JP2018143591A - 荷電粒子線治療装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】マルチリーフコリメータの大型化を抑制することができる荷電粒子線治療装置を提供する。【解決手段】リーフの側面は、照射軸方向に対して傾斜している。従って、リーフ同士の間に形成される隙間も照射軸方向に対して傾斜するように構成される。例えば、照射軸方向に真っ直ぐ延びるような隙間に荷電粒子線が照射された場合は、リーフの部材と接する事無く隙間を通過する場合がある。これに対して、隙間が傾斜している場合は、荷電粒子線は照射方向における何れかの位置で隙間を通過することがあったとしても、他の位置ではリーフの部材内を通過する。従って、リーフ間の隙間から漏れる荷電粒子線を受けるための受部を別途設けなくともよい。【選択図】図4
Description
本発明は、荷電粒子線治療装置に関する。
従来、患者の患部に荷電粒子線を照射することによって治療を行う荷電粒子線治療装置として、例えば、特許文献1に記載された装置が知られている。特許文献1に記載の荷電粒子線治療装置では、加速器で加速された荷電粒子線を拡大し、マルチリーフコリメータを用いて一部の不要な荷電粒子線を遮断した上で、被照射体の形状に合わせた照射野にて荷電粒子線の照射を行っている。マルチリーフコリメータは、荷電粒子線の照射軸が延びる方向に沿って、真っ直ぐに延伸する側面を有している。
ここで、各リーフにより荷電粒子線を十分に遮蔽するためには、リーフの照射軸に沿った方向における厚みがある程度大きくなければならない。例えば、各リーフ間には隙間があるので、当該隙間から漏れる荷電粒子線を減らすために、隙間から漏れる荷電粒子線を受ける受部が形成されていた。そして、荷電粒子線を十分に遮蔽するために、当該受部の厚みも大きくする必要があった(例えば図9参照)。その結果、マルチリーフコリメータが大型化し、照射部全体も大型化してしまうという問題があった。
その一方で、高密度の材料をリーフに用いることで、荷電粒子線の遮蔽能力を担保しつつ、リーフの厚さを小さくすることが考えられる。しかし、高密度の材料で荷電粒子線を遮蔽すると、その際に、中性子線が多く発生してしまうため、この中性子線の処理が問題となる。すなわち、中性子線の処理を行うための部材を設けなくてはならず、その部分だけ大型化してしまう。従って、高密度の材料を用いてマルチリーフコリメータの小型化を図ることが困難であった。
そこで本発明は、マルチリーフコリメータの大型化を抑制することができる荷電粒子線治療装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る荷電粒子線治療装置は、荷電粒子を加速して荷電粒子線を出射する加速器と、被照射体に対して荷電粒子線を照射する照射部と、照射部内に設けられ、被照射体の形状に合わせて荷電粒子線の照射範囲を規定するマルチリーフコリメータと、を備え、マルチリーフコリメータは、荷電粒子線の照射軸と直交する第1の直交方向に並べられた複数のリーフを有し、それぞれのリーフは、照射軸が延びる照射軸方向において互いに対向する上流側の第1の端部及び下流側の第2の端部と、第1の端部及び第2の端部同士を接続する側面と、を有し、側面は、照射軸方向に対して傾斜している。
この荷電粒子線治療装置では、マルチリーフコリメータは、荷電粒子線の照射軸と直交する第1の直交方向に並べられた複数のリーフを有する。それぞれのリーフは、照射軸が延びる照射軸方向において互いに対向する上流側の第1の端部及び下流側の第2の端部と、第1の端部及び第2の端部同士を接続する側面と、を有する。複数のリーフ同士の間には、側面と側面が対向するような隙間が形成される。ここで、リーフの側面は、照射軸方向に対して傾斜している。従って、リーフ同士の間に形成される隙間も照射軸方向に対して傾斜するように構成される。例えば、照射軸方向に真っ直ぐ延びるような隙間に荷電粒子線が照射された場合は、リーフの部材と接する事無く隙間を通過する場合がある。これに対して、隙間が傾斜している場合は、荷電粒子線は照射方向における何れかの位置で隙間を通過することがあったとしても、他の位置ではリーフの部材内を通過する。従って、リーフ間の隙間から漏れる荷電粒子線を受けるための受部を別途設けなくともよい。その結果、マルチリーフコリメータの大型化を抑制することができる。
