JP2018141168A - 高度に精製したポリ不飽和脂肪酸を生成するクロマトグラフプロセス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1ポリ不飽和脂肪酸を供給混合物から回収するプロセスであり、この供給混合物は、第1ポリ不飽和脂肪酸の他に少なくとも第2脂肪酸を含むものとする、該プロセスに関し、該プロセスは:・含水有機溶離液を用いるクロマトグラフ分離を行い、これにより第1ポリ不飽和脂肪酸に富む第1溶離液流及び第2脂肪酸に富む第2溶離液流を収集する主クロマトグラフ分離ステップと;・第2溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消耗第2溶離液流を採取する濃縮ステップであって、消耗した第2溶離液流の水対有機比が第2溶離液流の水対有機比よりも低いようにする、該濃縮ステップと;・消耗第2溶離液流の少なくとも一部を主クロマトグラフ分離ステップに使用するため再循環させるステップとを備える。
【選択図】なし
Description
フプロセスに関する。
yunsaturated fatty acids)、並びにそれらの誘導体は、細胞膜の成分となり、また多数
の生物学的過程、例えば、ホルモン合成に関与する重要な生体化合物であり、ホルモン(
例えば、プロスタグランジン)は、血小板凝集、炎症、トリグリセリドレベルの低下、免
疫反応、等に役割を果たす。
かのPUFAは極めて特別な機能を有する。例えば、
・アラキドン酸(arachidonic acid)又はARA(C20 6ω3)は、筋肉成長及び修
復に必要であることが知られている。
・ドコサヘキサエン酸(docosahexaenoic acid)又はDHA(C22 6ω3)は、とく
に、脳の発達及び神経伝達に重要な役割を果たすことが知られている。
・エイコサペンタエン酸(eicosapentaenoic acid)又はEPA(C20 5ω3)は、ト
リグリセリドを低下させることが知られている。とくに、幾つかの臨床医の研究によれば
、純EPAは、低比重リポ蛋白(LDL、いわゆる「悪玉」)コレステロールを増加させ
ることなくトリグリセリドを減少することを示している。
・ドコサペンタエン酸又はDPA(C22 5ω3)又はDPAは、心臓血管の健康を改
善することが知られている。
のの、LDLを増加させることを示している。
0.05%未満、より好適にはDHAが検出されないレベルにさえも抑えた組成物を生成
する必要がある。同様に、ARAがほとんどないDHAを含む組成物、又はDHAがほと
んどないARAを含む組成物を生成することに対して、また、概して他のPUFAs(F
As)をほとんど排除した組成物とともに、高純度に精製したPUFAsを生成して、よ
り制御された効能を有しかつ副作用が少ない高純度精製個別PUFAに基づく新たな医薬
品の開発及び商品化ができるようにすることに対して、潜在的な関心がある。
及び他のバイオマスは多数の脂肪酸、及びとくに、EPAから分離する必要がある大量の
DHAも含む。
イル内にDHAよりも一層豊富であるEPAを含めて多数の他の脂肪酸を分離する必要が
ある。代案として、DHAは、例えば、藻類から生成することができ、この場合、ARA
が相当大量に存在し、したがって、ARAから分離する必要がある。逆に、藻類原料から
ARAを精製するとき、ARAはDHAから分離しなければならない。
リドを遊離脂肪酸に変換させる加水分解ステップ、又は脂肪酸をアルキル(好適には、エ
チル)エステルに変換するトリグリセリドのエステル交換ステップ、漂白ステップ、尿素
分別ステップ、分子蒸留ステップ、クロマトグラフステップ、等々のうち1つ又は複数を
有する。分子蒸留は長鎖PUFAsを富化するのに広く使用される技術である。しかし、
長鎖PUFAsを互いに効率よく分離するのには使用できない。さらに、PUFAsは、
酸化及び劣化し易い極めて脆い分子である。加熱したとき、PUFAsは、異性化、酸化
、過酸化及びオリゴマー化し易い。
述の精製技術のうち1つ又は複数と組み合わせることができる。もっとも広くに記載され
るクロマトグラフプロセスは、単一カラムクロマトグラフプロセスであり、例えば、高速
液体クロマトグラフ(HPLC:high performance liquid chromatography)プロセス、
又は定常循環型クロマトグラフプロセス、並びに模擬流動床(SMB:simulated moving
bed)プロセス、VARICOL(登録商標)若しくは実流動床(AMB:actual movin
g bed)プロセスのような多重カラムクロマトグラフ技術、並びに当業者に既知の他のプ
ロセスがある。PUFAsは一般的に極めて複雑な混合物で生成されるため、高純度に達
するまでに2又は3つのクロマトグラフステップが必要となる。これらプロセスの幾つか
は、以下の特許文献1〜6に記載されている。
ロセスにおいて、特定PUFAを中間純度で含む1つ又は幾つかの流れをSMB又はAM
B装置の隣接しないカラムに濃縮せずに再注入させることができる。
にエステル形態である脂肪酸はその極性に基づいて分離し、この場合、当業者にはよく知
られているように、極性の少ないものより極性の多い脂肪酸がより早く溶離する。
である。SMB、VARICOL、及びAMBのような連続処理は、HPLCのようなバ
ッチ処理よりも好ましく、なぜなら、抽出物(より多く貯留された化合物を含む)及びラ
フィネート(より少なく貯留された化合物を含む)と称されるより濃縮された流れを生ず
るからである。
薄度が極めて大きいままであり、したがって、種々の収集した流れを濃縮して、経済上及
び環境上の双方の理由から、使用した溶離液(主に1つ又は複数の有機溶剤及び水から構
成する)を回収し、またそのプロセス内に循環させることができるようにする。
ための改善されたプロセスに対する必要性がある。
てを網羅的に開示するものではない。とくに、供給混合物からポリ不飽和脂肪酸を回収す
る種々の実施形態を記載する。本発明プロセスは、随意的に以下に詳述する方法、ステッ
プ、特徴のうち1つより多くのもののうち、任意の1つ又は任意の組合せを有することが
できる。
合物は、前記第1ポリ不飽和脂肪酸の他に少なくとも第2脂肪酸を含むものとする、該プ
ロセスであって:
・含水有機溶離液を用いる主クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽和
脂肪酸に富む第1溶離液流及び前記第2脂肪酸に富む第2溶離液流を収集する主クロマト
グラフ分離ステップと;
・前記第2溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第2溶離液流を採取する濃縮ステップであって、濃縮は、前記消耗第2溶離液流の水対
有機比が前記第2溶離液流の水対有機比よりも低くなるように行う、該濃縮ステップと;
・前記消耗第2溶離液流の少なくとも一部を前記主クロマトグラフ分離ステップに使用す
るため再循環させるステップと;
を備える、プロセス。
ラフ分離ステップで使用する、プロセス。
流量に対して、好適には少なくとも約2%減少する、又は第2溶離液流の流量に対して少
なくとも約5%、又は少なくとも約10%、又は少なくとも約15%減少する、プロセス
。
の水対有機比が前記第2溶離液流の水対有機比の約0.95倍以下、好適には約0.9倍以
下、又は約0.8倍以下、又は約0.7倍以下、又は約0.6倍以下、又は約0.5倍以下、
又は約0.4倍以下、又は約0.3倍以下、又は約0.2倍以下、又は約0.1倍以下に低い
ものとする、プロセス。
・前記第1溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を、他方では消耗第1溶離液流を
採取する濃縮ステップと、及び
・前記消耗第1溶離液流の少なくとも一部、好適には、全部を前記主クロマトグラフ分離
ステップに使用するために再循環させるステップと、
を備える、プロセス。
流の流量の少なくとも90%、好適には少なくとも95%、最も好適には少なくとも98
%となるようにする、プロセス。
すなわち、前記主クロマトグラフ分離ステップを備える、プロセス。
分離ステップの前に単一予備分離ステップを備え、前記単一予備分離ステップは、好適に
は予備クロマトグラフ分離ステップとし、前記単一予備クロマトグラフ分離ステップ及び
前記主クロマトグラフ分離ステップは、同一クロマトグラフユニット又は異なるクロマト
グラフユニットのいずれかで実施する、プロセス。
ステップの前に2つの予備分離ステップを備えるプロセスにおいて、好適には、前記2つ
の予備分離ステップのうち一方を予備クロマトグラフ分離ステップとする、より好適には
、双方の予備分離ステップを予備クロマトグラフ分離ステップとし、各予備クロマトグラ
フ分離ステップ及び主クロマトグラフ分離ステップを同一クロマトグラフユニット又は異
なるクロマトグラフユニットのいずれかで実施し、また2つの予備クロマトグラフ分離ス
テップを同一クロマトグラフユニット又は異なるクロマトグラフユニットのいずれかで実
施する、プロセス。
離ステップで使用するよう再循環させる、プロセス。
スにおいて、前記主クロマトグラフ分離ステップの後に単一後続分離ステップを備え、前
記単一後続分離ステップは、好適には後続クロマトグラフ分離ステップとし、前記単一後
続クロマトグラフ分離ステップ及び前記主クロマトグラフ分離ステップは、同一クロマト
グラフユニット又は異なるクロマトグラフユニットのいずれかで実施する、プロセス。
スであって、主クロマトグラフ分離ステップ後に2つの後続分離ステップを備えるプロセ
スにおいて、好適には、前記2つの後続分離ステップのうち一方を後続クロマトグラフ分
離ステップとする、より好適には、双方の後続分離ステップを後続クロマトグラフ分離ス
テップとし、各後続クロマトグラフ分離ステップ及び主クロマトグラフ分離ステップを同
一クロマトグラフユニット又は異なるクロマトグラフユニットのいずれかで実施し、また
2つの後続クロマトグラフ分離ステップを同一クロマトグラフユニット又は異なるクロマ
トグラフユニットのいずれかで実施する、プロセス。
)3つ以上の、好適には3つのクロマトグラフ分離ステップを有し、前記クロマトグラフ
分離ステップは、異なるクロマトグラフユニットで実施する、又は少なくとも部分的に同
一クロマトグラフユニットで実施する、プロセス。
離ステップ、前記主クロマトグラフ分離ステップの前に実施する予備クロマトグラフ分離
ステップ、並びに前記主クロマトグラフ分離ステップ後に実施する後続クロマトグラフ分
離ステップを有する、プロセス。
グラフ分離ステップに続いて前記主クロマトグラフ分離ステップを行う、プロセス。
てほぼ(又は絶対的に)2つの後続クロマトグラフ分離ステップを行う、プロセス。
に少なくとも第3脂肪酸を含むものとする、該プロセスにおいて、
・含水有機溶離液を用いる第2クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽
和脂肪酸に富む第3溶離液流及び前記第3脂肪酸に富む第4溶離液流を収集する第2クロ
マトグラフ分離ステップと;
・前記第3溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第3溶離液流を採取する濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第3溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記第2クロマト
グラフ分離ステップに使用するために、再循環させるステップと;及び/又は
・前記第4溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第4溶離液流を採取し、濃縮は、前記消耗第4溶離液流の水対有機比が、随意的に前記
第4溶離液流の水対有機比よりも小さくなるように行う、濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第4溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記第2クロマト
グラフ分離ステップに使用するために、再循環させるステップと;
を備える、プロセス。
前記主クロマトグラフ分離ステップの前に実施する予備クロマトグラフ分離ステップとす
る;又は代案として、前記第2クロマトグラフ分離ステップは、前記主クロマトグラフ分
離ステップの後に実施する後続クロマトグラフ分離ステップとする、プロセス。
ロマトグラフ分離ステップ及び第2クロマトグラフ分離ステップに使用する;又は異なる
含水有機溶離液を、前記主クロマトグラフ分離ステップ及び第2クロマトグラフ分離ステ
ップに使用する;かつ好適には前記主クロマトグラフ分離ステップに使用する前記含水有
機溶離液の水対有機比は、前記第2クロマトグラフ分離ステップに使用する前記含水有機
溶離液の水対有機比とは異なるようにする、プロセス。
脂肪酸を含むものとする、該プロセスにおいて、
・含水有機溶離液を用いる第3クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽
