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JP2016061364A - 摩擦ダンパ - Google Patents

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Abstract

【課題】寸法精度に影響されないで、摩擦による振動エネルギの吸収を安定に得ることができ、しかも、更なる長尺化を図り得る摩擦ダンパを提供すること。
【解決手段】摩擦ダンパ1は、円柱状部材2と、円柱状部材2に対して相対的に軸方向Aに可動に対峙されていると共に円柱状部材2が内部に配された中空体3と、内周面4で円柱状部材2の外周面5に軸方向Aに摺動自在に接触する一方、中空体3に固定された摩擦部材6と、摩擦部材6の外周面7と中空体3の内周面8との間に設けられた密封空間9と、密封空間9に加圧充填された流体10と、円筒状の内周面11では摩擦部材6の円筒状の外周面7に接触する一方、円筒状の外周面12では中空体3の内周面8と協働して密封空間9を形成すると共に中空部材3に取付けられており、且つ、摩擦部材6を囲繞した中空部材13とを具備している。

【選択図】図1

Description

本発明は、互いに相対的に変位する一対の部材間に取付けられて当該部材間の変位エネルギを摩擦により吸収して当該変位を可及的速やかに減衰させる摩擦ダンパ、特に、事務所ビル、集合住宅、戸建住宅、橋梁等の構造物に地震等で生じる振動エネルギを吸収して当該振動を可及的速やかに減衰させる摩擦ダンパに関する。
構造物に地震等で生じる横揺れ等の振動を早く減衰させるダンパとしては、粘性体の粘性抵抗を用いたもの、鉛、鋼棒等の塑性変形を用いたもの、滑り部材の摩擦を用いたもの等が知られている。
そして、特許文献1には、筒箱内において軸方向に固定され、外周面と筒箱の内周面との間に隙間を備える円筒部材と、円筒部材の内周面に圧入されたすべり軸受と、すべり軸受の内周面に軸方向に摺動可能に圧入された軸とを備えた摩擦ダンパが提案されている。
WO2008/001804号公報
ところで、特許文献1で提案されている摩擦ダンパでは、初動時と摺動時の摩擦力の差が小さく、また、大きな締め付け力を加えても摺動部材に変形が生じにくく、その結果、高い摩擦力を安定して発生させることが可能であるが、すべり軸受が円筒部材の内周面に、そして、軸がすべり軸受の内周面に夫々圧入されるようになっているために、円筒部材の内周面及び軸の外周面が寸法精度よく形成されていないと、すべり軸受の円筒部材の内周面への圧入及び軸のすべり軸受の内周面への圧入が困難となる上に、すべり軸受の円筒内周面と軸の外周面との間に隙間が生じて軸方向の摺動が所望に行われなくなり、摩擦による振動エネルギの吸収が安定に行われなくなる一方、これを回避するために、寸法精度よく作製された円筒部材及び軸を用いると、高価なものとなる。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、寸法精度に影響されないで、摩擦による振動エネルギの吸収を安定に得ることができ、しかも、更なる長尺化を図り得る摩擦ダンパを提供することにある。
本発明による摩擦ダンパは、互いに相対的に変位する一対の部材のうちの一方の部材に取付けることができるようになっている第一の長尺体と、この第一の長尺体に対して相対的に軸方向に可動に対峙されていると共に一対の部材のうちの他方の部材に取付けることができるようになっている第二の長尺体と、一方の面で第一の長尺体の面に軸方向に摺動自在に接触する一方、第二の長尺体に固定された摩擦部材と、この摩擦部材の他方の面と第二の長尺体の面との間に設けられた密封空間と、この密封空間に加圧充填された充填体とを具備している。
本摩擦ダンパによれば、摩擦部材の他方の面と他方の長尺体の面との間の密封空間に充填体が加圧充填されているために、充填体の加圧充填量を加減することにより、第一の長尺体の寸法変化に拘わらず、密封空間に充填された充填体を介して摩擦部材の一方の面を第一の長尺体の面に軸方向に摺動自在に確実に且つ所望の接触力をもって接触させることができ、しかも、第一の長尺体の寸法変化に影響されない結果、寸法変化が生じ易い長尺の第一の長尺体を用いることができ、而して、寸法精度に影響されないで、摩擦による振動エネルギの吸収を安定に得ることができ、しかも、更なる長尺化を図り得る。
