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JP2018145174A - ペットの歯のための施術方法、防汚抗菌剤、防汚抗菌剤の定着具、防汚抗菌剤の刺激具、ホワイトニング剤および定着具 - Google Patents

ペットの歯のための施術方法、防汚抗菌剤、防汚抗菌剤の定着具、防汚抗菌剤の刺激具、ホワイトニング剤および定着具 Download PDF

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JP2018145174A JP2017242200A JP2017242200A JP2018145174A JP 2018145174 A JP2018145174 A JP 2018145174A JP 2017242200 A JP2017242200 A JP 2017242200A JP 2017242200 A JP2017242200 A JP 2017242200A JP 2018145174 A JP2018145174 A JP 2018145174A
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計芳 鈴木
Kazuyoshi Suzuki
計芳 鈴木
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Abstract

【課題】 ペット用のマウスリンスなるものもあるにはあるが、口濯ぎの効果の持続時間は極めて短い。すなわちペットの歯に直接的に施術するようにして防汚性や抗菌性を長期間持続させることを実現したい、またペット用のホワイトニング剤を提供したい。【解決手段】 そこで防汚材や抗菌材にリン酸チタニア系化合物を選択する。ポリ瓶1に詰めた犬の歯の防汚抗菌剤は、溶剤としてのHCIO水(高濃度次亜塩素酸水)2に溶質としての粉末状のリン酸チタニア系化合物3を溶いて成る。この犬の歯の防汚抗菌剤を歯に塗布することで、歯の表面にコーティングされたリン酸チタニア系化合物3が、光がなくとも、口内の空気中の酸素と水分だけで汚れや菌を酸化分解して、常時強力なる防汚や抗菌の効果を発揮し続ける。またホワイトニング材にポリリン酸ナトリウムを選択する。溶剤としての過酸化水素水6に溶質としてのポリリン酸ナトリウム7を溶きポリ瓶1に詰めたものを用いて、犬の歯に塗布する。【選択図】図1

Description

この発明は、ペットの歯に塗布することによって、歯に付着する汚れや臭いの元を分解したり、ペットの歯のホワイトニングを行うようにした、ペットの歯のための施術に関する。
ペットが寝ている最中に口内に雑菌が繁殖しやすいことが知られて来た。雑菌の繁殖は虫歯や歯周病の原因になる。また歯に付着する汚れは歯垢、歯石などにも関与する。また歯が透明感を失ったり着色したりすることにも関与する。
ヒト用に歯や口内の殺菌を行うものとして特願2012−182740号の発明を上げる。このものは当発明者に係るものであり、主として就寝時に、内側に洗口剤を付け歯に被せて使用することにより、歯や口内の殺菌を行うことが出来るようにしたマウスピースあるいはトレーに関する。
特願2012−182740号 特許第3829640号(後出)
ペット用のマウスリンスなるものもあるにはあるが、口濯ぎの効果の持続時間は極めて短い。ヒト用としてこの問題を解決したのが特願2012−182740号の発明であるが、ペット用としてはマウスピースを使うことは難しい。仮に歯に直接的に施術して防汚性や抗菌性を長期間持続させたりホワイトニング効果が実現出来れば言うことはない。従ってこの発明はこのような問題を解決することを課題とするものである。
当発明者は歯科医師として、犬をはじめとするペットの歯に塗布してやるだけで、防汚や殺菌の効果が持続するような材料はないものかとの研究を行った。ヒトでは虫歯予防のため歯の表面にフッ素を塗布することが行われている。施術方法の主なものに歯面塗布法やトレー法や、これ等にイオン導入やレーザー照射を併用する方法などがある。これによれば歯質を強化して耐酸性を高め、唾液に含まれているミネラルによる再石灰化を助けるなどの効果がある。こうしたフッ素コーティングの経験から、当初二酸化チタンをペットの歯に塗布すれば良いのではないかと思考した。
