JP2010268108A - 撮像装置および表示制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】異なる撮像素子を用いて実現可能な電子ファインダの利便性を向上できる撮像装置の技術を提供する。
【解決手段】撮像装置は、撮影レンズを通った被写体光をファインダ窓に導く光学ファインダと、被写体光を受光して画像信号を生成可能なメイン撮像素子5と、メイン撮像素子5における各画素5gの光電変換領域Qaより領域面積が小さい光電変換領域Qbを備えた画素7gの群を有し、光学ファインダの光路と共通する光路区間を介し被写体光を受光して画像信号を生成可能なサブ撮像素子7と、メイン撮像素子5またはサブ撮像素子7で順次に生成される画像信号に基づき本撮影前に被写体のプレビュー表示を行わせる電子ファインダとを備えている。この撮像装置では、被写体の輝度情報に基づき、メイン撮像素子5またはサブ撮像素子7を用いた各プレビュー表示の切替えが行われる。これにより、電子ファインダの利便性を向上できることとなる。
【選択図】図7
【解決手段】撮像装置は、撮影レンズを通った被写体光をファインダ窓に導く光学ファインダと、被写体光を受光して画像信号を生成可能なメイン撮像素子5と、メイン撮像素子5における各画素5gの光電変換領域Qaより領域面積が小さい光電変換領域Qbを備えた画素7gの群を有し、光学ファインダの光路と共通する光路区間を介し被写体光を受光して画像信号を生成可能なサブ撮像素子7と、メイン撮像素子5またはサブ撮像素子7で順次に生成される画像信号に基づき本撮影前に被写体のプレビュー表示を行わせる電子ファインダとを備えている。この撮像装置では、被写体の輝度情報に基づき、メイン撮像素子5またはサブ撮像素子7を用いた各プレビュー表示の切替えが行われる。これにより、電子ファインダの利便性を向上できることとなる。
【選択図】図7
Description
本発明は、電子ファインダを備えた撮像装置の技術に関する。
デジタル一眼レフカメラなどの撮像装置においては、撮影光学系(撮影レンズ)の後方に配置される進退自在なミラー機構を用いて被写体光をファインダ窓に導く光学ファインダを備え、この光学ファインダを利用して被写体の構図決め(フレーミング)を行えるものがある。
このような撮像装置の中には、上記のミラー機構を退避させた状態にて被写体光を画像記録用(記録画像取得用)の撮像素子で受光することにより、この撮像素子で順次に生成される画像データに基づく本撮影前のライブビュー表示を例えば背面モニタで行わせる電子ファインダ機能を備えたものもある。さらには、光学ファインダ内の一部の光路を介して被写体光の受光が可能な画像表示用(ライブビュー表示専用)の撮像素子を備え、この撮像素子を用いて電子ファインダ機能を実現する撮像装置も知られている。
一方、暗い場所では被写体の視認性が悪化する光学ファインダの特性を考慮し、低輝度被写体の場合には、光学ファインダから画像記録用の撮像素子を用いた電子ファインダに自動的に切替えられる撮像装置も提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1の撮像装置では、光学ファインダと電子ファインダとの間で自動切替えが可能とされているものの、電子ファインダにおいて画像記録用および画像表示用の異なる撮像素子を用いた各ライブビュー表示(プレビュー表示)の自動切替えは想定されておらず、この自動切替えが適切に行えるとは限らない。すなわち、画像表示用の撮像素子は一般に画像記録用より小型であるため、感度が比較的低く低輝度被写体に対して適切なライブビュー表示を行うのは難しい。このような低輝度被写体を良好にライブビュー表示するには、画像表示用の撮像素子から画像記録用に自動的に切替えるのが好ましいが、この動作は画像表示用の撮像素子が設けられない上記特許文献1の撮像装置では不可能である。これでは、電子ファインダの利便性向上が図れない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、異なる撮像素子を用いて実現可能な電子ファインダの利便性を向上できる撮像装置の技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、撮像装置であって、撮影光学系を通った被写体光を所定の光路に沿ってファインダ窓に導く光学ファインダ手段と、前記被写体光を受光して光電変換を行う光電変換領域をそれぞれ備えた複数の第1画素を有し、被写体に係る画像信号を生成可能な第1撮像素子と、前記第1撮像素子より領域面積が小さい光電変換領域をそれぞれ備えた複数の第2画素を有し、前記所定の光路と共通する光路区間を介して前記被写体光を受光し前記画像信号を生成可能な第2撮像素子と、前記第1撮像素子または前記第2撮像素子で順次に生成される画像信号に基づき、本撮影前に被写体のプレビュー表示を所定の表示手段で行わせる電子ファインダ手段と、前記被写体に係る輝度情報を取得する輝度情報取得手段とを備えており、前記電子ファインダ手段は、前記輝度情報取得手段で取得される輝度情報に基づき、前記第1撮像素子を用いた第1のプレビュー表示と前記第2撮像素子を用いた第2のプレビュー表示との切替えを行う表示制御手段を有する。
本発明の第2の側面は、撮像装置であって、撮影光学系を通った被写体光を所定の光路に沿ってファインダ窓に導く光学ファインダ手段と、所定の画素数の第1画素を有し、前記被写体光を受光して被写体に係る画像信号を生成可能な第1撮像素子と、前記所定の画素数より少ない画素数の第2画素を有し、前記所定の光路と共通する光路区間を介して前記被写体光を受光し前記画像信号を生成可能な第2撮像素子と、前記第1撮像素子または前記第2撮像素子で順次に生成される画像信号に基づき、本撮影前に被写体のプレビュー表示を所定の表示手段で行わせる電子ファインダ手段と、前記被写体に係る輝度情報を取得する輝度情報取得手段とを備えており、前記電子ファインダ手段は、前記輝度情報取得手段で取得される輝度情報に基づき、前記第1撮像素子を用いた第1のプレビュー表示と前記第2撮像素子を用いた第2のプレビュー表示との切替えを行う表示制御手段を有する。
本発明によれば、被写体に係る輝度情報に基づき、撮影光学系を通った被写体光を受光して光電変換を行う光電変換領域をそれぞれ備えた複数の第1画素を有し被写体に係る画像信号を生成可能な第1撮像素子を用いた第1のプレビュー表示と、第1撮像素子より領域面積が小さい光電変換領域をそれぞれ備えた複数の第2画素を有し光学ファインダ手段の光路と共通する光路区間を介して被写体光を受光し画像信号を生成可能な第2撮像素子を用いた第2のプレビュー表示との切替えを行う。その結果、異なる撮像素子を用いて実現可能な電子ファインダの利便性を向上できる。