本発明に係る荷電粒子線治療装置は、荷電粒子を加速して荷電粒子線を出射する加速器と、被照射体に対して荷電粒子線を照射する照射部と、照射部内に設けられ、被照射体の形状に合わせて荷電粒子線の照射範囲を規定するマルチリーフコリメータと、を備え、マルチリーフコリメータは、荷電粒子線の照射軸と直交する第1の直交方向に並べられた複数のリーフを有し、それぞれのリーフは、荷電粒子線を遮蔽する材質からなる第1の遮蔽部と、荷電粒子線を遮蔽し、且つ、第1の遮蔽部より密度が高い材質からなる第2の遮蔽部と、を有し、第2の遮蔽部は、第1の直交方向において、第1の遮蔽部とは異なる位置に配置される部分を少なくとも有する。
この荷電粒子線治療装置では、リーフが第1の遮蔽部と第2の遮蔽部を有している。また、第2の遮蔽部は、第1の直交方向において、第1の遮蔽部とは異なる位置に配置される部分を少なくとも有する。従って、第2の遮蔽部は、各リーフの第1の遮蔽部同士の間に形成された隙間から漏れた荷電粒子線を受ける受部として機能することができる。ここで、第2の遮蔽部は、第1の遮蔽部より密度が高い材質からなる。すなわち、荷電粒子線を遮蔽する主たる部分として機能する第1の遮蔽部の材質には、密度が低い部材を採用することで中性子線の発生を抑制できる。これに対し、隙間から漏れる荷電粒子線を受ける受部として機能する第2の遮蔽部の材質には密度の高い部材を採用することで、当該受部の厚みを少なくすることができる。その結果、マルチリーフコリメータの大型化を抑制することができる。
荷電粒子線治療装置において第2の遮蔽部は、照射軸が延びる照射軸方向において、下流側に配置されてよい。これにより、自己遮蔽という効果を得ることができる。
本発明によれば、マルチリーフコリメータの大型化を抑制することができる荷電粒子線治療装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態に係る荷電粒子線治療装置について説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係る荷電粒子線治療装置1は、放射線療法によるがん治療等に利用される装置であり、イオン源(不図示)で生成した荷電粒子を加速して荷電粒子線として出射する加速器2と、荷電粒子線を被照射体へ照射する照射部8と、加速器2から出射された荷電粒子線を照射部8へ輸送するビーム輸送ライン45と、を備えている。照射部8は、治療台16を取り囲むように設けられた回転ガントリ17に取り付けられている。照射部8は、回転ガントリ17によって治療台16の周りに回転可能とされている。
なお、以下の説明においては、「X方向」、「Y方向」、「Z方向」という語を用いて説明する。「Z方向」とは、荷電粒子線Rの基軸AXが延びる方向である。なお、「基軸AX」とは、後述の走査電磁石3a,3bで偏向しなかった場合の荷電粒子線Rの照射軸とする。図2では、基軸AXに沿って荷電粒子線Rが照射されている様子を示している。なお、以下の説明では、基軸AXに沿って荷電粒子線Rが照射される方向を「荷電粒子線Rの照射方向」であるものとする。「X方向」とは、Z方向と直交する平面内における一の方向である。「Y方向」とは、Z方向と直交する平面内においてX方向と直交する方向である。
図2を参照して、ワブラー法に係る荷電粒子線治療装置の構成について説明する。図2に示すように、荷電粒子線治療装置1は、加速器2、走査電磁石3a,3b、モニタ4a,4b、散乱体5、リッジフィルタ22、マルチリーフコリメータ24、ボーラス26、患者コリメータ27、ディグレーダ30及び制御装置7を備えている。走査電磁石3a,3b、モニタ4a,4b、散乱体5、リッジフィルタ22、マルチリーフコリメータ24、ボーラス26、患者コリメータ27、ディグレーダ30及び制御装置7は、照射部8の外部に設けられている。ただし、制御装置7は、照射部8の外部に設けられていてもよい。
加速器2は、荷電粒子を加速させて、荷電粒子線Rを連続的に発生させる発生源である。加速器2として、例えば、サイクロトロン、シンクロトロン、サイクロシンクロトロン、ライナック等が挙げられる。加速器2で発生した荷電粒子線Rは、ビーム輸送系によって照射部8へ輸送される。この加速器2は、制御装置7に接続されており、供給される電流が制御される。
走査電磁石3a,3bは、それぞれ一対の電磁石から構成され、制御装置7から供給される電流に応じて一対の電磁石間の磁場を変化させ、当該電磁石間を通過する荷電粒子線Rを走査する。X方向走査電磁石3aは、X方向(第1の走査方向)に荷電粒子線Rを走査し、Y方向走査電磁石3bは、Y方向(第1の走査方向と直交する第2の走査方向)に荷電粒子線Rを走査する。これらの走査電磁石3a,3bは、基軸AX上であって、加速器2の下流側にこの順で配置されている。
