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JP2013252165A - メスコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック機構付きオスコネクタと接続した状態において、意図しない外力が印加されることにより隔壁部材を保持するキャップに変形や破損が生じるのを防止する。
【解決手段】メスコネクタ1は、中央部に貫通孔11が形成され、弾性材料からなる隔壁部材10と、隔壁部材の一方の面の周縁部を保持する基台20と、隔壁部材の貫通孔を露出させる開口32が形成されたキャップ30とを備える。基台とキャップとの間で隔壁部材がその厚さ方向に挟持されるように、キャップが基台に固定されている。基台に、オスコネクタ100の爪134が係合する段差23が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体を輸送する経路を形成するためにオスコネクタを接続することができるメスコネクタに関する。特に、メスコネクタとの接続状態を維持するためのロック機構を備えたオスコネクタを接続することができるメスコネクタに関する。
患者に輸液や輸血を行ったり、手術において体外血液循環を行ったりする場合に、薬液や血液などの液体を輸送するための経路(輸送ライン)を形成する必要がある。輸送ラインは、一般に、容器や各種器具、送液チューブなどを接続することによって形成される。また、患者に投与する薬液を薬液バッグ(容器)に注入する際には、薬液バッグとシリンジ等とを接続する必要がある。このように、異なる部材を着脱可能に相互接続するためにオスコネクタ及びメスコネクタが使用される。
薬液の中には、例えば一部の抗がん剤のように劇薬に指定された薬剤を含む場合がある。また、血液は病原体等を含む場合がある。このような危険な薬液や血液などの液体が漏れ出して作業者の指などに付着したり、その蒸気を作業者が吸引したりする事態は回避しなければならない。
そこで、オスコネクタと接続していない状態では、薬液や血液などの液体がメスコネクタから漏れ出ることがないように、メスコネクタの開口は封止されることが望まれる。一方、メスコネクタにオスコネクタを接続した状態では、接続中のオスコネクタとメスコネクタとが意図せずに分離して薬液や血液などの液体が漏れ出ることがないように、オスコネクタに、メスコネクタとの接続状態を維持するための係合構造(ロック機構)が設けられていることが望まれる。
このような要望を適えるメスコネクタ及びロック機構付きのオスコネクタが特許文献1,2に記載されている。以下にこれを説明する。
図11Aは従来のメスコネクタ900の断面図、図11Bはその正面図である。このメスコネクタ900は、中央部に直線状のスリット(切り込み)911が形成されたゴム等の弾性材料からなる円板状の隔壁部材(以下「セプタム」という)910を備える。セプタム910を筒状の基台920上に載置し、次いでセプタム910にキャップ930を被せる。キャップ930は、天板931と、天板931の外周端縁から下方に向かって延びた円筒形状の周囲壁935とを備える。基台920の外周面に形成された一対の係止突起922を、キャップ930の周囲壁935に形成された一対の係止孔936に嵌入させる。係止突起922と周囲壁935の係止部935aとが係合し、キャップ930は基台920に固定される。セプタム910は、基台920の上端とキャップ930の天板931との間に挟持される。天板931の中央には円形の開口932が形成されており、開口932内にセプタム910のスリット911が露出する。
図12Aは従来のロック機構付きオスコネクタ950の側面図、図12Bはオスコネクタ950の断面図である。このオスコネクタ950は、メスコネクタ900に挿入される筒状のオスルアー960を備える。ロック機構は、オスルアー960と略平行に、オスルアー960を挟んで配置された一対のロックレバー970を備える。各ロックレバー970は、その長手方向の略中央位置に設けられた支持片971を介してオスルアー960の基端部分969と接続されている。ロックレバー970の一端の、オスルアー960に対向する側の面には、メスコネクタ900に係合する爪974が形成されている。ロックレバー970の爪974が形成されていない側の端部は、ロックレバー970を操作するための操作部975である。一対のロックレバー970の操作部975を、互いに接近する向きに把持すると、支持片971が弾性的に曲げ変形して、爪974がオスルアー960から離れる向きにロックレバー970が変位する。952はオスルアー960を取り囲む略円筒形状のフードであり、基端部分969に固定されている。フード952に設けられた切り欠き内に、一対のロックレバー970の一部が配置されている。965はオスルアー960に連通した筒状部であり、柔軟性を有するチューブ(図示せず)が接続される。
