[go: up one dir, main page]

JP2018032671A - 電流制限装置および電気ヒータ - Google Patents

電流制限装置および電気ヒータ Download PDF

Info

Publication number
JP2018032671A
JP2018032671A JP2016162181A JP2016162181A JP2018032671A JP 2018032671 A JP2018032671 A JP 2018032671A JP 2016162181 A JP2016162181 A JP 2016162181A JP 2016162181 A JP2016162181 A JP 2016162181A JP 2018032671 A JP2018032671 A JP 2018032671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
fixed
current limiting
heat generating
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016162181A
Other languages
English (en)
Inventor
将吾 近藤
Shogo Kondo
将吾 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2016162181A priority Critical patent/JP2018032671A/ja
Publication of JP2018032671A publication Critical patent/JP2018032671A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

【課題】電流制限機能を機械的構成で実現できる電流制限装置を提供する。【解決手段】電流制限装置は、通電によって発熱する発熱部と、発熱部の通電電流量を制限する電流制限部14とを備える。電流制限部14は、発熱部とは別体として構成され、発熱部に対して電気的に直列に接続されるとともに、発熱部から熱を受ける位置に配置される。電流制限部14は、第1電極18と、第1電極18と接触する第2電極20とを有する。第1電極18は、第2電極20に固定されている固定部P1と、第2電極20に接触可能な部位であって、第2電極20に固定されていない非固定部P2、P3とを有する。非固定部P2、P3は、バイメタル26で構成されている。固定部P1は、高抵抗部材28とバイメタル26とで構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、電流制限装置および電気ヒータに関するものである。
特許文献1に、PTC(Positive Temperature Coefficientの略称)サーミスタを用いた電気ヒータが開示されている。PTCサーミスタは、PTC特性を有する発熱素子である。PTC特性とは、素子の温度が上昇すると、電気抵抗値が上昇する特性のことである。電気抵抗値が上昇すると、素子を流れる電流が制限される。このため、PTC特性は、一種の電流制限機能である。したがって、PTCサーミスタは、通電によって発熱する発熱部と、発熱部を流れる電流を制限するための電流制限部との両方の機能を有する。PTCサーミスタは、微量の希土類が添加されたチタン酸バリウムで構成される。PTCサーミスタは、電気ヒータの他に、過電流保護装置などの電流を制限する装置においても用いられている。
特開2005−108808号公報
PTCサーミスタを用いた電気ヒータの形状および大きさは、PTCサーミスタの形状および大きさに依存する。すなわち、電気ヒータの形状および大きさの選択が、PTCサーミスタの形状および大きさによって制約される。このため、電気ヒータの形状および大きさの選択の自由度が低いという問題がある。
そこで、本発明者は、PTCサーミスタを用いない電気ヒータとして、発熱部と、この発熱部とは別体の電流制限部とを備える電気ヒータを検討した。これによれば、発熱部を構成する発熱部材として、PTCサーミスタとは別のいろいろな発熱部材を用いることができる。このため、目的とする電気ヒータの形状および大きさに応じた発熱部材を用いることで、所望の形状および大きさの電気ヒータを製造することができる。すなわち、製品の形状および大きさの選択の自由度を広げることができる。
