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JP2018011675A - 咬合器具 - Google Patents

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JP2018011675A
JP2018011675A JP2016141932A JP2016141932A JP2018011675A JP 2018011675 A JP2018011675 A JP 2018011675A JP 2016141932 A JP2016141932 A JP 2016141932A JP 2016141932 A JP2016141932 A JP 2016141932A JP 2018011675 A JP2018011675 A JP 2018011675A
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紀子 篠原
Noriko Shinohara
紀子 篠原
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Abstract

【課題】歯にかかる過剰な力を緩和することを目的とする。
【解決手段】上下の奥歯が咬み合わされる部分を平板状の咬合部4とすることにより、歯列の型を用いて製造する必要がなくなるため、必要最小限の厚みにすることができ、咬合器具22を装着して歯を食いしばった時に歯に過剰な力が付与されることを抑制でき、歯を痛めることを抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯を食いしばる作業やスポーツ、トレーニングなどを行う際に口腔内に装着される咬合器具に関する。
力を必要とする作業やスポーツ、トレーニング等を行う際に、歯を食いしばりやすくし、効率的に力を発揮することを目的として、マウスピースを用いることがある。
マウスピースは、上列または下列の歯列を使用者毎に型取りして、型に合わせて歯列を覆うように形成されていた。このようなマウスピースを歯列に装着することにより、上下の歯、特に奥歯の間にマウスピースが挿入される形となり、歯を食いしばった時に上下の奥歯に互いに咬み合わす方向に力が加わりやすくなり、効率的に力を発揮することができる。
特開平8−126733号公報
しかしながら、従来のマウスピースでは、歯列に対応して型を用いて製造するため、咬み合わせ部分の肉厚が厚くなりやすく、マウスピースを装着して歯を食いしばった時に歯に過剰な力が付与されて、歯を痛める場合があった。
本発明は、上記問題点を解消するために、歯にかかる過剰な力を緩和可能な咬合器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために提供される本発明の咬合器具は、上顎臼歯及び下顎臼歯により噛み合わされる左右一対の咬合部と、上顎前歯及び下顎前歯により噛み合わされる連結部とを有し、少なくとも前記一対の咬合部が、弾性を有するシート状素材により形成されていることを特徴とするものである。
本発明の咬合器具は、少なくとも一対の咬合部が弾性を有するシート状素材により形成されており、従来技術におけるマウスピースなどに比べて十分薄い。このようにすることにより、咬合器具を装着して歯を食いしばった時に、歯などに過剰な力がかかるのを抑制できる。また、本発明の咬合器具によれば、体幹を安定させる効果も期待できる。
本発明の咬合器具は、前記一対の咬合部及び前記連結部において、上顎歯に当たる上顎当接面、及び下顎歯に当たる下顎当接面が平坦に形成されているものであっても良い。
かかる構成によれば、咬合器具の使用時に歯などに過剰な力がかかるのを抑制しつつ、体幹を安定させる効果が期待できる。
本発明の咬合器具は、前記一対の咬合部及び前記連結部が、弾性変形可能な素材によって形成されたものであっても良い。
かかる構成によれば、咬合器具の使用時に作用する負荷が適度に緩衝され、歯をはじめとする身体にかかる負担を低減できる。
本発明の咬合器具は、前記連結部と前記咬合部とが一体成形されているものであっても良い。
かかる構成によれば、口腔内への咬合器具の装着を容易かつ確実に行うことができる。
本発明の咬合器具は、前記シート状素材の厚みが均一なものであっても良い。
かかる構成によれば、各所に作用する衝撃を略均等なものとすることができる。これにより、顎関節症などの問題が発症するのを抑制できる。