図13に示すように、オスルアー960をメスコネクタ900のセプタム910に挿入し、一対のロックレバー970の先端に設けられた爪974をキャップ930の周囲壁935の下端に係合させる。オスルアー960がセプタム910のスリット911を貫通しているので、メスコネクタ900とオスルアー960とが連通する。ロックレバー970の爪974がキャップ930に係合しているので、メスコネクタ900とオスルアー960との接続状態が維持(ロック)される。メスコネクタ900とオスコネクタ950とを、互いに離れる向きに引っ張っても、ロックレバー970の爪974がメスコネクタ900に係合しているので、メスコネクタ900とオスコネクタ950とを分離することはできない。
メスコネクタ900とオスコネクタ950との分離は、一対のロックレバー970の操作部975に互いに接近する向きの力F1を印加して、ロックレバー970を変位させ、ロックレバー970の爪974とメスコネクタ900との係合を解除することにより可能である。セプタム910のスリット911からオスルアー960を抜き去ると、セプタム910のスリット911は直ちに閉じる。従って、スリット911から液漏れすることはない。
なお、図13では、同一の断面内に、一対の係止突起922及び一対の係止孔936と、一対の爪974とが存在しているが、これは単に理解を容易にするためであって、実際には、一対の係止突起922及び一対の係止孔936と、一対の爪974とは、オスルアー930を中心とする回転方向の位置が一致しているとは限らない。
注射針のような鋭利な先端を備えない棒状のオスルアー960が挿入される上記のメスコネクタ900は、一般に「ニードルレスポート」と呼ばれる。
特開2010−194105号公報 特開2004−483号公報
医療の現場においては、図13に示すように接続されたメスコネクタ900及びオスコネクタ950に、意図しない様々な外力が印加されることがある。
上述した従来のメスコネクタ900では、オスコネクタ950のロックレバー970の爪974は、キャップ930の周囲壁935の下端に係合する。従って、図13に示すようにメスコネクタ900に接続されたオスコネクタ950に、メスコネクタ900から離れる向き(図13の上向き)の大きな外力が印加されると、当該外力が、基台920の係止突起922とキャップ930の係止部935aとの係合部分に作用し、キャップ930の周囲壁935(特に係止部935a及びその近傍部分)が塑性変形したり、破損したりする可能性がある。その結果、基台920の先端とセプタム910との間のシール性が低下し、液漏れを生じる危険がある。
これを防止するために係止部935aの厚さ(半径方向の寸法)T(図11A参照)を大きくすると、キャップ930の周囲壁935の外径が大きくなるので、メスコネクタ900を小型化することが困難になる。また、メスコネクタ900と接続されるオスコネクタ950を小型化することも困難になる。
本発明は、従来のメスコネクタの上記の問題を解消し、ロック機構付きオスコネクタと接続した状態において意図しない外力が印加されても、隔壁部材(セプタム)を保持するキャップの変形や破損が生じることがない、安全性が向上したメスコネクタを提供することを目的とする。
本発明のメスコネクタは、棒状のオスルアーと、前記オスルアーが挿入された状態を維持するための爪とを備えたオスコネクタを接続することができるメスコネクタであって、弾性材料からなり、中央部に前記オスルアーが挿入される貫通孔が形成された隔壁部材と、前記隔壁部材の周縁部を保持する基台と、前記隔壁部材の前記貫通孔を露出させる開口が形成されたキャップとを備える。前記基台と前記キャップとの間で前記隔壁部材が前記隔壁部材の厚さ方向に挟持されるように、前記キャップが前記基台に固定されている。前記基台に、前記オスコネクタの前記爪が係合する段差が形成されている。
本発明のメスコネクタでは、オスコネクタの爪は、キャップではなく、基台の段差に係合する。従って、メスコネクタにオスコネクタを接続した状態において意図しない力がオスコネクタに印加されると、当該力は、キャップではなく、基台の段差に作用する。従って、キャップと基台との固定部分に意図しない力が作用してキャップが変形したり破損したりするのを防止でき、安全性が向上する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるメスコネクタの斜視図である。 図2Aは、本発明の一実施形態にかかるメスコネクタの側面図である。図2Bは、その断面図である。 図3は、本発明の一実施形態にかかるメスコネクタの分解斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態にかかるメスコネクタに接続することができるロック機構付きオスコネクタの斜視図である。 図5は、図4に示したロック機構付きオスコネクタの断面斜視図である。 図6は、図4に示したロック機構付きオスコネクタにおいて、弾性変形したロックレバーを示した側面図である。 図7は、接続する直前の、本発明の一実施形態にかかるメスコネクタ及び図4に示したロック機構付きオスコネクタの斜視図である。 図8は、接続する直前の、本発明の一実施形態にかかるメスコネクタ及び図4に示したロック機構付きオスコネクタの断面図である。 図9は、接続状態がロック機構によりロックされた本発明の一実施形態にかかるメスコネクタ及び図4に示したロック機構付きオスコネクタの斜視図である。 図10は、接続状態がロック機構によりロックされた本発明の一実施形態にかかるメスコネクタ及び図4に示したロック機構付きオスコネクタの断面図である。 図11Aは、従来のメスコネクタの断面図、図11Bはその正面図である。 図12Aは、従来のロック機構付きオスコネクタの側面図、図12Bは、従来のロック機構付きオスコネクタの断面図である。 図13は、従来のメスコネクタに従来のロック機構付きオスコネクタを接続した状態を示した断面図である。
