JP2013257844A - 画像変換装置、画像変換方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像を入力する外部通信部4と、入力した画像から輪郭線を抽出し、抽出した輪郭線に対して予め設定した変換式によりゆらぎ処理を加えて変形し、入力した画像の所定の領域に上記予め設定した変換式によりゆらぎ処理を加えて変形し、変形処理した輪郭線と変形処理した領域画像を合成し、合成した画像を画調変換するCPU1とを備える。
【選択図】図1
Description
この画像記憶部6Aには、目的顔情報等の他に、後述するカリカチュア画像用の顔部品イラストを格納したライブラリーも記憶するものとする。
図2は、本実施形態に係る画像変換装置で実行する、画調変換に伴う基本的な処理内容を示すフローチャートである。同処理は、CPU1がプログラムメモリ6に記憶した動作プログラムや各所固定データ等を読出してメインメモリ5のワークエリア5Cに展開した上で実行する。
Is=αIr+(1.0−α)Ig
(但し、0<α<1)
となる。
このとき、頭部分だけでなく、手足、指など、身体の端や先端部分を相対的に拡大処理するようにしても良い。
Is=−β(Ir−Ig)+Ig
=Ig+β(Ig−Ir)
=(1+β)Ig−βIr
となる。
図3(A)は、直線や線分を歪みを持った線に変換するべく、凹凸、ランダム、バラツキを用いて手描き風の線(輪郭線など)に変換する第1の方法を示す。
これを簡単に説明すると、
(1)2つの点A,Bを決める。
(2)点Aと点Bを端点として中間点Cを計算する。
(3)点Cの位置を元の位置から乱数を用いてずらす。
(4)点Aと点C、点Cと点Bの間に対しても、上記(2),(3)の処理を行ない、中間点D,Eを出す。
(5)それぞれの点に対して、上記(2),(3)の処理を繰り返し、2点間の距離が所定値以下になれば2点をつなぐ。
これにより、線を手描き風の線に変形処理することができる。
これにより、手描き風の線に変形処理することができる。
図5(A)では、(1)に示す元の線において複数個所に設けた点での描かれる線の太さを(2)で示すように適宜設定して変更して変換する。線の上側に位置する数値「0.0」〜「1.0」が線の濃さを示すパラメータの数値、下側の数値が描かれる線の太さを示すパラメータの数値であり、その設定の仕方によって(3)で示すような変換例が得られる。
すなわち、車や家電などの工業製品や工業デザインの分野では、一般になめらかな曲線が美しいとされ、多く利用されている。一方、手描きのスケッチやイラスト画、絵本、コミックなどでは、なめらかな曲線ばかりではなく、強弱のある線やふるえのある線など、手描きや手描き風の曲線が多く見られる。
(1)直線に歪みやゆらぎを持たせる。
例えば、直線上の点A(x1,y1)と端B(x2,y2)との間の中間点Cを取り、その中間点Cの位置を元の位置C(x3,y3)から点C′(x3′,y3′)に、少しずつランダムにずらして移動する変換を行なう。
点Aの2次元座標を(x1,y1)、点Bの同座標を(x2,y2)とすると、
点Cの座標(x3,y3)=((x1+x2)/2,(y1+y2)/2)
となる。
これに、それぞれ任意の確率X(またはY)で乱数S(またはT)を加えて(負の場合は減じて)ずらし移動すると、
点C′の座標(x3′,y3′)
=(x3+X*S,y3+Y*T)
=((x1+x2)/2+X*S,(y1+y2)/2+Y*T)
となる。
これをさらに点Aと新しい中間点C′との間に、さらに新しい中間点を作って次々と繰返す。新しい点は必ずしも中間点でなくても良く、ランダムに作っても良い。
(2−1)円周や円弧上に2点A,Bを取り、その点から中心点(x0,y0)と、半径Rを求める、任意の確率X(またはY)で乱数S(またはT)を加える(負の時は減じる)。
すなわち、
