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JP2009021698A - 映像表示端末装置、表示切替方法およびプログラム - Google Patents

映像表示端末装置、表示切替方法およびプログラム Download PDF

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JP2009021698A JP2007181317A JP2007181317A JP2009021698A JP 2009021698 A JP2009021698 A JP 2009021698A JP 2007181317 A JP2007181317 A JP 2007181317A JP 2007181317 A JP2007181317 A JP 2007181317A JP 2009021698 A JP2009021698 A JP 2009021698A
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Taijiyo Nishibayashi
泰如 西林
Shinya Murai
信哉 村井
Takahiro Yamaura
隆博 山浦
Akira Ichie
晃 市江
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Abstract

【課題】映像の無表示区間を発生することなく、映像ストリームの再生表示を行う端末を切り替えることができる表示切替方法及び映像表示端末装置を提供する。
【解決手段】映像表示端末装置は、映像ストリームを受信する受信手段と、受信された映像ストリームを再生する再生手段と、前記再生手段で再生された映像を表示する表示手段とを備え、前記再生手段で再生中の前記映像ストリームの再生表示を他の映像表示端末へ切り替える表示端末切り替え要求を受けて、前記再生手段での前記映像ストリームの再生を一時停止し、一時停止時に前記表示手段に表示されていた映像を静止画像として前記表示手段で表示し、前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点以前の前記映像ストリームの再生位置を再生開始位置として決定して、前記他の映像表示端末に前記再生開始位置を通知し、前記他の映像表示端末が前記映像ストリームを再生表示することにより前記再生開始位置の映像が表示されたことを示す通知を受け付けたとき、前記表示手段で表示されている前記静止画像を消去する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、映像コンテンツのストリーミング再生を行う映像表示端末装置に関する。
ネットワークを介して接続された映像供給装置からの映像データを、複数の映像表示端末間で切り替えて再生表示するシステムがある。
特許文献1には、ユーザが指で画面をなぞる操作を実施することにより、機器間(携帯型表示端末と大画面表示端末)で映像チューナの受信チャネル情報の授受を行うことにより、感覚的に映像表示端末の切り替えを行う方式が開示されている。
特許文献2には、特許文献1の機能拡充として、コンテンツの再生表示を切り替える際、切り替え操作時に表示されていた画像を、ビデオメモリを用いて縮小化し、かつ表示位置を上方向にずらした後に、該画像を消去することで、映像が切り替わることを直感的にユーザに見せる方式が開示されている。
特開2003−333359公報 特開2006−332811公報
映像供給装置から送信される映像コンテンツを映像表示端末が受信しながら再生する、映像コンテンツのストリーミング再生を行う際には、データアンダーフローを防ぐためのバッファリング処理や復号処理部の初期化処理、指定箇所へ再生開始位置を移動するためのシーク処理等が発生する。そのため、映像表示端末で実際に映像が表示されるまでに一定の待ち時間が必要となる。
このため、2つの映像表示端末のうちの一方から他方へと、映像ストリームの再生表示を行う端末を切り替える際、切り替え元で切り替えを指示してから切り替え先の映像表示端末で映像ストリームを再生されて実際に表示が開始されるまでに、映像を表示中の端末が存在しない無表示区間が発生する。
上記特許文献1及び2記載の技術では、比較的短い待ち時間で表示開始が可能なテレビジョン映像を前提としたシステムであるため、切り替え先の端末上でコンテンツの再生が開始するまで、映像の無表示区間が発生することに対する考慮がなされていない。
すなわち、コンテンツ映像を表示する端末を切り替えるシステムにおいて、上記のような映像の無表示区間が発生すると、ユーザが切り替え元の端末で視聴していた映像と、切り替え先の端末で表示される映像とが不連続となり、ユーザが映像の流れを直感的に把握しづらくなるという問題点があった。
そこで本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、映像の無表示区間を発生することなく、映像ストリームの再生表示を行う端末を切り替えることができる表示切替方法及びこれを用いた映像表示端末装置を提供することを目的とする。
映像表示端末装置は、
ネットワーク上のコンテンツ供給装置から送信される映像ストリームを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信された映像ストリームを再生する再生手段と、
前記再生手段で再生された映像を表示する表示手段と、
前記再生手段で再生中の前記映像ストリームの再生表示を他の映像表示端末へ切り替える表示端末切り替え要求を受け付ける第1の受付手段と、
前記表示端末切り替え要求を受けて、前記再生手段での前記映像ストリームの再生を一時停止し、一時停止時に前記表示手段に表示されていた映像を静止画像として前記表示手段で表示する一時停止手段と、
前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点の前記映像ストリームの再生位置、または前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点よりも過去の前記映像ストリームの再生位置を再生開始位置として決定する再生開始位置決定手段と、
前記他の映像表示端末に前記再生開始位置を通知する通知手段と、
前記他の映像表示端末が前記映像ストリームを再生表示することにより前記再生開始位置の映像が表示されたことを示す通知を受け付ける第2の受付手段と、
前記第2の受付手段で前記通知が受け付けられたとき、前記表示手段で表示されている前記静止画像を消去する再生停止手段と、
を含む。
