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JP2009503047A - 抗腫瘍性化合物 - Google Patents

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JP2009503047A
JP2009503047A JP2008524594A JP2008524594A JP2009503047A JP 2009503047 A JP2009503047 A JP 2009503047A JP 2008524594 A JP2008524594 A JP 2008524594A JP 2008524594 A JP2008524594 A JP 2008524594A JP 2009503047 A JP2009503047 A JP 2009503047A
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ホセ・フェルナンド・レジェス・ベニテズ
ホセ・アントニオ・ヒメネス・グウェレロ
アンドレス・マニュエル・フランセチ・ソロッソ
マリア・デル・カルメン・ケヴァス・マルシャンテ
Original Assignee
ファルマ・マール・ソシエダード・アノニマ
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Abstract

下記一般式(I)の化合物(式中、R、R、R、R、R、R、およびYが定義されており、X基は、O、S(O)m、またはNRである)は、癌の治療に有効である。

Description

本発明は、新規な抗腫瘍性化合物、これらを含む医薬組成物、およびこれらの抗腫瘍剤としての使用に関する。
癌は、動物およびヒトにおける主要な死因である。癌に罹患している患者に投与するための活性で安全な抗腫瘍剤を得るために、膨大な取り組みがなされてきたし、現在もなお続いている。
Journal of Biological Chemistry (2002), 277, 13082-13090
本発明が解決すべき問題は、癌の治療に有効な化合物を提供することである。
1つの態様において、本発明は、式(I):
Figure 2009503047
〔式中、R、R、R、R、R、およびRは、それぞれ独立に、水素、ORa、OC(=O)Ra、ハロゲン、置換または非置換のC1〜C12アルキル、置換または非置換のC2〜C12アルケニル、および置換または非置換のC2〜C12アルキニルからなる群から選択され;
は、水素、置換または非置換のC1〜C12アルキル、置換または非置換のC2〜C12アルケニル、置換または非置換のC2〜C12アルキニル、置換または非置換のアリール、および置換または非置換の複素環基からなる群から選択され;
Xは、O、S(O)m、またはNRであり;mは、0、1、または2であり;
Rは、水素、置換または非置換のC1〜C12アルキル、置換または非置換のC2〜C12アルケニル、および置換または非置換のC2〜C12アルキニルからなる群から選択され;
Yは、置換または非置換のC1〜C12アルキレン鎖を表し;
nは、2〜6であり;かつ、
波線は、(E)-異性体または(Z)-異性体として存在し得る結合を意味する〕
の抗腫瘍性化合物、または医薬として許容できるその塩、誘導体、プロドラッグもしくは立体異性体を対象とする。
これらの化合物のいくつかは、公知の化合物である。
スチグマテリンAは、B. KunzeらによりStigmatella aurantiacaから単離された(J. Antibiot. (1984), 37, 454-61):
Figure 2009503047
この化合物は、ウシの心臓の亜ミトコンドリア粒子の呼吸鎖における電子の流れをチトクロームb-c1セグメントで遮断して、抗生物質活性を生じさせることが開示されている。この阻害能力は、アンチマイシンおよびミキソチアゾールの阻害能力と同じであり、これらの抗生物質と同じように、スチグマテリンAは還元チトクロームbのスペクトルのシフトを引き起こす(G. Thierbachら、Biochimica et Biophysica Acta (1984), 765, 227-35)。この文献には、いくつかのスチグマテリン誘導体、例えば以下の誘導体:
Figure 2009503047
の阻害活性および構造が記載されている。記載されたこれらの誘導体に、粘液細菌によって産生された天然の化合物より効果の高いものが全くないことは、注目に値する。
従来技術に記載された他のスチグマテリン誘導体には、例えば以下の例がある。
G. Hoefleらの「Antibiotics from gliding bacteria, XXIII. Stigmatellin A and B - two novel antibiotics from Stigmatella aurantiaca (Myxobacterales)」(Liebigs Annalen der Chemie (1984), 12, 1883-1904)には、スチグマテリンAおよびBに加えて、下記の合成スチグマテリン誘導体:
Figure 2009503047
Figure 2009503047
の活性および構造も記載されている。
