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JP2012006679A - コンベヤ間容器渡し方法およびコンベヤ間容器渡し板 - Google Patents

コンベヤ間容器渡し方法およびコンベヤ間容器渡し板 Download PDF

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JP2012006679A JP2010141780A JP2010141780A JP2012006679A JP 2012006679 A JP2012006679 A JP 2012006679A JP 2010141780 A JP2010141780 A JP 2010141780A JP 2010141780 A JP2010141780 A JP 2010141780A JP 2012006679 A JP2012006679 A JP 2012006679A
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Chihiro Yamada
千尋 山田
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Mitsubishi Heavy Industries Food and Packaging Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】容器を搬送面上で搬送するコンベヤを隣接し、隣接するコンベヤ間に容器渡し板を配置して、容器を後続の容器によって押しながら上流側コンベヤから下流側コンベヤへ渡す場合に、容器渡し板上の容器が転倒しないようにする容器渡し方法および容器渡し板を提供する。
【解決手段】本発明に係るコンベヤ間容器渡し方法は、容器を搬送面上で搬送するコンベヤを隣接し、隣接するコンベヤ間に容器渡し板を配置して、容器が上流側コンベヤから下流側コンベヤへ容器渡し板上を後続の容器に押されながら渡される容器渡し方法において、容器渡し板を、容器と接する面に小孔を明けて該小孔を通して圧力エアを噴出することにより、容器の底部と容器渡し板の表面との摩擦を低減するエアスライド方式として、容器が容器渡し板部で倒れずに渡されるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、びん、缶等の容器を搬送するベルト式等のコンベヤにおいて、隣接するコンベヤ間に容器渡し板を配置して、該容器渡し板上を前記容器が後続の容器に押されながら搬送されるコンベヤ間容器渡し方法およびコンベヤ間容器渡し板に関する。
びん、缶等の容器を搬送するベルト式等のコンベヤにおいては、装置レイアウト上の制約等からコンベヤを分割することが必要となり、搬送される容器を分割されたコンベヤ間で受け渡すために、一般的には図6に示すようなデッドプレート式の容器渡し板が使用されることが多い。
また、互いに平行しているベルト等のコンベヤ間の容器渡し板については、高さ位置が違うコンベヤ間を容器が渡されるようにした技術が公知となっている。(特許文献1)
さらに、生産工程の各々の工程間を空気噴射式のコンベヤ装置で容器を搬送する技術も公知となっている。(特許文献2)
一方、ベルト式等のコンベヤの前後コンベヤ間の容器渡し板においては、該容器渡し板が容器を搬送する搬送力を有していないため、先行の容器が後続の容器に押されながら搬送されることになり、上流コンベヤから下流コンベヤへ容器を渡す際に、該容器渡し板で容器が転倒するという問題が提起され、改善が要望されている。特に無菌充填包装ラインにおいては、前記コンベヤおよび前記容器渡し板が無菌雰囲気を保持するためにカバー等で覆われている場合、前記容器渡し板で容器が転倒すると、前記カバーを開けて即ち無菌状態を解除して転倒容器を処理しなければならず、再び無菌状態に復帰するためには多大の時間と労力を必要とするため、前記容器渡し板部での容器転倒を無くすための改善の要望が強く叫ばれている。
特表2008−504187号公報(図3) 特開2003−12148号公報(図1、図3)
