を呈している。したがって、大引3の間等の内側空間6へ充填することで容易に設置できる。
第1断熱材10は、土台2と大引3との間で、かつ大引3の高さ方向の寸法に対応する厚さで配設されている。第1断熱材10は、大引3とこの大引3と隣り合う図示しない大引(土台2と反対側に位置する大引)間にも大引3の高さ方向の寸法に対応する厚さで配設される。土台2と対向する土台(図示せず)と大引(図示せず)との間にも、土台2及び大引3間に配設される第1断熱材10と同様の第1断熱材が配設される。
第2断熱材20は、ビーズ法ポリスチレンフォーム、押出法ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォーム等の発泡プラスチック系断熱材で構成されており、この第2断熱材20は、断熱性に優れるとともに、軽量で、かつ自己保形性を有する板状を呈している。自己保形性を有するとは、互いに反対側となる縁部を支持した状態で、中間部が板状の形態を保てる程度の剛性を有していればよい。第2断熱材20は上面20aに第1断熱材10が載置されても形状が変形することなく載置することができる。
第2断熱材20は床組5の大引3の下に配置されている。第2断熱材20の上面20aが第1断熱材10の下面10b全体に当接するとともに、大引3の下面3b全体に当接するように配設されている。
第2断熱材20の厚さは、第2断熱材20の下面20bの位置が通気パッキン4より上側に位置するように決められており、第2断熱材20が通気パッキン4の通気性を損なうことがない。この第2断熱材20の厚さは、大引3の熱橋を防止できる範囲で決められるのがよい。第2断熱材20は、第1断熱材10に第2断熱材20の厚さ分だけ断熱層が付加されるので、床の断熱効果がより高められる。
なお、上記説明における第2断熱材20の厚さは土台2と大引3が特定の大きさの場合についてのものであり、土台2と大引3の大きさに対応して変更することができるが、第2断熱材20の厚さとしては、熱橋を防止する観点から15mm以上であることが好ましく、収まりや施工性の観点から60mm以下であることが好ましい。
ここで、第1断熱材10を構成する繊維系断熱材は、大引3間へ充填しやすいものの、自己保形性が低く、長期間経過すると自重により垂れさがり、第2断熱材20へ荷重がかかる。
そこで、第2断熱材20を構成する発泡プラスチック系断熱材は、JIS K 7221−2で規定される曲げ強度が15N/cm以上であることが好ましい。これにより、第1断熱材10の垂れ下がりに対して変形せず、基礎1の立ち上がり付近においては通気パッキン4による通気性を阻害せず、湿気によるカビの発生や断熱性の低下を抑えることができる。また、その他の床下においても大引3の下に設置された第2断熱材20どうしの間に隙間が生じないため断熱性を損なうことが無い。
また、第2断熱材20は通気パッキン4で換気される外気と接触するため、外気に含まれる湿気を吸収しにくいものが好ましい。そのため、JIS A 9521で規定される吸水量が5g/100cm以下であることが好ましく、3g/100cm以下がより好ましく、2g/100cm以下が最も好ましい。
これにより、吸湿した断熱材20にカビが発生したり、熱伝導率が上昇したりすることを防ぐことができる。
また、第2断熱材20は通気パッキン4で換気される外気と接触するため、透湿抵抗の高いものが好ましい。そのため、JIS A 1324:1995(カップ法)で規定される透湿抵抗が0.0027m・s・Pa/ng以上が好ましく、0.0100m・s・Pa/ng以上がより好ましく、0.0200m・s・Pa/ng以上がさらに好ましく、0.0300以上が最も好ましい。一方、透湿抵抗が高すぎると室内の湿気が高い場合に床下へと透湿することができず、床内が結露する恐れがある。そのため、0.0800m・s・Pa/ng以下が好ましく、0.0600m・s・Pa/ng以下がより好ましく、0.0450m・s・Pa/ng以下が最も好ましい。
また、熱橋を防止する観点から第2断熱材20のJIS A 1412−2で規定される熱抵抗は0.35m・K/W以上が好ましく、0.60m・K/W以上がより好ましく、1.0m・K/W以上が最も好ましい。一方、収まりや施工性の観点から3.5m・K/W以下が好ましく、2.0m・K/W以下がより好ましい。
また、第2断熱材20を構成する発泡プラスチック系断熱材をフェノールフォームとする場合、曲げ強度や圧縮強度をより向上させるためにフェノールフォームの両面にガラス繊維不織布、ガラス繊維混抄紙、クラフト紙、ナイロン不織布、ポリエステル不織布やポリプロピレン不織布等の面材を積層したものとすることが好ましい。
