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JP2015040690A - 安全部材付きカセットコンロ用ガバナ - Google Patents

安全部材付きカセットコンロ用ガバナ Download PDF

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JP2015040690A
JP2015040690A JP2013173734A JP2013173734A JP2015040690A JP 2015040690 A JP2015040690 A JP 2015040690A JP 2013173734 A JP2013173734 A JP 2013173734A JP 2013173734 A JP2013173734 A JP 2013173734A JP 2015040690 A JP2015040690 A JP 2015040690A
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gas supply
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JP2013173734A
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慶運 宋
Kyoung Woon Song
慶運 宋
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ECO GRILL CO Ltd
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ECO GRILL CO Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、操作つまみがバルブ機構を開く状態に設定されているとき、カセットボンベのガバナへの装着を簡単な構造の安全部材によって不能にする安全部材付きカセットコンロ用ガバナを提供しようとするものである。
【解決手段】カセットボンベのガバナへの装着を不能にする安全部材が、その前後両端部を同一方向に90度折り曲げられてガバナへの装着部とし、かつ装着部にガバナの前後面に回動自在に軸支するための貫通孔が穿たれ、さらに前部装着部の内側面に操作つまみの裏面に設けられた突起部に当接する突起片が設られ、また後部装着部の側面上部には後方に向かって突設された嵌合阻止バーを有し、 操作つまみがバーナーへのガス供給路を開いた状態の位置にあるとき、嵌合阻止バーが嵌合しようとするカセットボンベのフランジの前面に位置して嵌合を阻止してなる安全部材付きカセットコンロ用ガバナによる。
【選択図】図1

