JP2010166760A - 電源システム - Google Patents
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Abstract
【課題】補機バッテリの蓄電量を確保しながら、車両の走行距離を延ばすことができる電源システムを提供する。
【解決手段】HVECU82は、電池ECU84から蓄電部BA,BB1,BB2の電池状態を取得する。取得した電池状態に基づいて主蓄電部BAが放電可能と判断されると、HVECU82は、主蓄電部BAを選択する選択指令SELをセレクタ70へ出力する。一方、HVECU82は、主蓄電部BAが放電不能であるが、第1副蓄電部BB1が放電可能と判断された場合には、第1副蓄電部BB1を選択する選択指令SELをセレクタ70へ出力する。また、HVECU82は、主蓄電部BAおよび第1副蓄電部BB1が放電不能であると判断された場合には、第2蓄電部BB2を選択する選択指令SELをセレクタ70へ出力する。DC/DCコンバータ72は、選択された蓄電部からの直流電圧を降圧して補機バッテリSBを充電する。
【選択図】図2
【解決手段】HVECU82は、電池ECU84から蓄電部BA,BB1,BB2の電池状態を取得する。取得した電池状態に基づいて主蓄電部BAが放電可能と判断されると、HVECU82は、主蓄電部BAを選択する選択指令SELをセレクタ70へ出力する。一方、HVECU82は、主蓄電部BAが放電不能であるが、第1副蓄電部BB1が放電可能と判断された場合には、第1副蓄電部BB1を選択する選択指令SELをセレクタ70へ出力する。また、HVECU82は、主蓄電部BAおよび第1副蓄電部BB1が放電不能であると判断された場合には、第2蓄電部BB2を選択する選択指令SELをセレクタ70へ出力する。DC/DCコンバータ72は、選択された蓄電部からの直流電圧を降圧して補機バッテリSBを充電する。
【選択図】図2
Description
この発明は、電源システムに関し、より特定的には、各々が充放電可能に構成された複数の蓄電部を搭載した電源システムに関する。
近年、環境問題を考慮して、内燃機関と電動機とを効率的に組合わせて走行するハイブリッド車両が実用化されている。このようなハイブリッド車両は、充放電可能な蓄電部を搭載し、発進時や加速時などに電動機へ電力を供給して駆動力を発生する一方で、下り坂や制動時などに車両の運動エネルギーを電力として回収する。
このようなハイブリッド車両においては、搭載する蓄電部を商用電源などの外部電源からの電力によって充電するための構成が提案されている。このように外部電源により蓄電部を予め充電することにより、通勤や買い物などの比較的短距離の走行であれば、内燃機関を停止状態に保ったまま走行することができるため、燃費を向上させることが可能となる。このような走行は、EV(Electric Vehicle)走行とも称される。
このようなEV走行モードにおける走行性能を高めるためには、蓄電部の充放電能力をより高めることが望ましい。蓄電部の充放電能力を高めるための一つの方法として、複数の蓄電部を搭載する構成が提案されている。このような構成では、各蓄電部の充放電電流を制御するための電力変換部(コンバータなど)が各蓄電部に対応付けて設けられる。これらの電力変換部により各蓄電部に対する充放電を独立に行なうことで、各々を適正な充電状態値(SOC:State Of Charge;以下、単に「SOC」とも称す)に維持し、過充電や過放電などを回避することができる。
ここで、ハイブリッド車両には、上述した車両駆動用の高電圧の蓄電部とは別に、たとえば12Vや24Vといった相対的に低い出力電圧を持つ補機バッテリが搭載されており、車両の走行を制御する電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)および灯火装置などを含む低圧補機類は、補機バッテリからの低圧電力によって作動する。たとえば、特開昭62−173901号公報(特許文献1)には、この補機バッテリを、車両駆動用主バッテリによりDC/DCコンバータを介して充電する電気自動車用DC/DCコンバータの出力制御装置が開示される。