従来のびん、缶等の容器を搬送するベルト式等のコンベヤについて、図6および図7に基づいて説明する。
図6は、従来のコンベヤ間容器渡し板の正面図である。
図7は、従来のコンベヤ間容器渡し板の説明図である。
図において、矢印33c方向に回転する駆動ローラ33と図示しない従動ローラに懸架されたコンベヤベルト31bから成るベルト式コンベヤ31と、図示しない駆動ローラと矢印34c方向に回転する従動ローラ34に懸架されたコンベヤベルト32bから成るベルト式コンベヤ32が前後に配置されており、ベルト式コンベヤ31とベルト式コンベヤ32の間にはデッドプレート式の容器渡し板30が設けられている。
次に、容器渡し板30の作用を説明すると、コンベヤ31上を搬送されてきた容器Cは、コンベヤベルト31bの搬送力により容器渡し板30に向かって押し出され、容器渡し板30上では後続の容器Cに押されながら前進し、次いで、容器渡し板30からコンベヤ32へ後続の容器Cに押されながら渡されてコンベヤ32により下流側へ搬送されていく。
前記容器渡し板30においては、図7(a)に示すように、容器Cbがコンベヤベルト31bから容器渡し板30に乗り移る際に、容器Cbが底部の先端Chと容器渡し板30の箇所30cとの摩擦によってブレーキをかけられた状態となり、一方ではコンベヤベルト31bによる搬送力のために容器Cbの底部の後端Ctが押される状態となって、コンベヤベルト31bと容器渡し板30の搬送面に僅かではあるもののレベル差がある場合に、容器Cbは矢印tbの方向へ転倒することが多い。
また、図7(b)に示すように、容器Ccが容器渡し板30からコンベヤベルト32bに乗り移ろうとしてコンベヤベルト32bに差し掛かった際に、コンベヤベルト32bと容器渡し板30の搬送面に僅かではあるもののレベル差があり、容器渡し板30の箇所30dとコンベヤベルト32bの間に段差部があることから、容器Ccの底部の先端Chがコンベヤベルト32bとの摩擦による搬送力によって急に搬送され、容器Ccの底部の後端Ctが前記段差部にふらついて落ち込むため、矢印tcの方向へ転倒することが多い。
前記説明のように、従来のデッドプレート式容器渡し板では、容器渡し板の前後部で容器が転倒する恐れが多い。
また、前記特許文献1によれば、製品を蓄積する下降式製品蓄積装置は、互いに平行で高さ位置が違う製品経路部分(コンベヤ)と蓄積部分(コンベヤ)は、製品経路部分から蓄積部分へ下向きの角度で延在するスライド転送媒体たる転送表面で、或いは、エアプレナムチャンバの表面から大量の圧力空気を噴き出すエアスライド装置で製品を移動するとしている。
しかしながら、前記特許文献1の技術では、製品経路部分の下流への製品搬送に対して適正に整列できない製品を蓄積部分に移動させるという機能目的から、転送媒体の大きさが大きくなることによって、エアプレナムチャンバの表面から大量の圧力空気を噴き出す必要があり、圧力空気の消費量が多量になるという恐れがある。また、エアスライド装置で製品を移動する技術は開示されているが、エアスライド装置で後続の製品が先方の製品を押しながら連続して搬送されていくという技術については開示されていない。
さらに、前記特許文献2によれば、空気噴射式コンベヤ装置は、送風機からプレナム内部に送り込まれる空気をデッキプレートの多数の空気噴射孔から上面に噴出し、その空気流によってデッキプレート面上の缶容器群を浮上させて搬送するとしている。
しかしながら、前記特許文献2の技術では、送付機からの大量の空気を必要とし、圧力空気を製造する装置(送風機)が大型になって、装置コストが高くなってしまうとともに、圧力空気の消費コストが多大になってしまうという恐れがある。
また、無菌充填包装ラインの場合には、容器搬送のために大量のエアを噴出すると、デッキプレート上の周囲の雰囲気を撹乱させてしまい、無菌保持が維持できないという恐れがある。
