JP2009191627A - 電動ファン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電動ファン装置の小型化と冷却性能向上とを両立させることが可能な電動ファン装置を提供すること。
【解決手段】モータハウジング1の前面で回転するファンFのハブ21の内側面に、放射状に形成され、前面板部211に沿って外径方向に延在された径方向板部213aと、円筒状部212に沿って軸方向に延在された軸方向板部213bとにより略L字状に形成された冷却用羽根板213を設けたことを特徴とする電動ファン装置とし、モータMの駆動時に、冷却用羽根板213がハブ21と一体に回転することにより、冷却風取入口115から取り入れられた冷却風が、モータ収容室5を軸方向に進み、前面開口部12aからハブ21との間を、外径方向に進んだ後、モータハウジング1の円筒側壁111に沿って、軸方向に進むようにした。
【選択図】図1
【解決手段】モータハウジング1の前面で回転するファンFのハブ21の内側面に、放射状に形成され、前面板部211に沿って外径方向に延在された径方向板部213aと、円筒状部212に沿って軸方向に延在された軸方向板部213bとにより略L字状に形成された冷却用羽根板213を設けたことを特徴とする電動ファン装置とし、モータMの駆動時に、冷却用羽根板213がハブ21と一体に回転することにより、冷却風取入口115から取り入れられた冷却風が、モータ収容室5を軸方向に進み、前面開口部12aからハブ21との間を、外径方向に進んだ後、モータハウジング1の円筒側壁111に沿って、軸方向に進むようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動車のラジエータなどの冷却に用いるのに好適な電動ファン装置に関する。
従来、電動ファン装置において、ファンとモータハウジングとの間に配置して、回転軸に遠心シロッコ羽根を設け、ファンを回転させた際に、ファンの送風とは別に、遠心シロッコファンによりモータハウジング内に冷却風を生じさせ、モータハウジング内の温度上昇を抑制する技術が、例えば、特許文献1などにより知られている。
特開昭62−35097号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載された技術では、遠心シロッコファンを、回転軸において、ファンとモータハウジングとの間に配置した構造であるため、ファンとモータハウジングとを軸方向に離して配置する必要があり、電動ファン装置の大型化を招く。特に、高い冷却性能を得たい場合、遠心シロッコファンを大型化する必要があり、その場合には、いっそう電動ファン装置の大型化を招く。
本発明は、上述の従来の問題点に着目して成されたもので、電動ファン装置の小型化と冷却性能向上とを両立させることが可能な電動ファン装置を提供することを目的とするものである。
上述の目的を達成するため本発明は、回転軸に設けられたロータ、およびこのロータとの間で反発力を生じさせるステータをモータハウジング内に収容したモータと、前記モータハウジングの前面から突出された前記回転軸先端部に取り付けられたファンと、このファンの基端部に設けられ、前記モータハウジングの前面を覆う前面板部とこの前面板部から前記モータハウジングの側面の外径方向位置に延びてこの側面を覆う円筒状部とにより略断面U字状に形成されたハブと、前記モータハウジングの前面に開口され、前記モータハウジングに囲まれたモータ収容室を外部に連通させる前面開口部と、この前面開口部との間に前記ロータおよびステータを挟んで配置され、前記モータ収容室とモータハウジング外部とを連通する冷却風取入口と、前記ハブの内側面において放射状に形成され、前記前面板部に沿って外径方向に延在された径方向板部と前記円筒状部に沿って軸方向に延在された軸方向板部とにより略L字状に形成された冷却用羽根板と、を備えていることを特徴とする電動ファン装置とした。
さらに、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電動ファン装置において、前記冷却用羽根板の軸方向板部が、前記円筒状部の先端面よりも軸方向に突出された延長部を備えていることを特徴とする電動ファン装置とした。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電動ファン装置において、前記延長部が、回転方向に対して傾斜して遠心方向に送風する遠心ファン形状に形成されていることを特徴とする電動ファン装置とした。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電動ファン装置において、前記延長部が、回転方向に対して傾斜して遠心方向に送風する遠心ファン形状に形成されていることを特徴とする電動ファン装置とした。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電動ファン装置において、前記冷却風取入口が、前記ハブの円筒状部および冷却用羽根板の軸方向板部の先端と径方向に重ならない位置で前記モータハウジングの側面に開口され、前記冷却用羽根板の軸方向板部と前記冷却風取入口との間に配置されて、前記モータハウジングの側面から外径方向に延びる整流板が設けられていることを特徴とする電動ファン装置とした。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電動ファン装置において、前記モータハウジングが、前記回転軸を回転可能に支持する前側軸受部と後側軸受部とを備え、前記後側軸受部から外径方向に延びて、前記モータ収容室を挟んで、前記モータハウジングの前面とは反対側の面を形成し、かつ、前記モータ収容室と、前記モータを駆動させる回路基板を収容した回路収容室とを区画する区画壁が設けられ、前記冷却風取入口が、前記支持壁の外周近傍に配置され、前記区画壁に、前記回路収容室の熱を前記モータ収容室へ放熱する放熱フィンが、一体に形成され、この放熱フィンが、前記後側軸受を囲んで、放射状に配置されていることを特徴とする電動ファン装置とした。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の電動ファン装置において、前記放熱フィンの起立側端面に、外径方向先端よりも内径方向側を高くしたフィン傾斜面が形成され、前記放熱フィンと放熱フィンとの間に設けられた間隙部に、前記区画壁の底面を、外径方向よりも内径方向を高くした傾斜底面が形成されていることを特徴とする電動ファン装置とした。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の電動ファン装置において、前記放熱フィンの起立側端面に、外径方向先端よりも内径方向側を高くしたフィン傾斜面が形成され、前記放熱フィンと放熱フィンとの間に設けられた間隙部に、前記区画壁の底面を、外径方向よりも内径方向を高くした傾斜底面が形成されていることを特徴とする電動ファン装置とした。
