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JP2010096484A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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JP2010096484A
JP2010096484A JP2008290868A JP2008290868A JP2010096484A JP 2010096484 A JP2010096484 A JP 2010096484A JP 2008290868 A JP2008290868 A JP 2008290868A JP 2008290868 A JP2008290868 A JP 2008290868A JP 2010096484 A JP2010096484 A JP 2010096484A
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refrigerant
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pipe
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air conditioner
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JP2008290868A
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Masahiro Wakashima
真博 若嶋
Satoshi Asada
聡 浅田
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

【課題】冷媒加熱装置がずり落ちる不具合を解消した空気調和機の室外機を提供する。
【解決手段】空気調和機の室外機2は、ケーシング27と、冷媒配管と、冷媒加熱装置30と、下降防止部51とを備えている。冷媒配管は、ケーシング27内部に収納され、冷媒回路を構成する。冷媒加熱装置30は、冷媒配管のうち垂直方向に延びる垂直配管部分に設けられ、冷媒回路を流れる冷媒を加熱するための装置である。下降防止部51は、垂直配管部分に対して冷媒加熱装置30が相対的に下降するのを防止する。
【選択図】図9

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関する。
従来より、冷媒回路中の冷媒を加熱するために種々の冷媒加熱装置があるが、誘導加熱ヒータ(以下、IHヒータという)は、誘導加熱を利用して冷媒を迅速に加熱できる点で便利である。
このような冷媒加熱用のIHヒータは、特許文献1記載のIHヒータのように、冷媒が流れる配管または配管内外の磁性体を誘導加熱コイルによって励磁することにより、誘導加熱を生じさせ、これにより、配管中の冷媒を加熱することが可能である。
IHヒータなどの冷媒加熱装置は、通常、室外機内部の冷媒配管の配管の途中に設けられている。
特開2001―174054号公報
ここで、IHヒータ等の冷媒加熱装置は、比較的重い部品であるので、冷媒配管のうち垂直方向に延びる垂直配管部分に取り付けた場合には、長期間の使用により、冷媒加熱装置の自重によって冷媒加熱装置ずり落ちてくるおそれがある。とくに、室外機は、圧縮機などから振動が発生するので、振動の影響などによりさらに落ちやすくなる傾向にある。
本発明の課題は、冷媒加熱装置がずり落ちる不具合を解消した空気調和機の室外機を提供することにある。
第1発明の空気調和機の室外機は、ケーシングと、冷媒配管と、冷媒加熱装置と、下降防止部とを備えている。冷媒配管は、ケーシング内部に収納され、冷媒回路を構成する。冷媒加熱装置は、冷媒配管のうち垂直方向に延びる垂直配管部分に設けられ、冷媒回路を流れる冷媒を加熱するための装置である。下降防止部は、垂直配管部分に対して冷媒加熱装置が相対的に下降するのを防止する。