また、本発明によれば、被写体に係る輝度情報に基づき、所定の画素数の第1画素を有し撮影光学系を通った被写体光を受光して被写体に係る画像信号を生成可能な第1撮像素子を用いた第1のプレビュー表示と、所定の画素数より少ない画素数の第2画素を有し光学ファインダ手段の光路と共通する光路区間を介して被写体光を受光し画像信号を生成可能な第2撮像素子を用いた第2のプレビュー表示との切替えを行う。その結果、異なる撮像素子を用いて実現可能な電子ファインダの利便性を向上できる。
<実施形態>
[撮像装置の要部構成]
図1および図2は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の外観構成を示す図である。ここで、図1は、撮像装置1の正面外観図であり、図2は、撮像装置1の背面外観図である。この撮像装置1は、レンズ交換式一眼レフレックスタイプのデジタルカメラとして構成されている。
[撮像装置の要部構成]
図1および図2は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の外観構成を示す図である。ここで、図1は、撮像装置1の正面外観図であり、図2は、撮像装置1の背面外観図である。この撮像装置1は、レンズ交換式一眼レフレックスタイプのデジタルカメラとして構成されている。
図1に示すように、撮像装置1は、カメラ本体部(カメラボディ)2を備えている。このカメラ本体部2に対して、交換式の撮影レンズユニット(交換レンズ)3が着脱可能である。
撮影レンズユニット3は、主として、鏡胴36、ならびに鏡胴36の内部に設けられるレンズ群37(図3参照)及び絞り等によって構成される。撮影光学系として働くレンズ群37には、光軸方向に移動することによって焦点位置を変更するフォーカスレンズ等が含まれている。
カメラ本体部2は、撮影レンズユニット3が装着される円環状のマウント部Mtを正面略中央に備え、撮影レンズユニット3を着脱するための着脱ボタン89を円環状のマウント部Mt付近に備えている。
また、カメラ本体部2は、その正面左上部にモード設定ダイヤル82を備え、その正面右上部に制御値設定ダイヤル86を備えている。モード設定ダイヤル82を操作することによって、カメラの各種モード(各種撮影モード(人物撮影モード、風景撮影モード、およびフルオート撮影モード等)、撮影した画像を再生する再生モード、および外部機器との間でデータ交信を行う通信モード等を含む)の設定動作(切替動作)を行うことが可能である。また、制御値設定ダイヤル86を操作することによれば、各種撮影モードにおける制御値を設定することが可能である。
また、カメラ本体部2は、正面左端部に撮影者が把持するためのグリップ部14を備えている。グリップ部14の上面には露光開始を指示するためのレリーズボタン11が設けられており、グリップ部14の内部には電池収納室とカード収納室とが設けられている。電池収納室にはカメラの電源として、例えばニッケル水素充電池等の二次電池や、アルカリ乾電池等の一次電池などが収納され、カード収納室には撮影画像の画像データを記録するためのメモリカード90(図3参照)が着脱可能に収納されるようになっている。
レリーズボタン11は、半押し状態(S1状態)と全押し状態(S2状態)との2つの状態を検出可能な2段階検出ボタンである。レリーズボタン11が半押しされS1状態になると、被写体に関する記録用静止画像(本撮影画像)を取得するための準備動作(例えば、AF制御動作およびAE制御動作等)が行われる。また、レリーズボタン11がさらに押し込まれてS2状態になると、当該本撮影画像の撮影動作(撮像素子5(後述)を用いて被写体像(被写体の光像)に関する露光動作を行い、その露光動作によって得られた画像信号に所定の画像処理を施す一連の動作)が行われる。
図2において、カメラ本体部2の背面略中央上部には、ファインダ窓(接眼窓)10が設けられている。撮影者は、ファインダ窓10を覗くことによって、撮影レンズユニット3から導かれた被写体の光像を視認して構図決定を行うことができる。すなわち、光学ファインダ17(図4参照)を用いて構図決めを行うことが可能である(後で詳述)。
図2において、カメラ本体部2の背面の略中央には、背面モニタ12が設けられている。背面モニタ12は、例えばカラー液晶ディスプレイ(LCD)として構成され、撮影条件等を設定するためのメニュー画面を表示したり、再生モードにおいてメモリカード90に記録された撮影画像を再生表示したりすることができる。また、操作者が光学ファインダによる構図決めではなくライブビュー表示(電子ファインダ)による構図決めを選択した場合には、背面モニタ12には、撮像素子7(後述)によって取得された時系列の複数の画像(すなわち動画像)がライブビュー画像として表示される。
背面モニタ12の左上部にはメインスイッチ81が設けられている。メインスイッチ81は2点スライドスイッチからなり、接点を左方の「OFF」位置に設定すると、電源がオフになり、接点の右方の「ON」位置に設定すると、電源がオンになる。
背面モニタ12の右側には方向選択キー84が設けられている。この方向選択キー84は円形の操作ボタンを有し、この操作ボタンにおける上下左右の4方向の押圧操作と、右上、左上、右下及び左下の4方向の押圧操作とが、それぞれ検出されるようになっている。なお、方向選択キー84は、上記8方向の押圧操作とは別に、中央部のプッシュボタンの押圧操作も検出されるようになっている。
背面モニタ12の左側には、メニュー画面の設定、画像の削除などを行うための複数のボタンからなる設定ボタン群83が設けられている。
つぎに、図3を参照しながら、撮像装置1の機能の概要について説明する。図3は、撮像装置1の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、撮像装置1は、操作部80、全体制御部101、フォーカス制御部121、ミラー制御部122、シャッタ制御部123、タイミング制御回路124、およびデジタル信号処理回路50等を備える。
操作部80は、レリーズボタン11(図1参照)を含む各種ボタンおよびスイッチ等を備えて構成される。操作部80に対する操作者の入力操作に応答して、全体制御部101が各種動作を実現する。
全体制御部101は、マイクロコンピュータとして構成されており、主にCPU、RAMおよびEEPROM101aを含むROMを備えている。なお、不揮発性メモリであるEEPROM101aには、撮像装置1の様々な調整値や設定値が保存されることとなる。
