JP2010128366A - レンズ鏡胴及び撮像装置 - Google Patents
レンズ鏡胴及び撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010128366A JP2010128366A JP2008305301A JP2008305301A JP2010128366A JP 2010128366 A JP2010128366 A JP 2010128366A JP 2008305301 A JP2008305301 A JP 2008305301A JP 2008305301 A JP2008305301 A JP 2008305301A JP 2010128366 A JP2010128366 A JP 2010128366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- ring
- rotation
- lens barrel
- stepping motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
- G02B7/10—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
- G02B7/102—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
【課題】低騒音で安価なレンズ鏡胴及び撮像装置を提供するとともに、オート機能とマニュアル機能との両方を実現できるようにする。
【解決手段】手動による回転操作により、レンズの光軸を回転中心軸として回転するマニュアルリング20と、レンズの光軸を回転中心軸として回転する空芯型のステッピングモータ30と、マニュアルリング20とステッピングモータ30との間に設けられ、マニュアルリング20の回転に連動して回転するとともに、ステッピングモータ30の回転にも連動して回転するコロ13aと、コロ13aの回転にともなって回転する差動リング13と、差動リング13の回転運動をレンズ保持枠に伝達する連動キー13bとを有する。
【選択図】図5
【解決手段】手動による回転操作により、レンズの光軸を回転中心軸として回転するマニュアルリング20と、レンズの光軸を回転中心軸として回転する空芯型のステッピングモータ30と、マニュアルリング20とステッピングモータ30との間に設けられ、マニュアルリング20の回転に連動して回転するとともに、ステッピングモータ30の回転にも連動して回転するコロ13aと、コロ13aの回転にともなって回転する差動リング13と、差動リング13の回転運動をレンズ保持枠に伝達する連動キー13bとを有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、撮像装置(例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等)に設けられるレンズ鏡胴や交換レンズに用いられるレンズ鏡胴及び撮像装置に係るものである。そして、詳しくは、空芯型のステッピングモータを用いたオート機能と、手動操作を可能にするマニュアル機能との両方を実現できるようにした技術に関するものである。
従来から、カメラのレンズ鏡胴には、レンズを保持するレンズ保持枠を駆動するためのアクチュエータが設けられたものがある。そして、アクチュエータとして、直流モータや超音波モータ等が使用されており、これによってレンズ保持枠を駆動して、カメラのオート機能(例えば、オートフォーカス機能、オートズーム機能)を実現している。
ここで、直流モータは、安価であるという特徴を有するが、レンズをその光軸方向に移動させるために必要な駆動トルクを得ようとすると、ギヤを用いた減速機を介在させなければならない。そのため、オートフォーカス動作やオートズーム動作を行うと、ギヤノイズが発生し、それによってレンズ鏡胴の品位が下がるという問題があった。また、直流モータを用いた場合には、レンズ鏡胴の光学性能から要求されるレンズ移動の停止精度を達成するために、フォトインタラプタ等の位置検出センサが必要となる。さらにまた、直流モータや減速機の配置によってレンズ鏡胴に凸部が生じ、外観の面から好ましくないだけでなく、レンズ鏡胴が大型化してしまう。
一方、超音波モータは、人間の可聴域外での駆動周波数によって駆動されることから、駆動騒音(ギヤノイズ)による品位の低下は回避できる。しかし、レンズ鏡胴への超音波モータの組付け条件がばらつきやすいので、駆動異音が発生しやすいという問題がある。また、超音波モータの駆動には、非線形な駆動周波数と電圧との関係を加味した制御が必要になるので、超音波モータを用いたレンズ鏡胴は、設計工数の増大の問題、修理回復に要する工数の問題等が発生し、コストの高いものとなる。
そこで、このような問題のある直流モータや超音波モータではなく、電磁変換型の中空モータを使うようにした技術が知られている。具体的には、固定側レンズ鏡胴と相対的に回動する可動側レンズ鏡胴の外周部に円筒状の界磁マグネットを固設し、界磁マグネットと相対向する固定側レンズ鏡胴部に電機子コイルを固設する。そして、界磁マグネットと相対向する電機子コイルの発生トルクに寄与する導体部上に、磁気感知素子を配置するようにした技術である(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−94709号公報
また、近年では、ズーム系の高級レンズになるほどマニュアル機能の有無が重要視されるようになっている。特に、交換レンズに用いられるレンズ鏡胴では、撮影者がオート機能(例えば、オートフォーカス機能、オートズーム機能)と、マニュアル機能(例えば、マニュアルフォーカス機能、マニュアルズーム機能)とを任意に選択できることが求められている。
そこで、オートフォーカス動作とマニュアルフォーカス動作とを切り替えられるようにした技術が知られている。具体的には、オートフォーカス動作のために駆動力を発生する振動波モータと、振動波モータの駆動力を伝達する歯車列と、オートフォーカス動作とマニュアルフォーカス動作とを切り替える歯車部材とを有するレンズ鏡胴である(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−259130号公報
上記の特許文献1の技術は、電磁変換型の中空モータによって直接的にレンズ保持枠を駆動できるので、直流モータや超音波モータのような騒音、異音等の問題は解消できる。しかし、電磁変換型の中空モータの停止位置を精度良く制御するために、専用の磁気感知素子が必要となっている。また、中空モータを停止させた後は、消費電力を低減するために、中空モータの停止位置を無通電状態又は弱通電状態で保持することが必要となるが、上記の特許文献1には、停止位置の保持(中空モータの回転規制)について何も開示されていない。そのため、合焦後の外力(例えば、外部からの衝撃等)によってレンズ保持枠が移動し、フォーカスがずれてしまうことがある。さらにまた、上記の特許文献1には、オートフォーカス動作とマニュアルフォーカス動作とを切り替えることについても記載がない。