二酸化チタンには顕著な光触媒活性が見られ、防汚効果や殺菌・抗菌効果、消臭・分解効果などを示すことが知られている。すなわち歯の表面に塗布された二酸化チタンは太陽光や蛍光灯の紫外線を受けると光励起を生じて正孔と電子とを発生し、これが強力な酸化力、還元力を現して歯の表面に付着した汚れや菌と化学反応を起こし、また正孔や電子が口内の空気中の酸素や水分と反応してヒドロキシラジカル(−OH)やスーパーオキサイドイオン(O2−)が生成され、強い殺菌作用を発現するのである。しかしながら、二酸化チタンが防汚や殺菌の効果を上げるためにはペットに口を開けさせて紫外線を照射してやらなくてはならない。あるいは医師に依らずして太陽光や蛍光灯の光を口を大きく開けて歯に当ててやる必要があるが、そのようなことはペットには無理である。従って二酸化チタンの効果をいつも発揮させたいのであれば、ペットに常に口を開け放していなくてはならないし、寝ている間は全くその効果が得られないことになる。
そこでついに当発明者は、二酸化チタンの代わりとしてリン酸チタニア系化合物(特許第3829640号の「光照射なしで活性効果を有する抗菌剤」が参考になる)を用いれば良いと言う考えに至った。二酸化チタンでは必要であった紫外線の照射がリン酸チタニア系化合物では不要であり、口腔内の空気中の酸素と水分だけで酸化還元反応を現して、O3−、OHラジカルにより汚れや菌を酸化分解するものであるため、常時強力なる防汚や抗菌の効果を発揮し続けることが出来る。
一方ペットの歯のホワイトニングに関しては、鋭意研究の結果、ポリリン酸ナトリウムをペットの歯に塗布すれば良いのではないかと言う知見を得た。ポリリン酸とは化合物のリン酸が多数結合したものであり、ポリリン酸ナトリウムは食品添加物に指定されていることも好都合である。
ポリリン酸はマイナス電荷密度が非常に高く、カルシウムなどの陽イオンに結合しやすい。このためポリリン酸はプラス電荷を有する歯石やステインに作用してこの汚れを浮かせる力が強い。またマイナス電荷が非常に高いポリリン酸は歯の表面のカルシウムと結合して歯の表面をコーティングする。このため歯に透明感が出ると共に着色しにくくなる。すなわちホワイトニングを行いながらのコーティングを実現させる可能性がある。
特筆すべきはポリリン酸はポリリン酸カルシウムとして唾液中のカルシウムを歯に供給する働きが強い。このため歯の再石灰化を実現させる可能性がある。
すなわち上記課題は、医師として防汚材や抗菌材にリン酸チタニア系化合物を選択し、犬などのペットの歯を磨き、リン酸チタニア系化合物を塗布手段に取り、この塗布手段を以て直接ペットの歯に塗布する、ペットの歯の防汚抗菌のための施術方法を提供することにより達成される。リン酸チタニア系化合物は粉末のままでも良いが、後述のように緩いペースト状や液状にした方が作業がより楽である。粉末の場合には指先やブラシを用いて歯に塗布することが出来る。精製水やエタノールやオキシドールを含ませた脱脂綿などで歯を塗らしながら、リン酸チタニア系化合物の粉末を塗布するようにしても良い。またリン酸チタニア系化合物がペースト状や液状の場合には、滴下やスプレーやブラシによる塗布が行われる。指先やブラシや滴下のスポイトやスプレーは上記塗布手段の一例である。なおリン酸チタニア系化合物は、歯の表面に付着している間は活性を現し続けるものであるため、医師の方で施術は年に2回〜4回などと決めておけば良い。
リン酸チタニア系化合物は経口や皮膚刺激に於いて無害であるため、警告ラベルは不要である。またそれ自身が歯の表面の凹凸に浸透し固定する性質を有するために、歯に直接塗布することが可能である。バインダーは基本的に不使用と言うことで良い。これは歯を痛めない点やバインダーの劣化の点からも大きな助けとなる。
