JP2011243010A - 運転支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の所定位置に固定された撮像手段により車両周囲を撮像した画像を使用して、運転者にとってより視認性の良好な運転支援画像を表示する運転支援装置を提供する。
【解決手段】撮像手段1で撮像した車両の後方周囲画像から仮想視点画像と後方視点画像とを作成し、仮想視点画像の一部からなる近距離画像と後方視点画像の一部からなる遠距離画像とを画面合成し運転支援画像として表示手段3に表示する際に、表示手段3における近距離画像および遠距離画像の表示範囲の変更を行うことができる。従って、運転者が運転動作を行っている際に、車両周囲の状況や運転動作の過程に応じて、表示手段に表示される近距離画像や遠距離画像の表示範囲を適宜変更して表示内容を確認することができるため、運転者にとって使用感の良い運転支援画像を提供することができる。
【選択図】図1
【解決手段】撮像手段1で撮像した車両の後方周囲画像から仮想視点画像と後方視点画像とを作成し、仮想視点画像の一部からなる近距離画像と後方視点画像の一部からなる遠距離画像とを画面合成し運転支援画像として表示手段3に表示する際に、表示手段3における近距離画像および遠距離画像の表示範囲の変更を行うことができる。従って、運転者が運転動作を行っている際に、車両周囲の状況や運転動作の過程に応じて、表示手段に表示される近距離画像や遠距離画像の表示範囲を適宜変更して表示内容を確認することができるため、運転者にとって使用感の良い運転支援画像を提供することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の運転を支援する運転支援装置に係わり、特に、車両に固定された撮像手段により車両周囲を撮像した画像を使用して、運転支援画像を車内の表示手段に表示する運転支援装置に関する。
従来、運転者が車両を運転する際に行う車両周囲の確認を支援する装置として、車両の後部等、所定の位置に設置された撮像手段で車両周囲を撮像し、撮像した画像を車内に設置された表示手段に表示する運転支援装置がある。この運転支援装置を使用すれば、例えば、運転者が駐車場等で車両をバックさせて駐車を行なう際に、車両後方に障害物や人が存在するか否かを確認しやすくなる。
このような運転支援装置では、車内に設置された表示手段に表示する画像によって、運転者による車両周囲の確認のしやすさが左右されるため、撮像手段で撮像した画像を使用して、視点変換や画像処理を行い、より運転者にとって確認のしやすい画像を表示手段に表示する様々な運転支援装置が提案されている。
例えば、特許文献1では、車両後部に、斜めに見下ろす視点で車両後方を撮像できるよう設置された撮像手段と、車内に設置され撮像手段で撮像した画像を表示するための表示手段とを有する運転支援装置であって、撮像した画像を近距離画像と遠距離画像とに分割し、近距離画像は幾何学補正により、車両上方に置いた仮想視点から見た仮想視点画像である上方視点画像に座標変換を行い、この上方視点画像を表示手段の画面の下側、遠距離画像を表示手段の画面の上側として、両方の画像を上下に並べて運転支援画像を生成することが開示されている。
撮像手段で撮像した画像すべてを上方視点画像に変換すると、車両から距離が離れる程画像の歪が大きくなり、撮像されているものの判別がつき難くなるという問題や、表示範囲が車両周辺に限定されてしまうため、車両の進行方向の状況が把握し難いという問題がある。特許文献1のように、近距離画像のみ上方視点画像に変換すれば、画像の歪を抑えることができ、また、遠距離画像を上方視点画像と同時に表示することにより、車両周辺の状況と同時に車両の進行方向の状況も把握できるため、運転者にとって車両周辺の確認のしやすい運転支援画像を提供している。
しかし、特許文献1に記載された方法では、以下のような問題があった。運転者が、特許文献1に記載された運転支援装置を使用する場合として、車両をバックで駐車スペースに駐車する場合が考えられる。その際運転者は、車両がある程度駐車スペースに収まるまでは、車両の進行方向の状況を把握するために表示手段の画面上方の遠距離画像を見ながら車両を運転する。そして、駐車の最後の段階では、駐車スペースでの車両の位置を決めるために表示手段の画面下方の上方視点画像に視線を移して車両を運転する。