JIS A 1412−2で規定される熱伝導率は0.020W/m・K以下が好ましく、0.019W/m・K以下がより好ましく、0.018W/m・K以下が最も好ましい。
また、熱抵抗は0.75m・K/W以上3.33m・K/W以下が好ましく、1.0m・K/W以上2.5m・K/W以下がより好ましい。
また、透湿抵抗は0.0014m・s・Pa/ng以上0.057m・s・Pa/ng以下が好ましく、0.0019m・s・Pa/ng以上0.045m・s・Pa/ng以下がより好ましい。
また、密度は15kg/m以上40kg/m以下が好ましく、20kg/m以上35kg/m以下がより好ましく、27kg/m以上32kg/m以下が最も好ましい。
また、圧縮強さは10N/cm以上であることが好ましく、13N/cm以上がより好ましく、16N/cm以上が最も好ましい。
また、曲げ強度は15N/cm以上であることが好ましく、45N/cm以上がより好ましく、55N/cm以上が最も好ましい。
また、吸水量は5.0g/100cm以下が好ましく、3.0g/100cm以下がより好ましく、2.0g/100cm以下が最も好ましい。
第1断熱材10は、第2断熱材20と同じ発泡プラスチック系断熱材で構成されていてもよい。発泡プラスチック系断熱材は圧縮強度が低いほうが、大引3の間への設置が行いやすい。一方、第1断熱材10は大引3の間に嵌め込む際の力や設置後の踏み抜け防止などのため圧縮強度がある程度求められる。そのため、JIS K 7220で規定される圧縮強度が5N/cm以上25N/cm以下であることが好ましく、10N/cm以上20N/cm以下であることがより好ましい。
圧縮強度は密度に比例するため、第1断熱材10を構成する発泡プラスチック系断熱材と、第2断熱材20を構成する発泡プラスチック系断熱材が同じ種類である場合、第2断熱材20を構成する発泡プラスチック系断熱材の密度が第1断熱材10を構成する発泡プラスチック系断熱材の密度より高い方が好ましい。
さらに、第1断熱材10および第2断熱材20は木製の大引3と接する場合、断熱材が水分を多く含んでいると木製の大引3が腐食する可能性があるため、第1断熱材10および第2断熱材20は予め水分量を低くするために乾燥されていることが好ましく、施工現場において雨等の水分が付着していないものを用いることが好ましい。また、第1断熱材10および第2断熱材20の含水量は木製の大引よりも低いことが好ましい。木製の大引の含水量は木材水分計で測定することができる。また、第1断熱材10および第2断熱材20の含水量は以下の方法により測定できる。
断熱材を幅方向200mm、長さ方向200mmにカットした断熱材の質量を初期質量m0とする。この断熱材を104℃のオーブンに投入して48時間後の質量をm1とし、下式(1)で平衡含水率(単位:質量%)を求める。
平衡含水率=(m0−m1)/m0×100 ・・・(1)
粘接着手段40は、大引3の下面3bと第2断熱材20の上面20aとを粘接着するもので、両者間に配置された粘接着剤、両面テープ等である。
粘接着手段40としては、第2断熱材20の上面20aを構成する材料に応じて適宜選択して使用することができる。
例えば第2断熱材20がフェノールフォーム等の場合、粘着剤としては、ゴム系、アクリル系、シリコーン系、ウレタン系などが挙げられる。接着剤としては、変成シリコーン樹脂系、シリコーン樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、アクリルウレタン樹脂系、ウレタン樹脂系、ゴム系、エポキシ樹脂系などが挙げられる。両面テープの場合には、アクリル系、ブチル系、EPDM系、アスファルト系などが挙げられる。
粘接着する面積は、粘接着手段40により第2断熱材20の荷重及び第2断熱材20に付加される荷重を支持できる範囲であればよい。例えば粘接着手段40を大引3の全長に設けても、大引3の長手方向に間隔を開けて複数位置に設けてもよい。本実施形態では、粘接着手段40が大引3の下面3bの全幅で長手方向に連続した略全長に配置されている。
複数の第2断熱材20が床組5の下に互いに隣接して配置される場合、各第2断熱材20の端縁20cが粘接着手段40の位置で粘接着されているのが好ましい。その際、互いに隣接する第2断熱材20の端縁20c同士が密着した状態で配置されることで、大引3の下面3bが露出されないのがよい。
次に、上記構成からなる断熱材の固定構造を根太レス型の床構造に適用した施工手順について説明する。
まず、図2に示すように、大引3の下面3bに粘接着手段40を配置する。粘接着剤の場合は下面3bに塗布すればよく、両面テープの場合は貼着すればよい。
また、大引3の下面3bに粘接着手段40を配置する代わりに、図3に示すように第2断熱材20における大引3の下面3bに対向する所定位置に粘接着手段40を配置してもよい。