また上述した課題は、医師として防汚材や抗菌材にリン酸チタニア系化合物を選択し、ペットの歯を磨き、リン酸チタニア系化合物を溶質としてペットに無害の溶剤に溶き、これを塗布手段に取り、この塗布手段を以てペットの歯に塗布し、風を当てて乾燥させ定着させるようにする、ペットの歯の防汚抗菌のための施術方法を提供することによって達成される。上述したようにリン酸チタニア系化合物は、緩いペースト状や液状の方が施術がより楽であることから、無害な溶剤としての精製水やペット用のエタノールを用いて溶くようにすると良い。このリン酸チタニア系化合物に精製水やエタノールを加えながら練ることでその緩さを自由に加減することが出来る。また溶剤にペットに無害なオキシドールを使用するようにしても良い。後述する歯の表面に対するエッチングをリン酸チタニア系化合物の塗布と同時に行える効果がある。リン酸チタニア系化合物を塗布した歯に対しては、冷風や常温の風や温風を当てることで乾燥させるやり方の方が、自然乾燥よりも施術時間が短くなるので良い。
なお前記溶剤として精製水を用いることが出来る。また前記溶剤としてペットに無害のエタノールを用いることが出来る。また前記溶剤としてペットに無害のオキシドールを用いることが出来る。特にエタノールやオキシドールには歯や歯茎や口腔内に対する殺菌の作用がある。
次に請求項1や請求項2のペットの歯の防汚抗菌のための施術方法に関して、前処理として歯の表面にエッチングを施してから前記リン酸チタニア系化合物を塗布するようにすることが出来る。この前処理には歯科医療で良く用いられる過酸化水素やリン酸水溶液を使用すれば良いが、必ずしもこれ等に限定されるものではない。リン酸チタニア系化合物はそれ自体が歯の表面の凹凸に浸透し固定する性質を有するものであるため、歯の表面にエッチングを施しておくことでその定着効果がより高まることになる。
次に請求項1や請求項2のペットの歯の防汚抗菌のための施術方法に関して、前記塗布手段が、指先、ブラシや、スポイト、スプレーの内の一であるものとすることが出来る。上述したようにリン酸チタニア系化合物は粉末のままでも良いが、緩いペースト状や液状にした方が作業がより楽である。リン酸チタニア系化合物が粉末の場合には指先やブラシを用いて歯に塗布することが出来る。精製水やエタノールやオキシドールを含ませた脱脂綿などで歯を塗らしながらリン酸チタニア系化合物の粉末を塗布するようにしても良い。またリン酸チタニア系化合物がペースト状や液状の場合は滴下やスプレーやブラシによる塗布が行われる。
次に上記課題は、防汚材や抗菌材に前記リン酸チタニア系化合物を選択し、前記リン酸チタニア系化合物を溶質として、これをペットに無害の溶剤で溶いて成る、ペットの歯の防汚抗菌剤を提供することによって達成される。ペットに無害の溶剤であるものの例として精製水やエタノールやHCIO水や過酸化水素水やリン酸水溶液を上げるが、必ずしもこれ等に限定されるものではない。特にエタノールの場合には殺菌作用が得られる。局方消毒用エタノールの処方は局方エタノール95%830mlを精製水170mlで希釈することである。なお過酸化水素やリン酸水溶液などのエッチング作用のある溶剤を使用すれば、塗布と同時に歯の表面のエッチングを行い得る防汚抗菌剤ともなり、この防汚抗菌剤自体の定着効果をより一層高めることが出来る。例えば歯面処理にリン酸水溶液30%に適量の増粘材を添加してゼリー状にしたものが利用されているが、こうしたゼリー状の防汚抗菌剤を提供することも可能である。またHCIO水すなわち高濃度次亜塩素酸水は歯周ポケットの洗浄と除菌を行うと言うように歯周病の治療に多く使われているが、これを溶剤としてリン酸チタニア系化合物を溶き容器に納めたものは、家庭でのペットの使用に道を拓くものとなり得る。
さて、電動送風機を内蔵するハンドルと、前記電動送風機からの温風を口中に導くためのパイプと、このパイプの先の温風の吹出口と、から成る防汚抗菌剤の定着具を提供することが出来る。上述したようにリン酸チタニア系化合物を塗布した歯に対しては、冷風や常温の風や温風を当てることで乾燥させるやり方の方が、自然乾燥よりも施術時間が短くなるので良い。そこで前記定着具を用いるのである。なおこの定着具と前記塗布手段としてのブラシやスポイトやスプレーとが一体化したものも提供可能である。
定着具のハンドルを握ってスイッチをONにすると、ハンドルに内蔵する電動送風機が動作してパイプに送風を開始する。電動送風機には外気が吸い込まれて、ヒータによって暖められてパイプに送られ、吹出口から噴出して歯に当てられる。これにより比較的短時間で歯に塗布したリン酸チタニア系化合物を乾燥させることが出来る。