ここで、上述した特開昭62−173901号公報(特許文献1)において、主バッテリの端子電圧が所定値以下となったときには、主バッテリの端子電圧に応じた基準電圧が設定され、該基準電圧がDC/DCコンバータに入力されることによりDC/DCコンバータの出力電圧が変化されるように制御される。これにより、主バッテリのエネルギーを最大限に車両走行に使用することができるため、主バッテリの1充電当たりの走行距離を延長することが可能となる。
しかしながら、この特開昭62−173901号公報(特許文献1)を補機バッテリ側から見ると、主バッテリの電圧低下に応じて補機バッテリへの充電が制限されることから、制限後に補機バッテリの蓄電量が著しく低下した場合には、ECUを含む低圧補機類が動作不能に陥る可能性がある。
それゆえ、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、補機バッテリの蓄電量を確保しながら、車両の走行距離を延ばすことができる電源システムを提供することである。
この発明のある局面に従えば、電源システムは、負荷装置へ電力を供給するための電源システムであって、負荷装置と電気的に接続された第1の電力線と、第1の電力線に対応して設けられる主蓄電部と、負荷装置に対して第1の電力線と並列接続された第2の電力線と、第2の電力線に対して並列接続される複数の副蓄電部と、主蓄電部および複数の蓄電部に共通的に設けられる第3の電力線と、第3の電力線と補機との間に接続され、第3の電力線と補機との間で電圧変換動作を行なう電圧変換装置と、電圧変換装置に対して補機と並列に接続され、電圧変換装置から供給される電力を受けて充電される補機蓄電部と、主蓄電部および複数の蓄電部に共通的に設けられ、主蓄電部および複数の蓄電部の電池状態に応じて、主蓄電部および複数の蓄電部のうちのいずれか1つを選択して電圧変換装置に電気的に接続する選択部とを備える。
この発明によれば、複数の蓄電部を搭載した車両の電源システムにおいて、補機バッテリの蓄電量を確保しながら、車両の走行距離を延ばすことができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
(車両の概略構成)
図1は、この発明の実施の形態に従う電源システムを搭載した車両100の要部を示す概略構成図である。
図1は、この発明の実施の形態に従う電源システムを搭載した車両100の要部を示す概略構成図である。
図1を参照して、この発明の実施の形態に従う車両100は、代表的にハイブリッド車両であり、内燃機関(エンジン)4と電動機(モータジェネレータ)MG1,MG2とを搭載し、それぞれからの駆動力を最適な比率に制御して走行する。さらに、車両100は、このモータジェネレータに電力を供給するための複数(たとえば、3個)の蓄電部BA,BB1,BB2を搭載する。これらの蓄電部は、車両100のシステム起動状態(以下、「IGオン状態」とも記す)において、エンジン18の作動により生じる動力を受けて充電可能であるとともに、車両100のシステム停止中(以下、「IGオフ状態」とも記す)において、コネクタ部(図示せず)を介して外部電源と電気的に接続されて充電可能である。
車両100は、エンジン(ENG)4と、第1モータジェネレータMG1と、第2モータジェネレータMG2とを駆動力源として備え、これらは動力分割機構6を介して機械的に連結される。そして、車両100の走行状況に応じて、動力分割機構6を介して上記3者の間で駆動力の分配および結合が行なわれ、その結果として、駆動輪8が駆動される。
車両100の走行時において、動力分割機構6は、エンジン4の作動によって発生する駆動力を二分割し、その一方を第1モータジェネレータMG1側へ配分するとともに、残部を第2モータジェネレータMG2へ配分する。動力分割機構6から第1モータジェネレータMG1側へ配分された駆動力は発電動作に用いられる一方、第2モータジェネレータMG2側へ配分された駆動力は、第2モータジェネレータMG2で発生した駆動力と合成されて、駆動輪8の駆動に使用される。