映像の無表示区間を発生することなく、映像ストリームの再生表示を行う端末を切り替えることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る映像システム全体の構成例を示したものである。図1において、映像コンテンツ供給装置1は、MPEG等の映像コンテンツをストレージ上に蓄積し、ネットワーク4を介してクライアント端末に配信を行うサーバ機能を有している。無線アクセス装置6は、ハブ装置やスイッチ装置、ルータ装置を介してネットワーク4に接続している。なお、図1では、無線アクセス装置6がハブ装置5を介してネットワーク4に接続している場合を示している。
第1の映像表示端末2は、ここでは携帯型の映像表示端末(携帯型映像表示端末)である。携帯型映像表示端末2は、無線LAN等の通信手段を用いて、無線アクセス装置6との間でデータのやり取りを行い、無線アクセス装置6から映像コンテンツを受信しながら再生表示(ストリーミング再生)する。
第2の映像表示端末3は、ここでは、大画面の映像表示可能な大画面映像表示端末である。大画面映像表示端末3は、有線もしくは無線通信手段を用いてネットワーク4に接続しており、携帯型映像表示端末2からの指示に基づいて、映像コンテンツ供給装置1からのデータを受信し、再生処理を実施する。尚、大画面映像表示端末3と携帯映像表示端末2は、ユーザの視界の範囲内に存在することを想定しているが、それ以外の場合でも同様に実施することが可能である。
図2は、携帯型映像表示端末2の構成例を示したものである。入力デバイス201は、デジタイザへのペン操作などポインティングデバイスからの入力を受け付ける。入力デバイス201で受け付けられた入力は、入出力インターフェースユニット203で解析される。
ディスプレイ202は、LCDパネルなどの画像表示装置であり、入出力インターフェースユニット203から受け取ったGUI画面や映像情報を表示する。
機器管理ユニット204は、ネットワーク上の映像コンテンツ供給装置1や他の映像表示端末の機器探索を行った後、これらの機器固有の情報(映像コンテンツ供給装置の固有の情報を映像供給装置情報と呼び、映像表示端末の固有の情報を映像表示端末情報と呼ぶ)を取得し、映像供給装置情報、映像表示端末情報を、映像供給装置情報記憶ユニット220、映像表示端末情報記憶ユニット221にそれぞれ記憶する。
機器管理ユニット204は、検知した機器に対して、機器固有の動作を行わせるためのアクション要求を無線通信処理ユニット205を介して送信したり、該機器からの応答や他の機器からのアクション要求を無線通信処理ユニット205を介して受け付けたり、などのネットワーク上の機器との間のプロトコル処理を行う。
機器探索要求は、ネットワーク上の複数の機器を宛先としたブロードキャスト、もしくはマルチキャストによる送信を行い、アクション要求は単一の機器を宛先としたユニキャストにて送信される。機器探索の応答、アクション応答、イベント通知は、全てユニキャストによる受信を行うものである。
無線通信処理ユニット205は、IEEE802.11等による無線通信を行い、無線アクセス装置との間でアソシエーション処理を行った上で、当該アクセス装置6を介してネットワーク上の機器とデータのやり取りを行う。
再生管理ユニット206は、ユーザからの再生指示を、入出力インターフェースユニット203を介して受け付けた後、機器管理ユニット204から映像コンテンツに関する情報を取得し、コンテンツを保持する映像コンテンツ供給装置1に対して、映像ストリームの送信開始要求を通知する。これは、例えばTCP(Transmission Control Protocol)をベースとしたHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による伝送を前提としている場合は、HTTPリクエストパケットの送信が該当するが、それ以外の伝送手段を用いることも無論可能である。
映像受信処理ユニット207は、無線通信処理ユニット205経由で映像ストリームを受信すると、受信した映像ストリームの履歴(例えば、受信した映像データの位置情報など)を映像履歴記憶ユニット208に記憶する。映像ストリームの履歴としては、例えば、受信した映像データの位置情報などであり、この位置情報は、コンテンツの先頭からの相対バイト位置や時間情報などである。その後、実際の映像ストリームは映像再生ユニット209へと渡す。無線通信処理ユニット205経由で受信される映像ストリームが、MPEG等の圧縮符号化データの映像ストリームである場合、映像受信処理ユニット207は、受信された映像ストリームを解析し、MPEG等の圧縮符号化データにおける各Iフレーム(基準フレーム)の開始位置(例えば、コンテンツの先頭からの相対バイト位置、および時間情報)を検知して、これを映像履歴として、映像履歴記憶ユニット208に記憶する。その後、実際の映像ストリームは映像再生ユニット209へと渡す。
映像再生ユニット209は、圧縮された映像ストリームの復号と再生表示処理を行う。表示画像は、入出力インターフェースユニット203を介して、ディスプレイ202で順次表示される。
再生管理ユニット206は、映像再生ユニット209に対し再生開始、一時停止、停止等の指示を与えて、映像の再生動作を制御し、動作状態(再生状態、一時停止状態、停止状態、早送り状態など)を動作状態記憶ユニット210に記憶する。
ユーザ操作により、入出力インターフェースユニット203を介して、映像ストリームの再生表示を行う端末の切り替え要求(表示端末切り替え要求)が再生管理ユニット206に通知された場合、再生管理ユニット206は、表示端末切り替え処理を開始する。
すなわち、表示端末切り替え処理では、主に、(a)映像再生ユニット209に対し映像再生動作の一時停止を指示する。この指示を受けて、映像再生ユニット209は、映像再生動作を一時停止し、一時停止時の表示画像を静止画像としてディスプレイ202に表示する。(b)再生位置判定ユニット211に、切り替え先の映像表示端末へ通知するための再生開始位置を問い合わせる。再生位置判定ユニット211は、映像履歴記憶ユニット208に記憶されている映像履歴を参照して、上記再生開始位置を求めて、再生管理ユニット206へ返す。(c)再生管理ユニット206は、機器管理ユニット204を通じて、切り替え先の映像表示端末への制御を行う。すなわち、機器管理ユニット204は、切り替え先の映像表示端末へ、再生表示するコンテンツを示すリソース識別子の通知(例えばリソース識別子の設定要求)、再生開始位置の通知(例えばシーク要求)、再生要求などを送信する。(d)その後、当該切り替え先から、当該切り替え先の映像表示端末が当該コンテンツを再生表示することにより、当該再生開始位置の映像が表示されたことを示すイベント通知を機器管理ユニット204が受信する。当該イベント通知は、再生管理ユニット206に出力される。(e)再生管理ユニット206は、当該イベント通知を受けて、停止状態へ移行し、ディスプレイ202に表示されている静止画像を消去する。
タイマーユニット212は、再生管理ユニット206から指示された一定の時間(例えば、後述する時間α)を計測し、当該時間の満了を再生管理ユニット206に通知する。