本発明の電動ファン装置では、モータを駆動させて回転軸が回転すると、ファンにより送風が形成される。
さらに、ファンのハブと一体に冷却用羽根板が回転し、ハブの冷却用羽根板とモータハウジングとの間が、低圧になる。なお、冷却用羽根板が、モータハウジングに近接しているほど、両者の間は、より低圧になる。
この低圧により、モータハウジングのモータ収容室内の空気が吸い出され、モータ収容室に冷却風が形成される。すなわち、この冷却風は、冷却風取入口からモータ収容室に吸い込まれ、モータ収容室を軸方向に通過した後、前面開口部からモータハウジングの前面とハブの前面板部との間を径方向に進み、さらに、モータハウジングの側面とハブの円筒状部との間を軸方向に進む流れとなる。
この冷却風によって、モータハウジングに収容されたロータやステータなどの冷却が成される。
さらに、ファンのハブと一体に冷却用羽根板が回転し、ハブの冷却用羽根板とモータハウジングとの間が、低圧になる。なお、冷却用羽根板が、モータハウジングに近接しているほど、両者の間は、より低圧になる。
この低圧により、モータハウジングのモータ収容室内の空気が吸い出され、モータ収容室に冷却風が形成される。すなわち、この冷却風は、冷却風取入口からモータ収容室に吸い込まれ、モータ収容室を軸方向に通過した後、前面開口部からモータハウジングの前面とハブの前面板部との間を径方向に進み、さらに、モータハウジングの側面とハブの円筒状部との間を軸方向に進む流れとなる。
この冷却風によって、モータハウジングに収容されたロータやステータなどの冷却が成される。
このように、本発明では、冷却風を形成する冷却用羽根板を、モータハウジングの前面と側面とを覆うハブの内面に形成し、軸方向に延在された軸方向板部を備えた構成としたため、従来の遠心シロッコファンと比較して、モータハウジングとファンとの間隔を小さく抑えることができる。
よって、モータの軸方向寸法を小さく抑えて、電動ファン装置の小型化を図りながら、冷却性能を向上させることが可能である。
しかも、ハブの内側に冷却用羽根板を放射状に設けたため、ハブの強度および耐久性を向上させることができる。
よって、モータの軸方向寸法を小さく抑えて、電動ファン装置の小型化を図りながら、冷却性能を向上させることが可能である。
しかも、ハブの内側に冷却用羽根板を放射状に設けたため、ハブの強度および耐久性を向上させることができる。
さらに、請求項2に記載の発明では、冷却用羽根板が、ハブの円筒状部の先端面よりも軸方向に突出させた延長部を備えているため、延長部を設けない場合と比較して、ファンとモータハウジングとの間隔を抑えながらも、さらに冷却風量を拡大して冷却性能を向上させることができる。
また、請求項3に記載の発明では、延長部を、遠心ファン形状に形成したため、モータハウジング側面とハブの円筒状部との間を軸方向に進んだ送風が、延長部で遠心方向に送風されるとともに、冷却風量を増大させることができる。よって、モータハウジング内を冷却して暖められた冷却風を、モータハウジングから離して、吸入口から再び吸い込まれることを抑制できること、および、冷却風量の増大によりさらに冷却性能を向上させること、ができる。
請求項4に記載の発明では、モータハウジングの側面の冷却風取入口からモータ収容室に吸い込まれ、モータ収容室内を冷却した後、前面開口部から外径方向に進んだ後、モータハウジングの側面に沿って軸方向に進む冷却風のうち、モータハウジングの冷却風取入口に軸方向で重なる冷却風は、整流板に当たり、外径方向にガイドされる。
したがって、モータ収容室を通過して暖められた冷却風が、冷却風取入口から再びモータ収容室内に吸い込まれるのを抑制でき、これにより、整流板を設けないものと比較して、冷却風温度を低く抑えて、冷却性能を向上させることができる。
したがって、モータ収容室を通過して暖められた冷却風が、冷却風取入口から再びモータ収容室内に吸い込まれるのを抑制でき、これにより、整流板を設けないものと比較して、冷却風温度を低く抑えて、冷却性能を向上させることができる。
請求項5に記載の発明では、回路収容室側の熱が区画壁に伝達された後、放熱フィンからモータ収容室へ放熱される。
また、モータハウジングの側面に開口された冷却風取入口から、モータ収容室に内径方向に吸い込まれた冷却風は、放射状に配置された放熱フィンに沿って内径方向に進んだ後、前面開口部に向けて軸方向へ進む。
このように、放熱フィンの向きが、冷却風取入口から吸い込まれた冷却風の向きに一致しているため、冷却風が放熱フィンに沿って進み、放熱フィンの熱交換性能を高めることができる。
さらに、冷却風は、放熱フィンに沿って径方向に進んだ後に、前面開口部に向けて軸方向に進むことから、放熱フィンに沿って径方向に進まない場合と比較して、モータ収容部を軸方向に進む冷却風の径方向範囲が拡がる。よって、冷却風が、ロータおよびステータに接触する径方向範囲が拡がり、冷却性能を向上できる。
また、モータハウジングの側面に開口された冷却風取入口から、モータ収容室に内径方向に吸い込まれた冷却風は、放射状に配置された放熱フィンに沿って内径方向に進んだ後、前面開口部に向けて軸方向へ進む。
このように、放熱フィンの向きが、冷却風取入口から吸い込まれた冷却風の向きに一致しているため、冷却風が放熱フィンに沿って進み、放熱フィンの熱交換性能を高めることができる。
