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JP2010112474A - ブーツの取付構造及びその方法 - Google Patents

ブーツの取付構造及びその方法 Download PDF

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JP2010112474A JP2008285588A JP2008285588A JP2010112474A JP 2010112474 A JP2010112474 A JP 2010112474A JP 2008285588 A JP2008285588 A JP 2008285588A JP 2008285588 A JP2008285588 A JP 2008285588A JP 2010112474 A JP2010112474 A JP 2010112474A
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Takaaki Shibata
貴章 柴田
Shigemi Tanaka
重美 田中
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

【課題】ブーツの抜け止め強度やシール性を確保すると共に、製造コストの低減を図ることが可能なブーツ取付構造を提供する。
【解決手段】ブーツ1の端部に設けた筒状のブーツ固定部10を相手部材2の取付外周面20に嵌合し、ブーツ固定部10の外周面に配設したブーツバンド3に締め付け力を作用させることにより、ブーツ固定部10を取付外周面20に固定したブーツの取付構造である。取付外周面20の平滑面22に、環状の係合溝21を平滑面22と連続するように形成した。ブーツバンド3の内周面に、凸部30を係合溝21と対向するように形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用等速自在継手などに取り付けられるブーツの取付構造、及びその方法に関する。
自動車等に使用される等速自在継手には、外側継手部材とシャフトとの間のジョイント部に封入されるグリースの漏れ防止や、ジョイント部への異物の侵入を防止するために、ブーツが配設されている。
図13に示すように、等速自在継手用ブーツ100は、シャフト200に固定される小径部101と、外側継手部材300に固定される大径部102と、大径部102と小径部101との間に設けられる蛇腹部103とを有する。ブーツをシャフトに取り付けるには、小径部101をシャフト200の外周に嵌合した後、小径部101をブーツバンド400によって締め付けてシャフト200に固定する。同様に、ブーツを外側継手部材に取り付ける場合は、大径部102を外側継手部材300の外周に嵌合した後、大径部102をブーツバンド500によって締め付けて外側継手部材300に固定する。
ところで、従来のブーツ取付構造として、シャフトや外側継手部材のブーツを取り付ける取付外周面に環状の係合溝を形成したものがある(特許文献1参照)。図14に、シャフト200の取付外周面200aに、環状の係合溝200bを形成した従来例を示す。図14に示すように、このブーツ取付構造は、ブーツバンド400によってブーツ100の小径部101を締め付けることにより、小径部101を弾性変形させて係合溝200bへ係合させる。これにより、ブーツがシャフト及び外側継手部材から抜けにくくなると共に、シール性を高めている。
また、シャフトや外側継手部材の取付外周面に形成した係合溝の溝肩に突起部を形成したブーツ取付構造が提案されている(特許文献2参照)。図15に、シャフト200の取付外周面200aに形成した係合溝200bの溝肩に、突起部200cを形成した従来例を示す。図15に示すように、この場合は、ブーツバンド400によってブーツ100の小径部101を締め付けた際、突起部200cの位置において小径部101の圧接力が局部的に高まるため、図14に示すブーツ取付構造よりも、ブーツの抜け止め強度及びシール性を向上させることができる。
特開平7−145863号公報 特許第3333310号公報
しかしながら、図15に示す係合溝の肩部に突起部を設けたものは、図14に示す係合部の肩部に突起部を設けないものに比べて、加工が複雑化する。また、一般的に、シャフトや外側継手部材に形成した係合溝や突起部は、切削加工によって形成される。図16(A)に示すように、突起部を設けた場合は、突起部の最大外径φA以上の素材から加工する必要があるのに対して、図16(B)に示すように、突起部を設けない場合は、突起部を設けた場合の最大外径φAより小さい外径φB以上の素材であれば製造することが可能である。従って、突起部を設けた場合は、突起部を設けない場合に比べて、大径の素材を使用しなければならず、高コストとなる問題がある。
