JP2011111616A - ウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物、及び、ウエハレベルレンズ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)無機顔料、(B)一級又は二級アミノ基含有化合物とポリエステルとの縮合物である分散樹脂、(C)重合開始剤、(D)重合性化合物、及び(E)アルカリ可溶性樹脂を含有するウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物。
【選択図】なし
Description
このように、ウエハレベルレンズにおける遮光性領域の形成用途に用いられる硬化性組成物としては、未だ満足のいくものは提供されておらず、更なる改良が求められていた。
即ち、本発明の目的は、遮光性に優れた硬化膜を形成でき、該硬化膜の形成領域外において黒色硬化性組成物由来の残渣物の残留を低減しうるウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物を提供することにある。
また、本発明の更なる目的は、本発明のウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物により形成された遮光膜を備えることにより光量が適切に調整され、且つ簡易に製造しうるウエハレベルレンズを提供することにある。
<1> (A)無機顔料、(B)一級又は二級アミノ基含有化合物とポリエステルとの縮合物である分散樹脂、(C)重合開始剤、(D)重合性化合物、及び(E)アルカリ可溶性樹脂を含有するウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物。
<2> 前記(A)無機顔料が、チタンブラックである前記<1>に記載のウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物。
<3> 前記(B)一級又は二級アミノ基含有化合物とポリエステルとの縮合物である分散樹脂のアミン価が、5mgKOH/g〜100mgKOH/gである前記<1>又は<2>に記載の着色硬化性組成物。
<4> さらに、(F)有機顔料を含有する前記<1>〜<3>のいずれか1項に記載のウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物。
<5> 前記(C)重合開始剤が、オキシムエステル化合物及びヘキサアリールビイミダゾール化合物から選択される少なくとも1種の重合開始剤である前記<1>〜<4>のいずれか1項に記載のウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物。
<6> 前記(E)アルカリ可溶性樹脂が、側鎖に重合性二重結合を有するアルカリ可溶性樹脂である前記<1>〜<5>のいずれか1項に記載のウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物。
<7> 基板上に存在するレンズの周縁部に、前記<1>〜<6>のいずれか1項に記載のウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物を用いて得られた遮光膜を備えるウエハレベルレンズ。
また、本発明によれば、本発明のウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物により形成された遮光膜を備えることにより光量が適切に調整され、且つ簡易に製造しうるウエハレベルレンズを提供することができる。
本発明のウエハレベル用黒色硬化性組成物(以下、適宜「本発明の黒色硬化性組成物」とも称する。)は、(A)無機顔料、(B)一級又は二級アミノ基含有化合物(とポリエステルとの縮合物である分散樹脂、(C)重合開始剤、及び(D)重合性化合物、を含有する。
本発明のウエハレベル用黒色硬化性組成物は、ウエハレベルレンズにおける遮光性の硬化膜(以下、適宜、「遮光膜」とも称する。)の形成に用いられる。
本発明の黒色硬化性組成物は、遮光剤として機能しうる成分として、保存安定性及び安全性の観点から、無機顔料を含有する。
特に、紫外域から赤外域までの広い波長域の光に対する遮光性を発現する目的で、単独のみならず、複数種の無機顔料を混合して、使用することが可能である。
無機顔料として好適に用いられるチタンブラックの粒径は、特に制限は無いが、分散性、着色性の観点から、平均一次粒径が、3nm〜2000nmであることが好ましく、よろ好ましくは10nm〜500nmであり、最も好ましくは10nm〜100nmである。
本発明の黒色硬化性組成物は、一級又は二級アミノ基含有化合物とポリエステルとの縮合物である分散樹脂(以下、適宜「特定樹脂」とも称する。)を含有する。
この作用機構については、未だ明確ではないが、以下のように推定している。
ウエハレベルレンズ備える遮光膜を、無機顔料を含む硬化性組成物を用いてフォトリソグラフィ法により形成する際において、未露光部(遮光膜の形成領域外)に発生する残渣物の発生は、硬化性組成物中の現像成分のみがアルカリ現像液で除去され、無機顔料が現像されずに残ることが原因であると考えている。こういった現象が生じるのは、無機顔料と、遮光膜の非形成領域を構成するレンズ及びガラス基板等との間の結合が、無機顔料と現像成分間との結合力よりも強いことによるものと考えている。
