JP2011168195A - 車両用空気浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】外気に含まれるダストが透過膜の表面に定着することを抑制できる車両用空気浄化装置を提供する。
【解決手段】内気が流れる内気流路70と、外気が流れる外気流路80と、一方の面60aが内気流路70の内気と接触し、かつ他方の面60bが外気流路80の外気と接触するように内気流路70と外気流路80との境目に配置され、内気流路70側と外気流路80側との間で気体を透過させる透過膜60とを備え、外気流路80における透過膜60の外気流れ上流側に、外気流路80を流れる外気に含まれるダストを捕集するフィルタ85を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】内気が流れる内気流路70と、外気が流れる外気流路80と、一方の面60aが内気流路70の内気と接触し、かつ他方の面60bが外気流路80の外気と接触するように内気流路70と外気流路80との境目に配置され、内気流路70側と外気流路80側との間で気体を透過させる透過膜60とを備え、外気流路80における透過膜60の外気流れ上流側に、外気流路80を流れる外気に含まれるダストを捕集するフィルタ85を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、透過膜を用いて内気の酸素濃度および二酸化炭素濃度を維持する車両用空気浄化装置に関する。
従来、この種の車両用空気浄化装置が特許文献1に記載されている。この従来技術では、酸素および二酸化炭素を選択的に透過させる性質を持つ透過膜の一方の面に内気を接触させるとともに、他方の面に外気を接触させている。
そして、乗員の呼吸によって内気の酸素濃度が外気の酸素濃度よりも低下するとともに、内気の二酸化炭素濃度が外気の二酸化炭素濃度よりも上昇すると、内気と外気の濃度差によって、外気側の酸素が透過膜を透過して室内に導入されるとともに、内気側の二酸化炭素が透過膜を透過して室外に放出される。
しかしながら、上記従来技術では、透過膜の表面(他方の面)に外気を供給する外気通路に、外気とともに塵や埃等のダストが侵入した場合、このダストが透過膜の表面に定着することにより、透過膜の透過性能が低下する虞がある。
本発明は上記点に鑑みて、外気に含まれるダストが透過膜の表面に定着することを抑制できる車両用空気浄化装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、内気が流れる内気流路(70)と、外気が流れる外気流路(80)と、一方の面(60a)が内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が外気流路(80)の外気と接触するように内気流路(70)と外気流路(80)との境目に配置され、内気流路(70)側と外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)とを備え、外気流路(80)における透過膜(60)の外気流れ上流側には、外気流路(80)を流れる外気に含まれるダストを捕集するフィルタ(85)が設けられていることを特徴としている。
これによれば、外気に含まれるダストを透過膜(60)の上流側に配置されたフィルタ(85)によって捕集することができるので、透過膜(60)の表面近傍にダストが侵入することを抑制できる。このため、外気に含まれるダストが透過膜(60)の表面に定着することを抑制できる。
また、請求項2に記載の発明のように、車両の車室内に向かって空気を送風する空調用送風機(37)と、空気が流れる空調用空気通路(70)を形成する空調ケース(51)と、空調用送風機(37)に外気を導入する外気導入通路(36)と、空調用空気通路(70)と外気導入通路(36)とを切替開閉する内外気切替ドア(34)とを有する車両用空調装置に適用される車両用空気浄化装置において、外気流路(80)の少なくとも一部が、外気導入通路(36)によって構成されており、内気流路が、空調用空気通路(70)であり、フィルタ(85)は、内外気切替ドア(34)における外気導入通路(36)と対向する面に設けられていてもよい。
また、請求項3に記載の発明では、内気が流れる内気流路(70)と、外気が流れる外気流路(80)と、一方の面(60a)が内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が外気流路(80)の外気と接触するように内気流路(70)と外気流路(80)との境目に配置され、内気流路(70)側と外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)とを備え、外気流路(80)における透過膜(60)の外気流れ上流側には、外気流路(80)の他の部位より外気が流れ難い難流部(86)が設けられていることを特徴としている。
これによれば、外気に含まれるダストを透過膜(60)の上流側に配置された難流部(86)に溜めることができるので、透過膜(60)の表面近傍にダストが侵入することを抑制できる。このため、外気に含まれるダストが透過膜(60)の表面に定着することを抑制できる。
また、請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の車両用空気浄化装置において、外気流路(80)における透過膜(60)の外気流れ上流側に配置されるとともに、外気流路(80)に外気の流れを発生させる外気送風機(82)を備え、外気送風機(82)は、回転軸方向から外気を吸入して径外方側に外気を吹き出す遠心ファンと、遠心ファンを収納するとともに遠心ファンから吹き出す外気の通路を構成する渦巻き状のスクロールケーシング(820)とを有しており、難流部(86)は、スクロールケーシング(820)の重力方向下方側に配置されていることを特徴としている。
これによれば、スクロールケーシング(820)に流入した外気に含まれるダストが、重力の作用で難流部(86)に導かれるので、難流部(86)にダストが溜まり易くなる。このため、外気に含まれるダストを透過膜(60)の上流側に配置された難流部(86)に確実に溜めることができる。
また、請求項5に記載の発明のように、請求項3に記載の車両用空気浄化装置において、外気流路(80)を形成する外気流路形成部材(81)を備え、外気流路形成部材(81)における透過膜(60)の外気流れ上流側には、屈曲部(810)が設けられており、難流部(86)は、屈曲部(810)に配置されていてもよい。
また、請求項6に記載の発明では、車両用空調装置に適用される車両用空気浄化装置において、車両の車室内に供給される空調用空気が流れる空調用空気流路(70)と、外気が流れる外気流路(80)と、一方の面(60a)が空調用空気流路(70)の空調用空気と接触し、かつ他方の面(60b)が外気流路(80)の外気と接触するように空調用空気流路(70)と外気流路(80)との境目に配置され、空調用空気流路(70)側と外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)と、空調用空気流路(70)に配置され、空調用空気流路(70)に空調用空気の流れを発生させる空調用送風機(37)と、空調用送風機(37)に外気を導入する外気導入通路(36)と、空調用空気通路(70)と外気導入通路(36)とを切替開閉する内外気切替ドア(34)とを備え、外気流路(80)の少なくとも一部が、外気導入通路(36)によって構成されており、内外気切替ドア(34)と空調用送風機(70)との間には、内外気切替ドア(34)が外気導入通路(36)を閉じて空調用空気通路(70)を開けている場合に、内外気切替ドア(34)の外気導入通路(36)に対向する面に衝突した外気に含まれるダストを収容するダスト収容部(87)が設けられていることを特徴としている。
これによれば、外気導入通路(36)から導入された外気を、外気切替ドア(34)の外気導入通路(36)に対向する面に衝突させることにより、当該外気に含まれるダストをダスト収容部(87)に収容することができる。このため、ダストが透過膜(60)の表面近傍に侵入することを抑制できる。したがって、外気に含まれるダストが透過膜(60)の表面に定着することを抑制できる。