Description

本発明は、カセットボンベを嵌合し、カセットボンベからのガスのバーナーへの供給路を開閉するとともに、ガスバーナーへの点火、ガス供給量の調節を行う操作つまみとを備えたガバナに係り、前記操作つまみがガス供給路を開いた状態の位置にあるときには前記カセットボンベの嵌合を不能とする安全部材付きカセットコンロ用ガバナに関する。
従来の卓上ガスコンロ(以下コンロと略記する)においては、カセットボンベからのコンロへのガス供給は、安全レバーを押し下げ、前記カセットボンベをガバナに嵌合させてカセットボンベのステムを押し込んでガス供給口を開くことによって行われるが、この際コンロの操作つまみがカセットボンベからのガスのバーナーへの供給路を開いた状態にあるとカセットボンベから供給されたガスがバーナーから放出される危険が伴う。したがって、このようなコンロにあっては、操作つまみがガスのバーナーへのガス供給路を開いた状態にあるときには前記安全レバーが押し下げられないように邪魔する機構を備えて前記危険を防止している。
しかしこの方式のコンロにあっては、カセットボンベ装着状態から離脱状態にするためには前記安全レバーを押し上げねばならず操作が面倒だとか、異常圧安全機構のリセットがリセットボタンをドライバー等で押さなければならず煩雑だなどとして、特許文献1及び特許文献2には、操作つまみを操作して操作軸を回転させることによって、ガス供給路の開閉ができ、また点火装置を作動させてバーナーから放出されるガスに点火するとともにガス供給量を調節し、さらにガスボンベを装着状態から離脱状態にさせることができ、さらにまた操作軸を回転させることによって異常圧安全機構のリセットもできる安全レバーのない「カセットコンロのガスボンベ着脱装置」及び同装置を用いた「カセットコンロ」の発明が開示されている。
また、特許文献3には、
「着脱可能に取付けられたガス容器のノズル部から吐出するガスが作動部分にへ流れるガス通路1を備えたガバナ2と、前記ガス通路の開閉とガス流量の調節を行う弁体3を操作するためガバナに設けられた回動可能な器具栓軸4とを有するガス器具であって、前記ガス容器で押されたとき、ばね力に抗して前進する出没部材5を前記器具栓軸と略平衡に設け、器具栓軸が消火位置にあるときにのみ、ガス容器に押された出没部材を通過させる切欠6を有し、それ以外の位置にあるときは出没部材の通過を阻止する方向へばね付勢された安全レバー7を前記栓軸設けたガス器具用安全装置」
が開示されている。そしてこのガバナは、「容器フランジFに磁気吸着する磁性回路を構成するヨークとその内側に納められた永久磁石とからなる」ガス容器保持手段を有しており、安全レバーは使用されていない。
特許第2726985号公報 特許第3494794号公報 特開平3−233211号公報
上記特許文献1の「カセットコンロのガスボンベ着脱装置」、及び特許文献2の「カセットコンロの安全装置」は、操作つまみ一つで開閉弁を開閉し、バーナーの点火・消火とともにガス供給量の調節を可能にし、さらにカセットボンベの離脱、異常圧安全機構のリセットも可能にしているが、その分構造が複雑となり、製作コストの高騰が懸念される。
また、特許文献3の「ガス器具用安全装置」は、ガス容器(カセットボンベ)に押されたとき、バネ力に抗して前進する出没部材と、出没部材を通過させる切欠を有する安全レバーによって、器具栓軸が消火位置にあるときのみガス容器の装着を可能にしており、特許文献1の発明に比べれば簡便な構造となってはいるが、その構成要素がガバナー内部に設けられているため、組立やメンテナンスが容易でないという問題がある。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたもので、ガバナの外部に簡単な構造の安全部材を設けることによって、操作つまみがバーナーへのガス供給位置にあるときには、前記安全部材に備えた嵌合阻止バーがカセットボンベのフランジの前面に当接してカセットコンロの嵌合を不能にする安全部材付きカセットコンロ用ガバナを提供することを課題としている。
本発明者は、上記課題を下記の手段により解決した。
(1)カセットボンベを嵌合し、カセットボンベからのガスのバーナーへの供給路を開閉するとともに、ガスバーナーへの点火、及びガス供給量の調節を行うための操作つまみとを備えたガバナであって、
前記操作つまみがガス供給路を開いた状態の位置にあるときには前記カセットボンベのガバナへの嵌合を不能とし、ガス供給路が閉ざされた状態の位置にあるときには前記カセットボンベのガバナへの装着を可能にする安全部材を備えてなることを特徴とする安全部材付きカセットコンロ用ガバナ。
(2)安全部材は、その前後両端部が同一方向に90度折り曲げられてガバナへの装着部を形成し、かつ前記装着部にガバナの前後面に回動自在に軸支されるための貫通孔を穿設した板状のアームと、
前記アーム前部の装着部の内側面には、前記操作つまみの裏面に設けられた突起部に当接する突起片を有し、また、前記アーム後部の装着部の側面上部には後方に向かって突設された嵌合阻止バーを有してなり、そのすべてが一体に形成されてなることを特徴とする(1)に記載の安全部材付きカセットコンロ用ガバナ。
(3)安全部材は、前部の装着部の貫通孔に挿通して前記安全部材をガバナに軸支するボルトに捲回された螺旋ばねによって前記後部の装着部の嵌合阻止バーが嵌合しようとするカセットボンベのフランジの前面に当接する方向に回転するよう付勢されており、操作つまみがガス供給路を閉じた状態の位置に回動されたとき、操作つまみの裏面の突起部が前記安全部材の前部の装着部の突起片に当接して押し上げ、安全部材をばね力に抗して反時計方向に回動して前記嵌合阻止バーをカセットボンベのフランジの前面に当接しない位置に移動させるよう構成されてなることを特徴とする(1)又は(2)に記載の安全部材付きカセットコンロ用ガバナ。
本発明の安全部材付き卓上ガスコンロによって下記の効果が発揮できる。
〈1〉カセットボンベを嵌合し、カセットボンベからのガスのバーナーへの供給路を開閉するとともに、ガスバーナーへの点火、ガス供給量の調節を行う操作つまみとを備えたガバナであって、
前記操作つまみがガス供給路を開いた状態の位置にあるときには前記カセットボンベのガバナへの嵌合を不能とし、ガス供給路が閉ざされた状態の位置にあるときには前記カセットボンベのガバナへの装着を可能にする安全部材を備えているので、
このガスバーナーを備えたカセットコンロにおいては、操作つまみがいかなる位置にあっても、カセットボンベの装着によるガスバーナーからのガス放出の危険は全くなく、安全で使用しやすい卓上ガスコンロが提供できる。