本発明は、斯かる実情に鑑みて、ブーツの抜け止め強度やシール性を確保すると共に、製造コストの低減を図ることが可能なブーツ取付構造、及びその方法を提供する。
請求項1の発明は、ブーツの端部に設けた筒状のブーツ固定部を相手部材の取付外周面に嵌合し、前記ブーツ固定部の外周面に配設したブーツバンドに締め付け力を作用させることにより、前記ブーツ固定部を前記取付外周面に固定したブーツの取付構造において、前記取付外周面の平滑面に、環状の係合溝を前記平滑面と連続するように形成し、前記ブーツバンドの内周面に、凸部を前記係合溝と対向するように形成したものである。
本発明は、ブーツバンドの内周面に凸部を形成したことにより、その凸部によってブーツ固定部を相手部材に形成した係合溝へ押し込むことができる。これにより、ブーツを相手部材に確実に固定することができると共に、ブーツの抜け止め強度及びシール性を確保することが可能となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のブーツ取付構造において、前記係合溝の断面を凹円弧状に形成すると共に、前記凸部の断面を凸円弧状に形成し、当該凸部の曲率半径を前記係合溝の曲率半径よりも大きくしたものである。
凸部の曲率半径を、係合溝の曲率半径よりも大きく設定したことにより、凸部によってブーツ固定部を係合溝の両端の角部に強く圧接させることができる。このように、係合溝の両端の角部において、ブーツバンドによるブーツ固定部の圧接力を局所的に高めることにより、ブーツの抜け止め強度及びシール性を向上させることができる。
請求項3の発明は、請求項1に記載のブーツ取付構造において、前記係合溝の断面を、前記相手部材の径方向に対して傾斜して配設された傾斜面と、その傾斜面に連続する凹円弧状面によって構成したものである。
係合溝の断面が全体として凹円弧状に形成された場合であって、その曲率半径が小さい場合は、旋削用工具(旋削刃)の取付角度の都合上、1回の倣い旋削加工で係合溝を形成できないことがあり、加工時間が長くなる。そこで、係合溝の断面形状を、上記傾斜面と上記凹円弧状面によって構成することにより、1回の倣い旋削加工で形成することができるようになる。これにより、加工時間の短縮を図ることが可能となる。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載のブーツ取付構造において、前記係合溝内に、突起部を設けたものである。
係合溝に突起部を設けたことにより、ブーツ固定部を突起部に強く圧接させることができる。このように、係合溝の突起部の位置において、ブーツ固定部の圧接力を局所的に高めることができるため、ブーツの抜け止め強度及びシール性を向上させることができる。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載のブーツ取付構造において、前記相手部材を、等速自在継手の内側継手部材に連結されたシャフトとしたものである。
本発明の構成を、シャフトとブーツの取付構造に適用可能である。
請求項6の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載のブーツ取付構造において、前記相手部材を、等速自在継手の外側継手部材としたものである。
本発明の構成を、外側継手部材とブーツの取付構造に適用可能である。
請求項7の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載のブーツ取付構造において、前記ブーツを樹脂材によって構成したものである。
ブーツの素材として樹脂材を適用可能である。
請求項8の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載のブーツ取付構造において、前記ブーツをゴム材によって構成したものである。
ブーツの素材としてゴム材を適用可能である。
請求項9の発明は、予め、ブーツを取り付ける相手部材の取付外周面の平滑面に、環状の係合溝を前記平滑面と連続するように形成すると共に、ブーツバンドの内周面に、凸部を形成し、前記ブーツの端部に設けた筒状のブーツ固定部の外周面に前記ブーツバンドを配設すると共に、前記ブーツ固定部を前記相手部材の取付外周面に嵌合した際に、前記凸部を前記係合溝に対向するように配設し、前記ブーツバンドに締め付け力を作用させることにより、前記凸部によって前記ブーツ固定部の外周面を押圧して当該ブーツ固定部を前記係合溝内に押し込み、前記ブーツ固定部の内周面を前記係合溝に係合させるブーツの取付方法である。