特許文献1では、撮像手段で撮像した画像から上方視点画像と遠距離画像とを作成し、これらを画面合成して作成した運転支援画像を表示手段で表示しているが、運転支援画像における上方視点画像と遠距離画像との表示比率は固定されており、両画像の表示範囲は変更できないようになっている。
運転者は上方視点画像を見て、上述した駐車の最後の段階で車両の位置決めを行うと共に、駐車位置の周辺に障害物があるか否かを確認する。この時、上方視点画像には、車両が駐車位置の直近に移動するまで、駐車位置付近が表示されない。従って、駐車位置の近傍に障害物があった場合、上方視点画像に障害物が表示されるのは車両が駐車位置付近に移動した時であるため、運転者が障害物に気づくのが遅れて急ブレーキをかける必要が生じたり、最悪の場合は、車両を障害物に接触させる虞があった。
以上のような不具合を解消するために、上方視点画像の表示範囲を広くするということが考えられるが、運転支援画像を表示する表示手段の画面の大きさは固定であるため、上方視点画像の表示範囲を広くした分だけ、遠距離画像の表示範囲が狭くなる。遠距離画像の表示範囲が狭くなると、運転者が、駐車運転の初期段階において、遠距離画像を見て車両をある程度駐車スペースに収まるまでの運転動作を行う際の、車両の進行方向の状況確認が行いにくくなるという問題がある。
以上のように、駐車スペースの周囲の状況や駐車運転の過程に応じて、運転者が上方視点画像や遠距離画像で確認したい範囲は異なると考えられるが、特許文献1の運転支援装置では上方視点画像と遠距離画像との表示比率は固定されているため、運転者にとって使用感の悪いものとなっていた。
本発明は以上述べた問題点を解決し、車両の所定位置に固定された撮像手段により車両周囲を撮像した画像を使用して、運転者にとってより使用感の良好な運転支援画像を表示する運転支援装置を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するものであって、本発明の運転支援装置は、車両の所定位置に設置された少なくとも1台の撮像手段と、撮像手段で撮像した車両周囲の画像に対し画像処理を行なって運転支援画像を生成する画像処理手段と、画像処理手段から出力された運転支援画像を表示する表示手段とを有するものであり、撮像手段で撮像した車両周囲の画像に画像処理を行って、後方視点画像および仮想視点画像を作成するものである。
そして、運転支援画像を表示手段に表示する際に、仮想視点画像から生成した近距離画像と、後方視点画像から生成した遠距離画像とが上下に表示されるように合成し、近距離画像の車両の進行方向についての表示領域を変更可能としたものである。
また、近距離画像の車両の進行方向についての表示領域を広げた時に、遠距離画像の表示内容が減少しないよう、遠距離画像を上下方向に圧縮して表示するものである。また、表示手段における近距離画像の車両の進行方向の表示領域を変更する切換手段を備える、あるいは、表示手段における近距離画像の車両の進行方向の表示領域を、車両の運転動作に応じて変更するものである。
本発明の運転支援装置は、撮像手段で撮像した車両の後方周囲画像から仮想視点画像と後方視点画像とを作成し、仮想視点画像の一部からなる近距離画像と後方視点画像の一部からなる遠距離画像とが上下に表示されるよう画面合成し運転支援画像として表示手段に表示する際に、表示手段における近距離画像と遠距離画像との画面境界を移動させることにより表示範囲の変更を行うことができる。従って、運転者が運転動作を行っている際に、車両周囲の状況や運転動作の過程に応じて、表示手段に表示される近距離画像や遠距離画像の表示範囲を適宜変更して表示内容を確認することができるため、運転者にとって使用感の良い運転支援画像を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、実施例としては、車両後部に撮像手段を1台設置する運転支援装置を例に挙げて説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することができる。
