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JP2011252638A - 空気調和機 - Google Patents

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JP2011252638A
JP2011252638A JP2010125597A JP2010125597A JP2011252638A JP 2011252638 A JP2011252638 A JP 2011252638A JP 2010125597 A JP2010125597 A JP 2010125597A JP 2010125597 A JP2010125597 A JP 2010125597A JP 2011252638 A JP2011252638 A JP 2011252638A
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temperature
evaporator
heat exchanger
difference
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Inventor
Shoichi Yokoyama
昭一 横山
Kazuhiko Marumoto
一彦 丸本
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Panasonic Corp
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Panasonic Corp
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Abstract

【課題】R410A代替のHFO1234yf等使用時の冷凍サイクル装置のエネルギー消費効率の低下を抑える。
【解決手段】蒸発器の冷媒入口温度が、蒸発器の吸い込み空気の露点温度以上の場合は、蒸発器の冷媒入口温度と冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の差の絶対値が、蒸発器の吸い込み空気の温度と、蒸発器の冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度との差の絶対値の半分以下になるように、蒸発器3の伝熱管の直径を大きくしたり、伝熱管の長さを短くしたり、冷媒流路数を多くしたりしてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、R410Aより地球温暖化係数(GWP)が小さい冷媒を用いる、業務用あるいは家庭用の据え置きタイプの冷凍サイクル装置に関するものである。
冷凍サイクル装置、例えば空気調和機は、図5に示すように冷媒を圧縮する圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、絞り装置4、及び室内熱交換器5を接続管12,13で環状に接続して構成してあり、冷媒としては、CFCやHCFCの使用によるオゾン層破壊が問題化した後、代替冷媒としてHFCが用いられ、現在では家庭用空気調和機には、HFC−32とHFC−125の混合冷媒であるR410Aが多く用いられている(特許文献1)。
特開2000−81223号公報
しかし、R410A冷媒の地球温暖化係数(GWP)は2088と大きく、地球温暖化防止の観点から問題であった。
そこで、GWPの小さな冷媒として、例えばGWPが4のHFO1234yfやGWPが6のHFO1234ze、あるいは少なくともそのいずれか一方を含む混合冷媒が提案されているが、それらはR410A冷媒で使用する熱交換器をそのまま使うと、その熱交換器が蒸発器として作用するとき、冷媒の入口温度と出口飽和温度の差が大きくなり、その結果、空気と冷媒の平均温度差が小さくなり、能力が小さくなってしまうという課題を有している。
