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JP2012009327A - 電池パック及びそれを備える電動工具 - Google Patents

電池パック及びそれを備える電動工具 Download PDF

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JP2012009327A
JP2012009327A JP2010145027A JP2010145027A JP2012009327A JP 2012009327 A JP2012009327 A JP 2012009327A JP 2010145027 A JP2010145027 A JP 2010145027A JP 2010145027 A JP2010145027 A JP 2010145027A JP 2012009327 A JP2012009327 A JP 2012009327A
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battery pack
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Takahisa Aradate
卓央 荒舘
Nobuhiro Takano
信宏 高野
Hiroyuki Hanawa
浩之 塙
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】 5つの電池ブロックから構成されるリチウムイオン電池パックにおいて、複雑な回路を要することなく、安定的に過電圧・過放電・過負荷から電池ブロックを保護することができる電池パック及び電動工具を提供する。
【解決手段】 リチウムイオン電池セル31A乃至31Eを5つ直列に接続した電池セル組31と、該電池セル組31を構成する全ての電池セル31A乃至31Eの各電池電圧を検出する保護IC32とを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、二次電池からなる電池パック及びこの電池パックを備えた電動工具関するものである。
近年、電動工具の駆動源となる二次電池として、更なる高容量化、軽量化が要望されている。この要望に対して、出力密度が高いリチウムイオン電池が普及してきている。
リチウムイオン電池においては、過充電・過放電・過負荷等を行なうと、電池の劣化・故障の可能性があり、一般的には電池パック内において、専用の保護ICやマイコンを設け、過充電・過放電・過負荷を監視し、リチウムイオン電池の電池電圧が所定電圧値以下または以上になった場合、或いはリチウムイオン電池に所定値以上の電流が流れた場合に、専用の保護ICやマイコンから信号を出力し、この出力信号に基づき充放電経路を遮断するといった安全性に対する対策が行われている。
特開平6−141479号公報
リチウムイオン電池専用の保護ICを用いて電池パックの保護を行う場合、監視することができる素電池数(セル数)に制限があり、制限数以上のセルで構成された電池パックの各セルの状態を監視するには様々な問題がある。
現在、保護ICは4セルまでの電圧監視が主流であり、例えば5セルの電池すなわち18V(3.6V/セル×5セル)の電池パックを監視する場合、4セル用保護ICと1セル用保護ICの2つの保護ICを用いることで電池パックの保護を行う。このような方法では、4セル用保護ICと1セル用保護ICで、例えば5セルの内、上位電位にある4つのセルを4セル用保護ICで監視し、残りの1つを1セル用保護ICで監視することになる。この場合、4セル用保護ICと1セル用保護ICのグランドレベルが異なるため、すなわち、4セル用保護ICのグランドは最も電位の低い、上から5番目の電池セルのプラス側であり、1セル用保護ICのグランドは同じ5番目のマイナス側となるため、グランドレベルを合わせるための回路が必要となる。
また、例えば過電圧時(過充電時)に保護ICから出力される信号の論理が保護ICによって異なっている場合には論理を合わせる回路も必要となる。更に、2つの保護ICの消費電流に違いがある場合であれば、これを補正する必要もある。このように、2つ或いは複数の保護ICを用いた場合には複雑な回路が必要となる。