全体制御部101は、ROM内に格納されるプログラムを読み出し、当該プログラムをCPUで実行することによって、各種機能をソフトウェア的に実現する。例えば、全体制御部101は、AFモジュール20およびフォーカス制御部121等と協動して、フォーカスレンズの位置を制御する合焦制御動作を行う。全体制御部101は、AFモジュール20によって検出される被写体の合焦状態に応じて、フォーカス制御部121を用いてAF動作を実現する。なお、AFモジュール20は、ミラー機構6を介して進入してきた光を用いて、位相差方式の合焦状態検出手法(位相差AF)により被写体の合焦状態を検出することが可能である。
また、全体制御部101は、ソフトウェア的に実現される表示制御部102および輝度検出部103を有している。表示制御部102は、撮像素子5または撮像素子7で順次に生成される画像信号に基づき、本撮影前に被写体のライブビュー表示(プレビュー表示)を背面モニタ12で行わせる電子ファインダを実現する。一方、輝度検出部103は、ライブビュー表示の際に撮像素子5または撮像素子7で順次に生成される画像信号に基づき、被写体に係る輝度値の情報を取得する。この輝度検出部103においては、例えばライブビュー画像における所定の画像領域(例えば全域や中央部など)内の各画素データの平均値が輝度値(BV値)として算出されることとなる。
フォーカス制御部121は、全体制御部101から入力される信号に基づいて制御信号を生成しモータM1を駆動することによって、撮影レンズユニット3のレンズ群37に含まれるフォーカスレンズを移動する。また、フォーカスレンズの位置は、撮影レンズユニット3のレンズ位置検出部39によって検出され、フォーカスレンズの位置を示すデータが全体制御部101に送られる。このように、フォーカス制御部121および全体制御部101等は、フォーカスレンズの光軸方向の動きを制御する。
ミラー制御部122は、ミラー機構6が光路から退避した状態(ミラーアップ状態)とミラー機構6が光路を遮断した状態(ミラーダウン状態)との状態切替を制御する。ミラー制御部122は、全体制御部101から入力される信号に基づいて制御信号を生成しモータM2を駆動することによって、ミラーアップ状態とミラーダウン状態とを切り替える。
シャッタ制御部123は、全体制御部101から入力される信号に基づいて制御信号を生成しモータM3を駆動することによって、シャッタ4の開閉を制御する。
タイミング制御回路124は、撮像素子5等に対するタイミング制御を行う。
撮像素子5は、例えばCMOSセンサとして構成されており、光電変換作用により被写体の光像を電気的信号に変換し、本撮影画像に係る画像信号(記録用の画像信号)を生成する。換言すれば、撮像素子(第1撮像素子)5は、撮影レンズユニット3を通った被写体光を受光して光電変換を行う光電変換領域Qa(図7参照)をそれぞれ備えた複数の画素を有しており、被写体に係る画像信号の生成が可能である。この撮像素子5は、画像記録用(記録画像取得用)の撮像素子であるとも表現される。
撮像素子5は、タイミング制御回路124から入力される駆動制御信号(蓄積開始信号および蓄積終了信号)に応答して、受光面に結像された被写体像の露光(光電変換による電荷蓄積)を行い、当該被写体像に係る画像信号を生成する。また、撮像素子5は、タイミング制御回路124から入力される読出制御信号に応答して、当該画像信号をAGC(Auto Gain Control)回路等を備えた信号処理部51へ出力する。また、タイミング制御回路124からのタイミング信号(同期信号)は、信号処理部51及びA/D(アナログ/デジタル)変換回路52にも入力される。
撮像素子5で取得された画像信号は、信号処理部51で所定のアナログ信号処理(例えばAGC回路でゲインアップなどを施して画像の輝度レベルを適正化する処理)が施され、当該アナログ信号処理後の画像信号はA/D変換回路52によってデジタル画像データ(画像データ)に変換される。この画像データは、デジタル信号処理回路50に入力される。
デジタル信号処理回路50は、A/D変換回路52から入力される画像データに対してデジタル信号処理を行い、撮像画像に係る画像データを生成する。デジタル信号処理回路50は、黒レベル補正回路53、ホワイトバランス(WB)回路54、γ補正回路55及び画像メモリ56を備える。
黒レベル補正回路53は、A/D変換回路52が出力した画像データを構成する各画素データの黒レベルを基準の黒レベルに補正する。WB回路54は、画像のホワイトバランス調整を行う。γ補正回路55は、撮像画像の階調変換を行う。画像メモリ56は、生成された画像データを一時的に記憶するための、高速アクセス可能な画像メモリであり、複数フレーム分の画像データを記憶可能な容量を有する。
本撮影時には、画像メモリ56に一時記憶される画像データは、全体制御部101において適宜画像処理(圧縮処理等)が施された後、カードI/F132を介してメモリカード90に記憶される。
また、画像メモリ56に一時記憶される画像データは、全体制御部101によって適宜VRAM131に転送され、背面モニタ12に画像データに基づく画像が表示される。これによって、撮影画像を確認するための確認表示(アフタービュー)、および撮影済みの画像を再生する再生表示等が実現される。
また、この撮像装置1は、撮像素子5とは別の撮像素子7(図4も参照)をさらに備えている。撮像素子7は、いわゆるライブビュー画像取得(動画像取得)専用の撮像素子としての役割を果たす。撮像素子7も、撮像素子5と同様の構成を有している。ただし、撮像素子7は、ライブビュー用の画像信号(動画像)を生成するための解像度を有していればよく、通常、撮像素子5よりも少ない画素数であり、低消費電力となっている。
撮像素子7で取得された画像信号に対しても、撮像素子5で取得された画像信号と同様の信号処理が施される。すなわち、撮像素子7で取得された画像信号は、信号処理部51で所定の処理が施され、A/D変換回路52でデジタルデータに変換された後、デジタル信号処理回路50で所定の画像処理が施され、画像メモリ56に格納される。
また、撮像素子7で取得され画像メモリ56に格納される時系列の画像データは、全体制御部101によって適宜VRAM131に順次に転送され、当該時系列の画像データに基づく画像が背面モニタ12に表示される。これによって、構図決めを行うための動画的態様の表示(ライブビュー表示)が実現される。
さらに、撮像装置1は、通信用I/F133を有しており、当該インターフェイス133の接続先の機器(例えば、パーソナルコンピュータ等)とデータ通信をすることが可能である。