〈2〉安全部材は、その前後両端部が同一方向に90度折り曲げられてガバナへの装着部を形成し、かつ前記装着部にガバナの前後面に回動自在に軸支されるための貫通孔を穿設した板状のアームと、
前記アーム前部の装着部の内側面には、前記操作つまみの裏面に設けられた突起部に当接する突起片を有し、また、前記アーム後部の装着部の側面上部には後方に向かって突設された嵌合阻止バーを有してなり、そのすべてが一体に形成されているので、
構造が極めて簡素であり、1枚の金属板を所定の型に打ち抜き必要個所を折り曲げるだけで製造でき、取り付けも前記ガバナへの装着部をガバナの前後面に回動自在に軸支させるとともに、前部の装着部の貫通孔に挿通してガバナに螺着され前記安全部材のし支軸となるボルトに捲回された螺旋ばねによって付勢させるだけでよく、廉価で安全な安全部材付きのカセットコンロ用ガバナが提供できる。
〈3〉安全部材は、前部の装着部の貫通孔に挿通して前記安全部材をガバナに軸支するボルトに捲回された螺旋ばねによって前記後部の装着部の嵌合阻止バーが嵌合しようとするカセットボンベのフランジの前面に当接する方向に回転するよう付勢されており、操作つまみがガス供給路を閉じた状態の位置に回動されたとき、操作つまみの裏面の突起部が前記安全部材の前部の装着部の突起片に当接して押し上げ、安全部材をばね力に抗して反時計方向に回動して前記嵌合阻止バーをカセットボンベのフランジの前面に当接しない位置に移動させるよう構成されているので、このバーナを備えたカセットコンロにおいては、操作つまみがいかなる位置にあっても、カセットボンベの装着によるガスバーナーからのガス放出の危険は全くなく、安全で使用しやすいカセットコンロが提供できる。
本発明の安全部材付きカセットコンロ用ガバナの外観斜視図(a)前方操作つまみ側からの斜視図(b)後方カセットボンベ嵌合部側からの斜視図 安全部材の外観斜視図(a)前方操作つまみ側からの斜視図(b)後方カセットボンベ嵌合部側からの斜視図 ガバナと操作つまみ部分の正面図(a)操作つまみがガスバーナーへのガス供給路を閉じた状態の位置にある場合(b)操作つまみがガス供給路を開いた状態の位置にある場合 ガバナと操作つまみ部分の後方嵌合部側からの外観斜視図(a)操作つまみがガスバーナーへのガス供給路をを閉じた状態の位置にある場合(b)は操作つまみがガス供給路を開いた状態の位置にある場合 操作つまみがガスバーナーへのガス供給路を開いた状態の位置にある場合のカセットボンベ嵌合不能の説明図
本発明の安全部材付きカセットコンロ用ガバナを実施するための形態を、実施例の図に基づいて説明する。
図1は本発明の安全部材付きカセットコンロ用ガバナの外観斜視図、図2は安全部材の外観斜視図であって、図1、図2とも(a)は前方操作つまみ側からの斜視図、(b)は後方カセットボンベ嵌合部側からの斜視図を示している。
また、図3はガバナと操作つまみ部分の正面図、図4はガバナと操作つまみ部分の後方カセットボンベ嵌合部側からの外観斜視図で、いずれも(a)は操作つまみがバーナーへのガス供給路をを閉じた状態の位置にある場合、(b)は操作つまみがガス供給路を開いた状態の位置にある場合を示している。
そして図5は操作つまみがガスバーナーへのガス供給路を開いた状態の位置にある場合のカセットボンベ嵌合不能の説明図である。
図において1はガバナ、2は操作つまみ、3は安全部材、4はアーム、4a、4bは装着部、4cは貫通孔、5は突起片、6は嵌合阻止バー、Gはカセットボンベ、Gaは切り欠き部、Gfはフランジ、Oは回動軸を示す。
本発明の安全部材付きカセットコンロ用ガバナ1は、図1に示すように、カセットボンベGを嵌合し、カセットボンベGからのガスのバーナーへの供給路を開閉するとともに、ガスバーナーへの点火、ガス供給量の調節を行う操作つまみ2とを備え、かつ、前記操作つまみ2がガス供給路を開いた状態の位置にあるときには前記カセットボンベGのガバナ1への嵌合を不能とし、ガス供給路が閉ざされた状態の位置にあるときには前記カセットボンベGのガバナ1への装着を可能にする安全部材3を備えている。
そして、前記安全部材3は、図2に示すように、その前後両端部が同一方向に90度折り曲げられてガバナ1への装着部4a、4bを形成し、かつ前記装着部4a、4bにガバナ1の前後面に回動自在に軸支されるための貫通孔4cを穿設した板状のアーム4と、
前記アーム4前部の装着部4aの内側面には、前記操作つまみ2の裏面に設けられた突起部に当接する突起片5を有し、また、前記アーム4後部の装着部4bの側面上部には後方に向かって突設された嵌合阻止バー6を有しており、そのすべてが一体として形成されている。
次に、本発明の安全部材付きガバナ1の作用と動作について、図3〜図5によって説明する。
安全部材3は、前部の装着部4aの貫通孔4cに挿通して前記安全部材3をガバナに軸支して回動軸Oとなるボルトに捲回された螺旋ばね(図示せず)によって前記後部の装着部(4b)突切された嵌合阻止バー6が嵌合しようとするカセットボンベGのフランジGfの前面に当接する方向に回転するよう付勢されている。したがって、図3(b)に示すように操作つまみ2がガス供給路を閉じた状態の位置にあるとき、安全部材3は前記ばねによって前記嵌合阻止バー6が嵌合しようとするカセットボンベGのフランジGfの前面に位置して〔図4(b)及び図5参照)〕ガスボンベGからバーナーへのガス供給路を閉じる状態にあるときへの嵌合は阻止される。
図3(a)に示すように操作つまみ2が、ガバナ1のバーナーへのガス供給路を閉じた状態にすると、つまみ2の裏面に設けた突起部(図示せず)が前記安全部材3の前部の装着部4aの突起片5に当接して突出片5を押し上げるので、安全部材3はばね力に抗して反時計方向に回動して前記嵌合阻止バーをカセットボンベのフランジの前面に当接しない位置に移動させる〔図4(a)参照〕。したがって、ガバナ1のガス供給路が閉ざされている場合に限ってのみカセットボンベGのガバナ1への嵌合が可能となる。
本発明の安全部材付きカセットコンロ用ガバナ1のカセットボンベGの保持機構としては、カセットボンベGを確実安定に保持できるものであればよく、特許文献2に記載された永久磁石による磁気吸着によるもの、また特許文献3に開示されているような、カセットボンベGのフランジ部材内周面の凹設された環状凹部に嵌入して何らかの手段で該内周面に押圧固定する着脱装置によるもの等が使用できる。
1:ガバナ
2:操作つまみ
3:安全部材
4:アーム
4a、4b:装着部
4c:貫通孔
5:突起片
6:嵌合阻止バー
G:カセットボンベ
Ga:切欠部
Gf:フランジ
O:回動軸