本発明において、好ましくは、第一の長尺体は、円柱状部材を具備しており、第二の長尺体は、該円柱状部材が内部に配された中空体を具備しており、斯かる円柱状部材に代えて、第一の長尺体は、中空の部材、例えば、円筒部材であってもよく、また、第二の長尺体の中空体は、角筒状であってもよいが、好ましくは、円筒状である。
本発明の第二の長尺体は、密封空間と密封空間外とを連通すると共に圧力調整栓で閉塞された貫通孔を具備していてもよく、斯かる圧力調整栓を具備していると、密封空間に充填される充填体の初期充填圧力を最適値に設定でき、しかも、使用中において、密封空間に加圧充填された充填体の圧力を必要に応じて再調整することができ、特に、充填体に流体を用いる場合には、斯かる再調整を好ましく行い得る。
摩擦部材は、全体が合成樹脂からなるもの、薄鋼板(裏金)と、この薄鋼板の一方の面に滑り層として形成した合成樹脂製の滑り層とを具備したもの、薄鋼板と、この薄鋼板の一方の面に焼結された多孔質焼結層と、この多孔質焼結層に合成樹脂を含浸させると共にこの多孔質焼結層の一方の面に形成した合成樹脂製の滑り層とを具備したもの、更には、網状体の基材と、この基材の網目を充填すると共に当該基材の一方の面に形成された合成樹脂製の滑り層とを具備したもの等のいずれでもよく、この場合、滑り層の面を一方の面として、第一の長尺体の面に軸方向に摺動自在に接触させることになり、合成樹脂は、ポリイミド樹脂及び四ふっ化エチレン樹脂のうちの少なくとも一方を含んでいるとよく、網状体の基材は、多数のスリットが切り込まれた好ましくは燐青銅製の金属シートを切り込み方向と直交する方向に引き伸ばしてなるエキスパンドメタル又はオーステナイト系のSUS304、SUS316、フェライト系のSUS430等のステンレス鋼線、鉄線(JIS−G−3532)、亜鉛メッキ鉄線(JIS−G−3547)、銅−ニッケル合金(白銅)線、銅−ニッケル−亜鉛合金(洋白)線、黄銅線若しくはベリリウム銅線等からなる金属細線を1本又は2本以上使用して織ったり、編んだりして形成される金網からなっているとよい。
摩擦部材は、好ましい例では、軸方向の一端から他端まで伸びた少なくとも一つのスリットを有しており、斯かる摩擦部材は、円筒状に形成されているとよい。
本発明は、一方の面では摩擦部材の他方の面に接触する一方、他方の面では第二の長尺体と協働して密封空間を形成する密封空間形成体を更に具備していてもよく、斯かる密封空間形成体は、合成樹脂製又はSUS等のステンレス製、銅製若しくはアルミ製であってもよく、要は、密封空間に加圧充填された充填体の圧力を容易に摩擦部材に伝達できる塑性変形し易い合成樹脂製又は金属製であればよい。
密封空間形成体は、好ましい例では、軸方向に伸びた少なくとも一つの凹所を有しており、斯かる凹所を有していると、密封空間形成体は、密封空間に加圧充填された充填体の圧力をより容易に摩擦部材に伝達できることになる。
本発明の好ましい例では、密封空間形成体は、摩擦部材を囲繞した中空部材を具備している。中空部材としては、角筒部材であっても、円筒部材であってもよく、好ましい例では、円筒部材である。
本発明では、密封空間に加圧充填される充填体は、密封空間への充填の容易性の観点からは好ましくは流体であり、斯かる流体は、可圧縮性又は非圧縮性であり、可圧縮性であると、密封空間に充填される流体の圧力調整を容易に行い得、斯かる観点からは、流体は、可圧縮性を有しているのが好ましく、また、放熱性の観点からは、充填体は、大きな熱容量を有し、且つ、高い熱伝導性を有していることが好ましく、一方、充填体として流体を用いる場合には、密封空間への充填後において漏出の危険を回避する観点からは、その流体は、硬化性を有していることが好ましく、具体的には、油圧装置で動力伝達媒体として使用される作動油等が好ましいが、充鎮体としては、流体に代えて、熱硬化性樹脂若しくは熱可塑性樹脂又はこれらに金属粉若しくは炭素繊維を混入したものであってもよい。