図1の構成ブロック図に示すように、本発明による運転支援装置10は、撮像手段1と、表示手段3と、画像処理手段20とを備えている。更には、画像処理手段20は、ROM4と、RAM5と、撮像手段I/F部6と、表示手段I/F部7と、これらを制御する制御部2とを備えている。
撮像手段1は、図示は省略するが、魚眼レンズや、魚眼レンズを保持するレンズホルダ、絞りや遮光板、及び広角レンズを透過した光束が結像されるCCD等の撮像素子で構成されている。この撮像手段1は、図2に示すように、車両40後部のバンパー40a上方でかつ幅方向は略中央部(例えば、車両40後部に設置されたナンバープレート上部)に1台設置されており、車両40の後方周囲について、撮像手段1で撮像できる範囲全てを撮像する。尚、本実施例では、撮像手段1が1台設置されている場合について説明するが、撮像手段を複数台設置し、車両40の後方周囲を各撮像手段で分担して撮像するようにしてもよい。
表示手段3は、タッチパネル機能を有する液晶パネルを備え、画像処理手段20から送信されるデータに基づいた画像を表示する。尚、詳細な説明は省略するが、表示手段3は、車両40に設置されている図示しないカーナビゲーションシステムから送信される地図画像や、DVDプレーヤ等の画像再生機器から送信される画像を表示させてもよい。
次に、画像処理手段20について説明する。撮像手段I/F部6は、撮像手段1と制御部2との間に介在し、撮像手段1で撮像された画像を取り込んで制御部2に画像データとして出力するインターフェイスである。制御部2は、内部に図示しない画像ASICを備えており、撮像手段1で撮像され撮像手段I/F部6を介して入力された画像データに対し、座標変換や歪補正等の画像処理を行なう。表示手段I/F部7は、制御部2と表示手段3との間に介在し、制御部2で画像処理された画像データを取り込んで表示手段3に出力するインターフェイスである。
ROM4には、制御部2での画像処理を実行するプログラムや、制御部2が取り込んだ画像の座標変換を行なう際に参照する座標変換テーブル等が格納されており、制御部2は、このプログラムや座標変換テーブルに従って上述した画像処理を行なう。また、RAM5は、撮像手段1で常時撮像されている車両40の後方周囲画像を一時的に記憶すると共に、制御部2が画像処理を行なう際に、一時的に画像処理された画像を保存する等、制御部2の作業領域として使用される。
次に、図1乃至図3を使用して、本実施例による運転支援装置10の動作原理について説明する。運転者が車両40をバックで運転して駐車を行う動作を開始すると(例えば、AT車であればシフトレバーを「R(リバース)」とすると)、運転支援装置10が作動を開始し、画像処理手段20の制御部2は、撮像手段1で撮像できる車両40の後方範囲全てを撮像した後方周囲画像をRAM5から読み出し、この後方周囲画像から所定の範囲で切り出した処理用画像、すなわち、後方視点画像範囲42(図2において、太線で囲まれた範囲)に対応する画像に対し画像処理を開始する。
図2の車両後方周囲画像の説明図に示すように、制御部2は、この後方視点画像範囲42に対し、車両40の後端、つまり、バンパー40aの先端面から所定の距離Wだけ後方に離れた位置に相当する処理用画像上に仮想の画像境界43を設定する。そして、制御部2は、入力された処理用画像について、車両40後端から画像境界43までに相当する画像範囲を上方視点画像範囲41とする。
次に、制御部2は、上方視点画像範囲41に対応する画像について、ROM4に格納されているプログラムや座標変換テーブルに従って画像処理を行なう。具体的には、地面から所定の高さTの位置に仮想視点50を設定し、車両40上方の仮想視点50から撮像した画像、つまり、図3(B)に示す車両50の仮想視点画像である上方視点画像32となるように、上方視点画像範囲41に対応する画像に対して幾何学補正による座標変換を行い、その画像をRAM5に記憶する。また、後方視点画像範囲42に対応する画像については、表示対象の歪を補正する等の画像処理を行ない、図3(A)に示す後方視点画像31とし、その画像をRAM5に記憶する。