また、請求項7に記載の発明では、請求項6に記載の車両用空気浄化装置において、車両用空調装置は、内外気切替ドア(34)と空調用送風機(37)との間に設けられるとともに、外気導入通路(36)から導入された外気に含まれるダストを捕集する空調用フィルタ(39)を有しており、ダスト収容部(87)は、空調用フィルタ(39)と一体に形成されていることを特徴とする。
これによれば、空調用フィルタ(39)を交換するために空調用フィルタ(39)を車両用空調装置から取り出した際に、ダスト収容部(87)も空調用フィルタ(39)と一緒に取り出されるため、ダスト収容部(87)に収容されているダストを廃棄することができる。
また、請求項8に記載の発明では、内気が流れる内気流路(70)と、外気が流れる外気流路(80)と、一方の面(60a)が内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が外気流路(80)の外気と接触するように内気流路(70)と外気流路(80)との境目に配置され、内気流路(70)側と外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)と、外気流路(80)を形成する外気流路形成部材(81)とを備え、外気流路形成部材(81)における透過膜(60)の外気流れ上流側の内壁面の少なくとも一部は、帯電されていることを特徴としている。
これによれば、外気流路形成部材(81)の内壁面における帯電した部位に、静電吸着性を有するダストを吸着させることができるので、透過膜(60)の表面近傍に当該ダストが侵入することを抑制できる。
ここで、静電吸着性を有しないダストは、そもそも透過膜(60)に付着し難い。このため、本発明のように、静電吸着性を有するダストを、透過膜(60)の外気流れ上流側の外気通路形成部材(81)の内壁面に吸着させることで、外気に含まれるダストが透過膜(60)の表面に定着することを確実に抑制できる。
また、請求項9に記載の発明では、内気が流れる内気流路(70)と、外気が流れる外気流路(80)と、一方の面(60a)が内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が外気流路(80)の外気と接触するように内気流路(70)と外気流路(80)との境目に配置され、内気流路(70)側と外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)と、外気流路(80)を形成する外気流路形成部材(81)とを備え、外気流路形成部材(81)における透過膜(60)の外気流れ上流側の内壁面の少なくとも一部には、多孔質体(85)が設けられていることを特徴としている。
これによれば、外気に含まれるダストを透過膜(60)の上流側に配置された多孔質体(85)によって捕集することができるので、透過膜(60)の表面近傍にダストが侵入することを抑制できる。このため、外気に含まれるダストが透過膜(60)の表面に定着することを抑制できる。
また、請求項10に記載の発明では、内気が流れる内気流路(70)と、外気が流れる外気流路(80)と、一方の面(60a)が内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が外気流路(80)の外気と接触するように内気流路(70)と外気流路(80)との境目に配置され、内気流路(70)側と外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)とを備え、外気流路(80)における透過膜(60)の外気流れ上流側には、外気流路(80)を流れる外気に対してイオンを放出するイオン放出手段(92、92a)が設けられていることを特徴としている。
これによれば、帯電されたダストの電荷を、イオン放出手段(92、92a)から放出されたイオンによって電気的に相殺(中和)することができる。
ここで、透過膜(60)の表面は帯電されているため、帯電されたダストが付着し易い一方、帯電されていないダストは、透過膜(60)の表面に付着し難いという性質を有している。このため、本発明のように、帯電されたダストの電荷を電気的に相殺(中和)することで、ダストが透過膜(60)の表面に定着することを抑制できる。
また、請求項11に記載の発明のように、請求項10に記載の車両用空気浄化装置において、外気流路(80)における透過膜(60)の空気流れ上流側には、網状部材(92a)が配置されており、網状部材(92a)は、金属で構成されているとともに、外気流路(80)を流れる外気に対してイオンを放出するように構成されており、イオン放出手段が、網状部材(92a)であってもよい。
また、請求項12に記載の発明では、内気が流れる内気流路(70)と、外気が流れる外気流路(80)と、一方の面(60a)が内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が外気流路(80)の外気と接触するように内気流路(70)と外気流路(80)との境目に配置され、内気流路(70)側と外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)と、外気流路(80)に配置され、外気流路(80)に外気の流れを発生させる外気送風機(82)と、外気流路(80)における透過膜(60)の外気流れ上流側の部位に、静電気力を印加する静電気力印加手段(91)と、外気流路(80)における透過膜(60)の外気流れ上流側の外気に含まれるダスト量を検出するダスト量検出手段(94)と、外気送風機(82)および静電気力印加手段(91)の作動を制御する制御手段(100)とを備え、制御手段(100)は、車両から乗員が降車しており、かつ、ダスト量検出手段(94)により検出されたダスト量が予め定めた基準量以上の場合に、静電気力印加手段(91)による静電気力の印加を停止するとともに、外気送風機(82)を、車両の走行時における回転数よりも高い回転数で作動させることを特徴としている。
これによれば、乗員が乗車している間は、外気流路(80)における透過膜(60)の外気流れ上流側の部位に静電気力を印加することで、当該静電気力が印加されている部位にダストを吸着させ、透過膜(60)の表面近傍にダストが侵入することを抑制できる。これにより、ダストが透過膜(60)の表面に定着することを抑制できる。
ところで、静電気力が印加されている部位にダストが堆積し過ぎると、当該部位におけるダストの吸着性能が低下する虞がある。これに対し、本発明では、静電気力が印加されている部位にダストが堆積し過ぎて、外気流路(80)における透過膜(60)の外気流れ上流側の外気にダスト量が基準量以上となった場合には、乗員が降車した際に、静電気力の印加を停止するとともに、外気送風機(82)を高い回転数で作動させることで、静電気力により吸着されていたダストを開放するとともに、開放されたダストを透過膜(60)の外気流れ下流側まで押し流し、除去することができる。これにより、静電気力が印加されている部位におけるダストの吸着性能が低下することを抑制できる。
また、請求項13に記載の発明のように、請求項12に記載の車両用空気浄化装置において、ダスト量検出手段は、外気流路(80)における透過膜(60)の外気流れ上流側の外気に含まれるダストの量に応じた検出信号を出力する光学センサ(94)であってもよい。
また、請求項14に記載の発明のように、請求項12に記載の車両用空気浄化装置において、ダスト量検出手段は、外気送風機(82)を駆動する送風機駆動手段の負荷を検出する負荷検出手段であり、制御手段(100)は、負荷検出手段により検出された負荷が予め定めた基準負荷以下の場合に、ダスト量が基準量以上であると判定してもよい。