また、撮像装置1は、フラッシュ41、フラッシュ制御回路42、およびAF補助光発光部43を備えている。フラッシュ41は、被写体の輝度不足時等に利用される光源である。フラッシュの点灯の有無および点灯時間等は、フラッシュ制御回路42および全体制御部101等によって制御される。AF補助光発光部43は、AF用の補助光源である。AF補助光発光部43の点灯の有無および点灯時間等は、全体制御部101等によって制御される。
[撮像装置1の撮影動作]
つぎに、撮像装置1における構図決め動作を含む撮影動作について説明する。上述したように撮像装置1においては、ファインダ光学系等で構成される光学ファインダ(光学ビューファインダ(OVF)とも称す)を用いて構図決め(フレーミング)を行うことが可能であるとともに、背面モニタ12に表示されるライブビュー画像を用いて構図決めを行うことも可能である。ここで、撮像素子7および背面モニタ12を利用して実現されるファインダ機能は、被写体の光像を電子データに変換した後に可視化するものであることから電子ビューファインダ(EVF)と称することとする。なお、撮像装置1には、光学ファインダを実現するモード(以下では「OVFモード」ともいう)と、電子ビューファインダ(電子ファインダ)を実現するモード(以下では「EVFモード」ともいう)とを選択するための切替スイッチ85(図2)が設けられている。
つぎに、撮像装置1における構図決め動作を含む撮影動作について説明する。上述したように撮像装置1においては、ファインダ光学系等で構成される光学ファインダ(光学ビューファインダ(OVF)とも称す)を用いて構図決め(フレーミング)を行うことが可能であるとともに、背面モニタ12に表示されるライブビュー画像を用いて構図決めを行うことも可能である。ここで、撮像素子7および背面モニタ12を利用して実現されるファインダ機能は、被写体の光像を電子データに変換した後に可視化するものであることから電子ビューファインダ(EVF)と称することとする。なお、撮像装置1には、光学ファインダを実現するモード(以下では「OVFモード」ともいう)と、電子ビューファインダ(電子ファインダ)を実現するモード(以下では「EVFモード」ともいう)とを選択するための切替スイッチ85(図2)が設けられている。
図4および図5は、撮像装置1の断面図である。図4は、OVFを用いた構図決め動作を示しており、図5は、EVFを用いた構図決め動作を示している。また、図6は、撮像素子5の露光動作時の状態を示す断面図である。
図4等に示すように、撮影レンズユニット3から撮像素子5に至る光路(撮影光路)上にはミラー機構6が設けられている。ミラー機構6は、撮影光学系からの光を上方に向けて反射する主ミラー61(主反射面)を有している。この主ミラー61は、例えばその一部または全部がハーフミラーとして構成され、撮影光学系からの光の一部を透過する。また、ミラー機構6は、主ミラー61を透過した光を下方に反射させるサブミラー62(副反射面)をも有している。サブミラー62で下方に反射された光は、AFモジュール20へと導かれて入射し、位相差方式のAF動作に利用される。
撮影モードにおいてレリーズボタン11が全押し状態S2にされるまで、換言すれば構図決めの際には、ミラー機構6はミラーダウン状態となるように配置される(図4および図5参照)。そして、この際には、撮影レンズユニット3からの被写体像は、主ミラー61で上方に反射され観察用光束としてペンタミラー65に入射する。ペンタミラー65は、複数のミラー(反射面)を有しており、被写体像の向きを調整する機能を有している。また、ペンタミラー65に入射した後の、観察用光束の進路は、上記の両方式(すなわちOVF方式およびEVF方式)のいずれを採用して構図決めを行うかに応じて異なっている。これについては後述する。操作者は、選択した所望の方式によって構図決めを行うことが可能である。
一方、レリーズボタン11が全押し状態S2にされると、ミラー機構6はミラーアップ状態となるように駆動され、露光動作が開始される(図6参照)。被写体に係る記録用静止画像(本撮影画像とも称する)を取得する際の動作(すなわち露光の際の動作)は、上記の両方式(すなわちOVF方式およびEVF方式)による構図決めに共通である。
具体的には、図6に示すように、露光時には、ミラー機構6は、撮影光路から待避する。詳細には、撮影光学系からの光(被写体像)を遮らないように主ミラー61とサブミラー62とが上方に待避し、撮影レンズユニット3からの光がシャッタ4の開放タイミングに合わせて撮像素子5に到達する。撮像素子5は、光電変換によって、受光した光束に基づいて被写体の画像信号を生成する。このように、被写体からの光が撮影レンズユニット3を介して撮像素子5に導かれることによって、被写体に係る撮影画像(撮影画像データ)が得られる。
次に、構図決めの際の上記両方式の各動作についてそれぞれ説明する。
まず、OVF方式の構図決め動作について説明する。
図4に示すように、ミラー機構6の主ミラー61およびサブミラー62が、撮影レンズユニット3からの被写体像の光路上に配置されると、被写体像が主ミラー61とペンタミラー65と接眼レンズ67とを介してファインダ窓10へと導かれる。このように、主ミラー61とペンタミラー65と接眼レンズ67とを含む光学ファインダ17では、撮影光学系を通った被写体光であって主ミラー61で反射された被写体光である観察用光束を、光路PAに沿ってファインダ窓10に導き、ファインダ窓10に被写体を表示させることが可能である。
詳細には、撮影レンズユニット3からの光は、主ミラー61で反射されて上方に進路を変更し、焦点板63において結像し、焦点板63を通過する。その後、焦点板63を通過した光は、ペンタミラー65でその進路をさらに変更した後に接眼レンズ67を通ってファインダ窓10へ向かう(図4の光路PA参照)。このようにして、ファインダ窓10を通過した被写体像は撮影者(観察者)の眼に到達して視認される。すなわち、撮影者はファインダ窓10を覗くことによって、被写体像を確認することができる。
ここにおいて、ペンタミラー65は、三角屋根状に形成された2面のミラー(ダハミラー)65a,65bと、当該ダハミラー(ダハ面)65a,65bに対して固定された面65cと、不図示のアクチュエータ(例えばモータ)によって軸AX1を中心とした回転駆動が可能なミラー(以下では「可動ミラー」ともいう)65eとを有している。また、三角屋根状の2面のミラー65a,65bは、プラスチック成型により一体部品65dとして形成されている。主ミラー61で反射されて上方に進路を変更した光は、ダハミラー65a,65bで反射されて左右反転されて進行し、さらに可動ミラー65eでも反射されることによって上下も反転されて撮影者の眼に到達する。このように、交換レンズ3において左右上下が反転されていた光像は、ペンタミラー65でさらに左右上下が反転される。これにより、撮影者は、光学ファインダ17において、その上下左右が実際の被写体と同じ状態で被写体像を観察することができる。