次に、制御部2は、RAM5に記憶されている後方視点画像31と上方視点画像32とを用いて運転支援画像データを作成する。具体的には、図3(A)に示すように、後方視点画像31の所定の箇所、例えば、車止め39の下方に、仮想の境界線31aを、また、境界線31aより上方(画面上端31c側)に境界線31bを、それぞれ設定し、境界線31aから画面上端31cまでの範囲(車止め39を含む範囲)を後方視点画像データA、境界線31bから画面上端31cまでの範囲(車止め39を含まない範囲)を後方視点画像データB、とする。従って、後方視点画像データAに対応する画像範囲に比べ、後方視点画像データBに対応する画像範囲の方が狭くなる。
制御部2は、これら後方視点画像データAや後方視点画像データBをRAM5に記憶する。
制御部2は、これら後方視点画像データAや後方視点画像データBをRAM5に記憶する。
また、図3(B)に示すように、上方視点画像32の所定の箇所、例えば、車両40のバンパー40aから離れる方向で、車両40をバックさせた際に車止め39が早く表示されるような箇所、に仮想の境界線32aを、また、境界線31aより下方(画面下端32c側)に境界線32bを、それぞれ設定し、境界線32aから画面下端32cまでの範囲を上方視点画像データA、境界線32bから画面下端32cまでの範囲を上方視点画像データB、とする。従って、上方視点画像データAに対応する画像範囲に比べ、上方視点画像データBに対応する画像範囲の方が狭くなる。
制御部2は、これら上方視点画像データAや上方視点画像データBをRAM5に記憶する
制御部2は、これら上方視点画像データAや上方視点画像データBをRAM5に記憶する
次に、制御部2は、RAM5に記憶されている後方視点画像データAや後方視点画像データBと、上方視点画像データAや上方視点画像データBとを適宜組み合わせ、表示手段3の表示画面に、後方視点画像データAや後方視点画像データBに対応する遠距離画像が上側、上方視点画像データAや上方視点画像データBに対応する近距離画像が下側に表示されるよう画像合成を行い、これを運転支援画像データとして表示手段I/F部7を介して表示手段3に出力する。そして、表示手段3の表示画面には、運転支援画像データに対応する画像が、運転支援画像として表示される。
次に、図1乃至図4を用いて、本実施例による運転支援装置10の具体的な動作及び効果について説明する。尚、以下の説明では、運転者が車両40を、区画された駐車スペースにバックで駐車する場合を例に挙げて説明する。
図3に示すような白線38で区画された駐車スペース30に、運転者が車両40をバックで駐車する運転を開始する。運転者が駐車を開始すると、上述したように、制御部2は、後方視点画像データAや後方視点画像データBと、上方視点画像データAや上方視点画像データBとを適宜組み合わせた運転支援画像データを表示手段I/F部7を介して表示手段3に出力し、表示手段3の表示画面には、運転支援画像データに対応する画像が、運転支援画像として表示される。
運転者は、駐車運転の操作初期には、車両40の駐車位置周辺に障害物がないか等、車両40の進行方向の状況を確認するために、後方視点画像31から作成した遠距離画像を見る。このため、表示手段3の表示画面に表示される運転支援画像は、後方視点画像31から作成した遠距離画像の表示範囲が近距離画像の表示範囲より広い方が好ましい。
従って、制御部2は、駐車運転の操作初期では、図4に示す表示画面33のように、画面上部に後方視点画像31の境界線31aから画面上端31cまでの範囲を切り出した後方視点画像データAに対応する遠距離画像33aを表示し、画面下部に上方視点画像32の境界線32bから画面下端32cまでを切り出した上方視点画像データBに対応する近距離画像33bを表示する。この時、遠距離画像33aと近距離画像33bとの画面境界33cは、表示画面33の上下方向の中央より下方に位置することとなる。
