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JP2010535678A - テープディスペンサー、テーピング方法及び射出機構 - Google Patents

テープディスペンサー、テーピング方法及び射出機構 Download PDF

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JP2010535678A
JP2010535678A JP2010519478A JP2010519478A JP2010535678A JP 2010535678 A JP2010535678 A JP 2010535678A JP 2010519478 A JP2010519478 A JP 2010519478A JP 2010519478 A JP2010519478 A JP 2010519478A JP 2010535678 A JP2010535678 A JP 2010535678A
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JP2010519478A
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ジョンケル,クルト
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シーイーシーシー ベヘール ビー.ブイ.
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Abstract

【課題】テープの適切な切断を得ることが可能なテープディスペンサーを提供することを目的とする。
【解決手段】テープディスペンサー(1)は、ハウジング(2)と、テープ(4)を供給するためのテープフィーダ(3)と、少なくとも第1の及び第2のテープ案内面であって、該テープ(4)を該テープフィーダ(3)からテープ引出し方向に案内するための該テープ案内面(6、7)を備えている。該テープ案内面(6、7)は、該テープ引出し方向に互いに分離されかつ該ハウジング(2)の外側に配置されている。該第1及び第2のテープ案内面(6、7)は、共通の接平面(23)が該第1のテープ案内面(6)に第1の部分(8)で且つ該第2のテープ案内面(7)に第2の部分(9)で接触するように方向付けられている。該第2の部分(9)の側の該第2のテープ案内面(7)の部分は、該第1のテープ案内面(6)から離れて置かれ、該接平面に関してハウジング(2)の方へ角度を付けられ、かつ該テープフィーダ(3)は、該第2のテープ案内面(7)から離れて置かれた該第1の部分(8)の側に設けられる。該テープを切るためのカッター(13)は、該テープ案内面(6,7)間に設けられ、かつ該テープ案内面(6,7)に対して移動しうる。さらに、係合手段であって、少なくとも切断操作中は、該テープ(4)を少なくとも該第1のテープ案内面(6)に対して係合可能にする係合手段を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前文に従うテープディスペンサー、テーピング方法及び射出機構に関する。
このようなテープディスペンサーは、米国特許第4,253,905号によって知られている。従来技術である携帯型テープディスペンサーは、制約はあるが接近可能な場所、例えば窓の隅に貼付されるべき粘着テープを供給するために使われている。ディスペンサーはテープロールを支える主フレームを備えている。テープは軸回転するカッターの刃を越してガイドシューに沿って案内される。カッターの刃は、後ろ寄りの位置と引き伸ばされた位置との間を移動可能である。テープは、カッターの刃が付けられた軸回転するブレードによって隅に配置されうる。切断操作は、テープをハンドルにクランピングしかつテープをカッター刃の1つの側に引っ張ることによって行われる。知られているディスペンサーの不便な点は、その機構が非常に複雑で、このような仕方のテープの切断は、満足できるテープ切断端をもたらすことにならない。
本発明は、テープの適切な切断を得ることが可能なテープディスペンサーを提供することを目的とする。
本目的のために、本発明に従うテープディスペンサーは、カッターが両テープ案内面に対して移動可能であるという特徴を有する。
このことは、切断性能の面において利点となって現れる。なぜなら切断操作の間に、カッターがテープに対して移動するからである。この場合、カッターは、カッターの刃の上でテープを引き裂くというよりはテープを切る。これは特に窓枠にペンキを塗る前にマスキングテープを窓に施与する場合に関係している。なぜなら、テープの切断は、乱雑な形を持たないで窓の縁に沿って、好ましくは終わるからである。テープ引出し方向は接平面でのテープ案内面に対するテープの方向として定義されることに注意すべきである。また、本ディスペンサーは、他の目的のために規定されたテープに対しても適用できる。本ディスペンサーの利点は、テープが貼られるべき表面に触れることなく、それがテープを切断することを可能にすることである。
カッターは接平面に対して実質的に垂直方向に移動することが可能であり、これにより良好な切断状態を実現できる。しかし、また、接平面に対して種々の角度でテープを切断すること、例えば接平面の法線に対して20°の角度の方向に切断することも可能である。これはテープの特性に依存しうる。その他に、接平面に対して垂直でない角度に切断する場合は、カッターが接平面に垂直に移動する場合と比較して、対向部分が接平面の反対側に到達せられるまでのカッターの経路はより長い。
有利な実施態様においては、カッターは、接平面に向いたカッターの少なくとも1つの突出部分に沿って形成された刃先を有する刃形の要素であり、好ましくは、テープ引出し方向に沿って見られると、カッターは刃先で3角形状を有するように形成されている。これはさらに切断状態を改善することとなる。実際には、カッターは接平面に向いた鋭い先端を有しうる。代替的にカッターは2以上の突出部分を有しうる。しかし、6以上の突出は切断状態を劣化させる。なぜならこれは鋸歯状の刃先に近づき、そして鋸歯状の刃先はテープ切断に対する悪い効果を有するように現れるからである。
実際の実施態様においては、カッターは、伝達機構を介してトリガーによって操作可能であり、トリガーはディスペンサーを把持するためのハンドルに取り付けられている。これは、操作者がハンドルを使ってディスペンサーを持つとき、操作者が簡単な仕方で切断操作を作動させることを可能にする。数々のトリガーの代替物、例えばハウジングの上の押下ボタン等が可能であることに注意すべきである。
好ましい実施態様においては、第1のテープ案内面は、第1の部分とテープフィーダとの間において、接平面に対してハウジングの方へ角度を付けられている。なぜなら、この形状は、カッターを作動する前に第1と第2のテープ案内面の間でテープを張った状態に保つように、テープが第2のテープ案内面とベースとの間で押される場合には、操作者が、第1のテープ案内面と第2ベース(これはベースに対して角度を付けられている)との間のテープを押すことを可能にするためである。