そこで、本発明は、複雑な回路を要さず電池セルを過放電等から保護することができる電池パック、及び電池パックを備える電動工具、電池パックを充電する充電器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、リチウムイオン電池セルを5つ直列に接続した電池セル組と、該電池セル組を構成する全ての電池セルの各電池電圧を検出する保護ICとを備えたことを特徴とする。
このような構成にすることにより、5つの電池セルを1つの保護ICで監視することができるため、複雑な回路を要さず簡単な構成で確実にリチウムイオン電池セルを保護することができる。
ここで、前記保護ICは、前記電池セル組を構成する電池セルの電圧が1つでも過充電しきい値に達したことを検出した際に過充電信号を出力することが好ましい。また、該保護ICは、前記電池セル組を構成する電池セルの電圧が1つでも過放電しきい値に達したことを検出した際に過放電信号を出力することが好ましい。
このような構成にすることにより、電池セルが過放電或いは過充電状態になったことを確実に検出することができるため、電池セルの劣化を抑制することができる。
また、前記電池セル組に流れる電流を検出する電流検出手段を有し、前記保護ICは、該電流検出手段からの電流値が過電流しきい値を超えたことを検出した際に過電流信号を出力することが好ましい。このような構成にすることにより、電池パックに過電流が流れたことを確実に検出することができるため、電池セルの劣化を抑制することができる。
また、前記電流検出手段は、前記電池セル組の最も電位が低い電池セルのマイナス側に接続されたシャント抵抗からなり、前記保護ICは、前記シャント抵抗に生じる電位差により電流を検出することが好ましい。このような構成にすることにより、負荷変動による電池セル組の電圧変動の影響を受けず、精度良く負荷電流を検出することができる。
また、前記保護ICから出力された前記過放電信号及び前記過電流信号が伝達される共通端子を有することが好ましい。このような構成にすることにより、電池パックの端子数を減らすことができ、コストを抑えることができる。
また、モータと、該モータの駆動源となる電池パックと、該電池パックからの前記モータへの電力供給をオンオフするトリガと、前記モータと前記電池パックとの間に設けられたスイッチ素子とを備え、前記電池パックは、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電池パックであり、前記電池パックの保護ICからの信号により前記スイッチ素子を遮断することが好ましい。このような構成にすることにより、保護ICからの信号によりスイッチ素子を遮断するため、電池セルが過放電状態や過電流状態になった場合に放電経路を遮断することができ、電池セルを保護することができる。
本発明によれば、複雑な回路を要することなく、安定的に過電圧、過放電、過負荷の少なくとも1つから電池セルを保護することができる。特に5つの電池ブロックから構成されるリチウムイオン電池パックの保護において最も効果的である。
本発明となる電動工具を示す側面図である。 本発明となる電池パックの回路ブロック図である。 検討段階の電池パックの回路ブロック図である。
まず、本発明の電動工具について図1を用いて説明する。コードレス電動工具となるインパクトドライバ1は、図示しないモータや減速機構を収容する本体部1aと、本体部から延び作業者が把持するハンドル部1bとから構成されている。本体部1aの一端側には図示しない先端工具となるビットを装着するためのチャック2が設けられている。ハンドル部1bには図示しないモータの駆動源となる電池パック30がラッチ機構30aによって着脱可能に取り付けられている。電池パック30は、1セル当たり3.6Vの電圧を有するリチウムイオン電池からなり、5つのリチウムイオン電池(素電池またはセル)を直列に接続し、定格電圧18Vが得られるように構成されている。更に、電池パック30には、後述するように、各リチウムイオン電池セルの電池状態を監視し、電池セルが異常状態すなわち過放電、過充電、過負荷状態になった場合に異常信号を出力しモータを停止させるための保護ICが設けられている。