凸部によってブーツ固定部を相手部材に形成した係合溝へ押し込むことにより、ブーツを相手部材に確実に固定することができると共に、ブーツの抜け止め強度及びシール性を確保することが可能となる。
請求項10の発明は、予め、ブーツを取り付ける相手部材の取付外周面の平滑面に、環状の係合溝を前記平滑面と連続するように形成し、前記ブーツの端部に設けた筒状のブーツ固定部の外周面に前記ブーツバンドを配設すると共に、前記ブーツ固定部を前記相手部材の取付外周面に嵌合し、前記ブーツバンドを外周から加締めて前記ブーツバンドに締め付け力を作用させ、前記ブーツバンドを加締めた際に当該ブーツバンドの内周面に形成された凸部によって、前記ブーツ固定部の外周面を押圧して当該ブーツ固定部を前記係合溝内に押し込み、前記ブーツ固定部の内周面を前記係合溝に係合させるブーツの取付方法である。
凸部によってブーツ固定部を相手部材に形成した係合溝へ押し込むことにより、ブーツを相手部材に確実に固定することができると共に、ブーツの抜け止め強度及びシール性を確保することが可能となる。また、この方法では、ブーツバンドに締め付け力を作用させる際の加締めによって、ブーツバンドに凸部を形成するようにしているので、予めブーツバンドに凸部を形成する工程が不要となる。これによりコスト削減を図ることができる。
本発明は係合溝の溝肩に突起部を設けていないので、係合溝の溝肩に突起部を設けた従来例に比べて、構造を簡素化することができ、製造が容易である。また、本発明は、係合溝の溝肩に突起部を設けた従来例に比べて、相手部材を切削加工する際に、外径の小さい素材を使用することができ、製造コストを低減させることが可能である。また、本発明は、係合溝の溝肩に突起部を設けなくても、ブーツバンドの内周面に凸部を形成したことによって、ブーツを相手部材に確実に固定することができ、ブーツの抜け止め強度とシール性を確保することが可能である。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明のブーツ取付構造の第1実施形態を示し、このブーツ取付構造は、ブーツ1の端部に設けた筒状のブーツ固定部10を、等速自在継手の内側継手部材に連結されたシャフト2に取り付けるための構造である。ブーツ1の全体の構成としては、図13において説明したブーツと同様に、シャフト2に固定される前記ブーツ固定部10としての小径部と、外側継手部材に固定される大径部(図示省略)と、大径部と小径部との間に設けられる蛇腹部(図示省略)とを有する。
シャフト2のブーツ固定部10を取り付ける取付外周面20には、環状の係合溝21が形成されている。この係合溝21の断面は、凹円弧状に形成されている。取付外周面20の係合溝21を形成した箇所以外は、凹凸の無い平滑面22となっており、係合溝21は平滑面22と連続して形成されている。すなわち、本発明に係るシャフト2は、図15において説明した従来のシャフトと異なり、係合溝の溝肩に突起部を設けていない。
ブーツ固定部10の外周面には、例えば板金製の帯状部材から成るブーツバンド3が装着してある。また、ブーツバンド3の内周面の幅方向中央部には、凸部30がブーツバンド3の長手方向に渡って形成されている。この凸部30は、例えば、プレス機などによってブーツバンド3の外周面の幅方向中央部を凹ますことによって形成される。凸部30の断面は、凸円弧状となっている。
図2に示すように、凸部30の曲率半径R2は、係合溝21の曲率半径R1よりも大きく設定されている。
図3に、本発明のブーツ取付構造の第2実施形態を示す。
図3(A)に示すように、第2実施形態も、図1に示す第1実施形態と同様に、シャフト2の取付外周面20の平滑面22に、環状の係合溝21を平滑面22と連続するように形成している。また、ブーツ固定部10の外周面にブーツバンド3が装着されており、ブーツバンド3の内周面には凸部30がブーツバンド3の長手方向に渡って形成されている。
第2実施形態において、ブーツバンド3に形成された凸部30の断面は、上記第1実施形態と同様に凸円弧状に形成されている。一方、シャフト2に形成された係合溝21の断面は、上記第1実施形態と異なる形状に形成されている。
詳しくは、図3(B)に示すように、係合溝21の断面は、シャフト2の径方向を示す直線Lに対して傾斜して内部へ進入するように配設された傾斜面21aと、その傾斜面21aに連続する凹円弧状面21bによって構成されている。
また、図3(C)に示すように、傾斜面21aと凹円弧状面21bの位置をシャフト2の軸方向(図の左右方向)に互いに入れ替えて配置してもよい。