第1および第2テープ案内面の少なくとも1つの段階的な表面を持つために、第1および第2テープ案内面の少なくとも1つは凸でありうる。第1及び/又は第2テープ案内面がテープに対して押し付けられたとき、そのような形状は、テープ内に押下されるべき鋭い刃先を回避する。
凸表面は、ローラーの円周壁によって形成されており、このローラーはハウジングに回転可能に接続されており且つテープ引出し方向に垂直にかつ接平面に平行に延在する回転軸を有することが有利である。なぜなら、テープと第1および第2テープ案内面の少なくとも1つのとの間の抵抗がこの場合は最小だからである。
凸表面は、ハウジングのコーナーに配置されることができ、該コーナーは、カッターから夫々の表面に沿って見られると、第1及び/又は第2テープ案内面を越えるところに配置されたハウジングの外壁によって形成されており、ハウジングの外壁は接平面と交差しており、かつ凸表面は、凸表面に近接するハウジングの外壁から突出している。この実施態様は、第1と第2テープ案内面の1つをテープを介してベースと接触を保ちながら、ハウジングをテープ引出し方向に垂直にかつ接平面に平行に延在する軸の周りに傾ける機会を提供し、第1及び/又は第2テープ案内面に隣接したハウジングの該部分はベースと突き当たらない。これは第1及び/又は第2テープ案内面が、ベースに対するハウジングの所定の傾き範囲内でベースに対してテープを押し付けうることを意味する。例えば、ハウジングは、カッターを作動する前に第2ローラーの回転軸の周りに傾けられるし、またはハウジングは切断操作の後にかつ新たなテープ引出し操作の開始の際に第1ローラーの回転軸の周りに傾けられうる。
係合手段は、第1のテープ案内面の部分によって少なくとも部分的に形成されて、利用者が第1のテープ案内面と、ベースに対して角度を付けられた第2ベースとの間にテープを押付けることを可能にし、該ベースに対して第1のテープ案内面(6)が係合せられうる。実際、本実施態様における係合手段は、利用者によって作動され、該利用者は、テープを切断する前に、第1と第2テープ案内面間でテープをピンと張った状態に保つために、テープを第1のテープ案内面(6)と第2ベースとの間に押し付けうる。
ハウジングは、ディスペンサーを把持するための調節可能なハンドルを備えることが可能であり、該ハンドルは、ハウジングの残りの部分に対して、テープ引出し方向の横方向に変位可能である。これは操作者のテーピング操作を簡単化する。なぜなら、ハンドルは、例えば窓の側面から離れた距離で保持されうるからである。
実際の実施態様においては、ハンドルは、回転軸の周りでハウジングに対して傾けられうる。これは比較的簡単な構造であり、左右両側壁に沿ってテープディスペンサーを使うために、2つの反対方向にハンドルを傾けるのに適用されうる。回転軸はテープ引出し方向におおむね平行でありうる。
ディスペンサーは、指示手段を備えることが可能であり、該指示手段は利用者がベースに対してハウジングをある角度で傾けることを可能にし、前記角度は、この角度でテープを切断すると、切断されたテープがベース上の所定の位置で終わる結果となるような角度である。
第1接平面は、第1のテープ案内面と該ハウジングとに接触する外側接平面であり、かつ第2接平面は該第2のテープ案内面と該ハウジングとに接触する外側接平面である、と定義すると、ディスペンサーの好ましい実施態様においては、接平面と第2接平面との間のハウジングの外側から見られる角度及び第2接平面と第1接平面との間の、ハウジングを囲む角度の両方が鋭角である。したがって、前者の角度はハウジングの外側の空間を形成し、後者の角度はハウジングがその中に存在する空間を形成する。これらの幾何学的寸法の利点は、ディスペンサーがコーナーで非常に容易に扱われうることである。なぜなら、これはディスペンサーを、テープ引出し方向に垂直にかつ接平面に平行に延在する回転軸の周りで、反対の回転方向に傾けることを許容するからである。
第1接平面は、第1のテープ案内面と該ハウジングとに接触する外側接平面である、と定義すると、代替的な実施態様においては、接平面と第1接平面との間の、ハウジングの外側に見られる鋭角は、30°より大きく、好ましくは45°より大きくありうる。
第2接平面は、第2のテープ案内面とハウジングとに接触する外側接平面であ
る、と定義されると、代替的な実施態様においては、接平面と該第2接平面(25)との間の、ハウジングの外側から見られる該鋭角は、30°より大きく、好ましくは45°より大きくありうる。
好ましくは、ディスペンサーは、第1のテープ案内面と第2のテープ案内面との近くで、ハウジングが接平面、第1接平面及び第2接平面から隔てられるように適合される。これは、第1のテープ案内面と第2のテープ案内面が、ディスペンサーの側面から見ると、少なくとも部分的にハウジングの外側に延在することを意味する。これは、ディスペンサーが、テープではなくハウジングによって最初にベース表面に接触するのを防ぐ。
好ましい実施態様においては、伝達機構は、トリガーをハウジングに対して動かすとき、カッターが接平面から離れてハウジングの方向へ移動させられるように適合されており、かつディスペンサーは、弾力性のある要素を備えており、該弾力性のある要素は、トリガーをハウジングに対して動かすときにカッターとハウジングに係合するように、且つカッターの前記移動があると、弾力性のある要素がバイアスされるように配置されており、かつ伝達機構は、カッター及びトリガーの或る移動の後にカッターとトリガーを解放する解放機構を備えている。これらの特徴により、1回のトリガーの1方向への移動は、弾力性のある要素に先ずバイアスをかけ、かつカッターを先ず切断方向とは反対方向へ移動させ、そして次にカッターを切断方向へ射出する。このことはテープが効果的に切断されるであろうことを意味する。切断方向はハウジングから接平面への方向として規定しうる。
実際の実施態様においては、伝達機構は、ハウジングに対して旋回軸の周りを旋回可能な旋回要素を備えることが可能であり、トリガーは該トリガーを移動させると旋回要素を旋回させるために、旋回軸から離れた位置で旋回要素に接続されており、かつ旋回要素は、フック部分を含むフッキング要素を備えており、該フック部分は、旋回要素を旋回させるとカッターを移動させるようにカッターと係合可能にされている。
ディスペンサーは、安全機構を備えることが可能であり、該安全機構はトリガーをハウジングに対して移動させたときにカッターの移動を回避する。
安全機構は、フッキング要素によって形成が可能で、この場合、フッキング要素は、旋回要素に旋回可能に取り付けられており、安全機構は、アクチュエータを備えており、該アクチュエータは、作動されるとフック部分が該カッターから自由になるように旋回要素を旋回させる。
