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JP2012052921A - 撮像システム - Google Patents

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JP2012052921A JP2010195974A JP2010195974A JP2012052921A JP 2012052921 A JP2012052921 A JP 2012052921A JP 2010195974 A JP2010195974 A JP 2010195974A JP 2010195974 A JP2010195974 A JP 2010195974A JP 2012052921 A JP2012052921 A JP 2012052921A
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Abstract

【課題】スペクトル検出器からSN比が高いスペクトル信号を得ることができる撮像システムを提供する。
【解決手段】観察対象のサンプルを設置するステージと、サンプルに照射された光を、所定の焦点面に結像させる光学系と、焦点面に結像されたサンプルの像の少なくとも一部の光を検出する画素が2次元の行列状に配列された画素アレイを有し、該画素アレイが検出した光に応じたサンプルの画像を取得する撮像素子と、画素アレイに隣接するよう配置され、焦点面における光のスペクトルを検出してスペクトル情報を出力するスペクトル検出部と、スペクトル検出部から出力されたスペクトル情報に基づいて、撮像素子が取得したサンプルの画像を補正する補正部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像システムに関する。
従来から、ステージなどに設置されたサンプルのスペクトルを検出する撮像システムが知られている(特許文献1参照)。図13は、特許文献1に開示されているような従来の撮像システムの概略構成を示した図である。図13に示したように、従来の撮像システム10において、サンプル1201は、ステージ1202に設置され、透過光源1203からの光がコンデンサレンズ1204を通して照射されている。ステージ1202は、駆動装置1209によって直交するX軸方向およびY軸方向に移動するように制御されている。サンプル1201を透過した所定の領域の光は、複数のレンズで構成された結像光学系1205を通して撮像素子1207とスペクトル検出器1208に結像される。このとき、結像光学系1205を通ったサンプル1201の光は、例えば、ハーフミラーなどの光路分割装置1206によって、一部が透過されて撮像素子1207に照射させ、かつ一部が反射されたスペクトル検出器1208に照射される。
撮像素子1207は、結像光学系1205を通って照射されたサンプル1201の所定の領域の光を検出し、検出した光に応じた撮影画像を取得(撮影)する。スペクトル検出器1208は、結像光学系1205を通って照射されたサンプル1201の所定の領域の光におけるスペクトルを検出し、検出したスペクトルに応じたスペクトル信号を出力する。撮像素子1207とスペクトル検出器1208とは、サンプル1201の同一の領域の光を検出するように配置されており、スペクトル検出器1208は、撮像素子1207の撮影領域であるサンプル1201の所定の領域内のスペクトルを検出するようになっている。なお、図13に示したZ軸は、ステージ1202が移動するX軸方向とY軸方向とによって成される面に対して直交する方向(鉛直方向)を表す。
また、撮像システムの一例として、バーチャル顕微鏡がある。バーチャル顕微鏡とは、ステージを駆動させながら、サンプル全体または一部を、撮像素子によって分割撮影する。そして、撮影されたそれぞれの分割画像(デジタル画像)を貼り合わせることによってサンプル全体の1枚のデジタル画像(バーチャルスライド)を生成する撮像システムである。このようなバーチャル顕微鏡では、高解像度な分割画像を貼り合せたバーチャルスライドを、例えば、パーソナルコンピュータで操作することにより、モニタに表示されるサンプルの倍率や観察位置を変えることができる。また、バーチャル顕微鏡は、ネットワークを経由することによって、作成されたバーチャルスライドを同時に複数の場所で共用することができるため、遠隔病理診断のツールとして普及し始めている。病理診断においては、バーチャル顕微鏡で観察されるサンプルと、作成されたバーチャルスライドとの色情報が一致する必要がある。そのため、バーチャル顕微鏡は、サンプル画像の高い色再現性が望まれている。
撮像素子が撮影した撮影画像を補正することによって、撮影画像(サンプル画像)の色再現性を向上させるための技術として、非特許文献1のような技術が開示されている。非特許文献1で開示されている撮影画像の色再現性を向上させる技術について、図14を用いて説明する。図14は、非特許文献1で開示された従来の撮影画像の色再現性を向上させる技術を模式的に示した図である。図14において、領域1301は、焦点面に結像されたサンプルの所定の領域の光を撮像素子が検出する領域であり、領域1302は、スペクトル検出器が焦点面の光のスペクトルを検出する領域である。
ここで、「焦点面」とは、サンプルからの光を結像している面における光の照射範囲である。また、非特許文献1に開示された技術では、撮像素子およびスペクトル検出器としてRGBカメラおよび多バンドカメラを使用している。そして、非特許文献1に開示された技術では、スペクトル検出器から出力されたスペクトル信号に含まれる色補正に用いる情報(以下、「スペクトル情報」という)に基づいて、撮像素子で撮影された撮影画像(サンプル画像)を補正することによって、サンプル画像の色再現性を向上させている。
非特許文献1で開示された技術を、特許文献1の撮像システムに適用することによって、バーチャル顕微鏡に要求されているサンプル画像の色再現性が向上した撮像システムを実現することが考えられる。より具体的には、図13に示した従来の撮像システム10において、スペクトル検出器1208から出力されたスペクトル情報に基づいて、撮像素子1207が撮影した撮影画像を補正する。これにより、サンプル1201の画像の色再現性を向上することができる。
特開2008−209627号公報
東工大 像情報 家富邦彦、村上百合、山口雅浩、大山永昭、"多点計測スペクトルを利用したカラー画像の色推定手法の実験的評価"、第54回応用物理学関係連合講演会 講演予稿集(2007春 青山学院大学) 27a−SB−6、p.p.1071、2007年3月27日
非特許文献1で開示された技術を特許文献1の撮像システムに適用した場合、図13に示した従来の撮像システム10に備えるスペクトル検出器1208は、撮像素子1207が撮影したサンプル画像の色再現性を向上させるために用いられる。このため、高い精度でサンプル画像の色再現の補正を行うためには、スペクトル検出器1208に十分な光量の光を入射させる必要がある。
しかしながら、図13に示した従来の撮像システム10においては、光路分割装置1206によって結像光学系1205を通ったサンプル1201の光を分割し、撮像素子1207とスペクトル検出器1208とに光を照射させる構成である。従って、撮像素子1207とスペクトル検出器1208とには、サンプル1201の光の一部しか照射されない。このため、スペクトル検出器1208に入射する光量を十分に確保することができず、スペクトル検出器1208から出力されるスペクトル信号におけるノイズの量を表すSN比(Signal to Noise Ratio:信号対雑音比)が低くなってしまう。また、サンプル1201を観察する領域によっては、透過光源1203からの光の透過率が低くなるため、スペクトル検出器1208から出力されるスペクトル信号の信号出力が微小となり、信号成分が雑音に埋もれてしまうことによって、スペクトル信号のSN比は、さらに低くなってしまう。
このような状態のスペクトル検出器1208から出力されたスペクトル情報に基づいて撮像素子1207が撮影したサンプル画像の色再現性を向上しようとした場合、十分な補正を行うことができず、サンプル画像の色再現性を向上することができない、という問題がある。これは、スペクトル検出器1208から出力されるスペクトル信号のSN比が低いことに起因するものである。
本発明は、上記の課題認識に基づいてなされたものであり、スペクトル検出器からSN比が高いスペクトル信号を得ることができる撮像システムを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の撮像システムは、観察対象のサンプルを設置するステージと、前記サンプルに照射された光を、所定の焦点面に結像させる光学系と、前記焦点面に結像された前記サンプルの像の少なくとも一部の光を検出する画素が2次元の行列状に配列された画素アレイを有し、該画素アレイが検出した光に応じた前記サンプルの画像を取得する撮像素子と、前記画素アレイに隣接するよう配置され、前記焦点面における光のスペクトルを検出してスペクトル情報を出力するスペクトル検出部と、前記スペクトル検出部から出力された前記スペクトル情報に基づいて、前記撮像素子が取得した前記サンプルの画像を補正する補正部と、を備える、ことを特徴とする。
また、本発明の前記ステージは、前記サンプルに照射された光が入射する前記光学系の光軸に垂直な方向に移動し、前記スペクトル検出部は、前記画素アレイにおける所定の位置を基準とし、前記基準に対して該画素アレイの行方向または列方向に平行、または直交する第1の方向に対称となるそれぞれの位置に配置された第1のスペクトル検出器と第2のスペクトル検出器とを具備し、前記第1のスペクトル検出器は、前記焦点面における第1の領域に対応する前記サンプル内の第1の観察領域の光のスペクトルを検出して第1のスペクトル情報を出力し、前記第2のスペクトル検出器は、前記焦点面における第2の領域に対応する前記サンプル内の第2の観察領域の光のスペクトルを検出して第2のスペクトル情報を出力し、前記補正部は、前記ステージが第1の位置にあるときに前記第1のスペクトル検出器が検出した前記第1の領域に対応した前記第1の観察領域と、前記ステージが第2の位置にあるときに前記第2のスペクトル検出器が検出した前記第2の領域に対応した前記第2の観察領域と、の少なくとも一部が重複したときに、該重複した観察領域の光のスペクトルを前記第1のスペクトル検出器が検出したときの前記第1のスペクトル情報と、該重複した観察領域の光のスペクトルを前記第2のスペクトル検出器が検出したときの前記第2のスペクトル情報とに基づいて、前記撮像素子が取得した前記サンプルの画像を補正する、ことを特徴とする。
また、本発明の前記スペクトル検出部は、さらに、前記基準に対して前記第1の方向と直交する第2の方向に対称となるそれぞれの位置に配置された第3のスペクトル検出器と第4のスペクトル検出器とを具備し、前記第3のスペクトル検出器は、前記焦点面における第3の領域に対応する前記サンプル内の第3の観察領域の光のスペクトルを検出して第3のスペクトル情報を出力し、前記第4のスペクトル検出器は、前記焦点面における第4の領域に対応する前記サンプル内の第4の観察領域の光のスペクトルを検出して第4のスペクトル情報を出力し、前記補正部は、前記ステージが第3の位置にあるときに前記第3のスペクトル検出器が検出した前記第3の領域に対応した前記第3の観察領域または前記第4のスペクトル検出器が検出した前記第4の領域に対応した前記第4の観察領域の少なくともいずれか一つの観察領域と、前記重複した観察領域と、の少なくとも一部が重複したときに、該重複した観察領域の光のスペクトルを前記第3のスペクトル検出器が検出したときの前記第3のスペクトル情報、または該重複した観察領域の光のスペクトルを前記第4のスペクトル検出器が検出したときの前記第4のスペクトル情報の少なくともいずれか一つのスペクトル情報と、該重複した観察領域の光のスペクトルを前記第1のスペクトル検出器が検出したときの前記第1のスペクトル情報と、該重複した観察領域の光のスペクトルを前記第2のスペクトル検出器が検出したときの前記第2のスペクトル情報とに基づいて、前記撮像素子が取得した前記サンプルの画像を補正する、ことを特徴とする。
また、本発明の前記スペクトル検出部は、前記焦点面における光のスペクトルを検出する複数のスペクトル検出器を具備し、前記複数のスペクトル検出器のそれぞれは、前記焦点面において異なる領域の光のスペクトルを検出して、検出した光のスペクトルに応じたスペクトル情報を出力し、前記補正部は、前記スペクトル検出部のそれぞれのスペクトル検出器から出力されたそれぞれの前記スペクトル情報に基づいて、前記撮像素子が取得した前記サンプルの画像を補正する、ことを特徴とする。
また、本発明の前記補正部は、前記重複した領域において、複数のスペクトル検出器が検出した複数の前記スペクトル情報を加算処理する加算部、を具備し、前記加算部が加算処理したスペクトル情報に基づいて、前記撮像素子が取得した前記サンプルの画像を補正する、ことを特徴とする。