本発明は、容器を搬送面上で搬送するコンベヤを隣接し、隣接するコンベヤ間に容器渡し板を配置して、前記容器を後続の容器によって押しながら上流側コンベヤから下流側コンベヤへ渡す場合に、容器渡し板上の容器が転倒しないようにする容器渡し方法および容器渡し板を提供することを目的とする。併せて、無菌雰囲気下においては前記容器渡し時に容器が転倒すると、転倒容器を処理するために無菌解除をして再び無菌状態に復帰する必要があるが、無菌解除をすることなく安心して容器を渡すことができる容器渡し方法および容器渡し板を提供することを目的としている。
前記の課題に対し、本発明は以下の手段により解決を図る。
(1)第1の手段のコンベヤ間容器渡し方法は、容器を搬送面上で搬送するコンベヤを隣接し、隣接するコンベヤ間に容器渡し板を配置して、前記容器が上流側コンベヤから下流側コンベヤへ前記容器渡し板上を後続の容器に押されながら渡される容器渡し方法において、前記容器渡し板を、容器と接する面に小孔を明けて該小孔を通して圧力エアを噴出することにより、前記容器の底部と前記容器渡し板の表面との摩擦を低減するエアスライド方式として、前記容器が前記容器渡し板部で倒れずに渡されるようにしたことを特徴とする。
(2)第2の手段のコンベヤ間容器渡し方法は、前記第1の手段のコンベヤ間容器渡し方法において、前記上流側コンベヤと前記下流側コンベヤを直列配置とし、その間に配置される前記容器渡し板の容器搬送方向の長さを前記隣接するコンベヤ間で最小長さとすることにより、前記圧力エアの消費量を少なくするようにしたことを特徴とする。
(3)第3の手段のコンベヤ間容器渡し方法は、前記第1の手段のコンベヤ間容器渡し方法において、前記上流側コンベヤと前記下流側コンベヤを並列配置とし、その間に配置される前記容器渡し板部に容器ガイドを設けて、前記上流側コンベヤ上を搬送されてくる前記容器が、前記容器ガイドによりガイドされながら前記容器渡し板へ、前記容器渡し板上を前記容器ガイドに沿って後続の容器に押されながら前進して前記下流側コンベヤへ渡されるようにしたことを特徴とする。
(4)第4の手段のコンベヤ間容器渡し方法は、前記第1から第3のいずれかのコンベヤ間容器渡し方法において、前記上流側コンベヤ、前記下流側コンベヤおよび前記容器渡し板を無菌雰囲気内に設け、前記容器渡し板から噴出する圧力エアを無菌の圧力エアとして、無菌雰囲気内で前記容器渡しをするようにしたことを特徴とする。
(5)第5の手段のコンベヤ間容器渡し板は、容器を搬送面上で搬送するコンベヤを隣接して配置し、前記容器が隣接するコンベヤ間で上流側コンベヤから下流側コンベヤへ後続の容器に押されながら渡されるコンベヤ間容器渡し板において、該容器渡し板を、圧力エアが送り込まれるチャンバーとし、該チャンバーの前記容器と接する面に小孔を設け、該小孔から前記圧力エアを噴出して前記容器の底部と該容器渡し板の表面との摩擦を低減するエアスライド方式となるように構成したことを特徴とする。
(6)第6の手段のコンベヤ間容器渡し板は、前記第5の手段のコンベヤ間容器渡し板において、前記隣接するコンベヤを並列配置とし、その間に配置される前記容器渡し板部に、前記容器が前記上流側コンベヤから前記下流側コンベヤへ前記容器渡し板上をガイドされながら渡されるようにする容器ガイドを付設した構成したことを特徴とする。
(7)第7の手段のコンベヤ間容器渡し板は、前記第5又は第6の手段のコンベヤ間容器渡し板において、前記容器渡し板に設ける前記小孔の内、前記容器搬送方向で前記上流側コンベヤおよび下流側コンベヤとの境界部側に位置する前記小孔を出来るだけ前記境界部側に延設して、前記境界部でデッドスペースが小さくなるように構成したことを特徴とする。
請求項1に係わる本発明は、容器を搬送面上で搬送するコンベヤを隣接し、隣接するコンベヤ間に容器渡し板を配置して、前記容器が上流側コンベヤから下流側コンベヤへ前記容器渡し板上を後続の容器に押されながら渡されるコンベヤ間容器渡し方法およびコンベヤ間容器渡し板において、前記容器渡し板を、容器と接する面に小孔を明けて該小孔を通して圧力エアを噴出することにより、前記容器の底部と前記容器渡し板の表面との摩擦を低減するエアスライド方式としたことにより、前記容器渡し板部で容器が後続の容器に押されながら倒れずに渡されるという効果を有し、また、前記容器渡し板の長さを短くすることができることによって、前記容器渡し板に設けた小孔から噴出する圧力エアの噴出量、即ちエア消費量を少なくすることができ、送風機等の装置を使用せずに工場エア配管等からの配管接続だけですむという効果を有する。