また、請求項15に記載の発明では、内気が流れる内気流路(70)と、外気が流れる外気流路(80)と、一方の面(60a)が内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が外気流路(80)の外気と接触するように内気流路(70)と外気流路(80)との境目に配置され、内気流路(70)側と外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)と、外気流路(80)に配置され、外気流路(80)に外気の流れを発生させる外気送風機(82)と、外気流路(80)における透過膜(60)の外気流れ上流側の部位に静電気力を印加する静電気力印加手段(91)と、外気送風機(82)および静電気力印加手段(91)の作動を制御する制御手段(100)とを備え、制御手段(100)は、車両から乗員が降車した場合に、静電気力印加手段(91)による静電気力の印加を停止するとともに、外気送風機(82)を、車両の走行時における回転数よりも高い回転数で作動させることを特徴としている。
これによれば、乗員が乗車している間は、外気流路(80)における透過膜(60)の外気流れ上流側の部位に静電気力を印加することで、当該静電気力が印加されている部位にダストを吸着させ、透過膜(60)の表面近傍にダストが侵入することを抑制できる。これにより、ダストが透過膜(60)の表面に定着することを抑制できる。
また、乗員が降車した際に、静電気力の印加を停止するとともに、外気送風機(82)を高い回転数で作動させることで、静電気力により吸着されていたダストを開放するとともに、開放されたダストを透過膜(60)の外気流れ下流側まで押し流し、除去することができる。これにより、乗員が降車する毎に、透過膜(60)の外気流れ上流側部位に吸着されたダストを除去することができる。したがって、静電気力が印加されている部位にダストが堆積し過ぎて、当該部位におけるダストの吸着性能が低下することを抑制できる。
さらに、外気流路(80)における透過膜(60)の外気流れ上流側の外気に含まれるダスト量を検出するためのダスト量検出手段が不要であるので、部品点数の増加を抑制することができる。
また、請求項16に記載の発明では、内気が流れる内気流路(70)と、外気が流れる外気流路(80)と、一方の面(60a)が内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が外気流路(80)の外気と接触するように内気流路(70)と外気流路(80)との境目に配置され、内気流路(70)側と外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)と、外気流路(80)に配置され、外気流路(80)に外気の流れを発生させる外気送風機(82)とを備え、外気送風機(82)は、透過膜(60)の外気流れ下流側に配置されていることを特徴としている。
これによれば、透過膜(60)の外気流れ下流側に配置された外気送風機(82)により、外気流路(80)における外気送風機(82)の外気流れ上流側に負圧が発生する。このため、外気流路(80)に流入したダストを含む外気は、外気送風機(82)の吸込口に向かって流れるので、ダストが透過膜(60)の表面に定着することを抑制できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。本第1実施形態は、本発明による車両用空気浄化装置を車両用空調装置と一体化している。図1は本第1実施形態に係る車両用空気浄化装置と一体化した車両用空調装置の模式的な断面図である。なお、図1において前後左右の矢印は車両の各方向を示している。
本発明の第1実施形態について説明する。本第1実施形態は、本発明による車両用空気浄化装置を車両用空調装置と一体化している。図1は本第1実施形態に係る車両用空気浄化装置と一体化した車両用空調装置の模式的な断面図である。なお、図1において前後左右の矢印は車両の各方向を示している。
図1に示すように、車両用空調装置の室内ユニット20は、いわゆるセミセンター置きレイアウトのものであって、送風機ユニット30、接続ダクト40および空調ユニット50が車両左右方向にこの順番に配置されている。
空調ユニット50は、車室内前方の計器盤内部のうち車両左右方向の略中央部に配置されている。送風機ユニット30は、空調ユニット50の側方(助手席側)にオフセット配置されており、空調ユニット50に空気を送風する。接続ダクト40は、空調ユニット50と送風機ユニット30との間に挟まれるように配置されており、送風機ユニット30の送風空気を空調ユニット50に導く接続通風路41を形成している。
図2は本第1実施形態における送風機ユニット30を図1中の下側から見た状態を示す透過側面図である。なお、図2中、上下前後の矢印は車両の各方向を示しており、実線矢印は外気の流れを示しており、破線矢印は内気の流れを示している。
図1および図2に示すように、送風機ユニット30は、内気(車室内空気)と外気(車室外空気)とを切替導入する内外気切替手段としての内外気切替箱31を有している。内外気切替箱31の内気導入口32および外気導入口33は、内外気切替ドア34によって開閉される。
内外気切替ドア34は、内外気導入モード切替手段としての役割を果たす。内外気導入モードとしては、内気のみを導入する全内気モード、外気のみを導入する全外気モード、および内気と外気とを同時に導入する内外気モードが設定可能になっている。
内外気切替箱31の外気導入口33には、外気導入ダクト35が接続されている。外気導入ダクト35は、車室外(エンジンルーム)から外気導入口33に外気を導入する外気導入通路36を形成する通路形成部材であり、ファイアウォール(図示せず)に設けられた貫通穴に挿通されている。
内外気切替箱31の車両下方側、かつ空気流れ下流側には、内外気切替箱31を介して吸入した空気を車室内へ向けて送風する送風手段としての空調用送風機(ブロワ)37が配置されている。この空調用送風機37は、遠心多翼ファン(シロッコファン)を電動モータ37a(図2参照)にて駆動する電動送風機である。空調用送風機37はスクロールケーシング38内に収容されている。
また、内外気切替箱31と空調用送風機37との間、すなわち内外気切替ドア34と空調用送風機37との間には、外気導入通路36から導入された外気に含まれるダストを捕集する空調用フィルタ39が設けられている。
図1に示すように、スクロールケーシング38の出口部は、スクロールケーシング38の最も車両前方側部分において、空調ユニット50側を向いて開口している。スクロールケーシング38の出口部には、接続ダクト40の一端部が接続されている。接続ダクト40は、樹脂にて形成されており、車両後方側に向かって連続的に延びる形状を有している。
空調ユニット50は、樹脂製の空調ケース51を有している。空調ケース51のうち車両前方側の部位には、接続ダクト40の他端部に接続される空気入口部52が形成されている。送風機ユニット30からの送風空気は、接続ダクト40内の接続通風路41を通じて空気入口部52に流入する。
空調ケース51のうち最も車両前方側の面には、空調ケース51の内部と外部とを連通する貫通穴が形成されており、この貫通穴は透過膜60によって塞がれている。
この透過膜60は、例えば気体全般が透過しやすい一方、車室に入れたくない液体や固体の汚染物質(例えば粉塵、花粉、SPM等)が全く透過しないか透過しにくいという性質を有する膜である。また透過膜60は例えば、ある特定の成分の気体(例えば酸素、二酸化炭素、水蒸気)が透過しやすいが他の特定の成分の気体(例えば窒素、臭気)は透過しにくく、かつ上記の汚染物質が全く透過しないか透過しにくいというものである。
透過膜60の材料としては、シリコーン等の気体透過性高分子の膜やセロファンやセラミックの多孔体や不織布等を用いることができる。
また、透過膜60は、内気中のある成分の濃度と外気中のその成分の濃度との差によって透過性能が発揮されるようになっている。そして、透過膜60の内気側と外気側との間に、真空ポンプ等の差圧発生手段により大きな圧力差を設けることなく、すなわち内気と外気との間に差圧がない状態においても、透過膜60の透過性能が発揮されるようになっている。