本発明によれば、スペクトル検出器からSN比が高いスペクトル信号を得ることができるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態における撮像システムの概略構成を示した図である。 本第1の実施形態の撮像システムの焦点面における撮像素子とスペクトル検出器との位置関係の一例を模式的に示した図である。 本第1の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第1の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第1の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第1の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第1の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本発明の第2の実施形態における撮像システムの概略構成を示した図である。 本第2の実施形態の撮像システムの焦点面における撮像素子とスペクトル検出器との位置関係の一例を模式的に示した図である。 本第2の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第2の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第2の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第2の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第2の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第2の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本発明の第3の実施形態における撮像システムの概略構成を示した図である。 本第3の実施形態の撮像システムの焦点面における撮像素子とスペクトル検出器との位置関係の一例を模式的に示した図である。 本第3の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第3の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第3の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第3の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第3の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第3の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第3の実施形態の撮像システムにおいて、撮像素子が撮影する領域とスペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。 本第4の実施形態の撮像システムの焦点面における撮像素子とスペクトル検出器との位置関係の一例を模式的に示した図である。 本第5の実施形態の撮像システムの焦点面における撮像素子とスペクトル検出器との位置関係の一例を模式的に示した図である。 本発明の第5の実施形態における撮像システムの概略構成を示した図である。 従来の撮像システムの概略構成を示した図である。 従来の撮影画像の色再現性を向上させる技術を模式的に示した図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本第1の実施形態における撮像システムの概略構成を示した図である。図1に示した撮像システム1は、ステージ102と、透過光源103と、コンデンサレンズ104と、結像光学系105と、撮像素子106と、スペクトル検出器107と、駆動装置108と、補正部109と、を備えている。なお、図1に示したサンプル101は、本第1の実施形態の撮像システム1における観察対象のサンプルであり、撮像システム1に備える構成要素ではない。
撮像システム1は、観察対象のサンプル101を複数に分割して撮影し、撮影したそれぞれの分割画像(デジタル画像)を貼り合わせてサンプル全体の1枚のデジタル画像(バーチャルスライド)を生成する。また、撮像システム1は、バーチャルスライド内の複数箇所のスペクトルを検出し、検出したスペクトルに応じたスペクトル信号に含まれるスペクトル情報に基づいて、バーチャルスライドの色再現性を補正し、補正したバーチャルスライドを撮像システム1におけるバーチャルスライドとして出力する。
撮像システム1において、サンプル101は、駆動装置108によって、X軸方向およびX軸方向に直交するY軸方向に駆動されるステージ102に設置されている。駆動装置108によるステージ102の駆動によって、撮像素子106およびスペクトル検出器107が検出するサンプル101の領域、すなわち、分割して撮影する範囲を制御する。なお、図1に示したZ軸は、ステージ102が移動するX軸方向とY軸方向とによって成される面に対して直交する方向(鉛直方向)である。
また、サンプル101には、コンデンサレンズ104を通して集光された透過光源103からの照明光が照射される。サンプル101を透過した光は、複数のレンズで構成された倍率がP倍である結像光学系105を通して、撮像素子106およびスペクトル検出器107を含む焦点面に結像される。なお、焦点面における撮像素子106とスペクトル検出器107との位置関係に関しては、後述する。
撮像素子106は、光を検出する複数の画素がx軸方向とy軸方向とに配置された構成である画素アレイを備え、焦点面に結像された所定の領域のサンプル101の透過光に応じた撮影画像を取得(撮影)する。スペクトル検出器107は、焦点面における所定の領域のサンプル101の透過光に応じたスペクトルを検出し、検出したスペクトルに応じたスペクトル信号を出力する。撮像素子106が撮影した撮影画像、およびスペクトル検出器107から出力されたスペクトル信号は、補正部109に出力される。補正部109は、スペクトル検出器107から入力されたスペクトル信号に含まれるスペクトル情報に基づいて、撮像素子106から入力された撮影画像の補正処理を行い、撮像システム1におけるバーチャルスライドとして出力する。
なお、補正部109は、撮像素子106およびスペクトル検出器107から離れた場所に設置され、撮像素子106およびスペクトル検出器107は、撮影した撮影画像および検出したスペクトルに応じたスペクトル信号を、補正部109に送信し、補正部109は、受信したスペクトル信号に含まれるスペクトル情報に基づいて、撮影画像の補正処理を行うこともできる。
次に、本第1の実施形態の撮像システム1における撮像素子106とスペクトル検出器107との位置関係について説明する。図2は、本第1の実施形態の撮像システム1の焦点面における撮像素子106とスペクトル検出器107との位置関係の一例を模式的に示した図である。図2では、撮像システム1の結像光学系105によって結像される焦点面201と、撮像素子106の位置とスペクトル検出器107の位置とを表している。また、同時に、焦点面201内において撮像素子106が撮影画像を撮影する領域と、スペクトル検出器107がスペクトルを検出する領域とを示している。図2に示したように、撮像システム1においては、撮像素子106とスペクトル検出器107とが隣接するように配置する。
次に、本第1の実施形態の撮像システム1における動作について説明する。図3A〜図3Eは、本第1の実施形態の撮像システム1において、撮像素子106が撮影する領域とスペクトル検出器107が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。図3A〜図3Eは、ステージ102上に配置されたサンプル101と、撮像素子106がサンプル101を撮影する領域と、スペクトル検出器107がスペクトルを検出する領域とを同時に示している。
撮像システム1では、サンプル101を複数に分割して撮影するため、駆動装置108が、ステージ102をX軸方向およびY軸方向に駆動させる。そして、ステージ102が所定の量(距離)移動する毎に、撮像素子106が焦点面201内のサンプル101の透過光の一部の領域の撮影画像を撮影し、スペクトル検出器107が焦点面201内のサンプル101の透過光の一部の領域のスペクトルを検出する。
駆動装置108は、補正部109が、撮像素子106が撮影したそれぞれの撮影画像を合成することによってサンプル101の全体の撮影画像を生成することができるように、ステージ102の移動量を制御する。すなわち、駆動装置108は、ステージ102のX軸方向およびY軸方向の移動距離を制御し、撮像素子106が撮影するサンプル101のそれぞれの撮影領域が、互いに重なり合うか、もしくは隣り合うように調整する。
以下の説明においては、撮影領域が互いに重なり合うように調整する場合の動作例を説明する。なお、撮像素子106が撮影するサンプル101の撮影領域、スペクトル検出器107が検出するサンプル101の検出領域、および撮影または検出によって得られる画像やスペクトル信号などを、動作を行う構成要素の符号と、位置を示すXY座標とによって表すこととする。例えば、撮像素子106が撮影するサンプル101の撮影領域を「撮影領域(101,X,Y)」と表し、スペクトル検出器107がスペクトルを検出する検出領域を「検出領域(107,X,Y)」と表す。また、撮像素子106による撮影領域(101,X,Y)の撮影動作、およびスペクトル検出器107による検出領域(107,X,Y)の検出動作を、「第(X,Y)ショット」と表す。
そして、第(X,Y)ショットによって撮像素子106が撮影領域(101,X,Y)を撮影して得られた撮影画像を「撮影画像I(106,X,Y)」と表し、スペクトル検出器107が検出領域(107,X,Y)を検出して得られたスペクトル信号を「スペクトル信号S(107,X,Y)」と表す。なお、XはX軸方向の位置を表す整数、YはY軸方向の位置を表す整数とする。
より具体的に、撮像システム1の動作について以下に説明する。撮像システム1によるサンプル101の観察が開始されると、最初に、図3Aに示したように、第(1,1)ショットにおいて、撮像素子106が撮影領域(101,1,1)を撮影し、撮影画像I(106,1,1)を取得する。また、スペクトル検出器107が検出領域(107,1,1)のスペクトル検出を行い、スペクトル信号S(107,1,1)を取得する。なお、この第(1,1)ショットを行うステージ102の位置を「ステージの初期位置」とする。
続いて、駆動装置108は、ステージの初期位置から、ステージ102を矢印X2の方向、すなわち、撮影領域を矢印X1の方向に移動させる。このとき、駆動装置108は、図3Bに示したように、撮影領域が所定の量(領域)だけ重なり合う位置となるような距離だけ、ステージ102を移動させる。そして、第(2,1)ショットを行い、撮像素子106が撮影領域(101,2,1)を撮影して撮影画像I(106,2,1)を取得し、スペクトル検出器107が検出領域(107,2,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(107,2,1)を取得する。ここで、図3Bに示した領域210が、撮像素子106によって撮影される撮影画像I(106,1,1)と撮影画像I(106,2,1)とが重複している領域である。
同様に、駆動装置108は、ステージ102を矢印X2の方向、すなわち、撮影領域を矢印X1の方向に順次移動させる。そして、図3Cに示したように、第(3,1)ショット、・・・、第(n−1,1)ショット、第(n,1)ショットと順次行い、撮像素子106が撮影領域(101,3,1)、・・・、撮影領域(101,n−1,1)、撮影領域(101,n,1)を撮影し、スペクトル検出器107が検出領域(107,3,1)、・・・、検出領域(107,n−1,1)、検出領域(107,n,1)のスペクトル検出を行う(nは整数)。
続いて、第(n,1)ショットが行われた後、駆動装置108は、第(n,1)ショットを行ったステージ102の位置から、ステージ102を矢印Y1の方向、すなわち、撮影領域を矢印Y2の方向に移動させる。このとき、駆動装置108は、図3Dに示したように、撮影領域が所定の量(領域)だけ重なり合う位置となるような距離だけ、ステージ102を移動させる。そして、第(n,2)ショットを行い、撮像素子106が撮影領域(101,n,2)を撮影して撮影画像I(106,n,2)を取得し、スペクトル検出器107が検出領域(107,n,2)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(107,n,2)を取得する。ここで、図3Dに示した領域220が、撮像素子106によって撮影される撮影画像I(106,n,1)と撮影画像I(106,n,2)とが重複している領域である。
続いて、第(n,2)ショットが行われた後、駆動装置108は、ステージ102を矢印X1の方向、すなわち、撮影領域を矢印X2の方向に順次移動させる。そして、図3Eに示したように、撮影領域と検出領域とを順次移動させながら、それぞれのステージ102の位置で、撮像素子106による撮影領域の撮影動作と、スペクトル検出器107による検出領域の検出動作とを順次行い、それぞれのステージ102の位置における撮影画像Iとスペクトル信号Sとを取得する。