請求項2に係わる本発明は、前記請求項1に記載するコンベヤ間容器渡し方法において、前記上流側コンベヤと前記下流側コンベヤを直列配置とし、その間に配置される前記容器渡し板の容器搬送方向の長さを前記隣接するコンベヤ間で最小長さとすることにより、前記容器渡し板で消費する前記圧力エアの消費量を少なくすることができるという効果を有する。
請求項3に係わる本発明は、前記請求項1に記載するコンベヤ間容器渡し方法および容器渡し板において、前記上流側コンベヤと前記下流側コンベヤを並列配置とし、その間に配置される前記容器渡し板部に容器ガイドを設けて、前記上流側コンベヤ上を搬送されてくる前記容器が、前記容器ガイドによりガイドされながら前記容器渡し板へ、前記容器渡し板上を前記容器ガイドに沿って後続の容器に押されながら前進して前記下流側コンベヤへ渡されるようにしたことにより、前記容器渡し板部で搬送方向を変えながら渡される前記容器が倒れないという効果を有する。
請求項4に係わる本発明は、前記請求項1から3のいずれか1項に記載するコンベヤ間容器渡し方法において、前記上流側コンベヤ、前記下流側コンベヤおよび前記容器渡し板を無菌雰囲気内に設け、前記容器渡し板から噴出する圧力エアを無菌の圧力エアとして、無菌雰囲気内で前記容器渡しをするようにしたことにより、従来のようにデッドプレート式容器渡し板上で容器が転倒した場合に無菌解除して転倒容器を処理するというようなことがなくなり、生産効率を大幅に向上できるという効果を有するとともに、前記容器渡し板で消費する前記無菌の圧力エアの消費量が少なくてすみ、かつ、前記容器渡し板の小孔から噴出する無菌の圧力エアによって無菌雰囲気を撹乱させるというような悪影響がないという効果を有する。
請求項5に係わる本発明は、容器を搬送面上で搬送するコンベヤを隣接し、隣接するコンベヤ間に容器渡し板を配置して、前記容器が上流側コンベヤから下流側コンベヤへ前記容器渡し板上を後続の容器に押されながら渡されるコンベヤ間容器渡し板において、前記容器渡し板を、容器と接する面に小孔を明けて該小孔を通して圧力エアを噴出することにより、前記容器の底部と前記容器渡し板の表面との摩擦を低減するエアスライド方式としたことにより、前記容器渡し板部で容器が後続の容器に押されながら倒れずに渡されるという効果を有し、また、前記容器渡し板の長さを短くすることができることによって、前記容器渡し板に設けた小孔から噴出する圧力エアの噴出量、即ちエア消費量を少なくすることができ、送風機等の装置を使用せずに工場エア配管等からの配管接続だけですむという効果を有する。
請求項6に係わる本発明は、前記請求項5に記載するコンベヤ間容器渡し方法および容器渡し板において、前記上流側コンベヤと前記下流側コンベヤを並列配置とし、その間に配置される前記容器渡し板部に容器ガイドを設けて、前記上流側コンベヤ上を搬送されてくる前記容器が、前記容器ガイドによりガイドされながら前記容器渡し板へ、前記容器渡し板上を前記容器ガイドに沿って後続の容器に押されながら前進して前記下流側コンベヤへ渡されるようにしたことにより、前記容器渡し板部で搬送方向を変えながら渡される前記容器が倒れないという効果を有する。
請求項7に係わる本発明は、前記請求項5又は6に記載するコンベヤ間容器渡し板において、前記容器渡し板に設ける前記小孔の内、前記容器搬送方向で前記上流側コンベヤおよび下流側コンベヤとの境界部側に位置する前記小孔を出来るだけ前記境界部側に延設して、前記境界部でデッドスペースが小さくなるように構成したことにより、前記容器と前記容器渡し板の接触面との摩擦が小さくなり、前記上流側コンベヤと前記容器渡し板の搬送面、または、前記容器渡し板と前記下流側コンベヤの搬送面には僅かなベル差があっても、前記上流側コンベヤから前記容器渡し板へ、また、前記容器渡し板から前記下流側コンベヤへ滑らかに渡されるという効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係わるコンベヤ間容器渡し板を取り入れたコンベヤラインの部分正面図である。 図1の容器受渡し板の拡大図である。 図2のA視図である。 本発明の第2の実施の形態に係わるコンベヤ間容器渡し板を取り入れたコンベヤラインの部分平面図である。 図4のB−B断面図で、拡大図としてある。 従来のコンベヤ間容器渡し板の正面図である。 従来のコンベヤ間容器渡し板の説明図である。