Gaitatzisらの「The Biosynthesis of the Aromatic Mycobacterial Electron Transport Inhibitor Stigmatellin Is Directed by a Novel Type of Modular Polyketide Synthase」(Journal of Biological Chemistry (2002), 277, 13082-13090)には、スチグマテリンの生合成に加えて、スチグマテリンXおよびYの構造、これらの粘液細菌の電子移動の阻害剤としての活性、およびスチグマテリンYの抗真菌活性が記載されている。
Figure 2009503047
L. DornonおよびD. Uguenの「Toward a total synthesis of stigmatellin; obtention of an advanced fragment from gallic acid」(Tetrahedron Letters (2000), 41, 5501-5505)には、1つのO-ベンジルスチグマテリンが記載されている。
Figure 2009503047
K, M. Giangiacomoらの「Stigmatellin and other electron transfer inhibitors as probes for the Qb binding site in the reaction center of photosynthetic bacteria」(Prog. Photosynth. Res., Proc. Int. Congr. Photosynth., 7th (1987), Meeting Date 1986, 2 409-12)には、スチグマテリンのQb 結合部位のプローブとしての使用に加えて、スチグマテリンIIの活性および構造が記載されている。
Figure 2009503047
天然のスチグマテリンAおよびBは、上述した合成化合物より高い抗生物質活性を示した。
スチグマテリンAは、光合成電子伝達の強力な阻害剤としても記載されている。〔「Stigmatellin. A dual type inhibitor of photosynthetic electron transport」(O. Walterら、Biochimica et Biophysica Acta (1985), 807, 216-19)〕
従来技術には、スチグマテリンA、B、およびこれらの誘導体類の抗腫瘍活性についての記載が全くない。
出願人らは、公知の化合物への権利の請求は全く行わない。特に、上述により引用した文献に開示された公知の化合物への権利の請求は全く行わない。したがって、化合物自体への請求に関する限りにおいて、出願人らは、下記のただし書きを構成した:
(a) 前記構造が:
Figure 2009503047
であり、さらに、
が-OCH3であり、Rが-OCH3である場合、Rは-OH、-OCH3、-OCOCH3、-OCH2CO2H、-OCH2Ph、または-OCH2CO2CH2CH3ではなく;
が-OHであり、Rが-OCH3である場合、Rは-OHまたは-OCH3ではなく;かつ、
が-OHであり、Rが-Hである場合、Rは-OHまたは-OCH3ではないこと;
(b) 前記構造が:
Figure 2009503047
であり、さらに、
が-OCH3であり、Rが-OCH3である場合、Rは-OHではないこと;
(c) 前記構造が:
Figure 2009503047
である場合、R’は-Hまたはメチルではないこと;
(d) 前記構造が:
Figure 2009503047
である場合、R’はメチルではないこと;および、
(e) 前記構造が:
Figure 2009503047
である場合、R’’基は、全てが-Hであることはないかまたは全てが-COCH3であることはないこと
を条件とする。
別の態様では、本発明は、上述により定義した式(I)の化合物または医薬として許容できるその塩、誘導体、プロドラッグもしくは立体異性体を、医薬として許容できる希釈剤または担体と共に含む、医薬組成物を対象とする。
別の態様では、本発明は、式(I)の化合物または医薬として許容できるその塩、誘導体、プロドラッグもしくは立体異性体の、癌を治療するための使用、または癌を治療するための医薬製品の製造のための使用を対象とする。
Figure 2009503047
〔式中、R、R、R、R、R、およびRは、それぞれ独立に、水素、ORa、OC(=O)Ra、ハロゲン、置換または非置換のC1〜C12アルキル、置換または非置換のC2〜C12アルケニル、および置換または非置換のC2〜C12アルキニルからなる群から選択され;
は、水素、置換または非置換のC1〜C12アルキル、置換または非置換のC2〜C12アルケニル、置換または非置換のC2〜C12アルキニル、置換または非置換のアリール、および置換または非置換の複素環基からなる群から選択され;
Xは、O、S(O)m、またはNRであり;mは、0、1、または2であり;
Rは、水素、置換または非置換のC1〜C12アルキル、置換または非置換のC2〜C12アルケニル、および置換または非置換のC2〜C12アルキニルからなる群から選択され;
Yは、置換または非置換のC1〜C12アルキレン鎖を表し;
nは、2〜6であり;かつ、
波線は、nが1以上である場合、(E)-異性体または(Z)-異性体として存在し得る結合を意味する。〕
本発明の他の態様は、治療方法、およびその方法における使用のための化合物である。
