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JP2017012670A - 処置具 - Google Patents

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JP2017012670A
JP2017012670A JP2015135473A JP2015135473A JP2017012670A JP 2017012670 A JP2017012670 A JP 2017012670A JP 2015135473 A JP2015135473 A JP 2015135473A JP 2015135473 A JP2015135473 A JP 2015135473A JP 2017012670 A JP2017012670 A JP 2017012670A
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直也 島田
Naoya Shimada
直也 島田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
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Abstract

【課題】
処置具を胆管内へと再度挿入する際に、容易に挿入可能な処置具を提供する。
【解決手段】
長手方向に伸び、長手方向に沿って体腔内に挿入される処置具1において、先端部に設けられ、体腔内における位置を保持する第1バルーン15と、先端と基端との間で前記長手方向に沿って移動自在に設けられた、拡張及び収縮が可能な第2バルーン16と、を具備する。
【選択図】図5

Description

本発明は、体腔内の管腔、特に十二指腸乳頭部を介して胆管または総胆管(以下、総合して胆管と称す)にアプローチを行う処置具に関する。
近年、医療分野において、胆道癌、胆石症または総胆管結石等の胆疾患に対する内視鏡的検査または治療が広く普及しつつある。これらは従来の外科的治療と比べて低侵襲であり、被検者への負担が少ない等の利点がある。
これらの治療法の一例として、たとえば、特開2014−223107号公報(特許文献1)には、バルーンまたはバスケット等の収縮可能な部材を備えた処置具を内視鏡経由で胆管内に挿入し、当該処置具を用いて胆管内に蓄積した胆石を摘出する方法が示されている。
具体的に特許文献1には、上述した如き処置具を内視鏡経由で胆管内に挿入する際に、当該処置具が十二指腸乳頭部を介して胆管内に挿入し易くすることを目して、内視鏡の先端部を、所定のバルーンを用いて十二指腸乳頭部の周囲に固定した後、当該処置具を胆管内へと挿入する方法が示されている。
特開2014−223107号公報
ところで、上述した胆石摘出方法では、胆管内の胆石の数量が多い場合等では複数回の摘出処置を繰り返す必要があった。
また、この種の胆石摘出処置においては、ひとたび胆石を摘出した後、胆管内における結石残留の有無を確認するために、当該内視鏡または処置具を再度、胆管内に挿入する必要もあった。
ここで、当該内視鏡または処置具を胆管内に挿入する場合、ある程度の手間と時間を要するため、これら内視鏡または処置具を繰り返し胆管内に挿入することは、施術の時間が延びる要因ともなっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、胆管内に容易に再挿入可能な処置具を提供することを目的とする。
本発明の一態様による処置具は、長手方向に伸び、長手方向に沿って体腔内に挿入される処置具において、先端部に設けられ、体腔内における位置を保持する固定部材と、先端と基端との間で前記長手方向に沿って移動自在に設けられた、拡張及び収縮が可能な処置部材と、を具備する。
本発明によれば、胆管内に容易に再挿入可能な処置具を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る処置具を示した要部外観斜視図である。 当該実施形態に係る処置具を内視鏡に挿通した際の様子を示した要部外観斜視図である。 当該実施形態に係る処置具を内視鏡に挿通した際において、処置具先端部が内視鏡の先端構成部内に収納された状態を示した、処置具の長手方向における要部断面図である。 当該実施形態に係る処置具を内視鏡に挿通した際において、処置具における第2シャフト部が内視鏡の先端構成部より突出した状態を示した、処置具の長手方向における要部断面図である。 