運転者が表示画面33を確認しながら駐車スペース30への駐車運転を続け、ある程度車両40を駐車スペース30に収めた後は、駐車運転の最終段階として車両40の駐車スペース30での位置を決める運転操作を行う。この時、運転者は、駐車スペース30の白線38等を見て車両40の位置決めを行うため、表示手段3の表示画面に表示される運転支援画像は、上方視点画像32から作成した近距離画像の表示範囲が遠距離画像の表示範囲より広い方が好ましい。
図4に示すように、表示画面33の上部右側には、タッチパネルボタンである切換手段37が設けられている。運転者は、この切換手段37を操作することによって、表示画面33における遠距離画像33aと近距離画像33bの表示比率を変えることができる。運転者が駐車運転の最終段階において切換手段37を操作すると、制御部2は、図4に示す表示画面34のように、画面上部に、後方視点画像31の境界線31bから画面上端31cまでの範囲を切り出した後方視点画像データBに対応する、遠距離画像33aより表示範囲が狭い遠距離画像34aを表示し、画面下部に、上方視点画像32の境界線32aから画面下端32cまでを切り出した上方視点画像データAに対応する、近距離画像33bより表示範囲が広い近距離画像34bを表示する。従って、表示画面33における画面境界33cは、表示画面34においては上下方向の中央より上方に移動して画面境界34cとなる。
以上のように、駐車運転の操作初期や最終段階によって運転支援画像における遠距離画像と近距離画像との画面境界を変えて、遠距離画像および近距離画像の表示範囲を適宜変更できるようにし、運転者が駐車運転の段階に応じて確認したい画像の表示範囲を広げて表示することによって、運転者が駐車スペース30周辺の安全確認や車両40の位置決めを行いやすくなる。従って、運転者の駐車運転時の負担を軽減することができると共に、使用感の良い運転支援画像を提供することができる。
尚、本実施例では、後方視点画像31から後方視点画像データAおよびBを、上方視点画像32から上方視点画像データAおよびBを、それぞれ作成し、これらを組み合せることによって、遠距離画像と近距離画像との画面境界を移動して、遠距離画像および近距離画像の表示範囲を変更したが、後方視点画像データAと上方視点画像データAのみを使用して、表示手段3の表示画面にこれらを表示した際に、遠距離画像と近距離画像とが重複する部分については、切換手段37の操作に応じてどちらか一方が表示されるようにして、遠距離画像および近距離画像の表示範囲を変更するようにしてもよい。
次に、本発明の他の実施例について、図1乃至図3および図5を用いて説明する。尚、以下の説明では、運転支援装置10の構成や、車両40の後方周囲画像から画像処理を行って後方視点画像31や上方視点画像32を作成する方法については、実施例1で記載したものと同様であるため、詳細な説明は省略する。実施例1と異なるのは、後方視点画像31から後方視点画像データを切り出す範囲が一定であることと、表示手段3の表示画面に運転支援画像を表示する際の、遠距離画像の表示方法である。
図3に示すような白線38で区画された駐車スペース30に、運転者が車両40をバックで駐車する運転を開始する。運転者が駐車を開始すると、制御部2は、後方視点画像データA(後方視点画像31における、境界線31aから画面上端31cまでの範囲を切り出したデータ)のみを使用し、これと上方視点画像データAや上方視点画像データBとを適宜組み合わせた運転支援画像データを表示手段I/F部7を介して表示手段3に出力し、表示手段3の表示画面には、運転支援画像データに対応する画像が、運転支援画像として表示される。
運転者は、駐車運転の操作初期には、後方視点画像31から作成した遠距離画像を見るため、後方視点画像31から作成した遠距離画像の表示範囲が近距離画像の表示範囲より広い方が好ましい。従って、制御部2は、駐車運転の操作初期では、図5に示す表示画面35のように、画面上部に後方視点画像データAに対応する遠距離画像35aを表示し、画面下部に上方視点画像32の境界線32bから画面下端32cまでを切り出した上方視点画像データBに対応する近距離画像35bを表示する。この時、遠距離画像35aと近距離画像35bとの画面境界35cは、表示画面35の上下方向の中央より下方に位置することとなる。