一方、本発明における特定樹脂は、無機顔料及びアルカリ現像成分と結合できる窒素原子(一級又は二級アミノ基)を高密度で有しているため、遮光膜の形成領域外に残留する残渣物が少なくなると考えている。さらに、特定樹脂は、非常に柔軟なポリエステル鎖を有しているため、該現像液の浸透性が高く、このことが、残渣物の残留抑制に効果が有るものと考えている。
特定樹脂の分子量としては、重量平均分子量(GPC法によるポリスチレン換算値)で、3,000〜100,000が好ましく、5,000〜50,000がさらに好ましく、6,000〜20,000が最も好ましい。
特定樹脂の分子量が上記範囲内にあることにより、分散安定性及び現像性がより向上する。
特定樹脂の構成要素の一つである一級又は二級アミノ基含有化合物以下、適宜「アミノ基含有化合物」とも称する。)は、分子構造中に一級又は二級アミノ基を有する化合物である。一級又は二級アミノ基を有する化合物は、一級又は二級アミノ基アミノ基を有する繰り返し単位を持つオリゴマー又はポリマーであることが好ましい。
アミン価(mgKOH/g)=56,100/(一級又は二級アミノ基含有化合物の分子量)
特定樹脂の構成要素の一つであるポリエステルとしては、(I−1)カルボン酸とラクトンの重縮合、(I−2)ヒドロキシ基含有カルボン酸の重縮合、又は(I−3)二価アルコールと二価カルボン酸(もしくは環状酸無水物)の重縮合により得られたポリエステルであることが好ましい。
以下、上記(I−1)〜(I−3)の重縮合反応により得られるポリエステルについて詳述する。
なお、後述する実施例中に、合成例4〜19として特定樹脂の合成例を示した。
その他、アクリル系共重合体など、分子末端もしくは側鎖に極性基を有するオリゴマーもしくはポリマーもその他の顔料分散剤として好適に挙げられる。
本発明の黒色硬化性組成物は、重合開始剤を含有する。
本発明の黒色硬化性組成物における重合開始剤は、光や熱により分解し、後述する重合性化合物の重合を開始、促進する化合物であり、波長300〜500nmの領域に吸収を有するものであることが好ましい。
重合開始剤としては、オキシムエステル化合物及びヘキサアリールビイミダゾール化合物が、残渣の低減及び遮光膜と該遮光膜の被形成面(基板等)との密着性の観点から特に好ましく、特にヘキサアリールビイミダゾール化合物が最も好ましい。
本発明においては365nmや405nm等の近紫外領域の吸収が小さいオキシムエステル化合物でも、増感剤と併用することによって著しく高感度化され実用的な感度まで到達することができる。
以下、オキシムエステル化合物の具体例を示す。
本発明の黒色硬化性組成物は、重合性化合物を含有する。
重合性化合物としては、少なくとも1個の付加重合可能なエチレン性不飽和基を有し、沸点が常圧で100℃以上である化合物が好ましい。
更に、日本接着協会誌Vol.20、No.7、300〜308頁に光硬化性モノマー及びオリゴマーとして紹介されているものも使用できる。
重合性化合物の市販品としては、ウレタンオリゴマーUAS−10、UAB−140(山陽国策パルプ社製)、UA−7200」(新中村化学社製、DPHA−40H(日本化薬社製)、UA−306H、UA−306T、UA−306I、AH−600、T−600、AI−600(共栄社製)などが挙げられる。
また、重合性化合物としては、酸基を有するエチレン性不飽和化合物類も好適であり、市販品としては、例えば、東亞合成株式会社製のカルボキシル基含有3官能アクリレートであるTO−756、及びカルボキシル基含有5官能アクリレートであるTO−1382などが挙げられる。
本発明に用いられる重合性化合物としては、4官能以上のアクリレート化合物がより好ましい。
重合性化合物の黒色硬化性組成物中における含有量としては、質量換算で全固形分100部に対して、3〜55部が好ましく、より好ましくは10〜50部である。(B)重合性化合物の含有量が前記範囲内において、十分な硬化反応が進行する。
本発明の黒色硬化性組成物は、アルカリ可溶性樹脂を含有する。
本発明において使用しうるアルカリ可溶性樹脂としては、線状有機高分子重合体であって、分子(好ましくは、アクリル系共重合体、スチレン系共重合体を主鎖とする分子)中に少なくとも1つのアルカリ可溶性を促進する基(例えばカルボキシル基、リン酸基、スルホン酸基、ヒドロキシル基など)を有するアルカリ可溶性樹脂の中から適宜選択することができる。
アルキル(メタ)アクリレート、及びアリール(メタ)アクリレートとしては、CH2=C(R1)(COOR3)〔ここで、R1は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表し、R3は炭素数1〜8のアルキル基又は炭素数6〜12のアラルキル基を表す。〕、具体的にはメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、トリル(メタ)アクリレート、ナフチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート(アルキルは炭素数1〜8のアルキル基)、ヒドロキシグリシジルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルメタクリレート等を挙げることができる。
ポリエチレンオキシド鎖、及びポリプロピレンオキシド鎖の繰り返し単位数は1〜20が好ましく、2〜12がより好ましい。これらの側鎖にポリアルキレンオキサイド鎖を有するアクリル系共重合体としては、例えば、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリ(エチレングリコール−プロピレングリコール)モノ(メタ)アクリレートなどおよびこれらの末端OH基をアルキル封鎖した化合物、例えばメトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリ(エチレングリコール−プロピレングリコール)モノ(メタ)アクリレートなどを共重合成分とするアクリル系共重合体が挙げられる。