また、主ミラー61を透過した光はサブミラー62で反射されて下方に進路を変更しAFモジュール20へと進入する。AFモジュール20およびフォーカス制御部121等は、主ミラー61およびサブミラー62を介して進入してきた光を用いて、AF動作を実現する。
次に、EVF方式による構図決め動作について説明する。
この場合にも、図5に示すように、ミラー機構6の主ミラー61およびサブミラー62が、撮影レンズユニット3からの被写体像の光路上に配置される。そして、撮影レンズユニット3からの光は、主ミラー61で反射されて上方に進路を変更し、焦点板63において結像し、焦点板63を通過する。
ただし、このEVF方式による構図決め動作においては、焦点板63を通過した光は、ペンタミラー65でその進路をさらに変更した後に、結像レンズ69(結像光学系)を通過して撮像素子7の撮像面上で再結像する(図5の光路PB参照)。なお、主ミラー61で反射されて上方に進路を変更した光は、ダハミラー65a,65bで反射され左右反転されて進行し、さらにミラー65eでも反射されることによって上下も反転され、さらに結像レンズ69で上下左右反転されて撮像素子7に到達する。
より詳細には、図4と比較すると判るように、図5においてはミラー65eの角度(カメラ本体部2に対する設置角度)が変更されている。具体的には、ミラー65eは、図4の状態から、その下端側の軸AX1を中心に矢印AR1の向きに所定角度α回動している。
そして、このミラー65eの角度変更によって、ミラー65eで反射される光(観察用光束)の反射角度が変更され、当該ミラー65eによる反射光の進行経路が変更される。具体的には、図4の状態に比べて、ミラー65eへの入射角度θ1が比較的小さくなり、反射角度θ2も比較的小さくなる。その結果、ミラー65eの反射光は、接眼レンズ67に向かう光路からダハミラー65a,65b寄りの光路へとその進路を上方に変更し、結像レンズ69を通過して撮像素子7に到達する。すなわち、撮像素子(第2撮像素子)7は、光学ファインダ17の光路PAと共通する光路区間を有した光路PBを介し被写体光を受光して画像信号を生成できる。なお、結像レンズ69および撮像素子7は、接眼レンズ67よりも上方に配置されており、且つ、OVFの際にミラー65eから接眼レンズ67へと進行する光束を遮らない位置に配置されている。
また、ミラー65eで反射された光束の進路は、ミラー65eの変更角度αに応じて、その2倍の大きさの角度β(=2×α)変更される。逆に言えば、反射光路の進行角度を角度β変更するために、ミラー65eの回転角度は、当該角度βの半分の角度αで済む。すなわち、ミラー65eの比較的小さな回転角度でミラー65eの反射光の進路を比較的大きく変更することが可能である。また、ミラー65eと撮像素子7とは比較的離れて配置されているため、ミラー65eの回転角度を小さく変更するだけで、ミラー65eによる2つの反射光を、互いに離れて配置された接眼レンズ67および撮像素子7へと確実に導くことが可能である。すなわち、ミラー65eの回転角度を小さく変更することによってミラー65eによる反射光の光束を良好に2つの光路に選択的に進行させることが可能である。したがって、ミラー65eの回転によるスペースの増大は最小限に止められる。
撮像素子7は、ミラー65eで反射され結像レンズ69を通過して撮像素子7に到達した被写体像に基づいて、ライブビュー画像を生成する。具体的には、微小時間間隔(例えば、1/60秒)で複数の画像を順次に生成する。そして、取得された時系列の画像は背面モニタ12において順次に表示される。これによって、撮影者は、背面モニタ12に表示される動画像(ライブビュー画像)を視認し、当該動画像を用いて構図決めを行うことが可能になる。
また、この場合も、OVFによる構図決めの際(図4参照)と同様に、主ミラー61とサブミラー62とを介してAFモジュール20に入射した光を用いてAF動作が実現される。
以上のように、ミラー65eで反射した後の観察用光束の進路は、ミラー65eの反射角度の変更によって、ミラー65eから接眼レンズ67およびファインダ窓10に向かう光路PA(図4)と、ミラー65eから結像レンズ69および撮像素子7に向かう光路PB(図5)との間で切り換えられる。換言すれば、当該観察用光束の進路は、ミラー65eの反射角度の変更によって、ミラー65eで反射されてファインダ窓10に向かう第1の光路PAと、ミラー65eで反射されて撮像素子7に向かう第2の光路PBとの間で切り換えられる。
したがって、撮像装置1においては、ペンタミラー65を構成する複数のミラー65a,65b,65eのうち、或る反射面(ミラー65e)の反射角度が変更される一方で、他の反射面(ダハミラー65a,65b)は固定されている。すなわち、複数の反射面のうち、一の反射面65eのみを駆動することによって観察用光束の進路が変更されるので、駆動部分を少なくしコンパクトな構成にすることができる。
また、撮像装置1では、ライブビュー画像取得専用の撮像素子7でなく、図6のようにミラー機構6を撮影光路から待避させた状態において記録画像取得用の撮像素子5で順次に得られる画像データに基づき、背面モニタ12にライブビュー表示を行うことも可能である。この場合には、撮像素子5で生成された画像データに基づくコントラスト方式の焦点検出(以下では「コントラストAF」ともいう)が行われる。
すなわち、撮像装置1は、EVFモードにおいて撮像素子5または撮像素子7によるライブビュー表示が可能である。そして、このEVFモードでは、デフォルトとして撮像素子7を用いたライブビュー表示が設定されている。
このように撮像装置1においては、EVFモードにおいて撮像素子5を用いたライブビュー表示と撮像素子7を用いたライブビュー表示とが可能となっているが、これらのライブビュー表示の使い分けについて以下で説明する。
[ライブビュー表示の使い分けについて]
撮像装置1は、上述のように記録画像取得用(画像記録用)の撮像素子5またはライブビュー画像取得専用(画像表示用)の撮像素子7を用いて背面モニタ12にライブビュー表示を行える。次に、撮像素子(以下では「メイン撮像素子」とも称する)5と撮像素子(以下では「サブ撮像素子」とも称する)7とに関しての構成の違いを説明する。
撮像装置1は、上述のように記録画像取得用(画像記録用)の撮像素子5またはライブビュー画像取得専用(画像表示用)の撮像素子7を用いて背面モニタ12にライブビュー表示を行える。次に、撮像素子(以下では「メイン撮像素子」とも称する)5と撮像素子(以下では「サブ撮像素子」とも称する)7とに関しての構成の違いを説明する。