図3は、大画面映像表示端末3の構成例を示したものである。
機器管理ユニット304は、通信処理ユニット305を介して受信した、ネットワーク4に接続された機器からの機器探索要求、アクション要求を受け付けて、機器管理応答、アクション応答を返信する。アクション要求として、再生に関する指示を受け取った場合は、再生管理ユニット306への再生制御を行う。
再生管理ユニット306は、映像再生ユニット309に対して再生の開始を指示すると共に、再生すべきコンテンツを保有する映像コンテンツ供給装置1に対して、ストリーミングによるコンテンツデータ送信開始要求を送信する。上述のように、この要求はHTTPによる伝送の場合はHTTPリクエストパケットの送信であるが、HTTP以外の伝送を用いる場合は、該伝送方式に順ずる開始要求パケットを送信する。その後、映像受信処理ユニット307が映像ストリームを受信し、映像再生表示を開始すると、再生管理ユニット306は自身の動作状態を「再生状態」として動作状態記憶ユニット310に記憶する。尚、動作状態記憶ユニット310に記憶される動作状態は、この他に、一時停止状態、停止状態、早送り状態等がある。
再生管理ユニット306は、動作状態に変更が発生した場合に、その旨を携帯型映像表示端末2に対してイベント通知として送信する。
通信処理ユニット305は、例えばIEEE802.11による無線通信の他、IEEE802.3等による有線通信を用いても良い。
図3における大画面映像表示端末3は、リモコン等の制御情報を入力デバイス301から受信し、携帯映像表示端末2からの指示を受けずに再生処理を開始することも出来る。
図4は、映像コンテンツ供給装置1の構成例を示したものである。映像コンテンツ記憶ユニット101は、通常HDD(Hard Disk Drive)等の大容量記憶媒体などにより構成され、映像コンテンツをMPEG等の符号化されたデータとして記憶する。映像コンテンツのリソース識別子、タイトル、総時間、総バイト数等の情報は、コンテンツ情報管理ユニット102に記憶されて、管理される。リソース識別子は、HTTPによる伝送を行う場合は、通常URI(Uniform Resource Identifier)情報を用いるが、それ以外の識別情報を用いることも無論可能である。
機器管理ユニット103が、通信処理ユニット105を介して、携帯型映像表示端末2などの映像表示端末からの機器探索要求を受信した際、映像コンテンツ記憶ユニット101が当該映像表示端末の希望するサービスを提供可能な場合には、機器管理ユニット103は機器探索応答を返信する。また、映像送信開始要求(例えばHTTPリクエスト)を受信した場合は、映像送信処理ユニット104に対し制御を行い、映像ストリームの送信を開始させる。すなわち、映像送信処理ユニット104は、指定されたリソース識別子に対応するコンテンツを映像コンテンツ記憶ユニット101から検索し、指定された開始位置から映像コンテンツをストリーミング送信する。
図5は、携帯型映像表示端末2や大画面映像表示端末3などの映像表示端末における動作状態の遷移例を示している。ここでは、例えば大画面映像表示端末3を例にとり説明する。
機器管理ユニット304は、アクション要求パケットを受信すると、その内容に応じた動作を行う。初期起動時は、メディア情報が何も設定されていない状態(S1)である。このとき、携帯型映像表示端末2から、映像コンテンツのリソース識別子を、アクション要求パケットを用いて受け取ると、停止状態(S2)に遷移する。その後、再生を開始するためのアクション要求パケットを受信すると、指定されたリソース識別子の情報を基に、映像コンテンツ供給装置1にアクセスを行い、ストリーミング再生を開始する。一般に圧縮された映像コンテンツの再生時は、アンダーフローを防ぐ目的で一定時間バッファリングを行う。そのため、停止状態から再生状態には直接遷移せず、準備段階であることを意味する遷移状態(S3)に移行する。その後、映像情報の再生表示が開始した時点で、再生状態(S4)へと移行する。これらの動作状態は、動作状態記憶ユニット310にて記憶、管理される。
また、所定の位置から再生を開始するシークを行う際も、停止状態(S2)から遷移状態(S3)を経た上で、停止状態(S2)もしくは(既に再生中の場合には)再生状態(S4)へと遷移する。
表示端末切り替え処理では、リソース識別子の設定要求、シーク要求、再生要求の順に、携帯型映像表示端末2から大画面映像表示端末3に対して指示を行う。
図6は、大画面映像表示端末3や携帯型映像表示端末2などの映像表示端末、映像コンテンツ供給装置1間でやり取りする制御パケットの一例を示している。
図6(a)のアクション要求パケットは、例えば、携帯型映像表示端末2から大画面映像表示端末3へ、リソース識別子の設定要求、シーク要求、再生要求などの処理(アクション)を要求する際に用いられる。このとき、「制御情報」フィールドにはアクションの種類が記述され、「パラメータ」フィールドには、当該アクションに用いるパラメータが記述される。
例えば、携帯型映像表示端末2から大画面映像表示端末3へ、リソース識別子設定要求を行う場合には、アクション要求パケット中の「制御情報」フィールドには「リソース識別子設定要求」が書き込まれ、「パラメータ」フィールドにはリソース識別子(リソース識別子の文字・数字列)が書き込まれる。また、携帯型映像表示端末2から大画面映像表示端末3へ、シーク要求を行う場合には、アクション要求パケット中の「制御情報」フィールドには「シーク要求」が書き込まれ、「パラメータ」フィールドには、再生位置判定ユニット211で求めた再生開始位置(例えば、コンテンツの先頭から何バイト目かを示すバイト位置あるいはコンテンツの先頭からの再生時刻(時間))が書き込まれる。再生要求を行う場合には、アクション要求パケット中の「制御情報」フィールドには「再生要求」が書き込まれ、「パラメータ」フィールドには、再生スピードが書き込まれる。
アクション要求パケットの制御情報は、再生要求や停止要求、シーク要求などに加え、現在の再生位置や動作状態等の情報取得を要求するための制御命令を含む。
図6(b)のアクション応答パケットは、例えば、大画面映像表示端末3から携帯型映像表示端末2へ、アクション要求パケットで要求されたアクションを実行した結果を通知するために用いる。制御情報は、上記アクション要求パケットで要求されたアクションの種類であり、「パラメータ」フィールドには、当該要求されたアクションの実行結果が記述される。例えば、映像コンテンツの再生位置を取得するための命令に対する応答には、再生位置を示すバイト位置や時間位置の情報が含まれる。
図6(c)のイベント通知パケットは、映像表示端末の動作状態に変更が生じたことを通知するもので、イベント通知パケットのパラメータは、映像表示端末の変更後の新たな動作状態を示す。例えば、大画面映像表示端末3が停止状態から(遷移状態を経て)再生状態に移行したときや、再生状態から一時停止状態に移行したときなどに、大画面映像表示端末3から携帯型映像表示端末2へ、変更後の新たな動作状態を通知する際に、イベント通知パケットが用いられる。イベント通知パケットは、映像表示端末での動作状態に変更が生じた際に通知されるため、再生表示が開始した場合ならば、再生状態であることを示すための情報がパラメータとして記載される。