本発明のメスコネクタは、棒状のオスルアーと、前記オスルアーが挿入された状態を維持するための爪とを備えたオスコネクタを接続することができるメスコネクタであって、弾性材料からなり、中央部に前記オスルアーが挿入される貫通孔が形成された隔壁部材と、前記隔壁部材の周縁部を保持する基台と、前記隔壁部材の前記貫通孔を露出させる開口が形成されたキャップとを備える。前記基台と前記キャップとの間で前記隔壁部材が前記隔壁部材の厚さ方向に挟持されるように、前記キャップが前記基台に固定されている。前記基台に、前記オスコネクタの前記爪が係合する段差が形成されている。
上記の本発明のメスコネクタにおいて、前記キャップを前記基台に係合して固定するための係合構造が前記基台及び前記キャップに形成されていることが好ましい。これにより、メスコネクタの組み立てにおいて、キャップを基台に固定する工程を容易且つ迅速に行うことができる。
前記係合構造が、前記基台の外周面に形成された係合爪と前記キャップに形成された係合爪とが周方向に噛み合う構造であることが好ましい。これにより、メスコネクタを小径化が容易になり、更にオスコネクタの小径化も可能になる。
前記段差が、前記基台の全周囲に連続して形成されていることが好ましい。これにより、メスコネクタにオスコネクタを接続する際に、メスコネクタに対してオスコネクタを回転方向の位置合わせする必要がない。また、メスコネクタにオスコネクタを接続した状態で、メスコネクタに対してオスコネクタを自由に回転することができるので、例えばメスコネクタ及び/又はオスコネクタに接続されたチューブの捩れを容易に解消することができる。
前記段差が、前記基台の外周面に形成された突起であってもよい。この場合、前記突起の頂部が前記キャップの周囲壁の外周面と略同一面を形成することが好ましい。これにより、メスコネクタに対してオスコネクタを接続する際及び分離する際に、オスコネクタの爪はメスコネクタのキャップの周囲壁と突起との境界に引っかかることなく摺動することができる。従って、接続及び分離の作業性が向上する。
以下に、本発明を好適な実施形態を示しながら詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。以下の説明において参照する各図は、説明の便宜上、本発明の実施形態の構成部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。従って、本発明は以下の各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、以下の各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法および各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
<メスコネクタ>
図1は、本発明の一実施形態にかかるメスコネクタ1の斜視図、図2Aは、メスコネクタ1の側面図、図2Bはメスコネクタ1の断面図である。更に、図3は、メスコネクタ1の分解斜視図である。図2Bにおいて1aはメスコネクタ1の中心軸である。以下の説明の便宜のため、中心軸1aと平行な方向をメスコネクタ1の「上下方向」という。また、オスコネクタが接続される側(図2A及び図2Bの紙面の上側)をメスコネクタ1の「上側」といい、これと反対側をメスコネクタ1の「下側」という。中心軸1aに直交する直線の方向を「半径方向」、中心軸1aの回りを回転する方向を「周方向」という。
メスコネクタ1は、円板状の隔壁部材(以下「セプタム」という)10と、セプタム10を上下方向に挟持し固定する基台20及びキャップ30とを備える。
セプタム10は、従来のメスコネクタ900のセプタム910と同様に、ゴム等の弾性材料からなり、その中央部に、セプタム10を上下方向に貫通する直線状のスリット(切り込み)11が形成されている。
基台20は全体として略円筒形状を有する。基台20の外周面は円筒面形状を有し、当該外周面に、一対の係合突起21と、周方向に連続した環状突起23とが、半径方向に外側に向かって突出して形成されている。各係合突起21は、周方向に向かって突出した一対の係合爪22を備え、全体として略「T」字形状を有している。一対の係合突起21は中心軸1aに対して対称位置に配置されている。環状突起23は、係合突起21に対して下側(セプタム10とは反対側)に設けられている。係合突起21及び環状突起23の頂部(中心軸1aから最も遠い部分)は中心軸1aと同軸の共通する円筒面を構成している。
基台20より下側には、基台20の内腔25と連通したオスルアー27と、オスルアー27と同軸の雌ねじ28とが形成されている。オスルアー27の外周面は、先端に近づくにしたがって(即ち、基台20から離れるにしたがって)外径が小さくなるテーパ面(円錐面)を有している。オスルアー27及び雌ねじ28は、例えばISO594−2に準拠して形成することができる。