モニタ4aは、荷電粒子線Rのビーム位置を監視し、モニタ4bは、荷電粒子線Rの線量の絶対値と荷電粒子線Rの線量分布とを監視する。各モニタ4a,4bは、監視した監視情報を制御装置7に出力する。モニタ4aは、荷電粒子線Rの基軸AX上であって、加速器2の下流側でX方向走査電磁石3aの上流側に配置されている。モニタ4bは、基軸AX上であってY方向走査電磁石3bの下流側に配置されている。
散乱体5は、通過する荷電粒子線Rを、照射軸と直交する方向に広がりを持つ幅広のビームに拡散する。この散乱体5は、板状を呈し、例えば厚さ数mmのタングステンで形成されている。散乱体5は、基軸AX上において、走査電磁石3bの下流側でモニタ4bの上流側に配置されている。
リッジフィルタ22は、荷電粒子線Rの線量分布を調整するものである。具体的には、リッジフィルタ22は、患者13の体内の腫瘍14の厚さ(照射方向の長さ)に対応するように、荷電粒子線Rに拡大ブラッグピーク(SOBP)を与える。リッジフィルタ22は、基軸AX上において散乱体5の下流側でモニタ4bの上流側に配置されている。
ディグレーダ30は、通過する荷電粒子線Rのエネルギーを低下させて当該荷電粒子線Rの飛程を調整する。なお、飛程の調整は、加速器2の直後に設けられたディグレーダ(不図示)によって荒調整が行われ、照射部8内のディグレーダ30で微調整が行われる。ディグレーダ30は、基軸AX上であって、走査電磁石3a,3bよりも荷電粒子線Rの下流側に設けられ、患者13の体内における荷電粒子線Rの最大到達深さを調整する。ディグレーダ30は、X方向及びY方向に拡がる板状の部材である。なお、本実施形態において「飛程」とは、荷電粒子線Rが運動エネルギーを失って静止するまでに進む距離である。より詳細には、飛程は、最大線量を100%とした場合に、最大線量となる照射距離(深さ)よりも深い側であって、線量が90%となる深さである。
マルチリーフコリメータ(Multi Leaf Collimator)24は、照射方向と垂直な平面方向における荷電粒子線Rの形状(平面形状)を整形するものであり、複数の櫛歯を含む遮線部24a,24bを有している。遮線部24a,24bは、互いに突き合わせるように配置されており、これらの遮線部24a,24b間には、開口部24cが形成されている。このマルチリーフコリメータ24は、開口部24cに荷電粒子線Rを通過させることで、開口部24cの形状に対応する輪郭に荷電粒子線Rを切り取る。
また、マルチリーフコリメータ24は、Z方向と直交する方向に遮線部24a,24bを進退させることで、開口部24cの位置及び形状を変化することが可能となっている。さらに、マルチリーフコリメータ24は、リニアガイド28で照射方向に沿って案内されており、Z方向に沿って移動可能になっている。このマルチリーフコリメータ24は、モニタ4bの下流側に配置されている。
ボーラス26は、荷電粒子線Rの最大到達深さの部分の立体形状を、腫瘍14の最大深さ部分の形状に合わせて整形する。このボーラス26の形状は、例えば、腫瘍14の輪郭線と、X線CTのデータから求められる周辺組織の電子密度とに基づいて算出される。ボーラス26は、基軸AX上においてマルチリーフコリメータ24の下流側に配置されている。患者コリメータ27は、荷電粒子線Rの平面形状を腫瘍14の平面形状に合わせて最終的に整形するものである。この患者コリメータ27は、基軸AX上においてボーラス26の下流側に配置されている。ボーラス26及び患者コリメータ27は、照射部8の先端部8aに設けられている。
図2に示す荷電粒子線治療装置1により、ワブラー法によって荷電粒子線Rの照射を行う場合、所定の飛程に調整可能なディグレーダ30をセットすると共に、マルチリーフコリメータ24の遮線部24a,24bが進退されて開口部24cが所定形状とされる。
続いて、加速器2から荷電粒子線Rを出射する。出射された荷電粒子線Rは、走査電磁石3a,3bによって円を描くように走査されて散乱体5によって拡散された後、リッジフィルタ22、ディグレーダ23、マルチリーフコリメータ24、ボーラス26及び患者コリメータ27によって整形及び調整される。これにより、腫瘍14の形状に沿った一様照射範囲でもって腫瘍14に荷電粒子線Rが照射されることとなる。
図3に示すように、マルチリーフコリメータ24は、X方向で対向する一対のリーフ群31,32と、一対のリーフ群31,32の両端側に設けられ、Y方向で対向する一対の遮蔽ブロック35,36と、を有している。
一対のリーフ群31,32は、基準軸Aに直交するXY平面において、基準軸Aを挟んでY方向で対向する。一対のリーフ群31,32は、それぞれX方向に独立して進退可能な多数のリーフ41を含むリーフ部材40から構成されている。