インパクトドライバ1は、作業者がハンドル部1Bを把持しトリガ3を操作(オン)することにより、電池パック30から図示しないモータに電力が供給されチャック2に取り付けられた図示しないビットを回転させることでねじ締め等を行うことができる。モータは正逆切替スイッチ4により、その回転方向が選択できるように構成されている。ハンドル部1bには、インパクトドライバ1を作業者のベルト等に引っ掛けられるようにフック5が取り付けられている。
次に、本発明となる電池パック及び検討段階の電池パックについて図2及び図3を用いて説明する。図2は本発明となる電池パックの回路ブロック図であり、3.6V/セルのリチウムイオン電池セルを直列に5つ接続してあり、定格電圧18Vを得ることができる。図3は検討段階の電池パックの回路ブロック図であり、図2と同様に定格電圧18Vを得ることができる。
まず、本発明となる電池パックを説明する前に、検討段階の電池パックについて図3を用いて説明する。図3の電池パックは、5セルのリチウムイオン電池セルを過電圧、過放電、過電流から保護するために4セル用保護ICと1セル用保護ICの2つの保護ICを設置している。更に、過負荷保護のための電流検出手段となるシャント抵抗を、最も電位が高い電池セルのプラス端子と負荷(電池パックのプラス端子)の間に設けている。
電池パック10は、1セル当たり3.6Vの定格電圧を有するリチウムイオン電池セル11A乃至11Eの5つからなる電池セル組11を有し定格電圧が18Vとなる。電池セル組11は、電位の高い方から接続順に11A、11B、11C、11D、11Eの5つのリチウムイオン電池セルが直列に接続されて構成されている。尚、2つ以上の電池セルを各電池セルに並列に接続した構成としても良く、2つを並列に接続すれば電池容量が倍になる。ここで、図3のように電池セルを並列接続していない場合及び2つ以上の電池セルを並列接続した場合を総称して、各電池セルを電池ブロックと呼ぶことにする。
4セル用保護IC12は、電池セル組11の各電池ブロック11A乃至11Eの内、電位が高い順に電池ブロック11A乃至11Dの4つの電池ブロックの電圧を監視すると共に、電池ブロック11Aのプラス端子と負荷(電池パック10のプラス端子20、21)の間に設けられたシャント抵抗14との間の電圧降下を検出することにより過負荷を監視している。保護IC12は、監視対象である4つの電池ブロック中の少なくとも1つの電圧が、第1の所定電圧以上に達した場合に過電圧(過充電)であると判別し、第1の所定信号(過電圧信号)を出力する構成となっている。更に、監視対象である4つの電池ブロック中の少なくとも1つの電圧が、第2の所定電圧以下に達した場合に過放電であると判別し、第2の所定信号(過放電信号)を出力する構成となっている。また、シャント抵抗14によって過負荷(過電流)を検出した場合には第3の所定信号(過負荷信号)を出力する構成となっている。
1セル用保護IC13は、電池ブロック11Eの電圧を監視している。また、監視対象の電池ブロック11Eの電圧が第3の所定電圧以上に達した場合に過電圧(過充電)であると判別し、第4の所定信号(過電圧信号)を出力する構成となっている。更に、監視対象の電池ブロック11Eの電圧が第4の所定電圧以下に達した場合に過放電であると判別し、第5の所定信号(過放電信号)を出力する構成となっている。
電流検出手段14は、上記したように、電池ブロック11Aと負荷との間に設けられ、負荷電流を検出するためのシャント抵抗である。感温素子17は、電池セル組11の近傍に設けられ、電池温度を監視するためのサーミスタ等で構成されている。識別抵抗18は、電池セルの種類を識別するために設けられており、例えば4つの電池ブロックから構成された電池パック(14.4V)と5つの電池ブロックから構成されたの電池パック(18V)の両方を充電可能な充電器に接続した場合に、識別抵抗18によって識別された電池種(電池ブロック数等)に応じた充電制御を行うために必要となる。サーマルプロテクタ19は電池パック11の充電時の過電流及び異常高温等から電池セルを保護するために電池セル組11の近傍に設けられている。例えば、何らかの充電器の故障によって過電流が電池セルに流れた場合、電池が高温になるに従いその近傍の設けられたサーマルプロテクタも高温になる。そして、ある所定温度に達した場合にサーマルプロテクタがオープン状態になることにより、電流経路(充電経路)を遮断し電池セルを保護することができる。