そこで、本発明は、同じ蒸発器を使うと、R410A冷媒に比べて、冷媒の入口温度と出口飽和温度の差が大きくなる冷媒を用いた場合に、蒸発器の構成を変更して、吸い込み空気の温度と冷媒の平均温度の差があまり小さくならないようにして、熱交換能力の低下を抑えることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、少なくとも圧縮機、凝縮器、絞り装置、及び蒸発器を順次接続して環状の冷媒回路を構成し、前記冷媒回路に充填する冷媒として、R410Aより地球温暖化係数(GWP)が低く、同じ前記蒸発器を用いると、R410Aに比べ、前記蒸発器の冷媒入口温度と冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の差の絶対値が大きくなる冷媒を使用する冷凍サイクル装置であって、前記蒸発器の冷媒入口温度または冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の高いほうの温度が、前記蒸発器の吸い込み空気の露点温度以上の場合は、前記蒸発器の冷媒入口温度と冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の差の絶対値が、前記蒸発器の吸い込み空気の温度と、前記蒸発器の冷媒入口温度または冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の低いほうの温度との差の絶対値の半分以下になるように、あるいは、前記蒸発器の冷媒入口温度または冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の高いほうの温度が、前記蒸発器の吸い込み空気の露点温度未満の場合は、前記蒸発器の冷媒入口温度と等しい温度の飽和空気の比エンタルピと、冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度に等しい温度の飽和空気の比エンタルピの差の絶対値が、前記蒸発器の
吸い込み空気の比エンタルピと、前記蒸発器の冷媒入口温度または冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の低いほうの温度と等しい温度の飽和空気の比エンタルピとの差の絶対値の半分以下になるように、前記蒸発器の伝熱管を形成したものである。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の空気調和機に四方弁を設けて、冷媒が流れる向きを変え、冷房運転のときは室内熱交換器を蒸発器、室外熱交換器を凝縮器として作用させ、暖房運転のときは室内熱交換器を凝縮器、室外熱交換器を蒸発器として作用させるように構成したものであり、冷房・暖房を切り替え可能としたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の冷凍サイクル装置に充填する前記冷媒として、HFO1234yfまたはHFO1234zeとしたこと特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の冷凍サイクル装置に前記冷媒として、HFO1234yfとHFO1234zeの混合冷媒あるいは、少なくともHFO1234yfまたはHFO1234zeのいずれか一方を含む混合冷媒としたことを特徴とする。
本発明の冷凍サイクル装置は、R410A冷媒に比べて、冷媒の入口温度と出口飽和温度の差が大きくなる冷媒を用いた場合に、吸い込み空気の温度と冷媒の平均温度の差があまり小さくならないようにして、蒸発器の熱交換能力の低下を抑え、空気調和機のエネルギー消費効率の低下を抑制することができる。
本発明の実施の形態1または実施の形態2による空気調和機の構成図 従来のR410A冷媒用の室内熱交換器を用いた場合のPH線図 本発明の実施の形態1における空気調和機のPH線図 本発明の実施の形態2における空気調和機のPH線図 従来技術の冷凍サイクル装置におけるPH線図
本発明の第1の実施の形態は、少なくとも圧縮機、凝縮器、絞り装置、及び蒸発器を順次接続して環状の冷媒回路を構成し、前記冷媒回路に充填する冷媒として、R410Aより地球温暖化係数(GWP)が低く、同じ前記蒸発器を用いると、R410Aに比べ、前記蒸発器の冷媒入口温度と冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の差の絶対値が大きくなる冷媒を使用する冷凍サイクル装置であって、前記蒸発器の冷媒入口温度または冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の高いほうの温度が、前記蒸発器の吸い込み空気の露点温度以上の場合は、前記蒸発器の冷媒入口温度と冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の差の絶対値が、前記蒸発器の吸い込み空気の温度と、前記蒸発器の冷媒入口温度または冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の低いほうの温度との差の絶対値の半分以下になるように、あるいは、前記蒸発器の冷媒入口温度または冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の高いほうの温度が、前記蒸発器の吸い込み空気の露点温度未満の場合は、前記蒸発器の冷媒入口温度と等しい温度の飽和空気の比エンタルピと、冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度に等しい温度の飽和空気の比エンタルピの差の絶対値が、前記蒸発器の吸い込み空気の比エンタルピと、前記蒸発器の冷媒入口温度または冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の低いほうの温度と等しい温度の飽和空気の比エンタルピとの差の絶対値の半分以下になるように、前記蒸発器の伝熱管を形成してある。