これら共重合可能な他の単量体は、1種単独であるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。好ましい共重合可能な他の単量体は、アルキル(メタ)アクリレート(アルキルは炭素数2から4のアルキル基)、フェニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート及びスチレンである。
アクリル系樹脂は、例えば、それ自体公知のラジカル重合法により製造することができる。ラジカル重合法でアクリル系樹脂を製造する際の温度、圧力、ラジカル開始剤の種類及びその量、溶媒の種類等々の重合条件は、当業者であれば容易に設定することができるし、条件設定が可能である。
特に、側鎖に(メタ)アクリロイル基を含有するアルカリ可溶性樹脂を用いることが好ましい。これにより、感度が向上し、且つ遮光膜の形成領域外における残渣が低減する。該残渣の低減は、(メタ)アクリロイル基が有する不飽和結合が無機顔料と吸着するためであると推定している。
(1)予めイソシアネート基とOH基を反応させ、未反応のイソシアネート基を1つ残し、かつ(メタ)アクリロイル基を少なくとも1つ含む化合物とカルボキシル基を含むアクリル樹脂との反応によって得られるウレタン変性した重合性二重結合含有アクリル樹脂
(2)カルボキシル基を含むアクリル樹脂と分子内にエポキシ基及び重合性二重結合を共に有する化合物との反応によって得られる不飽和基含有アクリル樹脂
(3)酸ペンダント型エポキシアクリレート樹脂
(4)OH基を含むアクリル樹脂と重合性二重結合を有する2塩基酸無水物を反応させた重合性二重結合含有アクリル樹脂
上記のうち、特に(1)及び(2)の樹脂が好ましい。
重合性二重結合を有するアルカリ可溶性樹脂の具体例としては、例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレートと、メタクリル酸と、これらと共重合可能なアクリル系若しくはビニル系化合物等のモノマーとの共重合体に、OH基に対し反応性を有するエポキシ環と炭素間不飽和結合基を有する化合物(例えばグリシジルアクリレートなどの化合物)を反応させて得られる化合物、等を使用できる。
OH基との反応ではエポキシ環のほかに酸無水物、イソシアネート基、アクリロイル基を有する化合物も使用できる。また、特開平6−102669号公報、特開平6−1938号公報に記載のエポキシ環を有する化合物にアクリル酸のような不飽和カルボン酸を反応させて得られる化合物に、飽和もしくは不飽和多塩基酸無水物を反応させて得られる反応物も使用できる。また、重合性二重結合を有するアルカリ樹脂の重合性基を有する繰り返し単位は、樹脂に対し5〜60質量%含有されることが好ましく、10〜40質量%含有されることがさらに好ましい。
本発明においては、所望の遮光性を発現させるべく、公知の有機顔料や染料などの無機顔料以外の着色剤を併用することが可能である。
併用することができる着色剤としては、有機顔料では、例えば、特開2008−224982号公報段落番号〔0030〕〜〔0044〕に記載の顔料や、C.I.Pigment Green 58、C.I.Pigment Blue 79のCl置換基をOHに変更したものなどが挙げられる。これらの中でも、好ましく用いることができる有機顔料としては、以下のものを挙げることができる。但し、本発明における有機顔料はこれらに限定されるものではない。
C.I.Pigment Yellow 11,24,108,109,110,138,139,150,151,154,167,180,185,
C.I.Pigment Orange 36,
C.I.Pigment Red 122,150,171,175,177,209,224,242,254、255
C.I.Pigment Violet 19,23,29、32,
C.I.Pigment Blue 15:1,15:3,15:6,16,22,60,66,
C.I.Pigment Green 7,36,37、58
C.I.Pigment Black 1、7
本発明の黒色硬化性組成物には、重合開始剤のラジカル発生効率の向上、感光波長の長波長化の目的で、増感剤を含有していてもよい。
本発明に用いることができる増感剤としては、併用する重合開始剤に対し、電子移動機構又はエネルギー移動機構で増感させるものが好ましい。
増感剤の好ましい例としては、特開2008−214395号公報の段落番号〔0085〕〜〔0098〕に記載された化合物を挙げることができる。
増感剤の含有量は、感度と保存安定性の観点から、黒色硬化性組成物の全固形分の質量に対し、0.1〜30質量%の範囲が好ましく、1〜20質量%の範囲がより好ましく、2〜15質量%の範囲が更に好ましい。
本発明の黒色硬化性組成物には、該組成物の製造中或いは保存中において、重合性化合物の不要な熱重合を阻止するために少量の重合禁止剤を添加することが望ましい。
重合禁止剤としては、公知の熱重合防止剤を用いることができ、具体的には、ハイドロキノン、p−メトキシフェノール、ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ピロガロール、t−ブチルカテコール、ベンゾキノン、4,4’−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、N−ニトロソフェニルヒドロキシアミン第一セリウム塩等が挙げられる。
