JP2016007621A - ダイカスト鋳造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイカスト鋳造装置において金型の型締力を調整するための複雑な制御機構を用いることなく、溶湯を注入する圧力に応じて金型の型締力を増加させること。
【解決手段】本発明は、内部に形成されたキャビティを有する金型1と、加圧して溶湯3をキャビティ1cに注入するプランジャ2aと、を有するダイカスト鋳造装置10であって、プランジャ2cにより加圧された溶湯3に発生した鋳造圧で移動する第1のピストン4aと、前記第1のピストンより大きい面積を有し、第1のピストン4aの移動に連動して、金型1を型締め方向に押圧する第2のピストン4cと、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、内部に形成されたキャビティを有する金型1と、加圧して溶湯3をキャビティ1cに注入するプランジャ2aと、を有するダイカスト鋳造装置10であって、プランジャ2cにより加圧された溶湯3に発生した鋳造圧で移動する第1のピストン4aと、前記第1のピストンより大きい面積を有し、第1のピストン4aの移動に連動して、金型1を型締め方向に押圧する第2のピストン4cと、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明はダイカスト鋳造装置に関し、特に鋳造時に金型に加えられる型締め力を増加させる型締機構を有するダイカスト鋳造装置に関する。
金型に溶湯を充填する場合に、金型の分割面から溶湯が漏れるのを防止するために金型の型締を行う。型締を適切に行わないと鋳造品のパーティングラインにバリが形成され、バリ取りの工程が増加したり不良品となったりする。この型締には、例えば金型を挟み込む一対のダイプレートの四隅に、ダイプレートを繋ぐ4本のタイバーをナットで締め込み、金型を締め付けて型締力を発生させる方法が知られている。そして、注型前にナットを締め込んで金型に初めから最大の型締力を発生させる。しかし、初めから最大の型締力を発生させると、金型のへたりや故障を発生させる原因となる。
これに対し、鋳造圧に応じた型締力を発生させる従来技術として、特許文献1に開示されたダイカストマシンがある。このダイカストマシンは、一対の金型を型締して型締力を発生させる型締シリンダと、型締シリンダに作動液を供給する液圧回路と、金属溶湯を射出して金型に充填させる射出装置と、射出装置の動作に応じて液圧回路を制御して型締力を発生させるための制御手段とを有している。そして、ダイカストマシンは、型締力を検出する検出手段を有し、この検出手段によって検出された型締力に基づいて、制御手段によって型締シリンダの発生する型締力が適切な値になるようにフィードバック制御されている。特許文献1に記載されたダイカストマシンを用いると、初めから最大の型締力で金型を型締することなく、金属溶湯を射出して金型に充填する射出装置の動作に応じて必要な型締力を発生させることができる。
特許文献1に記載されたダイカストマシンによると、型締力を発生させるために型締シリンダと、型締シリンダを作動させる液圧回路と、液圧回路を制御する制御手段とが必要であり、装置構成が複雑化する。特に型締力を検出する検出手段に用いられるセンサは溶湯の熱の影響を受けやすい環境下で使用され、センサへの熱対策が必要となる。即ち、特許文献1にかかるダイカストマシンで金型の型締力を増加させようとすると、装置が複雑化するとともにセンサ類の熱対策をしなければならないという課題がある。
本発明は、金型の型締力を調整するための複雑な制御機構を用いることなく、溶湯を注入する圧力に応じて金型の型締力を増加させることができるダイカスト鋳造装置を提供することを目的とする。
本発明にかかるダイカスト鋳造装置は、内部に形成されたキャビティを有する金型と、加圧して溶湯を前記キャビティに注入するプランジャと、を有し、
前記プランジャにより加圧された前記溶湯に発生した鋳造圧で移動する第1のピストンと、
前記第1のピストンより大きい面積を有し、前記第1のピストンの移動に連動して、前記金型を型締め方向に押圧する第2のピストンと、
を有する。
前記プランジャにより加圧された前記溶湯に発生した鋳造圧で移動する第1のピストンと、
前記第1のピストンより大きい面積を有し、前記第1のピストンの移動に連動して、前記金型を型締め方向に押圧する第2のピストンと、
を有する。