本発明によれば、寸法精度に影響されないで、摩擦による振動エネルギの吸収を安定に得ることができ、しかも、更なる長尺化を図り得る摩擦ダンパを提供し得る。
図1は、本発明の好ましい例における断面説明図である。 図2は、図1に示す例のII−II線矢視断面説明図である。 図3は、図1に示す例の円筒部材の斜視説明図である。 図4は、図1に示す例の摩擦部材の斜視説明図である。 図5は、本発明の好ましい他の例の円筒部材及び摩擦部材の平面説明図である。 図6は、図5に示す例のVI−VI線矢視断面説明図である。 図7は、図5に示す例のVII−VII線矢視断面説明図である。 図8は、図5に示す例のVIII−VIII線矢視断面説明図である。 図9は、本発明の好ましい更に他の例の円筒部材及び摩擦部材の断面説明図である。 図10は、図5に示す例の摩擦部材の斜視説明図である。 図11は、本発明の好ましい更に他の例の円筒部材及び摩擦部材の断面説明図である。
次に本発明の実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図4において、本例の摩擦ダンパ1は、互いに相対的に変位する一対の部材のうちの一方の部材、例えば建物の天井側の梁の一端に取付けることができるようになっている長尺体としての円柱状部材2と、円柱状部材2に対して相対的に軸方向Aに可動に対峙されていると共に一対の部材のうちの他方の部材、例えば天井側の梁の一端と反対側の建物の床側の梁の一端に取付けることができるようになっており、且つ、円柱状部材2が内部に配された長尺体としての円筒状の中空体3と、一方の面である円筒状の内周面4で円柱状部材2の面である円筒状の外周面5に軸方向Aに摺動自在に接触する一方、中空体3に固定された円筒状の摩擦部材6と、摩擦部材6の他方の面である円筒状の外周面7と中空体3の面である内周面8との間に設けられた密封空間9と、充填体として密封空間9に加圧充填された作動油等からなる流体10と、一方の面である円筒状の内周面11では摩擦部材6の円筒状の外周面7に接触する一方、他方の面である円筒状の外周面12では中空体3の内周面8と協働して密封空間9を形成すると共に中空体3に取付けられており、且つ、摩擦部材6を囲繞した密封空間形成体としての円筒状の中空部材13とを具備している。
中実の円柱状部材2の軸方向Aの一端部21には取付け具22が溶接等により固着されており、円柱状部材2は、取付け具22に設けられた貫通孔23に挿入されたボルト等を介して建物の天井側の梁の一端に連結されて取付けられる。
中空体3は、円筒部材31と、軸方向Aの一端部32で円筒部材31の軸方向Aの一端部33に溶接等により固着されていると共に内周面8を有した他の円筒部材34と、円筒部材34の他端部35での内周面8に螺入された後に溶接等により内周面8に気密に固着されていると共に円柱状部材2の外周面5との間で円環状隙間36を形成した円環状部材37と、円筒部材31の中空内部38を円筒部材31外、即ち、摩擦ダンパ1の外部39に連通させる空気抜き孔として円筒部材31に形成された貫通孔40と、外部39から密封空間9に流体10を供給するための流体供給孔として円筒部材34に形成された貫通孔41と、貫通孔41において円筒部材34に螺入されて封止剤等により円筒部材34に気密に固着されている圧力調整栓42と、密封空間9への流体10の供給において密封空間9の不用気体を排出する排出孔としての貫通孔43と、密封空間9からの不用気体の排出後に貫通孔43を閉塞すべく当該貫通孔43において円筒部材34に嵌着されて封止剤等により円筒部材34に気密に固着された封止栓44とを具備しており、円筒部材31の軸方向Aの他端部51には取付け具52が溶接等により固着されており、中空体3は、取付け具52に設けられた貫通孔53に挿入されたボルト等を介して建物の床側の梁の一端に連結されて取付けられている。