また、ペットに噛ませるための透明のケーシングと、このケーシングの中に収められた紫外線発光装置と、から成る防汚抗菌剤の刺激具を提供することが出来る。上述したようにリン酸チタニア系化合物は光照射なしでも、口内の空気中の酸素と水分だけで常時酸化還元反応を現して、O3−、OHラジカルにより汚れや菌を酸化分解する活性効果を有するものではあるが、紫外線があればこの作用はさらに高まる。この場合ペット特に犬では噛ませるための遊具としての形態を取ることが好ましく、ケーシングを例えば骨やボールの意匠とすれば良いわけである。
そこでスイッチがON状態であれば、透明なケーシングはその内部から紫外線を発光するので、これをペットが口に銜えることで紫外線を歯に照射させることが出来る。使用するスイッチとして加速度センサースイッチを上げる。
次に上記課題は、ホワイトニング材にポリリン酸ナトリウムを選択し、ポリリン酸ナトリウムを溶質としてペットに無害の溶剤に溶き、これを塗布手段に取り、この塗布手段を以てペットの歯に塗布して定着させる、ペットの歯のホワイトニングのための施術方法を提供することによって達成される。事前に簡単にでもペットの歯の汚れを落とす消毒を行っておくことが好ましい。
前記溶剤には過酸化水素水を用いることが出来る。過酸化水素水は従前よりヒトの歯のホワイトニングに用いられていて安心安全である。
このようなホワイトニング剤の塗布手段として、指先、ブラシ、スポイト、スプレーを上げることが出来る。この点に付いては上述したペットの歯の防汚抗菌のための施術方法が参考になる。
次に上記課題は、ホワイトニング材にポリリン酸ナトリウムを選択し、ポリリン酸ナトリウムを溶質として、これを溶剤としての過酸化水素水で溶いて成る、ペットの歯のホワイトニング剤を提供することにより達成される。ペットに無害の溶剤であるものの例として過酸化水素水や過酸化尿素は好適であるが、必ずしもこれ等に限定されるものではない。特に過酸化水素水(オキシドール)の場合には、ヒドロペルオキシラジカルが着色物質を分解する。
さて、ペットの歯への塗布手段であるブラシに、ブラシの毛の方向にブルーライトを照射するためのブルーライト発光装置、または紫外線を照射するための紫外線発光装置を備えている、ペットの歯のホワイトニング剤の定着具を提供することが出来る。ポリリン酸ナトリウムを塗布した歯に対しては、ブルーライトや紫外線を当てることでポリリン酸ナトリウムの定着がより確実なものとなるので良い。ペットの歯にブラシでポリリン酸ナトリウムを塗布しつつ、その定着を促すのである。
この発明によれば、防汚材や抗菌材にリン酸チタニア系化合物を選択しこれをペットの歯に塗布するようにしたので、歯の表面にコーティングされたリン酸チタニア系化合物が、光がなくとも、口内の空気中の酸素と水分だけで汚れや菌を酸化分解して、常時強力なる防汚や抗菌の作用を発揮し続けると言う効果を奏する。なおリン酸チタニア系化合物を塗布する際に用いる定着具や、更に菌の酸化分解を促す紫外線照射遊具を提供することが出来た。
またこの発明によれば、ホワイトニング材にポリリン酸ナトリウムを選択し、これを塗布手段に取ってペットの歯に塗布するようにしたので、ポリリン酸ナトリウムが歯石やステインに作用してこの汚れを浮かせ、かつ歯の表面のカルシウムと結合して歯の表面をコーティングして、ペットの歯に透明感が出ると共に着色しにくくなると言う効果を奏する。
実施例1のポリ瓶入り防汚抗菌剤を模式的に表す説明図である。 実施例2の施術方法の説明図である。 実施例3の施術方法の説明図である。 実施例4の施術方法の説明図である。 実施例5の温風乾燥機を表す説明図である。 実施例5の温風乾燥機の回路をブロック図で表す説明図である。 実施例6の紫外線発光機を表す説明図である。 実施例6の紫外線発光機の回路をブロック図で表す説明図である。 実施例7のポリ瓶入りホワイトニング剤を模式的に表す説明図である。 実施例8の施術方法の説明図である。 実施例9のブルーライト発光機を表す説明図である。 実施例9のブルーライト発光機の回路をブロック図で表す説明図である。