当該実施形態に係る処置具を内視鏡に挿通した際において、処置具における第2シャフト部からさらに第1シャフト部が突出した状態を示した、処置具の長手方向における要部断面図である。 当該実施形態に係る処置具および内視鏡を胆管内に挿入した際において、第1バルーン、第2バルーンおよび第3バルーンを拡張した状態を示した要部断面図である。 当該実施形態に係る処置具を収納した内視鏡の先端部構成部を、十二指腸乳頭部を介して胆管に向けて挿入した際の様子を示した要部拡大図である。 当該実施形態に係る処置具を挿通した内視鏡の先端部構成部を、十二指腸乳頭部を介して胆管に挿入した後、第1シャフト部および第2シャフト部を延出し、第1バルーンおよび第2バルーンを拡張した際の様子を示した要部拡大図である。 当該実施形態に係る処置具の第1バルーンを胆管内における位置を保持した状態において胆管内に挿入した内視鏡の先端部構成部および第2バルーンを当該胆管内から引抜した際の様子を示した要部拡大図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
また、この実施の形態により、この発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。さらにまた、図面は、模式的なものであり、各部材の厚みと幅との関係、各部材の比率等は、現実と異なることに留意する必要がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法や比率が異なる部分が含まれている。
図1は、本発明の一実施形態に係る処置具を示した要部外観斜視図であり、図2は、当該実施形態に係る処置具を内視鏡に挿通した際の様子を示した要部外観斜視図である。
<処置具の概略構成>
図1に示すように、本実施の形態に係る処置具1は、十二指腸乳頭部を介して胆管に蓄積した胆石を取り除くための処置具であって、2つのバルーンカテーテル、すなわち、小径のシャフトを有する第1バルーンカテーテル3と、大径のシャフトを有する第2バルーンカテーテル4と、により構成される(詳しくは後述する)。
また処置具1は、図2に示すように、十二指腸から十二指腸乳頭部を介して胆管内に挿入可能になされた内視鏡2におけるチャンネルチューブに、前記第2バルーンカテーテル4が直接的に挿通されるようになっている。
なお、図2においては、処置具1における前記第2バルーンカテーテル4をその先端部から内視鏡2におけるチャンネルチューブ29(図3参照;後に詳述する)に対して挿入し、当該処置具1における前記第2バルーンカテーテル4および第1バルーンカテーテル3の先端の一部が当該内視鏡2における先端面から突出した状態を示している。
図1に戻って、本実施形態の処置具1は、上述したように2つのバルーンカテーテルを備え、すなわち、小径の第1シャフトを有する第1バルーンカテーテル3と、当該第1バルーンカテーテル3における前記第1シャフト11を挿通可能とするルーメン管路を備えた大径の第2シャフト12を有する第2バルーンカテーテル4と、を備える。
また、第1バルーンカテーテル3における前記第1シャフト11の先端部には、第1シャフト11および第2シャフト12を胆管に挿入した後に、当該第1シャフト11を胆管内の一定位置に留置するための第1バルーン15が設けられている。
さらに、第2バルーンカテーテル4における前記第2シャフト12の先端部には、当該第2シャフト12を胆管に挿入した後に胆石を採集するための第2バルーン16が設けられ、また当該第2シャフト12における前記第2バルーン16より基端側には、当該第2シャフト12を先端構成部21内に固定するための第3バルーン17が設けられている。
一方、第1シャフト11の基端部である第1シャフト基端部11bにはフランジ状の第1シャフトフランジ部13が配設され、当該第1シャフトフランジ部13には、第1バルーン15を拡張・収縮するための流体を流入するための第1流体挿通用ポート36が設けられている。
また、第2シャフト12の基端部近傍の一側面には第2バルーン16および第3バルーン17をそれぞれ拡張・収縮するための流体を流入するための第2流体挿通用ポート35および第3流体挿通用ポート34が設けられている。
なお、これら第1バルーンカテーテル3における第1シャフト11および第1バルーン15並びに第2バルーンカテーテル4における第2シャフト12および第2バルーン16を含む処置具1の内部構成等については、後に詳述する。
<内視鏡の構成>