ここでは、ケーシング内部の垂直配管部分に対して冷媒加熱装置が相対的に下降するのを防止するために、下降防止部が設けられているので、冷媒加熱装置の下降を確実に防止することが可能である。
第2発明の空気調和機の室外機は、第1発明の室外機であって、下降防止部は、当接部を有している。当接部は、ケーシング内部の冷媒加熱装置とは別の他の構成部品に当接する。
ここでは、下降防止部は、ケーシング内部の他の構成部品に当接する当接部を有しているので、当接部をケーシング内部の他の構成部品に当接させるだけで、容易かつ確実に冷媒加熱装置の下降を防止することが可能である。
第3発明の空気調和機の室外機は、第2発明の室外機であって、下降防止部は、突出部をさらに有している。突出部は、冷媒加熱装置の外面から突出する。当接部は、突出部の先端付近に設けられている。
ここでは、下降防止部が冷媒加熱装置の外面から突出する突出部をさらに有しており、当接部が突出部の先端付近に設けられているので、当接部を冷媒加熱装置の外面から離間させた位置で他の構成部品に当接させることが可能である。
第4発明の空気調和機の室外機は、第2発明または第3発明の室外機であって、冷媒回路の内部の冷媒の流れを切り換える切換手段をさらに備えている。切換手段は、冷媒加熱装置の近傍に配置されている。下降防止部の当接部は、切換手段の上面に当接し、それにより、冷媒加熱装置の下降を防止する。
ここでは、下降防止部の当接部は、冷媒加熱装置の近傍に配置されている切換手段の上面に当接する。このため、冷媒加熱装置の下降を防止できる。また、冷媒加熱装置を切換手段に近づけて配置することが可能である。
第5発明の空気調和機の室外機は、第4発明の室外機であって、冷媒加熱装置と、冷媒配管と、切換手段とが一体化されたアセンブリを構成している。
ここでは、冷媒加熱装置と、冷媒配管と、切換手段とが一体化されたアセンブリを構成しているが、この場合でも、下降防止部の当接部は、四路切換弁の上面に当接し、それにより、冷媒加熱装置の下降を防止するので、一体化されたアセンブリを室外機に取り付ける前から冷媒加熱装置の下降を防止できる。
第6発明の空気調和機の室外機は、第2発明または第3発明の室外機であって、下降防止部の当接部は、冷媒配管のうち水平方向に延びる水平配管部分の上面に当接し、それにより、冷媒加熱装置の下降を防止する。
ここでは、下降防止部の当接部が、冷媒配管のうち水平方向に延びる水平配管部分の上面に当接し、それにより、冷媒加熱装置の下降を防止する。また、この場合、冷媒加熱装置の配置自由度が高くなる。
第7発明の空気調和機の室外機は、第2発明または第3発明の室外機であって、下降防止部の当接部は、冷媒加熱装置とは別の他の構成部品から上方へ所定の微小間隔だけ離間して配置されている。冷媒加熱装置が所定の微小間隔だけ下降したときに、当接部が他の構成部品の上面に当接し、それにより、冷媒加熱装置の下降を防止する。
ここでは、下降防止部の当接部が、冷媒加熱装置とは別の他の構成部品から上方へ所定の微小間隔だけ離間して配置されているので、通常の使用状態では、冷媒加熱装置と他の構成部品との接触による異音の発生を防止できる。また、冷媒加熱装置が所定の微小間隔だけ下降したときに、当接部が他の構成部品の上面に当接し、それにより、冷媒加熱装置の下降を防止することが可能である。
第8発明の空気調和機の室外機は、第3発明の室外機であって、下降防止部の突出部は、冷媒加熱装置とは別の他の構成部品の側面に当接し、それにより、冷媒加熱装置における垂直配管部分周りの回転を規制する。
ここでは、下降防止部の突出部が、冷媒加熱装置とは別の他の構成部品の側面に当接するので、冷媒加熱装置における垂直配管部分周りの回転を規制することが可能であり、その結果、冷媒加熱装置がその周囲の配管などの他の構成部品に接触する不具合がなくなる。
第1発明によれば、冷媒加熱装置の下降を確実に防止することができる。
第2発明によれば、当接部をケーシング内部の他の構成部品に当接させるだけで、容易かつ確実に冷媒加熱装置の下降を防止することができる。
第3発明によれば、当接部を冷媒加熱装置の外面から離間させた位置で他の構成部品に当接させることができる。