一方、上記の特許文献2の技術では、オートフォーカス動作とマニュアルフォーカス動作とを撮影者が切り替えることができる。しかし、オートフォーカス動作のために振動波モータを使用しているので、駆動異音の問題やコストの問題が残る。また、歯車列によって駆動力を伝達し、歯車部材によって2つの動作を切り替えているので、駆動騒音(ギヤノイズ)の問題も残る。さらにまた、上記の特許文献2には、無通電状態又は弱通電状態での停止位置の保持について何も開示されていない。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、低騒音で安価なレンズ鏡胴及び撮像装置を提供するとともに、オート機能とマニュアル機能との両方を実現できるようにすることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
本発明の請求項1に記載の発明は、レンズを保持するレンズ保持枠と、前記レンズ保持枠を収容する鏡胴本体と、前記レンズ保持枠と前記鏡胴本体との間に設けられ、前記レンズ保持枠の回転運動を前記レンズの光軸方向の往復運動に変換する運動変換手段と、前記鏡胴本体の外側に設けられ、手動による回転操作により、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転するマニュアルリングと、前記鏡胴本体の外側に設けられ、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する空芯型のステッピングモータと、前記マニュアルリングと前記ステッピングモータとの間に設けられ、前記マニュアルリングの回転に連動して回転するとともに、前記ステッピングモータの回転にも連動して回転するコロと、前記マニュアルリングを回転させたときに、前記コロを介して前記ステッピングモータが一緒に回転しないようにするモータ回転阻止手段と、前記コロの回転にともなって、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する中間リングと、前記中間リングの回転運動を前記レンズ保持枠に伝達する伝達部とを有するレンズ鏡胴である。
本発明の請求項1に記載の発明は、レンズを保持するレンズ保持枠と、前記レンズ保持枠を収容する鏡胴本体と、前記レンズ保持枠と前記鏡胴本体との間に設けられ、前記レンズ保持枠の回転運動を前記レンズの光軸方向の往復運動に変換する運動変換手段と、前記鏡胴本体の外側に設けられ、手動による回転操作により、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転するマニュアルリングと、前記鏡胴本体の外側に設けられ、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する空芯型のステッピングモータと、前記マニュアルリングと前記ステッピングモータとの間に設けられ、前記マニュアルリングの回転に連動して回転するとともに、前記ステッピングモータの回転にも連動して回転するコロと、前記マニュアルリングを回転させたときに、前記コロを介して前記ステッピングモータが一緒に回転しないようにするモータ回転阻止手段と、前記コロの回転にともなって、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する中間リングと、前記中間リングの回転運動を前記レンズ保持枠に伝達する伝達部とを有するレンズ鏡胴である。
また、本発明の請求項6に記載の発明は、レンズを保持するレンズ保持枠と、前記レンズ保持枠を収容する鏡胴本体と、前記レンズ保持枠と前記鏡胴本体との間に設けられ、前記レンズ保持枠の回転運動を前記レンズの光軸方向の往復運動に変換する運動変換手段と、前記鏡胴本体の外側に設けられ、手動による回転操作により、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転するマニュアルリングと、前記鏡胴本体の外側に設けられ、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する空芯型のステッピングモータと、前記マニュアルリングと前記ステッピングモータとの間に設けられ、前記マニュアルリングの回転に連動して回転するとともに、前記ステッピングモータの回転にも連動して回転するコロと、前記コロの回転にともなって、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する中間リングと、前記中間リングの回転運動を前記レンズ保持枠に伝達する伝達部とを有するレンズ鏡胴である。
さらにまた、本発明の請求項7に記載の発明は、撮像用のレンズと、前記レンズの光軸上に配置された撮像素子と、前記レンズを保持するレンズ保持枠と、前記レンズ保持枠を収容する鏡胴本体と、前記レンズ保持枠と前記鏡胴本体との間に設けられ、前記レンズ保持枠の回転運動を前記レンズの光軸方向の往復運動に変換する運動変換手段と、前記鏡胴本体の外側に設けられ、手動による回転操作により、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転するマニュアルリングと、前記鏡胴本体の外側に設けられ、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する空芯型のステッピングモータと、前記マニュアルリングと前記ステッピングモータとの間に設けられ、前記マニュアルリングの回転に連動して回転するとともに、前記ステッピングモータの回転にも連動して回転するコロと、前記マニュアルリングを回転させたときに、前記コロを介して前記ステッピングモータが一緒に回転しないようにするモータ回転阻止手段と、前記コロの回転にともなって、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する中間リングと、前記中間リングの回転運動を前記レンズ保持枠に伝達する伝達部とを有する撮像装置である。
(作用)
上記の請求項1、請求項6、及び請求項7に記載の発明は、空芯型のステッピングモータを有している。そして、ステッピングモータの回転に連動して回転するコロが設けられており、そのコロの回転にともなって中間リングが回転する。さらに、中間リングの回転運動は、伝達部によってレンズ保持枠に伝達される。そのため、直流モータや超音波モータを使わず、しかも、ギヤによる伝達をすることなく、レンズ保持枠を駆動してレンズを移動させることができる。
上記の請求項1、請求項6、及び請求項7に記載の発明は、空芯型のステッピングモータを有している。そして、ステッピングモータの回転に連動して回転するコロが設けられており、そのコロの回転にともなって中間リングが回転する。さらに、中間リングの回転運動は、伝達部によってレンズ保持枠に伝達される。そのため、直流モータや超音波モータを使わず、しかも、ギヤによる伝達をすることなく、レンズ保持枠を駆動してレンズを移動させることができる。
また、上記の請求項1、請求項6、及び請求項7に記載の発明は、手動操作によって回転するマニュアルリングを有している。そして、コロは、マニュアルリングの回転に連動して回転し、コロの回転にともなって中間リングが回転し、レンズ保持枠に伝達される。そのため、電動駆動だけでなく、手動操作によってもレンズを移動させることができる。
上記の発明によれば、空芯型のステッピングモータと、ステッピングモータの回転に連動して回転するコロと、コロの回転にともなって回転する中間リングとによってレンズ保持枠を駆動するので、低騒音で安価なレンズ鏡胴及び撮像装置とすることができる。また、コロは、ステッピングモータの駆動回転だけでなく、マニュアルリングの手動回転にも連動して回転するので、電動駆動によるオート機能と、手動操作によるマニュアル機能との両方を実現できる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態とする)について説明する。