さらに、冷却風は、放熱フィンに沿って径方向に進んだ後に、前面開口部に向けて軸方向に進むことから、放熱フィンに沿って径方向に進まない場合と比較して、モータ収容部を軸方向に進む冷却風の径方向範囲が拡がる。よって、冷却風が、ロータおよびステータに接触する径方向範囲が拡がり、冷却性能を向上できる。
請求項6に記載の発明では、吸入口から放熱フィンにより径方向に導かれる冷風が、放熱フィンのフィン傾斜面および放熱フィンの間の間隙部の傾斜底面により、徐々に軸方向に向きを変えるようガイドされる。
したがって、冷却風の流れが、冷却風取入口から径方向へ進んだ後に、前面開口部へ向けて軸方向へ向きを変えるのがスムーズに行われ、送風流通抵抗を抑えることが可能となり、冷風量および流速を向上させることが可能であり、これにより、冷却性能を向上させることができる。
したがって、冷却風の流れが、冷却風取入口から径方向へ進んだ後に、前面開口部へ向けて軸方向へ向きを変えるのがスムーズに行われ、送風流通抵抗を抑えることが可能となり、冷風量および流速を向上させることが可能であり、これにより、冷却性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この実施の形態の電動ファン装置は、回転軸(2)に設けられたロータ(3)、およびこのロータ(3)との間で反発力を生じさせるステータ(4)をモータハウジング(1)内に収容したモータ(M)と、前記モータハウジング(1)の前面(112)から突出された前記回転軸先端部に取り付けられたファン(F)と、このファン(F)の基端部に設けられ、前記モータハウジング(1)の前面を覆う前面板部(211)とこの前面板部(211)から前記モータハウジング(1)の側面(111)の外径方向位置に延びてこの側面を覆う円筒状部(212)とにより略断面U字状に形成されたハブ(21)と、前記モータハウジング(1)の前面に開口され、前記モータハウジング(1)に囲まれたモータ収容室(5)を外部に連通させる前面開口部(112a)と、この前面開口部(112a)との間に前記ロータ(3)およびステータ(4)を挟んで配置され、前記モータ収容室(5)とモータハウジング外部とを連通する冷却風取入口(115)と、前記ハブ(21)の内側面において放射状に形成され、前記前面板部(211)に沿って外径方向に延在された径方向板部(213a)と前記円筒状部(212)に沿って軸方向に延在された軸方向板部(213b)とにより略L字状に形成された冷却用羽根板(213)と、を備えていることを特徴とする電動ファン装置である。
この実施の形態の電動ファン装置は、回転軸(2)に設けられたロータ(3)、およびこのロータ(3)との間で反発力を生じさせるステータ(4)をモータハウジング(1)内に収容したモータ(M)と、前記モータハウジング(1)の前面(112)から突出された前記回転軸先端部に取り付けられたファン(F)と、このファン(F)の基端部に設けられ、前記モータハウジング(1)の前面を覆う前面板部(211)とこの前面板部(211)から前記モータハウジング(1)の側面(111)の外径方向位置に延びてこの側面を覆う円筒状部(212)とにより略断面U字状に形成されたハブ(21)と、前記モータハウジング(1)の前面に開口され、前記モータハウジング(1)に囲まれたモータ収容室(5)を外部に連通させる前面開口部(112a)と、この前面開口部(112a)との間に前記ロータ(3)およびステータ(4)を挟んで配置され、前記モータ収容室(5)とモータハウジング外部とを連通する冷却風取入口(115)と、前記ハブ(21)の内側面において放射状に形成され、前記前面板部(211)に沿って外径方向に延在された径方向板部(213a)と前記円筒状部(212)に沿って軸方向に延在された軸方向板部(213b)とにより略L字状に形成された冷却用羽根板(213)と、を備えていることを特徴とする電動ファン装置である。
以下に、図1〜図8に基づいて、この発明の最良の実施の形態の実施例1の電動ファン装置Aについて説明する。
この実施例1の電動ファン装置Aは、図2に示すように、モータMとファンFとを備え、モータMの駆動によりファンFが回転して、矢印RRに示す、車両後方向きの送風を形成する。
なお、本実施例1電動ファン装置Aは、図示を省略した自動車の前部に配置され、その車両前方(矢印FR方向)に配置された図示を省略したラジエータやコンデンサなどを冷却する。
なお、本実施例1電動ファン装置Aは、図示を省略した自動車の前部に配置され、その車両前方(矢印FR方向)に配置された図示を省略したラジエータやコンデンサなどを冷却する。
モータMは、モータハウジング1と回転軸2とロータ3とステータ4とを備えている。
モータハウジング1は、アルミなどの熱伝導性に優れた金属製のものでフロントハウジング11とリアハウジング12との間に、回転軸2、ロータ3、ステータ4を収容するモータ収容室5を形成している。
モータハウジング1は、アルミなどの熱伝導性に優れた金属製のものでフロントハウジング11とリアハウジング12との間に、回転軸2、ロータ3、ステータ4を収容するモータ収容室5を形成している。
フロントハウジング11は、円筒側壁(側面)111と前面壁(前面)112とで、断面略U字状に形成されている。円筒側壁111は、軸方向を車両前後方向に向けた円筒状に形成されている。前面壁112は、円筒側壁111の車両前方側端部を塞ぐ円盤状に形成されている。
さらに、前面壁112の軸心部には、回転軸2を回転可能に支持する円筒状の前側軸受113およびこれを支持する支持外筒113aが設けられ、かつ、図3に示すように、前側軸受113を中心として放射状に複数の前面開口部112aが形成されている。なお、前面開口部112aの内径方向位置には、前面壁112と前面板部211との間に、内径方向の水の浸入を防止するラビリンス構造部15が形成されている。
さらに、フロントハウジング11の円筒側壁111において、車両後方の端縁部の複数箇所(実施例1では、3箇所)に、結合用フランジ114が、外径方向に突出して設けられている。この結合用フランジ114には、図示を省略したネジを挿通させるネジ挿通孔114aが2個開口されている。