以下、この発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(発明の第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を図1から図6に基づいて説明する。
本発明の第1の実施の形態を図1から図3に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるコンベヤ間容器渡し板を取り入れたコンベヤラインの部分正面図である。
図2は、図1の容器受渡し板の拡大図である。
図3は、図2のA視図である。
図において、上流側コンベヤ11と下流側コンベヤ12が、前後に隣接して両コンベヤ間の間隔が出来るだけ詰められた状態で直列配置されており、容器受渡し板1は、前記コンベヤ11の後端と前記コンベヤ12の前端の間に出来るだけ前記コンベヤ11と前記コンベヤ12に接近した状態で設けられて、前記コンベヤ11で搬送されてきた容器Cが前記コンベヤ12へ後続の容器で押されながら前進して渡されるようになっている。
前記上流側コンベヤ11、下流側コンベヤ12および容器渡し板1は、図示を省略しているが、無菌雰囲気下に設置されている。
前記容器受渡し板1は、チャンバー1cと、該チャンバー1cへ無菌の圧力エア(以下エアと称する。)が図示しない無菌圧力エア供給源から矢印1aの方向へ供給されるように接続された配管1pと、容器Cとの接触面(容器Cの搬送面)に多数設けられた小孔1hおよび小孔1h1で構成されて、前記チャンバー1c内に供給されたエアが前記小孔1hおよび小孔1h1から矢印1fおよび矢印1f1のように外部へ噴出されて、前記容器Cと該チャンバー1cの表面の摩擦が軽減されるエアスライド方式となっている。
前記小孔1h1は、前記容器渡し板1の前記上流側コンベヤ11および下流側コンベヤ12との境界部近辺に設けられていて、図示のように、容器Cと接触する面で容器Cの搬送方向で長径となった楕円形をしており、前記チャンバー1c内のエアが前記境界部の出来るだけ端部に噴出され、前記境界部の出来るだけ端部でのデッドスペースが極力小さくなるように構成されている。
なお、前記小孔1hは、前記容器渡し板1の前記境界部近辺以外では、丸い断面形状の小孔となっている。
また、前記コンベヤ11は、矢印13cの方向へ回転する駆動ローラ13と図示しない従動ローラに懸架されたコンベヤベルト11bが走行してその搬送面上で容器Cを搬送するようになっている。また、前記コンベヤ12は、図示しない駆動ローラと矢印14cの方向へ回転する従動ローラ14に懸架されたコンベヤベルト12bが走行してその搬送面上で容器Cを搬送し、容器Cを矢印Pa方向の次工程へ搬送するようになっている。
なお、前記説明では、コンベヤ11およびコンベヤ12をベルト式コンベヤとして説明したが、搬送体をベルトに限定せず、トッププレート等を有するチェン等による搬送体としてもよいことはもちろんである。
次に、本発明の第1の実施の形態に係わるコンベヤ間容器渡し板1の作用を説明する。
容器Cが上流側コンベヤ11から容器渡し板1へ渡される際に、容器Cはその底部とコンベヤベルト11bとの摩擦により前方へ押し出されようとするが、前記容器渡し板1の前記上流側コンベヤ11との境界部近辺に設けられている小孔1h1からのエア噴出によって、前記容器Cと前記容器渡し板1の接触面との摩擦が小さく、後続の容器Cに押されながら前進して滑らかに渡される。
ここで、前記コンベヤ11と前記容器渡し板1の搬送面には、僅かではあるもののレベル差があるが、前記小孔1h1からのエア噴出によって前記容器Cと前記容器渡し板1の接触面との摩擦が小さくなっているために、前記容器Cは転倒することなく上流側コンベヤ11から容器渡し板1へ滑らかに渡される。