和脂肪酸に富む第5溶離液流及び前記第4脂肪酸に富む第6溶離液流を収集する第3クロ
マトグラフ分離ステップと;
・前記第5溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第5溶離液流を採取する濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第5溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記第3クロマト
グラフ分離ステップに使用するために、再循環させるステップと;及び/又は
・前記第6溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第6溶離液流を採取する濃縮ステップであって、前記濃縮は、前記消耗第6溶離液流の
水対有機比が、随意的に第4溶離液流の水対有機比よりも低くなるように行う、該濃縮ス
テップと;次に、
・前記消耗第6溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記第3クロマト
グラフ分離ステップに使用するために、再循環させるステップと;
を備える、プロセス。
前記主クロマトグラフ分離ステップの前に実施する予備クロマトグラフ分離ステップとす
る;又は代案として、前記第3クロマトグラフ分離ステップは、前記主クロマトグラフ分
離ステップの後に実施する後続クロマトグラフ分離ステップとする、プロセス。
・同一含水有機溶離液を、前記主クロマトグラフ分離ステップ及び第3クロマトグラフ分
離ステップに使用する;又は異なる含水有機溶離液を、前記主クロマトグラフ分離ステッ
プ及び第3クロマトグラフ分離ステップに使用する;かつ好適には前記主クロマトグラフ
分離ステップに使用する前記含水有機溶離液の水対有機比は、前記第3クロマトグラフ分
離ステップに使用する前記含水有機溶離液の水対有機比とは異なるようにする;及び/又
は
・同一含水有機溶離液を、前記第2クロマトグラフ分離ステップ及び第3クロマトグラフ
分離ステップに使用する;又は異なる含水有機溶離液を、前記第2クロマトグラフ分離ス
テップ及び第3クロマトグラフ分離ステップに使用する;かつ好適には前記第2クロマト
グラフ分離ステップに使用する前記含水有機溶離液の水対有機比は、前記第3クロマトグ
ラフ分離ステップに使用する前記含水有機溶離液の水対有機比とは異なるようにする;
プロセス。
飽和脂肪酸はエイコサペンタエン酸とし、前記第2脂肪酸はドコサヘキサエン酸又はステ
アリドン酸、及び前記第3脂肪酸及び前記第4脂肪酸はドコサヘキサエン酸又はステアリ
ドン酸のうちの他方、飽和脂肪酸、及び単不飽和脂肪酸から選択したものとする、プロセ
ス。
液流を再循環させて前記主クロマトグラフ分離ステップで使用する前に前記消耗第2溶離
液流に新鮮な水を添加するステップを備える、プロセス。
混合物は、前記第1ポリ不飽和脂肪酸の他に少なくとも第2脂肪酸を含むものとする、該
プロセスであって:
・含水有機溶離液を用いる主クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽和
脂肪酸に富む第1溶離液流及び前記第2脂肪酸に富む第2溶離液流を収集する主クロマト
グラフ分離ステップと;
・前記第2溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第2溶離液流を採取する濃縮ステップと;
を備え;
前記消耗第2溶離液流の少なくとも一部を前記主クロマトグラフ分離ステップとは異な
る他のプロセスステップで使用するため再循環させる、プロセス。
テップとすることができる。代案として、前記他のプロセスステップは、他の目的、例え
ば、他の化合物の精製又は生成に効果があるステップとすることができる。
の少なくとも一部は液体の形態で使用する。濃縮ステップから採取した蒸気相の形態で直
接使用しないのが好ましい。消耗第2溶離液流からの熱回収は、項24に記載の一部使用
とすることができるが、この使用は熱回収に限定しない。この使用は、消耗第2溶離液流
の少なくとも一部を他の流れ又は生成物と混合するステップ、又は消耗第2溶離液流の少
なくとも一部を化学修飾する(例えば、それを燃焼させる)ステップを含む。
グラフ分離ステップで使用するための前記主クロマトグラフ分離ステップへの再循環を行
わない、プロセス。
も一部、好適には全部を、種を他の種から分離するステップ、好適には種を他の種からク
ロマトグラフで分離するステップにおける溶離液及び/若しくは燃料として使用するため
に、並びに/又は溶剤を再生するために、再利用する、プロセス。
・前記主クロマトグラフ分離ステップの前に、それぞれに対応する含水有機溶離液を用い
て実施する1つ又は複数の予備分離ステップと;
・前記消耗第2溶離液流の少なくとも一部を、前記1つ又は複数の予備分離ステップに使
用するために、再循環させるステップと、
を備える、プロセス。
マトグラフ分離ステップとし、また好適には、全ての予備分離ステップをクロマトグラフ
分離ステップとする、プロセス。
させて、1つ又は複数の予備分離ステップに使用する、プロセス。
グラフ分離ステップの後に、少なくとも1つ、好適には単一後続分離ステップを備え、こ
の後続分離ステップは、好適には、後続クロマトグラフ分離ステップとする、プロセス。
流の一部を再循環させて、主クロマトグラフ分離ステップに使用する、プロセス。
テップを備える、プロセス。
備分離ステップを備える、プロセス。
グラフ分離ステップ及び少なくとも1つの予備クロマトグラフ分離ステップを同一クロマ
トグラフユニットで実施する;及び/又は主クロマトグラフ分離ステップ及び少なくとも
1つの後続クロマトグラフ分離ステップを同一クロマトグラフユニットで実施する;及び
/又は全ての予備クロマトグラフ分離ステップ及び全ての随意的後続クロマトグラフ分離
ステップ及び主クロマトグラフ分離ステップを異なるクロマトグラフユニットで実施する
、プロセス。
・前記第1溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を、他方では消耗第1溶離液流を
採取する濃縮ステップと;
・前記消耗第1溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記プロセスの分
離ステップに使用するため、最も好適には主クロマトグラフ分離ステップ及び/又は主ク
ロマトグラフ分離ステップ前の少なくとも1つの予備分離ステップに使用するために、再
循環させるステップと;
を備える、プロセス。
離液流の流量の少なくとも95%、好適には少なくとも98%、最も好適には少なくとも
99%となるようにする、プロセス。
らに少なくとも第3脂肪酸を含むものとする、該プロセスにおいて、
・含水有機溶離液を用いる第2クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽
和脂肪酸に富む第3溶離液流及び前記第3脂肪酸に富む第4溶離液流を収集する第2クロ
マトグラフ分離ステップと;
・前記第3溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第3溶離液流を採取する濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第3溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記プロセスの分
離ステップに使用するために、最も好適には前記第2クロマトグラフ分離ステップに使用
するために、再循環させるステップと;及び/又は
・前記第4溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第4溶離液流を採取する濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第4溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記プロセスの分
離ステップに使用するために、最も好適には前記第2クロマトグラフ分離ステップに使用
するために、再循環させるステップと;
を備える、プロセス。
前記主クロマトグラフ分離ステップの前に実施する予備クロマトグラフ分離ステップとす
る;又は前記第2クロマトグラフ分離ステップは、前記主クロマトグラフ分離ステップの
後に実施する後続クロマトグラフ分離ステップとする、プロセス。
ロマトグラフ分離ステップ及び第2クロマトグラフ分離ステップに使用する;又は異なる
含水有機溶離液を、前記主クロマトグラフ分離ステップ及び第2クロマトグラフ分離ステ
ップに使用する;かつ好適には前記主クロマトグラフ分離ステップに使用する前記含水有
機溶離液の水対有機比は、前記第2クロマトグラフ分離ステップに使用する前記含水有機
溶離液の水対有機比とは異なるようにする、プロセス。
らに少なくとも第4脂肪酸を含むものとする、該プロセスにおいて、
・含水有機溶離液を用いる第3クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽
和脂肪酸に富む第5溶離液流及び前記第4脂肪酸に富む第6溶離液流を収集する第3クロ
マトグラフ分離ステップと;
・前記第5溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第5溶離液流を採取する濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第5溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、前記プロセスの分離ステッ
プに使用するために、最も好適には前記第3クロマトグラフ分離ステップに使用するため
に、再循環させるステップと;及び/又は
・前記第6溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第6溶離液流を採取する濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第6溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記プロセスの分
離ステップに使用するために、最も好適には前記第3クロマトグラフ分離ステップに使用
するために、再循環させるステップと;
を備える、プロセス。
前記主クロマトグラフ分離ステップの前に実施する予備クロマトグラフ分離ステップとす
る;又は前記第3クロマトグラフ分離ステップは、前記主クロマトグラフ分離ステップの
後に実施する後続クロマトグラフ分離ステップとする、プロセス。
・同一含水有機溶離液を、前記主クロマトグラフ分離ステップ及び第3クロマトグラフ分
離ステップに使用する;又は異なる含水有機溶離液を、前記主クロマトグラフ分離ステッ
プ及び第3クロマトグラフ分離ステップに使用する;かつ好適には前記主クロマトグラフ
分離ステップに使用する前記含水有機溶離液の水対有機比は、前記第3クロマトグラフ分
離ステップに使用する前記含水有機溶離液の水対有機比とは異なるようにする、及び/又
は
・同一含水有機溶離液を、前記第2クロマトグラフ分離ステップ及び第3クロマトグラフ
分離ステップに使用する;又は異なる含水有機溶離液を、前記第2クロマトグラフ分離ス
テップ及び第3クロマトグラフ分離ステップに使用する;かつ好適には前記第2クロマト
グラフ分離ステップに使用する前記含水有機溶離液の水対有機比は、前記第3クロマトグ
ラフ分離ステップに使用する前記含水有機溶離液の水対有機比とは異なるようにする、
プロセス。
飽和脂肪酸はエイコサペンタエン酸とし、前記第2脂肪酸はドコサヘキサエン酸又はステ
アリドン酸、及び前記第3脂肪酸及び前記第4脂肪酸はドコサヘキサエン酸又はステアリ
ドン酸のうちの他方、飽和脂肪酸、及び単不飽和脂肪酸から選択したものとする、プロセ
ス。
混合物は、前記第1ポリ不飽和脂肪酸の他に少なくとも第2脂肪酸を含むものとする、該
プロセスであって、順次に:
・含水有機溶離液を用いる主クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽和
脂肪酸に富む第1溶離液流及び前記第2脂肪酸に富む第2溶離液流を収集する主クロマト
グラフ分離ステップと;
・前記第2溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第2溶離液流を採取する濃縮ステップであって、濃縮は、前記消耗第2溶離液流の流量
が前記第2溶離液流の流量よりも減少するように行う、該濃縮ステップと;
・前記消耗第2溶離液流の少なくとも一部を前記主クロマトグラフ分離ステップに使用す
るため再循環させるステップと;
を備える、プロセス。
量に対して、少なくとも約2%減少する、又は少なくとも約5%、又は少なくとも約10
%、又は少なくとも約15%減少する、プロセス。
主クロマトグラフ分離ステップで使用する、プロセス。
離液流の水対有機比が前記第2溶離液流の水対有機比の約0.95倍未満、好適には約0.