さらに、フロントハウジング11の円筒側壁111において、車両後方の端縁部の複数箇所(実施例1では、3箇所)に、結合用フランジ114が、外径方向に突出して設けられている。この結合用フランジ114には、図示を省略したネジを挿通させるネジ挿通孔114aが2個開口されている。
また、円筒側壁111において、周方向で結合用フランジ114どうしの間には、図4にも示す冷却風取入口115が開口されている。そして、この冷却風取入口115の周縁の三辺を囲む断面略U字形状の整流板116が外径方向に突出して形成されている。
リアハウジング12は、図2に示すように、フロントハウジング11の車両後方端部を塞いでフロントハウジング11に結合されている。この結合は、図3に示したフロントハウジング11の結合用フランジ114のネジ挿通孔114aに挿通させた図示を省略したボルトを、図5に示すリアハウジング12の外周縁部に設けられた取付平面部121のネジ穴121aに締結することで成されている。
リアハウジング12は、円盤状の前板部(区画壁)122と、前板部122の外周から車両後方に延在された円筒状部123と、を備えている。
前板部122の軸心部には、回転軸2を回転可能に支持する円筒状の後側軸受124およびこれを支持する支持外筒124aが設けられている。
さらに、前板部122の表面には、図5および図6に示すように、内側放熱フィン125が、放射状に形成されている。すなわち、支持外筒124aの外周に離間して、円筒状の外筒126が形成され、この外筒126と一体に外筒126から放射状に複数の内側放熱フィン125が形成されている。
そして、内側放熱フィン125は、外筒126の先端に連続して軸直交方向に一定幅で延在された平面部125aと、この平面部125aの外径方向先端から、外径方向に向かうにつれて板幅が狭くなるよう傾斜されたフィン傾斜部125bと、を備えている。
さらに、内側放熱フィン125どうしの間の間隙部127にあっては、前板部122の外周から外筒126に向かうにつれて高くなるよう傾斜された傾斜底面127aが形成されている。
さらに、前板部122の表面には、図5および図6に示すように、内側放熱フィン125が、放射状に形成されている。すなわち、支持外筒124aの外周に離間して、円筒状の外筒126が形成され、この外筒126と一体に外筒126から放射状に複数の内側放熱フィン125が形成されている。
そして、内側放熱フィン125は、外筒126の先端に連続して軸直交方向に一定幅で延在された平面部125aと、この平面部125aの外径方向先端から、外径方向に向かうにつれて板幅が狭くなるよう傾斜されたフィン傾斜部125bと、を備えている。
さらに、内側放熱フィン125どうしの間の間隙部127にあっては、前板部122の外周から外筒126に向かうにつれて高くなるよう傾斜された傾斜底面127aが形成されている。
なお、外筒126は、その軸方向寸法が、後側軸受124の支持外筒124aの軸方向寸法よりも僅かに短く形成されている。
また、前板部122の外周部において、周方向で取付平面部121どうしの間には、径方向を向いて立設された外周放熱フィン128が周方向に複数立設されている。
また、前板部122の外周部において、周方向で取付平面部121どうしの間には、径方向を向いて立設された外周放熱フィン128が周方向に複数立設されている。
図2に戻り、リアハウジング12の円筒状部123には、蓋材13が取り付けられ、リアハウジング12と蓋材13との間に、回路収容室14が形成されている。この回路収容室14には、後述する電磁石4aへの通電を制御する制御回路(図示省略)を備えた基板6や、電磁石4aへ電源供給を行うバスバー(図示省略)を備えたインナケース7が設置されている。
なお、基板6には、図示を省略するが複数のMOSSトランジスタが実装されている。
なお、基板6には、図示を省略するが複数のMOSSトランジスタが実装されている。
回転軸2は、フロントハウジング11の前側軸受113と、リアハウジング12の後側軸受124とに回転可能に支持されている。
ロータ3は、回転軸2の外周に一体的に設けられ、内部に複数の永久磁石(図示省略)を備えている。一方、ステータ4は、ロータ3の外周に配置され、複数の電磁石4aが周状に配置されて、フロントハウジング11の内周に固定されている。したがって、これら電磁石4aにあらかじめ設定された位相の交流通電を行うことで、ロータ3の永久磁石が反発することで、ロータ3および回転軸2が回転する。
なお、ロータ3には、複数のロータ冷却孔3aが軸方向に貫通して形成されている。同様に、ステータ4にも、図示は省略するが、複数のステータ冷却孔が軸方向に貫通して形成されている。
ロータ3は、回転軸2の外周に一体的に設けられ、内部に複数の永久磁石(図示省略)を備えている。一方、ステータ4は、ロータ3の外周に配置され、複数の電磁石4aが周状に配置されて、フロントハウジング11の内周に固定されている。したがって、これら電磁石4aにあらかじめ設定された位相の交流通電を行うことで、ロータ3の永久磁石が反発することで、ロータ3および回転軸2が回転する。
なお、ロータ3には、複数のロータ冷却孔3aが軸方向に貫通して形成されている。同様に、ステータ4にも、図示は省略するが、複数のステータ冷却孔が軸方向に貫通して形成されている。
ファンFは、樹脂製のもので、回転軸2の車両前方(矢印FR方向)の先端に取り付けられ、ハブ21とメイン羽根板22と外周リング23とを備えている。
ハブ21は、樹脂による一体成形品であり、円板状の前面板部211と、この前面板部211の外周から軸方向であって車両後方へ延在された円筒状部212と、により断面略凹状に形成されている。
ハブ21は、樹脂による一体成形品であり、円板状の前面板部211と、この前面板部211の外周から軸方向であって車両後方へ延在された円筒状部212と、により断面略凹状に形成されている。
メイン羽根板22は、ハブ21の円筒状部212から外径方向に延在され、その先端が、円環状の外周リング23に連結されている。
ハブ21の前面板部211の外周部には、図7および図8に示す排出穴211cが周方向に一定間隔で複数開口されている。