xi=x0+Rcos(i*θ)+X*S,
y1=y0+Rsin(i*θ)+Y*T
(2−2)その点を順次つなぎ、以上を繰返す。
このとき、確率X,Yが低く、数値S,Tが小さい場合には、ほとんど歪みの少ない滑らかな円や円弧ができるが、確率X,Yが高く、また数値S,Tを大きくすると、歪みやバラツキの大きい、ギザギザな円や円弧ができる。したがって、確率X,Yと乱数S,Tの大きさを調整することで、滑らか度合やゆらぎの度合を調節することができる。
(3−1)手本となる手描き曲線(サンプル)の輪郭線の、P型フーリエ記述子を計算し、周波数領域で記述する。
(3−2)周波数領域で記述した手描き曲線に、ハイパスフィルタ処理を施し、所定周波数(=空間周波数64)以上の高周波数領域を抽出する。
(3−3)対象となる曲線またはその折れ線近似、Bスプライン曲線近似など滑らかな曲線を、同様にP型フーリエ記述子を計算し、周波数領域で記述する。
(3−4)滑らかな曲線の周波数特性の高周波数領域に、上記(3−2)で抽出した手描き曲線の空間周波数64以上の高周波数領域を加える。
(3−5)上記(3−4)の周波数特性を逆フーリエ変換して、時間領域に戻すと、対象となる滑らかな曲線を、手描き風に変換した曲線が得られる。
具体的には、
(4−1)閾値を超えて長い曲線を、短い曲線の連結に変換する。
(4−2)1本の滑らかなストロークを、複数の短い曲線の束に変換する。
(4−3)曲がり角や複雑なストロークの曲線を、単純なストロークの複数連結に変換する。
(4−4)曲がり角や曲率の大きい箇所のストロークを多くする。
(4−5)ストロークに乱数やゆらぎを加える。
(4−6)ストロークの位置を揺らがせる(平行移動)。
(4−7)滑らかな連結に対し、(繰り返しなぞるように)類似の新しいストロークを加える。
(4−8)急な連結や折れ曲りに対し、ストロークを交差させる、分割する、ストロークを突き出させる。
(4−9)右利きの人では、右上がりの曲線は肘を動かし易く、線を描き易いが、弧が浅くなりがちであるので、円弧の半径が長くなる傾向にあるため、右上りの滑らかな線を意図的にやや浅い円弧に変換、具体的には弧の半径を大きくする。
(4−10)逆に右利きの人では、右下がりの曲線は肘を動かしにくく、手首を動かすので、弧が深くなりがちであり、右下りの滑らかな線を意図的にやや深い円弧に変換、具体的には弧の半径を短くする。
これらは閾値や乱数、揺らぎ、移動の大小、円弧の浅深(半径の伸縮)を調整することで、手描きのタッチや作風を調整できる。
すなわち、
(i)単に画質や調子、タッチなどが絵画調なだけでなく、より人間が手描きで描いたような、より人間的な絵画調の画像に変換生成することができる。
(ii)上記の変換を行なう際に、併せて線情報の一次元分布のフラクタル次元や、輝度情報の二次元分布のフラクタル次元、色相または彩度の分布の冗長度などが所定の範囲に入るように変換を行なうことによって、より自然な画像や人間の手描き画像に近い絵画調画像に変換できる。
メッシュ(F0)を変形させてメッシュ(F1)に対応させるワープ関数W0~を算出する(ステップS109a)、
メッシュ(F1)を変形させてメッシュ(F0)に対応させるワープ関数W1~を算出する(ステップS109b)、
ワープ関数W0~により画像I0(p)上の点pをワープ変形して、変形中間画像I0(p:t)を作成する(ステップS109c)、
ワープ関数W1~により画像I1(q)上の点qをワープ変形して、変形中間画像I1(q:t)を作成する(ステップS109d)、
変形中間画像I0(p:t)、及びI1~(q:t)から、補間処理または補外処理などにより、中間画像(またはカリカチュア強調画像)I(r:t)を算出する(ステップS109e)。