前記容器渡し板1上に渡された先行の容器Cは、後続の容器Cによって押されながら、小孔1hから噴出されるエアによって容器Cの底面と容器渡し板1との間の摩擦が小さくなっているエアスライド方式によって、転倒することなく滑らかに前進する。
さらに、容器Cが容器渡し板1から下流側コンベヤ12へ渡される際に、容器Cは、後続の容器Cによって押されながら前進して前記容器Cの底部の先頭部がコンベヤベルト12bに達し、前記容器渡し板1の前記下流側コンベヤ12との境界部近辺に設けられている小孔1h1からのエア噴出しによって、前記容器Cと前記容器渡し板1の接触面との摩擦が小さく、前記後続の容器Cによる押し力に加えて容器Cの底部先頭部と前記コンベヤベルト12bとの摩擦による搬送力により渡される。
ここで、前記容器渡し板1と前記コンベヤ12の搬送面には、僅かではあるもののレベル差があるが、前記小孔1h1からのエア噴出によって、前記容器Cと前記容器渡し板1の接触面との摩擦が小さくなっているために、前記容器Cは転倒することなく容器渡し板1から前記コンベヤ12へ滑らかに渡される。
無菌雰囲気下での容器渡し板1における容器Cの渡しは、容器が転倒した場合に無菌解除をして転倒容器の処理をしなければならず、一旦無菌解除すると無菌状態へ復帰するために多大の時間と労力および費用がかかるが、前記のように容器が転倒しないことにより無菌解除しないため生産効率が大幅に向上するとともに、無駄な費用を省くことができる。
また、前記容器渡し板1の容器Cの搬送方向の長さを最短としているために、小孔1hおよび小孔1h1から噴出されるエアの噴出量、即ちエア消費量は少なくてすみ、このために、エア消費のための費用が少なくすむとともに、周囲の雰囲気を撹乱することなく、前記無菌雰囲気に悪影響を与えることがない。
上記説明では、前記上流側コンベヤ11、下流側コンベヤ12および容器渡し板1が無菌雰囲気下に設置されている場合について説明したが、前記上流側コンベヤ11、下流側コンベヤ12および容器渡し板1が無菌でない通常の雰囲気下に設置されている場合でも、容器渡し板1上での容器渡しにおいて、容器の転倒がないために生産効率が向上することはもちろんであり、容器渡し板1の小孔1hおよび小孔1h1から噴出するエア消費量が少ないことによりエア消費のための費用が少なくてすむ。
(発明の第2の実施の形態)
次に、発明の第2の実施の形態を図4および図5に基づいて説明する。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係わるコンベヤ間容器渡し板を取り入れたコンベヤラインの部分平面図である。
図5は、図4のB−B断面図で、拡大図としてある。
図において、上流側コンベヤ21と下流側コンベヤ22が、図示Dの間隔でコンベヤの搬送方向に対して左右に隣接した並列配置となっており、前記コンベヤ21と前記コンベヤ22の間に容器受渡し板2が配置されて、前記コンベヤ21で搬送されてきた容器Cが前記コンベヤ22へ後続の容器Cで押されながら前進して渡されるようになっている。
なお、容器受渡し板2は、レイアウト上の制約から間隔Dをもって配置された前記コンベヤ21と前記コンベヤ22の間に配置されているが、前記コンベヤ21と前記コンベヤ22に出来るだけ接近して設けられている。
また、前記コンベヤ21、前記コンベヤ22および容器渡し板2は、図示を省略しているが、無菌雰囲気下に設置されている。
前記容器渡し板2は、チャンバー2cと、該チャンバー2cへ無菌の圧力エア(以下エアと称する。)が図示しない無菌圧力エア供給源から矢印2aの方向へ供給されるように接続された配管2pと、容器Cと接触する面(容器Cの搬送面)に設けられた小孔2hおよび小孔2h1で構成されて、前記チャンバー2c内に供給されたエアが前記小孔2hおよび小孔2h1から矢印2fおよび矢印2f1のように外部へ噴出されて、前記容器Cと該チャンバー2cの表面の摩擦が軽減されるエアスライド方式となっている。