図4及び図5に、本発明のブーツ取付構造の第3実施形態を示す。
図4に示すように、第3実施形態は、シャフト2に形成した係合溝21内に、環状の突起部23を設けている。なお、図4において、突起部23以外の図1と同一の符号の箇所は、図1と同様の構成となっている。
図5に示すように、突起部23は、ブーツバンド3の幅方向中央部を通る径方向の直線M上に配設することが好ましい。なお、上記突起部23を、係合溝21内に複数配設してもよい(図示省略)。また、上記第1実施形態と同様に、凸部30の曲率半径R2は、係合溝21の曲率半径R1よりも大きく設定されている。
また、上記本発明の各実施形態に係るブーツ取付構造を、等速自在継手の外側継手部材とブーツとの取付構造にも適用可能である。以下、本発明のブーツ取付構造を外側継手部材とブーツとの取付構造に適用した実施形態を、図6〜図9を参照して説明する。
図6は、図1及び図2に示す第1実施形態のブーツ取付構造を、外側継手部材とブーツとの取付構造に適用した実施形態を示す。
図6に示すように、外側継手部材4の取付外周面40の平滑面42には、環状の係合溝41が平滑面42と連続するように形成されている。また、ブーツ固定部(大径部)11の外周面にブーツバンド3が装着されており、ブーツバンド3の内周面には凸部30がブーツバンド3の長手方向に渡って形成されている。また、図2と同様に、凸部30の曲率半径は、係合溝41の曲率半径よりも大きく設定されている。
図7及び図8は、図3に示す第2実施形態のブーツ取付構造を、外側継手部材とブーツとの取付構造に適用した実施形態を示す。
この実施形態は、外側継手部材4に形成した係合溝41の断面を、外側継手部材4の径方向に対して傾斜して配設された傾斜面41aと、その傾斜面41aに連続する凹円弧状面41bによって構成されている。また、図7及び図8に示すように、傾斜面41aと凹円弧状面41bの位置は外側継手部材4の軸方向(図の左右方向)に互いに入れ替えて配置してもよい。なお、図7及び図8において、図6と同一の符号の箇所は、図6と同様の構成であるので説明を省略する。
図9は、図4及び図5に示す第3実施形態のブーツ取付構造を、外側継手部材とブーツとの取付構造に適用した実施形態を示す。
図9に示すように、外側継手部材4に形成した係合溝41内に、環状の突起部43が設けてある。また、突起部43は、図5と同様に、ブーツバンド3の幅方向中央部を通る径方向の直線(図示省略)上に配設することが好ましい。なお、上記突起部43を、係合溝41内に複数配設してもよい(図示省略)。
また、本発明に使用するブーツ1の素材は、樹脂材、あるいはクロロプレンゴムやシリコーンゴム等のゴム材を適用することができる。
以下、上記本発明のブーツ取付方法について説明する。なお、本発明のブーツ取付方法は、上記本発明の各実施形態において同様に行えばよいので、ここでは図1及び図2において説明した第1実施形態を例にブーツ取付方法を説明する。
図10(A)に示すブーツ1のブーツ固定部10の外周面に、予め内周面に凸部30を形成したブーツバンド3を配設する。次いで、そのブーツ固定部10を、予め係合溝21を形成したシャフト2の取付外周面20に嵌合する。このとき、図10(A)に示すように、ブーツバンド3の凸部30をシャフト2の係合溝21に対向するように配設する。なお、ブーツ固定部10をシャフト2の取付外周面20に嵌合した後に、そのブーツ固定部10の外周面にブーツバンド3を配設してもよい。
そして、図10(B)に示すように、ブーツバンド3に締め付け力を作用させる。このとき、ブーツバンド3の凸部30がブーツ固定部10の外周面を押圧することによって、ブーツ固定部10を係合溝21内に押し込み、ブーツ固定部10の内周面を係合溝21に係合させる。
次に、本発明の別のブーツ取付方法について説明する。
図11(A)に示すブーツ1のブーツ固定部10の外周面にブーツバンド3を配設する。次いで、そのブーツ固定部10を、予め係合溝21を形成したシャフト2の取付外周面20に嵌合する。この取付方法では、上記取付方法と異なり、ブーツバンド3の内周面には上記凸部30は予め形成されていない。また、ブーツ固定部10をシャフト2の取付外周面20に嵌合した後に、そのブーツ固定部10の外周面にブーツバンド3を配設してもよい。
そして、図11(B)に示すように、ブーツバンド3を外周から加締めてブーツバンド3に締め付け力を作用させる。ブーツバンド3を加締めた際、ブーツバンド3の外周面が押圧されて凹部31が形成されることにより、同時にブーツバンド3の内周面に凸部30が形成される。加締めによって形成された凸部30が、ブーツ固定部10の外周面を押圧することによって、ブーツ固定部10を係合溝21内に押し込み、ブーツ固定部10の内周面を係合溝21に係合させる。
