JP2010535692A - カドミウムおよびセレン含有ナノ結晶複合材料を形成する方法ならびに該方法から得られるナノ結晶複合材料 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、米国特許商標庁に2007年8月6日に出願され、シリアル番号第60/541,179号が割り当てられた「Visible Light Excitable Nanocrystals and Methods of Preparing Them」を参照しており、それらの出願の優先権の利益を主張するものである。本明細書に含まれず、PCTの規則4.18を準用するPCTの規則20.5(a)を参照する明細書、特許請求の範囲または図面のいずれかの要素または部分を援用するなど、2007年8月6日に提出された上記出願の内容は、全ての目的で本明細書に援用する。
on and Reaction)(SILAR)成長法(上記の非特許文献3参照)。製造の2番目のステップは、最終生成物の品質のために極めて重要であるが、手間がかかり制御が困難である(特に大量の生成物を望む場合)。
第1の態様の一実施形態において、CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料は、元素Cd、MおよびSeから構成される。Mは、Cd以外のPSEの第12族元素である。この実施形態において、その方法は、元素CdまたはCd前駆体と、Mまたはその前駆体との溶液を、適当な溶媒で形成することを含む。更にその方法は、元素Seをその溶液に添加することを含む。それにより、反応混合物が形成される。その方法は、反応混合物を、CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料の形成に適した温度で十分な時間加熱することも含む。その方法は、その後、反応混合物を冷却することを更に含む。その方法は、CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料を単離することも含む。
る。この実施形態において、その方法は、元素CdまたはCd前駆体の溶液を、適当な溶媒で形成することを含む。代表的にはその溶媒は、アミンを少なくとも本質的に含まない。更にその方法は、元素Seをその溶液に添加することを含む。その方法は、Aをその溶液に添加することも含む。AおよびSeをその溶液に添加することにより、反応混合物が形成される。その方法は、反応混合物を、CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料の形成に適した温度で十分な時間加熱することを更に含む。その方法は、その後、反応混合物を冷却することを更に含む。その方法は、CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料を単離することも含む。
第3の態様において、本発明は、CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料に関する。そのナノ結晶複合材料は、(a)Cd、M、Se、(b)Cd、Se、A、および(c)Cd、M、Se、Aのうちの一つの組成を有する。Mは、Cd以外のPSEの第12族元素であり、Aは、OおよびSe以外のPSEの第16族元素である。そのナノ結晶複合材料は、第1または第2の態様での方法により得ることができる、または得られる。
本発明は、詳細な説明を添付の図面と併せて参照することにより、より良好に理解されよう。
間、用いられる溶媒、用いられる分散剤、および添加される分散剤の量などの因子により制御することができる。
ン(CAS−No.6765−39−5)、1−オクタデセン(CAS−No.112−88−9)、1−エイコセン(CAS−No.3452−07−1)、7−テトラデセン(CAS−No.10374−74−0)、9−ヘキサコセン(CAS−No.71502−22−2)、1,13−テトラデカジエン(CAS−No.21964−49−8)、または1,17−オクタデカジエン(CAS−No.13560−93−5)が挙げられる。アルカンの例は、デカン(CAS−No.124−18−5)、ウンデカン(CAS−No.1120−21−4)、トリデカン(CAS−No.629−50−5)、ヘキサデカン(CAS−No.544−76−3)、オクタデカン(CAS−No.593−45−3)、ドデカン(CAS−No.112−40−3)およびテトラデカン(CAS−No.629−59−4である。ホスフィンの例は、トリオクチルホスフィン、トリブチルホスフィン、トリ(ドデシル)ホスフィンである。ホスフィンオキシドの例は、トリオクチルホスフィンオキシド、トリス(2−エチルヘキシル)ホスフィンオキシド、およびフェニルビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)ホスフィンオキシドである。
(v/v)、10:1(v/v)〜約1:10(v/v)または約5:1(v/v)〜約1:5(v/v
)の範囲内で存在してもよい。幾つかの実施形態において、溶媒は、アルキルホスフィンまたはアリールホスフィンと、アミンとの両方を含む。ホスフィンおよびアミンは、任意の比で、例えば約100:1(v/v)〜約1:100(v/v)、約10:1(v/v)〜約1
:10(v/v)または約5:1(v/v)〜約1:5(v/v)の範囲内で存在してもよい。
6−トリメチルヘプタメチレン、6−エチルデカメチレン、7−メチルテトラデカメチレン、7−エチルヘキサデカメチレン、7,12−ジメチルオクタデカメチレン、8,11−ジメチルオクタデカメチレン、7,10−ジメチル−7−エチルヘキサデカメチレン、オクタデカメチレンまたはウンデカメチレンを、溶媒として用いてもよく、それに界面活性剤などの分散剤を添加してもよい。
よび塩化カドミウム(CdCl2)である。反応時に形成され得る有機化合物の例は、オレイン酸カドミウムおよびステアリン酸カドミウムなどの有機塩である。幾つかの実施形態において、カドミウム前駆体は、無機カドミウム塩である。代表的には長鎖有機カルボン酸である有機カルボン酸などの有機酸を無機カドミウム塩(酸化カドミウムを溶解することにより得ることもできる)の溶液に添加する際、有機カドミウム塩、例えば有機カルボン酸のカドミウム塩を形成させてもよい。