キャップ30は、円板形状を有する天板31と、天板31の外周端縁から下方に向かって延びた円筒形状を有する周囲壁35とを備える。天板31の中央には円形の開口(貫通孔)32が形成されている。周囲壁35には、その下端から上側に向かって切り欠かれた一対の切り欠き36が形成されている。各切り欠き36の周方向の寸法は、一対の係合爪37にて局所的に狭い。一対の切り欠き36は中心軸1aに対して対称位置に配置されている。
基台20の上端にセプタム10を載置し、セプタム10の上方からキャップ30をかぶせる。基台20に形成された係合突起21がキャップ30に形成された切り欠き36内に嵌入し、係合爪22と係合爪37とが係合する。かくして、キャップ30は基台20に固定される(図1参照)。セプタム10は、基台20の上端とキャップ30の天板31とによりその厚さ方向(即ち、上下方向)に挟持される。セプタム10のスリット11は、天板31に形成された開口32内に露出する。基台20に形成された環状突起23は、キャップ30の周囲壁35よりも下側に位置している。係合突起21及び環状突起23の頂部は、周囲壁35の外周面と略同一の円筒面を構成している。
セプタム10の材料は、特に制限はないが、軟質の材料であることが好ましく、例えば、イソプレンゴム、シリコーンゴム、ブチルゴム、熱可塑性エラストマー等を用いることができる。一方、基台20及びキャップの材料は、特に制限はないが、硬質の材料であることが好ましく、例えば、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリアセタール、ポリアミド、硬質ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等を用いることができる。
<オスコネクタ>
図4は、メスコネクタ1に接続することができるロック機構付きオスコネクタ(以下、単に「オスコネクタ」という)100の斜視図である。図5はオスコネクタ100の断面斜視図である。
オスコネクタ100は、オス部材として棒状のオスルアー110を備えている。図5において、110aはオスルアー110の中心軸である。以下の説明の便宜のため、オスルアー110の長手方向(中心軸110aと平行な方向)を「上下方向」と呼ぶ。また、中心軸110aに直交する直線の方向を「半径方向」、中心軸110aの回りを回転する方向を「周方向」という。
図5に示されているように、オスルアー110は、円板状の基部119から突出した棒状の部材である。その外周面(即ち、側面)は、本実施形態では基部119から離れるにしたがって外径がわずかに小さくなるテーパ面である。但し、オスルアー110の外周面の形状は、これに限定されず、任意に選択することができる。例えば、上下方向において外径が一定である円筒面であってもよい。
オスルアー110内には、その長手方向に沿って流路111が形成されている。流路111はオスルアー110の先端面110tには開口していない。その代わりに、オスルアー10の先端の近傍に、流路111と連通する横孔112が形成されている。横孔112は、半径方向にオスルアー110を貫通し、オスルアー110の外周面上の2カ所で開口している。なお、横孔112は、オスルアー110を貫通せずに、オスルアー110の外周面上の1カ所のみで開口していてもよい。
基部119のオスルアー110とは反対側には、流路111と連通した流路を備えた筒状部115が形成されている。筒状部115の内周面は、基部119から離れるにしたがって内径が大きくなるテーパ面である。筒状部115の外周面には、雄ねじが形成されている。筒状部115は例えばISO594−2に準拠して構成することができる。筒状部115には、例えばシリンジ等を接続することができる。但し、基部119のオスルアー110とは反対側の構成は任意であり、筒状部115以外の構成を備えていてもよい。
オスルアー110を取り囲むように、フード120が基部119から、オスルアー110と同じ側に立設されている。フード120は、オスルアー110と同軸の中空の円筒形状を有し、その高さ(上下方向寸法)は、オスルアー110の高さより高い。フード120の内周面(オスルアー110に対向する面)は、メスコネクタ1のキャップ30及び環状突起23の外径とほぼ同じかこれよりわずかに大きな内径を有する円筒面である。
片持ち支持構造のロックレバー130がオスルアー110に対向している。ロックレバー130は、その長手方向がオスルアー110の中心軸110aと略平行な薄板形状(短冊形状)を有している。ロックレバー130の長手方向における一方の端部は自由端130aであり、オスルアー110の先端側に配置されている。ロックレバー130の長手方向における他方の端部は固定端130bであり、オスルアー110の基端側(即ち、基部119側)に配置されている。ロックレバー130は、オスルアー110の中心軸110aを含む面内において、弾性的に曲げ変形可能である。
片持ち支持構造のロックレバー130は、フード120に、フード120を貫通する略「U」字状のスリット121を形成することにより形成されている。換言すれば、ロックレバー130はスリット121に囲まれている。その結果、ロックレバー130の自由端130aよりも上側(基端119から遠い側)に、ロックレバー130を周方向に挟むフード120の部分をつなぐ架橋部122が存在している。フード20の上側の端縁120aは円形の平面視形状を有し、同一高さで周方向に連続している。
