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JP2012083866A - 指取り付け型触覚再現機能付き処理装置 - Google Patents

指取り付け型触覚再現機能付き処理装置 Download PDF

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JP2012083866A JP2010228028A JP2010228028A JP2012083866A JP 2012083866 A JP2012083866 A JP 2012083866A JP 2010228028 A JP2010228028 A JP 2010228028A JP 2010228028 A JP2010228028 A JP 2010228028A JP 2012083866 A JP2012083866 A JP 2012083866A
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Abstract

【課題】ディスプレイ画面上の仮想ボタンと連動して、ディスプレイから離れた状態で、空中でのボタン操作を可能とする。
【解決手段】赤外線受光部2は、赤外線出力部10の2つのLEDから照射される赤外線を受光する。加速度センサ3は、指12の指先の加速度を検出する。接触センサ5は、使用者の指12の指先が接触していることを検知する。指12の腹近傍に装着される振動部4は、圧電式振動子や、小型振動モータが接続された振動板が設けられた構造である。センサ情報送信部6は、赤外線受光部2、加速度センサ3、接触センサ5からの検出信号を入力信号として受け、赤外線受光部2における2つの受光点の光強度、位置といった情報などにより、ディスプレイ8からの遠近、左右上下の位置の検出情報を少なくとも含むセンサ情報を生成してセンサ情報処理部11へ無線送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は指取り付け型触覚再現機能付き処理装置に係り、特にディスプレイ画面上の仮想ボタンを指先で触れたときの触覚を再現する機能を有する指取り付け型触覚再現機能付き処理装置に関する。
従来、ゲームに連動して振動し、臨場感を付加する機能を有するゲームコントローラや、タッチパネルの仮想ボタンに連動して、ボタンをクリックしたときの触感を振動により再現したものがある。ゲームコントローラでは、さほど複雑な振動を与えていないが、クリックの再現などは、クリックの瞬間とボタンを押し戻す際の波形を差別して変化させている。
このように、触感を再現するものの中に、指先に装着して使用するデータ入力装置が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。これら特許文献1、2に記載のデータ入力装置は、パソコンなどの情報端末へのデータ入力装置として用いることができ、指による物体表面への圧力、傾斜、指の位置などを検出して、入力操作を行うものである。また、これらのデータ入力装置は、入力の際に指先に圧力、振動などの刺激を与えて触感を再現し、操作状況の認知を助け、操作性を向上させるものである。
また、キーボードを操作することなくキー入力を可能にするため、両手指先にレーザーマウスや光学式マウスと同様の原理の動き検出センサ及び触覚センサを装着するようにした入力装置も知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2005−293512号公報 特開2005−100179号公報 特開2006−340370号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の従来の触覚再現機能が付いているデータ入力装置では、指先に加えられる圧力や角度に応じて、ボタンをクリックする触感をフィードバックしている。そのため、クリックの際に外部に固定する部分が必要となり、例えば机の上などの使用場所が限られてしまったことが課題である。
また、特許文献3に記載の従来のデータ入力装置では、指先にある赤外線光源とセンサから、空中での位置検出を行っており、キー操作などの処理は、指先の接触センサを用いて机などの上に直接押すことで、処理を実行している。言い換えれば、この特許文献3記載のデータ入力装置では、直接押しての処理をするため、触感が得られるので、フィードバックは必要ないが、処理には必ず押さえるための場所が必要となってしまう。