このような透過膜60を用いた車両用空調装置は、一般的な大気圧に、車両の走行によって生じる圧力や、圧縮比2未満の送風機の送風圧力が加わった程度の圧力変動の範囲で作動させることができる。具体的には、透過膜60における内気と外気との圧力差が5kPa以下のシステムに適用することができる。
ここで、内外気導入モードが全内気モードまたは内外気モードに設定された場合、内気導入口から導入された内気は、空調用空気通路70、すなわちスクロールケーシング38、接続通風路41および空調ケース51内の空気通路を通過して、透過膜60の一方の面(車室側の面)60aに供給される。このため、空調用空気通路70は、内気が流通する内気流路70を構成している。また、空調用送風機37は、内気の流れを発生させて透過膜60の一方の面60aに内気を送風する内気送風機として兼用されている。
透過膜60の車両前方側には、外気が流れる外気流路80の一部を形成する外気ダクト81が接続されている。外気流路80および外気ダクト81の詳細については後述する。
したがって、透過膜60は、その一方の面60aが空調用空気通路70に露出して内気と接触し、その他方の面(エンジンルーム側の面)60bが外気流路80に露出して外気と接触するように、空調用空気通路70と外気流路80との境目に配置されている。
空調ケース51内において透過膜60の空気流れ下流側で車両後方側には、蒸発器53が配置されている。蒸発器53は、冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空気から吸熱して空気を冷却する冷却用熱交換器であり、車両前後方向に薄型の形態で空調ケース51内の空気通路を横断するように略垂直に配置されている。
空調ケース51内において蒸発器53の空気流れ下流側で車両後方側には、蒸発器53に対して所定の間隔を開けてヒータコア54が配置されている。ヒータコア54は、車両のエンジン(図示せず)の冷却水(温水)を熱源流体として空気を加熱する加熱用熱交換器である。蒸発器53およびヒータコア54は、空調用送風機37に対して車両の側方(本実施形態では運転席側)にオフセットして配置されている。
空調ケース51内においてヒータコア54の上方側には、冷風バイパス通路(図示せず)が形成されている。空調ケース51内において蒸発器53の直ぐ下流側(車両後方側)には板状のエアミックスドア(図示せず)が回動可能に配置されている。このエアミックスドアは、冷風バイパス通路を通過する冷風とヒータコア54を通過する温風との風量割合を調整して車室内への吹出空気温度を所望温度に調整するものである。
空調ケース51内においてヒータコア54および冷風バイパス通路の直後の部位にはヒータコア54通過後の温風と冷風バイパス通路からの冷風とを混合する空気混合部55が形成されている。
さらに、空調ケース51における空気流れ最下流部には、空気混合部55から空調対象空間である車室内へ温度調整された空調風を吹き出す吹出口56〜58が配置されている。この吹出口としては、具体的に、車室内の乗員の上半身に向けて空調風を吹き出すフェイス吹出口56、乗員の足元に向けて空調風を吹き出すフット吹出口57、および、車両前面窓ガラス内側面に向けて空調風を吹き出すデフロスタ吹出口58が設けられている。
また、フェイス吹出口56、フット吹出口57およびデフロスタ吹出口58の空気流れ上流側には、それぞれ、フェイス吹出口56を開閉してその開口面積を調整するフェイスドア560、フット吹出口57を開閉してその開口面積を調整するフットドア570、デフロスタ吹出口58を開閉してその開口面積を調整するデフロスタドア580が配置されている。
これらのフェイスドア560、フットドア570、デフロスタドア580は、図示しないリンク機構を介して、吹出口開閉ドア駆動用の電動アクチュエータ(図示せず)に連結されて連動して回転操作される。
室内ユニット20の車両前方側には、外気が流れる外気流路80の一部を形成する外気ダクト81が設けられている。外気ダクト81は、樹脂にて形成されている。外気ダクト81の一端部は、外気導入ダクト35に接続されている。これにより、外気導入ダクト35から導入された外気の少なくとも一部が、外気ダクト81内に流入するようになっている。
換言すると、外気ダクト81および外気導入ダクト35により、外気流路80が形成されている。すなわち、外気流路80の一部が、外気導入ダクト35内の外気導入通路36によって構成されている。そして、外気導入通路36の入口部が、外気流路80に外気を流入させる外気入口部80aを構成している。
外気流路80には、外気の流れを発生させて透過膜60の他方の面60bに外気を供給する外気送風機82が設けられている。外気送風機82は、外気流路80のうち外気導入通路36の空気流れ下流側で、かつ透過膜60より空気流れ上流側に配置されている。
外気送風機82は、回転軸方向から外気を吸入して径外方側に空気を吹き出す遠心多翼ファン(図示せず)と、遠心多翼ファンを収納するとともに遠心多翼ファンから吹き出す外気の通路を構成する渦巻き状のスクロールケーシング820とを有して構成されている。遠心多翼ファンは、電動モータ(図示せず)にて駆動される。
外気ダクト81は、透過膜60の車両前方側において、透過膜60の他方の面60bを車両前方側から覆うような形状に形成されている。外気ダクト81における透過膜60の車両前方側には、外気を外気流路80の外部に流出させる外気出口部80bが形成されている。外気出口部80bは、車両下方側の面(床面)に開口している。
次に、本第1実施形態の特徴部分について説明する。図3は本第1実施形態における内外気切替ドア34を示す斜視図である。なお、図3中の矢印は、外気の流れを示している。また、図3において、後述する回転軸34aは図示を省略している。
図2および図3に示すように、本実施形態の内外気切替ドア34は、いわゆるロータリードア34で構成されており、内気導入口32および外気導入口33は、ロータリードア34の回転方向に沿って配置されている。また、内外気切替ドア34は、回転軸34aを中心とする円弧壁面34bが設けられ、この円弧壁面34bの軸方向(図2の紙面垂直方向)の両端部を2枚の側面板部34cにより回転軸23aに連結する構造になっている。
内外気切替ドア34の円弧壁面34bにおける外側の面、すなわち外気導入口33を閉じて内気導入口32を開いた場合に外気導入通路36と対向する面には、外気に含まれるダストを捕集するフィルタ85が設けられている。フィルタ85は多孔質体により構成することができ、本実施形態では不織布により構成されている。不織布は吸音部材としても用いられる材料であるため、フィルタ85を不織布により構成することで、外気送風機82の吸い込み騒音を低減することもできる。
本実施形態によれば、外気に含まれるダストを透過膜60の上流側に配置されたフィルタ85によって捕集することができるので、透過膜60の表面近傍にダストが侵入することを抑制できる。このため、外気に含まれるダストが透過膜60の表面に定着することを抑制できる。
また、内外気切替ドア34をロータリードアにより構成するとともに、このロータリードアの円弧壁面34bにおける外気導入通路36と対向する面にフィルタ85を配置することで、内外気切替ドア34が外気導入口33を閉じて内気導入口32を開いた場合に、外気導入口33から流入した外気がフィルタ85に略垂直に当たるようにできる。このため、外気に含まれるダストをフィルタ85によって確実に捕集することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図4に基づいて説明する。本第2実施形態は、上記第1実施形態と比較して、外気流路80に外気が流れにくい難流部86を設けた点が異なるものである。
次に、本発明の第2実施形態について図4に基づいて説明する。本第2実施形態は、上記第1実施形態と比較して、外気流路80に外気が流れにくい難流部86を設けた点が異なるものである。
図4は本第2実施形態に係る車両用空気浄化装置と一体化した車両用空調装置の室内ユニット20を示す一部透過斜視図である。なお、図4において上下前後左右の矢印は車両の各方向を示している。