通信ヘッダーは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)ヘッダーや、MAC(Medium Access Control)ヘッダーなど、通信に必要な制御情報を含む。識別子は、アクション要求パケットやアクション応答パケット、イベント通知パケットであることを判別するための識別情報である。
次に、図7を参照して、図1の映像コンテンツ供給装置1、携帯型映像表示端末2、大画面映像表示端末3の処理動作について説明する。
携帯型映像表示端末2は、ユーザにより指定されたリソース識別子の情報を基に、映像コンテンツ供給装置1にアクセスを行い、ストリーミング再生を開始する(ステップS101)。圧縮された映像データをストリーミング再生する場合には、アンダーフローを防ぐためのバッファリングを一定時間行う必要があるためである。従って、映像の再生処理を開始してから、実際に表示が行われる再生状態に移行するまでには一定の時間βを要する(ステップS102)。
携帯型映像表示端末2が再生状態のとき、すなわち、映像データのストリーミング再生を行っているとき、ユーザ入力デバイス201を用いて行われた操作により、入力インターフェースユニット203を介して再生管理ユニット206で、表示端末切り替え要求が受け付けられると、再生管理ユニット206は表示端末切り替え処理を起動する(ステップS103)。
すなわち、ステップS104では、再生管理ユニット206は、映像再生ユニット209に対し映像再生動作の一時停止を指示する。この指示を受けて、映像再生ユニット209は、映像再生動作を一時停止し(一時停止状態へ移行し)、その時点のディスプレイ202の表示映像を静止画像としてディスプレイ202に表示する。さらに、再生管理ユニット206は、再生位置判定ユニット211に、切り替え先の映像表示端末へ通知するための再生開始位置を問い合わせる。再生位置判定ユニット211は、映像履歴記憶ユニット208に記憶されている映像履歴を参照して、例えば、表示端末切り替え処理が起動した時点の再生位置、また、表示端末切り替え処理が起動した時点よりも過去の映像ストリームの中で、表示端末切り替え処理が起動した時点に最も近傍にあるIフレームの開始位置を上記再生開始位置として求めて、再生管理ユニット206へ返す。
また、再生管理ユニット206は、切り替え先の大画面映像表示端末3に対し、アクション要求パケット(リソース識別子設定要求パケット)を用いて、映像データのリソース識別子を通知する。次に、アクション要求パケット(シーク要求パケット)を用いて、再生位置判定ユニット211で求めた再生開始位置(例えば、コンテンツの先頭から何バイト目かを示すバイト位置あるいはコンテンツの先頭からの再生時刻(時間))を通知する。そして、再生要求のアクションパケットを送信する。
携帯型映像表示端末2は、上記静止画像をディスプレイ202に表示したまま、一時停止状態を継続する。
なお、映像コンテンツ供給装置1が、同一の映像コンテンツを2つの映像表示端末に同時にストリーミング送信可能な場合には、携帯型映像表示端末2は一時停止を行わずに、ストリーミング再生を継続することも可能だが、この場合にはネットワーク上の通信帯域を余分に消費してしまう問題がある。
さて、大画面映像表示端末3は、携帯型映像表示端末2から、上記リソース識別子設定要求、シーク要求及び再生要求を受け付けると、映像コンテンツ供給装置1にアクセスし、シーク要求にて通知された再生開始位置からの映像データの送信を要求する。これを受けて、映像コンテンツ供給装置1から、大画面映像表示端末3へ、上記再生開始位置からの映像データの送信が開始される(ステップS105)。
この場合も、大画面映像表示端末3で一定時間バッファリングを行うなどの必要があるため、映像コンテンツ供給装置1から映像データの送信が開始されてから、実際に再生状態に移行するまで、一定の待ち時間βが発生する。このとき、切り換え元の携帯型映像表示端末2において画像の表示を終了していると、ほぼ時間βの間、ユーザの視界から映像表示を行う端末が存在しなくなる無表示区間が発生してしまう。
本実施形態では、切り替え先の大画面映像表示端末3は、映像コンテンツ供給装置1からの映像データの送信が開始された後、該映像データを再生することにより、実際に上記再生開始位置からの映像の表示を開始したとき、すなわち、自身の動作状態が「再生状態」に移行したとき(ステップS106)、これを契機に、再生状態へ移行したことを通知するためのイベント通知パケット(再生状態移行通知)を切り換え元の携帯型映像表示端末2へ送信する(ステップS107)。
この再生状態移行通知は、切り替え先の大画面映像表示端末3が、映像コンテンツ供給装置1から送信された映像ストリームを再生することにより、上記再生開始位置の映像を表示したことを、切り替え元の携帯型映像表示端末2へ通知するためのものである。
この通知を受けて、携帯型映像表示端末2の機器管理ユニット204は、再生管理ユニット206を停止状態に移行させて、それまでディスプレイ202に表示されていた静止画像を消去し(ステップS108)、映像再生処理を終了する(ステップS109)。
このように、携帯型映像表示端末2は、大画面映像表示端末3で映像表示を開始された後に、それまで表示していた上記静止画像を消去するため、無表示区間の発生を防ぐことが可能となる。
映像の無表示区間が発生する従来技術において、表示端末切り替え処理を起動してから数秒後に、切り替え先の端末にて再生表示が開始するという状況は、ユーザにとって、同一タイトルのコンテンツを視聴していることはすぐ理解できても、映像の続き部分から表示端末のみ切り替えて再生を継続するという事実が理解しづらくなる。上記実施形態によれば、このような問題を解決し、映像の表示端末の切り替えをより直感的に把握させることが可能となる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、図7のステップS104で再生位置判定ユニット211が求める再生開始位置をより詳細に説明する。
図7のステップS104において、再生管理ユニット206は、映像再生ユニット209に対し映像再生動作の一時停止を指示する。この指示を受けて、映像再生ユニット209は、映像再生動作を一時停止し(一時停止状態へ移行し)、その時点のディスプレイ202の表示映像を静止画像としてディスプレイ202に表示する。さらに、再生管理ユニット206は、再生位置判定ユニット211に、切り替え先の映像表示端末へ通知するための再生開始位置を問い合わせる。
