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JP2017535542A - 神経発達症群における行動の改善のための細菌含有組成物、及び細菌を使用することを含む、神経発達症群における行動の改善のための方法 - Google Patents

神経発達症群における行動の改善のための細菌含有組成物、及び細菌を使用することを含む、神経発達症群における行動の改善のための方法 Download PDF

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JP2017535542A JP2017523244A JP2017523244A JP2017535542A JP 2017535542 A JP2017535542 A JP 2017535542A JP 2017523244 A JP2017523244 A JP 2017523244A JP 2017523244 A JP2017523244 A JP 2017523244A JP 2017535542 A JP2017535542 A JP 2017535542A
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bacteria
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tetaiotaomicron
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JP2017523244A
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ベイリー,アントワネット
マズマニアン,サーキス,ケイ.
パターソン,ポール,エイチ.
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California Institute of Technology
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California Institute of Technology
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Abstract

いくつかの実施形態において、1つ以上の自閉スペクトラム症(ASD)の症状及び/又は統合失調症の症状の治療を必要とする対象において、1つ以上の自閉スペクトラム症(ASD)の症状及び/又は統合失調症の症状の治療における使用のための細菌種が含まれる。前記治療を必要とする前記対象は、成体に特有の腸内微生物叢パターンを有していてもよい。前記細菌種は、バクテロイデス属細菌(例えば、B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン、及び/又はB.ブルガタス)、及び/又はエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス)を含みうる。このような治療を行うことによって、前記対象において1つ以上のASD関連行動を改善することができる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は2014年10月30日に出願された米国仮出願第62/072,905号の利益を主張するものであり、その内容全体が参照により本明細書に援用される。
連邦政府資金による研究開発の記載
本発明は、米国国立衛生研究所によって供与された助成金番号MH100556に基づく政府の支援を得てなされたものである。米国政府は、本発明に対して一定の権利を有する。
自閉スペクトラム症(ASD)は、反復行動、社会性障害及びコミュニケーション障害が認められることによって診断される神経発達症群である。驚くべきことに、現在、米国におけるASDの有病率は68人あたり1人であり、医学的問題及び社会的問題として重要視されている。ASDの根本的な原因は大部分が不明であるが、遺伝的危険因子及び環境的危険因子が関与している。
分野
本明細書の実施形態のいくつかは、概してプロバイオティクス組成物に関し、このプロバイオティクス組成物は、自閉スペクトラム症(ASD)の症状を治療するために使用することができる。いくつかの実施形態において、前記プロバイオティクス組成物は、成体の微生物プロフィールを有する個体におけるASDの症状を治療するために使用することができる。
本明細書の実施形態のいくつかによれば、ヒトの行動機能を改善するための方法が開示される。前記方法は、少なくとも500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有するヒト対象を特定することを含んでいてもよい。前記方法は、前記ヒト対象に1種以上のバクテロイデス属細菌の有効量を投与することを含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記ヒト対象の腸内微生物叢パターンが、成体の腸内微生物叢パターンであると特定することをさらに含む。いくつかの実施形態において、前記対象は、不安、自閉スペクトラム症(ASD)、統合失調症、又は1つ以上のASDの症状若しくは統合失調症の症状を伴う病的状態を有している。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記1種以上のバクテロイデス属細菌の有効量がB.フラジリス(B.fragilis)を含むことをさらに含む。いくつかの実施形態において、前記1種以上のバクテロイデス属細菌の有効量は、B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン(B.thetaiotaomicron)、B.ブルガタス(B.vulgatus)、又はこれらの細菌の2種若しくは3種の混合物、例えばB.フラジリスとB.テタイオタオミクロンの組み合わせ、B.フラジリスとB.ブルガタスの組み合わせ、B.テタイオタオミクロンとB.ブルガタスの組み合わせ、又はB.フラジリスとB.テタイオタオミクロンとB.ブルガタスの組み合わせを含む。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象に、ある量のエンテロコッカス属細菌を投与することをさらに含む。いくつかの実施形態において、前記方法において前記対象に投与される単一の有効成分は、実質的に、1種以上のバクテロイデス属細菌からなる。いくつかの実施形態において、前記対象に投与される単一の有効成分は、実質的にB.フラジリスからなる。いくつかの実施形態において、前記1種以上のバクテロイデス属細菌の有効量は組成物中に含まれており、該組成物はバクテロイデス属細菌以外の細菌を実質的に含んでいない。いくつかの実施形態において、前記バクテロイデス属細菌の有効量は組成物中に含まれており、該組成物はB.フラジリス以外の細菌を実質的に含んでいない。いくつかの実施形態において、前記1種以上のバクテロイデス属細菌の有効量は経口投与される。いくつかの実施形態において、行動機能の改善は、コミュニケーション行動、反復行動、不安、又はこれらの行動の2種若しくは3種の組み合わせを改善することを含む。いくつかの実施形態において、前記ヒト対象は成体である。
図1A及び図1Bは、本明細書の実施形態のいくつかに記載されているように、B.フラジリスを含むプロバイオティクスを用いて成体の母体免疫活性化(MIA)マウスを治療することによって、探索行動における障害が改善することを示す一連のグラフである。図1Aは中心エリアへの侵入回数を表す。図1Bは総移動距離を表す。
本明細書の実施形態のいくつかに記載されているように、B.フラジリスを含むプロバイオティクスを用いて成体のMIAマウスを治療することによって、反復行動が減少することを表したグラフを示す。
本明細書の実施形態のいくつかに記載されているように、B.フラジリスを含むプロバイオティクスを用いて成体のMIAマウスを治療することによって、コミュニケーション行動が増加することを表したグラフを示す。
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を構成する添付の図面を参照する。図面では、本明細書中で特に記載しない限り、通常、類似の記号は類似の要素を示す。詳細な説明、図面及び請求項において説明される例示的な実施形態は本発明を限定するものではない。本明細書に記載の主題の思想又は範囲を逸脱しない限り、他の実施形態を使用し、他の変更を加えてもよい。本明細書において概説され、図面において例示されている本発明による開示の態様を、様々な構成で配置し、置換し、組み合わせ、分離し、かつ設計してもよいことは容易に理解され、これらはいずれも本明細書中に明示的に包含される。
特定の理論に縛られるものではないが、自閉スペクトラム症(ASD)において、腸と免疫系と脳との間には相関が存在しうると考えられる。腸内マイクロバイオームは、幼体と「成体」(3歳以上)とで異なりうるため、プロバイオティクスが、成体の腸内マイクロバイオームに対して効果的であっても、幼体の腸内マイクロバイオームにおいても同じ効果を示すとは限らず、したがって、幼体用のプロバイオティクスと成体用のプロバイオティクスは交換して使用できるとは限らないと考えられる。本明細書の実施形態のいくつかによれば、1種以上の細菌種を含むプロバイオティクスが提供され、このプロバイオティクスは、成体に特徴的な腸内微生物叢パターンを有する対象に投与することによって、1つ以上のASDの症状及び/又は統合失調症の症状を治療することができる。本明細書に記載されているように、前記プロバイオティクスを投与することによって、例えば反復行動、不安及びコミュニケーション行動障害等の、ASDの症状及び/又は統合失調症の症状を改善することができる。いくつかの実施形態において、前記プロバオイティクスは、バクテロイデス・フラジリス、バクテロイデス・テタイオタオミクロン、バクテロイデス・ブルガタス及びエンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)の1種以上を含む。前記プロバオイティクスは、成体の腸内マイクロバイオームを有する対象において、反復行動、不安及びコミュニケーション行動を改善することができる。
妊娠中の母体における細菌感染又はウイルス感染と生まれてくる子におけるASDのリスクの増加とを関連付けた数多くの大規模疫学調査や、妊娠中の母体が感染を受けたり、免疫活性化された結果、生まれてくる子にASDに関連する行動異常及び神経病理学的異常が認められたマウス、ラット及びサルにおける臨床前研究に基づくと、母体における感染はASDの主要な非遺伝的原因であると同定されている。さらに、ASDは、発作から免疫調節異常に及ぶ様々な医学的状態を伴う共存症でもある。便秘、腹痛、腸透過性及び腸内微生物叢の組成の変化等の消化管の問題は、ASD個体集団の大部分において認められる。以上のように、ASDの病因病理において腸脳相関が潜在的な役割を果たしていることを示す様々な証拠が次々に報告されている。
母体免疫活性化(MIA)自閉症マウスモデルは、ASD及び統合失調症の主要な行動特徴及び神経病理学的特徴に加えて、ASDに関連する免疫学的異常及び消化管異常を示すことには注目されたい。さらに、離乳期にあるMIA仔マウスをヒトの共生細菌であるバクテロイデス・フラジリス(Bacteroides fragilis)で処置することによって消化管障害及び行動障害を改善することができる。腸内微生物叢は、出産の過程で受け継がれ、出産後、微生物種の組成及びその量に基づいて発達及び成熟し、成体の微生物叢パターンを獲得する。本明細書に記載の実施形態のいくつかによれば、B.フラジリスは、ASDの症状及び/又は統合失調症の症状を治療するためのプロバイオティクスとして有望であると考えられる。
成体期におけるASD及び統合失調症の行動異常に対するB.フラジリスの治療能力を検討するために、MIA仔マウスを6週齢まで飼育して得た成体マウスをB.フラジリスで処置し、ASDに関連する行動機能に対する効果を検討した。ASD及び統合失調症の仔マウスモデルをB.フラジリスで処置することによって、(非処置対照群と比較して)ASD及び統合失調症に関連した不安及び探索行動障害の改善が見られた(図1参照)。また、ASD及び統合失調症の仔マウスモデルをB.フラジリスで処置することによって、(非処置対照群と比較して)ASD及び統合失調症に関連した反復行動障害の改善が見られた(図2参照)。さらに、ASD及び統合失調症の仔マウスモデルをB.フラジリスで処置することによって、(非処置対照群と比較して)ASD及び統合失調症に関連したコミュニケーション行動障害の改善が見られた(図3参照)。したがって、本明細書に記載の実施形態のいくつかによれば、成体の腸内微生物叢パターンを有するASD又は統合失調症の対象をこのように処置することによってASDの症状及び/又は統合失調症の症状を改善することができる。ASDの症状及び/又は統合失調症の症状は、例えば、不安、反復行動、及びコミュニケーション行動障害の少なくとも1つを含んでいてもよい。
用語の定義
特に定義されない限り、本明細書で使用される技術用語及び科学用語は、本発明の開示が属する分野の当業者によって通常理解される意味を有する。例えば、Singleton et al., Dictionary of Microbiology and Molecular Biology 2nd ed., J. Wiley & Sons (New York, NY 1994); Sambrook et al., Molecular Cloning, A Laboratory Manual, Cold Springs Harbor Press (Cold Springs Harbor, NY 1989)を参照されたい。本発明を開示することを目的として、以下の用語は以下の定義を有する。
本明細書において、「対象」は、哺乳動物等の脊椎動物である。「哺乳動物」は哺乳綱に属する個体と定義され、ヒト、家畜及び農場動物、動物園の飼育動物、競技用動物並びに愛玩動物、例えばヒツジ、イヌ、ウマ、ネコ又はウシが挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態において、前記対象はヒトである。いくつかの実施形態において、前記対象は非ヒト霊長類である。
本明細書において、「状態/障害/症状」又は「行動異常」は、対象が呈する症状を指す。「状態/障害/症状」又は「行動異常」としては、不安、脆弱X症候群、Rett症候群、結節硬化、強迫性障害、注意欠陥障害、統合失調症、自閉症(古典的自閉症)、アスペルガー障害(アスペルガー症候群)、特定不能の広汎性発達障害(PDD−NOS)、小児期崩壊性障害(CDD)、又は1つ以上のASDの症状を伴う病的状態が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書において、「治療を必要とする対象」は、上述した行動障害/症状の1つ以上を呈する対象、又は上述した行動障害/症状の1つ以上を有している対象を指す。いくつかの実施形態において、治療を必要とする対象は、統合失調症、ASD、又はASD若しくは統合失調症に伴う消化管病態又は免疫学的病態(例えば、腸管壁浸漏症候群)のうちの少なくとも1つを有している。適切な資格を有する者であれば、標準的な行動試験プロトコル/ガイドラインを使用して、治療を必要とする上述したような個体を特定することができる。同じ行動試験プロトコル/ガイドラインを使用して、前記個体の障害及び/又は症状に改善がみられるどうかを判定することもできる。
本明細書において、「行動機能の改善」は、ASD、統合失調症、又は1つ以上のASDの症状若しくは統合失調症の症状を伴う病的状態を有する個体に認められる1つ以上の行動障害、行動症状及び/又は行動異常を予防すること、又はそれらの重症度若しくは頻度を任意の程度まで低減することを指す。行動症状としては、コミュニケーション障害、社交性障害、言語理解障害及び/又は発語障害、反復行動、及び不安の増加が挙げられるが、これらに限定されない。行動機能の改善は、処置を受けている個体自身、又は別の者(医療従事者等)によって観察される。いくつかの実施形態において、本明細書に記載の、バクテロイデス属細菌及び/又はエンテロコッカス属細菌を有効量で含むプロバイオティクスは、前記対象に投与される。いくつかの実施形態において、前記プロバイオティクスの投与により、前記対象における感覚運動ゲーティング機能が改善される。いくつかの実施形態において、前記プロバイオティクスの投与により、前記対象におけるコミュニケーション行動が改善される。本明細書において、「コミュニケーション行動」は、音声又は非音声の社会的コミュニケーションを含む、コミュニケーション、言語理解及び発語、並びに社交性を指す。いくつかの実施形態において、対象は、社交性障害が認められることに基づいて、コミュニケーション行動に障害があると特定される。いくつかの実施形態において、対象は、言語理解障害及び/又は発語障害が認められることに基づいて、コミュニケーション行動に障害があると特定される。