最後に、駆動装置108が、第(n,m)ショットを行うステージ102の位置まで移動させ、撮像素子106が撮影領域(101,n,m)を撮影して撮影画像I(106,n,m)を取得し、スペクトル検出器107が検出領域(107,n,m)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(107,n,m)を取得すると、撮像システム1によるサンプル101の観察を終了する(mは整数)。
上記に述べたように、撮像システム1では、サンプル101を複数に分割して撮影(図3においては、第(1,1)ショット〜第(n,m)ショット)する。その後、補正部109は、撮像素子106が撮影した撮影画像I(106,1,1)〜撮影画像I(106,n,m)の合成を行い、サンプル101の全体の画像を生成する。そして、補正部109は、スペクトル信号S(107,1,1)〜スペクトル信号S(107,n,m)の内、スペクトル検出器107の検出領域がサンプル101内の領域である検出領域のスペクトル信号Sに含まれるスペクトル情報に基づいて、生成したサンプル101の全体の画像の補正処理を行い、撮像システム1がサンプル101を観察したバーチャルスライドとして出力する。なお、補正部109が補正処理に用いるスペクトル信号Sは、サンプル101を検出したときの全てのスペクトル信号Sではなく、所定の数のスペクトル信号Sや、所定の位置の検出によって得られたスペクトル信号Sを用いて補正処理を行うこともできる。
上記に述べたように、本第1の実施形態の撮像システム1では、同一の焦点面201内に、撮像素子106とスペクトル検出器107とを隣接するように配置することによって、結像光学系105を通したサンプル101の透過光の全てが、撮像素子106とスペクトル検出器107とに照射される。すなわち、撮像システム1においては、サンプル101の透過光が、図13に示した従来の撮像システム10のように、光路分割装置1206によって分光されることなく、全て撮像素子106とスペクトル検出器107とに入射される。これにより、撮像素子106とスペクトル検出器107とが検出するサンプル101の透過光の光量が増加する。そして、スペクトル検出器107から出力されるスペクトル信号Sの信号出力が高くなり、スペクトル信号SのSN比も高くなる。
また、本第1の実施形態の撮像システム1では、複数のスペクトル信号Sに含まれるスペクトル情報に基づいて、撮像素子106が撮影したサンプル101の全体画像の補正を行うことができる。これにより、色再現性を向上したサンプル101の全体画像を取得することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の撮像システムの第2の実施形態について説明する。図4は、本第2の実施形態における撮像システムの概略構成を示した図である。図4に示した撮像システム2は、ステージ102と、透過光源103と、コンデンサレンズ104と、結像光学系105と、撮像素子106と、スペクトル検出器301と、スペクトル検出器302と、駆動装置108と、スペクトル信号処理部310と、補正部311と、を備えている。なお、図4に示したサンプル101は、本第2の実施形態の撮像システム2における観察対象のサンプルであり、撮像システム2に備える構成要素ではない。
本第2の実施形態の撮像システム2は、図1に示した撮像システム1に対して、スペクトル検出器107の代わりにスペクトル検出器301およびスペクトル検出器302を備え、スペクトル信号処理部310を新たに備え、補正部109の代わりに補正部311を備えた構成である。その他の構成要素における動作は、図1に示した撮像システム1の構成要素の動作とほぼ同様である。従って、撮像システム2においては、図1に示した撮像システム1の構成要素の動作と同様の動作を行う構成要素には、同一の符号を付与し、動作の違いのみを説明する。
撮像システム2は、図1に示した撮像システム1と同様に、観察対象のサンプル101を複数に分割して撮影し、撮影したそれぞれの分割画像(デジタル画像)を貼り合わせて、さらに、色再現性を補正したサンプル全体の1枚のデジタル画像(バーチャルスライド)を生成する。
ただし、撮像システム2においては、バーチャルスライド内の複数箇所のスペクトルを、撮像素子106と同一の焦点面内の2個のスペクトル検出器(スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302)によって検出する。そして、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302のそれぞれから出力されたスペクトル信号を加算し、加算した後のスペクトル信号に含まれるスペクトル情報に基づいて、バーチャルスライドの色再現性を補正する。なお、焦点面における撮像素子106とスペクトル検出器301およびスペクトル検出器302との位置関係に関しては、後述する。また、スペクトル信号を加算するために必要なステージ102の移動、すなわち、駆動装置108によるステージ102の駆動に関しても、後述する。
スペクトル検出器301とスペクトル検出器302とのそれぞれは、焦点面における所定の領域のサンプル101の透過光のスペクトルを検出する。スペクトル検出器301とスペクトル検出器302とによって得られたスペクトル信号は、それぞれスペクトル信号処理部310に出力される。スペクトル信号処理部310は、スペクトル検出器301から入力されたスペクトル信号と、スペクトル検出器302から入力されたスペクトル信号とを加算処理する。撮像素子106が撮影した撮影画像、およびスペクトル信号処理部310が加算処理したスペクトル信号(以下、「加算スペクトル信号SP」という)は、補正部311に出力される。補正部311は、スペクトル信号処理部310から入力された加算スペクトル信号SPに含まれるスペクトル情報に基づいて、撮像素子106から入力された撮影画像の補正処理を行い、撮像システム2におけるバーチャルスライドとして出力する。
なお、スペクトル信号処理部310は、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302から離れた場所に設置され、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302は、取得したそれぞれのスペクトル信号を、スペクトル信号処理部310に送信し、スペクトル信号処理部310は、受信したそれぞれのスペクトル信号の加算処理を行うこともできる。また、補正部311は、図1に示した補正部109と同様に、撮像素子106およびスペクトル信号処理部310から離れた場所に設置され、撮像素子106およびスペクトル信号処理部310は、撮影した撮影画像および加算スペクトル信号SPを、補正部311に送信し、補正部311は、受信した加算スペクトル信号SPに含まれるスペクトル情報に基づいて、撮影画像の補正処理を行うこともできる。
次に、本第2の実施形態の撮像システム2における撮像素子106と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302との位置関係について説明する。図5は、本第2の実施形態の撮像システム2の焦点面における撮像素子106とスペクトル検出器301およびスペクトル検出器302との位置関係の一例を模式的に示した図である。図5では、撮像システム2の結像光学系105によって結像される焦点面401と、撮像素子106の位置と、スペクトル検出器301の位置と、スペクトル検出器302の位置とを表している。また、同時に、焦点面401内において撮像素子106が撮影画像を撮影する領域と、スペクトル検出器301がスペクトルを検出する領域と、スペクトル検出器302がスペクトルを検出する領域とを示している。
なお、図5に示したx軸は、焦点面401において、ステージ102が移動するX軸方向と平行であり、かつ撮像素子106の中心を通る軸である。また、図5に示したy軸は、焦点面401において、ステージ102が移動するY軸方向と平行であり、かつ撮像素子106の中心を通る軸である。すなわち、図5に示したx軸とy軸とは、直交している軸であり、x軸およびy軸が直交する点は、撮像素子106の中心である。
図5に示したように、撮像システム2においては、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302を、撮像素子106にそれぞれ隣接するように配置する。より詳細には、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302は、x軸に平行であり、かつ、y軸に対して対称である位置に配置する。そして、スペクトル検出器301またはスペクトル検出器302を配置する位置は、下式(1)に示す関係を満足する位置である。
(b/2)<a<b ・・・・・(1)
上式(1)において、aはy軸からスペクトル検出器301またはスペクトル検出器302までの距離、bは撮像素子106のx軸方向における1辺の長さを示す。
次に、本第2の実施形態の撮像システム2における動作について説明する。図6A〜図6Fは、本第2の実施形態の撮像システム2において、撮像素子106が撮影する領域と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。図6A〜図6Fは、ステージ102上に配置されたサンプル101と、撮像素子106がサンプル101を撮影する領域と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302がスペクトルを検出する領域とを同時に示している。
撮像システム2では、サンプル101を複数に分割して撮影するため、駆動装置108が、ステージ102をX軸方向およびY軸方向に駆動させる。そして、ステージ102が所定の量(距離)移動する毎に、撮像素子106が焦点面401内のサンプル101の透過光の一部の領域の撮影画像を撮影する。また、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302は、それぞれ、焦点面401内のサンプル101の透過光の一部の領域のスペクトルを検出する。
駆動装置108は、補正部311が、撮像素子106が撮影したそれぞれの撮影画像を合成することによってサンプル101の全体の撮影画像を生成することができるように、ステージ102の移動量を制御する。また、駆動装置108は、スペクトル信号処理部310が、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302からそれぞれ入力されたスペクトル信号を加算処理することによって加算スペクトル信号SPを生成することができるように、ステージ102の移動量を制御する。すなわち、駆動装置108は、ステージ102のX軸方向およびY軸方向の移動距離を制御し、撮像素子106が撮影するサンプル101のそれぞれの撮影領域が、互いに重なり合うか、もしくは隣り合い、かつ、スペクトル検出器301が検出するサンプル101の検出領域と、スペクトル検出器302が検出するサンプル101の検出領域とが、一致するように調整する。
より具体的には、撮像システム2においては、撮像素子106と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302とが、図5に示したように配置され、その位置の関係が上式(1)であるため、駆動装置108は、ステージ102を移動させるX軸方向の移動距離の間隔を、焦点面401上における距離aとする。ただし、撮像システム2においては、結像光学系105におけるサンプル101の拡大倍率がP倍であるため、焦点面401上における距離aは、P倍に拡大された後の距離である。従って、撮像システム2において、駆動装置108が実際に移動させるステージ102のX軸方向の距離は、a/Pの距離となる。そして、駆動装置108は、a/Pの距離を、ステージ102をX軸方向に移動させる際の移動間隔とする。
以下の説明においては、図3に示した撮像システム1の動作例と同様に、撮影領域が互いに重なり合うように調整する場合の動作例を説明する。なお、図3における説明と同様に、撮像素子106が撮影するサンプル101の撮影領域、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302が検出するサンプル101の検出領域、および撮影または検出によって得られる画像やスペクトル信号などを、動作を行う構成要素の符号と、位置を示すXY座標とによって表すこととする。
例えば、撮像素子106が撮影するサンプル101の撮影領域を「撮影領域(101,X,Y)」と表す。また、スペクトル検出器301がスペクトルを検出する検出領域を「検出領域(301,X,Y)」と表し、スペクトル検出器302がスペクトルを検出する検出領域を「検出領域(302,X,Y)」と表す。また、撮像素子106による撮影領域(101,X,Y)の撮影動作、スペクトル検出器301による検出領域(301,X,Y)の検出動作、およびスペクトル検出器302による検出領域(302,X,Y)の検出動作を、「第(X,Y)ショット」と表す。