これを受けて、再生判定ユニット211は、映像履歴記憶ユニット208に記憶されている映像履歴を参照して、表示端末切り替え処理が起動した時点の再生位置に最も近い過去のIフレームの開始位置、または、表示端末切り替え処理が起動した時点の再生位置から時間α過去に遡った位置、または、表示端末切り替え処理が起動した時点の再生位置から時間α過去に遡った位置に最も近傍にあるIフレームの開始位置を再生開始位置として求める。過去に表示した映像を再度再生することで、ユーザに切り替え前後のシーンを印象づけることが出来る。なお、切り替え先の大画面映像表示端末3に対して、バイト単位の指定のみ有効である場合は、時間αをバイト数α´に換算して、表示端末切り替え処理が起動した時点の再生位置から、バイト数α´過去に遡った位置を再生開始位置として求める。
ところで、図8(a)に示すように、表示端末切り替え処理を起動した時点での再生位置は、必ずしもI(Intra-coded)フレームの開始位置ではなく、実際はP(Predicted)フレームやB(Bi-directional Predicted)フレームの途中である場合が多い。この場合、映像表示端末は再生状態に移行した後でも、映像再生ユニット内で復号処理を進める際に、PフレームやBフレームの処理をスキップして、Iフレーム情報の到達を待つことが一般的である。すなわち、切り替え元の映像表示端末に対して、再生状態移行通知を送信した場面においても、一定の無表示区間が発生する問題が存在する。またはPフレームやBフレームを、Iフレームの到達以前に処理した場合でも、映像の内容が崩れた状態で表示が開始されるという問題もある。
そこで、切り替え元の携帯型映像表示端末2では、図11に示すような処理動作を行う。すなわち、このような表示切替時の無表示区間や、表示の乱れを解消するために、切り替え元の携帯型映像表示端末2の映像受信処理ユニット207が、映像コンテンツ供給装置1から送信される映像ストリームを受信すると(ステップS201)、受信された映像ストリームを解析し、MPEG等の圧縮符号化データにおける各Iフレーム(基準フレーム)の開始位置を(例えば、コンテンツの先頭からの相対バイト位置、時間位置)を検知して、これを映像履歴として、映像履歴記憶ユニット208に順次記憶する(ステップS202)。なお、Iフレームの他、PフレームやBフレームの開始位置も映像履歴記憶ユニット208に記憶するようにしてもよい。
表示端末切り替え処理が起動した場合は(ステップS203)、ステップS204へ進み、再生位置判定ユニット211は、映像履歴記憶ユニット208に記憶されている映像履歴を基に、当該起動時(すなわち、映像ストリームの再生表示を行う端末の切り替え要求が再生管理ユニット206で受付けられた時点)の再生位置以前のIフレームの開始位置、例えば、図8(b)に示すように、当該起動時の再生位置に最も近い、過去のIフレームの開始位置を、再生開始位置として求める。または、図8(b)に示すように、表示端末切り替え処理が起動した時点の再生位置から時間α過去に遡った位置、または、表示端末切り替え処理が起動した時点の再生位置から時間α過去に遡った位置に最も近傍にあるIフレームの開始位置を再生開始位置として求める。
そして、ステップS205へ進み、上記のようにして求めた再生開始位置を含むシーク要求パケットを切り替え先の大画面映像表示端末3へ送信する。
再生位置判定ユニット211で、表示端末切り替え処理が起動した時点の再生位置から時間α過去に遡った位置に最も近傍にあるIフレームの開始位置を再生開始位置として求めて、この再生開始位置を大画面映像表示端末3へ通知した場合、大画面映像表示端末3では、図9に示すように、ステップS106では、表示端末切り替え処理が起動した時点よりもα時間前の映像から崩れのない状態で再生を開始することができる。このα時間前の映像の表示を開始した時点で、再生状態移行通知を携帯型映像表示端末2へ送信する(図9のステップS107)。
この通知を受けて、携帯型映像表示端末2の機器管理ユニット204は、当該イベント通知を再生管理ユニット206へ通知して、再生管理ユニット206を停止状態に移行させ、それまでディスプレイ202に表示されていた静止画像を消去し(ステップS108)、映像再生処理を終了する(ステップS109)。
このように、切り替え元の携帯型映像表示端末にて、映像ストリームのIフレームの開始位置情報を記憶し、表示端末切り替え処理時に当該情報を利用することで、無表示区間の発生を防ぎ、かつ崩れの無い状態で再生表示を継続することが可能となる。
上述のように、切り替え先の映像表示端末にて、Iフレームの開始位置まで映像ストリームのスキップを行う場合には、一定の無表示区間が発生する問題がある。また、映像コンテンツ供給装置が、Iフレームの開始位置を独自の判断で選定して送信する場合には、切り替え先の映像表示端末にて意図しない位置からの再生が行われてしまう問題(例えば、切り替え元の端末にて未再生のIフレームを選定した場合、映像が飛んだ状態になる)もある。
従って、上述したような、切り替え元の映像表示端末が、Iフレームの開始位置を記憶し、切り替え先の映像表示端末に通知する手段が最良の解決策となる。
図10は、第2の実施形態に係る、図1の映像コンテンツ供給装置1、携帯型映像表示端末2、大画面映像表示端末3の処理動作を説明するための他のシーケンスズである。なお、図10では、図7、図9と同一部分には同一符号を付し、主に異なる部分について説明する。
すなわち、図7、9のステップS108が図10では、ステップS108´に置き換わっている。
図10のステップS104では、再生位置判定ユニット211は、表示端末切り替え処理が起動した時点の再生位置から時間α過去に遡った位置、または、表示端末切り替え処理が起動した時点の再生位置から時間α過去に遡った位置に最も近傍にあるIフレームの開始位置を再生開始位置として求める。ここでは、例えば、再生位置判定ユニット211は、表示端末切り替え処理が起動した時点の再生位置から時間α過去に遡った位置に最も近傍にあるIフレームの開始位置を再生開始位置として求める場合を例にとり説明する。
図10のステップS106では、大画面映像表示端末3は、表示端末切り替え処理が起動した時点よりもα時間前の映像から崩れのない状態で再生を開始する。このα時間前の映像の表示を開始した時点で、再生状態移行通知を携帯型映像表示端末2へ送信する(ステップS107)。この通知を受けて、図10のステップS108´では、上述したように、携帯型映像表示端末2でも、大画面映像表示端末3で、表示端末切り替え処理が起動した時点よりもα時間前の映像を表示したことが確認できる。
図10のステップS108´では、機器管理ユニット204は、上記再生状態移行通知を受け取ると、そのイベント通知を再生管理ユニット206へ通知する。再生管理ユニット206は、この通知を受けて、タイマーユニット212を起動し、当該通知を受けてからの経過時間(タイマー値)の計測を開始する。そして、タイマーユニット212のタイマー値が時間αとなったときに、停止状態に移行して、それまでディスプレイ202に表示されていた静止画像を消去する。そして、映像再生処理を終了する(ステップS109)。