一方、電流制限部として電子回路を用いることが考えられる。この場合、電子回路が、センサによって検出した発熱部の温度に基づいて、発熱部の通電電流量を制御する。これにより、発熱部の温度が所定温度を超えたときに、発熱部の通電電流量を制限することができる。
しかし、電流制限部として電子回路を用いることは、製品のコストアップにつながるため、好ましくない。このため、発熱部の温度がある温度を超えた場合に自動的に発熱部の通電電流量を制限する電流制限機能を機械的構成で実現することが望まれる。
なお、上記した問題は、PTCサーミスタを用いた電気ヒータに限られず、PTCサーミスタを用いた他の装置においても同様に生じる。
本発明は上記点に鑑みて、電流制限機能を機械的構成で実現できる電流制限装置を提供することを目的とする。また、その電流制限装置を用いた電気ヒータを提供することを他の目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明の電流制限装置は、
通電によって発熱する発熱部(12)と、
発熱部とは別体として構成され、発熱部に対して電気的に直列に接続されるとともに、発熱部から熱を受ける位置に配置され、発熱部の通電電流量を制限する電流制限部(14)とを備え、
電流制限部は、第1電極(18)と、第1電極と接触する第2電極(20)とを有し、
第1電極は、第2電極に固定されている固定部(P1)と、第2電極に接触可能な部位であって、第2電極に固定されていない非固定部(P2、P3)とを有し、
非固定部は、少なくともバイメタルで構成され、
非固定部の温度が所定温度(Ta2)よりも低いとき、固定部と非固定部の両方が第2電極に接触した状態となり、
非固定部の温度が所定温度よりも高いとき、非固定部の温度が所定温度よりも低いときと比較して、非固定部の形状が変化することにより、固定部と非固定部のうち固定部のみが第2電極に接触した状態となる。
これによれば、発熱部の温度が所定温度を超えた場合に、発熱部の通電電流量を自動的に制限する電流制限機能を機械的構成によって実現することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
第1実施形態における電気ヒータの構成を示す模式図である。 第1状態における第1実施形態の電流制限部の断面図である。 第2状態における第1実施形態の電流制限部の断面図である。 第3状態における第1実施形態の電流制限部の断面図である。 第1実施形態の電流制限部の電気抵抗値と温度との関係を示す図である。 第1状態における第2実施形態の電流制限部の断面図である。 第2状態における第2実施形態の電流制限部の断面図である。 第3状態における第2実施形態の電流制限部の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
図1−5を用いて、第1実施形態を説明する。本実施形態は、本発明の電流制限装置を電気ヒータ10に適用している。この電気ヒータ10は、車両用空調装置の暖房を補助する補助暖房装置として用いられる。
図1に示すように、電気ヒータ10は、発熱部12と、電流制限部14とを備える。
発熱部12は、通電によって発熱する。発熱部12は、電源16に対して電気的に接続される。発熱部12は、電源16から給電される。発熱部12は、発熱部12を流れる電流が大きいほど、温度が高くなる。発熱部12は、車室内に向かう空気を加熱する。発熱部12は、PTCサーミスタとは別の発熱部材で構成される。発熱部材としては、金属抵抗体、導電性樹脂等が挙げられる。
電流制限部14は、発熱部12とは別体として構成される。電流制限部14は、発熱部12の温度に応じて発熱部12を流れる電流を自動的に制限する電流制限機能を有する。電流制限部14は、発熱部12に対して電気的に直列に接続されている。電流制限部14は、発熱部12の温度が上昇すると、電流制限部14の抵抗値が上昇する。これにより、発熱部12を流れる電流が制限される。すなわち、発熱部12の通電電流量が制限される。
電流制限部14は、発熱部12から熱を受ける位置に配置される。具体的には、電流制限部14は、発熱部12に接する位置に配置される。このため、発熱部12の温度が上昇すると、電流制限部14の温度も上昇する。電流制限部14は、発熱部12から熱を受けることができる範囲内であれば、発熱部12から離れた位置に配置されてもよい。発熱部12から電流制限部14へ伝熱させる伝熱部材を介して、電流制限部14が発熱部12から熱を受けるようになっていてもよい。
図2に示すように、電流制限部14は、第1電極18と、第2電極20と、第1配線22と、第2配線24とを有する。