安全機構は、安全要素を備えることが可能であり、安全要素は、トリガーをハウジングに対して移動させるときにカッターの移動を回避させ、安全要素はハウジングに対し移動可能であり且つハウジングから突出している。好ましい実施態様においては、安全要素は、第2接平面から突出するように配置される、なぜなら、第2接平面でのハウジングが他の表面に接触するようにディスペンサーを傾けるとき、安全要素が作動されうるからである。
カッターを射出する機構は、テープディスペンサーにおける適用に限定されない。本発明はまた、要素を射出するための射出機構に関係しており、それは、要素とトリガーとを備え、該要素は、伝達機構を介してトリガーによって操作されることが可能であり、該伝達機構は、トリガーを第2の方向に作動させるときに要素が第1の方向に移動させられるように適合されており、かつ該機構は弾力性のある要素を備え、該弾力性のある要素は、トリガーを第2の方向に動かすときに要素と係合されるように、かつ要素の前記移動により弾力性のある要素がバイアスされるように、位置されており、かつ該伝達機構は、要素及びトリガーの或る移動の後に要素とトリガーを解放する解放機構を備えている。解放機構が作動されると、要素は、バイアスされた弾力性のある要素のエネルギーの解放により、第1の方向と反対方向に射出されるであろう。
また本発明は、ベースにテーピングする方法に関しており、そこでは、テープがテープフィーダから供給され、かつ第1及び第2のテープ案内面に沿って、テープ案内面間でテープ引出し方向に案内され、第1及び第2のテープ案内面は両方ともベースに対してテープ引出し方向とは反対に移動され、そしてテープは、第1及び/又は第2テープ案内面によってベース上に押付けられ、そしてテープは2つのテープ案内面の間で切断され、テープを切断する前に、ベースに既に固定されているテープ部分は、第2のテープ案内面とベースとの間で保持され、かつ第1のテープ案内面はベースから離れるように移動され、その際、第1と第2テープ案内面の間のテープは張った状態に保たれる。このテープを切断する仕方は、テープの切断端及びカッターを一度作動することによる確実なテープ切断の信頼性の点で有利であると見える。
さらに具体的には、切断操作の前に第1と第2のテープ案内面間のテープを張った状態に保つために、第1のテープ案内面でのテープは、ベースに対して角度を付けられている第2ベースと第1のテープ案内面との間で係合される。したがって、第1のテープ案内面と第2ベースにおけるテープとの間の接触面は、テープと、ベースにおける第2のテープ案内面との間の接触面に対して回転させられることができ、第2のテープ案内面は、第2ベースでテープ上に押し付けられうる。これは、テープを第1のテープ案内面で第1ベースに対して押し付けるためであり、かつテープを第2のテープ案内面で第2ベースに対して押し付けるためであり、これはテープ案内面の間で強く圧力をかけられたテープ部分を生み出すためであって、該テープ部分はベースと第2ベースとから自由である。これは切断操作にとって有利なテープ状態である。
以下、本発明は本発明の実施態様を例として示した概略図を参照して説明される。
本発明に従うテープディスペンサーの実施態様の斜視図である。 部分的に分解した図1の実施態様の縮図の斜視側面図である。 本発明に従うテープディスペンサーの代替的実施態様の一部分の概略図であって、テーピングとテープのカッティングの夫々の条件を説明した図である。 図1の実施態様のカッターの概略側面図である。 図2の実施態様の側面図であって、本発明に従うテーピング方法を説明した図である。 本テープディスペンサーの他の代替的実施態様の概略側面図である。 図6の実施態様の斜視透視図である。 旋回要素の種々の一部分、ケーブルとトリガーの組立分解図である。 図7の実施態様の部分を拡大した斜視透視図である。 10aは、カッターホールダと弾力性のある要素の斜視図であり、10bは、この平面図である。 図7の実施態様の透視側面図であって、このディスペンサーが使用されるときの逐次状態を示している。 図7の実施態様の透視側面図であって、このディスペンサーが使用されるときの逐次状態を示している。 図7の実施態様の透視側面図であって、このディスペンサーが使用されるときの逐次状態を示している。 図7の実施態様の透視側面図であって、このディスペンサーが使用されるときの逐次状態を示している。 15aは、代替のカッターホールダと弾力性のある要素の平面図であり、15bは、その斜視図である。 図9と似た図であるが、安全機構が解除された状態を示している。
図1は、本発明に従うテープディスペンサー(1)の実施態様示す。テープディスペンサー(1)は、例えば、ペンキを塗る前の窓に感圧マスキングテープを簡単に固定するのに適している。該ディスペンサー(1)は、ハウジング(2)を備えており、該ハウジング(2)は図2に示されるように、テープ(4)を供給するためのテープフィーダ(3)を収容する。テープフィーダ(3)は、テープ(4)をテープ出力場所(5)に供給するが、その出力場所はハウジング(2)の外側におかれている。したがって、テープ(4)はハウジング(2)をテープ出力場所(5)で去るが、該テープ出力場所(5)はスロット等でよく、該テープ出力場所(5)をテープ(4)が通過しうる。ハウジング(2)は、透明材質で製作されることができ、利用者は外部からテープフィーダ(3)を確認することが可能である。例えば、利用者はハウジング内にまだあるテープの量を点検しうる。テープディスペンサー(1)は、第1のテープ案内面(6)及び第2のテープ案内面(7)を備えられており、これらは、テープ(4)をテープフィーダ(3)又はテープ出力場所(5)から、第1のテープ案内面(6)及び第2のテープ案内面(7)に沿って、テープ引出し方向に案内するためである。テープ引出し方向は、図3a−bの矢印Aで示されている。したがって、テープ引出し方向Aは、テープ(4)が第1及び第2のテープ案内面(6、7)夫々の間を動く方向である。テープ貼付操作の間、ディスペンサー(1)は、テープ案内面(6、7)の間をテープ引出し方向Aとは反対方向に動く。第1と第2テープ案内面(6、7)は、共通の接平面が第1のテープ案内面(6)に第1の部分(8)で且つ第2のテープ案内面(7)に第2の部分(9)で接触するように配位されている。実際には、テープ(4)切断前に、共通の接平面は、少なくとも第1及び第2の部分(8、9)の間で接平面内で延びる。図1〜3で示される実施態様においては、テープ案内面(6、7)は、テープ引出し方向で互いに離される。なぜならば、テープ案内面(6、7)は第1及び第2ローラー(10、11)によって夫々形成されるからである。第1及び第2ローラー(10、11)は回転可能にハウジング(2)に接続され、接平面に平行にかつテープ引出し方向に垂直に延在する回転軸を有している。この場合には、第1及び第2の部分(8、9)は平行線によって形成されることを述べておく。例えば、第1のテープ案内面(6)が平面であるならば、第1の部分(8)は線ではなく面である。