このように、切り替え元の携帯型映像表示端末2は、切り替え先の大画面映像表示端末3から再生状態移行通知を受け取った後、時間α分だけ経過した時点、すなわち、切り替え先の大画面映像表示端末3が切り換え元の携帯型映像表示端末2の表示内容に追いついた時点で、切り替え元の表示内容を消去することで、より直感的に映像を表示再生する端末が切り替わる状態を把握させることが可能となる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、図12に示すように、切り替え先の映像表示端末が複数台(図12では、大画面映像表示端末A(第2の映像表示端末3A)、大画面映像表示端末B(第3の映像表示端末3B))存在する場合について説明する。切り替え先の映像表示端末が複数台存在する場合にも、第1及び第2の実施形態と同様、切り替え元の形態型映像表示端末2では、再生状態移行通知を受信することにより、直感的に切り替え先を選択することが可能となる。
例えば、携帯型映像表示端末2の映像表示端末情報記憶ユニット221に、複数台の映像表示端末の情報が記憶され、機器管理ユニット204にて複数台の映像表示端末の情報が管理されている場合、該複数の映像表示端末中の1台の端末(例えば、大画面映像表示端末A)に対して、表示端末の切り替え処理を実施し、切り替え先の当該大画面映像表示端末Aからの再生状態移行通知を受信したとする。図13は、この時点からの携帯型映像表示端末2の処理動作を示したフローチャートであり、図14は、この時点からの携帯型映像表示端末2と大画面映像表示端末A、大画面映像表示端末Bの処理動作を説明するシーケンス図である。以下、図13及び図14を参照して説明する。なお、この時点は、携帯型映像表示端末2は、第1及び第2の実施形態で説明したように、一時停止状態に移行し、ディスプレイ202には静止画像が表示されている。
図13のステップS301(図14のステップS401)に示すように、携帯型映像表示端末2の機器管理ユニット204が、大画面映像表示端末Aからの再生状態移行通知を受信したとき(大画面映像表示端末Aが再生状態に遷移した時点)、図13のステップS302へ進み、携帯型映像表示端末2の映像表示端末情報記憶ユニット221にて1台のみの映像表示端末の情報が記憶されている場合には、図13のステップS303へ進み、第1及び第2の実施形態と同様、図7,9,10のステップS108,ステップS109に示した処理動作を行う。
一方、図13のステップS302において、携帯型映像表示端末2の映像表示端末情報記憶ユニット221にて複数台の映像表示端末の情報が記憶されている場合には、図13のステップS304へ進む。
ステップS304(図14のステップS404)では、機器管理ユニット204は、大画面映像表示端末Aに対し、再生の一時停止を要求するためのアクション要求パケットを送信する。これを受けて、大画面映像表示端末Aは一時停止状態へ移行し、そのときの映像を静止画像として表示する。
切り替え元の携帯型映像表示端末2のユーザは、現在一時停止状態にある大画面映像表示端末Aが、所望の切り替え先端末ではないとき、その旨を示す指示操作を携帯型映像表示端末2に行うと(図13のステップS305)、ステップS306(図14のステップS406)へ進み、機器管理ユニット204は、大画面映像表示端末Aに対し、再生の停止を要求するためのアクション要求パケットを送信する。これを受けて、大画面映像表示端末Aは一時停止状態から停止状態へ移行し、静止画像を消去する。
さらに、ステップS307(図14のステップS407)へ進み、切り替え元の携帯型映像表示端末2の機器管理ユニット204は、さらに、機器管理ユニット204に記憶されている複数の映像表示端末のうちの他の1つ選択して、当該映像表示端末(ここでは、大画面映像表示端末B)に対し、表示端末の切り替え処理を実施する。
その後、図13のステップS301に戻り、大画面映像表示端末Bからの再生状態移行通知を受信すると(図14のステップS401´)、ステップS302を経て、ステップS304進む。このステップS302(図14のステップS404´)で、機器管理ユニット204は、大画面映像表示端末Bに対し、再生の一時停止を要求するためのアクション要求パケットを送信する。これを受けて、大画面映像表示端末Bは一時停止状態へ移行し、そのときの映像を静止画像として表示する。
次に、ステップS305ヘ進む。切り替え元の携帯型映像表示端末2のユーザは、現在一時停止状態にある大画面映像表示端末Bが、所望の切り替え先端末なので、その旨を示す指示操作を携帯型映像表示端末2に行うと(図13のステップS305)、ステップS408(図14のステップS408)へ進み、機器管理ユニット204は、大画面映像表示端末Bに対し、再生を要求するためのアクション要求パケットを送信する。これを受けて大画面映像表示端末Bは、図7,図9,図10のステップS106に示したように、切り替え元から通知された再生開始位置の映像の再生表示を開始する。すなわち、再生状態へ移行し、再生状態移行通知を送信する(図14のステップS409)。
切り替え元の携帯型映像表示端末2は、この再生状態移行通知を受信すると(図13のステップS309)、第1及び第2の実施形態と同様、図7,9,10のステップS108、ステップS109に示した処理動作を行う。すなわち、携帯型映像表示端末2は、停止状態へ移行し、それまで表示されていた静止画像を消去する。
このように、第3の実施形態によれば、映像表示端末情報記憶ユニット221と機器管理ユニット204にて複数台の映像表示端末の情報を管理することで、映像の無表示区間を作ることなく、ユーザに対して視覚的に切り替え先の端末を選択させることが可能となる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、図15に示すように、大画面映像表示端末3と映像コンテンツ供給装置1が、HDMI(High Definition Multimedia Interface)のような超高速通信が可能な1対1のインターフェースにて接続されている場合について説明する。この場合、映像コンテンツ供給装置1から大画面映像表示端末3に対しては、非圧縮状態で映像ストリームが送信されることが一般的である。更に映像の送信制御は、映像コンテンツ供給装置1が主体となって実施する。
従って、表示端末切り替え処理を実施する際には、携帯型映像表示端末2は、第1及び第2の実施形態と同様、一時停止状態へ移行して静止画像を表示するとともに、再生開始位置を求める。そして、携帯型映像表示端末2は映像コンテンツ供給装置1に対して、映像コンテンツのストリーミング送信を開始させる要求を行うとともに、上記再生開始位置を通知する。