9倍未満、又は約0.8倍未満、又は約0.7倍未満、又は約0.6倍未満、又は約0.5倍
未満、又は約0.4倍未満、又は約0.3倍未満、又は約0.2倍未満、又は約0.1倍未満
に低いものとする、プロセス。
・前記第1溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を、他方では消耗第1溶離液流を
採取する濃縮ステップと、及び
・前記消耗第1溶離液流の少なくとも一部、好適には、全部を前記主クロマトグラフ分離
ステップに使用するために再循環させるステップと、
を備える、プロセス。
離液流の流量の少なくとも90%、好適には少なくとも95%、最も好適には少なくとも
98%となるようにする、プロセス。
ップ、すなわち、前記主クロマトグラフ分離ステップを備える、プロセス。
グラフ分離ステップの前に単一予備分離ステップを備え、前記単一予備分離ステップは、
好適には予備クロマトグラフ分離ステップとし、前記単一予備クロマトグラフ分離ステッ
プ及び前記主クロマトグラフ分離ステップは、同一クロマトグラフユニット又は異なるク
ロマトグラフユニットのいずれかで実施する、プロセス。
フ分離ステップの前に2つの予備分離ステップを備えるプロセスにおいて、好適には、前
記2つの予備分離ステップのうち一方を予備クロマトグラフ分離ステップとする、より好
適には、双方の予備分離ステップを予備クロマトグラフ分離ステップとし、各予備クロマ
トグラフ分離ステップ及び主クロマトグラフ分離ステップを同一クロマトグラフユニット
又は異なるクロマトグラフユニットのいずれかで実施し、また2つの予備クロマトグラフ
分離ステップを同一クロマトグラフユニット又は異なるクロマトグラフユニットのいずれ
かで実施する、プロセス。
備分離ステップで使用するよう再循環させる、プロセス。
のプロセスにおいて、前記主クロマトグラフ分離ステップの後に単一後続分離ステップを
備え、前記単一後続分離ステップは、好適には後続クロマトグラフ分離ステップとし、前
記単一後続クロマトグラフ分離ステップ及び前記主クロマトグラフ分離ステップは、同一
クロマトグラフユニット又は異なるクロマトグラフユニットのいずれかで実施する、プロ
セス。
のプロセスであって、主クロマトグラフ分離ステップ後に2つの後続分離ステップを備え
るプロセスにおいて、好適には、前記2つの後続分離ステップのうち一方を後続クロマト
グラフ分離ステップとする、より好適には、双方の後続分離ステップを後続クロマトグラ
フ分離ステップとし、各後続クロマトグラフ分離ステップ及び主クロマトグラフ分離ステ
ップを同一クロマトグラフユニット又は異なるクロマトグラフユニットのいずれかで実施
し、また2つの後続クロマトグラフ分離ステップを同一クロマトグラフユニット又は異な
るクロマトグラフユニットのいずれかで実施する、プロセス。
対的に)3つ以上の、好適には3つのクロマトグラフ分離ステップを有し、前記クロマト
グラフ分離ステップは、異なるクロマトグラフユニットで実施する、又は少なくとも部分
的に同一クロマトグラフユニットで実施する、プロセス。
離ステップ、前記主クロマトグラフ分離ステップの前に実施する予備クロマトグラフ分離
ステップ、並びに前記主クロマトグラフ分離ステップ後に実施する後続クロマトグラフ分
離ステップを有する、プロセス。
グラフ分離ステップに続いて前記主クロマトグラフ分離ステップを行う、プロセス。
てほぼ(又は絶対的に)2つの後続クロマトグラフ分離ステップを行う、プロセス。
らに少なくとも第3脂肪酸を含むものとする、該プロセスにおいて、
・含水有機溶離液を用いる第2クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽
和脂肪酸に富む第3溶離液流及び前記第3脂肪酸に富む第4溶離液流を収集する第2クロ
マトグラフ分離ステップと;
・前記第3溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第3溶離液流を採取する濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第3溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記第2クロマト
グラフ分離ステップに使用するために、再循環させるステップと;及び/又は
・前記第4溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第4溶離液流を採取し、濃縮は、前記消耗第4溶離液流の流量が、随意的に前記第4溶
離液流の流量よりも減少するように行う、濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第4溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記第2クロマト
グラフ分離ステップに使用するために、再循環させるステップと;
を備える、プロセス。
前記主クロマトグラフ分離ステップの前に実施する予備クロマトグラフ分離ステップとす
る;又は代案として、前記第2クロマトグラフ分離ステップは、前記主クロマトグラフ分
離ステップの後に実施する後続クロマトグラフ分離ステップとする、プロセス。
ロマトグラフ分離ステップ及び第2クロマトグラフ分離ステップに使用する;又は異なる
含水有機溶離液を、前記主クロマトグラフ分離ステップ及び第2クロマトグラフ分離ステ
ップに使用する;かつ好適には前記主クロマトグラフ分離ステップに使用する前記含水有
機溶離液の水対有機比は、前記第2クロマトグラフ分離ステップに使用する前記含水有機
溶離液の水対有機比とは異なるようにする、プロセス。
脂肪酸を含むものとする、該プロセスにおいて、
・含水有機溶離液を用いる第3クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽
和脂肪酸に富む第5溶離液流及び前記第4脂肪酸に富む第6溶離液流を収集する第3クロ
マトグラフ分離ステップと;
・前記第5溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第5溶離液流を採取する濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第5溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記第3クロマト
グラフ分離ステップに使用するために、再循環させるステップと;及び/又は
・前記第6溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第6溶離液流を採取する濃縮ステップであって、前記濃縮は、前記消耗第6溶離液流の
流量が、随意的に第4溶離液流の流量よりも減少するように行う、該濃縮ステップと;次
に、
・前記消耗第6溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記第3クロマト
グラフ分離ステップに使用するために、再循環させるステップと;
を備える、プロセス。
前記主クロマトグラフ分離ステップの前に実施する予備クロマトグラフ分離ステップとす
る;又は前記第3クロマトグラフ分離ステップは、前記主クロマトグラフ分離ステップの
後に実施する後続クロマトグラフ分離ステップとする、プロセス。
・同一含水有機溶離液を、前記主クロマトグラフ分離ステップ及び第3クロマトグラフ分
離ステップに使用する;又は異なる含水有機溶離液を、前記主クロマトグラフ分離ステッ
プ及び第3クロマトグラフ分離ステップに使用する;かつ好適には前記主クロマトグラフ
分離ステップに使用する前記含水有機溶離液の水対有機比は、前記第3クロマトグラフ分
離ステップに使用する前記含水有機溶離液の水対有機比とは異なるようにする;及び/又
は
・同一含水有機溶離液を、前記第2クロマトグラフ分離ステップ及び第3クロマトグラフ
分離ステップに使用する;又は異なる含水有機溶離液を、前記第2クロマトグラフ分離ス
テップ及び第3クロマトグラフ分離ステップに使用する;かつ好適には前記第2クロマト
グラフ分離ステップに使用する前記含水有機溶離液の水対有機比は、前記第3クロマトグ
ラフ分離ステップに使用する前記含水有機溶離液の水対有機比とは異なるようにする;
プロセス。
飽和脂肪酸はエイコサペンタエン酸とし、前記第2脂肪酸はドコサヘキサエン酸又はステ
アリドン酸、及び前記第3脂肪酸及び前記第4脂肪酸はドコサヘキサエン酸又はステアリ
ドン酸のうちの他方、飽和脂肪酸、及び単不飽和脂肪酸から選択したものとする、プロセ
ス。
、膜濾過装置、蒸発器、精留カラム、蒸留カラム、液−液抽出器、又はこれら装置の組合
せで実施する、プロセス。
和脂肪酸は、前記プロセスの終了時に、組成における脂肪酸の総重量に対する第2脂肪酸
の約1重量%未満、好適には約0.5重量%未満、又は約0.1重量%未満、又は約0.0
5重量%未満、又は約0.03重量%未満、又は約0.01重量%未満で含む該組成として
回収する、プロセス。
和脂肪酸はエイコサペンタエン酸とし、前記第2脂肪酸はドコサヘキサエン酸とする、プ
ロセス。
和脂肪酸はドコサヘキサエン酸とし、前記第2脂肪酸はエイコサペンタエン酸とする、プ
ロセス。
和脂肪酸はエイコサペンタエン酸とし、前記第2脂肪酸はステアリドン酸とする、プロセ
ス。
和脂肪酸はドコサペンタエン酸とし、前記第2脂肪酸はドコサヘキサエン酸とする、プロ
セス。
和脂肪酸はドコサヘキサエン酸とし、前記第2脂肪酸はドコサペンタエン酸とする、プロ
セス。
和脂肪酸はアラキドン酸とし、前記第2脂肪酸はドコサヘキサエン酸とする、プロセス。
和脂肪酸はドコサヘキサエン酸とし、前記第2脂肪酸はアラキドン酸とする、プロセス。
、魚、藻類及び/又は酵母から抽出する、好適には魚から抽出する、プロセス。
続プロセスとする、プロセス。
クロマトグラフ分離ステップ、好適には全てのクロマトグラフ分離ステップは、模擬流動
床又は実流動床によるクロマトグラフ分離ステップとする、プロセス。
混合物は、前記第1ポリ不飽和脂肪酸の他に少なくとも第2脂肪酸を含むものとする、該
プロセスであって:
・含水有機溶離液を用いる主クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽和
脂肪酸に富む第1溶離液流及び前記第2脂肪酸に富む第2溶離液流を収集する主クロマト
グラフ分離ステップを備え;
前記第2溶離液流の少なくとも一部は燃料として再利用する、プロセス。
の特徴を有する(ただし、項25〜43、又は項67〜78における用語「消耗第2溶離
液流」は「第2溶離液流」に置き換えるものとする)、プロセス。
随意的なものであることに留意されたい。第2溶離液流の組成に基づいて、第2溶離液流
の一部又は全部を直接燃料として使用する(それ以上の濃縮又は処理を何らすることなく
)ことが考えられる。
他に少なくとも第2脂肪酸を含む供給混合物から第1ポリ不飽和脂肪酸を回収するプロセ
スを提供する。このプロセスは、含水有機溶離液を用いる主クロマトグラフ分離を行い、
これにより前記第1ポリ不飽和脂肪酸に富む第1溶離液流及び前記第2脂肪酸に富む第2
溶離液流を収集する主クロマトグラフ分離ステップを備える。さらに、このプロセスは、
第2溶離液流の少なくとも一部を、何らの事前濃縮ステップを行うことなく燃料として再
利用することができる。
抑えてPUFAsをより高い純度で精製する改善したプロセス(極めて高純度のDHA又
は極めて高純度のEPAを精製するプロセス)を提供する。
した望ましくないFAs(及びとくに、望ましくないPUFAs)を含むクロマトグラフ
留分の濃縮中(一般的に溶離液の蒸発を含む)、少量ではあるが無視できない量のこのよ
うなFAsが再循環溶離液内に同伴され、これにより再循環溶離液を不純化するという驚
くべき発見に基づく。この結果、この結果、望ましくないFAsは、望ましいPUFAを
含むクロマトグラフ流を不純化し、これにより潜在的に最終生成物における望ましくない
FAs(とくに、望ましくないPUFA)の目標仕様に到達できなくする。
起こり得ないものであった。本発明の発明者らは、FAs(とくに、PUFA)がとくに
、含水有機溶剤の水成分に同伴されることを特定した。
る望ましいPUFAの不純化を減少又は回避することである。
、クロマトグラフユニットから収集される少なくとも1つの望ましくないFAを含む流れ
から回収される溶離液の再循環をどのように取り扱うかに着目ものである。
・第1解決法は、溶離液をクロマトグラフユニットに再循環させる前に、望ましくないF
Aを含む流れを濃縮する段階を調整し、この調整は、望ましくないFAの収集される溶離
液内への同伴を減少又は回避できるように行う。より具体的には、この調整は、再循環さ
れる溶離液の水対有機比を濃縮段階で(クロマトグラフユニットから収集される流れの水
対有機比に対して)減少するように実施するものである。
・第2解決法は、溶離液を収集するクロマトグラフユニットには溶離液を再循環させない