このとき、モータジェネレータMG1およびMG2にそれぞれ対応付けられた第1インバータ30および第2インバータ32は、直流電力と交流電力とを相互に変換する。主として、第1インバータ30は、ECU(Electronic Control Unit)80からのスイッチング指令PWM1に応じて、第1モータジェネレータMG1で発生する交流電力を直流電力に変換し、正母線MPLおよび負母線MNLへ供給する。一方、第2インバータ32は、ECU80からのスイッチング指令PWM2に応じて、正母線MPLおよび負母線MNLを介して供給される直流電力を交流電力に変換して、第2モータジェネレータMG2へ供給する。すなわち、車両100は、負荷装置として、蓄電部BA,BB1,BB2からの電力を受けて駆動力を発生可能な第2モータジェネレータMG2を備えるとともに、エンジン4からの駆動力を受けて発電可能な発電部である第1モータジェネレータMG1を備える。
(電源システムの構成)
本実施の形態に従う電源システムは、主蓄電部BAと、第1副蓄電部BB1と、第2副蓄電部BB2と、システムリレー12,14,16と、コンバータ20,22と、平滑コンデンサCと、電圧センサ42,44,46と、電流センサ52,54,56と、温度センサ62,64,66と、ECU80と、セレクタ70と、DC/DCコンバータ72と、低圧補機類74と、補機バッテリSBとを備える。
本実施の形態に従う電源システムは、主蓄電部BAと、第1副蓄電部BB1と、第2副蓄電部BB2と、システムリレー12,14,16と、コンバータ20,22と、平滑コンデンサCと、電圧センサ42,44,46と、電流センサ52,54,56と、温度センサ62,64,66と、ECU80と、セレクタ70と、DC/DCコンバータ72と、低圧補機類74と、補機バッテリSBとを備える。
主蓄電部BA、副蓄電部BB1,BB2は、いずれも充放電可能な電力貯蔵要素であり、代表的にリチウムイオン電池やニッケル水素などの二次電池、もしくは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子で構成される。
主蓄電部BAは、第1コンバータ20へ電力を供給し、また電力回生時には第1コンバータ20によって充電される。副蓄電部BB1,BB2の各々は、第2コンバータ22へ電力を供給し、また電力回生時には第2コンバータ22によって充電される。なお、副蓄電部BB1,BB2は、システムリレー14,16によって第2コンバータ22に選択的に接続される。
副蓄電部BB1,BB2の一方(以下、副蓄電部BBと示す)と主蓄電部BAとは、たとえば同時使用することによって、正母線MPLおよび負母線MNLに接続される負荷装置(第2インバータ32および第2モータジェネレータMG2)に許容された最大パワーを出力可能であるように、各々の放電可能容量が設定される。これによりエンジン4を使用しないEV走行において最大パワーの走行が可能である。副蓄電部BB1,BB2の使用中の蓄電部の蓄電状態が悪化したら、第2コンバータ22に接続される蓄電部を交換してさらに走行させればよい。そして、副蓄電部BB1,BB2に蓄積された電力が消費されてしまったら主蓄電部BAに加えてエンジン4を使用することによって副蓄電部BB1,BB2を使用しなくとも最大パワーの走行を可能とすることができる。
また、このような構成とすることにより、第2コンバータ22を複数の副蓄電部で兼用するので、コンバータの数を副蓄電部の数ほど増やさなくてもよい。EV走行距離をさらに延ばすには、副蓄電部BB1,BB2に並列に蓄電部を追加すればよい。すなわち、本実施の形態では、副蓄電部の個数は2個であるが、この数に限定されるものではない。
システムリレー12は、主蓄電部BAと、正線PL1および負線NLとの間に設けられる。システムリレー12は、ECU80から与えられる信号CN1に応じて導通状態(オン)/非導通状態(オフ)が制御される。システムリレー12がオンすると、主蓄電部BAが正線PL1および負線NLに接続される。一方、システムリレー12がオフすると、主蓄電部BAが正線PL1および負線NLから切り離される。
システムリレー14は、副蓄電部BB1と、正線PL2および負線NLとの間に設けられる。システムリレー14は、信号CN2に応じて導通状態および非導通状態のいずれかの状態となる。これにより、システムリレー14は、副蓄電部BB1と正線PL2および負線NLとの電気的接続および遮断を行なう。