第1電極18は、表面18aと裏面18bとを有する平板形状である。第2電極20は、表面20aと裏面20bとを有する平板形状である。第1電極18の表面18aと第2電極20の表面20aとが向かいあった状態で、第1電極18と第2電極20とが重ね合わされている。このため、第1電極18の表面18aと第2電極20の表面20aとが接触している。第1電極18および第2電極20は、第1電極18のうち第1配線22との接続部と、第2電極20のうち第2配線24との接続部とを結ぶ方向に対して、交差する方向を長手方向としている。
第1配線22は、第1電極18の裏面18bに接続されている。第2配線24は、第2電極20の裏面20bに接続されている。第1電極18と第2電極20とが接触することで、第1配線22と第2配線24とが電気的に接続されている。
第1電極18は、バイメタル26と、高抵抗部材28とを備える。
バイメタル26は、平板形状である。バイメタル26は、熱膨張率が異なる2枚の金属層30、32が張り合わされている。バイメタル26は、バイメタル26自体の温度上昇時に熱線膨率の差によって曲がる。具体的には、バイメタル26は、第1金属で構成された第1金属層30と、第1金属よりも熱膨張係数が低い第2金属で構成された第2金属層32とが張り合わされている。第1電極18のうち第2電極20側に第1金属層30が配置される。第1電極18のうち第2電極20側とは反対側に第2金属層32が配置される。第1金属としては銅等が挙げられる。第2金属としては鉄−ニッケル合金等が挙げられる。第1金属および第2金属は、設定される発熱部12の上限温度と、第1金属および第2金属のそれぞれの熱膨張率との関係から適切な金属が選択される。
高抵抗部材28は、バイメタル26を構成する第1金属と第2金属のうち電気抵抗率が高い方の金属よりも電気抵抗率が高い金属や半導体で構成される。導体の電気抵抗の大きさは、断面積に反比例し、長さに比例する。電気抵抗率は、導体の寸法によらない電流の流れにくさを表す指数である。電気抵抗率の単位は、Ω・mである。電気抵抗率の比較は、同じ温度でされる。金属としては、例えば、ニクロムが挙げられる。半導体は、金属よりも電気抵抗率が高い。半導体としては、例えば、シリコンやゲルマニウムなどが挙げられる。高抵抗部材28は、発熱部12の最大温度時に定常的に流す電流量と電圧値との関係から算出された抵抗値に基づいて、適切な材料が選択される。
高抵抗部材28は、平板形状である。高抵抗部材28は、バイメタル26に形成された凹部261の内部に配置されている。凹部261は、バイメタル26の第2電極20側に形成されている。凹部261は、第1金属層30内に形成されている。凹部261は、バイメタル26の長手方向の中央部に配置されている。高抵抗部材28は、凹部261の内部に配置された状態で、バイメタル26に接合されている。接合は導電性接着剤によって行われる。このように、高抵抗部材28は、バイメタル26に固定されている。
バイメタル26は、第2電極20側の表面として、第2電極20に対向する表面26a、26bを有する。この表面26a、26bは、高抵抗部材28を挟んだ両側に位置する。この表面26a、26bは、凹部261を除くバイメタル26の第2電極20側の表面である。
バイメタル26の表面26a、26bと、高抵抗部材28の第2電極20側の表面28aとが、第1電極18の表面18aを構成している。高抵抗部材28の表面28aは、第2電極20に接合されている。接合は導電性接着剤によって行われる。このように、高抵抗部材28は、第2電極20に固定されている。
したがって、本実施形態では、第1電極18の表面18aが、第1電極18の第2電極20に接触する接触面である。高抵抗部材28の表面28aが、第1電極18の表面18aのうち第2電極20に固定された領域である。バイメタル26の表面26aが、第1電極18の表面18aのうち第2電極20に固定されていない領域である。バイメタル26のうち高抵抗部材28と重なっている部位と、高抵抗部材28とが、第2電極20に固定されている固定部P1を構成している。固定部P1は、高抵抗部材28の表面28aを含んでいる。高抵抗部材28の表面28aが、固定部P1のうち第2電極20と接触する接触面を構成している。バイメタル26のうち高抵抗部材28と重なっていない部位が、第2電極20に接触可能な部位であって、第2電極20に固定されていない非固定部P2、P3を構成している。非固定部P2、P3は、凹部261を除くバイメタル26の表面26aを含んでいる。
次に、図2、3、4、5を用いて、電流制限部14の電流制限機能について説明する。