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、ディスプレイ画面上の仮想ボタンと連動して、ディスプレイから離れた状態で、空中でのボタン操作を可能とした指取り付け型触覚再現機能付き処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、ディスプレイの画面付近に設置される赤外線出力部と、赤外線出力部から出力された赤外線を受光して受光検出信号を出力する赤外線受光部と、使用者の指先の加速度を検出して加速度検出信号を出力すると共に、検出した加速度に基づいてクリック動作を検出してクリック動作検出信号を出力する加速度センサと、指先に接触するように設けられており、クリック動作検出信号が供給された時にそのクリックの触覚を再現するために振動する振動部と、指先が接触していることを検知して接触検出信号を出力する接触センサと、受光検出信号、加速度検出信号、及び接触検出信号に基づいて、少なくとも赤外線出力部と赤外線受光部との間の距離及び位置の情報を含むセンサ情報を生成して無線送信するセンサ情報送信部と、電源電圧を出力するバッテリとを有し、赤外線受光部、加速度センサ、振動部、接触センサ、センサ情報送信部、及びバッテリが、指先が収納される指収納部に内蔵された構成であることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明は上記の赤外線出力部が、第1の遮光部分により遮光される第1の方向以外の方向へ赤外光を出射する第1の赤外線発光用光源と、第2の遮光部分により遮光される第1の方向とは異なる第2の方向以外の方向へ赤外光を出射する第2の赤外線発光用光源とが離間配置された構造であることを特徴とする。
更に、上記の目的を達成するため、本発明は、上記加速度センサが、設定時間の間に、一方向に第1の閾値以上の加速度を検出した後に、一方向とは逆方向に第2の閾値以上の加速度を検出した時に、クリック動作として検出してクリック動作検出信号を出力することを特徴とする。
本発明によれば、ディスプレイから離れての操作が可能で、空中での動作による操作が可能であり、より操作性を向上させるという効果を得ることができる。
本発明の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置の一実施の形態のブロック図である。 本発明の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置の赤外線出力部と赤外線受光部の距離及び位置検出方法を説明するフローチャートである。 本発明の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置の赤外線受光部の一例の構成図である。 LEDの指向性を表したグラフの一例である。 本発明の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置のディスプレイ及び赤外線出力部の一例の構造図である。 本発明の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置の赤外線出力部に遮光部分を設けた場合と、設けなかった場合での光強度の分布を表した図である。 本発明の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置のセンサ動作の一例を説明するための図である。 本発明の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置のセンサ情報処理部の動作説明用フローチャートである。 本発明の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置の指収納部分の一例の構造図である。 本発明の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置の指収納部分の他の例の構造図である。
次に、本発明の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明になる指取り付け型触覚再現機能付き処理装置の一実施の形態のブロック図を示す。本実施の形態の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置は、指取り付け型処理装置1と赤外線出力部10とからなり、ディスプレイ8上の位置情報と、使用者の指先の位置を対応させるものである。
指取り付け型処理装置1は、赤外線受光部2、加速度センサ3、振動部4、接触センサ5、センサ情報送信部6、及び指取り付け型処理装置1内の各部に電源を供給するためのバッテリ7からなり、使用者の指12の指先に取り付けられる。ディスプレイ8の近傍に設置された赤外線出力部10と、指取り付け型処理装置1の赤外線受光部2とは、ディスプレイ8上の座標位置と指12の指先の位置とを対応させている。
赤外線受光部2は、赤外線出力部10の2つの赤外線発光用光源から照射される赤外線を受光し、2つの受光点の位置を示す検出信号を出力する。なお、赤外線出力部10の構成は後述する。赤外線受光部2は、例えば赤外線CMOSセンサなどにより構成されている。加速度センサ3は、指12の指先の加速度を検出する。接触センサ5は、使用者の指12の指先が絶縁シートを通して触れることで、通電状態となり指先が接触していることを検知する。