ここで、本発明における撮像装置は、以下の実施の形態では、デジタル一眼レフカメラであるとする。また、本発明におけるレンズ鏡胴は、以下の実施の形態では、デジタル一眼レフカメラの交換レンズに用いられる交換レンズ鏡胴10及び交換レンズ鏡胴50であるとする。なお、説明は、以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(交換レンズ鏡胴10:モータ回転阻止手段を設けた例)
2.第2の実施の形態(交換レンズ鏡胴50:モータ回転阻止手段を設けない例)
ここで、本発明における撮像装置は、以下の実施の形態では、デジタル一眼レフカメラであるとする。また、本発明におけるレンズ鏡胴は、以下の実施の形態では、デジタル一眼レフカメラの交換レンズに用いられる交換レンズ鏡胴10及び交換レンズ鏡胴50であるとする。なお、説明は、以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(交換レンズ鏡胴10:モータ回転阻止手段を設けた例)
2.第2の実施の形態(交換レンズ鏡胴50:モータ回転阻止手段を設けない例)
<1.第1の実施の形態>
[交換レンズ鏡胴の断面例]
図1は、本発明のレンズ鏡胴の一実施形態としての、交換レンズ鏡胴10の光軸方向の断面図である。
また、図2は、図1に示す交換レンズ鏡胴10の分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、第1の実施の形態の交換レンズ鏡胴10は、レンズ11(第1の実施の形態では、フォーカスレンズ)を保持するレンズ保持枠12と、レンズ保持枠12を手動操作によって回転させるためのマニュアルリング20と、レンズ保持枠12を電動駆動するための空芯型のステッピングモータ30と、マニュアルリング20の回転力及びステッピングモータ30の駆動力をレンズ保持枠12に伝達するための差動リング13(本発明における中間リングに相当するもの)とを有している。
[交換レンズ鏡胴の断面例]
図1は、本発明のレンズ鏡胴の一実施形態としての、交換レンズ鏡胴10の光軸方向の断面図である。
また、図2は、図1に示す交換レンズ鏡胴10の分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、第1の実施の形態の交換レンズ鏡胴10は、レンズ11(第1の実施の形態では、フォーカスレンズ)を保持するレンズ保持枠12と、レンズ保持枠12を手動操作によって回転させるためのマニュアルリング20と、レンズ保持枠12を電動駆動するための空芯型のステッピングモータ30と、マニュアルリング20の回転力及びステッピングモータ30の駆動力をレンズ保持枠12に伝達するための差動リング13(本発明における中間リングに相当するもの)とを有している。
このようなレンズ保持枠12、マニュアルリング20、ステッピングモータ30、及び差動リング13は、それぞれの中心軸がレンズ11の光軸に一致するようにして直列に配置されている。そして、これらは、固定鏡胴14(本発明における鏡胴本体の一部を構成するもの)と、固定鏡胴14の前部に設けられた前部鏡胴15(本発明における鏡胴本体の他の一部を構成するもの)とを基礎土台としている。また、固定鏡胴14の外側には、カバー16が設けられ、カバー16は、固定鏡胴14の後部に設けられた締結リング17によって固定されている。さらにまた、固定鏡胴14の後部側は、デジタル一眼レフカメラに対して着脱自在となるように形成されている。そのため、この交換レンズ鏡胴10をデジタル一眼レフカメラに装着すれば、レンズ11の光軸上に配置された撮像素子により、レンズ11から入射した被写体像を撮像できる。
ここで、レンズ保持枠12は、円筒状の固定鏡胴14の内部に収容されており、レンズ保持枠12と固定鏡胴14との間には、レンズ保持枠12の回転運動をレンズ11の光軸方向の往復運動に変換する運動変換手段が設けられている。この運動変換手段は、第1の実施の形態では、固定鏡胴14の円筒面に形成されたヘリコイド14aと、レンズ保持枠12の外周面から突出するように設けられたカムピン12aとによって構成されている。具体的には、ヘリコイド14aの内側にカムピン12aが係合することにより、レンズ保持枠12は、光軸と直交する平面内で規制される。そして、レンズ保持枠12を回転させると、カムピン12aがヘリコイド14aにガイドされながら光軸方向に移動する。そのため、レンズ保持枠12の回転運動が光軸方向の往復運動に変換され、レンズ保持枠12は、光軸方向に回転しながら移動する。その結果、交換レンズ鏡胴10のフォーカス動作が実現されることとなる。
このようなフォーカス動作は、マニュアルリング20による手動の回転操作や、ステッピングモータ30による電動の回転駆動によって行われる。具体的には、マニュアルリング20は、前部鏡胴15の外側に設けられ、手動による回転操作により、レンズ11の光軸を回転中心軸として回転するようになっている。そして、手動操作によるマニュアルリング20の回転力を伝達するために、固定鏡胴14の外側には、マニュアルリング連結環21及び転送リング22が設けられている。なお、マニュアルリング20の外周面には、手動による回転操作を容易にするために、ラバーリング23(図2参照)が設けられている。
一方、空芯型のステッピングモータ30は、固定鏡胴14の外側に設けられ、レンズ11の光軸を回転中心軸として駆動回転するものである。また、ステッピングモータ30の駆動力を伝達するために、連動リング31(図2参照)が設けられている。そして、マニュアルリング20に設けられた転送リング22と、ステッピングモータ30に設けられた連動リング31との間に、差動リング13が設けられている。
差動リング13は、図2に示すように、光軸と直交する回転中心軸を持つ円筒状のコロ13aを有している。このコロ13aは、差動リング13の円周上に等間隔で3つ設けられており、各コロ13aの円周面に転送リング22の側面が当接するようになっている。そのため、マニュアルリング20を手動回転させれば、マニュアルリング連結環21及び転送リング22を介して、各コロ13aは、マニュアルリング20の回転に連動して回転する。
また、各コロ13aの円周面には、転送リング22と対向する連動リング31の側面も当接するようになっている。そのため、ステッピングモータ30を回転駆動すれば、連動リング31を介して、各コロ13aは、ステッピングモータ30の回転に連動して回転する。さらにまた、各コロ13aの回転にともなって、差動リング13もレンズ11の光軸を回転中心軸として回転する。そして、差動リング13の回転角は、マニュアルリング20(転送リング22)及びステッピングモータ30(連動リング31)の回転角が0.5倍に半減されたものとなる。
このような差動リング13からは、差動リング13の回転運動をレンズ保持枠12に伝達するための連動キー13b(本発明における伝達部に相当するもの)が突出している。そして、連動キー13bは、レンズ保持枠12に形成されたキー溝12b(図1参照)と係合するようになっている。
したがって、第1の実施の形態の交換レンズ鏡胴10は、手動によるマニュアルリング20の回転操作により、差動リング13の連動キー13bを介してレンズ保持枠12を回転させることができる。そして、カムピン12a及びヘリコイド14aにより、レンズ保持枠12の回転運動が光軸方向の往復運動に変換されるので、マニュアルフォーカス動作を実現できる。また、空芯型のステッピングモータ30の回転駆動により、差動リング13等を介して同様に、オートフォーカス動作を実現できる。
