JP2009265576A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の光源を個別に点灯制御することを必要とせずに、高品位な動画表示を実現する液晶表示装置を提供する。
【解決手段】複数の走査線からなる表示領域を有する液晶パネル11と、前記走査線と平行方向の線状光を出射する光源12と、前記光源12からの出射光による照明領域を、前記液晶パネル11に対する駆動信号に同期させつつ、前記表示領域の面内にて、前記走査線との直交方向に移動させる照明領域移動手段13と、を備えて液晶表示装置を構成する。
【選択図】図1
【解決手段】複数の走査線からなる表示領域を有する液晶パネル11と、前記走査線と平行方向の線状光を出射する光源12と、前記光源12からの出射光による照明領域を、前記液晶パネル11に対する駆動信号に同期させつつ、前記表示領域の面内にて、前記走査線との直交方向に移動させる照明領域移動手段13と、を備えて液晶表示装置を構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶パネルとそのバックライトとなる光源とを備えた液晶表示装置に関する。
近年、テレビジョン放送の受像機やコンピュータディスプレイ等として、液晶表示装置が広く用いられるようになっている。これに伴い、液晶表示装置に対しては、動画表示において、視覚的に表示画像の変化に対して応答性がよく、高画質な画像表示を行うことが求められている。
このことから、液晶表示装置については、複数の走査線からなる表示領域を有する液晶パネルと、各走査線を複数に分割したブロック毎に対応して設けられた光源とを備えたものにおいて、当該ブロック毎の光源を走査線に走査信号が印加されるタイミングに対応させて点灯制御することが提案されている。このようなブロック単位でのバックライトの点灯制御により、動画像の表示を行う際、ブロック内の各走査線間の液晶素子の応答と駆動される光源の点灯とのタイミングのずれによる、走査線に対応した画素間での液晶パネルを透過する相対的な光量のバラツキを、ブロック内の相対位置に対応して、各走査線毎に補正することが可能となり、各走査線の表示画像の劣化を高い精度により抑制することができるからである(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上述した従来の液晶表示装置では、ブロック単位でのバックライトの点灯制御を行うために、複数の光源と、それらを個別に点灯制御する光源制御手段とが必要となってしまう。そのため、装置構成の複雑化や制御処理の煩雑化等により装置コスト削減が実現困難となることが考えられる。
また、上述した従来の液晶表示装置では、複数の光源をブロック単位で個別に点灯させるようになっている。そのため、例えば各光源が周辺領域に光を拡散させる構造のものであると、その拡散光によって各光源を個別に点灯させることによる利点、すなわち動画表示性能の改善効果が薄れてしまう。その一方で、例えば周辺領域に光を拡散させない構造の光源を用いた場合には、個々の光源に色の違い(バラツキ)等が生じていると、表示画像上の斑として視認されるおそれがある。さらには、最適な光分布を面内一様に形成することも困難になる可能性がある。
そこで、本発明は、複数の光源を個別に点灯制御することを必要とせずに、高品位な動画表示を実現することのできる液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出された液晶表示装置で、複数の走査線からなる表示領域を有する液晶パネルと、前記液晶パネルの一端側にて前記走査線と平行方向の線状光を出射する光源と、前記光源と前記表示領域を挟んで対向する前記液晶パネルの他端側にて光を反射して当該光の光軸方向を変換する反射手段と、前記液晶パネルの背面側を覆うように配されて、前記光源からの光が前記一端側から入射されると当該光を前記他端側の前記反射手段まで導くとともに、前記反射手段による反射光が前記他端側から入射されると当該光を前記液晶パネルの背面側から当該液晶パネルに向けて出射するように構成された導光板と、前記液晶パネルと前記導光板との間に配されて、当該導光板からの出射光の光軸方向を前記液晶パネルの法線方向に変換する光指向性変換手段と、前記反射手段による光の反射方向を当該反射手段に対する駆動動作によって可変させ、前記導光板から前記液晶パネルの側への出射光の出射位置を、当該液晶パネルに対する駆動信号に同期させつつ、前記走査線との直交方向に移動させる反射方向可変手段とを備えるものである。