そして、第(X,Y)ショットによって撮像素子106が撮影領域(101,X,Y)を撮影して得られた撮影画像を「撮影画像I(106,X,Y)」と表し、スペクトル検出器301が検出領域(301,X,Y)を検出して得られたスペクトル信号を「スペクトル信号S(301,X,Y)」と表し、スペクトル検出器302が検出領域(302,X,Y)を検出して得られたスペクトル信号を「スペクトル信号S(302,X,Y)」と表す。なお、XはX軸方向の位置を表す整数、YはY軸方向の位置を表す整数とする。
より具体的に、撮像システム2の動作について以下に説明する。撮像システム2によるサンプル101の観察が開始されると、最初に、図6Aに示したように、第(1,1)ショットにおいて、撮像素子106が撮影領域(101,1,1)を撮影し、撮影画像I(106,1,1)を取得する。また、スペクトル検出器301が検出領域(301,1,1)のスペクトル検出を行ってスペクトル信号S(301,1,1)を取得し、スペクトル検出器302が検出領域(302,1,1)のスペクトル検出を行ってスペクトル信号S(302,1,1)を取得する。なお、この第(1,1)ショットを行うステージ102の位置を「ステージの初期位置」とする。
続いて、駆動装置108は、ステージの初期位置から、ステージ102を矢印X2の方向、すなわち、撮影領域を矢印X1の方向に移動させる。このとき、駆動装置108は、図6Bに示したように、a/Pの距離だけ、ステージ102を移動させる。これにより、撮像素子106の撮影領域と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302の検出領域とが、相対的に矢印X1の方向にa/Pの距離だけ移動する。そして、第(2,1)ショットを行い、撮像素子106が撮影領域(101,2,1)を撮影して撮影画像I(106,2,1)を取得する。また、スペクトル検出器301が検出領域(301,2,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(301,2,1)を取得し、スペクトル検出器302が検出領域(302,2,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(302,2,1)を取得する。
ここで、図6Bに示した領域501が、撮像素子106によって撮影される撮影画像I(106,1,1)と撮影画像I(106,2,1)とが重複している領域である。この撮影画像Iが重複する領域のX軸方向の距離は、長さbと距離aとの差および倍率Pによって決まる距離である。
続いて、駆動装置108は、第(2,1)ショットを行ったステージ102の位置からさらに、ステージ102を矢印X2の方向、すなわち、撮影領域を矢印X1の方向にa/Pの距離だけ移動させる。これにより、図6Cに示したように、撮像素子106の撮影領域と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302の検出領域とが、相対的に矢印X1の方向に、さらに、a/Pの距離だけ移動する。そして、第(3,1)ショットを行い、撮像素子106が撮影領域(101,3,1)を撮影して撮影画像I(106,3,1)を取得する。また、スペクトル検出器301が検出領域(301,3,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(301,3,1)を取得し、スペクトル検出器302が検出領域(302,3,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(302,3,1)を取得する。
このとき、図6Cにおいて黒塗りの丸で示した領域502は、第(1,1)ショットにおいてスペクトル検出器301がスペクトル検出を行った検出領域(301,1,1)と、第(3,1)ショットにおいてスペクトル検出器302がスペクトル検出を行った検出領域(302,3,1)とが重複した領域となる。
同様に、駆動装置108は、ステージ102を矢印X2の方向、すなわち、撮影領域を矢印X1の方向にa/Pの距離ずつ順次移動させる。そして、図6Dに示したように、第(3,1)ショットに引き続き、・・・、第(n−1,1)ショット、第(n,1)ショットと順次行い、撮像素子106は、撮影領域(101,3,1)の撮影に続いて、・・・、撮影領域(101,n−1,1)、撮影領域(101,n,1)を撮影する。また、スペクトル検出器301は、検出領域(301,3,1)の検出に続いて、・・・、検出領域(301,n−1,1)、検出領域(301,n,1)のスペクトル検出を行い、スペクトル検出器302は、検出領域(302,3,1)の検出に続いて、・・・、検出領域(302,n−1,1)、検出領域(302,n,1)のスペクトル検出を行う(nは整数)。
なお、図6Dにおいても、スペクトル検出器301がスペクトル検出を行った検出領域と、スペクトル検出器302がスペクトル検出を行った検出領域とが重複した領域を、黒塗りの丸で示している。より具体的には、図6Dにおける領域502に加えて、検出領域(301,2,1)と検出領域(302,4,1)、検出領域(301,3,1)と検出領域(302,5,1)、・・・、検出領域(301,n−3,1)と検出領域(302,n−1,1)、検出領域(301,n−2,1)と検出領域(302,n,1)が重複している領域である。
続いて、第(n,1)ショットが行われた後、駆動装置108は、第(n,1)ショットを行ったステージ102の位置から、ステージ102を矢印Y1の方向、すなわち、撮影領域を矢印Y2の方向に移動させる。このとき、駆動装置108は、図6Eに示したように、撮影領域が所定の量(領域)だけ重なり合う位置となるような距離だけ、ステージ102を移動させる。これにより、撮像素子106の撮影領域と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302の検出領域とが、相対的に矢印Y2の方向に移動する。そして、第(n,2)ショットを行い、撮像素子106が撮影領域(101,n,2)を撮影して撮影画像I(106,n,2)を取得する。また、スペクトル検出器301が検出領域(301,n,2)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(301,n,2)を取得し、スペクトル検出器302が検出領域(302,n,2)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(302,n,2)を取得する。
ここで、図6Eに示した領域503が、撮像素子106によって撮影される撮影画像I(106,n,1)と撮影画像I(106,n,2)とが重複している領域である。
続いて、第(n,2)ショットが行われた後、駆動装置108は、ステージ102を矢印X1の方向、すなわち、撮影領域を矢印X2の方向にa/Pの距離ずつ順次移動させる。これにより、撮像素子106の撮影領域と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302の検出領域とが、相対的に矢印X2の方向に、a/Pの距離ずつ順次移動する。
そして、第(n,2)ショットに引き続き、第(n−1,2)ショット、第(n−2,2)ショット、・・・、第(1,2)ショットと順次行い、撮像素子106は、撮影領域(101,n,2)の撮影に続いて、撮影領域(101,n−1,2)、撮影領域(101,n−2,2)、・・・、撮影領域(101,1,2)を撮影する。また、スペクトル検出器301は、検出領域(301,n,2)の検出に続いて、検出領域(301,n−1,2)、検出領域(301,n−2,2)、・・・、検出領域(301,1,2)のスペクトル検出を行い、スペクトル検出器302は、検出領域(302,n,2)の検出に続いて、検出領域(302,n−1,2)、検出領域(302,n−2,2)、・・・、検出領域(302,1,2)のスペクトル検出を行う(nは整数)。
そして、図6Fに示したように、撮影領域と検出領域とを順次移動させながら、それぞれのステージ102の位置で、撮像素子106による撮影領域の撮影動作と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302による検出領域の検出動作とを順次行い、それぞれのステージ102の位置における撮影画像Iとスペクトル信号Sとを取得する。
最後に、駆動装置108が、第(n,m)ショットを行うステージ102の位置まで移動させ、撮像素子106が撮影領域(101,n,m)を撮影して撮影画像I(106,n,m)を取得する。また、スペクトル検出器301が検出領域(301,n,m)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(301,n,m)を取得し、スペクトル検出器302が検出領域(302,n,m)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(302,n,m)を取得すると、撮像システム2によるサンプル101の観察を終了する(mは整数)。
上記に述べたように、撮像システム2では、サンプル101を複数に分割して撮影(図6においては、第(1,1)ショット〜第(n,m)ショット)する。その後、スペクトル信号処理部310は、スペクトル信号S(301,1,1)〜スペクトル信号S(301,n,m)と、スペクトル信号S(302,1,1)〜スペクトル信号S(302,n,m)の内、スペクトル検出器301の検出領域と、スペクトル検出器302の検出領域とが重複している領域から得られたスペクトル信号Sを、それぞれの検出領域毎に加算処理する。
例えば、図6で説明した撮像システム2の動作例においては、スペクトル信号S(301,1,1)とスペクトル信号S(302,3,1)、スペクトル信号S(301,2,1)とスペクトル信号S(302,4,1)、・・・、スペクトル信号S(301,j,j)とスペクトル信号S(302,j+2,j)、・・・、スペクトル信号S(301,n−2,m)と、スペクトル信号S(302,n,m)をそれぞれ加算処理して、加算スペクトル信号SPを生成する(jは整数)。そして、生成した検出領域毎の加算スペクトル信号SPを、補正部311に出力する。
その後、補正部311は、撮像素子106が撮影した撮影画像I(106,1,1)〜撮影画像I(106,n,m)の合成を行い、サンプル101の全体の画像を生成する。そして、補正部311は、スペクトル信号処理部310から入力された加算スペクトル信号SPに含まれるスペクトル情報に基づいて、生成したサンプル101の全体の画像の補正処理を行い、撮像システム2がサンプル101を観察したバーチャルスライドとして出力する。なお、補正部311が補正処理に用いる加算スペクトル信号SPは、スペクトル信号処理部310から入力された全ての加算スペクトル信号SPではなく、所定の数の加算スペクトル信号SPや、所定の位置の検出によって得られた加算スペクトル信号SPを用いて補正処理を行うこともできる。
上記に述べたように、本第2の実施形態の撮像システム2では、同一の焦点面201内に、撮像素子106と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302とを隣接するように配置することによって、図1に示した撮像システム1と同様に、結像光学系105を通したサンプル101の透過光の全てが、撮像素子106と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302とに照射される。これにより、撮像素子106と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302とが検出するサンプル101の透過光の光量が増加する。
さらに、本第2の実施形態の撮像システム2では、スペクトル信号処理部310によって、スペクトル検出器301の検出領域とスペクトル検出器302の検出領域とが重複している領域から得られたそれぞれのスペクトル信号Sを、加算処理する。これにより、スペクトル信号処理部310によって加算処理された加算スペクトル信号SPは、スペクトル検出器301またはスペクトル検出器302のいずれか1つのスペクトル検出器がスペクトル検出をして取得したスペクトル信号Sと比べて、信号量(S)が2倍、ノイズ量(N)が√2倍となる。従って、加算スペクトル信号SPのSN比は、√2倍に向上する。
そして、本第2の実施形態の撮像システム2では、補正部311が、SN比が向上した複数の加算スペクトル信号SPに含まれるスペクトル情報に基づいて、撮像素子106が撮影したサンプル101の全体画像の補正を行うことができる。これにより、色再現性を向上したサンプル101の全体画像を取得することができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の撮像システムの第3の実施形態について説明する。図7は、本第3の実施形態における撮像システムの概略構成を示した図である。図7に示した撮像システム3は、ステージ102と、透過光源103と、コンデンサレンズ104と、結像光学系105と、撮像素子106と、スペクトル検出器301と、スペクトル検出器302と、スペクトル検出器303と、スペクトル検出器304と、駆動装置108と、スペクトル信号処理部320と、補正部311と、を備えている。なお、図7に示したサンプル101は、本第3の実施形態の撮像システム3における観察対象のサンプルであり、撮像システム3に備える構成要素ではない。