本明細書において、「治療」又は「処置」は、対象、特にASD、統合失調症、又は1つ以上のASDの症状若しくは統合失調症の症状を伴う病的状態を有している対象に認められる疾患、障害又は生理学的状態に応じて行われる臨床的介入を指す。治療の目的には、症状の軽減又は予防、疾患、障害若しくは状態の進行又は悪化の遅延又は停止、及び疾患、障害又は状態の寛解の1つ以上が含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態において、「治療」又は「処置」は、治療的処置及び予防的措置を指す。治療を必要とする対象には、疾患、障害又は望ましくない生理学的状態に既に罹患している対象、及び疾患、障害又は望ましくない生理学的状態を予防する必要がある対象が含まれる。例えば、いくつかの実施形態において、治療によって前記対象の行動機能を改善することができ、改善される行動機能としては、感覚運動ゲーティング機能障害及び/又はコミュニケーション行動障害等のASD関連行動が挙げられる。本明細書において、「予防」は、このような行動症状を将来的に発症しうる個体の負担を低減する任意の作用を指す。「予防」は、一次予防レベル、二次予防レベル及び三次予防レベルで行われ、a)一次予防では、症状/障害/状態の発生を避け;b)二次予防活動は、状態/障害/症状の早期治療を目標として、状態/障害/症状の進行及び症状の発生を予防するための介入の機会を増やし;c)三次予防では、例えば機能を回復させることによって、かつ/又は任意の状態/障害/症状若しくは関連する合併症を低減させることによって、既に確立された状態/障害/症状による悪影響を低減する。
「薬学的に許容される」担体は、用いられる用量及び濃度において、該担体の曝露を受ける細胞又は哺乳動物に無毒な担体である。本発明の方法、使用、組成物及びキットにおける「薬学的に許容される」担体としては、例えば経口適用又は注射等の選択された適用方法に適しており、かつ従来の医薬用製剤の形態(例えば錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤等の固形製剤、及び溶剤、乳剤、懸濁剤等の液体製剤)で投与される、有機又は無機の固体賦形剤又は液体賦形剤が挙げられるが、これらに限定されない。生理学的に許容される担体は、リン酸緩衝液又はクエン酸緩衝液等のpH緩衝水溶液であることが多い。前記生理学的に許容される担体は、抗酸化剤(アスコルビン酸等)、低分子量ポリペプチド(約10残基未満)、タンパク質(血清アルブミン、ゼラチン、免疫グロブリン等)、親水性ポリマー(ポリビニルピロリドン等)、アミノ酸、炭水化物(グルコース、マンノース又はデキストリン等)、キレート剤(EDTA等)、糖アルコール(マンニトール又はソルビトール等)、塩形成対イオン(ナトリウム等)、非イオン性界面活性剤(Tween(商標)界面活性剤、ポリエチレングリコール(PEG)及びPluronic(商標)界面活性剤等)の1つ以上を含んでいてもよい。補助剤、安定剤、乳化剤、滑沢剤、結合剤、pH調整剤、等張剤及び他の従来の添加剤を、前記担体に加えてもよい。
本発明の方法、使用、組成物及びキットにおける薬学的に許容される担体又は薬学的に適切な担体としては、障害を起こした消化管に有益であることが知られているその他の化合物(例えばビタミンC、ビタミンE、セレン又は亜鉛等の抗酸化剤);又は食品組成物が挙げられる。食品組成物としては、ミルク、ヨーグルト、凝乳(カード)、チーズ、発酵乳、ミルクベースの発酵製品、アイスクリーム、発酵させた穀類ベースの製品、粉ミルク、乳児用調合乳、錠剤、細菌懸濁液、乾燥状態の経口補助食品又は湿潤状態の経口補助食品が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書において、「プロバイオティクス」は、生きている微生物を指し、適量で投与することによって宿主に健康上の利益がもたらされるものである。本発明の方法、使用、組成物及びキットにおけるプロバイオティクスは、食品及び栄養補助食品(例えば、カプセル剤、錠剤、散剤及び液剤が挙げられるが、これらに限定されない)の形態で利用可能である。プロバイオティクスを含む食品としては、例えばヨーグルト、発酵乳及び未発酵乳等の乳製品、スムージー、バター、クリーム、ホムス、紅茶キノコ、サラダドレッシング、味噌、テンペ、栄養バー、並びに一部のジュース及び大豆飲料が挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態において、本発明のプロバイオティクスは単一の微生物を含む。いくつかの実施形態において、本発明のプロバイオティクスは微生物の組み合わせを含む。いくつかの実施形態において、本発明のプロバイオティクスは単一の組成物を含む。いくつかの実施形態において、本発明のプロバイオティクスは2種以上の組成物を含み、これらの組成物は共に使用してもよく、例えば、同時に投与してもよく、又は連続して投与してもよい。プロバイオティクスは「有効成分」として機能してもよく、又は対象への投与に使用される単一の組成物又は複数の組成物として機能してもよいことには注目すべきである。すなわち、本発明の方法、使用及び/又は単一の組成物若しくは(別々又は同時に用いられる)複数の組成物は、対象における少なくとも1つの行動を改善するためのプロバイオティクスの有効量を含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、前記プロバイオティクスは前記対象へ投与するための単一の有効成分である。いくつかの実施形態において、前記対象へ投与するための「単一の有効成分」であるプロバイオティクスは、該プロバイオティクス以外の細菌、抗生物質、及び薬物を実質的に含まないか、又は含まない組成物、方法又は使用として提供されてもよい。前記プロバイオティクスが「単一の」有効成分であっても、前記プロバイオティクスを含む単一の組成物又は複数の組成物は、前記対象の行動には実質的に影響を与えないが前記プロバイオティクスの機能又はその投与にとって有用でありうるさらなる物質(例えば緩衝液、細菌の栄養源、賦形剤、香料及び/又は食品等)を含んでいてもよい。
いくつかの実施形態において、本発明のプロバイオティクスは、(前記プロバイオティクス以外の)細菌、及び/又は薬物若しくは抗生物質を実質的に含まない単一の組成物又は複数の組成物に含まれる。「実質的に含んでいない」又は「実質的に存在しない」は、本発明のプロバイオティクス以外の細菌、薬物、及び/又は抗生物質が微量に存在していてもよいが、これらの細菌、薬物、及び/又は抗生物質は、前記対象に対して目に見える効果を及ぼさないことを指すと解される。
本明細書において、プロバイオティクスの「有効量」は、対象の行動において臨床的に有意な変化を起こすのに十分な量を指す。
本明細書において、「機能性食品」は、(強化食品又は栄養補助食品として)健康に有益な食品を指す。機能性食品は、医療薬物と同じ試験及び規制の対象ではない。
本明細書において「微生物叢パターン」(又は「腸内微生物叢パターン」とも呼ぶ)という用語は、この用語の複数形及び変化形を含むが、腸内微生物叢プロフィールを指し、腸内の総微生物数、並びに/又は腸内微生物叢の特定の微生物門及び/若しくは微生物種の相対量を包含しうる。本明細書において「成体の微生物叢パターン」(又は「成体の腸内微生物叢パターン」とも呼ぶ)という用語は、この用語の複数形及び変化形を含むが、少なくとも3歳であるヒトに特徴的な微生物叢パターンを指す。本明細書において「幼体の微生物叢パターン」(又は「幼体の腸内微生物叢パターン」とも呼ぶ)という用語は、この用語の複数形及び変化形を含むが、3歳未満であるヒトに特徴的な微生物叢パターンを指す。本明細書において、「成体」は少なくとも3歳であるヒトを指す。
特定の理論に縛られるものではないが、微生物叢パターンは、環境要因及び生活上の出来事、例えば、食事、衛生状態、感染又はその他の疾患、及び発達過程における事象(ホルモンの変化等)の影響を受ける可能性がある。離乳期又は離乳期直後の(3歳未満の)幼体は、このような幼体よりも多様な食品を摂取した経験や、感染等の様々なものへの暴露の経験を有する年長の個体とは異なるマイクロバイオームの特徴を有する(よって、微生物叢パターンが異なる)と期待される。したがって、特定の理論に縛られるものではないが、幼体の微生物叢パターンを有する個体に影響を及ぼす介入(例えばプロバイオティクスによる治療等)は、成体の微生物叢パターンを有する個体に対する介入と同等又は類似である必要は必ずしもない。これは、幼体の腸内のマイクロバイオームは、成体のマイクロバイオームと実質的に異なりうるからである。
典型的な新生児の消化管は、約100種の微生物を有しうり、一方で(3歳以上の)典型的な成体の消化管は約1000種の微生物を有しうる。いくつかの実施形態において、成体の腸内微生物叢パターンは、少なくとも約500種の微生物を有することを特徴とし、例えば少なくとも約500種、少なくとも約550種、少なくとも約600種、少なくとも約650種、少なくとも約700種、少なくとも約750種、少なくとも約800種、少なくとも約850種、少なくとも約900種、少なくとも約950種、少なくとも約1000種、少なくとも約1050種、少なくとも約1100種、少なくとも約1150種、少なくとも約1200種、少なくとも約1250種、少なくとも約1300種、少なくとも約1350種、少なくとも約1400種、少なくとも約1450種、若しくは少なくとも約1500種の微生物を有することを特徴とし、これらの値のいずれか2つの間の範囲も含む。いくつかの実施形態において、幼体の腸内マイクロバイオームの微生物種の総数は、成体の腸内マイクロバイオームよりも少ない。微生物叢パターンは、様々な微生物門の相対量(この測定基準は、単独で使用してもよく、微生物種の総数と共に使用してもよい)により特徴付けられてもよい。いくつかの実施形態において、幼体(つまり3歳未満)の腸内微生物叢パターンは、(最も量の多いものから最も量の少ないものの順に)アクチノバクテリア(Actinobacteria)門、プロテオバクテリア(Proteobacteria)門、フィルミクテス(Firmicutes)門、バクテロイデス(Bacteroidetes)門の相対量により特徴付けられる。いくつかの実施形態において、成体の腸内微生物叢パターンは、(最も量の多いものから最も量の少ないものの順に)フィルミクテス門、バクテロイデス門、アクチノバクテリア門、プロテオバクテリア門の相対量により特徴付けられる。いくつかの実施形態において、老齢の成体の腸内微生物叢パターンは、フィルミクテス門、アクチノバクテリア門、バクテロイデス門、プロテオバクテリア門の相対量により特徴付けられる。したがって、いくつかの実施形態において、成体の腸内微生物叢パターンは(最も量の多いものから最も量の少ないものの順に)(a)フィルミクテス門、バクテロイデス門、アクチノバクテリア門、プロテオバクテリア門、又は(b)フィルミクテス門、アクチノバクテリア門、バクテロイデス門、プロテオバクテリア門の相対量により特徴付けられる。
いくつかの実施形態において、腸内微生物叢パターンは、例えば糞便試料、又は消化管の生検、又はブラシで消化管を擦過した試料等の、対象から得た消化管試料の組成を分析することによって特徴付けることができる。消化管試料中に含まれる微生物種の数、及び/又は消化管試料中の微生物種及び/又は微生物門の組成比は、微生物門によって異なる特徴的な核酸を同定することにより確認することができる。例えば、16s rRNAサブユニットのような比較的保存された核酸の配列を比較してもよい。この比較は、当業者に知られている多くの技術によって行うことができ、例えば、核酸分析(マイクロアレイ分析等)、核酸シーケンシング(マルチプレックスシーケンシング等)、ポリメラーゼ連鎖反応(従来のポリメラーゼ連鎖反応、及び/又は定量ポリメラーゼ連鎖反応等)、核酸プローブのハイブリダイゼーション等が挙げられる。前記試料中に含まれる微生物種を確認するために、前記核酸を参照配列に対してアライメントしてもよい。
ASD及び/又は統合失調症を治療するためのプロバイオティクス
特定の理論に縛られるものではないが、MIA自閉症マウスモデルは、ASDの神経病理学的特徴及び行動特徴を示すとともに、統合失調症の神経病理学的特徴及び行動特徴も呈し、さらに免疫学的異常及び消化管異常も示すが、ヒトのASD及び統合失調症と関連していると考えられている。バクテロイデス・フラジリス等のヒトの共生細菌を用いてMIA仔マウスを処置することによって、成体の腸内微生物叢パターンを有する対象における特定の消化管障害及び行動障害を改善できることが本明細書において実証された。したがって、いくつかの実施形態は、プロバイオティクスを用いた、成体の腸内微生物叢パターンを有する対象におけるASDの症状及び/又は統合失調症の症状の治療及び/又は予防を含む。
いくつかの実施形態において、前記対象は、不安、反復行動、及びコミュニケーション行動(例えば音声又は非音声の社会的コミュニケーションを含む、コミュニケーション、言語理解及び発語、並びに社交性)の改善を必要としている対象である。プロバイオティクスの有効量は、前記対象への投与を目的として提供され(又は前記対象の治療における使用を目的として提供され)、該プロバイオティクスの有効量は、少なくとも以下の1種を含むか、少なくとも以下の1種からなるか、又は実質的に少なくとも以下の1種からなる:(a)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス);(b)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス)及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス(E. faecilis)、E.フェシウム(E. faecium)、E.ヒラエ(E. hirae)、E.アビウム(E. avium)、E.デュランス(E. durans)、E.ガリナラム(E. gallinarum)又はE.カセリフラバス(E. casseliflavus));(c)B.フラジリス;(d)B.テタイオタオミクロン;(e)B.ブルガタス;(g)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン;(h)B.フラジリス及びB.ブルガタス;(i)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(j)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(k)B.フラジリス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(l)B.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(m)B.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(n)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(o)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(p)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(q)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(r)B.フラジリス及びE.フェカリス;(s)B.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(t)B.ブルガタス及びE.フェカリス;(u)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(v)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;(w)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;又は(x)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン、B.ブルガタス及びE.フェカリス。