第4発明によれば、冷媒加熱装置の下降を防止できる。また、冷媒加熱装置を切換手段に近づけて配置することができる。
第5発明によれば、一体化されたアセンブリを構成している場合でも、下降防止部の当接部は、四路切換弁の上面に当接し、それにより、冷媒加熱装置の下降を防止することができる。また、一体化されたアセンブリを室外機に取り付ける前から冷媒加熱装置の下降を防止できる。
第6発明によれば、冷媒加熱装置の下降を防止する。また、この場合、冷媒加熱装置の配置自由度が高くなる。
第7発明によれば、通常の使用状態では、冷媒加熱装置と他の構成部品との接触による異音の発生を防止できる。また、冷媒加熱装置が所定の微小間隔だけ下降したときに、当接部が他の構成部品の上面に当接し、それにより、冷媒加熱装置の下降を防止することが可能である。
第8発明によれば、下降防止部の突出部が、冷媒加熱装置とは別の他の構成部品の側面に当接するので、冷媒加熱装置における垂直配管部分周りの回転を規制することが可能であり、その結果、冷媒加熱装置がその周囲の配管などの他の構成部品に接触する不具合がなくなる。
つぎに本発明の空気調和機の室外機の実施形態を図面を参照しながら説明する。
〔実施形態〕
<基本構成>
図1に示される冷媒加熱装置30(以下、IHヒータアセンブリ30という)を含む空気調和機1では、図1に示すように、室外機2と室内機4とを液冷媒連絡配管6およびガス冷媒連絡配管7で接続して構成される冷媒回路11を備えている。
冷媒回路11は、図1〜2に示されるように、室外機2のケーシング27内部に、圧縮機21、四路切換弁22、室外熱交換器23、絞り調整可能な電子膨張弁からなる膨張弁24、IHヒータアセンブリ30、下降防止部材51およびアキュームレータ25等を備えている。下降防止部材51は、IHヒータアセンブリ30の下降を防止する。
また、冷媒回路11は、室内機4内部には、図1に示されるように、室内熱交換器26等を備えている。なお、四路切換弁22は、図1では、暖房運転を行う場合の切換接続状態を示している。
ここで、冷媒回路11内を流れる冷媒は、本発明ではとくに限定するものではないが、例えば、HFC(R410A等)や二酸化炭素冷媒等である。
冷媒回路11は、図1に示すように、吐出管A、室内側ガス管B、室内側液管C、室外側液管D、室外側ガス管E、アキューム管Fおよび吸入管Gを有している。
アキューム管Fは、図8に示されるように、直管部分F1と、U字管部分F2とを有している。
以下、圧縮機21から吐出された冷媒が流れ出て再び圧縮機21に吸入される流路の順に、各冷媒配管の接続状態を説明する。
吐出管Aは、圧縮機21の吐出側と四路切換弁22とを接続している。
室内側ガス管Bは、四路切換弁22と室内熱交換器26のガス側とを接続している。
室内側液管Cは、室内熱交換器26の液側と膨張弁24とを接続している。ここで、室内側液管Cには、室外機2と室内機4とを連絡する液連絡配管6を含んで構成されている。
室外側液管Dは、膨張弁24と室外熱交換器23の液側とを接続している。
室外側ガス管Eは、室外熱交換器23のガス側と四路切換弁22とを接続している。
アキューム管Fは、四路切換弁22とアキュームレータ25とを接続している。
吸入管Gは、アキュームレータ25と圧縮機21の吸入側とを接続している。
このようにして、冷媒回路11は構成されており、上述した向きに冷媒が循環して流れることで、暖房運転を行うことができる。なお、四路切換弁22の接続状態を切り換えることで、冷房運転を行うこともできる。
図2および図8に示されるように、IHヒータアセンブリ30は、アキュームレータ25の上方に配置されている。具体的には、アキューム管Fの途中(直管部分F1とU字管部分F2との間)には、後述するIHヒータアセンブリ30がろう付けによって接続されている。
<IHヒータアセンブリ30の構成>
図3および図4に示されるように、IHヒータアセンブリ30は、二重管からなるIHヒータであり、内管31と、外管32と、誘導加熱コイル33と、ボビン34と、一対の蓋35と、一対のナット36と、複数のフェライトブロック37と、フェライトホルダ38と、板金カバー39とを備えている。