(又はほとんど再循環させない)が、むしろ他の目的のために溶離液を再循環させて使用
する、例えば、溶離液を収集したクロマトグラフユニットの上流に位置する他の分離ユニ
ットに再循環させる。第2解決法によれば、何らかの望ましくないFAsが濃縮段階にお
ける再循環溶離液に同伴するのを回避する特別なステップをとらず、クロマトグラフユニ
ット内に望ましくないFAが溜まらないように再循環溶離液をプロセスで使用する。
本発明を以下により詳細に説明するが、本発明は、以下の記載に限定するものではない
。他に特定しない限り、全ての濃度及び比率は重量単位で表すものとする。
ン、又は同様なものを記載するが、これら要素、成分、セクション、又は同様なものは、
これら用語によって限定されるべきものではない。これら用語は、要素、成分、セクショ
ンから1つの要素、成分、セクション又は同様のものを区別するためにのみ使用する。「
第1」、「第2」のような用語及び他の数値に関連する用語を本明細書で使用するときは
、文脈として明示しない限り、順序又は順位を意味するものではない。したがって、以下
に詳述する第1の要素、成分、セクション又は同様のものは、例示的実施形態の教示から
逸脱することなく第2の要素、成分、セクション又は同様のものと称されることがあり得
る。
このセクションで提示する説明は、本発明の第1解決法及び第2解決法の双方に適用す
る。
本発明プロセスは、供給混合物から第1(所望)PUFAを回収する処理である。供給
混合物は、さらに、少なくとも第2(不所望)FA(好適には、第2不所望PUFA)、
及び好適には、多数の他の(不所望の)FAs、例えば、飽和若しくはモノ不飽和の脂肪
酸、及び他のPUFAs、並びに潜在的な他の不純物も含む。
酸の混合物とすることができる。供給混合物は、さらに、例えば、魚油、又は藻類オイル
のような原材料とすることができる。供給混合物は、さらに、上述の原材料から、例えば
、魚油、藻類オイル及び/又は酵母オイルから抽出した生成物とすることができる。「原
材料から抽出した生成物」とは、1つ又は複数の処理ステップを加えた原材料を意味する
。これら処理ステップとしては、1つ又は複数の分離ステップ又は精製ステップ(精留)
及び/又はトリグリセリドを遊離脂肪酸に変換させる加水分解ステップ、及び/又は脂肪
酸をアルキル(好適には、エチル)エステルに変換するトリグリセリドのエステル交換ス
テップ、及び/又は漂白ステップ、及び/又は尿素分別ステップ、及び/又は分子蒸留ス
テップ、及び/又はクロマトグラフ分離ステップ、等々がある。
換した魚油、藻類オイル及び/又は酵母オイルのような生成物とする。
A)は、脂肪酸誘導体、とくに、モノ−、ジ−、又はトリ−の形態のグリセリド、エステ
ル、アミド、ラクトン、又は塩とすることができる。トリグリセリド及びエステルが好ま
しい。エステルはより好ましい。エステルは、代表的にはアルキルエステル、好適には、
C1〜C6アルキルエステル、より好適には、C1〜C4アルキルエステルである。エス
テルの例としては、メチルエステル、及びエチルエステルがある。エチルエステルが最も
好ましい。
他の潜在的分離ステップ(この用途における予備分離ステップ、それ以降の後続分離ステ
ップ、すなわち、二次分離ステップ、三次分離ステップ)から形式的に区別するだけのも
のである。必ずしも、当該クロマトグラフ分離がより重要であること、又は精製プロセス
のより大きな部分を占めること、又はプロセスにおける他の潜在的分離ステップよりもよ
り高い処理能力を有することを意味するものではない。
相互作用することに起因して液相内で富化される種分離に関与する。
主クロマトグラフ分離ステップを行うのに使用するクロマトグラフユニットは、主クロマ
トグラフユニットと称する。
ムクロマトグラフシステムのいずれかを示す。
状態再循環とも称される)システムがある。多重カラムクロマトグラフシステムの例とし
ては、SMB,iSMB,AMB,VARICOLTM,MODICONTM,POWERFEEDTM,DCC,MC
SGP,又はGSSR(多重カラム勾配クロマトグラフ)システムがある。(本明細書中「
TM」は登録商標を示す。)
は参照により全体が本明細書に組み入れられるものとする。単一カラム不連続クロマトグ
ラフ分離システムは、分離されて(i)より多く残留する種及び次に(ii)より少なく残
留する種を個別にカラム出口で収集し、クロマトグラフの非分離部分は主ポンプにより再
循環する。分離すべき混合物は、ほぼ再循環部分における注入ループによって周期的に注
入する。注入ループは、好適には、主ポンプとカラムとの間を(又はそれらの中間部分に
)接続する。数回のクロマトグラフサイクルの後、プロセスは周期的な定常状態に達し、
注入される生成物の量とカラム出口で個別に収集される分離した生成物の量は等しくなる
。
ロマトグラフ分離は循環的であり、また以下のステップを備える。
・溶離液ポンプによってカラムを通過するクロマトグラフの循環プロファイル(断面)を
確立及び維持するステップ;
・連続的にまた各サイクルで、分離すべき少なくとも2つの成分を含むサンプルを循環プ
ロファイルの内部に注入する注入ステップであって、この注入は、注入位置で注入バルブ
によって制御される注入ループが行い、これによりループ内のサンプルを循環プロファイ
ルの内部に注入し、注入バルブは、好適には、注入時点からプロファイルのすべてがカラ
ムから溶離されるまで注入状態に留まるようにし、この後好適には、すべてのプロファイ
ルがカラムにあるとき注入ループを装填する装填位置に調整する、該注入ステップと;及
び
・この循環プロファイルから少なくとも2つの富化した留分を不連続的にまた周期的に収
集するステップと
を備える。
・溶離液ポンプを通過するよう、単一サイクル中に(好適には、サイクル溶離液の残りを
再循環させる間の留分収集中に)溶離液を移動相としてほぼ連続的にカラム内にポンプ送
給するステップ
を備える。
・第1留分の収集を開始した後に次の第1留分収集開始を含むイベントまでに生ずるすべ
てのイベントの時間を参照するステップと;
・第3留分の収集中に溶離液ポンプを停止する停止ステップであって、このような停止は
サイクル終了まで持続し、これにより時間に対して再現可能サイクルをもたらすことがで
きる、該停止ステップと
を備える。
イルの損失は生じない。
36行〜第10欄第41行に記載されている。
記載されており、この文献は参照により本明細書に組み入れられるものとする。
。溶離液はこれらカラムを第1方向に通過させる。このシステムにおける供給ストック及
び溶離液の注入ポイント、並びに分離した成分の収集ポイントは、一連のバルブによって
、周期的かつ同時にシフトする。全体的効果は、固体吸着剤の流動床を含む単一カラムの
動作を模し、固形吸着剤は溶離液の流れに対向する方向に移動する。したがって、SMB
システムは、普通の静止床システムにおけるような溶離液が通過する固体吸着剤の静止床
を含むカラムにより構成するが、SMBシステムにおいては、連続対向流動床を模した動
作をする。
3ゾーンSMB及び2ゾーンSMBがある(例えば、参照により全体が本明細書に組み入
れられるものとする以下の論文に記載されている。すなわち、Two Section Simulated Mo
ving Bed Process, by Kwangnam Lee, in Separation Science and Technology 35(4):51
9-534, 2000)。
号に記載されており、これら文献は参照により全体が本明細書に組み入れられるものとす
る。iSMBシステムにおいては、システムが何ら材料入力/出力のない閉ループで動作
する1ステップのものである。
d operation of simulated moving bed unit: changing flow-rates during the switchi
ng interval, by Zhang et al. in Journal of Chromatography A, 1006:87-99, 2003)
に記載されているような時間変化SMBシステム及びPOWERFEEDTMシステム;米国特許第
7,479,228号に記載されているようなMODICON TMシステム;及び米国特許第8,
282,831号に記載されているような内部再循環式のSMBシステムがあり、これら
文献は参照により全体が本明細書に組み入れられるものとする。
注入ポイント並びに分離した成分収集ポイントをバルブシステムによってシフトするので
はなく、その代わりに一連の吸着ユニット(すなわち、カラム)を供給ポイント及び取出
しポイントに対して物理的に移動させる。やはり、連続対向流動床を模した動作をする。
75,839号、及び同第6,712,973号に記載されており、これら文献は、参照
によって全体が本明細書に組み入れられるものとする。VARICOL TMシステムは、互いに直
列に接続した吸着剤を含む多数の個別カラムから構成する。溶離液はこれらカラムを第1
方向に通過させる。SMBシステムとは異なり、システムにおける供給ストック及び溶離
液の注入ポイント並びに分離した成分収集ポイントは、一連のバルブによって、周期的で
はあるが非同期的にシフトする。全体的効果としては、時間経過とともに長さが可変の分
離ゾーンを生じて、最も必要とされるゾーンに対して動的に静止相を割り当て、したがっ
て、より少ないクロマトグラフユニットで同様の分離能力を可能にし、また生産性を向上
する。SMBシステムとは異なり、VARICOL TMシステムは、固形吸着剤が溶離液の流れに
対向する方向に移動する固体吸着剤の流動床を含む単一カラムを模した動作はせず、した
がって、VARICOL TM動作原理は等価のAMBシステムに実装できない。
の文献は参照により全体が本明細書に組み入れられるものとする。DCCシステムは、移
動相ポイント及び供給材料注入ポイントを周期的にシフトする逐次処理であり、常に開ル
ープで動作することに特徴がある。このシステムは2つ又はそれ以上のカラムを使用する
。
えることができる。
、上述の主クロマトグラフ分離ステップに加えて、他の分離ステップを設けることができ
る。一実施形態によれば、この他の分離ステップは、上述の主クロマトグラフ分離ステッ
プの前に行うことができ、この場合、これを予備分離ステップと称することができる。他
の実施形態において、この他の分離ステップは上述の主クロマトグラフ分離ステップの後
に行うことができ、この場合、これを後続分離ステップと称することができる。
、上述の主クロマトグラフ分離ステップに加えて、他の2つの分離ステップを設けること
ができる。一実施形態によれば、プロセスは、以下の順次のステップ、すなわち(i) 予備
分離ステップ、(ii) 他の予備分離ステップ、及び(iii) 上述の主クロマトグラフ分離ス
テップを含む。他の実施形態によれば、プロセスは、以下の順次のステップ、すなわち(i
) 予備分離ステップ、(ii) 上述の主クロマトグラフ分離ステップ、及び(iii) 後続分離
ステップを含む。さらに他の実施形態によれば、プロセスは、以下の順次のステップ、す
なわち(i) 上述の主クロマトグラフ分離ステップ、(ii) 後続分離ステップ、及び(iii)
さらに他の後続分離ステップを含む。
、1つの分離ステップは、主クロマトグラフ分離ステップであり、他の分離ステップは、
(上述の主クロマトグラフ分離ステップの前の)予備分離ステップ又は(上述の主クロマ
トグラフ分離ステップの後の)後続分離ステップのいずれかを設けることができる。
する予備分離ユニットで行い、また後続分離ステップは、いわゆるそれぞれに対応する後
続分離ユニットで行う。
述したのと同一タイプのクロマトグラフ分離ステップとすることができ、予備分離ユニッ
ト又は後続分離ユニットは、この場合、上述したようなクロマトグラフユニットである。
独立して)非クロマトグラフ分離ステップ、例えば、分子蒸留ステップとすることができ
る。
れら分離ステップは、AMB,SMB又はVARICOL TM分離ステップとすることができる(
これら2つのステップのうち一方は上述の主クロマトグラフ分離ステップとする)。
これら分離ステップは、AMB,SMB又はVARICOL TM分離ステップとすることができる
(これら3つのステップのうち1つは上述の主クロマトグラフ分離ステップとする)。
なわち、(予備)VARICOL TM分離ステップ、これに続く上述の主クロマトグラフ分離ステ
ップ(例えば、CYCLOJET TM分離ステップ又はHPLC分離ステップとすることができる
)、これに続く(他の)VARICOL TM分離ステップを含む。
すなわち、(予備)VARICOL TM分離ステップ、これに続く上述の主クロマトグラフ分離ス
テップ(例えば、CYCLOJET TM分離ステップ又はHPLC分離ステップとすることができ
る)、これに続く(他の)CYCLOJET TM分離ステップ又はHPLC分離ステップを含む。
る分離ユニットを使用して同時に行うか、又は異なる分離ユニットを使用して若しくは同