これらの細菌を投与することによって、不安、反復行動及びコミュニケーション行動障害を改善できる。前記対象は、少なくとも500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、例えば、少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種、又は少なくとも1500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、これらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。前記対象は成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を前記対象に投与しなくてもよく、前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象の治療において使用するためのプロバイオティクスは、他の細菌を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。抗生物質を前記対象に投与しなくてもよく、又は抗生物質を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、抗生物質を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。薬物を前記対象に投与しなくてもよく、又は薬物を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、薬物を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。医薬有効成分を前記対象に投与しなくてもよく、又は医薬有効成分を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、医薬有効成分を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、不安、反復行動及びコミュニケーション行動障害における改善を必要とする対象はASDを有している。いくつかの実施形態において、不安、反復行動及びコミュニケーション行動における改善を必要とする対象は統合失調症を有している。いくつかの実施形態において、改善されるコミュニケーション行動は、コミュニケーション、言語理解及び発語、並びに社交性の少なくとも1つを含む。いくつかの実施形態において、不安、反復行動及びコミュニケーション行動における改善を必要とする対象は、少なくとも3歳であり、例えば少なくとも3歳、少なくとも4歳、少なくとも5歳、少なくとも6歳、少なくとも7歳、少なくとも8歳、少なくとも9歳、少なくとも10歳、少なくとも11歳、少なくとも12歳、少なくとも13歳、少なくとも14歳、少なくとも15歳、少なくとも16歳、少なくとも17歳、少なくとも18歳、少なくとも19歳、少なくとも20歳、少なくとも21歳、少なくとも22歳、少なくとも23歳、少なくとも24歳、少なくとも25歳、少なくとも26歳、少なくとも27歳、少なくとも28歳、少なくとも29歳、少なくとも30歳、少なくとも31歳、少なくとも32歳、少なくとも33歳、少なくとも34歳、少なくとも35歳、少なくとも36歳、少なくとも37歳、少なくとも38歳、少なくとも39歳、少なくとも40歳、少なくとも41歳、少なくとも42歳、少なくとも43歳、少なくとも44歳、少なくとも45歳、少なくとも46歳、少なくとも47歳、少なくとも48歳、少なくとも49歳、又は少なくとも50歳であり、これらの値のいずれか2つの間の範囲も含む。
いくつかの実施形態において、前記対象は、コミュニケーション行動(例えば言語理解及び/若しくは発語、社交性並びに/又はコミュニケーション)の改善を必要としている対象である。プロバイオティクスの有効量は、前記対象への投与を目的として提供され(又は前記対象の治療における使用を目的として提供され)、該プロバイオティクスの有効量は、少なくとも以下の1種を含むか、少なくとも以下の1種からなるか、又は実質的に少なくとも以下の1種からなる:(a)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス);(b)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス)及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(c)B.フラジリス;(d)B.テタイオタオミクロン;(e)B.ブルガタス;(g)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン;(h)B.フラジリス及びB.ブルガタス;(i)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(j)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(k)B.フラジリス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(l)B.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(m)B.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(n)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(o)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(p)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(q)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(r)B.フラジリス及びE.フェカリス;(s)B.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(t)B.ブルガタス及びE.フェカリス;(u)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(v)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;(w)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;又は(x)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン、B.ブルガタス及びE.フェカリス。これらの細菌を投与することによって、コミュニケーション行動を改善できる。前記対象は、少なくとも500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、例えば、少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種、又は少なくとも1500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、これらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。前記対象は成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を前記対象に投与しなくてもよく、前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象の治療において使用するためのプロバイオティクスは、他の細菌を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。抗生物質を前記対象に投与しなくてもよく、又は抗生物質を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、抗生物質を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。薬物を前記対象に投与しなくてもよく、又は薬物を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、薬物を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。医薬有効成分を前記対象に投与しなくてもよく、又は医薬有効成分を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、医薬有効成分を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、コミュニケーション行動における改善を必要とする対象はASDを有している。いくつかの実施形態において、コミュニケーション行動における改善を必要とする対象は統合失調症を有している。いくつかの実施形態において、改善されるコミュニケーション行動は、コミュニケーション、言語理解及び発語、並びに社交性の少なくとも1つを含む。いくつかの実施形態において、コミュニケーション行動における改善を必要とする対象は、少なくとも3歳であり、例えば少なくとも3歳、少なくとも4歳、少なくとも5歳、少なくとも6歳、少なくとも7歳、少なくとも8歳、少なくとも9歳、少なくとも10歳、少なくとも11歳、少なくとも12歳、少なくとも13歳、少なくとも14歳、少なくとも15歳、少なくとも16歳、少なくとも17歳、少なくとも18歳、少なくとも19歳、少なくとも20歳、少なくとも21歳、少なくとも22歳、少なくとも23歳、少なくとも24歳、少なくとも25歳、少なくとも26歳、少なくとも27歳、少なくとも28歳、少なくとも29歳、少なくとも30歳、少なくとも31歳、少なくとも32歳、少なくとも33歳、少なくとも34歳、少なくとも35歳、少なくとも36歳、少なくとも37歳、少なくとも38歳、少なくとも39歳、少なくとも40歳、少なくとも41歳、少なくとも42歳、少なくとも43歳、少なくとも44歳、少なくとも45歳、少なくとも46歳、少なくとも47歳、少なくとも48歳、少なくとも49歳、又は少なくとも50歳であり、これらの値のいずれか2つの間の範囲も含む。
いくつかの実施形態において、前記対象は、反復行動の改善を必要としている対象である。プロバイオティクスの有効量は、前記対象への投与を目的として提供され(又は前記対象の治療における使用を目的として提供され)、該プロバイオティクスの有効量は、少なくとも以下の1種を含むか、少なくとも以下の1種からなるか、又は実質的に少なくとも以下の1種からなる:(a)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス);(b)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス)及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(c)B.フラジリス;(d)B.テタイオタオミクロン;(e)B.ブルガタス;(g)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン;(h)B.フラジリス及びB.ブルガタス;(i)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(j)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(k)B.フラジリス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(l)B.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(m)B.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(n)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(o)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(p)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(q)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(r)B.フラジリス及びE.フェカリス;(s)B.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(t)B.ブルガタス及びE.フェカリス;(u)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(v)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;(w)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;又は(x)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン、B.ブルガタス及びE.フェカリス。これらの細菌を投与することによって、前記コミュニケーション行動を改善できる。前記対象は、少なくとも500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、例えば、少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種、又は少なくとも1500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、これらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。前記対象は成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。いくつかの実施形態において、成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量を含むものとして特定される。前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を前記対象に投与しなくてもよく、前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象の治療において使用するためのプロバイオティクスは、他の細菌を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。抗生物質を前記対象に投与しなくてもよく、又は抗生物質を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、抗生物質を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。薬物を前記対象に投与しなくてもよく、又は薬物を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、薬物を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。医薬有効成分を前記対象に投与しなくてもよく、又は医薬有効成分を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、医薬有効成分を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、反復行動における改善を必要とする対象はASDを有している。いくつかの実施形態において、反復行動における改善を必要とする対象は統合失調症を有している。いくつかの実施形態において、反復行動における改善を必要とする対象は、少なくとも3歳であり、例えば少なくとも3歳、少なくとも4歳、少なくとも5歳、少なくとも6歳、少なくとも7歳、少なくとも8歳、少なくとも9歳、少なくとも10歳、少なくとも11歳、少なくとも12歳、少なくとも13歳、少なくとも14歳、少なくとも15歳、少なくとも16歳、少なくとも17歳、少なくとも18歳、少なくとも19歳、少なくとも20歳、少なくとも21歳、少なくとも22歳、少なくとも23歳、少なくとも24歳、少なくとも25歳、少なくとも26歳、少なくとも27歳、少なくとも28歳、少なくとも29歳、少なくとも30歳、少なくとも31歳、少なくとも32歳、少なくとも33歳、少なくとも34歳、少なくとも35歳、少なくとも36歳、少なくとも37歳、少なくとも38歳、少なくとも39歳、少なくとも40歳、少なくとも41歳、少なくとも42歳、少なくとも43歳、少なくとも44歳、少なくとも45歳、少なくとも46歳、少なくとも47歳、少なくとも48歳、少なくとも49歳、又は少なくとも50歳であり、これらの値のいずれか2つの間の範囲も含む。