たは水酸化亜鉛であってもよい。
ニルホスフィン(CAS No.603−35−0)に添加してもよい。金属溶液を予め形成させずに、金属またはその各前駆体と1または2種のカルコゲンとを接触させる実施形態において、同じカルコゲンを用いてもよい。
される。理論に束縛されるのを望むものではないが、このシェルは標準のコア−シェルCdSe/ZnSeナノ結晶中よりも厚くなり得ると考えられる。この厚さ増加の理由は、Cdに比較してZnが9倍のモル過剰であるため、CdSeコアの形成(Cdのほとんどが反応した)後、そして分析方法により検出し得ない非常に薄いマントルの形成後に、より多くのZnが残留するためである。
カルコゲンの両方を溶媒に添加する。それにより、反応混合物がこれらの実施形態で形成される。
本発明の方法は、発光量子ドットをはじめとするナノ結晶の製造に簡便に用いることができる。これに関して、例えばWO2004/054923に記載されたような、当該技術分野で公知の他の方法とは逆に、本発明人が意外にも、本発明の利用で均質合金以外の複合体ナノ結晶が形成されるのを見出したことに留意されたい。代表的には形成されたナノ結晶は、コア−シェル型である。コア材料とシェル材料の間の動的反応速度の差が、この複合体構造の形成をもたらすと仮定される。理論に束縛されるのを望むものではないが、その兆候から、用いられた出発原料に応じて、本発明の方法により得られたナノ結晶複合体が、以下の構造の一つを有していてもよいことが示唆された:コア/マントル/シェルの形態で概略的に示すと、(1)CdSe/Cd1-xMxSe/MSe、(2)CdSe/Cd1-xSeAx/CdA、および(3)Cdx/SeyM1-x/A1−y。これらの式において、xは、0〜1、例えば約0.001〜約0.999、約0.01〜約0.99または約0.5〜約0.95のいずれかの値である。幾つかの実施形態において、xは、約0.5であってもよい。3番目の概略的に示された構造において、yは、0〜1、例えば約0.001〜約0.999、約0.01〜約0.99または約0.5〜約0.95のいずれかの値である。幾つかの実施形態において、yは、約0.5であってもよい。この構造において、x:yの比は、いかなる所望の値であってもよい。それは、例えば約100:1〜約1:100、約10:1〜約1:10または約5:1〜約1:5の範囲内で選択してもよい。幾つかの実施形態において、x:yの比は、約1:1であってもよい。
た。理論に束縛されるのを望むものではないが、コアとシェルの間にマントルが形成される兆候が存在する(図2)。このマントル層が、格子パラメータ転移の「接着剤」層として働き、従来のコア−シェル型量子ドットに共通する格子不整合の問題を軽減することができる。コア−シェル構造が最初に形成され、そして薄いマントル層の形成がナノ結晶のアニーリング時に生じると仮定される。おそらく、薄い合金層が形成されて、コアおよびシェル材料の両方を格子パラメータに整合させるのであろう。
似体を用いてまたは核酸化学を用いて生成させたDNAまたはRNAの類似体、ロックされた核酸分子(LNA)、およびタンパク質核酸分子(PNA)が挙げられる。DNAまたはRNAは、ゲノムまたは合成の起源であってもよく、そして一本鎖または二本鎖であってもよい。本発明のこの方法では、必ずではないが代表的にはRNAまたはDNA分子が用いられる。そのような核酸は、例えばmRNA、cRNA、合成RNA、ゲノムDNA、cDNA、合成DNA、DNAとRNAとのコポリマー、オリゴヌクレオチドなどであってもよい。各核酸は、その上、非天然ヌクレオチド類似体を含んでいてもよく、そして/またはアフィニティータグもしくはラベルに結合していてもよい。幾つかの実施形態において、核酸分子は、単離、濃縮、または精製されてもよい。核酸分子は、例えばcDNAクローニングにより、またはサブトラクティブ・ハイブリダーゼーションにより、天然供給源から単離されてもよい。天然供給源は、ホ乳類、例えばヒト、血液、精液、または組織であってもよい。核酸は、例えばトリエステル法により、または自動DNA合成装置を用いて合成されてもよい。
わゆるA−ドメインを含む(Silverman,J.ら、Nature Biotechnoligy(2005年)23巻、p1556−1561)。ヒトフィブロネクチンのドメインから得られるアドネクチンは、標的への免疫グロブリン様結合のための処理が可能な3つのループを含む(Gill, D. S.およびDamle, N. K.著、Current Opinion in Biotechnology(2006年)17巻、p653−658)。各ヒトホモトリマー性タンパク質から得られるテトラネクチンも、同様にC型レクチンドメイン中に、所望の結合のための処理が可能なループ領域を含む(同書)。タンパク質リガンドとして作用し得るペプトイドが、側鎖がα炭素原子ではなくアミド窒素に結合したペプチドとは異なるオリゴ(N−アルキル)グリシンである。ペプトイドは、代表的にはプロテアーゼおよび他の修飾酵素への抵抗性があり、ペプチドよりもかなり高い細胞透過性を有し得る(例えばKwon, Y.−U.およびKodadek, T.著、J. Am. Chem. Soc.(2007年)129巻、p1508−1509を参照)。
合パートナー(例えばそれぞれフェロセンメチルアンモニウムまたはククルビツリル[7])を、選択された表面に結合させることができる。その後、生体分子が表面と接触して、生体分子が固定化される。アルカンチオラートを通して金表面に結合した官能基化CB[7]単位が、例えばフェロセンメチルアンモニウム単位を担うタンパク質を固定化させることが示された(Hwang, I.他、J. Am. Chem. Soc.(2007年)129巻、p4170−4171)。
は3−(トリメトキシシリル)プロピルヒドラジドを用いてもよい。遊離メルカプト酢酸基を生成させ、その後に結合剤を通して被分析物の結合パートナーと共有結合することができるよう、結合剤との反応の前に、ナノ結晶の表面を、例えば氷メルカプト酢酸で処理することにより、修飾させることができる。
発明の例示的実施形態
概説