内管31は、冷媒配管5と同じ材料である銅で製造されており、その内部を冷媒が流れる。
外管32は、磁性体であるステンレスで製造されており、内管31の周囲に取り巻いて配置されている。具体的には、内管31を拡管することにより、内管31の外周面と外管の内周面とが密着している。外管32の肉厚は、表皮効果(高周波電流が導体を流れる時、電流密度が導体の表面で高く、表面から離れると低くなる現象)により効果的な誘導加熱が得られるように、1〜1.2mmである。
誘導加熱コイル33は、外管32の周囲を取り巻き、外管32を誘導加熱する。誘導加熱コイル33は、外管32と別部材のボビン34に巻き付けられた状態で、外管32の外周を取り巻くように配置されている。
ボビン34は、両端が開放された円筒状の部材であり、その側周面に誘導加熱コイル33が巻き付けられている。
一対の蓋35は、中央に開口35aが開口され、外管32の外周に嵌合している。また、一対の蓋35は、ボビン34に取り付けられた状態で、後述するC字状のフェライトホルダ38によって上下両側から固定されている。
一対のナット36は、蓋35の外周に形成された雄ねじ部35aに螺合することにより、IHヒータアセンブリ30のボビン34、蓋35、フェライトホルダ38およびナット36をあらかじめ組み合わせたものを、外管32の外周に固定している。
複数のフェライトブロック37は、IHヒータアセンブリ30の板金カバー39の外側への漏れ磁束の低減のために、C字状のフェライトホルダ38に並べて取り付けられている。フェライトホルダ38は、ボビン34の四方から誘導加熱コイル33の外方から取り付けられている。
板金カバー39は、金属薄板からなるカバーであり、フェライトホルダ38の外側にネジ止めされている。板金カバー39は、円筒状のボビン34を取り巻くように、円筒形または多角形状をしており、一体形状であったり、2分割またはそれ以上に分割された形状をしている。
これにより、内管31が他の冷媒配管Fと同種の銅製なので、内管31と冷媒配管Fとの接合が容易(製造容易)となる。しかも、ステンレスなどの磁性体からなる外管32により効率的な誘導加熱が可能である。
また、厚みのある外管32に誘導加熱コイル33が巻き付いたボビン34を支持させる構造を採用しているので、IHヒータアセンブリ30の全体の強度が向上する。
以上のように、IHヒータアセンブリ30が四路切換弁22とアキュームレータ25とを接続しているアキューム管Fの部分の途中に設けられていることにより、図1に示されるように、電源線71を介して高周波電源60から高周波交流電流を受けたIHヒータアセンブリ30によって、四路切換弁22からアキュームレータ25に向かう吸入ガス冷媒を暖めることができ、暖房能力を向上させることができる。
また、暖房運転の起動時においては、圧縮機21が十分に暖まっていない状態の場合もあるが、ここでは、IHヒータアセンブリ30が発熱することで、四路切換弁22からアキュームレータ25に向かうガス冷媒を加熱することができ、起動時の能力不足を補うことができる。
さらに、四路切換弁22を冷房運転用の状態に切り換えて、室外熱交換器23に付着した霜を除去するデフロスト運転を行う場合には、IHヒータアセンブリ30を通過して暖められたガス冷媒を圧縮機21でさらに圧縮することができるため、圧縮機21から吐出するホットガスの温度を上げることができる。これにより、デフロスト運転によって霜を解凍させるのに必要とされる時間を短縮化させることができる。これにより、暖房運転中に適時デフロスト運転を行うことが必要となる場合であっても、できるだけ早く暖房運転に復帰させることができ、ユーザの快適性を向上させることができる。
<IHヒータアセンブリ30の製造方法>
本実施形態のIHヒータアセンブリ30を製造する場合、まず、図5に示されるように、冷媒回路11の冷媒配管の一部を構成する銅製の内管31が、磁性体からなるステンレス製の外管32の内部に挿入される(挿入工程)。