いくつかの実施形態において、前記対象は、不安の改善を必要としている対象である。プロバイオティクスの有効量は、前記対象への投与を目的として提供され(又は前記対象の治療における使用を目的として提供され)、該プロバイオティクスの有効量は、少なくとも以下の1種を含むか、少なくとも以下の1種からなるか、又は実質的に少なくとも以下の1種からなる:(a)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス);(b)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス)及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(c)B.フラジリス;(d)B.テタイオタオミクロン;(e)B.ブルガタス;(g)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン;(h)B.フラジリス及びB.ブルガタス;(i)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(j)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(k)B.フラジリス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(l)B.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(m)B.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(n)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(o)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(p)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(q)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(r)B.フラジリス及びE.フェカリス;(s)B.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(t)B.ブルガタス及びE.フェカリス;(u)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(v)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;(w)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;又は(x)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン、B.ブルガタス及びE.フェカリス。これらの細菌を投与することによって、前記コミュニケーション行動を改善できる。前記対象は、少なくとも500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、例えば、少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種、又は少なくとも1500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、これらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。前記対象は成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を前記対象に投与しなくてもよく、前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象の治療において使用するためのプロバイオティクスは、他の細菌を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。抗生物質を前記対象に投与しなくてもよく、又は抗生物質を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、抗生物質を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。薬物を前記対象に投与しなくてもよく、又は薬物を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、薬物を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。医薬有効成分を前記対象に投与しなくてもよく、又は医薬有効成分を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、医薬有効成分を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、不安における改善を必要とする対象はASDを有している。いくつかの実施形態において、不安における改善を必要とする対象は統合失調症を有している。いくつかの実施形態において、不安における改善を必要とする対象は、少なくとも3歳であり、例えば少なくとも3歳、少なくとも4歳、少なくとも5歳、少なくとも6歳、少なくとも7歳、少なくとも8歳、少なくとも9歳、少なくとも10歳、少なくとも11歳、少なくとも12歳、少なくとも13歳、少なくとも14歳、少なくとも15歳、少なくとも16歳、少なくとも17歳、少なくとも18歳、少なくとも19歳、少なくとも20歳、少なくとも21歳、少なくとも22歳、少なくとも23歳、少なくとも24歳、少なくとも25歳、少なくとも26歳、少なくとも27歳、少なくとも28歳、少なくとも29歳、少なくとも30歳、少なくとも31歳、少なくとも32歳、少なくとも33歳、少なくとも34歳、少なくとも35歳、少なくとも36歳、少なくとも37歳、少なくとも38歳、少なくとも39歳、少なくとも40歳、少なくとも41歳、少なくとも42歳、少なくとも43歳、少なくとも44歳、少なくとも45歳、少なくとも46歳、少なくとも47歳、少なくとも48歳、少なくとも49歳、又は少なくとも50歳であり、これらの値のいずれか2つの間の範囲も含む。
いくつかの実施形態において、前記対象は、反復行動、及びコミュニケーション行動(言語理解及び/又は発語、社交性、並びにコミュニケーションを含む)の改善を必要としている対象である。プロバイオティクスの有効量は、前記対象への投与を目的として提供され(又は前記対象の治療における使用を目的として提供され)、該プロバイオティクスの有効量は、少なくとも以下の1種を含むか、少なくとも以下の1種からなるか、又は実質的に少なくとも以下の1種からなる:(a)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス);(b)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス)及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(c)B.フラジリス;(d)B.テタイオタオミクロン;(e)B.ブルガタス;(g)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン;(h)B.フラジリス及びB.ブルガタス;(i)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(j)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(k)B.フラジリス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(l)B.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(m)B.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(n)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(o)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(p)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(q)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(r)B.フラジリス及びE.フェカリス;(s)B.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(t)B.ブルガタス及びE.フェカリス;(u)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(v)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;(w)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;又は(x)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン、B.ブルガタス及びE.フェカリス。これらの細菌を投与することによって、前記コミュニケーション行動を改善できる。前記対象は、少なくとも500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、例えば、少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種、又は少なくとも1500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、これらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。前記対象は成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を前記対象に投与しなくてもよく、前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象の治療において使用するためのプロバイオティクスは、他の細菌を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。抗生物質を前記対象に投与しなくてもよく、又は抗生物質を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、抗生物質を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。薬物を前記対象に投与しなくてもよく、又は薬物を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、薬物を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。医薬有効成分を前記対象に投与しなくてもよく、又は医薬有効成分を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、医薬有効成分を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、反復行動及びコミュニケーション行動における改善を必要とする対象はASDを有している。いくつかの実施形態において、反復行動及びコミュニケーション行動における改善を必要とする対象は統合失調症を有している。いくつかの実施形態において、改善されるコミュニケーション行動は、コミュニケーション、言語理解及び発語、並びに社交性の少なくとも1つを含む。いくつかの実施形態において、反復行動及びコミュニケーション行動における改善を必要とする対象はASDを有している。いくつかの実施形態において、反復行動及びコミュニケーション行動における改善を必要とする対象は統合失調症を有している。いくつかの実施形態において、反復行動及びコミュニケーション行動における改善を必要とする対象は、少なくとも3歳であり、例えば少なくとも3歳、少なくとも4歳、少なくとも5歳、少なくとも6歳、少なくとも7歳、少なくとも8歳、少なくとも9歳、少なくとも10歳、少なくとも11歳、少なくとも12歳、少なくとも13歳、少なくとも14歳、少なくとも15歳、少なくとも16歳、少なくとも17歳、少なくとも18歳、少なくとも19歳、少なくとも20歳、少なくとも21歳、少なくとも22歳、少なくとも23歳、少なくとも24歳、少なくとも25歳、少なくとも26歳、少なくとも27歳、少なくとも28歳、少なくとも29歳、少なくとも30歳、少なくとも31歳、少なくとも32歳、少なくとも33歳、少なくとも34歳、少なくとも35歳、少なくとも36歳、少なくとも37歳、少なくとも38歳、少なくとも39歳、少なくとも40歳、少なくとも41歳、少なくとも42歳、少なくとも43歳、少なくとも44歳、少なくとも45歳、少なくとも46歳、少なくとも47歳、少なくとも48歳、少なくとも49歳、又は少なくとも50歳であり、これらの値のいずれか2つの間の範囲も含む。
いくつかの実施形態において、前記対象は、不安、及びコミュニケーション行動(言語理解及び/又は発語、社交性、並びにコミュニケーション)の改善を必要としている対象である。プロバイオティクスの有効量は、前記対象への投与を目的として提供され(又は前記対象の治療における使用を目的として提供され)、該プロバイオティクスの有効量は、少なくとも以下の1種を含むか、少なくとも以下の1種からなるか、又は実質的に少なくとも以下の1種からなる:(a)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス);(b)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス)及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(c)B.フラジリス;(d)B.テタイオタオミクロン;(e)B.ブルガタス;(g)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン;(h)B.フラジリス及びB.ブルガタス;(i)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(j)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(k)B.フラジリス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(l)B.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(m)B.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(n)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(o)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(p)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(q)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(r)B.フラジリス及びE.フェカリス;(s)B.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(t)B.ブルガタス及びE.フェカリス;(u)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(v)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;(w)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;又は(x)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン、B.