図4に示すように、外気流路80における透過膜60の外気流れ上流側には、外気流路80の他の部位より外気が流れ難い難流部86が設けられている。この難流部86は、外気が流れ難くなっているので、外気導入通路36から流入した外気に含まれるダストが溜まり易くなっている。すなわち、難流部86は、外気に含まれるダストを溜めておくダストポケットとしての役割を果たす。本実施形態では、難流部86は、外気送風機82のスクロールケーシング820の重力方向下方側に配置されている。
本実施形態によれば、外気に含まれるダストを透過膜60の上流側に配置された難流部86に溜めることができるので、透過膜60の表面近傍にダストが侵入することを抑制できる。このため、外気に含まれるダストが透過膜60の表面に定着することを抑制できる。
また、難流部86をスクロールケーシング820の重力方向下方側に配置することで、スクロールケーシング820に流入した外気に含まれるダストが重力の作用で難流部86に導かれるため、外気に含まれるダストを難流部86に確実に溜めることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図5に基づいて説明する。本第3実施形態は、上記第2実施形態と比較して、外気送風機82を廃止した点、および難流部86を外気ダクト81の屈曲部810に設けた点が異なるものである。
次に、本発明の第3実施形態について図5に基づいて説明する。本第3実施形態は、上記第2実施形態と比較して、外気送風機82を廃止した点、および難流部86を外気ダクト81の屈曲部810に設けた点が異なるものである。
図5は本第2実施形態に係る車両用空気浄化装置と一体化した車両用空調装置の室内ユニット20を示す一部透過斜視図である。なお、図5において上下前後左右の矢印は車両の各方向を示している。
図5に示すように、外気ダクト81は、外気流路80を流れる外気の流れを屈曲させる屈曲部810を有している。そして、本実施形態の難流部86は、外気ダクト81の屈曲部810における重力方向下方側に配置されている。
本実施形態によれば、外気に含まれるダストを透過膜60の上流側に配置された難流部86に溜めることができるので、上記第2実施形態と同様の効果を発揮することができる。
また、難流部86を屈曲部810の重力方向下方側に配置することで、屈曲部810に流入した外気に含まれるダストが重力の作用で難流部86に導かれるため、外気に含まれるダストを難流部86に確実に溜めることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図6に基づいて説明する。本第4実施形態は、上記第1実施形態と比較して、内外気切替箱31内にダスト収容部87を設けた点が異なるものである。
次に、本発明の第4実施形態について図6に基づいて説明する。本第4実施形態は、上記第1実施形態と比較して、内外気切替箱31内にダスト収容部87を設けた点が異なるものである。
図6は本第4実施形態における送風機ユニット30を車両左側から見た状態を示す透過側面図であり、上記第1実施形態の図2に対応する図面である。なお、図6中、上下前後の矢印は車両の各方向を示しており、実線矢印は外気の流れを示しており、破線矢印は内気の流れを示している。
図6に示すように、内外気切替ドア34の側面板部34cにおける円弧壁面34b側の端部には、空調用フィルタ39側に突出するとともに、回転軸34aの軸方向(図6の紙面垂直方向)に延びる突出板部34dが設けられている。突出板部34dは、側面板部34cと一体に形成されている。突出板部34dにより、内外気切替ドア34が外気導入口33(外気導入通路36)を閉じて内気導入口32(空調用空気通路70)を開けている状態において、外気と内気との気密が保たれている。
内外気切替箱31内には、内外気切替ドア34が外気導入口33を閉じて内気導入口32を開けている場合に、内外気切替ドア34の円弧壁面34bにおける外気導入通路36側の面に衝突した外気に含まれるダストを収容するダスト収容部87が設けられている。ダスト収容部87は、重力方向上側に向けて開口しており、内外気切替ドア34の重力方向下側、かつ突出板部34dの車両前方側に配置されている。本実施形態では、ダスト収容部87は不織布により構成されており、空調用フィルタ39と一体に形成されている。
本実施形態によれば、外気導入通路36から導入された外気を、内外気切替ドア34の外気導入通路36に対向する面に衝突させることにより、当該外気に含まれるダストをダスト収容部87に収容することができる。このため、ダストが透過膜60の表面近傍に侵入することを抑制できる。したがって、外気に含まれるダストが透過膜60の表面に定着することを抑制できる。
また、ダスト収容部87を空調用フィルタ39と一体に形成することで、空調用フィルタ39を交換するために空調用フィルタ39を送風機ユニット30から引き出した際に、ダスト収容部87も空調用フィルタ39と一緒に取り出される。これにより、ダスト収容部87に収容されているダストを廃棄することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について図7〜図9に基づいて説明する。本第5実施形態は、上記第1実施形態と比較して、静電気によりダストを外気ダクト81の内壁面に吸着させる点、および外気流路80内にイオンを放出することで帯電したダストの電荷を中和する点が異なるものである。
次に、本発明の第5実施形態について図7〜図9に基づいて説明する。本第5実施形態は、上記第1実施形態と比較して、静電気によりダストを外気ダクト81の内壁面に吸着させる点、および外気流路80内にイオンを放出することで帯電したダストの電荷を中和する点が異なるものである。
図7は本第5実施形態に係る車両用空気浄化装置と一体化した車両用空調装置の模式的な断面図、図8は本第5実施形態における外気流路80の一部を示す模式図である。なお、図7において前後左右の矢印は車両の各方向を示しており、図8中の矢印は外気の流れを示している。
図7および図8に示すように、外気ダクト81における透過膜60の外気流れ上流側には、外気ダクト81の内壁面に静電気力を印加する静電気力印加手段としての静電気発生装置91が設けられている。静電気発生装置91は、リング状に形成された金属製の陽電極911と、陽電極911の内部に絶縁体(図示せず)を介して配置された金属製の陰電極912とを有して構成されている。リング状の陽電極911は、外気ダクト81の内壁面と接触するように外気ダクト81の内側に嵌め込まれている。静電気発生装置91は、制御装置100から出力される制御信号によって、その作動が制御される。
外気ダクト81における静電気発生装置91の外気流れ上流側には、外気流路80内にイオンを放出するイオン放出手段としての針状電極92が設けられている。針状電極92は、帯電されたダスト(以下、帯電ダストともいう)の電荷と逆極性のイオンを放出することで電荷を中和するようになっている。本実施形態では、針状電極92から陰イオンAが放出される。
針状電極92は、陰イオンを発生させるイオン発生装置93に接続されており、イオン発生装置93により発生した陰イオンを外気流路80内に放出するようになっている。イオン発生装置93は、外気ダクト81の外側に配置されている。また、イオン発生装置93は、制御装置100から出力される制御信号によって、その作動が制御される。
図7に示すように、外気ダクト81における透過膜60の外気流れ上流側には、外気流路80を流れる外気に含まれるダストの量を検出するダスト量検出手段としての光学センサ94が設けられている。光学センサ94は、外気流路80を流れる外気に含まれるダスト量に応じた検出信号を出力する。この光学センサ94の検出信号は、制御装置100へ入力される。
図9に、本第5実施形態における制御装置100が実行する空気清浄制御のフローチャートを示す。車両のイグニッションスイッチ(図示せず)がオン状態になると、制御装置100は図9に示す処理を開始する。
まず、ステップ101では、乗車モードに移行する。具体的には、静電気発生装置91を作動させるとともに、イオン発生装置93の作動を停止させ、さらに、外気送風機82を作動させる。ここで、乗車モードにおける外気送風機82の回転数を標準回転数といい、乗車モードにおける外気送風機82の送風量を標準送風量という。