上記構成の液晶表示装置では、光源からの光が導光板に入射すると、その光が反射手段まで導かれ、当該反射手段での反射後に再び導光板に入射する。そして、再び導光板に入射した光は、液晶パネルの背面側から当該液晶パネルに向けて出射され、光指向性変換手段での光軸方向の変換を経た後に、当該液晶パネルに到達する。このとき、反射手段による光の反射方向は、当該反射手段に対する駆動動作によって可変され得るようになっている。そのため、反射手段による光の反射方向によっては、液晶パネルの側への出射光の出射位置、すなわち当該液晶パネルの表示領域に対する照明領域が、当該表示領域における走査線との直交方向に移動することになる。したがって、光源から導光板および反射手段を経て得られる出射光による照明領域が、液晶パネルの表示領域における走査線との直交方向に移動するので、当該光源が一つのみであっても、当該出射光を、走査線に駆動信号が印加されるタイミングに対応させて、液晶パネルの表示領域に到達させることが可能になる。つまり、複数の光源を個別に点灯制御することを必要とせずに、表示領域の面内において、駆動される走査線の位置と光源からの出射光による照明領域の位置とを互いに一致させ得るようになる。
また、本発明は、上記目的を達成するために案出された液晶表示装置で、複数の走査線からなる表示領域を有する液晶パネルと、前記走査線と平行方向の線状光を出射する光源と、前記光源からの出射光による照明領域を、前記液晶パネルに対する駆動信号に同期させつつ、前記表示領域の面内にて、前記走査線との直交方向に移動させる照明領域移動手段とを備えるものである。
上記構成の液晶表示装置では、光源からの出射光による照明領域が、液晶パネルの表示領域における走査線との直交方向に移動するので、当該光源が一つのみであっても、当該光源からの出射光を、走査線に駆動信号が印加されるタイミングに対応させて、液晶パネルの表示領域に到達させることが可能になる。つまり、複数の光源を個別に点灯制御することを必要とせずに、表示領域の面内において、駆動される走査線の位置と光源からの出射光による照明領域の位置とを互いに一致させ得るようになる。
本発明によれば、駆動される走査線の位置と光源からの出射光による照明領域の位置とを互いに一致させ得るので、動画表示の際に発生するボヤケを低減した高品位な画像表示を実現することが可能となる。つまり、動画表示において、視覚的に表示画像の変化に対して応答性がよく、高画質な画像表示を行えるようになる。
しかも、高品位の画像表示を実現する場合であっても、複数の光源を個別に点灯制御することを必要とせずに、単一の光源による実現が可能となるので、装置構成の複雑化や制御処理の煩雑化等を抑制でき、その結果として装置コスト削減が実現容易となる。また、単一の光源を用いることで、複数の光源を個別に点灯制御する場合のような個々の光源における色の違い(バラツキ)等が生じてしまうこともなく、表示画像上に斑等が視認されることのない面内一様な光学特性を実現することができる。
しかも、高品位の画像表示を実現する場合であっても、複数の光源を個別に点灯制御することを必要とせずに、単一の光源による実現が可能となるので、装置構成の複雑化や制御処理の煩雑化等を抑制でき、その結果として装置コスト削減が実現容易となる。また、単一の光源を用いることで、複数の光源を個別に点灯制御する場合のような個々の光源における色の違い(バラツキ)等が生じてしまうこともなく、表示画像上に斑等が視認されることのない面内一様な光学特性を実現することができる。
以下、図面に基づき本発明に係る液晶表示装置について説明する。
〔第1の実施の形態〕
先ず、本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1および図2は、本発明の第1の実施の形態における液晶表示装置の概略構成例を示す説明図である。
先ず、本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1および図2は、本発明の第1の実施の形態における液晶表示装置の概略構成例を示す説明図である。
図1に示すように、ここで例に挙げて説明する液晶表示装置は、液晶パネル11と、光源12と、反射ミラー13と、プリズムシート14と、拡散板15と、を備えて構成されている。
液晶パネル11は、ガラス等で形成された2枚の透明基板を互いに対向配置させ、その間隙に液晶を封入した液晶層を設けて構成されたもので、印加される電圧の大きさによって当該液晶層における光の透過率が可変するようになっている。ただし、液晶パネル11の表示領域は、マトリクス状に配列された複数の画素からなり、各画素毎に光の透過率を可変させ得るように構成されている。この画素を水平方向(行方向)に並べた線のことを「走査線」という。つまり、液晶パネル11は、複数の走査線からなる表示領域を有して構成されたものである。
光源12は、液晶パネル11における走査線と平行方向の線状光を出射するものである。線状光は、同一平面を構成するように照射される光である。平行方向には、走査線と平行な方向の他に、厳密には平行ではないが略平行であると同視できる方向(例えば、誤差の範囲内にある方向)をも含むものとする。