ブルガタス及びE.フェカリス。これらの細菌を投与することによって、前記コミュニケーション行動を改善できる。前記対象は、少なくとも500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、例えば、少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種、又は少なくとも1500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、これらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。前記対象は成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。いくつかの実施形態において、成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の微生物門の相対量を含むものとして特定されてもよい。前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を前記対象に投与しなくてもよく、前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象の治療において使用するためのプロバイオティクスは、他の細菌を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。抗生物質を前記対象に投与しなくてもよく、又は抗生物質を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、抗生物質を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。薬物を前記対象に投与しなくてもよく、又は薬物を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、薬物を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。医薬有効成分を前記対象に投与しなくてもよく、又は医薬有効成分を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、医薬有効成分を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、不安、及びコミュニケーション行動における改善を必要とする対象はASDを有している。いくつかの実施形態において、不安、及びコミュニケーション行動における改善を必要とする対象は統合失調症を有している。いくつかの実施形態において、改善されるコミュニケーション行動は、コミュニケーション、言語理解及び発語、並びに社交性の少なくとも1つを含む。いくつかの実施形態において、不安、及びコミュニケーション行動における改善を必要とする対象は、少なくとも3歳であり、例えば少なくとも3歳、少なくとも4歳、少なくとも5歳、少なくとも6歳、少なくとも7歳、少なくとも8歳、少なくとも9歳、少なくとも10歳、少なくとも11歳、少なくとも12歳、少なくとも13歳、少なくとも14歳、少なくとも15歳、少なくとも16歳、少なくとも17歳、少なくとも18歳、少なくとも19歳、少なくとも20歳、少なくとも21歳、少なくとも22歳、少なくとも23歳、少なくとも24歳、少なくとも25歳、少なくとも26歳、少なくとも27歳、少なくとも28歳、少なくとも29歳、少なくとも30歳、少なくとも31歳、少なくとも32歳、少なくとも33歳、少なくとも34歳、少なくとも35歳、少なくとも36歳、少なくとも37歳、少なくとも38歳、少なくとも39歳、少なくとも40歳、少なくとも41歳、少なくとも42歳、少なくとも43歳、少なくとも44歳、少なくとも45歳、少なくとも46歳、少なくとも47歳、少なくとも48歳、少なくとも49歳、又は少なくとも50歳であり、これらの値のいずれか2つの間の範囲も含む。
いくつかの実施形態において、前記対象は、不安、及び反復行動の改善を必要としている対象である。プロバイオティクスの有効量は、前記対象への投与を目的として提供され(又は前記対象の治療における使用を目的として提供され)、該プロバイオティクスの有効量は、少なくとも以下の1種を含むか、少なくとも以下の1種からなるか、又は実質的に少なくとも以下の1種からなる:(a)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス);(b)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス)及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(c)B.フラジリス;(d)B.テタイオタオミクロン;(e)B.ブルガタス;(g)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン;(h)B.フラジリス及びB.ブルガタス;(i)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(j)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(k)B.フラジリス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(l)B.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(m)B.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(n)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(o)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(p)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(q)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(r)B.フラジリス及びE.フェカリス;(s)B.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(t)B.ブルガタス及びE.フェカリス;(u)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(v)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;(w)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;又は(x)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン、B.ブルガタス及びE.フェカリス。これらの細菌を投与することによって、前記コミュニケーション行動を改善できる。前記対象は、少なくとも500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、例えば、少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種、又は少なくとも1500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよく、これらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。前記対象は成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を前記対象に投与しなくてもよく、前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象の治療において使用するためのプロバイオティクスは、他の細菌を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。抗生物質を前記対象に投与しなくてもよく、又は抗生物質を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、抗生物質を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。薬物を前記対象に投与しなくてもよく、又は薬物を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、薬物を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。医薬有効成分を前記対象に投与しなくてもよく、又は医薬有効成分を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、医薬有効成分を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。B.フラジリスは、野生型B.フラジリス、ポリサッカライドAを欠損している(dPSA)変異型B.フラジリス、又は野生型B.フラジリスとdPSAのB.フラジリスの組み合わせを含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、不安、及び反復行動における改善を必要とする対象はASDを有している。いくつかの実施形態において、不安、及び反復行動における改善を必要とする対象は統合失調症を有している。いくつかの実施形態において、不安、及び反復行動における改善を必要とする対象は、少なくとも3歳であり、例えば少なくとも3歳、少なくとも4歳、少なくとも5歳、少なくとも6歳、少なくとも7歳、少なくとも8歳、少なくとも9歳、少なくとも10歳、少なくとも11歳、少なくとも12歳、少なくとも13歳、少なくとも14歳、少なくとも15歳、少なくとも16歳、少なくとも17歳、少なくとも18歳、少なくとも19歳、少なくとも20歳、少なくとも21歳、少なくとも22歳、少なくとも23歳、少なくとも24歳、少なくとも25歳、少なくとも26歳、少なくとも27歳、少なくとも28歳、少なくとも29歳、少なくとも30歳、少なくとも31歳、少なくとも32歳、少なくとも33歳、少なくとも34歳、少なくとも35歳、少なくとも36歳、少なくとも37歳、少なくとも38歳、少なくとも39歳、少なくとも40歳、少なくとも41歳、少なくとも42歳、少なくとも43歳、少なくとも44歳、少なくとも45歳、少なくとも46歳、少なくとも47歳、少なくとも48歳、少なくとも49歳、又は少なくとも50歳であり、これらの値のいずれか2つの間の範囲も含む。
いくつかの実施形態において、本発明のプロバイオティクスは、前記の細菌種のいずれか又は前記の細菌種の組み合わせのいずれかを含み、単一のプロバイオティクス組成物の形態で対象に投与するために提供される(又は単一のプロバイオティクス組成物の形態で対象に投与することを目的とする)。いくつかの実施形態において、本発明のプロバイオティクスは、前記の細菌種のいずれか又は前記の細菌種の組み合わせのいずれかを含み、2種以上のプロバイオティクス組成物の形態で対象に投与される(又は2種以上のプロバイオティクス組成物の形態で対象に投与することを目的とする)。例えば、「細菌A及び細菌B」のプロバイオティクスは、細菌A及び細菌Bを含む単一の組成物の形態で投与してもよく、あるいは細菌Aを含む第1の組成物と細菌Bを含む第2の組成物の組み合わせとして投与してもよい。いくつかの実施形態において、第1の組成物及び第2の組成物は同時に投与される。いくつかの実施形態において、第1の組成物及び第2の組成物は別々に投与される。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載のバクテロイデス属細菌の組み合わせを含むプロバイオティクスは、第1のバクテロイデス属細菌又は第1のバクテロイデス属細菌の組み合わせを含む第1の組成物、及び本明細書に記載の第2のバクテロイデス属細菌又は第2のバクテロイデス属細菌の組み合わせを含む第2の組成物として提供される。いくつかの実施形態において、本明細書に記載のエンテロコッカス属細菌とバクテロイデス属細菌の組み合わせを含むプロバイオティクスは、エンテロコッカス属細菌を含む第1の組成物、及び本明細書に記載のバクテロイデス属細菌又はバクテロイデス属細菌の組み合わせを含む第2の組成物として提供される。いくつかの実施形態において、エンテロコッカス属細菌及び第1のバクテロイデス属細菌(又はバクテロイデス属細菌の組み合わせ)を第1の組成物として投与し、第1のバクテロイデス属細菌とは異なる第2のバクテロイデス属細菌(又はバクテロイデス属細菌の組み合わせ)及びエンテロコッカス属細菌を第2の組成物として投与する。いくつかの実施形態において、エンテロコッカス属細菌及び第1のバクテロイデス属細菌(又はバクテロイデス属細菌の組み合わせ)を第1の組成物として投与し、第1のバクテロイデス属細菌とは異なる第2のバクテロイデス属細菌(又はバクテロイデス属細菌の組み合わせ)を第2の組成物として投与する。
前記実施形態のいずれかによれば、本発明の組成物、使用、又は方法はいずれも、本発明のプロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を含んでいなくてもよく、このような細菌を実質的に含んでいなくてもよい。前記実施形態のいずれかによれば、本発明の組成物はいずれも抗生物質を含んでいなくてもよく、抗生物質を実質的に含んでいなくてもよい。前記実施形態のいずれかによれば、本発明の組成物はいずれも前記プロバイオティクス以外の細菌及び抗生物質を含んでいなくてもよく、前記プロバイオティクス以外の細菌及び抗生物質を実質的に含んでいなくてもよい。
本明細書に記載の実施形態によれば、本明細書に記載の方法、使用、及び組成物における前記プロバイオティクスは、任意の適切な経路で投与してもよい。例えば、前記プロバイオティクスは、経口投与、経直腸投与、経皮投与、経鼻投与、又は吸入により対象に投与してもよい。いくつかの実施形態において、前記プロバイオティクスは、対象に経口投与される。
いくつかの実施形態において、本発明のプロバイオティクス組成物、使用又は方法における細菌の有効量としては、少なくとも約10コロニー形成単位(cfu)、例えば少なくとも約10cfu、少なくとも約10cfu、少なくとも約10cfu、少なくとも約10cfu、少なくとも約10cfu、少なくとも約10cfu、少なくとも約1010cfu、少なくとも約1011cfu、少なくとも約1012cfu、若しくは少なくとも約1013cfu、又はこれらの値のいずれか2つの間の範囲が挙げられ、例えば10〜10cfu、10〜10cfu、10〜1010cfu、10〜1011cfu、10〜1012cfu、10〜1012cfu、10〜10cfu、10〜10cfu、10〜1010cfu、10〜1011cfu、10〜1012cfu、10〜1012cfu、10〜10cfu、10〜10cfu、10〜1010cfu、10〜1011cfu、10〜1012cfu、10〜1012cfu、10〜10cfu、10〜10cfu、10〜1010cfu、10〜1011cfu、10〜1012cfu、10〜1012cfu、〜10cfu、10〜1010cfu、10〜1011cfu、10〜1012cfu又は10〜1012cfuが挙げられる。いくつかの実施形態において、細菌の有効量は、対象に投与するための組成物中に(37℃において)対数増殖期にある細菌を含む。いくつかの実施形態において、細菌の有効量は、対象に投与するための組成物中に(37℃において)静止期にある細菌を含む。
ASDの症状及び/又は統合失調症の症状を治療及び/又は予防する方法