このように、本発明は、ブーツバンド3に凸部30を形成したことにより、その凸部30によってブーツ固定部10をシャフト2に形成した係合溝21へ押し込むことができる。これにより、ブーツ1をシャフト2に確実に固定することができると共に、ブーツ1の抜け止め強度及びシール性を確保することが可能となる。
また、本発明は、図2において説明したように、凸部30の曲率半径R2を、係合溝21の曲率半径R1よりも大きく設定している。このため、図10(B)及び図11(B)に示すように、ブーツ固定部10は、特に係合溝21の両端の角部21cに強く圧接される。このように、係合溝21の両端の角部21cにおいて、ブーツ固定部10の圧接力を局所的に高めることによって、ブーツ1の抜け止め強度及びシール性を向上させることができる。
また、ブーツバンド3に締め付け力を作用させるための加締めによって、ブーツバンド3の内周面に凸部30を形成する方法においては、予めブーツバンド3に凸部30を形成する工程が不要となるため、コスト削減を図ることが可能である。
また、図12に示すように、係合溝21に突起部23を形成した実施形態の場合は、ブーツバンド3の凸部30でブーツ固定部10を押圧することによって、ブーツ固定部10は係合溝21の突起部23と両端の角部21cの3箇所において強く圧接される。これにより、ブーツ1の抜け止め強度及びシール性をさらに向上させることができる。
また、図5において説明したように、突起部23を、ブーツバンド3の幅方向中央部を通る径方向の直線M(以下、幅方向中央線という)上に配設した場合は、等速自在継手が作動角をもって回転した際にも良好な抜け止め性及びシール性を発揮することができる。これは、等速自在継手が作動角を持って回転した際、ブーツバンド3の幅方向中央線M上ではブーツ1の伸縮運動は小さいため、このブーツ1の伸縮運動が小さい位置に突起部23を配設することによって、突起部23への押圧力が高い状態で維持することができるからである。
なお、外側継手部材とブーツとの取付方法についても上記と同様に行うことができ、それに伴う作用・効果についても同様の作用・効果を発揮することができる。
本発明は係合溝の溝肩に突起部を設けていないので、係合溝の溝肩に突起部を設けた従来例(図15参照)に比べて、構造を簡素化することができ、製造が容易となる。また、本発明は、係合溝の溝肩に突起部を設けた従来例に比べて、シャフトや外側継手部材を切削加工する際に、外径の小さい素材を使用することができ、製造コストを低減させることが可能である。なお、係合溝に突起部を形成した場合(図5参照)、外径の小さい素材を使用するために、突起部の先端を平滑面より突出しないように配設することが好ましい。また、本発明は、係合溝の溝肩に突起部を設けなくても、ブーツバンドの内周面に凸部を形成したことによって、ブーツをシャフトや外側継手部材に確実に固定することができ、ブーツの抜け止め強度とシール性を確保することが可能である。
また、図1に示す実施形態のように、係合溝の断面が全体として凹円弧状に形成された場合であって、その曲率半径が小さい場合は、旋削用工具(旋削刃)の取付角度の都合上、1回の倣い旋削加工で係合溝を形成できないことがあり、加工時間が長くなる。そこで、係合溝の断面形状を、図3に示すような傾斜面と凹円弧状面によって構成することにより、1回の倣い旋削加工で形成することができるようになる。これにより、加工時間の短縮を図ることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。また、本発明の構成を、自動車用の等速自在継手におけるブーツの取付構造に限らず、その他の各種産業機械におけるブーツの取付構造にも適用可能である。
本発明のブーツ取付構造の第1実施形態を、シャフトとブーツとの取付構造に適用した例を示す断面図である。 凸部の曲率半径と係合溝の曲率半径との関係を説明するための断面図である。 (A)は本発明のブーツ取付構造の第2実施形態を、シャフトとブーツとの取付構造に適用して例を示す断面図であって、(B)は(A)の要部の拡大図、(C)は(A)の要部の変形例を示す拡大図である。 本発明のブーツ取付構造の第3実施形態を、シャフトとブーツとの取付構造に適用した例を示す断面図である。 凸部の曲率半径と係合溝の曲率半径との関係と、突起部の配設位置を説明するための断面図である。 本発明のブーツ取付構造の第1実施形態を、外側継手部材とブーツとの取付構造に適用した例を示す断面図である。 