そして、図6に示されるように、内管31の内部にその内径より少し大きい外径を有する拡管ビレット41を圧入することによって、内管31が、その外径が拡大する方向へ拡大されることにより、外管32の内部に嵌合する(拡管工程)。
その後、図7に示されるように、IHヒータアセンブリ30のボビン34、蓋35、フェライトホルダ38およびナット36をあらかじめ組み合わせたものを、ナット36を緩めた状態で外管32の外周に挿入し、その後、ナット36を蓋35に締め付けることにより、C字型リング43に内径方向に押し付けられることにより、ボビン34その他の主要部が装着される(ボビン装着工程)。これにより、IHヒータアセンブリ30の製造が完了する。
<IHヒータアセンブリ30の取付構造>
室外機1のケーシング27は、図2、図8および図9に示されるように、天板27aと、後側側板27b、前側側板27cとを有する直方体状のケーシングである。後側側板27bは、ケーシング27の背面と側面の一部を構成し、前側側板27cは、ケーシング27の前面の一部と側面の一部とを構成している。後側側板27bと前側側板27cとは、連結部27dの場所で連結している。
IHヒータアセンブリ30は、ケーシング27内部において、ケーシング27の後側側板27bおよび天板27aの近傍に配置されている。
また、図8に示されるように、IHヒータアセンブリ30は、その内管31の上下両端を冷媒回路11の銅製の冷媒配管A〜Gのうちアキューム管Fの途中にろう付け部分42、43を金属ろうによってろう付けすることにより、冷媒回路11に取り付けられている。これにより、同種材料同士のろう付けなので内管31とアキューム管Fとの接合が容易(製造容易)となり、しかも、効率的な誘導加熱が可能である。
具体的には、実施形態のIHヒータアセンブリ30の取付構造では、図8に示されるように、IHヒータアセンブリ30の内管31の下端は、アキューム管Fの直管部分F1と接続されている。一方、内管31の上端は、アキューム管FのU字管部分F2の一端とろう付け部分43の場所でろう付けされている。さらに、直管部分F1の下端は、アキュームレータ25の直管状の吸入管P1に対して、ろう付け部分44の場所でろう付けされている。一方、U字管部分F2の他端は、四路切換弁22の接続管P2に対して、ろう付け部分45の場所でろう付けされている。
したがって、図8に示されるように、アキュームレータ25の上方では、アキュームレータ25の上方に空いている空間を利用して、アキュームレータ25の吸入管P1、アキューム管Fの直管部分F1、およびIHヒータアセンブリ30が同軸上に垂直に配置している。この配置によって、重いIHヒータアセンブリ30の重心を吸入管P1およびアキューム管Fの直管部分F1の上に位置づけることが可能になり、IHヒータアセンブリ30を安定して取り付けることが可能になる。このため、室外機2の組立性が大幅に向上する。
また、図8に示されるように、室外機2の組立作業において、IHヒータアセンブリ30、アキューム管F(具体的には、直管部分F1とU字管部分F2)と、四路切換弁22とを互いにろう付けして一体化されたアセンブリSをあらかじめ構成しておくことが可能である。この場合、一体化されたアセンブリSの直管部分F1を、アキュームレータ25の吸入管P1にろう付けすることにより、一体化されたアセンブリSを容易かつ確実に室外機2に組み込むことが可能になり、組立性が大幅に向上する。
また、一体化されたアセンブリSは、その一端(具体的には、アセンブリSの直管部分F1の下端)がアキュームレータ25の吸入管P1にろう付け部分44でろう付けされるとともに、その他端(具体的には、四路切換弁22の接続管P4またはその延長管)が冷媒回路11を構成する他の配管である吐出管Aに、例えば、ろう付け部分46などでろう付けされることにより、室外機2の内部に固定されている。このため、重量物であるIHヒータアセンブリ30をアキュームレータの上方に配置することで、IHヒータアセンブリ30の重量をアキュームレータ25に加重をかけることで安定して配置することが可能である。
<下降防止部材51についての説明>
室外機2のケーシング27内部には、冷媒回路11を構成する冷媒配管として、図1に示される、室外側液管D、室外側ガス管E、吐出管A、アキューム管Fおよび吸入管Gが収納されている。