線状光を出射する光源12としては、例えば冷陰極蛍光管(CCFL;Cold Cathode Fluorescent Lamp)を用いることが考えられる。また、蛍光管等の放電管以外にも、発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)を複数個並べて配置したものを用いることが考えられる。さらには、レーザ光源からのレーザ光をビームエクスパンダで線状光とするものであってもよい。
線状光を出射する光源12としては、例えば冷陰極蛍光管(CCFL;Cold Cathode Fluorescent Lamp)を用いることが考えられる。また、蛍光管等の放電管以外にも、発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)を複数個並べて配置したものを用いることが考えられる。さらには、レーザ光源からのレーザ光をビームエクスパンダで線状光とするものであってもよい。
反射ミラー13は、光源12からの出射光を反射して、当該出射光の光軸方向を変換するものである。つまり、反射ミラー13は、本発明における反射手段としての機能を実現するものである。
ただし、反射ミラー13は、揺動または回転し得るように支持されるとともに、モータや電磁ソレノイド等といった駆動源(ただし不図示)によって揺動動作または回転動作がされ、当該駆動源による駆動動作を通じて光の反射方向を可変させるようになっている。つまり、反射ミラー13の支持機構および駆動源は、当該反射ミラー13による光の反射方向を当該反射ミラー13に対する駆動動作によって可変させる、本発明における反射方向可変手段としての機能を実現するものである。このような反射ミラー13の具体例としては、ガルバノミラー(揺動ミラー)やポリゴンミラー(回転ミラー)等が挙げられる。
また、反射ミラー13は、図2に示すように、その反射光による照明領域が、液晶パネル11における表示領域の全面ではなく、一部領域のみに相当するように構成されている。一部領域としては、例えば液晶パネル11における表示領域全面の50%以下となる大きさの領域が挙げられる。さらに詳しくは、複数の走査線からなる液晶パネル11の表示領域のうちで、所定数の走査線からなるブロック領域を、反射ミラー13からの反射光による照明領域とすることが考えられる。
このような一部領域のみを照明領域とすることで、反射ミラー13による光反射方向を可変させない状態では、液晶パネル11における表示領域上に、図2(b)に示すような「照明領域」と「非照明領域」とが存在することになる。そして、反射ミラー13を揺動または回転させると、当該反射ミラー13による光反射方向の可変を通じて、光源12から出射される線状光により、液晶パネル11における表示領域の全面が照明されるのである。つまり、光源12からの出射光による照明領域は、反射ミラー13による光反射方向の可変を通じて、液晶パネル11における表示領域の面内にて、当該表示領域を構成する走査線との直交方向に移動することになる。ここで、直交方向には、走査線と直交する方向の他に、厳密には直交ではないが略直交であると同視できる方向(例えば、誤差の範囲内にある方向)をも含むものとする。
このような一部領域のみを照明領域とすることで、反射ミラー13による光反射方向を可変させない状態では、液晶パネル11における表示領域上に、図2(b)に示すような「照明領域」と「非照明領域」とが存在することになる。そして、反射ミラー13を揺動または回転させると、当該反射ミラー13による光反射方向の可変を通じて、光源12から出射される線状光により、液晶パネル11における表示領域の全面が照明されるのである。つまり、光源12からの出射光による照明領域は、反射ミラー13による光反射方向の可変を通じて、液晶パネル11における表示領域の面内にて、当該表示領域を構成する走査線との直交方向に移動することになる。ここで、直交方向には、走査線と直交する方向の他に、厳密には直交ではないが略直交であると同視できる方向(例えば、誤差の範囲内にある方向)をも含むものとする。
プリズムシート14は、反射ミラー13による反射光の光軸方向を、液晶パネル11の法線方向に変換するものである。法線方向には、液晶パネル11の表示領域面に対する法線に沿った方向の他に、厳密には当該法線に沿った方向ではないが当該方向と同視できる方向(例えば、誤差の範囲内にある方向)をも含むものとする。つまり、プリズムシート14は、本発明における光指向性変換手段としての機能を実現するものである。
これら反射ミラー13、当該反射ミラー13の支持機構および駆動源、並びに、プリズムシート14は、光源12からの出射光による照明領域を、液晶パネル11における表示領域の面内にて、当該表示領域を構成する走査線との直交方向に移動させる、本発明における照明領域移動手段としての機能を実現するものである。なお、照明領域の移動は、液晶パネル11に対する駆動信号に同期させつつ、行うようになっているものとする。つまり、反射ミラー13の駆動動作を行う駆動源には、液晶パネル11に対する駆動信号に同期する駆動信号が与えられるようになっている。