コロイド状湿式化学アプローチを、以下の実施例に全般的に採用した。トリ−n−オクチルホスフィン(TOP、90%)、トリ−n−オクチルホスフィンオキシド(TOPO、99%)、n−ヘキサデシルアミン(99%)、1−オクタデセン(ODE、90%)、1−エイコセン(90%)、オレイン酸(90%)、炭酸カドミウム(99.999%)、酢酸カドミウム水和物(99.99+%)、酸化亜鉛(99.999%)、酢酸亜鉛(99.99%)、硫黄粉末(99.98%)およびセレン(100メッシュ、99.999%)は、全てアルドリッチ(Aldrich)の製品であり、酸化カドミウム(99.999%)は、米国のストレム・ケミカルズ(Strem Chemicals)の製品であり、塩基性炭酸亜鉛一水和物(ZnCO3・2Zn(OH)2・H2O、97%)は、ランカスター・ケミカルズ(Lancaster Chemicals)のものであった。用いられた溶媒は全て、アルドリッチのものでAR級の純度であった。
このアプローチでは、異なる比(所望の発光波長に応じて、例えばZnが多いほど波長の短い発光が得られる)の2種のカチオン提供材料(例えばCdOおよびZnO、CdAc2およびZnAc2、CdCO3およびZnCO3・2Zn(OH)2・H2O。これらの組合せは全て試験では成功した)を、最初、ODE中でオレイン酸と反応させて、オレイン酸塩混合物の均一溶液を形成させた。高温(ほとんどの場合300℃)で、第VIA族非金属元素(例えばTOP/SE)のトリオクチルホスフィン(TOP)溶液を注入した。その温度を30分間保持した後、ヒータを除去し、激しく撹拌しながら溶液を室温まで冷却した。試験の多くから、出発時のカチオン提供材料の比を単に変動させることにより、蛍光発光を緻密に調節し得ることが示唆された。2つの実施例を以下に示す。
材料
1. 0.064g 酸化カドミウム(CdO、0.5mmol)
2. 0.041g 酸化亜鉛(ZnO、0.5mmol)
3. 1.28mL オレイン酸(OA、4.0mmol)
4. 12mL 1−オクタデシルエチレン(ODE)
5. 1.2mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、1.2mmol)
材料1〜4を、温度計センサを備えた50mL三ツ口フラスコに入れた。窒素ガスで3回、脱気/浄化した後、透明かつ無色の溶液が形成されるまで、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。その後、5を高温の反応混合物に急速に注入し、30分間(注入の開始から)反応させた後、ヒータを除去した。反応混合物が室温になるまで、それを更に撹拌した。光沢のある明赤色の量子ドット(UVランプを用いず)が得られた。
材料
1. 0.013g 酸化カドミウム(CdO、0.1mmol)
2. 0.073g 酸化亜鉛(ZnO、0.9mmol)
3. 1.28mL オレイン酸(OA、4.0mmol)
4. 12mL 1−オクタデシルエチレン(ODE)
5. 1.2mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、1.2mmol)
材料1〜4を、温度計センサを備えた50mL三ツ口フラスコに入れた。窒素ガスで3回、脱気/浄化した後、透明かつ無色の溶液が形成されるまで、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。その後、5を高温の反応混合物に急速に注入し、30分間(注入の開始から)反応させた後、ヒータを除去した。反応混合物が室温になるまで、それを更に撹拌した。明緑黄色の量子ドット(UVランプを用いず)が得られた。
三成分CdSe/CdSeA/CdAの製造(図2参照)
このアプローチでは、第IIB族カチオン提供材料(例えばCdO、CdAc2およびCdCO3)を、最初、ODE中でオレイン酸と反応させて、オレイン酸カドミウム溶液を形成する。高温(ほとんどの場合300℃)で、異なる比(所望の発光波長に応じて、例えば硫黄が多いほど波長の短い発光が得られる)のアニオン提供材料の2種のTOP溶液の混合物(例えばTOP/SおよびTOP/Se)を注入した。その反応温度を30分間保持した後、ヒータを除去し、激しく撹拌しながら溶液を室温まで冷却した。2、3回の試験から、アニオン提供材料の比を単に変動させることにより、蛍光発光を緻密に調節し得ることが示唆された。2つの実施例を以下に示す。
材料
1. 0.128g 酸化カドミウム(CdO、1.0mmol)
2. 1.28mL オレイン酸(OA、4.0mmol)
3. 12mL 1−オクタデシルエチレン(ODE)
4. 0.45mL 1M 硫黄 TOP溶液(TOP/Se、0.45mmol)
5. 0.45mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、0.45mmol)
材料1〜3を、温度計センサを備えた50mL三ツ口フラスコに入れた。窒素ガスで3回、脱気/浄化した後、透明かつ無色の溶液が形成されるまで、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。その後、4と5の混合物を高温の反応混合物に急速に注入し、30分間(注入の開始から)反応させた後、ヒータを除去した。反応混合物が室温になるまで、それを更に撹拌した。緑黄色の量子ドット(UVランプを用いず)が得られた。
材料
1. 0.128g 酸化カドミウム(CdO、1.0mmol)
2. 1.28mL オレイン酸(OA、4.0mmol)
3. 12mL 1−オクタデシルエチレン(ODE)
4. 0.09mL 1M 硫黄 TOP溶液(TOP/Se、0.45mmol)
5. 0.81mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、0.45mmol)
材料1〜3を、温度計センサを備えた50mL三ツ口フラスコに入れた。窒素ガスで3回、脱気/浄化した後、透明かつ無色の溶液が形成されるまで、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。その後、4と5との混合物を高温の反応混合物に急速に注入し、30分間(注入の開始から)反応させた後、ヒータを除去した。反応混合物が室温になるまで、それを更に撹拌した。橙色の量子ドット(UVランプを用いず)が得られた。