映像コンテンツ供給装置1は、この要求を受けて、送信に関わる初期化制御(映像コンテンツが圧縮されている場合は、復号に関する初期化処理等)が完了した後、ストリーミング送信を開始するという状態変化の通知を、切り替え元の携帯型映像表示端末2にイベント通知する。
超高速で伝送された非圧縮映像ストリームの再生に関する遅延時間は極めて小さいため、切り替え先の大画面映像表示端末3は映像ストリーミングの受信とほぼ同時に再生表示を行うことが出来る。従って、映像コンテンツ供給装置1における送信初期化制御に要する時間が、第4の実施形態における無表示区間発生主な要因となる。
第4の実施形態によれば、切り替え元の携帯型映像表示端末2は、映像供給コンテンツ装置1からのストリーミング送信開始に関するイベント通知を受信した時点で、第1及び第2の実施形態と同様、停止状態へ移行して、それまで表示していた静止画像を消去する。
このように、第4の実施形態によれば、携帯型映像表示端末2が、映像供給コンテンツ装置1からのストリーミング送信開始に関するイベント通知を受信した時点で、上記のように静止画像を消去しても、ユーザに対しては映像の無表示区間を意識させずに、表示端末の切り替え制御を実施することが可能である。
以上説明したように、上記第1乃至第4の実施形態によれば、携帯型映像表示端末2から大画面映像表示端末3へ映像ストリームの再生表示を行う要求(端末切り替え要求)を受け付けたときに、携帯型映像表示端末2は、映像ストリームの再生表示を一時停止して、そのときの静止画像を表示し、端末切り替え要求を受け付けた時点の映像ストリームの再生位置、または該端末切り替え要求を受け付けた時点よりも過去の映像ストリームの再生位置を再生開始位置として決定し、の再生開始位置を大画面映像表示端末3へ通知する。その後、携帯型映像表示端末2は、大画面映像表示端末3から、当該映像ストリームを再生することにより上記再生開始位置の映像が表示されたことを示す通知を受け付けたときに上記静止画像を消去する。
このような構成により、映像の無表示区間を発生することなく、映像ストリームの再生表示を行う端末を、携帯型映像表示端末2から大画面映像表示端末3へ切り替えることができる。
なお、本発明の実施の形態に記載した本発明の手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、半導体メモリなどの記録媒体に格納して頒布することもできる。例えば機器管理ユニット204及び304、再生管理ユニット206及び306、映像受信処理ユニット207及び307、映像再生ユニット209及び309、再生位置判定ユニット211、タイマーユニット212等は、これら各機能を実現するための処理ステップ(例えば、図7、9、10、11等)を含むプログラムをコンピュータに実行させることにより実現できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
第1の実施形態に係る映像システムの構成例を示す図。 携帯型映像表示端末(第1の映像表示端末)の構成例を示す図。 大画面映像表示端末(第2の映像表示端末)の構成例を示す図。 映像コンテンツ供給装置の構成例を示す図。 映像表示端末における動作状態の遷移例を示す図。 映像システム内で送受信される制御パケットの構成例を示す図。 映像コンテンツ供給装置、携帯型映像表示端末、及び大画面映像表示端末の処理動作を説明するためのシーケンス図。 映像コンテンツ供給装置から送られる映像ストリームの構成例を示す図。 第2の実施形態に係る、映像コンテンツ供給装置、携帯型映像表示端末、及び大画面映像表示端末の処理動作を説明するためのシーケンス図。 第2の実施形態に係る、映像コンテンツ供給装置、携帯型映像表示端末、及び大画面映像表示端末の他の処理動作を説明するためのシーケンス図。 第2の実施形態に係る、携帯型映像表示端末の処理動作を説明するためのフローチャート。 第3の実施形態に係る映像システムの構成例を示す図。 第3の実施形態に係る携帯型映像表示端末の処理動作を説明するためのフローチャート。 第3の実施形態に係る、映像コンテンツ供給装置、携帯型映像表示端末、及び大画面映像表示端末の処理動作を説明するためのシーケンス図。 第4の実施形態に係る映像システムの構成例を示す図。
符号の説明
1…映像コンテンツ供給装置
2…携帯型映像表示端末(第1の映像表示端末)
3…大画面映像表示端末(第2の映像表示端末)
204、304…機器管理ユニット
206,306…再生管理ユニット
207,307…映像受信処理ユニット
208…映像履歴記憶ユニット
209,309…映像再生ユニット
211…再生位置判定ユニット
212…タイマーユニット

Claims (8)

  1. ネットワーク上のコンテンツ供給装置から送信される映像ストリームを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信された映像ストリームを再生する再生手段と、
    前記再生手段で再生された映像を表示する表示手段と、
    を備える映像表示端末装置であって、
    前記再生手段で再生中の前記映像ストリームの再生表示を他の映像表示端末へ切り替える表示端末切り替え要求を受け付ける第1の受付手段と、
    前記表示端末切り替え要求を受けて、前記再生手段での前記映像ストリームの再生を一時停止することにより、一時停止時に前記表示手段に表示されていた映像を静止画像として前記表示手段で表示する一時停止手段と、
    前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点の前記映像ストリームの再生位置、または前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点よりも過去の前記映像ストリームの再生位置を再生開始位置として決定する再生開始位置決定手段と、
    前記他の映像表示端末に前記再生開始位置を通知する通知手段と、
    前記他の映像表示端末が前記映像ストリームを再生表示することにより前記再生開始位置の映像が表示されたことを示す通知を受け付ける第2の受付手段と、
    前記第2の受付手段で前記通知が受け付けられたとき、前記表示手段で表示されている前記静止画像を消去する再生停止手段と、
    を含む映像表示端末装置。
  2. 前記再生開始位置決定手段は、前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点よりも一定時間過去の前記映像ストリームの再生位置を前記再生開始位置として決定することを特徴とする請求項1記載の映像表示端末装置。
  3. 前記受信手段で受信された前記映像ストリーム中の各Iフレームの開始位置を記憶する記憶手段をさらに含み、
    前記再生開始位置決定手段は、前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点以前で該時点に最も近傍の前記Iフレームの開始位置を前記再生開始位置として決定することを特徴とする請求項1記載の映像表示端末装置。