図7は、元の顔画像と画像記憶部6Aから読出す目的顔画像との平均となる顔画像を生成するべくモーフィング合成をする場合を示す図である。ここでは、図7(A)で示す元の顔画像と、図7(B)で示す目的顔画像(ここでは女性2(平均顔))とを50:50の割合でモーフィング変換を施し、各特徴点の中間画像を合成することにより、図7(C)に示すような顔画像を算出できる。
図8(A)に元画像fを示す。図8(B)に目的画像gを示す。
図8(K)は、上記図8(J)で示したモーフィング合成の結果得られる顔画像である。
図9において、図9(A)に示す元の顔画像に対し、図9(B)に示す平均顔を目的顔とした場合、内挿補間によるモーフィング合成で図9(D)に示すような、端正顔とも称される補間顔画像が得られる。
W0~(p;t)=(1−T0(p;t))・p+T0(p;t)・W0(p)
W1~(q;t)=T1(q;t)・q+(1−T1(q;t))・W1(q)
(但し、T0(p;t):画像(I0)上の点pを時間(t)後に、画像(I1)上の点qに変換する変換関数、
T1(q;t):画像(I1)上の点qを時間(t)後に、画像(I0)上の点pに変換する変換関数。)
その後、各種のマッピング/ワーピング技法での変形変換処理のいずれかを予め設定した内容に従って実行する(ステップS207〜S211)。
I0~(p;t)=W0(p;t)・(1−T0(p;t))・I0(p)
を生成する(ステップS212)。
I1~(q;t)=W1(q;t)・(T1(q;t))・I1(q)
を生成する(ステップS213)。
I (r;t)=I0~(r;t)+I1~(r;t)
を作成し(ステップS214)、以上の各ステップの処理を実行することにより元の顔画像に対するモーフィング変換、及びワーピング算出を行ない、以上でこの図10の処理を完了して、上記図2の処理に戻る。
図11(A)は、このとき用いられる元の顔画像(I0)を例示する。
図11(B)は、こうして認識された顔の輪郭、眉、目、鼻、口等を矩形の枠で示した状態を示す。
図11(C)は、こうして作成したメッシュモデル(F0)を例示している。
図11(D)は、画像記憶部6Aに予め記憶されている顔部品イラストのライブラリーの内容を例示している。
図11(E)は、こうして元の顔画像に置き換えられた顔のイラスト画像を例示する。
図11(E)は、合成後の絵画調変換されたイラスト画像の一部を例示する。
(1−1)カメラ撮影された画像ファイルや保存済み画像ファイルの中から、デフォルメ変形したい画像や絵画調変換したい画像など、対象画像ファイル(B)を選択する。
(1−2)入力された画像や保存済み画像ファイルの中から、変換の手本としたい画像ファイル(A’)を選択する。
(1−3)手本の画像(A′)と変換対象の画像(B)のそれぞれで、輪郭線画像と領域画像を抽出する。
(1−4)手本画像(A′)の輪郭線画像と領域画像の特徴に応じて、小サイズの矩形セグメントを複数(a′1、・・・、a′n)選択する。
(1−6)手本画像中の小矩形セグメント(a′i)と、変換対象画像中の小矩形セグメント(bi)において、所定の特徴の差異やその度合を算出して変換式及びそのパラメータを推定する。
(1−7)推定された変換式及びパラメータに基づいて、対象画像(B)の全体に対して、デフォルメ変形処理や絵画調変換処理を施し、変換処理後画像(B′)を生成する。
(1−8)対象画像の元画像とは別に、デフォルメ変形や絵画調変換された画像を別の画像ファイルとして、画像メモリー媒体に保存記録する。
(2−1)デフォルメ変形や絵画調変換したい対象画像ファイル(B)を選択する。
(2−2)ユーザが所望する変換の手本とする画像の、元画像ファイル(A)とその処理後画像(A′)とを選択する。
(2−3)手本画像の元画像(A)と変換対象の画像(B)のそれぞれで、輪郭線画像と領域画像を抽出する。
(2−4)手本となる元画像(A)の輪郭線画像と領域画像の特徴に応じて、小サイズの矩形セグメントを複数(a1、・・・、an)選択する。