端子20は電池セル組11のプラス端子(電池ブロック11Aのプラス端子)と、電池パック10に接続される電動工具(例えばインパクトドライバ1)のモータ等の負荷とを接続する放電端子である。端子21は電池セル組11のプラス端子(電池ブロック11Aのプラス端子)と、図示しない充電器のプラス端子とを接続するための充電端子である。すなわち、電池パック10は2つのプラス端子を備えた構成となっている。
端子22は過放電時及び過負荷時に保護IC12、13からの放電停止のための信号を電動工具1側に伝達するための放電停止信号端子である。尚、電動工具1は、放電停止信号を受けて放電経路(電流経路)を遮断するように構成されている。例えば、ハンドル部1b内であって、モータと電池パック10間の放電経路にFET等のスイッチ素子6が設けられており、放電停止信号を受信することによってFET6をオフすることで放電経路を遮断するように構成されている。端子23は過充電時に保護IC12、13からの充電停止のための信号を充電器側に伝達するための充電停止信号端子である。尚、充電器は、充電停止信号を受けて、充電経路を遮断するように構成されている。例えば、充電経路にリレー等のスイッチ素子が設けられており、充電停止信号を受信することによってリレー等をオフすることで充電経路を遮断するように構成されている。
端子24は感温素子であるサーミスタ17に基づく電池セルの温度情報を充電器に伝達するための温度検出端子である。充電器側は、温度検出端子24を介して検出される電池温度が所定値以上に達した場合に電池パック(電池セル)が高温と判断して充電を停止するように構成されている。尚、温度検出端子24は充電器と接続されるが電動工具とは接続されない。端子25は識別抵抗18に基づく電池種情報を充電器側に伝達するための電池種検出端子である。充電器側は、電池種判別端子25を介して検出される電池種情報に応じて充電の方法を設定するように構成されている。端子26はマイナス端子であり、電動工具1及び充電器のマイナス端子と接続される。
過充電時において、4セル用保護IC12または1セル用保護IC13から所定の信号(過充電信号)が出力されることになるが、4セル用保護IC12のグランドは、電位の高い方から4番目の電池ブロック11Dのプラス端子の電位であり、1セル用保護IC13のグランドは電位が最も低い電池ブロック11Eのマイナス端子の電位である。一方、過充電時においては保護IC12及び/または保護IC13からの信号を充電器側で受信するような構成になっていることは上記した通りであるが、充電器のグランドラインはマイナス端子26のラインであり、このラインは電池ブロック11Eのマイナス端子の電位である。このように、過充電信号を出力する4セル用保護IC12と受信側の充電器のグランドが異なるため、グランドレベルを合わせるための第1の付加回路15が必要となる。
また、過充電時、過放電時、過負荷時において出力される信号は、例えばハイ信号であったり、ロー信号であったりするわけであるが、この信号の論理が保護ICによって異なる場合がある。一方、信号を受信する工具及び充電器における論理は、例えば、過充電時はハイ信号といったように当然1つである。すなわち、4セル用保護IC12と1セル用保護IC13の論理が異なる場合には、この論理を合わせるために第2の付加回路16が必要となる。また、異なる保護ICでは消費される電流も異なる。消費電流の違いは電池セル間の電圧のアンバランスの原因となるため、これを補正するためにも別途回路が必要となる。このように、異なる種類の保護ICを用いる場合には、回路構成が複雑となり、構成部品の増加に伴う設置場所やコストの点で不利である。