図2に示すように、本実施形態の処置具1が係合する内視鏡2は、本実施形態においてはいわゆる胆道鏡を想定し、被検体の体腔内管腔(本実施形態において胆管を想定)に挿入される細長で可撓性を有する挿入部20と、この挿入部20の基端部に連設した操作部24と、この操作部24の側部から延出し基端部に図示しないコネクタ部を配設したユニバーサルコード25と、を主に備える。
挿入部20は、先端側から順に、撮像部を内蔵した先端構成部21と、たとえばフッ素ゴムにより形成され上下2方向に湾曲自在な湾曲部22と、湾曲部22の基端側に接続され、たとえばフッ素樹脂により形成された可撓性を有する長尺状の軟性管部23と、を有する。
先端構成部21は、たとえばポリスルフォン等を用いて形成され、その先端面には、光源装置が発生した光の導光路をなす図示しないライトガイドを経由して伝送された照明光を対象物に向けて出射するための照明レンズ窓41と、当該対象物を観察するための観察窓42と、が配設されている。
操作部24の上面には、湾曲部22の湾曲方向を手元操作によって変化させる湾曲操作ノブ6a、26bが重設され、さらに、光源装置の光量調整等を遠隔的に行う各種スイッチ27が設けられている。一方、操作部24の下部側面には、本実施形態の処置具1等の各種処置具を挿通するための鉗子口部28が配設されている。
<処置具および係合する内視鏡の詳細な構成>
以下、図3〜図6を参照して、処置具1の構成について詳述する。
図3〜図5は、いずれも内視鏡2のチャンネルチューブ29に本実施形態の処置具1を挿通した状態を示した長手方向の要部断面図であるが、図3は、処置具1における先端部(第1バルーンカテーテル3における第1シャフト11および第2バルーンカテーテル4における第2シャフト12の先端部)が内視鏡2の先端構成部21内に収納された状態を示し、図4は、処置具1における第2シャフト12が内視鏡2の先端構成部21より突出した状態を示し、図5は、処置具1における第2シャフト12からさらに第1シャフト11が突出した状態を示している。
また、図6は、当該実施形態に係る処置具1および内視鏡2を胆管内に挿入した際において、第1バルーン15、第2バルーン16および第3バルーン17を拡張した状態を示した要部断面図である。
なお、図3〜図5において、内視鏡2についてはチャンネルチューブ29の両端部における周辺部材のみを示しており、すなわち、チャンネルチューブ29の先端部(チャンネル先端側開口部29a)が配設される先端構成部21と、同チャンネルチューブ29の基端部(チャンネル基端側開口部29b)が配設される鉗子口部28とのそれぞれ一部の断面を示している。
上述したように、前記チャンネルチューブ29は、内視鏡2の操作部24に設けられた前記鉗子口部28におけるチャンネル基端側開口部29bに端を発し、挿入部20における軟性管部23、湾曲部22の内部を経て、先端構成部21の先端部に形成されたチャンネル先端側開口部29aに至るまで延設されている。
なお、上述したように先端構成部21の先端面には照明レンズ窓41および観察窓42が配設される一方で、当該先端構成部21は、照明光を伝送するライトガイドの先端部および当該ライトガイドの先端に設けた照明部、並びに、撮像光学系および撮像部等を内設する。しかしながら、図3〜図5においては、これらの構成部材のうち前記照明部の前方に設けた照明レンズ窓41および前記撮像光学系の前方に設けた観察窓42のみを示し、上述した各構成部材については図示を省略する。
<第2バルーンカテーテル4の構成>
上述したように、本実施形態の処置具1は2つのバルーンカテーテル、第1バルーンカテーテル3および第2バルーンカテーテル4により構成されるが、まずは、内視鏡2におけるチャンネルチューブ29に直接的に挿通される第2バルーンカテーテル4について説明する。
図3〜図5に示すように、第2バルーンカテーテル4は、内視鏡2における前記チャンネルチューブ29に挿通可能なカテーテルであって、内部に長さ方向に延設される複数のルーメン管路を形成する第2シャフト12と、当該第2シャフト12の先端部に配設された拡張・収縮可能な第2バルーン16と、当該第2シャフト12における前記第2バルーン16の配設箇所より基端側に配設された拡張・収縮可能な第3バルーン17と、を備える。
前記第2シャフト12は、長さ方向に貫通して延設されるルーメン管路であって前記第1バルーンカテーテル3における第1シャフト11を挿通可能とするメインルーメン18を形成すると共に、第2バルーン16を拡張・収縮するための流体を挿通可能とする第2流体挿通ルーメン32と、第3バルーン17を拡張・収縮するための流体を挿通可能とする第3流体挿通ルーメン33と、をそれぞれ内部に形成する。