また、指12の腹近傍に装着される振動部4は、圧電式振動子や、小型振動モータが接続された振動板が設けられた構造である。センサ情報送信部6は、赤外線受光部2、加速度センサ3、接触センサ5からの検出信号を入力信号として受け、赤外線受光部2における2つの受光点の光強度、位置といった情報などにより、少なくともディスプレイ8からの遠近、左右上下の位置の検出情報を含むセンサ情報を生成し、そのセンサ情報を近距離無線通信方式であるブルーツース(Bluetooth)方式によりセンサ情報処理部11へ無線送信する。
これら赤外線受光部2、加速度センサ3、接触センサ5、振動部4は、信号処理系とセンサ情報送信部6とバッテリ7との接続を有する基板と、フレキシブルプリント基板(FPC)やケーブルにより電気的に接続されている。
次に、本実施の形態における距離及び位置の検出方法について、図2のフローチャートと共に説明する。赤外線出力部10は後述するように赤外線発光用光源として赤外線を出射する2つの発光ダイオード(LED)が設けられた構成である。赤外線受光部2により赤外線出力部10の2つのLEDから出射された赤外線が検出されると(ステップS1)、センサ情報送信部6はその検出情報に基づいて処理1を実行する(ステップS2)。
この処理1について説明する。赤外線受光部2は、例えば図3に示すように、赤外線CMOSセンサなどの撮像素子22と、その光入射側に設けられたレンズ21とを有する。図3中の実線で描かれた2点の光線IR1及び破線のIR2は、撮像素子22上でのそれぞれ検出点の距離l1、l2と対応している。図3中のIR1とIR2の関係のように、レンズ21への赤外線の入射角度が大きくなるにつれ、撮像素子22上で検出される2つの受光点は離れていく。言い換えれば、赤外線出力部10と赤外線受光部2との間の距離が短くなるほど、赤外線の入射角度が大きくなり、撮像素子22上での2つの受光点の間の距離lは大きくなっていく。センサ情報送信部6は、この距離lを撮像素子22での2つの受光点がそれぞれ検出される2つの画素位置から求める。
続いて、センサ情報送信部6は、赤外線出力部10における既知の値である実際の2つのLED間の距離Lと、撮像素子22上での2つの受光点の間の距離lとから、倍率mをl/Lの式から算出する。続いて、センサ情報送信部6は、この倍率mと、既知の値であるレンズ21から撮像素子22までの距離sとから、赤外線出力部10と赤外線受光部2との間の距離dを、以下の式から求める。
d=m・s (1)
そして、センサ情報送信部6は、距離dから赤外線入射角0°での光強度I0を算出する。なお、レンズの構成は、図3の構成に限らない。例えば、通常の撮像素子を用いる場合などは、赤外線以外の波長を絞り込むフィルタ(例えば、赤外線に対する狭帯域のものなど)をレンズ前後に入れても良い。
次に、位置の検出の処理2が行われる(ステップS3)。この処理2について説明する。位置を検出するために、まず2つの赤外線LEDの光強度を検出する。検出される光強度は、上記距離dにおける照射面積に反比例する。照射面積は、半径dの球の表面積の一部と考えればいいので、(1/d)2に比例する。
また、赤外線出力部10の2つの赤外線LEDは、ある程度の指向性を持つ。指向性の一例を図4に示す。この指向性によって、赤外線受光部2では位置(角度)によって光強度が異なって検出される。つまり、ある位置から赤外線出力部10の2点からの赤外線を検出すると、それぞれ2つの角度から光が入射することになり、この2つの光強度に大小のバランスが生じる。
距離dにおける、赤外線の入射角度0°での光強度I0と、LEDの指向性のデータを保有し、それに対して検出値をフィッティングさせることで、位置として認識できるようになる。つまり、実検出値をIとすれば、I/I0によって得られた値を、LEDの指向性のデータにフィッティングさせれば、赤外線受光部2の位置(角度)を求めることができる。
図5は、ディスプレイ8の画面の構成と赤外線出力部10の構成を示す。図5(a)に示すように、ディスプレイ8の画面上には仮想ボタン9とカーソルが設置されている。このカーソルの位置は、赤外線受光部2等から得られてセンサ情報処理部11に送信された検出情報と連動して、ディスプレイ8の画面上で遠隔操作される。
また、図5(b)に示すように、赤外線出力部10は2つの赤外線LED13a及び13bが離間配置された構成である。また、LED13aは図の左方向への光を遮光する遮光部分14aを有し、もう一つのLED13bは図の下方向への光を遮光する遮光部分14bを有する構成とされており、検出範囲を制限している。検出範囲を制限することで、2点ある光強度のバランスが等しくなる点での誤検出を防止することができる。