[空芯型のステッピングモータの断面例]
図3は、図1に示す交換レンズ鏡胴10におけるステッピングモータ30の光軸方向の断面図である。
図3に示すように、ステッピングモータ30は、固定鏡胴14の外側に設けられた空芯型のものである。そして、ステッピングモータ30の内郭を構成し、連動リング31と一体となって回転するロータ32と、ステッピングモータ30の外郭を構成し、固定鏡胴14側に固定されて回転しないモータケース33とを有している。
図3は、図1に示す交換レンズ鏡胴10におけるステッピングモータ30の光軸方向の断面図である。
図3に示すように、ステッピングモータ30は、固定鏡胴14の外側に設けられた空芯型のものである。そして、ステッピングモータ30の内郭を構成し、連動リング31と一体となって回転するロータ32と、ステッピングモータ30の外郭を構成し、固定鏡胴14側に固定されて回転しないモータケース33とを有している。
また、ロータ32の外側には、マグネット34が固定され、モータケース33内のステータ35aの内側には、合成樹脂製のコイルホルダ38を介してコイル35が巻き付けられている。さらにまた、ロータ32とステータ35aとの間には、玉軸受け36(本発明における回転軸受けに相当するもの)が配置されている。そして、この玉軸受け36により、ステッピングモータ30内のマグネット34とステータ35aとの間隔を一定に保持している。
ここで、玉軸受け36の役割について説明すると、マグネット34とステータ35aとの間には、絶えず磁気吸引力が発生している。そして、マグネット34の中心とコイル35の中心とが完全に一致していれば、磁気吸引力が相殺されるので、ロータ32は、ステータ35aに引き寄せられることもない。しかし、組立て時の一般的なばらつきにより、マグネット34の中心とステータ35aの中心との間には、微小なずれが生じてしまう。このずれをなくすように組立て工程を管理することは、非常に困難である。そのため、このままではロータ32がステータ35aに引き寄せられ、回転半径方向に吸引力が発生する結果、ステッピングモータ30内のロストルクを増加させることとなる。そこで、このようなロストルクを低減させるため、マグネット34の中心とステータ35aの中心とを一致させるようにして玉軸受け36を配置している。なお、本発明の回転軸受けは、玉軸受け36に限られず、コロ軸受け等であってもよい。
このように、ステッピングモータ30は、玉軸受け36によってロストルクが低減されるようになっており、ステッピングモータ30の駆動力(ロータ32の回転力)が連動リング31によって差動リング13に効率よく伝達される。なお、第1の実施の形態とは逆に、ロータ32の内側にステータを固定し、そのステータの外側にマグネットを固定するようにしてもよい。これは、回転するロータをステッピングモータ30の外郭とし、回転しないステータをステッピングモータ30の内郭とすることに相当する。
また、ロータ32の差動リング13と反対側の端面には、フッ素樹脂(例えば、ポリテトラフルオロエチレン)からなる摺動リング37(本発明におけるモータ回転阻止手段に相当するもの)が当接している。この摺動リング37は、固定鏡胴14の外側に設けられており、一方の側面がロータ32の端面に面接触し、他方の側面がステータ33の側面に面接触している。そして、摺動リング37によってロータ32に所定の摩擦力が作用するように、摺動リング37をロータ32に向けて押圧する与圧バネ18(第1の実施の形態では、波バネ)が設けられている。さらにまた、与圧バネ18の押圧力を調整できるようにするために、圧力調整リング19が設けられている。なお、与圧バネ18は、波バネに限られず、コイルバネ等であってもよい。
したがって、摺動リング37には、ステータ33の側面を介して与圧バネ18の押圧力が作用するようになる。そして、ロータ32と摺動リング37との間に摩擦力が発生し、その摩擦力によってロータ32の回転が阻止される。また、ロータ32に作用する摩擦力の大きさは、圧力調整リング19によって調整される。具体的には、圧力調整リング19は、内周面にねじ溝が刻まれており、固定鏡胴14の外周面に形成されたねじ山にねじ込まれている。そのため、圧力調整リング19のねじ込み量を適宜調整すれば、それによって与圧バネ18のたわみ量(押圧力)が変わるので、ロータ32と摺動リング37との間の摩擦力が調整される。
このような摺動リング37によるロータ32の回転阻止は、ステッピングモータ30によるオートフォーカス動作に加えて、マニュアルリング20(図1参照)によるマニュアルフォーカス動作を実現させるためである。具体的には、手動操作によってマニュアルリング20を回転させるとコロ13a(図2参照)が回転し、このコロ13aの回転は、コロ13aに当接する連動リング31を介してロータ32を回転させるように作用する。そして、マニュアルリング20の回転によってロータ32が回転してしまうと、撮影者の微妙なピント調整が困難となる。そのため、マニュアルリング20を回転させたときに、コロ13aを介してロータ32が一緒に回転しないように、ロータ32と摺動リング37との間の摩擦力を調整している。なお、摺動リング37は、フッ素樹脂からなり、摩擦係数が小さいので、摩擦力の微調整が可能となっている。
[オートフォーカス動作の動作例]
図4は、本発明のレンズ鏡胴の一実施形態としての、交換レンズ鏡胴10(第1の実施の形態)のオートフォーカス動作の動作例を示す模式図である。
図4に示すように、マニュアルリング20とステッピングモータ30との間には、光軸と直交する回転中心軸を持つ円筒状のコロ13aが設けられている。そして、コロ13aは、マニュアルリング20の回転に連動して回転するとともに、ステッピングモータ30の回転にも連動して回転するようになっている。
図4は、本発明のレンズ鏡胴の一実施形態としての、交換レンズ鏡胴10(第1の実施の形態)のオートフォーカス動作の動作例を示す模式図である。
図4に示すように、マニュアルリング20とステッピングモータ30との間には、光軸と直交する回転中心軸を持つ円筒状のコロ13aが設けられている。そして、コロ13aは、マニュアルリング20の回転に連動して回転するとともに、ステッピングモータ30の回転にも連動して回転するようになっている。
また、マニュアルリング20とステッピングモータ30との間には、コロ13aの回転にともなって、光軸を回転中心軸として回転する差動リング13が設けられている。さらにまた、差動リング13からは、差動リング13の回転運動をレンズ保持枠12(図1参照)に伝達するための連動キー13bがマニュアルリング20の内側を通って突出している。さらに、ステッピングモータ30の差動リング13とは反対側の端面には、与圧バネ18によって押圧された摺動リング37が面接触しており、ステッピングモータ30に対して、所定の摩擦力が作用するようになっている。
ここで、図4(a)に示す初期状態の交換レンズ鏡胴10において、オートフォーカス動作を行う場合には、ステッピングモータ30の駆動回路にパルス信号を送信する。これにより、ステッピングモータ30は、パルス信号の数に応じて所定の角度ずつ、光軸を回転中心軸として回転する。そして、回転するステッピングモータ30の回転トルクは、コロ13aに伝達され、コロ13aは、光軸と直交する回転中心軸を中心として時計回りに回転する。
