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JP2012006766A - シリカ中空球状粒子の製造方法 - Google Patents

シリカ中空球状粒子の製造方法 Download PDF

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JP2012006766A
JP2012006766A JP2010141134A JP2010141134A JP2012006766A JP 2012006766 A JP2012006766 A JP 2012006766A JP 2010141134 A JP2010141134 A JP 2010141134A JP 2010141134 A JP2010141134 A JP 2010141134A JP 2012006766 A JP2012006766 A JP 2012006766A
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JP
Japan
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hollow spherical
oil phase
spherical particles
dispersion
silica hollow
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Pending
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JP2010141134A
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English (en)
Inventor
Isao Kimura
勇雄 木村
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Niigata University NUC
Original Assignee
Niigata University NUC
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Publication date
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Abstract

【課題】焼成工程を必要としないシリカ中空球状粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】油相媒体に界面活性剤を溶解して油相とし、この油相に水相を投入し撹拌してW/O分散系を調製した。そして、このW/O分散系にケイ素のアルコキシドを投入して撹拌した。ケイ素のアルコキシドは、テトラメトキシシランが好適に用いられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、医薬品、化粧品、塗料、農薬、エネルギー、土木、文房具など多岐の分野で利用可能なシリカ中空球状粒子の製造方法に関する。
従来のシリカ中空球状粒子の製造方法としては、ポリマー微粒子又は金属微粒子をテンプレートとし、テンプレートの周囲にシリカ壁を形成した後に、焼成することでテンプレートを除去する方法が一般的である。例えば、ポリマー微粒子をテンプレートとする方法は、特許文献1に開示されている。しかし、この方法は、高温での焼成工程を伴うため焼成のための設備とエネルギーを要する結果、製造コストが高くつくという問題、そして、テンプレートを除去することから、テンプレートとして使用されるポリマー微粒子が資源的に無駄になってしまうという問題があった。
特開平6−142491号公報
そこで本発明では上記問題点に鑑み、焼成工程を必要としないシリカ中空球状粒子の製造方法を提供することをその目的とする。
上記課題を達成するため種々検討した結果、油相媒体に界面活性剤を溶解して油相とし、この油相に水相を投入し撹拌してW/O分散系を調製し、このW/O分散系にケイ素のアルコキシドであるテトラメトキシシランを投入することで、水滴界面にシリカゲル層が形成されることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明のシリカ中空球状粒子の製造方法は、油相媒体に界面活性剤を溶解して油相とし、この油相に水相を投入し撹拌してW/O分散系を調製し、このW/O分散系にケイ素のアルコキシドを投入して撹拌することを特徴とする。
また、ケイ素のアルコキシドは、テトラメトキシシランであることを特徴とする。
本発明によれば、焼成工程を必要とせずに、シリカ中空球状粒子を製造することができる。また、界面活性剤の種類と濃度によって、シリカ中空球状粒子の寸法を制御することができる。さらに、アルコキシドの濃度、W/O分散系の水滴の水素イオン濃度、撹拌時間を制御することにより、シリカ中空球状粒子の壁厚を制御することができる。
実施例1で得られたシリカ中空球状粒子の写真である。 実施例2で得られたシリカ中空球状粒子の写真である。 実施例5で得られたシリカ中空球状粒子の写真である。 実施例6で得られたシリカ中空球状粒子の写真である。
本発明のシリカ中空球状粒子の製造方法は、油相媒体に界面活性剤を溶解して油相とし、この油相に水相を投入し撹拌してW/O分散系を調製し、このW/O分散系にケイ素のアルコキシドを投入して撹拌するものである。以下、本発明のシリカ中空球状粒子の製造方法について説明する。
はじめに、油相媒体に界面活性剤を溶解して油相とする。
油相媒体としては、水に溶解しにくい疎水性の種々の有機溶媒が使用可能であるが、中空粒子を得るために後工程で油相媒体を揮発させることを考慮すると、揮発性の高いものが好適に用いられる。本発明において油相媒体として使用可能な有機溶媒としては、例えば、シクロヘキサン、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、ジエチルエーテル、クロロホルム、酢酸エチル、塩化メチレンなどが挙げられる。なお、環境負荷等を考慮すると、シクロヘキサン、ヘキサンがより好適に用いられる。