本発明は、Plakinidae属Corticium種の海綿動物門(porifera)からの式(I)の化合物の単離、およびこれらの化合物の誘導体の製剤にも関する。
本発明は、上述により定義した一般式(I)の化合物に関する。
これらの化合物において、置換基は、以下の指針に従って選択することができる。
アルキル基およびアルコキシ基は、直鎖状または分岐状であってよく、1〜12個の炭素原子を有することが好ましい。アルキル基およびアルコキシ基のもう1つの好ましいクラスは、1〜約6個の炭素原子を有する。メチル、エチル、プロピル、ブチル、およびペンチル(イソプロピル、イソブチル、イソペンチル、メチルブチル、およびメチルペンチルを含む)が、本発明の化合物において特に好ましいアルキル基である。メトキシ、エトキシ、プロポキシ(イソプロポキシを含む)が、本発明の化合物において特に好ましいアルコキシ基である。
アルキレン基は、直鎖状または分岐状の、二価の飽和炭化水素基を指し、好ましくは1〜12個の炭素原子を有する。アルキレン基のもう1つの好ましいクラスは、3〜約8個の炭素原子を有する。1,3-プロピレン、1,4-ブチレン、1,5-ペンチレン、1,6-ヘキシレン、および1,7-ヘプチレンが、本発明の化合物において特に好ましいアルキレン基である。
本発明の化合物において好ましいアルケニル基およびアルキニル基は、1つまたは複数の不飽和結合、および2〜約12個の炭素原子を有する。アルケニル基の1つのより好ましくいクラスは、2〜約6個の炭素原子、最も好ましくは4〜約6個の炭素原子を有する。アルキニル基の1つのより好ましくいクラスは、2〜約6個の炭素原子、最も好ましくは2〜約4個の炭素原子を有する。
本発明の化合物において適切なアリール基には、単環式および多環式化合物(分離したおよび/または縮合したアリール基を有する多環式化合物を含む)が含まれる。典型的なアリール基は、1〜3個の分離したまたは縮合した環を有し、かつ、6〜約18個の環炭素原子を有する。特に好ましいアリール基には、置換または非置換のフェニル、ナフチル、ビフェニル、フェナントリル、およびアントラニルが含まれる。
適切な複素環基には、複素芳香族基および複素脂環基が含まれる。本発明の化合物において適切な複素芳香族基は、N、OまたはS原子から選択される1、2または3個のヘテロ原子含み、例えば、8-クマリニルを含むクマリニル、8-キノリニルを含むキノリニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジル、フリル、ピロリル、チエニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリル、インドリル、ベンゾフラニル、およびベンゾチアゾール基が挙げられる。本発明の化合物において適切な複素脂環基は、N、OまたはS原子から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含み、例えば、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、ピペリジニル、モルホリノ、およびピロリジニル基が挙げられる。
上記の基は、1個または複数の適切な基〔例えば、OR’、=O (オキソ基)、SR’、SOR’、SO2R’、NO2、NHR’、N(R’)2、= NR’、NHCOR’、N(COR’)2、NHSO2R’、CN、ハロゲン、C(=O)R’、CO2R’、OC(=O)R’など(各R’基は、それぞれ独立に、H、OH、NO2、NH2、SH、CN、ハロゲン、C(=O)H、C(=O)アルキル、CO2H、置換または非置換のC1〜C12アルキル、置換または非置換のC2〜C12アルケニル、置換または非置換のC2〜C12アルキニル、および置換または非置換のアリールからなる群から選択される)〕で1箇所または複数の置換可能な位置が置換されていてもよい。本発明の化合物において適切なハロゲン置換基には、F、Cl、BrおよびIが含まれる。このような基自体も置換され、その置換基は、上述したリストから選択することができる。
「医薬として許容できる塩、誘導体、プロドラッグ」という用語は、医薬として許容できる任意の塩、エステル、溶媒和物、水和物、または患者に投与した直後に本明細書に記載する化合物を(直接的にまたは間接的に)供給することができる他の任意の化合物を指す。しかし、医薬として許容できない塩も、医薬として許容できる塩の調製に使用することができる場合があるため、本発明の範囲に含まれることが理解されよう。塩、プロドラッグおよび誘導体の調製は、当技術分野で公知の方法によって行うことができる。
例えば、本明細書で提供される化合物の医薬として許容できる塩は、塩基性部分または酸性部分を有する親化合物から従来の化学的方法によって合成される。一般に、こうした塩は、例えば、これらの化合物の遊離の酸または塩基の形態を、化学量論量の適切な塩基または酸と、水中もしくは有機溶媒中または両者の混合液中で反応させることによって調製する。一般に、非水性媒体(エーテル、酢酸エチル、エタノール、イソプロパノール、またはアセトニトリルなど)の非水性媒体が好ましい。酸付加塩の例には、鉱酸付加塩(例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩など)、および有機酸付加塩(例えば、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、クエン酸塩、シュウ酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、リンゴ酸塩、マンデル酸塩、メタンスルホン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩など)がある。アルカリ付加塩の例には、無機塩(例えば、ナトリウム、カリウム、カルシウム、およびアンモニウムの塩など)、および有機アルカリ塩(例えば、エチレンジアミン、エタノールアミン、N,N-ジアルキレンエタノールアミン、トリエタノールアミン、および塩基性アミノ酸の塩)がある。