本発明のブーツ取付構造の第2実施形態を、外側継手部材とブーツとの取付構造に適用した例を示す断面図である。 本発明のブーツ取付構造の第2実施形態を、外側継手部材とブーツとの取付構造に適用した変形例を示す断面図である。 本発明のブーツ取付構造の第3実施形態を、外側継手部材とブーツとの取付構造に適用した例を示す断面図である。 本発明のブーツ取付方法を説明するための図であって、(A)はブーツバンドに締め付け力を作用させる前の状態を示す断面図、(B)はブーツバンドに締め付け力を作用させてブーツをシャフトに固定した状態を示す断面図である。 本発明の別のブーツ取付方法を説明するための図であって、(A)はブーツバンドに締め付け力を作用させる前の状態を示す断面図、(B)はブーツバンドに締め付け力を作用させてブーツをシャフトに固定した状態を示す断面図である。 係合溝内に突起部を設けた実施形態の作用を説明するための断面図である。 等速自在継手の外側継手部材とシャフトとのジョイント部にブーツを取り付けた状態を示す断面図である。 従来のブーツ取付構造の一例を示す断面図である。 従来のブーツ取付構造の他の例を示す断面図である。 (A)は係合溝の溝肩に突起部を設けたシャフトを製造するために必要な素材の外径を説明するための図、(B)は係合溝の溝肩に突起部を設けないシャフトを製造するために必要な素材の外径を説明するための図である。
符号の説明
1 ブーツ
2 シャフト
3 ブーツバンド
4 外側継手部材
10 ブーツ固定部
11 ブーツ固定部
20 取付外周面
21 係合溝
22 平滑面
23 突起部
30 凸部
40 取付外周面
41 係合溝
42 平滑面
43 突起部
R1 曲率半径
R2 曲率半径

Claims (10)

  1. ブーツの端部に設けた筒状のブーツ固定部を相手部材の取付外周面に嵌合し、前記ブーツ固定部の外周面に配設したブーツバンドに締め付け力を作用させることにより、前記ブーツ固定部を前記取付外周面に固定したブーツの取付構造において、
    前記取付外周面の平滑面に、環状の係合溝を前記平滑面と連続するように形成し、前記ブーツバンドの内周面に、凸部を前記係合溝と対向するように形成したことを特徴とするブーツの取付構造。
  2. 前記係合溝の断面を凹円弧状に形成すると共に、前記凸部の断面を凸円弧状に形成し、当該凸部の曲率半径を前記係合溝の曲率半径よりも大きくした請求項1に記載のブーツ取付構造。
  3. 前記係合溝の断面を、前記相手部材の径方向に対して傾斜して配設された傾斜面と、その傾斜面に連続する凹円弧状面によって構成した請求項1に記載のブーツ取付構造。
  4. 前記係合溝内に、突起部を設けた請求項1から3のいずれか1項に記載のブーツ取付構造。
  5. 前記相手部材を、等速自在継手の内側継手部材に連結されたシャフトとした請求項1から4のいずれか1項に記載のブーツ取付構造。
  6. 前記相手部材を、等速自在継手の外側継手部材とした請求項1から4のいずれか1項に記載のブーツ取付構造。
  7. 前記ブーツを樹脂材によって構成した請求項1から6のいずれか1項に記載のブーツ取付構造。
  8. 前記ブーツをゴム材によって構成した請求項1から6のいずれか1項に記載のブーツ取付構造。
  9. 予め、ブーツを取り付ける相手部材の取付外周面の平滑面に、環状の係合溝を前記平滑面と連続するように形成すると共に、ブーツバンドの内周面に、凸部を形成し、
    前記ブーツの端部に設けた筒状のブーツ固定部の外周面に前記ブーツバンドを配設すると共に、前記ブーツ固定部を前記相手部材の取付外周面に嵌合した際に、前記凸部を前記係合溝に対向するように配設し、
    前記ブーツバンドに締め付け力を作用させることにより、前記凸部によって前記ブーツ固定部の外周面を押圧して当該ブーツ固定部を前記係合溝内に押し込み、前記ブーツ固定部の内周面を前記係合溝に係合させることを特徴とするブーツの取付方法。
  10. 予め、ブーツを取り付ける相手部材の取付外周面の平滑面に、環状の係合溝を前記平滑面と連続するように形成し、
    前記ブーツの端部に設けた筒状のブーツ固定部の外周面に前記ブーツバンドを配設すると共に、前記ブーツ固定部を前記相手部材の取付外周面に嵌合し、
    前記ブーツバンドを外周から加締めて前記ブーツバンドに締め付け力を作用させ、前記ブーツバンドを加締めた際に当該ブーツバンドの内周面に形成された凸部によって、前記ブーツ固定部の外周面を押圧して当該ブーツ固定部を前記係合溝内に押し込み、前記ブーツ固定部の内周面を前記係合溝に係合させることを特徴とするブーツの取付方法。
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