一分離ユニットを使用して順次に行うことができる。さらに、SMB又はAMBシステム
で実施するクロマトグラフステップである2つの分離ステップの場合、これらステップを
同一のSMB又はAMBシステムで同時に実施することができる。同一装置でのこのよう
な同時実施の例は、国際公開第2011/080503号に記載されており、この文献は
参照により全体が本明細書に組み入れられるものとする。
一とすることができる。例えば、主クロマトグラフユニット及び1つの予備分離ユニット
を1つの同一ユニットとすることができる、及び/又は主クロマトグラフユニット及び1
つの後続分離ユニットを1つの同一ユニットとすることができる、及び/又は1つの予備
分離ユニット及び他の予備分離ユニットを1つの同一ユニットとすることができる、及び
/又は1つの予備分離ユニット及び1つの後続分離ユニットを1つの同一ユニットとする
ことができる、及び/又は1つの後続分離ユニット及び他の後続分離ユニットを1つの同
一ユニットとすることができる。
るものとすることができる。
うことができる。弱極性樹脂、又は例えば、アルキル(とくに、C4,C8,C18,C
24,C30)、フェニルのような有機残渣、若しくは当業者によって決定される他の適
当な残渣で化学修飾されたシリカを基材とする静止期に基づく吸着剤を使用することがで
きる。
は、1種類有機溶剤若しくは数種類の有機溶剤と水との混合物とする。
応する含水有機溶離液を使用して実施する。代案として、他のクロマトグラフ分離ステッ
プは、ほぼ純粋な有機溶剤又は有機溶剤のほぼ純粋な純粋混合物を使用して実施すること
ができる。
例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、及びより好適にはメタノールの
ようなアルコール;アセトン又はメチルエチルケトンのようなケトン;アセトニトリルの
ようなニトリル;メチルアセテート又はエチルアセテートのようなエステル;テトラヒド
ロフランのようなフラン;ジエチルエーテル又はメチルエチルエーテルのようなエーテル
;及びこれらのうちの2つ若しくはそれ以上の組合せがある。
ける有機溶剤成分に対する水成分の重量比である。
より好適には、5:95〜25:75の間で変動し得る。
マトグラフ分離ステップは、同一組成又は異なる組成を有する溶離液を用いて実施するこ
とができる。異なる組成、及びとくに、異なる水対有機比を有する溶離液を使用するのが
好ましく、なぜなら各分離ステップで溶離液の溶離力を調整でき、ひいては各分離ステッ
プで異なる化合物の分離が得られるからである。さらに、異なるステップで異なる有機溶
剤からなる溶離液を使用するのが好ましく、なぜなら各分離ステップで分離すべき所定の
種間でのクロマトグラフ選択能を調整でき、ひいては各分離ステップで異なる化合物の分
離が得られるからである。
又は1%、又は0.5%、又は0.2%、又は0.1%の精度で目標値となるよう制御又は
調整する。このことは、とくに、上述の項1〜80で示したすべての実施形態に適用する
。このことは、水及び/又は有機溶剤組成を使用することによって、及び/又は溶離液濃
度及び本明細書に記載の再循環のパラメータを調整することによって行うことができる。
純物を含む。最終生成物における第1PUFAの量は、例えば、(脂肪酸の総量に対して
)約80%より多い若しくは等しい、好適には約90%より多い若しくは等しい、又は約
95%より多い若しくは等しい、又は約97%より多い若しくは等しい、又は約98%よ
り多い若しくは等しい、約99%より多い若しくは等しいものとすることができる。
又は約95%より多い若しくは等しい、又は約97%より多い若しくは等しい、又は約9
8%より多い若しくは等しい、約99%より多い若しくは等しい量のEPAを含むものと
することができ;並びに約1%より少ない若しくは等しい、又は約0.1%より少ない若
しくは等しい、又は約0.05%より少ない若しくは等しい、又は約0.03%より少ない
若しくは等しい、約0.01%より少ない若しくは等しい量のDHAを含むものとするこ
とができる。
る。用語「安定剤」は、安定剤化合物の混合物を含むものとする。
このセクションで提示する説明は、本発明の第1解決法及び第2解決法の双方に適用す
る。
UFAに富む第1溶離液流、及び第2(不所望)FAに富む第2溶離液流を収集する。例
えば、第1溶離液流は抽残液(ラフィネート)とし、第2溶離液流は抽出液とする、又は
その逆とすることができる。
ニットで第2溶離液流に対して行う。この濃縮ステップは、一方では濃縮したFAs流に
対して行い、他方では消耗した第2溶離液流に対して行う。用語「消耗した(depleted)
」は第2FA(並びに任意な他の脂肪酸)が溶離液からほとんど除去されていることに言
及する。さらに、当然のことながら、表現「濃縮したFAs流(stream of concentrated
FAs)」は、より高い濃度、特定の第2FAに関しては、濃縮ステップ前の第2溶離液流
よりも高い濃度のFAsを含む組成物を示す。この組成物は、他の脂肪酸、及びとくに、
他の不所望脂肪酸、並びに幾分の水及び/又は溶剤を含む。
せる。
図を参照することによって、よりよく理解できるであろう(同一原理は、このような濃縮
及び再循環段階が存在する場合、例えば、予備クロマトグラフ分離ステップ又は後続クロ
マトグラフ分離ステップのような他のクロマトグラフ分離ステップ後に行われる濃縮及び
再循環段階にも適用する)。
する。供給材料流2は、主クロマトグラフ分離ステップがプロセスの第1ステップである
場合には(初期)供給混合物の流れとすることができ、そうでなく、例えば、分離ステッ
プのような1つ又は複数のプロセスステップを行っている場合には、中間生成物の流れと
することができる。
第2FAに富む第2溶離液流5を収集する。
Aに富む第2溶離液流5は第2濃縮ユニット7に供給する。
り、溶離液はすべての脂肪酸から分離される。したがって、濃縮FAs流9(とくに、濃
縮された形態の第1PUFA)を第1濃縮ユニット6の出口で採取するとともに、他の濃
縮FAs流8(とくに、濃縮された形態の第2FA)を第2濃縮ユニット7の出口で採取
する。さらに、消耗第1溶離液流11(すなわち、第1PUFA及び他のFAsが消耗し
ている)を第1濃縮ユニット6の出口で回収し、また消耗第2溶離液流10(すなわち、
第2FA並びに他のFAsが消耗している)を第2濃縮ユニット7の出口で回収する。
、又はプロセスに使用される任意な他の分離ユニットに再循環させることができる。この
消耗第1溶離液流に関しては汚染の問題はなく、なぜならその流れが何らかの残留PUF
Aによって不純化される場合、その不純化は主に第1(所望)PUFAによるものであり
、最終生成物(精製された形態の第1PUFA)の純度に悪影響を与えるものではない。
本発明によれば、特別なステップを行い、何らかの残留第2(不所望)FAが消耗第2溶
離液流内に含まれていることに起因して、最終生成物(精製された形態の第1PUFA)
の純度に悪影響を与えるのを回避する。この特別なステップを以下に詳細に説明する。
う流下膜式蒸発器、上昇蒸発器、フラッシュ蒸発器、又は溶離液成分を蒸発させ、装置底
部に濃縮した脂肪酸を残留させることができる従来既知の他タイプの蒸発器とすることが
できる。
蒸発器11を有し、相分離器13及び凝縮器12に接続する。濃縮すべき溶離液流14を
蒸発器11に供給する。加熱流が蒸発器11から流出し、相分離器13に流入する。相分
離器13の出口で濃縮FAs流15を回収し、また蒸発した溶離液を収集して凝縮器12
に通過させる。溶離液の蒸気を凝縮器12で液状形態に凝縮する。凝縮器12の出口で消
耗溶離液流を回収ライン16により収集する。
圧縮技術を使用する、又は例えば、蒸発したクロマトグラフ流を他のクロマトグラフ流の
ための加熱流体として使用する、従来既知の手段で実現することができる。
1溶離液流を処理し、他方は第2溶離液流を処理するためのものとする(これら溶離液流
は、例えば、先に定義した第1溶離液流及び第2溶離液流と同一のものとする、又はその
逆のものとすることができる)。第1濃縮ユニットは、第1相分離器22及び第1凝縮器
23に接続した第1蒸発器21を有する。第1溶離液流26を第1蒸発器21に供給する
。濃縮脂肪酸流27を第1相分離器22の出口で回収する。蒸気相も第1相分離器22の
出口で回収し、第1凝縮器23に通過させる。
第2蒸発器23は、第2相分離器24及び第2凝縮器25に接続する。第2溶離液流28
を第2蒸発器23に供給する。第2溶離液流28の蒸発は、第1濃縮ユニットからの蒸気
相を凝縮することに起因して(少なくとも部分的に)行われる。濃縮脂肪酸流29を第2
相分離器24の出口で回収する。蒸気相も第2相分離器24の出口で回収し、また第2凝
縮器25に通過させる。
それぞれ回収する。
続し、濃縮脂肪酸流における残留溶離液を除去することができる。例えば、図4につき説
明すると、濃縮ユニットは、一方では凝縮器32に、他方では除去カラム33に接続した
蒸発器31を有する。溶離液流38を蒸発器31に供給する。蒸発器31で発生した蒸気
相を凝縮器32に送り、消耗溶離液流37を凝縮器32の出口で回収する。蒸発器31で
発生した液相は除去カラム33に通過させる。ガス流34(例えば、窒素ガス流)も除去
カラム33に供給する。濃縮脂肪酸流36並びに残留溶離液蒸気を含むガス流35を除去
カラム33のそれぞれに対応する出口で収集する。
個の蒸留カラムを有する。例えば図5につき説明すると、濃縮ユニットは、凝縮器42に
接続した蒸留カラム41を有する。溶離液流43を蒸留カラムに供給する。蒸発相は、カ
ラムの頂部で回収し、また凝縮器42に通過させる。消耗溶離液流44を凝縮器42の出
口で収集する。濃縮脂肪酸流45を蒸留カラム41の底部で収集する。
きる。例えば、図6につき説明すると、濃縮ユニットはナノ濾過システム51を有する。
溶離液流52をナノ濾過システム51に供給する。消耗溶離液流54を浸透流として回収
する。濃縮流の一部をナノ濾過システム51に再循環させ、また一部を濃縮脂肪酸流53
として回収する。
き説明すると、濃縮ユニットは、第1ナノ濾過システム61及び第2ナノ濾過システム6
2を有することができる。溶離液流63を第1ナノ濾過システム61に供給する。第1ナ
ノ濾過システム61からの濃縮流の一部を第1ナノ濾過システム61に再循環させ、また
一部を濃縮脂肪酸流64として回収する。第1ナノ濾過システム61からの浸透流を第2
ナノ濾過システム62からの濃縮流と混合させる。この混合した流れの一部を第2ナノ濾
過システム62に供給し、また一部を第1ナノ濾過システム61からの濃縮流と混合する
。最終的に、消耗溶離液流65を第2ナノ濾過システム62からの浸透流として回収する
。
すると、濃縮ユニットは、凝縮器72及び液−液抽出器73に接続した蒸発器71を有す
ることができる。溶離液流74を蒸発器71に供給する。蒸発器71からの蒸気相を凝縮
器72に通過させる。消耗溶離液流75を凝縮器72の出口で回収する。蒸発器71から
の液相は、部分的に蒸発器71に再循環させ、また部分的に液−液抽出器73に通過させ
る。濃縮脂肪酸流76を液−液抽出器73の一方の出口で回収し、残留水流77を液−液
抽出器73の他方の出口で回収する。代替的実施形態において、蒸発器71は蒸留カラム
に置き換えることができる。
9につき説明すると、濃縮ユニットは、凝縮器82及びナノ濾過システム83に接続した
蒸発器81を有することができる。溶離液流84をナノ濾過システム83に供給する。濃
縮脂肪酸流85をナノ濾過システム83からの濃縮流の一部として回収する。ナノ濾過シ
ステム83からの濃縮流の他の一部をナノ濾過システム83に再循環させる。ナノ濾過シ
ステム83からの浸透流は蒸発器81に通過させる。蒸発器81からの蒸気相は凝縮器8
2に通過させる。消耗溶離液流86は凝縮器82の出口で回収する。蒸発器81からの液
相における一部を蒸発器81に再循環させ、蒸発器81からの液相における他の一部を、
ナノ濾過システム83からの濃縮流と混合させる。
濾過システム92に接続した蒸発器91を有することができる。溶離液流94をナノ濾過
システム92に供給する。消耗溶離液流95をナノ濾過システム92からの浸透流として
回収する。ナノ濾過システム92からの濃縮流における一部をナノ濾過システム92に再
循環させ、またナノ濾過システム92からの濃縮流における他の一部を蒸発器91に通過
させることにより一層濃縮する。蒸発器91からの蒸気相は凝縮器93に通過させる。他
の消耗溶離液流97は凝縮器93の出口で回収する。蒸発器91からの液相における一部
を蒸発器91に再循環させ、また他の一部を収集して濃縮脂肪酸流96を形成する。
本発明によれば、第1(所望)PUFAに富む第1溶離液流及び第2(不所望)FAに
富む第2溶離液流を主クロマトグラフ分離ステップで採取する。本発明によれば、少なく
とも第2溶離液流を濃縮し、また再循環させる。
1溶離液流における少なくとも90%、好適には少なくとも99%、より好適には99.