熱重合防止剤の添加量は、黒色硬化性組成物の全固形分に対し約0.01〜約5質量%が好ましい。
また、必要に応じて、酸素による重合阻害を防止するために、ベヘン酸やベヘン酸アミドのような高級脂肪酸誘導体等を添加して、該高級脂肪酸誘導体等を塗布後の乾燥の過程で塗布膜の表面に偏在させてもよい。高級脂肪酸誘導体等の添加量は、全組成物の約0.5〜約10質量%が好ましい。
本発明の黒色硬化性組成物には、遮光膜と該遮光膜の被形成面との密着性を向上させるために、密着向上剤を添加することができる。密着向上剤としては、シラン系カップリング剤、チタンカップリング剤等が挙げられる。
シラン系カップリング剤としては、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、が好ましく、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランが好ましく挙げられる。
密着向上剤の添加量は、黒色硬化性組成物の全固形分中0.5〜30質量%が好ましく、0.7〜20質量%がより好ましい。
特に、本発明の黒色硬化性組成物により、ガラス基板上にウエハレベルレンズを作製する場合には、感度向上の観点から、密着向上剤を添加することが好ましい。
更に、黒色硬化性組成物には、増感色素や開始剤の活性放射線に対する感度を一層向上させる目的、或いは、酸素による光重合性化合物の重合阻害を抑制する等の目的で、共増感剤を含有してもよい。また、硬化皮膜の物性を改良するための界面活性剤、希釈剤、可塑剤、感脂化剤等の公知の添加剤を必要に応じて加えてもよい。
本発明のウエハレベルレンズは、基板上に存在するレンズの周縁部に、本発明の黒色硬化性組成物を用いて得られた遮光膜を有することを特徴とする。
以下、図面を参照して、本発明のウエハレベルレンズについて説明する。
図1に示されるように、ウエハレベルレンズアレイは、基板10と、該基板10に配列されたレンズ12と、を備えている。ここで、図1では、複数のレンズ12は、基板10に対して2次元に配列されているが、1次元に配列されていてもよい。
また、図2は、図1に示すA−A線断面図である。
図2に示すように、ウエハレベルレンズアレイにおいて、基板10に配列された複数のレンズ12の間には、レンズ12以外の箇所からの光透過を防止する遮光膜14が設けられている。
本発明のウエハレベルレンズは、基板10上に存在する1つのレンズ12とその周縁部に設けられた遮光膜14により構成される。本発明の黒色硬化性組成物は、この遮光膜14の形成に用いられる。
撮像ユニットのリフロー実装を考慮すると、軟化点が例えば200℃以上といった、軟化点の比較的高い樹脂が好ましく、軟化点が250℃以上の樹脂がより好ましい。
以下、レンズ材料として好適な樹脂について説明する。
高アッベ数側の樹脂は、アッベ数(νd)が50以上であることが好ましく、より好ましくは55以上であり特に好ましくは60以上である。屈折率(nd)は1.52以上であることが好ましく、より好ましくは1.55以上であり、特に好ましくは1.57以上である。
このような樹脂組成物に含有される樹脂としては、脂肪族の樹脂が好ましく、特に、脂環構造を有する樹脂(例えば、シクロヘキサン、ノルボルナン、アダマンタン、トリシクロデカン、テトラシクロドデカン等の環構造を有する樹脂、具体的には例えば、特開平10−152551号公報、特開2002−212500号公報、同2003−20334号公報、同2004−210932号公報、同2006−199790号公報、同2007−2144号公報、同2007−284650号公報、同2008−105999号公報等に記載の樹脂)が好ましい。
このような樹脂としては芳香族構造を有する樹脂が好ましく、例えば、9,9’‐ジアリールフルオレン、ナフタレン、ベンゾチアゾール、ベンゾトリアゾール等の構造を含む樹脂(具体的には例えば、特開昭60−38411号公報、特開平10−67977号公報、特開2002−47335号公報、同2003−238884号公報、同2004−83855号公報、同2005−325331号公報、同2007−238883号公報、国際公開2006/095610号公報、特許第2537540号公報等に記載の樹脂等)が好ましい。
有機無機複合材料中の無機微粒子としては、例えば、酸化物微粒子、硫化物微粒子、セレン化物微粒子、テルル化物微粒子が挙げられる。より具体的には、例えば、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化ニオブ、酸化セリウム、酸化アルミニウム、酸化ランタン、酸化イットリウム、硫化亜鉛等の微粒子を挙げることができる。
また、無機微粒子には、光触媒活性低減、吸水率低減などの種々の目的から、異種金属をドープしたり、表面をシリカやアルミナ等異種金属酸化物で被覆したり、シランカップリング剤、チタネートカップリング剤、有機酸(カルボン酸類、スルホン酸類、リン酸類、ホスホン酸類等)、又は有機酸基を持つ分散剤などで表面修飾してもよい。
無機微粒子の数平均1次粒子サイズは、通常1nm〜1000nm程度とすればよいが、小さすぎると物質の特性が変化する場合があり、大きすぎるとレイリー散乱の影響が顕著となるため、1nm〜15nmが好ましく、2nm〜10nmが更に好ましく、3nm〜7nmが特に好ましい。また、無機微粒子の粒子サイズ分布は狭いほど望ましい。このような単分散粒子の定義の仕方はさまざまであるが、例えば、特開2006−160992号公報に記載されるような数値規定範囲が好ましい粒径分布範囲に当てはまる。