四成分Cd/Se/M/Aの製造(仮定された錯体構造)
このアプローチでは、異なる比(所望の発光波長に応じて、例えばZnが多いほど波長の短い発光が得られる)の2種のカチオン提供材料(例えばCdOおよびZnO、CdAc2およびZnAc2、CdCO3およびZnCO3・2Zn(OH)2・H2O)を、最初、ODE中でオレイン酸と反応させて、オレイン酸塩混合物の均一溶液を形成させた。高温(ほとんどの場合300℃)で、異なる比(所望の発光波長に応じて、例えばより硫黄が多いほど波長の短い発光が得られる)のアニオン提供材料の2種のTOP溶液(例えばTOP/SおよびTOP/Se)の混合物を注入した。その反応温度を30分間保持した後、ヒータを除去し、激しく撹拌しながら溶液を室温まで冷却した。2、3回の試験から、蛍光発光の調節が極めて複雑であるにもかかわらず、この場合、室内灯励起性量子ドットが製造されることが示唆された。実施例を以下に示す。
材料
1. 0.013g 酸化カドミウム(CdO、0.1mmol)
2. 0.073g 酸化亜鉛(ZnO、0.9mmol)
3. 1.28mL オレイン酸(OA、4.0mmol)
4. 12mL 1−オクタデシルエチレン(ODE)
5. 0.6mL 1M 硫黄 TOP溶液(TOP/Se、0.6mmol)
6. 0.6mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、0.6mmol)
材料1〜4を、温度計センサを備えた50mL三ツ口フラスコに入れた。窒素ガスで3回、脱気/浄化した後、透明かつ無色の溶液が形成されるまで、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。その後、5と6の混合物を高温の反応混合物に急速に注入し、30分間(注入の開始から)反応させた後、ヒータを除去した。反応混合物が室温になるまで、それを更に撹拌した。橙色の量子ドット(UVランプを用いず)が得られた。
三成分の室内灯励起性量子ドットでの合金化試験
この実験は、コア−マントル−シェル型の室内灯励起性量子ドットが、十分に高温に加熱された場合に、合金化工程を受けるかどうかについて試験した。高温で合金化すると、これらの量子ドットは層構造(コア−マントル−シェル)の兆候がみられる。このため、2種の異なる方法を適用した。実施例6では、単に非配位性溶媒ODEをより高沸点の類似体1−エイコセンと交換し、他の材料は全て不変のままであった。反応を300℃で30分間実施し、次に生成物を380℃まで2、3時間加熱した。実施例7および8に示された2番目の試験では、TOPO/HDAの混合物を、ODEの代わりに溶媒として用いた。最初に量子ドットを300℃で製造し、次に340℃でそれぞれ1〜2、3時間加熱した。合金化工程は、実施例7および8の両方で観察されたが、実施例6では観察されなかった。
材料
1. 0.064g 酸化カドミウム(CdO、0.5mmol)
2. 0.041g 酸化亜鉛(ZnO、0.5mmol)
3. 1.28mL オレイン酸(OA、4.0mmol)
4. 12mL 1−エイコセン
5. 1.2mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、1.2mmol)
材料1〜4(4は、70℃のオーブンで予め加温して融解させた)を、温度計センサを備えた50mL三ツ口フラスコに入れた。窒素ガスで3回、脱気/浄化した後、透明かつ無色の溶液が形成されるまで、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。その後、5mlを高温の反応混合物に急速に注入し、30分間(注入の開始から)反応させた。その後、温度を340℃まで30分間上昇させたが、明白な色の変化は観察されなかった。温度を360℃および380℃に上昇させた場合でも、色の変化は認められなかった。反応温度を380℃で10時間保持した後、わずかな分解(おそらく溶媒から)以外は何も起こらなかった。室温まで冷却すると、反応混合物が赤色を示した。
材料
1. 0.064g 酸化カドミウム(CdO、0.5mmol)
2. 0.041g 酸化亜鉛(ZnO、0.5mmol)
3. 1.12g ステアリン酸(OA、4.0mmol)
4. 7.70g TOPO(20mmol)
5. 4.80g HDA(20mmol)
6. 1.2mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、1.2mmol)
材料1〜3を、温度計センサを備えた50m L三ツ口フラスコに入れた。窒素ガスで3
回、脱気/浄化した後、透明かつ無色の溶液が形成されるまで、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、その後4および5を反応フラスコに添加した。窒素ガスで更に1サイクル脱気/浄化した後、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。その後、300℃で6を高温の反応混合物に急速に注入し、30分間(注入の開始から)反応させた。粗生成物(赤色)2mLが得られた後、反応温度を340℃まで1時間上昇させた。最終的な反応混合物は、室温に冷却すると緑色を示し、340℃での変化が示され、それがおそらく合金化工程であった。
材料
1. 0.013g 酸化カドミウム(CdO、0.1mmol)
2. 0.073g 酸化亜鉛(ZnO、0.9mmol)
3. 1.12g ステアリン酸(OA、4.0mmol)
4. 7.70g TOPO(20mmol)
5. 4.80g HDA(20mmol)
6. 1.2mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、1.2mmol)