(1)Ta≦Ta1のとき
電気ヒータ10の電源投入直後からの所定期間の初期状態では、非固定部P2、P3の温度Taが温度Ta1以下である。このとき、電流制限部14の状態は、図2に示す第1状態となる。第1状態は、第1電極18の表面18aの全域が第2電極20に接触した状態である。すなわち、第1状態は、固定部P1と、非固定部P2、P3の両方が第2電極20に接触した状態である。第1状態は、非固定部P2、P3の第2電極20に対する接触面積が最大の状態である。
そして、固定部P1のうち第2電極20と接触する接触面28aを含む部分が、高抵抗部材28で構成されている。高抵抗部材28は、非固定部P2、P3のバイメタル26を構成する金属のうち電気抵抗率が高い方の金属よりも電気抵抗率が高い。このため、図2中の矢印のように、第1配線22から第2配線24へ向かう電流の多くは、非固定部P2、P3のバイメタル26を通過する。すなわち、固定部P1と非固定部P2、P3の両方が第2電極20に接触した状態において、固定部P1よりも非固定部P2、P3に電流が多く流れるように、固定部P1が構成されている。
Ta≦Ta1のときでは、発熱部12が発熱してバイメタル26の温度Taが上昇しても、非固定部P2、P3の接触面積は一定である。このため、図5に示すように、第1状態のとき、温度に関わらず、電流制限部14の抵抗値Rは、抵抗値R1で一定である。
(2)Ta1<Ta<Ta2のとき
さらに、発熱部12の温度が上昇して、非固定部P2、P3の温度Taが温度Ta1を超えたとき、電流制限部14の状態は、図3に示す第2状態となる。第2状態は、非固定部P2、P3のバイメタル26が第2電極20から離れる側に曲がった状態である。第2状態は、固定部P1の高抵抗部材28と、非固定部P2、P3のバイメタル26の両方が第2電極20に接触した状態である。第2状態は、非固定部P2、P3と第2電極20の接触面積が第1状態よりも小さい状態である。
非固定部P2、P3の温度Taが、温度Ta1よりも高く、温度Ta2よりも低いときでは、温度が上昇するにつれて、バイメタル26の曲がり具合が大きくなる。バイメタル26の曲がり具合が大きくなることで、非固定部P2、P3と第2電極20の接触面積が減少する。すなわち、このときでは、非固定部P2、P3の温度が上昇するにつれて、非固定部P2、P3と第2電極20との接触面積が減少するように、非固定部P2、P3の形状が変化する。
このため、図3に示すように、第1電極18と第2電極20との間の電流流路が細くなる。すなわち、第1電極18と第2電極20との間の電流流路の断面積が減少する。したがって、図5に示すように、非固定部P2、P3の温度Taが温度Ta1から温度Ta2に向かって上昇すると、電流制限部14の抵抗値Rが抵抗値R1から抵抗値R2に向かって増大する。
これにより、第1状態と比較して、発熱部12の温度が高くなると、発熱部12の通電電流量が減少する。
(3)Ta≧Ta3のとき
さらに、発熱部12の温度が上昇して、非固定部P2、P3の温度Taが温度Ta2以上になったとき、電流制限部14の状態は、図4に示す第3状態となる。第3状態は、非固定部P2、P3が第2電極20から完全に離れた状態である。すなわち、第3状態は、固定部P1と非固定部P2、P3のうち固定部P1のみが第2電極20に接触した状態である。このため、図4中の矢印のように、第1配線22から第2配線24へ向かう電流は、高抵抗部材28を通過する。よって、図5に示すように、電流制限部14の抵抗値Rは、最大値R2で一定となる。
これにより、第2状態と比較して、発熱部12の温度がさらに高くなると、発熱部12の通電電流量がさらに減少する。したがって、高抵抗部材28の抵抗値を所望値に設定しておくことで、発熱部12が高温のときの通電電流量を設定することができる。
なお、発熱部12の温度Tbと非固定部P2、P3の温度Taには一定の関係がある。このため、上記の温度Ta1、Ta2のときを、それぞれ、発熱部12の温度Tb1、Tb2のときと読み替えることができる。
このようにして、発熱部12の温度Tbが上昇するにつれて、発熱部12の通電電流量を減少させることができる。さらに、発熱部12の温度Tbが所定温度Tb2を超えたときに、電流制限部14の抵抗値が最大となる。これにより、発熱部12の通電電流量を最小にすることができる。したがって、発熱部12の温度Tbが高くなりすぎることを防止できる。