図1でこの実施例の、ポリ瓶1に詰めたリン酸チタニア系化合物の溶液、すなわち犬の歯の防汚抗菌剤を模式的に表す。このものは溶剤としてのHCIO水(高濃度次亜塩素酸水)2に溶質としての粉末状のリン酸チタニア系化合物3を溶いて成るものである。
このHCIO水で溶いたリン酸チタニア系化合物を歯に塗布する施術では、HCIO水の作用によってバイオフィルムを剥離しやすくしたり歯周ポケットを殺菌消炎する作用がリン酸チタニア系化合物の塗布時に同時に得られるため、リン酸チタニア系化合物が犬の歯により定着しやすいものとなる。なおこの実施例1のリン酸チタニア系化合物溶液は、家庭で使用する洗口剤兼防汚抗菌剤としての可能性を十分に有している。
図2でこの実施例の施術方法を表す。粉末状のリン酸チタニア系化合物を用意し(ステップS1)、ゴム手袋をした手の指で上記のリン酸チタニア系化合物の粉末を取り(ステップS2)、これを指先で犬の歯に塗布する(ステップS3)。歯は唾液などで濡れているが、乾いているようであれば脱脂綿に精製水を少し含ませて犬の歯の表面を塗らしてから上記粉末を塗り付けるようにしても良い。
この実施例によれば特別な器具を用いずとも施術を行うことが出来る。リン酸チタニア系化合物の粉末は、犬の歯に対する定着性に優れている。
図3でこの実施例の施術方法を表す。ステップS4は上述した実施例2のステップS3から続くものではない。このことは実施例4に於いても同様である。粉末状のリン酸チタニア系化合物を用意し(ステップS4)、粉末状のリン酸チタニア系化合物を一旦、局方消毒エタノールで滴下に十分な液状になるまで溶き(ステップS5)、これをペットである所の犬の歯に滴下して塗布し(ステップS6)、その後ドライヤーを軽く掛けて乾燥させる(ステップS7)。
液に近い状態になったリン酸チタニア系化合物はスポイトなどで滴下することが可能である。あるいは綿棒で掬うようにして取って歯に滴下する方法も実施し得る。
図4でこの実施例の施術方法を表す。粉末状のリン酸チタニア系化合物を用意しておく(ステップS8)。ここで別途、過酸化水素を用いて歯の表面にエッチングを施す施術を行う(ステップS9)。歯の表面にエッチングを施し終えたならば、精製水で溶いたリン酸チタニア系化合物をブラシを用いて歯の表面に塗布し(ステップS10)、ドライヤーを軽く掛けて乾燥させる(ステップS11)。
予め犬の歯の表面にエッチングを施してからリン酸チタニア系化合物を塗布するようにすると、犬の歯の表面の凹凸がよりくっきりと出るため、リン酸チタニア系化合物の歯の表面での定着性がより向上して長持ちする。
図5でこの実施例の温風乾燥機4を表し、図6でこの温風乾燥機4の回路をブロック図で表す。温風乾燥機4はハンドル40とパイプ41とが一体であり、ハンドル40の後端部分にパイプ41の内部に通気する吸気口42が設けられており、パイプ41の先端部分に吹出口43が設けられている。すなわち吸気口42から吹出口43までがハンドル40とパイプ41内で通気するように構成されており、この間に図示しない送風機が納められている。上記ハンドル40は幾分か角ばっており、吹出口43の位置が把握しやすくなっている。
符号44はハンドル40に設けたスイッチを指しており、上記送風機は図6のブロック図で表すように、図示しない電動モータファンによる送風部46とこれを制御する制御回路45と、これ等に電力を供給する乾電池47とから構成されており、上記スイッチ44は制御回路45に接続されている。なお乾電池47は上記ハンドル40内に納められており、吸気口42の側より取り替え自在である。なお送風部46は図示しないヒータを有している。
スイッチ44をONにすると、送風部46により吸気口42から吸入された空気が暖められて吹出口43から温風が噴出する。制御回路45は図示しない温度センサを用いることで温風を適温に保つ制御を行う。獣医や飼い主はハンドル40を手で握り、開口させた犬の口にパイプ41を差し入れ、リン酸チタニア系化合物を塗布した犬の歯に吹出口43を向けて、温風を吹き付けるように操作する。これによって比較的短時間で犬の歯に塗布したリン酸チタニア系化合物を乾燥させることが出来る。