これにより、R410A冷媒に比べて、冷媒の入口温度と出口飽和温度の差が大きくな
る冷媒を用いた場合に、吸い込み空気の温度と冷媒の平均温度の差があまり小さくならないようにして、蒸発器の熱交換能力の低下を抑え、空気調和機のエネルギー消費効率の低下を抑制することができるという効果を有する。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による冷凍サイクル装置において、冷媒回路に四方弁を設けて、冷媒が流れる向きを変え、冷房運転のときは室内熱交換器を蒸発器、室外熱交換器を凝縮器として作用させ、暖房運転のときは室内熱交換器を凝縮器、室外熱交換器を蒸発器として作用させる構成としてあり、冷房運転時、蒸発器として作用する室内熱交換器の熱交換能力の低下を抑え、また、暖房運転時、蒸発器として作用する室外熱交換器の熱交換能力の低下を抑え、冷房運転時、暖房運転時、それぞれのエネルギー消費効率の低下を抑制することができるという効果を有する。
本発明の第3の実施の形態は、第1または第2の実施の形態による冷凍サイクル装置において、冷媒として、HFO1234yfまたはHFO1234zeを用いており、吸い込み空気の温度と冷媒の平均温度の差があまり小さくならないようにして、蒸発器の熱交換能力の低下を抑え、冷凍サイクル装置のエネルギー消費効率の低下を抑制することができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1または第2の実施の形態による冷凍サイクル装置において、冷媒として、HFO1234yfとHFO1234zeの混合冷媒あるいは、少なくともHFO1234yfまたはHFO1234zeのいずれか一方を含む混合冷媒を用いており、吸い込み空気の温度と冷媒の平均温度の差があまり小さくならないようにして、蒸発器の熱交換能力の低下を抑え、冷凍サイクル装置のエネルギー消費効率の低下を抑制することができるという効果を有する。
以下に、本発明を冷暖房装置に応用した場合を例にして説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷房・暖房が切り替え可能な空気調和機の構成図である。
本実施の形態1による空気調和機は、冷媒を圧縮する圧縮機1、冷房暖房運転時の冷媒回路を切り替える四方弁2、冷媒と室外空気との間で熱交換する室外熱交換器3、冷媒を減圧する絞り装置4、冷媒と室内空気との間で熱交換する室内熱交換器5で構成される。圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、絞り装置4、及び室内熱交換器5は接続管で環状に接続され、冷媒回路内部には冷媒6が充填されている。通常、室外ユニット10には、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、絞り装置4を設け、室内ユニット11には、室内熱交換器5を設けている。そして室外ユニット10と室内ユニット11とは、接続管12と接続管13とで接続されている。
冷房運転時には、圧縮機1によって圧縮された冷媒6は、高温高圧の過熱ガス冷媒となって四方弁2を通って室外熱交換器3に送られる。そして、室外空気と熱交換して放熱し、冷却され高圧の過冷却液冷媒となり、絞り装置4に送られる。絞り装置4では減圧されて低温低圧の二相冷媒となり、接続管13を通って、室内熱交換器5に入り室内空気と熱交換して吸熱し、蒸発気化して若干過熱されたガス冷媒となる。このとき室内空気は冷媒6に冷却されて室内を冷房する。さらに冷媒6は接続管12を通って、四方弁2を経由して圧縮機1に戻される。
暖房運転時には、圧縮機1によって圧縮された冷媒6は高温高圧の過熱ガス冷媒となっ
て四方弁2を通って接続管12に送られる。そして、室内熱交換器5に入り、室内空気と熱交換して放熱し、冷却され高圧の過冷却液冷媒となる。このとき室内空気は冷媒6に加熱されて室内を暖房する。その後、冷媒6は接続管13を通って絞り装置4に送られ、絞り装置4において減圧されて低温低圧の二相冷媒となり、室外熱交換器3に送られて室外空気と熱交換して吸熱し、蒸発気化して若干過熱されたガス冷媒となり、四方弁2を経由して圧縮機1へ戻される。