いくつかの実施形態において、ASDの症状及び/又は統合失調症の症状を治療する方法が提供される。前記方法は、対象が不安、反復行動及び/又はコミュニケーション行動の改善を必要とする対象であると特定することを含んでいてもよい。前記方法は、前記対象の試料から前記対象の腸内微生物叢パターンを特定することを含んでいてもよい。前記対象の腸内微生物叢パターンが、少なくとも500種の微生物を含んでおり、例えば少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種若しくは少なくとも1500種、又はこれらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含んでいる場合、前記対象は、前記治療方法に感受性があると判定されてもよい。前記対象は、成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。前記方法は、本明細書に記載のエンテロコッカス属細菌、バクテロイデス属細菌、又はエンテロコッカス属細菌とバクテロイデス属細菌の組み合わせを含むか、実質的にこれらの細菌又は細菌の組み合わせからなるか、これらの細菌又は細菌の組み合わせからなるプロバイオティクスの有効量を投与することを含んでいてもよく、該プロバイオティクスの有効量は、行動の改善を必要とする前記対象に投与される。前記プロバイオティクスを投与することによって、前記対象の不安、反復行動又はコミュニケーション行動を改善することができる。いくつかの実施形態において、前記対象は不安の改善を必要としており、前記プロバイオティクスを投与することによって不安が改善される。いくつかの実施形態において、前記対象はコミュニケーション行動の改善を必要としており、前記プロバイオティクスを投与することによって、コミュニケーション行動が改善される。いくつかの実施形態において、前記対象は不安及び反復行動の改善を必要としており、前記プロバイオティクスを投与することによって、これらのコミュニケーション行動が改善される。いくつかの実施形態において、前記対象は不安及びコミュニケーション行動の改善を必要としており、前記プロバイオティクスを投与することによって、これらのコミュニケーション行動が改善される。いくつかの実施形態において、前記対象は反復行動及びコミュニケーション行動の改善を必要としており、前記プロバイオティクスを投与することによって、これらのコミュニケーション行動が改善される。いくつかの実施形態において、改善を必要とする(かつ前記プロバイオティクスを投与することによって改善される)前記コミュニケーション行動は、コミュニケーション、社交性、又は言語理解及び/又は発語の少なくとも1つを含む。いくつかの実施形態において、前記対象は、さらに、消化管バリアの完全性における障害の改善を必要とする対象であると特定され、前記プロバイオティクスを投与することによって、消化管バリアの完全性における障害が改善される。前記対象は、少なくとも3歳であってもよい。
いくつかの実施形態において、ASDの症状を治療する方法が提供される。前記方法は、対象が不安、反復行動及び/又はコミュニケーション行動の改善を必要とする対象であると特定することを含んでいてもよい。前記方法は、前記対象の試料から前記対象の腸内微生物叢パターンを特定することを含んでいてもよい。前記対象の腸内微生物叢パターンが、少なくとも500種の微生物を含んでおり、例えば少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種若しくは少なくとも1500種、又はこれらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含んでいる場合、前記対象は、前記治療方法に感受性があると判定されてもよい。前記対象は、成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。前記方法は、本明細書に記載のバクテロイデス属細菌、又はバクテロイデス属細菌とエンテロコッカス属細菌の組み合わせの有効量を含むか、実質的にこの細菌又は細菌の組み合わせの有効量からなるか、この細菌又は細菌の組み合わせの有効量からなるプロバイオティクスを投与することを含んでいてもよい。前記プロバイオティクスを投与することによって、不安、反復行動及び/又はコミュニケーション行動を改善することができる。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象が、不安及び反復行動の改善を必要としていると判定することを含む。前記プロバイオティクスを投与することによって、不安及び反復行動を改善することができる。前記対象は少なくとも3歳であってもよい。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象が、不安及びコミュニケーション行動の改善を必要としていると判定することを含む。前記プロバイオティクスを投与することによって、不安及びコミュニケーション行動を改善することができる。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象が、反復行動及びコミュニケーション行動の改善を必要としていると判定することを含む。前記プロバイオティクスを投与することによって、反復行動及びコミュニケーション行動が改善される。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象が、不安、コミュニケーション行動及び反復行動の改善を必要としていると判定することを含み、前記プロバイオティクスを投与することによって、不安、コミュニケーション行動、及び反復行動が改善される。いくつかの実施形態において、改善を必要とする(かつ前記投与により改善される)前記コミュニケーション行動は、コミュニケーション、社交性、又は言語理解及び/又は発語の少なくとも1つを含む。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象がASDを有しているかどうかを判定することをさらに含む。いくつかの実施形態において、ASDの症状が治療される。いくつかの実施形態において、前記対象は、さらに、消化管バリアの完全性における障害の改善を必要とする対象であると特定され、前記プロバイオティクスを投与することによって、消化管バリアの完全性における障害が改善される。
いくつかの実施形態において、統合失調症の症状を治療する方法が提供される。前記方法は、対象が不安、反復行動及び/又はコミュニケーション行動の改善を必要とする対象であると特定することを含んでいてもよい。前記方法は、前記対象の試料から前記対象の腸内微生物叢パターンを特定することを含んでいてもよい。前記対象の腸内微生物叢パターンが、少なくとも500種の微生物を含んでおり、例えば少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種若しくは少なくとも1500種、又はこれらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含んでいる場合、前記対象は、前記治療方法に感受性があると判定されてもよい。前記対象は、成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。前記方法は、本明細書に記載のバクテロイデス属細菌、又はバクテロイデス属細菌とエンテロコッカス属細菌の組み合わせの有効量を含むか、実質的にこの細菌又は細菌の組み合わせの有効量からなるか、この細菌又は細菌の組み合わせの有効量からなるプロバイオティクスを投与することを含んでいてもよい。前記プロバイオティクスを投与することによって、不安、反復行動及び/又はコミュニケーション行動を改善することができる。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象が、不安及び反復行動の改善を必要としていると判定することを含む。前記プロバイオティクスを投与することによって、不安及び反復行動を改善することができる。前記対象は少なくとも3歳であってもよい。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象が、不安及びコミュニケーション行動の改善を必要としていると判定することを含む。前記プロバイオティクスを投与することによって、不安及びコミュニケーション行動を改善することができる。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象が、反復行動及びコミュニケーション行動の改善を必要としていると判定することを含む。前記プロバイオティクスを投与することによって、反復行動及びコミュニケーション行動が改善される。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象が、不安、コミュニケーション行動及び反復行動の改善を必要としていると判定することを含み、前記プロバイオティクスを投与することによって、不安、コミュニケーション行動、及び反復行動が改善される。いくつかの実施形態において、改善を必要とする(かつ前記投与により改善される)前記コミュニケーション行動は、コミュニケーション、社交性、又は言語理解及び/又は発語の少なくとも1つを含む。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象が統合失調症を有しているかどうかを判定することをさらに含む。いくつかの実施形態において、統合失調症の症状が治療される。いくつかの実施形態において、前記対象は、さらに、消化管バリアの完全性における障害の改善を必要とする対象であると特定され、前記プロバイオティクスを投与することによって、消化管バリアの完全性における障害が改善される。
いくつかの実施形態において、ASDの症状及び/又は統合失調症の症状を予防する方法が提供される。前記方法は、対象が不安、反復行動及び/又はコミュニケーション行動障害を生じるリスクがある対象であると特定することを含んでいてもよい。前記方法は、前記対象の試料から前記対象の腸内微生物叢パターンを特定することを含んでいてもよい。前記対象の腸内微生物叢パターンが、少なくとも500種の微生物を含んでおり、例えば少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種若しくは少なくとも1500種、又はこれらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含んでいる場合、前記対象は、前記治療方法に感受性があると判定されてもよい。前記対象は、成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。前記方法は、本明細書に記載のバクテロイデス属細菌、又はバクテロイデス属細菌とエンテロコッカス属細菌の組み合わせの有効量を含むか、実質的にこの細菌又は細菌の組み合わせの有効量からなるか、この細菌又は細菌の組み合わせの有効量からなるプロバイオティクスを投与することを含んでいてもよい。前記対象は、不安、反復行動及び/又はコミュニケーション行動において障害の程度が最小限まで低減されうるか、あるいは識別可能な障害が見られなくなる。いくつかの実施形態において、前記対象は、不安を生じるリスクがあると判定される。前記プロバイオティクスを投与することによって、前記対象の不安の程度が最小限まで低減されうるか、あるいは不安が見られなくなる。リスクがある前記対象は、3歳以上の小児、青年、又は成人であってもよい。いくつかの実施形態において、前記対象は、反復行動を生じるリスクがあると判定される。前記プロバイオティクスを投与することによって、前記対象の反復行動の程度が最小限まで低減されうるか、あるいは反復行動が見られなくなる。いくつかの実施形態において、前記対象は、コミュニケーション行動障害を生じるリスクがあると判定される。前記プロバイオティクスを投与することによって、前記対象のコミュニケーション行動障害の程度が最小限まで低減されうるか、あるいはコミュニケーション行動障害が見られなくなる。いくつかの実施形態において、識別可能な障害を伴わずに発症するコミュニケーション行動としては、言語理解及び/又は発語、社交性、又はコミュニケーションの少なくとも1つが挙げられる。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象がASDのリスクを有するかどうかを判定することをさらに含む。いくつかの実施形態において、ASDの症状が予防される。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象が統合失調症のリスクを有するかどうかを判定することをさらに含む。いくつかの実施形態において、統合失調症の症状が予防される。いくつかの実施形態において、ASDの症状及び統合失調症の症状が予防される。
いくつかの実施形態において、ASDの症状を予防する方法が提供される。前記方法は、対象が不安、反復行動及び/又はコミュニケーション行動障害を生じるリスクがある対象であると特定することを含んでいてもよい。前記方法は、前記対象の試料から前記対象の腸内微生物叢パターンを特定することを含んでいてもよい。前記対象の腸内微生物叢パターンが、少なくとも500種の微生物を含んでおり、例えば少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種若しくは少なくとも1500種、又はこれらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含んでいる場合、前記対象は、前記治療方法に感受性があると判定されてもよい。前記対象は、成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。前記方法は、本明細書に記載のバクテロイデス属細菌、又はバクテロイデス属細菌とエンテロコッカス属細菌の組み合わせの有効量を含むか、実質的にこの細菌又は細菌の組み合わせの有効量からなるか、この細菌又は細菌の組み合わせの有効量からなるプロバイオティクスを投与することを含んでいてもよい。前記対象は、不安、反復行動及び/又はコミュニケーション行動において障害の程度が最小限まで低減されうるか、あるいは識別可能な障害が見られなくなる。リスクがある前記対象は、3歳以上の小児、青年、又は成人であってもよい。いくつかの実施形態において、前記対象は、不安を生じるリスクがあると判定される。前記プロバイオティクスを投与することによって、前記対象の不安の程度が最小限まで低減されうるか、あるいは不安が見られなくなる。いくつかの実施形態において、前記対象は、反復行動を生じるリスクがあると判定される。前記プロバイオティクスを投与することによって、前記対象の反復行動の程度が最小限まで低減されうるか、あるいは反復行動が見られなくなる。いくつかの実施形態において、前記対象は、コミュニケーション行動障害を生じるリスクがあると判定される。前記プロバイオティクスを投与することによって、前記対象のコミュニケーション行動障害の程度が最小限まで低減されうるか、あるいはコミュニケーション行動障害が見られなくなる。いくつかの実施形態において、識別可能な障害を伴わずに発症するコミュニケーション行動としては、言語理解及び/又は発語、社交性、又はコミュニケーションの少なくとも1つが挙げられる。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象がASDのリスクを有するかどうかを判定することをさらに含む。いくつかの実施形態において、ASDの症状が予防される。
いくつかの実施形態において、統合失調症の症状を予防する方法が提供される。前記方法は、対象が不安、反復行動及び/又はコミュニケーション行動障害を生じるリスクがある対象であると特定することを含んでいてもよい。前記方法は、前記対象の試料から前記対象の腸内微生物叢パターンを特定することを含んでいてもよい。前記対象の腸内微生物叢パターンが、少なくとも500種の微生物を含んでおり、例えば少なくとも500種、少なくとも600種、少なくとも700種、少なくとも800種、少なくとも900種、少なくとも1000種、少なくとも111種、少なくとも1200種、少なくとも1300種、少なくとも1400種若しくは少なくとも1500種、又はこれらの値のいずれか2つの間の範囲の微生物を含んでいる場合、前記対象は、前記治療方法に感受性があると判定されてもよい。前記対象は、成体の腸内微生物叢パターンを有していると特定されてもよい。成体の腸内微生物叢パターンは、本明細書に記載の特定の微生物門の相対量に基づいて特定されてもよい。前記方法は、本明細書に記載のバクテロイデス属細菌、又はバクテロイデス属細菌とエンテロコッカス属細菌の組み合わせの有効量を含むか、実質的にこの細菌又は細菌の組み合わせの有効量からなるか、この細菌又は細菌の組み合わせの有効量からなるプロバイオティクスを投与することを含んでいてもよい。前記対象は、不安、反復行動及び/又はコミュニケーション行動において障害の程度が最小限まで低減されうるか、あるいは識別可能な障害が見られなくなる。リスクがある前記対象は、3歳以上の小児、青年、又は成人であってもよい。いくつかの実施形態において、前記対象は、不安を生じるリスクがあると判定される。前記プロバイオティクスを投与することによって、前記対象の不安の程度が最小限まで低減されうるか、あるいは不安が見られなくなる。いくつかの実施形態において、前記対象は、反復行動を生じるリスクがあると判定される。前記プロバイオティクスを投与することによって、前記対象の反復行動の程度が最小限まで低減されうるか、あるいは反復行動が見られなくなる。いくつかの実施形態において、前記対象は、コミュニケーション行動障害を生じるリスクがあると判定される。前記プロバイオティクスを投与することによって、前記対象のコミュニケーション行動障害の程度が最小限まで低減されうるか、あるいはコミュニケーション行動障害が見られなくなる。いくつかの実施形態において、識別可能な障害を伴わずに発症するコミュニケーション行動としては、言語理解及び/又は発語、社交性、又はコミュニケーションの少なくとも1つが挙げられる。いくつかの実施形態において、前記方法は、前記対象が統合失調症のリスクを有するかどうかを判定することをさらに含む。いくつかの実施形態において、統合失調症の症状が予防される。