このようなダイカスト鋳造装置によると、プランジャで発生した圧力によって移動する第1のピストンで発生した圧力を倍増させる第2のピストンによって金型を押圧する。このような構成により、金型に加えられる型締力は、鋳造圧により発生する金型の型開き方向の力を相殺するように金型に付加される。そのため、鋳造装置の型締機構が簡略化されるとともに、金型に加えられる型締力が低減され、金型の小型化を可能とし、設計の自由度を高めることができる。
本発明によると、ダイカスト鋳造装置において、金型の型締力を調整するための複雑な制御機構を用いることなく、溶湯を注入する圧力に応じて金型の型締力を増加させることができる。
以下、図面を参照して本発明にかかる実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、ダイカスト鋳造装置10は、鋳造品を鋳造するための金型1を有するダイカストマシンである。ダイカスト鋳造装置10は、金型1と、金型1の一側面に配置された固定盤5と、金型1の他側面に配置され離型方向に移動自在な可動盤6と、金型1の下部に配置された射出機構2と、可動盤6と金型1との間に設けられた型締機構4とを備えている。
図1に示すように、ダイカスト鋳造装置10は、鋳造品を鋳造するための金型1を有するダイカストマシンである。ダイカスト鋳造装置10は、金型1と、金型1の一側面に配置された固定盤5と、金型1の他側面に配置され離型方向に移動自在な可動盤6と、金型1の下部に配置された射出機構2と、可動盤6と金型1との間に設けられた型締機構4とを備えている。
金型1は、溶湯が注入されて鋳造品を鋳造するための金属製の鋳型である。金型1は、金型1を取り付けるための固定盤(ダイプレート)5と可動盤(ダイプレート)6とに挟み込まれて型締される。金型1は、鋳造した鋳造品を取出せるように、固定型1aと可動型1bとに分割される。
固定型1aは、後述する固定盤5に取り付けられた矩形の金型である。固定型1aの分割面には鋳造品の表面形状を形成するための窪みが形成されている。この窪みと後述する可動型1bが有する凸部1eとで鋳造品を形成するためのキャビティ1cが形成される。窪みは、金型1の熱膨張や鋳造品の熱収縮の影響を考慮して形状が決定される。この窪みの部分は別体の部材として固定型1aに嵌合されており、入子1gとして異なる鋳造品を鋳造するときに他の入子と交換される。
キャビティ1cの下方には溶湯をキャビティ1cに導くための湯道1dが形成されている。その他、鋳造時にキャビティ1c内の空気を逃すためのガス抜き(不図示)が形成されている。固定型1aの分割面のうち、キャビティ1cと湯道1dとガス抜き以外の部分により、固定型1aと対向している可動型1bに密着するシール面1fが形成される。
可動型1bは、後述する可動盤6に取り付けられた離型方向(−x方向)に移動する矩形の金型である。可動型1bは鋳造時には固定型1aに密着し、鋳造品を取り出すときに固定型1aから分割されて離型方向に移動する。可動型1bは、分割面にキャビティ1cを形成するための凸状に形成された凸部1eが形成されている。
凸部1eは、脱型が容易となるように抜け勾配が付けられている。凸部1e部分は固定型1aから別体の部材として可動型1bに嵌合されており、入子1hとなって着脱自在となっている。凸部1eは、異なる鋳造品を鋳造するときに他の入子と交換される。凸部1eは、鋳造品の肉厚をできる限り一定にするための凸状に形成された部分であり、溶湯の流れによって形成される湯ジワや湯境やヒケ等の発生を防止する。
可動型1bと固定型1aとがシール面1fを介して密着したときに鋳造品の空間となるキャビティ1cが形成される。シール面1fとキャビティ1cとの境界に鋳造品のパーティングラインが形成される。固定型1aの下部には溶湯3をキャビティ1cに注入するための射出機構2が設けられている。
射出機構2は、溶湯3に圧力を加えて射出口2dから射出するプランジャ2aと、溶湯3が注入された際にプランジャ2aが移動して溶湯3に圧力を発生させる射出スリーブ2cとを有している。プランジャ2aの移動によって発生した鋳造圧で溶湯が注入される。射出機構2は、溶湯3が射出される射出口2dが湯道1dの開口部である湯口1iの位置に一致するように設けられている。
射出スリーブ2cは、溶湯3が注入される耐熱性を有する円筒形の部材である。射出スリーブ2cの先端側は開口2fが設けられ、後述するピストン4aがこの開口2fを塞いでいる。先端側の上部には射出口2dが設けられている。射出スリーブ2cの後端側には開口2eが設けられている。射出スリーブ2cの後端側は、固定盤5を貫通して突き出している。射出スリーブ2cの後端側に溶湯3が注湯された後、プランジャ2aが挿入されることにより溶湯3が先端側に押し込まれる。