前記メインルーメン18の先端側は、図5に示すように第2シャフトの先端部12aにおいて開口され、ルーメン基端側開口部18aを形成する。一方、メインルーメン18の基端側は、第2シャフト12の基端部に形成された第2シャフトフランジ部12bにおいて開口され、ルーメン基端側開口部18bを形成する。
前記第2バルーン16は、胆管内に蓄積した胆石を摘出するための拡張・収縮可能なバルーンであって、第2シャフト12の先端部において外周面を巻回するように配設される。ここで第2バルーン16の遠位端部は、第2シャフト12の外周面の全周に亘って、たとえば、接着、融着等により液密的に固着される。
また、第2シャフト12において前記第2バルーン16が配設される部位において、当該第2バルーン16内における第2シャフト12の一側面には、当該第2バルーン16に対して所定の流体を注入するための第2バルーン用孔部32aが形成されている。
そして前記第2流体挿通ルーメン32は、第2シャフト12内において前記メインルーメン18と並行して長さ方向に延設され、その先端側は、第2バルーン16内に対向する前記第2シャフト12の一側面に向けて曲折されたのち前記第2バルーン用孔部32aに連通する。また前記第2流体挿通ルーメン32の基端側は、第2シャフト12の基端部近傍において一側面に向けて曲折し、前記第2流体挿通用ポート35の開口部に連通されている。
ここで、第2流体挿通ルーメン32に挿通される流体は、本実施形態においては、たとえば、水、生理食塩水等の液体、または、空気、不活性ガス等の気体が用いられ、前記第2流体挿通用ポート35からこれら流体を注入または吸引することにより、第2バルーン16を拡張・収縮することができるようになっている。なお、図6に第2バルーン16が拡張された状態を示す。
なお、本実施形態において前記第2バルーン16は、第2シャフト12を胆管に挿入した後に、胆石を摘出するための処置部材としての役目を果たすようになっている。
一方、前記第3バルーン17は、前記第2シャフト12における前記第2バルーン16の配設箇所より基端側において、同じく外周面を巻回するように配設された拡張・収縮可能なバルーンであって、前記第2バルーン16により胆石を摘出する際に当該第3バルーン17を拡張させることにより、第2シャフト12を前記先端構成部21におけるチャンネルチューブ29内に保持する役目を果たすようになっている。
また、第2シャフト12において前記第3バルーン17が配設される部位において、当該第3バルーン17内における第2シャフト12の一側面には、当該第3バルーン17に対して所定の流体を注入するための第3バルーン用孔部33aが形成されている。
そして前記第3流体挿通ルーメン33は、第2シャフト12内において前記メインルーメン18と並行して長さ方向に延設され、その先端側は、第3バルーン17内に対向する前記第2シャフト12の一側面に向けて曲折されたのち前記第3バルーン用孔部33aに連通する。
また前記第3流体挿通ルーメン33の基端側は、第2シャフト12の基端部近傍において一側面に向けて曲折し、前記第3流体挿通用ポート34の開口部に連通されている。
ここで、第2流体挿通ルーメン32および第3流体挿通ルーメン33に挿通される流体は、本実施形態においては、たとえば、水、生理食塩水等の液体、または、空気、不活性ガス等の気体が用いられ、前記第2流体挿通用ポート35または第3流体挿通用ポート34からこれら流体を注入または吸引することにより、第2バルーン16または第3バルーン17を拡張・収縮することができるようになっている。
なお、前記第2シャフト12は、たとえば、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂、ナイロン11、ナイロン12等のポリアミド系樹脂またはポリアミドエラストマー、ポリプロピレンもしくはポリエチレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリウレタン、塩化ビニール等の可撓性を有する高分子材料により、またはこれらのうちの1種または2種以上を組み合わせて構成される。
また、第2シャフト12の外径は、適度な挿入性、剛性、柔軟性を有するように通常φ0.7〜3.0mm程度が好ましく、さらにその長さは、生体内の目的箇所まで前記第2バルーン16を配置するために必要にして十分な長さであればよいので、通常50〜250cmが好ましく、180〜200cmがより好ましい。