材料1〜3を、温度計センサを備えた50mL三ツ口フラスコに入れた。窒素ガスで3回、脱気/浄化した後、透明かつ無色の溶液が形成されるまで、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、その後4および5を反応フラスコに添加した。窒素ガスで更に1サイクル脱気/浄化した後、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。その後、300℃で6を高温の反応混合物に急速に注入し、30分間(注入の開始から)反応させた。粗生成物(緑色)2mLが得られた後、反応温度を340℃まで4時間上昇させた。最終的な反応混合物は、室温に冷却すると青色を示し、340℃での変化が示され、それがおそらく合金化工程であった。
成長の反応速度論
コア−マントル−シェル型量子ドットの成長をよりよく理解して、提案された構造の更なる証拠を得るために、異なる手順を組合わせた2つの実施例を示す。反応混合物のアリコートの溶液を、異なる反応時間でUV−可視およびフォトルミネッセンス分光法により測定した。
材料
1. 0.064g 酸化カドミウム(CdO、0.5mmol)
2. 0.041g 酸化亜鉛(ZnO、0.5mmol)
3. 1.28mL オレイン酸(OA、4.0mmol)
4. 12mL 1−オクタデシルエチレン(ODE)
5. 1.2mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、1.2mmol)
材料1〜4を、温度計センサを備えた50mL三ツ口フラスコに入れた。窒素ガスで3回、脱気/浄化した後、透明かつ無色の溶液が形成されるまで、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。その後、5を高温の反応混合物に急速に注入し、反応混合物のアリコートを、それぞれ1分目、2分目、3分目、4分目、5分目、10分目、15分目、20分目、25分目、30分目、60分目、120分目および240分目に採取し、直ちに低温n−ヘキサン溶液で急冷した。UV−可視およびフォトルミネッセンススペクトルを、これらの試料の希釈n−ヘキサン溶液から得た。結果を以下に示す。
材料
1. 0.013g 酸化カドミウム(CdO、0.1mmol)
2. 0.073g 酸化亜鉛(ZnO、0.9mmol)
3. 1.28mL オレイン酸(OA、4.0mmol)
4. 12mL 1−オクタデシルエチレン(ODE)
5. 1.2mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、1.2mmol)
材料1〜4を、温度計センサを備えた50mL三ツ口フラスコに入れた。窒素ガスで3回、脱気/浄化した後、透明かつ無色の溶液が形成されるまで、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。その後、5を高温の反応混合物に急速に注入し、反応混合物のアリコートを、それぞれ5分目、20分目、40分目、2分目、ならびに4分目、8分目、16分目、32分目および128分目に採取し、直ちに低温n−ヘキサン溶液で急冷した。UV−可視およびフォトルミネッセンススペクトルを、これらの試料の希釈n−ヘキサン溶液から得た。結果を以下に示す。
ステアリン酸とオレイン酸との比較
よりコストの低いステアリン酸をオレイン酸の代替品にすることは、そのような交換が製造された量子ドットの品質を損なわないのであれば可能である(特に大量工業生産の場合)。その交換により最終的な量子ドット生成物に明白な違いが生じるかどうかを、以下の試験で検出した。
材料
1. 0.064g 酸化カドミウム(CdO、0.5mmol)
2. 0.041g 酸化亜鉛(ZnO、0.5mmol)
3. 1.13g ステアリン酸(OA、4.0mmol)
4. 12mL 1−オクタデシルエチレン(ODE)
5. 1.2mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、1.2mmol)
材料1〜4を、温度計センサを備えた50mL三ツ口フラスコに入れた。窒素ガスで3回、脱気/浄化した後、透明かつ無色の溶液が形成されるまで、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。その後、5を高温の反応混合物に急速に注入し、30分間(注入の開始から)反応させた後、ヒータを除去した。反応混合物が室温になるまで、それを更に撹拌した。室内灯励起性量子ドットが得られ、ステアリン酸が事実、オレイン酸の適格な代替品となることが示された。
N2気体での脱気/浄化を含まない周囲条件での製造
空気または水分が量子ドットの製造に対して顕著な影響を有するかどうか、即ち窒素での脱気/浄化が必要かどうかを、更なる一つの試験で確認した。これは、製造コストを考慮すべきかどうかをみる、大量生産に必要な試験でもある。
材料
1. 0.064g 酸化カドミウム(CdO、0.5mmol)
2. 0.041g 酸化亜鉛(ZnO、0.5mmol)
3. 1.28mL オレイン酸(OA、4.0mmol)
4. 12mL 1−オクタデシルエチレン(ODE)
5. 1.2mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、1.2mmol)
材料1〜4を、温度計センサを備えた50mL三ツ口フラスコに入れた。窒素で脱気/浄化せずに、混合物を撹拌しながら300℃に加熱した。約10分後に、透明かつ無色の溶液が形成された。その後、5を高温の反応混合物に急速に注入し、30分間(注入の開始から)反応させた後、ヒータを除去した。反応混合物が室温になるまで、それを更に撹拌した。光沢のある明赤色の量子ドット(UVランプを用いず)が得られ、量子ドットが少量の空気および水分の存在下、周囲条件で直接製造し得ることが示された。
規模拡大試験
空気開放系で量子ドットを数百ミリグラム製造するのに成功したため、我々の関心はシングルバッチ式で量子ドットを数グラム製造することに拡がった。このため、規模拡大試験を、以下の実施例13に示すとおり実施した。
材料
1. 3.20g 酸化カドミウム(CdO、25mmol)
2. 2.04g 酸化亜鉛(ZnO、25mmol)
3. 64mL オレイン酸(OA、200mmol)
4. 120mL 1−オクタデシルエチレン(ODE)
5. 60mL 1M セレン TOP溶液(TOP/Se、60mmol)