プランジャ2aは、開口2eから挿入され、溶湯3を押し込んでキャビティ1cに射出するための耐熱性を有するピストン状の部材である。プランジャ2aは、射出スリーブ2c内を移動自在となっている。プランジャ2aの後端側には、溶湯3を押し込む際にプランジャ2aが射出スリーブ2cの先端側まで届くようにプランジャロッド2bが設けられている。プランジャ2aの外径は、射出スリーブ2cの内径よりやや小さくなるように形成されている。この外径は、プランジャ2aおよび射出スリーブ2cの熱膨張を考慮して決定される。プランジャ2aを押し込むと溶湯3の圧力が高まる。この圧力は、溶湯3がシール面1fから漏れ出すのを防止するために型締力を増加させる型締機構4の一部であるピストン4aに伝わる。
型締機構4は、可動型1bと可動盤6との間に設けられた押圧機構8で型締力を発生させる。型締機構4は、溶湯3の圧力により圧力を発生させる圧力発生機構7と、この圧力により金型1を押圧する押圧力を発生する押圧機構8とを有する。
圧力発生機構7は、溶湯3の圧力を受けて移動するピストン(第1のピストン)4aと、ピストン4aが移動自在に収容されたスリーブ4bとピストン4aによって圧力を発生する作動油4gが通過する作動油経路4eとを有する。スリーブ4bは、可動型1bの下部に設けられ、型締の際に射出スリーブ2cに連続するように当接する円筒形の部材である。スリーブ4bの後端側、即ち射出スリーブ2cとの連結部分は開口している。スリーブ4bの先端側は閉じており、中心に作動油経路4eの入り口となる開口部が設けられ、作動油経路4eに連結している。作動油経路4eは、可動型1bを貫通している。
ピストン4aは、スリーブ4b内を移動自在となっており、プランジャ2aに対向するように配置されている。ピストン4aは、プランジャ2aが押し込まれた際に発生する溶湯3の圧力を受けてスリーブ4bの先端側に移動する。ピストン4aの外径は、スリーブ4bの内径よりやや小さく形成されている。ピストン4aによって形成されたスリーブ4bの内部空間には作動油4gが充填される。作動油4gは、沸点が鋳造時の温度より高いものが用いられる。作動油4gはピストン4aの移動により圧力が上昇し、作動油経路4eに導かれる。作動油経路4eの出口は押圧機構8に連結している。
押圧機構8は、可動型1bと可動盤6との間に設けられている。押圧機構8は、ピストン4aの移動により発生した作動油4gの圧力を増圧する増圧ピストン(第2のピストン)4cと、増圧ピストン4cで増圧された液圧で可動型1bに押圧力を与えて金型1の型締力を増加させる増圧スリーブ4dとを有している。
増圧スリーブ4dは、可動型1bを押圧する押圧面4hを有する部材である。押圧面4hは可動型1bに固定されている。増圧スリーブ4dの下部には作動油経路4eに連結する出口が設けられている。増圧スリーブ4dの押圧面4hの反対側には増圧ピストン4cが収まるよう円盤状の空間4fが形成されている。空間4fには円盤状部材の増圧ピストン4cが移動自在に収められる。増圧スリーブ4dと増圧ピストン4cの正面4iとによって密閉された空間4fには作動油4gが満たされる。増圧ピストン4cの背面4jは可動盤6に固定される。この押圧機構8において増圧スリーブ4dと増圧ピストン4cとを入れ替えて増圧ピストン4cが可動型1bを押圧するようにしてもよい。
図2に示すように、固定盤5と可動盤6とは相互が連結機構9によって連結される。連結機構9は、固定盤5の四隅に設けられた孔と可動盤6の四隅に設けられた孔とに連通されたタイバー9aと、タイバー9aに螺入された割ナット9bとを有する。タイバー9aは、ロングボルト形状を有し、ヘッドが固定盤5側に掛かっている。タイバー9aのネジ側は可動盤6側に挿通されている。割ナット9bが締め込まれると、可動盤6が移動して金型1に型締力を発生する。上記構成により金型1の溶湯3の射出前の初期の型締力は、割ナット9bを締め込むことで調整される。型割り時には割ナット9bを外して可動盤6および可動型1bを離型方向にスライドさせて鋳造品を取り出す。
次に図1および図2を参照してダイカスト鋳造装置10の動作について説明する。