ロックレバー130の自由端130aのオスルアー110に対向する側の面には、オスルアー110に向かって突出した爪134が形成されている。爪134は、傾斜面134aと、係合面134bとを備える。傾斜面134aは、基部119から離れるにしたがってオスルアー110から遠ざかるように傾斜している。係合面134bは、傾斜面134aよりも基部119側に配置され、水平方向(中心軸110aに直交する面に平行な方向)に略平行な平面である。爪134の頂部(オスルアー10に最も近い部分)は、フード120の内周面よりもオスルアー110側に突出している。
操作アーム135が、ロックレバー130のオスルアー110とは反対側の面から外側(オスルアー110とは反対側)に突出している。操作アーム135の、ロックレバー130に接続されている部分を基端135bという。操作アーム135は、その基端135bから、ロックレバー130に対して離間しながら、固定端130b側に湾曲して延びている。中心軸110aに平行な方向において、操作アーム135は、ロックレバー130の固定端130bよりも下側(筒状部115側)にまで(本実施形態では基部119とほぼ同じ位置まで)延びている。操作アーム135の先端には操作部135aが設けられている。操作アーム135は、実質的に剛体と見なしうる程度の機械的強度を有している。
操作部135aに指を押し当てて、オスルアー110(即ち、フード120)に向かう向きの押力Fを操作部135aに印加すると、図6に示すように、ロックレバー130の固定端130bと操作アーム135の基端135bとの間の部分(弾性部131)が弾性的に曲げ変形し、爪134が略半径方向に沿ってオスルアー110から離れる向きに変位する。
爪134が上述したように変位するためには、操作アーム135は、ロックレバー130の固定端130bから離間していることが好ましい。また、上下方向において、操作アーム135はロックレバー130の固定端130bを越えて図6の下側(筒状部115側)に延び、操作部135aは固定端130bよりも下側(筒状部115側)に位置していることが好ましい。更に、操作アーム135の基端135bは、ロックレバー130の固定端130bよりも自由端130a側に位置している(即ち、基端135bが固定端130bにある場合を含まない)ことが好ましい。
上述したフード120、及び、操作アーム135付きのロックレバー130が、本実施形態のオスコネクタ100のロック機構を構成する。
オスルアー110、基部119、フード120、ロックレバー130、及び、操作アーム135は、硬質の材料からなることが好ましい。具体的には、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアミド、ポリプロピレン、硬質ポリ塩化ビニル等の樹脂材料を用いて、オスルアー110、基部119、フード120、ロックレバー130、及び、操作アーム135を一体成形等の方法で作成することができる。
<メスコネクタとオスコネクタとの接続及び分離>
本実施形態のメスコネクタ1とオスコネクタ100との接続及び分離の方法を説明する。
図7は、接続する直前のメスコネクタ1及びオスコネクタ100を示した斜視図、図8は、その断面図である。図7及び図8に示すように、メスコネクタ1にオスコネクタ100を対向させる。そして、メスコネクタ1のキャップ30をオスコネクタ100のフード120内に挿入し、更にメスコネクタ1をオスコネクタ100に向かって押し込む。オスルアー110の先端が、キャップ30の開口32内に露出したセプタム10に当接し、スリット11内に進入する。これと並行して、ロックレバー130の爪134の傾斜面134aがキャップ30の天板31の外側の端縁30aに当接する。端縁30aは、傾斜面134a上を摺動しながら、弾性部131を弾性的に曲げ変形させて、爪134がオスルアー110から離れる向きにロックレバー130を変位させる。メスコネクタ1がフード120内に進入するにしたがって、爪134は、キャップ30の周囲壁35及び環状突起23上を順に摺動する。そして、爪134が環状突起23を通過し終えると、弾性部131が弾性回復し、爪134と環状突起23とが係合する(ロック状態)。
図9は、接続されロック状態にあるメスコネクタ1及びオスコネクタ100を示した斜視図、図10は、その断面図である。
ロックレバー130は、初期状態(図4、図5参照)とほぼ同じ位置にあり、その爪134(特にその係合面134b(図5参照))がメスコネクタ1の環状突起23に係合している。オスルアー110がセプタム10のスリット11を貫通し、これによりセプタム10は大きく弾性変形している。オスルアー110の横孔112の開口は、基台20の内腔25内に露出している。この状態で、流路111及び横孔112を介して、オスルアー110とメスコネクタ1との間で液体を流通させることができる。
メスコネクタ1とオスコネクタ100との分離は、ロックレバー130の操作部135aに指を当てて、爪134がオスルアー110から離れる向きにロックレバー130を変位させることにより可能である(図6参照)。これにより、爪134と環状突起23との係合が解除される。これと並行して、メスコネクタ1とオスコネクタ100とを互いに離れる向きに引っ張れば、メスコネクタ1とオスコネクタ100とを分離することができる。セプタム10は、オスルアー110が抜き去られると直ちに弾性回復し、スリット11は閉じられる。