本発明の咬合器具は、前記シート状素材の厚みが、0.3mm〜5mmの範囲であるものであることが好ましい。
かかる構成によれば、咬合器具の使用時に歯などに過剰な力がかかるのを抑制する効果や、体幹を安定させる効果を最適化することができる。
ここで、上述した本発明の咬合器具では、連結部において上顎前歯及び下顎前歯が接触する領域の大きさは、咬合部において上顎臼歯及び下顎臼歯が接触する領域の大きさよりも小さい。また、連結部の幅を咬合部の幅に合わせて大きく取ると、口腔内への装着時に前歯(上顎前歯及び下顎前歯)の付近において口腔の内外にはみ出した状態になり、使用感を損ないかねない。これとは逆に、咬合部の幅を連結部の幅に合わせて小さくすると、装着時に奥歯(上顎臼歯及び下顎臼歯)に接触しない部分が生じ、咬合器具としての機能を十分に発揮できない懸念がある。
かかる知見に基づけば、本発明の咬合器具は、前記連結部の少なくとも一部の幅が、前記咬合部の幅よりも狭いものであることが望ましい。
かかる構成によれば、使用時に前歯(上顎前歯及び下顎前歯)の付近において口腔の内外にはみ出した状態になるのを最小限に抑制しつつ、咬合部において奥歯(上顎臼歯及び下顎臼歯)に接触しない部分が生じるのを抑制できる。これにより、使用感が良く、咬合器具としての機能も十分に発揮可能な咬合器具を提供できる。
本発明の咬合器具は、前記連結部および前記咬合部の少なくともいずれかに切り込みを入れることにより形状調整可能なものであっても良い。
かかる構成によれば、人それぞれ相違する口腔内の形状や大きさに応じて、咬合器具の形状を最適化することができる。これにより、使用者の口腔内の形状や大きさにフィットし、装着感に優れると共に機能も十分に発揮可能な咬合器具を提供できる。
本発明の咬合器具は、前記シート状素材が、透明あるいは明色の素材により構成されているものであっても良い。
かかる構成によれば、汚れなどを容易に把握でき、清潔に使用可能な咬合器具を提供できる。
本発明の咬合器具は、一般成人の歯列の並びを基準として、前記咬合部及び前記連結部が設けられているものであっても良い。
かかる構成によれば、歯列の並びが一般的な成人であれば、特別な加工等を施さなくても簡単に使用可能な咬合器具を提供できる。
本発明の咬合器具は、前記咬合部及び前記連結部が収容されるように包装する包装袋を有し、前記包装袋を取り外すことにより、口腔内に装着可能なものであっても良い。
かかる構成によれば、包装袋を取り外すという手軽な作業を行うだけで、清潔な状態の咬合器具を使用できる。
本発明の咬合器具は、前記一対の咬合部及び前記連結部において、上顎歯に当たる上顎当接面、及び下顎歯に当たる下顎当接面のうち少なくとも一部が塑性変形可能なように形成されているものでっても良い。
かかる構成によれば、塑性変形可能とされた部分を使用者の歯形にフィットした形状に変形させることができる。これにより、咬合器具を装着した状態で会話等が行えるようになり、より一層の使用感の向上を図れる。
本発明の咬合器具は、フレーバーを含有していることを特徴とするものであっても良い。
かかる構成によれば、咬合器具の使用中にフレーバーから発生する香りの影響により、リラックス効果など様々な効果が得られる。
本発明によれば、咬合器具を装着して歯を食いしばった時に、歯などに過剰な力がかかるのを抑制する効果や、体幹を安定させる効果等が期待できる。
実施の形態1における咬合器具の構成を例示する斜視図である。 実施の形態1における咬合器具の構成を例示する平面図である。 実施の形態1における咬合器具の構成例を列挙する平面図である。 実施の形態1における咬合器具が噛みしめられた構成を例示する断面図である。 実施の形態1における咬合器具の切り込み箇所を例示する平面図である。 実施の形態2における咬合器具集合体の構成を例示する側面図である。 実施の形態3における咬合部の構成例を示す図である。
(実施の形態1)
図1〜図5を用いて実施の形態1における咬合器具について説明する。まず、図1,図2を用いて実施の形態1における咬合器具の基本構成を説明する。図1は実施の形態1における咬合器具の構成を例示する斜視図、図2は実施の形態1における咬合器具の構成を例示する平面図である。
図1,図2に示すように、実施の形態1における咬合器具2は、咬合部4,4と、咬合部4,4の間を連結する連結部6とから構成される。咬合部4,4は、左右の上顎臼歯及び下顎臼歯(奥歯8)により噛み合わされる部分である。また、連結部6は、咬合部4,4の間を連結する部分である。連結部6は、上顎前歯及び下顎前歯により噛み合わされる部分である。