システムリレー16は、副蓄電部BB2と、正線PL3および負線NLとの間に設けられる。システムリレー16は、信号CN3に応じて導通状態および非導通状態のいずれかの状態となる。これにより、システムリレー16は、副蓄電部BB2と正線PL3および負線NLとの電気的接続および遮断を行なう。なお、システムリレー12,14,16は、機械式リレーおよび半導体リレーなどで構成される。
第1コンバータ20は、正線PL1および負線NLに接続される。第1コンバータ20は、ECU80からの信号PWC1に基づいて主蓄電部BAからの電圧を昇圧し、その昇圧した電圧を正母線MPLへ出力する。また、第1コンバータ20は、インバータ30,32から正母線MPLを介して供給される回生電力を信号PWC1に基づいて主蓄電部BAの電圧レベルに降圧し、主蓄電部BAを充電する。
第2コンバータ22は、正線PL2および負線NLに接続される。第2コンバータ22は、ECU80からの信号PWC2に基づいて副蓄電部BBからの電圧を昇圧し、その昇圧した電圧を正母線MPLへ出力する。また、第2コンバータ22は、インバータ30,32から正母線MPLを介して供給される回生電力を信号PWC2に基づいて副蓄電部BBの電圧レベルに降圧し、副蓄電部BBを充電する。
平滑コンデンサCは、正母線MPLおよび負母線MNLとの間に接続され、正母線MPLおよび負母線MNLの間の電圧変動を平滑化する。
(補機群の構成)
図1の車両100において、セレクタ70と、DC/DCコンバータ72と、低圧補機類74と、補機バッテリSBとは、車両用の補機群を構成する。
図1の車両100において、セレクタ70と、DC/DCコンバータ72と、低圧補機類74と、補機バッテリSBとは、車両用の補機群を構成する。
低圧補機類74は、電源システムから供給される電力の電圧値に比較して低圧で作動する補機類の総称であり、一例として、カーナビゲーションシステム、カーオーディオ、車内灯、車内インジケータなどを含む。また、ECU80も低圧補機類74に含まれる。低圧補機類74は、DC/DCコンバータ72もしくは補機バッテリSBから供給される低圧の直流電力によって作動する。
DC/DCコンバータ72は、電源システムからの供給電力を降圧するための装置であり、低圧正線LPLおよび低圧負線LNLに接続され、ECU80からの信号PWC3に応じて、低圧正線LPLおよび低圧負線LNLの線間の直流電圧を降圧し、降圧後の直流電力を低圧補機類74および補機バッテリSBへ供給する。一例として、DC/DCコンバータ72は、直流電力を交流電力に変換した上で巻線変圧器(トランス)を用いて電圧変換を行ない、電圧変換後の交流電力を直流電力に再変換する、いわゆる「トランス」型の回路で構成される。
補機バッテリSBは、一例として鉛蓄電池からなり、DC/DCコンバータ72の出力側に接続され、出力される直流電力で充電される一方、低圧補機類74へその充電電力を供給する。すなわち、補機バッテリSBは、DC/DCコンバータ72からの出力電力と、低圧補機類74での需要電力とのアンバランスを補うための電力バッファとして機能する。
セレクタ70は、主蓄電部BAおよび副蓄電部BB1,BB2に共通的に設けられる。具体的には、セレクタ70は、システムリレー12と第1コンバータ20との間の位置において、正線PL1および負線NLに接続される。さらに、セレクタ70は、システムリレー14と第2コンバータ22との間の位置において、正線PL2および負線NLに接続されるとともに、システムリレー16と第2コンバータ22との間の位置において、正線PL3および負線NLに接続される。
そして、セレクタ70は、ECU80から出力される選択指令SELに従って、正線PL1および負線NLと、正線PL2および負線NLと、正線PL3および負線NLとのうちのいずれか1組を選択し、その選択した正線および負線を低圧正線LPLおよび低圧負線LNLにそれぞれ接続する。これにより、選択された正線および負線を流れる直流電力の一部が車両用の補機群に供給可能となる。