リーフ部材40は、リーフ41と、リーフ41を支持する支持部42と、リーフ41を移動させるリーフ駆動部43と、を有する。リーフ部材40は、リーフ群31に含まれるリーフ部材40のリーフ41と、リーフ群32に含まれるリーフ部材40のリーフ41と、が互いに対向するように、XY平面に沿って配置される。
リーフ41は、X方向に沿って延びる長方形板状の部材である。リーフ41は、荷電粒子線の遮蔽に用いられる部材であることから、荷電粒子線を遮蔽可能な材料により製造される。荷電粒子線を遮蔽可能な材料としては、真鍮、銅、タンタル、モリブデン等が挙げられるが、遮蔽能力の高い真鍮製とすることが好ましい。
リーフ41の幅(Z方向の長さ)は、リーフ41によって荷電粒子線の遮蔽が可能となるように設定される。したがって、リーフ41を遮蔽能力の高い真鍮製とした場合、リーフ41の幅を小さくすることができ、マルチリーフコリメータ24の小型化が可能となる。
リーフ41を支持する支持部42は、リーフ41の長手方向の一方側端部に取り付けられて、X方向に延びる部材である。支持部42の材料は特に限定されない。支持部42は、リーフ41がX方向の進退が可能な状態でリーフ41を支持できればよい。このような構成としては、例えば、支持部42自体が伸び縮み可能な構成とすることが挙げられるが、支持部42自体は伸び縮みしない棒状の部材であってもよい。
リーフ駆動部43は、リーフ41をX方向に進退させるための駆動手段である。リーフ部材40の支持部42が伸び縮み可能な構成である場合には、リーフ駆動部43の駆動により支持部42の伸び縮みを変化させることで、リーフ41のX方向の進退を制御することができる。また、リーフ部材40の支持部42が伸び縮みしない場合には、リーフ駆動部43の駆動により支持部42を移動させることで、支持部42と一体化されたリーフ41のX方向の進退を制御することができる。なお、リーフ41をリーフ駆動部43が直接移動させる構成としてもよい。その場合には、支持部42は設けられず、リーフ駆動部43とリーフ41とが直接接続される。
次に、図4を参照して、マルチリーフコリメータ24の構成について更に詳細に説明する。前述のように、マルチリーフコリメータ24は、Y方向に並べられた複数のリーフ41を有している。また、リーフ41同士は互いにY方向に離間している。従って、リーフ41同士の間には、隙間GPが形成されている。
次に、図4を参照して、マルチリーフコリメータ24の構成について更に詳細に説明する。前述のように、マルチリーフコリメータ24は、Y方向に並べられた複数のリーフ41を有している。また、リーフ41同士は互いにY方向に離間している。従って、リーフ41同士の間には、隙間GPが形成されている。
それぞれのリーフは41、基軸AXが延びる照射軸方向(すなわちZ方向)において互いに対向する上流側の第1の面(第1の端部)41a及び下流側の第2の面(第2の端部)41bと、第1の面41a及び第2の面41b同士を接続する側面41c,41dと、を有する。側面41cは、Y方向正側の側面をなしている。側面41dは、Y方向負側の側面をなしている。また、側面41c,41dは、照射軸方向(Z方向)に対して傾斜している。側面41c,41dは、YZ平面と平行な面で切断した断面視において、照射軸方向(Z方向)に対して傾斜している。また、リーフ41は、当該断面形状にて同一形状をなした状態でY方向に延びている。
Y方向に隣り合う一方のリーフ41の側面41cと、他方のリーフ41の側面41dとの間に、隙間GPが形成される。一方のリーフ41の側面41cと他方のリーフ41の側面41dは、互いに略平行に対向しているため、隙間GPは、略一定の幅寸法gにて、照射軸方向(Z方向)に延びており、且つ、照射軸方向に対して傾斜している。
具体的には、図4に示すマルチリーフコリメータ24は、リーフ41A,41B,41Cという三種類の形状を有している。マルチリーフコリメータ24のY方向の中央位置付近にリーフ41Aが一つ配置され、リーフ41AよりもY方向の正側にリーフ41Bが複数配置され、リーフ41AよりもY方向の負側にリーフ41Cが複数配置されている。
リーフ41Aでは、上流側の第1の面41Aaから下流側の第2の面41Abへ向かって、側面41Acと側面41Adとが、互いのY方向の離間距離が互いに大きくなるように傾斜している。従って、リーフ41Aの下流側の第2の面41Abは、上流側の第1の面41AaよりもY方向における幅が広い。リーフ41Aの側面41Acは、第1の面41AaのY方向正側の端部から、第2の面41AbのY方向正側の端部へ向けて延びており、Y方向正側へ傾斜している。リーフ41Aの側面41Adは、第1の面41AaのY方向負側の端部から、第2の面41AbのY方向負側の端部へ向けて延びており、Y方向負側へ傾斜している。