また、コロ13aの回転にともなって、差動リング13は、図4(b)に示すように、光軸を回転中心軸として回転するようになる。さらにまた、差動リング13は、連動キー13bを介してレンズ保持枠12(図1参照)を回転させる。この際、ステッピングモータ30の回転角(図4に示す下向きの矢印)に対し、差動リング13の回転角(図4に示す下向きの矢印)は、0.5倍に半減されたものとなる。そのため、ステッピングモータ30の回転トルクは、2倍となって差動リング13に伝達される。
したがって、第1の実施の形態の交換レンズ鏡胴10は、安価で小型のステッピングモータ30を使用しても、レンズ保持枠12を回転させるために必要な回転トルクが得られる。そのため、交換レンズ鏡胴10の制約された空間内に空芯型のステッピングモータ30を配置できる。しかも、回転トルクがコロ13aによって伝達されるので、駆動騒音(ギヤノイズ)が発生することはなく、ステッピングモータ30であるので、超音波モータのような駆動異音も発生しない。さらに、ステッピングモータ30は、マイクロステップ駆動等の駆動方式を採用することにより、停止位置の精度を向上させることができ、ロータ32の回転基準を定義しておくことにより、位置センサが不要となる。
また、ステッピングモータ30を回転駆動するとコロ13aが回転し、このコロ13aの回転は、ステッピングモータ30の反対側でコロ13aと当接するマニュアルリング20を回転させるように作用する。しかし、マニュアルリング20は、前部鏡胴15(図1参照)の外側に設けられており、マニュアルリング20と前部鏡胴15との間には、適当な摩擦力が作用する。そして、この摩擦力は、マニュアルリング20を手動によって回転操作する際に適度な負荷となるだけでなく、ステッピングモータ30を回転駆動したときに、コロ13aを介してマニュアルリング20が一緒に回転しないようなものとなっている。
[マニュアルフォーカス動作の動作例]
図5は、本発明のレンズ鏡胴の一実施形態としての、交換レンズ鏡胴10(第1の実施の形態)のマニュアルフォーカス動作の動作例を示す模式図である。
図5(a)に示す初期状態の交換レンズ鏡胴10において、マニュアルフォーカス動作を行った場合、手動操作によって回転するマニュアルリング20の回転トルクがコロ13aに伝達される。そのため、コロ13aは、光軸と直交する回転中心軸を中心として反時計回りに回転する。
図5は、本発明のレンズ鏡胴の一実施形態としての、交換レンズ鏡胴10(第1の実施の形態)のマニュアルフォーカス動作の動作例を示す模式図である。
図5(a)に示す初期状態の交換レンズ鏡胴10において、マニュアルフォーカス動作を行った場合、手動操作によって回転するマニュアルリング20の回転トルクがコロ13aに伝達される。そのため、コロ13aは、光軸と直交する回転中心軸を中心として反時計回りに回転する。
また、コロ13aの回転にともなって、差動リング13は、図5(b)に示すように、光軸を回転中心軸として回転するようになる。さらにまた、差動リング13は、連動キー13bを介してレンズ保持枠12(図1参照)を回転させる。この際、マニュアルリング20の回転角(図5に示す下向きの矢印)に対し、差動リング13の回転角(図5に示す下向きの矢印)は、0.5倍に半減されたものとなる。そのため、撮影者は、マニュアルリング20によって微妙なピント調整を行うことができる。
ここで、マニュアルリング20を回転させるとコロ13aが回転し、このコロ13aの回転は、マニュアルリング20の反対側でコロ13aと当接するステッピングモータ30を回転させるように作用する。そして、マニュアルリング20の回転によってステッピングモータ30が回転してしまうと、撮影者の微妙なピント調整が困難となる。しかし、ステッピングモータ30には、与圧バネ18によって押圧された摺動リング37が面接触しており、ステッピングモータ30に対して、所定の摩擦力が作用するようになっている。この摩擦力は、与圧バネ18により、マニュアルリング20を回転させてもステッピングモータ30が回転しない強さに調整されている。
したがって、第1の実施の形態の交換レンズ鏡胴10は、与圧バネ18に押圧された摺動リング37により、マニュアルリング20を回転させたときに、コロ13aを介してステッピングモータ30が一緒に回転することが阻止される。そのため、ステッピングモータ30によるオートフォーカス動作に加え、特別な切替え手段を設けることなく、撮影者が手動操作によってマニュアルリング20を回転させるだけで、マニュアルフォーカス動作が可能となる。
また、摺動リング37は、与圧バネ18により、ステッピングモータ30に対して、常に所定の摩擦力を作用させている。そのため、オートフォーカス動作の終了後は、ステッピングモータ30に対して無通電とし、消費電力を減らしても(0(W)としても)、レンズ保持枠12(図1参照)が重力や衝撃によって移動することが防止され、合焦状態が維持される。
<1.第2の実施の形態>
[マニュアルフォーカス動作の動作例]
図6は、本発明のレンズ鏡胴の一実施形態としての、交換レンズ鏡胴50(第2の実施の形態)のマニュアルフォーカス動作の動作例を示す模式図である。
図6に示すように、第2の実施の形態の交換レンズ鏡胴50は、図5に示す第1の実施の形態の交換レンズ鏡胴10と同じ差動リング13、コロ13a、連動キー13b、マニュアルリング20、及びステッピングモータ30を有している。そして、コロ13aは、マニュアルリング20の回転に連動して回転するとともに、ステッピングモータ30の回転にも連動して回転するようになっている。また、差動リング13は、コロ13aの回転にともなって回転し、差動リング13の回転運動は、連動キー13bによってレンズ保持枠12(図1参照)に伝達される。
[マニュアルフォーカス動作の動作例]
図6は、本発明のレンズ鏡胴の一実施形態としての、交換レンズ鏡胴50(第2の実施の形態)のマニュアルフォーカス動作の動作例を示す模式図である。
図6に示すように、第2の実施の形態の交換レンズ鏡胴50は、図5に示す第1の実施の形態の交換レンズ鏡胴10と同じ差動リング13、コロ13a、連動キー13b、マニュアルリング20、及びステッピングモータ30を有している。そして、コロ13aは、マニュアルリング20の回転に連動して回転するとともに、ステッピングモータ30の回転にも連動して回転するようになっている。また、差動リング13は、コロ13aの回転にともなって回転し、差動リング13の回転運動は、連動キー13bによってレンズ保持枠12(図1参照)に伝達される。
しかし、図6に示す第2の実施の形態の交換レンズ鏡胴50は、図5に示す第1の実施の形態の交換レンズ鏡胴10と異なり、ステッピングモータ30に面接触する摺動リング37や、摺動リング37を押圧する与圧バネ18を有していない。そのため、ステッピングモータ30の回転を阻止する手段が設けられていないものとなっている。
このような第2の実施の形態の交換レンズ鏡胴50において、図6(a)に示す初期状態からマニュアルフォーカス動作を行った場合、手動操作によって回転するマニュアルリング20の回転トルクがコロ13aに伝達される。そのため、コロ13aは、光軸と直交する回転中心軸を中心として反時計回りに回転する。また、コロ13aの回転にともなって、差動リング13は、図6(b)に示すように、光軸を回転中心軸として回転するようになる。さらにまた、差動リング13は、連動キー13bを介してレンズ保持枠12(図1参照)を回転させる。この際、マニュアルリング20の回転角(図6に示す下向きの矢印)に対し、差動リング13の回転角(図6に示す下向きの矢印)は、0.5倍に半減される。