ここで上述の数平均1次粒子サイズとは、例えば、X線回折(XRD)装置或いは透過型電子顕微鏡(TEM)などで測定することができる。
なお、有機無機複合材料には、必要に応じて、可塑剤、分散剤等の添加剤を加えることができる。
即ち、上記のごとき高アッベ数の樹脂をマトリックスとした場合には、無機微粒子として、酸化ランタン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム等の微粒子を分散させることが好ましく、低アッベ数の樹脂をマトリックスとした場合には、無機微粒子として、酸化チタン、酸化スズ、酸化ジルコニウム等の微粒子を分散させることが好ましい。
−レンズの形成−
まず、図3及び図4(A)〜(C)を参照して、基板10上にレンズ12を形成する方法について説明する。
ここで、図3は、基板10に、レンズ形成用の樹脂組成物である成形材料(図3中にMと記載)を供給している状態を示す図である。
また、図4(A)〜(C)は、基板10にレンズ12を型60で成形する手順を示す図である。
ここで、型60には、レンズ12の形状を転写するための凹部62が、所望のレンズ12の数に応じて設けられている。
次に、図5(A)〜(C)を参照して、レンズ12の周縁部に遮光膜14を形成する方法について説明する。
ここで、図5(A)〜(C)は、レンズ12が成形された基板10に遮光膜14を設ける工程を示す概略断面図である。
以下、遮光膜14の形成方法における各工程について説明する。
遮光性塗布層形成工程では、図5(A)に示すように、基板10上に、黒色硬化性組成物を塗布して該黒色硬化性組成物からなる光反射率の低い遮光性塗布層14Aを形成する。このとき、遮光性塗布層14Aは、基板10の表面、及び、レンズ12のレンズ面12aとレンズ縁部12bの表面を全て覆うように形成される。
なお、ここで言う基板10とは、レンズ12と基板10を一体形成する態様においては、レンズ12と基板10の両方を含む形態を言う。
また、これらの基板10上には、必要により、上部の層との密着改良、物質の拡散防止、或いは基板10表面の平坦化のために、下塗り層を設けてもよい。
黒色硬化性組成物の塗布直後の膜厚としては、塗布膜の膜厚均一性、塗布溶剤の乾燥のし易さの観点から、0.1μm〜10μmが好ましく、0.2μm〜5μmがより好ましく、0.2μm〜3μmが更に好ましい。
露光工程では、遮光性塗布層形成工程において形成された遮光性塗布層14Aをパターン状に露光する。パターン露光は走査露光でもよいが、図5(B)に示すように、所定のマスクパターンを有するマスク70を介して露光する態様が好ましい。
次いで、アルカリ現像処理(現像工程)を行うことにより、露光における光未照射部分、即ち、遮光性塗布層14Aの未硬化領域をアルカリ水溶液に溶出させ、光照射により硬化した領域だけを残す。
具体的には、図5(B)に示すように露光された遮光性塗布層14Aは、現像されることにより、図5(C)に示すように、レンズ面12aに形成された遮光性塗布層14Aのみが除去され、それ以外の領域に硬化された遮光膜14が形成される。
現像液に用いるアルカリ剤としては、例えば、アンモニア水、エチルアミン、ジエチルアミン、ジメチルエタノールアミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、コリン、ピロール、ピペリジン、1,8−ジアザビシクロ−[5、4、0]−7−ウンデセンなどの有機アルカリ性化合物(有機アルカリ剤)、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の無機化合物(無機アルカリ剤)等が挙げられ、これらのアルカリ剤を濃度が0.001質量%〜10質量%、好ましくは0.01質量%〜1質量%となるように純水で希釈したアルカリ性水溶液が現像液として好ましく使用される。
このポストベーク処理は、現像後に形成された遮光膜14を、上記条件になるようにホットプレートやコンベクションオーブン(熱風循環式乾燥機)、高周波加熱機等の加熱手段を用いて、連続式或いはバッチ式で行うことができる。
図6は、ウエハレベルレンズアレイの他の構成例を示す図である。
図6に示すウエハレベルレンズは、基板10とレンズ12とを同一の成形材料で同時に成形した構成(モノリシックタイプ)である。
このようなウエハレベルレンズを作成する際には、成形材料としては上述したものと同じものを用いることができる。また、この例では、基板10の一方の面(図中の上側の面)には、凹状のレンズ12が複数形成され、他方の面(図中の下側の面)には、凸状のレンズ20が複数形成されている。また、基板10のレンズ面12aを除く領域、つまり、基板10の表面及びレンズ縁部12bの表面にパターン状の遮光膜14が形成されている。遮光膜14を形成する際のパターニング方法としては、上述した手順を適用することができる。
次に、図7(A)〜(C)及び図8(A)〜(C)を参照して、ウエハレベルレンズアレイの更なる他の構成例と、それを作製する手順について説明する。
ここで、図7(A)〜(C)は、パターン状の遮光膜14を形成する他の工程を示す概略図である。
また、図8(A)〜(C)は、まず、パターン状の遮光膜14を形成した後、レンズ12を成形する工程を示す概略図である。
先ず、図7(A)に示すように、基板10上に黒色硬化性組成物を塗布して遮光性塗布層14Aを形成する遮光性塗布層形成工程を行う。
