JP2016002140A - 冷却具 - Google Patents
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Abstract
Description
また、使用時に液状である低融点の蓄冷剤と、使用開始時に固体状である高融点の蓄冷剤とを組み合わせて用いた蓄冷枕とすることにより、冷却効果の長期化を図ると共に、柔軟性を確保して使い心地の良さを高めた技術も開発されている(特許文献4)。
平袋体(A)が有する面のうち、平袋体(B)を積重した側の面と反対側の面が、身体の被冷却部と対向するよう使用するための冷却具を提供するものである。
また、本発明は、上記冷却具を身体の被冷却部に接触させる、身体の部分的冷却方法に関する。
本発明の冷却具は、平袋体(A)及び平袋体(B)が積重されてなり、平袋体(A)内には、身体の被冷却部よりも5〜15℃低い温度に融点を有する物質(a)が封入され、平袋体(B)内には、物質(a)よりも低い融点を有する物質(b)が封入される。
また物質(a)の融点は、具体的には、身体の適用部位によっても変動し得るが、20〜30℃であることが好ましく、21〜27℃であることがより好ましい。
脂肪酸類としては、ウンデカン酸(融点28℃)、10−ウンデセン酸(融点24℃)、4−シクロヘキシルブタン酸(融点27℃)等が挙げられる。
脂肪酸エステル類としては、ヘキサデカン酸デシルエステル(融点30℃)、ブタン酸−2−ブトキシエチルエステル(融点25〜27℃)、ヘプタデカン酸エチルエステル(融点28℃)、ドデカン酸ドデシルエステル(融点28℃)、オクタデカン酸ブチルエステル(融点27℃)等が挙げられる。
ヒドロキシケトン類としては、1−ヒドロキシ−5−デカノン(融点25℃)、9−ヒドロキシ−2−ノナノン(融点23℃)等が挙げられる。
エーテル類としては、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル(融点20〜22℃)、ポリオキシエチレン(10)ラウリルエーテル(融点28℃)、(3−フェノキシプロピル)ベンゼン(融点28℃)、1−メトキシウンデカン(融点25〜26℃)、ジフェニルエーテル(融点28℃)等が挙げられる。
グリセリン脂肪酸エステル類としては、3−(ノニルオキシ)プロパン−1,2ジオール(融点29℃)等が挙げられる。
脂肪酸アミド類としては、ヘキサンアミド−N−2−ヒドロキシエチルアセテート(融点27℃)等が挙げられる。
アルコール類としては、ラウリルアルコール(融点24〜27℃)、3−(ノニルオキシ)−1,2−プロパンジオール(融点29〜30℃)、4,5−オクタンジオール(融点26℃)、3−テトラデカノール(融点25℃)等が挙げられる。
ワックス類としては、ヤシ油(融点24〜27℃)、ダチョウ油(融点26〜28℃)等が挙げられる。
なかでも、長期間の繰り返し使用に耐える点、安全性の点、効果的な冷却効果を得る点、及び長期間にわたり一定温度を維持する点から、物質(a)としては、ラウリルアルコール、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル、4,5−オクタンジオール、ブタン酸−2−ブトキシエチルエステル、1−メトキシウンデカン、3−テトラデカノール、オクタデカン酸ブチルエステル、及び9−ヒドロキシ−2−ノナノンから選ばれる1種又は2種以上が好ましい。
また、平袋体(B)内に封入される物質(b)として2種以上の物質を混合して用いる場合は、全ての物質の融点が物質(a)よりも低い融点であることが好ましいが、これに限定されるものではなく、封入された物質(b)全体としての融点が、物質(a)よりも低い融点であればよい。また、物質(b)としては、明瞭な融点を有する点から、前記物質(b)のなかから選ばれる1種を単独で使用することがより好ましい。
かかる断熱体(C)を形成する材料としては、タオル、ゴムシート、発泡性ゴムシート、ウレタンシート、発泡性ウレタンシート、発泡性フェノールシート、グラスウール、ロックウール、発泡性ポリスチレン等が挙げられる。また、断熱体(C)の最大厚さは、冷却効果を良好に保持する点から、0.05〜3cmであることが好ましく、0.1〜2cmであることがより好ましく、0.15〜1cmであることが更に好ましい。
平袋体(A)の表面積は、被冷却部である身体の部位によっても変動し得るが、例えば、被冷却部が後頭部である場合、不快感を与えず、適度な冷却温度を長時間維持する点から、300〜1500cm2であることが好ましく、450〜1200cm2であることがより好ましく、500〜800m2であることが更に好ましい。
平袋体(B)の表面積は、冷却効率の点、適度な冷却温度を長時間維持する点から、平袋体(A)と同様であることが好ましい。
本発明における平袋体(B)を形成する材質としては、耐衝撃性、耐溶剤性の点から、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、ナイロン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネートであることが好ましく、これらの材質から選ばれる1種を単独で用いても良いが、複数の材料からなる複合材料を用いても良い。
本発明の冷却具は、予め家庭用の冷蔵庫又は冷凍庫等に格納して、平袋体(A)内及び平袋体(B)内に封入された物質(a)及び物質(b)をその融点以下で保存することにより、これらの物質を予め固化状態とし、使用前に冷却具を冷蔵庫等から取り出して、前記のような方法で使用することが好ましい。使用後は、再度冷蔵庫等で冷却具を冷却するだけで繰り返し使用することができ、長期間にわたり何度でも使用することが可能であるため、家庭の冷蔵庫等に常備しておくことにより、いつでも快適に使用することができる。