図2に示すように、連結機構9の割ナット9bを締め込んで、溶湯3の射出前の金型1の初期の型締力を発生させる。この際の型締力は鋳造初期に鋳造品にバリが発生しない程度の弱い型締力を付与する。即ち、鋳造初期から金型1に最大の型締力を付与する必要がない。次に、図1に示すように射出スリーブ2cに溶湯3を流し込み、プランジャロッド2bでプランジャ2aを押し込む。溶湯3はプランジャ2aの先端にかき出されるようにして射出スリーブ2cの先端側に集められる。この際、射出スリーブ2c内の空気は射出口2dから湯口1iに入り湯道1dを通ってキャビティ1cに導かれる。そして、溶湯3が射出スリーブ2c内に充填されて圧力が高まると、溶湯3が射出口2dからキャビティ1c内に注湯され、それに従って空気はガス抜き(不図示)から金型1の外部に排出されていく。
プランジャ2aをさらに押し込むと、溶湯3の圧力(鋳造圧)が上昇する。溶湯3の圧力によりピストン4aがスリーブ4b内を作動油経路4eの方向に移動する。ピストン4aの移動により作動油4gの圧力が上昇する。圧力の上昇に伴って作動油4gは作動油経路4eから排出される。排出された作動油4gは作動油で満たされている増圧ピストン4cと増圧スリーブ4dとの間の空間4f内に注入され、空間4fの圧力を上昇させる。
増圧ピストン4cの面積はピストン4aより大きいので、パスカルの原理により増圧スリーブ4dの押圧面4hに発生する力は、ピストン4aが押す力より大きくなる。従って、空間4f内の圧力の上昇に伴い増圧スリーブ4dが可動型1bを押圧する方向に移動する。増圧スリーブ4dの移動により金型1の型締力が増加する。即ち、プランジャ2aが押し込まれて発生する鋳造圧の上昇に伴って金型1の型締力が増加する。鋳造が終了して鋳造圧が減少すると、それに伴って金型1の型締力が減少する。
次に、ダイカスト鋳造装置10の鋳造工程で金型1のシール面1fに発生する力について説明する。図3(A)は、金型1のシール面1fに加わる力を示したグラフである。縦軸には型締力が示されており、横軸は時間軸である。図3(B)は、型締機構4がない場合の金型1のシール面1fに加わる力を示したグラフである。
図3(A)に示すように、鋳造開始前は鋳造初期にバリが発生しない程度の型締力a1を金型1に付与する。鋳造を開始すると溶湯3がプランジャ2aに押し込まれて鋳造圧が上昇する。鋳造圧の上昇に伴ってキャビティ1c内の鋳造圧が上昇し、固定型1aと可動型1bとを離型する方向の力b1が発生する。この際、型締機構4によって力b1を打ち消す方向に働き、力b1よりも大きい力c1が発生する。従って、鋳造過程でシール面1fに働く型締力d1は、
d1=a1+c1−b1 (式1)
で表される。
d1=a1+c1−b1 (式1)
で表される。
図3(B)に示すように、型締機構4がない場合は、鋳造開始前に金型に最大の型締力a2を付与しておく。鋳造を開始すると共に鋳造圧が発生し金型を押し広げる力b2が発生する。従って、鋳造過程でシール面に働く型締力d2は、
d2=a2−b2 (式2)
で表される。この場合、鋳造開始時および鋳造終了時にシール面1fに掛かる型締力d2は(A)の型締力d1に比して非常に大きい。
d2=a2−b2 (式2)
で表される。この場合、鋳造開始時および鋳造終了時にシール面1fに掛かる型締力d2は(A)の型締力d1に比して非常に大きい。
上述したようにダイカスト鋳造装置10よると、シール面1fに掛かる型締力d1は、型締機構4がない場合の型締力d2に比して非常に小さい。そのため、型締機構4により、型締機構4がない場合に比してシール面1fのへたりや破壊を低減することができる。そして、シール面1fのシール幅を最小限で設計可能となり、金型1を小型化することができる。ダイカスト鋳造装置10は、型締機構4により鋳造圧の上昇に伴って型締力を増加させるため、バリの発生を抑えることができる。
また、ダイカスト鋳造装置10は、型締機構4により、増圧ピストン4cと増圧スリーブ4dとの間に空間4fを有するため、金型1の鋳造時の熱膨張による型厚の変化がこの空間4fで調整され、型締力がシール面1fに過剰に働くことを防止することができる。そして、ダイカスト鋳造装置10は、金型の型締力を調整するための複雑な制御機構が不要であり、低コストで故障が低減される。
本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で下記のような変形が可能である。
[第2実施形態]
第2実施形態において、第1実施形態と同一の部分は同一の符号を用い、かつ同様の役割を持つ部材には同一の名称を用い、重複する部分の説明は適宜省略する。