ここで、マニュアルリング20を回転させるとコロ13aが回転し、このコロ13aの回転は、マニュアルリング20の反対側でコロ13aと当接するステッピングモータ30を回転させるように作用する。そして、第2の実施の形態の交換レンズ鏡胴50は、ステッピングモータ30の回転を阻止する手段が設けられていないので、マニュアルリング20の回転によってステッピングモータ30が回転してしまうことが考えられる。
しかし、第2の実施の形態の交換レンズ鏡胴50では、マニュアルリング20を回転させてもステッピングモータ30が回転しない程度の弱通電でステッピングモータ30を駆動しておくことにより、ステッピングモータ30の回転が阻止されている。なお、マニュアルリング20を回転させてもステッピングモータ30が回転しないように、ステッピングモータ30の内部の摩擦力を調整しておけば、無通電でもステッピングモータ30の回転を阻止できる。
したがって、第2の実施の形態の交換レンズ鏡胴50であっても、マニュアルリング20を回転させたときに、コロ13aを介してステッピングモータ30が一緒に回転することを阻止できる。そのため、撮影者は、マニュアルリング20によるマニュアルフォーカス動作によって微妙なピント調整を行うことができる。また、レンズ保持枠12(図1参照)が重力や衝撃によって移動することが防止され、合焦状態が維持される。なお、オートフォーカス動作は、ステッピングモータ30の回転駆動によって実現される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、以下のような種々の変形等が可能である。すなわち、
(1)上記の実施形態では、レンズ保持枠12の回転運動をレンズ11の光軸方向の往復運動に変換する運動変換手段として、固定鏡胴14の円筒面にヘリコイド14aを形成するとともに、レンズ保持枠12の外周面から突出するカムピン12aを設けている。しかし、これに限らず、例えば、固定鏡胴の内周面を雌ネジに形成し、レンズ保持枠の外周面を雄ネジに形成することにより、レンズ保持枠の回転運動を往復運動に変換するようにしてもよい。
(1)上記の実施形態では、レンズ保持枠12の回転運動をレンズ11の光軸方向の往復運動に変換する運動変換手段として、固定鏡胴14の円筒面にヘリコイド14aを形成するとともに、レンズ保持枠12の外周面から突出するカムピン12aを設けている。しかし、これに限らず、例えば、固定鏡胴の内周面を雌ネジに形成し、レンズ保持枠の外周面を雄ネジに形成することにより、レンズ保持枠の回転運動を往復運動に変換するようにしてもよい。
(2)上記の実施形態では、マニュアルリング20を回転させたときに、コロ13aを介してステッピングモータ30が一緒に回転しないようにするモータ回転阻止手段として、摺動リング37を設けている。そして、ロータ32の差動リング13とは反対側の端面に摺動リング37を面接触させ、ロータ32と摺動リング37との間の摩擦力によってステッピングモータ30の回転を阻止している。しかし、これに限らず、例えば、モータ回転阻止手段としてロック機構を設け、このロック機構がマニュアルリングの回転に連動して移動し、ロータとかみ合う等してステッピングモータの回転を阻止するようにしてもよい。
(3)上記の実施形態では、レンズ11をフォーカスレンズとし、オートフォーカス機能及びマニュアルフォーカス機能を実現している。しかし、レンズをズームレンズとし、オートズーム機能及びマニュアルズーム機能を実現するようにしてもよい。また、上記の実施形態では、デジタル一眼レフカメラの交換レンズに用いられる交換レンズ鏡胴としているが、デジタルスチルカメラ等に固定して設けられたレンズ鏡胴であってもよい。
10 交換レンズ鏡胴(レンズ鏡胴)
11 レンズ
12 レンズ保持枠
12a カムピン(運動変換手段)
13 差動リング(中間リング)
13a コロ
13b 連動キー(伝達部)
14 固定鏡胴(鏡胴本体の一部)
14a ヘリコイド(運動変換手段)
15 前部鏡胴(鏡胴本体の他の一部)
18 与圧バネ
19 圧力調整リング
20 マニュアルリング
30 ステッピングモータ
32 ロータ
33 モータケース
34 マグネット
35 コイル
35a ステータ
36 玉軸受け(回転軸受け)
37 摺動リング(モータ回転阻止手段)
38 コイルホルダ
11 レンズ
12 レンズ保持枠
12a カムピン(運動変換手段)
13 差動リング(中間リング)
13a コロ
13b 連動キー(伝達部)
14 固定鏡胴(鏡胴本体の一部)
14a ヘリコイド(運動変換手段)
15 前部鏡胴(鏡胴本体の他の一部)
18 与圧バネ
19 圧力調整リング
20 マニュアルリング
30 ステッピングモータ
32 ロータ
33 モータケース
34 マグネット
35 コイル
35a ステータ
36 玉軸受け(回転軸受け)
37 摺動リング(モータ回転阻止手段)
38 コイルホルダ
Claims (7)
- レンズを保持するレンズ保持枠と、
前記レンズ保持枠を収容する鏡胴本体と、
前記レンズ保持枠と前記鏡胴本体との間に設けられ、前記レンズ保持枠の回転運動を前記レンズの光軸方向の往復運動に変換する運動変換手段と、
前記鏡胴本体の外側に設けられ、手動による回転操作により、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転するマニュアルリングと、
前記鏡胴本体の外側に設けられ、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する空芯型のステッピングモータと、
前記マニュアルリングと前記ステッピングモータとの間に設けられ、前記マニュアルリングの回転に連動して回転するとともに、前記ステッピングモータの回転にも連動して回転するコロと、
前記マニュアルリングを回転させたときに、前記コロを介して前記ステッピングモータが一緒に回転しないようにするモータ回転阻止手段と、
前記コロの回転にともなって、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する中間リングと、
前記中間リングの回転運動を前記レンズ保持枠に伝達する伝達部と
を有するレンズ鏡胴。 - 請求項1に記載のレンズ鏡胴において、
前記モータ回転阻止手段は、前記鏡胴本体の外側に設けられ、前記ステッピングモータのロータに面接触する摺動リングである
レンズ鏡胴。 - 請求項1に記載のレンズ鏡胴において、
前記モータ回転阻止手段は、前記鏡胴本体の外側に設けられ、前記ステッピングモータのロータに面接触する摺動リングであり、
前記鏡胴本体は、
前記摺動リングを前記ロータに向けて押圧する与圧バネと、
前記与圧バネの押圧力を調整可能な圧力調整リングと
を有するレンズ鏡胴。 - 請求項1に記載のレンズ鏡胴において、
前記鏡胴本体は、前記レンズから入射した被写体像を撮像する撮像装置に対して着脱自在である
レンズ鏡胴。 - 請求項1に記載のレンズ鏡胴において、
前記ステッピングモータは、ロータとステータとの間に回転軸受けを有し、
前記回転軸受けは、前記ステッピングモータ内のマグネットとコイルとの間隔を一定に保持する
レンズ鏡胴。 - レンズを保持するレンズ保持枠と、
前記レンズ保持枠を収容する鏡胴本体と、
前記レンズ保持枠と前記鏡胴本体との間に設けられ、前記レンズ保持枠の回転運動を前記レンズの光軸方向の往復運動に変換する運動変換手段と、
前記鏡胴本体の外側に設けられ、手動による回転操作により、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転するマニュアルリングと、