次に、ステップ102では、光学センサ94による外気流路80を流れる外気に含まれるダスト量の検出を開始する。続いて、ステップ103では、車両から乗員が降車したか否かを判定する。乗員が降車したか否かは、イグニッションスイッチがオン状態かオフ状態か、およびドアロックが作動したか否かに基づいて判定することができる。すなわち、イグニッションスイッチがオフ状態であり、かつドアロックが作動していれば乗員が降車したと判定することができる。
ステップ103にて乗員が降車していないと判定した場合には、ステップ103に戻る。
一方、ステップ103にて乗員が降車したと判定した場合には、ステップ104にて、外気流路80を流れる外気に含まれるダスト量が予め定めた基準量以上か否かを判定する。
ステップ104にてダスト量が基準量以上と判定した場合には、ステップ105にてクリーンナップモードに移行する。具体的には、静電気発生装置91の作動を停止させるとともに、イオン発生装置93を作動させ、さらに、外気送風機82を標準回転数より高い回転数で作動させる。本実施形態では、クリーンナップモードにおいて、外気送風機82を最大回転数で作動させ、外気送風機82の送風量が最大送風量となるようにする。
このように、乗員が降車しており、かつ、外気流路80を流れる外気に含まれるダスト量が基準量以上である場合に、クリーンナップモードに移行した後、ステップ104に戻る。ここで、外気流路80を流れる外気に含まれるダスト量が基準量を下回っていれば、本制御を終了する。
本実施形態によれば、乗車モードにおいては、静電気発生装置91を作動させるので、外気ダクト81の内壁面が帯電される。これにより、当該帯電された部位に、静電吸着性を有するダストを吸着させることができるので、透過膜60の表面近傍に当該ダストが侵入することを抑制できる。
ここで、静電吸着性を有しないダストは、そもそも透過膜60に付着し難い性質を有している。このため、本実施形態のように、静電吸着性を有するダストを、透過膜60の外気流れ上流側の外気ダクト81の内壁面に吸着させることで、外気に含まれるダストが透過膜60の表面に定着することを確実に抑制できる。
一方、クリーンナップモードにおいては、静電気発生装置91の作動を停止させるので、外気ダクト81の内壁面に吸着されていたダストが開放される。このとき、イオン発生装置93を作動させ、開放された帯電ダストの電荷と逆極性のイオンを放出することで帯電ダストの電荷を中和することができる。
さらに、クリーンナップモードにおいては、外気送風機82を最大回転数で作動させるので、電気的に中和されたダストを、透過膜60の外気流れ下流側まで押し流し、外気出口部80bから外部へ確実に排出することができる。
以上のように、クリーンナップモードにおいては、乗車モード時に外気ダクト81の内壁面に吸着されたダストを外部へ排出することができる。したがって、外気ダクト81の帯電された内壁面にダストが堆積し過ぎて、当該内壁面におけるダストの吸着性能が低下することを抑制できる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について図10に基づいて説明する。本第6実施形態は、上記第5実施形態と比較して、針状電極92を廃止する代わりに、網状部材92aを追加したものである。
次に、本発明の第6実施形態について図10に基づいて説明する。本第6実施形態は、上記第5実施形態と比較して、針状電極92を廃止する代わりに、網状部材92aを追加したものである。
図10は本第6実施形態における外気流路80の一部を示す模式図であり、上記第5実施形態の図8に対応する図面である。なお、図10中の矢印は外気の流れを示している。
図10に示すように、外気ダクト81における静電気発生装置91の外気流れ上流側には、金属製の網状部材92aが外気流れ方向に対して略直交するように配置されている。この網状部材92aは、イオン発生装置93に接続されており、外気流路80内に陰イオンAを放出するようになっている。したがって、網状部材92aが、本発明のイオン放出手段に相当している。
本実施形態によれば、イオン発生装置93を作動させることにより、網状部材92aから帯電ダストの電荷と逆極性のイオンを放出することで帯電ダストの電荷を中和することができるので、上記第5実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態について図11に基づいて説明する。本第7実施形態は、上記第1実施形態と比較して、外気送風機82の配置位置が異なっている。
次に、本発明の第7実施形態について図11に基づいて説明する。本第7実施形態は、上記第1実施形態と比較して、外気送風機82の配置位置が異なっている。
図11は本第7実施形態に係る車両用空気浄化装置と一体化した車両用空調装置の室内ユニット20を示す一部透過斜視図である。なお、図11において上下前後左右の矢印は車両の各方向を示している。図11に示すように、外気送風機82は、透過膜60の外気流れ下流側に配置されている。より詳細には、外気ダクト81における透過膜60の外気流れ下流側、かつ車両前方側に、外気送風機82が配置されている。
外気送風機82のスクロールケーシング820には、送風機ユニット30側(図11では車両左方向)を向いて開口する出口開口部(図示せず)が形成されている。この出口開口部には、外気排出ダクト84の一端部が接続されている。外気排出ダクト84は、透過膜60に供給された後の外気を外部へ排出する外気排出通路を形成する通路形成部材であり、樹脂にて形成されている。外気排出ダクト84の他端部は、内外気切替箱31の外気側(図11では車両前方側)に接続されている。
本実施形態によれば、透過膜60の外気流れ下流側に配置された外気送風機82により、外気流路80における外気送風機82の外気流れ上流側に負圧が発生する。このため、外気入口部80aから外気流路80に流入したダストを含む外気は、外気送風機82の吸込口に向かって流れるので、ダストが透過膜60の表面に定着することを抑制できる。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。
(1)上記第1実施形態では、多孔質体であるフィルタ85を、内外気切替ドア34における外気導入通路36と対向する面に配置した例について説明したが、これに限らず、外気ダクト81における透過膜60の外気流れ上流側の内壁面の一部にフィルタ85を設けてもよいし、当該内壁面の全面をフィルタ85で覆うようにしてもよい。
(2)上記第2実施形態では、難流部86を外気送風機82のスクロールケーシング820の重力方向下方側に配置した例について説明し、上記第3実施形態では、難流部86を屈曲部810の重力方向下方側に配置した例について説明したが、これらに限らず、外気流路80における透過膜60の外気流れ上流側であれば、難流部86を任意の位置に設けることができる。
(3)上記第3実施形態では、外気送風機82を廃止した例について説明したが、これに限らず、外気送風機82を設けてもよい。
(4)上記第4実施形態では、ダスト収容部87を空調用フィルタ39と一体に形成した例について説明したが、これに限らず、これらを別体として形成してもよい。
(5)上記第5実施形態では、静電気発生装置91およびイオン発生装置93の両装置を設けた例について説明したが、これに限らず、静電気発生装置91およびイオン発生装置93のうち一方のみを設けてもよい。
(6)上記第5実施形態では、外気流路80を流れる外気に含まれるダスト量を検出するダスト量検出手段として、光学センサ94を用いた例について説明したが、これに限らず、ダスト量検出手段として、外気送風機82を駆動する送風機駆動手段としての電動モータの負荷を検出する負荷検出手段を用いてもよい。この場合、制御装置100は、負荷検出手段により検出された電動モータの負荷が予め定めた基準負荷以下の場合に、ダスト量が基準量以上であると判定してもよい。