リーフ41Bでは、上流側の第1の面41Baから下流側の第2の面41Bbへ向かって、側面41Bcと側面41Bdとが、互いのY方向の離間距離が一定となるように傾斜している。リーフ41Bの下流側の第2の面41Bbは、上流側の第1の面41BaとY方向における幅が等しく、当該第1の面41BaよりもY方向正側に配置されている。リーフ41Bの側面41Bcは、第1の面41BaのY方向正側の端部から、第2の面41BbのY方向正側の端部へ向けて延びており、Y方向正側へ傾斜している。リーフ41Bの側面41Bdは、第1の面41BaのY方向負側の端部から、第2の面41BbのY方向負側の端部へ向けて延びており、Y方向正側へ傾斜している。リーフ41Bの側面41Bdは、リーフ41Aの側面41Bcと略平行をなしている。リーフ41Bの側面41Bcは、隣りのリーフ41Bの側面41Bdと略平行をなしている。
リーフ41Cでは、上流側の第1の面41Caから下流側の第2の面41Cbへ向かって、側面41Ccと側面41Cdとが、互いのY方向の離間距離が一定となるように傾斜している。リーフ41Cの下流側の第2の面41Cbは、上流側の第1の面41CaとY方向における幅が等しく、当該第1の面41CaよりもY方向負側に配置されている。リーフ41Cの側面41Ccは、第1の面41CaのY方向正側の端部から、第2の面41CbのY方向正側の端部へ向けて延びており、Y方向負側へ傾斜している。リーフ41Cの側面41Cdは、第1の面41CaのY方向負側の端部から、第2の面41CbのY方向負側の端部へ向けて延びており、Y方向負側へ傾斜している。リーフ41Cの側面41Ccは、リーフ41Aの側面41Cdと略平行をなしている。リーフ41Cの側面41Cdは、隣りのリーフ41Cの側面41Ccと略平行をなしている。
図4のように構成されるマルチリーフコリメータ24においては、互いに隣り合うリーフ41Bとリーフ41Bとの間に、Y方向正側へ傾斜する隙間GPが形成される。リーフ41Bとリーフ41Aとの間にY方向正側へ傾斜する隙間GPが形成される。リーフ41Aとリーフ41Cとの間にY方向負側へ傾斜する隙間GPが形成される。互いに隣り合うリーフ41Cとの間にY方向負側へ傾斜する隙間GPが形成される。なお、隙間GPの傾斜方向は、照射軸方向(Z方向)における上流側から下流側へ向かう方向を基準として説明している。以降の説明においても、特に説明の無い限り、当該方向を基準とする。
ここで、マルチリーフコリメータ24を照射軸方向(Z方向)から見たときには、当該マルチリーフコリメータ24を貫通する部分が存在しないように、隙間GPが形成されている。すなわち、照射軸方向に沿って照射された荷電粒子線Rは、マルチリーフコリメータ24の何れの位置に入射しても、リーフ41の何れかの部分を通過する(リーフ41を全く通過せずに隙間GPのみを通過することがない)。
例えば、Y方向負側へ傾斜する隙間GPの場合、隙間GPの入口部GP1は、出口部GP2よりもY方向正側にずれた位置に配置されており、且つ、入口部GP1と出口部GP2は照射軸方向(Z方向)に重なり合った部分を有していない。Y方向正側へ傾斜する隙間GPの場合、隙間GPの入口部GP1は、出口部GP2よりもY方向負側にずれた位置に配置されており、且つ、入口部GP1と出口部GP2は照射軸方向(Z方向)に重なり合った部分を有していない。
なお、マルチリーフコリメータ24のY方向における何れかの位置に対して照射軸方向(Z方向)に進行する荷電粒子線Rを照射した場合、リーフ41の内部を通過する距離が所定以上となる。当該関係が成り立つように、各リーフ41の形状及び隙間GPの大きさが設定される。
次に、本実施形態に係る荷電粒子線治療装置1の作用・効果について説明する。
まず、比較例に係る荷電粒子線治療装置のマルチリーフコリメータの構成について説明する。各リーフにより荷電粒子線を十分に遮蔽するためには、リーフの照射軸に沿った方向における厚みがある程度大きくなければならない。例えば、図9に示すマルチリーフコリメータ90では、各リーフ91の上流側の部分91A間には隙間が形成されている。当該隙間から漏れる荷電粒子線を減らすために、隙間から漏れる荷電粒子線を受ける受部91Bが形成されていた。そして、荷電粒子線を十分に遮蔽するために、当該受部91Bの厚み(照射軸方向の大きさ)も大きくする必要があった。例えば、上流側の部分91Aの厚みを厚みT1とした場合、十分に荷電粒子線を遮蔽するためには、受部91Bも厚みT1とする必要がある。その結果、マルチリーフコリメータ90の全長Lは厚みT1の略二倍となっていた。これにより、マルチリーフコリメータ90が大型化し、照射部全体も大型化してしまうという問題があった。