このようにして冷暖房運転がなされる。
本実施の形態1による空気調和機を構成する冷媒回路には、R410A冷媒に比べて、地球温暖化係数(GWP)が低く、同じ蒸発器を用いると、R410Aに比べ、前記蒸発器の冷媒入口温度と冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の差の絶対値が大きくなる冷媒6を封入している。この冷媒6は具体的には、HFO1234yfまたはHFO1234zeの単一冷媒あるいは、HFO1234yfとHFO1234zeの混合冷媒あるいは、少なくともHFO1234yfまたはHFO1234zeのいずれか一方を含む混合冷媒である。ここでは具体例として、HFO1234yfを用いる場合を説明する。
次に、冷房運転時の室内熱交換器5が蒸発器として作用する場合について詳しく説明する。
図2は図5におけるR410A冷媒用の室内熱交換器5をそのまま用い、HFO1234yf冷媒を使用したときのPH線図を示している。
A点は圧縮機1の吸入部、B点は圧縮機1の吐出部、C点は凝縮器すなわち室外熱交換器3の入口部、D点は凝縮器すなわち室外熱交換器3の出口部、E点は蒸発器すなわち室内熱交換器5の入口部そしてG点は蒸発器すなわち室内熱交換器5の出口部をそれぞれ示している。
図2から蒸発器の出入口部のE点からG点の線の傾きが大きくなっているのは、R410Aに比べて、HFO1234yfは冷媒流速が増加しており、圧力損失が大きいためである。また、E点の冷媒温度は、G点の冷媒圧力に対する飽和ガス冷媒温度より高いが、その差はR410Aのそれに比べて、約3倍である。このため、冷媒6と被熱交換流体である室内空気との温度差が小さくなり、特に室内熱交換器5の入口であるE点では温度差は僅少となる。このように冷媒6と室内空気の温度の差が小さくなることにより熱交換量が小さくなり、所定の冷房能力やエネルギー消費効率を確保できなくなる。
そこで、本発明の実施の形態1では、室内熱交換器5の冷媒入口温度が、室内熱交換器5の吸い込み空気の露点温度以上の場合は、室内熱交換器5の冷媒入口温度と冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の差の絶対値が、室内熱交換器5の吸い込み空気の温度と、室内熱交換器5の冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度との差の絶対値の半分以下になるように、あるいは室内熱交換器5の冷媒入口温度が、室内熱交換器5の吸い込み空気の露点温度未満の場合は、室内熱交換器5の冷媒入口温度と等しい温度の飽和空気の比エンタルピと、冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度に等しい温度の飽和空気の比エンタルピの差の絶対値が、室内熱交換器5の吸い込み空気の比エンタルピと、室内熱交換器5の冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度と等しい温度の飽和空気の比エンタルピとの差の絶対値の半分以下になるように、室内熱交換器の伝熱管の直径を大きくしたり、伝熱管の長さを短くしたり、冷媒流路数を多くしたりしてある。例えば具体的には、冷媒流路数をR410A冷媒のときのおよそ2倍に増やしてある。
このようにした場合のHFO1234yf冷媒使用時のPH線図を図3に示す。
図3において、A点は圧縮機1の吸入部、B点は圧縮機1の吐出部、C点は凝縮器すなわち室外熱交換器3の入口部、D点は凝縮器すなわち室外熱交換器3の出口部、F点は蒸発器すなわち室内熱交換器5の入口部そしてG点は蒸発器すなわち室内熱交換器5の出口部をそれぞれ示している。
また、E点はR410A用の室内熱交換器5をそのまま使用した場合の室内熱交換器5の入口部を示している。
図3から、R410A用の室内熱交換器5をそのまま使用した場合には圧力損失が大きくE点の冷媒温度はG点の冷媒温度よりかなり高く、吸い込み空気との温度差があまりなくなって、熱交換能力が低くなっていたのに対して、本実施の形態1の室内熱交換器5を用いた場合にはF点からG点への圧力損失を抑え、F点の冷媒温度がG点の冷媒圧力の飽和ガス温度よりあまり大きくないようにして、蒸発器内の冷媒6と吸い込み空気の温度差を適切に確保することにより、蒸発器の熱交換能力の低下を抑え、所定の冷房能力を確保し、エネルギー消費効率の低下を抑制することができるという効果を有することがわかる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2による冷房・暖房が切り替え可能な空気調和機の構成は、実施の形態1の図1と同じである。