具体的には、負荷検出手段を、電動モータに印加される電圧(モータ電圧)を検出するモータ電圧検出手段、および電動モータに流される電流(モータ電流)を検出するモータ電流検出手段から構成することができる。そして、制御装置100は、モータ電流が予め定めた基準電流値より低下した場合に、外気送風機82の仕事率が低下しているので、外気流路80が詰まっている、すなわち外気流路80を流れる外気に含まれるダスト量が基準量以上であると判定することができる。
(7)上記第5実施形態では、乗員が降車しており、かつ、外気流路80を流れる外気に含まれるダスト量が基準量以上である場合に、クリーンナップモードに移行した例について説明したが、これに限らず、乗員が降車している場合に、クリーンナップモードに移行してもよい。これによれば、ダスト量検出手段が不要であるので、部品点数を削減することができる。
(8)上記各実施形態では、内外気切替ドア34としてロータリードア34を用いた例について説明したが、これに限らず、内外気切替ドア34として、スライド式板ドア、板ドア等を用いてもよい。
(9)上記各実施形態は、可能な範囲で適宜組み合わせてもよい。
34 内外気切替ドア
39 空調用フィルタ
60 透過膜
80 外気流路
82 外気送風機
85 フィルタ(多孔質体)
86 難流部
87 ダスト収容部
91 静電気発生装置(静電気力印加手段)
92 針状電極(イオン放出手段)
92a 網状部材(イオン放出手段)
94 光学センサ(ダスト量検出手段)
39 空調用フィルタ
60 透過膜
80 外気流路
82 外気送風機
85 フィルタ(多孔質体)
86 難流部
87 ダスト収容部
91 静電気発生装置(静電気力印加手段)
92 針状電極(イオン放出手段)
92a 網状部材(イオン放出手段)
94 光学センサ(ダスト量検出手段)
Claims (16)
- 内気が流れる内気流路(70)と、
外気が流れる外気流路(80)と、
一方の面(60a)が前記内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が前記外気流路(80)の外気と接触するように前記内気流路(70)と前記外気流路(80)との境目に配置され、前記内気流路(70)側と前記外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)とを備え、
前記外気流路(80)における前記透過膜(60)の外気流れ上流側には、前記外気流路(80)を流れる外気に含まれるダストを捕集するフィルタ(85)が設けられていることを特徴とする車両用空気浄化装置 - 車両の車室内に向かって空気を送風する空調用送風機(37)と、空気が流れる空調用空気通路(70)を形成する空調ケース(51)と、前記空調用送風機(37)に外気を導入する外気導入通路(36)と、前記空調用空気通路(70)と前記外気導入通路(36)とを切替開閉する内外気切替ドア(34)とを有する車両用空調装置に適用される車両用空気浄化装置であって、
前記外気流路(80)の少なくとも一部が、前記外気導入通路(36)によって構成されており、
前記内気流路が、前記空調用空気通路(70)であり、
前記フィルタ(85)は、前記内外気切替ドア(34)における前記外気導入通路(36)と対向する面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空気浄化装置。 - 内気が流れる内気流路(70)と、
外気が流れる外気流路(80)と、
一方の面(60a)が前記内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が前記外気流路(80)の外気と接触するように前記内気流路(70)と前記外気流路(80)との境目に配置され、前記内気流路(70)側と前記外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)とを備え、
前記外気流路(80)における前記透過膜(60)の外気流れ上流側には、前記外気流路(80)の他の部位より外気が流れ難い難流部(86)が設けられていることを特徴とする車両用空気浄化装置。 - さらに、前記外気流路(80)における前記透過膜(60)の外気流れ上流側に配置されるとともに、前記外気流路(80)に外気の流れを発生させる外気送風機(82)を備え、
前記外気送風機(82)は、回転軸方向から外気を吸入して径外方側に外気を吹き出す遠心ファンと、前記遠心ファンを収納するとともに前記遠心ファンから吹き出す外気の通路を構成する渦巻き状のスクロールケーシング(820)とを有しており、
前記難流部(86)は、前記スクロールケーシング(820)の重力方向下方側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用空気浄化装置。 - さらに、前記外気流路(80)を形成する外気流路形成部材(81)を備え、
前記外気流路形成部材(81)における前記透過膜(60)の外気流れ上流側には、屈曲部(810)が設けられており、
前記難流部(86)は、前記屈曲部(810)に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用空気浄化装置。 - 車両用空調装置に適用される車両用空気浄化装置であって、
車両の車室内に供給される空調用空気が流れる空調用空気流路(70)と、
外気が流れる外気流路(80)と、
一方の面(60a)が前記空調用空気流路(70)の空調用空気と接触し、かつ他方の面(60b)が前記外気流路(80)の外気と接触するように前記空調用空気流路(70)と前記外気流路(80)との境目に配置され、前記空調用空気流路(70)側と前記外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)と、
前記空調用空気流路(70)に配置され、前記空調用空気流路(70)に空調用空気の流れを発生させる空調用送風機(37)と、
前記空調用送風機(37)に外気を導入する外気導入通路(36)と、
前記空調用空気通路(70)と前記外気導入通路(36)とを切替開閉する内外気切替ドア(34)とを備え、
前記外気流路(80)の少なくとも一部が、前記外気導入通路(36)によって構成されており、
前記内外気切替ドア(34)と前記空調用送風機(70)との間には、前記内外気切替ドア(34)が前記外気導入通路(36)を閉じて前記空調用空気通路(70)を開けている場合に、前記内外気切替ドア(34)の前記外気導入通路(36)に対向する面に衝突した外気に含まれるダストを収容するダスト収容部(87)が設けられていることを特徴とする車両用空気浄化装置。 - 前記車両用空調装置は、前記内外気切替ドア(34)と前記空調用送風機(37)との間に設けられるとともに、前記外気導入通路(36)から導入された外気に含まれるダストを捕集する空調用フィルタ(39)を有しており、
前記ダスト収容部(87)は、前記空調用フィルタ(39)と一体に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の車両用空気浄化装置。 - 内気が流れる内気流路(70)と、
外気が流れる外気流路(80)と、
一方の面(60a)が前記内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が前記外気流路(80)の外気と接触するように前記内気流路(70)と前記外気流路(80)との境目に配置され、前記内気流路(70)側と前記外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)と、
前記外気流路(80)を形成する外気流路形成部材(81)とを備え、
前記外気流路形成部材(81)における前記透過膜(60)の外気流れ上流側の内壁面の少なくとも一部は、帯電されていることを特徴とする車両用空気浄化装置。 - 内気が流れる内気流路(70)と、
外気が流れる外気流路(80)と、