物質(a)としてラウリルアルコール500gを用い、これを保存袋(商品名:ラミジップAL-24、材質:ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン/アルミニウム複合フィルム)で作成した340×200mmの袋に入れ密封した。更に、液の移動を抑制できるように内部をヒートシールして8分割し、最大厚さ2cmの平袋体(A−1)とした。
物質(a)としてポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル500gを用いた以外、製造例1と同様にして、最大厚さ2cmの平袋体(A−2)を作製した。
市販の円筒形の保冷剤(50×40×190mm、内容物:カルボキシメチルセルロース0.5質量%水溶液、内容量250g、袋体の材質:ポリエチレン)を6本連結し、最大厚さ4cmの平袋体(B−1)を作製した。
図7に示すように、平袋体(A−1)、及び平袋体(B−1)を使用し、両平袋体の間に厚さ2mm、坪量63.3g/m2のアルミ蒸着発泡ポリエチレン(株式会社三和コーポレーション製)を挟んだ後、全体を厚さ5mm、坪量890g/m2の発泡ゴムシート(株式会社光製)で被覆し、更に同上のアルミ蒸着発泡ポリエチレンで被覆した。被冷却部側に厚さ2mmの綿製枕カバーを被せ、冷却具1を作製した。
図8に示すように、平袋体(A−2)及び平袋体(B−1)を使用し、両平袋体の間に挟む材として、厚さ5mm、坪量1330g/m2のゴムシート(株式会社光製)を厚さ2mm、坪量63g/m2のアルミ蒸着発泡ポリエチレン(同上)で両面を挟んだものを使用した以外、実施例1と同様にして冷却具2を作製した。
図9に示すように、市販のゲル状保冷枕(アイスノン、白元製)を使用し予め家庭用冷蔵庫の冷凍庫にて−10℃以下で12時間以上冷却した。次いで、全体を厚さ5mm、坪量890g/m2の発泡ゴムシート(株式会社光製)で被覆し、更に厚さ2mm、坪量63g/m2のアルミ蒸着発泡ポリエチレン(株式会社三和コーポレーション製)で被覆した。被冷却部側に厚さ2mmの綿製枕カバーを被せ、冷却具3とした。
実施例1〜2及び比較例1で得られた冷却具1〜3について、次の方法で冷却特性を測定した。なお、予め家庭用冷蔵庫の冷凍庫にて−10℃以下で12時間以上冷却した実施例1及び実施例2における平袋体(B−1)及び比較例1における保冷枕は、使用直前に冷凍庫から取り出し、上記にしたがって冷却具1〜3とした。
気温が27〜29℃の室内のベッド上に、平袋体(A)の上面が被冷却側に配向するように各冷却具を配置し、その上へ後頭部を載せた時の時間を0分として、冷却具の後頭部に接する表面における経時的な温度変化をに記録した。結果を図10に示す。
A1:平袋体(A−1)
A2:平袋体(A−2)
B:平袋体(B)
B1:平袋体(B−1)
C:断熱体(C)
C1:アルミ蒸着発泡ポリエチレン
C2:アルミ蒸着発泡ポリエチレン/ゴムシート/アルミ蒸着発泡ポリエチレン
D:断熱材
D1:断熱材1
D11:発泡性ゴムシート
D2:断熱材2
D21:綿製枕カバー
D33:アルミ蒸着発泡ポリエチレン
X:ゲル状保冷枕
Claims (9)
- 身体の被冷却部よりも5〜15℃低い温度に融点を有する物質(a)が封入された平袋体(A)、及び物質(a)よりも低い融点を有する物質(b)が封入された平袋体(B)を積重してなり、かつ
平袋体(A)が有する面のうち、平袋体(B)を積重した側の面と反対側の面が、身体の被冷却部と対向するように使用するための冷却具。 - 物質(a)の融点が、20〜30℃である請求項1に記載の冷却具。
- 物質(a)が、ラウリルアルコール、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル、4,5−オクタンジオール、ブタン酸−2−ブトキシエチルエステル、1−メトキシウンデカン、3−テトラデカノール、オクタデカン酸ブチルエステル、及び9−ヒドロキシ−2−ノナノンから選ばれる1種又は2種以上である請求項1又は2に記載の冷却具。
- 物質(b)の融点が、物質(a)の融点よりも5〜40℃低い請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷却具。
- 物質(b)の融点が、−20〜25℃である請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷却具。
- 物質(b)が、水、或いは水に無機塩、水溶性有機溶媒又は水溶性高分子を溶解させた水溶液である請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷却具。
- 平袋体(A)と平袋体(B)との間に断熱体(C)が積重されてなる請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷却具。
- 物質(a)及び物質(b)の融点以下の温度で保存することにより、物質(a)及び物質(b)を予め固化状態にして使用するための請求項1〜7のいずれか1項に記載の冷却具。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の冷却具を身体の被冷却部に接触させる、身体の部分的冷却方法。
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