本工程における露光においては、遮光性塗布層14をパターン露光することで、遮光性塗布層14Aのうち光照射された部分だけを硬化する。ここでは、後工程でレンズ12を成形した際にレンズ12のレンズ開口14aとなる部位を除く領域の遮光性塗布層14Aにのみ光を照射するマスクパターンを用いる。この方法によりレンズ12のレンズ開口14aとなる部位を除く領域の遮光性塗布層14Aのみが光照射によって硬化する。なお、露光に際して用いることができる放射線としては、先に説明した手順と同様に、g線、h線、i線等の紫外線が好ましく用いられる。
ここで、現像液であるアルカリ水溶液中のアルカリ剤としては、先に説明した手順と同じものを用いることができる。
現像処理後は、その後、余剰の現像液を洗浄除去し、乾燥を施す。
次に、遮光膜14を形成後に、レンズ12を形成する工程について説明する。
図8(A)に示すように、パターン状の遮光膜14が形成された基板10の上に、レンズ12を構成する成形材料Mがディスペンサ50により滴下される。成形材料Mは、レンズ12のレンズ開口14aに相当する領域を覆うように、該開口に隣接する遮光膜14の端部を一部含むように供給される。
また、ポリビニルアミンとしては、J.Am.Chem.Soc.1976,98,5996.に記載の方法で合成したポリビニアルアミン塩酸塩水溶液を、Amberlite(R)IRA−938(MP、Biomecidals社製)で塩酸フリー化し、濃縮したものを使用した(数平均分子量2,500)。
n−オクタン酸4.2g、ε−カプロラクトン200g、及びモノブチルスズジオキシド0.1gを混合し、160℃で8時間加熱した後、室温まで冷却し、ポリエステル(i−1)を得た。GPC測定法により測定した分子量は、数平均分子量が15,000、重量平均分子量が21,000であった。
窒素気流下、12−ヒドロキシステアリン酸100g、チタン(IV)テトラブトキシド0.1g、及びキシレン300gを混合し、外温160℃で生成する水をディーンスターク管で留去しながら反応させた。GPC測定により測定した分子量が、数平均分子量が18,000、重量平均分子量が23,000となったところで加熱を停止し、ポリエステル(i−2)を得た。
窒素気流下、アジピン酸307g、ネオペンチルグリコール110g、1,4−ブタンジオール57g、及びエチレングリコール26gを混合し、外温160℃で生成する水をディーンスターク管で留去しながら反応させた。GPC測定により測定した分子量が、数平均分子量が16,000、重量平均分子量が24,000となったところで反応を停止し、ポリエステル(i−3)を得た。
ポリエチレンイミン((株)日本触媒製「SP−006」、数平均分子量600)10g、及びポリエステル(i−1)100gを混合し、120℃で3時間加熱した。その後、65℃まで放冷し、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートをゆっくり添加して、特定樹脂である樹脂(A−1)の30質量%プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(以下、PGMEAと称する。)溶液を得た。
合成例4において、ポリエチレンイミンの種類を、表1記載のアミノ基含有化合物の種類に変更し、ポリエステル(i−1)の種類を、表1記載のポリエステルに変更した以外は、合成例4と同様にして、特定樹脂である樹脂(A−2)〜(A−9)の10質量%PGMEA溶液を得た。
合成例8において、反応温度及び反応時間を、140℃で10時間加熱に変更した以外は、合成例4と同様の操作を行い、特定樹脂である樹脂(A−10)を得た。
GPC測定法により測定した特定樹脂(A−10)の分子量は、重量平均分子量が7,000であり、数平均分子量が4,000であった。樹脂(A−10)のアミン価は、5mgKOH/gであった。
合成例4において、反応温度及び反応時間を、140℃で24時間加熱に変更以外は、合成例4と同様の操作を行い、特定樹脂である樹脂(A−11)を得た。
GPC測定法により測定した樹脂(A−11)の分子量は、重量平均分子量が6,000であり、数平均分子量が3,000あった。樹脂(A−11)のアミン価は、2mgKOH/gであった。
合成例1において、ポリエチレンイミンを20g用いた以外は、合成例1と同様の操作を行い、特定樹脂である樹脂(A−12)を得た。
GPC測定法により測定した樹脂(A−12)の分子量は、重量平均分子量が6,000であり、数平均分子量が3,000あった。樹脂(A−12)のアミン価は、160mgKOH/gであった。
合成例4において、反応時間を1時間にした以外は、合成例4と同様の操作を行い、特定樹脂である樹脂(A−13)を得た。
GPC測定法により測定した樹脂(A−13)の分子量は、重量平均分子量が12,000であり、数平均分子量が8,000あった。樹脂(A−13)のアミン価は、130mgKOH/gであった。
ポリエステル(i−1)100g、ポリエチレンイミン(SP−006、(株)日本触媒製)10gを120℃3時間加熱し、樹脂を得た。得られた樹脂の重量平均分子量は10,000、数平均分子量は6,000、アミン価は75mgKOH/gであった。その後、得られた樹脂を、65℃まで放冷し、無水コハク酸7.6gを含有するPGMEA200gをゆっくり添加し2時間攪拌した。その後、更にPGMEAを添加し、特定樹脂である樹脂(A−14)の30質量%PGMEA溶液を得た。
樹脂(A−14)の重量平均分子量は11,000、数平均分子量は7,000、酸価は40mgKOH/g、アミン価は35mgKOH/gであった。
合成例17において、無水コハク酸をブタンスルトンに変更した以外は、合成例17と同様の操作を行い、特定樹脂(A−15)を合成した。