咬合器具2の大きさや形状は、一般成人の歯列の並びを基準としたものとされている。具体的には、咬合器具2は、略「放物線状」あるいは略「U」字型の外観形状とされている。これにより、左右の上顎臼歯及び下顎臼歯(奥歯8)に対応する一対の咬合部4,4と、上顎前歯及び下顎前歯に対応する連結部6が形成されている。また、咬合部4の幅wや、一対の咬合部4,4の間隔D、咬合器具2を口腔内に装着した状態における奥行き方向の長さH等、咬合器具2の各部の大きさについても一般成人の歯列の並びを基準として最適化されている。
具体的には、咬合器具2は、歯科医師等が治療等の際に歯形を取るために使用する型材は、日本人の平均的な歯列の形状に沿った形状をしている。そのため、咬合器具2の外形形状についても、概ね型材の外形形状を基に形成することにより、咬合器具2が多くの日本人の歯列に対応する確率が高くなり、奥歯の噛みしめ位置に咬合部4がフィットしやすくなる。本実施形態の咬合器具2では、前述の型材の形状や大きさを基準とし、咬合部4の幅wが7.5mm、長さLが3.0mm、咬合部4,4の間隔Dが4.0mm、咬合器具2の奥行き方向の長さHが5.3mmとされている。これにより、一般成人の大半が違和感なく咬合器具2を口腔内に入れて装着可能とされている。
咬合器具2は、例えばゴム、あるいはエラストマーなどのような樹脂など、弾性を有する素材をシート状にしたシート状素材を加工することにより形成されている。具体的には、咬合器具2は、天然ゴム、スチレン・ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴムなどのジエン系ゴム、ブチルゴム(イソブチエン・イソプレンゴム)エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレン・ジエンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムなどの非ジエン系ゴム、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、エステル系エラストマー、ウレタン系エラストマー、アミド系エラストマー、PVC系エラストマーなどの熱可塑性エラストマーなどの素材によって形成することができる。本実施形態においては、咬合器具2は、シリコーンゴムにより形成されている。咬合器具2は、いかなる硬度を有するものであっても良いが、硬度が1度〜30度の範囲内であることが望ましく、3度〜20度の範囲内であることがより望ましく、5度〜10度の範囲内であることが最も望ましい。本実施形態では、咬合器具2は、硬度が5度の素材により形成されている。また、咬合器具2は、透明あるいは乳白色などの明色のシート状素材により構成されている。
咬合器具2は、上顎歯に当たる上顎当接面2a、及び下顎歯に当たる下顎当接面2bが略平坦であり、各部において厚みが略均一とされている。しかしながら、咬合器具2は、弾性を有する樹脂、ゴム、あるいはエラストマーなどの弾性を有する素材によって形成されており、上顎歯及び下顎歯により咬合すると、厚み方向に圧縮されるように弾性変形する。そのため、上顎臼歯及び下顎臼歯(奥歯8)や上顎前歯及び下顎前歯で噛みしめると、各部において咬合器具2が歯形に沿って変形する。これにより、咬合器具2を口腔内に装着することにより、上顎歯と下顎歯の隙間を咬合器具2で埋めることができる。
咬合器具2は、いかなる厚みtを有するものであっても良いが、例えば平均的な一般成人の上顎歯及び下顎歯の隙間の大きさなどを考慮しつつ設定されることが望ましい。具体的には、咬合器具2の厚みtを0.3mm〜5mmの範囲とすることができる。
咬合器具2は、咬合部4,4や連結部6に切り込みを入れることにより形状を調整することができる。すなわち、使用者の歯列の形状と咬合器具2の外形形状とが一致せず、咬合部4が奥歯で噛みしめることができない場合、図5の波線部分の少なくともいずれかに切れ目を入れて、咬合部4の間隔Dを調整するように咬合器具2を変形させることもできる。
上述したように、本実施形態の咬合器具2は、少なくとも一対の咬合部4,4が弾性を有するシート状素材により形成されており、従来技術におけるマウスピースなどに比べて十分薄い。また、咬合器具2は、一対の咬合部4,4及び連結部6において、上顎歯に当たる上顎当接面2a、及び下顎歯に当たる下顎当接面2bが平坦に形成されており、歯を食いしばることにより、使用者の歯形に沿って弾性変形する。これにより、咬合器具2を装着して歯を食いしばった時に、歯などに過剰な力がかかるのを抑制できる。また、本実施形態の咬合器具2によれば、体幹を安定させる効果も期待できる。