運転者が表示画面35を確認しながら駐車スペース30への駐車運転を続け、ある程度車両40を駐車スペース30に収めた後は、駐車運転の最終段階として車両40の駐車スペース30での位置を決める運転操作を行う。この時、運転者は、上方視点画像32から作成した近距離画像を見るため、表示手段3の表示画面に表示される運転支援画像は、上方視点画像32から作成した近距離画像の表示範囲が遠距離画像の表示範囲より広い方が好ましい。
運転者が駐車運転の最終段階において切換手段37を操作すると、制御部2は、図5に示す表示画面36のように、画面上部に、後方視点画像データAに対応し、遠距離画像35aより表示範囲を狭くした遠距離画像36aを表示する。この遠距離画像36aは、表示される要素(駐車スペース30周囲の建物や地面等)が遠距離画面35aに対して減少することがないよう、画像を上下に圧縮することによって、表示範囲を狭くしている。また、制御部2は、画面下部に上方視点画像32の境界線32aから画面下端32cまでを切り出した上方視点画像データAに対応する、近距離画像35bより表示範囲が広い近距離画像36bを表示する。従って、表示画面35における画面境界35cは、表示画面36においては上下方向の中央より上方に変えて画面境界36cとなる。
以上のように、駐車運転の最終段階において、運転者が切換手段37を操作して表示画面35から表示画面36に切り換えても、遠距離画像に表示される表示内容が減少せず、かつ、近距離画像の表示範囲を広くすることができる。従って、運転者が駐車運転を行う際に、運転者が駐車スペース30周辺の安全確認や車両40の位置確認等を行いやすくなるため、運転者の駐車運転時の負担を軽減することができ、より使用感の良い運転支援画像を提供することができる。
尚、以上説明した実施例では、後方視点画像データAに対応した遠距離画像36aを表示し、この際に画像を上下に圧縮することにより、表示範囲が狭くなっても表示内容が減少しないようにしているが、後方視点画像31全てを後方視点画像データとし、これに対応した遠距離画像を表示する際に、画像を上下に圧縮して表示するようにしてもよい。
以上説明した通り、本発明の運転支援装置によれば、撮像手段で撮像した車両の後方周囲画像から仮想視点画像(本実施例では、上方視点画像)と後方視点画像とを作成し、仮想視点画像の一部からなる近距離画像と後方視点画像の一部からなる遠距離画像とが上下に表示されるよう画面合成し運転支援画像として表示手段に表示する際に、表示手段における近距離画像と遠距離画像との画面境界を変えることにより表示範囲の変更を行うことができる。従って、運転者が運転動作を行っている際に、車両周囲の状況や運転動作の過程に応じて、表示手段に表示される近距離画像や遠距離画像の表示範囲を適宜変更して表示内容を確認することができるため、運転者にとって使用感の良い運転支援画像を提供することができる
尚、以上説明した実施例では、運転者が表示画面に設けられた切換手段を操作することによって、表示手段における表示画面の切り換え(例えば、図4における表示画面33から表示画面34への切り換え)を行う場合について説明したが、運転者による車両の運転動作、例えば、ハンドルの操舵角や車両のスピードに応じて、自動的に表示画面の切り換えが行われるようにしてもよい。
具体的には、駐車運転の操作初期では、駐車スペースに車両を導入するために、ハンドルの操舵角は大きく、また、車両のスピードは比較的速い(時速10キロメートル程度)と考えられるので、制御部が駐車運転の操作初期における操舵角やスピードを検出し、遠距離画像の表示範囲が広くなるように表示画面に運転支援画像を表示する。
また、駐車運転の最終段階では、駐車スペースで車両の位置決めを行うために、ハンドルの操舵角は小さく、また、車両のスピードは比較的遅い(時速5キロメートル程度)と考えられるので、制御部が駐車運転の最終段階における操舵角やスピードを検出し、近距離画像の表示範囲が広くなるように表示画面に運転支援画像を表示する。
以上のように、表示画面が駐車運転の段階に応じて自動的に切り換われば、運転者が駐車運転時に運転支援装置を操作する必要がなくなるので、運転者が駐車運転に集中することができ、より駐車運転時の安全性を高めることができる。
1 撮像手段