また、保護ICは、電池セルへの過負荷を保護するような機能を有するのが一般的であり、上記したように、負荷電流を検出するためのシャント抵抗14を設置し、このシャント抵抗14に電流が流れることによってシャント抵抗14の電圧降下の値を保護IC12で検出し、所定値を超えた場合に過負荷(過電流)であると判別している。この際問題となるのがシャント抵抗14の設置場所である。例えば、図3のように、シャント抵抗14を電池セル組11における最も電位が高い電池ブロック11Aのプラス端子と負荷の間に設けた場合を考える。電動工具のような特に負荷変動が激しく、また流れる電流も大きい機器の場合、電池セル組11の電圧変動が激しく、電位が最も高い電池ブロック11Aのプラス端子の電位は激しく変動する。このため、シャント抵抗14の両端間の電位も激しく変動する。このような検出においては、シャント抵抗14の一端側を変動しないような位置として、他端側の変動を検出することが望ましいが、図3のようにシャント抵抗14の両端が変動するような場合においては、負荷電流検出の安定性の面で不利である。
これに対し、本発明は、回路構成の複雑化やコスト高、負荷電流検出の安定性欠如を改善し、回路構成を複雑にすることなく、過電流検出を安定して行うことができる電池パック及び電動工具を提供することができる。勿論、過充電検出、過放電検出も正確に行うことができる。以下、本発明となる実施の形態について図2を用いて説明する。
電池パック30は、1セル当たり3.6Vの定格電圧を有するリチウムイオン電池セル31A乃至31Eの5つ(5セル)からなる電池セル組31を有し定格電圧が18Vとなる。電池セル組31は、電位の高い方から接続順に31A、31B、31C、31D、31Eの5つのリチウムイオン電池ブロックから構成されている。ここで、電池ブロックは1つ及び2つ以上の電池セルを並列接続した構成となっているものとする。
本発明の電池パック30は、5つの電池ブロックを1つの保護ICで監視する点でで図3に示した電池パック10と異なっている。リチウムイオン電池用の保護IC32は、電池セル組31の5つの電池ブロック31A乃至31Eの電池状態、例えば電池電圧を監視している。すなわち、保護IC32は5セル用の保護ICである。更に、保護IC32は、電池ブロック31Eのマイナス端子と負荷(電池パックのマイナス端子)の間に設けられたシャント抵抗33の電圧降下を検出することにより負荷電流、すなわち過負荷を検出している。また、保護IC32は、監視対象である5つの電池ブロック中の少なくとも1つの電圧が所定電圧以上に達した場合に過電圧(過充電)であると判別し、所定信号すなわち過電圧信号を出力する構成となっている。更に、監視対象である5つの電池ブロック中の少なくとも1つが所定電圧以下に達した場合に過放電であると判別し、所定信号すなわち過放電信号を出力する構成となっている。また、シャント抵抗33によって過負荷(過電流)を検出した場合には所定信号すなわち過負荷信号を出力する構成となっている。
電流検出手段33は、上記したように、電池ブロック31Eと負荷との間に設けられ、過負荷電流を検出するためのシャント抵抗である。感温素子34は、電池セル組31の近傍に設けられ、電池温度を監視するためのサーミスタ等で構成されている。識別抵抗35は、電池セルの種類を識別するために設けられており、例えば4つの電池ブロックから構成された電池パックと5つの電池ブロックから構成された電池パックの両方を充電可能な充電器に接続した場合に、識別抵抗35によって識別された電池種(電池ブロック数等)に応じた充電制御を行うために必要となる。サーマルプロテクタ36は電池パック30の充電時の過電流及び異常高温等から電池セルを保護するために電池セル組31の近傍に設けられている。例えば、何らかの充電器の故障によって過電流が電池セルに流れた場合、電池が高温になるに従いその近傍の設けられたサーマルプロテクタも高温になる。そして、電池セル(電池セル組31)がある所定温度に達した場合にサーマルプロテクタ36がオープン状態になることにより、電流経路(充電経路)を遮断し電池セルを保護することができる。
端子37は電池セル組31のプラス端子(電池ブロック31Aのプラス端子)と、電動工具1のモータ等の負荷とを接続するための放電端子である。端子38は電池セル組31のプラス端子(電池ブロック31Aのプラス端子)と、図示しない充電器のプラス端子とを接続するための充電端子である。本実施の形態における電池パック30は充電用と放電用の2つのプラス端子を備えた構成となっているが、1つにしても良い。