すなわち、セレクタ70によって主蓄電部BAおよび副蓄電部BB1,BB2のうちのいずれか1つが選択されると、その選択された蓄電部から対応の正線および負線の線間に出力される直流電力が、セレクタ70を介して低圧正線LPLおよび低圧負線LNLに供給される。これにより、DC/DCコンバータ72は、該選択された蓄電部から供給された直流電力を降圧し、降圧後の直流電力を低圧補機類74および補機バッテリSBへ供給する。
ECU80は、代表的に、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などの記憶部と、入出力インターフェイスとを主体として構成される。そして、ECU80は、予めROMなどに格納されたプログラムをCPUがRAMに読出して実行することによって、車両走行(内部充電を含む)および外部充電に係る制御を実行する。
一例として、ECU80は、運転者によるイグニッションスイッチの操作により車両システムの起動が要求されると、補機バッテリSBから電力の供給を受けてその処理を開始する。さらに、ECU80は、後述するように、車両100のシステム停止中(IGオフ状態)に外部電源により充電可能な状態となった場合においても、補機バッテリSBから電力の供給を受けてその処理を開始する。
ECU80は、補機バッテリSBの出力電圧VDに応じて、DC/DCコンバータ72の電圧変換動作を制御する。具体的には、補機バッテリSBの出力電圧VDが予め設定した所定の基準電圧を下回るときには、ECU80は、後述する方法によって、主蓄電部BAおよび副蓄電部BB1,BB2の電池状態(充電状態値、ダイアグコードなど)に基づいて、主蓄電部BAおよび副蓄電部BB1,BB2のうちのいずれか1つを選択するための選択指令SELを生成してセレクタ70へ出力する。さらに、ECU80は、DC/DCコンバータ72を動作させて、低圧正線LPLおよび低圧負線LNLの線間に出力される選択された蓄電部からの直流電圧を降圧してECU80、補機バッテリSBおよび低圧補機類74に供給する。なお、所定の基準電圧は、一例として、ECU80の正常動作が保証される電圧に設定されている。
ECU80に入力される情報の一例として、図1には、正線PL1,PL2,PL3に介挿された電流センサ52,54,56からの電流値IA,IB1,IB2、電圧センサ42からの主蓄電部BAの電圧値VA、電圧センサ44からの副蓄電部BB1の電圧値VB1、電圧センサ46からの副蓄電部BB2からの電圧値VB2、蓄電部BA,BB1,BB2に近接して配置された温度センサ62,64,66からの温度TA,TB1,TB2、正母線MPLと負母線MNLとの線間に配置された電圧センサ48からの母線電圧VHを例示する。
図1に示すこの発明の実施の形態と本願発明との対応関係については、主蓄電部BAが「主蓄電部」に相当し、副蓄電部BB1,BB2が「複数の副蓄電部」に相当し、補機バッテリSBが「補機蓄電部」に相当する。また、正線PL1および負線NLが「第1の電力線」に相当し、正線PL2および負線NLが「第2の電力線」に相当し、低圧正線LPLおよび低圧負線LNLが「第3の電力線」に相当する。さらに、DC/DCコンバータ72が「電圧変換装置」に相当し、セレクタ70が「選択部」に相当する。
さらに、本実施の形態において、インバータ30,32、コンバータ20,22および平滑コンデンサCは、第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2の制御を行なうパワー制御ユニット2(PCU)を構成する。
(ECUの制御構造)
次に、図2および図3を参照して、本実施の形態に従う電源システムに設けられるECU80の制御構造について説明する。
次に、図2および図3を参照して、本実施の形態に従う電源システムに設けられるECU80の制御構造について説明する。
図2は、ECU80における制御構造を示すブロック図である。図2に示す各機能ブロックは、代表的にECU80が予め格納されたプログラムを実行することで実現されるが、その機能の一部または全部を専用のハードウェアとして実装してもよい。
図2を参照して、ECU80は、HVECU82と、電池ECU84とを備える。車両100を構成する各部位は、HVECU82および電池ECU84の連携制御によって実現される。HVECU82と電池ECU84とは、互いに通信線を介して接続され、各種情報や信号の授受が可能となっている。