(2−6)変換対象の画像(B)の輪郭線画像と領域画像の特徴に応じて、小サイズの矩形セグメントを複数(b1、・・・、bn)選択する。
(2−7)手本となる元画像(A)中の小矩形セグメント(ai)と、手本となる処理後画像(A′)中の小矩形セグメント(a’i)において、所定の特徴の差異やその度合を算出して、変形式や変換式、及びそのパラメータを推定する。
(2−8)推定された変換式及びパラメータに基づいて、対象画像(B)全体に対して、デフォルメ変形処理及びまたは絵画調変換処理を施し、変換処理後画像(B′)を生成する。
(3−1)または、輝度情報の二次元分布のフラクタル次元が、手本画像(A’)のその値に近づくようにするか、もしくは色相または彩度情報の二次元分布の冗長度が手本画像(A′)のその値に近づくように変換を施す。
(4−1)もしくは撮影時のフォーカス検出枠の対応領域を含む被写体領域を、主要被写体領域として抽出する。
図13において、CPU1はまず撮影画像など対象となる画像情報を外部通信部4からを入力する(ステップS401)。
次に上記図13により上記図12のステップS411でのアフィン変換による画像の変形処理を説明する。
図14(A)に示す元画像に対して、グリッドに分割した状態を図14(B)で示す。
この図15(A−1)〜図15(A−3)で示すように、表示部2上のタッチ入力部3を2本の手指で同時に広げるように操作することで領域分割グリッド(正方等分割)に対する変形を指示し、一部を膨張/収縮/歪曲変形したグリッドを得られるものとする。
請求項1記載の発明は、元画像から輪郭線を抽出する輪郭抽出手段と、上記輪郭抽出手段で抽出した輪郭線に対して予め設定した変換式によりゆらぎ処理を加えて変形する第1の処理手段と、上記元画像の所定の領域に上記予め設定した変換式によりゆらぎ処理を加えて変形する第2の処理手段と、上記第1の処理手段で変形処理した輪郭線と上記第2の処理手段で変形処理した領域画像を合成する合成手段と、上記合成手段で得た画像を画調変換する画調変換手段とを備えたことを特徴とする。
Claims (3)
- 元画像から輪郭線を抽出する輪郭抽出手段と、
上記輪郭抽出手段で抽出した輪郭線に対して予め設定した変換式によりゆらぎ処理を加えて変形する第1の処理手段と、
上記元画像の所定の領域に上記予め設定した変換式によりゆらぎ処理を加えて変形する第2の処理手段と、
上記第1の処理手段で変形処理した輪郭線と上記第2の処理手段で変形処理した領域画像を合成する合成手段と、
上記合成手段で得た画像を画調変換する画調変換手段と
を備えたことを特徴とする画像変換装置。 - 元画像から輪郭線を抽出する輪郭抽出工程と、
上記輪郭抽出工程で抽出した輪郭線に対して予め設定した変換式によりゆらぎ処理を加えて変形する第1の処理工程と、
上記元画像の所定の領域に上記予め設定した変換式によりゆらぎ処理を加えて変形する第2の処理工程と、
上記第1の処理工程で変形処理した輪郭線と上記第2の処理手段で変形処理した領域画像を合成する合成工程と、
上記合成工程で得た画像を画調変換する画調変換工程と
を有したことを特徴とする画像変換方法。 - コンピュータが実行するプログラムであって、
上記コンピュータを、
元画像から輪郭線を抽出する輪郭抽出手段、
上記輪郭抽出手段で抽出した輪郭線に対して予め設定した変換式によりゆらぎ処理を加えて変形する第1の処理手段、
上記元画像の所定の領域に上記予め設定した変換式によりゆらぎ処理を加えて変形する第2の処理手段、
上記第1の処理手段で変形処理した輪郭線と上記第2の処理手段で変形処理した領域画像を合成する合成手段、及び
上記合成手段で得た画像を画調変換する画調変換手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
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