端子39は過放電時及び過負荷時に保護IC32からの放電停止のための信号を電動工具1側に伝達するための放電停止信号端子である。尚、電動工具1は、放電停止信号を受けて放電経路(電流経路)を遮断するように構成されている。例えば、ハンドル部1b内であって、モータと電池パック30間の放電経路にFET等のスイッチ素子6が設けられており、放電停止信号を受信することによってFET6をオフすることで放電経路を遮断するように構成されている。端子40は、過充電時に保護IC32からの充電停止のための信号を充電器側に伝達するための充電停止信号端子である。尚、充電器は、充電停止信号を受けて、充電経路を遮断するように構成されている。例えば、充電経路にリレー等のスイッチ素子が設けられており、充電停止信号を受信することによってリレー等をオフすることで充電経路を遮断するように構成されている。
端子41は感温素子であるサーミスタ34に基づく電池セルの温度情報を充電器に伝達するための温度検出端子である。充電器側は、温度検出端子41を介して検出される電池温度が所定値以上に達した場合に電池パック(電池セル)が高温と判断して充電を停止するように構成されている。尚、温度検出端子41は充電器と接続されるが電動工具1とは接続されない。端子42は識別抵抗35に基づく電池種情報を充電器側に伝達するための電池種検出端子である。充電器側は、電池種判別端子42を介して検出される電池種情報に応じて充電の方法を設定するように構成されている。端子43はマイナス端子であり、電動工具1及び充電器のマイナス端子と接続される。
このような電池パック30を充電する場合、電池パック30の充電端子(プラス端子)38、マイナス端子43、充電信号伝達端子40、温度検出端子41、及び電池種検出端子42を充電器の対応する端子に接続する。保護IC32は電池セル組31の各電池ブロックの電圧を監視し、電池ブロックの内1つでも所定電圧(過電圧しきい値)以上となったことを検出した場合には、充電停止信号端子から充電停止信号すなわち過電圧信号を出力し充電経路を遮断することで過充電を防止している。また、電池温度が高温になれば温度検出端子から高温信号を出力し充電経路を遮断する。尚、充電器は、電池セル組31の全体電圧を監視しており、全体電圧が過充電しきい値を超えた場合にも充電を停止するように構成されている。
一方、電池パック30を電動工具に接続する場合には、電池パック30の放電端子(プラス端子)37、マイナス端子43、及び放電停止信号伝達端子39を電動工具1の対応する端子に接続する。電動工具1のトリガ3を操作することで、電池パック30(電池セル組31)から電動工具1のモータに電力が供給されてモータが回転する。この際、電池セル組31の各電池ブロック31A乃至31Eの5つの電池ブロックは、1つの保護IC32によって電池状態すなわち電池電圧が監視されることになる。保護IC32によって電池ブロックの内1つでも過放電状態と判断されると、保護IC32から放電停止信号端子39に放電停止信号が出力され、放電停止信号端子39と接続される電動工具1側の端子に放電停止信号が入力されモータと直列に接続されたスイッチ素子例えばFETを遮断する。その結果、放電経路が遮断されることになり、電池セルの過放電を防止することができる。
また、保護IC32は、電池セル組31に流れる電流を、電池セル組31の最も低い電池ブロック31Eのマイナス端子と電池パック30のマイナス端子間に設けたシャント抵抗33により検出している。上記したように、電動工具1のような特に負荷変動が激しく、また流れる電流も大きい機器の場合、電池セル組31の電圧変動が激しい。このため、シャント抵抗33を電池パック30のマイナス端子側に設けたことにより、負荷変動が激しい場合であっても、電池セル組31の電圧変動に影響されることなく安定して負荷電流を検出することができる。
このように、本発明によれば、電池電圧が18Vすなわち電池ブロックが5つある電池パックにおいて、全ての電池ブロックを1つの保護IC32で監視しているため、図3に示すように2つ以上の保護ICを用いる際に必要なグランドレベル合わせ用の付加回路が不要となる。更に、2つ以上の保護ICから出力される出力信号の論理を合わせるための付加回路も不要となる。また、2つ以上の異なる種類の保護ICで生じた消費電流による電池セル間の電圧のアンバランスを補正するための回路も不用となる。従って、本発明は、図3の電池パックと比較して、電池パックの部品点数を減らすことができるため部品コストを抑えることができ、また、電流検出用のシャント抵抗が電池パック30のグランドラインに設けられているため、電圧変動の影響を受けることなく安定した電流検出を実現することが可能となる。