図7は、メイン撮像素子5とサブ撮像素子7との相違点を説明するための概念図である。図7(a)および図7(b)は、メイン撮像素子5およびサブ撮像素子7に関しての平面イメージを示しており、実際と比べて画素数を少なく表現している。
ライブビュー画像を取得するだけの目的で設けられたサブ撮像素子7は、画像記録用のメイン撮像素子5に比べて高解像度が要求されず、その占有スペースを小さくするのが好ましい。よって、サブ撮像素子7は、メイン撮像素子5より小型化されており、次のような構成上の相違点が生じている。
(1)画素ピッチの相違
サブ撮像素子7の画素7gに関する画素ピッチPbは、メイン撮像素子5の画素5gに関する画素ピッチPaより小さくなっている。これに伴い、サブ撮像素子7においてフォトダイオードで構成された光電変換領域Qb(平行斜線部)の面積は、メイン撮像素子5における光電変換領域Qa(平行斜線部)の面積より小さくなる。換言すれば、サブ撮像素子7は、メイン撮像素子5より領域面積が小さい光電変換領域Qbをそれぞれ備えた複数の画素を有している。
サブ撮像素子7の画素7gに関する画素ピッチPbは、メイン撮像素子5の画素5gに関する画素ピッチPaより小さくなっている。これに伴い、サブ撮像素子7においてフォトダイオードで構成された光電変換領域Qb(平行斜線部)の面積は、メイン撮像素子5における光電変換領域Qa(平行斜線部)の面積より小さくなる。換言すれば、サブ撮像素子7は、メイン撮像素子5より領域面積が小さい光電変換領域Qbをそれぞれ備えた複数の画素を有している。
(2)画素数の相違
サブ撮像素子7は、メイン撮像素子5に比べて低解像度が許容されるため、メイン撮像素子5より画素数が少なくなっている。すなわち、サブ撮像素子7は、メイン撮像素子5の画素数より少ない画素数の画素群を有して構成されている。
サブ撮像素子7は、メイン撮像素子5に比べて低解像度が許容されるため、メイン撮像素子5より画素数が少なくなっている。すなわち、サブ撮像素子7は、メイン撮像素子5の画素数より少ない画素数の画素群を有して構成されている。
以上のような構成上の違いから、メイン撮像素子5より感度が低下するサブ撮像素子7は、暗い環境での撮像、つまり低輝度の被写体を撮像するのが不向きである。よって、本実施形態の撮像装置1では、被写体が低輝度であるか否かを判断し低輝度の場合には、表示制御部102によりサブ撮像素子7からメイン撮像素子5を用いたライブビュー表示に自動的に切替えるようにする。
ここで、メイン撮像素子5によるライブビュー表示に切替えても依然として表示画面が暗い場合には、画素加算を行って表示画面を明るくする制御が表示制御部102によって実行される。具体的には、低輝度の被写体をメイン撮像素子5で撮像する際には、信号処理部51のAGC回路でゲインアップが施され撮像画像の輝度レベルの適正化が図られるが、このゲインが高くなると表示画像のノイズが目立つようになる。このように表示画像のノイズが顕著になる場合には、撮像装置1において例えば4画素を加算する画素加算処理を実施して、表示画像のノイズを抑えつつ表示画面を明るくさせるようにする。なお、画素加算処理については、公知(周知)の技術を利用することとし、4画素加算に限らず、これ以上の画素加算や2画素加算を行うようにしても良い。
次に、以上のようなライブビュー表示の使い分けを実行する撮像装置1の具体的な動作を説明する。
[撮像装置1の動作]
図8は、撮像装置1の基本的な動作を示すフローチャートである。この動作は、全体制御部101によって実行される。
図8は、撮像装置1の基本的な動作を示すフローチャートである。この動作は、全体制御部101によって実行される。
電源オフ状態の撮像装置1においてメインスイッチ81に対するユーザ操作により電源オンにされたかを判定する(ステップST1)。ここで、電源オンにされた場合には、ステップST2に進み、電源オンにされていない場合には、ステップST1を継続する。
ステップST2では、EVFモード、つまり背面モニタ12にてライブビュー表示が行われるモードで撮像装置1を起動する。
ステップST3では、メインスイッチ81による電源オフの直前にライブビュー画像を取得する撮像素子としてメイン撮像素子5またはサブ撮像素子7が指定されていたかを判定する。ここで、いずれかの撮像素子が指定されていた場合には、ステップST4に進み、いずれの撮像素子も指定されていない場合には、ステップST5に進む。
ステップST4では、電源オフの直前にメイン撮像素子5が指定されていたかを判定する。ここで、メイン撮像素子5が指定されていた場合には、ステップST6に進み、メイン撮像素子5でなくサブ撮像素子7が指定されていた場合には、ステップST7に進む。
ステップST5では、電源オフの直前にいずれの撮像素子も指定されていないため、デフォルトに設定されているサブ撮像素子7を指定する。
ステップST6では、メイン撮像素子5によるライブビュー表示を行う(後で詳述)。
ステップST7では、サブ撮像素子7によるライブビュー表示を行う(後で詳述)。
図9は、上記のステップST6に対応しており、メイン撮像素子5によるライブビュー表示の動作を示すフローチャートである。
ステップST11では、メイン撮像素子5で取得された画像データに基づき背面モニタ12でライブビュー表示を開始する。
ステップST12では、メイン撮像素子5で取得された画像データに基づき、輝度検出部103で被写体の輝度値(BV値)を検出する。
ステップST13では、ステップST12で検出されたBV値が閾値α(例えばBV値α=4)以下であるかを判定する。ここで、BV値が閾値α以下の場合には、ステップST14に進み、閾値αより大きい場合には、ステップST23に進む。
ステップST14では、メイン撮像素子5の使用を継続する。すなわち、引き続きメイン撮像素子5によるライブビュー表示を実行する。
ステップST15では、ステップST12で検出されたBV値が閾値β(例えばBV値β=−1)以下であるかを判定する。ここで、BV値が閾値β以下の場合には、ステップST16に進み、閾値βより大きい場合には、ステップST17に進む。
ステップST16では、上述した画素加算処理を行ってメイン撮像素子5で取得された画像の輝度レベルを増加させる。すなわち、信号処理部51のAGC回路で過大なゲインアップがなされ背面モニタ12でノイズが目立つ状態となっているため、例えば4画素を加算することで表示画面を明るくする。
ステップST17では、レリーズボタン11が半押しされたかを判定する。ここで、半押しされた場合には、ステップST18に進み、半押しされていない場合には、ステップST17を継続する。