圧力調整栓42は、内部に流体供給路としての貫通孔55が形成されていると共に貫通孔41において円筒部材34に螺入されて封止剤等により円筒部材34に気密に固着されている栓本体56と、貫通孔55に配されている共に貫通孔55を介する外部39から密封空間9への流体10の流通のみを許容する一方、その逆の流通を阻止する一方向弁57とを具備しており、栓本体56を回転させて貫通孔41における円筒部材34への栓本体56の螺入量を変化させることにより、密封空間9への封入後の流体10の圧力を調整することができるようになっている。
例えば、網状体の基材と、この基材の網目を充填すると共に当該基材の一方の面に形成された合成樹脂製の滑り層とを具備していると共に斯かる滑り層の面からなる内周面4で円柱状部材2の外周面5に軸方向Aに相対的に摺動自在に接触している摩擦部材6は、その軸方向Aの一端61の端面62からその軸方向Aの他端63の端面64まで伸びたスリット65を有しており、斯かるスリット65により縮径及び拡径自在となっている摩擦部材6は、端面62で円筒部材31の一端部33の円環状の端面66に、端面64で円環状部材37の円環状の端面67に夫々密に接触しており、こうして、端面66及び67に接触して軸方向Aにおいて当該端面66及び67間に配された摩擦部材6は、軸方向Aに関して中空体3に対して不動となる一方、スリット65により縮径及び拡径自在となるように、中空体3に固定されている。
中空部材13は、軸方向Aの円環状の一端71で円筒部材31の一端部33の円環状の端面66において円筒部材31の一端部33に埋め込まれて当該一端部33に溶接等により気密に固着されていると共に軸方向Aの円環状の他端72で円環状部材37の円環状の端面67において円環状部材37に埋め込まれて当該円環状部材37に溶接等により気密に固着されている。
円筒状の密封空間9は、円筒部材34の内周面8、中空部材13の外周面12、円筒部材31及び円環状部材37の端面66及び67並びに圧力調整栓42及び封止栓44の端面で規定されて密閉されており、流体10は、斯かる密封空間9に圧力調整栓42を介して加圧充填されている。
以上の摩擦ダンパ1では、密封空間9に加圧充填された流体10により中空部材13の変形を介して摩擦部材6が縮径される結果、円柱状部材2の外周面5に対して摩擦部材6の内周面4が適宜な摩擦抵抗をもって押し付けられ、この適宜な摩擦抵抗でもって円柱状部材2に対する中空体3の軸方向Aの相対的な移動(変位)が減衰されて、而して、地震等による建物の天井側の梁と建物の床側の梁との相対的な振動が早期に減衰される。
そして、摩擦ダンパ1によれば、摩擦部材6の外周面7と中空体3の内周面8との間の密封空間9に流体10が加圧充填されているために、流体10の加圧充填量を加減することにより、円柱状部材2の寸法変化に拘わらず、密封空間9に充填された流体10を介して摩擦部材6の内周面4を円柱状部材2の外周面5に軸方向Aに摺動自在に確実に且つ所望の接触力をもって接触させることができ、しかも、円柱状部材2の寸法変化に影響されない結果、寸法変化が生じ易い長尺の円柱状部材2を用いることができ、而して、寸法精度に影響されないで、摩擦による振動エネルギの吸収を安定に得ることができ、しかも、更なる長尺化を図り得る。
しかも、摩擦ダンパ1によれば、密封空間9と密封空間9外とを連通する貫通孔41を閉塞する圧力調整栓42が設けられているために、密封空間9に充填される流体10の初期充填圧力を最適値に設定でき、しかも、使用中において、密封空間9に加圧充填された流体10の圧力を栓本体56を回転させることにより必要に応じて再調整することができる。
ところで、図1から図4に示す摩擦ダンパ1における中空部材13が円筒状であるために、密封空間9に加圧充填される流体10では、摩擦部材6の縮径及び拡径の起因となる中空部材13の変形が生じ難いが、図5から図8に示すように、外周面12側で軸方向Aに伸びた凹所75を有するようにスリット65の位置に対応する位置で予め変形された中空部材13を用いることにより、中空部材13のより好ましい変形性(縮径性及び拡径性)を得ることができる結果、中空部材13は、密封空間9に加圧充填された流体10の圧力をより容易に摩擦部材6に伝達できる一方、円柱状部材2の寸法変化に対応して変形でき、而して、凹所75を有した中空部材13を具備した摩擦ダンパ1では、摩擦による振動エネルギの吸収をより安定に得ることができる。