テープ案内面(6、7)は、第1及び第2ローラー(10、11)によって形成されるので、第1のテープ案内面(6)から離れて置かれた第2の部分(9)の側の第2のテープ案内面(7)の一部分は、接平面に関してハウジング(2)の方へ角度を付けられ、かつ第2のテープ案内面(7)から離れて置かれた第1の部分(8)の側の第1のテープ案内面(6)の一部分は、接平面に関してハウジング(2)の方へ角度を付けられる。さらに、テープ出力場所(5)は、第2のテープ案内面(7)から離れて置かれた第1の部分(8)の側に設置される。
第1と第2テープ案内面(6、7)は、ハウジング(2)の外側に配置される。図1に示されるように、ローラー(10)の外壁は、ハウジング(2)から部分的に突出している。第1と第2テープ案内面(6、7)のこの配置は、利用者が第1のテープ案内面(6)とテープを貼付すべきベース(12)との間に、及び/又は第2のテープ案内面(7)とテープを貼付すべきベース(12)との間に、テープを押し付けることを可能にする(図3aを参照)。実際には、コーナーを有さないベース(12)の一部分にテープを貼付するときは、テープは、両テープ案内面(6、7)によってテープ(4)をベース(12)に押圧することによって固定される。図3aは、テープ貼付中の状況を示し、ここでディスペンサー(1)が、テープ引出し方向Aと反対に、垂直壁(ベース(12))に沿って下方に移動される。コーナーの近くでは、ディスペンサー(1)はこれ以外の仕方で使用されうるが、この仕方は以下で説明される。
またテープディスペンサー(1)は、テープ(4)を切断するカッター(13)を備えられる。カッター(13)は、接平面に対し垂直方向から見られると、ローラー(10、11)の間に設置される。図1、2及び5に示される実施態様においては、カッター(13)は、接平面の法線方向に対して角度を付けられた方向に移動可能である。カッター(13)は、カッター案内(14)によって案内され、該カッター案内(14)は、カッター(13)を支持し案内し、かつカッター(13)(実際には比較的薄い板でありうる)が作動されると横方向に曲げられることを避ける。カッター(13)は、伝達機構(16)を介して、トリガー(15)によって操作可能である。図2に示された実施態様においては、伝達機構(16)は、ケーブル(16a)を備えており、該ケーブルは、一方においてトリガー(15)に、他方において旋回軸(16b)に接続されており、該旋回軸(16b)はカッター(13)に接続されている。しかし、伝達機構の代替的構成が考えられうる。トリガー(15)は、手でディスペンサー(1)を把持するためのハンドル(17)に搭載される。
本実施態様におけるハンドル(17)は、ハウジング(2)の残りの部分に対して、横方向(示されていない)に変位可能である。ハンドル(17)は、回転軸の周りに傾けられることができ、かつハウジング(2)の残りの部分に対して3つの異なった位置を有し、例えば、テープ引出し方向Aに垂直なかつ接平面に平行な方向でハウジングの両側に、およびハンドル(17)がハウジング(2)の残りの部分に一直線に並んでいるような中央位置を有する。代替的な実施態様においては、回転軸は、第1及び第2ローラー(10、11)の近くにあり、該第1及び第2ローラー(10、11)はテープフィーダ(3)に対して変位可能である。そのような場合には、テープフィーダは、全ての条件の下では、第1と第2テープ案内面(6、7)に対してもはや一直線に並ばず、このことは、伝達機構が、テープフィーダから第1と第2テープ案内面(6、7)に沿って、適切にテープ(4)を案内するために必要でありうることを意味する。
カッター(13)は刃形の要素であり、刃先(18)を有している。刃先(18)は、カッター(13)の突出部分であり、テープ引出し方向Aに沿って見られると図4に示されるように、3角形状を有するように形成されている。好ましくは、三角形の先端角度αは100°〜140°の範囲であり、もっと好ましくは、およそ120°である。このことは、切断操作の間中、良好な切断特性を提供するように思われる。
テープ(4)は、カッター(13)を作動することによって切断されうる。本発明に従うと、カッター(13)は、両テープ案内面(6、7)に対して移動しうる。このことは、カッター(13)が、切断操作中にテープ(4)に対して移動されることを意味する。この特徴の利点は、切断操作が改善されることであり、特に、テープ(4)がカッター(13)の1つの側で引かれテープ(4)を切断するという機構と比較するとそうである。
切断操作は、図3bに示される。テープ(4)は第1のテープ案内面(6)によってカッター(13)を通過してテープ引出し方向Aに案内され、さらに第2のテープ案内面(7)によって案内され、そしてテープ(4)を第2のテープ案内面(7)とベース(12)との間に押し付けることによって、ベース(12)の上に押し付けられる。したがって、図3bに示される状況においては、テープ(4)の一部分は、ベース(12)に既に固定されている。図3bは第2ベース(12a)を示しているが、該第2ベース(12a)はベース(12)に対して角度、この場合は90°を付けられている。実際には、ベース(12)は窓であり、第2ベース(12a)は下枠でありうる。ベース(12)と第2ベース(12a)との間のコーナーに達した後は、第1のローラー(10)は第2ベース(12a)に沿って、さらに転がされ、一方、第2のローラー(11)は、ベース(12)に沿って依然として下方に転がされる。したがって、テープディスペンサー(1)は、テープ引出し方向(A)に垂直に延在しかつ接平面に平行な回転軸、この場合はローラー(11)の回転軸の周りに傾斜角を付けられる。図3bに示される状況においては、またテープ(4)は、第1のテープ案内面(6)と第2ベース(12a)との間で押し付けられる。したがって、テープ(4)は、第1のテープ案内面(6)に係合され、従って第1のテープ案内面(6)は、テープを第1のテープ案内面(6)に対して係合することを可能にする係合手段を形成する。これは、テープ(4)が、ローラー(10、11)の間でピンと張られた状態を保つことができ、このことが次の切断操作を容易にすることを意味する。本実施態様における係合手段は、利用者によって作動され、該利用者は、第1のテープ案内面(6)と第2ベース(12b)との間でテープ(4)を押し付けうる。これ以外の係合手段が考えられることを述べておく。