なお、上記したように、リチウムイオン電池セルからなる電池パックにおいては過充電、過放電、過負荷等を防ぐための保護回路が設けられているが、リチウムイオン電池セル専用の保護ICに代えてマイクロコンピュータ(マイコン)を用いることも考えられる。
過充電防止方法として、1セル当たり定格3.6Vのリチウムイオン電池セルの電圧が1セル当たり4.25V(過充電しきい値)を越えないように監視するのが一般的である。一方で、リチウムイオン電池セルを充電するための一般的な方法である定電流・定電圧制御で充電を行う場合、1セル当たり4.20V付近で高精度に充電電圧を制御する必要があり、過充電しきい値4.25Vとの差が極めて僅少である。このため、過充電と判断する過充電しきい値4.25Vに対する電池セルの電圧監視を行う場合、極めて高精度にセル電圧を検出する必要がある。マイコンで高精度な電圧監視を行う場合には、マイコンのA/Dポートにおける検出精度及び周辺回路のばらつきを補正するような工夫が必要であり回路が複雑になりがちである。
これに対して本発明では、保護ICにより電圧監視を行っているため、付加回路を設けなくても高精度な電圧監視を行うことが可能となる。尚、実施の形態では、5つのリチウムイオン電池ブロックを有する電池パックについて説明したがこれに限定されるものではない。また、スイッチ素子6は電動工具1内ではなく電池パック30内に設けても良い。
1は電動工具、30は電池パック、31は電池セル組、32は5セル用保護IC、33はシャント抵抗、34はサーミスタ、35は識別抵抗、36はサーマルプロテクタ、37は放電端子(プラス端子)、38は充電端子(プラス端子)、39は放電停止信号伝達端子、40は充電停止信号伝達端子、41は温度検出端子、42は電池種検出端子、43はマイナス端子である。

Claims (7)

  1. リチウムイオン電池セルを5つ直列に接続した電池セル組と、
    該電池セル組を構成する全ての電池セルの各電池電圧を検出する保護ICとを備えたことを特徴とする電池パック。
  2. 前記保護ICは、前記電池セル組を構成する電池セルの電圧が1つでも過充電しきい値に達したことを検出した際に過充電信号を出力することを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  3. 該保護ICは、前記電池セル組を構成する電池セルの電圧が1つでも過放電しきい値に達したことを検出した際に過放電信号を出力することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電池パック。
  4. 前記電池セル組に流れる電流を検出する電流検出手段を有し、
    前記保護ICは、該電流検出手段からの電流値が過電流しきい値を超えたことを検出した際に過電流信号を出力することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電池パック。
  5. 前記電流検出手段は、前記電池セル組の最も電位が低い電池セルのマイナス側に接続されたシャント抵抗からなり、
    前記保護ICは、前記シャント抵抗に生じる電位差により電流を検出することを特徴とする請求項4記載の電池パック。
  6. 前記保護ICから出力された前記過放電信号及び前記過電流信号が伝達される共通端子を有することを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の電池パック。
  7. モータと、
    該モータの駆動源となる電池パックと、
    該電池パックからの前記モータへの電力供給をオンオフするトリガと、
    前記モータと前記電池パックとの間に設けられたスイッチ素子とを備え、
    前記電池パックは、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電池パックであり、
    前記電池パックの保護ICからの信号により前記スイッチ素子を遮断することを特徴とする電動工具。
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