  4. 前記受信手段で受信された前記映像ストリーム中の各Iフレームの開始位置を記憶する記憶手段をさらに含み、
    前記再生開始位置決定手段は、前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点よりも一定時間過去の時点に最も近傍の前記Iフレームの開始位置を前記再生開始位置として決定することを特徴とする請求項1記載の映像表示端末装置。
  5. 前記再生停止手段は、前記第2の受付手段で前記通知を受け付けた時点から、前記一定時間経過後に、前記表示手段で表示されている前記静止画像を消去することを特徴とする請求項2または4記載の映像表示端末装置。
  6. ネットワーク上のコンテンツ供給装置から送信される映像ストリームを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信された映像ストリームを再生する再生手段と、
    前記再生手段で再生された映像を表示する表示手段と、
    を備える映像表示端末装置における表示切り替え方法であって、
    前記再生手段で再生中の前記映像ストリームの再生表示を他の映像表示端末へ切り替える表示端末切り替え要求を受け付ける第1の受付ステップと、
    前記表示端末切り替え要求を受けて、前記再生手段での前記映像ストリームの再生を一時停止することにより、一時停止時に前記表示手段に表示されていた映像を静止画像として前記表示手段で表示する一時停止ステップと、
    前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点の前記映像ストリームの再生位置、または前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点よりも過去の前記映像ストリームの再生位置を再生開始位置として決定する再生開始位置決定ステップと、
    前記他の映像表示端末に前記再生開始位置を通知する通知ステップと、
    前記他の映像表示端末が前記映像ストリームを再生表示することにより前記再生開始位置の映像が表示されたことを示す通知を受け付ける第2の受付ステップと、
    前記第2の受付ステップで前記通知が受け付けられたとき、前記表示手段で表示されている前記静止画像を消去する再生停止ステップと、
    を含む表示切替方法。
  7. ネットワーク上のコンテンツ供給装置から送信される映像ストリームを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信された映像ストリームを再生する再生手段と、
    前記再生手段で再生された映像を表示する表示手段と、
    を備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記再生手段で再生中の前記映像ストリームの再生表示を他の映像表示端末へ切り替える表示端末切り替え要求を受け付ける第1の受付ステップ、
    前記表示端末切り替え要求を受けて、前記再生手段での前記映像ストリームの再生を一時停止することにより、一時停止時に前記表示手段に表示されていた映像を静止画像として前記表示手段で表示する一時停止ステップ、
    前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点の前記映像ストリームの再生位置、または前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点よりも過去の前記映像ストリームの再生位置を再生開始位置として決定する再生開始位置決定ステップ、
    前記他の映像表示端末に前記再生開始位置を通知する通知ステップ、
    前記他の映像表示端末が前記映像ストリームを再生表示することにより前記再生開始位置の映像が表示されたことを示す通知を受け付ける第2の受付ステップ、
    前記第2の受付ステップで前記通知が受け付けられたとき、前記表示手段で表示されている前記静止画像を消去する再生停止ステップ、
    を実行させるためのプログラム。
  8. コンテンツ供給装置と、
    前記コンテンツ供給装置から送信される映像ストリームを受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段で受信された映像ストリームを再生する第1の再生手段と、前記第1の再生手段で再生された映像を表示する第1の表示手段とを含む第1の映像表示端末装置と、
    前記コンテンツ供給装置から送信される映像ストリームを受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段で受信された映像ストリームを再生する第2の再生手段と、前記第2の再生手段で再生された映像を表示する第2の表示手段とを含む第2の映像表示端末装置と、
    を含む映像システムにおける表示切替方法であって、
    前記第1の映像表示端末装置が、前記第1の再生手段で再生中の前記映像ストリームの再生表示を前記第2の映像表示端末装置へ切り替える表示端末切り替え要求を受け付ける第1の受付ステップと、
    前記第1の映像表示端末装置が、前記表示端末切り替え要求を受けて、前記第1の再生手段での前記映像ストリームの再生を一時停止することにより、一時停止時に前記第1の表示手段に表示されていた映像を静止画像として前記第1の表示手段で表示する一時停止ステップと、
    前記第1の映像表示端末装置が、前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点の前記映像ストリームの再生位置、または前記表示端末切り替え要求を受け付けた時点よりも過去の前記映像ストリームの再生位置を再生開始位置として決定する再生開始位置決定ステップと、
    前記第1の映像表示端末装置が、前記第2の映像表示端末装置に前記再生開始位置を通知する通知ステップと、
    前記第2の映像表示端末装置が、前記第2の受信手段で受信された前記コンテンツ供給装置から送信される映像ストリームを、前記第2の再生手段で再生することにより、前記再生開始位置の映像を前記第2の表示手段に表示するステップと、
    前記第2の映像表示端末装置が、前記第2の再生手段に前記再生開始位置の映像が表示されたことを示す通知を前記第2の映像表示端末へ送信する送信ステップと、
    前記第1の映像表示端末装置が、前記送信ステップで送信された通知を受け付ける第2の受付ステップと、
    前記第2の受付ステップで前記通知が受け付けられたとき、前記第1の表示手段で表示されている前記静止画像を消去する再生停止ステップと、
    を含む表示切替方法。
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