その一方で、高密度の材料をリーフ91全体に適用することで、荷電粒子線の遮蔽能力を担保しつつ、リーフ91の厚さを小さくすることが考えられる。しかし、高密度の材料で荷電粒子線を遮蔽すると、その際に、中性子線が多く発生してしまうため、この中性子線の処理が問題となる。従って、高密度の材料を用いてマルチリーフコリメータ90の小型化を図ることが困難であった。
一方、本実施形態に係る荷電粒子線治療装置1では、マルチリーフコリメータ24は、荷電粒子線の照射軸と直交するY方向に並べられた複数のリーフ41を有する。それぞれのリーフ41は、照射軸が延びる照射軸方向において互いに対向する上流側の第1の面41a及び下流側の第2の面41bと、第1の面41a及び第2の面41b同士を接続する側面41c及び側面41dと、を有する。複数のリーフ41同士の間には、側面41cと側面41dが対向するような隙間GPが形成される。ここで、リーフ41の側面41c,41dは、照射軸方向に対して傾斜している。従って、リーフ41同士の間に形成される隙間GPも照射軸方向に対して傾斜するように構成される。例えば、図9の部分91A間に形成される隙間は照射軸方向に真っ直ぐ延びるため、荷電粒子線が照射された場合は、部分91Aと接する事無く隙間を通過する。これに対して、隙間GPが傾斜している場合は、荷電粒子線は照射方向における何れかの位置で隙間GPを通過することがあったとしても、他の位置ではリーフ41の部材内を通過する。従って、リーフ41間の隙間から漏れる荷電粒子線を受けるための受部を別途設けなくともよい。その結果、マルチリーフコリメータ24の大型化を抑制することができる。
例えば、図4に示すように、荷電粒子線がリーフ41Cの第1の面41Caに照射される場合、荷電粒子線はリーフ41C内を厚みT1分だけ通過し、隙間GPを厚みT2分だけ通過する。厚みT2は厚みT1よりも小さいので、リーフ41Cの全長Lは、少なくとも図9に示すリーフ91の全長Lよりも小さくなる。
本発明は、上述の実施形態に限定されない。
例えば他の例として、図5に示すようなマルチリーフコリメータ50を採用してもよい。図5に示すマルチリーフコリメータ50は、リーフ51A,51Bという二種類の形状を有している。Y方向にリーフ51Aとリーフ51Bとが交互に配置されている。リーフ51Aは、図4に示すリーフ41Aと同趣旨の構成を有している。すなわち、リーフ51Aの第1の面51Aaと、第2の面51Abと、側面51Acと、側面51Adとは、リーフ41Aの第1の面41aと、第2の面41bと、側面41cと、側面41dと同趣旨の構成を有している。
リーフ51Bは、上流側に底面を有する二等辺三角形の断面形状を有している。リーフ51Bは、照射軸方向(Z方向)において互いに対向する上流側の端面(第1の端部)51Ba及び下流側の端部(第2の端部)51Bbと、端面51Ba及び端部51Bb同士を接続する側面51Bc,51Bdと、を有している。Y方向正側の側面51Bcは、照射軸方向(Z方向)に対してY方向負側へ傾斜している。Y方向負側の側面51Bdは、照射軸方向(Z方向)に対してY方向正側へ傾斜している。
図5のように構成されるマルチリーフコリメータ50においては、互いに隣り合うリーフ51Aの側面51Acとリーフ51Bの側面51Bdとの間に、Y方向正側へ傾斜する隙間GPが形成される。リーフ51Aの側面51Adとリーフ51Bの側面51Bcとの間にY方向負側へ傾斜する隙間GPが形成される。
この場合も、荷電粒子線がリーフ51Bの端面51Baに照射される場合、荷電粒子線はリーフ51B内を厚みT1分だけ通過し、隙間GPを厚みT2分だけ通過する。厚みT2は厚みT1よりも小さいので、リーフ51Bの全長Lは、少なくとも図9に示すリーフ91の全長Lよりも小さくなる。
また、図4及び図5に示す形態のように、側面が傾斜しているマルチリーフコリメータに限らず、図6及び図7に示すようなマルチリーフコリメータを採用してもよい。図6及び図7に係るマルチリーフコリメータは、各リーフが複数種類の遮蔽部を有している。
具体的に、図6に示すマルチリーフコリメータ60の複数のリーフ61は、第1の遮蔽部62と、第2の遮蔽部63と、をそれぞれ有している。また、第2の遮蔽部63は、Y方向において、第1の遮蔽部62とは異なる位置に配置される部分を少なくとも有する。
第1の遮蔽部62は、荷電粒子線Rを遮蔽する材質からなる。第2の遮蔽部63は、荷電粒子線Rを遮蔽し、且つ、第1の遮蔽部62より密度が高い材質からなる。例えば、第1の遮蔽部62の材質をボロン含有金属(ボロン鋼など)とし、第2の遮蔽部63の材質を高密度金属(タングステン、白金、イリジウム等)としてよい。