さらに、ハブ21の内側には、モータMを冷却する冷却風を形成する冷却用羽根板213が一体に形成されている。
すなわち、ハブ21には、前面板部211の裏面に、図8に示すように、複数の円周状補強リブ211aが形成されているとともに、前面板部211から円筒状部212に跨って放射状補強リブ211bが形成されている。
さらに、ハブ21の内側には、モータMを冷却する冷却風を形成する冷却用羽根板213が一体に形成されている。
すなわち、ハブ21には、前面板部211の裏面に、図8に示すように、複数の円周状補強リブ211aが形成されているとともに、前面板部211から円筒状部212に跨って放射状補強リブ211bが形成されている。
前述の冷却用羽根板213は、この放射状補強リブ211bから一体に立ち上げて形成されており、前面板部211に沿って径方向に延在された径方向板部213aと、円筒状部212に沿って軸方向に延在された軸方向板部213bとを備えている。
さらに、軸方向板部213bの先端には、ハブ21の円筒状部212の先端面から突出するまで延長させた延長部213cが設けられている。この延長部213cは、ハブ21の回転時に、遠心方向の送風を形成する遠心ファン形状に形成されている。
さらに、軸方向板部213bの先端には、ハブ21の円筒状部212の先端面から突出するまで延長させた延長部213cが設けられている。この延長部213cは、ハブ21の回転時に、遠心方向の送風を形成する遠心ファン形状に形成されている。
また、冷却用羽根板213は、ハブ21の回転時に、モータハウジング1のフロントハウジング11の前面壁112および円筒側壁111との間に低圧を生じさせることができるよう、図1に示すように、これら前面壁112および円筒側壁111に近接するまで立ち上げられており、そのハブ21からの立上方向の先端縁の形状は、前面壁112および円筒側壁111に沿う角が丸まった略L字状に形成されている。
さらに、延長部213cも、整流板116との間で低圧を形成できるまで整流板116に近接されている。
さらに、延長部213cも、整流板116との間で低圧を形成できるまで整流板116に近接されている。
次に、実施例の作用を説明する。
(モータ駆動時)
モータMを駆動させたときには、回転軸2と共にファンFが回転されて、矢印RR方向の送風が形成される。
これと同時に、ハブ21では、その内面の冷却用羽根板213が回転することで、ハブ21とフロントハウジング11との間が低圧となり、フロントハウジング11の前面開口部112aから、モータ収容室5の空気が吸い出される。よって、モータハウジング1にあっては、図1において矢印MWで示すように、冷却風取入口115からモータ収容室5に入り、モータMを軸方向に横切って、前面開口部112aからモータハウジング1の外へ出る冷却風が形成される。そして、この冷却風は、ハブ21の前面板部211とフロントハウジング11の前面壁112との間を外径方向に進み、ハブ21の排出穴211cからファンFによる送風に合流するものと、ハブ21の円筒状部212に沿って、車両後方へ向かうものとに分かれる。さらに、ハブ21の円筒状部212に沿って、車両後方へ向かった冷却風は、冷却用羽根板213の延長部213cによる遠心ファン形状による遠心方向への送風と、フロントハウジング11の整流板116にぶつかって外径方向に整流されることとによって、外径方向に向かった後、ファンFによる送風と合流する。
(モータ駆動時)
モータMを駆動させたときには、回転軸2と共にファンFが回転されて、矢印RR方向の送風が形成される。
これと同時に、ハブ21では、その内面の冷却用羽根板213が回転することで、ハブ21とフロントハウジング11との間が低圧となり、フロントハウジング11の前面開口部112aから、モータ収容室5の空気が吸い出される。よって、モータハウジング1にあっては、図1において矢印MWで示すように、冷却風取入口115からモータ収容室5に入り、モータMを軸方向に横切って、前面開口部112aからモータハウジング1の外へ出る冷却風が形成される。そして、この冷却風は、ハブ21の前面板部211とフロントハウジング11の前面壁112との間を外径方向に進み、ハブ21の排出穴211cからファンFによる送風に合流するものと、ハブ21の円筒状部212に沿って、車両後方へ向かうものとに分かれる。さらに、ハブ21の円筒状部212に沿って、車両後方へ向かった冷却風は、冷却用羽根板213の延長部213cによる遠心ファン形状による遠心方向への送風と、フロントハウジング11の整流板116にぶつかって外径方向に整流されることとによって、外径方向に向かった後、ファンFによる送風と合流する。
以上のようなモータ収容室5を流れる冷却風が形成されることにより、モータMが冷却される。
特に、本実施例1では、冷却用羽根板213を、ハブ21の前面板部211と円筒状部212とに跨って形成して、径方向板部213aと軸方向板部213bとを備えた形状としている。このため、フロントハウジング11の前面壁112とハブ21の前面板部211との間隔を拡げずに、軸方向板部213bに基づいて冷却用羽根板213を大面積に形成して、冷却風量を増量できる。よって、電動ファン装置Aの軸方向寸法を小さく抑えながらも、高い冷却性能が得られる。
特に、本実施例1では、冷却用羽根板213を、ハブ21の前面板部211と円筒状部212とに跨って形成して、径方向板部213aと軸方向板部213bとを備えた形状としている。このため、フロントハウジング11の前面壁112とハブ21の前面板部211との間隔を拡げずに、軸方向板部213bに基づいて冷却用羽根板213を大面積に形成して、冷却風量を増量できる。よって、電動ファン装置Aの軸方向寸法を小さく抑えながらも、高い冷却性能が得られる。
しかも、本実施例1では、冷却用羽根板213の立上方向の先端を、フロントハウジング11の前面壁112および円筒側壁111に近接させたため、近接させないものと比較して、冷却風量を増大でき、その分冷却性能を向上できる。
さらに、本実施例1では、冷却用羽根板213に、ハブ21の円筒状部212の先端から突出させた延長部213cを設けているため、冷却用羽根板213をハブの内側のみに形成したものと比較して、さらに、冷却用羽根板213の面積を確保して、冷却風量を増大させて、高い冷却性能を得ることができる。