9%でさえも、再循環させる(とくに、主クロマトグラフユニットに)ことができ、この
再循環は、上述した濃縮技術のうち任意なもの、又は従来既知の任意な他の濃縮技術(P
UFAのような脂肪酸の沸点が高いことを鑑みた)を用いて(PUFAのような脂肪酸の
沸点が高いことを鑑みて)行う。
溶離液流(すなわち、濃縮後)における水対有機比が第2溶離液流(すなわち、濃縮前)
における水対有機比よりも小さくなるように行う。
は、なぜなら水が溶離液に存在する有機溶剤の沸点と異なる沸点を有するからである。一
般的には、蒸発又は蒸留又は他の濃縮方法は、蒸気相を生成するよう部分的にのみで全体
的にではなく行い、この蒸気相は、有機溶剤に富みかつ水(並びに脂肪酸)が消耗してお
り、また次にこれを収集して消耗第2溶離液流を形成する。
対して約1〜約10%減少する。
対して約10〜約20%減少する。
対して約20〜約30%減少する。
対して約30〜約40%減少する。
対して約40〜約50%減少する。
対して約50〜約60%減少する。
対して約60〜約70%減少する。
対して約70〜約80%減少する。
対して約80〜約90%減少する。
対して約90〜約95%減少する。
対して約95%より多く減少する。
水を約20%より少なく含む若しくは約20%に等しい水を含む、
随意的に水を約10%より少なく含む若しくは約10%に等しい水を含む、
好適には水を約5%より少なく含む若しくは約5%に等しい水を含む、又は
水を約2%より少なく含む若しくは約2%に等しい水を含む、又は
水を約1%より少なく含む若しくは約1%に等しい水を含む、又は
水を約0.5%より少なく含む若しくは約0.5%に等しい水を含む、又は
水を約0.1%より少なく含む若しくは約0.1%に等しい水を含む、又は
水を約0.05%より少なく含む若しくは約0.05%に等しい水を含む、又は
水を約0.005%より少なく含む若しくは約0.005%に等しい水を含む、又は
水を約0.001%より少なく含む若しくは約0.001%に等しい水を含む。
約5%減少する。
約10%減少する。
〜約20%減少する。
〜約30%減少する。
〜約40%減少する。
〜約50%減少する。
%より多く減少する。
小又は低レベルの不所望第2FAを含み、好適には、不所望第2FAを含まない。したが
って、この消耗第2溶離液流は、部分的に又は好適には全体的に、主クロマトグラフ分離
ステップを実施するための主クロマトグラフユニットに再循環させることができる。
添加は、濃縮ステップと主クロマトグラフユニットへの流れの帰還部との間における任意
の箇所で行うことができる。とくに、蒸気形態の消耗第2溶離液流を濃縮する前、又は好
適には、濃縮した後に行うことができる。
とができる。
の種類の処理を施すことができる。
水対有機比に等しいか又は等しくないか係わらず、主クロマトグラフユニットで使用する
のに、すべての消耗第2溶離液流を再循環させない。この第2解決法によれば、消耗第2
溶離液流の少なくとも一部を再循環させて、他の処理ステップで使用し、例えば溶離液と
して又は燃料として利用する。
率を損ねることがないとともに、それでもプラント稼働の全体的コストは大幅に増加しな
い。
、主クロマトグラフ分離ステップの終了時に第2FAによる第1PUFAの不純化レベル
が所定限界以下に留まる場合、依然として消耗第2溶離液流の一部を再循環させて主クロ
マトグラフ分離ステップで使用することができる。例えば、消耗第2溶離液流の0〜70
%、又は約0〜約60%、又は約0〜約50%、又は約0〜約40%、又は約0〜約30
%、又は約0〜約20%、又は約0〜約10%を再循環させて主クロマトグラフ分離ステ
ップで使用することができる。
ップで使用しないようにする。最も好適には、消耗第2溶離液流のすべてを再循環させて
、他の処理ステップで使用する。
ロセスのステップで、例えば、異なる生成物を生成するステップで使用することができる
。異なるプロセスは、同一設備又は異なる設備(この場合、消耗第2溶離液流は保存し、
また1つの設備から他の設備に転送する)で実施することができる。
再生することができ、このような純有機溶剤は、部分的又は全体的に主クロマトグラフ分
離ステップに供給するよう使用し、これによりプロセスの総コストに大きく影響を与えな
いようにすることができる。
ロマトグラフユニットの上流側の他の分離ユニットに再循環させる(主クロマトグラフ分
離ステップの前に行う予備分離ステップを実施する)。
されたい。第2溶離液流の組成に基づいて、脂肪酸(又は水)が少ない消耗第2溶離液流
を先ず生成することはせずに、その一部又は全部を燃料として直接使用することができる
。
スは、主クロマトグラフ分離ステップを備え、この主クロマトグラフ分離ステップにおい
て、第1(所望)PUFA及び第2(不所望)FAを含む入来流103を主クロマトグラ
フユニット101内で溶離液流104を使用して処理する。第1PUFAに富む第1溶離
液流105及び第2FAに富む第2溶離液流を、主クロマトグラフユニット101の出口
で収集する。
第2濃縮ユニット102に通過させる。
及び可能であれば他の成分を含む)及び消耗第1溶離液流111をそれぞれ収集する。消
耗第1溶離液流111は主クロマトグラフユニット101に再循環させる。第1溶離液流
104に含まれるほとんどすべての溶離液を消耗第1溶離液流として再循環させることが
でき、また消耗第1溶離液流111の水対有機比は第1溶離液流104の水対有機比とほ
ぼ同一とすることができ、なぜなら不純化問題はないからである。
可能であれば他の成分を含む)及び消耗第2溶離液流110をそれぞれ収集する。消耗第
2溶離液流110を主クロマトグラフユニット101に再循環させる。消耗第2溶離液流
の水対有機比は第2溶離液流106の水対有機比よりも低い。相関的に、第2濃縮脂肪酸
流109は第2溶離液流106の水対有機比よりも大きい水対有機比を有する残留溶離液
を含む。例えば、第2濃縮脂肪酸流109は残留水を含み、有機溶剤はほとんどない。
も同様に行う(図示せず)。
き、又はプロセスが幾つかの分離ステップを有する場合、図示の主クロマトグラフ分離ス
テップは最初の1つである。
は、図11に示すクロマトグラフ分離ステップが後続分離ステップを伴う場合、この第1
濃縮脂肪酸流を、その流れに存在する他の成分から第1PUFAを分離するため、次の分
離段階に通過させる。
号は同一の意味を持つ。この変更例と上述した図11の実施形態との相違点は、消耗第2
溶離液流110を主クロマトグラフユニット101に再循環させない点である。その代わ
りに、この消耗第2溶離液流110を主クロマトグラフユニット101の上流側の他の分
離ユニットに再循環させる(図示せず)。この場合、消耗第2溶離液流110の水対有機
比は、第2溶離液流106の水対有機比と同一(又は非同一)とすることができ、また第
2濃縮脂肪酸流109は溶離液をほとんど含まず、また特に水を全く含まない。
再循環がないことを補償するため、新鮮な有機溶剤113の補給は必要である。水112
の補給及び有機溶剤113の補給は、単独の溶離液補給で代替することができる。
は同一の意味を持つ。この変更例と上述した図11の実施形態との相違点は、消耗第2溶
離液流110を2つの部分に分割した点である。第1部分114は主クロマトグラフユニ
ット101に再循環させるとともに、第2部分115は主クロマトグラフユニット101
に再循環させない。その代わりに、この第2部分115を主クロマトグラフユニット10
1の上流側の他の分離ユニットに再循環させる(図示せず)。この場合、消耗第2溶離液
流110の水対有機比は、第2溶離液流106の水対有機比と同一(又は非同一)とする
ことができ、また第2濃縮脂肪酸流109は溶離液をほとんど含まず、また特に水を全く
含まない。
総再循環がないことを補償するため、新鮮な有機溶剤113の補給は必要である。水11
2の補給及び有機溶剤113の補給は、単独の溶離液補給で代替することができる。
合、この変更例も本発明の第1解決法の実施形態である。
供給する溶離液プールに再循環させることができることに留意されたい。
異なる設備で実現できることに留意されたい。本明細書に記載のいかなる流れも溜めてお
き、1つの設備から他の設備に搬送して、プロセスを全体として実施できるようにするこ
とに留意されたい。例えば、分離ユニットは1つの設備に設けるとともに、濃縮ユニット
(例えば、1つ又は複数の蒸留カラムを含む)は他の異なる設備に設けることができる。
組成は、適切な方法又は装置によってオンライン又はオフラインで分析することができ、
また従来既知の手段を用いてバッチ的に又は連続的に再調整することができる。
第1好適実施形態において、1つ又は複数のクロマトグラフステップを使用して第1P
UFA(例えば、EPA)を脂肪酸混合物から精製する。とくに、第2FA(例えば、D
HA)の量を、第1PUFAを含む(最終)精製流内で約2%以下、好適には0.5%以
下、好適には0.05%以下、好適には0.03%以下、より好適には検出不能レベルにま
で減少する。
とを目標とし、また好適には、溶離液として水及びメタノールの混合液を使用する。目標
留分は第1PUFAを含み、減少した量の第2FAを含む。収集した目標留分は、蒸発技
術又は膜技術によって、例えば、ナノ濾過システム、蒸発器、蒸留カラム、又は当業者に
は既知技術のうち1つ若しくはそれらの組合せを含む他の適当な手段によって濃縮し、最
大量の有機溶剤をクロマトグラフプロセスに再循環させる。
スは、さらに、第2FAを含む少なくとも1つの廃棄留分も生成する。第2流から第2F
Aを同伴することなく溶離液の最大部分を再循環させるために、蒸発手段を選択し、また
蒸発パラメータは、水の大部分が濃縮した第2FAとともに蒸発器の底部に残留するよう
設定する。結果として、蒸留した溶剤混合液は、水に比べて有機溶剤が富化され、また溶
剤蒸気内の第2FA同伴量は容認可能なレベルまで低下し、これにより蒸留液を同一クロ
マトグラフユニットに再循環させることができる。
せがある。代案として、膜技術を使用して廃棄流における第2FAを濃縮することができ
、また蒸発技術と組み合わせて溶剤混合液の一部をクロマトグラフプロセスに再循環させ
ることができる。
UFA(例えば、EPA)を脂肪酸混合物から精製する。とくに、第2FA(例えば、D
HA)の量を、第1PUFAを含む精製流内で約2%以下、好適には0.5%以下、好適
には0.05%以下、好適には0.03%以下、より好適には検出不能レベルにまで減少す
る。
とを目標とし、また好適には、溶離液として水及びメタノールの混合液を使用する。目標
留分は、第1PUFAを含み、また減少した量の第2FAを含む。目標留分は、後続クロ
マトグラフステップに直接再注入して、第1PUFAを一層精製する。このプロセスは、
さらに、第2FAを含む少なくとも1つの廃棄留分も生成する。
るために、蒸発手段を選択し、また蒸発パラメータは、水の大部分が濃縮した第2FAと
ともに蒸発器の底部に残留するよう設定する。結果として、蒸留した溶剤混合液は、水と
比べて有機溶剤が富化され、また溶剤蒸気内の第2FA同伴量は容認可能なレベルまで低
下し、これにより蒸留液を同一クロマトグラフユニットに再循環させることができる。
して、膜技術を使用して廃棄流における第2FAを濃縮することができ、また蒸発技術と
組み合わせて溶剤混合液の一部をクロマトグラフプロセスに再循環させることができる。
UFA(例えば、EPA)を脂肪酸混合物から精製する。とくに、第2FA(例えば、D
HA)の量を、第1PUFAを含む精製流内で約2%以下、好適には0.5%以下、好適
には0.05%以下、好適には0.03%以下、より好適には検出不能レベルにまで減少す
る。
とを目標とし、また好適には、溶離液として水及びメタノールの混合液を使用する。目標
留分は、第1PUFAを含み、また減少した量の第2FAを含む。
器、蒸留カラム、又は当業者には既知技術のうち1つ若しくはそれらの組合せを含む他の