材料1〜5を、分水器上に冷却器を備えた50mL三ツ口フラスコに入れた。反応で発生した水が高温の反応混合物に滴下すると爆発的沸騰または関連の減少が誘発される可能性があるため、装置から生じた水を除去し得る装置または方法を用いることが高く推奨される。亜鉛およびオレイン酸カドミウムを予め調製していれば、そのような爆発的沸騰が回避され得ることに留意した。混合物を撹拌しながら加熱して沸騰させ、沸点で30分間反応させた後、撹拌しながら室温まで自然に冷却させた。明赤色の量子ドットが得られた。反応開始前に酸化物を溶解させなかったにもかかわらず、実験では規模拡大した反応が実行されたことが示された。生成物の収量は、リガンドシェルの重量を含め、〜8.0グラムであった。
製造されたままの量子ドットのリガンドシェルであるオレイン酸塩を、リガンド交換反応により所望の官能基を有するシェルに変換することができる。得られた量子ドットが非水系溶媒、例えばクロロホルムに不溶性であるならば、粗量子ドットをリガンド交換反応に直接用いてもよい。この場合、不純物は全て、生成物から簡単に洗い流すことができる。リガンド交換後に量子ドットの疎水性が保持される場合には、量子ドットの精製が必要となる。一般的手順は、以下のとおりである。
の後、上部の溶液をデカンテーションし、底のペレットで全工程を繰り返し行った。その後、2回目に得られたペレットを、チオールまたはその溶液と共に、リガンド交換反応用のクロロホルムに分散させる。
回収する。上部の無色溶液を除去して、ペレットをクロロホルムで2回洗浄し、それぞれ遠沈して、ペレットを回収する。得られたペレットは、水またはPBS緩衝液に直接分散させることができる。
2.結果
この部は、第三部で実施された試験から得た幾つかの結果を示し、新規なコア−マントル−シェル構造の量子ドットの有望な光学特性の解釈を試みる。
2.1 全般的比較
コア−シェル型量子ドットを製造する従来の方法と比較して、本発明の方法はかなり簡便であり、生成物はより良好な光学特性を有する。2種のアプローチの間の詳細な比較を、表Iに示す。
2.2 可視光励起性の蛍光
上記のとおり、本発明で製造された量子ドットの新規な特徴は、室内灯励起性の蛍光であり、即ち、その量子ドットは正式な励起光源の非存在下で蛍光色を示す。弱い室内灯でデジタルカメラで撮影された多数のそのような量子ドットの映像の一つを、図6Aに示す。左から右にむかって、亜鉛塩の初期濃度が一様に低下しており、亜鉛およびオレイン酸カドミウムの総濃度は一定である。これによりフォトルミネッセンス発光波長は、緑黄色から近赤外へ徐々に赤色シフトする。これは、亜鉛塩濃度が低いほど、ZnSeシェルの形成がより後期に開始し(より小さい反応速度)、より後期にCdSeが成長して(より大きな寸法)、発光波長の赤色シフトが起こるためと思われる。蛍光は、図6Aの右側の2試料でかなり弱いことが分かる。そのような視覚的差には2つの理由があると思われる:1)右側の2試料の発光波長が近赤外にかなり近く(667nmおよび689nm)、我々の視覚センサーがこれらの波長に感受性がない;2)吸収バンドが可視光波長の範囲全体に及び、黒色に似た色が示され、可視光の全てが吸収される。つまりそれらは、室内灯では蛍光に見えない。
のために吸収を正規化すると、量子ドット試料が両者とも、非常に似たフォトルミネッセンススペクトルを有する。従来の量子ドットの650nm〜450nm範囲のそれらのピークは、室内灯励起性量子ドットでは低いか、または見られない。図7の別の観察は、室内灯励起性量子ドットの最初の吸収ピークが、従来のものよりもわずかに長い波長位置にあり、より小さなストックシフトが示されたことであり、それは結晶品質の改善(特に量子ドット表面)の結果と考えられる。
2.3 出発原料の比率の変動による調節可能な蛍光
室内灯励起性量子ドットの蛍光発光波長は、他の全反応パラメータを不変のまま、製造反応での出発原料の比率を変動させることにより、簡単に調節することができる。反応でのCd/Znの比は、1:19〜9:1の範囲内であり、発光波長はλ=528nm〜λ=698nmの発光波長になる。反応条件および反応時の操作を注意深く繰り返せば、反応は再現性があり、発光波長の位置はばらつきが小さくなる。室内灯励起性量子ドットの幾つかの蛍光スペクトルを、図8に示す。
:1に対応する;w/w:4.43/0.85、出発時の比9:1ではモル比8.96:1
に対応する)、合金量子ドット製造で報告されたものとは非常に異なることが示された(X. Zhongら、J. Am. Chem. Soc. 2003年、125巻、p8589;X. Zhongら、J. Am. Chem. Soc. 2003年、125巻、p13539)。室内灯励起性量子ドットの発光ピークは、類似構成の合金量子ドットと比較すると、かなり長い波長にある。これは、室内灯励起性量子ドットのコア−シェル構造がここで製造されたことを示唆している。
2.4 コア−マントル−シェル構造の更なる証拠
コア−マントル−シェル構造を更に立証するために、類似の反応(セクション3.4を参照)を、異なるZn/Cd比で、それぞれ1−エイコセン中、またはn−ヘキサデシルアミン(HDA)(合金化工程が容易)の存在下でトリ−n−オクチルホスフィンオキシド(TOPO)中で実施した。1−エイコセンでは、コア−マントル−シェル型量子ドットが300℃で形成された後、反応混合物を380℃に加熱してその温度で10時間保持したとしても、合金化工程が起こらない。これは、コア−シェル−マントル型量子ドットが極めて良好な熱安定性を有することを示唆している。
される。図5に示されたのは、出発原料の比が異なる2種の実施例である(セクション3.5)。亜鉛塩の初期濃度が高いと、反応開始時に形成されるCdSeコアが小さくなる(図5A、PL〜532nm)。亜鉛塩類が吸着されるにもかかわらず、コアは〜580nmの発光に対応する寸法にまで成長する。更に加熱すれば、発光の青色シフトが誘導され、それはCdSeおよびZnSeの境界での合金化工程が実施されて、マントル層が形成され、つまりより小さなコアサイズでより短い発光波長になるためと理解される。しかし亜鉛塩の初期濃度が一桁低い規模であれば、合金化工程は不可視になる(図5B)。これは、異なる寸法のCdSe間で融点に差が生じることが原因の可能性が高い(亜鉛塩濃度が低いほど、CdSeコアサイズが大きくなる)。合金の形成には、幾種かの融解工程が必要で、それにより代替のカチオンまたはアニオンを浸透させて、既存の対応物に交換する。本明細書で適用された反応温度は、より高い亜鉛塩濃度で形成されたCdSe核の融点を超える可能性があるが、より低い亜鉛塩濃度で形成されたCdSe量子ドットのそれよりも低い(ナノ結晶の融点は、寸法が小さいほど低くなる)。図5の両方の例で見られたこの合成アプローチのより興味深い特徴は、反応開始時がどれほど不十分であるかにかかわらず、生成物は通常、明確な生成物状態、つまり高い量子収率に達し、量子ドットの品質基準である半値全幅(FWHM)が比較的狭くなる、ということである。