本第3の実施形態の撮像システム3は、図4に示した撮像システム2に対して、スペクトル検出器303およびスペクトル検出器304を新たに備え、スペクトル信号処理部310の代わりにスペクトル信号処理部320を備えた構成である。その他の構成要素における動作は、図4に示した撮像システム2の構成要素の動作とほぼ同様である。従って、撮像システム3においては、図4に示した撮像システム2の構成要素の動作と同様の動作を行う構成要素には、同一の符号を付与し、動作の違いのみを説明する。
撮像システム3は、図4に示した撮像システム2と同様に、観察対象のサンプル101を複数に分割して撮影し、撮影したそれぞれの分割画像(デジタル画像)を貼り合わせて、さらに、色再現性を補正したサンプル全体の1枚のデジタル画像(バーチャルスライド)を生成する。
ただし、撮像システム3においては、バーチャルスライド内の複数箇所のスペクトルを、撮像素子106と同一の焦点面内の4個のスペクトル検出器(スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304)によって検出する。そして、それぞれのスペクトル検出器から出力されたスペクトル信号を加算し、加算した後のスペクトル信号に含まれるスペクトル情報に基づいて、バーチャルスライドの色再現性を補正する。なお、焦点面における撮像素子106と、各スペクトル検出器との位置関係に関しては、後述する。また、スペクトル信号を加算するために必要なステージ102の移動、すなわち、駆動装置108によるステージ102の駆動に関しても、後述する。
スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304のそれぞれは、焦点面における所定の領域のサンプル101の透過光のスペクトルを検出する。各スペクトル検出器によって得られたスペクトル信号は、それぞれスペクトル信号処理部320に出力される。スペクトル信号処理部320は、スペクトル検出器301から入力されたスペクトル信号と、スペクトル検出器302から入力されたスペクトル信号と、スペクトル検出器303から入力されたスペクトル信号と、スペクトル検出器304から入力されたスペクトル信号とを加算処理し、加算スペクトル信号SPを生成する。撮像素子106が撮影した撮影画像、およびスペクトル信号処理部320が加算処理した加算スペクトル信号SPは、補正部311に出力される。補正部311は、スペクトル信号処理部320から入力された加算スペクトル信号SPに含まれるスペクトル情報に基づいて、撮像素子106から入力された撮影画像の補正処理を行い、撮像システム3におけるバーチャルスライドとして出力する。
なお、スペクトル信号処理部320は、図4に示したスペクトル信号処理部310と同様に、各スペクトル検出器から離れた場所に設置され、各スペクトル検出器は、取得したそれぞれのスペクトル信号を、スペクトル信号処理部320に送信し、スペクトル信号処理部320は、受信したそれぞれのスペクトル信号の加算処理を行うこともできる。また、補正部311は、図4に示した補正部311と同様に、撮像素子106およびスペクトル信号処理部320から離れた場所に設置され、撮像素子106およびスペクトル信号処理部320は、撮影した撮影画像および加算スペクトル信号SPを、補正部311に送信し、補正部311は、受信した加算スペクトル信号SPに含まれるスペクトル情報に基づいて、撮影画像の補正処理を行うこともできる。
次に、本第3の実施形態の撮像システム3における撮像素子106と各スペクトル検出器との位置関係について説明する。図8は、本第3の実施形態の撮像システム3の焦点面における撮像素子106と各スペクトル検出器との位置関係の一例を模式的に示した図である。図8では、撮像システム3の結像光学系105によって結像される焦点面701と、撮像素子106の位置と、スペクトル検出器301の位置と、スペクトル検出器302の位置と、スペクトル検出器303の位置と、スペクトル検出器304の位置とを表している。また、同時に、焦点面701内において撮像素子106が撮影画像を撮影する領域と、スペクトル検出器301がスペクトルを検出する領域と、スペクトル検出器302がスペクトルを検出する領域と、スペクトル検出器303がスペクトルを検出する領域と、スペクトル検出器304がスペクトルを検出する領域とを示している。
なお、図8に示したx軸およびy軸は、図5に示した撮像システム2におけるx軸およびy軸と同様に、焦点面701において直交している軸であり、x軸およびy軸が直交する点は、撮像素子106の中心である。
図8に示したように、撮像システム3においては、各スペクトル検出器を、撮像素子106にそれぞれ隣接するように配置する。ここで、撮像素子106と、各スペクトル検出器との位置の関係について、より詳細に説明する。なお、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302を配置する位置は、図5に示した撮像システム2と同様であるため、詳細な説明は省略する。
スペクトル検出器303およびスペクトル検出器304は、y軸に平行であり、かつ、x軸に対して対称である位置に配置する。そして、スペクトル検出器303またはスペクトル検出器304を配置する位置は、下式(2)に示す関係を満足する位置である。
(d/2)<c<d ・・・・・(2)
上式(2)において、cはx軸からスペクトル検出器303またはスペクトル検出器304までの距離、dは撮像素子106のy軸方向における1辺の長さを示す。
次に、本第3の実施形態の撮像システム3における動作について説明する。図9A〜図9Gは、本第3の実施形態の撮像システム3において、撮像素子106が撮影する領域と各スペクトル検出器が検出する領域との関係の一例を模式的に示した図である。図9A〜図9Gは、ステージ102上に配置されたサンプル101と、撮像素子106がサンプル101を撮影する領域と、スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304がスペクトルを検出する領域とを同時に示している。
撮像システム3では、サンプル101を複数に分割して撮影するため、駆動装置108が、ステージ102をX軸方向およびY軸方向に駆動させる。そして、ステージ102が所定の量(距離)移動する毎に、撮像素子106が焦点面701内のサンプル101の透過光の一部の領域の撮影画像を撮影する。また、スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304は、それぞれ、焦点面701内のサンプル101の透過光の一部の領域のスペクトルを検出する。
駆動装置108は、補正部311が、撮像素子106が撮影したそれぞれの撮影画像を合成することによってサンプル101の全体の撮影画像を生成することができるように、ステージ102の移動量を制御する。また、駆動装置108は、スペクトル信号処理部320が、スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304からそれぞれ入力されたスペクトル信号を加算処理することによって加算スペクトル信号SPを生成することができるように、ステージ102の移動量を制御する。すなわち、駆動装置108は、ステージ102のX軸方向およびY軸方向の移動距離を制御し、撮像素子106が撮影するサンプル101のそれぞれの撮影領域が、互いに重なり合うか、もしくは隣り合い、かつ、スペクトル検出器301が検出するサンプル101の検出領域と、スペクトル検出器302が検出するサンプル101の検出領域と、スペクトル検出器303が検出するサンプル101の検出領域と、スペクトル検出器304が検出するサンプル101の検出領域とが、一致するように調整する。
より具体的には、撮像システム3においては、撮像素子106と、スペクトル検出器301およびスペクトル検出器302とが、図8に示したように配置され、その位置の関係が上式(1)であるため、駆動装置108は、ステージ102を移動させるX軸方向の移動距離の間隔を、焦点面701上における距離aとする。一方、撮像素子106と、スペクトル検出器303およびスペクトル検出器304とが、図8に示したように配置され、その位置の関係が上式(2)であるため、駆動装置108は、ステージ102を移動させるY軸方向の移動距離の間隔を、焦点面701上における距離cとする。
ただし、撮像システム3においては、結像光学系105におけるサンプル101の拡大倍率がP倍であるため、焦点面701上における距離aおよび距離cは、P倍に拡大された後の距離である。従って、撮像システム3において、駆動装置108が実際に移動させるステージ102のX軸方向の距離は、a/Pの距離となり、駆動装置108が実際に移動させるステージ102のY軸方向の距離は、c/Pの距離となる。そして、駆動装置108は、a/Pの距離を、ステージ102をX軸方向に移動させる際の移動間隔とし、c/Pの距離を、ステージ102をY軸方向に移動させる際の移動間隔とする。
以下の説明においては、図6に示した撮像システム2の動作例と同様に、撮影領域が互いに重なり合うように調整する場合の動作例を説明する。なお、図6における説明と同様に、撮像素子106が撮影するサンプル101の撮影領域、各スペクトル検出器が検出するサンプル101の検出領域、および撮影または検出によって得られる画像やスペクトル信号などを、動作を行う構成要素の符号と、位置を示すXY座標とによって表すこととする。
例えば、撮像素子106が撮影するサンプル101の撮影領域を「撮影領域(101,X,Y)」と表す。また、スペクトル検出器301がスペクトルを検出する検出領域を「検出領域(301,X,Y)」と表し、スペクトル検出器302がスペクトルを検出する検出領域を「検出領域(302,X,Y)」と表す。また、スペクトル検出器303がスペクトルを検出する検出領域を「検出領域(303,X,Y)」と表し、スペクトル検出器304がスペクトルを検出する検出領域を「検出領域(304,X,Y)」と表す。また、撮像素子106による撮影領域(101,X,Y)の撮影動作、スペクトル検出器301による検出領域(301,X,Y)の検出動作、スペクトル検出器302による検出領域(302,X,Y)の検出動作、スペクトル検出器303による検出領域(303,X,Y)の検出動作、およびスペクトル検出器304による検出領域(304,X,Y)の検出動作を、「第(X,Y)ショット」と表す。
そして、第(X,Y)ショットによって撮像素子106が撮影領域(101,X,Y)を撮影して得られた撮影画像を「撮影画像I(106,X,Y)」と表す。また、スペクトル検出器301が検出領域(301,X,Y)を検出して得られたスペクトル信号を「スペクトル信号S(301,X,Y)」と表し、スペクトル検出器302が検出領域(302,X,Y)を検出して得られたスペクトル信号を「スペクトル信号S(302,X,Y)」と表す。また、スペクトル検出器303が検出領域(303,X,Y)を検出して得られたスペクトル信号を「スペクトル信号S(303,X,Y)」と表し、スペクトル検出器304が検出領域(304,X,Y)を検出して得られたスペクトル信号を「スペクトル信号S(304,X,Y)」と表す。なお、XはX軸方向の位置を表す整数、YはY軸方向の位置を表す整数とする。
より具体的に、撮像システム3の動作について以下に説明する。撮像システム3によるサンプル101の観察が開始されると、最初に、図9Aに示したように、第(1,1)ショットにおいて、撮像素子106が撮影領域(101,1,1)を撮影し、撮影画像I(106,1,1)を取得する。また、スペクトル検出器301が検出領域(301,1,1)のスペクトル検出を行ってスペクトル信号S(301,1,1)を取得し、スペクトル検出器302が検出領域(302,1,1)のスペクトル検出を行ってスペクトル信号S(302,1,1)を取得する。また、スペクトル検出器303が検出領域(303,1,1)のスペクトル検出を行ってスペクトル信号S(303,1,1)を取得し、スペクトル検出器304が検出領域(304,1,1)のスペクトル検出を行ってスペクトル信号S(304,1,1)を取得する。なお、この第(1,1)ショットを行うステージ102の位置を「ステージの初期位置」とする。
続いて、駆動装置108は、ステージの初期位置から、ステージ102を矢印X2の方向、すなわち、撮影領域を矢印X1の方向に移動させる。このとき、駆動装置108は、図9Bに示したように、a/Pの距離だけ、ステージ102を移動させる。これにより、撮像素子106の撮影領域と、スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304の検出領域とが、相対的に矢印X1の方向にa/Pの距離だけ移動する。そして、第(2,1)ショットを行い、撮像素子106が撮影領域(101,2,1)を撮影して撮影画像I(106,2,1)を取得する。
また、スペクトル検出器301が検出領域(301,2,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(301,2,1)を取得し、スペクトル検出器302が検出領域(302,2,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(302,2,1)を取得する。また、スペクトル検出器303が検出領域(303,2,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(303,2,1)を取得し、スペクトル検出器304が検出領域(304,2,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(304,2,1)を取得する。