以上のように、本実施形態によれば、オスルアー110がセプタム10を貫通した状態で、オスコネクタ100の爪134がメスコネクタ1の環状突起23に係合する。従って、オスルアー110がセプタム10から意図せずに抜けてしまうのが防止される。
オスコネクタ100の爪134が係合するのは、メスコネクタ1の、キャップ30ではなく、基台20に形成された環状突起23である。従って、メスコネクタ1とオスコネクタ100とが接続された状態(図9、図10参照)において、オスコネクタ100にメスコネクタ1から離れる向きの力が意図せずに加わっても、当該力は、爪134が係合する環状突起23には作用するが、キャップ30には作用しない。従って、意図しない外力によってキャップ930が塑性変形又は破損するという従来のメスコネクタ900(図11〜図13参照)の問題が、本実施形態では生じない。
本実施形態では、オスコネクタ100に印加された意図しない力は、爪134が係合する環状突起23に作用する。環状突起23がこの力に対抗するためには、例えば環状突起23の幅(中心軸1a方向の寸法)W(図2B参照)を大きくすればよい。従来のメスコネクタ900では、オスコネクタ950に作用する力に対抗するためにキャップ930の係止部935aの厚さT(図11A参照)を大きくすると、キャップ930の外径が拡大するので、メスコネクタ900及びオスコネクタ950を小型化することが困難であった。これに対して、本実施形態では、環状突起23の幅Wを大きくすれば、キャップ30及び環状突起23の外径を拡大する必要はない。環状突起23の幅Wを大きくする場合には、これに応じてキャップ30の周囲壁35の中心軸1a方向の寸法を小さくすることができる。従って、本実施形態によれば、メスコネクタ1及びオスコネクタ100を大型化することなく、オスコネクタ100に作用する力に対抗するための強度を有するメスコネクタ1を実現できる。
従来のメスコネクタ900では、基台920の外周面に形成された係止突起922を、キャップ930の周囲壁935に形成された係止孔936に嵌入させることにより、キャップ930を基台920に固定した(図11A参照)。このような半径方向に噛み合う係合構造では、基台920にキャップ930を強固に固定するためには、係止突起922の半径方向の突出高さを大きくし、且つ、キャップ930の外径(特に、係止部935aの厚さT)を大きくする必要がある。これがメスコネクタ900及びオスコネクタ950を小型化することを困難にしていた。これに対して、本実施形態では、キャップ30は、その周囲壁35に形成された切り欠き36の係合爪37に基台20の係合爪22を係合させることにより、基台20に固定される(図1、図3参照)。このような係合爪37と係合爪22とが略周方向に噛み合う係合構造では、基台20に対するキャップ30の固定強度は、係合爪37と係合爪22との周方向の噛み合い深さの大小に依存する。即ち、従来の半径方向に噛み合う係合構造とは異なり、キャップ30の外径を変えずに、キャップ30を基台20に強固に接続することができる。従って、本実施形態の合爪37と係合爪22との係合構造は、メスコネクタ1及びオスコネクタ100の小径化に有利である。
上述したように、本実施形態では、メスコネクタ1とオスコネクタ100とが接続された状態(図9、図10参照)において、キャップ30に意図しない大きな外力が印加される可能性は低い。従って、基台20に対するキャップ30の固定強度を、従来に比べて小さくすることができる。これにより、係合爪37と係合爪22との周方向の噛み合い深さを小さくすることができる。これは、係合爪37と係合爪22とを係合させてキャップ30を基台20に装着する作業を容易にするので、メスコネクタ1の組み立て性の向上に有利である。
但し、基台920の係止突起922がキャップ930の周囲壁935の係止孔936に嵌入する従来の半径方向に噛み合う係合構造と同様の係合構造を、本実施形態のキャップ30を基台20に固定するための係合構造として用いてもよい。この場合であっても、本実施形態ではキャップ30に意図しない大きな外力が印加される可能性は低いので、キャップ30を従来のキャップ930に比べて小径化することは可能である。
環状突起23が基台20の全周囲にわたって連続しているので、メスコネクタ1にオスコネクタ100を接続する際に、オスコネクタ100がメスコネクタ1に対して中心軸1a,100aまわりの回転方向に任意の位置にあっても、爪134を環状突起23に係合させることができる。これは、メスコネクタ1とオスコネクタ100との接続の操作性の向上に有利である。また、メスコネクタ1とオスコネクタ100とを接続した状態のままで、メスコネクタ1に対してオスコネクタ100を中心軸1a,100aまわりに自由に回転させることができる。従って、メスコネクタ1とオスコネクタ100とを接続した状態で、例えばメスコネクタ1及び/又はオスコネクタ100に接続されたチューブの捩れを容易に解消するのに有利である。