拡散板15は、液晶パネル11とプリズムシート14との間に配設されているもので、当該プリズムシート14からの光を散乱・拡散させて、当該液晶パネル11における表示領域の面全体で均一な明るさにするために使用されるものである。
以上のように構成された液晶表示装置では、動画表示を行う際に、光源12からの出射光による照明領域を、液晶パネル11に対する駆動信号に同期させつつ、当該液晶パネル11の表示領域における走査線との直交方向に移動させるようになっている。そのため、線状光を出射する光源12が複数並設されているのではなく一つのみであっても、当該光源12からの出射光を、走査線に駆動信号が印加されるタイミングに対応させて、液晶パネル11の表示領域に到達させることが可能になる。つまり、複数光源の個別点灯制御を必要とせずに、液晶パネル11の表示領域の面内において、駆動される走査線の位置と光源12からの出射光による照明領域の位置とを互いに一致させ得るようになる。
したがって、上述した構成の液晶表示装置によれば、例えば所定数の走査線からなるブロック領域単位での照明領域の移動制御、すなわち当該ブロック領域単位でのバックライト点灯制御を行うことが可能となるので、駆動される走査線の位置と光源12からの出射光による照明領域の位置とを互いに一致させ得るようになり、これにより動画表示の際に発生するボヤケを低減した高品位な画像表示を実現することが可能となる。つまり、動画表示において、視覚的に表示画像の変化に対して応答性がよく、高画質な画像表示を行えるようになる。
しかも、高品位の画像表示を実現する場合であっても、複数光源の個別点灯制御が不要で、単一の光源12による実現が可能となるので、装置構成の複雑化や制御処理の煩雑化等を抑制でき、その結果として装置コスト削減が実現容易となる。また、単一の光源12を用いることで、複数光源を個別に点灯制御する場合のような個々の光源における色の違い(バラツキ)等が生じてしまうこともなく、表示画像上に斑等が視認されることのない面内一様な光学特性を実現することができる。
しかも、高品位の画像表示を実現する場合であっても、複数光源の個別点灯制御が不要で、単一の光源12による実現が可能となるので、装置構成の複雑化や制御処理の煩雑化等を抑制でき、その結果として装置コスト削減が実現容易となる。また、単一の光源12を用いることで、複数光源を個別に点灯制御する場合のような個々の光源における色の違い(バラツキ)等が生じてしまうこともなく、表示画像上に斑等が視認されることのない面内一様な光学特性を実現することができる。
また、上述した構成の液晶表示装置では、反射ミラー13、当該反射ミラー13の支持機構および駆動源、並びに、プリズムシート14を用いて、光源12からの出射光による照明領域を、液晶パネル11における表示領域の面内にて、当該表示領域を構成する走査線との直交方向に移動させるようになっている。つまり、反射ミラー13による光反射と、その光反射方向の可変とを利用して、液晶パネル11の表示領域に対する照明領域を、走査線との直交方向に移動させる。したがって、反射ミラー13による光反射等を利用しない場合に比べて、液晶表示装置の薄型化が容易に実現可能となる。
なお、ここでは、照明領域移動手段としての機能が、反射ミラー13、当該反射ミラー13の支持機構および駆動源、並びに、プリズムシート14によって実現される場合を例に挙げたが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、光源が指向性をもって線状光を出射するものであれば、当該光源を液晶パネルの背面側にて揺動可能に支持することで、当該液晶パネルに対する照明領域を走査線との直交方向に移動させるようにすることも考えられる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。ただし、ここでは、上述した第1の実施の形態との相違点についてのみ説明する。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。ただし、ここでは、上述した第1の実施の形態との相違点についてのみ説明する。
ここで例に挙げて説明する液晶表示装置は、第1の実施の形態で説明した構成に加えて、光受光素子と、フィードバック制御部と、を備えている(ただし、いずれも不図示)。