図5から図8に示す中空部材13及び摩擦部材6の夫々は、一個の凹所75と一個のスリット65とを有しているが、これに代えて、図9及び図10に示すように、中空部材13及び摩擦部材6の夫々は、二個の凹所75と二個のスリット65とを有していてもよく、本例の場合、中空部材13の二個の凹所75の夫々は、摩擦部材6の二個のスリット65の夫々の位置に対応した位置であって周方向Rにおいて180°の等角度間隔に設けられており、摩擦部材6は、周方向Rにおいて二個のスリット65で分断された二個の半円筒状部材81の分割体からなっている。
図9及び図10に示す中空部材13及び摩擦部材6を具備した摩擦ダンパ1では、中空部材13の変形性(縮径性及び拡径性)をより好ましく得ることができる結果、円柱状部材2の寸法変化により対応して変形でき、摩擦による振動エネルギの吸収を更により安定に得ることができる。
更に、図11に示すように、中空部材13及び摩擦部材6の夫々は、四個の凹所75と四個のスリット65とを有していてもよく、斯かる本例の場合には、中空部材13の四個の凹所75の夫々は、摩擦部材6の四個のスリット65の夫々の位置に対応した位置であって周方向Rにおいて90°の等角度間隔に設けられており、摩擦部材6は、周方向Rにおいて四個のスリット65で分断された四個の半円筒状部材82の分割体からなっており、図11に示す中空部材13及び摩擦部材6を具備した摩擦ダンパ1では、中空部材13の変形性(縮径性及び拡径性)を更により好ましく得ることができる結果、円柱状部材2の寸法変化に更により対応して変形でき、摩擦による振動エネルギの吸収を更により安定に得ることができる。
上記の例では、スリット65及び凹所75を軸方向Aと同方向に伸びるように形成したが、これに代えて、軸方向Aに対して傾斜する方向に伸びるように、言い換えれば、螺旋状に伸びるように形成してもよく、更には、凹所75を中空部材13の軸方向Aの一方の端面85から他方の端面86(図3、図5及び図6参照)まで伸びて形成してもよい。
1 摩擦ダンパ
2 円柱状部材
3 中空体
4、8、11 内周面
5、7、12 外周面
6 摩擦部材
9 密封空間
10 流体
13 中空部材

Claims (8)

  1. 互いに相対的に変位する一対の部材のうちの一方の部材に取付けることができるようになっている第一の長尺体と、この第一の長尺体に対して相対的に軸方向に可動に対峙されていると共に一対の部材のうちの他方の部材に取付けることができるようになっている第二の長尺体と、一方の面で第一の長尺体の面に軸方向に摺動自在に接触する一方、第二の長尺体に固定された摩擦部材と、この摩擦部材の他方の面と第二の長尺体の面との間に設けられた密封空間と、この密封空間に加圧充填された充填体とを具備した摩擦ダンパ。
  2. 第一の長尺体は、円柱状部材を具備しており、第二の長尺体は、該円柱状部材が内部に配された中空体を具備している請求項1に記載の摩擦ダンパ。
  3. 第二の長尺体は、密封空間と密封空間外とを連通すると共に圧力調整栓で閉塞された貫通孔を具備している請求項1又は2に記載の摩擦ダンパ。
  4. 摩擦部材は、軸方向の一端から他端まで伸びた少なくとも一つのスリットを有している請求項1から3のいずれか一項に記載の摩擦ダンパ。
  5. 一方の面では摩擦部材の他方の面に接触する一方、他方の面では第二の長尺体と協働して密封空間を形成すると共に第二の長尺体に取付けられた密封空間形成体を更に具備している請求項1から4のいずれか一項に記載の摩擦ダンパ。
  6. 密封空間形成体は、軸方向に伸びた少なくとも一つの凹所を有している請求項5に記載の摩擦ダンパ。
  7. 密封空間形成体は、摩擦部材を囲繞した中空部材を具備している請求項5又は6に記載の摩擦ダンパ。
  8. 充填体は、可圧縮性である請求項1から7のいずれか一項に記載の摩擦ダンパ。
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