電池ECU84は、主として、蓄電部BA,BB1,BB2の充電状態の管理や異常検出を司る制御装置である。具体的には、電池ECU84は、温度センサ62,64,66で検出される温度TA,TB1,TB2、電圧センサ42,44,46で検出される電圧値VA,VB1,VB2、および電流センサ52,54,56で検出される電流値IA,IB1,IB2に基づいて、蓄電部BA,BB1,BB2の充電状態値(SOC:State Of Charge)を算出する。充電状態値(SOC)とは、蓄電部の満充電状態を基準としたときの充電量(残存電荷量)を示すものであり、一例として、満充電容量に対する現在の充電量の比率(0〜100%)で表わされる。
さらに、電池ECU84は、算出したSOCをHVECU82へ伝送するとともに、蓄電部BA,BB1,BB2のSOCが所定の基準範囲内であるか否かを常時監視する。そして、蓄電部のSOCが基準範囲外(過放電側もしくは過充電側)にあれば、蓄電部が異常であると判断し、蓄電部の異常を示す信号(ダイアグコード)を出力する。また、電池ECU84は、温度センサ62,64,66および電流センサ52,54,56の異常、およびシステムリレー12,14,16の異常等が発生したときにも、ダイアグコードを出力する。このダイアグコードは、車両100に搭載されるメンテナンス用の経歴記憶装置(図示せず)などに格納されるとともに、ユーザに対する視覚的表示にも用いられる。さらには、後述する補機バッテリSBの充電動作においても用いられる。
HVECU82は、車両100の走行時において、運転者要求に応じた車両駆動力を発生させるために、エンジン4、PCU2およびモータジェネレータMG1,MG2を制御するための制御装置である。HVECU82は、この車両駆動力の制御に加えて、蓄電部BA,BB1,BB2で充放電される電力も制御する。
具体的には、HVECU82は、システムリレー12,14,16をそれぞれ制御するための信号CN1,CN2,CN3を生成して出力する。また、HVECU82は、PCU2のコンバータ20,22をそれぞれ制御するための信号PWC1,PWC2を生成してコンバータ20,22へ出力する。さらに、HVECU82は、インバータ30,32をそれぞれ駆動するための信号PWM1,PWM2を生成してインバータ30,32へ出力する。
さらに、HVECU82は、補機バッテリSBの出力電圧VDに応じて、DC/DCコンバータ72の電圧変換動作を制御する。具体的には、補機バッテリSBの出力電圧VDが予め設定した所定の基準電圧を下回るときには、HVECU82は、主蓄電部BAおよび副蓄電部BB1,BB2の電池状態(SOC、ダイアグコードなど)に基づいて、主蓄電部BAおよび副蓄電部BB1,BB2のうちのいずれか1つを選択するための選択指令SELを生成してセレクタ70へ出力する。
そして、HVECU82は、DC/DCコンバータ72を制御するための信号PWC3を生成してDC/DCコンバータ72へ出力する。これにより、DC/DCコンバータ72は、低圧正線LPLおよび低圧負線LNLの線間に出力される選択された蓄電部からの直流電圧を降圧してECU80、補機バッテリSBおよび低圧補機類74に供給する。
図3は、HVECU82における補機バッテリSBの充電動作を制御するための制御構造を示すフローチャートである。なお、図3のフローチャートは、ECU80において予め格納したプログラムを実行することで実現できる。
図3を参照して、HVECU82は、補機バッテリSBの出力電圧VDに基づいて、補機バッテリSBの充電が必要か否かを判断する(ステップS01)。出力電圧VDが所定の基準電圧以上であるときには、補機バッテリSBの充電が不要であるとして、処理が終了する。
これに対して、補機バッテリSBの出力電圧VDが所定の基準電圧を下回る場合には、HVECU82は、補機バッテリSBの充電が必要であると判断する。そして、HVECU82は、通信線を介して電池ECU84から蓄電部BA,BB1,BB2の電池状態(SOC、ダイアグコードなど)を取得する(ステップS01)。