前記鏡胴本体の外側に設けられ、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する空芯型のステッピングモータと、
前記マニュアルリングと前記ステッピングモータとの間に設けられ、前記マニュアルリングの回転に連動して回転するとともに、前記ステッピングモータの回転にも連動して回転するコロと、
前記コロの回転にともなって、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する中間リングと、
前記中間リングの回転運動を前記レンズ保持枠に伝達する伝達部と
を有するレンズ鏡胴。 - 撮像用のレンズと、
前記レンズの光軸上に配置された撮像素子と、
前記レンズを保持するレンズ保持枠と、
前記レンズ保持枠を収容する鏡胴本体と、
前記レンズ保持枠と前記鏡胴本体との間に設けられ、前記レンズ保持枠の回転運動を前記レンズの光軸方向の往復運動に変換する運動変換手段と、
前記鏡胴本体の外側に設けられ、手動による回転操作により、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転するマニュアルリングと、
前記鏡胴本体の外側に設けられ、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する空芯型のステッピングモータと、
前記マニュアルリングと前記ステッピングモータとの間に設けられ、前記マニュアルリングの回転に連動して回転するとともに、前記ステッピングモータの回転にも連動して回転するコロと、
前記マニュアルリングを回転させたときに、前記コロを介して前記ステッピングモータが一緒に回転しないようにするモータ回転阻止手段と、
前記コロの回転にともなって、前記レンズの光軸を回転中心軸として回転する中間リングと、
前記中間リングの回転運動を前記レンズ保持枠に伝達する伝達部と
を有する撮像装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008305301A JP2010128366A (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | レンズ鏡胴及び撮像装置 |
| US12/590,066 US7995287B2 (en) | 2008-11-28 | 2009-11-02 | Lens barrel and imaging apparatus |
| CN2009102258731A CN101750707B (zh) | 2008-11-28 | 2009-11-30 | 透镜镜筒和摄像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008305301A JP2010128366A (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | レンズ鏡胴及び撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010128366A true JP2010128366A (ja) | 2010-06-10 |
Family
ID=42222594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008305301A Pending JP2010128366A (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | レンズ鏡胴及び撮像装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7995287B2 (ja) |
| JP (1) | JP2010128366A (ja) |
| CN (1) | CN101750707B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017131827A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 京セラ株式会社 | 電子機器、制御装置、制御プログラム及び振動モータ駆動方法 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013055740A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Nikon Corp | 振動アクチュエータ及び光学機器 |
| CN103163623A (zh) * | 2011-12-14 | 2013-06-19 | 株式会社腾龙 | 镜片驱动机构、镜头镜筒以及摄像装置 |
| WO2014127153A1 (en) * | 2013-02-14 | 2014-08-21 | Red. Com, Inc. | Video camera |
| KR102166329B1 (ko) | 2013-08-19 | 2020-10-15 | 삼성전자주식회사 | 카메라 모듈 |
| DE102014108969A1 (de) * | 2013-11-24 | 2015-05-28 | Leica Camera Ag | Motorischer Verstellantrieb für Objektive |
| KR102399590B1 (ko) | 2015-02-04 | 2022-05-19 | 삼성전자주식회사 | 렌즈 구동 모듈 |
| WO2019010233A1 (en) | 2017-07-05 | 2019-01-10 | Red. Com, Llc | PROCESSING VIDEO IMAGE DATA IN ELECTRONIC DEVICES |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5417728U (ja) * | 1978-06-29 | 1979-02-05 | ||
| JPS5817428A (ja) * | 1981-07-23 | 1983-02-01 | West Electric Co Ltd | 撮影レンズ装置 |
| JP2000089081A (ja) * | 1998-09-10 | 2000-03-31 | Fuji Photo Optical Co Ltd | レンズ鏡胴 |
| JP2000206401A (ja) * | 1999-01-18 | 2000-07-28 | Nikon Corp | レンズ鏡筒 |
| JP2002318339A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Mamiya Op Co Ltd | カメラレンズの焦点調節モード切換装置 |
| JP2007100773A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Konica Minolta Opto Inc | 駆動機構及び駆動機構を備えた装置 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DD132905C2 (de) | 1977-05-24 | 1979-08-29 | Schaltungsanordnung fuer belichtungsmess- und regelsysteme | |