本発明の化合物は、遊離化合物としての結晶形または溶媒和物(例えば、水和物)としての結晶形であってよく、いずれの形態も、本発明の範囲内であることが意図されている。溶媒和の方法は、当技術分野で一般に知られている。
式(I)の化合物のプロドラッグである化合物はいずれも、本発明の範囲および精神に含まれる。「プロドラッグ」という用語は、最も広い意味で使用され、in vivoで本発明の化合物に変換されるそれらの誘導体を包含する。このような誘導体は、当分野の技術者には容易に思いつくはずであり、例えば、遊離ヒドロキシ基がエステル誘導体に変換された化合物が挙げられる。
上記の式(I)で記述した本発明の化合物には、その化合物の不斉性による光学異性体、またはジアステレオ異性体が含まれ得る。二重結合に関する立体異性体も可能であり、したがって、いくつかの場合には、本分子は、(E)-異性体または(Z)-異性体として存在し得る。単一の異性体および異性体の混合物も、本発明の範囲に含まれる。
本発明の好ましい化合物は、一般式(I)の化合物である。
Figure 2009503047
式中、Rは、水素、ORa、または置換または非置換のC1〜C12アルキルであり、特に好ましくは置換または非置換のC1〜C6アルキルである。メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、およびブチルが特に好ましい。
特に好ましいR、R、R、およびRは、水素、ORa、およびOC(=O)Raである(式中、Rは上述したものと同じ意味を有する)。より好ましいRは、水素または置換もしくは非置換のC1〜C12アルキルであり、さらにより好ましいRは、水素または置換もしくは非置換のC1〜C6アルキルであり、水素、メチル、エチル、プロピル、およびイソプロピルが最も好ましい。
特に好ましいXは、O、S(O)m、またはNRであり;mは、0が好ましく;
Rは、好ましくは、水素および置換または非置換のC1〜C12アルキルであり、より好ましくは、水素および置換または非置換のC1〜C6アルキルであり、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、およびブチルが最も好ましい。
最も好ましいXは、Oである。
好ましい実施態様では、Yは、置換または非置換のC3〜C8アルキレン鎖を表す。Y基は、1個以上の置換基を有することができる。置換1,4-ブチレン、置換1,5-ペンチレン、または置換1,6-ヘキシレンが最も好ましい。これらの基は、1個以上の位置で置換されていてもよい。好ましい置換基は、C1〜C12アルキルおよびOR’である(式中、R’は、上述により定義した通りである)。より好ましい実施態様では、置換基は、C1〜C6アルキル、OH、アルコキシ、およびC(=O)アルキルである。さらに最も好ましい態様では、置換基は、メチル、OH、および-OCH3である。
好ましくは、nは、2〜6であり、より好ましくは2または3である。
特に好ましくは、Rは、置換または非置換のC1〜C12アルキル、置換または非置換のC2〜C12アルケニル、および置換または非置換のC2〜C12アルキニルである。より好ましいRは、置換または非置換のC1〜C6アルキル、および置換または非置換のC2〜C6アルケニルである。1-メチルブチルおよび1-メチルプロペニルが最も好ましい。
本発明の特に好ましい化合物は、以下の化合物:
Figure 2009503047
であり、これらの好ましい立体化学は、以下:
Figure 2009503047
の通りである。
本発明の化合物は、合成法によって容易に調製される。例えば、本発明の化合物は、L. DomonらのTetrahedron Letters (2000), 41 (29), 5501-5505; N. AdjeらのTetrahedron Letters (2000), 41(29), 5495-5499;D. EndersらのChemistry European Journal (2000), 6(8), 1302-1309、またはG. Hoefleらの Liebigs Annalen der Chemie (1984), 12, 1883-1904に記載された手順で得ることができる。これらの合成経路では、これらの文献の1つ以上から採用した工程を組み合わせて用いることができる。
加えて、本発明のこれらの化合物のいくつかは、海洋由来であってよい。