適当な手段によって濃縮し、最大量の有機溶剤をクロマトグラフプロセスに再循環させる
。好適な蒸発手段は、減圧状態下で動作する強制循環流下膜式蒸発器である。
廃棄留分からの溶剤は、第1PUFAを第2FAから分離することを目標とするそのクロ
マトグラフステップには再循環させない。
UFA(例えば、EPA)を脂肪酸混合物から精製する。とくに、第2FA(例えば、D
HA)の量を、第1PUFAを含む精製流内で約2%以下、好適には0.5%以下、好適
には0.05%以下、好適には0.03%以下、より好適には検出不能レベルにまで減少す
る。
とを目標とし、また好適には、溶離液として水及びメタノールの混合液を使用する。目標
留分は、第1PUFAを含み、また減少した量の第2FAを含む。目標留分は、濃縮する
ことなく後続クロマトグラフステップに直接再注入して、第1PUFAを一層精製する。
このプロセスは、さらに、第2FAを含む少なくとも1つの廃棄留分も生成する。廃棄留
分からの溶剤は、第1PUFAを第2FAから分離することを目標とするそのクロマトグ
ラフステップには再循環させない。
以下の実施例は、限定することなく本発明を示す。
[実施例1]
魚油(4g)から採取した脂肪酸エチルエステル混合物を、メタノール(144g)及
び水(14.5g)の93/7v/v混合物に溶解し、また次に撹拌反応器内において60℃
の温度で蒸発させた。蒸留による、質量がそれぞれ33.1g及び45.1gの2つの留分
F1及びF2を60kPa(絶対0.6bar)での蒸発中に収集し、また質量32.9gの1つの
留分F3を55kPa(絶対0.55bar)での蒸発中に収集し、また質量18.9gの1つの留
分F4を5kPa(絶対0.05bar)での蒸発中に収集した。蒸発した留分の水含有量及び脂肪
酸エステル含有量の分析を表1に示す。
27ppm)は蒸留液におけるより多い水含有量(20%W/W)で生ずることをしめしている
。
フによって分析する。この結果を以下の表2に示す。
を示し、蒸発する水の量が増大するとき熱力学的同伴を生ずることを示している。
この実施例において、約70%EPA及び約10%DHAを含む予精製オメガ3PUF
Asの混合物を、VARICOLTMの多重カラムクロマトグラフ装置を用いて採取し、この装置
のカラムはC18の20μm逆相シリカを、約90%のアセトン及び10%の水(容積あ
たりの容積)を含む流動床に62g/lの総密度にして詰め込んだ。この混合物は、図2で
説明したような強制循環多重管蒸発器を用いて単一蒸発ステップで連続的に濃縮した。
・希薄PUFA溶液流量:96 l/h
・加熱流体温度:約100℃
・蒸発温度:約75℃
・蒸発圧力:約25kPa(250mbar)
・濃縮流出口流量:6 l/h
UFA混合物をライン15から収集するとともに、蒸発した溶剤を凝縮器12内で凝縮し
、ライン16から収集した。
いた。ライン16で回収した蒸発溶剤の混合物は、30〜100ppmの脂肪酸エステルを
含んでいた。99%より多い溶剤を回収し、また本発明プロセスにおける同一精製ステッ
プで循環させた。
この実施例において、約70%EPA及び約10%DHAを含む予精製オメガ3PUF
Asの混合物を、VARICOLTMの多重カラムクロマトグラフ装置を用いて精製し、この装置
は5個のカラムを装備し、各カラムは、20.2cmの内径及び8.5cm長さを有し、C
18の20μm逆相シリカを、約93%のメタノール及び7%の水(容積あたりの容積)
を含む流動床に詰め込んだもので、溶離液におけるDHAの残留量は約0.1ppmであった
。動作条件は以下のとおりである。
・供給流量:1.5 l/h
・溶離液流量:279 l/h
・抽出液流量:226 l/h
・抽残液流量:54.5 l/h
・動作温度:35℃
含み、総濃度が19g/lであった。この混合物は、図2で説明したような強制循環多重管
蒸発器を用いて単一蒸発ステップで連続的に濃縮した。動作条件は以下のとおりであった
。
・希薄PUFA溶液流量:54.5 l/h
・加熱流体温度:約100℃
・蒸発温度:約75℃
・蒸発圧力:約25kPa(250mbar)
・濃縮流出口流量:6 l/h
含んでいた。抽残液流から99%より多い溶剤を回収し、また本発明プロセスにおける同
一精製ステップで循環させた。
残液流を、図2で説明したのと同様な連続蒸発装置内で部分的に濃縮した。動作条件は以
下のとおりであった。
・希薄PUFA溶液流量:226 l/h
・加熱流体温度:約100℃
・蒸発温度:約70℃
・蒸発圧力:約100kPa(1000mbar)
・濃縮流出口流量:40 l/h
。抽出液流から単に約82%の溶剤を回収し、また本発明プロセスにおける同一精製ステ
ップで循環させた。
ノール、約12ppmの脂肪酸エステル、及び0.1ppmのみのDHAを含み、これをクロマ
トグラフプロセスに再循環させた。
この実施例において、再循環した溶離液におけるDHAの影響をコンピュータシミュレ
ーションによって評価した。約70%EPA及び約10%DHAを含む予精製オメガ3P
UFAsの混合物を、VARICOLTMの多重カラムクロマトグラフ装置を用いて精製し、この
装置は5個のカラムを装備し、各カラムは、20.2cmの内径及び8.5cm長さを有し
、C18の20μm逆相シリカを、約93%のメタノール及び7%の水(容積あたりの容
積)を含む流動床に詰め込んだもので、溶離液におけるDHAは約20ppmであった。動
作条件は以下のとおりである。
・供給流量:1.5 l/h
・溶離液流量:279 l/h
・抽出液流量:226 l/h
・抽残液流量:54.5 l/h
・動作温度:35℃
含み、総濃度が19g/lであった。抽出液流及び抽残液流双方の完全濃縮から採取した溶
離液流における20ppmのDHAによる影響は、精製EPA流における約0.1%DHAで
ある。
Claims (37)
- 第1ポリ不飽和脂肪酸を供給混合物から回収するプロセスであり、前記供給混合物は、
前記第1ポリ不飽和脂肪酸の他に少なくとも第2脂肪酸を含むものとする、該プロセスで
あって:
・含水有機溶離液を用いる主クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽和
脂肪酸に富む第1溶離液流及び前記第2脂肪酸に富む第2溶離液流を収集する主クロマト
グラフ分離ステップと;
・前記第2溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第2溶離液流を採取する濃縮ステップであって、濃縮は、前記消耗第2溶離液流の水対
有機比が前記第2溶離液流の水対有機比よりも低くなるように行う、該濃縮ステップと;
・前記消耗第2溶離液流の少なくとも一部を前記主クロマトグラフ分離ステップに使用す
るため再循環させるステップと;
を備える、プロセス。 - 請求項1記載のプロセスにおいて、前記消耗第2溶離液流の水対有機比が前記第2溶離
液流の水対有機比の0.95倍よりも低い、好適には0.9倍よりも低い、又は0.8倍よ
りも低い、又は0.7倍よりも低い、又は0.6倍よりも低い、又は0.5倍よりも低い、
又は0.4倍よりも低い、又は0.3倍よりも低い、又は0.2倍よりも低い、又は0.1倍
よりも低いものとする、プロセス。 - 請求項1又は2記載のプロセスにおいて、
・前記第1溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を、他方では消耗第1溶離液流を
採取する濃縮ステップと、及び
・前記消耗第1溶離液流の少なくとも一部、好適には、全部を前記主クロマトグラフ分離
ステップに使用するために再循環させるステップと、
を備える、プロセス。 - 請求項3記載のプロセスにおいて、前記消耗第1溶離液流の流量は、前記1溶離液流の
流量の少なくとも90%、好適には少なくとも95%、最も好適には少なくとも98%と
なるようにする、プロセス。 - 請求項1〜4のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、単一の分離ステップ、すな
わち、前記主クロマトグラフ分離ステップを備える、プロセス。 - 請求項1〜4のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記主クロマトグラフ分離
ステップの前に単一予備分離ステップを備え、前記単一予備分離ステップは、好適には予
備クロマトグラフ分離ステップとし、前記単一予備クロマトグラフ分離ステップ及び前記
主クロマトグラフ分離ステップは、同一クロマトグラフユニット又は異なるクロマトグラ
フユニットのいずれかで実施する、プロセス。 - 請求項1〜4のうちいずれか一項又は請求項6記載のプロセスにおいて、前記主クロマ
トグラフ分離ステップの後に単一後続分離ステップを備え、前記単一後続分離ステップは
、好適には後続クロマトグラフ分離ステップとし、前記単一後続クロマトグラフ分離ステ
ップ及び前記主クロマトグラフ分離ステップは、同一クロマトグラフユニット又は異なる
クロマトグラフユニットのいずれかで実施する、プロセス。 - 請求項1〜4のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、ほぼ3つ以上の、好適には
3つのクロマトグラフ分離ステップを有し、前記クロマトグラフ分離ステップは、異なる
クロマトグラフユニットで実施する、又は少なくとも部分的に同一クロマトグラフユニッ
トで実施する、プロセス。 - 請求項1〜8のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記消耗第2溶離液流を再
循環させて前記主クロマトグラフ分離ステップで使用する前に、前記消耗第2溶離液流に
新鮮な水を添加するステップを備える、プロセス。 - 第1ポリ不飽和脂肪酸を供給混合物から回収するプロセスであり、前記供給混合物は、
前記第1ポリ不飽和脂肪酸の他に少なくとも第2脂肪酸を含むものとする、該プロセスで
あって:
・含水有機溶離液を用いる主クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽和
脂肪酸に富む第1溶離液流及び前記第2脂肪酸に富む第2溶離液流を収集する主クロマト
グラフ分離ステップと;
・前記第2溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第2溶離液流を採取する濃縮ステップと;
を備え;
前記消耗第2溶離液流の少なくとも一部を前記主クロマトグラフ分離ステップとは異な
る他のプロセスステップで使用するため再循環させる、プロセス。 - 請求項10記載のプロセスにおいて、前記消耗第2溶離液流は、前記主クロマトグラフ
分離ステップで使用するための前記主クロマトグラフ分離ステップへの再循環を行わない
、プロセス。 - 請求項10又は11記載のプロセスにおいて、前記消耗第2溶離液流の少なくとも一部
、好適には全部を、種を他の種から分離するステップ、好適には種を他の種からクロマト
グラフで分離するステップにおける溶離液及び/若しくは燃料として使用するために、並
びに/又は溶剤を再生するために、再循環させる、プロセス。 - 請求項10〜12のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて:
・前記主クロマトグラフ分離ステップの前に、1種類又は複数種類の含水有機溶離液を用
いて実施する1つ又は複数の予備分離ステップと;
・前記消耗第2溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、前記1つ又は複数の予備分
離ステップに使用するために再循環させるステップと、
を備える、プロセス。 - 請求項10〜13のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記主クロマトグラフ