2.5 室内灯励起性量子ドットのXRDパターン
コア−マントル−シェル構造の更なる証拠が、室内灯励起性量子ドットのX線回折(XRD)パターンである。異なる出発Zn/Cd比(19:1〜1:9)を有するコア−マントル−シェル型量子ドットを精製して、XRD測定用にSi(100)基板上に薄いドロップキャスティング膜として製造した。これらの量子ドットのXRDパターンを、図9のセレン化カドミウム量子ドット(下部)およびセレン化亜鉛量子ドット(上部)のそれと共に示す。
る構造に似ている。これは、CdSeコアが最初に形成して結晶構造を決定し、ZnSeが同じ原子配列をとり(格子を整合させる)シェルとして成長するためと理解することができる。
性が高く、それが硫黄の存在下でコア−マントル−シェル構造を備えた閃亜鉛鉱構造を形成した、という結論につながる。量子ドットの蛍光がフラスコに注入された溶液中のS/Se比の変動によっても調節し得ることが見いだされた。硫黄の量が増加するにつれ、回
折ピークがより高い角度位置にシフトする(図14の赤い破線)。
Claims (41)
- 元素Cd、M、およびSeから構成されたCdおよびSe含有ナノ結晶複合材料を形成する方法であって、
Mが、Cd以外のPSEの第12族元素であり、
前記方法が、
(i)元素CdまたはCd前駆体と、Mまたはその前駆体との溶液を、適当な溶媒で形成すること、
(ii)元素Seを前記溶液に添加し、それにより反応混合物を形成すること、
(iii)前記反応混合物を、CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料の形成に適した温度
で十分な時間加熱し、その後、反応混合物を冷却すること、
(iv)CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料を単離すること、
からなる方法。 - 元素Cd、M、Se、およびAから構成されたCdおよびSe含有ナノ結晶複合材料を形成する方法であって、
Mが、Cd以外のPSEの第12族元素であり、Aが、OおよびSe以外のPSEの第16族元素であり、
前記方法が、
(i)元素CdまたはCd前駆体と、Mまたはその前駆体との溶液を、適当な溶媒で形成すること、
(ii)元素SeおよびAを前記溶液に添加し、それにより反応混合物を形成すること、
(iii)前記反応混合物を、CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料の形成に適した温度
で十分な時間加熱し、その後、反応混合物を冷却すること、
(iv)CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料を単離すること、
からなる方法。 - 元素CdまたはCd前駆体と、Mまたはその前駆体との溶液を形成することが、前記元素CdまたはCd前駆体とMまたはその前駆体とを適当な溶媒に添加すること、および該溶媒を加熱することを含む、請求項1または2に記載の方法。
- 前記溶媒を約100℃〜約400℃の温度に加熱する、請求項3に記載の方法。
- 元素Cd、Se、およびAから構成されたCdおよびSe含有ナノ結晶複合材料を形成する方法であって、
Aが、OおよびSe以外のPSEの第16族元素であり、
前記方法が、
(i)元素CdまたはCd前駆体の溶液を、アミンを少なくとも本質的に含まない適当な溶媒で形成すること、
(ii)元素SeおよびAを前記溶液に添加し、それにより反応混合物を形成すること、
(iii)前記反応混合物を、CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料の形成に適した温度
で十分な時間加熱し、その後、反応混合物を冷却すること、
(iv)CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料を単離すること、
からなる方法。 - 前記元素CdまたはCd前駆体の溶液を形成することが、元素CdまたはCd前駆体を適当な溶媒に添加すること、および該溶媒を加熱することを含む、請求項5に記載の方法。
- 前記溶媒を約100℃〜約400℃の温度に加熱する、請求項6に記載の方法。
- 前記溶媒がアミンを少なくとも本質的に含まない、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 元素Seを注入により添加する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 元素Seを急速に添加する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
- Aおよび元素Seを一緒に添加する、請求項2〜10のいずれか1項に記載の方法。
- (a)Cd、M、Se、(b)Cd、Se、A、および(c)Cd、M、Se、Aのうちの一つの組成を有するCdおよびSe含有ナノ結晶複合材料を形成する方法であって、
Mが、Cd以外のPSEの第12族元素であり、
Aが、OおよびSe以外のPSEの第16族元素であり、
前記工程が、
(i)元素CdまたはCd前駆体を適当な溶媒に添加し、元素Seを添加し、(a)Cd、M、Se、または(c)Cd、M、Se、Aの組成を有するナノ結晶複合材料の形成ではMまたはその前駆体を添加し、そして(b)Cd、Se、Aまたは(c)Cd、M、Se、Aの組成を有するナノ結晶複合材料の形成ではAを添加し、それにより反応混合物を形成すること、