ここで、図9Bに示した領域501が、撮像素子106によって撮影される撮影画像I(106,1,1)と撮影画像I(106,2,1)とにおいて、X軸方向に重複している領域である。この撮影画像Iが重複する領域のX軸方向の距離は、長さbと距離aとの差および倍率Pによって決まる距離である。
続いて、駆動装置108は、第(2,1)ショットを行ったステージ102の位置からさらに、ステージ102を矢印X2の方向、すなわち、撮影領域を矢印X1の方向にa/Pの距離だけ移動させる。これにより、図9Cに示したように、撮像素子106の撮影領域と、スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304の検出領域とが、相対的に矢印X1の方向に、さらに、a/Pの距離だけ移動する。そして、第(3,1)ショットを行い、撮像素子106が撮影領域(101,3,1)を撮影して撮影画像I(106,3,1)を取得する。
また、スペクトル検出器301が検出領域(301,3,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(301,3,1)を取得し、スペクトル検出器302が検出領域(302,3,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(302,3,1)を取得する。また、スペクトル検出器303が検出領域(303,3,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(303,3,1)を取得し、スペクトル検出器304が検出領域(304,3,1)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(304,3,1)を取得する。
このとき、図9Cにおいて黒塗りの丸で示した領域801は、第(1,1)ショットにおいてスペクトル検出器301がスペクトル検出を行った検出領域(301,1,1)と、第(3,1)ショットにおいてスペクトル検出器302がスペクトル検出を行った検出領域(302,3,1)とが重複した領域となる。
同様に、駆動装置108は、ステージ102を矢印X2の方向、すなわち、撮影領域を矢印X1の方向にa/Pの距離ずつ順次移動させる。そして、図9Dに示したように、第(3,1)ショットに引き続き、・・・、第(n−1,1)ショット、第(n,1)ショットと順次行い、撮像素子106は、撮影領域(101,3,1)の撮影に続いて、・・・、撮影領域(101,n−1,1)、撮影領域(101,n,1)を撮影する。
また、スペクトル検出器301は、検出領域(301,3,1)の検出に続いて、・・・、検出領域(301,n−1,1)、検出領域(301,n,1)のスペクトル検出を行い、スペクトル検出器302は、検出領域(302,3,1)の検出に続いて、・・・、検出領域(302,n−1,1)、検出領域(302,n,1)のスペクトル検出を行う。また、スペクトル検出器303は、検出領域(303,3,1)の検出に続いて、・・・、検出領域(303,n−1,1)、検出領域(303,n,1)のスペクトル検出を行い、スペクトル検出器304は、検出領域(304,3,1)の検出に続いて、・・・、検出領域(304,n−1,1)、検出領域(304,n,1)のスペクトル検出を行う(nは整数)。
なお、図9Dにおいても、スペクトル検出器301がスペクトル検出を行った検出領域と、スペクトル検出器302がスペクトル検出を行った検出領域とが重複した領域を、黒塗りの丸で示している。より具体的には、図9Dにおける領域801に加えて、検出領域(301,2,1)と検出領域(302,4,1)、・・・、検出領域(301,n−2,1)と検出領域(302,n,1)が重複している領域である。
続いて、第(n,1)ショットが行われた後、駆動装置108は、第(n,1)ショットを行ったステージ102の位置から、ステージ102を矢印Y1の方向、すなわち、撮影領域を矢印Y2の方向に移動させる。このとき、駆動装置108は、図9Eに示したように、c/Pの距離だけ、ステージ102を移動させる。これにより、撮像素子106の撮影領域と、スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304の検出領域とが、相対的に矢印Y2の方向にc/Pの距離だけ移動する。そして、第(n,2)ショットを行い、撮像素子106が撮影領域(101,n,2)を撮影して撮影画像I(106,n,2)を取得する。
また、スペクトル検出器301が検出領域(301,n,2)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(301,n,2)を取得し、スペクトル検出器302が検出領域(302,n,2)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(302,n,2)を取得する。また、スペクトル検出器303が検出領域(303,n,2)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(303,n,2)を取得し、スペクトル検出器304が検出領域(304,n,2)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(304,n,2)を取得する。
ここで、図9Eに示した領域512が、撮像素子106によって撮影される撮影画像I(106,n,1)と撮影画像I(106,n,2)とにおいて、Y軸方向に重複している領域である。この撮影画像Iが重複する領域のY軸方向の距離は、長さdと距離cとの差および倍率Pによって決まる距離である。
なお、図9Eにおいては、x軸方向に配置されたスペクトル検出器301またはスペクトル検出器302がスペクトル検出を行った検出領域と、y軸方向に配置されたスペクトル検出器303またはスペクトル検出器304がスペクトル検出を行った検出領域とが重複した領域を、黒塗りの丸で示している。より具体的には、図9Eにおける検出領域(301,n−1,1)と検出領域(303,n,2)、および検出領域(304,n−1,1)と検出領域(302,n,2)が重複している領域である。
続いて、第(n,2)ショットが行われた後、駆動装置108は、ステージ102を矢印X1の方向、すなわち、撮影領域を矢印X2の方向にa/Pの距離ずつ順次移動させる。これにより、撮像素子106の撮影領域と、スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304の検出領域とが、相対的に矢印X2の方向に、a/Pの距離ずつ順次移動する。
そして、第(n,2)ショットに引き続き、第(n−1,2)ショット、第(n−2,2)ショット、・・・、第(1,2)ショットと順次行い、撮像素子106は、撮影領域(101,n,2)の撮影に続いて、撮影領域(101,n−1,2)、撮影領域(101,n−2,2)、・・・、撮影領域(101,1,2)を撮影する。
また、スペクトル検出器301は、検出領域(301,n,2)の検出に続いて、検出領域(301,n−1,2)、検出領域(301,n−2,2)、・・・、検出領域(301,1,2)のスペクトル検出を行い、スペクトル検出器302は、検出領域(302,n,2)の検出に続いて、検出領域(302,n−1,2)、検出領域(302,n−2,2)、・・・、検出領域(302,1,2)のスペクトル検出を行う。また、スペクトル検出器303は、検出領域(303,n,2)の検出に続いて、検出領域(303,n−1,2)、検出領域(303,n−2,2)、・・・、検出領域(303,1,2)のスペクトル検出を行い、スペクトル検出器304は、検出領域(304,n,2)の検出に続いて、検出領域(304,n−1,2)、検出領域(304,n−2,2)、・・・、検出領域(304,1,2)のスペクトル検出を行う(nは整数)。
このように、駆動装置108が、撮像素子106の撮影領域と、スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304の検出領域とを順次移動させていくと、撮像システム3に備えた全てのスペクトル検出器の検出領域が重複する領域を得ることができる。図9Fにおいて黒塗りの丸で示した領域802は、第(2,3)ショットを行うステージ102の位置において、スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304の検出領域が重複する領域である。より具体的には、図9Fにおける領域802は、第(2,1)ショットにおけるスペクトル検出器304の検出領域(304,2,1)と、第(3,2)ショットにおけるスペクトル検出器302の検出領域(302,3,2)と、第(1,2)ショットにおけるスペクトル検出器301の検出領域(301,1,2)と、第(2,3)ショットにおけるスペクトル検出器303の検出領域(303,2,3)とが重複している領域である。
そして、図9Gに示したように、撮影領域と検出領域とを順次移動させながら、それぞれのステージ102の位置で、撮像素子106による撮影領域の撮影動作と、スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304による検出領域の検出動作とを順次行い、それぞれのステージ102の位置における撮影画像Iとスペクトル信号Sとを取得する。
最後に、駆動装置108が、第(n,m)ショットを行うステージ102の位置まで移動させ、撮像素子106が撮影領域(101,n,m)を撮影して撮影画像I(106,n,m)を取得する。また、スペクトル検出器301が検出領域(301,n,m)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(301,n,m)を取得し、スペクトル検出器302が検出領域(302,n,m)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(302,n,m)を取得する。また、スペクトル検出器303が検出領域(303,n,m)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(303,n,m)を取得し、スペクトル検出器304が検出領域(304,n,m)のスペクトル検出をしてスペクトル信号S(304,n,m)を取得する(mは整数)。これにより、撮像システム3によるサンプル101の観察を終了する。
上記に述べたように、撮像システム3では、サンプル101を複数に分割して撮影(図9においては、第(1,1)ショット〜第(n,m)ショット)する。そして、撮像システム3では、全てのスペクトル検出器の検出領域が重複している領域を得ることができる。例えば、図9で説明した撮像システム3の動作例においては、検出領域(304,2,1)と検出領域(301,1,2)と検出領域(302,3,2)と検出領域(303,2,3)、検出領域(304,3,1)と検出領域(301,2,2)と検出領域(302,4,2)と検出領域(303,3,3)、・・・、検出領域(304,n−1,m−2)と検出領域(301,n−2,m−1)と検出領域(302,n,m−1)と検出領域(303,n−1,m)とが、それぞれ、全てのスペクトル検出器の検出領域が重複している領域である。
その後、スペクトル信号処理部320は、スペクトル信号S(301,1,1)〜スペクトル信号S(301,n,m)と、スペクトル信号S(302,1,1)〜スペクトル信号S(302,n,m)と、スペクトル信号S(303,1,1)〜スペクトル信号S(303,n,m)と、スペクトル信号S(304,1,1)〜スペクトル信号S(304,n,m)の内、全てのスペクトル検出器の検出領域が重複している領域から得られたスペクトル信号Sを、それぞれの検出領域毎に加算処理する。
例えば、図9で説明した撮像システム3の動作例においては、スペクトル信号S(304,2,1)とスペクトル信号S(301,1,2)とスペクトル信号S(302,3,2)とスペクトル信号S(303,2,3)、スペクトル信号S(304,3,1)とスペクトル信号S(301,2,2)とスペクトル信号S(302,4,2)とスペクトル信号S(303,3,3)、・・・、スペクトル信号S(304,j,k)とスペクトル信号S(301,j−1,k+1)とスペクトル信号S(302,j+1,k+1)とスペクトル信号S(303,j,k+2)、・・・、スペクトル信号S(304,n−1,m−2)とスペクトル信号S(301,n−2,m−1)とスペクトル信号S(302,n,m−1)とスペクトル信号S(303,n−1,m)をそれぞれ加算処理して、加算スペクトル信号SPを生成する(j,kは整数)。そして、生成した検出領域毎の加算スペクトル信号SPを、補正部311に出力する。