環状突起23の頂部(中心軸1aから最も離れた部分)が周囲壁35の外周面と略同一面を形成している。これにより、メスコネクタ1にオスコネクタ100を接続する作業、及び、接続したオスコネクタ100をメスコネクタ1から分離する作業を、キャップ30の周囲壁35及び環状突起23の上を爪134の先端を摺動させながら行うことができる。従って、接続及び分離の作業性の向上に有利である。同様に、係合突起21の頂部(中心軸1aから最も離れた部分)が周囲壁35の外周面と略同一面を形成していることも、接続及び分離の作業性の向上に有利である。
オスコネクタ100は、メスコネクタ1の環状突起23に対して1つの爪134のみで係合している。操作部135aに押力F(図6参照)を印加して爪134を変位させるとき、メスコネクタ1はフード120で保持されているので、ほとんど移動しない。従って、操作部135aに押力Fを印加して爪134を変位させるだけで、爪134と環状突起23との係合を確実に解除することができる。これは、ロック状態の解除動作の簡単化及び操作性の向上に有利である。
また、爪134と環状突起23との係合(ロック状態)を解除するためには、操作部135aをフード120に近づくように押力を印加すればよい。この操作は、一方の手の1本の指のみで行うことができる。従って、当該一方の手の残りの指及び手のひらでフード120又は筒状部115に接続された部材を安定的に保持することが可能である。例えば、筒状部115にシリンジの外筒の先端(いわゆる口部)を接続した場合には、一方の手でシリンジの外筒を保持しながら、当該手の親指又は人差し指で操作部135aを押せばよい。このように、フード120又はオスコネクタ100に一体的に接続された部材を保持しながら1本の指のみでロック状態の解除を行うことができる。従って、ロック状態の解除を、オスコネクタ100を安定的に保持しながら行うことができる。
上記の実施形態は例示に過ぎない。本発明は、上記の実施形態に限定されず、適宜変更することができる。
上記の実施形態では、オスコネクタのロック機構に設けられた爪134が、メスコネクタ1に設けられた環状突起23に係合したが、爪134を係合させるためにメスコネクタ1に設けられる形状は、爪134が係合することができれば「突起」である必要はなく、例えば「溝」又は「凹部」であってもよい。一般には、基台20の外周面に形成された凹凸に起因する「段差」であれば、爪134を係合させることができる。
上記の実施形態では、環状突起23は基台20の全周囲に連続していていたが、本発明はこれに限定されない。オスコネクタのロック機構に設けられた爪134が係合する段差が周方向に断続的に形成されていてもよい。このような段差は、例えば、周方向に延びたリブ状の突起であってもよく、あるいは、周方向に延びた溝であってもよい。段差が周方向に連続していない場合、爪134と段差との係合が意図せずに解除されてしまうのを防止するために、メスコネクタに対してオスコネクタが回転するのを制限する回転制限機構が、メスコネクタに設けられていることが好ましい。このような回転制限機構としては、爪134が周方向に移動するのを制限するように段差の周方向の両端に設けられた、中心軸1aと平行な方向に延びた第2の段差(突起又は凹部)を例示することができる。
上記の実施形態では、環状突起23及び係合突起21の頂部は、周囲壁35の外周面と略同一面を形成したが、環状突起23の頂部及び/又は係合突起21の頂部が周囲壁35の外周面に対して突出していてもよく、あるいは、窪んでいてもよい。
基台20は、液体を流通させるための通路(内腔25)を有していればよく、上記の実施形態のような円筒形状を有している必要はない。例えば中空の多角柱形状(正四角柱形状、正六角柱形状など)を有していてもよい。基台20の外周面の形状に嵌合するように、キャップ30の周囲壁35の内周面の形状を設定することができる。
オスコネクタの爪134が係合する段差(上記の実施形態では環状突起23)よりも下側(セプタム10とは反対側)の構成は任意である。上記の実施形態では基台20より下側にオスルアー27及び雌ねじ28を形成したが、これ以外の構成を有していてもよい。
上記の実施形態では、係合爪22と係合爪37とを係合させることによりキャップ30を基台20に固定した。キャップ30及び基台20にそれぞれ形成した係合構造を係合させてキャップ30を基台20に固定する方法は、メスコネクタの組み立てを容易且つ迅速に行うのに有利である。但し、本発明ではキャップ30を基台20に固定する方法は係合に限定されず、例えば、接着、溶着など任意の固定方法を用いることができる。接着方法としては、シアノアクリレート系、ウレタン系、エポキシ系などの接着剤を用いる方法や、キャップ30及び/又は基台20の材料を溶かす溶剤を用いる方法などを例示できる。溶着方法としては、超音波溶着、高周波溶着、熱溶着など公知の方法を用いることができる。
上記の実施形態では、セプタム10の、オスルアーが挿入される貫通孔が、直線状のスリットであったが、貫通孔の形状はこれに限定されない。例えば、貫通孔の平面視形状(上方から見た形状)は、曲線状、2以上の直線又は曲線が交差した形状(例えば十字形状)、点状など任意の形状であってもよい。貫通孔は、その平面視形状に関わらず、オスルアーを挿入する際にはオスルアーの外周面の形状に応じて弾性的に変形してオスルアーの挿入を可能にし、オスルアーを抜き去ると直ちに初期形状に戻り液密に閉じるものであることが好ましい。