分離ステップの後に、少なくとも1つ、好適には単一後続分離ステップを備え、この後続
分離ステップは、好適には、後続クロマトグラフ分離ステップとする、プロセス。 - 請求項10〜14のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて:
・前記第1溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を、他方では消耗第1溶離液流を
採取する濃縮ステップと;
・前記消耗第1溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記プロセスの分
離ステップに使用するため、最も好適には主クロマトグラフ分離ステップ及び/又は主ク
ロマトグラフ分離ステップ前の少なくとも1つの予備分離ステップに使用するために、再
循環させるステップと;
を備える、プロセス。 - 請求項10〜15のうちいずれか一項記載のプロセスであって、供給混合物がさらに少
なくとも第3脂肪酸を含むものとする、該プロセスにおいて、
・含水有機溶離液を用いる第2クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽
和脂肪酸に富む第3溶離液流及び前記第3脂肪酸に富む第4溶離液流を収集する第2クロ
マトグラフ分離ステップと;
・前記第3溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第3溶離液流を採取する濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第3溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記プロセスの分
離ステップに使用するために、最も好適には前記第2クロマトグラフ分離ステップに使用
するために、再循環させるステップと;及び/又は
・前記第4溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第4溶離液流を採取する濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第4溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記プロセスの分
離ステップに使用するために、最も好適には前記第2クロマトグラフ分離ステップに使用
するために、再循環させるステップと;
を備える、プロセス。 - 請求項16記載のプロセスにおいて、
・前記第2クロマトグラフ分離ステップは、前記主クロマトグラフ分離ステップの前に実
施する予備クロマトグラフ分離ステップとする;又は
・前記第2クロマトグラフ分離ステップは、前記主クロマトグラフ分離ステップの後に実
施する後続クロマトグラフ分離ステップとする;又は
・前記第2クロマトグラフ分離ステップ及び前記主クロマトグラフ分離ステップは、同時
に、好適には同一クロマトグラフユニットで実施する;
プロセス。 - 請求項16又は17記載のプロセスにおいて、同一含水有機溶離液を、前記主クロマト
グラフ分離ステップ及び第2クロマトグラフ分離ステップに使用する;又は異なる含水有
機溶離液を、前記主クロマトグラフ分離ステップ及び第2クロマトグラフ分離ステップに
使用する;かつ好適には前記主クロマトグラフ分離ステップに使用する前記含水有機溶離
液の水対有機比は、前記第2クロマトグラフ分離ステップに使用する前記含水有機溶離液
の水対有機比とは異なるようにする、プロセス。 - 請求項16〜18のうちいずれか一項記載のプロセスであって、供給混合物がさらに少
なくとも第4脂肪酸を含むものとする、該プロセスにおいて、
・含水有機溶離液を用いる第3クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽
和脂肪酸に富む第5溶離液流及び前記第4脂肪酸に富む第6溶離液流を収集する第3クロ
マトグラフ分離ステップと;
・前記第5溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第5溶離液流を採取する濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第5溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、前記プロセスの分離ステッ
プに使用するために、最も好適には前記第3クロマトグラフ分離ステップに使用するため
に、再循環させるステップと;及び/又は
・前記第6溶離液流を濃縮して、一方では濃縮脂肪酸流を採取するとともに、他方では消
耗第6溶離液流を採取する濃縮ステップと;次に、
・前記消耗第6溶離液流の少なくとも一部、好適には全部を、好適には前記プロセスの分
離ステップに使用するために、最も好適には前記第3クロマトグラフ分離ステップに使用
するために、再循環させるステップと;
を備える、プロセス。 - 請求項19記載のプロセスにおいて、
・前記第3クロマトグラフ分離ステップは、前記主クロマトグラフ分離ステップの前に実
施する予備クロマトグラフ分離ステップとする;又は
・前記第3クロマトグラフ分離ステップは、前記主クロマトグラフ分離ステップの後に実
施する後続クロマトグラフ分離ステップとする;又は
・前記第3クロマトグラフ分離ステップ及び前記主クロマトグラフ分離ステップは、同時
に、好適には同一クロマトグラフユニットで実施する;
プロセス。 - 請求項19又は20記載のプロセスにおいて、
・同一含水有機溶離液を、前記主クロマトグラフ分離ステップ及び第3クロマトグラフ分
離ステップに使用する;若しくは
・異なる含水有機溶離液を、前記主クロマトグラフ分離ステップ及び第3クロマトグラフ
分離ステップに使用する;かつ好適には、前記主クロマトグラフ分離ステップに使用する
前記含水有機溶離液の水対有機比は、前記第3クロマトグラフ分離ステップに使用する前
記含水有機溶離液の水対有機比とは異なるようにする;及び/又は
・同一含水有機溶離液を、前記第2クロマトグラフ分離ステップ及び第3クロマトグラフ
分離ステップに使用する;若しくは
・異なる含水有機溶離液を、前記第2クロマトグラフ分離ステップ及び第3クロマトグラ
フ分離ステップに使用する;かつ好適には前記第2クロマトグラフ分離ステップに使用す
る前記含水有機溶離液の水対有機比は、前記第3クロマトグラフ分離ステップに使用する
前記含水有機溶離液の水対有機比とは異なるようにする;
プロセス。 - 第1ポリ不飽和脂肪酸を供給混合物から回収するプロセスであり、前記供給混合物は、
前記第1ポリ不飽和脂肪酸及び前記第1ポリ不飽和脂肪酸の他に少なくとも第2脂肪酸を
含むものとする、該プロセスであって:
・含水有機溶離液を用いる主クロマトグラフ分離を行い、これにより前記第1ポリ不飽和
脂肪酸に富む第1溶離液流及び前記第2脂肪酸に富む第2溶離液流を収集する主クロマト
グラフ分離ステップと;
・前記第2溶離液流を部分的に濃縮して、前記第2脂肪酸を含む前記第2溶離液流の濃縮
部分、及び前記溶離液を含むが第2脂肪酸が消耗している第2溶離液流の消耗部分を採取
する部分濃縮ステップと;
・前記第2溶離液流の消耗部分の少なくとも一部を前記主クロマトグラフ分離ステップに
使用するため再循環させるステップと;
を備える、プロセス。 - 請求項22記載のプロセスにおいて、前記第2溶離液流の消耗部分の水対有機比は、前
記第2溶離液流の水対有機比の0.95倍よりも低いものとする、プロセス。 - 請求項22又は23記載のプロセスにおいて、前記主クロマトグラフ分離ステップは、
連続クロマトグラフ技術によって実施する、プロセス。 - 請求項22〜24のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記主クロマトグラフ
分離ステップは、模擬流動床ユニット又は実流動床ユニットで実施する、プロセス。 - 請求項22〜25のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記主クロマトグラフ
分離ステップ及び少なくとも1つの他のクロマトグラフ分離ステップは、同一ユニットで
実施する、プロセス。 - 請求項22〜26のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記主クロマトグラフ
分離ステップは、単一カラムクロマトグラフユニットで実施する、プロセス。 - 請求項22〜27のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記主クロマトグラフ
分離ステップは、クロマトグラフの非分離部分を再循環させ、また周期的定常状態に達す
るシステムで実施する、プロセス。 - 請求項22〜28のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、
・前記第1溶離液流を濃縮して、濃縮した前記脂肪酸を含む第1溶離液流の濃縮部分、及
び前記溶離液を含むが前記脂肪酸が消耗した第1溶離液流の消耗部分を採取する濃縮ステ
ップと;
・前記第1溶離液流の前記消耗部分の少なくとも一部、好適には全部を、前記主クロマト
グラフ分離ステップに再循環させるステップと;
を備える、プロセス。 - 請求項22〜29のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記第1溶離液流の前
記消耗部分の流量は、前記1溶離液流の流量の少なくとも90%となるようにする、プロ
セス。 - 請求項22〜30のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記第2溶離液流の前
記消耗部分の流量は、前記2溶離液流の流量の少なくとも90%となるようにする、プロ
セス。 - 請求項22〜31のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記第2溶離液流の前
記消耗部分を再循環させて前記主クロマトグラフ分離ステップで使用する前に、前記第2
溶離液流の前記消耗部分に対して新鮮な水を添加する、プロセス。 - 請求項22〜32のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記主クロマトグラフ
分離ステップにおける前記溶離液の有機溶剤の重量濃度は、少なくとも0.5%の精度を
有する目標値となるよう制御又は調整する、プロセス。 - 請求項1〜33のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記第1ポリ不飽和脂肪
酸は、前記プロセスの終了時に、組成における脂肪酸の総重量に対する第2脂肪酸の1重
量%未満、好適には0.5重量%未満、又は0.1重量%未満、又は0.05重量%未満、
又は0.03重量%未満、又は0.01重量%未満で含む該組成として回収する、プロセス
。 - 請求項1〜34のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記第1ポリ不飽和脂肪
酸はエイコサペンタエン酸とし、前記第2脂肪酸はドコサヘキサエン酸とする、プロセス
。 - 請求項1〜35のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、少なくとも前記主クロマ
トグラフ分離ステップ、好適には全てのクロマトグラフ分離ステップは、模擬流動床又は
実流動床によるクロマトグラフ分離ステップとする、プロセス。 - 請求項1〜36のうちいずれか一項記載のプロセスにおいて、前記第1ポリ不飽和脂肪
酸を含む全ての脂肪酸は、エステル化形態である、及び好適にはエチルエステルである、
プロセス。
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