加えて、冷却用羽根板213の延長部213cを遠心ファン形状に形成しているため、冷却風の流れの円滑化を図り、延長部213cを平板形状に形成したものと比較して、さらに、冷却風量を増大させて、高い冷却性能を得ることができる。
さらに、本実施例1では、冷却用羽根板213に、ハブ21の円筒状部212の先端から突出させた延長部213cを設けているため、冷却用羽根板213をハブの内側のみに形成したものと比較して、さらに、冷却用羽根板213の面積を確保して、冷却風量を増大させて、高い冷却性能を得ることができる。
加えて、冷却用羽根板213の延長部213cを遠心ファン形状に形成しているため、冷却風の流れの円滑化を図り、延長部213cを平板形状に形成したものと比較して、さらに、冷却風量を増大させて、高い冷却性能を得ることができる。
また、冷却風取入口115では、その回りに整流板116を設け、モータMを冷却して暖められた冷却風を外径方向にガイドし、冷却風取入口115に向かわないようにした。このため、冷却風取入口115から吸い込まれる冷却風に、モータMで暖められた冷却風が混ざりにくく、整流板116を設けないものと比較して、高い冷却性能を得ることができる。加えて、前述したように、延長部213cを遠心ファン形状に形成したことによっても、暖められた冷却風が外径方向に向かい、これによっても、暖められた冷却風が再度冷却風取入口115から吸い込まれるのを抑制して、冷却性能を向上させることができる。
さらに、上述した冷却風により、基板6やインナケース7の冷却も行われる。すなわち、基板6やインナケース7の発熱、特に、図示を省略したMOSSなどの熱は、熱伝導性に優れたアルミ製のリアハウジング12に伝達される。
前述した冷却風は、冷却風取入口115から内径方向へ進入した後、前面開口部112aに向けて軸方向へ進む。ここで、リアハウジング12の前板部122に設けられた内側放熱フィン125は、径方向に延在されているため、冷却風取入口から径方向へ進入した冷却風は、図6に示すように、内側放熱フィン125に沿って径方向へガイドされた後、間隙部127の傾斜底面127aの傾斜および、内側放熱フィン125のフィン傾斜部125bの先端面の傾斜に沿って、軸方向へ向きを変える。
前述した冷却風は、冷却風取入口115から内径方向へ進入した後、前面開口部112aに向けて軸方向へ進む。ここで、リアハウジング12の前板部122に設けられた内側放熱フィン125は、径方向に延在されているため、冷却風取入口から径方向へ進入した冷却風は、図6に示すように、内側放熱フィン125に沿って径方向へガイドされた後、間隙部127の傾斜底面127aの傾斜および、内側放熱フィン125のフィン傾斜部125bの先端面の傾斜に沿って、軸方向へ向きを変える。
このように、内側放熱フィン125が径方向に延在されているため、冷却風は、内側放熱フィン125に沿って内径方向へガイドされ、内側放熱フィン125との接触面積が多くなる。このため、回路収容室14側からリアハウジング12に伝達されたMOSSなどの熱の放熱が効率良く成され、高い回路冷却性能を得ることができる。
さらに、このように冷却風が、冷却風取入口115から内径方向へ流れやすいため、リアハウジング12側から軸方向に進む冷却風が、径方向に幅広く拡がることになり、モータMを通過する際に、モータMの内周側および外周側に万遍なく流れ、冷却風が外周側に偏って流れるのと比較して、高いモータ冷却性能を得ることができる。
特に、本実施例1では、冷却用羽根板213により、大風量が得られ風速が高くなることから、冷却風が、冷却風取入口115から前面開口部112aへ向けて最短距離、すなわち、モータMの外周部を流れやすい傾向にある。そこで、上述のように内側放熱フィン125を径方向に延在させて、冷却風取入口115からモータ収容室5へ進入した冷却風を径方向に整流させて径方向に拡げることが、冷却性能を向上させるのに有効となる。
しかも、本実施例1では、内側放熱フィン125により冷却風を径方向に整流させるだけでなく、内側放熱フィン125のフィン傾斜部125bと、その間隙部127の傾斜底面127aとにより、冷却風を軸方向にガイドし、また、外筒126に突き当てることでも軸方向にガイドするようにしている。これによっても、冷却風が、ロータ3およびステータ4に向かってスムーズに、かつ、径方向に拡がって万遍なく導かれ、高いモータ冷却性能が得られる。
(水浸入時)
次に、水の浸入について説明する。
本実施例1では、冷却風取入口115からモータ収容室5に水が浸入した場合、冷却風取入口115に連続するリアハウジング12の前板部122に沿って落下する。このとき、内側放熱フィン125およびその間の間隙部127に沿って軸心に向かうものは、その内周の外筒126で受止められ、重力により外筒126に沿って落下した後、再び、内側放熱フィン125および間隙部127に沿って落下し、冷却風取入口115から排出される。
次に、水の浸入について説明する。
本実施例1では、冷却風取入口115からモータ収容室5に水が浸入した場合、冷却風取入口115に連続するリアハウジング12の前板部122に沿って落下する。このとき、内側放熱フィン125およびその間の間隙部127に沿って軸心に向かうものは、その内周の外筒126で受止められ、重力により外筒126に沿って落下した後、再び、内側放熱フィン125および間隙部127に沿って落下し、冷却風取入口115から排出される。
また、外筒126から回転軸2に向けて落下した水は、外筒126よりも僅かに軸長の長い、後側軸受124の外周により受止められる。
このように、本実施例1では、モータ収容室5に浸入した水は、後側軸受124の内側に達するのが妨げられ、この後側軸受124に水が浸入して、軸受性能が悪化するのが防止される。
以上説明したように、本実施例1の電動ファン装置Aでは、以下に列挙する効果が得られる。
a)冷却用羽根板213を、ハブ21の前面板部211と円筒状部212とに跨って形成したため、電動ファン装置Aの軸方向寸法を小さく抑えながらも、高い冷却性能が得られる。