IHヒータアセンブリ30は、ケーシング27内部のこれらの冷媒配管のうち垂直方向に延びるアキューム管Fの途中の垂直配管部分に設けられている。本実施形態では、このアキューム管Fの途中の垂直配管部分がIHヒータアセンブリ30の内管31によって構成されている。
IHヒータアセンブリ30は、内管31を拡管することによって外管32と連結されているが、外管32、およびその外周の構成部品(ボビン34、蓋35、ナット36、フェライトブロック37、フェライトホルダ38、板金カバー39)が室外機2を長期間使用しようしているとIHヒータアセンブリ30の自重または圧縮機21の振動などが原因でずり落ちるおそれがある。
とくに、IHヒータアセンブリ30の誘導加熱の対象である二重管部分(銅製の内管31と、ステンレス製の外管32とからなる二重管)が熱膨張すると、それぞれの熱膨張率の違いから、外管32が内管31から抜け落ちやすくなるおそれがある。
そこで、本実施形態では、図9〜11に示されるように、垂直配管部分である内管31に対してIHヒータアセンブリ30の外管32およびその外周の構成部品が相対的に下降するのを防止するために、下降防止部材51が設けられている。
下降防止部材51は、図11に示されるように、ケーシング27内部におけるIHヒータアセンブリ30とは別の他の構成部品に当接する当接部52と、IHヒータアセンブリ30の外面からほぼ直角に突出する突出部53と、IHヒータアセンブリ30の板金カバー39の外面に固定する固定部54とを有している。下降防止部材51は、板金などによって一体形成されている。
当接部52は、突出部53の先端付近に設けられている。具体的には、当接部52は、突出部53の先端53aから下方へ延長する下方延長部53bの先端に設けられている。
本実施形態では、図9および図10に示されるように、四路切換弁22がIHヒータアセンブリ30の近傍に配置されており、四路切換弁22によって、IHヒータアセンブリ30を支持している。すなわち、下降防止部材51の当接部52は、四路切換弁22の上面に当接し、それにより、IHヒータアセンブリ30の下降を防止する。
しかも、図9〜10に示されるように、当接部52は、四路切換弁22の上面にウレタンなどの緩衝材61を介して当接している。
また、上述のように、一体化されたアセンブリS(すなわち、IHヒータアセンブリ30、アキューム管Fの直管部分F1およびU字管部分F2と、四路切換弁22とを互いにろう付けして一体化)を構成する場合でも、下降防止部材51の当接部52は、四路切換弁22の上面に当接し、それにより、IHヒータアセンブリ30の下降を防止するので、一体化されたアセンブリSを室外機2に取り付ける前からIHヒータアセンブリ30の下降を防止できる。
<実施形態の特徴>
(1)
実施形態の空気調和機の室外機2では、ケーシング27内部の垂直配管部分である内管31に対してIHヒータアセンブリ30の外管32およびその外周の構成部品が相対的に下降するのを防止するために、下降防止部材51が設けられているので、IHヒータアセンブリ30の下降を確実に防止することが可能である。
(2)
また、実施形態の空気調和機の室外機2では、下降防止部材51は、ケーシング27内部のIHヒータアセンブリ30とは別の他の構成部品に当接する当接部52を有しているので、当接部52をケーシング27内部の他の構成部品(例えば、四路切換弁22)に当接させるだけで、容易かつ確実にIHアセンブリ30の下降を防止することが可能である。
(3)
さらに、実施形態の空気調和機の室外機2では、下降防止部材51は、IHヒータアセンブリ30の外面から突出する突出部53をさらに有しており、当接部52は、突出部53の先端付近に設けられている。
このため、突出部53によって当接部52をIHヒータアセンブリ30の外面から離間させた位置で、当接部52を四路切換弁22などの他の構成部品に当接させることができ、かつ、IHヒータアセンブリ30と四路切換弁22などの他の構成部品との接触を防止できる。
(4)