得られた特定樹脂(A−15)の重量平均分子量は11,000、数平均分子量は7,000、酸価は20mgKOH/g、アミン価は15mgKOH/gであった。
合成例17において、無水コハク酸をジケテンに変更した以外は、合成例17と同様の操作を行い、特定樹脂である樹脂(A−16)を合成した。
樹脂(A−16)の重量平均分子量は11,000、数平均分子量は7,000、酸価は30mgKOH/g、アミン価は30mgKOH/gであった。
PEGEA233g中に、メタクリル酸15g(0.17mol)、下記構造を有するマクロモノマー(1)85g及びドデシルメルカプタン2.0g(0.0099mol)を加え、窒素気流下で75℃まで加温した。次に、アゾビスイソブチロニトリル1.48g(0.0090mol)を添加し、2時間加熱した。さらに、アゾビスイソブチロニトリル1.48g(0.0090mol)を添加し、2時間加熱した後、90℃に昇温し1時間加熱した。得られた溶液を放冷し、樹脂(A−17)の30質量%PEGEA溶液を得た。
樹脂(A−17)のアミン価は、85mgKOH/gであり、重量平均分子量は19,000、数平均分子量は7,000であった。合成のスキームを下記に示す。
実施例及び比較例の黒色硬化性組成物(B−1)〜(B−25)を、以下のように調製した後、これらの黒色硬化性組成物を用いた性能評価を行った。
下記組成Iに示す成分を二本ロールにて高粘度分散処理を施し、分散物を得た。なお、高粘度分散処理の前にニーダーで30分混練することを行ってもよい。
・平均一次粒径75nmチタンブラック 40部
(三菱マテリアルズ(株)製「13M−C」)(Pigment Black35)
・各樹脂(A−1)〜(A−17)の30質量%PGMEA溶液 5部
・樹脂(A−1)〜(A−17)の30質量%PGMEA溶液 20部
・溶剤:PGMEA 150部
2−1.黒色硬化性組成物(B−1)〜(B−22)、(B−25)の調製
下記組成IIIに示す成分を攪拌機で混合して、実施例1〜22、25の黒色硬化性組成物(B−1)〜(B−22)、(B−25)、及び比較例1の黒色硬化性組成物(B−17)を調製した。
・アルカリ可溶性樹脂:表2に記載の樹脂D−1又は樹脂D−2(下記に示す構造、組成比は質量比)、いずれも30質量%PGMEA溶液 10部
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 2.0部
・ペンタエリスリトールトリアクリレート 1.0部
・表2に記載の重合開始剤 0.3部
・各チタンブラック分散液 24部
・溶剤:PEGMEA 10部
・溶剤:エチル−3−エトキシプロピオネート 8部
60℃に保温した純水200mlに錫コロイド(平均粒子系:20nm、固形分:20重量%、住友大阪セメント社製)15gと、銀コロイド(平均粒子系:7nm、固形分:20重量%、住友大阪セメント社製)60gとポリビニルピロリドン0.75gを水100mlに溶解した溶液を加え、コロイド溶液とした。
次いで、このコロイド溶液を60℃に保持した状態で60分間攪拌し、その後、超音波を5分間照射した。次いでこのコロイド溶液を遠心分離により濃縮し、固形分が25%のA液を得た。A液をフリーズドライ方法により乾燥し、粉末試料得た。
(赤色顔料分散液の調製)
下記組成(IV)に示す成分を、0.3mmジルコニアビーズを用いた分散機(商品名:ディスパーマット GETZMANN社製)にて4時間微分散処理を施して赤色顔料分散液を調製した。
・有機顔料:C.I.ピグメントレッド254 30部
・樹脂溶液(ベンジルメタクリレート/メタクリル酸/ヒドロキシエチルメタクリレート共重合体、mol比:80/10/10、Mw:10000、樹脂固形分濃度:40%のPGMEA溶液) 10部
・溶剤:PGMEA 200部
・分散剤:樹脂(A−1)の30%PGMEA溶液 30部
「1.チタンブラック分散液の調製」において樹脂(A−1)を用いて得られたチタンブラック顔料分散液20部、上記にて得られた赤色顔料分散液4部を用いた以外は、黒色硬化性組成物B−1と同様にして、チタンブラックと赤色顔料と併用した実施例24の黒色硬化性組成物(B−24)を調製した。
得られた実施例1〜24、及び比較例1の黒色硬化性組成物を用いて、レンズ用素材を用いた樹脂膜上における残渣評価、及び、ガラス基板上における遮光膜の形成及び評価を行った。
レンズ用素材を用いて熱硬化性樹脂膜1〜4及び光硬化性樹脂膜5、6(以下、単に「樹脂膜1〜6」と略称場合がある。)を以下に示すようにして作製した。
表3において、成分2の欄に示した化合物を、成分2の欄に示した量で成分1に対して添加し、レンズ形成用硬化性組成物1〜6を調製した。成分2の欄が空欄のレンズ形成用硬化性組成物は、成分1のみを用いた。
得られたレンズ形成用硬化性組成物1〜4(2mL)を、5×5cmのガラス基板(厚さ:1mm、Schott社製、BK7)上に塗布し、200℃で1分間加熱して硬化させて、熱硬化性樹脂膜1〜4(樹脂膜1〜4)を形成した。
得られた硬化性組成物5及び6(2mL)を、5×5cmのガラス基板(厚さ:1mm、Schott社製、BK7)に塗布し、メタルハライドランプで3000mJ/cm2の光を照射して硬化させ、光硬化性樹脂膜5、6(樹脂膜5、6)を形成した。
樹脂膜1〜6のいずれかを備えたガラス基板上に、塗布・加熱処理後の膜厚が2.0μmになるように、スピンコートの塗布回転数を調整して、表4に記載される黒色硬化性組成物を均一に塗布し、表面温度120℃のホットプレートにより120秒間加熱処理することにより、黒色硬化性組成物層を形成した。