Claims (3)

  1. カセットボンベ(G)を嵌合し、カセットボンベ(G)からのガスのバーナーへの供給路を開閉するとともに、ガスバーナーへの点火、及びガス供給量の調節を行うための操作つまみ(2)とを備えたガバナ(1)であって、
    前記操作つまみ(2)がガス供給路を開いた状態の位置にあるときには前記カセットボンベ(G)のガバナ(1)への嵌合を不能とし、ガス供給路が閉ざされた状態の位置にあるときには前記カセットボンベ(G)のガバナ(1)への装着を可能にする安全部材(3)を備えてなることを特徴とする安全部材付きカセットコンロ用ガバナ。
  2. 安全部材(3)は、その前後両端部が同一方向に90度折り曲げられてガバナ(1)への装着部(4a、4b)を形成し、かつ前記装着部(4a、4b)にガバナ(1)の前後面に回動自在に軸支されるための貫通孔(4c)を穿設した板状のアーム(4)と、
    前記アーム(4)前部の装着部(4a)の内側面には、前記操作つまみ(2)の裏面に設けられた突起部(2a)に当接する突起片(5)を有し、また、前記アーム(4)後部の装着部(4b)の側面上部には後方に向かって突設された嵌合阻止バー(6)を有してなり、そのすべてが一体に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の安全部材付きカセットコンロ用ガバナ。
  3. 安全部材(3)は、前部の装着部の貫通孔(4c)に挿通して前記安全部材(3)をガバナ(1)に軸支するボルトに捲回された螺旋ばねによって前記後部の装着部(4b)の嵌合阻止バー(6)が嵌合しようとするカセットボンベ(G)のフランジ(Gf)の前面に当接する方向に回転するよう付勢されており、操作つまみ(2)がガス供給路を閉じた状態の位置に回動されたとき、操作つまみ(2)の裏面の突起部が前記安全部材(3)の前部の装着部(4a)の突起片(5)に当接して押し上げ、安全部材(3)をばね力に抗して反時計方向に回動して前記嵌合阻止バー(6)をカセットボンベ(G)のフランジ(Gf)の前面に当接しない位置に移動させるよう構成されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の安全部材付きカセットコンロ用ガバナ。
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WO2018131781A1 (ko) * 2017-01-16 2018-07-19 주식회사 젠텍 가스버너

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