さらに詳細には、咬合器具2によれば、使用者毎に歯列に応じたマウスピースを個別に製造する必要がなく、使用者は容易かつ手軽に咬合器具2を用いることができる。また、使用者毎に上側または下側の歯列を型取りし、型に合わせて製造される従来のマウスピースでは、型にマウスピースの材料をかぶせて加圧整形する関係上、上下の歯での咬み合わせ方向におけるマウスピースの厚みが大きくなる傾向がある。そのため、従来のマウスピースを装着した状態で歯を食いしばって力を入れた場合、過剰な負荷が歯にかかる場合があった。また、歯列を型取りして成形するため、従来のマウスピースでは、奥歯の噛み合わせの間隔のばらつきがそのまま転写されてしまい、咬み合わせた時に奥歯にかかる荷重がばらつき、一部の歯に他の歯より大きな加重がかかる場合があった。これに対して本実施の形態の咬合器具2では、使用者の歯列に応じた型を用いることなく、奥歯の噛み合わせにおける隙間のばらつき等に応じて、あらかじめ噛みしめた時に弾性変形できる最低限の厚みtの咬合部4を形成するため、最適な厚みtとすることにより、咬合器具2を装着して歯を食いしばって力を入れた際に、歯に過剰な負荷が付加されることを抑制することができる。つまり、使用者によっては噛み合わせの良否に応じて上下の歯の隙間が一定でない場合があるが、上述のように従来のマウスピースはマウスピースの厚みが大きく、歯列を転写して整形しているため、装着した状態で歯を食いしばって力を入れた場合、隙間の小さい部分の歯に過剰な負荷が歯にかかる場合があった。しかしながら、本実施の形態の咬合器具2では、厚みtが小さく、歯列の状態を転写していないため、噛み合わせの間隔のばらつきを容易に吸収でき、隙間の小さい部分の歯に対しても過剰な負荷がかかることを抑制できる。また、咬合器具2を介して上下の歯が接する面積を容易に確保することが可能となるため、顎の位置が安定し、体幹が安定することになり、効率的に力を入れることが可能となる。
通常、歯を食いしばりながら力を入れると、体重の10倍〜20倍の力が歯にかかることがある。マウスピースを用いると力を入れやすくなる反面歯にかかる力も大きくなる。マウスピースの厚さが大き過ぎると歯にかかる力は20倍以上になることもある。このような力が歯にかかると歯を痛めたり、歯周病、顎関節症、知覚過敏の原因になる場合がある。これに対して、本実施の形態の咬合器具2によると、咬合部4の厚みtを最適化することができるため、歯にかかる過剰な力を緩和して、歯を痛めたり、歯周病、顎関節症、知覚過敏となることを抑制することができる。
また、使用者毎に個別に製造する必要がないため、本実施の形態の咬合器具2は汎用製品とすることができる。これにより、使用者は、型取りして製造する段階を省いて汎用品として咬合器具2を購入することで、容易かつ手軽に使用することができる。また、咬合器具2は、構造が単純であるため、使い捨てとすることができる。専用品である従来のマウスピースは、一度口腔内に装着した後、洗浄等をするとしても次回には同じものを口腔内に装着することになる。そのため、従来のマウスピースは細菌等が繁殖しやすく、清潔に保つことが困難であった。同時に、従来のマウスピースは歯列にかぶせて使用するため、歯や歯茎の細菌等が増殖することもあった。そのため、従来のマウスピースを使用することにより、歯周病や口臭悪化のリスクが高くなることがあった。これに対して、本実施の形態の咬合器具2は使い捨てとして使用することができるため、咬合器具に細菌等が繁殖することを懸念する必要がなくなり、歯列にかぶせて使用する構成でないので、使用中に歯や歯茎に細菌等が増殖するリスクも低く、歯周病や口臭の悪化の発生を抑制することができる。
本実施形態で示した咬合器具2は、上顎当接面2a及び下顎当接面2bが平坦に形成されているものを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、表面に凹凸を付けるなどしたものであっても良い。
本実施形態の咬合器具2は、連結部6と咬合部4,4とが一体成形されている。そのため、口腔内への咬合器具2の装着を容易かつ確実に行うことができる。なお、本実施形態では、連結部6が咬合部4と連続的・一体的に形成された例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、咬合部4を保持できれば連結部6の構成は任意である。