図6に示すように、X方向から見たときの断面視において、第1の遮蔽部62は、照射軸方向(Z方向)に沿って真っ直ぐに延びる長方形をなしている。また、一のリーフ61の第1の遮蔽部62と、隣り合う他のリーフ61の第1の遮蔽部62との間には、照射軸方向(Z方向)に真っ直ぐに延びる隙間GPが形成される。
第2の遮蔽部63は、第1の遮蔽部62の下流側の端部に配置されている。第2の遮蔽部63は、Y方向において、第1の遮蔽部62とは異なる位置に配置される部分を少なくとも有する。具体的には、第2の遮蔽部63は、第1の遮蔽部62の下流側の端部に接続される第1の部分63aと、第1の部分63aからY方向負側(正側でもよい)へ突出する第2の部分63bと、を有する。第2の部分63bは、照射軸方向(Z方向)から見たときに、第1の遮蔽部62とは異なる位置に配置されており、隙間GPを塞ぐように設けられている。
図6に示すようなマルチリーフコリメータ60によれば、リーフ61が第1の遮蔽部62と第2の遮蔽部63を有している。また、第2の遮蔽部63は、Y方向において、第1の遮蔽部62とは異なる位置に配置される第2の部分63bを少なくとも有する。従って、第2の遮蔽部63は、各リーフ61の第1の遮蔽部62同士の間に形成された隙間から漏れた荷電粒子線を受ける受部として機能することができる。ここで、第2の遮蔽部63は、第1の遮蔽部62より密度が高い材質からなる。すなわち、荷電粒子線を遮蔽する主たる部分として機能する第1の遮蔽部62の材質には、密度が低い部材を採用することで中性子線の発生を抑制できる。これに対し、隙間から漏れる荷電粒子線を受ける受部として機能する第2の遮蔽部63の材質には密度の高い部材を採用することで、当該受部の厚みを少なくすることができる。その結果、マルチリーフコリメータ60の大型化を抑制することができる。例えば、第1の遮蔽部62の厚みが厚みT1であるのに対し、第2の遮蔽部63の第2の部分63bの厚みは、厚みT1より小さい厚みT2とできる。従って、リーフ61の全長Lは、図9に示すリーフ91の全長Lより短くすることができる。
第2の遮蔽部63は、照射軸方向において、下流側に配置されてよい。これにより、自己遮蔽という効果を得ることができる。
また、図7に示すようなマルチリーフコリメータ70を採用してもよい。図7に示すマルチリーフコリメータ70の各リーフ71は、上流側に配置された上段部71Aと、下流側に配置された下段部71Bと、を有している。一のリーフ71の上段部71Aと、隣り合う他のリーフ71の上段部71Aとの間には、照射軸方向(Z方向)に真っ直ぐに延びる隙間GPが形成される。そして、一のリーフ71の下段部71Bは、上段部71Aに対してY方向にずれた位置に配置されている。すなわち、下段部71Bは、照射軸方向(Z方向)から見たときに、上段部71Aとは異なる位置に配置されており、隙間GPを塞ぐように設けられている。上段部71Aは、第1の遮蔽部71Aaと、当該第1の遮蔽部71Aaより密度が高い材質からなる第2の遮蔽部71Abと、を備えている。第2の遮蔽部71Abは、第1の遮蔽部71Aaより下流側に配置されている。下段部71Bは、第1の遮蔽部71Baと、当該第1の遮蔽部71Baより密度が高い材質からなる第2の遮蔽部71Bbと、を備えている。第2の遮蔽部71Bbは、第1の遮蔽部71Baより下流側に配置されている。
なお、図7の構成では、上段側の第1の遮蔽部71Aaと、下段側の第2の遮蔽部71Bbが、請求項における「第1の遮蔽部」と「第2の遮蔽部」との関係にあり、下段側の第1の遮蔽部71Baと、上段側の第2の遮蔽部71Abが、請求項における「第1の遮蔽部」と「第2の遮蔽部」との関係にある。
また、図8に示すように、各ルーフの側面が照射軸方向に対して傾斜していると共に、異なる種類の遮蔽部を有するマルチリーフコリメータ80を採用してもよい。マルチリーフコリメータ80は、リーフ81A,81B,81Cを有している。X方向から見た断面視において、リーフ81Aは下流側に底面を有する二等辺三角形をなしている。リーフ81Bは、リーフ81AのY方向正側の側面81Acに沿って傾斜する平行四辺形をなしている。リーフ81Cは、リーフ81AのY方向負側の側面81Adに沿って傾斜する平行四辺形をなしている。そして、リーフ81A,81B,81Cは、上流側の部分が第1の遮蔽部82として構成され、下流側の部分が第2の遮蔽部83として構成される。このように、各リーフ81A,81B,81Cにおいて、第2の遮蔽部83は、Y方向において、第1の遮蔽部82とは異なる位置に配置される部分を少なくとも有する。