また、第2バルーン16および第3バルーン17の構成材料としては、たとえば、天然ゴム・合成ゴム、シリコーン樹脂、ナイロン11もしくはナイロン12等のポリアミド系樹脂またはポリアミドエラストマー、ポリプロピレンもしくはポリエチレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリウレタン等の高分子材料のうち、少なくとも1種を含むポリマーが挙げられる。
さらに第2バルーン16および第3バルーン17の寸法は、たとえば、軸方向と垂直な方向の断面の最大直径がφ3〜30mmであるのが好ましく、φ10〜20mmであるのがより好ましい。
なお、詳しくは後述するが、第2バルーン16の拡張時における拡張力は第1バルーン15の拡張時の拡張力より小さく設定されることから、具体的に第2バルーン16の拡張時の寸法は、第1バルーン15の拡張時の寸法より小さく設定されることが望ましい。
<第1バルーンカテーテル3の構成>
次に、本実施形態の処置具1における2つのバルーンカテーテルのうち、第1バルーンカテーテル3について説明する。
図3〜図5に示すように、第1バルーンカテーテル3は、第2バルーンカテーテル4における前記メインルーメン18に摺動自在に挿通可能なカテーテルであって、内部に長さ方向に延設されるルーメン管路を形成する第1シャフト11と、当該第1シャフト11の先端部に配設された拡張・収縮可能な第1バルーン15と、を備える。
前記第1シャフト11は、前記第2シャフトフランジ部12bに開口された前記ルーメン基端側開口部18bから前記メインルーメン18に向けて挿通可能であって、内部に長さ方向に延設された第1流体挿通ルーメン31が形成されている。
前記第1バルーン15は、第1シャフト11を胆管内の一定位置に留置するためのバルーンであって、第1シャフト11の先端部において外周面を巻回するように配設される。ここで第1バルーン15の遠位端部は、第1シャフト11の外周面の全周に亘って、たとえば、接着、融着等により液密的に固着される。
また、第1シャフト11において前記第1バルーン15が配設される部位において、当該第1バルーン15内における第1シャフト11の一側面には、当該第1バルーン15に対して所定の流体を注入するための第1バルーン用孔部31aが形成されている。
そして前記第1流体挿通ルーメン31は、第1シャフト11内において長さ方向に延設され、その先端側は、第1バルーン15内に対向する前記第1シャフト11の一側面に向けて曲折されたのち前記第1バルーン用孔部31aに連通する。
さらに、第1流体挿通ルーメン31の基端側は、第1シャフト11の基端部11bに配設された第1シャフトフランジ部13において一側面に向けて曲折し、前記第1流体挿通用ポート36の開口部に連通されている。
ここで、第1バルーン15は、拡張されることで胆管内における位置が保持され、これにより当該第1シャフト11を胆管内の一定位置に留置する固定部材としての役目を果たす。
なお、第1流体挿通ルーメン31に挿通される流体は、上記同様に、本実施形態においては、たとえば、水、生理食塩水等の液体、または、空気、不活性ガス等の気体が用いられ、前記第1流体挿通用ポート36からこれら流体を注入または吸引することにより、第1バルーン15を拡張・収縮することができるようになっている。
また、前記第1シャフト11は、たとえば、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂、ナイロン11、ナイロン12等のポリアミド系樹脂またはポリアミドエラストマー、ポリプロピレンもしくはポリエチレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリウレタン、塩化ビニール等の可撓性を有する高分子材料により、またはこれらのうちの1種または2種以上を組み合わせて構成される。
さらに第1シャフト11の外径は、適度な挿入性、剛性、柔軟性を有するように通常φ0.7〜3.0mm程度が好ましく、さらにその長さは、生体内の目的箇所まで前記第1バルーン15を配置するために必要にして十分な長さであればよいので、通常50〜250cmが好ましく、180〜200cmがより好ましい。
また、第1バルーン15の構成材料としては、上記同様に、たとえば、天然ゴム・合成ゴム、シリコーン樹脂、ナイロン11もしくはナイロン12等のポリアミド系樹脂またはポリアミドエラストマー、ポリプロピレンもしくはポリエチレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリウレタン等の高分子材料のうち、少なくとも1種を含むポリマーが挙げられる。