光受光素子は、液晶パネル11への到達光量を検出するためのもので、本発明における光量検出手段としての機能を実現するものである。このような光受光素子としては、例えば、液晶パネル11の走査方向に複数個配置されたゲートドライバの一部に少なくとも1つ配置され、液晶パネル11のゲート信号の走査駆動に同期して当該液晶パネル11への到達光の強度を順次検出するものが挙げられる。また、ゲートドライバ内部ではなく、液晶パネル11内の薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)にて形成したものであっても構わない。さらには、液晶パネル11における表示領域への到達光との一義的な対応関係を特定し得る場合には、当該表示領域の面内に存在するゲートドライバ等に内蔵するのではなく、当該表示領域外のガラス基板上に光受光素子を形成することも考えられる。この場合の光受光素子は、画素用のTFTと同一のプロセスで同時に形成することが可能なため、低コストに実現することが可能である。
フィードバック制御部は、光受光素子での検出結果に基づいて、光源12から液晶パネル11へ到達する光量についてのフィードバック制御を行うものである。さらに詳しくは、所望の到達光量を得るために、光源12による出射光の光量制御と、反射ミラー13に対する駆動動作を利用して照明領域を移動させる際の移動制御との、少なくとも一方を行うものである。そのために、フィードバック制御部は、ガラス基板上に形成された配線または異方性導電フィルム(ACF;Anisotropic Conductive Film)を介して光受光素子と接続されており、その光受光素子からの出力信号を受け取り得るように構成されている。つまり、フィードバック制御部は、本発明におけるフィードバック制御手段としての機能を実現するものである。
上述した構成の液晶表示装置では、光受光素子で検出された光強度のプロファイルが所望のものに近づくように、フィードバック制御部が反射ミラー13に対する駆動動作の際の駆動量を調整するフィードバック制御を行う。具体的には、駆動源での駆動量調整を通じて、反射ミラー13の変角制御を行う。または、反射ミラー13の変角制御に併せて、もしくは当該変角制御を行うことなく、光受光素子で検出された光強度のプロファイルが所望のものに近づくように、光源12による出射光の光量を調整するフィードバック制御を行う。具体的には、光源12からの出射光量自体を調整したり、あるいは光源12と反射ミラー13との間に絞り(アイリス)を配置し、これをガルバノミラーの制御に同期して変調させる、といったことが考えられる。なお、このフィードバック制御部が行う制御処理自体については、公知の制御手法を適宜組み合わせて実現すればよいため、ここではその詳細な説明を省略する。
このようなフィードバック制御部が行うことで、上述した構成の液晶表示装置では、液晶パネル11の表示領域の面内における輝度の均一性を確保することが可能になる。つまり、反射ミラー13に対する駆動動作を利用して液晶パネル11における照明領域を移動させる場合、当該液晶パネル11と当該反射ミラー13との相対位置関係によっては、当該液晶パネル11の表示領域の面内における照明領域の位置によって輝度が異なってしまう可能性があるが、所望の到達光量を得るように上述したフィードバック制御を行えば、表示領域の面内における輝度の均一性確保が実現可能となるのである。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
図3は、本発明の第3の実施の形態における液晶表示装置の概略構成例を示す説明図である。
図例のように、ここで例に挙げて説明する液晶表示装置は、液晶パネル11と、光源12と、反射ミラー13と、プリズムシート14と、拡散板15と、導光板16と、を備えて構成されている。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
図3は、本発明の第3の実施の形態における液晶表示装置の概略構成例を示す説明図である。
図例のように、ここで例に挙げて説明する液晶表示装置は、液晶パネル11と、光源12と、反射ミラー13と、プリズムシート14と、拡散板15と、導光板16と、を備えて構成されている。
これらの各構成要素のうち、導光板16以外は、図3に示すように、上述した第1の実施の形態で説明したものと同様のものである。すなわち、反射ミラー13は、当該反射ミラー13に対する駆動動作によって、当該反射ミラー13による光の反射方向を可変させ得るように構成されている。ただし、導光板16の配置に関連して、光源12は、液晶パネル11の一端側(図中における上端側)に配されている。また、反射ミラー13は、光源12と表示領域を挟んで対向する液晶パネル11の他端側(図中における下端側)に配されている。
導光板16は、メタクリル酸メチル樹脂(PMMA)等の光透過材料によって形成されたもので、液晶パネル11の背面側を覆うように配されているものである。さらに詳しくは、拡散板15およびプリズムシート14を介して、液晶パネル11の背面と対向するように配されたものである。そして、その一端縁(図中における上端縁)の側には光源12が配されており、他端縁(図中における下端縁)の側には反射ミラー13が配されている。