本実施の形態2は、冷媒回路に充填する冷媒6として、質量濃度20%のHFC32冷媒と質量濃度80%のHFO1234yf冷媒の混合冷媒を用いるもので、ここでは、その空気調和機を暖房運転して、室外熱交換器3が蒸発器として作用する場合について説明する。
この場合のPH線図を図4に示す。図4には、R410A冷媒用の室外熱交換器3をそのまま用い、質量濃度20%のHFC32冷媒と質量濃度80%のHFO1234yf冷媒の混合冷媒を使用したときのPH線図と、質量濃度20%のHFC32冷媒と質量濃度80%のHFO1234yf冷媒の混合冷媒を充填した場合に室外熱交換器3を本発明の実施の形態2の適切な構成にしたときのPH線図の両方を示している。
図4において、A点は圧縮機1の吸入部、B点は圧縮機1の吐出部、C点は凝縮器すなわち室内熱交換器5の入口部、D点は凝縮器すなわち室内熱交換器5の出口部、E’点は蒸発器すなわち室外熱交換器3の入口部をそれぞれ示しており、蒸発器すなわち室外熱交換器3の出口部は、室外熱交換器3がR410A使用時のままのときは点F‘が、室外熱交換器3を質量濃度20%のHFC32冷媒と質量濃度80%のHFO1234yf冷媒の混合冷媒を充填した場合であって室外熱交換器3の伝熱管を本発明の実施の形態2により適切な構成にしたときは点G’が、それぞれ示している。
質量濃度20%のHFC32冷媒と質量濃度80%のHFO1234yf冷媒の混合冷媒は非共沸冷媒で、0.5MPa前後では、同じ圧力において飽和液冷媒の温度が飽和ガス冷媒の温度より8.5度くらい低くなる。このため、図4において、室外熱交換器3をR410A冷媒用のままで使用した場合の室外熱交換器3の出口のF’点の冷媒圧力に対する飽和ガス冷媒の温度は、室外熱交換器3の入口のE’点の温度よりかなり高く、室外熱交換器3の吸い込み空気との温度差が僅少になる。このように、冷媒6と被熱交換流体である室外空気との温度差が小さくなり、特に室外熱交換器3の出口であるE点では温度差は僅少となり、冷媒6と室内空気の温度の差が小さくなることにより室外熱交換器3での熱交換量が小さくなり、所定の暖房能力やエネルギー消費効率を確保できなくなる。
そこで、本発明の実施の形態2では、室外熱交換器3の冷媒出口の圧力に対する飽和ガス冷媒温度が、室外熱交換器3の吸い込み空気の露点温度以上の場合は、室外熱交換器3の冷媒入口温度と冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の差の絶対値が、室外熱交換器3の吸い込み空気の温度と、室外熱交換器3の冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度との差の絶対値の半分以下になるように、あるいは室外熱交換器3の冷媒入口の圧力に対する飽和ガス冷媒温度が、室外熱交換器3の吸い込み空気の露点温度未満の場合は、室外熱交換器3の冷媒入口温度と等しい温度の飽和空気の比エンタルピと、冷媒出口圧力に対する飽和ガス冷媒温度に等しい温度の飽和空気の比エンタルピの差の絶対値が、室外熱交換器3の吸い込み空気の比エンタルピと、室内熱交換器5の冷媒出口圧力に対する飽和ガス冷媒温度と等しい温度の飽和空気の比エンタルピとの差の絶対値の半分以下になるように、室外熱交換器の伝熱管の直径を小さくしたり、伝熱管の長さを長くしたり、冷媒流路数を減らしたりしてある。例えば具体的には、室外熱交換器3の伝熱管の直径をすべて8mmから7mmしてある。
このようにした場合、図4において、室外熱交換器3の出口はPH線図でG’点にてあらわされる。
図4において、R410A用の室外熱交換器3をそのまま使用した場合には、冷媒6と吸い込み空気との温度差があまりなくなって、熱交換能力が低くなっていたのに対して、本発明の室外熱交換器3を用いた場合にはE’点の冷媒温度とG’点の圧力の飽和ガス冷媒温度との差は小さくすることができ、蒸発器内の冷媒6と吸い込み空気の温度差を適切に確保することにより、蒸発器の熱交換能力の低下を抑え、所定の冷房能力を確保し、エネルギー消費効率の低下を抑制することができるという効果を有することがわかる。
なお、上記実施の形態1および形態2では冷房暖房の切り替えが可能な空気調和機として説明したが、四方弁を有しない加熱専用、例えば給湯機等や、冷却専用、例えばクーラーや冷凍庫等としても応用できるものであり、加熱専用の場合は室外熱交換器が、冷却専用の場合は室内熱交換器が、蒸発器として作用する。