前記小孔2h1は、前記容器渡し板2の前記上流側コンベヤ21および下流側コンベヤ22との境界部近辺に設けられていて、前記第1の実施の形態の場合と同様に、容器Cと接触する面で容器Cの搬送方向で長径となった楕円形をしており、前記チャンバー2c内のエアが前記境界部の出来るだけ端部に噴出され、前記境界部の出来るだけ端部でのデッドスペースが極力小さくなるように構成されている。
なお、前記小孔2hは、前記容器渡し板2の前記境界部近辺以外では、丸い断面形状の小孔となっている。
また、前記容器渡し板2部には、容器ガイド27および容器ガイド28が設けられており、容器Cが前記コンベヤ21から前記容器渡し板2へ渡される際、前記容器渡し板2上を搬送される際、および前記容器渡し板2から前記コンベヤ22へ渡される際に前記容器ガイド28によってガイドされるようになっている。
なお、前記容器ガイド27は、容器Cが搬送経路から外れた場合に外部へはみ出されないようにする補助ガイドである。
また、容器ガイド27および容器ガイド28は、容器Cとの摩擦係数が小さい材料により構成されている。
さらに、前記コンベヤ21は、図示しない駆動ローラと図示しない従動ローラにより搬送面となるコンベヤベルト21bが走行して容器Cを上流から矢印C1の方向に搬送するようになっており、また、前記コンベヤ22は、図示しない駆動ローラと図示しない従動ローラにより搬送面となるコンベヤベルト22bが走行して容器Cを搬送するようになっており、容器Cを矢印C2方向へ送り込むようになっている。
次に、本発明の第2の実施の形態に係わるコンベヤ間容器渡し板2の作用を説明する。
上流側コンベヤ21により容器間隔を空けて搬送されてくる容器Cが該コンベヤ21から容器渡し板2へ渡される際に、容器Cの底部とコンベヤベルト21bとの摩擦による摩擦力によって該容器ガイド28に沿って前記容器渡し板2側へ矢印Cpの方向で押し出されようとするが、前記容器渡し板2の前記上流側コンベヤ21との境界部近辺に設けられている小孔2h1からのエア噴出しによって、前記容器Cと前記容器渡し板2の接触面との摩擦が小さく、後続の容器Cに押されながら滑らかに渡される。
ここで、前記コンベヤ21と前記容器渡し板2の搬送面には、僅かではあるもののレベル差があるが、前記小孔2h1からのエア噴出によって前記容器Cと前記容器渡し板2の接触面との摩擦が小さくなっているために、前記容器Cは転倒することなく上流側コンベヤ21から容器渡し板2へ滑らかに渡される。
前記容器渡し板2上に渡された先行の容器Cは、後続の容器Cによって押されながら、容器ガイド28に沿って前記小孔2hから噴出されるエアによって容器Cの底面と容器渡し板2との間の摩擦が小さくなっているエアスライド方式によって、転倒することなく滑らかに矢印Cqの方向へ前進する。
さらに、容器Cが容器渡し板2から下流側コンベヤ22へ渡される際に、容器Cは、前記容器渡し板2上の後続の容器Cによって押されながら前進してその底部の先頭部がコンベヤベルト22bに達し、前記容器渡し板2の前記下流側コンベヤ22との境界部近辺に設けられている小孔2h1からのエア噴出しによって、前記容器Cと前記容器渡し板2の接触面との摩擦が小さく、前記後続の容器Cによる押し力に加えて容器Cの底部先頭部と前記コンベヤベルト22bとの摩擦による搬送力により搬送されて矢印Crのように搬送方向を変えながら渡され、図示のように、容器間隔を空けて前記コンベヤ22上を矢印C2の方向へ搬送されていく。
ここで、前記容器渡し板2と前記コンベヤ22の搬送面には、僅かではあるもののレベル差があるが、前記小孔2h1からのエア噴出によって前記容器Cと前記容器渡し板2の接触面との摩擦が小さくなっているために、前記容器Cは転倒することなく容器渡し板1から前記コンベヤ22へ滑らかに渡される。
無菌雰囲気下での容器渡し板2における容器Cの渡しは、容器が転倒した場合に無菌解除をして転倒容器の処理をしなければならず、一旦無菌解除すると無菌状態へ復帰するために多大の時間と労力および費用がかかるが、前記のように容器が転倒しないことにより無菌解除しないため生産効率が大幅に向上するとともに、無駄な費用を省くことができる。