テープ(4)が切断された時に、テープの一部分は、ハウジング(2)の外側のテープ出力場所(5)から依然として突出している(図2参照)。ハウジング(2)の外側のこの残余部分は、テープ出力場所(5)から見られると、第1のテープ案内面(6)を越えて延在している。次のテープ貼付操作においては、テープ(4)は、必ずしも最初にテープフィーダ(3)からテープディスペンサー(1)の外のテープ部分を引っ張ることなく、第1のテープ案内面(6)によって、もう1つのベース(12)又は(12a)に直ちに押し付けられうる。ハウジング(2)の外側に延びているテープ(4)の部分がハウジング(2)の中へ戻ることは、押付け部材(19)によって回避され、これは図2に示され、かつ該押付け部材(19)は、テープ出力場所(5)の近くでハウジング(2)に対してテープ(4)を押し付ける。
また図3bは、第1と第2テープ案内面(6、7)との間のカッター(13)の位置は、或る用途に関連しうることを示している。図3bに示されるようにコーナーの近くでのテープ貼付の場合は、ローラー(10、11)に対するカッター(13)の位置並びにテープディスペンサー(1)がベース(12)及び第2ベース(12a)に対して傾けられる角度は、テープ(4)が切断されるときにベース(12)に未だ固定されていないテープ部分が、切断操作の後にベース(12)に対して押し付けられることが可能であり、かつテープ(4)の切断端は好ましくはコーナーで終わるような角度であるべきである。図3bは、テープ(4)の切断された部分のベース(12)方向への経路をカーブした点線で示す。
本発明に従うテープディスペンサー(1)は、例えば図1〜3及び5に示されうるように、その形状または幾何学的な寸法の故にコーナーで容易に傾けられうる。さらに、このことは、図6において明らかにされるが、この図6は幾つかの仮想面(23、24、25)を含むテープディスペンサー(1)の代替的な実施態様の概略側面図を示している。既に上述された接平面(23)は、第1のテープ案内面(6)または第1のローラー(10)及び第2のテープ案内面(7)または第2のローラー(11)に接触する。第1接平面(24)は、第1のテープ案内面(6)または第1のローラー(10)及びハウジング(2)の外側位置に接触する。したがって、第1接平面(24)は、第1のテープ案内面(6)とハウジング(2)とに接触する外側接平面を形成する。第1接平面(24)は、接平面(23)と第1接平面(24)との間の鋭角が最も小さい角度になるような位置でハウジング(2)に接触する。接平面(23)と第1接平面(24)との間の角度γは、第1のローラー(10)がベース(12)に対して依然押し付けられえながら(例えば図5aを参照)、ディスペンサー(1)がベース(12)に対して持ちうる角度を決定する。この角度が小さいか又はゼロの場合は、図5a及びbに示すようなベース(12)及び第2ベース(12a)に対するディスペンサー(1)の配向は、達成されえない。
第2接平面(25)(図6参照)は、第2のテープ案内面(7)または第2のローラー(11)及びハウジング(2)の外側位置に接触する。したがって、第2接平面(25)は、第2のテープ案内面(7)とハウジング(2)とに接触する外側接平面を形成する。第2接平面(25)は、接平面(23)と第2接平面(25)との間の鋭角αが最も小さい角度になるような位置でハウジング(2)に接触する。接平面(23)と第2接平面(25)との間の角度αは、第2のローラー(11)がベース(12)に対して依然押し付けられえながら(例えば図5bを参照)、ディスペンサー(1)がベース(12)に対して持ちうる角度を決定する。この角度が小さいか又はゼロの場合は、図5a乃至cに示すようなベース(12)及び第3ベース(12b)に対するディスペンサー(1)の配向は、達成されえない。
図1、2、5及び6は、接平面(23)と第2接平面(25)との間の角度α及び第2接平面(25)と第1接平面(24)との間の角度βの両方が、鋭角であることを示す。もっと具体的には、接平面(23)と第1接平面(24)との間の角度γは、30°より大きく、好ましくは45°より大きく、一方、接平面(23)と第2接平面(25)との間の角度αは、30°より大きく、好ましくは45°より大きい。
ディスペンサー(1)は、指示手段を備えており、該指示手段は、利用者が傾いた状態を達成するために、ベース(12)及び第2ベース(12a)に対してハウジング(2)を傾けることを可能にする。
指示手段は、ハウジング(2)の一部分によって形成されうる。このことは図5a〜5cに示される。図5aは、ベース(12)、第2ベース(12a)及び第3ベース(12b)を示している。テープ貼付操作は、上側左コーナーにおいて、ハウジング(2)から突出したテープ(4)の一部分をベース(12)に押付けることによって始まる。ディスペンサー(1)は、第1のローラー(10)及び/又は第2のローラー(11)がテープをベース(12)に対して押付けるように、ベース(12)に沿って下方に移動させられる。このことはまた、図3aに示される。図5bは、図3bと同様の状態を示している。ハウジング(2)は、ハウジング(2)がベース(12)及び第2ベース(12a)に対して傾けられた姿勢においては、ハウジング(2)の外壁がベース(12)に接触するような形状を有している(図5b参照)。第1のローラー(10)が、図5bに示されるように、第2ベース(12a)に当たり、かつカッター(13)がこの位置で作動される場合、テープ(4)は、テープ(4)がベース(12)と第2ベース(12a)との間のコーナーにおいて終わるような位置において切断される。
図5cは、ベース(12)と第2ベース(12a)との上記とは異なる構成を示している。ベース(12)と第2ベース(12a)との間の角度は、この場合は90°より大きい。また、ハウジングの外壁は、図5bのようにベース(12)に接触するが、ディスペンサー(1)が、下方に移動させられる時に、第1のローラー(10)が第2ベース(12a)に接触する前に、テープ(4)は切断されねばならない。これを達成するために、指示手段は、位置合わせ要素(20)を備え、該位置合わせ要素(20)はハウジング(2)に回転可能に搭載される。位置合わせ要素(20)は、少なくとも第1直線端(21)と第2直線端(22)を有し、これらは好ましくはお互いに90°のコーナーを形成している。図5cに示される場合には、ディスペンサー(1)はすでに下方に動かされ、第1直線端(21)がベース(12)と接触する。ベース(12)に対するディスペンサー(1)の或る位置において、第1直線端(21)と第2直線端(22)との間のコーナーは、ベース(12)と第2ベース(12a)との間のコーナーとつき当たる。位置合わせ要素(20)の寸法は、これがテープ(4)を切断する適切な位置であり、切断されたテープがベース(12)と第2ベース(12a)との間のコーナーにおいて終わるような寸法である。したがって、本実施態様における指示手段は、ハウジング(2)の形状ならびに位置合わせ要素(20)によって形成されている。