また、上記各実施の形態では冷媒として、HFO1234yfとHFO1234zeを例にして説明したが、冷媒としてはHFO1234yfとHFO1234zeの総称であるテトラフルオロプロペン、更にはこれを含むハイドロフルオロオレフィンであればよく、これらと混合する冷媒としてハイドロフルオロカーボン、例えばペンタフルオロエタン(HFC125)やジフルオロメタン(HFC32)とした、3成分からなる混合冷媒としてもよい。
そして、上記いずれの場合も地球温暖化係数が5以上、750以下となるように、望ましくは350以下となるようにそれぞれ2成分混合もしくは3成分混合したものが好ましい。
また、上記作動冷媒に用いる冷凍機油としては、ポリオキシアルキレングリコール類、ポリビニルエーテル類、ポリ(オキシ)アルキレングリコールまたはそのモノエーテルとポリビニルエーテルの共重合体、ポリオールエステル類およびポリカーボネート類の含酸素化合物を主成分とする合成油か、アルキルベンゼン類やαオレフィン類を主成分とする合成油が好ましい。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、R410A冷媒に比べて、冷媒の入口温度と出口飽和温度の差が大きくなる冷媒を用いた場合に、蒸発器の構成を変更して、吸い
込み空気の温度と冷媒の平均温度の差があまり小さくならないようにして、熱交換能力の低下を抑え、空気調和機のエネルギー消費効率の低下を抑制するという効果を有し、家庭用や業務用の空気調和機だけでなく、同様の冷凍サイクルを用いる各種冷凍機にも応用することができる。
1 圧縮機
2 四方弁
3 室外熱交換器
4 絞り装置
5 室内熱交換器
6 単位体積当たりの冷凍能力が小さな冷媒
12 接続管
13 接続管

Claims (4)

  1. 少なくとも圧縮機、凝縮器、絞り装置、及び蒸発器を順次接続して環状の冷媒回路を構成し、前記冷媒回路に充填する冷媒として、R410Aより地球温暖化係数(GWP)が低く、同じ前記蒸発器を用いると、R410Aに比べ、前記蒸発器の冷媒入口温度と冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の差の絶対値が大きくなる冷媒を使用する冷凍サイクル装置であって、前記蒸発器の冷媒入口温度または冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の高いほうの温度が、前記蒸発器の吸い込み空気の露点温度以上の場合は、前記蒸発器の冷媒入口温度と冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の差の絶対値が、前記蒸発器の吸い込み空気の温度と、前記蒸発器の冷媒入口温度または冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の低いほうの温度との差の絶対値の半分以下になるように、あるいは、前記蒸発器の冷媒入口温度または冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の高いほうの温度が、前記蒸発器の吸い込み空気の露点温度未満の場合は、前記蒸発器の冷媒入口温度と等しい温度の飽和空気の比エンタルピと、冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度に等しい温度の飽和空気の比エンタルピの差の絶対値が、前記蒸発器の吸い込み空気の比エンタルピと、前記蒸発器の冷媒入口温度または冷媒出口圧力に対する飽和ガス温度の低いほうの温度と等しい温度の飽和空気の比エンタルピとの差の絶対値の半分以下になるように、前記蒸発器の伝熱管を形成した冷凍サイクル装置。
  2. 請求項1に記載の冷凍サイクル装置に四方弁を設けて、冷媒が流れる向きを変え、冷房運転のときは室内熱交換器を蒸発器、室外熱交換器を凝縮器として作用させ、暖房運転のときは室内熱交換器を凝縮器、室外熱交換器を蒸発器として作用させるようにした請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記冷媒として、HFO1234yfまたはHFO1234zeを充填した請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記冷媒として、HFO1234yfとHFO1234zeの混合冷媒あるいは、少なくともHFO1234yfまたはHFO1234zeのいずれか一方を含む混合冷媒を充填した請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
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