化合物(I)は、Plakinidae科の海綿動物(porifera)であるgenus Corticium種から単離された。標本試料は、メキシコのマサトランのUniversidad Nacional Autonomaの「Instituto de Ciencias del Mar y Limnologia」に受託番号LEB-ICML-UNAM- 10-2004で寄託した。この海綿動物は、スキューバダイビングによって、ワリー・エ・フトゥナ諸島(13°22’ 36’’ S, 176°15’ 37’’ W)、深さ約9〜26 mの範囲において手で収集した。以下にこれらについて説明する。
〔Plakinidae科〕:Plakinidae Schulze(1880)は、外皮で覆われた成長型を有する。身体構造は、単純であり、単純なアスコン型構造からより複雑な折りたたみ系および精巧な管系にまで形態が変化する貯水器官系を有する。鉱物質の骨格は、2つ、3つ、または4つの口の針状体からなり、しばしば分岐した末端を有している(lophotetractine類);1つの属(Oscarella)では、ケイ酸含有交接針および海綿質繊維が欠けている場合があり、メソ随組織中にコラーゲン原繊維の海綿質のみを有する。外皮および大量成長型;単純なアスコン型構造からより複雑な折りたたみ系および精巧な管系にまで形態が変化する貯水器官系を有する単純な身体構造;鉱物質の骨格は、比較的小さいヤグルマギキク型および/または(二極管または三極管)派生物型であり、しばしば分岐した末端を有しており(lophotetractine類)、一般に、海綿の中に均一に配列している;交接針は、通常、規則的な「肺巣状」に配列した貯水器官系に囲まれている;1つの属(Oscarella)では、ケイ酸含有交接針および海綿質繊維が欠けている場合があり、メソ随組織中にコラーゲン原繊維の海綿質のみを有する;襟細胞は、通常、広い幽門様の、時には上皮細胞性の襟細胞を300〜500有する;幼生は、独特のアンフィブラトゥラ型である。
〔Genus Corticium種〕:薄い上皮、収縮性の表面;単一サイズの4つの口に限られた針状体からなり、枝付き燭台型の構造である(ただし、まれに針状体が完全に欠けている);上皮細胞性の襟細胞を300〜500有する。
上述した式(I)の化合物の重要な特徴は、その生物活性、特に、その細胞毒性、およびそのEGFR細胞内シグナル伝達阻害活性である。
本発明を用いて、出願人らは、細胞毒性およびEGFRシグナル伝達阻害活性を有する一般式(I)の化合物の新規な医薬組成物、ならびにこれらの抗腫瘍剤としての使用を提供する。したがって、本発明はさらに、本発明の化合物、医薬として許容できるその塩、誘導体、プロドラッグまたは立体異性体を、医薬として許容できる希釈剤または担体と共に含む医薬組成物を提供する。
医薬組成物の例には、経口、局所、または非経口投与のための、固形(錠剤、丸薬、カプセル剤、顆粒剤など)または液状(溶液、懸濁液、またはエマルジョン)の任意の組成物が含まれる。
本発明の化合物または組成物の投与は、静脈注射、経口製剤、腹腔内投与、静脈内投与などの任意の方法によるものであってよい。注入時間(infusion time)は、最高で24時間以内とすることが好ましく、より好ましくは1〜12時間、最も好ましくは1〜6時間である。夜間入院なしで治療が行える短時間注入(short infusion time)が、特に望ましい。しかし、注入は、12〜24時間、あるいは必要に応じてさらに長い時間であってもよい。注入は、例えば1〜4週間の適切な間隔で行うことができる。本発明の化合物を含有する医薬組成物は、徐放性製剤におけるリポソームまたはナノスフェアのカプセル封入によって、あるいは他の標準的な送達手段によって送達することができる。
これらの化合物の正確な用量は、個々の製剤、適用の形態、ならびに治療すべき特定の部位、宿主、および腫瘍に応じて変わる。年齢、体重、性別、食事、投与時間、排泄速度、宿主の病態、薬剤の組合せ、反応感度、および疾患の重症度のような他の要因が考慮されるべきである。投与は、最大耐用量内で連続的にまたは定期的に行うことができる。
本発明の化合物および組成物を、他の薬剤と一緒に使用して併用療法を行うことができる。他の薬剤は、同じ組成物の一部を形成していてもよく、あるいは同時にもしくは異なる時刻に投与するための分離した組成物として提供してもよい。
本化合物の抗腫瘍活性には、これらだけに限定されないが、肺癌、大腸癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、および胃癌が含まれる。
[実施例1]:海洋生物および収集面についての説明
Corticium種は、スキューバダイビングによって、ワリー・エ・フトゥナ諸島(13°22’ 36’’ S, 176°15’ 37’’ W)、深さ約9〜26 mの範囲において手で収集した。この物質は、Jose Luis Carballo (メキシコのUniversidad Autonoma Nacional)によって同定された。標本試料は、メキシコのマサトランのUniversidad Nacional Autonomaの「Instituto de Ciencias del Mar y Limnologia」に寄託した。受託番号は、LEB-ICML-UNAM- 10-2004である。
[実施例2]:化合物(I)の単離