(ii)前記反応混合物を、CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料の形成に適した温度で十分な時間加熱し、前記加熱が反応混合物中で形成された水を除去することを更に含み、その後、反応混合物を冷却すること、
(iii)CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料を単離すること、
を含む方法。 - 前記溶媒が配位性化合物を含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
- 前記カドミウム前駆体を無機カドミウム化合物から形成する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
- 前記無機カドミウム化合物が酸化カドミウムまたは無機カドミウム塩である、請求項14に記載の方法。
- 前記Mの前駆体をその無機化合物から形成する、請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
- 前記Mの無機化合物が金属酸化物または無機金属塩である、請求項16に記載の方法。
- (a)Cd、M、Se、または(c)Cd、M、Se、Aの組成を有するナノ結晶複合材料の形成において、(i)CdまたはCd前駆体、および(ii)Mまたはその前駆体を所定のモル比で使用し、CdまたはCd前駆体:MまたはMの前駆体の前記所定のモル比を約1:100〜約100:1の範囲内で選択する、請求項1〜4および6〜17のいずれか1項に記載の方法。
- CdまたはCd前駆体:MまたはMの前駆体の前記所定のモル比を約1:10〜約10:1の範囲内で選択する、請求項18に記載の方法。
- (b)Cd、Se、Aまたは(c)Cd、M、Se、Aの組成を有するナノ結晶複合材料の形成において、AおよびSeを所定のモル比で使用し、A:Seの前記所定のモル比を約1:100〜約100:1の範囲内で選択する、請求項2〜19のいずれか1項に記載
の方法。 - AおよびSeを約1:10〜約10:1の比で使用する、請求項20に記載の方法。
- (i)CdまたはCd前駆体、および(ii)Seを所定のモル比で使用し、CdまたはCd前駆体:Seの前記所定のモル比を約1:100〜約100:1の範囲内で選択する、請求項1〜21のいずれか1項に記載の方法。
- CdまたはCd前駆体、およびSeを約1:15〜約15:1のモル比で使用する、請求項22に記載の方法。
- (a)Cd、M、Se、または(c)Cd、M、Se、Aの組成を有するナノ結晶複合材料の形成において、Mまたはその前駆体、およびSeを所定のモル比で使用し、MまたはMの前駆体:Seの前記所定のモル比を約1:100〜約100:1の範囲内で選択する、請求項1〜4および6〜23のいずれか1項に記載の方法。
- Mまたはその前駆体と、Seとを、約1:10〜約10:1の比で使用する、請求項24に記載の方法。
- Mが元素Znである、請求項1〜25のいずれか1項に記載の方法。
- Aが元素SおよびTeの一方である、請求項1〜26のいずれか1項に記載の方法。
- 反応混合物を、CdおよびSe含有ナノ結晶複合材料の形成に適した温度で加熱することが、反応混合物を150℃〜400℃の温度に加熱することを含む、請求項1〜27のいずれか1項に記載の方法。
- 前記反応混合物を200℃〜400℃の温度に加熱する、請求項28に記載の方法。
- 前記ナノ結晶複合材料がコア−シェル型ナノ結晶である、請求項1〜29のいずれか1項に記載の方法。
- 前記反応を不活性雰囲気で実施する、請求項1〜30のいずれか1項に記載の方法。
- 界面活性剤を添加することを更に含む、請求項1〜31のいずれか1項に記載の方法。
- 前記界面活性剤を有機カルボン酸、有機リン酸塩、有機ホスホン酸、およびそれらの混合物からなる群から選択する、請求項32に記載の方法。
- 反応混合物を形成することが界面活性剤を添加することを更に含み、前記界面活性剤が有機カルボン酸であり、それによりカルボン酸のカドミウム塩を形成させ、(a)Cd、M、Se、または(c)Cd、M、Se、Aの組成を有するナノ結晶複合材料の形成では、Mにより、カルボン酸とMとの塩を形成する、請求項32または33に記載の方法。
- 溶液が元素Cdの前駆体で形成され、(a)Cd、M、Se、または(c)Cd、M、Se、Aの組成を有するナノ結晶複合材料の形成では、溶液がMまたはMの前駆体で形成され、前記溶液を形成することが界面活性剤を添加することを含む、請求項34に記載の方法。
- 前記有機カルボン酸が、ステアリン酸(オクタデカン酸)、ラウリン酸、オレイン酸([
Z]−オクタデカ−9−エン酸)、n−ウンデカン酸、リノレン酸、((Z,Z)−9,12−オクタデカジエン酸)、アラキドン酸((全ての−Z)−5,8,11,14−エイコサテトラエン酸)、リノールエライジン酸((E,E)−9,12−オクタデカジエン酸)、ミリストレイン酸(9−テトラデセン酸)、パルミトレイン酸(シス−9−ヘキサデセン酸)、ミリスチン酸(テトラデカン酸)、パルミチン酸(ヘキサデカン酸)、γ−ホモリノレン酸((Z,Z,Z)−8,11,14−エイコサトリエン酸)、およびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項33〜35に記載の方法。 - (a)Cd、M、Se、(b)Cd、Se、A、および(c)Cd、M、Se、Aのうちの一つの組成を有するCdおよびSe含有ナノ結晶複合材料であって、Mが、Cd以外のPSEの第12族元素であり、Aが、OおよびSe以外のPSEの第16族元素である、請求項1〜35のいずれか1項に記載の方法により得られるナノ結晶複合材料。
- 前記ナノ結晶複合材料がコア−シェル型ナノ結晶である、請求項37に記載のナノ結晶複合材料。
- 所定の被分析物のための結合アフィニティーを有する分子に共役させた、請求項37または38に記載のナノ結晶複合材料。
- プラスチックビーズに組込まれた、請求項37または38に記載のナノ結晶複合材料。
- 発光体の製造における、請求項37または38に記載のナノ結晶の使用。
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