具体的には、図3(a)の咬合器具12のように、咬合器具2の連結部6に代えて、前歯で保持可能な平板状の前歯保持部16aと、前歯保持部16aおよび咬合部4を接続する架橋部16bとから構成される連結部16とすることもできる。
また、図3(b)の咬合器具22に示すように、咬合器具2の連結部6に代えて、咬合部4,4の幅より細い連結部26とすることもできる。図2に示す連結部6や図3(a),(b)に示す連結部16,26は、咬合部4と同一の厚みでも良いし、異なる厚みでも良い。
また、上述した咬合器具12,22のように、咬合部4の幅より狭い架橋部16bや連結部26を設けると、架橋部16bや連結部26が他よりも変形しやすくなる。そのため、上述した切り込みなどを設ける代わりに架橋部16bや連結部26を設けることにより、咬合部4の間隔Dを調整するように咬合器具2を変形させることもできる。
さらに、咬合器具22のように、連結部26の幅が、咬合部4,4の幅よりも狭いものとすることにより、使用時に前歯(上顎前歯及び下顎前歯)の付近において咬合器具22が口腔の内外にはみ出した状態になるのを最小限に抑制しつつ、咬合部4,4において奥歯(上顎臼歯及び下顎臼歯)に接触しない部分が生じるのを抑制できる。
本実施形態の咬合器具2では、シート状素材の厚みが均一とされている。これにより、咬合器具2を装着した状態おいて各所に作用する衝撃を略均等なものとし、顎関節症などの問題が発症するのを抑制できる。
また、本実施形態の咬合器具2では、シート状素材の厚みtが、0.3mm〜5mmの範囲とされている。これにより、咬合器具2の使用時に歯などに過剰な力がかかるのを抑制する効果や、体幹を安定させる効果を最適化することができる。なお、本実施形態では、平均的な一般成人の上顎歯及び下顎歯の隙間の大きさなどを考慮してシート状素材の厚みtを前述したような範囲とした例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の指標を基準として厚みtを前述した範囲を外れたものとしても良い。
本実施形態の咬合器具2は、連結部6や咬合部4,4に切り込みを入れることにより形状調整できる。そのため、人それぞれ相違する口腔内の形状や大きさに応じて、咬合器具2の形状を最適化することができる。これにより、使用者の口腔内の形状や大きさにフィットし、装着感に優れると共に機能も十分に発揮可能な咬合器具2を提供できる。また、咬合器具2を汎用製品として画一的な大きさで準備したとしても、容易に使用者の歯列の形状に合わせて最適化した状態で使用することができる。
上述したように、咬合器具2は、シート状素材が、透明あるいは明色の素材により構成されている。そのため、咬合器具2は、汚れなどを容易に把握でき、清潔に使用することができる。なお、本実施形態では、咬合器具2を透明あるいは明色の素材で形成した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、暗色の素材で形成しても良い。
また、上述した咬合器具2は、一般成人の歯列の並びを基準として、咬合部4,4及び連結部6が設けられている。そのため、咬合器具2は、歯列の並びが一般的な成人であれば、特別な加工等を施さなくても簡単に使用可能な汎用品として用いることができる。なお、本実施形態では、一般的な成人の歯並びを基準として咬合器具2の形状や大きさを規定した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、咬合器具2は、オーダーメイドやパターンオーダーなどの手法により使用者に最適な形状や大きさとなるようにしたものであっても良い。
本実施の形態の咬合器具2は、図4に示すように、一対の咬合部4をそのまま左右の上顎臼歯及び下顎臼歯(奥歯8)で噛みしめて使用するものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、咬合器具2を折り曲げるなどして咬合部4や連結部6を二つ折り、あるいはさらに折り畳むなどして重ね合わせた状態として使用しても良い。
咬合部4と連結部6,16,26とは同じ樹脂、ゴム、あるいはエラストマーなどの弾性を有する素材で一体成形しても良いし、異なる材質で構成しても良い。咬合部4と連結部6,16,26とを同じ素材で一体成形した場合は容易に製造することができる。連結部16,26を咬合部4と異なる、例えば咬合部4より柔軟な材料で形成したり、咬合部4より十分に小さな幅で形成した場合、咬合部4間の距離等の咬合部4の位置関係を調整することが容易となり、使用者の奥歯の位置に咬合部4を配置しやすくなる。