次に、HVECU82は、取得した主蓄電部BAの電池状態に基づいて、主蓄電部BAが放電可能であるか否かを判断する(ステップS03)。このとき、HVECU82は、主蓄電部BAのSOCが予め定められた閾値を下回っているか否か、および、主蓄電部BAに関するダイアグコードが出力されているか否かを判断する。そして、主蓄電部BAのSOCが閾値以上であり、かつ、主蓄電部BAに関するダイアグコードが出力されていない場合(ステップS03にてNO)には、HVECU82は、主蓄電部BAが放電可能であると判断し、主蓄電部BAを選択するための選択指令SELを生成してセレクタ70へ出力する。さらに、HVECU82は、DC/DCコンバータ72を動作させて、低圧正線LPLおよび低圧負線LNLの線間に出力される主蓄電部BAからの直流電圧を降圧してECU80、補機バッテリSBおよび低圧補機類74に供給する(ステップS07)。
一方、主蓄電部BAのSOCが閾値を下回っている、あるいは、主蓄電部BAに関するダイアグコードが出力されている場合(ステップS03にてYES)には、HVECU82は、主蓄電部BAが放電不能であると判断し、続いて、同様の方法によって、取得した第1副蓄電部BB1の電池状態に基づいて、第1副蓄電部BB1が放電可能であるか否かを判断する(ステップS04)。第1副蓄電部BB1のSOCが閾値以上であり、かつ、第1副蓄電部BB1に関するダイアグコードが出力されていない場合(ステップS04にてNO)には、HVECU82は、第1副蓄電部BB1が放電可能であると判断し、第1副蓄電部BB1を選択するための選択指令SELを生成してセレクタ70へ出力する。さらに、HVECU82は、DC/DCコンバータ72を動作させて、低圧正線LPLおよび低圧負線LNLの線間に出力される第1副蓄電部BB1からの直流電圧を降圧してECU80、補機バッテリSBおよび低圧補機類74に供給する(ステップS06)。
これに対して、第1副蓄電部BB1のSOCが閾値を下回っている、あるいは、第1副蓄電部BB1に関するダイアグコードが出力されている場合(ステップS04にてYES)には、HVECU82は、第1副蓄電部BB1が放電不能であると判断し、残余の蓄電部である第2副蓄電部BB2を選択するための選択指令SELを生成してセレクタ70へ出力する。さらに、HVECU82は、DC/DCコンバータ72を動作させて、低圧正線LPLおよび低圧負線LNLの線間に出力される第2副蓄電部BB2からの直流電圧を降圧してECU80、補機バッテリSBおよび低圧補機類74に供給する(ステップS05)。
以上のように、本実施の形態においては、補機バッテリSBを充電するための構成として、(1)主蓄電部BAによる電力供給、(2)第1副蓄電部BB1による電力供給、(3)第2副蓄電部BB2による電力供給の3つの電力供給形態が含まれる。そして、これらの電力供給形態は、蓄電部BA,BB1,BB2の各々の電池状態に応じて、放電可能な蓄電部から電力供給が行なわれるように適宜切り替えて実行される。これにより、主蓄電部BAによる電力供給という単一の電力供給形態からなる従来の構成と比較して、主蓄電部BAが過放電となるのを防止できるため、補機バッテリSBへの充電を確保しながら、蓄電部の劣化を抑制することが可能となる。この結果、エンジン4を停止状態に保ったまま、蓄電部に蓄えた電力を用いたEV走行における走行距離を延ばすことができ、燃費を向上させることが可能となる。また、蓄電部に異常が発生した場合には、車両100は安全確保可能な場所まで当該車両を移動するための退避走行に移行するが、この場合においても車両移動距離を確保することが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 パワー制御ユニット、4 エンジン、6 動力分割機構、8 駆動輪、12,14,16 システムリレー、20 第1コンバータ、22 第2コンバータ、30 第1インバータ、32 第2インバータ、42,44,46,48 電圧センサ、52,54,56 電流センサ、62,64,66 温度センサ、70 セレクタ、72 DC/DCコンバータ、74 低圧補機類、80 ECU、82 HVECU、84 電池ECU、100 車両、BA 主蓄電部、BB1 第1副蓄電部、BB2 第2副蓄電部、C 平滑コンデンサ、LNL 低圧負線、LPL 低圧正線、MG1 第1モータジェネレータ、MG2 第2モータジェネレータ、MNL 負母線、MPL 正母線、PL1,PL2,PL3 正線、NL 負線、SB 補機バッテリ。