いくつかの実施形態において、前記方法のいずれかによれば、前記対象の腸内微生物叢パターンは、当業者に知られる適切な方法を用いて、前記対象より得られた試料中の核酸を分析することで特定される。例えば、前記試料中の核酸配列は、消化管内の微生物種の数を特定するために分析することができる。例えば、前記試料から得られた核酸はマルチプレックスシーケンシングを用いて配列決定することができる。例えば、前記核酸はマイクロアレイで分析することができる。例えば、前記核酸は、ポリメラーゼ連鎖反応(従来のポリメラーゼ連鎖反応、又は定量ポリメラーゼ連鎖反応)によって分析することができる。例えば、前記核酸は、核酸プローブのハイブリダイゼーションによって分析することができる。前記核酸配列を参照配列と比較してもよく、参照配列は、例えば核酸が由来する微生物種を確認するための核酸データベースであってもよい。前記核酸はリボソームRNA16sサブユニットを含んでいてもよい。核酸の配列を確認する前に核酸を前記試料から単離してもよい。また、前記試料から得られた核酸をプールして、プールされた核酸から(例えば、マルチプレックス分析を用いて)微生物集団の核酸配列を確認してもよい。いくつかの実施形態において、前記試料は糞便試料を含む。
いくつかの実施形態において、前記方法のいずれかによれば、本明細書に記載の前記方法のいずれかのバクテロイデス属細菌、又はバクテロイデス属細菌とエンテロコッカス属細菌の組み合わせを含むか、実質的にこの細菌又は細菌の組み合わせからなるか、この細菌又は細菌の組み合わせからなるプロバイオティクスは、(a)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス);(b)バクテロイデス属細菌(例えばB.フラジリス、B.テタイオタオミクロン又はB.ブルガタス)及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(c)B.フラジリス;(d)B.テタイオタオミクロン;(e)B.ブルガタス;(g)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン;(h)B.フラジリス及びB.ブルガタス;(i)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(j)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス;(k)B.フラジリス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(l)B.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(m)B.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(n)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(o)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(p)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(q)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びエンテロコッカス属細菌(例えばE.フェカリス、E.フェシウム、E.ヒラエ、E.アビウム、E.デュランス、E.ガリナラム又はE.カセリフラバス);(r)B.フラジリス及びE.フェカリス;(s)B.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(t)B.ブルガタス及びE.フェカリス;(u)B.フラジリス及びB.テタイオタオミクロン及びE.フェカリス;(v)B.フラジリス及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;(w)B.テタイオタオミクロン及びB.ブルガタス及びE.フェカリス;並びに(x)B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン、B.ブルガタス及びE.フェカリスからなる群から選択される。前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を前記対象に投与しなくてもよく、前記プロバイオティクスに含まれる細菌以外の細菌を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象の治療において使用するためのプロバイオティクスは、他の細菌を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。抗生物質を前記対象に投与しなくてもよく、又は抗生物質を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、抗生物質を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。薬物を前記対象に投与しなくてもよく、又は薬物を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、薬物を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。医薬有効成分を前記対象に投与しなくてもよく、又は医薬有効成分を実質的に前記対象に投与しなくてもよく、したがって、前記対象に投与するためのプロバイオティクスは、医薬有効成分を含まない又は実質的に含まない単一又は複数の組成物に含まれていてもよい。
いくつかの実施形態において、前記方法のいくつかによれば、前記対象が行動の改善を必要とするという判定は、行動評価、並びに/又は前記対象の試料中の少なくとも1つの生物学的マーカーの有無の検出及び/若しくはその濃度の測定の少なくとも1つによって行われる。いくつかの実施形態において、例えば、幼児及び/又は小児に対する使用、方法、及び/又は組成物においては、母体の免疫活性化及び/又はその他の危険因子に基づいてASD行動のリスクを有する対象を特定する。いくつかの実施形態においては、消化管、体液(例えば、血液及び尿)、又はこれらの任意の組み合わせにおけるASD関連代謝産物又は代謝産物の組み合わせの濃度に基づいて、対象がASDを有していると診断する。対象における代謝産物の濃度に基づいてASDを診断する方法は、米国特許公開第2014/0065132号に詳細に記載されており、その内容全体は参照により本明細に援用される。いくつかの実施形態において、対象は、発語、会話の理解、衝動の抑制、及び/又は社交性に関連した脳の領域、例えば大脳皮質、脳梁、ブローカ野及び/又はウェルニッケ野等に損傷又は発達障害を有していると判定される。いくつかの実施形態において、ASD行動、例えばコミュニケーション障害、発語障害、感覚運動障害、不安障害、及び/若しくは反復行動障害、又はこれらの2つ以上の組み合わせは、通常の診断基準、例えば、精神障害の診断と統計の手引き第4版(DSM−4)又は第5版(DSM−5)に記載の診断基準を用いて特定される。いくつかの実施形態において、対象におけるASDの有無は、行動試験を用いて判定され、例えば自閉症行動チェックリスト(ABC)、自閉症診断面接改訂版(ADI−R)、小児自閉症評価尺度(CARS)及び/又は前言語期自閉症診断観察スケジュール(PL−ADOS)等の少なくとも1つを用いて判定される。行動試験としては、1)集中度又は焦点づけが異常に強く、限定的で固定された1つ以上の興味への没頭、2)特定の非機能的な常同行動又は儀式的行動に対する融通の効かない執着、c)常同的で反復的な運動動作への固執(例えば、手や指をひらひらさせる等)、及び/又はd)物体の一部分に対する持続的なこだわりの有無を検出し、かつ/又はその程度を評価することが挙げられるが、これに限定されない。また、行動試験に含めることができ、かつ行動試験を受けた対象の行動機能の改善の必要性を示唆することができる行動としては、a)感覚行動、b)対人行動、c)運動動作及び物体の使用に関する行動、d)言語行動が挙げられるが、これらに限定されない。a)感覚行動としては、学習時に視覚的識別をあまり用いないこと、音が聞こえないように見えることから難聴を疑うこと、大きな音に対して時折「驚愕反応」を示さないこと、あざ、切り傷及び注射等の痛みを伴う刺激に対して時折反応を示さないこと、明るい光が目に直接入っても滅多に瞬きをしないこと、様々な音で耳を塞ぐこと、太陽光に目を細めたり、顔をしかめたり、目を覆ったりすること、「見知らぬ」人に対して滅多に視覚的反応を示さないこと、並びに何もない空間を長時間じっと見つめることが挙げられる。b)対人行動としては、社会的刺激/環境刺激に滅多に反応しないこと、社交的微笑を示さないこと、手を差し出されたときに手を伸ばさないこと、他者の表情/感情に無反応であること、自発的にアイコンタクトを避けること、触られたり、掴まれたりすると抵抗すること、抱っこしたときに体に力が入らないこと、筋緊張により抱っこすることが難しいこと、一緒に遊んでいる他の子供のまねをしないこと、交友関係を築いたことがないこと、恐怖や強い不安を頻繁に感じること、及び人を「凝視」することが挙げられる。c)運動動作及び物体の使用に関する行動としては、長時間にわたって体を回転させること、玩具を適切に使用できないこと、特定の物体を持ったまま離そうとしないこと、長時間にわたって体を揺らすこと、突進や疾走を何度も繰り返すこと、手をバタバタさせること、つま先で歩くこと、頭をぶつけることによって自傷行為を行うこと、手を噛むこと、物体をクルクル回したり、回転させたり、ぶつけたりすることを繰り返すこと、周囲の物に触れたり、においを嗅いたり、かつ/又は味を確認したりすること、物を並べる等の複雑な「儀式」を行うこと、及び非常に破壊的な行動をとることが挙げられる。d)言葉行動としては、一度だけ与えられた簡単な指示を実行できないこと、代名詞を逆に使用すること、会話が単調であること、他者が2名いるときに名前を呼ばれても反応しないこと、「はい」又は「私」と滅多に言わないこと、前置詞を含む簡単な指示を実行できないこと、自分のほしい物を身振りで伝えようとすること、同じ語句を何度も繰り返すこと、名前の付いた物の指差しが5つ以下に留まること、欲しい物や必要な物を伝えるために1日当たり0〜5個の単語を自発的に使用すること、特定の音や単語を何度も繰り返すこと、相手の質問又は発言をオウム返しすること、コミュニケーションを取るために1日当たり15個以上30個未満の語句を自発的に使用すること、簡単な作業を学習するが、すぐに「忘れる」こと、常同動作/環境における変化に対して強い反応を示すこと、発達の一領域において、精神遅滞とは思えない「特殊な能力」を有すること、重度の癇癪及び/又は軽度の頻繁な癇癪を起こすこと、噛んだり、たたいたり、かつ/又は蹴ったりすることによって他人を傷つけること、要求が満たされるまで待てないこと、トイレでの排泄が困難であること、頻繁に介助しないと一人で着衣できないこと、周囲に無関心であり、危険な状況に置かれても気がつかないことがあること、無生物を操作することを好み、それに没頭することを好むこと、及び/又は30月齢又はそれ以前に特定された発達遅延を有することが挙げられる。当業者であれば、主治医は、本明細書に開示した治療を必要とする対象を特定する方法を熟知していることを容易に理解するであろう。
いくつかの実施形態において、前記方法のいずれかによれば、本発明の方法は、1つ以上の組成物を単回投与することによって、プロバイオティクスの有効量を投与することを含む。前記実施形態のいくつかにおいて、本発明の方法は、本明細書に記載の単一の組成物を2回以上投与することによって、プロバイオティクスの有効量を投与することを含む。例えば、前記複数の組成物は、約1分、約2分、約3分、約4分、約5分、約6分、約7分、約8分、約9分、約10分、約15分、約20分、約25分、約30分、約35分、約40分、約45分、約50分、約55分、約1時間、約2時間、約3時間、約4時間、約5時間、約6時間、約7時間、約8時間、約9時間、約10時間、約11時間、約12時間、約13時間、約14時間、約15時間、約16時間、約17時間、約18時間、約19時間、約20時間、約21時間、約22時間、約23時間、約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約8日、約9日、又は約10日の間隔を空けて投与することができ、前記複数の組成物の投与間隔は、これらの値のいずれか2つの間の範囲を含んでおり、例えば、1分〜10分、1分〜30分、1分〜1時間、1分〜2時間、1分〜4時間、1分〜12時間、1分〜18時間、1分〜1日、10分〜30分、10分〜1時間、10分〜2時間、10分〜4時間、10分〜12時間、10分〜18時間、10分〜1日、30分〜1時間、30分〜2時間、30分〜4時間、30分〜12時間、30分〜18時間、30分〜1日、30分〜2日、1時間〜2時間、1時間〜4時間、1時間〜12時間、1時間〜18時間、1時間〜1日、4時間〜12時間、4時間〜18時間、4時間〜1日、1日〜2日、1日〜3日、1日〜4日、1日〜5日、1日〜7日、1日〜10日、2日〜3日、2日〜4日、2日〜5日、2日〜7日、2日〜10日、又は5日〜10日の間隔を空けて投与することができる。前記実施形態のいくつかにおいて、本発明の方法は、単一の組成物の2回以上の投与によって、本明細書に記載の2種以上の組成物の有効量を投与することを含む。例えば、第2の組成物は、第1の組成物を投与した約1分後、約2分後、約3分後、約4分後、約5分後、約6分後、約7分後、約8分後、約9分後、約10分後、約15分後、約20分後、約25分後、約30分後、約35分後、約40分後、約45分後、約50分後、約55分後、約1時間後、約2時間後、約3時間後、約4時間後、約5時間後、約6時間後、約7時間後、約8時間後、約9時間後、約10時間後、約11時間後、約12時間後、約13時間後、約14時間後、約15時間後、約16時間後、約17時間後、約18時間後、約19時間後、約20時間後、約21時間後、約22時間後、約23時間後、約1日後、約2日後、約3日後、約4日後、約5日後、約6日後、約7日後、約8日後、約9日後、又は約10日後に投与することができ、第1の組成物を投与した後に第2の組成物を投与する時間は、これらの値のいずれか2つの間の範囲を含んでおり、例えば、第1の組成物を投与してから、1分〜10分、1分〜30分、1分〜1時間、1分〜2時間、1分〜4時間、1分〜12時間、1分〜18時間、1分〜1日、10分〜30分、10分〜1時間、10分〜2時間、10分〜4時間、10分〜12時間、10分〜18時間、10分〜1日、30分〜1時間、30分〜2時間、30分〜4時間、30分〜12時間、30分〜18時間、30分〜1日、30分〜2日、1時間〜2時間、1時間〜4時間、1時間〜12時間、1時間〜18時間、1時間〜1日、4時間〜12時間、4時間〜18時間、4時間〜1日、1日〜2日、1日〜3日、1日〜4日、1日〜5日、1日〜7日、1日〜10日、2日〜3日、2日〜4日、2日〜5日、2日〜7日、2日〜10日、又は5日〜10日が経過した後に第2の組成物を投与することができる。いくつかの実施形態において、本発明のプロバイオティクスは、前記期間のいずれかにわたる徐放製剤(例えば徐放性カプセル、又はインプラント等)として投与される。
いくつかの実施形態において、本発明のプロバイオティクスは、対象の行動機能に改善が見られるまで投与が継続される。本発明のプロバイオティクスは、例えば行動機能の改善を確実なものとするため、あるいは改善した行動機能を維持するため、対象の行動機能に改善が見られた後に投与してもよい。
以下の実施例において、前記実施形態の態様のいくつかをさらに詳細に開示するが、これらの実施例は本発明の開示の範囲を何ら限定するものではない。