b)冷却用羽根板213の立上方向の先端を、フロントハウジング11の前面壁112および円筒側壁111に近接させたため、冷却風量を増大でき、その分冷却性能を向上できる。
c)冷却用羽根板213がハブ21の補強材も兼ねるため、ハブ21の強度を確保して、耐久性を向上させることができる。
d)冷却用羽根板213に延長部213cを設けたため、さらに、コンパクトでありながら高い冷却性能を得ることができる。
e)冷却用羽根板213の延長部213cを遠心ファン形状に形成しているため、冷却風量を増大させて、高い冷却性能を得ることができる。加えて、暖められた冷却風を外径方向に導き、再度冷却風取入口115から吸い込まれるのを抑制して、冷却性能を向上させることができる。
f)冷却風取入口115の回りに整流板116を設けたため、冷却風取入口115から吸い込まれる冷却風に、モータMで暖められた冷却風が混ざりにくく、高い冷却性能を得ることができる。
g)内側放熱フィン125を径方向に放射状に設けたため、冷却風が接触する面積が多くなり、高い回路冷却性能を得ることができ、かつ、冷却風が、モータMの内周側および外周側に万遍なく流れ、高いモータ冷却性能を得ることができる。
h)内側放熱フィン125にフィン傾斜部125bを設けたため、冷却風が、ロータ3およびステータ4に向かってスムーズに、かつ、径方向に拡がって万遍なく導かれ、高いモータ冷却性能が得られる。
j)間隙部127に傾斜底面127aを形成したため、冷却風が、ロータ3およびステータ4に向かってスムーズに、かつ、径方向に拡がって万遍なく導かれ、高いモータ冷却性能が得られる。
a)冷却用羽根板213を、ハブ21の前面板部211と円筒状部212とに跨って形成したため、電動ファン装置Aの軸方向寸法を小さく抑えながらも、高い冷却性能が得られる。
b)冷却用羽根板213の立上方向の先端を、フロントハウジング11の前面壁112および円筒側壁111に近接させたため、冷却風量を増大でき、その分冷却性能を向上できる。
c)冷却用羽根板213がハブ21の補強材も兼ねるため、ハブ21の強度を確保して、耐久性を向上させることができる。
d)冷却用羽根板213に延長部213cを設けたため、さらに、コンパクトでありながら高い冷却性能を得ることができる。
e)冷却用羽根板213の延長部213cを遠心ファン形状に形成しているため、冷却風量を増大させて、高い冷却性能を得ることができる。加えて、暖められた冷却風を外径方向に導き、再度冷却風取入口115から吸い込まれるのを抑制して、冷却性能を向上させることができる。
f)冷却風取入口115の回りに整流板116を設けたため、冷却風取入口115から吸い込まれる冷却風に、モータMで暖められた冷却風が混ざりにくく、高い冷却性能を得ることができる。
g)内側放熱フィン125を径方向に放射状に設けたため、冷却風が接触する面積が多くなり、高い回路冷却性能を得ることができ、かつ、冷却風が、モータMの内周側および外周側に万遍なく流れ、高いモータ冷却性能を得ることができる。
h)内側放熱フィン125にフィン傾斜部125bを設けたため、冷却風が、ロータ3およびステータ4に向かってスムーズに、かつ、径方向に拡がって万遍なく導かれ、高いモータ冷却性能が得られる。
j)間隙部127に傾斜底面127aを形成したため、冷却風が、ロータ3およびステータ4に向かってスムーズに、かつ、径方向に拡がって万遍なく導かれ、高いモータ冷却性能が得られる。
次に、図9および図10に基づいてこの発明の実施の形態の実施例2の電動ファン装置について説明する。なお、この実施例2は、実施例1の変形例であるため、その相違点についてのみ説明し、実施例1と同様の構成および作用効果については説明を省略する。
この実施例2の電動ファン装置は、冷却用羽根板200の形状が実施例1のものと異なっている。
すなわち、冷却用羽根板200の延長部201は、軸方向板部213bと同様に、径方向に直線状の平板状に形成されている。
したがって、成型が容易である。
すなわち、冷却用羽根板200の延長部201は、軸方向板部213bと同様に、径方向に直線状の平板状に形成されている。
したがって、成型が容易である。
また、この実施例2では、モータ収容室5を冷却して暖められた冷却風が、前面開口部112aから吸い出された後、フロントハウジング11の円筒側壁111に沿って軸方向に流れやすく、冷却風取入口115から再度吸い込まれないようにするのに、整流板116がより有効となる。
なお、他の構成および作用効果については実施例1と同様であるので説明を省略する。
なお、他の構成および作用効果については実施例1と同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および実施例1,2を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および実施例1,2に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1,2では、電動ファン装置として、自動車のラジエータなどの冷却用に用いたものを示したが、本発明の電動ファン装置の適用範囲は、自動車に限定されるものではなく、電車などの他の車両や、車両以外の産業機器などに用いることも可能である。
また、実施例1,2では、モータMとして、ステータ4の内側にロータ3を設けたものを示したが、これとは逆に、固定子の外側にロータを設けたものを用いてもよい。
また、実施例1,2では、冷却用羽根板213,200は、延長部213c,201を設けたものを示したが、これら延長部213c,201を設けないものであっても、軸方向板部213bを有していれば、所期のコンパクトに冷却性能を向上させる効果は得られる。
また、実施例1,2では、冷却風取入口115を、モータハウジング1の側面である円筒側壁111に設けた例を示したが、この冷却風取入口は、モータハウジングの側面以外に形成してもよいものであり、例えば、モータハウジングの後面である、区画壁としての前板部122に設けることもできる。なお、この場合、回路収容室14とは区画された部分を設け、この部分に形成するのが好ましい。