この状態で、自己保形性を有する第2断熱材20を大引3及び内側空間6の下側に挿入し、所定位置に配置して大引3の下面3bと第2断熱材20の上面20aとを対向させて当接させることで両者を粘接着する。
第2断熱材20の配設施工にあたっては、土台2及び大引3間の大きさ、大引3の下面3bの大きさ、及び隣り合う大引3同士の間の大きさ等に応じて予め適宜分割してから行うことができる。
図1に示すように、第2断熱材20の粘接着後には、土台2及び大引3間の内側空間6に第1断熱材10を充填する。内側空間6の下には第2断熱材20が配設されているので、第1断熱材10は第2断熱材20の上面20aに配設されて第2断熱材20に支持される。
なお、第1断熱材10は土台2及び大引3に設けた固定ピンで固定してもよい。
第1断熱材10の配設後は、土台2の上面2a及び大引3の上面3aに張設される周知の床構造と同様に、それぞれの上面2a、3aに透湿気密フィルムを張設し、床材を張設することで、施工を終了する。
以上のような構成からなる断熱材の固定構造、及び床断熱構造によれば、自己保形性を有する板状の断熱材からなる第2断熱材20が、粘接着手段40により大引3に粘接着されている。そのため第2断熱材20を所定位置に所定形状で安定して固定でき、大引3の下面における断熱性と内側空間6の下方との両方を第2断熱材20により覆って断熱性を確保することができる。
そして自己保形性を有する板状の断熱材からなる第2断熱材20の上面20aと大引3の下面とを、粘接着手段40により粘接着して固定している。そのため第2断熱材20の上面20aと大引3の下面との一方又は双方の所定位置に予め粘接着手段40を配設しておくことにより、所定形状に保たれた第2断熱材20を大引3に対して所定位置に対向させて当接させるだけで、容易に固定することができる。
したがって、板状の断熱材を容易に床下に配設できて効率よく施工することが可能である。
また、この断熱材の固定構造では、荷重に対する粘接着力が得られる範囲内であれば、第2断熱材20の厚みに拘わらず共通に粘接着手段40を使用することができる。そのため施工時に用いる材料を抑えることができてより効率的な施工が可能である。
さらに、この断熱材の固定構造では、第2断熱材20が大引3を内側空間6から連続して被覆するため、大引3が熱橋となり難く断熱性を向上できる。
次に、図4乃至図6に基づいて変形例について説明する。なお、上述した実施形態の構成要素と同一機能を有する構成要素には同一符号を付し、これらについては、説明が重複するので詳しい説明は省略する。
(第1変形例)
図4に示される第1変形例では、大引3の下面と第2断熱材20の上面20aとを粘接着する粘接着手段40が設けられているとともに、第1断熱材10の下面と第2断熱材20の上面20aとを粘接着する粘接着手段40が設けられている。この粘接着手段40としては、実施形態と同様のものが使用されている。その他は、上記実施形態と同様である。
このような第1変形例の断熱材の固定構造であっても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができ、板状の第2断熱材20を容易に床下に配設して効率よく施工できる。
とくに、本第1変形例では第2断熱材20の上面20aと大引3の下面とを粘接着手段40により粘接着するとともに、第2断熱材20の上面20aと第1断熱材10の下面とを粘接着手段40により粘接着してそれぞれ固定している。そのため第1断熱材10と第2断熱材20との間が密着されて隙間が生じ難く、断熱性をより向上することができる。
(第2変形例)
次に、図5に示される第2変形例では、土台2又は大引3に第2断熱材20を固定するための固定ピン30が、上記実施形態の粘接着手段40とともに使用されている。
固定ピン30は、金属又は樹脂からなり、床組5の土台2又は大引3に取り付けられる取付部35と、取付部35から突設されて第2断熱材20を載置して支持する支持部36と、を備えている。
取付部35は、屈曲した帯板状の垂直片31及び上片32を有している。上片32が土台2の上面2a又は大引3の上面3aに固定され、垂直片31が土台2又は大引3の側面に沿って配置されている。
垂直片31の下端部から内側空間6側に向けて下片33が略水平方向に突設され、上面で第2断熱材20が支持されている。
このような第2変形例の断熱材の固定構造であっても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができ、第2断熱材20を容易に床下に配設して効率よく施工できる。