一方の面(60a)が前記内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が前記外気流路(80)の外気と接触するように前記内気流路(70)と前記外気流路(80)との境目に配置され、前記内気流路(70)側と前記外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)と、
前記外気流路(80)を形成する外気流路形成部材(81)とを備え、
前記外気流路形成部材(81)における前記透過膜(60)の外気流れ上流側の内壁面の少なくとも一部には、多孔質体(85)が設けられていることを特徴とする車両用空気浄化装置。 - 内気が流れる内気流路(70)と、
外気が流れる外気流路(80)と、
一方の面(60a)が前記内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が前記外気流路(80)の外気と接触するように前記内気流路(70)と前記外気流路(80)との境目に配置され、前記内気流路(70)側と前記外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)とを備え、
前記外気流路(80)における前記透過膜(60)の外気流れ上流側には、前記外気流路(80)を流れる外気に対してイオンを放出するイオン放出手段(92、92a)が設けられていることを特徴とする車両用空気浄化装置。 - 前記外気流路(80)における前記透過膜(60)の空気流れ上流側には、網状部材(92a)が配置されており、
前記網状部材(92a)は、金属で構成されているとともに、前記外気流路(80)を流れる外気に対してイオンを放出するように構成されており、
前記イオン放出手段が、前記網状部材(92a)であることを特徴とする請求項10に記載の車両用空気浄化装置。 - 内気が流れる内気流路(70)と、
外気が流れる外気流路(80)と、
一方の面(60a)が前記内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が前記外気流路(80)の外気と接触するように前記内気流路(70)と前記外気流路(80)との境目に配置され、前記内気流路(70)側と前記外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)と、
前記外気流路(80)に配置され、前記外気流路(80)に外気の流れを発生させる外気送風機(82)と、
前記外気流路(80)における前記透過膜(60)の外気流れ上流側の部位に、静電気力を印加する静電気力印加手段(91)と、
前記外気流路(80)における前記透過膜(60)の外気流れ上流側の外気に含まれるダスト量を検出するダスト量検出手段(94)と、
前記外気送風機(82)および前記静電気力印加手段(91)の作動を制御する制御手段(100)とを備え、
前記制御手段(100)は、車両から乗員が降車しており、かつ、前記ダスト量検出手段(94)により検出された前記ダスト量が予め定めた基準量以上の場合に、前記静電気力印加手段(91)による前記静電気力の印加を停止するとともに、前記外気送風機(82)を、前記車両の走行時における回転数よりも高い回転数で作動させることを特徴とする車両用空気浄化装置。 - 前記ダスト量検出手段は、前記外気流路(80)における前記透過膜(60)の外気流れ上流側の外気に含まれるダストの量に応じた検出信号を出力する光学センサ(94)であることを特徴とする請求項12に記載の車両用空気浄化装置。
- 前記ダスト量検出手段は、前記外気送風機(82)を駆動する送風機駆動手段の負荷を検出する負荷検出手段であり、
前記制御手段(100)は、前記負荷検出手段により検出された前記負荷が予め定めた基準負荷以下の場合に、前記ダスト量が前記基準量以上であると判定することを特徴とする請求項12に記載の車両用空気浄化装置。 - 内気が流れる内気流路(70)と、
外気が流れる外気流路(80)と、
一方の面(60a)が前記内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が前記外気流路(80)の外気と接触するように前記内気流路(70)と前記外気流路(80)との境目に配置され、前記内気流路(70)側と前記外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)と、
前記外気流路(80)に配置され、前記外気流路(80)に外気の流れを発生させる外気送風機(82)と、
前記外気流路(80)における前記透過膜(60)の外気流れ上流側の部位に静電気力を印加する静電気力印加手段(91)と、
前記外気送風機(82)および前記静電気力印加手段(91)の作動を制御する制御手段(100)とを備え、
前記制御手段(100)は、車両から乗員が降車した場合に、前記静電気力印加手段(91)による前記静電気力の印加を停止するとともに、前記外気送風機(82)を、前記車両の走行時における回転数よりも高い回転数で作動させることを特徴とする車両用空気浄化装置。 - 内気が流れる内気流路(70)と、
外気が流れる外気流路(80)と、
一方の面(60a)が前記内気流路(70)の内気と接触し、かつ他方の面(60b)が前記外気流路(80)の外気と接触するように前記内気流路(70)と前記外気流路(80)との境目に配置され、前記内気流路(70)側と前記外気流路(80)側との間で気体を透過させる透過膜(60)と、
前記外気流路(80)に配置され、前記外気流路(80)に外気の流れを発生させる外気送風機(82)とを備え、
前記外気送風機(82)は、前記透過膜(60)の外気流れ下流側に配置されていることを特徴とする車両用空気浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010034673A JP2011168195A (ja) | 2010-02-19 | 2010-02-19 | 車両用空気浄化装置 |
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| JP2010034673A JP2011168195A (ja) | 2010-02-19 | 2010-02-19 | 車両用空気浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011168195A true JP2011168195A (ja) | 2011-09-01 |
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ID=44682751
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|---|---|---|---|
| JP2010034673A Withdrawn JP2011168195A (ja) | 2010-02-19 | 2010-02-19 | 車両用空気浄化装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2011168195A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102418979A (zh) * | 2011-11-01 | 2012-04-18 | 广东安邦救援装备股份有限公司 | 一种智能化空气调节装置 |
| CN104589963A (zh) * | 2015-02-05 | 2015-05-06 | 北京绿创环保设备股份有限公司 | 一种汽车空气净化和加氧装置 |
| JPWO2017169859A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2018-06-14 | 株式会社デンソー | 送風機 |
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-
2010
- 2010-02-19 JP JP2010034673A patent/JP2011168195A/ja not_active Withdrawn
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