Claims (1)
- 負荷装置へ電力を供給するための電源システムであって、
前記負荷装置と電気的に接続された第1の電力線と、
前記第1の電力線に対応して設けられる主蓄電部と、
前記負荷装置に対して前記第1の電力線と並列接続された第2の電力線と、
前記第2の電力線に対して並列接続される複数の副蓄電部と、
前記主蓄電部および前記複数の蓄電部に共通的に設けられる第3の電力線と、
前記第3の電力線と補機との間に接続され、前記第3の電力線と前記補機との間で電圧変換動作を行なう電圧変換装置と、
前記電圧変換装置に対して前記補機と並列に接続され、前記電圧変換装置から供給される電力を受けて充電される補機蓄電部と、
前記主蓄電部および前記複数の蓄電部に共通的に設けられ、前記主蓄電部および前記複数の蓄電部の電池状態に応じて、前記主蓄電部および前記複数の蓄電部のうちのいずれか1つを選択して前記電圧変換装置に電気的に接続する選択部とを備える、電源システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009008642A JP2010166760A (ja) | 2009-01-19 | 2009-01-19 | 電源システム |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2009008642A JP2010166760A (ja) | 2009-01-19 | 2009-01-19 | 電源システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010166760A true JP2010166760A (ja) | 2010-07-29 |
Family
ID=42582480
Family Applications (1)
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| JP2009008642A Withdrawn JP2010166760A (ja) | 2009-01-19 | 2009-01-19 | 電源システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2010166760A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014023221A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Toshiba Corp | 二次電池システム |
| JP2014212645A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | 株式会社東芝 | 蓄電システム |
| JP2015504570A (ja) * | 2011-11-07 | 2015-02-12 | 台湾立凱緑能移動股▲ふん▼有限公司 | 電池モジュールのための電池異常検出システムと電池異常検出方法 |
| KR20210075160A (ko) * | 2018-12-10 | 2021-06-22 | 비오니어 스웨덴 에이비 | 전력 공급 제어 시스템 및 방법 |
-
2009
- 2009-01-19 JP JP2009008642A patent/JP2010166760A/ja not_active Withdrawn
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| KR102519092B1 (ko) | 2018-12-10 | 2023-04-06 | 비오니어 스웨덴 에이비 | 전력 공급 제어 시스템 및 방법 |
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