| JPS5994709A (ja) | 1982-11-24 | 1984-05-31 | Mamiya Koki Kk | カメラレンズ駆動装置 |
| CN1194384A (zh) * | 1997-03-24 | 1998-09-30 | 株式会社五光国际 | 宽范围聚焦照相机 |
| JP4314672B2 (ja) * | 1999-05-18 | 2009-08-19 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒 |
| US7099576B2 (en) * | 2003-10-06 | 2006-08-29 | Pentax Corporation | Lens barrel incorporating a one-way rotational transfer mechanism |
| JP4692033B2 (ja) | 2005-03-16 | 2011-06-01 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒 |
| JP2007304418A (ja) | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Tamron Co Ltd | レンズ鏡筒装置 |
| US7782557B2 (en) * | 2006-06-23 | 2010-08-24 | Hoya Corporation | Lens position adjusting device |
-
2008
- 2008-11-28 JP JP2008305301A patent/JP2010128366A/ja active Pending
-
2009
- 2009-11-02 US US12/590,066 patent/US7995287B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-11-30 CN CN2009102258731A patent/CN101750707B/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5417728U (ja) * | 1978-06-29 | 1979-02-05 | ||
| JPS5817428A (ja) * | 1981-07-23 | 1983-02-01 | West Electric Co Ltd | 撮影レンズ装置 |
| JP2000089081A (ja) * | 1998-09-10 | 2000-03-31 | Fuji Photo Optical Co Ltd | レンズ鏡胴 |
| JP2000206401A (ja) * | 1999-01-18 | 2000-07-28 | Nikon Corp | レンズ鏡筒 |
| JP2002318339A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Mamiya Op Co Ltd | カメラレンズの焦点調節モード切換装置 |
| JP2007100773A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Konica Minolta Opto Inc | 駆動機構及び駆動機構を備えた装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017131827A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 京セラ株式会社 | 電子機器、制御装置、制御プログラム及び振動モータ駆動方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20100134902A1 (en) | 2010-06-03 |
| US7995287B2 (en) | 2011-08-09 |
| CN101750707A (zh) | 2010-06-23 |
| CN101750707B (zh) | 2011-11-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2010128366A (ja) | レンズ鏡胴及び撮像装置 | |
| US7660053B2 (en) | Lens barrel and imaging apparatus | |
| WO2005054923A1 (ja) | レンズ駆動装置およびその製造方法 | |
| WO2019123862A1 (ja) | レンズ鏡筒およびカメラ装置 | |
| KR20030091176A (ko) | 줌 렌즈 장치 | |
| US8599503B2 (en) | Barrel unit and image pickup apparatus | |
| US8368807B2 (en) | Imaging device | |
| KR20180107122A (ko) | 광학 소자 구동 장치, 교환 렌즈 및 촬상 장치 | |
| JP2011090033A (ja) | レンズ鏡胴、撮像装置、及び撮像装置の制御方法 | |
| JP2010160301A (ja) | レンズ鏡胴及び撮像装置 | |
| JP2007219375A (ja) | レンズ鏡筒及びカメラ | |
| JP2005122026A (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
| KR100640097B1 (ko) | 영상 촬영 장치 | |
| KR100568295B1 (ko) | 전자기력을 이용한 카메라 촛점조절장치 | |
| KR100774560B1 (ko) | 소형 줌 카메라장치 | |
| JP2006171346A (ja) | レンズ駆動装置、及び該装置を備える撮像装置 | |
| US20120155851A1 (en) | Lens barrel and image pickup apparatus | |
| JP2018189745A (ja) | レンズ装置 | |
| JP2735179B2 (ja) | 超音波モータを利用した駆動装置 | |
| JPH11109212A (ja) | リヤフォーカス式ズームレンズ装置 | |
| JP2019082505A (ja) | レンズ装置および、カメラシステム | |
| JP2007108413A (ja) | レンズ駆動装置およびその駆動方法 | |
| US6128141A (en) | Lens barrel and optical apparatus having the same | |
| JP2015102649A (ja) | レンズ鏡胴及びレンズユニット | |
| JP5865928B2 (ja) | 内視鏡装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20100901 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100907 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101028 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110104 |