好ましくは、ハウジング(2)は、テープ引出し方向(A)に垂直にかつ接平面に平行に見られると、比較的薄い。特にローラー(10、11)の近くのハウジング(2)の側壁は、利用者がベース(12)の側壁の非常に近くでテープ(4)を固定することを可能にするように薄くてよく、このことは、ペンキ塗りの前に窓にマスキングテープが固定されるべきであるときにしばしば要求されることである。したがって、ローラー(10、11)の軸の端と、ローラー(10、11)の近くのローラー(10、11)の軸方向のハウジング(2)の外壁との間の距離は、比較的短く、例えば0〜100mmでなければならない。
また、ディスペンサー(1)は、調節機構(図示しない)を備えられ、該調節機構は、側壁に平行な貼付されるべきテープ(4)の距離を調節する。このことは、例えば、窓枠に沿ってディスペンサーを案内することによって、封止端に近く窓にテープを貼付するために窓枠に近い窓の端に沿って端を封止する場合に、利点がある。さらに、テープディスペンサー(1)は、カッター(13)の取替えを容易にするための機構を備えうる。これは、カッター(13)の近くでのハウジング(2)上のカバー(図示しない)でありうるが、該カバーは、カッター(13)へのアクセスを提供するため容易に開けられうる。
図7は、本発明に従うディスペンサー(1)の他の代替的な実施態様の透視図である。本実施態様においては、カッター(13)は、上述したように伝達機構(16)を介してトリガー(15)によって、また操作される。この場合、ケーブル(16a)は、旋回要素(26)を介してカッター(13)に接続され、かつカッター(13)は、カッターホールダ(27)に固定され、該カッターホールダ(27)は、弾力性のある部材(28)を介してハウジング(2)に弾力的に接続される。旋回要素(26)、カッターホールダ(27)及び弾力性のある部材(28)は互いに接続され、トリガー(15)が作動されると、カッター(13)は、ハウジング(2)に対して、第1と第2のローラー(10、11)の間に延在するテープ(4)の部分の方向に移動し、その後、カッター(13)は、ハウジング(2)の中に自動的に引き込められるように協働する。また本実施態様は、安全機構(29)を備え、該安全機構(29)は、トリガー(15)を作動することによる、カッター(13)の意図しない動きを回避する。以下、本実施態様の機能は、さらに詳細に記載される。
図8は、旋回要素(26)の様々な部品、ケーブル(16a)及びトリガー(15)を示す。トリガー(15)は、作動後にトリガー(15)を戻すように働く弾性力のあるトリガー要素(30)を備えられる。旋回要素(26)は、3つの部品、すなわち、上部旋回要素部品(26a)、下部旋回要素部品(26b)及びフッキング要素(31)を含んでいる。上部旋回要素部品(26a)及び下部旋回要素部品(26b)は、互いに対して固定され、ハウジング(2)に対して旋回軸(32)の周りを回転可能である。ケーブル(16a)は、旋回軸(32)から離れた位置で旋回要素(26)に回転可能に固定される。フッキング要素(31)は、上部旋回要素部品(26a)と下部旋回要素部品(26b)との間に回転可能に接続され配置される。図9は、ディスペンサー(1)の一部を示すが、上部旋回要素部品(26a)、カッター(13)、カッターホールダ(4)及び弾力性のある要素(28)は、図面を明瞭にするために除かれている。
フッキング要素(31)は、フック部分(33)を備えられ、該フック部分(33)は、カッターホールダ(27)のスロット(34)内に適合する(図10b)。トリガー(15)を作動させると、ケーブル(16a)は、上部及び下部旋回要素部品(26a、26b)を介してフッキング要素(31)を引っ張り、該フッキング要素(31)は旋回軸(32)の周りを回転する。図9に示したような状況において、上部及び下部旋回要素部品(26a、26b)及びフッキング要素(31)を含む旋回要素(26)は、下部旋回要素部品(26b)のばね部分(38)によって、互いに結合され、旋回軸(32)の周りを回転する。フック部分(33)及びカッターホールダ(27)は、この運動の間に、フック部分(33)が、カッターホールダ(27)をハウジング(2)の方向に接平面(23)から離れるように引っ張るような形状をしている。この結果、フック部分(33)が、その回転運動の故にカッターホールダ(27)から離れるように動かされそしてカッターホールダ(27)との接触を失うまで、弾力性のある要素(28)は、ハウジング(2)に対して押付けられる。その瞬間から、カッターホールダ(27)は、接平面(23)の方向へ速い速度で動き、カッター(13)は操作条件の下でテープ(4)を切断する。
安全機構(29)は、フッキング要素(31)がカッターホールダ(27)と係合することを許すように、レバー(35)がハウジング(2)の方へ移動させられねばならないように作られる。安全機構(29)は、レバー(35)を動かすと、レバー(35)の回転軸の周りを回転するカム(36)を備える(図9参照)。
安全機構(29)のロック状態においては、レバー(35)は、ハウジング(2)に対して動作するレバーばね(37)の故にハウジング(2)から突出している。この状態において、カム(36)は、スロット(34)から離れる方向にフッキング要素(31)を押す。この場合、フック部分(33)は、スロット(34)を去り、トリガー(15)を作動すると、旋回要素(26)は、カッターホールダ(27)動かすことができない。この状況が図11に示され、また図16にも示される。図8、9及び11においては、下部旋回要素部品(26b)のばね部分(38)は、レバー(35)をハウジング(2)の方に動かすことにより安全機構(29)を解除する場合に、フッキング要素(31)を押し戻し、それによって、フッキング要素(31)は、フック部分(33)がスロット(34)に入っていくような方向に回転するのを許容されるように、カム(36)をフッキング要素(31)に対して動かす。この状態は、図12に示される。この状態では、カッターホールダ(27)、フッキング要素(31)、上部旋回要素部品(26a)及び下部旋回要素部品(26b)は、トリガー(15)が作動されると、カッターホールダ(27)が、接平面(23)から離れるように移動され、弾力性のある要素(28)にバイアスをかけるように係合される。この状況が図13に表示されている。
カッターホールダ(27)の接平面(23)から離れるような移動の間のある瞬間に、フック部分(33)は、カッターホールダ(27)を解放するだろう。その結果、弾力性のある要素(28)のエネルギーの解放によって、カッター(13)を含むカッターホールダ(27)は、接平面(23)の方向に素早く動かされ、テープ(4)を切断する。このことが図14に表示されている。その後、カッター(13)を含むカッターホールダ(27)及び弾力性のある要素(28)は、戻りばね(39)によって、直ぐに引き戻される(例えば、図9参照)。
射出機構として定義されうるカッター射出機構は、テープディスペンサーに使用されることに限定されず、射出機構はまた代替的装置にも応用されることは、注目される。さらに、弾力性のある要素(28)は、他の型のばね、例えばコイルばねでありうる。