遮光部分14a、14bがない場合と、あった場合の光強度の分布を等高線状に図6に示す。図6(a)に示すように遮光部分14a、14bがない場合には、2つの赤外線LED14a、14bに対応したそれぞれの線が2箇所で交差していることが示されている。つまり、2箇所で同じ光強度のバランスになり、位置の誤検出の要因となる。それに対して、遮光部分14a、14bがある場合には、図6(b)に示すように1箇所のみで交差しているため、誤検出はない。
遮光部分14a、14bは、少なくともLED13a、13bが半円状のみ露出するまで覆い、好ましくはLED13a、13bが1/4円状のみ露出するまで覆うように設けられる。このとき、LED13a、13bは、ディスプレイ8の筐体のなるべく外周部に設けることが好ましい。より広い範囲にて位置検出が可能となる。
次に、加速度センサ3は、一次元の加速度センサで構成されており、図7にある上下方向のみの加速度を検出している。ディスプレイ8の画面上でカーソル位置を操作する動作と、クリック動作を区別するために、クリック動作とみなされるある一定以上の加速度が検出された場合は、カーソル位置の操作を中止する。
また、加速度センサ3は、設定時間内に、図7中の上方向の加速度が第1のしきい値以上であり、その後に下方向の加速度が第2のしきい値以上であった場合に、クリック動作であるみなすようにしている。つまり、上方向に第1のしきい値の加速度を超えることで、一時的にカーソル位置の操作を中止するが、設定時間内に下方向の第2のしきい値以上の加速度を与えないと、クリック動作とはみなされず、カーソル位置の操作を再開する。
これらクリック動作を判別する閾値となる時間、加速度は、個人差による操作性の差を無くすように設定できる。このとき、時間は0.2secから1secの範囲内で設定可能であるものとする。また、加速度は、20m/sec2から50m/sec2 (約3G〜4G)の範囲内で設定可能であるものとする。
次に、接触センサ5は、指先が接触する部分に設けられ、接触の際に生じる押される力により接触状態を検知する。接触センサ5には、押される力によって電極同士の間隔が変化することにより静電容量の変化から接触状態を検出する静電式のセンサや、押される力によって圧電体が変形することによる圧電体の抵抗の変化から接触状態を検出する圧力センサを用いることができる。ここで、接触状態を検出すると、他の構成部分にも通電し、また接触センサ5により接触状態が検出されていない場合には他の構成部分は非通電状態となる。
次に、指取り付け型処理装置1とセンサ情報処理部11における処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。
センサ情報処理部11は、まず、接触センサ5で指の接触状態が検出された場合(ステップS11のYES)に、ディスプレイ8の画面上に仮想ボタン9を表示させる処理1を行う(ステップS12)。このステップS12の処理では、センサ情報送信部6が通電及び接触状態オンであることをセンサ情報処理部11に送信し、続いて赤外線受光部2の通電及び赤外線CMOSセンサのセンサ情報をセンサ情報送信部6からセンサ情報処理部11に送信する。これにより、センサ情報処理部11は、赤外線受光部2から検出された位置情報を、仮想ボタン9が表示されたディスプレイ8の画面上の座標へと変換処理し、カーソルを動作させる。そして、ステップS12では、加速度センサ3の通電及びクリック動作の検出を開始する。
加速度センサ3によりクリック動作が検出された場合(ステップS13のYES)、処理2を行う(ステップS14)。このステップS14の処理2では、加速度センサ3は振動部4に対して通電及び検出したクリックの触感を再現する振動を与える。これにより、使用者の指12の指先にクリックの触感を再現する振動が与えられる。その後、上記の処理2において、センサ情報送信部6が加速度センサ3によりクリック動作が検出されたことをセンサ情報送信部11に送信する。
続いて、カーソルがディスプレイ8の画面上の仮想ボタン9を指示しているかを判定する(ステップS15)。カーソルがディスプレイ8の画面上の仮想ボタン9を指示しているときは、その指示した(選択した)仮想ボタンの操作内容の処理を行う(ステップS16)。ディスプレイ8の画面上の仮想ボタン9は、チャンネル変えや音量調整などの操作と対応しており、クリック動作により指示した操作を選択・実行させる。
次に、本実施の形態の指収納部分について図9と共に説明する。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図9において、指取り付け型処理装置1は指収納部に内蔵されており、その指先収納部分には、近接するデバイスや回路との絶縁のために、絶縁シート20が、指12を取り囲むように設けられている。絶縁シート20には、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリイミド、塩化ビニル、フッ化樹脂、シリコーン樹脂などの材料を用いることができ、これらの内側に繊維などの別の材料を設けて二層構造にしてもよい。また、接触センサ5a(図1の接触センサ5に相当)は、指12の指先の先端が触れる位置に配置されている。