2 制御部
3 表示手段
4 ROM
5 RAM
10 運転支援装置
20 画像処理手段
30 駐車スペース
31 後方視点画像
31a、31b 境界線
31c 画面上端
32 上方視点画像
32a,32b 境界線
32c 画面下端
33、34,35,36 表示画面
33a,34a、35a,36a 遠距離画面
33b、34b,35b,36b 近距離画面
33c、34c,35c,36c 画面境界
37 切換手段
38 白線
39 車止め
40 車両
40a バンパー
41 上方視点画像範囲
42 後方視点画像範囲
43 画像境界
50 仮想視点
2 制御部
3 表示手段
4 ROM
5 RAM
10 運転支援装置
20 画像処理手段
30 駐車スペース
31 後方視点画像
31a、31b 境界線
31c 画面上端
32 上方視点画像
32a,32b 境界線
32c 画面下端
33、34,35,36 表示画面
33a,34a、35a,36a 遠距離画面
33b、34b,35b,36b 近距離画面
33c、34c,35c,36c 画面境界
37 切換手段
38 白線
39 車止め
40 車両
40a バンパー
41 上方視点画像範囲
42 後方視点画像範囲
43 画像境界
50 仮想視点
Claims (4)
- 車両の所定位置に設置された少なくとも1台の撮像手段と、同撮像手段で撮像した前記車両周囲の画像に対し画像処理を行なって運転支援画像を生成する画像処理手段と、同画像処理手段から出力された前記運転支援画像を表示する表示手段とを有する運転支援装置であって、
前記撮像手段で撮像した前記車両周囲の画像に画像処理を行って、後方視点画像および仮想視点画像を作成し、
前記運転支援画像を前記表示手段に表示する際に、前記仮想視点画像から生成した近距離画像と、前記後方視点画像から生成した遠距離画像とが上下に表示されるように合成し、前記近距離画像の前記車両の進行方向についての表示領域を変更可能としたことを特徴とする運転支援装置。 - 前記近距離画像の前記車両の進行方向についての表示領域を広げた時に、前記遠距離画像の表示内容が減少しないよう、前記遠距離画像を上下方向に圧縮して表示することを特徴とする請求項1記載の運転支援装置。
- 前記表示手段における前記近距離画像の前記車両の進行方向の表示領域を変更する切換手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の運転支援装置。
- 前記表示手段における前記近距離画像の前記車両の進行方向の表示領域を、前記車両の運転動作に応じて変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の運転支援装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010114832A JP2011243010A (ja) | 2010-05-19 | 2010-05-19 | 運転支援装置 |
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|---|---|---|---|
| JP2010114832A JP2011243010A (ja) | 2010-05-19 | 2010-05-19 | 運転支援装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011243010A true JP2011243010A (ja) | 2011-12-01 |
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|---|---|---|---|
| JP2010114832A Pending JP2011243010A (ja) | 2010-05-19 | 2010-05-19 | 運転支援装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2011243010A (ja) |
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