ところで、導光板16は、その前面(当該液晶パネル11との対向面)は当該液晶パネル11と略平行に形成されているが、その背面(液晶パネル11と対向しない側の面)は傾斜を有するように形成されている。そして、背面が傾斜を有することにより、光源12が配された側の端縁部分の板厚よりも、反射ミラー13が配された側の端縁部分の板厚のほうが大きくなるように構成されている。つまり、導光板16は、光源12が配された側(以下、単に「一端側」という。)の端縁幅が、反射ミラー13が配された側(以下、単に「他端側」という。)の端縁幅よりも小さい楔形状を有している。
このような楔形状を有する導光板16は、後述するように、光源12からの光が一端側から入射されると当該光を他端側の反射ミラー13まで導くとともに、当該反射ミラー13による反射光が他端側から入射されると当該光を前面から液晶パネル11の背面側に向けて出射するように構成されることになる。
以上のように構成された液晶表示装置では、光源12が線状光を出射すると、当該線状光が導光板16の一端側から当該導光板16内に入射する。この入射光は、導光板16の形成材料の屈折率と空気との屈折率の違いによって全反射条件を満たすため、当該導光板16の他端側に導かれて、当該他端側まで全光線が到達し、当該他端側から出射される。このとき、導光板16の背面は傾斜を有していることから、当該他端側からの出射光は、当該導光板16の内部を伝播する過程で、当該他端側の端縁に対する法線方向に近い配光特性を有するように偏向されることになる。
導光板16の他端側からの出射光は、当該他端側の端縁に対向するように配置された反射ミラー13によって反射され、その光軸方向が変換される。そして、光軸方向が変換された反射光は、再度、導光板16の他端側から入射する。このとき、反射ミラー13による反射光は、当該反射ミラー13に対する駆動動作を通じて、その反射方向が可変され得る。したがって、反射ミラー13の状態によっては、当該反射ミラー13による反射光の導光板16への入射方向も異なることになる。
導光板16の他端側から当該導光板16内に再入射した光は、当該導光板16内を伝播することになる。ただし、導光板16内を伝播する光のうち、当該導光板16の楔形状を構成する傾斜面にて反射した光は、その反射の後に当該導光板16の前面(傾斜面と正対する対向面)に入射する際に、全反射条件が満たされないことに起因して、入射した光の一部が当該導光板16の前面からプリズムシート14に向けて出射することになる。このときの導光板16の前面上における光の出射位置は、その出射前における当該導光板16の傾斜面での反射位置に依存する。また、導光板16の傾斜面での光の反射位置は、当該導光板16の他端側における反射光の再入射方向に依存する。したがって、導光板16の前面からの光の出射位置は、当該導光板16の他端側における反射光の再入射方向、すなわち反射ミラー13による光の反射方向に依存して特定されることになる。
導光板16の前面からプリズムシート14に向けて出射する光は、当該プリズムシート14を透過する際に、その光軸方向が液晶パネル11の法線方向に変換される。そして、プリズムシート14を透過した光は、拡散板15での拡散を経た後に、液晶パネル11に到達し、当該液晶パネル11における表示領域を照明することになる。
以上のように構成された液晶表示装置では、導光板16の前面からの光の出射位置、すなわち液晶パネル11における照明領域の位置が、反射ミラー13による光の反射方向に依存して特定されるようになっている。つまり、反射ミラー13による光の反射方向を可変させることで、光源12からの出射光による照明領域を、当該液晶パネル11の表示領域における走査線との直交方向に移動させることが可能になる。
したがって、上述した構成の液晶表示装置においても、動画表示を行う際に、液晶パネル11に対する駆動信号に同期させつつ、反射ミラー13による光の反射方向を可変させて、光源12からの出射光による照明領域を当該液晶パネル11の表示領域における走査線との直交方向に移動させることで、当該光源12からの出射光を、走査線に駆動信号が印加されるタイミングに対応させて、液晶パネル11の表示領域に到達させ得るようになる。さらに具体的には、例えば所定数の走査線からなるブロック領域単位での照明領域の移動制御、すなわち当該ブロック領域単位でのバックライト点灯制御を行うことが可能となるので、駆動される走査線の位置と光源12からの出射光による照明領域の位置とを互いに一致させ得るようになり、これにより動画表示の際に発生するボヤケを低減した高品位な画像表示を実現することが可能となる。つまり、動画表示において、視覚的に表示画像の変化に対して応答性がよく、高画質な画像表示を行えるようになる。
しかも、高品位の画像表示を実現する場合であっても、複数光源の個別点灯制御が不要で、単一の光源12による実現が可能となるので、装置構成の複雑化や制御処理の煩雑化等を抑制でき、その結果として装置コスト削減が実現容易となる。また、単一の光源12を用いることで、複数光源を個別に点灯制御する場合のような個々の光源における色の違い(バラツキ)等が生じてしまうこともなく、表示画像上に斑等が視認されることのない面内一様な光学特性を実現することができる。