図10は、本実施の形態の指収納部分の他の例を示す。同図中、図9と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図10に示すように、接触センサ5b(図1の接触センサ5に相当)は、指12の第二関節近傍に設置されている。
なお、特開2002−278673号公報には、指先に装着し、加速度センサなどを用いて指先の動作から位置や処理行い、クリックの触感を再現する装置が開示されている。この装置は、キーボードでの処理を想定したものに特化しており、そのため、位置検出は、初期状態でのある指(この場合人差指)の位置に対してのそれぞれ指が移動した距離と方向を、速度、加速度、角速度センサから検出して行っている。つまり、初期位置からの相対的な移動距離から位置を検出している。
それに対して、本実施の形態の処理装置は、テレビや番組記録装置などのリモコンのような処理を想定しており、ディスプレイ上のポイントを指示し、実行することを目的としている。そのため、位置の検出は指示している画面の位置に対応していればよい。本発明では、赤外線センサによって位置の検出を行っている。
また、本実施の形態では加速度センサ3は、位置検出は行っておらず、その機能はクリック動作の検出に特化している。また、クリック動作は、指先の上下運動からなされることから、その一次元の加速度センサのみで検出できる。
このように、本実施形態の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置によれば、ディスプレイ8から離れての操作が可能で、空中での動作による操作が可能であり、より操作性を向上させるという効果を得ることができる。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例も包含する。例えば、センサ情報処理部11は、ディスプレイ8と別個であっても、一体であってもよい。また、赤外線出力部10は、ディスプレイ8と別個であっても、一体であってもよい。また、赤外線出力部10の設置位置は、ディスプレイ8前面で、赤外線出力部10の2つの赤外線LEDの中心とディスプレイ8の縦横いずれかの中心が、おおよそ合っていればよい。つまり、ディスプレイ8の上下左右いずれに設置しても使用することができる。
本発明はリモコンや、情報端末の操作、タッチパネルの代替に使用することができる。
1 指取り付け型処理装置
2 赤外線受光部
3 加速度センサ
4 振動部
5 接触センサ
6 センサ情報送信部
7 バッテリ
8 ディスプレイ
9 仮想ボタン
10 赤外線出力部
11 センサ情報処理部
12 指
13a、13b 赤外線LED(発光ダイオード)
14a、14b 遮光部分
20 絶縁シート
21 レンズ
22 撮像素子

Claims (3)

  1. ディスプレイの画面付近に設置される赤外線出力部と、
    前記赤外線出力部から出力された赤外線を受光して受光検出信号を出力する赤外線受光部と、
    使用者の指先の加速度を検出して加速度検出信号を出力すると共に、検出した加速度に基づいてクリック動作を検出してクリック動作検出信号を出力する加速度センサと、
    前記指先に接触するように設けられており、前記クリック動作検出信号が供給された時にそのクリックの触覚を再現するために振動する振動部と、
    前記指先が接触していることを検知して接触検出信号を出力する接触センサと、
    前記受光検出信号、前記加速度検出信号、及び前記接触検出信号に基づいて、少なくとも前記赤外線出力部と前記赤外線受光部との間の距離及び位置の情報を含むセンサ情報を生成して無線送信するセンサ情報送信部と、
    電源電圧を出力するバッテリと、
    を有し、前記赤外線受光部、前記加速度センサ、前記振動部、前記接触センサ、前記センサ情報送信部、及び前記バッテリが、前記指先が収納される指収納部に内蔵された構成であることを特徴とする指取り付け型触覚再現機能付き処理装置。
  2. 前記赤外線出力部は、第1の遮光部分により遮光される第1の方向以外の方向へ赤外光を出射する第1の赤外線発光用光源と、第2の遮光部分により遮光される前記第1の方向とは異なる第2の方向以外の方向へ赤外光を出射する第2の赤外線発光用光源とが離間配置された構造であることを特徴とする請求項1記載の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置。
  3. 前記加速度センサは、設定時間の間に、一方向に第1の閾値以上の加速度を検出した後に、前記一方向とは逆方向に第2の閾値以上の加速度を検出した時に、クリック動作として検出して前記クリック動作検出信号を出力することを特徴とする請求項1又は2記載の指取り付け型触覚再現機能付き処理装置。
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