以上の説明の通り、本実施形態では、電気ヒータ10は、発熱部12と、電流制限部14とを備えている。そして、電流制限部14は、第1電極18と、第2電極20とを有している。第1電極18は、固定部P1と、非固定部P2、P3とを有する。固定部P1のうち第2電極20側とは反対側の部位と、非固定部P2、P3とが、バイメタル26で構成されている。固定部P1のうち第2電極20側の部位が高抵抗部材28で構成されている。
そして、非固定部P2、P3の温度が所定温度Ta2よりも低いとき、電流制限部14は、固定部P1と非固定部P2、P3の両方が第2電極20に接触した第1状態または第2状態となる。非固定部P2、P3の温度が所定温度Ta2よりも高いとき、非固定部P2、P3の温度が所定温度Ta2よりも低いときと比較して、非固定部P2、P3の形状が変化する。これにより、電流制限部14は、固定部P1と非固定部P2、P3のうち固定部P1のみが第2電極20に接触した第3状態となる。
これによれば、発熱部12の温度が所定温度を超えた場合に、発熱部12の通電電流量を制限する機能を機械的構成によって実現することができる。通常、機械的構成の方が電子回路よりも安価に製造される。したがって、電気ヒータ10を安価に製造することができる。
また、これによれば、発熱部12を構成する発熱部材として、PTCサーミスタとは別のいろいろな発熱部材を用いることができる。このため、目的とする電気ヒータ10の形状および大きさに応じた発熱部材を用いることで、所望の形状および大きさの電気ヒータを製造することができる。例えば、電気ヒータ10の薄型化に適した発熱部材を用いることで、PTCサーミスタを用いた従来の電気ヒータよりも薄型の電気ヒータを製造することができる。
また、本実施形態では、非固定部P2、P3の温度Taが所定温度Ta2よりも低いときでは、非固定部P2、P3の温度が上昇するにつれて、非固定部P2、P3と第2電極20との接触面積が減少するように、非固定部P2、P3の形状が変化する。これによれば、発熱部12の温度が上昇するにつれて、電流制限部14の抵抗値が上昇する。したがって、従来のPTCサーミスタのPTC特性に近い特性を実現することができる。
さらに、本実施形態では、固定部P1と非固定部P2、P3の両方が第2電極20に接触した状態において、固定部P1よりも非固定部P2、P3に電流が多く流れるように、固定部P1が構成されている。具体的には、固定部P1のうち第2電極20と接触する接触面を含む部分が、高抵抗部材28で構成されている。
そこで、固定部の電気抵抗値を所望の大きさに設定する。具体的には、高抵抗部材28として所望の電気抵抗率を有するものを選択する。これにより、非固定部P2、P3の温度が所定温度よりも高いときの電流制限部14の電気抵抗値を所望の高い電気抵抗値に設定することができる。したがって、これによっても、PTCサーミスタのPTC特性に近い電流制限機能を実現することができる。
(第2実施形態)
図6に示すように、本実施形態は、電流制限部14Aが高抵抗部材28を備えていない点が、第1実施形態の電流制限部14と異なる。電流制限部14Aのその他の構成は、第1実施形態の電流制限部14と同様である。
第1電極18の表面18aの一部26cが、第2電極20に固定されている。第1電極18の表面18aの他の一部26d、26eが、第2電極20に固定されていない。したがって、本実施形態では、第1電極18のうち表面18aの一部26cを含む部分が、第2電極20に固定された固定部P1である。第1電極18のうち表面18aの他の一部26d、26eを含む部分が、第2電極20に固定されていない非固定部P2、P3である。固定部P1の範囲は、第3状態のときの電流制限部14の抵抗値Rが所望値となるように設定される。
このように、本実施形態では、固定部P1がバイメタル26のみによって構成されている。本実施形態においても、第1実施形態と同様に、非固定部P2、P3の温度Taに応じて、電流制限部14は、図6に示す第1状態、図7に示す第2状態、図8に示す第3状態のいずれかとなる。このため、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(他の実施形態)
(1)第1実施形態では、固定部P1が高抵抗部材28とバイメタル26とで構成されていたが、固定部P1が高抵抗部材28のみによって構成されていてもよい。この場合、第1配線22が、固定部P1と、非固定部P2、P3の両方に電気的に接続されていればよい。
また、第1実施形態では、非固定部P2、P3がバイメタル26のみで構成されていたが、バイメタル26と他の部材で構成されていてもよい。すなわち、非固定部P2、P3は、少なくともバイメタル26で構成されていればよい。