さらに本実施形態においては、第1バルーン15の拡張時における拡張力は第2バルーン16の拡張時の拡張力より大きく設定されることから、第1バルーン15の拡張時の寸法は、第2バルーン16の拡張時の寸法より大きく設定されることが望ましく、たとえば、軸方向と垂直な方向の断面の最大直径がφ3〜30mmであるのが好ましく、φ10〜20mmであるのがより好ましい。
<本実施形態の作用>
次に、上述した図3〜図6に加えて図7〜図9を参照して、本実施形態の処置具1による胆石摘出時の作用について説明する。
まず、図7に示すように、術者は、内視鏡2の挿入部20を被検体の十二指腸101に向けて挿入させたのち、十二指腸乳頭部103を介して挿入部20の先端構成部21を胆管102内へと挿入させる。
なおこのとき、公知の手技、たとえば、電気メス等の処置具を鉗子口部28からチャンネルチューブ29に向けて挿入し、十二指腸乳頭部103を当該電気メスにより高周波を用いて切開し、こののち、十二指腸乳頭部103を介して先端構成部21を胆管102内へ導いてもよい。
なお、図7に示すように、このとき胆管102内における先端構成部21の前方には胆石51が存在しているものとする。
この図7に示す状態において術者は、鉗子口部28からチャンネルチューブ29に向けて第2バルーンカテーテル4の第2シャフト12を挿通し、続いて第2バルーンカテーテル4におけるルーメン基端側開口部18bから第1バルーンカテーテル3の第1シャフト11を挿入する。
なお、このとき、第2バルーンカテーテル4における第2バルーン16および第3バルーン17、並びに、第1バルーンカテーテル3における第1バルーン15は収縮した状態となっている。
術者は、前記第2シャフト12および第1シャフト11をチャンネルチューブ29に挿通し、これら第1シャフト11および第2シャフト12の先端部を、先端構成部21におけるチャンネル先端側開口部29aの位置まで到達した状態で待機させる(図3の状態)。
この後術者は、内視鏡2における撮像部において胆管102内を観察しながら、第2シャフト12の第2シャフトフランジ部12b付近を操作することで、第2シャフト12(および第1シャフト11)の先端部を先端構成部21の先端面より突出させ(図4の状態)、さらには、胆管102内における胆石51を観察しながら第1シャフト11の先端部を第2シャフト12の先端部12aより突出させる(図5の状態)。
そして術者は、第1シャフト11における第1バルーン15および第2シャフト12にける第2バルーン16を、胆石51を採石するための最適な位置に配置させた後、これら第1バルーン15および第2バルーン16を拡張せしめる。
すなわち、第1流体挿通用ポート36および第2流体挿通用ポート35から上述した所定の流体を挿通せしめ、第1バルーン用孔部31aおよび第2バルーン用孔部32aからそれぞれ当該流体を第1バルーン15および第2バルーン16に向けて注入することで、これら第1バルーン15および第2バルーン16を拡張せしめる(図6および図8に示す如き拡張状態)。
ここで、本実施形態においては上述したように、第1バルーン15の拡張時の拡張力は第2バルーン16の拡張時の拡張力より大きくなるように、たとえば、図6に示すように、第1バルーン15の方が第2バルーン16に比してより強く胆管壁100を押圧するように設定されている。
そして、この第1バルーン15の拡張時の拡張力は、後述する第2バルーン16の移動の影響を受けず、第1シャフト11を胆管102における所定位置に留置して固定することができる程度の力となっている。
なお、第2バルーン16は、胆石51を採石するのに適するように当該胆石51より前方の位置において拡張することなる。
上述した図8に示した状態に達したとき、すなわち、第1バルーン15が胆管102における的確な位置において胆管壁100をその内壁面から相対的に強い拡張力により押圧する状態にあって、かつ、第2バルーン16が胆石51を採石するのに最適な位置において拡張した状態に達したとき、術者は、第3バルーン17を拡張せしめ、第2シャフト12を先端構成部21内のチャンネルチューブ29内において保持させる(図6に示す状態)。
この後術者は、第2バルーン16の拡張力を調整しつつ、第2シャフト12が先端構成部21内のチャンネルチューブ29内において保持された状態で、図9に示す状態になるまで、当該内視鏡2を胆管102から引き抜く。