界面活性剤としては、特定のものに限定されることなく使用することができる。例えば、ビス(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウム、ソルビタントリオレエートなどを用いることができる。なお、界面活性剤の種類と濃度によって、つぎのW/O分散系で調製される水滴の寸法がマイクロメートルからナノメートルの範囲で変化する。したがって、界面活性剤の種類を適宜選択し濃度を適宜調整することで、得られるシリカ中空球状粒子の寸法を制御することができる。
つぎに、この油相に水相を投入し撹拌してW/O分散系を調製する。
水相の水素イオン濃度によって、後述する固体生成速度が変化する。したがって、水相の水素イオン濃度を適宜調整することで、得られるシリカ中空球状粒子の壁厚を制御することができる。水相の水素イオン濃度の調整は、クエン酸、アンモニアなどを添加することにより行うことができる。
そして、このW/O分散系にケイ素のアルコキシドを投入して撹拌する。
W/O分散系にケイ素のアルコキシドを供給し、撹拌することにより、油水界面である水滴の周囲において、ケイ素のアルコキシドの加水分解と重縮合反応によりシリカが生成する。その結果、水滴の周囲にシリカからなる球状の壁が形成される。ここで、ケイ素のアルコキシドの濃度と反応時間を調節することにより、得られるシリカ中空球状粒子の壁厚を制御することができる。
ケイ素のアルコキシドとしては、テトラメトキシシランが好適に用いられる。
その後、シェル中の水滴を乾燥により除去することにより、内部に空洞を有するシリカ中空球状粒子が得られる。
このようにして得られたシリカ中空球状粒子は、シリカを主成分とすることから、耐薬品性、耐摩耗性、耐熱性などを有するマイクロカプセル壁材又はナノカプセル壁材として利用可能である。したがって、医薬品、化粧品、塗料、農薬、エネルギー、土木、文房具などの多岐の分野にわたって利用可能である。特に、中空構造のために見かけの密度を小さくすることができ、高分子材料に分散させたときに密度差による分離が起こりにくく、高分子材料の機械的性質、光学的性質、化学的性質などの改質材として多様に利用できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
油相媒体としてシクロヘキサンを用い、これに界面活性剤として、シクロヘキサンに対して10質量%のソルビタントリオレエート(Span85)を溶解して油相とした。水相としてpH5のクエン酸水溶液を用い、水相体積分率が0.01となるように、水相を油相に加えた。油相と水相を合わせた液相の全量は400mlであった。そして、ホモジナイザを用いて24000rpmで5分間撹拌する一次乳化を行い、W/O分散系を得た。
つぎに、ケイ素のアルコキシドとしてテトラメトキシシラン(TMOS)を用い、W/O分散系に油相体積に対して0.05mol/lのテトラメトキシシランを加えた。そして、6枚羽根ディスクタービンを用いて360rpmで2時間撹拌する二次乳化を行った。
その結果、図1に示すように、粒径50〜90nm、壁厚5〜10nmのシリカ中空球状粒子が得られた。
W/O分散系に油相体積に対して0.1mol/lのテトラメトキシシランを加え、二次乳化の時間を18時間としたほかは上記実施例1と同様に操作した。
その結果、図2に示すように、粒径200〜900nm、壁厚10〜50nmのシリカ中空球状粒子が得られた。
一次乳化を12000rpmで行ったほかは上記実施例2と同様に操作した。
その結果、得られたシリカ中空球状粒子の粒経、壁厚は実施例2と同様であり、一次乳化の際の撹拌速度はシリカ中空球状粒子の粒径、壁厚に影響を与えなかった。
水相としてpH3のクエン酸水溶液を用いたほかは上記実施例3と同様に操作した。
その結果、得られたシリカ中空球状粒子の粒径の分布は100nm〜5μmと広くなった。
界面活性剤として、ソルビタントリオレエートとビス(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウム(AOT)の混合物であって、ソルビタントリオレエートの濃度を80%、ビス(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウムの濃度を20%としたものを使用したほかは上記実施例3と同様に操作した。
その結果、図3に示すように、粒径20nm、壁厚5nmのシリカ中空球状粒子が得られた。
界面活性剤として、ソルビタントリオレエートとビス(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウム(AOT)の混合物であって、ソルビタントリオレエートの濃度を50%、ビス(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウムの濃度を50%としたものを使用したほかは上記実施例3と同様に操作した。
その結果、図4に示すように、粒径5nmのシリカ中空球状粒子が得られた。なお、粒径が小さいため、壁厚は測定不能であった。

Claims (2)

  1. 油相媒体に界面活性剤を溶解して油相とし、この油相に水相を投入し撹拌してW/O分散系を調製し、このW/O分散系にケイ素のアルコキシドを投入して撹拌することを特徴とするシリカ中空球状粒子の製造方法。
  2. ケイ素のアルコキシドは、テトラメトキシシランであることを特徴とする請求項1に記載のシリカ中空球状粒子の製造方法。
JP2010141134A 2010-06-22 2010-06-22 シリカ中空球状粒子の製造方法 Pending JP2012006766A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103771728A (zh) * 2012-10-22 2014-05-07 中国科学院理化技术研究所 在可见光与近红外光区域具有增透性质的涂层的制备方法及超疏水涂层
WO2016152872A1 (ja) * 2015-03-24 2016-09-29 旭硝子株式会社 化粧料用添加剤およびその製造方法

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