とくに、本第2変形例では、固定ピン30が粘接着手段40とともに使用されているので、第2断熱材20からより大きな荷重が付加されても、第2断熱材20を床組5に固定状態で保つことができる。
(第3変形例)
次に、図6に示される第3変形例では、第1断熱材10が内側空間6に充填された状態で大引3又は土台2に固定されている。そのため大引3の下面と第2断熱材20の上面20aとの間を粘接着手段で粘接着することなく、第1断熱材10の下面と第2断熱材20の上面20aとが粘接着手段40により粘接着されている。そのため第2断熱材20は第1断熱材10を介して大引3又は土台2に固定されている。その他は、上記実施形態と同様である。
この場合、第1断熱材10は土台2及び大引3に設けた固定ピンで固定しておくことが好ましい。固定ピン30は、金属又は樹脂からなり、床組5の土台2又は大引3に取り付けられる取付部35と、取付部35から突設されて第1断熱材10を載置して支持する支持部36と、を備えており、取付部35は、屈曲した帯板状の垂直片31及び上片32を有している。この垂直片31は大引3又は第1断熱材10のいずれかの厚さのうち最も厚いものと略同じ長さとすることが好ましい。
このような第3変形例の断熱材の固定構造であっても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
即ち、予め第1断熱材10を内側空間6内に固定した上で、第2断熱材20の上面20aと第1断熱材10の下面との一方又は双方の所定位置に予め粘接着手段40を配設しておけば、所定形状に保たれた第2断熱材20を第1断熱材10に対して所定位置に対向させて当接させるだけで、容易に固定することができる。したがって、第2断熱材20を容易に床下に配設して効率よく施工することができる。
以上、本発明に係る断熱材の固定構造の実施形態、及び床断熱構造について説明したが、本発明は上記の実施形態及び変形例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
例えば上記各実施形態では、床組の横架材として土台2と大引3とを例示したが、横架材は特に限定されない。横架材が床梁、根太、まぐさ等であってもよく、2階以上の床組の梁、桁、胴差などであってもよい。
また、例えば、土台および大引上に、大引と直交する方向に根太を設けた根太工法で施工された床の断熱構造に適用してもよく、この場合も上記した実施の形態同様に、土台と大引の間および大引間に第1断熱材10を配設し、第2断熱材20を粘接着手段40を用いて大引の下面全体に当接されるように配設することができる。
1 基礎
1a 上面
2 土台(横架材)
2a 上面
2b 下面
3 大引(横架材)
3a 上面
3b 下面
4 通気パッキン
5 床組
6 内側空間
10 第1断熱材
20 第2断熱材(板状の断熱材)
20a 上面
20b 下面
30 固定ピン
40 粘接着手段

Claims (4)

  1. 床組の横架材に囲まれた内側空間に充填された第1断熱材と、
    自己保形性を有する板状の断熱材からなり、前記内側空間及び前記横架材の下に配置された第2断熱材と、
    前記横架材の下面と前記第2断熱材の上面とを粘接着する粘接着手段と、を備えていることを特徴とする断熱材の固定構造。
  2. 床組の横架材に囲まれた内側空間に充填された第1断熱材と、
    自己保形性を有する板状の断熱材からなり、前記内側空間及び前記横架材の下に配置された第2断熱材と、
    前記第1断熱材の下面及び前記横架材の下面と前記第2断熱材の上面とを粘接着する粘接着手段と、を備えていることを特徴とする断熱材の固定構造。
  3. 床組の横架材に囲まれた内側空間に充填された第1断熱材と、
    自己保形性を有する板状の断熱材からなり、前記内側空間及び前記横架材の下に配置された第2断熱材と、
    前記第1断熱材の下面と前記第2断熱材の上面とを粘接着する粘接着手段と、を備えていることを特徴とする断熱材の固定構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の断熱材の固定構造を使用した床断熱構造であって、
    基礎に載置されている土台と該土台に隣接して設けられている大引との間、及び隣り合う大引同士の間にそれぞれ配設された第1断熱材と、
    上面が前記第1断熱材の下面に当接して配設されているとともに、前記大引の下面に当接して配設された第2断熱材と、を備え、
    前記第2断熱材は、少なくとも該第2断熱材の上面に前記粘接着手段を備えて支持されていることを特徴とする床断熱構造。
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