また、実施形態の空気調和機の室外機2では、下降防止部材51の当接部52は、IHヒータアセンブリ30の近傍に配置された四路切換弁22の上面に当接する。このため、IHヒータアセンブリ30の下降を防止することができる。また、IHヒータアセンブリ30を四路切換弁22に近づけて配置することが可能であり、室外機2の機械室上部の構成部品をまとめて一体化してアセンブリを構成することも容易である。
(5)
さらに、実施形態の空気調和機の室外機2では、IHヒータアセンブリ30、アキューム管Fの直管部分F1およびU字管部分F2と、四路切換弁22とを互いにろう付けして一体化されたアセンブリSを構成している。この場合でも、下降防止部材51の当接部52は、四路切換弁22の上面に当接し、それにより、IHヒータアセンブリ30の下降を防止するので、一体化されたアセンブリSを室外機2に取り付ける前からIHヒータアセンブリ30の下降を防止できる。
<変形例>
(A)
上記実施形態では、下降防止部材51の当接部52が四路切換弁22の上面に当接する例をあげて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、本発明の変形例として、下降防止部材51の当接部52は、ケーシング27内部の冷媒配管のうち水平方向に延びる水平配管部分の上面に当接してもよい。それにより、IHヒータアセンブリ30の下降を防止することが可能である。また、この場合、四路切換弁22との位置とは関係なくIHヒータアセンブリ30を配置でき、配置自由度が高い。
(B)
また、さらに本発明の他の変形例として、下降防止部材51の当接部52を室外機2のケーシング27内部の適当な場所(例えば、機械室の仕切板やフレームなど)に当接することによっても、IHヒータアセンブリ30の下降を防止することが可能である。また、この場合、四路切換弁22や水平配管部分との位置とは関係なくIHヒータアセンブリ30を配置でき、さらに配置自由度が高くなる。
(C)
上記実施形態では、通常の使用状態において、下降防止部材51の当接部52が四路切換弁22の上面にあらかじめ当接している例をあげて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の変形例として、図12〜13に示されるように、通常の使用状態において、下降防止部材51の当接部52が四路切換弁22の上面から所定の微小間隔S1だけ離間させておき、IHヒータアセンブリ30が少し落下したときに、当接部52が四路切換弁22の上面に当接するようにしてもよい。
このように、下降防止部材51の当接部52が、IHヒータアセンブリ30とは別の他の構成部品(例えば、IHヒータアセンブリ30)から上方へ所定の微小間隔S1だけ離間して配置されているので、通常の使用状態では、圧縮機21の振動を受けることによるIHヒータアセンブリ30と他の構成部品との接触による異音の発生を防止できる。また、IHヒータアセンブリ30が所定の微小間隔S1だけ下降したときに、当接部52が他の構成部品の上面に当接し、それにより、IHヒータアセンブリ30の下降を防止することが可能である。
(D)
また、図12〜13に示されるように、下降防止部材51の突出部53は、四路切換弁22から上方に延びる接続管P3の側面に当接し、それにより、IHヒータアセンブリ30における垂直配管部分(具体的には、内管31)周りの回転を規制する。
ここでは、下降防止部の突出部53が、IHヒータアセンブリ30とは別の他の構成部品(例えば、接続管P3)の側面に当接するので、IHヒータアセンブリ30における垂直配管部分周りの回転を規制することが可能であり、その結果、IHヒータアセンブリ30がその周囲の配管などの他の構成部品に接触する不具合がなくなる。
本発明は、IHヒータその他の種々の冷媒加熱装置を備えた空気調和機の室外機の分野に種々適用することが可能である。