凍結した実施例1の海綿(38 g)を、粉末にし、室温で、H2O、およびMeOH:CH2Cl2の混合液で抽出した。有機抽出液を減圧下で蒸発させ、クルード0.22 gを得た。この物質をクロマトグラフ(真空フラッシュクロマトグラフ(VLC))にかけた(Lichroprep RP- 18上、H2OからMeOHまでの段階的なグラジエント、ならびにその後、MeOH:CH2Cl2(1: 1)およびCH2CI2を用いた)。MeOHで溶出された画分(23.3 mg)、およびMeOH:CH2Cl2(1: 1)で溶出された画分(106.0 mg)を、セミプレパラティブ逆相HPLC(X-Terra RP- 18、10 x 150 mm、定組成溶離液H2O:CH3CN 40:60で5分間、その後、80% CH3CNまで15分間でグラジエント、UV検出)にかけた。化合物(I)を無色オイルとして5.6 mg得た。
化合物(I):無色オイル。ESIMS m/z;531 [M+H]+、499 [M+H-MeOH]+、1083 [2M+Na]+
1H(500 MHz)および13C NMR(125 MHz)は、表1を参照されたい。
Figure 2009503047
[実施例3]:抗腫瘍スクリーニングのためのバイオアッセイ
これらのアッセイの最終目的は、腫瘍細胞を試験試料に継続的にさらすことによって、「in vitro」の腫瘍細胞培養物の増殖を中断させることである。
Figure 2009503047
スルホローダミンB(SRB)反応を用いる比色型のアッセイを、[Philip Skehanら、(1990)、「New colorimetric cytotoxicity assay for anticancer drug screening」(J. Natl. Cancer Inst.、82:1107〜1112)に記載された技術に従って]細胞増殖および生存度の定量測定に応用した。
このアッセイ方法は、直径9 mmの96ウェル細胞培養マイクロプレートを使用する〔Fairclothら、Methods in cell science, (1988), 11 {4}, 201-205;Mosmann、Journal of. Immunological Methods (1983), 65(1-2), 55-63〕。細胞株の大部分は、様々なタイプのヒトの癌に由来するAmerican Type Culture Collection(ATCC)から得た。
細胞を、0.1 g/Lペニシリンおよび0.1 g/L硫酸ストレプトマイシンを補充したRPMI 1640 10% FBS中に維持し、次いで37℃、5%COおよび湿度98%でインキュベートした。実験では、サブコンフルエントな培養物からトリプシンを用いて細胞を採取し、新鮮な培地に再懸濁してから平板培養を行った。
96ウェルマイクロタイタープレートにおいて、195 μLの一定量の培地中に5×10細胞/ウェルで細胞を播種し、薬物を含まない培地で18時間増殖させることによってプレート表面に細胞を付着させた。その後、DMSO/EtOH/PBS(0.5:0.5:99)に10〜10-8 μg/mLの範囲で溶解させた試料を、5 μLの一定量で添加した。48時間暴露した後、SRB法によって抗腫瘍効果を測定した。すなわち、50%(重量/体積)の冷トリクロロ酢酸(TCA)50 μLを添加し、60分間4℃にてインキュベートすることによって、細胞を固定した。プレートを脱イオン水で洗浄し乾燥させた。SRB溶液(1%酢酸中0.4%重量/体積)100 μLを各マイクロタイターウェルに添加し、室温で10分間インキュベートした。未結合のSRBを1%酢酸で洗浄して除去した。プレートを風乾し、結合している染料をトリス緩衝液で溶解する。自動分光光度プレートリーダーにより、490 nmの単一波長で光学密度を読み取った。
反復実験のウェル3個から、データの平均+/-SD値を算出した。細胞応答に対するいくつかのパラメータ、すなわち、GI=増殖阻害、TGI=総増殖阻害(細胞静止作用)およびLC=細胞死滅(細胞毒性)を算出することができた。
化合物(I)は実施例2に従って得、スチグマテリンAは(CAS番号:91682-96-1)はFLUKA(参照:85865)から購入した。
表2に、本発明の化合物の細胞毒性についてのデータを示す。
Figure 2009503047
Figure 2009503047
細胞株を、各増殖培地中、37℃、5%COおよび湿度98%に保った。平板培養する前日に、新たな完全な抗生物質を含まない増殖培地を培養物に供給した。採取日(平板培養する日)に、トリパンブルー排除染色法によって細胞を計数し、96ウェルマイクロタイタープレートにおける190 μLの培地中に播種し、試験試料の添加の前に、24時間インキュベートして細胞を付着させた。平板培養は、Multidrop 384 Titan Deviceまたはマルチチャンネルピペッターを用いて行った。
FLUKA(参照:85865)から購入したスチグマテリンA(CAS番号:91682-96-1)のストック溶液を、100%DMSO中、2 mg/mLの濃度で調製した。ストック溶液は、24時間の時間だけ安定であると考えられている。加えて、以下に記述するように、連続希釈液は、血清を含まない培地中で最終的な20分の1の処理濃度に調製した。10μlの希釈試験物質を各ウェルに添加した。
細胞毒性を、MTSアッセイ(テトラゾリウム)によって測定した。MTSアッセイは、生存細胞数を測定するための比色法である。薬剤と共に72時間インキュベートした後、各マイクロタイターウェルに25 μLのMTS+PMS溶液を加え、37℃で4時間インキュベートした。次いで、プレートをインキュベーターから取り出し、プレート撹拌器に(遮光のためにアルミニウムで覆って)5分間置いた。分光光度計のプレート読取り器で490nmでの光学濃度を読み取った。データをソフトマックス(Softmax)プログラムを使用して解析した。