安全機構(29)は、レバー(35)の形の動きうる安全要素を備え、該レバー(35)は、安全機構(29)がロックされた状態のときは、ハウジング(2)から突出している。さらに具体的には、レバー(35)は、第2接平面(25)から突出している。この位置の利点は、図5b及び5cで示しているように、第2接平面(25)がベースを打つようにディスペンサー(1)が傾けられる時に、レバーが自動的に作動させられることである。
図15は、代替的な弾力性のある要素(28)及びカッターホールダ(27)と一体化された部材として戻りばね(39)を示す。
図10に示した弾力性のある要素(28)の優位な点は、バイアスを掛けられたとき、カッターホールダ(27)に対するその対称的な幾何形状のゆえに、カッターホールダ(27)に対する対称的な負荷を生み出すことである。
好ましくは、カッターホールダ(27)は、例えば、ハウジング(2)に対するカッターホールダ(27)の移動の方向に垂直な方向にカッター(13)をカッターホールダ(27)内でスライドすることによって、カッター(13)が容易に取り替えられるように製作される。
以上のことから、本発明は比較的簡単なテープディスペンサーであって、テープの適切な切断を得ることができるテープディスペンサーを提供することは明らかである。
本発明は、これまでに図面に示され且つ記載された実施態様に限定されるものではなく、請求項及びそれらと技術的な均等物の範囲内で、様々なやり方で変化させられうる。例えば、テープディスペンサーのローラーは非回転の案内面であることが可能であり、該非回転の案内面は滑らかでありうる。テープフィーダは、例えば電気モーターにより駆動可能でありうる。これはディスペンサーからのテープ供給の抵抗を減らし、医療環境へのディスペンサーの応用において、または薄い紙をテープディスペンサーを用いて壁に固定しなければならない場合において、望ましい。さらに、種々の実施態様の特徴は結合されうる。テープはテープ貼付方向に垂直方向にかつ接平面(23)に平行に切断されることもまた可能である。代替的に、テープはレーザビームによって切断されることが可能で、またはテープ切断の位置がレーザビームによって決定されうる。さらに、ハウジングは、テープロールが開口部を通じて交換されうるように製作されることができ、これは、第1と第2のローラーのそばでディスペンサーの正面部分から離れたところの旋回によって生み出される。また、電気システム手段によってカッターを動かすことも考えられる。

Claims (23)

  1. テープディスペンサー(1)であって、
    ハウジング(2)と、
    テープ(4)を供給するためのテープフィーダ(3)と、
    該テープ(4)を該テープフィーダ(3)からテープ引出し方向(A)に案内するための少なくとも第1のテープ案内面(6)及び第2のテープ案内面(7)であって、該テープ案内面(6、7)は、該テープ引出し方向(A)に互いに分離されかつ該ハウジング(2)の外側に配置されて、利用者が該テープ(4)を該テープ案内面(6、7)とテープを貼付されるべきベース(12)との間に押付けることを可能にし、かつ該第1及び第2のテープ案内面(6、7)は、共通の接平面(23)が該第1のテープ案内面(6)に第1の部分(8)で且つ該第2のテープ案内面(7)に第2の部分(9)で接触するように方向付けられており、かつ該第1のテープ案内面(6)から離れて置かれた該第2の部分(9)の側の該第2のテープ案内面(7)の部分は、該接平面に対してハウジング(2)の方へ角度を付けられ、かつ該テープフィーダ(3)は、該第2のテープ案内面(7)から離れて置かれた該第1の部分(8)の側に設けられているところの、第1及び第2のテープ案内面(6,7)と、
    該接平面に対し垂直方向から見られると該テープ案内面(6,7)の間に設けられた、該テープを切るためのカッター(13)と、
    少なくとも切断操作中は、該テープ(4)を少なくとも該第1のテープ案内面(6)に対して係合することを可能にする係合手段と、
    を備え、
    該カッター(13)は両テープ案内面(6、7)に対して移動しうることを特徴とする、テープディスペンサー。
  2. 該カッター(13)は該接平面(23)に対して実質的に垂直方向に移動しうる、請求項1に記載のテープディスペンサー。
  3. 該カッター(13)は、該接平面(23)に向いた該カッター(13)の少なくとも1つの突出部分に沿って形成された刃先(18)を有する刃形の要素であり、好ましくは、テープ引出し方向に沿って見られると、該カッター(13)は該刃先(18)で3角形状を有するように形成されている、請求項1又は2に記載のテープディスペンサー。
  4. 該カッター(13)は、伝達機構(16)を介してトリガー(15)によって操作可能であり、該トリガー(15)は該ディスペンサー(1)を把持するためのハンドル(17)に取り付けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のテープディスペンサー。
  5. 該第1のテープ案内面(6)は、該第1の部分(8)と該テープフィーダ(3)との間において、該ハウジング(2)の方へ該接平面に対して角度を付けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のテープディスペンサー。
  6. 該第1又は第2テープ案内面(6,7)の少なくとも1つは凸である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のテープディスペンサー。
  7. 該凸表面(6,7)は、ローラー(10,11)の円周壁によって形成されており、該ローラー(10,11)は該ハウジング(2)に回転可能に接続され、かつ該テープ引出し方向に垂直に延在しかつ該接平面(23)に平行な回転軸を有する、請求項6に記載のテープディスペンサー。
  8. 該凸表面は、該ハウジング(2)のコーナーに配置されており、該コーナーは、該カッター(13)から夫々の表面に沿って見られると、該第1及び/又は第2テープ案内面(6,7)を超えるところに配置された該ハウジング(2)の外壁によって形成されており、該ハウジング(2)の該外壁は該接平面(23)と交差しており、かつ該凸表面は、該凸表面に近接する該ハウジング(2)の該外壁から突出している、請求項6又は7に記載のテープディスペンサー。
  9. 該係合手段は、該第1のテープ案内面(6)の部分によって少なくとも部分的に形成されて、該利用者が該第1のテープ案内面(6)と該ベース(12)に対して角度を付けられた第2ベース(12a)との間に該テープ(4)を押付けることを可能にし、該ベース(12)に対して該第2のテープ案内面(7)が係合せられうる、請求項5を組み合わせた請求項1〜8のいずれか1項に記載のテープディスペンサー。