(2)第1実施形態では、第1電極18は、固定部P1を挟んだ両側に非固定部P2と非固定部P3の2つを有していたが、これに限定されない。第1電極18は、少なくとも1つの固定部と、少なくとも1つの非固定部とを有していればよい。
(3)上記各実施形態では、第1電極18と第2電極20のうち第1電極18のみがバイメタルを含んでいたが、これに限定されない。第1電極18と第2電極20の両方がバイメタルを含んでいてもよい。
(4)上記各実施形態では、本発明の電流制限装置を電気ヒータに適用したが、本発明の電流制限装置を過電流保護装置に適用してもよい。この場合、発熱部12は、少なくとも電流制限部14を加熱できればよい。
(5)本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能であり、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、電流制限装置は、発熱部と、電流制限部とを備える。電流制限部は、第1電極と第2電極とを有する。第1電極は、固定部と非固定部とを有する。非固定部は、少なくともバイメタルで構成される。非固定部の温度が所定温度よりも低いとき、固定部と非固定部の両方が第2電極に接触した状態となる。非固定部の温度が所定温度よりも高いとき、非固定部の温度が所定温度よりも低いときと比較して、非固定部の形状が変化することにより、固定部と非固定部のうち固定部のみが第2電極に接触した状態となる。
また、第2の観点によれば、非固定部の温度が所定温度よりも低いとき、非固定部の温度が上昇するにつれて、非固定部と第2電極との接触面積が減少するように、非固定部の形状が変化する。これによれば、発熱部の温度が上昇するにつれて、電流制限部の電気抵抗値が上昇する。したがって、PTCサーミスタのPTC特性に近い電流制限機能を実現することができる。
また、第3の観点によれば、固定部と非固定部の両方が第2電極に接触した状態において、固定部よりも非固定部に電流が多く流れるように、固定部が構成されている。これによれば、固定部の電気抵抗値を所望の大きさに設定することにより、非固定部の温度が所定温度よりも高いときの電流制限部の電気抵抗値を所望の高い電気抵抗値に設定することができる。したがって、PTCサーミスタのPTC特性に近い電流制限機能を実現することができる。
また、第4の観点によれば、固定部のうち第2電極と接触する接触面を含む部分が、バイメタルを構成する金属のうち電気抵抗率が高い方の金属よりも電気抵抗率が高い高抵抗部材で構成されている。これによれば、高抵抗部材として所望の電気抵抗率を有するものを選択することにより、非固定部の温度が所定温度よりも高いときの電流制限部の電気抵抗値を所望の高い電気抵抗値に設定することができる。したがって、PTCサーミスタのPTC特性に近い電流制限機能を実現することができる。
また、第5の観点によれば、空気を加熱する電気ヒータは、第1の観点ないし第4の観点のいずれか1つに記載の電流制限装置を備える。電流制限装置の発熱部が空気を加熱する。
これによれば、発熱部を構成する発熱部材として、PTCサーミスタとは別のいろいろな発熱部材を用いることができる。このため、目的とする電気ヒータの形状および大きさに応じた発熱部材を用いることで、所望の形状および大きさの電気ヒータを製造することができる。すなわち、PTCサーミスタを用いた電気ヒータと比較して、電気ヒータの形状および大きさの選択の自由度を広げることができる。
10 電気ヒータ
12 発熱部
14 電流制限部
18 第1電極
20 第2電極
26 バイメタル
28 高抵抗部材
P1 固定部
P2 非固定部
P3 非固定部

Claims (5)

  1. 電流を制限する電流制限装置であって、
    通電によって発熱する発熱部(12)と、
    前記発熱部とは別体として構成され、前記発熱部に対して電気的に直列に接続されるとともに、前記発熱部から熱を受ける位置に配置され、前記発熱部の通電電流量を制限する電流制限部(14)とを備え、
    前記電流制限部は、第1電極(18)と、前記第1電極と接触する第2電極(20)とを有し、
    前記第1電極は、前記第2電極に固定されている固定部(P1)と、前記第2電極に接触可能な部位であって、前記第2電極に固定されていない非固定部(P2、P3)とを有し、
    前記非固定部は、少なくともバイメタルで構成され、
    前記非固定部の温度が所定温度(Ta2)よりも低いとき、前記固定部と前記非固定部の両方が前記第2電極に接触した状態となり、