本実施形態の咬合器具2は、咬合部4,4及び連結部6が収容されるように包装する包装袋を有し、包装袋を取り外すことにより、口腔内に装着可能なものであっても良い。これにより、包装袋を取り外すという手軽な作業を行うだけで、清潔な状態の咬合器具2を使用できる。また、包装袋に包装された状態とすることにより、財布やカバンなどに咬合器具2を入れて携帯し、手軽に使用することができる。
上述した咬合器具2は、一対の咬合部4,4及び連結部6において上顎歯に当たる上顎当接面2a、及び下顎歯に当たる下顎当接面2bのうち少なくとも一部が塑性変形可能なように形成されているものでっても良い。具体的には、上顎当接面2aや下顎当接面2bを発泡スチロールなどで構成しても良い。これにより、咬合器具2を装着することにより、塑性変形可能とされた部分が使用者の歯形にフィットした形状に変形させることができる。そのため、咬合器具2を装着した状態で会話等が行えるようになり、より一層の使用感の向上を図れる。
上述した咬合器具2等は、フレーバーや、機能性素材と呼ばれるような人体に何らかの好ましい影響を与える効果がある素材を含有したものであっても良い。咬合器具2等にフレーバーを含有させた場合には、咬合器具2の使用中にフレーバーから発生する香りの影響により、リラックス効果など様々な効果が得られる。また、咬合器具2等に機能性素材を含有させた場合には、咬合器具2による効果に加えて、機能性素材が有する効果を得ることが可能となる。
(実施の形態2)
次に実施の形態2として咬合器具集合体について図6を用いて説明する。
図6は実施の形態2における咬合器具集合体の構成を例示する側面図である。
図6に示すように、実施の形態2における咬合器具集合体10は、実施の形態1で説明した咬合器具2が咬合器具片として複数積層された構成である。図6および以下の説明においては、咬合器具2を咬合器具片の例として説明しているが、咬合器具12や咬合器具22を積層しても良い。各咬合器具2は直接積層されても良いが、各咬合器具2が付着することを防止する分離シート(図示せず)を介して積層しても良い。
このような咬合器具集合体10において、使用者は自分の歯並び等に応じて使用する咬
合器具片の枚数を決定する。例えば、使用者の歯並びが良く、上下の奥歯の間隔にばらつきが少ない場合は、咬合器具集合体10から1枚の咬合器具片をはぎ取って咬合器具として使用することができる。また、使用者の歯並びが悪く上下の奥歯の間隔にばらつきが大きい場合や、特に力を出すことを要する場合は、咬合器具集合体10から複数枚の咬合器具片をはぎ取って咬合器具として使用することができる。このように、自分の歯の状況や使用状況に応じて、用いる咬合器具片の合計厚みが適切となるように使用する咬合器具片の枚数を選択して使用する。
このように、咬合器具を積層した咬合器具集合体10は、本発明の咬合器具における汎用の製品態様の1つとされることにより、使用者の上下の奥歯の隙間の間隔等に応じて、容易に1または複数枚の咬合器具片を咬合器具集合体10から剥がしとって用いることができる。そのため、容易に咬合器具を必要最小限の厚みで用いることができ、咬合器具を装着して歯を食いしばった時に歯に過剰な力が付与されることを抑制でき、歯を痛めることを抑制することができる。
なお、咬合器具集合体10は複数枚の咬合器具片を貼り合わせて用いることが想定されるため、実施の形態1に比べて1枚1枚の咬合器具片の厚みを薄くすることにより、咬合器具の厚みの調整を容易にすることもできる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3として咬合部の変形例について図7を用いて説明する。
図7は実施の形態3における咬合部の構成例を示す図である。
図7に示すように、実施の形態3の咬合器具における咬合部14は、平板状ではなく側壁18を有する構成である。実施の形態3における咬合部14は、平坦部20と側壁18とから構成される。平坦部20は咬合器具を装着した際に奥歯に当接される部分であり、実施の形態1,2の咬合部と同様の機能を発揮する部分である。つまり、咬合部14は実施の形態1,2の咬合部の周囲に側壁を加えた構成である。