第2実施形態において、第1実施形態と同一の部分は同一の符号を用い、かつ同様の役割を持つ部材には同一の名称を用い、重複する部分の説明は適宜省略する。
図4に示されるように、ダイカスト鋳造装置20は、固定盤15と固定型11aとの間に型締機構14の押圧機構18が配置されている。押圧機構18は、増圧ピストン14cが固定型11aに当接し、増圧スリーブ14dが固定盤15に取り付けられ金型1に型締力を与える。押圧機構18において、増圧ピストン14cを固定盤15に取り付け、増圧スリーブ14dを可動型11bに取り付けて型締力を発生させてもよい。
増圧ピストン14cと増圧スリーブ14dとの間に空間14fが形成されている。増圧スリーブ14dの下部と固定盤15とを連通して空間14fに作動油14gを供給する作動油経路14eが設けられている。作動油経路14eは、射出機構12の後端に設けられた圧力発生機構17に連結されている。作動油経路14eは、可撓性を有している。
圧力発生機構17が有するピストン14aは、プランジャロッド12bの後端に設けられている。ピストン14aの後端側からスリーブ14bが被せられている。スリーブ14bの後端側には押込ロッド14kが設けられている。スリーブ14b上部には開口がありこの開口に作動油経路14eが連結している。
上記構成により、鋳造時に押込ロッド14kを押し込むとスリーブ14bとピストン14aとの間に充填された作動油14gの圧力が上昇する。圧力上昇に伴ってピストン14aを押し込みプランジャロッド12bを押し込む。これにより、プランジャ12aが溶湯13を押し込み、鋳造が開始される。押込ロッド14kをさらに押し込むと鋳造圧が増加するとともに、作動油14gの一部が作動油経路14eを通って空間14fに注入され、増圧ピストン14cが移動して固定型11aを押圧し、金型1の型締力をさらに増加させる。
上述したようなダイカスト鋳造装置20の構成により、鋳造圧の増加に伴って金型11の型締力を増加させることができる。
他の変形例として、増圧ピストン4c,14cを複数に分割して型締力を発生するようにしてもよい。この場合、作動油経路4e,14eを複数に分岐させればよい。
1…金型 1a…固定型 1b…可動型 1c…キャビティ 1d…湯道 1e…凸部 1f…シール面 1g…入子 1h…入子 1i…湯口 2…射出機構 2a…プランジャ 2b…プランジャロッド 2c…射出スリーブ 2d…射出口 2e…開口 2f…開口 3…溶湯 4…型締機構 4a…ピストン 4b…スリーブ 4c…増圧ピストン 4d…増圧スリーブ 4e…作動油経路 4f…空間 4g…作動油 4h…押圧面 4i…正面 4j…背面 5…固定盤 6…可動盤 7…圧力発生機構 8…押圧機構 9…連結機構 9a…タイバー 9b…割ナット 10…ダイカスト鋳造装置 11…金型 11a…固定型 11b…可動型 12…射出機構 12a…プランジャ 12b…プランジャロッド 13…溶湯 14…型締機構 14a…ピストン 14b…スリーブ 14c…増圧ピストン 14d…増圧スリーブ 14e…作動油経路 14f…空間 14g…作動油 14k…押込ロッド 15…固定盤 17…圧力発生機構 18…押圧機構 20…ダイカスト鋳造装置 a1…型締力 a2…型締力 b1…力 b2…力 c1…力 d1…型締力 d2…型締力
Claims (1)
- 内部に形成されたキャビティを有する金型と、加圧して溶湯を前記キャビティに注入するプランジャと、を有するダイカスト鋳造装置であって、
前記プランジャにより加圧された前記溶湯に発生した鋳造圧で移動する第1のピストンと、
前記第1のピストンより大きい面積を有し、前記第1のピストンの移動に連動して、前記金型を型締め方向に押圧する第2のピストンと、
を有するダイカスト鋳造装置。
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|---|---|---|---|---|
| CN108044077A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-05-18 | 江门市联兴高频设备有限公司 | 一种金属加工用压铸装置 |
| JP2021184999A (ja) * | 2020-05-05 | 2021-12-09 | オスカー フレッヒ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | ダイカスト工具システム |
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