    前記非固定部の温度が前記所定温度よりも高いとき、前記非固定部の温度が前記所定温度よりも低いときと比較して、前記非固定部の形状が変化することにより、前記固定部と前記非固定部のうち前記固定部のみが前記第2電極に接触した状態となる電流制限装置。
  2. 前記非固定部の温度が所定温度よりも低いとき、前記非固定部の温度が上昇するにつれて、前記非固定部と前記第2電極との接触面積が減少するように、前記非固定部の形状が変化する請求項1に記載の電流制限装置。
  3. 前記固定部と前記非固定部の両方が前記第2電極に接触した状態において、前記固定部よりも前記非固定部に電流が多く流れるように、前記固定部が構成されている請求項1または2に記載の電流制限装置。
  4. 前記固定部のうち前記第2電極と接触する接触面を含む部分が、前記バイメタルを構成する金属のうち電気抵抗率が高い方の金属よりも電気抵抗率が高い高抵抗部材(28)で構成されている請求項1または2に記載の電流制限装置。
  5. 空気を加熱する電気ヒータであって、
    請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電流制限装置を備え、
    前記発熱部が空気を加熱する電気ヒータ。
JP2016162181A 2016-08-22 2016-08-22 電流制限装置および電気ヒータ Pending JP2018032671A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016162181A JP2018032671A (ja) 2016-08-22 2016-08-22 電流制限装置および電気ヒータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016162181A JP2018032671A (ja) 2016-08-22 2016-08-22 電流制限装置および電気ヒータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018032671A true JP2018032671A (ja) 2018-03-01

Family

ID=61303851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016162181A Pending JP2018032671A (ja) 2016-08-22 2016-08-22 電流制限装置および電気ヒータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018032671A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6771167B2 (ja) 組み込まれた温度センサを有する加熱装置
JP2000306659A (ja) ヒータ
JP6568951B2 (ja) 硬度可変アクチュエータ
CN101461058A (zh) 热阻抗体和使用该热阻抗体的半导体器件以及电装置
CN103874890A (zh) 用于补充加热装置的绝缘的加热模块
JP6296175B2 (ja) ヒータ装置
CN110494945B (zh) 温度驱动开关
JP2018032671A (ja) 電流制限装置および電気ヒータ
US20100237059A1 (en) Resistive heating element for electrical heating
JP3393981B2 (ja) サーマルプロテクタ
CN212062350U (zh) 一种低电流断路器的金属片结构
CN106663565A (zh) 热动开关
KR20200091346A (ko) 퓨즈 기능을 갖는 발열체 및 이를 포함하는 히터유닛
JP5079237B2 (ja) サーミスタ
KR102866366B1 (ko) 차량용 난방장치
JP6669271B2 (ja) 輻射ヒータ装置
JP6413203B2 (ja) 熱応動開閉器
JP3102068B2 (ja) セラミクスヒータ
KR100367862B1 (ko) 전도성 물질을 이용한 면상 발열체
JPH09293581A (ja) 正特性サーミスタ発熱体
JP6644237B2 (ja) 熱応動開閉器
JP2025169495A (ja) 面状ヒータ
CN120982206A (zh) 加热器和加热器单元
US20060232905A1 (en) Electrical thermal overstress protection device
JP2000058232A (ja) 加熱装置及び画像形成装置