しかも、高品位の画像表示を実現する場合であっても、複数光源の個別点灯制御が不要で、単一の光源12による実現が可能となるので、装置構成の複雑化や制御処理の煩雑化等を抑制でき、その結果として装置コスト削減が実現容易となる。また、単一の光源12を用いることで、複数光源を個別に点灯制御する場合のような個々の光源における色の違い(バラツキ)等が生じてしまうこともなく、表示画像上に斑等が視認されることのない面内一様な光学特性を実現することができる。
さらに、上述した構成の液晶表示装置では、単一の光源12による高品位な画像表示を、楔形状を有する導光板16を利用して実現するようになっている。したがって、光源12、導光板16、反射ミラー13、並びに、当該反射ミラー13およびの支持機構および駆動源を、それぞれ液晶パネル11の背面側に並べて配置することが可能となり、当該導光板16を利用しない場合に比べて、液晶表示装置の薄型化が非常に容易に実現可能となる。
なお、ここでは、導光板16の他端側に反射ミラー13を配し、当該反射ミラー13を揺動または回転させることで、当該反射ミラー13による光の反射方向を可変させる場合を例に挙げて説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。
ここで、本発明の第3の実施の形態における他の構成例を説明する。
図4は、本発明の第3の実施の形態における液晶表示装置の他の概略構成例を示す説明図である。
図例の液晶表示装置は、反射ミラー13に代わって、集光レンズ17および直角ミラー18からなる、いわゆるキャッツアイ型光反射機構(以下、単に「光反射機構」という。)を備えている点で、上述した構成例とは異なる。
図4は、本発明の第3の実施の形態における液晶表示装置の他の概略構成例を示す説明図である。
図例の液晶表示装置は、反射ミラー13に代わって、集光レンズ17および直角ミラー18からなる、いわゆるキャッツアイ型光反射機構(以下、単に「光反射機構」という。)を備えている点で、上述した構成例とは異なる。
既に説明したように、楔形状を有する導光板16を利用する場合、当該導光板16の他端側からの出射光は、当該導光板16の内部を伝播する過程で、当該他端側の端縁に対する法線方向に近い配光特性を有するように偏向されることになる。したがって、導光板16の前面からの光出射位置の可変は、反射ミラー13による光反射方向の可変を通じて導光板16の他端側への光再入射方向を可変させることの他に、当該他端側への光再入射位置を可変させることによっても、実現することが可能である。
このことから、図例の液晶表示装置では、導光板16の他端側に、集光レンズ17および直角ミラー18からなる光反射機構を配し、その光反射機構を液晶パネル11の前面から見て奥行き方向(図中の左右方向)に移動させ得るようにしている。
このような構成の液晶表示装置において、反射機構が液晶パネル11から遠い側(図中右側)にあるときは、導光板16の他端側からの再入射光の多くが、当該導光板16における傾斜面の当該他端側に近い領域部分にて反射することになる。したがって、当該他端側に近い液晶パネル11の表示領域部分を照明することが可能になる。
一方、反射機構が液晶パネル11に近い側(図中左側)にあるときは、導光板16の他端側からの再入射光の多くが、当該導光板16における傾斜面の当該他端側から遠い領域部分にて反射することになる。したがって、当該他端側から遠い側、すなわち光源12の配置側に近い液晶パネル11の表示領域部分を照明することが可能になる。
一方、反射機構が液晶パネル11に近い側(図中左側)にあるときは、導光板16の他端側からの再入射光の多くが、当該導光板16における傾斜面の当該他端側から遠い領域部分にて反射することになる。したがって、当該他端側から遠い側、すなわち光源12の配置側に近い液晶パネル11の表示領域部分を照明することが可能になる。
つまり、集光レンズ17および直角ミラー18からなる光反射機構を備えた構成の液晶表示装置であっても、当該光反射機構の位置移動を液晶パネル11の走査に同期して制御することによって、例えばCRT(Cathode Ray Tube)装置の場合と同様なインパルス型の表示方式を実現できるため、動画表示の際に発生するボヤケを低減した高品位の画像表示を実現することが可能となる。
以上に説明した第1〜第3の実施の形態では、本発明の好適な実施具体例を説明したが、本発明はその内容に限定されるものではない。すなわち、本発明は、上述した各実施形態で説明した内容に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更することが可能である。