なお、第2の遮蔽部63は、第1の遮蔽部62よりも上流側に配置されていてもよい。
また、上述の実施形態では、Y方向に配列されている各リーフは、Z方向における位置が一定となるように並べられていた。これに代えて、Y方向における中央位置に配置されているリーフから、両端側へ配置されるリーフとなるに従って、徐々にリーフが上流側に配置されてよい。これにより、X方向から見たときに、各リーフによって円弧が描かれるように配置されてよい。
また、照射部8の構成は図2に示すものに限定されず、適宜変更可能である。
また、本発明において適用される照射方法はワブラー法に限定されず、他の照射方法(例えば、スキャニング法、積層原体法など)が採用されてもよい。また、照射方法によって、照射部8内の各機器を適宜省略してよい。
1…荷電粒子線治療装置、2…加速器、8…照射部、24,50,60,70,80…マルチリーフコリメータ、41,51,61,71,81…リーフ、62…第1の遮蔽部、63…第2の遮蔽部。
図2を参照して、ワブラー法に係る荷電粒子線治療装置の構成について説明する。図2に示すように、荷電粒子線治療装置1は、加速器2、走査電磁石3a,3b、モニタ4a,4b、散乱体5、リッジフィルタ22、マルチリーフコリメータ24、ボーラス26、患者コリメータ27、ディグレーダ30及び制御装置7を備えている。走査電磁石3a,3b、モニタ4a,4b、散乱体5、リッジフィルタ22、マルチリーフコリメータ24、ボーラス26、患者コリメータ27、及びディグレーダ30は、照射部8の内部に設けられている。制御装置7は、照射部8の外部に設けられている。
Claims (3)
- 荷電粒子を加速して荷電粒子線を出射する加速器と、
被照射体に対して前記荷電粒子線を照射する照射部と、
前記照射部内に設けられ、前記被照射体の形状に合わせて前記荷電粒子線の照射範囲を規定するマルチリーフコリメータと、を備え、
前記マルチリーフコリメータは、前記荷電粒子線の照射軸と直交する第1の直交方向に並べられた複数のリーフを有し、
それぞれの前記リーフは、前記照射軸が延びる照射軸方向において互いに対向する上流側の第1の端部及び下流側の第2の端部と、前記第1の端部及び前記第2の端部同士を接続する側面と、を有し、
前記側面は、前記照射軸方向に対して傾斜している、荷電粒子線治療装置。 - 荷電粒子を加速して荷電粒子線を出射する加速器と、
被照射体に対して前記荷電粒子線を照射する照射部と、
前記照射部内に設けられ、前記被照射体の形状に合わせて前記荷電粒子線の照射範囲を規定するマルチリーフコリメータと、を備え、
前記マルチリーフコリメータは、前記荷電粒子線の照射軸と直交する第1の直交方向に並べられた複数のリーフを有し、
それぞれの前記リーフは、
前記荷電粒子線を遮蔽する材質からなる第1の遮蔽部と、
前記荷電粒子線を遮蔽し、且つ、前記第1の遮蔽部より密度が高い材質からなる第2の遮蔽部と、を有し、
前記第2の遮蔽部は、前記第1の直交方向において、第1の遮蔽部とは異なる位置に配置される部分を少なくとも有する、荷電粒子線治療装置。 - 前記第2の遮蔽部は、前記照射軸が延びる照射軸方向において、下流側に配置される、請求項2に記載の荷電粒子線治療装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2017043139A JP2018143591A (ja) | 2017-03-07 | 2017-03-07 | 荷電粒子線治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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| JP2018143591A true JP2018143591A (ja) | 2018-09-20 |
Family
ID=63588486
Family Applications (1)
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| JP2017043139A Pending JP2018143591A (ja) | 2017-03-07 | 2017-03-07 | 荷電粒子線治療装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2018143591A (ja) |
-
2017
- 2017-03-07 JP JP2017043139A patent/JP2018143591A/ja active Pending
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