また、実施例1,2では、断面略U字形状の整流板116を設けた例を示したが、この整流板は、少なくともに、モータ収容室5から吸い出された後に軸方向に進む、暖められた冷却風が、冷却風取入口115から吸い込まれるのを妨げる形状で有れば、実施例1で示した形状に限られない。さらに、整流板は、必ずしも設ける必要はない。
また、実施例1,2では、放熱フィンとして、放射状に配置した内側放熱フィン125を示したが、請求項1〜請求項4に記載された発明を実施する上では、放熱フィンは、必ずしも放射状に設置する必要はない。
1 モータハウジング
2 回転軸
3 ロータ
4 ステータ
5 モータ収容室
14 回路収容室
21 ハブ
111 円筒側壁(側面)
112 前面壁(前面)
112a前面開口部
115 冷却風取入口
116 整流板
122 前板部(区画壁)
124 後側軸受
125 内側放熱フィン
125a平面部
125bフィン傾斜部(フィン傾斜面)
127 間隙部
127a傾斜底面
211 前面板部
212 円筒状部
213 冷却用羽根板
213a径方向板部
213b軸方向板部
213c延長部
A 電動ファン装置
F ファン
M モータ
2 回転軸
3 ロータ
4 ステータ
5 モータ収容室
14 回路収容室
21 ハブ
111 円筒側壁(側面)
112 前面壁(前面)
112a前面開口部
115 冷却風取入口
116 整流板
122 前板部(区画壁)
124 後側軸受
125 内側放熱フィン
125a平面部
125bフィン傾斜部(フィン傾斜面)
127 間隙部
127a傾斜底面
211 前面板部
212 円筒状部
213 冷却用羽根板
213a径方向板部
213b軸方向板部
213c延長部
A 電動ファン装置
F ファン
M モータ
Claims (6)
- 回転軸に設けられたロータ、およびこのロータとの間で反発力を生じさせるステータをモータハウジング内に収容したモータと、
前記モータハウジングの前面から突出された前記回転軸先端部に取り付けられたファンと、
このファンの基端部に設けられ、前記モータハウジングの前面を覆う前面板部とこの前面板部から前記モータハウジングの側面の外径方向位置に延びてこの側面を覆う円筒状部とにより略断面U字状に形成されたハブと、
前記モータハウジングの前面に開口され、前記モータハウジングに囲まれたモータ収容室を外部に連通させる前面開口部と、
この前面開口部との間に前記ロータおよびステータを挟んで配置され、前記モータ収容室とモータハウジング外部とを連通する冷却風取入口と、
前記ハブの内側面において放射状に形成され、前記前面板部に沿って外径方向に延在された径方向板部と前記円筒状部に沿って軸方向に延在された軸方向板部とにより略L字状に形成された冷却用羽根板と、
を備えていることを特徴とする電動ファン装置。 - 前記冷却用羽根板の軸方向板部が、前記円筒状部の先端面よりも軸方向に突出された延長部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の電動ファン装置。
- 前記延長部が、回転方向に対して傾斜して遠心方向に送風する遠心ファン形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電動ファン装置。
- 前記冷却風取入口が、前記ハブの円筒状部および冷却用羽根板の軸方向板部の先端と径方向に重ならない位置で前記モータハウジングの側面に開口され、
前記冷却用羽根板の軸方向板部と前記冷却風取入口との間に配置されて、前記モータハウジングの側面から外径方向に延びる整流板が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電動ファン装置。 - 前記モータハウジングが、前記回転軸を回転可能に支持する前側軸受部と後側軸受部とを備え、
前記後側軸受部から外径方向に延びて、前記モータ収容室を挟んで、前記モータハウジングの前面とは反対側の面を形成し、かつ、前記モータ収容室と、前記モータを駆動させる回路基板を収容した回路収容室とを区画する区画壁が設けられ、
前記冷却風取入口が、前記支持壁の外周近傍に配置され、
前記区画壁に、前記回路収容室の熱を前記モータ収容室へ放熱する放熱フィンが、一体に形成され、
この放熱フィンが、前記後側軸受を囲んで、放射状に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の電動ファン装置。 - 前記放熱フィンの起立側端面に、外径方向先端よりも内径方向側を高くしたフィン傾斜面が形成され、
前記放熱フィンと放熱フィンとの間に設けられた間隙部に、前記区画壁の底面を、外径方向よりも内径方向を高くした傾斜底面が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電動ファン装置。
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|---|---|---|---|
| JP2008030176A JP2009191627A (ja) | 2008-02-12 | 2008-02-12 | 電動ファン装置 |
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|---|---|
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ID=41073882
Family Applications (1)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2023046145A1 (zh) * | 2021-09-27 | 2023-03-30 | 深圳市几素科技有限公司 | 便携式无叶风扇 |
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-
2008
- 2008-02-12 JP JP2008030176A patent/JP2009191627A/ja active Pending
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