11…液晶パネル、12…光源、13…反射ミラー、14…プリズムシート、15…拡散板、16…導光板、17…集光レンズ、18…直角ミラー
Claims (4)
- 複数の走査線からなる表示領域を有する液晶パネルと、
前記液晶パネルの一端側にて前記走査線と平行方向の線状光を出射する光源と、
前記光源と前記表示領域を挟んで対向する前記液晶パネルの他端側にて光を反射して当該光の光軸方向を変換する反射手段と、
前記液晶パネルの背面側を覆うように配されて、前記光源からの光が前記一端側から入射されると当該光を前記他端側の前記反射手段まで導くとともに、前記反射手段による反射光が前記他端側から入射されると当該光を前記液晶パネルの背面側から当該液晶パネルに向けて出射するように構成された導光板と、
前記液晶パネルと前記導光板との間に配されて、当該導光板からの出射光の光軸方向を前記液晶パネルの法線方向に変換する光指向性変換手段と、
前記反射手段による光の反射方向を当該反射手段に対する駆動動作によって可変させ、前記導光板から前記液晶パネルの側への出射光の出射位置を、当該液晶パネルに対する駆動信号に同期させつつ、前記走査線との直交方向に移動させる反射方向可変手段と
を備える液晶表示装置。 - 複数の走査線からなる表示領域を有する液晶パネルと、
前記走査線と平行方向の線状光を出射する光源と、
前記光源からの出射光による照明領域を、前記液晶パネルに対する駆動信号に同期させつつ、前記表示領域の面内にて、前記走査線との直交方向に移動させる照明領域移動手段と
を備える液晶表示装置。 - 前記照明領域移動手段は、
前記光源からの出射光を反射して当該出射光の光軸方向を変換する反射手段と、
前記反射手段による光の反射方向を当該反射手段に対する駆動動作によって可変させる反射方向可変手段と、
前記反射手段による反射光の光軸方向を前記液晶パネルの法線方向に変換する光指向性変換手段と
を有してなる請求項2記載の液晶表示装置。 - 前記液晶パネルへの到達光量を検出する光量検出手段と、
前記光量検出手段での検出結果に基づいて前記光源による出射光の光量制御または前記照明領域移動手段による照明領域の移動制御の少なくとも一方を行うフィードバック制御手段と
を備える請求項2または3記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008118403A JP2009265576A (ja) | 2008-04-30 | 2008-04-30 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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|---|---|
| JP2009265576A true JP2009265576A (ja) | 2009-11-12 |
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| JP2008118403A Pending JP2009265576A (ja) | 2008-04-30 | 2008-04-30 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009265576A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012020636A1 (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-16 | シャープ株式会社 | 調光素子、表示装置および照明装置 |
| WO2012161212A1 (ja) * | 2011-05-23 | 2012-11-29 | シャープ株式会社 | 面光源装置およびその製造方法、表示装置、照明装置 |
-
2008
- 2008-04-30 JP JP2008118403A patent/JP2009265576A/ja active Pending
Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
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| US9063261B2 (en) | 2010-08-10 | 2015-06-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Light-controlling element, display device and illumination device |
| WO2012161212A1 (ja) * | 2011-05-23 | 2012-11-29 | シャープ株式会社 | 面光源装置およびその製造方法、表示装置、照明装置 |
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