本発明の実施形態に係わるIHヒータアセンブリが取り付けられた空気調和機の回路図。 図1の室外機の機械室部分の拡大斜視図。 図1のIHヒータアセンブリの正面図。 図1のIHヒータアセンブリの断面図。 図1のIHヒータアセンブリの製造方法における挿入工程を示す断面説明図。 図1のIHヒータアセンブリの製造方法における拡管工程を示す断面説明図。 図1のIHヒータアセンブリの製造方法におけるボビン装着工程を示す断面説明図。 図1のIHヒータアセンブリの配置を示す拡大斜視図。 図1のIHヒータアセンブリおよび下降防止部材の拡大斜視図。 図9のIHヒータアセンブリおよび下降防止部材の平面配置図。 図9の下降防止部材の斜視図。 本発明の変形例に係わる下降防止部材の配置を示す拡大斜視図。 図12の下降防止部材の平面配置図。
符号の説明
1 空気調和機
2 室外機
4 室内機
6 液冷媒連絡配管
7 ガス冷媒連絡配管
11 冷媒回路
21 圧縮機
22 四路切換弁
23 室外熱交換器
24 膨張弁
25 アキュームレータ
26 室内熱交換器
27 ケーシング
30 IHヒータアセンブリ(冷媒加熱装置)
31 内管
32 外管
33 誘導加熱コイル
34 ボビン
35 蓋
36 ナット
37 フェライトブロック、
38 フェライトホルダ
39 板金カバー
41 拡管ビレット
42、43、44、45、46 ろう付け部分
51 下降防止部材
52 当接部
53 突出部
54 固定部
A 吐出管
B 室内側ガス管
C 室内側液管
D 室外側液管
E 室外側ガス管
F アキューム管(F1 直管部分、F2 U字管部分)
G 吸入管
S 一体化されたアセンブリ

Claims (8)

  1. ケーシング(27)と、
    前記ケーシング(27)内部に収納され、冷媒回路を構成する冷媒配管と、
    前記冷媒配管のうち垂直方向に延びる垂直配管部分に設けられ、冷媒回路を流れる冷媒を加熱するための冷媒加熱装置(30)と、
    前記垂直配管部分に対して前記冷媒加熱装置(30)が相対的に下降するのを防止する下降防止部(51)とを備えている、
    空気調和機の室外機(2)。
  2. 前記下降防止部(51)は、前記ケーシング(27)内部の前記冷媒加熱装置(30)とは別の他の構成部品に当接する当接部(52)を有している、
    請求項1に記載の空気調和機の室外機(2)。
  3. 前記下降防止部(51)は、前記冷媒加熱装置(30)の外面から突出する突出部(53)をさらに有しており、
    前記当接部(52)は、前記突出部(53)の先端付近に設けられている、
    請求項2に記載の空気調和機の室外機(2)。
  4. 前記冷媒回路の内部の冷媒の流れを切り換える切換手段(22)をさらに備えており、
    前記切換手段(22)は、前記冷媒加熱装置(30)の近傍に配置され、
    前記下降防止部(51)の当接部(52)は、前記切換手段(22)の上面に当接し、それにより、前記冷媒加熱装置(30)の下降を防止する、
    請求項2または3に記載の空気調和機の室外機(2)。
  5. 前記冷媒加熱装置(30)と、前記冷媒配管と、前記切換手段(22)とが一体化されたアセンブリを構成している、
    請求項4に記載の空気調和機の室外機(2)。
  6. 前記下降防止部(51)の当接部(52)は、前記冷媒配管のうち水平方向に延びる水平配管部分の上面に当接し、それにより、前記冷媒加熱装置(30)の下降を防止する、
    請求項2または3に記載の空気調和機の室外機(2)。
  7. 前記下降防止部(51)の当接部(52)は、前記冷媒加熱装置(30)とは別の他の構成部品から上方へ所定の微小間隔だけ離間して配置され、
    前記冷媒加熱装置(30)が前記所定の微小間隔だけ下降したときに、前記当接部(52)が前記他の構成部品の上面に当接し、それにより、前記冷媒加熱装置(30)の下降を防止する、
    請求項2または3に記載の空気調和機の室外機(2)。
  8. 前記下降防止部(51)の突出部(53)は、前記冷媒加熱装置(30)とは別の他の構成部品の側面に当接し、それにより、前記冷媒加熱装置(30)における前記垂直配管部分周りの回転を規制する、
    請求項3に記載の空気調和機の室外機(2)。
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