ここで上述したように、第2シャフト12は内視鏡2と一体化しているため、拡張された第2バルーン16により胆石51が胆管102から十二指腸101へと掻き出されることになる(図9に示す状態)。
そしてこのとき、上述したように、本実施形態において第1バルーン15の拡張時の拡張力は、少なくとも第2バルーン16による胆石51の掻き出し作用の影響は受けない程度の力となっているので、第1バルーン15は胆管102の所定位置において留置したままの状態となっている(図9に示す状態)。
ここで、上述したように、胆管内の胆石の数量が多い場合等においては、一度の摘出処置では胆石が残留する虞があり、また、この胆石の残留状態を確認するために、ひとたび胆石を摘出した後、再度、内視鏡または処置具を胆管内に挿入する必要がある。
本実施形態の処置具は係る状況に的確に対応することができ、すなわち、第2バルーン16(および先端構成部21)を一度、十二指腸101内に移動させた後に、再び胆管102に向けて、容易に挿入することを可能とするものである。
具体的には、本実施形態においては、図9に示すように、第1バルーン15の拡張作用により第1シャフト11は胆管102内の所定位置において延出された状態で留置されていることから、この第1シャフト11をガイドすることにより、第2シャフト12および内視鏡2の先端構成部21を容易に胆管102内で挿入することができる。
以上説明したように、本実施形態の処置具1によると、胆石摘出用の第2バルーン16を配設する第2シャフト12(および内視鏡2の先端構成部21)を胆石摘出のために十二指腸101内に移動させた後であっても、これら第2シャフト12(および先端構成部21)を胆管102に向けて、容易に挿入することができる。
なお、本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲内である。
なお、本実施形態の処置具1が係合する内視鏡2は、本実施形態においてはいわゆる胆道鏡を想定したが、本実施形態の処置具1は胆道鏡に限らず他の内視鏡、たとえば、泌尿器内視鏡または十二指腸内視鏡に適用することもできる。
また、本実施形態の処置具1においては、胆管内から胆石を摘出する役目を果たす構成として第2バルーンカテーテル4を備えるものとしたが、本発明の処置具はこれに限らず、例えば、胆管内から胆石を摘出する役目を果たす構成として第2バルーンカテーテル4の代わりにいわゆるバスケットカテーテルを採用してもよく、この場合も本発明の技術的範囲に含まれる。
1:処置具
2:内視鏡
3:第1バルーンカテーテル
4:第2バルーンカテーテル
11:第1シャフト
12:第2シャフト
13:第1シャフトフランジ部
15:第1バルーン
16:第2バルーン
17:第3バルーン
18:メインルーメン
20:挿入部
21:先端構成部
22:湾曲部
23:軟性管部
31:第1流体挿通ルーメン
32:第2流体挿通ルーメン
33:第3流体挿通ルーメン

Claims (8)

  1. 長手方向に伸び、長手方向に沿って体腔内に挿入される処置具において、
    先端部に設けられ、体腔内における位置を保持する固定部材と、
    先端と基端との間で前記長手方向に沿って移動自在に設けられた、拡張及び収縮が可能な処置部材と、
    を具備することを特徴とする処置具。
  2. 被検体内に挿入される内視鏡のチャンネルに挿通可能にされることを特徴とする、請求項1に記載された処置具。
  3. 前記固定部材は、拡張されることで体腔内における位置が保持されることを特徴とする、請求項1に記載された処置具。
  4. 前記固定部材の拡張力は、前記処置部材の拡張力よりも大きく設定されていることを特徴とする、請求項3に記載された処置具。
  5. 前記固定部材は、拡張・収縮可能にされたバルーンであることを特徴とする、請求項1に記載された処置具。
  6. 前記処置部材は、拡張・収縮可能にされたバルーンであることを特徴とする、請求項1に記載された処置具。
  7. 前記処置部材は、拡張・収縮可能にされたバスケットであることを特徴とする、請求項1に記載された処置具。
  8. 前記固定部材は、細長に形成されたガイド部材の先端に配置されており、前記処置部材は、該ガイド部材の外側に移動自在に配置されることを特徴とする、請求項1に記載された処置具。
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