その後、補正部311は、撮像素子106が撮影した撮影画像I(106,1,1)〜撮影画像I(106,n,m)の合成を行い、サンプル101の全体の画像を生成する。そして、補正部311は、スペクトル信号処理部320から入力された加算スペクトル信号SPに含まれるスペクトル情報に基づいて、生成したサンプル101の全体の画像の補正処理を行い、撮像システム1がサンプル101を観察したバーチャルスライドとして出力する。なお、補正部311が補正処理に用いる加算スペクトル信号SPは、スペクトル信号処理部320から入力された全ての加算スペクトル信号SPではなく、所定の数の加算スペクトル信号SPや、所定の位置の検出によって得られた加算スペクトル信号SPを用いて補正処理を行うこともできる。
上記に述べたように、本第3の実施形態の撮像システム3では、同一の焦点面701内に、撮像素子106と、スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、およびスペクトル検出器304とを隣接するように配置することによって、図1に示した撮像システム1および図4に示した撮像システム2と同様に、結像光学系105を通したサンプル101の透過光の全てが、撮像素子106と、各スペクトル検出器とに照射される。これにより、撮像素子106と、各スペクトル検出器とが検出するサンプル101の透過光の光量が増加する。
さらに、本第3の実施形態の撮像システム3では、スペクトル信号処理部320によって、スペクトル検出器301と、スペクトル検出器302と、スペクトル検出器303とスペクトル検出器304の検出領域が重複している領域から得られたそれぞれのスペクトル信号Sを、加算処理する。これにより、スペクトル信号処理部320によって加算処理された加算スペクトル信号SPは、スペクトル検出器301、スペクトル検出器302、スペクトル検出器303、またはスペクトル検出器304のいずれか1つのスペクトル検出器がスペクトル検出をして取得したスペクトル信号Sと比べて、信号量(S)が4倍、ノイズ量(N)が2倍となる。従って、加算スペクトル信号SPのSN比は、2倍に向上する。
そして、本第3の実施形態の撮像システム3では、補正部311が、SN比が向上した複数の加算スペクトル信号SPに含まれるスペクトル情報に基づいて、撮像素子106が撮影したサンプル101の全体画像の補正を行うことができる。これにより、色再現性を向上したサンプル101の全体画像を取得することができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の撮像システムの第4の実施形態について説明する。本第4の実施形態における撮像システムは、図1に示した撮像システム1に対して、スペクトル検出器を複数備えた構成である。そして、複数のスペクトル検出器から出力されたスペクトル信号に含まれるスペクトル情報に基づいて、バーチャルスライドの色再現性を補正し、補正したバーチャルスライドを、本第4の実施形態における撮像システムにおけるバーチャルスライドとして出力する。従って、図1に示した補正部109に複数のスペクトル検出器から出力されたそれぞれのスペクトル信号が入力される以外は、図1に示した撮像システム1と同様の構成、および同様の動作であるため、詳細な説明は省略する。なお、以下の説明においては、本第4の実施形態における撮像システムを撮像システム4という。
次に、本第4の実施形態の撮像システム4における撮像素子106と、複数のスペクトル検出器との位置関係の一例について説明する。図10は、本第4の実施形態の撮像システム4の焦点面における撮像素子と複数のスペクトル検出器との位置関係の一例を模式的に示した図である。図10では、撮像システム4に、2個のスペクトル検出器(スペクトル検出器491およびスペクトル検出器492)を備えた場合を示している。
図10に示したように、撮像システム4では、撮像システム4の結像光学系105によって結像される焦点面901内に、撮像素子106と、スペクトル検出器491およびスペクトル検出器492とが隣接するように配置する。なお、図10では、焦点面901と、撮像素子106の位置と、スペクトル検出器491の位置と、スペクトル検出器492の位置とを表している。また、同時に、焦点面901内において撮像素子106が撮影画像を撮影する領域と、スペクトル検出器491がスペクトルを検出する領域と、スペクトル検出器492がスペクトルを検出する領域とを示している。
上記に述べたように、本第4の実施形態の撮像システム4では、同一の焦点面901内に、撮像素子106と複数のスペクトル検出器(図10においては、2個のスペクトル検出器)とを隣接するように配置することによって、図1に示した撮像システム1と同様に、結像光学系105を通したサンプル101の透過光の全てが、撮像素子106と複数のスペクトル検出器とに照射される。これにより、撮像素子106と、それぞれのスペクトル検出器とが検出するサンプル101の透過光の光量が増加する。そして、それぞれのスペクトル検出器から出力されるスペクトル信号Sの信号出力が高くなり、スペクトル信号SのSN比も高くなる。
また、本第4の実施形態の撮像システム4では、同一の焦点面901内に複数のスペクトル検出器が配置されるため、サンプル101の異なる検出領域のスペクトルを検出して、より多くのスペクトル信号からスペクトル情報を得ることができる。そして、本第4の実施形態の撮像システム4では、複数の領域から得られたスペクトル信号に含まれるスペクトル情報に基づいて、撮像素子106が撮影したサンプル101の全体画像の補正を行うことができる。これにより、さらに、色再現性を向上したサンプル101の全体画像を取得することができる。
なお、本第4の実施形態の撮像システム4においては、図10の例において、2個のスペクトル検出器(スペクトル検出器491およびスペクトル検出器492)を備えた場合の例について説明したが、撮像システム4に備えるスペクトル検出器の個数および配置は、図10に示した例に限定されるものではない。例えば、さらにスペクトル検出器を追加して備えることもできる。
<第5の実施形態>
次に、本発明の撮像システムの第5の実施形態について説明する。本第5の実施形態における撮像システムは、図4に示した撮像システム2に対して、さらに複数のスペクトル検出器を備えた構成である。より詳細には、撮像システム2において、図5に示したx軸方向に配置されたスペクトル検出器301とスペクトル検出器302とを1つの組とした場合、本第5の実施形態における撮像システムは、x軸方向に配置されたスペクトル検出器の組を複数備えた構成である。そして、複数組のスペクトル検出器のそれぞれから出力されたスペクトル信号に含まれるスペクトル情報に基づいて、バーチャルスライドの色再現性を補正し、補正したバーチャルスライドを、本第5の実施形態における撮像システムにおけるバーチャルスライドとして出力する。なお、以下の説明においては、本第5の実施形態における撮像システムを撮像システム5という。
ここで、本第5の実施形態の撮像システム5における撮像素子106と、複数組のスペクトル検出器との位置関係の一例について説明する。図11は、本第5の実施形態の撮像システム5の焦点面における撮像素子と複数組のスペクトル検出器との位置関係の一例を模式的に示した図である。図11では、撮像システム5に、2組のスペクトル検出器(スペクトル検出器531とスペクトル検出器532との組、およびスペクトル検出器533とスペクトル検出器534との組)を備えた場合を示している。
図11に示したように、撮像システム5では、撮像システム5の結像光学系105によって結像される焦点面1001内に、撮像素子106と、2組のスペクトル検出器とが隣接するように配置されている。そして、図11では、焦点面1001と、撮像素子106の位置と、複数のスペクトル検出器の組の位置とを表している。また、同時に、焦点面1001内において撮像素子106が撮影画像を撮影する領域と、それぞれのスペクトル検出器がスペクトルを検出する領域とを示している。
なお、図11に示したスペクトル検出器531とスペクトル検出器533とを配置するx軸方向の位置は、図5に示した撮像システム2におけるスペクトル検出器301と同様であり、スペクトル検出器532とスペクトル検出器534とを配置するx軸方向の位置は、図5に示した撮像システム2におけるおよびスペクトル検出器302と同様であるため、詳細な説明は省略する。
次に、本第5の実施形態の撮像システム5の構成について説明する。図12は、本第5の実施形態における撮像システム5の概略構成を示した図である。図12に示した撮像システム5は、ステージ102と、透過光源103と、コンデンサレンズ104と、結像光学系105と、撮像素子106と、スペクトル検出器531と、スペクトル検出器532と、スペクトル検出器533と、スペクトル検出器534と、駆動装置108と、スペクトル信号処理部321と、補正部322と、を備えている。なお、図12に示したサンプル101は、本第5の実施形態の撮像システム5における観察対象のサンプルであり、撮像システム5に備える構成要素ではない。
上記に述べたように、本第5の実施形態の撮像システム5は、図4に示した撮像システム2に対して、2組のスペクトル検出器(スペクトル検出器531とスペクトル検出器532との組、およびスペクトル検出器533とスペクトル検出器534との組)を備えた構成である。また、この構成に伴って、図4に示した撮像システム2におけるスペクトル信号処理部310の代わりにスペクトル信号処理部321を備え、補正部311の代わりに補正部322を備えた構成となっている。その他の構成要素における動作は、図4に示した撮像システム2の構成要素の動作とほぼ同様である。従って、撮像システム5においては、図4に示した撮像システム2の構成要素の動作と同様の動作を行う構成要素には、同一の符号を付与し、動作の違いのみを説明する。
撮像システム5は、図4に示した撮像システム2と同様に、観察対象のサンプル101を複数に分割して撮影し、撮影したそれぞれの分割画像(デジタル画像)を貼り合わせて、さらに、色再現性を補正したサンプル全体の1枚のデジタル画像(バーチャルスライド)を生成する。
撮像システム5においては、バーチャルスライド内の複数箇所のスペクトルを、撮像素子106と同一の焦点面内の2組のスペクトル検出器(スペクトル検出器531とスペクトル検出器532との組、およびスペクトル検出器533とスペクトル検出器534との組)によって検出する。そして、各組のスペクトル検出器のそれぞれから出力されたスペクトル信号を加算し、加算した後のスペクトル信号に含まれるスペクトル情報に基づいて、バーチャルスライドの色再現性を補正する。
なお、スペクトル信号を加算するために必要なステージ102の移動、すなわち、駆動装置108によるステージ102の駆動に関しては、図4に示した撮像システム2と同様であるため、詳細な説明は省略する。
撮像システム5においては、撮像素子106による撮影領域の撮影動作と、スペクトル検出器531、スペクトル検出器532、スペクトル検出器533、およびスペクトル検出器534による検出領域の検出動作によって取得した、それぞれのステージ102の位置における撮影画像Iとスペクトル信号Sとに基づいて行われる、サンプル101の全体の画像の補正処理が、図4に示した撮像システム2と異なる。なお、補正部322によるサンプル101の全体の画像の生成に関しては、図4に示した撮像システム2と同様であるため、詳細な説明は省略する。
撮像システム5においては、1つの撮影領域内に、それぞれのスペクトル検出器の組に対応した2つの検出領域がある。これにより、複数のスペクトル検出器が重複してスペクトルを検出する領域が2つとなる。例えば、図4に示した撮像システム2においては、図6Cに示した領域502のように、スペクトル検出器301とスペクトル検出器302とが重複してスペクトル検出を行う領域は1つである。撮像システム5においては、例えば、図6Cに示した状態において、スペクトル検出器531とスペクトル検出器532とが重複してスペクトル検出を行う領域と、スペクトル検出器533とスペクトル検出器534とが重複してスペクトル検出を行う領域との、2つの重複した領域が存在することとなる。
より具体的には、例えば、図6Cに示した状態においては、第(1,1)ショットにおいてスペクトル検出器531がスペクトル検出を行った検出領域(531,1,1)と、第(3,1)ショットにおいてスペクトル検出器532がスペクトル検出を行った検出領域(532,3,1)とが重複した領域となる。また、第(1,1)ショットにおいてスペクトル検出器533がスペクトル検出を行った検出領域(533,1,1)と、第(3,1)ショットにおいてスペクトル検出器534がスペクトル検出を行った検出領域(534,3,1)とも重複した領域となる。
そして、撮像システム5においては、スペクトル信号処理部321が、それぞれのスペクトル検出器の組毎に、重複した検出領域のスペクトル検出によって得られたスペクトル信号を加算処理することによって、スペクトル検出器の組毎に加算スペクトル信号SPを生成する。より具体的には、スペクトル検出器531とスペクトル検出器532との組における重複領域から取得したスペクトル信号を加算処理することによって、加算スペクトル信号SP(以下、「加算スペクトル信号SP1」という)を生成する。また、スペクトル検出器533とスペクトル検出器534との組における重複領域から取得したスペクトル信号を加算処理することによって、別の加算スペクトル信号SP(以下、「加算スペクトル信号SP2」という)を生成する。