  10. 該ハウジング(2)は、該ディスペンサー(1)を把持するための調節可能なハンドル(17)を備えており、該ハンドル(17)は、該ハウジング(2)の残りの部分に対して、テープ引出し方向の横方向に変位可能である、請求項1〜9のいずれか1項に記載のテープディスペンサー。
  11. 該ハンドル(17)は、回転軸の周りに該ハウジング(2)に対して傾けられうる、請求項10に記載のテープディスペンサー。
  12. 該ディスペンサー(1)は、指示手段を備えており、該指示手段は該利用者が該ベース(12)に対して該ハウジング(2)をある角度で傾けることを可能にし、前記角度で該テープ(4)を切断すると、切断された該テープ(4)が該ベース(12)上の所定の位置で終わる結果となる、請求項1〜11のいずれか1項に記載のテープディスペンサー。
  13. ベース(12)にテープを貼付する方法であって、該テープ(4)はテープフィーダ(3)から供給され、かつ第1及び第2のテープ案内面(6,7)に沿って、テープ引出し方向(A)に該テープ案内面(6,7)間で案内され、該第1及び第2のテープ案内面(6,7)は両方とも該ベースに対してテープ引出し方向とは反対に移動され、かつ該テープ(4)は、該第1及び/又は第2テープ案内面(6,7)によって該ベース(12)上に押付けられ、かつ該テープ(4)は、該2つのテープ案内面(6,7)の間で切断され、該テープ(4)を切断する前に、該ベース(12)に既に固定されているテープ部分は、該第2のテープ案内面(7)と該ベース(12)との間で保持され、かつ該第1のテープ案内面(6)は該ベース(12)から離れるように移動し、その際、該第1と第2テープ案内面(6,7)の間の該テープ(4)は張った状態に保たれる、テーピングする方法。
  14. 該テープ(4)を切断する前に、該切断操作の前に該第1と第2のテープ案内面(6,7)間の該テープ(4)を張った状態に保つために、該第1のテープ案内面(6)での該テープ(4)は、該ベース(12)に対して角度を付けられている第2ベース(12a)と該第1のテープ案内面(6)との間で係合される、請求項13に記載のテーピングする方法。
  15. 第1接平面(24)は、該第1のテープ案内面(6)と該ハウジング(2)とに接触する外側接平面であり、かつ第2接平面(25)は該第2のテープ案内面(7)と該ハウジング(2)とに接触する外側接平面であり、該接平面(23)と該第2接平面(25)との間の角度(α)であって該ハウジング(2)の外側に見られる該角度(α)及び該第2接平面(25)と該第1接平面(24)との間の角度(β)であって該ハウジング(2)を囲む該角度(β)の両方が鋭角である、請求項1〜12のいずれか1項に記載のテープディスペンサー。
  16. 第1接平面(24)は、該第1のテープ案内面(6)と該ハウジング(2)とに接触する外側接平面であり、該接平面(23)と該第1接平面(24)との間の鋭角(γ)であって該ハウジング(2)の外側に見られる該鋭角(γ)は、30°より大きく、好ましくは45°より大きい、請求項1〜12のいずれか1項に記載のテープディスペンサー。
  17. 第2接平面(25)は、該第2のテープ案内面(7)と該ハウジング(2)とに接触する外側接平面であり、該接平面(23)と該第2接平面(25)との間の鋭角(α)であって該ハウジング(2)の外側に見られる該鋭角(α)は、30°より大きい、好ましくは45°より大きい、請求項1〜12のいずれか1項に、及び請求項7に記載のテープディスペンサー。
  18. 該伝達機構(16)は、該トリガー(15)を該ハウジング(2)に対して動かすとき、該カッター(13)が該接平面(23)から離れて該ハウジング(2)の方向へ移動されるように適合されており、かつ該ディスペンサー(1)は、弾力性のある要素(28)を備え、該弾力性のある要素(28)は、該トリガー(15)を該ハウジング(2)に対して動かすとき、該カッター(13)と該ハウジング(2)と係合するように、且つ該カッター(13)の前記移動があると該弾力性のある要素(28)がバイアスされるように、配置されており、かつ該伝達機構(16)は、該カッター(13)及び該トリガー(15)の或る移動の後に該カッター(13)と該トリガー(15)を解放する解放機構(26,27,31,34)を備えている、請求項4及び請求項1〜12又は15〜17のいずれか1項に記載のテープディスペンサー。
  19. 該伝達機構(16)は、該ハウジング(2)に対して旋回軸(32)の周りを旋回可能な旋回要素(26)を備えており、該トリガー(15)は、該トリガー(15)を移動させると該旋回要素(26)を旋回させるために該旋回軸(32)から離れた位置で該旋回要素(26)に接続されており、かつ該旋回要素(26)は、フック部分(33)を含むフッキング要素(31)を備えており、該フック部分(33)は該旋回要素(26)を旋回させると該カッター(13)を移動させるように該カッター(13)と係合可能である、請求項18に記載のテープディスペンサー。
  20. 該ディスペンサー(1)は、安全機構(29)を備えており、該安全機構(29)は、該トリガー(15)を該ハウジング(2)に対して移動させたときに該カッター(13)の移動を回避する、請求項18又は19に記載のテープディスペンサー。
  21. 該安全機構(29)は、該フッキング要素(31)によって形成され、該フッキング要素(31)は、該旋回要素(26)に旋回可能に取り付けられており、該安全機構は、アクチュエータ(36)を備えており、該アクチュエータ(36)は、作動されると該フック部分(33)が該カッター(13)から自由になるように該旋回要素(26)を旋回させる、請求項20に記載のテープディスペンサー。
  22. 該安全機構(29)は、安全要素(35)を備えており、該安全要素(35)は、該トリガー(15)を該ハウジング(2)に対して移動させるときに該カッター(13)の移動を回避させ、該安全要素(35)は該ハウジング(2)に対し移動可能であり且つ該ハウジング(2)から突出している、請求項20又は21に記載のテープディスペンサー。
  23. 要素(13)を射出するための射出機構であって、要素(13)とトリガー(15)とを備え、該要素(13)は、伝達機構(16)を介して該トリガー(15)によって操作されることが可能であり、該伝達機構(16)は、該トリガー(15)を第2の方向に作動させるとき、該要素(13)が第1の方向に移動させられるように適合されており、かつ該機構は弾力性のある要素(28)を備え、該弾力性のある要素(28)は、該要素(13)の前記移動により該弾力性のある要素(28)がバイアスされるように、該トリガー(15)を該第2の方向に動かすとき、該要素(13)と係合されるように配置されており、かつ該伝達機構(16)は、該要素(13)及び該トリガー(15)の或る移動の後に該要素(13)と該トリガー(15)を解放する解放機構(26,27,31,34)を備えている、射出機構。
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