図7でこの実施例の紫外線発光機5を表し、図8で紫外線発光機5の回路をブロック図で表す。この紫外線発光機5はペットの犬が噛んだり転がしたりして遊ぶためのおもちゃの透明なボール50である。このボール50は回路基板51を内蔵している。この回路基板51は加速度センサスイッチ52と紫外線LED(Light Emitting Diode)55とコイル57とを備えている。
図8のブロック図で表すように、紫外線LED55の発光を制御する発光部54とこれを制御する制御回路53と、これ等に電力を供給するための蓄電池56とから構成されており、加速度センサスイッチ52は上記制御回路53に接続されている。この蓄電池56はコイル57を用いた受電装置である所の制御回路53と共に、紫外線発光機5の図示しない受け台の側の送電装置と組み合わされて非接触充電装置を構成している。この非接触充電技術は一般的な技術であるため煩雑となるのを避けて説明を省略する。
紫外線発光機5は、ボール50の図示しない受け台からボール50を外すことで、制御回路53がON状態となるように設計されている。そこでボール50を受け台から外すと制御回路53は加速度センサスイッチ52によってボール50の動きをセンシングして、ボール50の内部の紫外線LED55から紫外線を発光する。従って犬がこのボール50を銜えることで、リン酸チタニア系化合物が塗布された犬の歯に紫外線が当たる。これにより紫外線を犬の歯に照射して、リン酸チタニア系化合物を活性化することが出来るのである。この発明で光はなくとも良いとしたが、あればなお良いのである。
図9でこの実施例の、ポリ瓶1に詰めたポリリン酸ナトリウム溶液、すなわち犬の歯のホワイトニング剤を模式的に表す。このものは溶剤としてのH2O2水(過酸化水素水)6に溶質としてのポリリン酸ナトリウム7を溶いて成るものである。
この過酸化水素水6で溶いたポリリン酸ナトリウム7を歯に塗布する施術では、過酸化水素水6が不安定であることによって酸素を放出しやすく、強い酸化力を持つヒドロキシラジカルを生成して、着色物質を分解する。この過酸化水素水6は従前よりヒトの歯のホワイトニングに用いられていて安心安全である。
図10でこの実施例の施術方法を表す。ポリリン酸ナトリウム7を用意し(ステップS12)、ポリリン酸ナトリウム7を過酸化水素水6で溶き(ステップS13)、このポリリン酸ナトリウム溶液を次の実施例9で説明する歯ブラシ8に取って犬の歯の表面に塗布し(ステップS14)、その後歯ブラシ8から発生するブルーライトを犬の歯に当てるようにする(ステップS15)。
この実施例によれば、ポリリン酸ナトリウム7が歯石やステインに作用してこの汚れを浮かせ、かつ歯の表面のカルシウムと結合して歯の表面をコーティングして、ペットの歯に透明感を出すと共に着色しにくくしている。なお予め簡単にでもペットの歯の汚れを落とす消毒を行っておくことは好ましいことである。
図11でこの実施例の歯ブラシ8を表し、図12でこの歯ブラシ8の回路をブロック図にて表す。歯ブラシ8はハンドル80の先端部のヘッド81部分にブラシ82が植毛されている。また歯ブラシ8は中空に形成されており、ヘッド81部分のブラシ82側の中程に開口部83が設けられており、この内部にLED84が納められている。一方ハンドル80部分には、上記LED(light emitting diode)84の発光を制御する制御回路86とこれに電力を供給する乾電池87とが納められている。符号85はハンドル80に設けたスイッチを指しており、スイッチ85は上記制御回路86に接続されている。LED84及び制御回路86へは乾電池87から電力が供給される。すなわちこの実施例の歯ブラシ8はブルーライト発光機でもある。なおブルーライト発光機の他に紫外線発光機を用いた実施例も設計可能である。なおヘッド81部分は角丸に成型されており、犬の口に対して安全となるように構成されている。