本発明のメスコネクタは任意の用途に使用することができる。例えば、薬液や血液などの液体を輸送するための輸送ライン上に設けて使用してもよい。この場合、メスコネクタは、当該輸送ラインを構成する柔軟なチューブの一端に設けられてもよく、あるいは、当該輸送ラインに薬液等の注入を行うための混注ポートとして設けられてもよい。
本発明のメスコネクタに接続されるオスコネクタの構成は、上記の実施形態に示したオスコネクタ100に限定されない。
例えば、上記の実施形態のロックレバー130は、フード120に略「U」字状のスリット121を形成することにより形成したが、例えば、ロックレバーをフード120よりも外側(オスルアー110から遠い側)に、フード120から離間して設けてもよい。このとき、ロックレバーの固定端はフード120の外周面に、または、フード120からはみ出させた基部119に、設けることができる。ロックレバーの爪は、フードに形成した開口を介して、または、フードの上側の端縁120aよりも上側においてメスコネクタ1に係合させることができる。
操作アーム135の形状も、任意に変更することができる。操作アーム135の操作部135aは、上下方向において、ロックレバー130の固定端130bよりも下側(自由端130aとは反対側)に、固定端130bから離れるにしたがって、ロックレバー130を変位させるために必要な押力F(図6参照)を小さくすることができる。操作アーム135の基端135bは、基端135bと固定端130bとの間のロックレバー130の領域を弾性部131として確保できるように、固定端130bから離れた位置に設けることが好ましい。但し、基端135bを自由端130aに近づけると、操作アーム135を長くする必要があり、操作アーム135の機械的強度が低下する。一般には、上記の実施形態のように、固定端130bと自由端130aとのほぼ中間位置に操作アーム135の基端135bを設けることが好ましい。
上記の実施形態では、オスルアー110の横孔112は、中心軸110aに直交する直線(即ち半径方向)に沿って延びていたが、本発明はこれに限定されず、中心軸110aに対して直角以外の角度で交差する直線に沿って延びていてもよい。横孔112の数も上記の実施形態に限定されず、任意に変更することができる。また、横孔112を形成せずに、オスルアー110の先端面110aに流路111が開口していてもよい。
オスコネクタのロック機構は、上記の実施形態のように単一のロックレバー130のみで構成されている必要はなく、複数のロックレバーを備えていてもよい。この場合、複数のロックレバーのそれぞれに形成された爪がメスコネクタの基台に形成された段差に係合してもよい。オスコネクタが、図12A及び図12Bに示した従来のロック機構付きオスコネクタ950であってもよい。この場合、爪974がメスコネクタの基台に形成された段差(上記の実施形態では環状突起23)に係合することは言うまでもない。
本発明の利用分野は特に制限はないが、オスルアーとの接続状態を維持するためのロック機構が設けられたオスコネクタと接続されるメスコネクタとして広範囲に利用することができる。特に、危険な薬剤(例えば抗がん剤)や血液などを取り扱う医療分野で好ましく利用することができる。更に、医療用以外の食品などの液体を取り扱う各種分野においても利用することもできる。
1 メスコネクタ
10 隔壁部材(セプタム)
11 スリット(貫通孔)
20 基台
21 係合突起
22 係合爪(係合構造)
23 環状突起(段差)
30 キャップ
32 開口
35 周囲壁
37 係合爪(係合構造)
100 オスコネクタ
110 オスルアー
120 フード
130 ロックレバー
134 爪

Claims (5)

  1. 棒状のオスルアーと、前記オスルアーが挿入された状態を維持するための爪とを備えたオスコネクタを接続することができるメスコネクタであって、
    弾性材料からなり、中央部に前記オスルアーが挿入される貫通孔が形成された隔壁部材と、
    前記隔壁部材の周縁部を保持する基台と、
    前記隔壁部材の前記貫通孔を露出させる開口が形成されたキャップとを備え、
    前記基台と前記キャップとの間で前記隔壁部材が前記隔壁部材の厚さ方向に挟持されるように、前記キャップが前記基台に固定されており、
    前記基台に、前記オスコネクタの前記爪が係合する段差が形成されていることを特徴とするメスコネクタ。
  2. 前記キャップを前記基台に係合して固定するための係合構造が前記基台及び前記キャップに形成されている請求項1に記載のメスコネクタ。
  3. 前記係合構造が、前記基台の外周面に形成された係合爪と前記キャップに形成された係合爪とが周方向に噛み合う構造である請求項2に記載のメスコネクタ。
  4. 前記段差が、前記基台の全周囲に連続して形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のメスコネクタ。
  5. 前記段差が、前記基台の外周面に形成された突起であり、前記突起の頂部が前記キャップの周囲壁の外周面と略同一面を形成する請求項1〜4のいずれかに記載のメスコネクタ。
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