ステップST18では、コントラストAFを行う。すなわち、メイン撮像素子5で取得される画像データに基づきコントラストAFを実施してピント合わせが行われる。
ステップST19では、レリーズボタン11が全押しされたかを判定する。ここで、全押しされた場合には、ステップST20に進み、全押しされていない場合には、ステップST22に進む。
ステップST20では、メイン撮像素子5を露光(本露光)して撮影動作を行う。具体的には、被写体を撮像してメイン撮像素子5で画像信号を生成し、この画像信号に対して信号処理部51およびデジタル信号処理回路50で信号処理・画像処理を施して記録用の撮影画像データが作成される。
ステップST21では、ステップST20で作成された撮影画像データをメモリカード90に保存する。
ステップST22では、レリーズボタン11が半押し状態であるかを判定する。ここで、半押し状態である場合には、ステップST19に戻り、半押し状態でない場合、つまり半押しが解除された場合には、ステップST12に戻る。
ステップST23では、サブ撮像素子7に切替える。すなわち、比較的高輝度の被写体のため、ライブビュー表示用の撮像素子として使用中のメイン撮像素子5からサブ撮像素子7への切替えが行われる。換言すれば、メイン撮像素子5を用いたライブビュー表示(プレビュー表示)を行っている際に輝度検出部103で検出される輝度値が閾値(第1の閾値)αより大きくなった場合には、メイン撮像素子5より低消費電力のサブ撮像素子7を用いたライブビュー表示に切替えられる。これにより、ライブビュー表示に必要な電力が削減でき、省電力化が図れることとなる。
図10は、上記のステップST7に対応しており、サブ撮像素子7によるライブビュー表示の動作を示すフローチャートである。
ステップST31では、サブ撮像素子7で取得された画像データに基づき背面モニタ12でライブビュー表示を開始する。
ステップST32では、サブ撮像素子7で取得された画像データに基づき、輝度検出部103で被写体の輝度値(BV値)を検出する。
ステップST33では、ステップST32で検出されたBV値が閾値γ(例えばBV値γ=2)以上であるかを判定する。ここで、BV値が閾値γ以上の場合には、ステップST34に進み、閾値γより小さい場合には、ステップST41に進む。
ステップST34では、サブ撮像素子7の使用を継続する。すなわち、引き続きサブ撮像素子7によるライブビュー表示を実行する。
ステップST35では、レリーズボタン11が半押しされたかを判定する。ここで、半押しされた場合には、ステップST36に進み、半押しされていない場合には、ステップST35を継続する。
ステップST36では、位相差AFを行う。すなわち、AFモジュール20からの出力に基づき位相差検出方式の焦点検出を実施してピント合わせを行う。
ステップST37では、レリーズボタン11が全押しされたかを判定する。ここで、全押しされた場合には、ステップST38に進み、全押しされていない場合には、ステップST40に進む。
ステップST38では、図6のようにミラー機構6を撮影光路から待避させてメイン撮像素子5を露光(本露光)し撮影動作を行う。具体的には、被写体を撮像してメイン撮像素子5で画像信号を生成し、この画像信号に対して信号処理部51およびデジタル信号処理回路50で信号処理・画像処理を施して記録用の撮影画像データが作成される。
ステップST39では、ステップST38で作成された撮影画像データをメモリカード90に保存する。
ステップST40では、レリーズボタン11が半押し状態であるかを判定する。ここで、半押し状態である場合には、ステップST37に戻り、半押し状態でない場合、つまり半押しが解除された場合には、ステップST32に戻る。
ステップST41では、メイン撮像素子5に切替える。すなわち、低輝度の被写体のため、ライブビュー表示用の撮像素子として使用中のサブ撮像素子7からメイン撮像素子5への切替えが行われる。換言すれば、サブ撮像素子7を用いたライブビュー表示(プレビュー表示)を行っている際に輝度検出部103で検出される輝度値が閾値(第2の閾値)γより小さくなった場合には、メイン撮像素子5を用いたライブビュー表示に切替えられる。
以上の撮像装置1の動作により、BV値に関する各閾値α、γを用いてメイン撮像素子5とサブ撮像素子7との間での切替えが行われるが、これらの閾値α、γについては、上述のように例えば閾値α=BV4と、これより小さい閾値γ=BV2とに設定すること、つまりα>γに設定することでヒステリシスを持たせるのが好ましい。これにより、閾値α〜γの範囲内のBV値を有する被写体をライブビュー表示する際に、メイン撮像素子5とサブ撮像素子7との間で頻繁に切替えが生じることを抑制できる。
以上で説明した撮像装置1においては、電子ファインダ使用時に、輝度検出部103で取得される輝度情報に基づいて画像記録用のメイン撮像素子5を用いたライブビュー表示(第1のプレビュー表示)と画像表示用のサブ撮像素子7を用いたライブビュー表示(第2のプレビュー表示)との切替えが行われる。その結果、異なる撮像素子5、7を用いて実現可能な電子ファインダの利便性を向上できる。
<変形例>
上記の実施形態においては、メイン撮像素子5およびサブ撮像素子7で被写体に係る輝度値(BV値)を取得するのは必須でなく、例えばカメラ本体部2の前面(正面)に被写体光を受光する測光センサ(測光素子)を設け、この測光センサを用いて被写体のBV値を取得するようにしても良い。このように撮像素子5、7と異なる箇所に設けられた測光センサを用いても、被写体の輝度情報を適切に取得できることとなる。
上記の実施形態においては、メイン撮像素子5およびサブ撮像素子7で被写体に係る輝度値(BV値)を取得するのは必須でなく、例えばカメラ本体部2の前面(正面)に被写体光を受光する測光センサ(測光素子)を設け、この測光センサを用いて被写体のBV値を取得するようにしても良い。このように撮像素子5、7と異なる箇所に設けられた測光センサを用いても、被写体の輝度情報を適切に取得できることとなる。
上記の実施形態における閾値α、γについては、α>γであるのは必須でなく、α<γでもα=γでも良い。
本発明は詳細に説明されたが、以上の説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 撮像装置
2 カメラ本体部
3 撮影レンズユニット(交換レンズ)
5 撮像素子(メイン撮像素子)
6 ミラー機構
7 撮像素子(サブ撮像素子)
10 ファインダ窓
12 液晶モニタ
17 光学ファインダ
20 AFモジュール
65 ペンタミラー
101 全体制御部
Pa、Pb 画素ピッチ