獣医や飼い主はハンドル80を手で握り、開口させた犬の口にヘッド81部分を差し入れ、ポリリン酸ナトリウム7をのせたブラシ82でポリリン酸ナトリウム7を犬の歯に塗布するように操作する。次にスイッチ85をONにしてLED84からブルーライトが発光させると、この光はヘッド81の開口部83からブラシ82の林間を抜けて犬の歯に照射される。ポリリン酸ナトリウム7を塗布した歯に対しては、ブルーライトを当てることでポリリン酸ナトリウム7の定着がより良いものとなる。この実施例ではペットの歯に、歯ブラシ8を用いてポリリン酸ナトリウム7を塗布しつつ、その定着をブルーライトによって促すのである。なお制御回路86はLED84の発光を点滅させるように制御する。
この発明はペットの健康促進に大きな効果を有する。この発明は、家畜の歯に対する防汚抗菌剤、家畜の歯に対する防汚抗菌方法、防汚抗菌剤の定着具および刺激具として利用することが出来る。またこの発明は、家畜の歯に対するホワイトニング剤、家畜の歯に対するホワイトニング方法、ホワイトニング剤の定着具として利用することが出来る。これ等もまたこの発明の権利範囲内のものである。
1 ポリ瓶 2 HCIO水溶液
3 リン酸チタニア系化合物 4 温風乾燥機
40 ハンドル 41 パイプ
42 吸気口 43 吹出口
44 スイッチ 45 制御回路
46 送風部 47 乾電池
5 紫外線発光機 50 ボール
51 回路基板 52 加速度センサスイッチ
53 制御回路 54 発光部
55 紫外線LED 56 蓄電池
57 コイル 6 過酸化水素水
7 ポリリン酸ナトリウム 8 歯ブラシ
80 ハンドル 81 ヘッド
82 ブラシ 83 開口部
84 LED 85 スイッチ
86 制御回路 87 乾電池

Claims (15)

  1. 防汚材や抗菌材にリン酸チタニア系化合物を選択し、ペットの歯を磨き、リン酸チタニア系化合物を塗布手段に取り、この塗布手段を以て直接ペットの歯に塗布する、ペットの歯のための施術方法。
  2. 防汚材や抗菌材にリン酸チタニア系化合物を選択し、リン酸チタニア系化合物を溶質としてペットに無害の溶剤に溶き、これを塗布手段に取り、この塗布手段を以てペットの歯に塗布して定着させる、ペットの歯のための施術方法。
  3. 前記溶剤に精製水を用いる請求項2に記載のペットの歯のための施術方法。
  4. 前記溶剤にエタノールを用いる請求項2に記載のペットの歯のための施術方法。
  5. 前記溶剤にオキシドールを用いる請求項2に記載のペットの歯のための施術方法。
  6. 前処理として歯の表面にエッチングを施してから前記リン酸チタニア系化合物を塗布する、請求項1または請求項2に記載のペットの歯のための施術方法。
  7. 前記塗布手段が、指先、ブラシや、スポイト、スプレーの内の一である、請求項1または請求項2に記載のペットの歯のための施術方法。
  8. 防汚材や抗菌材にリン酸チタニア系化合物を選択し、リン酸チタニア系化合物を溶質として、これをペットに無害の溶剤で溶いて成る、ペットの歯の防汚抗菌剤。
  9. 電動送風機を内蔵するハンドルと、前記電動送風機からの温風を口中に導くためのパイプと、このパイプの先の温風の吹出口と、から成る防汚抗菌剤の定着具。
  10. ペットに噛ませるための透明のケーシングと、このケーシングの中に収められたブルーライト発光装置とまたは紫外線発光装置と、から成る防汚抗菌剤の刺激具。
  11. ホワイトニング材にポリリン酸ナトリウムを選択し、ポリリン酸ナトリウムを溶質としてペットに無害の溶剤に溶き、これを塗布手段に取り、この塗布手段を以てペットの歯に塗布して定着させる、ペットの歯のための施術方法。
  12. 前記溶剤に過酸化水素水を用いる請求項11に記載のペットの歯のための施術方法。
  13. 前記塗布手段が、指先、ブラシ、スポイト、スプレーの内の一である、請求項11に記載のペットの歯のための施術方法。
  14. ホワイトニング材にポリリン酸ナトリウムを選択し、ポリリン酸ナトリウムを溶質として、これを溶剤としての過酸化水素水で溶いて成る、ペットの歯のホワイトニング剤。
  15. ペットの歯への塗布手段であるブラシに、ブラシの毛の方向にブルーライトを照射するためのブルーライト発光装置または紫外線を照射するための紫外線発光装置を備えている、ペットの歯のホワイトニング剤の定着具。
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