IC50(50%の増殖阻害が測定された濃度)を算出した。ソフトマックスプログラムを使用して回帰曲線データを作成した後、50%の阻害濃度を手動で補間し、この濃度を、化合物の分子量で割ることによってモル濃度(M)に変換した。
表3に、各細胞株に対して得られたIC50(Mとして表されたもの)を示す。
Figure 2009503047
[実施例4]:EGFRシグナル伝達阻害アッセイプロトコル
このアッセイでは、活性化された上皮細胞成長因子(EGF)膜受容体によって誘発されたシグナル伝達経路を、EGF-応答性のAP1介在性ルシフェラーゼ受容体システムを用いて間接的に定量する。
HeLa細胞株(ヒト頸癌ATCC番号CCL-2)のサブクローンであるHeLa-AP1〔ヒトコラゲナーゼ-3遺伝子の近位プロモーター(-56/-50の位置のコンセンサスAP-1応答エレメントTGATCA)の制御下で、ルシフェラーゼ受容体遺伝子を含有する構成物を用いて安定的にトランスフェクトされたもの〕を用いた。細胞を、10%FCSならびに100単位/mLのペニシリンおよびストレプトマイシンを補充したDMEM中に、37℃、5%COで維持した。HeLa細胞を指定された化合物を用いて30分間予め処理したあと、EGF(25ng/mL)で刺激した。さらに18時間インキュベートした後、規格化するために、カルセインAM(0.5μM)の生存蛍光プローブと共に30分間細胞をロードすることによって、細胞の生存を評価した。蛍光は、1420 Victor2のプレートマルチラベルカウンター(Wallac社)を使用して定量化した。その後、細胞を溶解し、Bright-Gloシステム(Promega社)および1450 Microbeta プレート蛍光カウンター(Wallac-Trilux社)を用いてルシフェラーゼ活性をアッセイした。結果を、対照である未処理の細胞と比較したAP-1活性阻害パーセントで表した。
化合物(I)は実施例2に従って得、スチグマテリンAは(CAS番号:91682-96-1)はFLUKA(参照:85865)から購入した。
表4に、本発明の化合物のEGFR細胞内シグナル伝達活性の阻害(AP-1活性阻害)についてのデータを示す。
Figure 2009503047
[実施例5]:マウスにおける単位投与用量範囲の設定
このアッセイの最終目的は、薬剤の単回投与によって、マウスにおける最大耐用量(MTD)を決定することである。
体重約25 gのCD-1雄性マウスを本研究に用い、いくつかの用量群にランダムに割り当てた。動物は、スチグマテリンA(CAS番号:91682-96-1、FLUKA(参照:85865)から購入)の単回の静脈内投与を外側尾静脈への静脈内投与により受けた。投与の後、動物は、定期的に投与後4日目まで臨床的症状の観察を受けた。死亡率を毎日記録した。最大耐用量(MTD)は、用量に対する死亡率が0%である場合に各用量レベルについて算出した死亡率に基づいて決定した。
結果、ならびに実験プロトコルおよび最終的な結果のより具体的な詳細を表5にまとめた。
Figure 2009503047
[実施例6]:マウスにおける頻回投与用量範囲の設定
このアッセイの最終目的は、薬剤の頻回投与によって、マウスにおける最大頻回耐用量(MTMD)を決定することである。
体重約25 gのCD-1雄性マウスを本研究に用い、いくつかの用量群にランダムに割り当てた。動物は、静脈内経路または血管外(腹腔内)経路によって頻回投与を受けた。投与の後、動物は、定期的に投与後4日目まで臨床的症状の観察を受けた。死亡率を毎日記録した。最大頻回耐用量(MTMD)は、用量に対する死亡率が0%である場合に各用量レベルについて算出した死亡率に基づいて決定した。
スチグマテリンA(CAS番号:91682-96-1、 FLUKAから購入(Ref:85865))についての結果を表6にまとめる。
Figure 2009503047

Claims (25)

  1. 下記式(I):
    Figure 2009503047
    〔式中、R、R、R、R、R、およびRは、それぞれ独立に、水素、ORa、OC(=O)Ra、ハロゲン、置換または非置換のC1〜C12アルキル、置換または非置換のC2〜C12アルケニル、および置換または非置換のC2〜C12アルキニルからなる群から選択され;
    は、水素、置換または非置換のC1〜C12アルキル、置換または非置換のC2〜C12アルケニル、置換または非置換のC2〜C12アルキニル、置換または非置換のアリール、および置換または非置換の複素環基からなる群から選択され;
    Xは、O、S(O)m、またはNRであり;mは、0、1、または2であり;
    Rは、水素、置換または非置換のC1〜C12アルキル、置換または非置換のC2〜C12アルケニル、および置換または非置換のC2〜C12アルキニルからなる群から選択され;
    Yは、置換または非置換のC1〜C12アルキレン鎖を表し;
    nは、2〜6であり;かつ、
    波線は、(E)-異性体または(Z)-異性体として存在し得る結合を意味する〕
    の化合物、または医薬として許容できるその塩、誘導体、プロドラッグ、もしくは立体異性体〔ただし、以下の事項:
    (a) 前記構造が:
    Figure 2009503047
    であり、さらに、
    が-OCH3であり、Rが-OCH3である場合、Rは-OH、-OCH3、-OCOCH3、-OCH2CO2H、-OCH2Ph、または-OCH2CO2CH2CH3ではなく;
    が-OHであり、Rが-OCH3である場合、Rは-OHまたは-OCH3ではなく;かつ、
    が-OHであり、Rが-Hである場合、Rは-OHまたは-OCH3ではないこと;
    (b) 前記構造が:
    Figure 2009503047
    であり、さらに、
    が-OCH3であり、Rが-OCH3である場合、Rは-OHではないこと;
    (c) 前記構造が:
    Figure 2009503047
    である場合、R’は-Hまたはメチルではないこと;
    (d) 前記構造が:
    Figure 2009503047
    である場合、R’はメチルではないこと;および、
    (e) 前記構造が:
    Figure 2009503047
    である場合、R’’基は、全てが-Hであることはないかまたは全てが-COCH3であることはないこと
    を条件とする〕。
  2. が水素、ORa、または置換もしくは非置換のC1〜C12アルキルであり、Rが請求項1に定義した通りである、請求項1に記載の化合物。
  3. が置換または非置換のC1〜C6アルキルである、請求項1または2に記載の化合物。
  4. が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、およびブチルからなる群から選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
  5. 、R、R、およびRが、水素、ORa、またはOC(=O)Raである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
  6. が、水素または置換もしくは非置換のC1〜C12アルキルである、請求項5に記載の化合物。
  7. が、水素または置換もしくは非置換のC1〜C6アルキルである、請求項6に記載の化合物。
  8. が、水素、メチル、エチル、プロピル、またはイソプロピルである、請求項7に記載の化合物。
  9. XがO、S(O)m、またはNRであり、mが0であり、Rが、水素または置換もしくは非置換のC1〜C12アルキルである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物。
  10. Rが、水素または置換もしくは非置換のC1〜C6アルキルである、請求項9に記載の化合物。
  11. Rが、水素、メチル、プロピル、イソプロピル、またはブチルである、請求項10に記載の化合物。
  12. XがOである、請求項9に記載の化合物。
  13. Yが置換または非置換のC3〜C8アルキレン鎖である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
  14. Yが置換1,4-ブチレン、置換1,5-ペンチレン、または置換1,6-ヘキシレンである、請求項13に記載の化合物。
  15. 1,4-ブチレン、1,5-ペンチレン、または1,6-ヘキシレンが、1つ以上の位置において、C1〜C6アルキル、OH、アルコキシ、またはC(=O)アルキルで置換されている、請求項14に記載の化合物。
  16. が、置換もしくは非置換のC1〜C12アルキル、置換もしくは非置換のC2〜C12アルケニル、または置換もしくは非置換のC2〜C12アルキニルである、請求項1〜15のいずれか一項に記載の化合物。
  17. が、置換もしくは非置換のC1〜C6アルキルまたは置換もしくは非置換のC2〜C6アルケニルである、請求項16に記載の化合物。
  18. が、1-メチルブチルまたは1-メチルプロペニルである、請求項17に記載の化合物。
  19. nが2または3である、請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物。
  20. 下記式:
    Figure 2009503047
    の、請求項1に記載の化合物。
  21. 医薬製品としての使用するための、請求項1から20のいずれか一項に記載の化合物、または医薬として許容できるその塩、誘導体、プロドラッグもしくは立体異性体。
  22. 癌を治療するための医薬製品として使用するための、請求項21の化合物。
  23. 請求項1から20のいずれか一項に記載の化合物または医薬として許容できるその塩、誘導体、プロドラッグもしくは立体異性体と、医薬として許容できる希釈剤または担体とを含む、医薬組成物。
  24. 請求項1から20のいずれか一項に記載の化合物(請求項1のただし書きにより除外された化合物を含む)または医薬として許容できるその塩、誘導体、プロドラッグもしくは立体異性体の、癌を治療するための医薬製品の製造のための使用。
  25. 請求項1から20のいずれか一項に記載の化合物(請求項1のただし書きにより除外された化合物を含む)または医薬として許容できるその塩、誘導体、プロドラッグもしくは立体異性体を、有効量投与する工程を含む、癌の治療方法。
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