実施の形態3における咬合部14は、咬合器具を装着して歯を食いしばった時に歯に過剰な力が付与されることを抑制でき、歯を痛めることを抑制することができると共に、側壁18を備えることにより、装着時に奥歯を保持しやすくなり、安定した装着感に貢献できる構成である。従来のマウスピースのように使用者の歯列を型取りして成形するわけではないので、完全に歯列に固定することは困難であるが、側壁18により奥歯の側部をある程度保持でき、咬合器具を奥歯で噛みしめて固定することを補足することができる。ここで、側壁をゴム等の伸縮性のある材質で形成することにより、側壁で奥歯を締め付けることが可能となり、より咬合器具の保持を容易にすることができる。
なお、実施の形態3の咬合器具において、咬合部14以外の構成は図2または図3に示す構成と同様である。また、実施の形態1の咬合部4に比べて、咬合部14の面積を小さく、あるいはなくすこともできる。この場合、咬合器具を装着した状態で、側壁18が奥歯の噛み合わせ部分に配置され、咬合部4と同様に奥歯の噛み合わせの隙間を埋め、歯を食いしばった時に歯に過剰な力が付与されることを抑制することができる。
2 咬合器具
4 咬合部
6 連結部
8 奥歯
10 咬合器具集合体
12 咬合器具
14 咬合部
16 連結部
16a 前歯保持部
16b 架橋部
18 側壁
20 平坦部
22 咬合器具
26 連結部

Claims (13)

  1. 上顎臼歯及び下顎臼歯により噛み合わされる左右一対の咬合部と、
    上顎前歯及び下顎前歯により噛み合わされる連結部とを有し、
    少なくとも前記一対の咬合部が、弾性を有するシート状素材により形成されていることを特徴とする咬合器具。
  2. 前記一対の咬合部及び前記連結部において、上顎歯に当たる上顎当接面、及び下顎歯に当たる下顎当接面が平坦に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の咬合器具。
  3. 前記一対の咬合部及び前記連結部が、弾性変形可能な素材により形成されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の噛合器具。
  4. 前記連結部と前記咬合部とが一体成形されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の咬合器具。
  5. 前記シート状素材の厚みが均一であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の咬合器具。
  6. 前記シート状素材の厚みが、0.3mm〜5mmの範囲にあることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の咬合器具。
  7. 前記連結部の少なくとも一部の幅が、前記咬合部の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の咬合器具。
  8. 前記連結部および前記咬合部の少なくともいずれかに切り込みを入れることにより形状調整可能であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の咬合器具。
  9. 前記シート状素材が、透明あるいは明色の素材により構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の咬合器具。
  10. 一般成人の歯列の並びを基準として、前記咬合部及び前記連結部が設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の噛合器具。
  11. 前記咬合部及び前記連結部が収容されるように包装する包装袋を有し、
    前記包装袋を取り外すことにより、口腔内に装着可能であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の噛合器具。
  12. 前記一対の咬合部及び前記連結部において、上顎歯に当たる上顎当接面、及び下顎歯に当たる下顎当接面のうち少なくとも一部が塑性変形可能なように形成されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の咬合器具。
  13. フレーバーを含有していることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の咬合器具。
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