Qa、Qb 光電変換領域
2 カメラ本体部
3 撮影レンズユニット(交換レンズ)
5 撮像素子(メイン撮像素子)
6 ミラー機構
7 撮像素子(サブ撮像素子)
10 ファインダ窓
12 液晶モニタ
17 光学ファインダ
20 AFモジュール
65 ペンタミラー
101 全体制御部
Pa、Pb 画素ピッチ
Qa、Qb 光電変換領域
Claims (8)
- 撮影光学系を通った被写体光を所定の光路に沿ってファインダ窓に導く光学ファインダ手段と、
前記被写体光を受光して光電変換を行う光電変換領域をそれぞれ備えた複数の第1画素を有し、被写体に係る画像信号を生成可能な第1撮像素子と、
前記第1撮像素子より領域面積が小さい光電変換領域をそれぞれ備えた複数の第2画素を有し、前記所定の光路と共通する光路区間を介して前記被写体光を受光し前記画像信号を生成可能な第2撮像素子と、
前記第1撮像素子または前記第2撮像素子で順次に生成される画像信号に基づき、本撮影前に被写体のプレビュー表示を所定の表示手段で行わせる電子ファインダ手段と、
前記被写体に係る輝度情報を取得する輝度情報取得手段と、
を備えており、
前記電子ファインダ手段は、
前記輝度情報取得手段で取得される輝度情報に基づき、前記第1撮像素子を用いた第1のプレビュー表示と前記第2撮像素子を用いた第2のプレビュー表示との切替えを行う表示制御手段、
を有する撮像装置。 - 撮影光学系を通った被写体光を所定の光路に沿ってファインダ窓に導く光学ファインダ手段と、
所定の画素数の第1画素を有し、前記被写体光を受光して被写体に係る画像信号を生成可能な第1撮像素子と、
前記所定の画素数より少ない画素数の第2画素を有し、前記所定の光路と共通する光路区間を介して前記被写体光を受光し前記画像信号を生成可能な第2撮像素子と、
前記第1撮像素子または前記第2撮像素子で順次に生成される画像信号に基づき、本撮影前に被写体のプレビュー表示を所定の表示手段で行わせる電子ファインダ手段と、
前記被写体に係る輝度情報を取得する輝度情報取得手段と、
を備えており、
前記電子ファインダ手段は、
前記輝度情報取得手段で取得される輝度情報に基づき、前記第1撮像素子を用いた第1のプレビュー表示と前記第2撮像素子を用いた第2のプレビュー表示との切替えを行う表示制御手段、
を有する撮像装置。 - 前記輝度情報は、前記被写体に係る輝度値の情報であり、
前記表示制御手段は、
前記第1のプレビュー表示を行っている際に前記輝度情報取得手段で取得される輝度値が第1の閾値より大きくなった場合には、前記第2のプレビュー表示に切替える第1切替手段と、
前記第2のプレビュー表示を行っている際に前記輝度情報取得手段で取得される輝度値が第2の閾値より小さくなった場合には、前記第1のプレビュー表示に切替える第2切替手段と、
を有する請求項1または請求項2記載の撮像装置。 - 前記第2の閾値は前記第1の閾値より小さい請求項3記載の撮像装置。
- 前記輝度情報取得手段は、
前記第1撮像素子または前記第2撮像素子で生成される画像信号に基づき、前記輝度情報を取得する手段、
を有する請求項1または請求項2記載の撮像装置。 - 前記輝度情報取得手段は、
所定の測光センサで前記被写体光を受光して前記輝度情報を取得する手段、
を有する請求項1または請求項2記載の撮像装置。 - 撮影光学系を通った被写体光を所定の光路に沿ってファインダ窓に導く光学ファインダ手段により、前記ファインダ窓に被写体を表示させる第1表示工程と、
前記被写体光を受光して光電変換を行う光電変換領域をそれぞれ備えた複数の第1画素を有し、被写体に係る画像信号を生成可能な第1撮像素子、または前記第1撮像素子より領域面積が小さい光電変換領域をそれぞれ備えた複数の第2画素を有し、前記所定の光路と共通する光路区間を介して前記被写体光を受光し前記画像信号を生成可能な第2撮像素子で順次に生成される画像信号に基づき、本撮影前に被写体のプレビュー表示を所定の表示手段で行わせる電子ファインダ手段により、前記所定の表示手段に前記被写体を表示させる第2表示工程と、
前記被写体に係る輝度情報を取得する輝度情報取得工程と、
を備えており、
前記第2表示工程は、
前記輝度情報取得工程で取得される輝度情報に基づき、前記第1撮像素子を用いた第1のプレビュー表示と前記第2撮像素子を用いた第2のプレビュー表示との切替えを行う表示制御工程、
を有する表示制御方法。 - 撮影光学系を通った被写体光を所定の光路に沿ってファインダ窓に導く光学ファインダ手段により、前記ファインダ窓に被写体を表示させる第1表示工程と、
所定の画素数の第1画素を有し、前記被写体光を受光して被写体に係る画像信号を生成可能な第1撮像素子、または前記所定の画素数より少ない画素数の第2画素を有し、前記所定の光路と共通する光路区間を介して前記被写体光を受光し前記画像信号を生成可能な第2撮像素子で順次に生成される画像信号に基づき、本撮影前に被写体のプレビュー表示を所定の表示手段で行わせる電子ファインダ手段により、前記所定の表示手段に前記被写体を表示させる第2表示工程と、
前記被写体に係る輝度情報を取得する輝度情報取得工程と、
を備えており、
前記第2表示工程は、
前記輝度情報取得手段で取得される輝度情報に基づき、前記第1撮像素子を用いた第1のプレビュー表示と前記第2撮像素子を用いた第2のプレビュー表示との切替えを行う表示制御工程、
を有する表示制御方法。
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013222980A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-28 | Canon Inc | 撮像装置及び撮像方法 |
| CN115150543A (zh) * | 2021-03-31 | 2022-10-04 | 华为技术有限公司 | 拍摄方法、装置、电子设备及可读存储介质 |
-
2009
- 2009-05-13 JP JP2009116387A patent/JP2010268108A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013222980A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-28 | Canon Inc | 撮像装置及び撮像方法 |
| CN115150543A (zh) * | 2021-03-31 | 2022-10-04 | 华为技术有限公司 | 拍摄方法、装置、电子设备及可读存储介质 |
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