そして、補正部322は、スペクトル信号処理部321から入力された加算スペクトル信号SP1に含まれるスペクトル情報および加算スペクトル信号SP2に含まれるスペクトル情報に基づいて、撮像素子106から入力された撮影画像の補正処理を行い、撮像システム5におけるバーチャルスライドとして出力する。
上記に述べたように、本第5の実施形態の撮像システム5では、同一の焦点面1001内に、撮像素子106と複数組のスペクトル検出器(図11においては、2組のスペクトル検出器の組)とを隣接するように配置することによって、図1に示した撮像システム1と同様に、結像光学系105を通したサンプル101の透過光の全てが、撮像素子106と複数のスペクトル検出器とに照射される。これにより、撮像素子106と、それぞれのスペクトル検出器とが検出するサンプル101の透過光の光量が増加する。そして、それぞれのスペクトル検出器から出力されるスペクトル信号Sの信号出力が高くなり、スペクトル信号SのSN比も高くなる。
さらに、本第5の実施形態の撮像システム5では、スペクトル信号処理部321によって、それぞれのスペクトル検出器の組において検出領域が重複している領域から得られたそれぞれのスペクトル信号Sを、加算処理する。これにより、スペクトル信号処理部321によって加算処理された加算スペクトル信号SP1および加算スペクトル信号SP2は、それぞれ、1つのスペクトル検出器がスペクトル検出をして取得したスペクトル信号Sと比べて、信号量(S)が2倍、ノイズ量(N)が√2倍となる。従って、加算スペクトル信号SP1および加算スペクトル信号SP2のSN比は、それぞれ√2倍に向上する。
また、本第5の実施形態の撮像システム5では、同一の焦点面1001内に複数のスペクトル検出器が配置されるため、サンプル101の異なる検出領域のスペクトルを検出して、より多くのスペクトル信号からスペクトル情報を得ることができる。そして、本第5の実施形態の撮像システム5では、複数の領域から得られた加算スペクトル信号SPに含まれるスペクトル情報に基づいて、撮像素子106が撮影したサンプル101の全体画像の補正を行うことができる。これにより、さらに、色再現性を向上したサンプル101の全体画像を取得することができる。
なお、本第5の実施形態の撮像システム5においては、図11の例において、2組のスペクトル検出器(スペクトル検出器531とスペクトル検出器532との組、およびスペクトル検出器533とスペクトル検出器534との組)を備えた場合の例について説明したが、撮像システム5に備えるスペクトル検出器の組数および配置は、図11に示した例に限定されるものではない。例えば、さらにx軸方向に配置されたスペクトル検出器の組を追加して備えることもできる。また、例えば、y軸方向に配置されたスペクトル検出器の組を追加して備えることもできる。
上記に述べたとおり、本発明を実施するための形態によれば、同一の焦点面内に、撮像素子とスペクトル検出器とを隣接するように配置することによって、結像光学系を通したサンプルの透過光の全てが、撮像素子とスペクトル検出器とに照射されるようにすることができる。これにより、撮像素子とスペクトル検出器とが検出するサンプルの透過光の光量が増加させることができ、スペクトル検出器がSN比の高いスペクトル信号を出力する撮像システムを実現することができる。
さらに、本発明を実施するための形態によれば、複数のスペクトル検出器を同一の照射面内に配置し、撮像素子がサンプルを複数に分割して撮影する際に、各スペクトル検出器がスペクトル検出する検出領域を重複するようにステージを移動させることによって、複数のスペクトル検出器が同じ検出領域のスペクトル検出を行うようにすることができる。これにより、同じ検出領域のスペクトル信号を複数取得することができ、取得した複数のスペクトル信号を加算処理することによって、さらに、SN比の高いスペクトル信号を得ることができる撮像システムを実現することができる。
また、本発明を実施するための形態によれば、同一の焦点面内に、異なる検出領域のスペクトル検出を行うスペクトル検出器を複数配置することによって、撮像素子がサンプルを分割して撮影する毎に、サンプルの異なる領域のスペクトル検出を行うようにすることができる。これにより、より多くのスペクトル信号を取得することができる撮像システムを実現することができる。
そして、本発明を実施するための形態では、取得したSN比の高いスペクトル信号に含まれるスペクトル情報に基づいて、サンプルの全体画像の補正を行うことができる。これにより、色再現性を向上したサンプルの全体画像を得ることができる撮像システムを実現することができる。
なお、本実施形態においては、駆動装置108が、サンプル101が設置されたステージ102を、まずX軸方向に移動させ、その後Y軸方向に移動させる場合の例について説明したが、ステージ102を最初に移動させる方向を、Y軸方向とすることもできる。また、本実施形態においては、例えば、図6Cおよび図9Cにおいて第(3,1)ショットを行ったときに、初めてスペクトル検出器の検出領域が重複する場合の例について説明したが、初めてスペクトル検出器の検出領域が重複するショットの数は、実施形態に限定されるものではない。例えば、駆動装置108がステージ102を移動させる距離を短くして、何ショットか繰り返したときに、初めてスペクトル検出器の検出領域が重複するように制御することもできる。
また、本実施形態においては、透過光源を用いた撮像システムについて説明したが、サンプルの観察に用いる光源は、実施形態に限定されるものではなく、例えば、落射光源や反射光源などを用いることもできる。
また、本実施形態においては、焦点面内にスペクトル検出器を配置する構成について説明したが、実際にスペクトル検出器を配置する位置は、実施形態に限定されるものではなく、例えば、光ファイバーなどを通して、焦点面におけるスペクトル検出器の検出領域の光を伝送し、外部に設置されたスペクトル検出器によって、伝送された焦点面の光のスペクトル検出を行う構成とすることもできる。
また、本実施形態においては、図に示したサンプル101の周辺と撮影領域の区切りが合致している場合の例について説明したが、サンプルの大きさや形状によっては、撮影領域の区切りが合致しない場合もある。このような場合、サンプルの周辺に位置する撮影領域では、サンプルが撮影されないことになるが、サンプル101内を検出していないスペクトル信号を、補正処理に用いないことによって対応することができる。
また、本実施形態においては、それぞれの実施形態における撮像システムの動作を実現するために必要な最小の個数のスペクトル検出器を備えた場合について説明したが、スペクトル検出器を備える個数に関しては、それぞれの実施形態で説明した個数に限定されるものではなく、スペクトル検出器を追加することや、スペクトル検出器の組を追加することができる。その際、駆動装置が、撮像システムに備えたそれぞれのスペクトル検出器の検出領域が重複するようにステージを移動させることによって、重複した検出領域において、さらに、SN比の高いスペクトル信号を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について、図面を参照して説明してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲においての種々の変更も含まれる。
1,2,3,4,5,10・・・撮像システム
101,1201・・・サンプル
102,1202・・・ステージ
103,1203・・・透過光源
104,1204・・・コンデンサレンズ
105,1205・・・結像光学系(光学系)
106,1207・・・撮像素子(画素アレイ,撮像素子)
107,301,302,303,304,491,492,531,532,533,534,1208・・・スペクトル検出器(スペクトル検出部,スペクトル検出器)
108,1209・・・駆動装置
109,311,322・・・補正部
310,320,321・・・スペクトル信号処理部(加算部)
1206・・・光路分割装置

Claims (5)

  1. 観察対象のサンプルを設置するステージと、
    前記サンプルに照射された光を、所定の焦点面に結像させる光学系と、
    前記焦点面に結像された前記サンプルの像の少なくとも一部の光を検出する画素が2次元の行列状に配列された画素アレイを有し、該画素アレイが検出した光に応じた前記サンプルの画像を取得する撮像素子と、
    前記画素アレイに隣接するよう配置され、前記焦点面における光のスペクトルを検出してスペクトル情報を出力するスペクトル検出部と、
    前記スペクトル検出部から出力された前記スペクトル情報に基づいて、前記撮像素子が取得した前記サンプルの画像を補正する補正部と、
    を備える、
    ことを特徴とする撮像システム。
  2. 前記ステージは、
    前記サンプルに照射された光が入射する前記光学系の光軸に垂直な方向に移動し、
    前記スペクトル検出部は、
    前記画素アレイにおける所定の位置を基準とし、前記基準に対して該画素アレイの行方向または列方向に平行、または直交する第1の方向に対称となるそれぞれの位置に配置された第1のスペクトル検出器と第2のスペクトル検出器とを具備し、
    前記第1のスペクトル検出器は、
    前記焦点面における第1の領域に対応する前記サンプル内の第1の観察領域の光のスペクトルを検出して第1のスペクトル情報を出力し、
    前記第2のスペクトル検出器は、
    前記焦点面における第2の領域に対応する前記サンプル内の第2の観察領域の光のスペクトルを検出して第2のスペクトル情報を出力し、
    前記補正部は、
    前記ステージが第1の位置にあるときに前記第1のスペクトル検出器が検出した前記第1の領域に対応した前記第1の観察領域と、前記ステージが第2の位置にあるときに前記第2のスペクトル検出器が検出した前記第2の領域に対応した前記第2の観察領域と、の少なくとも一部が重複したときに、該重複した観察領域の光のスペクトルを前記第1のスペクトル検出器が検出したときの前記第1のスペクトル情報と、該重複した観察領域の光のスペクトルを前記第2のスペクトル検出器が検出したときの前記第2のスペクトル情報とに基づいて、前記撮像素子が取得した前記サンプルの画像を補正する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  3. 前記スペクトル検出部は、さらに、
    前記基準に対して前記第1の方向と直交する第2の方向に対称となるそれぞれの位置に配置された第3のスペクトル検出器と第4のスペクトル検出器とを具備し、
    前記第3のスペクトル検出器は、
    前記焦点面における第3の領域に対応する前記サンプル内の第3の観察領域の光のスペクトルを検出して第3のスペクトル情報を出力し、
    前記第4のスペクトル検出器は、
    前記焦点面における第4の領域に対応する前記サンプル内の第4の観察領域の光のスペクトルを検出して第4のスペクトル情報を出力し、
    前記補正部は、
    前記ステージが第3の位置にあるときに前記第3のスペクトル検出器が検出した前記第3の領域に対応した前記第3の観察領域または前記第4のスペクトル検出器が検出した前記第4の領域に対応した前記第4の観察領域の少なくともいずれか一つの観察領域と、前記重複した観察領域と、の少なくとも一部が重複したときに、該重複した観察領域の光のスペクトルを前記第3のスペクトル検出器が検出したときの前記第3のスペクトル情報、または該重複した観察領域の光のスペクトルを前記第4のスペクトル検出器が検出したときの前記第4のスペクトル情報の少なくともいずれか一つのスペクトル情報と、該重複した観察領域の光のスペクトルを前記第1のスペクトル検出器が検出したときの前記第1のスペクトル情報と、該重複した観察領域の光のスペクトルを前記第2のスペクトル検出器が検出したときの前記第2のスペクトル情報とに基づいて、前記撮像素子が取得した前記サンプルの画像を補正する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像システム。
  4. 前記スペクトル検出部は、
    前記焦点面における光のスペクトルを検出する複数のスペクトル検出器を具備し、
    前記複数のスペクトル検出器のそれぞれは、
    前記焦点面において異なる領域の光のスペクトルを検出して、検出した光のスペクトルに応じたスペクトル情報を出力し、
    前記補正部は、
    前記スペクトル検出部のそれぞれのスペクトル検出器から出力されたそれぞれの前記スペクトル情報に基づいて、前記撮像素子が取得した前記サンプルの画像を補正する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  5. 前記補正部は、
    前記重複した領域において、複数のスペクトル検出器が検出した複数の前記スペクトル情報を加算処理する加算部、
    を具備し、
    前記加算部が加算処理したスペクトル情報に基づいて、前記撮像素子が取得した前記サンプルの画像を補正する、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の撮像システム。
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