次いで、黒色硬化性組成物層に対し、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド0.3質量%水溶液を用いて、23℃で60秒間パドル現像を行い、黒色硬化性組成物層を除去した。その後、黒色硬化性組成物層が除去されたガラス基板を、スピンシャワーにてリンスを行い、さらに純水にて水洗し、乾燥させた。
残渣評価は、形成された直後の樹脂膜1〜6が示す400〜800nmにおける最大の透過率T1(%)とし、黒色硬化性組成物層の形成及び現像除去後の樹脂膜1〜6が示す400〜800nmにおける最大の透過率T2(%)をそれぞれ測定し、黒色硬化性組成物層の形成前後におけるレンズ形成用樹脂膜の透過率減少度(%)を、下記式(1)により算出することにより行った。
レンズ形成用樹脂膜の透過率減少度(%)=T1(%)−T2(%) 式(1)
なお、表4中、レンズ形成用樹脂膜の種類を変更して評価を行った実施例1及び比較例1の黒色硬化性組成物については、実施例1−1〜1−6、比較例1−1〜1−6と表記した。
<ガラス基板上へのパターン状の遮光膜の形成>
ガラス基板(厚さ:1mm、Schott社製、BK7)上に、得られた黒色硬化性組成物のいずれかを、塗布・加熱処理後の膜厚が2.0μmになるように、スピンコートの塗布回転数を調整して均一に塗布し、面温度120℃のホットプレートにより120秒間加熱処理することにより、黒色硬化性組成物層を形成した。
次いで、得られた黒色硬化性組成物層を、高圧水銀灯を用い、50mmのホールパターンを有するフォトマスクを介して、露光量100mJ/cm2から1000mJ/cm2まで50mJ/cm2ずつ変更し露光した。
露光後の黒色硬化性組成物層に対し、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド0.3質量%水溶液を用いて、23℃で60秒間パドル現像を行い、黒色硬化性組成物層の未露光部を除去した。その後、スピンシャワーにてリンスを行い、さらに純水にて水洗し、パターン状の遮光膜を有するガラス基板を得た。
得られた遮光膜付ガラス基板における遮光膜について、光学顕微鏡を用いて剥れを発生しなくなった最小の露光量(感度)を求め、これを密着性の指標とした。最小の露光量が小さい程、ガラス基板と遮光膜との密着性が高いことを示す。
残渣評価は、遮光膜の形成前のガラス基板が示す900nmにおける透過率T3(%)と、未露光の黒色硬化性組成物層が現像除去後された部分のガラス基板が示す900nmにおける透過率T4(%)とをそれぞれ測定し、黒色硬化性組成物層の形成前後におけるレンズ形成用樹脂膜の透過率減少度(%)を、下記式(2)により算出することにより行った。
ガラス基板の透過率減少度(%)=T3(%)−T4(%) 式(2)
透過率の測定は、レンズ形成用樹脂膜の透過率の測定と同様にして測定した。
透過率減少度が大きいほど、黒色硬化性組成物に由来する残渣物が、ガラス基板上に残存していることを意味する。
得られた遮光膜が示す透過率を、レンズ形成用樹脂膜の透過率の測定と同様にして測定した。
レンズ形成用硬化性組成物5を用いてガラス基板上に硬化性樹脂層を形成し、レンズ形状を持つ石英モールドで形状を転写して高圧水銀ランプにより3000mJ/cm2の露光量で硬化させることにより、レンズを形成した。次に、レンズが形成されたガラス基板上に、実施例1の硬化性組成物(B−1)を塗布し、0.5mmのホールパターンを有するフォトマスクを介して高圧水銀ランプで露光し、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの0.3%水溶液で未露光部を除去することにより、レンズ外部及びレンズ周縁部に遮光膜を形成し、ウエハレベルレンズを複数有するウエハレベルレンズアレイを作製した。
Claims (7)
- (A)無機顔料、(B)一級又は二級アミノ基含有化合物とポリエステルとの縮合物である分散樹脂、(C)重合開始剤、(D)重合性化合物、及び(E)アルカリ可溶性樹脂を含有するウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物。
- 前記(A)無機顔料が、チタンブラックである請求項1に記載のウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物。
- 前記(B)一級又は二級アミノ基含有化合物とポリエステルとの縮合物である分散樹脂のアミン価が、5mgKOH/g〜100mgKOH/gである請求項1又は請求項2に記載の着色硬化性組成物。
- さらに、(F)有機顔料を含有する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物。
- 前記(C)重合開始剤が、オキシムエステル化合物及びヘキサアリールビイミダゾール化合物から選択される少なくとも1種の重合開始剤である請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物。
- 前記(E)アルカリ可溶性樹脂が、側鎖に重合性二重結合を有するアルカリ可溶性樹脂である請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物。
- 基板上に存在するレンズの周縁部に、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のウエハレベルレンズ用黒色硬化性組成物を用いて得られた遮光膜を備えるウエハレベルレンズ。
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