実施例1:B.フラジリスを含むプロバイオティクスで成体MIAマウスを治療することによって探索行動における障害が改善されることを示した成体治療
免疫活性化母マウスから生まれた6週齢の仔マウスに、B.フラジリスを加えたアップルソース又はアップルソースのみを1週間与えた。細菌による処置の4週間後、オープンフィールド探索アッセイにおいてマウスの不安様行動及び探索行動を試験した。中心アリーナへの侵入回数の増加(図1A)及びオープンアリーナ内における総移動距離の増加(図1B)が測定されたことから、B.フラジリスを用いた成体治療により、MIA仔マウスの探索行動が顕著に増加したことが示された。母マウスにおける免疫活性化は、ポリ(I:C)を投与することによって行った。さらなる対照群として、非免疫活性化母マウス(生理食塩水により処置)から生まれた仔マウスを試験した。図1A及び図1Bにおいて使用した略語は以下の通りである:Sal=生理食塩水により処置した仔マウス対照群、pIC=ポリ(I:C)により処置した仔マウス、NB=重炭酸ナトリウムビヒクル、BF=B.フラジリス。
不安様行動及び探索行動、すなわち測定された中心エリアへの侵入回数及びオープンエリア内における総移動距離は、免疫活性化母マウスから生まれ、B.フラジリスで処置された成体期の仔マウスの方が非処置対照群よりも有意に多かった。この処置された仔マウスは、成体の腸内微生物叢パターンを有していたと考えられる。したがって、本明細書の実施形態のいくつかに記載されているように、B.フラジリスを含むか、実質的にB.フラジリスからなるか、又はB.フラジリスからなるプロバイオティクスで処置することによって、成体の腸内マイクロバイオームを有しかつASDの症状を呈する対象において不安様行動及び探索行動を改善することができる。
実施例2:本明細書の実施形態のいくつかに記載されているように、B.フラジリスを含むプロバイオティクスで成体MIAマウスを治療することによって反復行動が低減されることを示した成体治療
免疫活性化母マウスから生まれた6週齢の仔マウスに、B.フラジリスを加えたアップルソース又はアップルソースのみを1週間与えた。細菌による処置の4週間後、常同的ビー玉隠し試験においてマウスの反復行動を試験した。図2に示すように、B.フラジリスを用いた成体治療により、MIA仔マウスにおける常同的ビー玉隠し行動は、非処置対照群と比較して減少した。母マウスにおける免疫活性化は、ポリ(I:C)を投与することによって行った。さらなる対照群として、非免疫活性化母マウス(生理食塩水により処置)から生まれた仔マウスを試験した。図2において使用した略語は以下の通りである:Sal=生理食塩水により処置した仔マウス対照群、pIC=ポリ(I:C)により処置した仔マウス、NB=重炭酸ナトリウムビヒクル、BF=B.フラジリス。統計学的有意性を試験するために、Bonferroniの事後検定を用いた一元配置分散分析(ANOVA)を実施し、p値を調べた(p=0.0867であったことを図に示す)。
ビー玉隠し試験の測定結果から、免疫活性化母マウスから生まれ、B.フラジリスで処置された成体期の仔マウスは、非処置対照群よりも反復行動が減少したことが示された。したがって、本明細書の実施形態のいくつかに記載されているように、B.フラジリスを含むか、実質的にB.フラジリスからなるか、又はB.フラジリスからなるプロバイオティクスで処置することによって、成体の腸内マイクロバイオームを有しかつASDの症状を呈する対象において反復行動を改善することができる。
実施例3:本明細書の実施形態のいくつかに記載されているように、B.フラジリスを含むプロバイオティクスで(成体のマイクロバイオームを有する)成体MIAマウスを治療することによってコミュニケーション行動が増強されることを示した成体治療
免疫活性化母マウスから生まれた6週齢の仔マウスに、B.フラジリスを加えたアップルソース又はアップルソースのみを1週間与えた。細菌による処置の4週間後、見知らぬ雌性マウスに遭遇させたときの応答として産出される超音波発声を測定し、雄性マウスのコミュニケーション行動を試験した。B.フラジリスを用いた成体治療により、非処置対照群と比較してMIA仔マウスの発声回数が増加した(図3参照)。母マウスにおける免疫活性化は、ポリ(I:C)を投与することによって行った。さらなる対照群として、非免疫活性化母マウス(生理食塩水により処置)から生まれた仔マウスを試験した。図3において使用した略語は以下の通りである:Sal=生理食塩水により処置した仔マウス対照群、pIC=ポリ(I:C)により処置した仔マウス、NB=重炭酸ナトリウムビヒクル、BF=B.フラジリス。
超音波発声回数の測定結果から、免疫活性化母マウスから生まれ、B.フラジリスで処置された成体期の仔マウスは、非処置対照群よりもコミュニケーション行動が増加したことが示された。したがって、本明細書の実施形態のいくつかに記載されているように、B.フラジリスを含むか、実質的にB.フラジリスからなるか、又はB.フラジリスからなるプロバイオティクスで処置することによって、成体の腸内マイクロバイオームを有しかつASD症状を呈する対象においてコミュニケーション行動を改善することができる。
実施例4:B.フラジリスによるASD関連行動の改善
不安及び社交性障害を示すヒトを対象とする。前記対象の糞便試料から核酸を単離し、ハイスループットシーケンシング(及びアライメント)を行うことによって、少なくとも800種の微生物を含む腸内微生物プロフィールを前記対象が有すると判定する。実質的にB.フラジリスからなるプロバイオティクスの有効量を含むゲルカプセルを8週間にわたって週1回、前記対象に摂取させる。このゲルカプセルを約8週間にわたって摂取させた後、前記対象の不安と社交性が改善されることが期待される。
実施例5:B.フラジリスによるASD関連行動の改善
反復行動、言語理解障害及び発語障害を示すヒトを対象とする。前記対象の糞便試料から核酸を単離し、ハイスループットシーケンシング(及びアライメント)を行うことによって、少なくとも1000種の微生物を含む腸内微生物プロフィールを前記対象が有すると判定する。実質的にB.フラジリスからなるプロバイオティクスの有効量を含むシリアルバーを、前記症状が改善すると期待されるまで前記対象に摂取させる。前記対象の反復行動、言語理解障害及び発語障害が改善することが期待される。
実施例5:B.テタイオタオミクロンによるASD関連行動の改善
反復行動、言語理解障害及び発語障害を示すヒトを対象とする。前記対象の糞便試料から核酸を単離し、ハイスループットシーケンシング(及びアライメント)を行うことによって、少なくとも1000種の微生物を含む腸内微生物プロフィールを前記対象が有すると判定する。この腸内微生物プロフィールには、相対量において(最も量の多いものから最も量の少ないものの順に)フィルミクテス(Firmicutes)門>バクテロイデス(Bacteroidetes)門>アクチノバクテリア(Actinobacteria)門>プロテオバクテリア(Proteobacteria)門が含まれる。実質的にB.テタイタオミクロンからなるプロバイオティクスの有効量を含むヨーグルト飲料を、前記症状が改善すると期待されるまで前記対象に摂取させる。このヨーグルト飲料は実質的に薬物や抗生物質を含んでいない。前記対象の反復行動、言語理解障害及び発語障害が改善することが期待される。
前述の実施形態の少なくともいくつかにおいて、一実施形態において使用される1以上の要素は、別の一実施形態の別の要素との交換が技術的に不可能でない場合を除いて、該別の要素と交換してもよい。当業者であれば、特許請求の範囲に記載の主題の範囲を逸脱しない限り、前記方法及び構成においてその他の様々な省略、付加及び改変を実施できることを理解するであろう。添付の請求項で定義されているように、そのような改変及び変更はいずれも本発明の主題の範囲に含まれる。
本明細書における実質的に複数形及び/又は単数形の用語の使用に関して、当業者であれば、本明細書の文脈及び/又は本明細書に記載の用途を踏まえて、複数のものを単数のものであると解釈することができ、かつ/又は単数のものを複数のものであると解釈することができる。本発明を明確なものとするため、単数から複数又は複数から単数への様々な置き換えが本明細書において記載されている。
当業者であれば、通常、本明細書に記載の用語、特に、添付の請求項(たとえば、添付の請求項の本体部)において使用されている用語は「オープンエンドな」用語であることを理解するであろう(たとえば、「含んでいる(including)」という用語は、「含んでいるが、これらに限定されない」と解釈されるべきであり、「有する(having)」という用語は、「少なくとも有する」と解釈されるべきであり、「含む(includes)」という用語は「含むが、これらに限定されない」と解釈されるべきである)。さらに、当業者であれば、特定の数について請求項に記載する場合、その記載の意図も請求項に明確に記載すべきであり、特定の数が記載されない場合はその意図を記載する必要はないことを理解するであろう。分かりやすく説明をすれば、たとえば、後述の特許請求の範囲では、請求項を記載するために、「少なくとも1つ」や「1つ以上」といった前置きが記載されている場合がある。しかしながら、このような前置きが使用されているからといって、不定冠詞「1つ(a又はan)」で記載された特定の請求項を、1つのみの要素を含む実施形態に限定すべきではなく、たとえ同じ請求項内に「1つ以上」又は「少なくとも1つ」といった前置きと「1つ(a又はan)」といった不定冠詞とが含まれていたとしても、1つのみの要素を含む実施形態に限定すべきではない(たとえば、「1つ(a及び/又はan)」は、通常、「少なくとも1つ」又は「1つ以上」を意味すると解釈されるべきである)。これは、請求項の記載において定冠詞が使用された場合でも同じである。さらに、請求項に特定の数が明確に記載されていたとしても、当業者であれば、通常、「少なくとも」記載されたその数であるということを理解するであろう(たとえば、修飾語を伴わない「2つ」という記載は、「少なくとも」2つ又は「2つ以上」を意味する)。さらに、たとえば「A、B及びCのうち少なくとも1つ」等の頻用される語句が使用される場合、通常、そのような文構造は、当業者がその語句を通常理解する意味で記載されている(たとえば、「A、B及びCのうち少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみを有するシステム、Bのみを有するシステム、Cのみを有するシステム、AとBの両方を有するシステム、AとCの両方を有するシステム、BとCの両方を有するシステム、並びに/又はA、B及びCのすべてを有するシステム等を含むが、これらに限定されない)。「A、B又はCのうち少なくとも1つ」等の頻用される語句が使用される場合、通常、そのような文構造は、当業者がその語句を通常理解する意味で記載されている(たとえば、「A、B又はCのうち少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみを有するシステム、Bのみを有するシステム、Cのみを有するシステム、AとBの両方を有するシステム、AとCの両方を有するシステム、BとCの両方を有するシステム、並びに/又はA、B及びCのすべてを有するシステム等を含むが、これらに限定されない)。さらに、当業者であれば、2つ以上の選択肢を表すための選言的用語及び/又は選言的語句は、明細書、特許請求の範囲又は図面のいずれにおいても、列記された用語のうちの1つ、列記された用語のいずれか、又は列記された用語の両方を含む場合があると理解すべきであると解釈するであろう。たとえば、「A又はB」という表現は、「A又はB」又は「A及びB」を示す場合を含む。
さらに、本開示の構成要素又は態様がマーカッシュ形式で記載されている場合、当業者であれば、マーカッシュ形式で記載された個々のメンバー又はメンバーのサブグループについても記載されていると理解するであろう。
当業者であれば、詳細な説明を提供すること等に関するあらゆる目的において、本明細書に記載の数値範囲はいずれも、あらゆる部分範囲及びこれらの部分範囲の組み合わせを包含することを理解するであろう。本明細書に記載の数値範囲はいずれも、十分に記載がなされていると容易に認識することができ、これらの数値範囲は、少なくとも2等分、3等分、4等分、5等分、10等分などに分割することができる。例えば、本明細書に記載の各範囲は、3等分することによって、低い範囲、中程度の範囲、及び高い範囲等に容易に分割することができるが、これらに限定されない。当業者であれば、「以下(up to)」、「以上(at least)」、「よりも大きい(greater than)」、「よりも小さい(less than)」等の用語はいずれも、言及されているすべての数値を含むとともに、上述のような部分範囲に実質的に分割することができる数値範囲を指すことを理解するであろう。さらに、当業者であれば、各範囲は、その範囲内に含まれる各数値を含むことを理解するであろう。よって、例えば、1〜3つのメンバーを有する群は、1つ、2つ又は3つのメンバーを有する群を指す。同様に、例えば、1〜5つのメンバーを有する群は、1つ、2つ、3つ、4つ、又は5つのメンバーを有する群を指す。
様々な態様及び実施形態を本明細書において開示したが、当業者であれば、本明細書において開示したもの以外の他の態様及び実施形態を容易に理解するであろう。本明細書において開示した様々な態様や実施形態は、例示のみを目的としたものであり、本発明をなんら限定するものではなく、本発明の真の範囲及び基本的思想は以下の請求項により示される。

Claims (13)

  1. ヒトの行動機能を改善する方法であって、
    少なくとも500種の微生物を含む腸内微生物叢パターンを有するヒト対象を特定すること;及び
    前記ヒト対象に1種以上のバクテロイデス属細菌の有効量を投与すること
    を含む方法。
  2. 前記ヒト対象の腸内微生物叢パターンを、成体の腸内微生物叢パターンとして特定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記対象が、不安、自閉スペクトラム症(ASD)、統合失調症、又は1つ以上のASDの症状若しくは統合失調症の症状を伴う病的状態を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記1種以上のバクテロイデス属細菌の有効量がB.フラジリス(B. fragilis)を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記1種以上のバクテロイデス属細菌の有効量が、B.フラジリス、B.テタイオタオミクロン(B. thetaiotaomicron)、B.ブルガタス(B. vulgatus)、又はこれらの細菌の2種若しくは3種の混合物を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記対象に、ある量のエンテロコッカス属細菌を投与することをさらに含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記対象に投与される単一の有効成分が、実質的に、1種以上のバクテロイデス属細菌からなることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記対象に投与される単一の有効成分が、実質的にB.フラジリスからなることを特徴とする、請求項1〜5及び7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記1種以上のバクテロイデス属細菌の有効量が組成物中に含まれており、該組成物がバクテロイデス属細菌以外の細菌を実質的に含んでいないことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記バクテロイデス属細菌の有効量が組成物中に含まれており、該組成物がB.フラジリス以外の細菌を実質的に含んでいないことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記1種以上のバクテロイデス属細菌の有効量が経口投与されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 行動機能の改善が、コミュニケーション行動、反復行動、不安、又はこれらの行動の2種若しくは3種の組み合わせを改善することを含むことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記ヒト対象が成体であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
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