また、前記容器渡し板1の容器Cの搬送方向の長さを最短としているために、小孔2hおよび小孔2h1から噴出されるエアの噴出量、即ちエア消費量は少なくてすみ、このために、エア消費のための費用が少なくすむとともに、周囲の雰囲気を撹乱することなく、前記無菌雰囲気に悪影響を与えることがない。
上記説明では、前記上流側コンベヤ21、下流側コンベヤ22および容器渡し板2が無菌雰囲気下に設置されている場合について説明したが、前記上流側コンベヤ21、下流側コンベヤ22および容器渡し板2が無菌でない通常の雰囲気下に設置されている場合でも、容器渡し板2上での容器渡しにおいて、容器の転倒がないために生産効率が向上することはもちろんであり、容器渡し板2の小孔2hおよび小孔2h1から噴出するエア消費量が少ないことによりエア消費のための費用が少なくてすむ。
1、2 容器渡し板
1c、2c チャンバー
1h、2h 小孔
1h1、2h1 小孔(楕円形)
1p、2p 配管
11、12、21、22 コンベヤ
27、28 容器ガイド

Claims (7)

  1. 容器を搬送面上で搬送するコンベヤを隣接し、隣接するコンベヤ間に容器渡し板を配置して、前記容器が上流側コンベヤから下流側コンベヤへ前記容器渡し板上を後続の容器に押されながら渡される容器渡し方法において、
    前記容器渡し板を、容器と接する面に小孔を明けて該小孔を通して圧力エアを噴出することにより、前記容器の底部と前記容器渡し板の表面との摩擦を低減するエアスライド方式として、前記容器が前記容器渡し板部で倒れずに渡されるようにしたことを特徴とするコンベヤ間容器渡し方法。
  2. 請求項1に記載するコンベヤ間容器渡し方法において、
    前記上流側コンベヤと前記下流側コンベヤを直列配置とし、その間に配置される前記容器渡し板の容器搬送方向の長さを前記隣接するコンベヤ間で最小長さとすることにより、前記圧力エアの消費量を少なくするようにしたことを特徴とするコンベヤ間容器渡し方法。
  3. 請求項1に記載するコンベヤ間容器渡し方法において、
    前記上流側コンベヤと前記下流側コンベヤを並列配置とし、その間に配置される前記容器渡し板部に容器ガイドを設けて、前記上流側コンベヤ上を搬送されてくる前記容器が、前記容器ガイドによりガイドされながら前記容器渡し板へ、前記容器渡し板上を前記容器ガイドに沿って後続の容器に押されながら前進して前記下流側コンベヤへ渡されるようにしたことを特徴とするコンベヤ間容器渡し方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載するコンベヤ間容器渡し方法において、
    前記上流側コンベヤ、前記下流側コンベヤおよび前記容器渡し板を無菌雰囲気内に設け、前記容器渡し板から噴出する圧力エアを無菌の圧力エアとして、無菌雰囲気内で前記容器渡しをするようにしたことを特徴とするコンベヤ間容器渡し方法。
  5. 容器を搬送面上で搬送するコンベヤを隣接して配置し、前記容器が隣接するコンベヤ間で上流側コンベヤから下流側コンベヤへ後続の容器に押されながら渡されるコンベヤ間容器渡し板において、
    該容器渡し板を、圧力エアが送り込まれるチャンバーとし、該チャンバーの前記容器と接する面に小孔を設け、該小孔から前記圧力エアを噴出して前記容器の底部と該容器渡し板の表面との摩擦を低減するエアスライド方式となるように構成したことを特徴とするコンベヤ間容器渡し板。
  6. 請求項5に記載するコンベヤ間容器渡し板において、
    前記隣接するコンベヤを並列配置とし、その間に配置される前記容器渡し板部に、前記容器が前記上流側コンベヤから前記下流側コンベヤへ前記容器渡し板上をガイドされながら渡されるようにする容器ガイドを付設した構成したことを特徴とするコンベヤ間容器渡し板。
  7. 請求項5又は6に記載するコンベヤ間容器渡し板において、
    前記容器渡し板に設ける前記小孔の内、前記容器搬送方向で前記上流側コンベヤおよび下流側コンベヤとの境界部側に位置する前記小孔を出来るだけ前記境界部側に延設して、前記境界部でデッドスペースが小さくなるように構成したことを特徴とするコンベヤ間容器渡し板。
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